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2017-10-07

いじめ子どもを殺された親があちこち仇討ちしてるはずだよなあ

本当に仇討ち文化なるものがあるならな。

https://anond.hatelabo.jp/20171007181039

2017-05-19

葉隠』(はがくれ)は、江戸時代中期(1716年ごろ)に書かれた書物肥前国佐賀鍋島藩士・山本常朝が武士としての心得を口述し、それを同藩士田代陣基(つらもと)が筆録しまとめた。全11巻。葉可久礼とも。『葉隠聞書』ともいう。

目次 [非表示]

1 概要

1.1 「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」

1.2 書名の由来

2 脚注

3 刊本

4 参考文献

5 関連項目

6 外部リンク

概要[編集]

「朝毎に懈怠なく死して置くべし(聞書11)」とするなど、常に己の生死にかかわらず、正しい決断をせよと説いた。後述の「武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」の文言は有名である。同時代に著された大道寺友山『武道初心集』とも共通するところが多い。

文中、鍋島藩である鍋島直茂武士理想像として提示しているとされている。また、「隆信様、日峯(直茂[1])様」など、随所に龍造寺氏と鍋島氏併記しており、鍋島氏龍造寺氏の正統な後継者であることを強調している。

当時、主流であった山鹿素行などが提唱していた儒学武士道を「上方風のつけあがりたる武士道」と批判しており、忠義山鹿の説くように「これは忠である」と分析できるようなものではなく、行動の中に忠義が含まれているべきで、行動しているときには「死ぐるい(無我夢中)」であるべきだと説いている。赤穂事件についても、主君浅野長矩切腹後、すぐに仇討ちしなかったこと[2]と、浪士達が吉良義央を討ったあと、すぐに切腹しなかったことを落ち度と批判している。何故なら、すぐに行動を起こさなければ、吉良義央病死してしまい、仇を討つ機会が無くなる恐れがあるからである。その上で、「上方衆は知恵はあるため、人から褒められるやり方は上手だけれど、長崎喧嘩のように無分別相手に突っかかることはできないのである」と評している。

この考え方は主流の武士道とは大きく離れたものであったので、藩内でも禁書の扱いをうけたが、徐々に藩士に対する教育の柱として重要視されるようになり、「鍋島論語」とも呼ばれた。それ故に、佐賀藩朱子学者・古賀穀堂は、佐賀藩士の学問の不熱心ぶりを「葉隠一巻にて今日のこと随分事たるよう」と批判し、同じく佐賀藩出身大隈重信も古い世を代表する考え方だと批判している。

明治中期以降アメリカ合衆国出版された英語の書『武士道』が逆輸入紹介され、評価されたが、新渡戸の説く武士道とも大幅に異なっているという菅野覚明の指摘がある。

また「葉隠」は巻頭に、この全11巻は火中にすべしと述べていることもあり、江戸期にあっては長く密伝の扱いで、覚えれば火に投じて燃やしてしま気概覚悟が慣用とされていたといわれる。そのため原本はすでになく、現在はその写本(孝白本、小山本、中野本、五常本など)により読むことが可能になったものである。これは、山本常朝が6、7年の年月を経て座談したものを、田代陣基が綴って完成したものといわれ、あくまでも口伝による秘伝であったため、覚えたら火中にくべて燃やすよう記されていたことによる。2人の初対面は宝永7(1710年)、常朝52歳、陣基33歳のことという。

浮世から何里あらうか山桜    常朝

白雲やただ今花に尋ね合ひ    陣基

武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」[編集]

葉隠記述の中で特に有名な一節であるが、葉隠の全体を理解せず、この部分だけ取り出して武士道精神と単純に解釈されてしまっている事が多い。実際、太平洋戦争中の特攻玉砕自決時にこの言葉が使われた事実もあり、現在もこのような解釈をされるケースが多い。

しか山本常朝自身「我人、生くる事が好きなり(私も人である。生きる事が好きである)」と後述している様に、葉隠は死を美化したり自決を推奨する書物と一括りにすることは出来ない。葉隠記述は、嫌な上司からの酒の誘いを丁寧に断る方法や、部下の失敗を上手くフォローする方法、人前であくびをしないようにする方法等、現代でいうビジネスマナー指南書や礼法マニュアルに近い記述ほとんどである。また衆道男色)の行い方を説明した記述等、一般近代人の想像するところの『武士道』とはかけ離れた内容もある。

戦後軍国主義書物という誤解から一時は禁書扱いもされたが、近年では地方武士生活に根ざした書物として再評価されている。先述したように『葉隠』には処世術マニュアル本としての一面もあり、『葉隠』に取材したビジネス書出版されている。

戦後も、葉隠を愛好した戦中派文学者で、純文学三島由紀夫は『葉隠入門』を、大衆文学隆慶一郎は『死ぬことと見つけたり』を出している。両作品は、いずれも葉隠入門書として知られ、各新潮文庫で再刊された。

書名の由来[編集]

本来葉隠」とは葉蔭、あるいは葉蔭となって見えなくなることを意味する言葉であるために、蔭の奉公大義とするという説。さらに、西行山家集葉隠和歌に由来するとするもの、また一説には常長の庵前に「はがくし」と言う柿の木があったからとする説などがある。

2017-05-11

やってもいない痴漢行為社会的に殺されるぐらいなら、その場で仇討ちするよね?

https://twitter.com/hsifgh/status/862490497129955328

こんなツイートがあったけれど

世の中の男性諸君である増田諸兄は

やってもいない痴漢をやっただろと問い詰められたときどうする?

東京暮らし生活しているものにとっては他人ごとではないだろう

俺もいつもそういった事態シミュレーションしている

痴漢はたとえやっていなくても捕まった時点で有罪が確定するという恐ろしい社会

有罪が確定するのでもちろん仕事はなくなる

そう食っていけないか死ぬんだ

男は常に電車に乗るときに目の前のこの女がキチガイで突然に「痴漢されました!」と大声を上げた時

「俺は社会的に殺されるんだ…」という意識をもっている

常に女に心臓を握られているような恐怖を感じている

これは痴漢冤罪を生む女が悪いのではない

痴漢行為をしている男が悪いけれど冤罪においては悪いわけではない

司法が腐っているんだ

推定無罪ではなく推定有罪判決を行う判事裁判官が全員痴漢冤罪で捕まれ

かくして我々男というものは常に女におびえている

ゆえにその切っ先が喉元を貫かれた場合

同様にしてその場ですぐに仇討ちをしてやろうというシミュレーションをしている

私はそのシミュレーション成功させるべく

毎日筋トレを欠かさな

男を社会的に殺すのであれば

男は決してお前ら女を許さないだろう

今はまだ線路の上を走るだけだが

いつ日かその日がおとずれるのではないかと怖くなる

一番の解決方法

腐った司法当事者である裁判官達が全員痴漢冤罪で豚箱入ってくれること

2016-11-03

こんな大河ドラマを観たい

これまで取り上げられたことがない人物時代を中心に。

天智と天武

天智・天武の生涯を通して「日本」が作られるまでの過程を描く。主人公柿本人麻呂あたり。

平安京

国家の一大プロジェクトとしての平安京造営を、蝦夷討伐や藤原種継暗殺などを交えて描く。主人公坂上田村麻呂あたり。

応天門

藤原良房による権力掌握の過程と、そのクライマックスとしての応天門の変を、スリリング政争劇として描く。

栄花物語

藤原氏同士の権力争いや後宮女房たちのエピソードなどを交えながら、藤原道長気宇壮大な人物として描く。

曽我兄弟

北条時政を中心とした鎌倉幕府の創立とその後の政争を下敷きに、曽我兄弟仇討ちを描く。

花の御所

足利義満主人公として、その半生を追いながら、南北朝後半の動乱と室町幕府絶頂期を描く。

九州三国志

二階崩れから島津征伐まで、九州に鼎立した大友龍造寺島津の三氏の戦いを群像劇として描く。

田沼白河

老練だが開明的な田沼意次と、それに反発する若き天才松平定信、二人の愛憎とそれぞれの改革を描く。

2016-10-06

死刑廃止に賛成するとしたら、これを満たしてほしいという条件

死刑廃止賛否を問うの国民投票があったとして、個人的に「賛成」に投票してもいい条件を考えると次のものになるかなと

既にあるもの廃止するのだから制度に兌換性がないと嫌なわけです。

また、重罪者を国が死刑にしてくれるからこそ、許せているもの許容できるリスクってものがありますね。

なので、死刑の存続を望む多くの国民が納得するに足る理由必要でしょう。

全部は無理だってのは分かってるけれど、簡単な方から三つは達成されないと話にもならないですね。

比較的容易なものから並べてみましょう。

終身刑の導入、量刑の強化

これは当然だと思いますね。

死刑妥当と言えるようなシリアルキラーはいかに彼が改心したと言おうと

恩赦仮釈放対象としない、絶対的終身刑必要だと思いませんか?ですよね。

死刑がない上に、現在の様な軽い量刑では犯罪抑止力はないので、懲役200年とかってレベル量刑になるようにすべきでしょう。

人二人殺し懲役20年=実質5年で出てきます、なんてお話にもならないですね

とは言え日本の事ですから終身刑なんて簡単にはならないでしょう。だから、これは不十分です。

id:IkaMaru 終身刑が導入されているのに死刑相当の犯罪者が釈放される前提なの? 自分でも何を書いてるのか理解してないでしょ

やはりというべきか、はてなサヨク日本語が読めないレベル低能なんですね

なんという頭の悪さでしょうかw

馬鹿の為に補足してみましょうか

とは言え日本の事ですから終身刑なんて簡単にはならないでしょう。だから、(終身刑存在しても釈放されてしま凶悪犯が多いので)これは不十分です。

イカマル君は、小学校からやり直しましょう

犯罪者追跡システムの構築

重罪を犯して(仮)釈放された人間にはGPSによる追尾システム個人IDによる検索

どこに住んでるのか?何をしてるのか?を誰でも知れるようにすべきです。

何をしても死にはしないと高を括った性犯罪者や、強盗犯、放火犯が野放しとかあり得ないんじゃないでしょうか。

犯罪者居住制限

同様に犯罪者居住可能物件は、明示的に表示してほしいな。犯罪者不可の物件しか住みたくないので。

だって、どうやっても死刑にならない犯罪者が野放しなんでしょ?怖いね。家に居るときくらいは安心したいよね。

オートロックの内側に、恩赦されたシリアルキラーいるかも?、それはあり得ないって思いませんか?ですよね。

犯罪者雇用などに対する制限措置

これも上述の物と同じ。

民間企業に、何をしても死にはしないと高を括った性犯罪者や、強盗犯、放火犯就職する可能性があるのは怖いですね。

自分の隣人や同僚に前科者が来ることを拒絶する権利が欲しい。

また教職公務など多数の国民の利害にかかわる可能性の高い職業への就職制限してほしいですね。

調書・裁判記録の公開

冤罪防止の観点で言われますけど、運悪く自分の同僚や隣人となった重罪者がどういった奴なのかを理解する為に公開してほしいですね。

自衛のためにも情報大事です。

競馬競輪競艇パチンコ撤廃消費者金融および闇金融規制及び取り締まり強化

情状酌量余地のない重罪の起こる理由の大半が、金か性欲でしょう。

その内の金の方でギャンブルによる借金などが発生しない様にすべきだし、また高金利借金規制すべきでしょう。

同時に制度維持にかかる費用=終身犯の生活費施設建築費のために、酒税など犯罪と相関の高いもの間接税を設けるか増税してほしいですね

産業公営

情状酌量余地のない重罪の起こる理由の一つである性欲の発散をさせるために、(キャバも含めて)風俗公営化すべきでしょう。

その利用者を国が管理して治安維持情報として利用すればいいんです。

風俗利用者潜在的犯罪者ですから

銃刀法緩和、および、警官の発砲の規制緩和

要は強盗殺人犯なんかは逮捕しないで現場で射殺する事を今よりも遥かに容易にしてほしいんですよね。

銃刀法を緩和すれば悪党は銃を買うだろうし、自衛のために多くの国民も銃を買うでしょ。

そうすりゃ警官の発砲も、臨機応変にせざるを得なくなって現場射殺も普通になる。

アメリカでも、柔軟化持ってない黒人が誤認によって射殺されて大問題になってるけれど、

死刑廃止するのなら、その程度のリスクは許容していただきたい所だね。

犯罪現場で重罪犯を射殺できる環境が整ってないなら、死刑存置でお願いしたい。

私刑仇討ち)の復活

国に刑罰委任する事で、死刑に値する人間を裁いてくれると信じているからこそ、刑法を受け入れられている。

家族を失った悼みを晴らす手段がないなら、国に刑罰委任する価値はない。

死刑をなくすのであれば、お上に届ければ、遺族による仇討ちが認められるように中世に戻してほしいね

もちろん犯人国外逃亡合法的には出来ないようにして貰う。

俺の家族を殺した奴は、俺の人生を棒に振っても仇を討ちたい。

どこの国に行こうと、探し出して仇は討つ。

それが可能なら、死刑がなくなってもいいかな。



日本では、終身刑の導入すら殆ど絵空事レベルだけど、それくらい無理って事。到底受け入れられないですね

屑は死んで当然だと思ってますから

2016-07-25

なぜ偉大な思想家日本人邪悪な本性を見抜けるんだろう

↓こんな記事を見つけた↓やっぱり当時から日本の悪評は有名だったのでしょう

フランスの偉大な思想家モンテスキューは「日本人性格は非常に変態ヨーロッパ人にしてみれば、日本は血なまぐさく、変態で、殺りくを好む民族だ。日本人は頑固で、自分勝手で、自信過剰で、愚昧で、無知で、上には媚びへつらい、下に残虐だ。日本人はすぐ人を殺すし、すぐ自殺する。自分生命はおろか、他人生命など心中にない。ゆえに、日本は混乱と仇討ちに満ちている」と評した。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/9277537/

2016-03-07

勧善懲悪ドラマ増田の誤解について

http://anond.hatelabo.jp/20160306105341

他人意見で恐縮だが、専門家言葉で、自分見解にも近いので。

春日太一『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書) P166~『悪の不在』より抜粋

近年の時代劇脚本は、説明が過剰だ。それによる問題は、観客を飽きさせることだけではない。

登場人物内面を片っ端から丁寧に描こうとする悪平等に作り手たちが陥っているか説明過剰になるのだが、

その結果、時代劇から《悪》がいなくなってしまった。そして、ドラマの焦点が散漫になり、盛り上がりに欠けるラストを迎えることになる。

たとえば、リメイク版『十三人~』(2010年公開)の暴君最後に、自分を凶行に走らせるに至った

自身の心情を延々と主人公に語って聞かせた。あるいは、同年公開の『座頭市THE LAST』では、

漁民たちを苦しめる凶悪ヤクザの元締め(仲代達矢)と座頭市香取慎吾)との対決がクライマックス

なると思いきや、なぜか元締めと家出した息子の和解劇が座頭市そっちのけで終盤になって延々と繰り広げられた。

いずれも、腰砕けのラストだ。

 

(中略)

 

「《悪》にもいろいろあるから、そう単純には描けない」と主張する者もいる。が、それは違う。

「これが俺の考える《悪》だ」と腹を括って提示すればいいだけの話なのだから

 

(中略)

 

戦後日本映画代表する脚本家橋本忍は、時代劇でも重厚かつ辛辣人間ドラマを描いてきた。

それでも、悪役の内面だけは決して掘り下げてはいない。

害虫の如く容赦なく農村を襲いまくる『七人の侍』の野武士たち、目的を達成するためには人間の命などなんとも思わない

『人斬り』の武市半平太主人公たちの人生自分たちの都合で弄んだ『切腹』『仇討ち』『上意討ち』の上級武士たち……。

主人公たちに立ちはだかり、理不尽な状況に追い込んだのはいつも、血の通わない冷淡な悪魔だった。

彼らには「等身大人間」としての悩みも苦しみも葛藤もない。世界残酷さ、理不尽さの象徴として厳然と存在し続けていた。

 

(中略)

 

今のプロデューサー監督脚本家が『七人の侍』を作ったら、野武士個々の生活背景や内面、彼らの内部の

細々とした人間関係まで丁寧に描きかねない。それだと、野武士百姓も変わらない立場ということになり、

ドラマの核であるはずの百姓たちの窮状が際立ったものにならなくなる。

結果、百姓たちのために命を賭ける「七人」の悲壮覚悟や、迫りくる野武士たちの恐怖感、

それを迎え撃つ侍や百姓たちの緊張感は霧消してしまう。そんな内容では、あのクライマックス

激戦の盛り上がりもないし、「勝ったのは我々ではない」というラストセリフも感動的に効いてこなくなることだろう。

冗談のように思えるかもしれないが、近年の時代劇脚本の多くは、それに近いことをやっているのだ。

2016-02-10

家族人権意識について

家族はまともな人権教育を受けていないためか、人権刑法原則についての意識が薄い

家族殺人犯被害者家族仇討ちすればいいと思っているし、被害者家族がその量刑では満足しないと言っているし、被害者が殺された方法と同じ方法で殺されればいいと言っている

基本的人権憲法に明記されてから70年以上経っているのに、これはひどすぎるのではないかと思う

刑法には被害者感情考慮して量刑を決定しろとは書いていないし、刑罰は決められたものしか行えない

このことをわかっていない

2015-09-05

http://anond.hatelabo.jp/20150904014431

マッドマックスシナリオが狂っていないように見えるのは視聴者狂気に当てられたから。

主人公サイドが災厄をまき散らしまくっているのに

「見終わった後味は実にスッキリ爽やか。やっぱヒーローはこうでなくっちゃな!って文科省推薦になってもおかしくない勧善懲悪ぶりだった。」

と言わせるんだからヤバい狂気の伝染力ですよ。

主人公サイドがどんな災厄をもたらしたのか、視点を変えて中世ファンタジーものとして考えると凄いよ。

とある王国で、王国将軍が裏切って王妃を奪い、部下を皆殺しにして逃亡を開始、

行き当たりばったりの逃亡の末、逃亡先の当てが外れ、しょうがないから王国を乗っ取ろうという話になって、

戦に出れる王族貴族は皆殺しに殺して王国を乗っ取っちゃう

それでお話は終わり。その後の王国がどうなったかはシラネ。という話なんだから

 

以下、中世風(?)ネタバレ。長いので忙しい人は引き返して。

 

 

大地が汚染され、木々は枯れどこまでも植物が全く見当たらない荒野の広がり、人は奇形ばかり生まれ寿命が半分になった世界がありました。

あるところにジョーという男が清浄な水源を見つけ、それを管理することで建国した『砦』と呼ばれる王国がありました。

王国は、水源を管理するジョー王家石油武器管理する貴族、幼少の頃から育てた忠実で強力な兵隊、水の配給を受けることで支配される人民から構成されていました。

王国兵隊は死を恐れない死生観教育されていたため大変勇敢で、王国は周囲に並ぶもののない強力な勢力でした。

水の配給は厳しく限定されていましたが、人の命を何とも思わない盗賊がはびこる世界の中で唯一、障碍者でも暮らせる平穏場所であり、王国の周りにはたくさんの人が住んでいました。

 

そんな王国も世継ぎが居なければ存続できません。ところが今までに生まれたジョーの子奇形でした。

頭脳は聡明でも歩行も難しいほど体が不自由な兄王子と、体は伝説の英雄のように屈強でも知恵遅れの弟王子がいました。

そこでジョーは、王宮の奥深く清浄区画ハーレムを閉じ込め、清浄な水による水耕栽培で作った作物を与え、奇形のない世継ぎを授かることを待っていました。

 

そんなある日、王国将軍であるヒュリオサの裏切りによって王家は滅びることになってしまったのです。

(続きは描かれていないので王国のものが滅びた可能性もある。)

閉じ込められたハーレムの女たちを気の毒に思ったヒュリオサは、石油輸送任務の際に、石油輸送に使う車に女たちを隠し、将軍を信頼していた護衛の部下たちを皆殺しにし、確かな見込みもなく逃亡を開始したのでした。

このとき偶然の成り行きで追われる身となってしまった死を恐れない王国少年兵のニュークスと、流れ者のマックス(主人公)が、ヒュリオサたちと一緒に行動することになりました。

 

当初の計画では、逃走経路の峡谷に住まう一族石油差し出す代わりに峡谷を爆破してもらって追手を振り切る手はずでした。

しかし逃亡は開始直後に王国にあっさりばれてしまい、すぐ近くまで王国軍の大群が迫った状態で峡谷に来てしまいました。

谷の一族はヒュリオサに数人の追手を振り切るだけだと聞かされていたので話が違うと激怒しました。

峡谷は何とか爆破してもらったものの、追手がすぐそこまで迫るため、ヒュリオサ達は石油差し出さずに逃走を始めてしまいました。

当然、谷の一族は車の足を止めようとしますが、逃走を止めるはずもなく戦闘に発展。

谷の一族は多数の死者を出し、もらうはずだった石油タンク戦闘で爆破し、損害だけ被ってしまいました。

 

ヒュリオサたちが谷を抜けて平地に出たころ王国軍隊が追いついて戦闘になりました。

この戦闘ハーレムの女の一人が死亡。しか妊婦でした。

ヒュリオサ一味は死体を捨てて逃亡したため、王国軍遺体を回収し、念のため胎児を取り出してみましたが、既に息絶えていました。

の子奇形のない正常な胎児でした。念願のお世継ぎになるはずだった子供でした。王や摘出に立ち会った者たちは無念さを隠せませんでした。

特に屈強な肉体の弟王子は知恵遅れでしたが仲間想いで、生まれるはずだった弟の死にショックを受け、ヒュリオサ一味に仇討ちをすることを決意しました。

 

ヒュリオサたちが湿地帯に差し掛かり歩みが遅くなったため、水陸両用車をで追いかけてきた王国軍とそこでまた戦闘になりました。このとき偶然なりゆきで行動を共にしていたマックスの、単身で水陸両用軍団に仕掛に行って壊滅させるという大活躍しました(映画では全ほとんど写されない)。これ以上の追跡は割に合わないと王国軍に思わせることに成功し、ついにヒュリオサたちは追手を振り切ることに成功しました。

 

ヒュリオサが逃亡先として当てにしていたのは自身故郷でした。幼いころの記憶ではそこは緑豊かな土地でした。

砂漠差し掛かったころ、盗賊をしているヒュリオサの一族の老婆たちに出会いました。

一族の者たちとの再会を喜んだヒュリオサでしたが、話を聞いてみると、故郷の森は汚染によってすでに消えヒュリオサたちが通過した植物の全くない湿地になってしまい、こうして今は盗賊をして生活していると聞かされました。

ヒュリオサの目論みは完全に外れてしまったのです。

 

仕方ないので、汚染のない緑豊かな土地が見つかるまで旅続けることになりましたが、マックス提案で別の方針をとることになりました。「自分たちを追跡しに軍隊を出したため守りが手薄になっている王国に攻め入って乗っ取ろう。王国には汚染されていない水と水耕栽培システムがあるから、そこが汚染されていない緑豊かな土地だ。」という方針です。

 

ヒュリオサたちは来た道を来たときと同じくらい爆走して王国に向かいました。休憩中の王国軍のすぐ横を通ったため見つかり、すぐに狙いを看破されまたもや追われることになりました。

 

そして最初に取引で足止めをしてもらった峡谷に差し掛かりまたもや戦闘。この戦闘でヒュリオサ一味にも多くの死傷者を出すもの胎児の弟の仇討ちに来た弟王子殺害、王であるジョーも殺害しました。そして少年兵のニュークスが特攻により玉突き事故を起こして王国軍を壊滅させ追手を振り切ったのでした。

 

王宮の正門に付いたヒュリオサらはジョーの遺体を車から降ろしてクーデター成功を宣言します。体が不自由戦闘に参加できなかった兄王子貴族らが目を見合わせるなか、有力な勢力がすでにいない王宮は門を開放しヒュリオサ将軍を新たな指導者として受け入れます。ついに行き当たりばったりで、自分の部下や生まれる前のお世継ぎ、主な王族貴族を皆殺しにして、ヒュリオサは王になってしまったのです。ジョーは神聖視されていたため、遺体の周りには遺品や遺体の一部を授かろうとする人だかりができていました。ここまでヒュリオサを支えてきたマックスはなぜか、遺体に群がる民衆の波に紛れてどこかで消えてしまいました。王国の将来がどうなったのかは誰も知りません(ここで映画が終わるため)。

 

 

いやあ、酷い話でしょ、コレ。

王族に対しても国家やそこで暮らす人々に対しても、忠義から最も遠い道をゆくヒュリオサ将軍はまさにマッドマックスでしょ。あれを意図しないでやっちゃうんだから秩序を破壊し戦乱をもたらす悪魔死神にでも取憑かれてるのかもねw

 

この後の王国どうするんだろうね?ヒュリオサは行き当たりばったりでしか行動してないから政治能力は全く期待できない。兄王子は生きてるし、帰ってきたハーレムの女はジョーの子妊娠していて内乱の火種だ。軍隊は壊滅状態で外の脅威にも弱くなってる。戦乱の時代が来るんじゃないかな?城下に暮らす人たちの安全はどうなる?内戦で水源や水耕栽培システムとか破壊されたらこ世界では人類の存続にかかわる損失じゃね?こんなところで話を切るな!

アルスラーン戦記だったら銀仮面復讐を決意する当たりの話だよ。本編始まってすらいないよ。せいぜいエピソード1だよ。破局フラグがいっぱい立っているのにその決定的瞬間が見れない。悲しい。

 

とまあ、狂ったシナリオなわけですよ。そしてこのシナリオ勧善懲悪だとか、格好いい女性のヒュリオサ将軍が抑圧的な王国裏切り監禁されていたハーレムの女を助ける話だからフェミニズム的にスッゲーイイとか言う人がいるわけです。狂気狂気として視聴者に気づかせないで視聴者狂気拡散するという面白くもなかなか恐ろしいことが起きているので、この文を書いて突っ込みを入れてみた次第です。普通作品だったら、民衆思いで平和国家の維持のために暴君に尽くす臣下が出てきたり、暴君自身主人公たちとラストバトルで聖杯問答を繰り広げるから主人公たちがけっこうヤバいことしてるって教えてくれるんだけど、どうやらそれはこの作品の売りじゃないからカットされたようだね。

 

マッドマックスについては以上です。

2015-03-27

荊州統治関羽でなく孔明に任せてたら

それだと益州取れなくなるか。

ホウ統戦死してこれといった軍師がいなくなるからね。

劉備がいくら戦上手でも慣れない土地で戦えないわけで

必然的地理に詳しい孔明を呼ばざるを得ないのはしゃーないか。

はいえ、あの段階で関羽の他に荊州統治を任せられる人が本当にいなかったのか

街亭でたまたま馬謖しかいなかったから彼に任せて駄目だった事があったけど、

関羽前評判はすごく良かったか荊州大丈夫だろと統治を任せたら

荊州全土取られた挙句関羽自身も敗死して、その後の荊州奪還と仇討ちなんてイベント

起こるはずが無かっただけに、関羽の身勝手さには反吐が出るし、

さすが人材コレクター曹操さまが一目置くだけの事はあるなと思った。

実際、曹操の目に適ってなかったら荊州統治という大任もなかったかもしれない。

曹操は目聡く将来自分にとって害になるかもしれない人物を起用する事によって将来の害を取り除いたかもしれない。

先見の明があるから中原覇者にもなれたのだ。

そう考えたら関羽ある意味然るべき所に収まったに過ぎないのではないか。

関羽でなく孔明かあるいは統治の巧い荊州閥の誰かに任せていたら、歴史はきっと変わってただろうな。

関羽だったか歴史がああなったのだ。

2014-12-01

映画47RONIN』がぶっ飛んでいる件

ハリウッドが作る日本モノは例外なく面白い

どんなに内容がくだらなくても(実際くだらないのだが)、ツッコミどころ満載で笑えるからだ。

中国や、どこの国か分からないけど何となくオリエントな要素がごちゃ混ぜになっていたり、突然忍者が出てきたり、坊さんのように意味もなく合掌したり。

メリケン人に『時代考証』の概念はないようだ。

批判を予期してか、本作は赤穂浪士モチーフにしたファンタジーフィクションと銘打たれている。予防線を張っているわけだ。

しかしいくら『ファンタジー』と断りがあっても、『ラストサムライ』がまともに見えるほど本作はぶっ飛んでいる。

まず冒頭、モンハンに出てきそうなバッファロー然としたモンスターが現れる。

オッコトヌシ様みたいな化け物ではなく、地球外生命体みたいなやつだ。

監督の"殺る気"を感じる。

ちなみにこのモンスターストーリーの本筋とは関係がない。完全に『この作品ファンタジーなんですよ!』という監督エクスキューズである

おかしなところを挙げればキリがない。以下、ひときわ突き抜けている点だけを挙げていきたい。

まずキアヌ・リーブス演じる主人公カイ(オランダでもポルトガルでもなく英国人とのハーフという設定だが特に意味はない)

なんとなく才能がありそうだからという理由赤穂藩浅野氏に可愛がられるのだが、召し抱えられるわけでもなく身分不明なまま。

ベンチでぼぉ~っとしているキアヌみたいに、訳の分からない小屋暮らしている。足軽くらいにでもさせてやれよ。

で、なぜか徳川綱吉が赤穂に来る。んなことあるわけないだろ。

赤穂にはもう一人珍客が来る。赤穂の"隣国"長門(?)の吉良だ。……う、うん。

そして真剣を使った赤穂 VS 長門の1対1ガチ真剣バトルが将軍様面前で始まる。……う、うん(2回目)

そのバトルにキアヌが闖入し、「身元不明なキミがバトっちゃダメよ」と将軍がキレ、浅野氏は詰め腹を切らされる(物理) 気の毒だ。

キアヌは「俺は悪くない。悪いのは妖怪なんだ」とアニメみたいな言い訳をし、お取り潰しの憂き目にあった赤穂浪士たちはその言を信じる。

浪士たちは散り散りになるが、なぜか大石蔵助だけ「危険から」という理由で吉良によって1年近く投獄され、その後なんのお咎めもナシに釈放される。

晴れて自由の身となった大石キアヌ、そしてかつての仲間を集める。

ちなみにキアヌは「ゴロツキで溢れかえる出島」でファイト・クラブの真似事をしているところを大石に拾われる。私の知っている出島と違う。

仇討ちを決意する浪士たち。しかし「刀が無い」というよく分からない理由キアヌふるさとである天狗のすみか(!!)へ行く。

天狗のすみかへ行くと、スター・ウォーズヨーダチベット僧侶を足して2で割ったような生物キアヌを迎える。どうやらこの生物天狗らしい。

キアヌ天狗とちょっぴりバトルし、怪しげな妖刀を47本くらい手に入れる。ちなみに妖刀である設定は英国人なみにどうでも良く、のちの展開には全く影響しない。

赤穂藩併合した"長門"の吉良は、赤穂藩の城で妖女(狐になったり竜になったり髪がメデューサみたいになったりとキャラが定まらない)と暮らしている。

吉良を討ち取るべく赤穂に向かう浪士たちは道すがら、かつて浅野氏に召し抱えられていた臣下たちに出くわす。

   大石内蔵助「47人じゃ勝ち目ないからさ、協力してくんない?」

   元臣下たち「……はい(パイセンに言われちゃ断れないよな……)」

巻き沿いにするな。

"大勢赤穂浪士"はノリと勢いで討ち入りし、吉良と妖女を倒す。

最後、浪士たち(47人のみ)は切腹を命じられるのだが、大石の息子(赤西仁)だけは「お前、許してあげる」と将軍に言われて助かる。事務所圧力だろうか。

以上がストーリーの概略だ。

この作品、一番の被害者キアヌだろう。

2014-03-02

http://anond.hatelabo.jp/20140302131801

嫉妬は個人的欲求だからだよ。

嫉妬はそれ自体よる結果がないから価値の移動に関して増減がないからそれ即ち「行動に意味がない」位置に置かれるんだよ。

ほかの大罪基本的にはそう。

社会共存生産を良好にすることを規範としているか意味がないことをするのは基本的に×だからね。

嫉妬する、ということについての原罪についての定義なので、嫉妬に駆られて行動した結果、第三者が得したり良好な結果が得られたとしてもそれは「嫉妬」の存在に対する評価じゃないんだよ。

全ての自己願望をゼロコストでかなえる方法に「自殺」があるけどあれを大罪として全否定するのは同じような理由だよ。

人ひとりの満足のために社会全体が活動しているわけじゃなくて、社会に住まう人ひとりが満足しているという評価値をその情報にふれることができる全員にむけて発信することを旨としているんだよ。

嫉妬しました、嫉妬させられた側の権利を主張します、社会対応してください。相手に対応をもとめます。といった自己行動が要求のみである結果になるのはイラナイって感じだよ。

嫉妬という借用書の債権を得るのに、原因となるのはその相手の成功だけというなにも努力せず再配分だけもとめる行動そのものの発想だからだよ。


嫉妬による行動は評価するのかってことでいえば、評価はされるとおもうよ。一応それが原因で起こる「避けるべき行動」は罪として定義してあるものが多いよ。

そのおかげで「嫉妬から、みんなをハッピーにさせる行動」をとった場合は救済されたりするよ。

嫉妬したならさっさと健全な行動しろ、というのが社会的に推奨されるという事だよ。



価値の有無で言えば「僕おおきくなったら大統領になる!」というのはうそであり誇大妄想であり、不適切な発言で無価値なんだよ。個人の欲求だからね。

それが実現したら「大統領になれたのは嫉妬のおかげだ」とすれば、嫉妬自体は無価値だけれども嫉妬を利用して価値創造した結果を再評価できるね。

「だから嫉妬はいものだ」に対して不可逆なのは「パンを毎日たべていたか大統領になれた」という真実もまた無価値なのと同じだからね。

嫉妬たからこそ、ということに価値をおいてしまえば「そういう感情を個人でもつことができる特別性」を優位にしてしまうので、生まれや人種などの平等性が損なわれる可能性があるからね。

宗教が妙な服装、あたまそったり、体に傷をつけるのを禁止したりするのは「特別性」を持たせないためなんだよ。ハゲてるのはすごいから、とかアザは神のしるし、とかで無意味価値を高めないようにね。

王はうまれたときからであるべき王なのだ、という制度がないところでは一般的になったのかも。もともと侵略した土地社会を形成させるための文化の多くが社会構造に残っているからね。


復讐もそう。討たれる人から討つ人に満足が移行するだけだから

仏教にはないとか日本仇討ち美談だったとかいうのは社会構造がちがうから、同一民族利益分割が平滑的なので「なにかアクションを興せばみんなに影響がでる」ところからじゃないかな。

何か行動をしたら、特定民族だけ利益を得るとかみたいな陸続きの利益対立がなかった風土からかもしんないね

2013-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20130529141913

公務員」で辞書を引いてみなよ。その雑な定義がそのまま載ってるから

うん、だから雑な議論でいいんだね?

君がいいならいいんだよ。

俺が困るんじゃねえもの

そんなら雑な「武士道」の援用にキーキー異議申し立てる理屈も立たなくなるだけだよ。

どうして「薄給」という文字を無視するのかね。

「高給」と「無給」しか考えつかないわけじゃあるまい。

「食うわねど」「食えない」という文字を無視して頑張るのはやめなよ。

貧乏でもプライドを高く持つべし」と言われるのは武士からこそだよ。

江戸時代の庶民たちが「貧乏でもプライドを高く持つべし」なんて思っていたか

おお、武士について無知などころか江戸っ子の見栄の文化すら知らないと。

まあお前はそれでいいや。


じゃあもっと極端な例で忠臣蔵ってあるよな。

改易で無職になった浅野家の浪人達が死んだ主君の仇討ちを命懸けでやった。

見ようによっては全くナンセンスなあれは

武士からだけ賞賛されたわけではなく、庶民にも大人気になった。

武士けが「いい忠義だ」って言ってそれ以外の階級がしらけて「アホじゃね」と反応してきたわけじゃない。

江戸時代以降、武士道っていうのは既に武士以外の階級にもある程度知られてて

部分的に好ましく受け止められたり内面化されたりもしてたわけ。これに限らないよ。

武士道が狭い身分階層の限定的な道徳だったって言うお前の話の前提から間違い。

でも現代には、貧乏な庶民すなわち生活保護受給者に、「武士ならばプライドを高く持つべし」とか言うアホがいるわけだよな。

から生活保護政策の是非と無関係

お前は無知で間違ったたとえ話ばっかりするアホタレなわけだよな。

どこから「秘匿」とかい言葉が出てくるんだし。

武士道」を一子相伝の奥義かなにかと勘違いしてるのか。

お前がそういう方向の話をしてるんだよ。

実際には秘匿されたものでも限定されたものでもなく

明治以前には庶民にまで広まって内面化されていました。

儒教朱子学だって庶民でも習えるんだからよ。


戦国時代にはもっとハイテンションだったんだよ。

太平の世でそれでは困るから、「武士道」によって牙を抜いたんだよ。

そうですね。

で、「同じ公務員だ」と喚きながら江戸の世と平成の世を同一視したがる馬鹿にも何とか言ってください。



から軍国主義に「援用」した/できたことは否定してないってばよ。

軍国主義に援用するような人間は「武士道」の体現者ではない、というだけだよ。

意味がわかりません。

「論拠を添えてね」ってもう一回教えないと駄目か?

1回で覚えろよ。


江戸時代武士公務員というのは、別に俺のオリジナルの考えというわけでもなく、ごく一般的な見方なんだが。

意味がわかりません。

「論拠を添えてね」ってもう一回教えないと駄目か?

差異部分については色々と論じつけてあげたよね。

そこに異論があるならキリキリ反論しなさい。

反論に窮して「ボクの主張は定説です」とか言い出すのは単なる知能障害の発作です。

2013-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20130115215603

関係ないことだけど、仇討ちは基本的に尊属を殺害した者に対してのものから子供を殺されたことに対して復讐しても仇討ちとは認められなかったはず

2012-11-14

仇討ちを合法にしたらどうなるか

国家による懲罰を辞めてあるいはそれと併行して

本人や本人の遺族による仇討ちを合法にしたらどうなるか考えてみた。

人によって復讐する能力と意思には差がある。

同じ罪を犯しても被害者によって跳ね返ってくる制裁の程度の差が生じる。

復讐する意思や能力が低い人がターゲットになる。

弱肉強食社会になる。

から仇討ちは駄目。終わり。

2012-08-10

それでも自分が肉を食べることをやめようとは思わないのは

http://anond.hatelabo.jp/20120806022506

多分次の2つの理由からだと思う。

人間社会の利便性のために動物を殺さなければいけない時は多々ある。

ある種族の個体数が増えすぎても減りすぎても人間社会にとっては不都合が生じることが多く、そのような場合個体数を調整する必要性に迫られる。

そういう時に殺した動物を食べれば、「命を無駄にしなかった」という免罪符を得て罪悪感から免れることができる。

もうひとつ動物も他の生物を食べて生きているので、人間もそうしていい、と思うから

これは同害報復仇討ちを推奨しているのではなくて、人間が他の動物を人道的な観点から捕食することをやめたら、

逆に人間傲慢にさせて人間の便利のために動物権利を制限することに正当性を与えるから、そうなってほしくないため。

動物は食べるために他者の命を奪う本能に支配された獣」

「それに対して我々人間本能的欲求に逆らってでも殺生をしない理性的な生き物」という線引きが確立するからね。

動物と同じように人間も食べるために殺生しているから、「所詮人間動物の一種」と謙虚でいられるのだと思う。


なんで自分がこう考えるようになったか探ってみたら、過去の出来事がふとよみがえってきた。

子供のころ近所に住み着いていた野良猫に餌をあげてかわいがっていた。

ある時猫がその辺を歩いていた鳩に一直線に飛びつき一瞬で捕殺して食べ始めた。

まりの恐ろしさに泣いてそれからしばらく猫をかわいがれなくなった。

でも子供ながらに、納得できる理屈を作って、鳩を食い殺した猫をまたかわいがれるよう自分に言い聞かせた。

本来猫は他の動物を捕食して生きる動物であり、いやそうしなければ生きていけない動物であり、

猫にとって鳩を狩って殺して食べるのは正当な権利である

自分も他の動物の命を奪って食べて生きている以上猫と同等の存在であり、同等に罪のないあるいは同等に罪深い存在なのだ、と。

そんな原体験から来ているのだと思う。

2012-08-02

ネタバレだらけ】ダークナイトライジングのだめなところ

根幹部分

ダークナイトの続編ではなくビギンズの完結編だった。

・もはやほとんどの人が求めてなかったラーズアルグールサーガを引っ張った。


ベイン

・ベイン役の人がチビなので引きの画面が辛かった。

・「都市を閉鎖」「爆弾市民人質に取る」は前作でもうやった。

・前作で笑って否定した「殴り合いで決着とかwww」を大真面目にやった、しかも2Rもかけた。

黒幕タリアが出てきたとたんしくしく泣き始めてでくの坊化した。

タリアの言いつけを破ってブルースをすぐ殺そうとするのはあまりにもありえなかった。

 たか復讐でこれだけ偏執的な計画を実行しておいて手順を最後までちゃんとやらないのはありえなかった。

・間一髪で飛び込んできたキャットウーマン砲撃されていい加減に退場は酷すぎた。

 この「間一髪!」ってやるためだけにブルースを殺そうとしたのも酷すぎた。


タリア

・土壇場でババーン黒幕バレして出てくるがその後別に何も面白いことをやらない。

・話の盛り上がり的には出てくる必要性が全くない。

・むしろ「ベインから焦点がぶれる」「ベインが急速にでくの坊化してガッカリ」など弊害が大きい。

・なんで毒親親父の仇討ちに来たのかよくわからない。

・なんでその復讐自分達の命を投げ打ってるのかもまるでわからない。

ブルースへの復讐なら「父にベインとの仲を反対された」という情報は要らない。

・話の根を思想や正義の激突ではなく「女の恨み」にしてくれたので

 ダークナイトの続編を求めてきた観客はがっかり


・こいつが黒幕として出てくるのを大ネタっぽく扱ってるが

 キャラ配置の段階で変に役割もなく目立ってたからなんかあるのがバレバレ

本国ではキャスティングだけで撮影段階からバレバレになってたらしい。

ブルースセックスする動機がまるで不明。

・つまりこの映画の筋と噛み合わない原作の設定を持ち出している。

・息を引き取る演技が酷すぎてコントしか見えない。


ブルース

レイチェルレイチェルって8年引きずってヒッキー化してる設定だったのに

 突然自宅に押しかけてきたタリアといい感じになっちゃうのが意味不明

・観客にタリアヒロインだと誤認させるためだけの濡れ場なので

 ブルース立場からタリア立場からも有り得ない浮き上がったセックス描写になっている。

牢獄カイロプラクティック背骨を直すと軟骨摩滅した膝まで治る。

・突然インドまで拉致されて単身戻ってくる大富豪、というシチュが『ゲーム』っぽい。

・あっという間にゴッサムまで戻ってくるのはギャグっぽい。

・閉鎖されてるはずの街にどうやって入った、氷の上を這ったんか。

・ 大都市の地下で超核融合炉作って遊んでるこいつがどんなマフィアヴィランより一番まずい。

・なぜ突然新エネルギーに執着したのかも過去作含め納得出来そうな理由が示されない。

 テロリスト強奪されて爆弾に使われるために用意してたしか思えない突然さ。


キャットウーマン

・出てくるたびに誰かを殴っている

ブルースなんかよりずっと喧嘩が強い

・泥棒と言うより強盗ばっかりやってる 

・覆面強盗だけやってれば無敵なのに

 つい美貌も生かそうとしてお色気サギみたいなことやるせいで足がついたに違いない。


ゴードン

ゴッサム警察トップなのに常に先頭突入するゴードン

・ベイン&テロリスト拉致されても華麗な下水ダイブ脱出するゴードン

・病室に殺到する刺客団を軽く返り討ちにするゴードン

・重傷で入院してたのに点滴むしりとって復帰するゴードン

核爆弾搭載した暴走トラックにしがみつくゴードン

・あわやのところで起爆電波遮断成功するゴードン

トラックバットマンがボカボカ砲撃するけど耐えるゴードン

・ついにトラッククラッシュしてタリアは致命傷を負うがピンピンしてるゴードン

・もう本部長ではなくジョン・マクレーンになってることを隠す気も無いゴードン

・でもゴードンファンは大満足だからこれは別に欠点じゃないかもしれないゴードン


ブレイク

・あくまで警察官の枠組みの中で頑張るブレイク

・一見ゴードンと役回り逆なんじゃね?と思われがちなブレイク

・だが「警察限界」という着陸点ありきゆえに常識的な活動に徹するブレイク

ゴードン組織を一切無視した単身ダイナマイト刑事デカアクションを知らずに

 「警官限界を感じたので辞めます…」と辞意表明するのは結果的にすごくピエロっぽくなってしまっているブレイク



まとめ

やっぱヒーローゴードンだったんじゃないんですか。

「上着をかける」とかそういう精神的なことじゃなくて

もっとシンプルな、ダイハード的な意味で。

妻子とも別居してるしね。

2012-05-16

http://anond.hatelabo.jp/20120516001654

本当は人類の長い歴史を考えると、遺族感情100%で解決するのが伝統。要は仇討ち

ただ社会が複雑化すると、無秩序に仇討ちし続けると治安を大層悪化させるのでキリのいいところでやめさせるよう国家が統制した。

で、世の中の治安を悪化させないギリギリのラインで過去仇討ち権利を生かしているのが

死刑やら懲役やらで加味される遺族感情ってところなんじゃないでしょうか。

2012-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20120223124243

冤罪かもって検証する気持ちは当然遺族側にもあってしかるべきだと思うから

冤罪だった場合仇討ちをした個人もその責任の一部を引き受けるでいいと思う。

法律死刑になることに決まったんで国が殺してくれましたじゃなくて、個人の意志責任を伴った個人の選択として殺したいよ。

そこまで責任負えないよって人は殺さなきゃいいんじゃない

http://anond.hatelabo.jp/20120223114603

ああ、仇討ち制度って、敵討ちが法的に殺人にならない状況って意味で使ってた。

こちらの言葉遣いが悪かった。ごめん。

最大刑で終身刑。状況等鑑みて終身刑という判決が下された相手を更に遺族は自分の手で殺害することもできるっていうのが理想

http://anond.hatelabo.jp/20120222214005

自分死刑廃止賛成派だけど、その理由は自分家族が惨い形で殺されたら国になんて殺させたくなくて自分の手で相手を殺したいから。

仇討ち制度復活させて欲しい。

そこで自分の手を汚したくないって人は諦めろ。

他人の手を使って復讐すんな。

そんな気持ち。

2012-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20120221020412

優生学というか、人を殺した奴はあの世村八分しろって考えれば別に自然ではない。

村八分なら無期懲役でよろし

それに曲がりなりにも人殺しをした人間死刑確定となれば自分らの人生間違っちゃいないと安堵する人間多いだろjk

よく分からないのだが、刑罰って被害者のためのものなのだろか。

被害者仇討ちしようとして社会秩序が荒れるところを国家が代わることで抑えるというのならわかるが、でも仇討ちっていつの時代だよ。

2011-03-03

http://anond.hatelabo.jp/20110302202019

あぁ、そうだね。

人殺そうが、物盗もうが、起訴されて裁判で有罪にならなければ犯罪者じゃないよね。

ゴメンゴメン。

えっ、目の前で人が殺されたら、殺した奴は犯罪者だろって?

そんなことはないよ、犯罪者と断ずることが出来るのは、裁判官だけなんだから

そう。

私刑を排除することは法治国家として当然。

仇討ちなんぞされてはたまらない。

そこで国家が刑罰権を独占している。

また、あなた自身「起訴しない理由なんていくらでもある」と言っているが

犯罪についてもその通りであって、たとえ人殺そうが、物盗もうが、無罪になる理由はそれなりにある。

その点からも、勝手犯罪者と断ずることはできないし、また私人にそのような権限もない。

ロス疑惑での一連の訴訟も関連するか。

そのどれかも、「はっきりしない」、判断されなかったからね。

正直な話、いっそ裁判した方が被告に有益だったよね。

はっきりしないのであれば、無罪と解せばよい。原則だろう。

あなたが、「いっそ裁判した方が被告に有益」と思うのは、はっきりしなければ有罪という偏見があるから

そしてそのような偏見がある限り実のところ裁判をしても無意味

刑事裁判は黒か否かを判断するのであって、白も灰色無罪となるのだから

 

さらに、裁判所は「起訴猶予処分」なるものに特別の意味を認めず、要するに不起訴処分としている

起訴猶予不起訴処分の理由に過ぎず、ことさら意味があるものではない。

http://anond.hatelabo.jp/20110302203531

検察官の独断だから一個人の意見に過ぎないとでも思ってるの?独任ってのは権限を認められてるけど個々の判断が組織としての判断なんだよ。意見担当が交代されても引き継がれるもの。検察官が業務として行った判断は特別な問題が無い限り検察庁の判断だ。検察官に独自に判断する権限があるだけ。それは一個人の判断ではなく委譲された権限に基づく組織の判断だ。

まず、処分庁の誤りは単純に間違いだということ。

不起訴処分の処分庁は検察官である以上、権限は検察庁より委譲されたものではない。

さらに、検察官同一体の原則等から、その判断に上司(決裁官)など組織意見が反映されることはあるだろうが、

検察官の名で処分をしている以上は、その一義的な責任は当該検察官にある。当然の理屈だろう。

もともと、犯罪の嫌疑というものは、犯罪を犯した疑いにとどまるものであつて、確定的に犯罪を犯したことを意味するものではなく、それは単に有罪判決を獲得する可能性として公訴提起の要件となるにすぎないかなり漠然したものというべきであり、しかも、起訴猶予処分における犯罪の嫌疑は、その存在公権的に確定されたものではなく、捜査にあたつた当該検察官が嫌疑ありと思料して起訴猶予処分にしたというにすぎないものであつて、もとより裁判所その他の国家機関のレヴユーを受けた、犯罪の成立についての公権的な判断ということのできないものであることは明らか

繰り返しになるけど、地裁判決をもう一度引用http://anond.hatelabo.jp/20110302160544

これを「組織の判断」とことさら強調するのは、悪意をもって氏を貶めるものではないか

 

また、逆に言えば、たとえ嫌疑なしの不起訴処分がなされたとしても、たいした意味がないことがわかる。

嫌疑なしの不起訴処分は、「捜査にあたった当該検察官が嫌疑なしと思料した」にすぎないわけだ。

たかだか検察官の思料、それも内部的なものにどれほど意味があるのか。

だいたい起訴猶予処分にたいした意味がないことを強調する方がLibrahack氏の利益にもなると思うが。

今回の件は、弁護士だって見直されるべきと言ってる。

この反論は正直幻滅。

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