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はてなキーワード: その男とは

2019-03-12

オタクネットリアルの差に驚いた話

私はとある男性声優ファンだ。その男声優の有名オタにAさんという人がいて、マメ情報を流すので最初ツイッターフォローしていたが、どうも自分には合わずすぐ外してしまった。

フォローしていた間、Aさんはよく高級コスメの話をし、ネイルを新しくする度に写真をアップした。好きにはなれなかったけど、ツイートからAさんは美しいバリキャリなのだと思い込んでいた。

フォローを外してしばらくするとAさんのことなんてすっかり忘れていた。私はその声優が演じるキャラにハマり、同人イベントに行った。目当てのカプの作家にBさんという人がいた。オンで拝見したBさんの作品が好きだったので、簡潔な感想を伝えた。

Bさんは美人でもオシャレでもなかったが、同人イベントではよく見かけるようなオタク女性だった。年齢に対して服装若いのも、服がややボロいのもオタクによくあることなので特に気にしていなかった。

欲しい本を一通り買い、同ジャンル友人と帰る途中で友人が衝撃の一言を放った。

「あのBさんって、大手アカのAさんだよね」

Aアカでアップしていたネイルと全く同じものをBさんがしていたらしい。ネイルだけなら偶然の一致もあったかもしれないが、他にもいくつか特定できる要素があった。

あんなにも美意識の高いAさんの肌が汚く、服がややボロいことが衝撃だった。

Aアカを全く知らなければ、Bさんの容姿については特別何も思わなかった。Aさんだと知ってから初めてBさんの容姿欠点を思い出したくらいだ。

ネットリアル乖離ってよくあることなんだろうけど、実感したのは初めてだった。

2019-03-06

anond:20190306001223

次の日から増田道場に来なくなった。

「恥ずかしくて出てこられないのだろう」というのが館長の見立てだった。

一週間経っても一ヶ月経っても増田は来なかった。

誰も増田のことを思い出さなくなったある日、道場に一人の男がやってきた。

容貌魁偉憎悪燃える眼光、研ぎ澄まされた凶器のような男。

だが、その顔にはどこか見覚えがある。

「おまえ、まさか…ッ!?

その男――増田は告げた。

道場破りに来た」

怪物誕生であった。

みたいな展開にしてくれ。

2019-03-05

[]

小説を読んでいる

いちご同盟みたいな感じの書き口

患者してん

患者中学生くらいの男の子

淡々と進んでると思ったら、ラスト2ページでいきなり別室の他の女の子入院患者セックスしてあっけなく同定卒業しててワロタ

絡み合った手がうんぬん書いてあった

は~~~~~~またこーゆーのかよ中出しとかどうなってんだよと思ったけどとりあえず下巻を読む

読み始めるといつのまにかvrみたいに自分その男の子になっている

ベッドの横には棚があってジュースペットボトルがたくさんのっている

とりあえず頭のいちを足のほうにかえてみた

病室のドアから美人可愛いとまではいかないけどヤれるレベル女の子病人服きてるからこいつか、が、顔を出してクスクス笑っている

んでなんやかんや描写が飛ぶ

気づくと女の子の部屋のベッドの上にいる

ベッドの上で女の子が服をはだけて恥ずかしそうにしている

入れた・・・と思うけど感触はない

すぐ抜いて出す

年の割にかなり濃い陰毛左側にべっとりと精液がつく

それをティッシュで拭き取ってやる

痛かった、と恥ずかしそうに言う女の子に、はじめてはそんなもんだよ次はそんなに痛くないよなどと、へらへらしながら言う

自分の病室に戻る

母親がきて、父親があれ許してくれたよ、と言う

あれって・・・ああ酒井ミキオの20週年オーストラリアライブか、と思い立つ

うーんオーストラリアで初ライブ参戦かーと思いをはせる

ビジョンライブカメラ視点になる

これはまだオーストラリアじゃない、オーストラリア前の日本でのライブの様子だ

だいぶイン・ザ・スカイを歌っている

酒井ミキオギターをもっている

キーボードのほうが好きなんじゃないのかなーと思う

キーボードは別の人がギター型のやつをもってひいている

あれっていつも思うけど鍵盤たりてるのかなあと思う

でも酒井ミキオだけでオーストラリアライブって・・・と、そういやfayrayもいっしょにやるんだった

さすがに一人でオーストラリアワンマンライブ複数アーティストにしないと客こねーよなとか考える

ステージから視点に変わる

リハーサル放浪むすこのEDうたってるfayray

起きてからよくかんがえるとriefuだった

anond:20190304220943

増田みたいな女友達大好き!幸せ結婚出来るよう応援する!って子が集まる女子会こそ

結果的結婚を遠のける、って話だよねあれ。

最後までちゃんと読んでないんじゃ。

よくある「女の敵は女」「女同士はマウンティングするか足を引っ張る事しか考えてない」系の話より

よっぽどリアルかつ好感を持ったけどなあ。

微妙(に見える)な男と結婚しようとしている子に「その男お似合いだよ!頑張って!」って言う女子会の方がよっぽど腹黒くない?

2019-03-03

anond:20190303211106

数日後、ヤクザらしき男性に声を掛けられるんですよ。

「この辺りで100万円を落としたんですが見かけませんでした?」

って。

それで、見てませんって言うと、

あなたが拾ったところをみた人が居るんですがね」

と言って、

その男性はあなたが拾っているところを撮った映像を見せるんです。

それであなた言い逃れできなくなって、100万+ネコババした慰謝料100万を払うことになるのです。

2019-02-28

日本本質的な男女格差問題って

女性側の無自覚受身投げっぱなしな姿勢も原因のひとつな気がする

役割への旧世代的な根強い意識は同性による偏見意識問題として挙がるけど、問題意識があってアンテナはってるような今の若い子でも権利は勝ち取りに行くのじゃなく享受できるようになるまでただ待つものって無意識言動に出てるの結構見るから

頭のどこか深いとこに世の中男性社会男性に決定権があるから女性は前に出ないってそういう事を自ら認めてるとこがあるようなそんな感じ

どうせ女性じゃ何も出来ないんだから男性が全てやるべきでやってくれないなら現状維持しかないと思ってて愚痴や不満こぼして溜飲下げてるっていうか

要望だけ伝えて待って無理なら受け入れるしかない、不公平だって考え方

自分男性優位に思考を傾けてるのに洗脳状態に近いのかすりこみなのかその自覚がない

ある意味逆にお姫様思考みたいなもんなのかもしれないけど

自分問題なんだから言動にはどんなものでもそこに責任はのるものなのに男性側がそれも負うのが当然て感覚

昔は男性側が責任負う代わりに女性権利男性側に預けて(奪われて)たけど

その状況から脱する事、変化を望んでるはずなのに自分言動への責任感が薄い

大人なら女性側も選択して状況を判断して行動を起こすか起こさないかの決定権は皆持ってるしそこに責任も伴う

配偶者パートナーへの意識格差への不満はよく聞くけど、それなら解消のために行動すべきなのに多くが要望を提出してそれが通らない事に怒り嘆いてるだけのように見える

それか夫婦平等立場なのに、となぜ相手が変わる事に自分が苦心しなければいけないのかと憤ってるか

望んでも変わらない自ら行動を起こしてくれない相手自分が選んだ事、その関係を維持してる、または関係破綻した場合とを天秤にかけて維持する事を選択しているその責任存在理解してない

子供金銭面や人間関係環境が行動を制限させる、出来ない、というのも聞くけどそれはされる、出来ないんじゃなく自分自身メリットデメリットを考えて制限し、やらない事を選んでるに過ぎないから(暴力なんかの問題は当然別

そういう意識が薄い

もし生活する上で権利と義務に対する価値観の違う人間と共にいる事を受け入れ一定環境の維持を望むのだとするなら、平等権利を主張できる状況で相手に変化を求める上で、不平等を訴え相手を変えさせ自分理想とする環境を手に入れるためそれを口に出す事、そこへ向けて行動する事が必要になるのは当然で

から男性側は当たり前にやっていて、それは自分が言ってやらなきゃ分からない言えば思い通りになるだろう、というような蔑視的なとこからから権利平等にする自立した他者への視点とはまた違うんだけど

その高慢さのような"別の人間を変える事"に必要一種の当然の労力の存在への理解が足りないように思う

環境が変わるのを自分を哀れんでただ待って、夫が言っても変わってくれない酷い夫だ男は酷いなんてただ言うだけなら、夫ったら酷いのよ、と鬱憤を隣の奥さん愚痴って家ではそれはそういうものから仕方ないの、って言ってなあなあに問題のある男性達を増長させて来た旧世代とかわらないし問題意識がある分余計に根が深いように見える

なぜ相手を正すのにこっちがいちいち、という憤りはまるで、言わなくても自分理解して気を回して変わるもの常識を考えろお前は何も知らんのか、なんてそれこそ上の高圧的な男性達よりもっと酷い旧世代の悪しき男性像のマインドのものだし、そんな傲慢さはもう今はどんな人間関係にも必要ないし、平等さじゃなくそういう男性立場自分が求めてる人なのかなと思ってしま

それともそういう傲慢人間同士で平等に殴り合い罵り合いがしたいのか

家事育児参加(家事と同グループ育児を入れる事も参加って使い方も好きじゃないけど)の第一歩に簡単ものから教えて手伝って、やった仕事には感謝して、というようなのも、中には表現によって違うんじゃないそれはと思うものもあるけど自分がそういう相手を選んだという責任の下で大筋は極々普通の事で

自分が望まずかもしれないけど少なくとも一旦は受け入れた労働の不均等の是正のために負担共通のものとし、と始める折にノウハウがある方がそれを伝える事、出来なければ手を貸して、労わり合い、負担を共有するなら相手が成した事は自分負担の軽減でもあるのだから共に感謝を、なんて人として本当に当然の事に対して、なぜ謙らなければいけないのか、と憤り、立場平等からこそ必要な、男性側だけでなく多くに求められる相手への敬意を、甘やかす事だ、単なる隷属だというように捉えて何で自分がと嫌悪する姿はまるで近年顰蹙を買う居丈高な夫よりまだ旧時代的で

それが女性平等権利の主張、理想立場だと思っているのだとしたら頭が痛くなる

そういう男性が今非難されるのは、人として当然の敬意を欠いた言動時代による権利優越性で許されていたのがそうじゃなくなって来たからで、男性から、ではないのに女性から男性へ矢印が向けばそれは許されると思うのはどういう感覚なんだろうと思う

ものを望むなら行動を起こさなければいけないし、相手に変わる事を望むなら相応の行動が必要で、ただそこには人としての敬意でもって臨むべきで

権利バランス平等にとるために必要なのは男性がそうあったような人としての当然の敬意を女性にも勝ち取る事であって、女性立場女性自らのその意識が何も変わらないままで男性権利を奪う事ではなく、また公平な権利であるとした時に問題になるような立場女性からと許される状況を作る事でもないし、そんな考えで権利平等化に現実的必要不可欠な男性側の意識改革なんてなせるわけないのに

それじゃただの悪政を敷く王の首の挿げ替えでしかないんだからそこに大義平等を訴える正当性もない

女性が声をあげ行動に移すっていうのは男性判断を仰ぐって意味でも、女性を虐げて来た男性そのままになり代わる事でも、行動しない責任男性押し付ける事でもない

色んなものを強いられて、奪われて、虐げられて来たんだからそそうして来た男性が行動すべきだって声も聞くけど、男性が悪いのにどうして被害を受けて来た側が、男性が何もやってくれない、お前らが変われよと何もしないまま言ったところでそれまでそうやって生きてきた大人が変わるわけないし、その結果女性が何も得られず、それでそんな問題象徴のような男性は何か困るのかって話で

本当に丸投げで変わるならどこの国のどの時代のどの女性もストもデモ権利を得るための暴言吐かれながらの運動も何も必要なかったはずで

女性が行動しなければ、行動してもまだ変わらない男性傲慢理不尽さの話とそこから権利を得るために、守るために必要ものとその責任は別の話だから混同すべきではなく

これはブラック企業社蓄なんて話とも同じなんだけど

そういう男性がそうなった事、旧世代女性にしても個人個人にその責任は求めるべきではないし、暴言を吐いたり自分の事ひとつまともに出来ないのはその男当人責任で、そんな環境に望んでもいないのになってしまった、それ自体にも女性責任はない

ただそれを維持し続けるという何かしらの選択を日々している今の自分への責任はある

どうせ何も変わらない、何で自分がと行動しないのも何を思うのも自由だけど最低限それは一人の人間責任において状況を判断し、そうする事を選んだんだって意識は持つべきで

そうじゃなきゃそれは自分自分庇護される幼い子供のように一人の人間としてその行動に責任が生じない程度の存在だと認めてるようなもの

そういう責任区別への意識自身への責任意識の有無が女性の生きる上での権利負担に影響してもいるように思うし

それは女性自尊心が関わる話で、時代過去の扱いも関係してるものから責任意識の薄さそれ自体への責任も無いんだけれど

無いんだけども日本における意識格差問題の一旦にはやっぱり思える

難しい

2019-02-27

ダブルという概念への疑問とプリキュア

ハーフという呼び名ネガティブからダブルにしよう、という働きがある

私はむしろダブルこそ言葉として、その成り立ちからネガティブさとは切り離せないものなのではないのか、という疑問を持つ

そしてそのネガティブさは多くの人間に対して向けられているものではないか、とも

少なくとも現状、違うルーツの両親を持つ呼称としてのハーフ言語的な概念は、当人を100とした、単純に両親の異なるルーツでもって50/50とする、またそれを前提としての略語、もしくは任意において一方のルーツベースとし残り半分の割合を指すものメディアで目にするものも含め一般的ものであるように思う

同じくクォーターも4分の3は言及せず、またベースとして略すもので、それはシンプル客観的で図式的な概念であり、本来単語としては感情的なあれこれの入る隙は無い

だがハーフネガティブなのだ、という

ダブルへ繋げる論拠として

単語として「半分」という意味である

そこから人として半人前だ、という含意の存在

あるいは血統主義から一方の国、この場合日本人が半分「しか」入っていないという差別意識を表す

またそこから上記の「半分」の意へ発展させたもの

というのがざっと目に入った大方の意見だった

正直に言うとかなりバイアスのかかった発想だな、と思う

先にクォーターハーフに並べたのはそれが言語として連なると解釈するからで、実際の用法としても多くでそう捉えられているからだ

ハーフは「半分」クォーターは「4分の1」

彼ら、彼女らの言うネガティブである単語からマイナスイメージで言うならクォーターハーフより印象は悪い

ハーフが半人前ならクォーター人間が四分の一しか出来ていない、となる

ハーフという言葉の指すところが日本人の血の割合である、という主張も日本において多くの場合単語が表す先が他国名となるクォーターでは通らない

繰り返すが言語的な用法としてハーフクォーター現実として連なっている

ハーフの「半分」という意味へ待ったをかけるのならクォーターもそうでなければ筋が通らない

クォーターに通じない論理ハーフ解釈する事は、ハーフでだけでなら可能だとしても論拠として不足が過ぎるように思える

クォータークアドラプルとでも言うのだろうか

だがダブル法則へ従って4倍という意味を調べたはいいが、それだと元々の4分の1のルーツを表すという意味合いとは違ってきてしまい、現在使われている割合意味での用法ではなくなってしま

アメリカクアドラプル(4倍)」では意味が通らない

それがルーツの数を表すのなら日本3アメリカ1のクォーター日本アメリカダブル、という事になってクォーターにあたる表現に穴があいしま

日本トリプルアメリカシングルとすべきなのだろうか

単純にハーフ上位互換として更にポジティブさを、というのならクォーターとの併用も違和感はない

だがなぜかそうではないのだ

単語の持つ意味や印象がマイナスイメージを想起させる、と主張するならハーフ否定してクォーターを許容するのでは整合性がとれない

そもそもこのハーフに対する話は日本和製英語として、その言外にいわゆるガラパゴス言語観への若干の批判めいた意も滲ませられ取り上げられている事も多く、それなら、と欧米一般的にはどう表現されるのかと興味がてらにさっくりと調べると何の事はなくhalfという単語も使われていた

ただ日本のように単語自体ルーツへの意味を含ませるのでなく、そのまま単語として国名民族名と並べてアメリカ半分と日本半分、のように使われるらしい

またpartも同じように使われるようで、こちらが日本で使われていたら分割という意味ネガティブさが見出されていたのかな、とも少し思った

ダブルはといえばこちらも結局は和製英語であり、更にhalfやpartより一般的でないようで、使うにしてもやはり単語単体では意味が通じにくい、という事だった

そういえば以前テレビ番組ハーフネガティブからダブルを広めたい、と言った女の子に同じくハーフアメリカ出身女の子アメリカでも普通に使う、言葉自体ネガティブな要素はない、日本でもそうだと思うという風に言っていて、その認識の違いを興味深く思っていたのを思い出した

ダブルハーフ海外で通じる通じない、という日本ガラパゴス意識という意味では変わらず、むしろダブルの方が単語の用例としては一般的ではない様だった

それでもダブルを通じさせるためには略さず言う必要がある

さないのであれば、また略さないそれがそのままダブル意味なのだとするのならガラパゴス、という部分でハーフ否定的になる理由はない

ならなぜダブルなのか

調べている中で表現としてmixというものがあり、ハーフクォーター、またそれ以外をも内包出来る親和性の面でもいいな、と思えたし、実際日本ミックス表現として使っている人も既に少なからずいるようだった

特に多民族国家ではhalfやpartやquarterでは表しきれない事もあり、mixが段々と単語として市民権を得ている、という印象を持った

そこからの輸入でのミックスという表現なのだと思う

言葉としてハーフクォーターと平行して組み合わせる事も可能汎用性も高く、会話や文脈によってはmixという単語自体ルーツの意を含ませる事自体も、ハーフダブル比較すれば難しくはないらしい

言語的にも、日本ガラパゴス言語感覚への問題提起としてもミックスを使おう、というならすんなりと腑に落ちる

違う言語から見て、初めて聞くハーフというそ言葉ネガティブさを含むように見えるかもしれない、と思う

そしてそれこそが嫌なのだ、という人もいるだろう

言葉における現状を知りようがない状態での誤解に罪はない

そして誤解とはいえネガティブな枠で自身定義される、それ自体への拒否感も理解できる

だがその場合ハーフという言葉言語として、用法としてのネガティブさは認められない

問題日本独自略語和製英語が生む対外的な混乱による認識差異、ただ1点だ

だがダブルという新たな和製英語を使おう、と言う

そしてハーフ言葉としてネガティブから、と言う

ミックスではなくダブルなのだ

単語として、ハーフ基準にそこに優るものとする発想から用意された事は明白で、それは先述した言葉としての有用性や論理を置いてけぼりにハーフという言葉への相対的な優位性のみを後ろ盾としており、当然その説得性にはハーフがどれだけダブルに劣るかの提示が不可欠であって、そのやり方としてハーフネガティブ論が持ち上がっているのではないか、と考える

実際ダブルを広めたい、とする場ではほぼ必ずセットとしてハーフマイナス面が語られ、ダブルポジティブさにしてもやはりそのネガティブさに対しての相対的ものに留まりハーフ差別的であるネガティブであるという言ってしまえば既成事実作りとそれを踏み台にしての消去法的優位性でもってでのみ語られる姿はどこか悪く言えばプロパガンダ的だ

ハーフマイナス面をいくら語ったところでそれはダブルの優位性の証明にはならないのだが、単語としての関連性を匂わせ、選択肢として提示する事でそう見せる、というやり方なのだと思う

そもそもダブルが持つとする言葉ポジティブさの論理は、一歩間違えば純血主義に対し方向は真逆でもベクトルは変わらない、同じ類の比較対象ありきの優生的優位性とも取れる危うさもあり、ともすれば強くハーフマイナス面を示す事でのあくま相対的であるとする主張はその指摘を避けるためのものでは、とも思ったが、そこまで考えていないようにも思う

賛同している多くもハーフネガティブさ、という主張をも含め「素敵な考え方!私達は理解してるし悪い慣習は変えて行こうよ!」というような諸手をあげてのもので、単純に深く考える前に助力になれば、という意が先に出ているようでもある

それにしてもダブル肯定するという事は当然過去遡って差別的ネガティブな要素を持つ言葉として使っていたという事を自分も含めて認め、もしくは受け入れる事であり、違うのだとすればそれは一方的に要はレイシズムからなる加害者だとされる事であるのにそこに違和感はないのか、と首を傾げてしま

多くの賛同者はただただダブルポジティブ!とやっているのだ

そのポジティブさはハーフという言葉相対的犠牲理不尽に強いた上でのものなのに、なぜそんな肯定的に思えるのだろう、と

かに現実としてハーフという言葉ナショナリズムから悪い意味をのせる人間はいるだろう

しかしそれは今の通例としての言葉概念上では明らかに例外であり、そのような人間が発する言葉に含まれレイシズムにその他大勢人間性を巻き込むのはナンセンスであるし、むしろ仮にダブルが使われるようになったとしてどうにかなるのか、というような現実用法とはかけ離れるレイシスト意図をその文化圏象徴のように語るのはそれ自体差別的であるように思える

その上でネガティブな印象に受け取るのは個人選択であり、本来意図される言葉の使われ方やそれを口にした人間人間性など意に介さずお構いなしにやるそれはあまりにも、という印象が拭えない

自身自尊心のために半ば言いがかりのようにして他の多くの人間性を否定する

ハーフネガティブから、というのは結局はそういう事なのだ

それら全部分かっていてもハーフという言葉ネガティブに取ってしまい、それがダブルという言葉自己肯定に繋がるのなら、とも思いはする

だが、それはあくま自己完結としてあるべきで、言葉やそれを使う人間をも巻き込むのは傲慢が過ぎるのではないか、と思う

「ただ自分に誇りを持ちたいだけ」「ポジティブにありたい、それが悪い事なの?」というような声も目にしたが、ネガティブさを押し付けなければ得られない、相対的しかない誇りやポジティブさとは一体何なのかとやはり首を捻る

そんなものでも彼ら、彼女らは良いのかもしれないが、そのためにレイシズムを含む言葉を使って来たと匂わされるこちらはたまったものではないし看過できるものでもない

その人間意図や場面を限らず、元の言葉から定義をし直そうとするその行為は紛れも無くこの私も含め、多くの人間への自己肯定理由にした小さな悪意であり、自尊心アイデンティティと向き合うためにそうする姿は健全とは言い難く、やはり違和感は拭えない

そして何よりやはり言葉としてあまり出来がよくないと思う

その人が言葉に持たせた意図やその言葉意味でなく、ネガティブだと捉えた自身根拠ポジティブになるためにその相手非難めく

近くにいたら少し距離をとるな、と思うし、それを「応援」する人間も怖いな、と感じるんだろうとも思う

少し前、流れていたツイートで、ハーフなんだね、と言う女の子に、それも少し前話題になっていたプリキュア男の子が半分じゃないよダブル、のように言っている画像を見た

そこには(曖昧だが)ポジティブな考え方はマネしていきたい、というような文章が添えられていた

画像男の子大和撫子パリジャンのダブルから、という言い方をしていた

しかしたら設定として、その男の子日本に来て間もなく、誤解の下にハーフという響きにネガティブさを感じたのかもしれない

そんな可能性を示す、そこには何の異議もない

実際そのダブル和製英語としてのルーツを示す略語でなく、単純に本来そのままの意味として使われているように見えた

現実的に考えてみてもそんな状況ならハーフという言葉に疑問を持ったとして、和製英語であるダブルを使う事は無いだろう

だが、これはアニメ

この場面の意図に、ハーフに代わる略語としてのダブル、という言葉存在が前提にあるのは明らかで、また画像に添えられたツイートもそのように捉えていたように思う

女の子が口にしたハーフルーツ意味を含む略語という側面でなく、単語それ自体で受け取らせ、ネガティブだと否定させ、その上で同じく単語用法そのままの意味ダブルという言葉を並べ、語らせ、そしてその比較ハーフダブルの印象へと繋げる

これはそのままダブル賛同者の論理のように見える

先述した通り、略さないのであればハーフという単語を用いるネガティブさ、という方向性での疑問は海外の用例からしても杞憂しかない

そしてまた、略さないのならダブルを用いて自身ルーツを表す事自体には大して問題もなく、それは確かにハーフ使用する場合より単純な印象としてどこかしら肯定的な雰囲気も持ってはいるようにも思える

だが、そこで略語としてのハーフ否定し、成り代わるよう安易にそこに収めようとやるから辻褄が合わなくなるのだ

もしこの男の子ハーフルーツを表す略語であり、一般的に使われる表現である理解しているならどうだろう

その場合、その子ハーフと口にした女の子差別的な要素をも含むネガティブ言葉無自覚にでも使った人間である意識の低さを指摘し、また同時に相手意図より自分が思う言葉意味を優先して否定から入るような、そんな子だ、という事になる

そしてそれは当然、その女の子だけでなく見ている子供たちへ向けられるものでもあるはずだ

言葉としての意義に悪者であるハーフ否定する事が含まれているのだからそうなるのは当然だ

これはあくまで仮の話ではある

だが同時に現実としてポジティブさ、という言葉の下で同じ事が無自覚に行われているのも事実

そしてそれは何の悪意も意図もなく、むしろ場合によっては羨望の意味さえ含ませハーフという言葉を使う、その女の子と同じ年齢の子たちに本来そんな必要のない罪悪感を負わせる事でもあるのだ

それは啓発なんてものじゃなく単なる大人の我だ

本当にとても理不尽言葉だと思う

今後、私はハーフという言葉を使い、クォーターも使い、ミックスという言葉も使い、また、もしかしたらプリキュア男の子が言っていたような国と国でダブル、というような、より肯定的な意を込めたとする表現本来ダブルという単語用法ひとつとして使う時が来るかもしれない

だが、ハーフという言葉自体とそれを口にする人間性の否定、というネガティブさを纏ったダブルという言葉を使う事はないだろう、と思う

そこにあるネガティブさを肯定する事は私にはできない

2019-02-21

anond:20190221095031

なのは男性差別を言う情けない男の認識の歪み。

男が作った男社会で男が差別受けてるなんて笑う。

その男が弱いだけでしょ

2019-02-20

遠い日の初恋

当方現在大学院M1。

現在交際している彼女から今度話したいことがあるとLineが届いた今夜。どうともいい予感がしない。

一体何の話なんだろうと思案していると、なぜだか急に昔のことを思い出した、昔した(個人的)大恋愛のことを。

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高校の時、とても、とても大好きな女の子がいた。

の子は一個下の部活の後輩で、始めは自分一目惚れだった。

最初は全くその子の眼中になかったと思う。でも積極的に話しかけたり、時にはちょっとしたプレゼントあげたりと恋愛経験なんて全くない自分にしては頑張った甲斐もあって、徐々に仲良くなっていき、その子から積極的スキンシップをとってくれるようになった。

文化祭を2人でまわったこと、相合傘で街を歩いたこと、卒業式の日手をつないで帰ったこetc...これはいけるかもしれないという想いをもちつつもずっと好きだと言えないでいた。

なぜ言えなかったのか。自分ヘタレだったということもある。しかしその他の理由としてその子からメールの返信がほとんどなかったということが自分を悩ませていた。

当時自分とその子はお互いガラケーで連絡はメール、でもほとんど返信がない一方でその子Twitterもやっており、どうやら他の子に聞くとそちらでは積極的に連絡を交わしているらしい。

現実で会うと、付き合ってると勘違いされるほど仲良いのに、それ以外では全く連絡つかず。自分では誰よりもその子と仲良くしていたつもりなのに、Twitter上でしか連絡をとらないような同級生の○○君の方が実は彼女にとって仲良かったのか。

様々な疑念がずっとぬぐい切れず、心は振り回されるばかり。一体どう思われているのか本当にわからなかった。

そんなある日その子と話していて映画に行こうという話になった。当時、自分恋愛相談相手にこの話をすると彼女はこう言った「映画の日、告白しましょう」。

いつまでも振り回されるわけにはいかない、ここで決着をつけよう、そう思った自分はその子提案をうけ、好きな子メールで誘った。

しかしやっぱり返信は来ない、どうやらその子友達曰くケータイが壊れて修理にいかないといけないとのこと。ケータイが壊れたのは本当なようだが、意気込んでいた自分にとってそんなことはどうでもよくなっていた。

全て自分勘違いなんだ、あの子にとって自分という存在迷惑で、付き合っているように思われていたこと、自分のあからさまな好意も全て嫌だったんだ。

会えば膨れ上がる期待も、連絡をとれば一気にすぼんでいく。もう全てを期待しないでいよう、そう心に誓った..。

しかしその矢先、ある日その子に言われた、「付き合ってください」という一言

あれだけ待ち望んだ言葉だったのに、信じ切れずに言葉を流してしまい、その日の夜、泣かれ、怒らせ、別れてしまい、次会った時は今まで見たことのないような敵意を持った目を向けられた。

その時はっきり「嫌われたんだ」と悟った。

この話には裏がある。自分が「付き合ってください」と言われた約1ヶ月前くらいから、その子からスキンシップ特にしかった頃、その子はずっとTwitter上で知り合ったとある男性に迫れていた。詳しいことは知らない。しか自分が泣かせたその日以降にその子その男性と付き合うこととなった。

フラれてしまったという事実、その子に嫌われてしまったという事実、他の人にとられてしまったという事実、全てが自分にとって最悪の結末となってしまった。

これが自分初恋

もし自分Twitterをやっていたら、もしあの時あの子ケータイが壊れずに映画に行けたら、もしあのいい感じの雰囲気の時に勇気を出して告白していたら、もしあの時現実のその子ときちんと向き合っていれば...

どうなっていたかは今となってはわからない、でももう少しマシな結末が待っていたのではないか。後悔の念は拭いきれないし、自分が招いた結末だとわかっていても、不運を嘆かずにいられなかった。

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今の彼女は今度一体何を話すのだろう。

2019-02-17

性がゴルフ素振りをしていると、君野容疑者が近寄ってきて「自分自衛隊あがりで、昔はゴルフをしていた」

性がゴルフ素振りをしていると、君野容疑者が近寄ってきて「自分自衛隊あがりで、昔はゴルフをしていた」

 その男性は、君野容疑者がたびたび、ハイツ前の道路で後ろ向きに走ったり、大声を出すなどし、近所でも「迷惑な人」として知られていたといい、報道で君野容疑者顔写真を見て、思い出したという

https://matome.naver.jp/odai/2141156975073415001

こういう事件もだ

奇行の部分だけ大々的に報道してそこに至る経緯。若い時に精神注入棒で殴られすぎて頭がおかしくなった部分を意図的スルーしている

精神障碍者団体が弱いことをいいことに

犯罪が起きた時に原因の全部を底に押し付け

anond:20190217231751

anond:20190216225314

大企業に勤めてる男なんだけど、割とそういう、なんか上から目線のやつは確かに同僚にも何人も居る感じがする。

でもだから仕方ないのかもしれないんだけど、割とよく、最初から

大企業の男はなんにもわかってないくせに偉そうにしている。この人もそうに違いない」

みたいに色眼鏡で見てくる女性も多くて、それはとても悲しい。

個人的には

「金で判断する女とだけは付き合いたくない」

とか言ってる男は、なんだか女を外見で判断してる率が高いように感じているので、

きっとその男敬遠するのは正しい判断だとは思うが、

から大企業働く男性全員に偏見を持たれるとしたら悔しいなあ。

僕はむしろある程度は金で判断してほしい。「この人と結婚したら金がたくさん使える」って思われるとイヤだけど。

高収入を得るためにしてきた努力なんてどうでもいい。収入ゼロでも好きなことをやっているほうが夢があっていい」

みたいなことを思われてたら、もうお前バンドマン結婚して貧困生活送っとけよってなっちゃう。

2019-02-09

anond:20190209120014 anond:20190209120009

結婚適齢期の男女の年収ほとんど変わらない

なのに男は家事育児もしない

日本の男のしない度は内閣府公表しているヤツであってもダントツ最下位で?

それとも内閣府反日男性差別!やろか?


下方婚とか共働きとか寝言を言わず、まずはメンヘラを直そう

結婚ができないのも、既に結婚していて旦那からモラハラマネハラ受けているのも

年収でも男女格差でもなく、メンヘラ起因


あと、男が家事育児やらないから辛いはなんか違う

やっている人はやっている

その男旦那を選んだのはキミやでって言う話

2019-02-06

以前読んだ漫画タイトルが思い出せない

少女漫画

服飾系か何かの学校舞台で、ヒロインは「白」みたいな名前。地味な女の子だったと思う。

相手男子イケメンで人気者。「青」か「空」みたいな名前

で、ヒロインその男子の作った服を着てモデルをやることになる。定期的に発表会みたいな感じで、生徒の作品披露する場があるのかな? 多分。

ヒロインモデルの才能があって、衣装を纏ってメイクをすると見事に変貌するので、周りはそのモデルヒロインであることに気付かない……みたいな話。「蝶」ってワード、もしくはモチーフも出てきたかも。

だいぶうろ覚えから記憶違いの部分もあるかも。前にも別のところで聞いたんだが、結局分からなかった。

分かる人いない?

2019-02-05

anond:20190205185913

無痛分娩帝王切開では母性が育たない」という意見に対しての反対意見としての表明だった。

て元に書いてあるでしょう。だからその男性へのディスりかどうかはともかくとして、実際にそういう意見を言った人がいたか、もしくは意見が紹介されたわけですよね。だから

誰もそんな事言ってない場

ではないんじゃないですか。

anond:20190205113828

まさに帝王切開で産まれた男だが、何歳の頃かは忘れたが、ガキの頃に母親と一緒に風呂に入ってて、母親から

帝王切開っていう手術でここを切って、ここからあんたが産まれた」(意訳)

みたいな説明をされたが、リアルタイムでは特に嬉しいも悲しいもなかった(てかガキだからその本当の意味がよくわかってなかった)。強いて言うなら興味深かったかな。

で、だ。

  

無痛分娩帝王切開では母性が育たない」という意見に対しての反対意見としての表明だった。

あなたがどう思ってるか知らんけど、帝王切開で産まれた、産んだみたいなことを話すと実際こういうディスり方してくる奴がいるんだよ。

無痛分娩帝王切開では母性が育たない」という意見は時々見るが、全員の意見がそうではない。

また、その人の身近な誰かが現実発言したわけではない。

全員の意見がそうじゃないなんて当たり前だけどさー、その男の人、身近な誰かに現実にそう言われた経験があるんじゃないの? 少なくとも俺は言われたことありますね。仮想敵とは限らないよね。

「俺は出産で腹を切ることは生涯ないけど、ママは切ったんだぜ」というマザコンっぽさがこの発言から若干におうので気持ち悪い。

妄想仮想敵作ってるのあなたじゃん。バカじゃねえの。

自分が生まれときママの体にできた、一生消えない傷』を見た感想が「うれしかった」ってなんやねん。

帝王切開で産まれた男として申し上げるが、意味のわかんなかったガキの頃はともかく、大人になった今なら、そんだけ大変な思いをして産んでくれたことに感謝してますね。それを『わからないなりにうれしかった』と表現することに何ら違和感無いよ。そもそも自分が産まれイベント肯定的に言えない人ってかなりヤバくない? 帝王切開で産まれてきて消えない傷をつけて母親申し訳なかったとでも言って欲しかったわけ? そっちの方がかなりヤバくない?

ま、あなたに言わせたら、俺もマザコン気持ち悪いだけなのかもしれないけどね。ただ、思い込みで人を気持ち悪がってるのはあなたからね。そこはわかっといてね。

帝王切開の傷を母に見せてもらってうれしかった」という男

書き捨ての予定が思ったより反応があって怖いので消しま

いろいろ言及されて面白かったです。少し返しま

マザコンきもいでいいのにごちゃごちゃ付け足しすぎ

→こういう意見に1番納得、というか目から鱗が落ちました。

感情にはなにか理由がいるのかと思っていたのですが、別にいらなかったんですね。

文脈

→会話などでそういう流れがあったわけではなく、

突然その男が「無痛分娩帝王切開とかで文句言う男がいるけど〜」という話をやり始めたわけです。

なので「うわキモっ」となってしまった。

アピールご苦労様」という言葉があったけど、それです。

・考えすぎ

・頭がおかし

→そうかも。



あと

anond:20190205190455

この人の意見が1番面白かった

2019-02-04

anond:20190204161308

たとえばラブコメがあるとするじゃん。

何人かのヒロインに加えて、男の親友キャラが出てくるよな。

その男親友キャラ美少女だったら嬉しくない?

デザートだけでなくそれが入ってる器も食べられます」みたいな感じじゃん。

でも設定的にその親友キャラが男であることは変えられないんだよ。

どうする?

男の娘にすればいいじゃん。

2019-02-01

「いつも男ばかり苦労してるマン」がウザイ

今日も居る。

男女平等だ何だって騒いでいるが、

その男別にする、女性専用場所をつくるモノを作っているのは

「戦いに出てやって守られるだけのくそ女w」とか言ってる男たちだろう?

俺は別にどうでも良いと思ってるわ。

その会社がそうしたかっただけ。そして、その会社はそれを良しとしてるだけ。

郷に入っては従えよ。

怒りの矛先を専用の所を作ってもらった奴に向けるのは馬鹿すぎる。どんだけノータリンなんだ。

作った奴に働きかけろよ。

2019-01-30

NTRの3つの楽しみ

個人的ヘテロ男性向けNTRの楽しみ方の整理

まずはNTR物語を「主人公男性と親密な関係にいる、または主人公がそのような関係を望む~恋人・幼馴染・友人・家族片思い等の関係の~女性が、別の男性性的行為を持ち、最終的にその男性の"モノ"になる」物語としておく。

堀あきこ著「欲望コード」を参考に、どこに同一化しているかで分類した。

寝とる男性への同一化

性的行為において快楽という道具を暴力的に使って、女性を徹底的に客体化(主体否定、モノ化)して、その女性支配・所有する楽しみ方。また支配・所有と合わせて、その女性快楽に負ける"(非理性的な)劣った女"とみなすミソジニーが背景にあると考える。

読者の視線女性へ向かう

寝取られ男性への同一化

親密な関係(またはそれを望む)女性を別の男性寝取られる事の喪失感と、その男性に比べて、自分の(性的能力も含む)能力が低いことの無力感、の二つに快楽を覚えるマゾヒスティックな楽しみ方。

自分との比較対象である寝取る男性は、汚いおじさん(*1)など一般性的魅力に欠ける場合からイケメンの先輩など性的な魅力に富んだ場合まで様々である、どちらも寝取られる側の人間よりも女性性的に満足させるという点はほぼ共通している。

読者の視線女性と寝とる男性俯瞰する

寝取られ女性への同一化

女性へ同一化することで、セックスにおける男性ノブレスブリージュ的な奉仕役割放棄して、快楽を受けること・またその背徳性を想像する楽しみ方。

読者の目線女性へ向かう

考察

寝とる男性への同一化は、ヘテロ男性向けエロ漫画共通する読者と女性セックスする男性とが一致する見方で、フェミニズムがしているポルノ批判範疇にいるだろう「欲望コード」で挙げられている男性向けポルノコミックの<視線>と同様で、これには『男性身体の透明化』(*2)が寄与している。

一方、寝取られ男性への同一化では、寝取られ男性の目を通して女性と寝とる男性俯瞰し、かつ寝取られた後で自身俯瞰するという点で、上で挙げたエロ漫画での一般的な同一化・視線とは異なっており、「欲望コード」で提示されている男性向けポルノコミックス・レディコミ・ヤオイの<視線>のどれにも当てはまらない

俯瞰する視線という点ではヤオイ共通するが、その視線自身に返ってくる点がどれにもない

最後に、寝取られ女性への同一化は、「欲望コード」で提示されているレディコミの<視線>と同様である (お姉さん優位の)おねショタに見られるような、男性の性の主体性の放棄快楽への受け身と捉えることができ、おねショタと違う点として、女性(挿入される側)への同一化であり、この楽しみ方はトランスあるいはホモセクシュアルへの潜在的欲望と言える。またNTR女性快楽やそれへの戸惑いに表現比重が置かれていて、それが『男性身体の透明化』と組み合わさって、逆に女性への同一化を促進していると考える。意外とこの読み方は多いんじゃないか

快楽への受け身」ではなく「快楽主体的な獲得」と読み替えられたらポルノ批判をうまく躱せる面白い読みになるんじゃないかと思っているが、そのように女性の心情を表現した作品は知らない。読みたいので教えて欲しい

脚注

(*1)寝とる男性が汚いおじさんで、かつ読者がそのような要素を自身に認めているとき(つまり読者自身と寝とる男性が近い時)、寝とる男性に同一化して、女性を所有することを通じて、自分性的能力の誇示・確認をする読みもあり得そう

(*2)男性身体が半透明になったり、顔が描かれなかったりする技法のこと

2019-01-29

anond:20190129115409

男性ペニスの大きさは、太さがその男性の親指の1.5倍、長さは中指と同じである

2019-01-28

2.5次元役者推しファンサを干された話

推してる男と目が合ったら自分だけ露骨ファンサを干された。

もし、この作品などの詳細がわかってしまったとしても作品役者個人偏見を持たれたくないので、多少フェイクは入れるが、もし時間があれば少しだけ聞いてほしい。最初に言っておくが、作品役者さんも素晴らしい。これは私が勝手被害妄想して勝手に傷ついただけの話だ。フィクションだと思ってくれれば嬉しい。

私はある作品が大好きで今までの公式イベントの9割に参加していた。

公式トークショーやらなんやらがあれば必ず行き、出来るだけ全通したし、関連商品ストーリー関係あるものなら全て揃え、公式ファンクラブにも入っていた。コラボカフェにも通っていた。

勿論公式に一番還元率が高い商品は全て買っていたし、CDはなんなら複数枚買っていた。

作品にハマったのはこれが初めてだからからないけれど、使用額は30万〜60万くらいなので多少は金は落としていたと思う。いくら使ったのかなと覚えている限りで計算して、映像楽曲関連だけで20万を過ぎたので数えるのはやめた。でも給料ほとんどはその作品につぎ込んでいたので(本当に給料税金作品経費=生活費だった)もしかしたら3桁行ってるのかもしれないがあまり考えたくない。この作品にハマってクレカを作り、初めてリボ分割キャッシングを覚えた。ギャンブルも覚えた。もうこの時点で狂わされている。

何故今まで女性向け作品にハマらなかった人間が、いきなり限界オタクになってしまたかと言うと、私はその作品キャラに恋をしてしまったのだ。仮にその男の子彼氏くんとする。(彼は私の中では彼氏なので)

彼氏くんは他人の考えを否定せず受け入れてくれるとても優しい子で、そしていつもポジティブで夢に向かって突き進むキラキラした笑顔の子だ。

その笑顔と優しさに人間不振をこじらせ統合失調による幻聴で引きこもっていた私は救われ、恋の為に引きこもっていた部屋から出るようになった。

勿論、上記イベント彼氏くん(の新規イラスト)に会う為だ。

私は典型的恋愛に狂うタイプメンヘラだったので、彼氏くんは自分神様で、運命だと本気で思い込んでいた。次元の壁だとかは関係なかった。彼氏くんの抱き枕が出た時なんかは毎日添い寝していたし、毎晩照れていたし、毎朝惚れ直していたくらいは頭がおかしくなっていた。

都内占いに付き合いで連れられた時に「貴方運命相手20××年に現れますね」と言われた時は(ちょうどアニメがその年に放送予定だったので)「彼氏くんのことだな」と素で思った。友人達はそれは絵だぞと私を窘めたが、そういう言葉は聞こえなかった。

だって彼氏くんと私は相思相愛から相思相愛も何も彼氏くんから認知すらされていないが……。

ちなみに私と彼氏くんのイニシャルを彫ったリングオーダーメイドで作った。彼氏くんからすれば知らない女が自分とのペアリングを肌身離さず付けているのだから軽くホラーだと思う。本当に彼氏くんが二次元でよかった。現実なら完全にストーカーになっていた。

そんな生活を数年続けていた。

昔の話だ。

忘れもしないあの日、その作品舞台が始まるのが発表されたのだ。私は正直2.5次元どころか現実の男が少し苦手だったので興味はなかったが、ほぼ義務感でチケットを取った。

そこである男性役者出会う事になる。

仮にその俳優をAくんとする。Aくんは彼氏くんを演じる役者ではなく、彼氏くんのお助け役兼相方(ここをぼかさないと、知っている人には誰役か察されてしまうのでここは多少フェイクを入れていることを明言する)ポジション推しくん役を演じる役者だ。

その作品での推しくんはまさに私の好みドンピシャ容姿をしており(ぶっちゃけ初恋の人に似ていた)性格ストーリーでの活躍も相まってグッズを集めたりするレベル推していた。

勿論彼氏くんは彼氏なので別枠だが、彼氏くんが存在していなければ推しくんにハマっていたと思う(その場合依存してなかったのですぐに足を洗っていたと思うが)

なので推しくんを演じるAくんはどうしても目で追ってしまう。

容姿も良く歌もダンスもキレッキレ、アドリブや日替わりは毎回これでもかというほど(一部界隈に)サービスしてくれるし、何より顔が国宝。あの低価格イタリアンレストラン油絵にして飾ってほしいと常々思うほど顔が良かった。

控えめに言ってかなり推せた。

結局顔かよと思うが、誰だってイケメンには弱い。

だけど私は彼氏くんがいるのでガチ恋にはならなかった。あれ程顔がいいと彼女も勿論いると思うけど、万が一カノバレしたらちょっとショックかも〜とは思うが別に役者アイドル業ではないので公演中だけ推しくんでいてくれればそれでいい。彼氏くんの役者に対してだって同じスタンスだ。

だけどやっぱりイケメンには弱いかイケメンを見るためにチケットを予定より多く取ってしまう時もある。(当日券)

その日は昼と夜を両方取ったのだが(彼氏くんが出演している作品と私は生まれる前から運命なので必ずチケットがご用意される)なんと客降りがあったのだ。

私は2.5次元俳優周りをよく知らない。観劇マナーは触りは知っているがファンサだとか接触だとかの文化特によく知らなかった。役者に触ろうとも思わなかった。(イケメンに近づくと死ぬと言うのも多少ある)

から前方1m先にAくんがいた時も「めっちゃ顔がいいな〜、人間国宝にしてほしいが……」とガン見していただけで、無理にハイタッチ要求しなかったのだが(通路側端二番目辺りにいた)ガン見していたせいでAくんと目が合ったのだ。

だいぶ長い時間見つめ合っていたと思う。

だがこれが全然嬉しくなかった。何故なら終始笑顔を崩さなかったAくんがその時めっっっちゃ真顔だったからだ。今でも思い出すとわりとショックを受けるが、例えるなら汚物を見るような目だった。もっと具体的に言うなら、恋も知らないくらい小さい頃好きな男の自宅を特定したのが本人にバレた時にされた顔と同じ顔をしていた。

その時は「向こう側にいる別の役者さんとこの後のアイコンタクトでもしているのかな?」と思ったが、見つめ合ってんの私なんだからアイコンタクトもクソもない。あと向こう側に役者はいない。

そんな一抹の不安が心の端っこを引っかかるように残るものの、あまり推しくんの顔が良かったこと、また彼氏くん役の役者さんが今までの公演のなかで一番彼氏くんだったことが濁流のように襲ってきた為、その後は思い出を反芻しながら楽しく次の公演までの待ち時間を過ごした。

で、ソワレ時間になったのだが。

私を脆いメンタルを襲ったのはご用意された席の位置だった。

1階中間位置通路端、そう。確実にファンサが貰える位置だ。この時点で嫌な予感がして友人たちにLINEで助けを求めたが、皆「ハイタッチできるじゃん!」と言うのみ。私はこの時点で吐きそうだった。何故なら人生というものは全て悪い方向へ行くのを知っていたからだ。

待ちに待った客降りの時間。何故かAくんはこちら側に来ないと確信があった。Aくんはマチネで二階席の方に行っていたからだ。むしろ彼氏くんが来るのではないかと若干ドキドキしていたのだが、頭が悪いので二階席に行くには私の横を通ると言うのを忘れていたのだ。

そして案の定Aくんは私の横を通った。ハイタッチができるように手を下に構えて。前の通路側の人が手を差し出すのを見て恥ずかしいけどそういうものなのかと恐る恐る私も出してみた。

私のところだけ手を引っ込められた。

嘘でしょ?!と後ろを振り向くと真後ろは普通にハイタッチしている。ちなみに私は避けられたが逆側の客席は普通にハイタッチしていた。

いやタイミング悪かったか偶然偶然よくあるよくあると自分に言い聞かせていたが、今まで横を通った役者全員にスルーされていたので流石に傷ついた。

ので、少し意識が飛んでいた。

気がつくと彼氏くんが横にいた。

まり彼氏くんに「ヒッ」と奇声をあげていたと思う。彼氏くんはハイタッチの準備をして通り過ぎて行ったが、私は固まって動けなかった為、ハイタッチ出来なかった。正に二兎を追う者は一兎をも得ず。でも彼氏くんに否定されたら生きていけないのでこれで良かったと思う。

舞台はとてもよかった。明日を生きるためのキラキラをいっぱいもらった。複数回行ったが一番いい出来だった。(毎公演言う)アンケートもめちゃくちゃ長文で書いた。彼氏くんのことも推しくんのこともベタめした。

だけどやっぱり存在否定されたのが辛くて電車の中で泣いた。

公演中のソロで泣きながらガン見していたか気持ち悪かったのかもしれない、きちんと朝風呂どころかスクラブまでしたが異臭がしたのかもしれない。私の容姿気持ち悪かったのかもしれない、昼で顔を覚えられて避けられたのかもしれない。

勿論頭のどこかではたまたまだよ、顔なんか覚えられているわけないし、私より顔が悪い人なんて多分腐るほど見てるし、そもそも一々客の顔見てないでしょ(笑)なんてわかっている。

だけど、私は役者はお客さんの事を金のなる木としか考えてないだろうと思っていたので、あからさまに容姿差別されたのが悲しかった。

事実は違うと思う。

でもそう思ってしまって、家に帰ってリスカして髪の毛をめちゃくちゃに切って泣いて作品関連のものを全てクローゼットしまった。作品否定されたら生きていけないから死のうと思ってドアノブベルトを引っ掛けて首吊りの真似事をしてまた泣いた。死ぬ勇気がないのなんて毎日のようにわからされていた。

で、しばらく泣いた後に切り替えが早いのでネットカラコンポチった。(彼氏くんは前向きなので彼氏くんの彼女の私も切り替えが早い)

世の中顔なのだ。顔でAくんを好きになった私が言うのだから間違いない。気持ちが悪い顔ならば努力しないといけない。私はその日かなりメイクに力を入れたが、ブスだったのだろう。可愛く見えなければ全て無意味なのだ

目指すはリズリ◯やアン◯ールが似合うガーリー系。目がぱっちりしていればなんでも顔がいい認定するから美醜はよくわからないが、なんか周りの人そんな感じだったし多分そういうのが可愛いんだと思う。

いまからずっと昔の話だ。

その日は泣いたし死にたいほど病んだし、作品から足を洗おうとまで考えたが、多分次の舞台があれば行く。というか行ったし現在進行形で次の予定が立っている。

だって作品が大好きだし、Aくんの顔はやっぱり国宝だし、彼氏くんが大好きで、彼氏くんの生きる世界である作品が長く続いてほしいから貢がなければいけないので。

この間2.5舞台ファンサを貰ったと友人が喜んでいたので思い出したから書いてみた。

余談だが、未だにファンサは貰えていない。でも当分この作品からは足を洗えそうにないし、きっと何があっても大好きだ。

まぁ何にしても彼氏くんに出会えて良かった〜!好き〜〜!(惚気)というのは変わってないので今年は私と彼氏くんのツーショ雑コラでも作るかな!(爆笑)

2019-01-25

愚痴愚痴

先輩に誰かいい人いないか聞いたら男性を紹介してくれるということで、こちら女2と相手男性1で食事に行った

でもまぁその男性とはトラブルがあって結局ないなーって事になったんですよ~ていう愚痴をしてた

そしたら「それはないねその男ひどいね~。俺がいたらその男だけ置いていいとこに連れてってやったのに」って

なんで呼ばれてもいない人が男女の紹介の場にしゃしゃりでてきて得意げに食事に連れてくって話になるの

男女の紹介で相手男性が来なかったら普通に解散です

そりゃあ先輩と2人でカフェなり食事なりでも行きますけど、あんたと行くわけないでしょ図々しい

ていうかあんたに愚痴ったわけでもなくてたまたまそこにいただけじゃん

ほんと気持ち悪い

2019-01-24

anond:20190124193257

腐向け認定厨侮辱しているのは主に少年漫画その男ファンからミソジニスト」と呼ぶのは不適当だったかも。しかし彼らが「人権派」とは?

あっ、そもそもの「主人公女性云々」は主に人権観点から批判されているというのは概ね同意です。

anond:20190124013441

ジャップオスだの弱者男性だのネトウヨだのKKOその男いうだけで得られるわずかな特権にしがみついてるようなものだし、光あふれる正しい世の中になったら死滅ちゃうんだろうな。

汚い川でしか生きていけない生物みたいだな。

毒親の話を読んで

毒親の話を読んで似た人がいて吐き出したくなって誰にも言えないからここに書く。

父親が妹を自分の顔に似ていると赤ん坊の頃から毛嫌いした。年子の長女の私の事は猫可愛がりし私の赤ん坊の頃はほとんど父親がかまっていたと聞いた。

物心つくと母は父親に甘える私に、お父さんは嫌いと言いなさい、じゃないとあんたの事嫌いになるよと言った。私は父親より母のことが好きだったので泣いてすがった。妹は構われずいつのまにか立っていたとのちに母は言った。

私は母の言う通り、あんたなんて嫌いと言いお父さんと呼ばなくなった。

父親は妹を泣かせて遊んだ。妹はこの世の終わりのような声で泣いた。泣き叫ぶ事を妹は中学生までやめることができなかった。母はそれを疎ましがって疎まれるのが怖くて私は声をあげて泣くことはなかった。

父親が妹をいじめて母と険悪になると私に母は産むんじゃなかったと言った。そう言われるのが怖くて私が父親に抗議する立場となった。そうすると母は父親の機嫌を損ねなくてすむから

父親が妹を意味もなく小突いたり、私だけを甘やかそうとすることを口汚く罵りながら、して欲しいことがある時は甘えてコントロールすることが私の役割だった。いくら私が、お前なんか嫌い、きちがい、と言っても父親は私にだけ甘かった。

妹の泣き叫ぶ声を私も疎ましく感じていた。母に父親とあのこさえいなければと言われ真に受けていた。ある日泣く妹を母は玄関から閉め出した。私は母を、もういいでしょ、と説得してからでないと鍵をあけることができなかった。私はくずだった。

小学低学年になり、すかしっぺをくらわすふりをするという遊びが流行った。まだ嫌いと言いつつ自分にやさしい父親甘ったれ感情が残っていた私は嫌がらせもこめてその遊びをとった。父親はニヤニヤと、してはいけない事だ、お母さんに嫌われるよ、と言った。母に嫌われることが何より嫌だった私は、ごめんなさいもうしません内緒にしてくださいと父親に謝った。父親内緒にして欲しがったら乳首をなめてと言って私はした。

中学年になると妹はストレス学校問題をおこすようになった。家のお金や私の物を盗み、怒るとお姉ちゃんがと泣き叫ぶ。住宅密集地だったため丸聞こえで近所の人に挨拶をすると無視されるようになった。

大人に指図して生きているのがわかるのか私は先生に好かれない子供だった。授業中に睨むなと叱られ母に相談すると、あんたは大人馬鹿にしていると言われた。

父方の祖父母にも生意気で可愛くないと言われいると母から聞いた。母方の祖母あんたがなつかないか引っ越したと言われた。妹も私も味方の大人はいなかった。

中学生になると妹は荒れ似た家庭の友達の家に入り浸るようになった。親の寝室にはアダルビデオの山があった。私はかまってくる男子学生拉致されて犯されるビデオを貸した。父親発情した男子馬鹿にしていた。その男子に好意をよせ胸を触らせてあげる女子などがいたが私が媚びないからそんな態度だと犯かすぞと言われた。ああ男はそうできるのかと肌身に感じた。

そんな中母が入院することになった。あまり帰ってこない妹と風呂場やトイレを間違えたふりしてあけようとしたり股関を見せてくる父親と過ごすことにノイローゼになった。

私は気が狂っていたんだと思うがお風呂の湯船に浸かり麺棒を股に刺した。自分自分を守った気がした。食欲もなく母が退院すると私が病院につれていか栄養失調だと怒られた。

卒業間近に父に愛人ができ、借金でも虐待でも別れなかった母は離婚を決意した。

その頃にはもう妹は我慢限界父親に反抗し物を壊し私や母に殴りかかるようになっていた。当然だ。母の兄が妹をなだめようと受け止めなんてできやしないのに近づき、妹が暴れると妹を罵った。母にその日の夜、あの子はいらないだろうと児相に預けるように言われたが断ったよと伝えられた。

小学生の時の帰り道けんかをして妹を泣かせてしまった。それを見た知らないおばさんが私を嫌な子だと非難すると、お姉ちゃんいじめるなとこんな姉妹関係なのに怒ってくれるやさしい子なのを知らないくせに助ける気なんかないくせに妹を馬鹿にした。今でもあの親戚たちが死んだら笑うくらいには憎い。

大人になり母親も兄と差別され搾取された子供だったと知った。

妹は社交的で可愛く人好きのする人間になった。でもいまだに心に爆弾を抱えているし、私に対して愛憎の入り交じった感情をもっているのがわかる。

私は妹が好きだ。お姉ちゃんは好きだと言ってくれる妹に罪悪感が消えることはないと思う。

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