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はてなキーワード: 金髪とは

2012-10-09

http://anond.hatelabo.jp/20121009233241

マミさんの死なんて、本質じゃ全然ない。

からこそ、

極端に言えば、シャルロッテ戦ではまどかさやか結界の外に残し、マミさんだけ結界とともに消滅、

にしとくべきだったろ。

童顔巨乳の縦巻き金髪が首から上をパックンされて、プランプラン、バサッっを挿入する理由がわからない。

なにを感じ取れというのだ。

あんなシーンが物語に深みを与えるために必要なのか?

2012-09-27

May_Romaさんに学ぶ!一瞬で億万長者になるたった1つの方法

NHK英語教材いいよね」と発言したら、著作権料を請求されたでござるの巻

人材コンサルタントの常見氏が「僕は最近英語をやり直しているんですが、NHKの教材は最強です。初歩的なことから高度なことまで、月に数百円で学べるなんてすごいですよ。」と発言したところ、元国連職員のMay_Roma氏が「コピーしてんじゃねぇ。俺に金払え、バカ野郎」とお怒り遊ばれたのです。詳しくはこちらをどうぞ→常見陽平氏の発言にMay_Roma氏が怒髪天を衝く


なぜこれほど彼女激怒しているのかというと「NHK英語教材がいい」という発言が、自分パクリであるからだそうだ。

常見氏はポルナレフ状態で

「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!おれは奴の前で『NHKの教材、いいよね』と当たり前の事を言ったと思ったらいつのまにか著作権料を請求されていた。自意識過剰だとか基地の外だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」といった気分でしょう。

でも、ただこの案件にげんなりしているのでは意味がありません。私たち世界の嫌な部分からも何かを学び、前に進むことができるからです。

ということで、億万長者になろうと思います

May_Romaさんによれば、「NHKの教材って、馬鹿にならないよね。結構スゴイよね」と英語を多少なりともかじったことのある人なら誰でも語ったであろう言葉をもって、著作権料を請求できるらしい。何を言っているかからねーとは思うが、元国連職員でTwitterフォロワーがたくさんいるMay_Romaさんが言うんだから間違いないのです。彼女の御お言葉は、あまねく娑婆世界を照らすものなのでございますから


NHKの教材いいよね」レベルの発言で著作権が主張できるのなら、この世界には宝の山がドサドシャとあることに気がつきます

そんなわけで、Twitter超人May_Romaさんの方法を真似て、僕も「誰でも言ってそうなこと」を言って億万長者になろうと思います。以下の発言をこれからする人は、敬意と尊敬をもって、僕にお金を払ってください。

レッツ・ビギンサクセスやで!!!

偉大なる僕の著作一覧

  1. オナニーって気持ちいいけど、終わった後、虚無感に包まれるよね
  2. ふぅ…世界もっと平和になればいいのに。
  3. 津田大介金髪だよね
  4. 戦争って出来れば避けたいよね
  5. 今の政治ってぇ、政局の問題ばかりが取り上げられていて、本質的な政策の問題が議論されていないわけですよ。政局ではなくもっと政策の議論をして欲しいですよね。
  6. お金が欲しい
  7. 茂木健一郎のどんな話題でも「これは脳にいいんですよ」と脳に結びつけるトーク、正直もういいよね。
  8. 震災以後の日本には、今まで以上に「絆」ですね、K.I.Z.U.N.Aが求められていますよね。
  9. 津田大介金髪
  10. softbank電波が悪い。
  11. TENGAがあると、はかどる
  12. アンパンマン主題歌で「愛と勇気けが友達さ」って言うけど、友達少なっ!!ねぇ、これチョー受けない?wwwwwwちょッwwwワロリンヌwwwwうぇっwwww
  13. 年功序列は既に崩壊日本という国にも依存できなくなった。これから若者は、グローバルに通用するスキルセットをゲインするために、チャレンジングなオポチュニティにロジカルにジョインしていくことが重要だ。
  14. これからソーシャル
  15. ヒトラー、わるいやつ。
  16. 津田大介金髪。とても金髪
  17. 格ゲーが廃れた原因は、コンボが複雑すぎて初心者にはついていけないからだよね。上級者にただボコボコにされてストレスを溜め込むために100円を払う奴なんていないよね。
  18. 刺青を入れているAV男優は、かなり萎えるのでやめて欲しい
  19. 会いたくて 心が震える夜 不器用パスタつくったら さぁ翼広げよう
  20. 僕らが「オリジナルだ」と考えていることは、大抵他の誰かがすでに考えていたり、発表したりしていることだよね。たとえば、アクション映画をつくるときに、ブルース・リーの影響から離れることは到底不可能だよ、ファンタジー小説を書くのに指輪物語の影響を受けないのは難しい。どれだけ偉大なクリエイターも、他の人の創作物の影響から逃れることはできない。「真にオリジナルもの」なんてこの世には存在しない。あるとしたら、単なるバカか勉強不足のなせるわざだ。だから、多少の類似で「著作権侵害コピーだ」という人がいるとしたら、恥を知るべきだよね。ましてや、それが「NHK英語教材いいよね」と誰でも言いそうな当たり前のことであれば尚更。お前中心に世界は回ってるわけじゃないんだよ。

さぁ、みんなも「誰でも言いそうなこと」を発言して億万長者になろう!早い者勝ちだよ!

2012-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20120919103021

夏なら黄味の少ない茶系がいい。

ココアブラウンとかアッシュブラウンみたいな色だな。

要するに金髪より銀髪のほうが似合うってこと。

本来の清楚系はこういうタイプ。柔和な愛され系とも言うか。

2012-09-18

http://anond.hatelabo.jp/20120918164708

更に横だけど、童顔の金髪ツイテはかなりいい。金髪が似合う人じゃないとだけど。

それに比べたら黒髪のツイテが好きとか言うのはロリコン公言するようなもん。

2012-09-12

有料コンテンツ玉石混淆

増田の母の親戚が、絵本出版したとかで見せてもらったけど読むに耐えなくて内容はおろかタイトルすら記憶にすら残らなかった

逆に有名小説家多作長編シリーズ過ぎて、脇役の髪の毛が金髪から黒髪になっていたり設定忘却、誤字は当たり前という作家でも読者をワールドに引き込めるだけの

幻想力があればファンは文句を言いつも小説を毎回本屋で買うから

今の時代無料コンテンツを出してネットメディアである程度注目を集めてから、売り出したほうがいいのかもしれない

人を引寄せる文章ではない芯からダメコンは無料であっても話題にはならない

2012-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20120809150221

そっちか。読み間違えた、すいません。

>どうして少女漫画を取り上げて「これは歳の行った女性のために書かれている」と主張するのか

歳の行った女性のためというか、歳の行った女性「も」読む漫画認識しているから。

10代後半(個人的な感覚ではラインは17歳)以上の女性って少女漫画(っていうかラブコメ漫画?)読むでしょ。

かつ、10代後半だとすでにふりふりふわふわお淑やか金髪巻き毛は大半の場合において「アウト」でしょ。

それらは本来子どもしか漫画主人公がつとまるほどに可愛い子)のものから

個人の趣味ならともかく「ジェンダー外圧が強い局面」では基本アウト。それが男性においてアウトであるのと似てる。

なので、そういう男性を出現させて葛藤とかさせとけば以下略

http://anond.hatelabo.jp/20120809141352

え?だって少女的な趣味」としての少女漫画でしょ。

それって最近NANAとかそこらへんの少女読者対象漫画のことじゃなくて「有閑倶楽部主人公剣菱悠理の母親百合子」的なセンス漫画ってことでしょ。

例えが限定的で悪いんだけど、要するにふわふわひらひらお淑やかで巻き毛金髪、的な。

有閑倶楽部全盛期時代においてさえ既にそこらへんの趣味は「高校生主人公母親センス(かつ現役高校生目線からして「うわぁ…」なもの)」って認識だったんだよ。

歳行った女性のものって扱いでも全然おかしくないっていうかむしろ想定としてはステレオタイプなんじゃね?

2012-07-13

深夜コンビニに行くとよくいるDQNにくっついてる金髪ボサボサジャージの女

昔は品行方正とまではいかなくても結構真面目だったんだろうなって女。

DQN男に染められるきっかけって何だったんだろ

2012-07-02

ドラクエ5の嫁はこんな感じ

ビアンカ・・・・・・金髪幼馴染。一見お姉さんだが家庭的で包容力があり、Hには非常に照れがある。貧乏

フローラ・・・・・・青髪お嬢様。一見大人しそうだが性にかなり開放的であり、旦那がいないところでは本性が現れる(いたストより)が本人はいたって謙虚金持ち

デボラ ・・・・・・黒髪ビッチ結構ビッチだが意外と純情可憐な一面がある。旦那を尻に敷く姐さん女房だが、たまにデレる。金持ちお姉さま

5嫁で一番人気があるのはビアンカ(公式より)だが、案外清純派ビッチフローラリアルでは人気がありそう。またビッチ系だが実は・・・というギャップのあるデボラ需要がある感じ。

しかしたら今はビッチが主流なのかもしれない?

2012-05-30

社会人の5つのロールモデル

現代社会人にとって何がロールモデルかと考えると

1.Politician

2.Expert

3.Cosmopolitan

4.Entreprenuer

5.Missionary

の5つのどれかに大方集約されるんじゃないか最近思う。

1は(社内)政治家新卒で入った会社の中で政治力を持って可能な限り権力に近づく。

根っからエリート思考の人に向いていると思う。ただ、社長になれるかは100%運だろうし、たとえ運よく社長に成れたとしても経済的には普通サラリーマンとそれほど変わらない。ま、住宅ローンとか子供教育費には困らないだろうが。最も気持ちいいのは人を支配し、世の中に影響を及ぼす快感だろう。上り詰めれば財界の実力者として、政治家と対等に話すことも夢ではない。

2は職人専門家財務とかプログラミングとか法務とかアラビア語とか何でもいいから独り立ちできるような専門知識、難関資格を身につける。

人脈を築いて好条件でヘッドハンティングされるもよし、独立して事務所を持つもよし。会社だるい柵(しがらみ)が嫌いな自由人タイプの人に向いていると思う。好きなことだけ出来る。ただ、自営業者になったり、会社のレールからは外れるからサラリーマン的な安定度は低くなる。経済面では税金とか報酬の面で有利です、少なくとも普通リーマンよりかは。

3は国際人。何かしらの武器をぶら下げて海外に打って出る。2の亜種とも見れる。

絶対海外に行きたい、むしろ住みたいって人のタイプ日本の将来に危機感を持っていたり、嫌悪感を抱いてる人、より広い世界を知りたい人、金髪好きな人・・・など理由はどうあれ海外にあこがれている人が進むべき道。リスクもリターンも無限大!簡単に国を捨てることが出来る人なんていない。専門知識だけじゃなくて、文化適応能力や対人能力も試される。最悪の場合寿司職人としてへいらっしゃい!ってやってるかもしれないけど、外人配偶者と別荘と大型犬をゲット、たまに日本に帰ってかつての友人に死ぬほど妬まれる幸せをつかむかもしれない。

4は起業家。学ぶだけ学んでとっとと会社をやめて会社を興す。

月給なんてくそ食らえ!自分でやって大金持ちって人。あるいは、より大きく社会に貢献する、という庶民からすれば胡散臭いセリフを真顔で言う人がなる。これも無限大リスクとリターンと背中合わせ。松涛に家を建てることも可能です。専門家と違う部分は実務家ではなくなる、つまり自分プレーヤーとしてではなく仕組みを作ったり、資金を供給したりする役にまわるということ。そうなると自分の好きなことばかりやってられない。厭な役回りも柵もサラリーマン以上に多い。人を動かす力ほど難しいスキルはないのではないでしょうか。あ、IPOに掛かる税金は安いです。

5は伝道師会社で得たことや経験から学んだことを講演、出版などで社会提供する。

純粋に教えるのが好きで、その行為によって優越感に浸りたい人に向いている。もっと言えば、自己顕示欲が強くて、公共心が強い、名誉欲が強い、金は別にそこまでって人。資本は体のみのゼロビジネスなので、リスクは非常に低い、別に会社をやめなくてもいいし。うまくいけばテレビ雑誌に連載をもったり、バラエティ番組さんまさんと競演することも。

たらたらと書いたが、これらはお互いに重複する部分が多々ある。

なぜなら現代人が根本的に求める欲<権力欲、自由欲、変化欲、金銭欲、伝道欲>を無限大ベクトルで突き詰めた役割を書いただけだから

まり、欲は欲で型にはまってどれかを取捨選択する必要などまったくないのである

だって自分の確固たる専門分野を持って好きなことだけしたい、海外にも住んでヨットを乗り回したい、会社も興して大金を稼ぎたい、大企業社長として議員をあごで使いたい、ドラッカーも驚くような本も書きたい。

けどそんなこと実現した人間が何人いるだろうか。加齢とともに捨てるべき夢は捨てて、追うべき夢に集中するしかないのだ。

その選択が早ければ早いほど実現しやすいし、人生自体も楽しいだろう。

2012-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20120513123835

吃音やら金髪やらオタクファッションやらキティちゃんサンダルやらに対して偏見つのと同じようなもんだな

偏見をあらわにしても周囲から許容されることは多いけど、正当化しようとするとそれは難しいって感じ

2012-05-10

メンヘラ女にはオタク男をおすすめしま

「黒髪女」にも、強固な信念を持っていて、生まれてこのかた一度も髪を染めたことがないというタイプから

10代の頃はDQNモテたくてド金髪だったが20代になって金持ち男を落とそうとして黒髪に染めたというタイプ

大学デビューで周りに合わせて一度は茶髪にしたが、維持するのが面倒になって黒戻ししたというタイプも居るだろう。

その差、内面の差を見極める能力オタクには欠けている。だから小手先勝負の外見チェンジだけで落とせるのだ。

黒髪だと言うだけで、おとなしくて清楚な感じ、処女っぽい、と思い込む。あまりにも簡単。

 

メンタル系の病気のため働けない、自活できない女には、寄生先としてオタク男をおすすめする。

バンギャルだった過去や、同棲していた過去リストカットオーバードーズしていた過去喫煙過去

色々あるだろう、そういったものコミュニケーション能力の高い男には読み取られてしまう。

オタクにはそれを読み取る力が無い。「黒髪」「清楚」「童顔」「色白」などの外見的要素を作り、

インドアであることのアピールをし、言葉遣いを丁寧にして必要最低限しか喋らないようにすれば、勝手処女属性をつけてくれる。

処女でなくてもいい。生理の終わり頃にセックスすれば「血が出たか処女」と彼らは思い込む。

(逆に言えば、本物の処女でも出血しなかった場合、「処女じゃなかった!」と疑うのが彼ら。

 わかりやすく目に見えるものしか判断できない。他者の感情を知覚する能力が低いからね)

 

セフレ扱いされていた過去も、風俗で働いていた過去も、オタク男相手なら生かせる。

オタクアダルトコンテンツを見る立場お客様としての立場でのセックスしか知らないので、

本物の処女が相対すると本気で傷つくような非常識な要求を平気で行う。

その点、風俗などの質の低いセックス経験があると、「あの客よりはマシ」と思えば傷つかずに済む。

嫌なことをされても、あー、はいはい、と流せるのだ。

 

オタク男はあらゆる男の中で最も騙しやすい。

外見だけでレッテルを貼る、思い込んだら考えを改めない、認めてもらう機会に飢えている。

他者の感情を知覚する能力が低いので演技と本気の差が見分けられない。

(彼らは演技と本気の差を見分けるマニュアルを欲しがるだろうが、これが出来るマニュアルなど無い。

 これは数学の真髄を教科書ガイドで理解しようとするような愚かな行為。)

要するに対人関係において底が浅い。自意識についてしか考えてこなかった結果、そうなっている。

オタク男は最高のカモ。性格が悪い女性、後ろ暗い過去のある女性、金のない女性は是非利用して欲しい。

25歳以下で、顔が平均以上なら、内面が酷くても入れ食いだ。

35歳以下でも、顔さえ良ければ入れ食いも可能。整形しましょう。

2012-04-29

悲しい光景を見た

165cmに満たないような小さくてハゲたオッサンが、光沢のあるボディコンカーディガン羽織った

ハイヒール考慮しても175cm以上ありそうなスタイル抜群の金髪ロングヘアの白人女性と手を繋いで歩いていた。

オッサンの薄くて細い髪は、脂のためか毛束になり、ゆるくカールして頭皮に貼り付いていた。

オッサンはピラピラした安っぽいグレーのジャンパーを着ており、首を引っ込めるような猫背で歩いていた。

身長の差、脚の長さの差…。年齢の差、顔の差、清潔感の差、自信の差…。

言いようの無い悲しい気持ちになった。見てはいけないものを見てしまったような気分だった。

家に帰ってすぐ阿部寛画像検索した。さら福山雅治長瀬智也岡田将生画像を見た。

悲しさは、抜けない。

2012-03-19

からの疑問

露骨に周りに”悪意”を振りまく人はなんなんだろう。

ヤンキーとか、いい年して金髪ジャージの親父、ババア

あの人達はやっぱり”なめられる”ことを異常に恐れている。てか、気にしまくってるよね。

ある意味生物としては正常な生き方なんだろうな。

”威嚇”するために様々な装飾を身につけてる動物ってたくさんいるし、それと一緒なんだろう。

から自分は強い、他人より偉い、という前提で行動するから、それに虐げられる人は必然的に不快に感じるんだろう。

それが奴らが振りまく”悪意”。

遙か昔から続く”原始の生存本能”。

しかし、じゃあその”悪意”に虐げられ不快に感じ、自分は”悪意を振りまかない”と決めた人間

動物としては不自然な行動なんだろうか?

多分違うと思う。生物進化するのは環境適応するから

人間人間社会という環境を作り出している。

そして、現代はほぼ他者のとのつながりや思いやりなしには生きにくい。

善意”とは、現代社会を生き抜くための暗黙のルールである

現代社会においては、基本的には”善意”を守り、行動したほうが、穏やかで豊かな生活が送れる。

”悪意”を振りまく人たちは、現代環境適応できずに生き残っている種だ。

私は無意味に”悪意”を振りまくような人とのつながりはあまりない。

しかし、自分自身の経験から推測すると、彼らも現代環境適応できていない集団の中で育ったために

適応できないまま成長したのだろう。

私自身無意識に周囲に”悪意”を振りまいている時がある。

逆に意識的に行なってしまう時もある。

まだ環境適応して、進化できていないのだと感じる。

これからは、あまりに”悪意”を振りまく人間を見て不快に感じたなら、

「あの人は環境適応出来ず、原始の生存本能で生きている人なんだな」と

冷静に分析するように心がけるとする。

2011-12-05

気をつけろ!学生の思う個性と、社会人の思う個性は違うぞ!

採用する側から見た例のマイナビ広告

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20111203/p1

を真に受けるとバカを見るよ、という話。

リクナビ広告、これだけ炎上すりゃ立派だと思うがなあ。

とは別の処で、↑みたいな意見を目にすることが多いと思う。

つーか、OB訪問とか知り合いの社会人とかにも言われると思う。

が、信じるな。

社会人の言う「個性を見せて欲しい」とか「型にはまってツマラン」とか「おなじに見える」というのは、

単なるジジイババアの繰り言ぐらいに思っとけば良い。

AKBは全員同じ顔に見えてツマラン」レベルの話をされてるんだと思っとけ。

チョコエッグって覚えてるか?

まあ、なんか菓子についてくるフィギュアで良い。

企業は欲しいのは、アレのレアなやつだ。マッコウクジラダイオウイカが絡んでる奴とかな。

決して、規格外のが来て欲しいわけじゃない。

リラックマ いちごスイーツパーティー』を集めようとしている時に、『ブローノ・ブチャラティ』が来たら異様だろ?

並べらんないだろ?

そりゃジョジョで揃えてるんだったら、スティッキィ・フィンガーズみたいのが欲しいとか、リサリサ来ないかなあとか言うのは判る。

判で押したように「空条承太郎」ばっかりきたら「Part3だけがジョジョじゃねーだろ!」と言いたくもなる。

しかしだ、だからといってお前の普段を見せようと思って「アイアンマン」持ってったら、「個性を履き違えている」とかしたり顔で言われるのがオチだぜ?

「うちにはキミみたいなのは合わないと思う」とかマジで言われるし、言ってる側も善意で言ってたりする。

から、そういう「個性を見せて欲しい」とか「バイトサークル以外のなんかないの?」っていう話は、

要は「ホントのとこ言ってくれよ、勉強して無くて通り一遍しか遊んでない十把一絡げは落としたいから」が本音だ。

才能があるなら良い。

その才能が自社に欲しいと思う企業は必ずあるし、流石に企業もそこまで落ちてない。

自分に特殊な能力がなく、「スタンド使えねーかなー」とたまに思うようなヤツは、無難に行っとけ。

面接を数こなすと自然に対人折衝能力はあがるし、そういう人材が必要な企業日本にゃまだまだ多い。

(社内調整業務がメインだったりするところは意外なほど多い)

橋下徹弁護士が昔金髪だったのを既に思い出せないように、日本社会にはそういう「言わなくても普通判るだろ」っていうルールがある。

間違っても普段の自分を見せようと思って、「スーツじゃなく普段着でお越しください」って処にジャージで行ったりするな。

そういうのを良しとするベンチャーのほうがネットでは目立つかも知れない。

普通のオッサンが最終的に決定権を持ってる企業の方が、まだまだ絶対数が多いぞ。

2011-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20111120125509

逃げ打ってんじゃねぇよwww

内容読んでねぇやつのからトモちゃんだの、トモプラスだのの単語出てくる訳ねぇだろwww

おかしいだろwww

実はこれニコニコ動画のある動画を見てから思いつきでテキトウに書いているので

う そ つ け w w w

これってあれだろ? 赤い椅子と黒い椅子が掛け合い漫才してるやつだろ?

全然方向性が違うじゃねぇかww

あの動画は「僕は友達は少ない」を読んでない事を前提に、あくまでタイトル「だけ」に突っ込みを入れてる(しかもあくまで笑いとして)

内容を推測したり、あらすじを読んだりはしてるけど、別に内容の是非には触れてない。

しかもあの動画はあくまで面白動画だ。

だけどお前のアレは、本を読んだ上で、内容に批判を入れてる。しかガチでだww

いろいろと予防線張りまくってるけど、お前が「僕は友達が少ない」の内容に不満を持って書いてあることは明白だwww

まぁある意味面白文章にはなってるけどなwww

いやー、見事な好対照だなwww

あ、思いつきってそういうことか?

僕は友達が少ない」に対する批判を全く反対方向のアプローチをするっていう・・・

んなわきゃねーなww

僕は友達が少ないへの批判文書いたら、逐一細かく突っ込み入れられたか

「実は俺、はがない読んでないもんねー、あれは俺の空想のはがないに対する批判だもんねー、だから実際のはがないを使って反論しても無効ー、バリアー」

って言って逃げてるだけだろwww

そもそも、空想のはがないに対する内容の批判って意味わかんねぇよwww

これが本当だったらこいつは読んでもいない本の内容を自分妄想して、それに対して自分で批判するっていう意味不明行為だぞww

何がしてーんだよww

しかも、最後はその「僕の考えた空想のはがない」をけいおんだの、マトリスクだの、君に届けだのと実在の作品と比較までしてやがるwww

本当に何がしてーんだよww

それともこれも空想のけいおん、空想のマトリクス、空想の君に届け比較してるのかなwww

ある意味最高に笑えるぜホントwww

まさか今度は、本は読んでないけどアニメは見ました、とかいわねーよなww

あ、言えねーか

言っちゃってるもんなww

「空想のはがないについて語ってる」ってwww

顔真っ赤にしながら、それでも華麗にスルーしてるように見せたかったんだろうなwww

残念だと思った2点ってのは、こいつが突っ込まれて痛かった2点だろww

内容に対する批判について突っ込まれたから「空想」って事にして、反論できねぇ様にしやがったww

まりにもあからさまな、突っ込みどころありまくりな、分かりやすすぎる負け惜しみww

からこっちから先に突っ込んじまったけど、もう一方もあまりに酷いww

<「視野狭窄」で「自分だけの世界」に籠もってるなんて、キャラとして未熟もいいとこじゃない?>とありますが、あなたと私では価値観が逆転の関係にあるということがわかっているはずですよね。それを踏まえた上で遊ばないと面白く無いですよ。

まず、引用するならちゃんとしようや。

そんでこの反論書いてるやつはこう続けてるぜ

そういう風に自分の殻に籠もってた奴が、色んな人との触れ合いで心開いていく。なんて、世にごまんとあるストーリーだし。

まり反論してる奴は「イヤ別にはがないキャラって取り立てて珍しい状態じゃないよね? こういうキャラが出てくるお話なんてごまんとあるよね?」

って言いたいんだろ。

初登場時でこの程度のキャラ立ちしてる作品なんて、(特にラノベ漫画じゃ)別に珍しくないのに、なんで僕は友達が少ないだけ、そんなに執拗にこだわってんのか?

って話だろうがよww

実際、夜空とか星奈とか理科とか小鳩とか、割とステレオタイプキャラだよな。

黒髪ロングのクールキャラ(ただし残念)

金髪碧眼ツンデレしか理事長の娘(ただし残念)

天才少女腐女子(ただし残念)

邪気眼中二病ロリ、ブラコン(ただし残念)

別に取り立てて言うほどキャラの完成度高いとは思えんが?

っていう突っ込みに対して、何も言えないから「価値観」とかの問題にすり替えた訳だwww

正確に言うなら「価値観が違うから反論しても意味ない」と言って反論を放棄した訳だwww

便利な言葉だな価値観ってwww

まぁでもこいつも出なおしてこいなんて言っちまってるあたり、相当苛ついたんだろうなwww

自分は言いたい放題人の作品悪しざまに言っといて

それに突っ込まれたら、嘘とすり替えで逃げやがってwww

もし、ここまで読んだやつがいるなら

一番大事なのは私がはがないを読んでないで書いてる、つまり「空想のはがない」について語ってるってことなんですけど

これ読んでからもっかい

http://anond.hatelabo.jp/20111119082328を読んでみてくれ

こいつ自分の考えた、妄想ストーリー突っ込み入れてんだぜwww

ホントに笑えるわwww

もちろん悪い意味でなwww

2011-08-16

「次みかけたら殺すっていったよな」と言って男はチャラ男の顔面に右フックをみまった

びっくりした

新宿西口ロッテリアで注文待ちで並んでいた

店内ではない、そこの店の構造上、注文客は外に並ぶ

前の金髪が突然のドロップキックによって吹っ飛んだ

やったのはアロハを着た背の高い男だった

アロハはそのまま倒れてる金髪の肩を蹴りまくって

最後に表題のことをやった

そして去っていった

この間30秒

なんなんだ

すげー怖ぇーよ新宿

2011-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20110807190149

「今でもあるのか」とか言ってるけど、現在年齢五十代から上くらいの世代のスタンダードからね。

社会に出ればそういう年齢の人とかそういう年齢の人の洗礼を受けた人とかいくらでも居る。

むしろ今そういうのがまったくない場所なんて本ッ当に限られていると思いますよ。

自由闊達個を尊重が最大限許され得る大学キャンパスにさえあるからな。

服が似合わないとか遊びを覚えたってのは問題ではない。

金髪にしてクラブ通いするのとゆるふわパーマフランス語教室に行くのとに本質的な差はない。やりたくてやってるんなら同じこと。

前の友達と付き合いが浅くなったのも、その「前の友達」側の事情もあったりするし一概にどうこう言うことではない。

ただ外部というか周囲の価値観に振り回され過ぎてやしないか

「あれがイイこれがイイ」ではなく「あれできてないのはダメ、これやるのはダメ」で判断してないか

それで身体・精神ともに健康を害しつつあるのではないか

その辺だけお兄ちゃんは気にしてますよってほのめかすくらいでいいんじゃないの。どうこうしろと言うんでなくて、ただ気にかけてるよ、とそれが伝わる程度。

くだくだ説明すんじゃなくて「無理すんなよー」みたいなじゃれる感じの一言でいい。

或いは「あれできてないのはダメって言う奴いるけど、俺はそうは思わない」という風に、別の価値観があることを示してみるとか。本でも勧めるとか。

ちなみに周りを全部切って暮らす方法はとても楽。本当に楽ですこれは。何でも、なーんでも好きなようにしていい。

たった一点、「ぼっちってみじめ」的な価値観を乗り越えられさえすれば。

2011-08-04

[]ラーメンが獣臭い

闘魂ラーメン晴れる屋がとっても好きです

先日、ネット検索しているときに見つけたブログが、面白くって笑いっぱなしでしたよw猫の遊んでいるようすを写真に撮って言葉を入れてあるんです。この言葉が猫の動作にピッタリなんで思わず笑い転げてしまいました。

コンビニの新作スイーツはいつもチェックしてますローソンロールケーキは話題になる前から食べてましたよ。最近は、コンビニスイーツも美味しい物が増えましたからね。チェックしておかないと限定品は食べ損ねてしまます

[PR] 英会話を身につけるには、本当に相手に通じることに重点を置いた、英会話に特化した勉強法存在します。

http://d.hatena.ne.jp/spending/20110721/1311251412

闘魂ラーメン晴れる屋が現在営業しているとは思えないのだが。

ほかにも

闘魂ラーメン晴れる屋に関するさらなる情報

注射嫌いな息子を、なだめ脅かし予防接種に連れていきました。いやー、大変でした。病院についたとたん泣きはじめて、車から降りようとしないんですよ。

http://d.hatena.ne.jp/kenbou08/20110726/1311683813

社会】 「ラーメンが獣臭い」 妊娠シカ殺しの「金髪銀次容疑者ラーメン屋店主だった…凶暴犬放し飼いで数人噛まれる事件も

http://2chokaita.blog97.fc2.com/blog-entry-1225.html

ラーメンが獣臭い

2011-06-27

BLと在日

注:加筆修正しました

最近商業BL作品ばっかり読んでるから、たまにはネット同人作品も読もうかなと思い立って、某ジャンルのサーチから二次創作サイト巡りをしていたときのこと。リンクを辿っていった先に、管理人韓国人であることを明記しているBL小説サイトがあった。日本語ネイティブじゃないとこれはムリだろと思わせる豊かな語彙の小説や日記・掲示板の内容から判断するに留学生やニューカマーなどではなくて、日本で生まれ育った在日韓国人の方であるようだった。

なんかね、これちょっとびっくりしたんですよ。在日の人もBL書くんだなぁって。

いや、こんなにもアニメ漫画の氾濫する日本社会で生きている以上、日本人だろうが外国人だろうがオタク趣味に染まる人は染まるのが当然だろうし、中にはヤオイ二次創作に興味を持って腐女子腐男子になる在日コリアンがいるってのも理性では理解しているんだけど。実際目にしてみると、なんかこう、感慨深いものがありましてね。

そうかー、在日のBL好きってのもやっぱりいるもんなんだなー、っていうか他にもいるけど明かしてないんだろうなー、としみじみしてたんですが、途中でふと思い出した。あれ、ちょっと待てよ?よく考えてみれば、数少ないながら今までにも在日韓国人が登場するBLがあったりするし、在日朝鮮人のBL作家というのもいたりするんじゃないの?そういえば私、そういうの読んだことあったような……、と。

というわけで、今回はBLと在日と私というテーマで今まで読んだ作品を振り返ってみようと思う。長いよー。私が以下で言及している作品には18禁のものもありますのでお気をつけください。




倉科るり=金蓮花   在日のBL小説家

倉科るりというペンネームで、商業誌からBLを出版している小説家がいる。正確にはいた、と言うべきかもしれない。著作の中には絶版になっているものも多く、また1996年の『王様夏休み』を最後に10年以上発刊はしていないようだから公式サイトにも「倉科るりの商業活動は諸々の事情から不可能だと思います時間がないのです。」と書いてあるので、今後も商業誌でBL作品を発表する可能性は限りなく低いと思う。

けれど、在日とBLというテーマを語るなら、彼女を外すことはできない。

実はこの作家さんは、コバルト文庫金蓮花という名義で少女小説も書いている。むしろ金蓮花(きんれんか)というペンネームの方が世間的には通りがいいだろう。私も残念ながら倉科るり名義の本は読んだことがないけれど、金蓮花名義の本は小中学生の頃にわりと読んでいる。『銀葉亭茶話』、『水の都物語』、『月の系譜』は何度も読み返すくらい好きだった。私が金蓮花=倉科るりというのを知ったのは大学生になってからだったけれど、BL読者やコバルト読者には結構有名な情報だったようで、ネット検索するとペンネームを使い分けるようになった経緯や、その他もろもろの噂が出てくる。それらの噂がどこまで本当かわからないのでここでは紹介しない。

さて、金蓮花は1962年生まれの在日朝鮮人3世である東京に生まれ育ち、大学も都内の小平市にある朝鮮大学師範教育学部美術科を卒業した。作家デビューは1994年、『銀葉亭茶話-金剛山綺譚-』で集英社の第23回コバルトノベル大賞を受賞したのがきっかけだった。この『銀葉亭茶話』シリーズは、朝鮮半島舞台仙人精霊、竜や虎、人間たちが織り成す恋愛を描いた朝鮮ファンタジー小説で、仙境にある一軒の茶屋銀葉亭にさまざまな客が訪れ、店主の李月流(り・うぉるりゅ)に身の上話を打ち明ける、という趣向になっている。

金剛山綺譚』の金剛山は、もちろん朝鮮半島に実在する景勝地金剛山をさす。韓国人外国人北朝鮮国内金剛山観光地区に観光をしに行くニュースを見たことのある人は多いはずだ。『銀葉亭茶話』シリーズ物語に登場する実在の固有名詞は地名だけではない。例えば『蕾姫綺譚』では重要なキャラクターとして李氏朝鮮建国の王李成桂が登場するし、『舞姫打鈴』のヒーロー新羅英雄金庚信である

ところで、学校で歴史を習う前に本シリーズを読んだ影響で、私は現在でも「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」と読んでしまう。私にとって、このシリーズこそが生まれて初めて触れた‘朝鮮文化’なのだった。馬鹿子供だったので現役読者だった小学生の頃は朝鮮半島というのがどこにあるのか知らなかったし(私は当時本気で外国=アメリカであり、世界には日本アメリカの二国しかないのだと思っていた)、儒教文化だとか在日朝鮮人だとかさっぱり理解できない上に興味もなかったので読み飛ばしていたけれど、雪華(そら)や明蘭(みょんらん)という美しい漢字と不思議な響きの名前、美味しそうなチヂミ、ふわりとチョゴリを広げて鞦韆をこぐ明朗な少女、霊山の天辺に位置する天池(ちょんじ)の聖水……どこか好奇心を刺激する異国のイメージの数々を私は大いに楽しんだのだった。特に金剛山の壮大な瀑布や峰々が鮮やかに染まる絢爛豪華な秋の描写などは、幼心にうっとりするような綺麗な文章だなぁとドキドキしながら読んでいた。金蓮花という作家のおかげで、私は隣国と幸福な出会い方をしたのではないかと思っている。そういう意味で、『銀葉亭茶話』は私にとって印象深いお話なのだった。

金蓮花自身にとっても、作家として第一歩を踏み出したシリーズであると同時に、祖国を舞台にしたロマンスであることを考えれば、『銀葉亭茶話』はやはり特別思い入れの深い作品なんじゃないだろうか。

彼女の著作のあとがきでは、自らのルーツを意識した話題が多い。北朝鮮に観光に行って金剛山の絶景に感動した話、伯母が北朝鮮に帰国した話、親戚が日本北朝鮮と中国に住んでいるという話、子どもたちの通う朝鮮学校お祭りのためPTAとして準備に奔走する話など。

そんな彼女がBL小説を書くときは、金蓮花ではなく倉科るりというペンネームを用いた。倉科るり名義の本では特に朝鮮半島と関連のある物語を書いたりはしていないようだ。少女小説コバルト作家としての自分とをきっちり分けたかったのかもしれないし、儒教を尊ぶ在日コミュニティ価値観からするとさすがにBLを在日朝鮮人と明かしている金蓮花名義で出すのは難しかったのかもしれない。少女小説家としてデビューする際も家族からかなり強硬に反対されたと聞く。少女小説を書いているのがバレて家族会議土下座までしたそうな。ましてやBLをや。

まぁ、BLを書くときと少女小説ラノベや一般漫画を書くときでペンネームを変えるのはbasso秋月こお榎田尤利もやっていることで、金蓮花に限った話ではないけれど、少女小説では在日ネタをふんだんに出していた人がBLではそれを一切出さないというのも興味深い話ではある。

ちなみに金蓮花名義の本に一切男性同士の恋愛や性愛が出てこないか、というとそういうわけでもない。

ここでちょっと萌え語りをさせてもらうと、『銀葉亭茶話』シリーズで私が一番好きなキャラクターは長白君(ちゃんべつくん)だった。彼は、朝鮮半島の付け根、北朝鮮と中国の国境にまたがる山(朝鮮語では白頭山中国語では長白山)の守護仙人精霊だったかもしれない)で、シリーズ通してのキーパーソンである李氏(注:男性)に想いを寄せている男性である。李氏に冷たく拒絶されたり、周囲の神仙たちに揶揄されたりしつつも、変わらず李氏に暖かい真心を捧げ続けている好漢なのだ。李氏には他に想い人がいるのでまず間違いなく長白君の恋が成就することはないのだろうが、私は彼の男らしい包容力にときめいたのでぜひ幸せになってもらいたいと思っている。別に相手は李氏じゃなくてもいいから。というか長白君には楓英とか緋鯉の精みたいな豪胆で誠実な男性とか似合うと思うんだよね。




高城響、鷹匠早紀    在日の攻め

studio may-beを結成して仕事をしている高城響と鷹匠早紀は、BLゲーム乙女ゲームシナリオライターとして活動している他に、連名でBL小説を書いて出版したり、漫画原作をしたりしている。音楽業界を舞台にしたBL小説『たぶん、きみが好き』『いつか、翼を広げて』『きっと、空も飛べる』という3冊がマイクロマガジン社から発行されたのは2004年のことだった。この3作は天才指揮者と男性アイドルカップルを描いたお話なのだが、実は高城響と鷹匠早紀がやっているサイトに長年連載していた大長編小説『KT』を手直しして発表したものだという。

そのサイト大長編(まだ完結していないらしい)には、脇役として若手の指揮者同士のカップルが登場する。彼らを主人公にした話もサイトには掲載されており、出会い恋人になるまでを描く『'O sole mio』、体の関係を持つまでに至る続編『hard day's night』、いちゃいちゃらぶらぶしてる『jealous guy』などがある。珍しいことにこのカップルの攻めは在日コリアンである

『'O sole mio』と『jealous guy』では、攻めが在日であることはストーリーの主軸にはほとんど絡んでこない。民族が違うということよりも同じ夢を抱く音楽家同士であることの方が、この物語の中では圧倒的に比重が大きいのだ。

しかし、『hard day's night』の中ではそれらしいエピソードが挿入されている。演奏会の予定が突如キャンセルされてしまった攻め。晴れがましい仕事を一つ失った原因を、受けに問われた攻めはしぶしぶこう語るのだった。「オレ、在日やん」。BLで、差別に直面する在日の姿が描かれているのは大変珍しい。そもそも在日としてのアイデンティティを持ったキャラクターが登場するBL自体ほとんど見かけないんだけどね。

ところで、この物語の攻めは、大阪出身関西弁を喋る陽気な男性だ。大らかで人懐っこい。阪神タイガースファン。長身ガタイが良くて、美男子ではないけれど、受けから見れば十分に魅力的な容貌をしている。そして新進気鋭の指揮者である。実際、読んでいて、彼は魅力的な人物として描かれているように思った。なんとなく関東生まれ関東育ちな自分からすると良い意味で典型的関西人という印象を受けた。

神経質で繊細、あまり感情表現が得意ではない日本人の受けは、自分と正反対の気質の攻めに惹かれていく。自分にないものを持っている相手を反発心を抱きながらも愛してしまパターンというのはわりと恋愛物の王道だが、受けが攻めの才能に嫉妬をして苦悩したり、振り切ってもついてくる攻めに苛立ったり、励まされたりと感情をぶつけ合ううちに自分の恋心を認めざるを得ない展開になるというのは微笑ましくて良かった。




檜原まり子   日韓ハーフの受け

BL小説家檜原まり子の作品の一つに『マリンブルーは密やかに』という小説がある。2008年、講談社X文庫ホワイトハートから発行された。舞台アジアオセアニアクルーズ中の豪華客船。そこに乗り込んだ保険会社から委託を受けた調査員の受けと、元自衛官の攻めのラブストーリーだ。

正直なところ、この物語の一番興味深いところは、ストーリーなどよりも受けの両親だと思う。

受けの母親日本人医師だった。そして父親は在日韓国人の寿司職人。両親が渡米して、一家がカリフォルニアにいたとき受けは生まれた。医師免許が認められなかった母親は畑違いの仕事をして受けを育ててくれたらしい。後に離婚したようだが、受けの両親の話こそ読んでみたいと思った。寿司職人と女医さん夫婦米国滞在記なんていろいろ波乱万丈なドラマがあって面白そうじゃん。

というわけで、本作の受けは間違いなく在日韓国人の血をひいているのだが、特に在日とか韓国に関するエピソードは出てこない。受けが韓国語を喋ったりキムチを食べるシーンがあるわけでもない。彼が民族的なコミュニティ朝鮮半島に思いを巡らすシーンがあるわけでもない。冒頭、地の文でさらりと受けの生い立ちが説明されているだけで、その後はとくに彼が韓国系であることには触れないまま物語は終わるのだ。

なら別に受けが在日の血を引くキャラクターである意味ってないのでは?と思わないでもないけれど、まぁ深い意味がなきゃ在日がBLに出てはいけないってこともないし、これはこれでいいのかもしれない。なんと言ってもこの作品の舞台はいろいろな国籍のクルーが働く豪華客船なのだから。南太平洋を悠々と航海する船上のキャラクターにちょっとしたマージナルな要素を付与したいと作者が思うのもわかる気がする。船長の喜屋武も、受けと同様にマージナルな人物である米軍勤務の軍人を父に持つ沖縄出身の男性で、金髪碧眼という日本人離れした容姿だが自らを日本人だと主張する。とても珍しい韓国系の受けや、沖縄と米軍というデリケートバックグラウンドを持つキャラクターが登場するという点において、このお話はなかなか印象深かった。




タカヒサ亨 渡来人カップル

『うつしみの花』は、幻冬舎リンクスロマンスから2008年に出版された全2巻のBL漫画である。作者はタカヒサ亨。舞台飛鳥時代日本で、有名どころでは葛城皇子中大兄皇子)、皇極天皇、間人皇女などが登場する歴史ロマンBLである。ちなみに中大兄皇子と受けがキスする場面もあったりする。

主人公(受け)は、百済から渡来人で金工職人である実父を持つ美少年。攻めは、受けの父親の弟弟子で、乃楽山(ならやま)の麓に住む百済系渡来人であり以前は都随一と呼ばれた腕を持つ金工職人だった。受けが攻めの弟子となるので職人師弟ものBLであると同時に、渡来人渡来人の子孫が出会って恋に落ちる物語なのである

職人の村で修行をする受けは、師匠であり恋人である攻め以外の渡来系の職人たちとも交流を持つようになり、技術を磨いていく。いつか攻めの故郷である百済に帰還することを夢見るようになるし、自分たちの存在は発展させ続けていく技術に拠って立つのだという強い自負心を持つに至る。彼らのアイデンティティは明確に百済系渡来人であることにあり、ヤマトにはないんだなーと読んでいて思った。

日本舞台なのにあえて渡来人カップルを描くなんて随分通好み(?)だなと思う。こういうのは珍しくて面白い試みだ。同時に、ちょっと私の中の日本人としての感覚が一抹の寂しさというか疎外感を感じなくもなかったような……。この記事のテーマである在日と古代日本渡来人はちょっと違う存在なのでこの作品には簡単に触れるだけにとどめるけれど、思いがけずヤオイを読んでいて自らのナショナリズムが浮上したという点で本作は印象深い作品だった。私が気にしすぎなだけだけなんだろうけれどさ。

もちろん、健気で頑張り屋な受けとクールで格好良い攻めは萌えたし楽しめた。

ところで、作者のタカヒサ亨は、角髪(みずら)に萌えてこのお話を描いたらしい。わかるわー私もみずら萌えです。特に青年の下げみずら姿は可愛くて良い。不評でなかなか描かせてもらえなかったとのことだが、残念だ。もっと見たかったよー。






コメント返し

ハテブやツイッター増田2ちゃんねるコメント下さった方ありがとう。せっかくだし嬉しかったので、いくつかのコメントにお返事します。


興味深い記事/勉強になった。/ほう。/おもしろい。

恐縮です。ありがとう

なんでこんな興味深い記事が増田なんかで書かれるんだ……いやまぁ理由は明確に推測できるんだけど。

自分のブログではこういう記事を出したことがないのでうまく書けるかわからなかったし、書いたとしてもこの記事だけ場違い感がぷんぷんして浮き上がってしまうだろうと考え増田しました。悲しいことですが、BLも在日も荒れやすい話題ですから

金蓮花くらいしか思いつかなかった。/金蓮花さんは有名だよね。/ 金蓮花は私がコバルトを熟読してた時代の後の人で懐かしい。/金蓮花の作品なら子供の頃読んだことあるな。/金蓮花さんなつかしい

私は金蓮花の初期の作品が好きでここ7~8年の著作は読んでないのですが、作品だけじゃなくて作家自身も本当に興味深いなと思ってその動向は注目していますラノベ界でも稀な在日外国人であることを明かしている作家さんですよね。まして日本と関係が良好でない国を祖国に持つ人ですから日本社会で生きる彼女自身、悲しみや自負心を含め複雑な感情はあったんじゃないかなと想像しています。日朝首脳会談が開かれ拉致問題が発覚した2002年、この年に発売された『伽椰琴打鈴』を最後に、彼女の著作の中で一番‘朝鮮’を押し出している銀葉亭茶話シリーズが発行されていないというのは、偶然かもしれないけれどなんとなく象徴的に見えたり……。

違う文化がベースから、私から見たらよく分からないのかもねと当時は思ってた。アメリカ人日本とか中国に感じてるオリエントな感じってこういうのを言うのかなーと中学生の私には興味深かった。/舞台設定もそうだけど、登場人物たちの価値観や倫理観が自分の知っているものと異なる面もあって、それはそれで興味深かった。

確かに文化が違う、価値観や倫理観が異なっている、と強く感じる点はいくつかありましたね。面白いなと好ましく思う相違もあれば、モヤモヤする思いを抱える相違もありました。私の場合女性の描かれ方や女性の置かれた立場というのが結構気になりました。『蝶々姫綺譚』で、女性が子を成さずに死ぬのは罪である、罰として死後の世界で償わなければならないという設定には、儒教ベースにしたファンタジーだとこうなっちゃうのか、とびっくりしたなぁ。日本日本よりフェミニズムの強い欧米発のファンタジーじゃそういう設定ってないでしょう。まぁ、当時の価値観を反映させた設定であることが良いという考えもあるとは思いますが、現代女性としてはファンタジーとはいえその世界の女性は生き辛そうだなという感じたのも事実でした。

「オレ、在日やん」。か。読んでみたい。/記事中の作品をどれも読んでみたい。

ネットで読める作品もるし書店図書館に置いてある作品もあります。個人的に、興味や関心の度合いが在日>BLという人よりは、BL>在日の人の方が楽しめるとは思いますが。

日本では掛け算、欧米では×ではなく/(スラッシュ)なので割り算。

全然関係ないけど、最近アメリカスラッシュ翻訳されて日本書店の店頭に並び始めましたよね。日本語海外スラッシュが読める日が来ようとは思わなかった。嬉しい。

「「新羅」という単語を見ると反射的に「しらぎ」ではなく「しるら」と読んでしまうし、「李成桂」を見ると「りせいけい」ではなく「りそんげ」」あるあるwww

お仲間発見。やっぱり他にも同じ経験のある方がいるんですね。

この語り口、既視感が。/この特徴的な文体Twitterのどこかでみたような?

皆さんがどなたをイメージしているのか興味あるなー。私は弱小ブログを書いてますが、Twitterはやっていないんですよ。

韓国人って恋愛もの入れ込むよね。日本人もだけど、なんかより情熱的っていうか

韓国人日本人よりも情熱的、確かにそういうイメージありますよね。こんな記事書いといて言うのもなんですが、家族友人知人に韓国人や在日の人っていないんで実際そうなのかはよく知らないけれど。

しかし、作者や登場人物が在日だろうとハーフだろうと、作品に影響なければ関係ないのでは?/BLを前にしたら作者が在日とかどうでもいいんだけど、気になる人もいるんだ

確かに作品が面白ければ作家は関係ないというのは仰る通り。私も普段は書き手には興味がないんですが、今回は冒頭で書いた某サイトにはなんだか妙に感慨深くなってしまいまして。

在日コリアンに限らずこういう風に創作の中に登場するマイノリティを振り返ってみるというのは興味深いよね。/こういう考察もあるのだねー。/いわゆる『キャラ属性』のフレーバー要素として、在日コリアン・その他を入れるか等。ただ、ふらっと使おうにも"実はよく知らない"事が多いのも、また事実。/彼も特にエスニシティ面で特筆されるような描写はないが、魅力的。

創作の中のマイノリティ、本当に興味深いですよね。読み専なので創作の苦しみは知らないのですが、創作物にマイノリティを登場させる際書き手さんはやっぱり慎重になるんだろうなぁ。セクシュアル・マイノリティが登場するBLは殊にそういう姿勢を求められているジャンルですし。常に政治的に正しいお行儀のよいBLである必要はないと思うけれど、読者が引くような差別的な描写が垂れ流しにされてるBLは読みたくないと思います。私はまだガチでがっつり民族問題を盛り込んだBLというのは読んだことがありません。今後もそんな作品は出ないんじゃないかなと思うし、たとえ出版されたとしても読みたいとは思わないかも、と考えています。娯楽作品には悲惨な差別とか貧困とかの要素は求めていない性質で、どちらかというとイチャイチャ、ドキドキ、ワクワク、エロエロアマアマラブラブって感じのノリの方が好きなんですよ。なのでフレーバー的な登場のさせ方や特筆されるような描写がなくても私はOKなんですが、作家がまったくその問題の背景に無知ではキャラクターの魅力的な属性にはできないわけですしね。作家は10調べたことのうち1を書く(100調べたことのうち1を書く、だったかもしれない)と聞いたことがあります。BLを愛する者の一人として、そういうBL作家さんが今まで以上にたくさん出てくれるといいなぁと願っています

2011-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20110520231520

ああ、誰ひとりとして金髪どころか茶髪もいなかったし、ピアスもしてなかった。

キャミソールも一度もみたことがない。

ホットパンツも見たことがなかった。

ブルマはたくさん見たけどな。

学校指定のジャージか、おとなしい普通の格好して登校してたし、前髪は眉毛に掛からない程度に切ってたよ。

記憶が確かなら、毎朝15分ほど朝のクラス会の前に校庭でなにかやってた。

毎週月曜は全体朝礼みたいなので校長が台の上で話をした

そのあと校歌うたって、国歌斉唱しながら国旗掲揚

教室に戻る時は行進みたいなのをしてたと思う。

火曜日ラジオ体操だったと思う。

やっぱり国旗掲揚国歌はセットだった。

水曜はやっぱり校庭に整列して校歌斉唱国歌斉唱。あと校長以外の人が話をしたり。今週は交通安全週間でどうとか、あいさつ運動からどうとか。

木曜は15分くらいスポーツ時間があった。

一応国旗は上がるし国歌は流れたけど、別に整列したりはしなかった。

その間スポーツを中断して、国旗の方を向いて斉唱するだけ。

金曜日は忘れた。

中学校に入ったらずいぶんぬるくなって、月曜の朝礼だけは校庭に全校生徒が集まって校長の話と国旗掲揚国歌斉唱があったけど、火曜から金曜は教室スピーカーから国歌が流れるだけだったな。

一応掲揚塔の方向を向いて歌ってたが。

高校は毎朝流れはしたけど、ほとんど誰も歌わなかったな。

小中高と全部公立だったけど。

暇だったといえばその通り。

というか小学生なんて暇なんじゃないの?

追記

放送委員のメイン仕事は毎朝の国歌を流すことと、給食時間音楽を流すことだった。

それから、5年生と6年生には国旗当番ってのがあって、毎日国旗掲揚は二人ペアでやることになってた。

それから夕方降ろして桐の箱にしまうのも仕事

2011-05-08

震災まどマギ穢翼のユースティア

まどか☆マギカ穢翼のユースティアには共通しているところがある。

優柔不断な桃色の髪をした少女自己決定で世界を救うということと、生贄の存在あと黄色おっぱいが死んじゃうこととか

奇しくも東日本大震災が時を同じくして発生し、前者は自粛による放映延期、後者生産ラインの都合の発売延期となった(たぶん表向き、だと思うけど)

さて、これまた偶然にも、私が双方の作品に触れ、東日本大震災比較小規模ながらにせよ体験した身としては、霊的なものを感じざるを得ないというか、神のお導きであるとかそういったことを作品の影響からちょっと考えた。

もはやこれはテンプレートにすらなれるのではないだろうか、と。

金髪幼女の王家ももはやテンプレ化しているように、桃色幼女世界救済もまたテンプレ化しうるだけの衝撃があったのではないか、と。

まあそんなこと考えながらコーヒー飲んでる昼下がりです

あ、穢翼のユースティア素晴らしいですよ。個人的には男性キャラの方がいい味だしてるかな、と思います。近衛兵団長とか貴族とか。おまけ見てからもう一度最後見ると胸に来るものがあります

まどマギネットじゃそれなりにメジャーだけど、こっちがあまり宣伝されてないようなので、こんなところでサラッと宣伝しておきます

具体的には買ってプレイしてね☆

2011-04-29

はてな崩壊する音ーはてなブックマーク改悪の孕む大きな問題

誰にでも優しかった可愛いはてなは、春休みが終わると、似合わない金髪ソバージュに、真っ赤なルージュをひいて、校門の前に停まる黒塗りの高級車にのって汚い男の前で股を開く下卑たアパズレに変わっていた。

はてなブックマークは大きな改悪ブックマークコメントに施した

その改悪の要旨は、

デフォルト表示コメントスターのついた人気コメントと新着コメントに限定

・全てのコメントをすぐに一覽で見られない

というものだ。これははてながその本質をかなぐり捨てるような、大きな改悪だ。

恐竜の頭に価値はない。

新着コメントスターの多くついたついた人気コメントだけを表示するというアプローチは極めて旧世代的だ。旧世代とは、ベストセラーしかおかない本屋、人気歌手CDしかおかないCDショップ・・・時代とともに滅びさろうとしている『人気のあるもの、新しいものだけが価値あるものだ』という『恐竜の頭』的考え方のことだ。この馬鹿げた考え方を恐竜ロングテールで引っぱたいてきたのが、Amazonであり、appleであり、はてなだったはずだろう。

いまさらになって、恐竜の頭を選択するのは、はてな自殺というしかない。

見るべきものはユーザーが決める、スターはない。

スターがついたものは見るべきコメントはない、ただ単に10人の人が気に入ったということだ。10人の人が気に入ったということは、そのコメントが『僕にとって』価値のあるものだということにはならない。上地雄輔ブーンブンシャカブブンブーンがいくらヒットしていても、僕にとってはオリモノ以下の廃棄物なんだから

見るべき価値のあるコメントユーザーごとに異なる、異なるからこそ楽しいし、多様性が生まれる。ユーザーコメント一覽の中から探す、探すのもまた楽しい。そのニッチコメントを評価しあい、好意を好感しあうのがはてなの楽しさだった。

その過程を台無しにすることで得られる利益はなんだろう?たぶん、「たいして見やすくもない、見やすさ」だろう。見やすくもない見やすさを目指すために、本質的価値犠牲にするのは、度のあわないメガネを買うために内蔵を売り払うようなものだ。誰にも利益なんてありゃしないんだ。

スターは客観的な価値判断の基準じゃない。

50000000歩譲って、人気のあるものか新しいものが見るべきものであるという旧世代のアプローチ現在においても価値をもっていたとうしよう。

けれど、「人気がある」ということを判断する為の指標として、はてなスターを使おうというのならば、間違いだとしかいえない。なぜなら、はてなスターは個人が何個でもつけられるから価値の基準になりえないからだ。AKB48の曲がいくら売れようとも、誰もが知っている国民歌謡曲はなりえないのと同じで、一人が何度投票できる人気投票人気投票として機能しない。そんな曖昧模糊とした基準で見るべきコメント抽出する意味があるなら教えて欲しい

そして、ユーザーは離れていく

ブックマークコメント改悪されてから、明らかにコメントを書きこむユーザーが減った。

昔の「ニッチコメントでも誰かが見てくれて評価してくれるかも」という楽しい期待が失われたからだ。どうせ新着からも落ち、人気コメントにもならず、誰にも見られないコメントなんて誰も書こうとは思わない。当然の結果として、コメントの数も多様性も面白さすら減った。一部の常連コメント頻度も下がった。濃い人達が積極的にブックマークをしなくなり、クズみたいな手垢のついた胡散臭いライフハックばかりが目立つようになった。

それがやりたかったことか?はてなを創業して目指したものか?

から言える提言は一つだけ、とってもシンプルな提案だ

なおして

2011-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20110414105748

哲学プロレスミーハーから読んでみたけど、プロレスラーのUがわからなくて、自分の知識不足が残念だった。

プロレスラーで思いつくのは、馬場猪木長州政治家になった人、三沢武藤健介サングラスヒゲケンカキックのひと、東北政治家金髪で背が高い人、小川くらい(おおむね古い順だと思うよ)しか思い出せないので、たぶんUは俺が思いついた人とは別の人なんだろう。プロレスで大きな活動をした人っていうのは、馬場猪木が団体をそれぞれ作って、あと三沢ノアだけはガチとかしか知らないんだけど、このUってひとはなにをした人なんだろう。

2011-03-09

10ヶ月メル友だった女に会ってきた

俺は、プログラマーだ。

地方に転勤してきたはいいものの、知り合いもおらず、出会いもなく、それどころか転勤してきて2ヶ月目で

長期のデスマ状態だった俺は、つかの間の癒しを求めてサイトを見ていた。

ぽっちゃりですがよかったらメールしませんか」

3歳下の女の投稿があっていた。顔半分が隠されてはいたが、まあいわゆるデブギャル写メも載っていて、

俺はそれにメールを送った。顔は可愛かった。金髪で、もちろんおっぱいもでかそうだった。

体重は言おうとしなかったが、Gカップであること、写メの顎の感じ、チラッと映った首もとの感じなどから彼女はなかなかのデブなのではないかと思った。身長も170cmと高い。もしかした体重3桁行ってるんじゃないかと思うくらいの巨体だ。

俺は、デブ専だ。ポチャ専ではない、デブ専だ。

丸い顔、たぷたぷの二の腕、巨大な胸、突き出した腹、踵を付けて立てないくらいの太い足にしか魅力を感じ無い。

から俺にとって彼女の体型は、正直ドツボだったのだ。

デスマ真っ最中のつかの間の息抜きとして始めたメールだったが、いつの間にかはまっていった。彼女は同じ市の、車で30分くらいの所に住んでいた。

写メは、(デブ専の俺にとっては)滅茶苦茶可愛らしく見えたし、仕事(デザイン系)をひたむきに頑張る姿勢や、ギャル系の格好をしているわりには性格も柔らかく、思いやりのある優しい子だと感じた。そしてなにげに頭もよかった。とにかく、俺のタイプ女の子だったのだ。

彼女も俺を好いていてくれたように思う。よく、プリクラ画像や普段の写メなんかもくれた。たまには谷間なんかも。

メールをはじめて3ヶ月くらい経った頃から彼女から言われるようになる。

「会いたいな」

『ごめん、仕事終わってから

「いつ終わるの?」

『来月には』

来月には、と言いながら半年が経った。彼女誕生日も、クリスマスも、正月も、バレンタインも過ぎた。

俺はずっと泊まり込みで仕事をしていた。深夜に交わす彼女とのメールけが支えだった。

本当は、会えたのだと思う。寝る時間を削れば。でも伸びきった髪を整える暇がなかったし、流行の服だって持っていない。

そんなくだらない理由で俺は、完全に仕事を終わらせるまではメル友でいたい、などと自分勝手なことを言った。

彼女は俺とのメールを辞めようとしなかった。ありがたいことだと思う。でも、たまに卑屈なメールも来た。

「私がデブから会いたくないの?」

『違うよ、ぽっちゃりは大好きだよ』

うそつき。でも、気を使ってくれてありがとう」

『嘘じゃないよ』

そんなことを不安に思う彼女が可愛くて仕方なかった。ころころとよく笑い、前向きで、美味しいものが大好きで。そんな彼女が愛しいと思うようになった。

長くメールをしていくうちに、写メ交換などはなくなった。

だが、優しく、素直で、礼儀正しく、話も面白く、可愛くて、ぽっちゃり。そんな理想の女そのものの彼女にどんどん惹かれていったし、メールは心からしかった。

そして、俺たちは11ヶ月かかってプロジェクトを終わらせた。

スタートから3人が減り、2人が入院し、1人が自殺未遂した地獄プロジェクトだった。その夜、久々に家の風呂に入った後仕事が終わった、と彼女に言った。彼女は驚きながらも喜んでくれた。

ちょうど翌日はどちらも休みだ。初対面を果たそうではないかと言うと、彼女は言った。

「嬉しいなあ、やっとだね」

『待たせてごめんね』

「待っててよかった!でも、会ってがっかりするかも」

『どうして?まだ体型気にしてるの?』

「うん…」

『気にしないで、どんな○○だって好きだ』

本心だった。一刻も早く、その豊満な身体を抱きしめて、結婚を前提に付き合ってくれというつもりだった。

きっと婚約指輪は特注だ。入るウエディングドレスはないかもしれない。それでもきっと世界一かわいい花嫁になるだろう。

馬鹿しいが、そんなことまで考えながら、待ち合わせ時間まで車を走らせた。勿論美容室にも行って、新しい服を着て。

待ち合わせ時間に着いたが、彼女らしき姿は見当たらない。電話をかけると、彼女が出た。

『着いたよ』

「私も着いてるよ」

『どこ?』

ゴミ箱の横らへん」

コンビニのでかいゴミ箱にさっと視線を走らせる。

そこに彼女はいた。

間違いなくそれは彼女だった。優しい目元に、豊かな髪。

低めの鼻に、ふっくらした唇。彼女の顔だと、認識した

そして同時に、俺は泣きそうになった。

神を呪いたくなった。

なんなんだ、それは。

その小顔は。肉のない頬は。携帯を持つ骨の浮き出た手の甲は。

細い首は。浮き出た鎖骨は。ベルトで絞めつけられた60cmもなさそうなウエストは。

スキニーに包まれた長い棒のような脚は。太ももの間の隙間は。

誰なんだ、このどう見てもBMI17程度の、痩せ型の女は。

俺が何も言わないでいると、彼女は泣き出しそうな声で言った。

『ねえ、やっぱりデブでいやだった?会いたくない?』

俺は、車種と車を止めている場所を教えた。声は震えていた。

彼女は、枯れ木のような脚を動かしてこちらに歩いて来ると、助手席の

窓側に立った。俺はロックを外して、彼女が乗り込んでくる。

彼女は泣きそうな顔をしていた。頬はこけている。

俺は何も言えなかった。

彼女は、ぽつりぽつりと話しだした

本当に俺が好きだったということ、自分の体型にどうしても

自信が持てなかったこと、だから会うまでに内緒ダイエットしてキレイになって

喜ばせようと決意し、半年間で40kgの減量に成功したこと。

だが、相当無理な食事制限をしたため拒食症気味になってしまったこと。

『ちょっとはマシになったかな?」

とこっちを伺った彼女は、どこにでもいるキレイなお姉さんだった。

盛り上がる頬の肉も、たるんだ二重あごもそこにはなかった。

"美人モデル体型の女の子メル友だったが会ってみるとマツコ・デラックスだった"

その衝撃以上のものを覚えた。

何を話したのかも覚えていないが、気づけば俺は一人車を走らせていた。

もう、携帯は鳴らない。

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