「プレッシャー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: プレッシャーとは

2013-11-05

どこに行き着くのかはわからないが、ここから旅が始まることだけは分かる

少し鮮度が落ちる感じの話になるが、

先日レッドソックスワールドチャンピオンになる試合で登板した上原浩治ピッチングを見た。

仕事に行く前にちょうどいい時間に毎回MLBの中継がやっていたので、何回かみていて、世界一を決定する試合はそれこそハラハラしてみた。

そして、ご承知の通り最後バッター三振に打ち取り、見事上原浩治は優勝投手になるわけだが、その時彼は仲間にもみくちゃにされながら、目に一筋の光るものを浮かべていた。

シーズン中から、とてつもないプレッシャーと戦い、その結果勝ち取った野球人生で最高の瞬間なのだろう。

みている私も、いつもは何も思わないのだけれど、この時の彼の涙にはじーんとさせられた。

大きな仕事を成し遂げた男の、嬉し涙をみて素直にすごいなあとおもった訳だが、彼がメジャーに行ってからは完全に順風満帆はいかなかったろう。

日本にいれば、読売という絶対的なチームにいれたわけだが、何の保証もないメジャーに挑戦した。

怖かったことや不安になったこともたくさんあるのだろうが、

あのような場所に行き着くためには、初めの小さな一歩を踏み出さなければならないということだ。

彼が初めてボールを触った時、あのような場面は想像できなかっただろう。

しかしその瞬間、確実に何かが始まっていたのだと思う。

いま、何かに向かっている途中で苦しくても、何も心配することはない。

物事には、終わりと始まりがあるのだから

I can't tell where the journey will end,but I know where to start.

割と人生順風満帆だけど、リタイアしたい

30代前半男。

 

自分子供の頃はい大学に行って、いい会社就職して。という価値観がまだ十分に支配的だったと思う。

それに疑問を持たずに、学生時代はちゃんと勉強して、いい大学に入った。

 

就職は周りは氷河期だったけど、大学院いった留学とかしてるうちに雪解け期になって、

小さい時から憧れだった会社就職できた。

 

趣味がない自分なので、就職してからは馬車馬のように働いてたら、

上司の覚えがめでたく、気がついたら出世コースの筆頭を走っている。

去年から海外子会社社長になった。

 

出来すぎの人生だと思うけど、いい加減そろそろ頑張るのに疲れてきた。

 

子供の頃はい高校に入ったら、なんの努力もいらない人生になると思ってたのに今度は大学受験戦争だった。

大学入ったら、大学名前だけに頼ってなんの努力もいらない人生になると思ってたのに、

競争はどんどん激しくなる一方で、自分がどんどんと摩耗していくのがわかる。

 

アナクロニスムという批判を恐れずにいうと、男の行動原理なんて、

金、女、名誉のどれかなわけだけれども、自分場合名誉が一番で、

それに関しては実はもう満足してしまっている。

強烈な喜びや、めまいのするような達成感はもう人生には求めていない。

 

これ以上この位置にいても落ちていくだけな気もするので、

この辺で「いちぬーけたー」とレースからおりてしまいたい。

気負わずに、キャパシティ以上の努力が求められないところで安穏と生活したい。

先立つモノさえあればと思うが、億単位貯金があるわけでもないので、自由もきかない。

これから何十年も針のむしろのような立場にいるのだと思うと、

心が重くなって仕方ない。

 

こんなことは友人に話しても誰も真剣に聞いてくれないし、

体の良い自慢だと思われるのが関の山だ。

けどもう、本当にいっぱいいっぱいなんだ。プレッシャーとかそういうのもういやなんだ。

2013-10-28

社内旅行とか誰が得するの

来月に社内旅行がある。幹事は若手の自分

8月ごろから旅行会社と打ち合わせしたりプランを先輩にレビューしてもらったり、淡々と準備してきた。

レビューされるたびにダメ出しをくらい、旅行会社に連絡しプランの提案を頼む。その度にストレスたまる。なんでこんなことしてるんだろう、普通に仕事させてくれよと。

いざ出席取ると課の半分も来ねーの。何それ。誰も望んでないんじゃん。

別に会社から補助金が出るわけでもなく、各々の小遣いで行く。もちろん幹事である自分も。金払って仕事してる感じがすごく嫌だ。

やる気ないか幹事業務遅れてるし、プレッシャーかけてくるからまたやる気なくす。

この経験は何の役に立つのか、誰か本気で教えてくれ。

こんなこと書いてもどうせまた、ゆとり世代ガーとか言われるんだろうな。

2013-10-24

http://anond.hatelabo.jp/20131024141240

「ほら、この時間までここまでできてないと、マズいぞ、次はどうする?」

と横について一緒に時間管理をやったりするが、

それでも単純作業以外は時間以内に終わらない。

当たり前じゃね? 増田がやってることは徒にプレッシャーをかけてるだけ。

「その時間までそこまで」できるかどうかは時間管理能力の問題じゃなくてその業務の処理能力の問題だろ。

どんなに綿密な計画を立てたところでその計画を遂行するための実務能力がなければ意味がない。

2013-10-19

子供を産んで良かったことってあるの?

子育ては辛い、苦行だというような書き込みを最近よく見る気がする。

それでもみんな子供を産んで育てるのは、なんでだろう。

家族をつくることって、プレッシャーないの? 子供を産んで良かったと本当に思える?

「産まなきゃよかった」って思う瞬間はないのかな。

ネットを見てると子供を産むのが怖くなってくる。

2013-10-18

暇だから初体験」の思い出でも語るわ

あれは高校二年生の夏休みだった。

夏休み直前に俺から告白して付き合った人生で二人目の彼女高校に入ってからは初めての彼女だった。

当時俺は4月生まれだから17歳、彼女3月生まれだから16歳。

見た目も超童顔で幼く背もかなりチビだったが胸だけはクラス一の巨乳だった。

俺達は三回目のデートディズニーランドに行く事になった。

ちなみにディズニーランドに閉園までいると彼女の住んでいる地域田舎のため終電を逃すのでその日は俺の自宅に泊まる事になった

親父は仕事でいないが母親と弟は家にいるかちょっと恥ずかしかった。

最寄り駅に着きチャリ2ケツして俺の家へ行った。

家に着いた時刻は0時を超えていた(ディズニーランドを22時に出たため)

とりあえず疲れてるのでお互い布団でゴロゴロした。

彼女携帯ブログ更新するため1日の記事を書き込んでいたり俺の中学の頃の卒業アルバム浦安鉄筋家族というマンガを見てゲラゲラ笑ってた。

俺は携帯プロ野球試合結果を見たりして休んでた。

しばらくして彼女にを先に風呂へ入れその後俺が風呂を入った。

お互い真夏だし汗をかいていたのでサッパリした。そして疲労から睡魔も襲ってきた。

お菓子を食べながらしばらくは話してたが結局寝る事になった。人生で初めて女性と寝る事に俺は興奮していた

彼女「寝顔見られたくないから見ないでよー!」と言ってきた。

俺はわざと寝顔を見ようとし彼女は照れながら抵抗した。

結局しばらく寝ないでじゃれあってた。

しばらくして彼女が手を握ってきた。

童貞である俺はキスしていい?」さりげなく聞いた。 次の瞬間彼女は俺にキスをしてきた。

ちなみに初デートの時にキスをしてるからこれはファーストキスではない。でもやはりドキドキはした。

しばらくして俺は異変に気づいた。なんと彼女は舌をいれてきたのだ!

「舌入ってるよ(笑)俺は頭が真っ白になりこう言った。

彼女「やだ?」と聞いてきた。とんでもない!!!と思い今度は俺から再びキスをした。勿論自ら舌を入れた。俺は17歳にして人生初のディープキスをした。

お互い夢中で抱き合いながら舌を絡ませてた。

キスだけで30分以上してた。勿論だが所々で無言の休憩を挟みつつね。

抱き合ってたため彼女巨乳オッパイは俺に何度も当たる。

もうこの際言ってやった。「胸が当たってるよ(笑)つうか大きいし(笑)と。

彼女別にいいよ、てか触る?」と言ってきた。

俺は彼女の背後に周りブラジャーの上からオッパイを揉んだ。 この時はフルボッキでチンコが爆発しそうだった、そうシコらなくても射精しそうなくらい。

途中で勝手ブラジャーを取り生でオッパイを触った。乳首つまみまくった。

そしてついに彼女は喘ぎ声を出し始めたのだ!!!

俺は背後から前に移動してついに彼女オッパイを初めて生で見た。

乳首が薄ピンクではない事にやや萎えたが彼女の喘ぎ声に完全にやられて俺は半分壊れていた

もうどうにでもなれと吹っ切れて乳首を吸ったり噛んだりもした。彼女の喘ぎ声はさらに大きくなった。

俺はついに彼女ズボン(スウェット)を脱がしてしまった。

パンツの上から股間を触るとあり得ないくらいビショビショに濡れていて驚いた。

この時まであまり信じてはいなかったが女は興奮するとマンコが濡れるのだと改めて知った。

しばらくずっとディープキスをしながらオッパイを揉んだり乳首をつまんだりパンツの上からマンコを触ってた。

もういいだろうと思いパンツを脱がした。彼女も抵抗は全くなかった。

初めて同い年の女のマンコを見て驚いた。幼い顔をしてるがAVで見るのと変わらず普通にマン毛がボーボーに生えてるという事実に。

俺はついにマンコに指を入れる決意をして人差し指をいれてみた。

「温かい・・・・むしろ熱い」真っ先にこう思ったわ。グチャグチャしてて指にキュッと吸い付いてくる、そして温かい

これがマンコなのか・・・と感動した。

その後は指マンをしばらく続けた。

エロ知識を生かして傷つけないようにとなるべく優しく長時間やった。

マンコを舐めてみたくなり初のクンニもやってみたたが口にマン毛が入ったり、しょっぱかったり、

夏だけあって匂いがキツく(尿と汗が混じり発酵したような匂い)萎えのでほとんど指マンをメインに切り替えた。

俺も相当股間が熱くなった。

彼女に再び密着して熱くなった股間を彼女の尻の割れ目にグリグリ擦り付け

彼女「俺のも舐めてよ」と思わずこう言った。ぶっちゃけかなり恥ずかしい。

彼女笑顔「いいよ~」と言われ俺はズボンパンツを脱がされた。初めて女性勃起してるチンコを見られたため正直死ぬほど恥ずかしかった。

彼女最初舌を使いチンコの先端を舐めてた。次第にチンコ全体を口にくわえ始めた。

思った以上に口の中も温かく唾液がローションのように気持ち良くフェラに感動した。

想像より何倍も気持ち良い。フェラ「にゅるっ!」感覚気持ち良すぎて鳥肌がたった(笑)

もう今夜童貞を捨てるしかないと思い俺は彼女を押し倒して生のままチンコをマンコにいれた。

彼女「中には出さないでね(ニッコリ」と言っていた。

俺は念願の初セックスを楽しもうと正常位とバックを何度も吟味した。

ちなみにバックだとケツが覆い被さり穴が見えにくくマンコとアナルの位置を間違えそうになってしま彼女から熱い指摘を受けた。

バックだと途中でチンコが抜けたり童貞の俺には難しいため正常位で彼女と抱き着きあいがらキスをしてずっと腰を振ってた。

彼女の喘ぎ声とマンコのグチャグチャ感と温かさ、チンコに吸い付く感覚がとにかく気持ちよくついにムズムズ感が我慢出来なくなり彼女の腹に射精した。

勢いのあまりに精液は若干彼女の顎にまで届いていた(笑)

ティッシュで精液を拭き取り裸のまま抱き合い再びキスをした。

俺が「生だといつ出るか分からいからなんかプレッシャーがかかる、ゴムがあればな~」と言った。

それから話し合い俺達は俺が二回戦に向けて近所のコンビニコンドームを買いに行く事になった。

パッケージが黒くて馬の写真が入ってる三個入りのを買った。

そのまま部屋に戻り二回戦を始めた。俺が二回戦が終わった頃には4時を過ぎていたwwwww

母親も弟もまだ寝てるためこっそりと一階へ行き二人で風呂に入ってイチャイチャした。

一晩にして女の身体を物凄くしった一日だった。

2013-10-15

彼とうまく話し合えるかどうか不安

付き合ってまだ半年に満たない。

 

先週から、なんとなくすれ違いが頻発してしまって、参ってる。

どちらがどれだけ悪い、というのはハッキリしない。少なくとも私には判断がつかない。

向こうが悪い、とはっきり言える出来事もあるが、それは氷山の一角で、本質的な問題じゃない気がする。

向こうが、沢山の不満を抱えてるのかもしれない。私も、気付かないうちに我慢している部分があって、そこに改善の余地があるのかもしれない。

とりあえず、クールダウンしたほうがいいのだろう。

 

私は、まだまだ彼のことが好きだし、一緒にいたい。そばにいさせてほしい。

から話し合いたい。

ただ、まだ彼とは、家族友達とするようにうまく会話できない。

自分の思っていることを、ドンピシャ言語化できない……。

彼の抱えていそうなことも、うまく引き出せない気がする。

身構えてしまっているのかもしれない。

 

ただ好きだということと、他人と関係を保っていくということは全く別物なんだなということをすごく感じてる。

  

あと、私の悪いところは、思っていることをはっきり言えないところだと指摘された。困る、と。

曖昧意思表示をしてしまい、なんとなく成り行きに任せるのが常だった。確かに私が悪かった部分だ。

改善したいが、これからも私のその気質で彼をイラつかせ、怒らせるのかと思うと物凄いプレッシャーを感じる。

 

ただ、相手の考えていることがわからないのは私も感じていることだ。

楽しんでいるのか、つまらないのか、それすらも最初はわからなくて、すごく戸惑った。

でもそれについては彼を変えるよりも私が変わればいいと思い、実際そうした。

 

こうしてみると、私もそれなりに言い分があるようだ。

彼は、心を開いて話し合いに応じてくれるだろうか。

彼が私に心を開いてくれるなら、それを待ちたい。待っている。

2013-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20131010172320

被疑者に、相手へプレッシャーを与えている自覚がないこともあるだろうし。

刑事的な捜査の前段階で、被疑者への警告とかができればいいと思うんだけどな。

まり初動捜査の腰を軽くするということ。

2013-10-09

杜子春 - と、ある生物教授捏造編 -

(注:作中の話のほとんどがフィクションです)

或春の日暮です。

とある大学の西の門の下に、ぼんやり空を仰いでいる、一人の男性がありました。

男性は、元はとある大学院学位を取得し、その後に海外留学し、帰国後別の大学助手となりそこで三大誌に論文が掲載されて、元いた大学助教授になったものでしたが、助教授就任後はこれといったデーターがなく、多数の大学院生ポスドク採用したおかげで科研費が底をつき始め、今はその月の研究費にも困る位、あわれな状態になっているのです。

「日は暮れるし、腹は減るし、その上、学生ポスドクたちがデーターを出さないし。こんな思いをして生きている位なら、いっそ死んでしまった方がましかも知れない」

助教授はひとりさっきから、こんな取りとめもないことを思いめぐらしていたのです。

するとどこからやって来たか、突然彼の前へ足を止めた、白衣を着てメダルをぶらさげた老人があります。それが夕日の光を浴びて、大きな影を門へ落すと、じっと助教授の顔を見ながら、

「お前は何を考えているのだ」と、横柄に声をかけました。

「私ですか。私は研究のためのお金がなくなりつつあるので、どうしたものかと考えているのです」

老人の尋ね方が急でしたから、助教授はさすがに眼を伏せて、思わず正直な答をしました。

「そうか。それは可哀そうだな」

老人は暫く何事か考えているようでしたが、やがて、往来にさしている夕日の光を指さしながら、

「ではおれが好いことを一つ教えてやろう。今この夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、その頭に当る所を夜中に掘って見るが好い。きっと研究予算を獲得する手掛かりが埋まっている筈だから

「ほんとうですか」

助教授は驚いて、伏せていた眼を挙げました。ところが更に不思議なことには、あの老人はどこへ行ったか、もうあたりにはそれらしい、影も形も見当りません。

助教授研究課題は次の年に、科研費の中でも大型予算研究課題に採択されました。あの老人の言葉通り、夕日に影を映して見て、その頭に当る所を、夜中にそっと掘って見たら、”Photoshopを用いてウェスタンロットの非特異的バンドを消す方法”と書かれたメモが出て来たのです。彼には何のことだかわかりませんでしたが、とりあえずそれを研究室助手に渡しました。するとその助手の書いた論文はScienceに掲載され、それによって次の年に大型予算研究課題に採択されたというわけです。

そして教授へ昇進した男性は、すぐに研究所の横に立派なマウス小屋作成して、よりたくさんのノックアウトマウス飼育できる研究環境にしたのでした。実験器具に関しても全て使い捨てで、かつ高価な試薬抗体を惜しげも無く購入したりなどと、その贅沢を一々書いていては、いつになってもこの話がおしまいにならない位です。

しかしいくら大型予算に採択されたと言っても、お金の額には限りがありますから、さすがの教授も、一年二年と経つ内には、だんだん不安になり出しました。そうすると研究はなかなか進まないもので、いままではデーターがたくさん出ていたのに、最近はどんなに学生ポスドクプレッシャーをかけても全くデーターがでてきません。とうとう三年目になるとデーターが無いために論文が全く出なくなってしまいました。

そこで彼は或日の夕方、もう一度あの大学の西の門の下へ行って、ぼんやり空を眺めながら、途方に暮れて立っていました。するとやはり昔のように、老人が、どこからか姿を現して、

「お前は何を考えているのだ」と、声をかけるではありませんか。

教授は老人の顔を見ると、恥しそうに下を向いたまま、暫くは返事もしませんでした。が、老人はその日も親切そうに、同じ言葉を繰返しまから、こちらも前と同じように、

「私は最近論文がでないために、今の研究課題が終了する来年度以降の予算が獲得できなさそうなので、どうしたものかと考えているのです」と、恐る恐る返事をしました。

「そうか。それは可哀そうだな。ではおれが好いことを一つ教えてやろう。今この夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、その頭に当る所を夜中に掘って見るが好い。きっと予算への手掛かりが埋まっている筈だから

老人はこう言ったと思うと、今度もまた人ごみの中へ、掻き消すように隠れてしまいました。

すると、教授研究室論文はまたハイインパクト雑誌に掲載され、その翌年には前よりさらに大型予算研究課題に採択されました。と同時に相変らず、仕放題な贅沢をし始めました。さらに多くなった部屋、さらに増えた学生ポスドク、多数の高価な試薬抗体、すべてが昔の通り、否、昔以上なのです。

ですが、あれだけ長く続くように見えたその大型予算研究課題も、又五年ばかり経つ内には、すっかりなくなってしまいました。

「お前は何を考えているのだ」

老人は、三度教授の前へ来て、同じことを問いかけました。勿論彼はその時も、大学の西の門の下に、ぼんやり佇んでいたのです。

「私は研究のための予算がまた無くなりそうなので、どうしたものかと考えているのです」

「そうか。それは可哀そうだな。ではおれが好いことを一つ教えてやろう。今この夕日の中に立って、お前の影が地に映ったら、その頭に当る所を夜中に掘って見るが好い。きっと予算への…….」

老人がここまで言いかけると、教授は急に手を挙げて、その言葉を遮りました。

「いや、期限付きの予算が欲しいのではないのです」

「期限付きの予算が欲しいのではない? ははあ、では研究室トップとしての生活をするにはとうとう飽きてしまったと見えるな」

老人は審しそうな眼つきをしながら、じっと教授の顔を見つめました。

「何、研究室トップ生活に飽きたのじゃありません。研究室予算に限りがあることに愛想が尽きたのです」

教授は不平そうな顔をしながら、突慳貪にこう言いました。

「それは面白いな。どうして又、予算に限りがあることに愛想が尽きたのだ?」

「期限付きの研究予算は皆残酷です。私が科研費に採択された時にはいいですけど、一旦予算が切れて御覧なさい、多数のポスドク無職になり、欲しい試薬抗体が買えなくなるのですよ。そんなことを考えると、たといもう一度、科研費の大型予算に採択されたところで、何にもならないような気がするのです」

老人は教授言葉を聞くと、急ににやにや笑い出しました。

「そうか。いや、お前は若い者に似合わず、感心に物のわかる男だ。ではこれから貧乏をしても、安らかに暮して行くつもりか」

博士はちょいとためらいました。が、すぐに思い切った眼を挙げると、訴えるように老人の顔を見ながら、

「それも今の私には出来ません、多数のポスドク学生を抱えているし、最新の機材や多数の抗体を購入しなければならないので、永続的かつ多額の予算必要なのです。ですから私はあなた弟子になって、名誉教授になる修業をしたいと思うのです。いいえ、隠してはいけません。あなたが首からぶら下げているメダルノーベル賞でしょう。ノーベル賞を受賞するくらいの名誉教授でなければ、私の研究課題科研費の大型予算に採択することは出来ない筈です。名誉教授になれば私の在職中は使い切れないほどの研究予算が手に入るはずなのです。どうか私の先生になって、名誉教授になる術策を教えて下さい」

老人は眉をひそめたまま、暫くは黙って、何事か考えているようでしたが、やがて又にっこり笑いながら、

いかにもおれはある有名大学に棲んでいる名誉教授だ、かつてノーベル賞を受賞したこともある。始めお前の顔を見た時、どこか物わかりが好さそうだったから、二度まで科研費の大型予算に採択してやったのだが、それ程名誉教授なりたければ、おれの弟子にとり立ててやろう」と、快く願を容れてくれました。

教授は喜んだの、喜ばないのではありません。老人の言葉がまだ終らない内に、彼は大地に額をつけて、何度も老人に御時宜をしました。

「いや、そう御礼などは言って貰うまい。いくらおれの弟子にしたところが、立派な名誉教授になれるかなれないかは、お前次第で決まることだからな。――が、ともかくもまずおれと一緒に、大学の奥へ来て見るが好い。」

二人が大学の奥の研究室に来ると、老人は教授に向かって、

「おれはしばらく隠居するので、お前はその間ここの研究室で、おれの戻るまで、ここで自分のしたい研究をし、好きに試薬を購入し、好きなだけポスドクを雇い、多数の大学院生を招くが好い。多分おれがいなくなると、いろいろな魔性が現れて、お前をたぶらかそうとするだろうが、たといどんなことが起ろうとも、決してハイインパクト雑誌論文をだすことを止めるのではないぞ。もし一瞬でもハイインパクト雑誌論文をだすことを止めたら、お前は到底名誉教授にはなれないものだと覚悟しろ。好いか。天地が裂けても、ハイインパクト雑誌論文を出し続けるのだぞ」と言いました。

大丈夫です。決して研究を止めません。命がなくなっても、ハイインパクト雑誌論文を出し続けます

「そうか。それを聞いて、おれも安心した。ではおれは行って来るから

その後教授は、いつも通りポスドク学生に対して「三大誌もしくは姉妹紙に準ずる論文を出さないと、次のアカデミックポジションへ推薦しないぞ」「論文を出さない奴は、民間企業から内定をもらっても卒業させないぞ」と叱咤激励をしました。彼はこのように激励すれば、その人のデーターがある日突然ものすごく奇麗なデーターに早変わりすることをずっと経験していたからです。

ある日彼は、教授室のパソコンの前に坐って、論文投稿の準備をしていました。すると、突然、youtubeから「類似画像掲載論文について (うっかりミスか?偶然か?捏造改竄研究不正か?)」という動画が流れてきました。しか教授は老人の教え通り、魔性に負けず研究を続けていました。

ところが又暫くすると、やはり同じようなウェブサイトが表れて、「研究不正防止を講釈してきた某教授研究室で数多くの類似画像掲載論文投稿が相次ぎ浮上」と、教授困惑させるのです。教授は勿論を無視しました。

と、どこから来たのか、ネット匿名掲示板が表示されて「本当にあの論文データーは正しいのか、その研究は再現性が取れるのか」と書き込まれていました。のみならずそれと同時に、別の書き込みには、「あの研究室論文はリトラクトするべきで、獲得した研究予算は返上すべきだ」とあったのです。

教授はしかし平然と、眉毛も動かさずに論文執筆していました。

やがて匿名掲示板の住人達は様々な論文を罵り合い、そして互に隙でも窺うのか、暫くは睨合いの体でしたが、やがて誰が先ともなく一時に教授の悪口を書き込み始めました。が、大学へ正式な調査依頼が提出されたと同時に、匿名掲示板の住人達は霧の如く消え失せて、後にはまた静かな教授室が戻ってきたのです。しかし、教授はとうに息が絶えて、仰向けにそこへ倒れていました。

教授の体は研究室の机の上へ、仰向けに倒れていましたが、教授の魂は、静に体から抜け出して、地獄の底へ下りて行きました。

魂のみになっても論文を出さなければと考えていた教授ですが、地獄の鬼は、教授の姿を見るや否や、すぐにそのまわりを取り捲いて、階の前へ引き据えました。階の上には一人の王様が、まっ黒な袍に金の冠をかぶって、いかめしくあたりを睨んでいます。これは兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。 教授はどうなることかと思いながら、恐る恐るそこへ跪いていました。

「こら、その方はなぜ、地獄に来てまで論文を書き続けるのだ? 速に返答をすれば好し、さもなければ時を移さず、地獄の呵責に遇わせてくれるぞ」と、威丈高に罵りました。

教授閻魔大王の雷のような声におののきましたが、ふと又思い出したのは、「決してハイインパクト雑誌論文を出し続けるのを止めるな」という老人の戒めの言葉です。そこで森羅殿の床に英語のようなものを指で書きながら、論文執筆をしていたのでした

閻魔大王は眉をひそめて、暫く思案に暮れていましたが、やがて何か思いついたと見えて、

「この教授研究室の人は、ひどく惨めな生活をしている筈だから、この男にそのさまを見せつけてやれ」と、一匹の鬼に言いつけました。

鬼が何やら不思議な力を使うと、忽ちこの教授研究室人間たちの真夜中の姿が森羅殿に現れました。その二人を見た教授は、驚いたの驚かないのではありません。なぜかといえばそれは研究室人間達たちは昼間見せないような疲れ果てた姿をして、パソコンの前で画像編集して捏造データーを作成していたからです。

「こら、その方は何のために、ハイインパクト雑誌論文を出し続けていたか、さっさと止めなければ、今度はその方の研究室人間が痛い思いをするぞ」

教授はこう嚇されても、やはりハイインパクト雑誌論文投稿し続けようとしました。

「この不孝者めが。その方は学生ポスドクが苦しんでも、その方さえ都合が好ければ、好いと思っているのだな」

閻魔大王は森羅殿も崩れる程、凄じい声で喚きました。

「見よ。この不孝者め。研究室人間いかにその方のことで苦労してきたかを」

学生ポスドクたちは苦しそうに身を悶えて、眼には血の涙を浮べたまま、見てもいられない程辛い様子でパソコンの前で作業をしていました。

「どうだ。まだその方はハイインパクト雑誌論文投稿を止めないか

閻魔大王はもう一度教授の答を促しました。もうその時には学生ポスドクたちは体がぼろぼろになって、息も絶え絶え倒れ伏していたのです。

教授必死になって、老人の言葉を思い出しながら、かたく眼をつぶっていました。するとその時彼の耳には研究室の人たちの声が、ほとんど声とはいえない位、かすかな声が伝わって来ました。

心配をおしでないでください。私たちはどうなっても、教授幸せになれるのなら、それより結構なことはないのです。私たち捏造を続けるので、周りがどう言ってもハイインパクト雑誌論文を出し続けてください。それより私たちには、次のアカデミックポジションを得るためには教授の推薦状が必要ですし、民間企業就職するためには教授卒業を認めてもらうことが必要なのです」

それはたしかに、研究室の人たちの声に違いありません。教授は思わず、目を見張りました。そうして学生ポスドクたちが、力なく地上に倒れたまま、悲しそうに彼の顔へ、じっと眼をやっているのを見ました。学生ポスドクたちは捏造したことにより心が痛んでいる中にも、教授の心を思いやって、教授捏造を続ける原因となったことを怨む気色さえも見せないのです。何という有難い志でしょう。何という健気な決心でしょう。教授は老人の戒めも忘れて、転ぶようにその側へ走りよると、両手に半死の学生ポスドクを抱いて、はらはらと涙を落しながら、その人たちの名前叫びました。…………

その声に気がついて見ると、教授はやはり夕日を浴びて、大学の西の門の下に、ぼんやり佇んでいるのでした。すべてがまだ前と同じことです。

「どうだな。おれの弟子になったところが、とても名誉教授にはなれはすまい」

老人は微笑を含みながら言いました。

「なれません。なれませんが、しかし私はなれなかったことも、反って嬉しい気がするのです」

教授はまだ眼に涙を浮べたまま、思わず老人の手を握りました。

「いくら名誉教授になれたところが、私はあの捏造をしている自分研究室人間を見ては、それを放っておく訳には行きません」

「もしお前が捏造を見過ごしていたら――」と老人は急に厳な顔になって、じっと教授を見つめました。

「もしお前が捏造をこのまま見過ごしていたら、おれは即座にお前の研究者生命を絶ってしまおうと思っていたのだ。――お前はもうノーベル賞が欲しいというのぞみも持っていまい。名誉教授になることは、元より愛想がつきた筈だ。ではお前はこれから後、何になったら好いと思うな」

「何になっても、研究者らしい、正直なデーターを出すよう、指導するつもりです」

教授の声には今までにない晴れ晴れした調子が罩っていました。

「その言葉を忘れるなよ。ではおれは今日限り、二度とお前には遇わないから」

老人はこう言う内に、もう歩き出していましたが、急に又足を止めて、教授の方を振り返ると、

「おお、さいわい、今思い出したが、おれは近くの小さなボランティア団体コネを持っている。そのボランティア団体での塾講師仕事をお前に紹介してやるからほとぼりが冷めるまではそこで働くが好い。今頃は丁度子供たちはお前が教えてくれることを楽しみにしているだろう」と、さも愉快そうにつけ加えました。

参照:http://id.fnshr.info/2013/01/27/pdtoshishun/

2013-10-08

主婦を快適に働かせる方針の会社にいて居づらくなってきたという愚痴

職場の方針が

子どもがいるというだけで女性社会から阻害されるのはおかしい。

子育ては一瞬しかできないのだから学校行事のために自由に休めるような主婦にとって働きやす会社にしたい」

というもの。それはいいなぁと思う。

入社した頃は既婚女性1人+既婚男性1人+独身自分という状況。

数年経った今は、既婚女性7人(全員お子さん有)+独身自分になった。

独身の人も何人か入社したけどあっという間に辞めちゃった。

最近、居づらいなぁと思う。前はすごく居心地がよかったのだけれど。

休み主婦会話に混ざれない。今ひとつついていけない。

家庭があるからごめんね、と早く帰ってしまうため自然自分残業が多くなる。疲労困憊。

主婦は家に帰ってから座る暇もない、疲れて仕方がない、独身あなたはいいよねと言われて「そうなの?」と思う。

あなたはなぜまだ結婚しないの?歳も歳なんだから早く子ども作らないと辛いよ、と叱られるプレッシャー

聞かれたので、付き合っている人の話をしたら、別の方に「彼氏彼氏社会的パートナーではないのだから人前で話をするのはおかしいよ」と言われたり。

そんなに結婚と交際って違うんかいと思う。いや違うんだろうけど。

自分結婚すれば主婦の方たちの気持ちもわかるかな、と思う。

一応結婚の予定はあるのだけれど、もし自分も他の方と同じように家庭があるから、座る暇もないから、とアピールしたらどうなるんだろうといらぬ心配をしたり。

いろいろ考えるけど、とにかく今は居づらい。

会社の方針はいものだなと思う気持ちは変わらないけど、主婦7人を快適に過ごさせるために独身女性1人ではバランス悪いでしょと思う。

2013-10-03

会社孤独なんだが、どうしたらいいだろう?

50人くらいの小さな会社での新サービスの立ち上げで、

3ヶ月前に中途採用されたんだが、メンバー自分一人。

新サービスは、既存サービスとは全く別ジャンルで、

他の社員とは業務で絡みが全くない。

席も都合により他の社員とは離れた場所

入社して3ヶ月が過ぎて、3ヶ月間はこんな環境でも

黙々と仕事に集中してやってこれた。

一人で黙々と仕事をすることは、嫌いじゃないし。

だけど、ずっと一人なので、

最近だんだん孤独感が強くなってきて、

モチベーションが下がってきた。

会社に行くのも正直辛い。

会社でも誰とも話さない日もあって、

気持ちが沈みながら仕事してる。

新サービスから楽しみ反面、プレッシャーもあって、

そのプレッシャーを分かち合える人もいないわけで。

会社では、新サービスに関わる社員募集をしているので、

採用が決まれば一人ではなくなるけど、

いつになるかは未定。

こんな目の前の孤独感、どうやれば乗り越えられるだろうか?

2013-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20131002155510

≪主なわき汗の原因≫

ストレスや緊張・不安など精神的にプレッシャーがかかる。

◆体質的な遺伝。

肥満

◆日頃から香辛料や酸味の強い食事を多く摂るなど、食生活に問題がある。

病気や疾患。

更年期ホルモンバランスの崩れ。

らしいよー。

今、適当http://matome.naver.jp/odai/2136642721846875401から引っ張ってきただけだから

医学的に正しいのかどうかはわからんけど。

脇汗は本人も気にしてるだろうし、そのOLさんがどうかは知らんけど、

多汗症の人って気にしすぎて余計発汗するって言うんだから可哀相だよなぁ…。

2013-09-24

最近人材派遣既卒インターンまで範囲広げたということか

ヒューマンから電話が鳴る。

ここどうですか?

6か月研修して正社員登用するそうですよ。

仕事内容は正社員と同じで給与は14万、交通費は出ません。

どうです、職場見学しませんか?

断ると、「では……」と次の案件を提案される。

これは一度でも受け入れるとダメになりそうな悪寒がする。

もはや登録した時点で悪循環に陥ってしまったんじゃないかとさえ思えてくる。

そもそも派遣会社のコーディネーターといえばノルマあり契約社員が多い。

当然、電話営業もノルマの一つだから、登録した人に片っ端から紹介するという図式も何となく分かってた気がしてた。

が、何故かな。

卒業後しばらく就活が続くとマンネリからか、親兄弟からプレッシャーがとてつもない。

そこで親兄弟の提案した新卒者等応援プロジェクト(通称既卒インターン)を半強制的に受ける事になった。

どうやらこれは失敗だったみたいだ。

過去正社員として就職した企業が、募集内容・仕事内容と異なる業務を強要してきたことを機に企業に不信感を覚え、ほんの数日で退職してしまった。

これが悪かったのかは知らないけど、もっといい仕事もっと自分に合った会社があるはずだと貪欲に会社選びをしてきたが、

ふと自分はそのような身分ではもうなくて、会社に選んでもらってる立場なのだということを理解する。

理解したら、もはや正社員としての就活よりもバイト契約社員安易になれそうなモノを選びがちになってしまった。

そうこうしている内に2年が経ち、アルバイトもせず空白の期間がまる1年空いてしまい、新卒一括採用の波に押され、次の既卒一年生に枠を譲るハメになっていった。

悪循環に陥るとは正にその通りで、自分じゃ思いもよらずにいつの間にか脱落者の烙印が押される不条理世界と知ったが、もう遅い。

会社に選ばれる人間になるために必要資格どころか経験すらない。

人材派遣会社というのは汚い話、こういった虫けらの自分のような人間がたくさんいる事を知っていてそれを既卒インターンという、派遣地獄に追いやろうと画策してるのだ。

既卒インターンに参加したが最後YESと頷くまで延々提案されっぱなし。

正直、正社員になれる可能性ではなくて、100%正社員から始められるようにしてくれないと何も始まらないんじゃないか

そう思いつつも、職場見学までならと人材派遣の思うままになってる自分もいる。歯痒い気分だ。

2013-09-23

男性タイムリミット女性が作るのだろうか

結婚したらやっぱり子供が欲しいと彼女が言い出してから精神プレッシャーが凄い。

自身も彼女20代後半で、自分が年上である

収入が少なくても、どうせ一人なのだから、それなりに生きていくことはできるだろう、それくらいに考えていたら、何のめぐり合わせか彼女ができてしまったのが運のつき。


言うまでも無いが、彼女の体には、健康子供妊娠出産できるリミット存在している。

結婚したい、一緒に年を取りたいという願望、欲求が自分にある以上、そのリミットに合わせて自分も生きざるを得ない。


収入ははっきり言って少ない。

というか非正規雇用の身だ。

ありがちにも程があるが、金が無いと子供を育てられない。

現代日本の政策や、その前提となった団塊老害への恨み節が湧き上がりさえしてしまう。

子供を持てる可能性を考慮せず生きてきたツケが返ってきたのだろう。


とりうる選択肢は三つ思いつく。

1:身を粉にして妻や、将来生まれる子供のため働く

人類歴史上誰もがやってきたことである無難しか幸せと引き換えに自由や可能性を失う

2:子供を作らないことを話し合って決め、二人で生きていく

わがままと引き替えに彼女に無理を通すことになる。また、最近増田でも話題になったように、子供ができてしまう可能性は低くない。

3:彼女とすっぱり別れる

→楽にはなるが、空しい。本末転倒だ。当然ながら、うだうだしている間に向こうから切ってくる可能性だってある。


こんな悩みは普遍的なことで、誰もがなんとか納得して生きていくものなのだろう。

しかし、いざ自分の番となると、今は困惑することしかできない。

しろ、こういうことでしか、年相応の人格の成長は得られないのかもしれない。

とにかく、主に経済面で現状を放置していては不幸な結末しか待っていないことだけは分かっている。

2013-09-22

あなた境遇にすごく近いと思うので書き込みます

http://anond.hatelabo.jp/20130921135718

はてな記法がよくわかっていないので、読みにくかったらすみません

私もあなたと同じ公務員大企業に勤めていて、現在30代後半の女性管理職です。

残念ながら、結婚もしていませんし、子供もいません。

なので、どこまで役に立つのかわかりませんが、私の思うところを書きます

1.キャリア連続性や将来の待遇UPをあきらめて、産休育休制度があり年収はそこそこの今の職場のんびり働く

→私はこれを一番お勧めします。ただし、出世は諦める必要はないと思います。理由は後述します。

2.産休育休制度をあきらめて(=子どもをあきらめるに近い)、連続性のあるキャリアを積めて、年収役職UPが期待できるところに転職する

あなたがなぜその会社就職したのかわからないのですが、そもそも、子供産んでも続けられそうな職場だったからではないんでしょうか?

もっとチャレンジがしたかったなら、別の職場があったのではないでしょうか?

また、年収役職UPの件については下記に書きます

3.年収ダウンを受け入れて、連続性のあるキャリアを積めて産休育休制度もあるところに転職するか

→「連続性のあるキャリア」とはなんでしょうか。

大企業では、往々にして、キャリアチェンジさせられるものですが、最も大きいキャリアチェンジは、ワーカーからチームリーダーに、そしてマネージャーになることです。

あなたが目指している分野が何かはわかりませんが、ずっとワーカーのままでは、そもそもの出世自体が望めませんし、あなたが書いているような衰退産業キャリア転職しても、結局は行き詰まるでしょう。

そこで、1.の件に戻りますが、今、女性で高い役職を目指す人に求められているのは、マネージメント能力であって、何か特定の業務のスキルではありません。

下にリンクを貼った記事を読んでください。今のあなた男性の気持ちに共感してしまうのではないでしょうか。

おそらくは、正しいのは女性側です。(正しいとか間違ってるとか簡単に言いたくない問題ですが。)

もしも、女性側が正しいと思えるなら、今の会社で「マネージャー」を目指すことで出世すべきです。

今、大企業では、子持ちの女性管理職を喉から手が出るほど求めています

女性管理職比率を増やすためには、当然子持ちも数に入れないと達成出来ないし、あとに続く女性社員ロールモデルになってほしいからです。

大企業でなければ、世間からプレッシャーもありませんから子供病気でちょくちょく休むかもしれない子持ちなど、高い役職でも低い役職でも邪魔なだけでしょう。

したたか女性上司に引導を渡された元部下の告白

http://diamond.jp/articles/-/41716

逆に、男性側の気持ちに共感してしまうようでは、あなたはその会社出世を期待される人材像と合ってませんから転職したほうがいいかもしれません。

ただ、プレイングマネージャーをやるしかないベンチャー中小企業以外のほとんどの会社が、この女性管理職の方を正しいと思うであろうことは忘れないほうがいいと思います

ということは、あなたに残された選択肢は、2.で且つベンチャー子供は諦めた方が良いのではないか、ということです。

こういうことは、なかなか同期や先輩・後輩と話しにくいものです。

せっかくの匿名ダイアリーですので、率直なところを書いたつもりです。

何かの参考になれば幸いです。

【追記】

id:tsugo-tsugo さん、私は上でも書きましたが、大企業管理職なので、子供病気で休むような社員産休・育休に入るような社員邪魔者とは思いません。

ですが、その社員カバーするだけの要員を確保できるのは、まさに大企業ならではであって、その人をカバー出来るだけの人を確保できない中小企業や、その人がその人にしかできない特殊スキルを持っていて、そのスキル移転が出来ないような状況下であれば、うまいマネージメントはできないと思います

そういう意味では私のマネージメントスキルはあくまで公務員大企業向けであって、他所で通用するとは思っていません。

中小企業で、そのような女性社員を抱えた状態で、うまく舵取りされている方はすごいと思います

パーソナル

A君という人がいます

彼はとても恥ずかしがり屋で、小心者で臆病。

そして、プライドは高いくせに何をしても自信がもてないような人間

しかし、周りからは素質、才能を認められ、実際に評価もされていたりする、そんな人間

彼は興味と憧れで知り合いのBさんのもとで働くことを希望し、実際にBさんもA君を評価していたので、話がまとまり、A君は働けることになりました。

BさんはA君の気持ちを最大限に汲み取って、色々と彼が成長をするため、様々な課題きっかけ、チャンスを作ってあげます

A君はもともと願った場所で働ける事が嬉しくて、一生懸命拙いながらも前向きに頑張っていきます

A君は新しいことに取り組み、少しずつ成長していきます

しかし、Bさんは彼の臆病で常に自分の枠内に捕らわれていることを非常に心配しています

「A君も、新しいことにもっと挑戦してほしい。彼はきっかけさえあればもっともっと広い世界へ飛び出せる。」

そう考えた、Bさんはもっともっと新しい世界を彼に提示してあげます

A君も、新しい世界に興味津々だったので、Bさんの示す新しい世界を歓迎し、踏み込んでいきます

しかし、ここで少しずつお互いの「ズレ」が生じてきます

A君はとても臆病で怖がりで慎重な性格

Bさんは楽観的でなんとかなるさで突き進んでいく性格

お互いが、友人や知り合いの関係でいるときは問題がないのですが、仕事上の立場が生じてしまったのです。

Bさんは新しい機会を提供します。

プレゼンテーションのような発表会をしよう」

A君はとても不安ながらも、頑張ろうと取り組みます

そして、第1回目。

A君は初めての経験

緊張と不安のなか、なんとか終わらせますが、それはとても発表とよべるようなものではありませんでした。

「失敗してしまった。」

A君はとても自分を恥じ、しかし、次はうまくやれるようになりたいと心に誓います

そして、第2回目。

A君は自分自身にプレッシャーをかけながら挑みます

「今度は次よりもうまくやりたい。自分自身に少しでも自信をもてるように。Bさんにも認めてもらえるように。」

しかし、ここで思わぬ出来事が起こりました。

BさんがSNSで発信したことで、友人たちが発表会に参加するようになったのです。

A君は思わぬ自体に緊張し、思ったことを言えず、頭が真っ白のまま、失敗をしてしまいました。

自分を更に責め、どんどんできない自分を嫌いになっていきます

「お願いします。人を増やすのはもうやめてください。僕はみんなからできない人間と思われるのがとてもつらいです。」

A君にはそんなことは言えませんでした。

仕事」だと思っていたからです。

本当なら嫌な仕事でも、意見を言えばよいのでしょう。

A君はそういうことをできるという自体を知りませんでした。

さらに彼は「できない人間」と見られているなどと根拠のない結果を一人で責め、逃げ出したい気持ちいっぱいになってしまっています

第3回、第4回…繰り返すたびにどんどん人が増えていきます

結局、A君が成功することがありませんでした。

彼は人が増えることで「評価」をされたい、認められたいという気持ちが前に出てしまい、自分自身の「成長」に対する視点をすっかり忘れてしまっていたのです。

いつまでも失敗ばかりだ。なんで、こんな事をしているんだろう。」

彼はどんどんと自分自身を追い詰め、嫌いになっていきます

最初希望に満ちあふれていた気持ちはどこかに消え、失敗を責めるだけの臆病な人間にすっかり戻ってしまいました。

しかし、集まった友人たちはBさんがA君をとても大切にして成長を待ち望んでいること、A君がBさんのようになりたくて頑張っていることを知っています

人達も協力を惜しみません。

たくさんのアドバイス

たくさんのきっかけと機会。

A君は周りの人間に後押しされながら、頑張って取り組んでいます

新しい技術、新しい仕事

どれもとても、やりがいがあり、楽しいものでした。

A君はたくさんの失敗もしましたが、少しずつ成長しているはずでした。

しかし、A君はどんどんダメになっていきます

作業は遅くなり、考えはまとまらない。

物忘れや、寝坊遅刻をする。

一体、なぜ?

A君はすっかりと意気消沈してしまい、寝ることもままならない状態になってしまっていたのです。

仲良しの友人たちと、遊んだり話している時間がすべてA君の成長を期待するアドバイスになります

こすれば綺麗に落ちていた焦りと不安がどんどんと定着していきます

アドバイス」は何度も何度も何度も何度も続きます

A君にもう自信のかけらもありません。

今まで何ができていたか、何をしようとしていたのか。

不安や焦りがすべてを覆い隠してしまいました。


一体何がいけなかったのでしょうか。

お互いに「パーソナル」を見ることができていなかったのではないでしょうか。

A君はBさんの気持ちばかりを見ていました。

BさんはA君の気持ちばかりを見ていました。

お互いを見ることができていたのでしょうか。

「変わる」という結果だけをみて、変わるために適した手段を「性格から探すことができていたのでしょうか。

ちゃんと「パーソナル」と向き合っていたのでしょうか。

Bさんにとっての効率的方法、A君にとっては非効率

A君にとって望んでいる手段、Bさんにとっては望んでいない手段。

人間個性があるので、かならずどこかでぶつかることがあります

それを、どう受け入れ、どう進めていくか。

最短距離。

果たしてそれは、自分が望む最短距離?

それとも仲間と目指す最短距離?

個体差ではなく、「パーソナル」と向き合うこと。

それを忘れてしまうと、大切なものを失ってしまうことになりかねません。

今一度、自分と相手をみつめ、願いを叶えてあげたい人の「パーソナル」と向き合って。

2013-09-16

子持ちオンナのSNS書き込みを見えなくするフィルターがほしい

twitterでもfacebookでもLINEでも、妊婦の時から産まれてから子育ての時も保育園入学小学校入学も、ずーっと子供ネタしか出てこない。

いや、オマエの子供がカワイイのはもう十分過ぎるほどに知っているから、それ以外の人生ってないの?

オマエは子供がいつになったら子供中心の人生じゃなくなるんだ?

ってか、昔の子供もこんなに親から愛されていたの?だったらもっと日本はラブ&ピースな国になっているのに・・・

ホント、今の子供は愛され過ぎてる。

モチロン一部なのかも知れないけど、一部が異常なまでに溺愛するから、そうじゃない子供との愛され格差ますます広がるばかり。

子供が生まれたら溺愛しなきゃいけない、みたいな社会的プレッシャーますます非婚化&少子化拍車をかけそうだ。

2013-09-11

Webディレクター。36歳。転職活動中。

数年前に今の会社に移り、それなりに仕事を任され、それ相応や時にはそれ以上に結果を出してきたという自負はある。

そんな時、自身に結婚の話が降って湧いてきた。相手は思いやりのある人で、この人と幸せを紡いでいきたいという夢を抱けた人だ。

会社の状態があまり芳しくないことは以前から話に上がっていた。そして元々安定志向だったこともあり、ある程度安泰な職場に移りたいと思い、活動を始めた。

けれど結果は散々。

書類が通らないことは当たり前、面接にこぎつけても結果は要求レベルに達していないという話。果ては知人の紹介を得ても同じ反応。以前、人材エージェントより意見をもらい、面接時に熱意と自信をもつようにという話をされたことはあった。自分なりの熱意と自信をもって話をしたつもりだが、どうやらそれでも足りないらしい。

そんな日々が続き、自分職業人として、社会人としての価値のなさに自信を持てなくなった。

面接官の要求レベルとはなんだろう。それに足りなかった自分の数年間とは何だったんだろう。

それでもどうにか生きていかなければと思う。そしてその生きることがプレッシャーになっている。

2013-09-10

7年後のプレッシャー

自分は、いわゆるおっさんになった。

ここで言うおっさん三十路おっさんだ。

10年の人生を三回も生きて、自分の弱さを知った。。

からどうか知らんが

7年後の未来直視して、そのために今から全力で生きろなんて言われたら耐えられない。

うそれ言われるだけで、全てのやる気を失うぐらい。耐えられない。

おっさん限らずに、世の中の大人と言われるモノ達で

この重圧に耐えられる人間はいるんだろうか。

じいっちゃんばあちゃんは、死んでるかもしれないし。

お姉さんはおばさんになる。

お兄さんは加齢臭だして禿げる。

これを直視しながら、それに向かって頑張れなんて言えるのだろうか。

だけど、僕を含めた彼らは言う

7年後の日本を背負う若きオリンピック選手よ。頑張れと。

まだ7の2倍にも届かない若者達に、期待という無自覚な悪をぶつける。

若者達は好きのその先を目指して全力で頑張っている。

その若者たちに、7年先を実感しろ。だからといってその重圧に潰れずに

全力で頑張れと無責任に放り投げる

彼らが若者だった頃、そんな先の未来を実感して生きることはできただろうか。

改めて繰り返すが、僕はおっさんになった。

から、7年もの先の未来は、希望よりも不安に満ちている。

からテレビに映し出される、7年もの重圧を背負わされた

若者達の真剣眼差しは、胃のあたりをただむかむかさせるだけだった。

これは逆流性胃炎なのかな。ああ、おっさんになった。

2013-09-09

結婚の話について改善の提案

2340分の1で見つける「普通の恋」

http://d.hatena.ne.jp/hase0831/20130908

の記事を見ていて、普段感じてきた違和感言語化できた。あわせて提案がひとつある。

自分の周囲には、かなりの数の既婚家庭がある。親族もあるけれど、多くは友人達だ。つまりは、そういう年齢になったと言うことで、自分と友人達結婚をする年代なのである。もちろんこのご時世なので結婚していない人もいる。

そんなわけで自然と「結婚」が話題になる事が多い。そのなかでもやもやと感じてきたことが今回の記事になる。

先に結論からのべると、既婚のみんなは、そんなに配偶者のことを好きじゃない。

このことは、みんなネットには書かない。世間ではあんまり歓迎されない言説だとも理解している。提案は、それをやめようというものだ。

がっかりしないで欲しいし絶望しないで欲しい。「配偶者をそんなに大好きなわけではない」は別に嫌いだという意味ではない。「そこそこには好き」だったりする。じゃ、この差異をなにと比べて感じているかというと、未婚者の期待だ。

未婚者は、結婚神聖ものだとか、好意の果てにあるものだと考えすぎている。下手をすると既婚者でさえそう考えている。そして自分を省みて「おれはそこそこしかきじゃない、俺はダメなヤツだ」と思っている。そうではないと思う。自分の数十組程度の観察と対話の結果だが、そんなに恋だの愛だのあふれてる既婚家庭はない。

そして、それは、悪いことではないのではないか。むしろ福音じゃないか。と最近思うようになった。

そこそこ好き程度で、結婚して良いのだ。悪くないな、程度で、人間結婚生活できるものらしい。

そしてその程度の好意であっても、ちょっとした努力さえあればそこそこ幸せな出来事は起きる。そこそこ幸せ結婚生活は送れる。

上手くいっている結婚家庭を見ると、「幸せ」という概念重要のようだ。彼らは幸せになろうとする。それはちょっとした気遣いであったり、美味しいものを一緒に食べるで会ったり、パートナーに対する親身な説明であったりする(状況の説明というのは大事みたいだ)。気がついたのは、そこに、別段、恋愛はなくても良いらしいと言うことだ。彼らは恋愛の結果の行動がパートナー幸せにする、とは考えていない(どうもそのルートは誤解とトラブルになる確率が多いように感じる)。幸せになろう、できればパートナーと一緒に幸せになろうと考えている。恋愛はその過程の1ルートに過ぎない。しかもその幸せは、巨大なものを求めていない。

未婚の人は、総じて、結婚に対するハードルが高い。世間で言われているように収入をどうこういう女性の人もいる。女性に対して過剰な期待を持つ男性もいる。そういう点で未婚化が進んでいる側面は確かにあると思う。でも話していると、未婚の人の根深いところにあるのは、結婚後の生活に対する自信のなさだ。この自信のなさは、自分愛情を持ち続ける事への自信のなさである。愛が消えてしまったら自分も辛いし相手にも申し訳ないという気持ちだ。

しかし上手く言っている既婚家庭を見ると、結果として、愛といえるなにかはあるといえばあるのだが、それを求めてはいないように見える。そもそも愛は目に見えないので、求めるとトラブルの種になる事の方が多い。既婚者の愛と言えるなにかは、日本語訳すると忍耐とかに近いこともあり、未婚者からは愛に見えないことも多い。上手く言っている既婚家庭では、では愛の代わりになにを求めるかというと、幸せである。そこそこ好意がある相手と、幸せ生活を送る。その幸せというものも、お疲れ様というとか、メッセージを残すとか、買い物に行くとか、美味しいものを食べるとか、非常に即物的で、あっさり手に入るそこそこレベル幸せでいいようだ。逆に大きな愛を求めて神聖生活を求める人は、夢破れて大きなストレスを受けて、結局結婚生活が壊れてしまう。

提案とはつまり上記のようなことだ。

結婚恋愛は、特に必要ない。なくても幸せになれる。

出会い奇跡とか、神聖とか、愛の誓いとか、そういうのは無用プレッシャーを産んでいることもある。

何となく結婚しても、良い結果はでることがある。自分にも相手にも愛情を期待しすぎない。社会結婚恋愛関係あるなにかだ言わなくても良いのじゃないか

以上、言語化できてすっきりした。

2013-09-08

バイオから文系公務員に行った俺が後悔と反省愚痴を記す

連日の欝と気持ちが混乱してままならないので,考えをまとめるためにもここに記す。書きかけだけど保存のやり方もわからいからとりあえず晒す。書いてみて思ったのはやはり俺が愚か者であったということだ。でもまだあがくことはやめないつもりだ。

・友人関係を経つことで追い詰められて無いだろうか?

確かに友人を話すことでストレスを発散したいと思ったことはある。でもそんな腹割って話せる友人なんていないのだ。俺は相当捻くれ者だから,捻くれ者の友達しかできないが,捻くれ者の同士は友情に発展しづらいのだ。大体俺は上辺だけの付き合いができない。群れるために使う時間が惜しくて仕方ない。親友自然にできるものだと思っている。でもそれは結果を残した人間けが言える言葉だ。試験の一つも突破できない俺のような者が言っても弱者社会的言い訳しか聞こえない。人から見ればただのコミュなのだ

コミュ症でも生き残れる生き方をすべきではないのだろうか

そうだ。同類が多い場所に行けば道も開けると思って今回転職に踏み切ったのだ。思えば今の職場は少し早まったかもしれない。公務員浪人でもして1年で合格すれば今頃こんな苦労しなくて済むのだ。しかし空白期間は親が許さなかった。大学同期の目線や,内定取得圧力とでも言おうか,煽られ仕事を得るプレッシャーの元何が何でも就業しようという気持ちだったから仕方ない。反省するならば新卒カードを糞ったれの公務員なんかに使うべきでなかったのだ。全く俺には先見性の欠片もない。楽な方楽な方に逃げてきた結果なのだ。そして次もまた楽な方に逃げようとしていた…失敗したけど。

大体俺は理系出身文系職場では形見が狭い。文系公務員の,世の中に興味を持たずに生きていられるのか本当に不思議しょうがない奴らはバイオ就職難のことなんてちっとも知らないから(まあ当然かもしれないけど),嫌味たっぷりに言ってくるのだ。「理系なのに勿体無い」と。「頭いいんでしょう」「なんでここに入ったの」って,それ婉曲にお前はこの職場相応しくないって言ってるように聞こえるんだよね。実際中年管理職からは嫌味言われますよ。でもそれお前ら何もしてなかったコンプのせいでしょう?本当に頭のいい人達知らないから,ちょっと管理職きどって増長してるからそういうこと言えるんでしょう?俺は大学の顔に泥塗ってる気分ですよ。

職場愚痴

研修の一つもまともに受けず,仕事人間関係がすべてだと思っている。偉い学者の言ってることなんてテレビでアホな芸能人が「何言ってるか分かんね」位に思ってるから仕事に役立つとは思っていない。それどころか学説法律真剣に学ぼうとするもの異端視する始末。中学校で底辺が真面目に勉強をしてる奴の足を引っ張ろうとしている姿そのもの

バイオが悪いんだよ!

気分が悪くなってきた。認識したくない。新卒カード有効に切れなかった俺が悪い。もっと考えて行動すべきだった。でも同期といえばSEMRCRO金融教員ときたもんだ。研究開発職少なくね?その中で,公務員という選択肢はありだったんだよ。俺のようにコミュ症で,面接不得意で,勉強も大してできない奴にはさ。でも公務員筆記みたいにコツコツやるのは得意だぜ。筆記だけは勉強時間が非常に少ない中それなりにとれたからな。だからもし,俺が工学部にいれば…って何度も思ったさ。負け惜しみだけど,工学部ならある程度のメーカーは入れただろ。バイオのこの感じは何だよ。あんなに実験勉強時間費やした俺を含めて学生の報われなさと言ったら…!数学科物理地学も同じか?でも偏差値就職釣り合わなさはバイオが上だろ!生物簡単だから?いやいや,費用効果ワーストだろ。潰せよこんな学部生物なんて教養に入れて大学院からでいいじゃん。一本化する意義が見いだせないよ。結局大学就職させてナンボなんだよ。純粋学問?思考方法?いやいや,世の中の人間が求めてるのは結果だよ。バイオ就職キツイから大学院工学部いきなさいってキャンペーン張れよ。大学生馬鹿って煽るんならそれくらい教えろよ馬鹿バイオって面白いんだよ。夢もあるし。でも世の中がまだ必要としてないんだよね。

仕事情熱を傾けたい

良いよね,好きな仕事につけてる奴は。え?そんなやつ少数だって?でも好きになってる人もいるでしょ。問題は俺が今の仕事になんの価値も見いだせないってことだ。だって,他人の給与計算とか休暇の管理なんてつまんなくない?ローテーションまで待てって?知ってる限り次もそんなんばっかだぜ?じゃあなんで公務員になったのさ。いや,社会に役に立つとか,市民との触れ合いかとかで満足感が…ねーよ。ちょっと就活の時は熱っぽくなってた。冷静に見たらやってる仕事の大半は仕事のための仕事だし。市民もアレな人ばっかりだし(そもそも普通の人って役所あまり利用しないよね)。リアルにサボってる職員多いし。市民から感謝よりクレームが多いし。これでやりがいなんて持てる?サボってる職員は首にしろよ,老害てめぇだよ!勤務中に抜け出すなよ!仕事のための仕事税金無駄だろ!合理化しろよ!ITしろよ!女は服装舐めすぎなんだよ!研修仕事目的はって聞かれて金のためって答えるのやめろよ!こんな雀の涙でお前は満足なのかよ!しか残業多すぎて自分時間もねぇよ!でもそれなのに真面目にやってる奴はいる。俺がつまんないと思っている仕事も熱心にやってる奴はいる。大抵そういう奴は大学まで野球やってましたとか体育会系。本当にクソ真面目に仕事してる。ああ,こういう奴がクソ真面目に出世して役に立つんだろうなぁ…と。そりゃ体育会系重宝されるよね。俺氏も見習えば?って,そうだよね。その通りだよ。コピー取り一つでもプロを目指せってね。そういう奴が仕事を貰って……楽しい?一生コピー取りの延長してんの?コピー取りでも一生懸命なんて吹聴してるの,誰だよ。俺は無理だよ。雀の涙のために働いてます!って言う同期とか,難しいことわかんねぇのが格好良いと思ってる中学生並みの先輩とか,男に色目使うのが生きがいみたいな女とか,仕事人間関係が全てっていう上司とか。仕事サボって笑ってる団塊老害とか。ここで出世することにも価値を見いだせないよ。ならコピー取りする意味もないし,でも雀の涙だけじゃつまんないし。家族作ればお前も変わるよ,って?変わんねぇよボケ!あと10年は絶対結婚しねぇよ。俺は何でも拘る人間なんだよ,仕事もできないくせに偉そうにって?体育会系の一部になれよって?…それはさすがに二十云年生きてきて無理だって分かってるんだよ。集団の一部になることがどれほど辛くて惨めか,価値の見いだせない穴掘りに今後の人生かけられるか?拘って生きたいって足掻いてる奴がこの世に沢山いるか高学歴ワープアとか,◯◯くずれとか,夢破れてって物語があるんだろ?俺からしたら今の職場は死んでるよ。じゃあ夢でも追いかけてみろよって?

・夢おいかけること

おいかけることほど幸せな時はないよ。誰だって活き活きと語ってるその姿,何よりも美しいよな。俺も今の職場を抜けだして夢を持って仕事をしたい。地に足なんて糞食らえだよ。ここで弾けられたらどんなに幸せだろうか…成功者言葉なんて聞いてると見が引き裂かれるような思いをするよな。次に自分の惨めさが哀れになる。俺割と重症だよな。頭の中もまだモラトリアム真っ最中だよ。でも一方で失敗が怖いんだよ。世間体とか考えちゃうし。何年もオーバードクターしてる先輩とか,バイト先で声優とか作家目指してフリーターやってる高齢とか,カフェ演劇について語ってる無名芸術系大学生とか,公認会計士とか司法試験崩れとか。夢叶える素晴らしさについて知ってる一方,彼らの事も知ってるから素直に夢を賛美できない。彼らは確かに輝いてるさ。実験に夢中だったり,ゼミ修士なじったりする姿は生き生きとしてたよな。でもさ,そのせいで彼女がいなかったり,任期の話になるととても見ていられない顔したりするのは正直こっちも見ていてキツイよ。まあ,俺の周りに実力者がいないっていうことかもしれないけどね。お前が言うなって感じだけど。成功者はさ,意外と地に足がついたキャリア指向してるよね。みんながみんなポスドクとかデッドオアアライブみたいなことしてないもんな。

日本iPhoneが売れる7つの理由

カンター・ジャパンがおこなった調査によると、国内2013年1月3月におけるスマートフォン

機種変更・新規契約のうち、iPhoneが49.2%、Androidスマートフォンは45.8%という結果になったという。

通信キャリア大手NTTドコモiPhoneを取り扱っていないにもかかわらずiPhoneの販売シェアトップである

これで報道に出たようにNTTドコモからiPhoneが発売されることになれば、日本スマホほとんどはiPhoneになるのではないでしょうか。

では、日本iPhoneが受け入れらているのは何故なのだろう。

ある調査では、日本人の「流行好き」と「高い消費力」が主な要因と分析とされているようです。

そんな中、今回ネット上で拾ってきた記事から7つをあげてみました。

  1. 低価格で手に入る
  2. 日本人ブランド信仰
  3. 同調圧力文化
  4. アップルブランド力の強さ
  5. サムスンブランド力の弱さ
  6. 国内携帯メーカーの苦境
  7. 販売店の思惑と一致

1.低価格で手に入る

日本では2年縛りの効果で本体はほぼ無料で手に入る仕組みがあるのが大きい。

海外では定価販売が基本のため、スペック価格を抑えたローエンドモデルスマホがよく売られていて、iPhoneは高級品という扱いになっている。

日本では安いアンドロイドスマホほとんど売られず、国内の独自機能(防水、おサイフケータイワンセグ赤外線通信など)を盛り込むことによりiPhoneと同等か、それより高い価格で販売している。同じ価格帯なら人気のあるiPhoneにする心理が働く。

2.日本人のブランド信仰

日本人は良くも悪くもブランド志向である

明治以来の西洋化思想の延長上にある西洋崇拝に原因もあり、西洋のものをありがたすぎる風潮が強すぎる。

日本人ブランド志向の強さは世界一で、特に欧米の高級ブランドに関しては全世界の約半分を日本人が消費していると言われる。

3.同調圧力文化

日本人は幼い頃より、大多数の人々に合わせ、全体の秩序を守ることを学ぶ。そうでなければ、「村八分」の制裁を受けることになる。

集団同一性を求める心理は、どこかの組織により無理やり形成されるのではなく、英雄的人物によって形成されるわけでもない。

これは共鳴に似ているが、強い拘束力と集団心理のプレッシャー存在する。日本人はこれを「空気」と呼ぶ。

これが、「みんなと同じ」で安心するという心理が働く要員でもある。

ふみコミュニケーションズのよる女子中高生によるスマホの利用実態の調査では女子高生の6割がiPhone乗換を選択するとの結果であった。

女子中高生にとっての価値は「みんな持ってるから」が重要であり、性能等は関係無く、使いづらいとしてもその感覚を共有したいと思っている。

周りがiPhoneユーザーばかりでも嫌がる人は少なく、個性的なケース等で差別化したり、逆に友達同士でおそろいのケースにするなど積極的に楽しんでいる。

iPhoneを買っておけば間違いはない」「初めてスマートフォンを買うならば、iPhone安心」といった雰囲気日本全体でぼんやりとした同調圧力となり、さらに「ユーザーの多さ」と「評判のよさ」が好循環となっている。

参照:http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1309/02/news028.html

4.アップルブランド力の強さ

日経BPコンサルティングが、アジア11の国・地域で行なったブランド評価調査の結果によると、Apple日本中国シンガポールで1位になったほか、台湾韓国マレーシアでもトップ10入りしている。

アップルは、iPhoneパッケージ作りにおいても気を抜くことなく完璧に作り込むことで、「さすがアップル製品はおしゃれだ」とユーザーを納得させ、iPhoneという商品自体の「ブランド力」も高めている。綿密に作り込まれたiPhoneには日本人が失ったものづくり精神がある。

5.サムスンブランド力の弱さ

世界スマートフォン市場の最大手であり、NTTドコモのツートップ戦略の一翼を担ったサムスンであるが、日本におけるサムスン認知度は他の国々と比べて際立って低く、昨今の反日報道も影響している。

ある携帯販売店員の話によると韓国製は本当に若い子には嫌がられており、どこの機種使ってるかとか普通に話題にしているとのこと。

サムスンの商品戦略日本市場ニーズ乖離しはじめており、それを埋め合わせるだけの製品の魅力や強力なブランドが構築できていない。

6.国内携帯メーカーの苦境

世界からガラパゴス」と揶揄されていた国内市場を狙った機種やサービスを生み出してきたが、スマホ競争国境はなく、

開発費がガラケーに比べて格段にかさむ。開発費の回収や捻出のためには、世界市場でのシェア確保が必要だが、多くは後発で新規開発の体力もない。

日本勢の多くはドコモが最大の納品先であり、NTTドコモからiPhoneが発売されれば撤退も致し方ない。

ソニーにしても現時点では復活の途中である

日本人としては国産メーカーソニーシャープなどが元気になって欲しいと願うばかりである

7.販売店の思惑と一致

国内スマートフォン市場黎明期から普及初期が終わり、「なんとなくスマートフォンを選ぶ」受動的な乗り換え需要に移り変わっている。

スマートフォンに詳しくないユーザー層は、販売店からすると販売時の説明や購入時サポートの手間などで接客時間が長引くため負担となっている。

その点iPhone認知度が高く、指名買いのお客様が大半。商品説明から入らなくていいので、接客時間が短くて済む。

また、iPhone周辺機器の販売で利益を積み増すことが出来るため、店頭でも“積極的に売られる”ようになっている。

スマホの本格普及はこれから

総務省が発表した「2013年情報通信白書」によると、日本スマートフォン普及率は38.2%と、日米韓など先進国の中では最下位となった。

また、ハー・ストーリィの20代40代女性500人を対象のスマートフォンに関する意識調査の結果によると、全体の8割の女性現在ガラケーを使っており、

その中でも半数以上の56%が「スマホデビューしたい」という意向スマホデビューする端末は「iPhone」が71%と最も高かった。

ガラケーおいては、夏モデルは全キャリアモデルゼロという結果であり、各キャリアともスマートフォンの普及を狙っていることがあげられる。

パケット代がかさむスマートフォンが普及すれば、通信料金の基本料が高くなることで利益を上げることができるためだ。

2013-09-06

プライド高くて仕事できない上司への対処

ヨイショしつつ釘をさす! これ最強。

「~さんならこんなの簡単ですよね~」

っつって、調子に乗ったところですかさず、

半日もあれば終わっちゃうんじゃないですか!?

みたいな。

最後冗談交じりにプレッシャー与えるのがポイントね。

嫌いな上司でも仮面をかぶってヨイショヨイショとゴマスリスリ

ここほれワンワン

でもリードは外さねえぜ!

という。

ッカーーーーーーーーーッめんどくせええええええええええええええええ

どっちが上司だかわかんねよ…もっとしっかりしてくれ…

客先常駐だから情けないやら恥ずかしいやら。

仕事できない上司でほんとすみません

仕事できないくせに常駐させてもらっているという身にもかかわらずトイレスマホサボりしまくるような恩を仇で返す上司でほんとすみません

http://anond.hatelabo.jp/20130906165326

ガチで戦えるような息子なら万々歳だよな。

俺のふがいなさを見すかされないように、油断できないなー頑張らななー、ってプレッシャーだわ。

結果まけるのは、誇らしくもあるだろうさ。

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