はてなキーワード: イサンとは
https://anond.hatelabo.jp/20201109184717
という文章を書いて400件近くブクマがついたので、それを読んで(読ませてもらって)思ったこと、考えたことについて、以下のとおり書いておく。
もはや、ほぼ愛知県知事リコール署名とは関係のない話になるので、あくまで俺個人の整理のための記述になる。
…
高須院長とその界隈を高みから見物しているつもりで、本当はこの騒動に食い気味にのめり込んじゃって、一番おかしいのはお前だろ、というブコメがいくつかあって、これは実際にその可能性がある。
俺は文中で自身の正気をちゃんと相対化できているつもりだったし、最後も、(俺にとってはもっとも合理的な理解である)愛知県知事リコールにおいては高須院長もその取り巻きも半笑いであって、仮に全てがおちゃらけに過ぎないのなら、頭から湯気立てて正気を失ってるのは俺だけだな、と書いたつもりだった。だから、お前も頭おかしいぞ、と言われれば、「だから自分でそう言ってんじゃん」という気はする。
ただ、「俺はてめえの頭がおかしくなってる自覚があるからつまり狂ってねえ!」というのは当然、矛盾している。
俺は自分のどうかしている具合について認識が甘すぎるんだろう。以前、何かの増田についたブコメで「この増田は自身の頭がおかしいことを自認しているが、おそらく増田自身が思ってるのとは違うかたちでおかしいんだと思う」というのがあって言い得て妙だな、と思った経験があるが、なんていうか、それに近いのかもしれない。
…
・お前は醜怪だ、という話
上の、俺の頭がどうかしているというブコメと似て非なるというか、印象的だったものがあった。
最初に反論しておくと、俺は誰かが真面目だったり熱心であることを理由に、おちょくられるのを無条件に免れるべきではないと思っている。
別に俺も、真面目かつ誠実に世のことを思っている人間に対して辻斬りのように悪意を浴びせるほど邪悪じゃない(とは思っている)。ただ、今回の高須院長の、86万筆という当初の目的に明らかに届かないにも関わらず、いかにも肉薄しているという空気を醸成しようとしたこと、結果として集まった43万筆の中身にも疑義がついているのにその検証を言下に否定したこと、署名活動中にリコール反対派を犯罪者呼ばわりしながら届けた工作活動の進捗を説明しないこと、ははっきり言って不誠実だし、リコールという制度を悪質にショー化する行為であって、それはおちょくられても仕方ねえよな、とは思っている。
で、ここからが少し複雑な話になる。
俺は、相手の悪口を書いたり、内容に虚偽を含めたりしない限り、不誠実で悪質な言動について相手を直接、ネット上でやり込めようとすることは許されると思っている(この考え方は本当に俺の異常性を吐露しているのかもしれない。「不誠実」で「悪質」を、ちゃんと主観を除外して判断できるつもりの上、攻撃のトリガーまで引くんだから)。今回の俺のリプライは、表面上は高須院長の味方にしか見えないものなので、(あくまで俺の中の)基準を満たしている。
一方で、俺は自分がほぼ悪意で行動していることを自覚している。義憤ではなく、私的かつ単純に「気に入らない」という感情にドライブをかけられていて、まともな人間はこんなことをそんなにしない。
つまり、高須院長の言動は真っ当な市民感覚によって非難されるべきだと思うけど、俺が従っているのはそういう倫理観ではまったくないし、取っているアクションもネジクレている。
お前は醜怪だ、という指摘はその点でこたえるものがあった。
…
・俺がtwitterで捨て垢を使ってリプライを送った / 先の増田はtwitterで当該のリプライを目にしたまったく別の第三者によって書かれた、という話
皮肉ではなく、おもしれえな、と思った。
この人たちには、本垢で有名人をおちょくったり、そのことを武勇伝めかして増田で書くことは想像を絶しているらしい。どちらが真っ当な感覚かはわからないが、この人たちの方がまともな気もする。
異常でわけのわからない行為を合理的に説明しようとすると、かえって、実態と異なる推論がはじき出されてしまうということで、これは頭を働かせている側がいけないのではなく、そもそも現実に起きていることがのっけからおかしいので、そうならざるを得ない。
おもしれえな、というのは、まるで、先の増田で高須院長たちの行動を理解しようとした俺自身のようだったからだ。つまり、「まったく事実に反した異様なツイートに大量の支持が集まるって、俺の理解できる世界を完全に超えている。もしかして、院長もその支持者も、全然本気でやってなくてふざけてやってんじゃねえのか?」。こんな俺の考えも、見当違いの方向にぶっ飛んだ推測なのかもしれないな、とあらためて思った。
…
・今回のリコール運動の中にもいろんな思惑があるよ / 個人の中にもマジの部分と半笑いの部分や時期があるよ、という話
言ってることはわかるんだけど、俺としては以下の1~4のどれかで断言してくれた意見の方が面白かった。
お前が面白いとかどうとか知らねえよ、という感じだと思うが、そう感じた理由はあとで書く。
…
・1~4の話
2. 院長はマジだが取り巻きは半笑い、という70過ぎのジイサンを見世物にした構図
ブコメを見ると、1, 4にそれなりに割れて、2、3がちょいちょい、というように見受けられる。
俺はこれが本当に面白くて、おそらくはこれまでの印象や知識によって、あの運動が各人で全然違う見え方をしていることがわかった(もちろん先の増田にブコメをつけた人々の意見なので、世間全体ではまた違うんだろう)。
俺が1ではなく2~4を選ぶのは、あるブクマカが仰っていたハンロンのかみそり(愚かさで説明できることを悪意で解釈してはいけない)が、この場合機能するのかな? という疑念があるからで、俺にとっては悪意や冷笑のために時間と労力を割いて敵方を嘲弄することはちゃんと合理的な行為だからだ。
こうして考えると、人間は自分をモデルにしてしか他者の行動を推論できないことがよくわかる。実際は1の可能性も十分あるだろうと思う。
あと、4の中にも高須院長と取り巻きが共犯ってパターンと、院長と取り巻きの意志共有はされていなくて、結果として4が形成されてるだけってパターンがある、と指摘している方もいて、なるほど、と思った。
いずれにしても、1~4のいずれかが今回の運動のメイン層であり、グラデーションはあっても、あるいは個人内でスタンスのうつろいはあっても、コアになる部分があると思う。
俺が「色んなやつがいるよ」的な解釈にあまり乗れないのは、「巨大な運動の内部に様々な思惑があるって、そりゃそうだろうな」っていう一般論でしかないのであんまり面白くないからだが、(ここから少し大仰な話になるので、狂人に訳知り顔されるのが不快な方はすみません)、もう一つ理由がある。
ブコメを読んで色んな見方があることがわかって、その中には「◯◯に決まってるじゃん」と断言するものもあって、正直言ってこれは便利だな、と俺は思った。
これってつまり、一つの現象をめぐる解釈について、どれだけいい加減な放言を言い散らしても、誰かしらは味方してくれるし、耳を貸すということじゃんな?
もしどこかの世界線で、俺が今と同じくらい世に倦んでいて、今と比べ物にならないくらいもっと金持ちで頭が良かったら、「××について、正解は1~4のうちどれでしょう?」の中で、自分にとって一番得で、自分の憎悪で人がたくさん泡を吹いて苦しんで、みんなができるだけ不幸になる答えについて、それを信じてくれる人たちに頑張って吹き込むのにな、と割とマジで思った。
そういう悪意に対抗するには、どれもが正解に見えるうちのもっとも核心に近いものを常に求めるぐらいが関の山でほかにどうしようもなく、「色んなやつがいるよ」は答えとして絶対間違えようがない一方で、悪意の味方になり得て助かるかもな、と思うので、あんまり好きな回答じゃないな、と思った。
言い換えると、これ! という正解を常に抱えながら、科学的な証拠があれば別の正解に賛同できる柔軟性が市民には必要だ、ということになり、皆さんにはこれができるだろうか。ちなみに俺自身は絶対にできないと思う。
…
・オウムの話
「ふざけきってるようであいつらはマジだぞ」という1を選んだ人の中に、オウムとの相似を見た人もいて、そういう見方もあるのか、と思った。なんとなく村上春樹の『アンダーグラウンド1・2』を思い出した。
ウヨの考えてることなんてわかるわけねーだろ、というブコメもあって、俺もまあ先の増田で高須院長の取り巻きのことを途方もないアホか、(俺と同じ)悪意の塊かの二択の後者寄りでとらえてるので、いさめる気も権利もないんだけど、仮にあいつらがマジなら、誰かが高須院長の取り巻きたちの話をマジメに聞いてやったほうがいいのだろうか、とも思った。これは、『ボウリング・フォー・コロンバイン』でマリリン・マンソンが学校銃撃事件の主犯だった少年たちに向けた言葉から思いついたんだけど(「黙ってあいつらの言いたいことを聞いてやる。誰もそれをしなかった」)。だけども、俺には無理だ。理解できないやつとも、俺と同じくらい醜いやつとも話す気力も知性もない。善良で体力のある人に頑張って欲しい。
なお、理解の及ばない排他的な方向に加熱している、という意味でのカルトや『ボウリング・フォー・コロンバイン』の例えであって、暴力予備軍とみなしているわけではないことは言い添えておく。
…
・ポコチンの皮の話
バカバカしいことだが、俺は先の増田を書くにあたって、高須クリニックで包茎手術をやっていることを確認していた。
https://www.takasu.co.jp/danseiki/
俺がお詫びしなければならないのは、他人の生業を揶揄するような文章を書いてしまったことだ。これは本当に俺の想像力が欠如していた。高須氏にも美容整形に携わる方々にもお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
愛知県の知事をリコールするための署名運動が、86万筆を必要としたものの43万までしか集まらず、思いっきり失敗して頓挫した。
43万というのはなかなか不思議な数字で、運動の音頭を取っていた高須院長の以前からの言動と比較すると、「全然足りてねえじゃねえか」という気もするし、純粋に数だけみれば、かなり集まったな、という気もする。
俺は高須院長とその界隈がハラワタの底から嫌いなので、高須氏本人とサポーターであるジャーナリストの門田氏のtwitterに、次のようなリプライを送った。
・必要な数には届かなかったが、43万というのは本当に立派な数。正式な手続とはならない以上、本来は不要な検証ではあるが、ぜひ中身を精査し、43万人分の民意が実在することを堂々と知らしめて欲しい
・ところで、今回の運動のさ中、事務所に盗聴器が設置されたり、乗用車に工作の形跡が確認され被害届が出された経緯があったと思う。これは、命を脅かす危険さえはらんだ卑劣な行為。ぜひ調査の進捗を教えてほしい。ジャーナリストたる門田氏にも真相を究明して欲しい
…
この文言は、当然というべきか俺のねじ曲がった性格から生まれている。
今回の署名の中に出どころの怪しいものが紛れ込んでいるという情報が散見されることをふまえ、「43万筆集まったけど、検証した結果、一部は捏造して膨らませたものでした、なんて格好のつかないこと、後から言ったりできねえよな?」ということ。
また、「事務所や車への工作活動も、狂言とは言わないけど、勢いで届け出提出したやつを、世間が忘れかけてるからこれ幸いにうやむやにしようって肚だよな?」ということ。
俺はそう思っていながら、これをいかにも高須院長のサポーターです、という体裁で送ったのだった(ところで、悪意で行ったアクションを後から言葉にすると、こんなにうすら寒い気持ちになるんですね)。
このリプライはその後ぽつぽつRTされて、何十件かいいねを集めた。
反応した人たちは高須先生のサポーターと思しき憂国烈士の方々で、俺がいかにも先生を支援しその体を案じているという風に繕ったので当たり前ではあるのだが、味方によってこうやって退路をふさがれる(ってほど大げさでもないけど)ことがあるのかもなあ、と少し怖い気もした。
…
俺はふと思ったのだが、俺のツイートに反応した人々は、果たして本当に高須院長の心からのシンパなんだろうか?
以前から俺は不思議だったのだが、あんなどう考えても常軌を明後日の方向に逸して与太を飛ばし続ける人物を、マジメに支援できるものだろうか?
世間では、いわゆるパパ活という遊びの変種として、若い女性に金品を与え続けて当人の自尊心を変性させ、その後の人生を狂わせていくのを観察するところからが本番という、色んな意味で俺にはマネできない趣味があるという。
あいつらはもしかして、SNSを媒介に高須院長相手にそれをやって噴き上がらせて、面白がってるのだろうか。観察の対象が若い女じゃなく古希を過ぎたジイサンというだけで、これは一種のパパ活なのか?
この想像は、そう考えた方が俺にとってしっくり来るからだが、逆のパターンもあり得る。高須院長の方がパンピーをからかってるパターンだ。院長は表面上に反し、リコールに真剣でもなんでもなく、美容手術で切り取ったポコチンの皮を片手で優雅にもてあそびながら、大勢のアホを動員して楽しんでいる…これも理解できる。院長とシンパの年齢を考えれば、むしろこっちの方が本来のパパ活に近いともいえる。
こうして考えると、愛知県知事リコールは三つの可能性に整理できる。
2. 院長はマジだが取り巻きは半笑い、という70過ぎのジイサンを見世物にした構図
…
あれ、もう一つあるんじゃねえか?
そう思った人は鋭い。
そうだ、 4. 院長も取り巻きも半笑いでやっている、というパターンである。
院長は多忙だ。そのサポーターだって多忙だろう。したがって、外野から見れば口角泡を飛ばして熱心にやっているようで、実際は片手間にツイートし、片手間にRTし、Twitterの画面上の数字だけを膨らませているに過ぎない。これもあり得る。
その場合、院長とサポーターは誰をおちょくっているんだろうか。
あえて言うなら、「俺」しかいないだろう。俺は、遠目から彼らの界隈を冷笑しているつもりでいて、実はこの状況にもっとも青筋を立てていたのは俺自身であることを暴かれたのかもしれない。俺はここでやや背筋が冷えた。
この話にオチらしいオチはないけども、俺は4番目のパターンが一番怖いわけだが、一番望ましいな、とも思っている。2, 3も怖いが、それでもいい。理解が及ぶからだ。やっぱり俺は、1番目の可能性がもっとも醜怪で、不快で、意味不明だと思うなあ。
大阪城公園には豊臣秀吉像があるが、これでは皆のための公園であると口では言っていても実際には特定の人を排除しているのと同じだ。
なぜならば豊臣秀吉は25歳の時に14歳の少女と恋愛結婚するという小児性愛者であり、普遍的な人権に反する行為を堂々と行った上に
『この公園はいかなる国民・人種・民族に対しても開かれています』と口では言っていたとしても、
公園にヒトラーの銅像が飾られていたら「我々はナチズムを肯定しています。だからユダヤ人はここに来るな」という無言の主張になるし、
ネイサン・ベッドフォード・フォレスト(KKK創設者)の銅像が飾られていたら「我々は黒人差別を肯定します。だから黒人はここに来るな」という無言の主張になり、
ウルバヌス2世の銅像が飾られていたら「我々は十字軍を肯定します。だからムスリムはここに来るな」という無言の主張になり、
コロンブス像が飾られていたら「我々はネイティブ・アメリカン弾圧を肯定します。だからネイティブ・アメリカンはここに来るな」という無言の主張になる。
同様に、公園に豊臣秀吉像があるのは「フェミニストと朝鮮人はここに来るな」と同じなのであり、ヘイトスピーチをしているのと同じだ。ただちに撤去しなければならない。
『我が大学はいかなる国民・人種・民族に対しても開かれています』と口では言っていたとしても、
キャンパス内にヒトラーの銅像が飾られていたら「我々はナチズムを肯定しています。だからユダヤ人はここに来るな」という無言の主張になるし、
ネイサン・ベッドフォード・フォレスト(KKK創設者)の銅像が飾られていたら「我々は黒人差別を肯定します。だから黒人はここに来るな」という無言の主張になり、
ウルバヌス2世の銅像が飾られていたら「我々は十字軍を肯定します。だからムスリムはここに来るな」という無言の主張になり、
コロンブス像が飾られていたら「我々はネイティブ・アメリカン弾圧を肯定します。だからネイティブ・アメリカンはここに来るな」という無言の主張になります。
同様に、福澤諭吉像は「我々は脱亜論を肯定します。だから中国人や韓国人と友人になるつもりはありません」という無言の主張になります。
ワイのマイサンも超伸縮で洗えるやで
ねえちょっといい?
iwaraで夜空メルってVtuberを知ってモデルがやたら可愛いから本物も見てみるかと思ったわけよ。
んでつべの公式チャンネルへ行って、無難そうな1周年放送を見てみたわけよ。
そしたらなんとバイノーラルで耳元でふにゃふにゃ喋ってるわけ。えっここYouTubeだよね?
主観視点で視聴者のあなたの耳を餃子だーとかいってかぷかぷしてくるんですよ。
まるでDLsiteの同人エロ音声と大差ないクオリティのえっちボイスですよこれは。
俺は思ったね。Vtuberってこんなことやらされるのか。ヤバいな。
しかもついてるコメントはお祝いコメばかりで、今さっきiwaraで孤独に役目を果たしたマイサンにエンチャント魔法を掛けてくるこのえっちっちな所業には全く触れられてないのよ。
加計学園の獣医学部が韓国人受験者に大幅な減点をしていたというのは事実であるならば明確な差別であり、許される事ではない。
ただ一方で、差別というのはこのように分かりやすい形で行われるとは限らない。
たとえば、『我が大学はいかなる国民・人種・民族に対しても開かれています』と口では言っていたとしても、
キャンパス内にヒトラーの銅像が掲げてあったら「我々はナチズムを肯定しています。だからユダヤ人はここに来るな」という無言の主張になるし、
ネイサン・ベッドフォード・フォレスト(KKK創設者)の銅像が掲げてあったら「我々は黒人差別を肯定します。だから黒人はここに来るな」という無言の主張になり、
ウルバヌス2世の銅像が掲げてあったら「我々は十字軍を肯定します。だからムスリムはここに来るな」という無言の主張になるでしょう。
そのような『隠れた差別』も許されるべきではありません。
そう考えた時、福沢諭吉像は「我々は脱亜論を肯定します。だから中国人や韓国人と友人になるつもりはありません」という無言の主張になります。
出張で東京にいくことになったとある夏の日。僕は前日入りして東京にきた。
2日だけ東京にいればいいのだが、出張が面倒と思う僕が前日入りなのはなぜか。
デリヘルを呼ぶためだ。
僕はアラサーで、これまでソープ、おっぱぶなどは経験済みだが、デリヘルだけは遊んだことがない。
まず乗り越えるべきATフィールド(心の壁)が多すぎる、そもそもあまりホテル泊まらないし、ホテルへ泊まれたとしても、そういう行為が許可されたホテルなのか、ホテルによっては1Fまで迎えに行かなきゃいかないのか、隣に迷惑にならないのか等...
そんな理由でこれまで避けていたが、最近社内で夜の遊びの話が多くなったところ、これまでいったことがない人たちがチャレンジするようになってきた。
もちろん僕も男なので、「私、気になります!」と同僚に聞いたらいくつか情報がもらえた。
上にも書いたけど、そういう行為が許されるホテルなのか、呼ぶときはどうすればいいのか、支払いはどうすればいいのか、、、etc...
僕は一生懸命、脳内メモリに書き込んだ。普段物忘れがひどいと自負してるが、これだけはなぜか記憶することができた。
まずホテル選びだ。「ホテル名 デリヘル」とぐぐると、そのホテルでデリヘルを呼べるか否か把握することができる先行者たちの統計を確認できるWebサイトがでてくるはずだ。
そこで確認したところ、自分が泊まろうとするホテルはほぼOKの統計だった。
さらに、数だけではなく、コメントにも注目してほしい。「エレベータから移動するにはカードキーが必要だから迎えが必要」とか「呼べるけど、ホテルへ人数を追加する料金を払わないと」など書かれている。個人的にはこれらはNGだ。デリヘルがいくらかかるかわからないから、可能な限り他の予算を落としたかった。また、フロントへお迎えもATフィールドが解除できない。
そうしたこうしたで、お迎えが必要ない、行為も許容しているホテルを予約した。
さて、話を戻す。僕はすでに東京へきている。
チェックインをすまし、時は15時。体はお腹すいたなどと思っていただろうが、脳はデリヘルのことでいっぱいだった。脳内メーカーだったらすべてエロで埋まっている。
しかし、大切なことを忘れていた。どこに電話すればいいのか。そう、お店を決めるフェーズを忘れていた。
個人的には人妻とかどうかな?なんて思って、それをキーワードにしてぐぐった。
いっぱいでてくる。1つずつみていくが、よくわからない。怖い。
金額も1万〜3万と幅広く、何を基準にきめたらいいのかわからない。わからないので、口コミサイトを見ることにした。
ここが見やすかった。
が、ここでも問題がある。いろいろな口コミサイトやGoogleの口コミを横断した結果。分散が大きすぎる。みんな最高か最低しか言っていない。これは困った。
最低なやつはおそらく本当だろう。よかったのに最低とレビューするやつは(おそらく)いないはずだ。
問題は最高のレビューである。サクラが混ざっているのはうすうす感づいていたが、全部サクラの可能性もあるので、どうしたらいいのかわからなくなってしまった。
僕は次の手を考えた。同じことに困っているやつはいるはず。そうだ「デリヘル 探し方」でググろう。
その結果だが
3. 安すぎるのはNG
4. 写真で顔が写っているのは信頼できる
ということがわかった。なるほど。勉強になる。
と、思ったけど、Webの情報だ。本当かどうかなんてわかりはしない。とりあえず半信半疑でその情報を覚えることにした。
そのあと色々試した、Twitterでサーチ、2chで「デリヘル オーナーだったけど質問ある?」、爆サイでお店の検索....etc
時すでに、17時前。。。時間がもったいない。。。一体どうしたら。。。と悩んでいたけど、とりあえずモヤモヤしてたので、運動してこようと思い外へでてランニングしてきた。
戻ってご飯たべて、時間は22時。実はこの間は色々あったけど、それは端折ります。
そして、僕はすでに酔っ払っていた。
運動前は、「もういいか。呼ばないでおこう」なんて思っていたのに、酒の力は偉大である。「今すぐ呼ぶぞ。すぐよぶぞ」になっていた。
僕はコミュ症だけど、ずっと酒を飲んでいればいいんじゃないか説。
酒のことはさておき、結局僕はどこを呼んだかというと、「○ne m○re ○○」というお店である。
ジャンル人妻で、クレカOK、お値段もそんな高くない。安すぎるNGだったかもしれないが、酔っ払っている僕は無敵だった。
さぁさぁさぁ電話するぞ今すぐするぞ電話するぞ頑張れおれ頑張れ俺!!!!
電話した。
とるのめっちゃはやくてびっくりした。
「あああああああの、呼びたいです。」
酔っぱらいどこいったねん。呼びたいってなんやねん!と思ったけど、店員さんは丁寧かつ淡々と質問してくる。
「どちらまででしょうか?」
「○○の〇〇号室です」
「あ、あああああの。はじめてなのでわかりません」
「あ、はい。どんな子がいいですか?細身ですか?胸が大きい子とか?むちむちな子とか」
「それでは、何分にしますかー?」
もうこの辺から酔いが冷めてた。
「はい。承知いたしましたー。それでは1万4300円になりますー」
「クレカ決済ページがあるので、そこに数字入力して決済をお願いいたします。それではついたらこちらからお電話いたします。」
ここで電話をきった。
さて、あと30分で到着するそうだ。焦っている僕。あたふたしている。
とりあえず、先にお風呂入ることにした。デリヘル、先に入っておくといいらしいと聞いていたので、バスローブをもって風呂に入る。
お風呂入った後は、ドキドキしながら今日のプロ野球の結果をみていた。これまでもこれからもあんなドキドキしながらニュースを見ることは無いかもしれない。
そんなドキドキしている間にスマホがブルブルした。ビクッってなったけど、落ち着いて電話にでた。
「あ、○○さんですか?つきましたー。○○号室へこれから向かいますー」
え?あれ・・・・?1FでなんかToLoveるがあった?やばい。どうしよう!!!と勝手にざわ・・・・ざわ・・・とドキドキしてしまい、実はノックを聴きそびれて、ドアの前にいるのではと思い、ドアをゆっくりあけてみたけどやっぱり誰もいない。
あわわわわわ。どうしよーとか思っていたら、ノックされた。
深呼吸する。
落ち着いたところで、「はーい」とかとても明るい声で返事してしまいゆっくりとドアを開けた。
そこには細身の女性が立っていた。
お、なるほどな。
アルコールが抜けたような感じがした。
なんといえばいいのか。うん。かわいくはない。
まぁかわいさは期待していなかったので、別によかったんだけど、一番ビックリしたのは細い。細すぎる。
あぁ〜肉がねぇ!胸もねぇ!とてもじゃないがかわいくねぇ!!!
( ゚д゚)ハッ!
あぶない目の前でとりっぷするところだった。
「どうぞどうぞ」
僕はこの数年で培った営業スマイルでとりあえずC-3PO中に入れた。
「じゃあぁー、準備しますねぇー」
どうでもいいけど、なんでそんな語尾伸ばすのか。
大丈夫。もしかしたらテクニシャンかもしれん。とか期待値を頑張って大きくして怒りを下げていた。
「お風呂入りました?」
とか聞いてきたので、
「入ったお!」
と返すと
「じゃあ一緒に入ろう!」
ってさそってきた、じゃあってなんやねん。
まぁでも、確認していないと性病とか怖いだろうしとか思いながら僕はお風呂へ向かう。
「あぁー、これは体拭くタオルじゃなよぉーw」
とか言って、僕に床マットの存在を教えてくれた。そうかそれは床マットなのか。
ありがとう勉強になったよC-3POとか思いながら、シャワーから水を出す。
あの、、、、長い。。。。。洗うの長いのよね。
ぼくデリヘルはじめてだったけど、これはわかるは。時間稼ぎやな。
僕はC-3POの細い体を見ないように頑張って狭い風呂場のとこで裸で仁王立ちしてた。
え?何故かって?一生懸命自分の股を洗っているC-3POところみたいですか?僕はみたくなかった。なんかこう。。。現実を見せられている感じで。。。。アイドルがうんこしないとかまではいかないけど、僕はとにかくそれをみたくなかった。
夢にでそうだったから。
辛い。
あかん。。。ねむい。。。。。どうしてこんなことになったんだっけ?。。。。あーあのときは楽しかったな。。。ゲッター線は。。。そうかゲッターとは。。。。なんて思っていたら。
とか、言いながら僕に熱いシャワーを浴びせてきた。
熱い。目が覚める。
ほんで、どういうサービスなのかなー?とワクワクしてたら、マイサンを流して一旦おわっt....
.....
(日記はここで終わっている)
終わらせたかったけど、まだ15分しか立っていない。僕は眠くて立ちたくなく、すでにマイサンも沈黙している。
やっとか。。。とか思いながら、お願いする。
で。。。。。。。
えと。あの。。。。
上目遣いをみたくなかったので、頑張って上みてたのでどうしたらいいのかわからなかった。
しかし、いじられたことで立ち上がるマイサン。誰でもいいのかマイサン。
が、狭いしゆったりもできなさそうだったので、ベッドに移動しよっか?ってなって移動することになった。
タオルで水を取り、ここにかけておくとタオル乾きやすいよぉー!とC-3POにタオルのtipsを色々教えてもらう。
なるほどー。素直に関心する。
僕は先にベッドに座って待っていると。ここでもC-3POは時間稼ぎをしている節があった。
ちゃんとみていないが、時すでに30分。
ねむい。
もうC-3POが何話していたなんて覚えていない。
僕はひたすら相槌をうつだけだった。
「なるほどね」「へー」「そうなんだ」「ははは」「おもろい」「それな」
そんなこんなしていると準備ができたというので、C-3POが
「電気消してもいい?」
と、照れながらいってきたので、
「いいよ!」
と、明るく返事した。
しかもちょうどやっていたのは、バラエティとかではなく、国の課題では的な重いテーマの特集だったので、雰囲気もクソもなかった。
国の課題が早く解決するにはどうすればいいのか・・・。と思っていたら、C-3POが上に乗ってきた。
「おじゃましますぅ」
テンションは下がっているが、「そういえばぼくデリヘル初めてだったな。」なんてことを思い出したので、どんな感じで攻めてくれるのかなとちょっとだけワクワクしてた。
このときは。
左ちくび → 右ちくび → 左ちくび → 右ちくび → 左ちくび....
なるほど!ずっと胸ばっか触られるとこんな気持ちなのか!!とか女性の気持ちに気づいた頃にやっとマイサンに移動してくれた。
で、中々マイサンは噴火してくれないので、C-3POはちくびめっちゃ長かったのに、ここからテンポよく
手コキ → 口 → ローション
で、攻めてきた。
これは速いのね。僕が早漏だったら、テンポボトルと早漏ボトルでベストマッチ!で、仮面ライダービルドになれたのに。
69とすまたどっちにする?
あと僕はすまたというものを経験したことがなかったので、すまたをお願いすることに。
で、やってもらうことになった。
なので、がんばった。ぼく。噴火コントロールしようと思って一生懸命脳内でこれまでよかったAVを思い出してAR空間を召喚してあたかもその女性とやっているようにイメージしてがんばった。
そうすると数十分かかったけど果てた。噴火。
くぅ〜疲れました。これにて閉店です!
「わー。xxxxxx(AVあるある的な言い回し)」なんてお決まりなことを言っているC-3POの声が左から右に聞き流している僕は時計をみた。
!??
あと40分も残っている。。。。。まじか。。。。。。
とか思っていたら。
今度の風呂も10分ぐらい。まぁいいか。君のことはもうすべてお見通しさ☆!とか、思ってたらお風呂終わり、またベッドに上に寝転がる。
うーん。まいった。マイサンはすでにオヤスミなんだ。何をすればいいんだ。なんて思っているとC-3POが提案してくる。
お!まじか。マッサージ。そんなに好きではないが、よさそう(時間稼ぎに)。
で、やってもらったんだけども
あのね。あの。。。その。。。。。
痛い。
上に乗っかってきたんだけど、押してるところ気持ちよくないし、あと重みで押し付けられて顎が痛い。
前言撤回。だめだ!!!!メタルマン(映画)よりだめだぞ!!!
あの映画より苦痛なんてホントもっとちゃんとしてよ!!!!!!
辛い。辛すぎる。これで14300円。$133.48, 558.12リンギット。辛い。
これはあかんぞ!!あかん!!!痛い!!!!とか思ってたら、だんだん下の方に移動してくれた。
助かった。。。。。。
とまぁ、案の定これも時間稼ぎかなと気持ちよくないマッサージをうけて時間は過ぎていき、、、、
「あぁー時間ですぅー。ごめんねぇー1回しか噴火させることできなくてぇー」
といわれ
「いえ。大丈夫です^^」
と、ぼく。
「じゃあーわたしぃー帰る準備するねぇー。一緒に入るぅ?^^」
といわれ
「いえ。大丈夫です^^」
と、ぼく。
そしてC-3POは3度目のお風呂に入っていた。これもまた長い。
というかお前さっき入ったじゃん。そのあとなんかしたっけ?????とか思っていたけど、もう僕は安堵の気持ちになっていた。
やっと終戦したよ。。。
TVはすでに特集は終わっていて、東京しかやってなさそうなバラエティがやっていた。僕が知らないだけかもしれないけど。
と、言って部屋をでた。
その時僕は、「お前普通にしゃべれるんかーい!!!」とか思っていた。
以上、僕のはじめてのデリヘルでした。
風俗、ガチャと思っているので、まぁしょうがないかななんて思っていたけど、リピータというかお客様増やしたいのであれば、最初って大事じゃないかなとか思ったけど、僕の知らない業界なので、なんかあるんだろうななんて考えたけど、無駄だろうな。
もし今度呼ぶなら。
1. 風俗に詳しい知人にきく
3. 写真で選ぶ
で、いきたいな。
ちなみに3は後日Webページで、きた女性を探したら、たしかに細身だった(服装で隠していたけど)
なるほど。あながち嘘ではないんだななんて思った。
こういうの特徴量化して、うまく分析できんかなーと思ったけど、教師データ集めるの大変そうだからやっぱり考えるのやめました。
「動物心理学」は動物の学習、知覚、認知、生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理と過程の解明を目指す心理学の一領域である。
心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内の研究者の集まりである「動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。
だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断と偏見で、オススメの書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。
(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)
日本の動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学の代表的な研究について平易に語った本
(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)
マウリシオ・R. パピーニ (著)
日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか?
(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)
渡辺 茂 (著)
筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である。
(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)
渡辺 茂 (著),
動物行動学の創始者のローレンツがいかに動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ
ローレンツの論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやすい
(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 (みすず書房)
哲学者である著者がダイビングでタコ・イカと接することを通じて彼らの生き方
タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である。
(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)
R. ボークス (著)
動物心理学が、いかなる過程で独立した分野として成立したのかを述べた本
ダーウィン (著)
言わずと知れた、ダーウィンの古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典が古典である所以なのだ。
余談だが、動物行動学の論文でダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。
「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインがいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本
図や動画が手に入るURLのQRコードがついてくる嬉しいおまけつき
(10) 感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)
岩堀 修明 (著)
眼はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化の道筋を解説した本
ユクスキュル (著), クリサート (著)
比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力で動物の生理学的機序からその「環世界」について語った本
名著中の名著である
ヤーコプ・V・ユクスキュル
同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本
(13) あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)
フランス・ドゥ・ヴァール (著)
ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学も一枚岩ではない。氏の著作に同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。
スティーヴン ミズン (著)
人間の心はいかに生まれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別の用途に進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知的流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える
内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない
佐藤 方哉 (著)
行動主義心理学のエッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。
「行動主義」的なものの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。
箱田 裕司 , 都築 誉史 他
比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物の認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である。比較認知科学の実験では概念や手続きが認知心理学のものを援用することが多い
従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ
池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)
今日、科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさらに区別する必要性も薄くなりつつある。
とはいえ、原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。
泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)
同様の理由で、自身が神経科学を取り入れるか別に、神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。
そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域と連続的なつながりを持って成立しているのだ。
心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本
歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガーの言葉を引いておこう。
歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的なものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないものは存在しないからである。
横澤 一彦 (著)
視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。
(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)
ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)
学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。
次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である。
(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究の最先端まで
入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけが、いかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である。
(23) 感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)
これも動物の研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場の認知神経科学の方向を作った一人だ。
ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。
リチャード・ドーキンス (著)
進化学流布の急先鋒、ドーキンスの一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。
『利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目の時計職人』の方が上だ。
V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラ・ブレイクスリー (著)
これの動物の研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白い逸話がたくさん載っているので挙げた。
続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める
鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者が一般向けに語った本
鳥の代表的な認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである。
ちょっと邦題が間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligence” である。
生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本
まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない
岡ノ谷 一夫 (著)
動物のコミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?
元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。
おまけ
リチャード P. ファインマン
最近知ったのだが、「良い人間」というのは、他人の誕生日は覚えているが年齢は覚えてない人間のことを言うらしい。
その理論で行くと、年齢だけ覚えてる俺は一体どうなるんだろうか?
人生で初めて留年というものをした。大学じゃない。高校2年でだ。
経緯は色々あるが、ざっくり話すと
「小学生不登校youtuberよろしく学校行きたくねぇななんて思ってたらあっと言う間に出席不足」
といったところだろうか。
自分でもどうして学校に行きたくないのか分からない。が、学校に行くと尋常ではないほど疲れる。
そんな感じだっただろうか。
このまま3年まで持つかな~と気楽に構えていたが、1ヶ月もかからない内にそれが2日になって、3日になった。
学校に行って、翌日は死んだように眠る。14時間とか。そして動悸を頭痛を抑えながら学校に行って、また休む。
1ヶ月くらいは死んだように過ごしていただろうか。
色々なことを考えた。学校に行くメリットに、言い訳、んで今後。
それで結局、毎日「学校行った方が良い」という結論に行きついてネットを見る。勿論学校に行くとまた精神科のお世話になるから行かないが。
これは不登校にしか分からない感覚だと思うが、「学校に行きたい」というよりかは「「学校に行く」をしたい」という感情がふつふつと湧き上がってくる。
翻訳すると、「そこに存在するだけで価値があると見なされる状態になりたい」といったところだろうか。
学校に行くと、それだけで「何もしていない」という虚無感から逃れることができる。
学校に行っていた頃は考えもしなかったが、今考えるとこれが学校の一番大きな役割なんじゃないかと思う。
まぁ、そこまで分かっていても、学校には行けない。日に日に増す虚無感に苛まれる一方で、この心の平穏が恋しくてたまらない。
学校に行っていた頃の死んだような生活よりかは、今はよっぽど手に命を掴んでいる感触がする。
感情的だと笑い飛ばしてもらって構わない。理性で動けたらそもそも学校なんて休んでないからな。
周囲からも、「良い子だったのに、どうして?」と言われる。
勉強はしていなかったが、成績はそこそこ良かった。
その言葉を聞くたびに、自分でもどうしてだろうなと不思議に思う。
そして同時に、「これからどうするの? 大学行くの?」とも聞かれる。
大学に入った所でまた同じ様に引きこもりになったらと考えると、勉強する手も自然と止まってしまう。
何をするべきなんだろうか。理系だしAtCoderでも始めてみるのが良いんだろうか?
そんなことを書いていたら、もう空が夜に濁っている。
動いていないから腹が空かない、その事実がどうしようもなく苦しい。
どうやら俺はこのまま無能として腐っていくみたいだ。
ここまで書いて気付いたことがある。
「良い人間」ってのは年齢を覚えていない訳じゃない。年齢を把握した上でそれより低く言う人間のことだ。
これを覚えれば俺も少しはランクアップできるだろうか。