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はてなキーワード: 謝依旻とは

2023-10-31

囲碁韓国移籍した後の仲邑菫を追う方法

もしひとたび海外移籍となれば、野球サッカーのようなメジャースポーツでもない囲碁であれば一昔前なら新聞テレビの気まぐれな報道で追うことしかできなかったことだろう。

しかネット時代のおかげでかなり簡単海外情報を追うことができるし、むしろ日本時代より詳細に追うことができるかもしれない

BadukTV(Youtube)

韓国公式囲碁チャンネルで、仲邑菫は韓国でも人気が高い棋士なので韓国棋士と仲邑菫の対局があるときはかなり優先的に放送されてきた

https://youtu.be/qJ9Wvbrj9gI?t=2363

今後もここを見てれば仲邑菫の対局を普通に追うことができる

仲邑菫の韓国表記は「나카무라 스미레」らしいので、これをコピペすれば韓国語で書かれた情報でも追うことができるだろう

JKGO(Youtube)

仲邑菫大好きおじさんが運営している非公式チャンネルで、

仲邑菫のライブ対局がある時は日本人向けにローカライズしてリアルタイム応援放送をしている

https://www.youtube.com/watch?v=n_QSb_GYfxM

また仲邑菫の棋譜解説動画も多い

仲邑菫の移籍ニュース報道より先に一番最初に耳にしたのもこのチャンネルだったので、JKGOおじさんを見ていれば最新の仲邑菫情報を一通りキャッチアップできる

清水しろー(X)

国内外含めて囲碁界の情報はこの人をフォローしておけばOKというくらい日本棋院公式より棋戦の情報が充実している

棋士ですら自分の棋戦のスケジュールをこの人をアテにしているとか

https://twitter.com/yoshiro_kaba/status/1718749243794669617

毫釐千里(ごうりせんり)

仲邑菫の戦績を網羅している

井山曲線を追いかけるチャートの推移に注目していきたい(ページ下部)

https://gorisenri.livedoor.blog/archives/nakamura-sumire-all.html

移籍3月から

2月までは残された対局を行い、女流棋聖戦の防衛戦最後となるらしい。

勝っても負けてもタイトル返上となるが、最後タイトルを奪われてサヨナラはカッコ悪いのでどうせなら勝って有終の美を飾ってもらいたいものである

一方で、挑戦する棋士には日本に残る棋士の意地を見せてほしい

挑戦者となる本命アジア大会にも出場していた上野姉妹藤沢里菜

次点で牛栄子、元祖女流グランドスラム謝依旻大穴ルックスに評判のある稲葉かりんに期待したい。

追記:牛VS謝は牛が勝ち、謝は敗退。稲葉も敗退した。)

11月2日には女流名人リーグが開幕し、久々に日本での対局となる。

NHK杯聞き手を務める星合志保と対決する。(追記https://i.imgur.com/P0253fj.jpg

直近2年の成績は2023年が2位(5勝1敗)、2022年が1位(6勝0敗・挑戦者

2023-02-13

悲報はてブでの囲碁界と将棋界の話題性の差がえぐい

羽生七冠(同時保持)←話題になる

井山七冠(年間グランドスラム)←話題にならない

◯ッ◯ーがTwitterやらかし将棋連盟と揉める←話題になる

ヨーダTwitterやらかし日本棋院と揉める←話題にならない

◯ッ◯ーが逮捕される←話題になる

タイトルホルダーが逮捕される←話題にならない

マスク棋士処分される←話題になる

依田紀基処分される←話題にならない

里見香奈編入試験を受ける←話題になる

鈴木歩謝依旻藤沢里菜があと1勝で女性初のリーグ入りまで行く←話題にならない

藤沢里菜が男女混合棋戦で女性として初めて優勝する←話題にならない

上野愛咲美が男女混合棋戦で2連覇する(藤沢里菜に続いて女性3連覇)←話題にならない

崔精が日中韓トップ棋士の出場する国際棋戦で男どもを薙ぎ倒し女性として初めて準優勝する←話題にならない

小山さんが編入試験合格話題になる

坂井秀至編入試験合格、その後タイトル獲得まで行く←話題にならない

渡辺明棋王10連覇←話題にならない

井山裕太本因坊11連覇←話題にならない

藤井聡太五冠←話題になる

渡辺明四冠←話題にならない

藤井聡太が最年少タイトル獲得←話題になる

芝野虎丸が最年少タイトル獲得←話題にならない

仲邑菫が最年少13歳で女流タイトル獲得←話題にならない

将棋棋士がうっかり対局場を間違える←仲邑菫の最年少タイトルより話題になる

井山が世界一になる(2013)←話題にならない

上野愛咲美が世界一になる(2022)←話題にならない

井山が5人1チームの勝ち抜き戦の国際棋戦で格上4人を撃破日本チームを16年ぶりに決勝へ導く(2022)←話題にならない




囲碁、何をやっても何を達成してもはてブ話題にならない

2022-07-09

anond:20220706175540

追記あり

囲碁の状況について、外野からちょっと補足。

囲碁棋士は、将棋棋士のおおよそ倍の人数がいる。

もともと採用人数が将棋より多いのと、囲碁には強制的引退制度がないので、結果的に人数が多くなっている。

自主的引退することはできる。また、引退はしていないが対局は休場しているという場合もある。

一方、2017年に97歳で亡くなった杉内雅男は、死ぬ19日前まで現役で対局していた。90歳を超えても勝率5割近くあり、亡くなった年にも複数回勝利している。ちなみに奥様の杉内寿子も棋士で、今年95歳。まだ現役で打っていて、今年に入ってから勝利している。

末端の囲碁棋士は専業では食べて行けず、自営業兼業レッスンプロ兼業している者が多い。

レジャー白書などによると、囲碁ファン囲碁お金を使うという傾向がある(将棋ファン将棋に使う金額に比べて)。

歴史的に、政治家経営者に愛好家が多く、付き合いで打つという文化もあったので、お金を払ってレッスンを受けるという需要がもともとある。また、愛好人口将棋よりも少ないがゆえ、わざわざ碁会所に行って打つ人も多い。なので、レッスンなどで稼ぐ手段将棋に比べて多いと言われている。

無料ネット碁も増えてきたので、こういった傾向はまた変わっていくのかもしれないけど。

順位戦全参加などの対局料を得られる場

囲碁にも昔は大手合という順位戦的なものがあったのだが、負担が大きかったり高段位の棋士が増えすぎてしまったりなど弊害があったので、完全に廃止になっている。


囲碁女性棋士について。

女性囲碁棋士になるには、男性と同じ採用試験突破する・女性のみの採用試験で1位になる・院生として所定の成績をおさめたうえで推薦を受ける、の3つのルートがある。

男性と同じ採用試験突破した女性棋士は、これまでに4人いる。謝依旻はこのルート

女性のみの採用試験が一番メジャー藤沢里菜上野愛咲美はこのルート

推薦はつい最近始まったもので、女性棋士積極的に増やす方針らしい。方針が吉と出るかはまだ分からない。

あと、特に優秀な小学生採用する英才枠があって、第一号になったのが仲邑菫。対男性の戦績も良く、棋聖戦Cリーグ入りを果たしており、これからどんどん活躍すると思う。

どのルート棋士になっても、デビュー後の扱いは同じ。但し男性と同じ試験以外のルート場合最初は対局料などが低い(規定の段まで昇段すると同じ金額になる)。

昇段の規定男性と変わらない。女性のみの棋戦で勝利しても、昇段に必要な勝ち星にはならないので、男性と一緒の棋戦で勝っていく必要がある。

女性囲碁を打つ文化は古くからあった。清少納言紫式部も打っていた。

明治から大正にかけて、現在棋士制度の基礎ができた当初から喜多文子吉田操子といった女性棋士が大きな役割果たしてきた。対男性の戦績も互角だったという。喜多吉田結婚後に囲碁から離れた時期があり、囲碁に打ち込める環境を得続けるのは時代的にも難しかったようだが、その後復帰し晩年まで囲碁の普及に尽力している。

そういうわけで、競技人口や棋力の男女差は、将棋よりもかなり少ない。

若手の棋戦では女性が優勝することもあるし、大きなタイトル戦でも結構惜しいところまでいっている。三大タイトル棋聖名人本因坊)では、リーグ入り一歩手前までいった例や、最下位リーグに入ってなおかつ残留資格を得た例もある。それ以外の四タイトル王座天元碁聖十段)では、本選出場する例はそれほど珍しくなくなっている。

あと、海外の例だが、全盛期のゼイノイはほんと強かった。

それでもやはり女性の方が棋力が低い傾向にある理由として言われていることは色々あるのだが(脳の傾向がどうだとか、体力面とか)、ひとつ確実に影響していたのは、勉強の機会だ。

昔はよく、みんなで旅館などに合宿して朝まで打ちまくるというような研究会があった。お互い鍛え合うのに最高の環境なわけだが、じゃあそういう場所女性が気兼ねなく混じれるかというと、まぁちょっとなかなか難しいというのは想像がつくと思う。

近年、囲碁AIが強くなったことによって、勉強の機会のハンデが埋まりつつある。最近の強い女性棋士はみんな囲碁AIをめちゃくちゃ活用している。男女の棋力差はこれからもどんどん縮まるだろうし、これは将棋でも同じ状況だろうと思うので、今後に期待である



追記

ブコメにお返事。

95歳の女性棋士が同じ様な老齢棋士と対局すれば勝利する可能性は十分ある。

杉内寿子が今年勝った相手は30代の男性棋士。強い棋士ではない(通算成績負け越しで昇段もあまりしていない)が、それでもすごいことだと思う。

謝依旻は「女性棋士だけど藤沢里菜は「女流棋士なのよね。

入段のルートで言えばそう見えるけど、入ったあとの違いはない。藤沢里菜は対局料もとっくに満額もらえる段位になっていて、全く違いのない立場になっている。

早くプロになってプロの中で揉まれる方がレベルアップにつながるので、女性枠でいけるのであればさっさといくというのは一つの戦略だ。藤沢里菜女性枠でプロ入りしたのは11歳6か月で、当時の最年少記録。あと数年あれば男性と同じ枠で入段していたかもしれない。でもさっさとプロになったので、2年後には本因坊戦の予選B決勝まで進出した。これは謝依旻プロ入りした年齢よりまだ下の年齢だったときの話だ。

どういうルートプロになったかより、そのあとどう昇段しているか(本文でも触れたけど、昇段は完全に男性と同じシステム)の方が実力が見えるかなと思う。

2018-01-28

anond:20180128143244

かに囲碁プロ棋士採用には女性特別採用枠があり、一般枠で採用されるよりはるかに多くの女性がそこでプロになっているが、でも一般的男性プロ棋士に比べると総じて棋力は劣る。

囲碁棋士レーティングサイトが経年的なレーティングによって分析を試みた結果が下。

https://web.archive.org/web/20160226142638/http://sports.geocities.jp:80/mamumamu0413/player/009.html

国内でのトップレベル棋士の棋力と,女性棋士トップの棋力にはタイトル戦時代以降,2子程度の差があった.

世界囲碁界では,近年女性棋士の上位レベルも上昇しているが,それでも依然としてトップレベル同士を比較すると2子に近い差がある.

最近女性棋士レベルが上がってと言われることもあるが,タイトル戦初期から女性トップレベルはそれほど変化していない.

・近年,謝依旻過去女性棋士レベルを超過する位置まで到達してトップレベルを引き上げた.しかし,それでも一般棋戦の本戦活躍できるほどではない.

80年代まれ以降の世代は,藤沢里菜など一部の強力な棋士を除いてそれ以前とレベルは似通ったものと言える.

・ただし,入段者数が以前に比べて幾分,抑えられているためか,棋力レベル特に低い入段者が少なくなっている.

上の評価2014年のもので、2018年現在藤沢里菜が当時の謝依旻レベルを超えているけど、それでもまだ国内男性棋士トップ50には入れていない。

また、16歳の上野愛咲美が新たに頭角を現すなどの流れもある。

とは言え、実のところ女流棋士全体としてみれば、上が伸びているというよりは、下が底上げされたことで向上しているのであって、数十年かけてもそうは男女差が埋まってないといえる。

anond:20180128063025

まさかとは思うけどアファマーティアクションって囲碁ガールとか囲碁ドルかいうのの事を言ってるんだろうか。

あれで女の子達が棋士になろうと思うのか甚だ疑問なのだけど、でも何も無いよりはマシなのか。

こちらでは高齢者のぞく成人女性が碁を楽しめる環境が壊滅的に無いので(高齢女性もどこで碁を学びどこで腕を磨いてるのか謎だし)、子供囲碁教室部活動で鳴らした女の子達が大人になっても囲碁を続けるビジョンを描きづらいのではないか想像する。実際に碁を打つ女の子と関わった事が無いのであくま想像だけど。

アイドルという本筋を外れた活動でも取り敢えず食にありつけそうな感があれば、碁を続けるモチベーションは上がるのかなあ?

こっちは元々が働かない男は許容されても働かない女は絶対許すまじなお土地柄なので、女子に実利の無いような習い事をさせるインセンティブは無いわけで。特にの子持ちは金持ってないから。

でも囲碁ガールみたいなふんわりした夢物語よりも、藤沢里菜謝依旻プロ棋士賞金ランキングでの順位を周知させる方が効果ありそうじゃないか

 
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