はてなキーワード: 研究室とは
・前提として日本の研究室では所属する修士過程学生に給与なり研究報酬はでない(よね、まだ。出るのアメリカだけでしょ?)。
・むしろ「学習中の学生」はものを壊す、研究が下手でライバルの後手に回るなどのリスクがあるから
労働法があるにもかかわらず無給で働かされることがゆるされている。(利益追求団体じゃなくて学術施設だし!)
・学生が物を壊すことの責任は「学習」をさせた指導教授にある。(雇用契約書もないんじゃなー)
・したがって研究室の運営予算、つまりは研究予算から次のヒーターを出しなさい。
以上。
なお、給与が出ている場合も、たとえば仕事で億単位の損害を与えかねない場面というのはよくあることだが、
もしそれが起こったときは、その損害は会社が引き受ける(倒産しても)。有限責任だからね。
会社に与えた損害の給与天引きは違法。給与は決めたとおり満額、現金で払うことが雇用者の義務。
個人事業じゃなくてよかったよかった。
どっちもムキにならないで早めに就職しとけば。
いやいや、そんな研究室が存在したらブラック研究室そのものだろ。
http://anond.hatelabo.jp/20160727001746
しかしながら実験器具を壊すことも、それを弁償しろ!と怒る指導員がいることも、それがブラフであることも、
学生が弁償しますと反省の意を示すことも、実際には弁償しないこともすべて「稀によくあること」だ。
こんなことは教授にとっては「またか」と思うだけの案件であり、研究室にいればそんなことは想像に難くなく、
それをせずに同僚に激昂する増田が一番真面目すぎるのではないだろうか。
自分が同僚なら、同じ状況ではHを慰めるような言葉をかけるだろう。
実験をする以上、器具が壊れるのは防げない側面もあるわけで、それを弁償するというポーズをとっているだけだとしても反省としては十分だ。
彼がやるべきことはやっているわけであり、そこから彼を追い詰めるのは、あなたの言う「融通が利かなかったり,他の人に不憫な思いをさせてしまう」行為に他ならないと思う。
いずれにせよ、メールを受け取った教授はHのことを面白い人間だと思っているだろうし、
そんなことで深刻に悩んでしまう人間だと教授を評価しているのであれば、それこそ増田は人間関係をシビアに考えすぎだろう。
そして、率直に言って、増田が怒っている理由が私には理解できない。
おそらくHが、増田の中での「すべきでない」行動を行ったという、理想との乖離があなたを感情的にさせているのではないだろうか。
それはいたって真面目で独善的な考えであり、あなたの言葉を引用するなら、「その真面目さは何かが歪んでいる」と思うのだ。
日記が書かれたのが深夜であることから、増田はおそらく疲れているのではないだろうか。
疲れが正常な思考を妨げ、突発的に怒ってしまい、実はその理由というのは後付けなのかもしれない。
後から考えたら論理的でなく感情的な私憤だったということはよくあることだ。
いずれにせよ大した案件ではないと思うので、肩の力を抜いて、少し休息をとってみてはどうか。
基本情報・応用情報・TOEIC800点・品質管理検定・数学検定・電検3種
多分まだまだある。
でも、ぜんっぜん研究できないし、しないんだよな。
就活にも場合によっては有利になるだろうし、受験すること、勉強することに関しては一切文句は無い。
ただね。
研究室に来てまでTOEICの本熱心に読んでたり、何かの資格試験の過去問を一生懸命取り組むのは間違ってると思うんだよ。
研究室のその席は、何のために与えられてるんだよ。
正直言って、後輩にも微妙に悪影響だ。
研究しない理由を、資格試験の勉強があるからと言われたらたまったもんじゃない。
それでも、昼にチョコっとやってたり、夜に自分のタスクが終わった後にやってるんならいい。
しかし、何故ゼミの時間や輪講中にそういう自己中心的な内職をするのか。
勉強ができる子って、勉強したらリターンが必ず返って来る資格試験って好きなのかな?
ただなぁ。
参考書に書いてあることを覚えるだけだし。
というアピールをした際は、その資格は自分の何のアピールなのかを聞かれるんだよなぁ。
ただスキルアップのために受験しただけだと、そういう突っ込みに答えられなくなっちゃうよ。
その資格を引っ提げて、鳴り物入りで社会に飛び込んで下さいという他ないか。
どうせハイハイ言うだけで結局人の話聞いてないんだし。
そこから連想して、「イケメンが好きなんだろうな」なんて思うのは容易いと思います。
某青い鳥をしていると「派手でうるさそう」「アニメに否定的な人が多いんじゃないの?」とか、ジャニオタの中でも「このグループのファンは学生ばっかり!」「あそこのグループのファンはマナーが悪い!」なんて言う人も少なからずいると思います。
私は〝ジャニオタ〟と聞くと「きちんと学業なり仕事なりをまっとうしている人」というイメージを持っています。
1年間でCDシングル2~3枚出して、CDアルバムも1~2枚出して、DVDも出して、コンサートだってあるし。
雑誌だって毎月出るし、年度末にはカレンダーも出るし、写真集だって出てくる。
CDも初回AだかBだかいっぱい種類があって、収録曲全部聴きたかったら全部買うしかないなんてこともしょっちゅう……っていうか毎回それです。
コンサートに行くにしたってまずチケット代、その手数料、交通費、グッズ代、コンサートのために新しく買う洋服代。
1グループでこれですよ、書いてて嫌になるほどお金が飛んでいく趣味なんですよね。
だからこそ、きちんと仕事をして収入を得ている人、バイトをこなす学生なんかが多いと勝手に思っています。
テストでいい点取ってお小遣いもらったから普段買わない雑誌も買っちゃおうかなとか。
なんていうか、少なからずリア充してる人の趣味なんじゃないかなぁ、と。
ここで言うリア充は恋人がいるだけではなく、現実の生活が充実しているという意味も入っています。
私もジャニオタです。
後述の事によってグループの印象を悪くしたら申し訳ないのですが、ジャニーズWESTが大好きです。
むしろ逆と言った方がいいのかもしれません。
今大学生なのですが、授業は満足に出られず、精神科と大学の学生相談室と教務課と担当教授の研究室を行き来する毎日です。
原因は私にもよくわかりません。今病院の方でテストや検査を受けている最中です。
毎日「ああ今日も授業に出られなかった」「どうして私は周りの人と同じことが出来ないのだろう」「なんで大学に入ったんだろう」「いや就職したってこんなんじゃクズすぎて即クビだな」と考えます。
色々な方に手助けしてもらい、なんとか留年退学休学は免れそうというのが救いでしょうか。
「休学した方がいいのでは?」という意見も聞くのですが、そこは私だけでなく実家の問題も関わってくるのでとりあえず4年間で大学を卒業するということが私の人生の最善となっています。
まあこんなんで大学卒業したって一般的な社会人になれるとは全く思っていないのですが。
一人暮らしということもあり自己嫌悪に陥っても慰めてくれる人はいません。
実家から通える大学に行けよという声が聞こえてきそうですが、一人暮らしもまた実家の規則なので許してください。さらに言えば同じ県内に住むことも許されていないのです。
実家の人は私の現状を知っているのですが、それでも私を家に連れ戻すなどせずに、一人で病院に行き一人で暮らし大学を卒業しろと言いました。
だって今の私ただの金食い虫じゃん。これほどまでに生産性のないクズを私は知りません。
それでも、ジャニオタなんです。
ジャニーズWESTが好きで仕方がないのです。
ジャニーズWESTを知ったときも私は不登校モドキでした。(公式用語で言う不登校の定義には入っていませんでした)
初めて見た時は衝撃でした。
彼らが映るテレビの画面だけが、鮮やかな色彩を放っていました。
まぶしいほどの笑顔をカメラに向ける彼らに、一瞬で夢中になりました。
それから私は貯めていた貯金をジャニーズWESTのために使うようになりました。
もう何が楽しくて生きてるのか分からずただ機械的に起きて食事を摂り眠る生活をしていたのですが、彼らのファンになってからは違いました。
「来月CDが出るんだ。それまで頑張ろう」とか「今日は音楽番組に出るからちゃんとやるべきこと終わらせて早く帰ろう」とか、前向きに物事を考えられるようになりました。
毎日ゴロゴロしてる私がキラキラな彼らを見るのはなんだか罪悪感を覚えるな、と思ったゆえの行動でした。
そうしたらそれまで全然できなかった友達が、急にぶわっと増えました。
「なーんだ、私普通に生きられるじゃん!」と、思っていました。
私のこの症状は一過性じゃないって、忘れてたんです。
ある日突然学校に行けなくなり、しばらくしたある日突然何事もなかったかのように学校に行けるようになる人でした。
ジャニーズWESTに出会って学校に行けるようになったのも、もしかしたらその時期と偶然一致していたからかもしれません。
それでも、それに気づいたときには私の中ではもうジャニーズWESTが神格化されていました。
「あの時、学校に行けるようになったのはジャニーズWESTに出会ったからなんだ」
「私にとってジャニーズWESTは命の恩人なんだ」
今でもその思いは拭えません。
ああ、そうですね、去年天使の衣装を着る曲がリリースされたのですが、まさにそんな感じです。
『 そんじゃみんな ノルか?ソルか?
任せときなさい! 』
『 ちょっと待った、迷った時
オレを信じろよ 』
仕事を頑張っている彼ら。
家に引きこもりな私。
こんな奴がファンなんて嬉しくないだろうな。
学校にも行けない、バイトでお金を稼ぐことも出来ない、ファンレターひとつ送る勇気もない。
それでも彼らのファンでいることはやめられない。
http://anond.hatelabo.jp/20160701155649
単に何も出来ないくせに研究室に所属しようなんて思うからおこがましい。
大学に来るのが間違ってる。
勉強しようってやつらだった。
当然、まともに研究する気も無いもんだから、ちょっとでもやらせようとすればこじれる。
そしてブラック研究室だと騒ぐ。
研究室によってはそういうのが続くことがあって、それでその研究室自体がブラックだとか言われるがそうじゃない。
そういう「楽だ」とか言う噂が流れて行き着いたらブラックだった、というのであれば、
「真面目に研究しようとする人」にとっては楽というか、きちんと研究をさせてもらえて良い研究室なんだろう。
色々と教えてもらえるしやらせてもらえるし、研究を進めるのが「楽」。
ただ、そういった研究室に増田の様な馬鹿が入れば、無理やりやらされる、時間をとられる、だの、そもそも研究室に入った意味がわからないような事を叫び、
逆にこの増田が入った研究室なんかは、教授も最初から学生に対して諦めてもう何もしなくていいよ、さっさと出てけよ、アホが、と言うとこなんだろう。
某理系学部に、所属している学部生であるが、ブラック研究室には気を付けなよ。
僕自体は、ブラック研究室には所属していないが、友達や知り合いはブラック研究室に入ってしまいえらいことになってる。
よくインターネットなんかで、”ブラック研究室”なんて打つとその実態が生々しくつづられてるブログをみることができる。
僕自身、研究室配属前はそれらの悲惨な事実は世の中に存在しうるであろうが、身近に本当に存在するのか疑わしい事実であった。
要は、遠い世界のことだと思っていた。
それでも研究室配属前は、周りのみんなも僕もブラック研究室についてはある程度警戒はしていた。
「あそこの研究室は、ブラックだ。」、「あっちは、ブラックっぽいけど就職いいからどうしよう。」などなど。
”ブラック研究室”って検索すると、ブラック研究室かどうかを判断する方法がつらつら並べられてたりする。
今思えば、「なるほどー」と思うことはあれど、やっぱり判断つきにくいことはどうしても出てくる。
一つの理由としては、情報が錯そうしてしまっていたことだと思う。いくら僕たちが調べても、どうしても周りの情報には嘘がふくまれてしまうことはある。
一方では、ブラックと言われててもも、入ってみるとそれほどでもないって友人はふつうにいるし、楽な研究室だと情報収集して入った研究室がじつはえげつかった
なんてふつうにあった。
学年には、普通に優秀なやつらなんていっぱいいた。学年で10人の中にはいるほど優秀なやつらで、それほどきつくない研究室にはいって研究や就活、公務員の
勉強しようってやつらだった。当然、成績のいいやつらだから研究室は普通に選べるやつらだった。噂では、楽だろうと思われていた研究室そいつらは選んだ。
しかし、入って蓋を開けてみれば、配属されたそいつら全員がブラックだって言ってた。ブラック研究室だって、警戒していたやつらだった。研究室の下調べも、
そいつらの中には、研究室にほとんど来なくなったやつもいるし、普通に体壊してしまったやつもいる。ほんと、わけわかんないよ。
研究室は、相性ってのはぶっちゃけあってると思う。成績あんま良くないやつらでも、あえて厳しい研究室に行って、がんばってるやつらもふつうにいる。
あんまりしんどい思いしたくないってやつは、もしそこの厳しい研究室に行ったらブラックだって言っちゃうんだろうな。
”ホワイト=楽”じゃなくて、”ホワイト=自分に合う”だとおもう。”ブラック=自分に合わない”だね。
つっても明らかに、だれにも合いそうにないブラック研究室もあったけどね。そういうのって、だいたい誰でもわかる。でもそんなブラック研究室の先生が、
アカハラの相談先に指定されてたりするんだから、意味わかんないよね。明らかに相談しに行ったら潰されるだろって、普通に思った。
俺は、元々一番行きたい研究室は決まっていた。単純にやってみたいと思った研究室がそこしかなかったから。でも、本当に運がいい。第二希望が、ブラックだったから。
また朝が来たら研究室へ行って、教員に何をしても嫌味を言われる時間に耐えなければいけないんだなと思うと、寝るのが怖い
やらないでよいと言ったことを忘れてなんでやらなかったんだと怒られたり、教官がイライラしてるタイミングで指示を仰ぎに行くと八つ当たりされたり、数えていたらキリがない
なるべく気にしないように過ごしているけど、最近時々ふと体の力が抜けて椅子から立ち上がれなくなったり、トイレの個室から怖くて出られなくなったりする
色々言われてきたけど、中でも「俺、〜さんの彼氏じゃないから」以来嫌いという感情を通り越して気持ち悪くて仕方がない
うまく言葉にできないけど、とても気持ち悪い。彼氏という発想が気持ち悪い。親と言ってくれればまだよかったのに。
23歳の学生(院生)だが、生まれてこの方彼女ができたことがない。
気になる女の子に声をかけて、デートに誘って、一緒にご飯を食べるといった経験はある。だけどそれがいつも次のステップへと続かない。
行った後は「ありがとう!また会いたいね!」と相手方は言ってくれるのだけど、実際次に誘うと「ごめん、予定が合わない。」と拒否されてしまう。
社交辞令を真に受けてしまっているのだろうか。それとも、自分に何か足りないのだろうか。
考えられるものとしては、俺は年上の人が好きで、そうした人たちにアプローチをし続けてきたということがあるかもしれない。
選んでいるつもりはないのだけど、年下の女の子には今まで手を出したことがなくて、これまでに誘ってデートに行った女性は、サークルの先輩だったり、就職した同級生だったりである。
時間はいくらでも工面できるけれど、定職に就かず、いまだに学生をやっている自分と比べたら、社会人でちゃんとお金を稼いで、大人のお付き合いができる人を選びたいと思うのが性であろう。むしろいくら時間が工面できたところでも、社会人と学生の生活リズムというのは完全に異なる。昼間に起きて研究室に行って、夜中に帰るような学生と、朝起きて、昼間に働いて、夜に帰ってくる社会人とだったら、社会人のほうが合うにきまっている。
そうしたところを含めて結局友達以上に行くことができなかったり、異性として見られなかったりしてしまっているのだろうか。
それとも自分のコミュニケーション能力に難があるからだろうか。自分はずっと引っ切り無しにしゃべっているよりは、静かなところで静かに一緒に過ごせるような関係が好きだ。俺がそれを心地よく感じていても、相手にとっては「なんでこの人は喋らないんだろう」と不安に思わせているのかもしれない。そういうところはフォローしているつもりで、楽しかったよ、などとは伝えているんだけど、社交辞令に取られているのだろうか。
あるいは外見が相手の好みでなかったり、理屈っぽい性格がどうしても受け入れられないとか、そういったものだろうか。
そして、自分が「この人のことをもっと知りたいな」と思うきっかけは、性欲由来ではないと思っている。
ちゃんとこの人のことをもっと知りたいな、と思わない限り自分から誘ったりはしない。それさえ伝わらないのだろうか。
「いい人がきっと見つかるよ」「いいお父さんになりそう」といった励ましはこれまでに何度も受けてきた。果たして、本当にそんな人は現れるのだろうか。
現在、月面基地は原子力発電で使用電力を賄っているわけだが、実のところこれがものすごく効率が悪い。
毎日毎日、何便も行き来する往復機の貴重な貨物エリアの一部を、この原子力発電に必要な資材が占めていることを考えれば、いかにももったいない。
月面基地の建設開始前は太陽光発電が考えられていたものの、いざ建築が始まれば大量の物資、人材、生活必需品を運び込む過程で往復機が頻繁に離着陸を繰り返したため、巻き上げられた大量の塵が太陽光を遮ってしまったのだ。
残念なことに、大きく舞い上げられた塵は静まる前に次の往復機を迎え、なかなか地面に戻れず、徐々に空中土量は増大していった。
と、まあ日光の遮光だけでもやっかいなこの塵なのだが、更にやっかいなのは太陽光パネルの上に堆積する事だ。
月面に風はなく、雨も降らない。火山灰の様に土砂が堆積した太陽光パネルは清掃するまで機能を果たさないが、この土砂除去をやるのは人力なのだ。
水は貴重なので洗い流す訳にはいかず、これも貴重だが、空気で吹き飛ばせばまた舞い上がって落ちてくる。
結局、刷毛で大まかな土砂を除去した後、掃除用の粘着ローラーで一枚ずつ掃除して行かなくてはいけないのだが、パネルの数は数万枚単位で、更に電力不足からまだまだ増設の必要があった。
これだけで貴重な人手を使い切る訳にもいかないので、太陽光発電はあえなく放棄されたわけだ。
ただし、急遽設置された(とはいえ、検証の上、数年がかりではあるが)原子力発電もかなり効率が悪く、かなりの資源を発電施設に投入せざるをえない状況である。
原子力発電を回すために往復機は更に増便せざるをえず、舞い上げられる塵は一層増大する。
しかし、実のところ、この塵も決して不利益ばかりをもたらすわけではない。
確かに、太陽光発電は妨げられる。その上、通信も妨害するし、往復機も傷だらけにして著しく寿命を縮めるが、それでも、人間が月面で常時活動可能になるメリットは大きい。
高熱に対してよりも極寒に対する準備の方がしやすい。
今までは直射日光が地面にあたる数日間はモグラのように基地に籠もっていることを強いられたが、現在では、かなり活動可能な期間が増えた。
今後の検討課題としては、現在の日陰を享受し続けるか、やはり日光を奪い返すかで協議が必要であろうが、我が研究室としては、課題の一環として月面の大部分に粘性のあるスライムを敷き詰める技術の開発に着手する予定である。
現時点では社名を伏せるが、太陽光パネル製作の大手と、有名オモチャ会社より研究支援の確約をえており、新技術は今後の宇宙開発において革新的な手法となると考えられることから、宇宙開拓史に名前を刻む勢いで頑張って欲しい。
(月面基地に駐在する研究者から、地上の助手達に宛てたメールより。なお、彼は日本の古いポップソングを愛好し、いつも口ずさんでいた)
最近読書が楽しくて、月8冊くらいのペースで読んでいる。小説を中心に、前から気になっていたものやひとから勧められたものなど読んでいる。とても楽しい。
で、せっかくなので感想をきちんとアウトプットしてみたいし、読書感想ブログなどにも憧れるが、踏み切れないでいる。なぜならその感想というのが、どうにもウエメセで口汚い感じだからである。現時点では、いまは黄昏なりしmixiの友人限定公開の日記で毎月の読書感想をまとめているが(ほぼ備忘録である)……。
同時期に発売された漫画版とセットでの物語と言う位置づけらしく、前日譚と後日譚。でも漫画版を読んでなくても話としては独立している。
端的に言って挿絵は非常に嫌いな部類なので,漫画の方を読むことはないだろう。
「小説の合間に,本文に連続して漫画を挿入したらどうなるだろう」という興味は昔からあって,その答えを今回見ることができて勉強になった。
答えは「寒々しくてとてもじゃないが見ていられない」だ。◇◇◇(筆者名)の文章は相変わらず整っていてとても心地よいなあと思いました。読んでいて気持ちがよかったというのが全てで,正直物語やキャラクターはあまり記憶に残らなかった。こういう読書体験は個人的にはとてもすきだ。キャラクター性やドラマ性は,純粋に小説を楽しむにおいてはノイズだと思う。
おもしろかったー,のか?いや,でも面白かった気がする。◇◇◇の能力が超かっこよかったのに一瞬で殺されて悲しい。一巻同様,物語の展開が異常に速く,全体的にライブ感で生きてる感じの小説。すげえよ,まだ2巻なのに主人公属する日本支部が壊滅しちゃったよ。3巻以降はロードムービーと化すのか?……というか,出るのか?3巻。
いろいろと思うところはあったけど(ハーレム描写が不要すぎる,とか),みっつめの機関の名が明かされるくだりがもう熱すぎてすべて吹き飛んだ。3巻出るなら読みたいなあ。展開がぶっ飛ばし気味の話は,正直嫌いじゃない。
なんか妙にお利口でつまんねえ小説だな,と思って読み終えたら,あとがきを読むに既刊に出てくるサブキャラのスピンオフ作品だったらしい。あー,どうりで。内容自体はスピンオフ元知らなくてもわかる話でした。でもスピンオフ作品って,いろんなところへの配慮が透けて見えるから変にお利口に感じるんだよな。まあ,気付かず買ったわたしが悪かったんだが。
登場人物の、修士卒の身で科学館勤務で研究しつつ海外の研究室からもお呼びがかかってる,とかいう意味不明チート設定でむしゃくしゃして内容が頭に入らなかった。せめて博士課程卒にしてくれ。しかも,なんかどうにも受けの思考回路がキャリア形成<恋情で,てめえこらぶん殴るぞ,という感じだった。あれで「理系キャラ」だなんて反吐が出る。
うう,眩しい,話がなんだか眩しい……。
◇◇◇が『作家の魂』を描こうとして書いたというこの作品。面白かったんだけど,割と書かれていることがマッチョな感じで,ちょっと「ううっ」となりました。
個人的には,「お金目当てで書かれた小説」にも,「誤字脱字だらけの稚拙な小説」にも「つまらない小説」にも,等しく作家の魂はこもってるんじゃないかと思うよ。別に速く書けなくても,大量に書けなくても,多産じゃなくてもいいんじゃないかと思うよ。私はね。まあでもこの小説の語り手は中学生で,想定読者も中高生だから,その辺を対象にしているならこれくらいマッチョな方がいいのかもしれん。少年よ大志を抱け。
さすがにこれでブログを書くわけには……
でも、まったく文句のない自分にとってのとても面白い本なんて、20冊読んで1冊あればいいほう。嘘をついて褒めるのもなんか違う気がするし。だいたい面白いか面白くないかわかんないからこそ読むわけだよ。でも感想をアウトプットする以上、ブツブツ文句言うだけなら書かない方がましだよな。他人に不快感を与えるだけだし。読書感想をアウトプットするひとたちって、ホントみんなどうやってんの。
(追記)
もっとボロクソに言われるかと思ってたんだけど、いろいろと具体的な助言もらえて助かるっす。ありがとうございます。
という感じでしょうか。
ポジティブな感想じゃない感想も、求めているひとがいるというのは意外でした。口汚いのはよくないけど、ネガコメにも一応の存在意義はあるのだなあ。
これでいこう。ただやみくもに読むのもどうかなと思っていたので、そういう気持ちで読みたいものです。
ネガティブな感想が多いのは、たぶん根が暗くて愚痴っぽい性格なのでそれが文章に出てるんだろうな。
でも口でする会話と違って文章は下書きを溜めたり添削したりできるので、もうちょっとちゃんと頭を働かして、少しでもよいものが書けるようにがんばるよ。
(追記2)
作品名当てられてて驚きました。なんかすみません。筺底のエルピス待望の第4巻「廃棄未来」は今週末発売です。とお詫びの宣伝。ミケーラかわいいよミケーラ。
大学もそうで、未だに「日本のモノづくり」にこだわる教員、学生がいる。こういうタイプは社会情勢に疎くて、専門以外のことに驚くほど無知なので、そのうち自滅するだろうなと思う。
先生に気に入られて先生の言うとおりに「大企業」に推薦で就職したけど、その会社が傾いて他に行くところもなくという。。
一部の学生はやばそうなのを感じ取って別の業界を探して自分で就職していく。今の時点では「研究室を裏切った」扱いをされていて、自力で就活しないといけないから苦労するけど、最終的にはこちらが残るんだろうなと思う。
専門性や先生(上司)に従順であることも大事だけど、社会がどう変わっていくのかを冷静に見定められる力というのは生きていく上で大事なんだと思う。製造業というのは追いつかれやすい産業で、だからこそ高度な専門性のいる情報産業やバイオ産業が数十年前から言われてきたのだが、そういうことが理解できるかどうか。
同僚が研究室に小保方さんの本を持ってきたので、昼休みに流し読みした。つまるところ小保方さんは、研究そのものではなく、研究している自分が好きな人間だったのだと、妙に納得がいった。
そうゆう類いの人は 実は結構居る。学部四年、教わったばかりのエタ沈を嬉々として連呼していた同級生や、 修論で一丁前に能弁を垂れる後輩、 ラボ生活もベテランとなり後輩に対して ペダンチックになる同期など。しかしそうゆう人間は、基本的にはアカデミアには残らない。ポスドクを何年もやるまで自分がそうゆう人間であることに気付かなかった例はあまりにも有名だが (http://biomedcircus.com/research_02_13.html)、若くして見出されてしまい、気付くチャンスすらないまま世に出てしまった小保方さんの方が悲惨であり、少しばかり同情の気持ちが涌いた。
しかし一方で、STAP論文の発表会見の時の発言―うろ覚えだが、実験がうまくいかず夜通し泣いたというような内容―には、強い違和感があった。そんなことは生命科学の研究者にとって常であり、わざわざ世にアピールすることか、と。今更ながら、小保方晴子という女性理系研究者の強かさがよく現れた発言だったと思う。
学生時代にTop journalを出しても ポスドク先では良い結果が出ない、というのはよく聞く。うだつの上がらないポスドク生活を何年も続けていて、論文が出ずに苦しんでいる同業者もたくさん見てきた。研究は、概して困難を伴う時間がおおい。面白い研究テーマを見つけ、ポジティブデータを出し続け、仮説を証明する。仮説に裏切られることもよくあることで、実験に実験を重ね、時に才能や運と対峙しながら、ようやく一つの小さな真実に辿り着く。 研究している自分が好きなだけの人間には、コスパが悪すぎて到底耐えられない、楽しめないだろう。だからそうゆう人間は遅かれ早かれアカデミアを去って行くのだ。
小保方さんと言えば、してもいない実験のグラフを勝手にプロットしたり、顕微鏡写真を他所から拝借したりと、良識から逸脱していることを次々とやってのけた。だいたい、博士号の集大成と言える博士論文や、ましてNatureへの投稿論文ともなれば、実験の生データ画像・数値や、そのデータを取った日の出来事やその瞬間など、よりよく覚えているものだ。論文の推敲段階では目が腐るほどそのデータを見ることになるので、顕微鏡写真など細胞の配置具合まで自然と記憶に残る。足りない点を自分で描き足したり他所のデータを使い回したりしたことを、ケアレスミスでしたと言うにはとてもじゃないが説明が浅短だ。そしてこの言い訳こそ、データや実験には全く愛着がないことを証明している。
小保方さんが愛していたのはSTAP細胞ではなく、STAP細胞はありまぁすと言った彼女自身だ。そうゆう人間は決して珍しくはなくて、しかし大抵どこかの段階でしれっとフェードアウトしたり潔くコンサルにでも転職して経済的に大逆転したりするが、小保方さんはそのチャンスに出会わぬまま、まだ研究者としてはずいぶん若いうちに引っ張りだされてしまった。 寧ろ、派手な捏造をしたからこそ引っ張りだされたのだとすれば、 科学者を辞める契機を作ったのは彼女自身であり、必然であったと言えるのかもしれないが。
というより、人生を間違ったのかもしれない。つらい。もう限界。
教授からは過度な期待と課題を押し付けられ、同期や後輩の大半は使いものにならない。信頼できる同期もデスマーチを強いられていてあてにはできない。自分より上の学年はいない。八方塞がりだ。どうして自分達だけがこんなことになっているのか、と思う。突然体調不良や事故なんかが起こって、研究室に行けなくなったらいいのに、と常に考えてしまう。
頼れない方の同期はそもそも研究室に来ない。来たところで自分の研究しかしない。研究室としての活動や後輩指導などは、たぶん興味がないのだろう。肝心な時に研究室にいないから、必然的に雑務や指導がこちらに回ってくる。
後輩たちも就活とはいえ研究室にほぼまったく顔を出さないので、仕事の割り振りもできない。来ないことには教えることもできないし。
こうした状況からか、教授は頼れる相手に積極的に仕事を割り振るようになった。来ないことには仕方ないのは分かる。でも、自分達の負担も考えてほしい。
おまけに、頼れると判断した自分達には研究、学会発表などを積極的に勧める。経験を積んでさらに成長して欲しいのだろう、と思う。でもオーバーワークしている人にばかり学会発表などを勧めて、研究室に来ないような同期には信頼出来ないから割り振らない、ではますます忙しさに差が開くだけだ。学会も後輩指導も雑務もせず自分の研究と授業だけやっている同期を見ると、自分は何をしているのか分からなくなる。そんな同期に「俺だって忙しいんだから」と言われたが、怒る気力もなかった。
どうしてこんな状況になったのかを考えてみると、いくつか思い当たることはある。
キャパオーバーになるほど仕事を任されるようになったのは、「まじめで、やる気があって、言われたらはいと答える人間だったから」なのだろう。
はっきり言って教授からの信頼を勝ち取りすぎた気がする。もっと不真面目で、言われても嫌ですと断り、自分の気が楽なように生きたかった。何に対しても「はい、分かりました、頑張ります」などと言っていては自分の限界を超えて、心身共におかしくしてしまう。これくらい大丈夫だろう、彼ならやってくれる、安心して任せられる、などと相手は思うのだろう。サボる人間がいる環境だと真面目な人間ほど損をする。真面目な人間に生まれたくなかった。
思い返せば学部時代からそうだった。誰もやりたがらない研究室内の役職を志願し、中間発表やその他研究も自ら進んで行い、とりあえず期日には収めてきた。そうした結果から、後輩指導の際に「この役職は責任のある人に任せたいから」とリーダー職を任されたことがあった。もうその時点から自分の研究室奴隷生活は始まっていたようなものだ。
教授のことは嫌いではない。関係は良好だと思う。自分と同じようにオーバーワークしている同期とも、関係は悪くない。後輩とも仲はいい、はずだ。
けれども研究室として考えると、全く調和もなにもしていない。表向きには体裁を保っていても、内部は最悪だ。研究室運営は成り立っていないに等しい。
もう研究室にいたくない。そう思っても、吐き気や頭痛や目眩が起こって研究室に行けなくなる訳でもない。体が研究室に向かってしまう。そして任された仕事を、たとえ期日が無茶苦茶であって、間に合う可能性がなくても、とりあえずどうにかしようとするのだろう。
逃げても、教授や同期に何かを言っても、誰かに相談しても、助けを求めても、何も変わらないように思う自分がどこかにいる。この状況を抜け出す方法は目の前の仕事を片付けるしかないと心の何処かで思っている。それに、自分が常に逃げることのメリットよりもデメリットを考えていることも分かっている。人の目を見て生きていることに気付いたけれども、それはまだ治っていない。研究や学会発表ができなくて、教授に何を言われるのかが怖いと心の何処かで考えている。
だから、もう、駄目なんだと思っている。何をしたって無駄、逃げ出す勇気も死ぬ勇気もないから、限界だろうと研究室に行って終わりもしない仕事をするしかない。
はてブ見てると日本はA.I.で遅れていて、挽回できるのかという話が出てた。
ディープラーニングで勝負を挑もうという話だと思うのだが、計算機リソースを確保できないまま終わってしまう未来しか見えない。
ディープラーニング以前からA.I.研究はされていて、このディープラーニング全盛期に対抗出来るだけのものが、政策で1,2年で変わるのであればやったらいいと思うが、
なんせビッグデータですらまともに活用出来るだけの計算機用意できなかったのだ。
なんで物量作戦で抑えこもうとしてくる相手の土俵に載るのだろうか。
トヨタが対抗するのはわかる。Googleが自動運転で真正面から勝負を挑んでいるから。
トヨタが今まで自分のリズムでビジネス出来てたのが、Googleにお布施しないと使えなくなるのだと困るのだ。
タクシーが自動運転で無人となり、車をみんなでシェアするような世界が来てしまうと、トヨタのビジネスが危うい。
トヨタとしては自動運転が出来るようになったとしても、一人一台必要な社会になり、Googleがトヨタに不利になるようなビジネスが出来ないように人工知能の特許を押さえられればそれでいい。
ビジネスが成功するまでお金を出してくれるような人がいない日本なので、
投資家の顔色を伺って、流行のワードを散りばめた戦略図を作るよりかは、次に何がくるのか、相手が計算機の物量作戦でくるのであれば、
そこに乗らない戦略を立てたほうがいいのではなかろうか。
人工知能研究者の方が、冬の時代を乗り越えたあとのディープラーニングブームだが、ブームが去ったらまた冬の時代がくると危惧されていた。
お金を出してもらっている立場上、日本では勝てる戦略がないとは言えないのだろうが、技術者は今すぐ参加しないといけないというのは、どうも違和感がある。
例えば個人が最新のPCとGPUカードを買ったとしても、趣味の領域を超えるようなものが半年レベルでも作れはしない。研究室でもサーバー10台使ってくらいだろう。
そもそもGoogle、Facebookなどと比べて、ビックデータのデータ量がそもそも少なすぎるのだ。
そろそろGoogle様、apple様がやっているから、日本でもやろうというのは辞めた方が良いのではないだろうか。
情報の流通が早くなったように勘違いしがちだが、重要な情報はネットには載らないし、載った時には数年先を行っているのである。
そもそも検索情報を出しているのがGoogle様である。Googleが社内でやっていることに対してキーワードを検索かけても出てこないように出来るではないか。
いかんせん黒船来客に弱く、しかも海外にアピール出来ないのが日本である。
だがそろそろ日本で何かしようとしている人を皆でワッショイして、海外に発信して、投資資金を流入するようにしないといけないのではなかろうか。
もてようと思い、何かの足しになるかと思って海外製のサプリ飲み始めたら、1ヶ月くらい経ってからガチで肌の調子がよくなってきた。
おもしろくなって月1万強くらいサプリに費やすようになった。マジで肌がつるつるになっておもしろい。紫外線当たりまくっても肌真っ白。きゃーすげー研究室にこもった理系男子っぽい。
体の肌触りもめっちゃすべすべで、お尻とか赤ちゃんみてえだ(笑)
でも、元からオタク気質だったから一度ハマるとやめられない。もう彼女作りとかどうでもいいから、美肌極めたい。
ちなみに今飲んでいるのは、以下の通り。ピクノジェノールとレスベラトロールは効き目がハッキリと分かって面白い。
レスベラトロール - アンチエイジング神サプリ。長寿遺伝子も活性化するらしい。
ピクノジェノール - こちらも古代ギリシャの時代から知られた神サプリ。肌がキレイなる。
グリシン酸亜鉛 - 免疫とか全身の機能に関わるミネラル。性機能向上の効果も。
ビタミンD(高容量) - 最近の研究では、以前よりも結構必要量が増えた。取らないと全身がトラブる。
タイムリリース型ビタミンC - ご存知必須ビタミン。一粒飲むと胃でゆっくり溶けて1日中効く。
補酵素型ビタミンB群 - よくわからないが肝臓に負担をかけずにビタミンBが吸収されるらしい。
ビオチン(高容量) - 髪、肌、爪などケラチンが関わる部分に必要。いわゆる必須ではないビタミン群。
アシドフィルス菌 - 肌にいいらしい。お通じも良くなる。
ロディオラ・ロゼア - シベリア人参。強力な抗酸化作用とスタミナが付くらしい。
メラトニン - 快眠サプリ。肌には眠りが大事。抗酸化作用もある。
他にはユビキノールとか飲んでみたい。
日本の科学技術が世界トップレベルだというのは今や妄想にしかすぎない。特に研究力においては中国や韓国にさえ抜かれているという悲しい現実がある。
なぜこうなってしまっているのか。それはやはり金の問題である。このエントリでは主に大学のことについて話をする。
まず、研究者の卵である博士課程の学生の懐事情について。日本では博士課程の学生はあくまでも「学生」という扱いなので学費を払わなければならない。
しかし、日本学術振興会特別研究員、通称学振と呼ばれる制度があり、これに通ると日本では研究者の卵として将来性があるという称号を得られるだけではなく、月20万円のお金ももらえる。
このように書くと素晴らしい制度のように聞こえるが、学振には副業を禁止しているという致命的な欠点がある。つまり博士課程の学生は月20万円しかもらえないのにバイトすらしてはいけないのだ。ど田舎の大学ならいざ知らず、東京で生活をしようものなら家賃だけで8万円、光熱費食費などを考えると15万円は最低限の生活に必要である。これに加えて学費等も払わなければならないことを考えると、20万円という額は非常識なほどに安いということが理解できると思う。この20万円という金額は、多くの日本企業の大卒新卒の月給と同じもしくはそれより低い水準である。博士課程に行くような学生、しかも学振を取れるほど優秀な学生(というより研究員)に対して月20万円しか与えないのに専念義務を課すというのがこの国である。外資系企業などに行けば新卒でも年1000万円ほどもらえるようなチャンスもある中、わざわざ博士課程に進学するというのは貧乏生活によほどの覚悟があるか、もしくは親が裕福かのどちらかでしかない。博士に行っても活躍できる優秀な学生にとっては修士で就職してしまう方が経済合理的なのがこの国である。本気で若手を育てる気はあるのだろうか。
海外の大学院ではどうだろう。例えばアメリカなどでは博士課程の学生は研究者として研究室に雇われるということが多いので学費は研究室から出るし、給料も月20-30万円くらいは出る。これに加えて奨学金なども取れる上、働いたり起業することに制限は無いため日本の博士学生に比べると経済的には恵まれた生活を送ることができる。ドイツなどでは給料も高く、学生でも年収500万くらいはもらえるという話を聞いたこともある。いずれにせよ、日本の博士学生のような、奴隷のような生活を強いられるということは無いのである。
研究環境ではどうだろう。日本では主に政府から科研費などを取り研究室を運営している。海外では企業からのスポンサーを受けることが多い。企業の方がお金を出してくれることは想像に難くないだろう。この結果、日本では技術員などを雇う余裕は無く、研究者が単純作業をこなす必要がある。一方、海外の大学であれば研究者は研究の方向性を考えたり少し手を動かしたりするだけで、例えばCV系だと画像のラベル付けであったり生物系だとマウスの世話であったりといった面倒くさい単純作業などは技術員がやってくれる。この差は大きく、日本が競争力を失っている原因にもなっている。また、お金の問題というよりは大学がアホということであるが、日本の大学は教員に無駄かつ大量な事務作業を強いるので、これも教員の研究時間を減らし研究力を失わせている。
書き出すとキリがないが、基本的に日本における研究を取り巻く環境ははっきり言ってゴミである。金よりも研究の楽しさであったり知的好奇心であったりを報酬とするみたいなことが美徳としてまかり通るこのアホな国では研究力が中国や韓国に負けてしまうのは当然である。金をもっとかけろ、目を覚ませ日本。
あらすじ
どうにか名辞を使って人間を作り出せるようにならないかってのを模索する
メインで進めてる人は、その技術つかって人口コントロールしようとしてたので、
こっそり下々の者にも名辞をばらまく準備したりする
技術供与してくれっていう、技術力ある宗教家もくるけどつっぱねる
いきなり固有名詞でてくるし
なんかダラダラしてて話のネタとお話としての絡みが少なくて、カタルシスもあんまりなくてイマイチだった
半分のページ数でいい内容だったと思う
ニュートンとかにのってそうな記事のような書き方で描写されている
この世界では超人類と普通の人類がいるけど、普通の人にだってできることはある。
それが何かっていうと、天才がバカを考慮することを見落としがちなのと同じように、
普通の人類は超人類ほど頭がよくないから、それに追いつくためにはどうしたらよいか・何が必要かっていう研究とか。
すでに頭がめっちゃいい超人類には不要なものだから盲点になってるよね。
というポジショントーク的・疑問提示して自分で回答出す感じの。
最近、大学の学食があいているのか気になってtwitterで「○○大学 学食」で検索をかけてみた。
すると「○○大学の学生でもないババアが学食で飯食ってるのチョ〜迷惑なんですけど」というような意見を多く見かけた。
仮に学生の本分が勉強だとすれば、図書館・研究室等での作業に差し障りがない以上それは迷惑ではないのだろうし、
何かメンタル面での大きなダメージを被っていなければ、まあ迷惑ではないだろう。
そしてたかだか3分待てば座れるので、合理性の観点から言っても大きな迷惑ではないだろう。
(仮に合理性を徹底するのであれば、書籍部でLOを売るべきではないだろうか?買いに行く時間が無駄だから。)
つまり、同じ「迷惑」という言葉でも、研究にまつわる迷惑と精神的迷惑と合理性的迷惑と「迷惑」とでは指し示す内実が違ってくる。
今、というかおそらくは昔から様々な「迷惑」をめぐって争いが行われている。
最近「迷惑」とされている事象を振り返ってみる時、その迷惑はどのような意味で使われているだろうか。
冗談めかしていえば、これは「迷惑」という言葉をめぐる闘争なのだ。
対応は、闘争に参加する(例:「というか、そのなんでも「迷惑です!」って言う姿勢こそ迷惑なんだよね〜」)か、あたらしい言葉を発明する、ないし言語ゲームを開始することの大きく二つに分けられるだろう。
みんなはどっちを選択するだろうか?