http://anond.hatelabo.jp/20160727001746
しかしながら実験器具を壊すことも、それを弁償しろ!と怒る指導員がいることも、それがブラフであることも、
学生が弁償しますと反省の意を示すことも、実際には弁償しないこともすべて「稀によくあること」だ。
こんなことは教授にとっては「またか」と思うだけの案件であり、研究室にいればそんなことは想像に難くなく、
それをせずに同僚に激昂する増田が一番真面目すぎるのではないだろうか。
自分が同僚なら、同じ状況ではHを慰めるような言葉をかけるだろう。
実験をする以上、器具が壊れるのは防げない側面もあるわけで、それを弁償するというポーズをとっているだけだとしても反省としては十分だ。
彼がやるべきことはやっているわけであり、そこから彼を追い詰めるのは、あなたの言う「融通が利かなかったり,他の人に不憫な思いをさせてしまう」行為に他ならないと思う。
いずれにせよ、メールを受け取った教授はHのことを面白い人間だと思っているだろうし、
そんなことで深刻に悩んでしまう人間だと教授を評価しているのであれば、それこそ増田は人間関係をシビアに考えすぎだろう。
そして、率直に言って、増田が怒っている理由が私には理解できない。
おそらくHが、増田の中での「すべきでない」行動を行ったという、理想との乖離があなたを感情的にさせているのではないだろうか。
それはいたって真面目で独善的な考えであり、あなたの言葉を引用するなら、「その真面目さは何かが歪んでいる」と思うのだ。
日記が書かれたのが深夜であることから、増田はおそらく疲れているのではないだろうか。
疲れが正常な思考を妨げ、突発的に怒ってしまい、実はその理由というのは後付けなのかもしれない。
後から考えたら論理的でなく感情的な私憤だったということはよくあることだ。
いずれにせよ大した案件ではないと思うので、肩の力を抜いて、少し休息をとってみてはどうか。