はてなキーワード: 敵愾心とは
絵本作家の寮美千子は、嫌いな男性から食事に誘われたら、その場で「あなたは嫌いです」と答えるのが女性の正しいマナーで、それを日本全国に広めたいそうです。
そんなことを言われたら食事に誘った男性は傷つき、トラウマとなって、自分が傷つくことが怖くて、他の次の女性を食事に誘うことが出来なくなるでしょう。
食事に誘えない→デートできない→恋愛できない→結婚できない→少子化が加速する→税収が減る→年金が払えない→国家存亡の危機です。
寮美千子は「相手を傷つける」「相手への思いやり」そうした概念が全く欠け落ちたサイコパスです。
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寮 美千子
▼セクハラを諭す
「おさわりはしませんでした」とか「触っちゃうぞ」という発言だけでもセクハラですよ、ということをわかってもらうために、たくさんの言葉を費やしたが、なかなかわかってもらえず、「色男の軽いジョーク」という認識しか持ってもらえないので、さらに辛抱強く言葉を費やし時間を費やした末に相手からきた謝罪はこれ。
「 (*- -)(*_ _)ペコリ」
ヘイトもセクハラも、言葉を吐く方は一瞬だが、それは間違っていると語りかける方は、大変な労力を掛けなければならない。
セクハラされた女性も、その人は通常は親切ないい人だから、つい許して「おいたな子ねえ」という扱い。いい人であるということと、セクハラは切り離して考えるべき。いい人だから許す、というのは間違っている。セクハラはセクハラで、迷惑であるときちんと抗議すべき。「女性は忍従すべき」とか「事を荒立てたくない」というのは、日本では女性の美徳とされてきたが、女性はここから脱却すべき。セクハラ親父を助長するも同然の行為だ。
男女が色っぽい会話を楽しむというのは、相当に高度で文化的なこと。「触っちゃうぞ」などという低劣で直接的な嫌がらせと同一視してはいけない。
ともかく「れんぞ」では絶対にそんなセクハラ発言をしてほしくないし、「れんぞ」で知り合った人々にも、そんなセクハラをしてほしくはない。心当りのある方は、心してほしい。
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A ぼ、ぼ、ぼ、僕ではありません。
まだレンゾには顔を出してませんし
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B セクハラや性犯罪にあった女性が勇気を持って告訴した時に、最も辛かったのは同じ女性から女の恥だと罵られてことだと語っていました。これもセクハラに違いはないと思いますが、男の側にはセクハラの意識がまったくないといっていいでしょう。これは差別する側の意識と同じだと思います。男も思いっきりセクハラを受けないと変わるのは難しいですね!😢
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寮 美千子 B さんのおっしゃる通りで、男性側にまったくセクハラの意識がないのです。「ちょっと色っぽい会話を楽しんでいる」さらに「そう言って女性を楽しませている」くらいの感覚です。普段はボランティアにも熱心でやさしい方。だから、女性もついセクハラを大目に見てしまうのだけど、その方のためにも、きっちり抗議をして「迷惑です」と言ってほしいです。
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寮 美千子 「『触っちゃうぞ』と言ってあげるくらいの方が、その女性に魅力を感じていることの表明になり、女性が喜ぶ」
このように大きな誤解をしているのだと思います。かつては、こんな考え方が日本男性の主流でしたが、それは間違い。不快な思いをする女性が多い。でも弱い立場だから、笑ってごまかすしかなかった。それが男性のセクハラ行動を助長させた。「認知の歪み」の呪いを解かなければならないと思います。
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G お互いに下ネタを言い合える仲という共通認識があれば良いのではないでしょうか?
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H それも、一方的に思い込んでいる事例が多いです!
それも、一方的に思い込んでいる事例が多いです!
G様が、その一人であると決して決めつけていません。あくまで、一般論です。
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G ここではっきりしておきたいのは、女性にも性欲はあります。
一例を挙げれば、「AV鑑賞やロマンポルノ鑑賞を趣味としている」ことを公言している女性と、そうしたAVやロマンポルノについて真面目にトークしたことがあります。
これはセクハラでもなんでもありません。
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H>G さん
でも今は、それをセクハラと捉え、怖れ傷付いている女性の話です。
あなたは、決して間違っていませんが、論点が違うのではないでしょうか。
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G>H さん
「 お互いに下ネタを言い合える仲という共通認識があれば良いのではないでしょうか?
この話の要点は「セクハラ問題の根源は相互理解の欠如」であり、「相互理解の欠如した男性がセクハラ発言や行動をとる」という意味です。
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H>G さん
お互いに下ネタを言いあっている女性から、実は、嫌だけど話しを合わしていると聞いて、断り方が、わからないと相談された経験から、コメントしました。
話しが会うと、一方的に思い込んでいる事例があると言っているだけで、
Gさんの言われている事を真っ向から否定している訳ではありません。
とは、大変感情的で話しになりませんね。
会話だけで、相手の心理状態をあなたのように的確に判断できる人ばかりではありませんよ。
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G
文章をよく理解せずに「論点が違うのではないでしょうか」と、頭ごなしに否定するのも如何なものかと思いますが。
私が「下ネタOKと思っている勘違い男」みたいな思わせぶりなことを捨て台詞にしてブロックして逃げる。
面と向かって同じことが出来ますか?
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M 線引きや区切りが難しいという話がありますが、難しくないです。
ハラスメントは「いやがらせ」ですから、することに対して相手が「嫌だと思うかどうか」が線です。
だから「する側」は嫌かどうかを確認することが必要だし、「される側」は嫌かどうかを言うことが必要。...もっと見る
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G 好きな女性を食事に誘う前に、「僕に食事誘われたら、あなたは嫌ですか?」と確認とりますか?
それは現実的ではありません。
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M 「僕に食事誘われたら、あなたは嫌ですか?」という誘い方でも問題ないと思うけど。
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G 逆に、それではっきりと「嫌です」と断れる女性の方が稀で、逆に精神的に追い詰める結果となると思いますが。
それで、同僚の他の男性を通じて「あの娘は他に好きな人がいる」と耳打ちしてもらうとか。(実際に好きな人がいなくても)
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M はっきり言ってもわからないやつがいるんだから、ましていわなければ理解しないし減らないよ、というのが、ここで寮さんもぼくも言っていることなので。
角がたつ場合にどうするかということはまた別の話。
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G 会ったこともないのに、敵愾心を剥き出しにしてくる男の人がいて怖いのでブロックしました。
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寮 美千子 Mさんは理性的・論理的に語っているだけで、敵愾心はなく、パワハラないと思います。議論して論理的な意見を述べているだけです。
・セクハラと相手が感じたら、セクハラなので、その行動をやめるべき
今回はこのケースではなく
ということに当てはまると考えます。日本人は論理的な議論をすぐに喧嘩とか自分への批難と受け取りがちですが、そうではないことは多々あります。これが、日本人を議論ベタにしている一因かもしれません。
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G 本人がその気がなくても、こちらが恐怖を感じたら、それはパワハラです。
寮美千子先生やKさんとは、色々と意見の食い違いを討論することがたまにありますが、Mさんのように「俺様は絶対に正しい。貴様を矯正してやる」という感じではありません。
私はMさんの威圧的な態度に、過去に某会社で受けたパワハラのトラウマを想起させる恐怖を感じました。
パワハラやセクハラは、受けた側がどう感じるかであり、受けた当人ではない寮美千子先生が、パワハラかそうでないかの判断をすることは出来ません。
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Gここで私が我慢して何も言わずに、皆が「そうだ、そうだ、Gさんは間違っている。寮さんとMさんは正しい」と言い出したら、それが会社や学校の一般的なパワハラの構図です。
私はいまパワハラを受けていた時のように自殺したい気持ちがフツフツと沸き上がり、それくらい精神的に追い詰められています。
なぜ、私がこういうことを書いているのかというと、このようにして人は追い詰められるということを知って欲しいからです。
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寮 美千子 自殺したくなるとは、ただごとではありません。Gさんはよほどつらい思いをなさってきたんだな、と感じました。それがトラウマになって、自分の意見を「違う」と断定口調で言われただけで、強いショックを受けてしまうのでしょう。
「論点が違う」と言った方も、Mさんも、Gさんを断罪しようとか侮辱しようという気はまるでないと思います。はっきりと意見表明をしただけです。トラウマのあるGさんには、キツい言い方に感じられたかもしれません。わたしは、論理をはっきりさせるためには、論点を整理をすることも、違うと思うことを婉曲表現せずに「違います」と言うことも、必要だと思っています。
前段に、例えば「食事に誘われて迷惑だ」と思っている人が、場を荒立てないために「あなたとはデートしたくありません」とはっきりいわず、婉曲に「今日は用事が」と断るのは、かえって混乱を招く、という話になりました。それと同じで、相手を傷つけないことに重点を置いて、やんわりと婉曲表現しようとすると、通じにくいことがあります。
わたしは、Mさんは、問題点をすっきり整理してくださって、とてもよかったと思っていました。むしろ、Gさんの方が、最初にわたしが書いた問題(はっきり言っても理解しようとしないセクハラ男性)と論点の違う話を絡ませて、問題を複雑化させているように感じました。
一つの話題から広がるのはいいのですが、それで話がごちゃごちゃうになるのは、困ります。
そして、このようにゴチャゴチャした問題をはっきりさせてくださったMさんに「敵愾心を剥き出し」とか、論点が違うと指摘してくれたMさんに「頭ごなしに否定」「日本語は通じていますか?」とか、失礼なのはGさんの方だと感じずにはいられません。挙げ句に「ぼくは被害者」「自殺したくなった」と言われては、戸惑わずにはいられません。
「本人がその気がなくても、こちらが恐怖を感じたら、それはパワハラです。」というのも、論理破綻しています。「本人がその気がなくても」というのは、実に幅広い。恋人でもない相手に「触っちゃうぞ」とか「おさわりしませんでした」という件の男性も、本人にはセクハラの自覚はありませんがセクハラです。一方、「今日は用事があって」と曖昧に断られた人が「今日こそは」と思って女性を食事に誘うのは、セクハラではありませんが、誘われた側が「セクハラ」「ストーカー」と思うこともあります。後者は明らかに過剰反応です。
今回のGさんの「こちらが恐怖を感じたら、それはパワハラ」はまさに過剰反応だと思います。そして、それは過去のトラウマから来ているのでしょう。
そう思ってGさんの投稿を読めば、わたしの「セクハラを諭す」という投稿により、まるで自分が責められているように感じ、セックスの話はしても自分は無実だと大きな声で言いたがっているように感じられました。しかし、それは完全に「論点が違う」のです。だれもGさんのことを責めていないし、問題は「言ってもわからない、理解しようとしない男性にどう対処すべきか」の話なのです。
そのようにトラウマに振り回されていたら、Gさんはとても生きづらいでしょう。トラウマが、過剰反応を起こし、被害者意識を増長し、みんなに責められていると感じ、自殺まで思い詰めてしまうからです。
Facebookは「友だちの家」のようなところです。いろんな友人が来ます。わたしは、歯に衣着せず、論理的に語る友人たちが好きだし、大切にしたいと思います。婉曲表現ばかりで、肝心なことを言わない日本の風土で、そのような友人がいることが、わたしにとっての救いだからです。「理屈が通じるんだ」と感じることで、ほっとするし、スキッとします。
しかし、Gさんが、そんなはっきりした発言で、そこまで傷ついてしまうのだとしたら、こんな場所には近寄らない方がいいと思います。危険すぎます。もっと、ご自分が楽に会話できる仲間や場所を見つけられた方がいいと思います。Gさんのお心が癒やされ、静まりますように。
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G 全く話が通じておられないのですが。
私がしているのは、セクハラの一般論であり、寮美千子先生がしているのは、特定の個人のセクハラの話です。
「そう思ってGさんの投稿を読めば、わたしの「セクハラを諭す」という投稿により、まるで自分が責められているように感じ、セックスの話はしても自分は無実だと大きな声で言いたがっているように感じられました。」
声を大にして言いたいのですが、「そんなことは微塵も思っていないし、考えていません!」
自分の思い込みで相手の頭の中を推し量ろうとするのは止めて下さい。
「 お互いに下ネタを言い合える仲という共通認識があれば良いのではないでしょうか?
「セクハラを止めない人」は「相互理解が欠如している」、これのどこが論理破綻しているのでしょうか?
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G>M 「僕に食事誘われたら、あなたは嫌ですか?」という誘い方でも問題ないと思うけど。
G 逆に、それではっきりと「嫌です」と断れる女性の方が稀で、逆に精神的に追い詰める結果となると思いますが。
それで、同僚の他の男性を通じて「あの娘は他に好きな人がいる」と耳打ちしてもらうとか。(実際に好きな人がいなくても)
M はっきり言ってもわからないやつがいるんだから、ましていわなければ理解しないし減らないよ、というのが、ここで寮さんもぼくも言っていることなので。
角がたつ場合にどうするかということはまた別の話。
これ、別の話でも何でもないですよね。
現実に「角が立つ行動をとれる女性は現実に存在しない」訳ですから。
論理破綻といえば、現実に不可能なことを強要しているMさんの方ですよ。
「嫌なことを嫌」とはっきり言えないから、セクハラやパワハラの問題が起きる訳で、「嫌だと言えばいい」というのは全く現実的な解決法ではありません。
また逆に、私が「Mさんは「俺様は絶対に正しい。貴様を矯正してやる」と言うのは嫌だ」と、歯に衣着せずはっきり言ったところ、
「歯に衣着せず、論理的に語る友人たちが好きだし、大切にしたいと思います。」と言う。
それは私です。「歯に衣着せず、論理的に語る」それは私です。
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G 私は2011年から「日本人は論理的に議論をするのが下手だ」と言ってきました。
なぜ、その私が「論理的に議論をするのが下手な日本人」扱いされているのか、意味がわかりません。
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これ、別の話でも何でもないですよね。
現実に男性から食事に誘われた時に「あなたのことは嫌いです」とその場ではっきり断るような「角が立つ行動をとれる女性は現実に存在しない」訳ですから。
論理破綻といえば、現実に不可能なことを強要しているMさんの方ですよ。
「嫌なことを嫌」とはっきり言えないから、セクハラやパワハラの問題が起きる訳で、「嫌だと言えばいい」というのは全く現実的な解決法ではありません。
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これ間違っていますか?
間違っているのであれば、どう間違っているのか指摘して下さい。
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寮 美千子 お引き取りくださいと言った後で書かれたので、ブロックします。
でもその前に一つだけ。「角が立つ行動をとれる女性は現実に存在しない」というGさんの認識は完全に間違っています。少数ですが、います。それが少数派でなくなるように、わたしは呼びかけているのです。最初から、以下のように。
「セクハラはセクハラで、迷惑であるときちんと抗議すべき。「女性は忍従すべき」とか「事を荒立てたくない」というのは、日本では女性の美徳とされてきたが、女性はここから脱却すべき。セクハラ親父を助長するも同然の行為だ。」と。
それを「他に好きな人がいる」と友人から耳打ちさせるなどの行為は、卑怯であり、物事をややこしくするだけで、わたしはまったく賛同できません。
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G いくら呼びかけても、少数派でなくなることは未来永劫無理ですよ。
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寮 美千子 奴隷解放も、女性の参政権も、昔は未来永劫無理だと思われていました。地動説もね。さようなら。
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引用おわり
普段はきれいごとを口にしても、一皮むけば平気で他人を罵倒する醜悪な寮美千子の正体。
自分のイエスマンとシンパにだけ囲まれ「先生、先生」とチヤホヤされて、少しでも意見が異なると逆ギレして、自分を中心に世界が回っていると思っている。
全面的に賛成も反対もできないし、極めてデリケートな話題でもある(求められるポリティカルコレクトぢからが俺には足りない)ので一切コメントもブックマークもしない。
あえて言えば中途半端なスタンスを表明することで「足を引っ張るんじゃない」みたいなよくわからない逆恨みを買いたくないということだ。
素朴な感想を述べただけで誰かの敵愾心を煽ることになる場合が世の中にはある。
さて、今回の話の本筋からはずれるけど、大雑把にひとつ教訓として学べることは、「君が被害者であるということが、君が加害者であるということを免責するわけではない」といったところだろうか。
まあ加害者という表現は異論のあるところかもしれない。もう少しそっちよりの立場で言えば、「嫌われ者はいざというとき損をする。なにせ嫌われているので」となるだろうか。
俺はあんまり感情的にどうっていうあれもないので、かの人が被害者兼加害者だろうが、嫌われ者の被害者だろうがどっちでもいいんだけど、要は、いざという時のために、素行にはそこそこ気をつけようということだ(ダジャレ)。
https://anond.hatelabo.jp/20171219110204
めいろまさん?だったかがスクショをツイートして、はぁちゅう氏の「童貞いじり」を批判していた。
童貞いじりそのものもアレだが、目についたのは早稲田にたいする批判が多いこと。
はぁちゅう氏本人の過去ツイートですら「慶應側はそんなに早稲田を意識してない」とあるぐらい
あんまり慶應の人が早稲田に向けて敵愾心を発露するというのは見なかったんだが
氏の童貞批判ツイート集をみると、早稲田に対するマイナスな言い方を絡めたものも結構散見される。
早稲田となにかあったのだろうか?
非モテの気持ち悪い言動により不快感を覚えた女性が非モテ全体に敵愾心を抱くというのは分かるけど
なんでウェイというかモテる層のモテるがゆえの行動に不快感を覚えた女性の恨みもまた非モテに向くのかよくわからん。
「非モテが嫌い」と「モテる層から攻撃を受けた」を弁別せずに直結しているようにも感じるし、もっと言えばただの八つ当たりでは?
ウェイ層のセクハラ・パワハラ文化は自分も大っ嫌いだが、それで批判されるべきなのはまさにウェイ層ではないのか?
非対称性があるといわれればそれまでかもしれんが、男が強者女性の強者ゆえの過大な自信による不適切な言動で傷ついた際に、その怒りをに不当に弱者女性に向けるなんてやってたらとんでもないひどいやつだとみなされ得ると思うんだが。特に、ここでいう強者というのがモテるとかモテナイとか、あと容姿の話であった場合は特に。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53545
1.については正しいだろう。中国経済は急速に拡大を続ける一方、日本の経済は一進一退を繰り返している。
4.については日本のコンテンツ産業を過大評価しているきらいがある。日本のコンテンツもかつて栄華を誇った家電製品と同様、凋落の道をたどるのは確実である。これに関しても色々言いたいことはあるが、文章の主題から外れるためこれ以上書くのは控える。
私はすべての20代を代表して、人生の先輩方であるあなたに言わせてもらいたい。先兵のひとりとして、管理職を務めるあなたに、経営者のあなたに、意思決定権をもつあなたに言わせてもらいたい。
(中略)
出生率のデータを見ろ、大卒初任給平均のデータを見ろ、平均労働時間のデータを見ろ!
おれたち若者は疲れ果て、飢えている。もしもいまのような見当違いの戦略で、いつまでもおれたちを戦わせ続けるつもりなら、おれたちはこんな国から出ていくぞ。
この文章からは、かわいそうな若者vs無知蒙昧な高年齢層という対立構造が見え隠れする。
若者は無知蒙昧な高年齢から搾取を受けた被害者だといわんばかりの文章である。
逆に高年齢層は、昔甘い汁を吸い今は若者から搾取する加害者としてデモナイズされている。
被害者であるがゆえに、加害者と勝手に認識している層に対し呪詛を吐こうが命令に従わなかろうがそれは仕方がないといわんばかりである。
イノセントな被害者としての若者。特定世代に属している人間はすべて純粋な被害者(または加害者)だという言説は被害妄想でしかない。
若者だって高年齢者層から被害を受けるだけではなく、高年齢者層に対し何らかの加害行為を加えて生きているが、そういうことへの想像力が完全に欠落している。
だから、私はあなたに言いたい。頼むから、私たち若者をあなたの愚痴に付き合わせる案山子としてではなく、経済的な鉄砲玉として使ってくれ。
(中略)
20代に機会を与えよ。我々に恩を与えよ。そうしなければ、私たちはもう、日本を捨てて、勝手にやる。それも一斉にではない、能力のある者から順番に、だ。
これを書いた藤田氏はエビデンスに基づき文章を記したわけではない。
ただ中国の深センという一つの都市を訪れ、そこで感じたことを勝手に日本社会全体に敷衍し、天下国家を論じているに過ぎない。
統計などであらわされる社会と、自身の皮膚感覚とは大きく乖離する(そして自身の皮膚感覚の方が間違っている)ことは往々にしてあるが、藤田氏は皮膚感覚を過信している。
加えて「被害者の言うことはすべて正しい」という前提も含まれているように思われる。
この文章の根拠は著者自身の皮膚感覚と被害者無謬の精神の2つだけである。
政策などを推し進めるにあたっては、エビデンスが不可欠である。しかし、皮膚感覚と被害者無謬の精神はエビデンスとしてのポテンシャルを持っていない。
藤田氏の主張する「凋落した日本ではなく中国に行かせるべきだから老年世代は支援しろ」という議論は、著しく根拠に欠ける無理難題である。
話半分に聞くぐらいならいいが、本気にすると痛い目をみるだろう。
この文章にとって、中国の発展について論じた部分は枝葉末節に過ぎない。本質は被害妄想とそれに基づく無理難題の要求である。
若者らしい無鉄砲さといえば聞こえはいいが、この文章を上梓したことによる影響について無頓着ではないのか。
若者がこの記事のせいで被害妄想を持ち、上の世代への敵愾心をむき出しにすれば、社会の分断がさらに進むのは確実である。
こんな駄文を書き散らしたのは自分が藤田氏と同じ1991年生まれの26歳だからである。
読んでいて頭に血が上ったので思わず書き散らした。根拠もへったくれもない駄文未満の代物だが、こういうことを考える人もいるということで読み流していただければ幸甚である。
周りにほめられたいという見栄っ張りな主人公の女が、自分以上にちやほやされてる男子に敵愾心抱くけど、
とりあえず漫画よんでみるかと思って読み始めた
一番驚いたのは展開の速さ!!!
1話ラストで早速バレて2話でそれをネタにおどされて3話でちょっと距離あくけど仲直りして・・・
これから20巻分もなにやんの?って感じ
バレそうでバレない、みたいなシーソー展開をだらだらやる漫画だと思ってたけど違った
君に届けも割と早い段階でくっついたと思ったけど(くっついたのに今なにやってんの?と疑問)
こっちは比べもんにならんわ
トラブル読み始めたら1話ラストではるなちゃんに告って2話からララとのはるなとの取り合いが始まる感じ
少年漫画のラブコメのテンプレを無意識に想定してるから、展開の速さとかマセた話とか男に対するあまりにもあまりな理想、描写がでてくると、やっぱちょっとウッときちゃうなあ
(男向けの漫画を女が読んだときも同じようなこと思ってんだろうなあ)
でも動物のお医者さんと比べると、やっぱり少女漫画感が強くていまいちのめりこめないなあ
(裏の顔ばれて脅されるところとか、ちょい悪っつうかそういうシチュがいいのか?っていうのが男からだとどうも共感できない。
こわく感じる
あとアニメも見てみようかなあ
ついったのほうで「早慶に敵愾心を持ってる人」とやらに敵愾心を持ってる人が色々言ってたけどたぶん
早慶に敵愾心を持ってる人ってその多くが早稲田の人だと思うんだよなあ。ってか、自分の観測範囲だとそういうの多すぎるし。
自校に対する不満と、慶應への複雑な気持ち。これが合わさって「早慶への敵愾心」になる。
なんか低学歴のコンプレックスガーとかいう方向に行ってしまう人は一寸違うだろって思う。
つーか早慶に限らず、特定の大学に敵愾心を持ってる人って学歴コンプよりもその大学の人ってイメージが強い。
言ってしまえば、人は自分の落ちた大学、行けなかった大学は過剰に評価するものだと思うんだ。
だって、「自分の行けなかった大学」をディスったら、そんなとこにも行けなかった自分がどんどん下がるじゃん。
逆に、自分の行ってる、行ってた大学はディスることで、その程度の大学ならこの程度の人間でもしゃーないと思わせたくなるものだ。
だから自分は落ちた大学、崇めまくるようなことをしょっちゅうネットに書いてるよ。
ツイッターやってるくせにツイッターテンプレネタにマジギレしてクソリプ送ったりだとかで説教してくる人が普通にたくさんいるというところにある気がする。
いかにもツイッターやってるやつみたいなのが嫌いなのはわかるが、自分もツイッターやってるやつに分類されるべき人間ということがわからないのかもしれない。
ツイッター民に文句があるならそれこそ増田にでもその長々とした文句を書けばいいだろうに
ツイッターやってりゃツイッターみたいな発言を見させられるのはある程度しかたないんだから
そこまで嫌いならやめりゃいいのにって思う。
はてなのはてなー嫌い的論説は、皮肉的表現が多く、本気ではてなをきらってるわけではなさそうな人が多い印象だが
なぜかツイッターだとマジで敵愾心を持っているひとが一定数いるように感じる。
そこまで嫌いなら、なぜツイッターランドにとどまっているのだろうか。
かなり疑問に思う。
JJUG CCCというイベントで、「会場が狭い」という感想があった
それに対し、イベント関係者から感想に対する不満や、参加者を見下すような発言があった
なので、思うことを書いてみる。
1年の半分以上がデスマーチ。
仕事以外にプログラミングをしたり、技術についての情報収集する人が少ない。
(PCを家に持たない人もかなりいるのでは?)
セミナーで話す講師は報酬(お金)をもらっていて、技術力がない人でも理解できる説明をする。
結論を最初に言え。細かい説明とかはいらない。「今一番売れてるフレームワーク」を教えろ)
そもそも、JJUG=Java=Oracle関係者と思い込んでる人も少なくない。
特にナイトセミナーの会場でOracleが使われることが多いので、Oracleから金をもらって運営しているという信じている人もいるだろう。
そういう人たちにとって、企業が行うイベントで会場に不満が出ることは落ち度でしかない。
コミュニティ主催のイベントというみんなで作り上げるものなのに、ベンダーに招待された「お客様」として参加してしまっているわけである。
日本でJavaユーザーが一番多い層(SIer関係者)と乖離してきているのでは?
今までは最新のJava SEとか「辛うじて」自分たちでも手の届きそうな話だったのが、マイクロサービス・クラウドとか無縁な話が多くなってきている気もする。
「きちんとしたエンタープライズ的なセミナー」を期待している人に対して、コミュニティ活動を理解してもらうのは難しい。
Javaのエンタープライズ色が強いところも、コミュニティ活動と結びつきにくいのかもしれない。
ただ、それでもコミュニティを理解してない人たちに対して、敵愾心を煽るような発言は必要だったのか?
この規模のイベントを無料で参加できるようにするための、運営の労力が大変なのは理解できる。
ただ、運営側がだれでも見れるSNSでつぶやくとかはどうなのか?
JJUGのイベントでは聞きたいセッションについて悩むというぜいたくはない。
人気あるセッションは埋まるのとにかく早い。
前日までに部屋を決めて置き、目的の部屋の席にさっさと荷物おいてからトイレや買い出しに行くのだ。
初めてJJUG CCCに参加した後輩が「聞きたいセッションがいっぱいで残念だった、もうちょっと広い会場でできればいいのに」と言っていたところに、「運営側の苦労も知らないで文句言うな」という意見が流れてきてむしゃくしゃして書いた。
なので、あまりまとまってない。
Javaはユーザーも多く、エンプラな人の比率も高めで、コミュニティを理解せず心無いことを言う人や理解すらしようとしない人も多いと思う。
ただ、彼らをディスってもなんの見返りもないし、そもそも彼らの耳には入らない。
はてブ見てて毎回こいつの暗ーい話がホットエントリに入るのがたまらなく嫌なのでまとめてここにはき出す。
藤子不二雄に失礼だろ。
名作∀ガンダムに失礼だろ。ヒゲを馬鹿にしてんのか。もうこいつのこのアイコンだけで性格がわかる。暗くジメジメしたひねた野郎だ。まさしく陰キャ。気持ち悪すぎる。
なんかこいつに「ライターになって下さい!」とか言ってるやつがいるが、この名前とこのアイコンの時点でライターは無理だろ。正気になれよ。
こいつは会社の内情をやたらと書いている。
部長だかとのやりとりもそうだったし、「必要悪くん」もそう。そもそも面接に来た人間のことをwebで書き連ねてる時点でクズ中のクズだろ。
なまじ人気のあるブログな分、非常に危険だ。こいつを雇うってことは、こいつの弱々しい風を装った自己顕示欲のはけ口にされるってことだ。
こいつはどの会社に入っても、自分で起業したとしても変わらねぇだろうからな。ひたすらジメジメと自分の境遇を「淡々と書いているように見せかけて」満たされない自分の承認欲求を書き連ねていくだけだからな。それに金を出すやつがいるとは思えん。現にこいつ、noteかなんかやってて大して金になってなかったろ。はてブの連中は「金を払う!」とか息巻いてるが、払ってねぇじゃんよ。払ってやれよ。
xevraとか、名前は忘れたが半角カナが読めないバカとか、ローソンの店長とか、そういう奴らをもてはやす連中に感じる気持ち悪さと同じ物を感じる。
そういやローソン店長もやたら内実について書いてたな。ローソン店長と同じくこいつも消えればいいのに。
っていうか、そもそもこういう奴らに嫌悪感を抱く時間が無駄でしかないし、こんな奴らのために精神の健康を汚されているということ自体がむかつく。
切込の木村一郎だかなんだかと同じく、こいつもwebの悪しき遺産みたいなもんだと思うね。
戦国時代から織豊期に移り変わって武士として求められている立ち居振る舞いが明確に変わってきているのに気づかずに滅びた大名たちのように、昔の「自由だったweb」の感覚で偉そうにご高説をたれる(会社の内情を書き連ねながら)という姿勢がもうだめだろ。滅びるしかねぇよ。
すげぇどうでもいいけど、ローソン店長よりも店長の妻の方が俺は嫌いだったな。そしてそんな妻との会話を高尚そうにアップしてた店長も、それをありがたがる奴らも嫌いだったな。結局嫌いだった。
木村はだめだな。木村とかいう切込はどうあがいても2ch原種でしかない。隠しきれないミソジニーが体臭となってモニターから臭ってきやがる。こいつが子育てアピールしてたのは、単に妻という女から母性という強さを引きはがしたいからに過ぎない。こいつの子煩悩さは女への敵愾心によって支えられている。同様の臭いを虚淵玄からも感じるな。こいつからムンムン臭う女性嫌悪はもはやガスマスクが必要なレベルだろ。エロゲーのシナリオを書いていた時点から完全に女敵視がこいつの持ち味で、まとマギとやらで全国区に認められて最高の気分だったんじゃねえかな。自分の嫌いな女どもに復讐が出来た気分でいっぱいだったろう。まったく、臭すぎて鼻が曲がる。おまえらは大丈夫なのか?あんな臭いのを見てて。
こいつは常になにかしらの被害に遭っている。読者はそんなこいつのことを「持ってる」などと評価するだろうが、冷静に考えればこいつに何か問題があると推測できるだろ。
言うまでもないがこいつはネガティブな野郎だ。そして自分に都合のよい発言場所がある。つまり、こいつは十分に嘘をついている。
周囲の人間がこいつに辛く当たるのはなぜか?こいつが原因を作ったからだ。単純な推測だが、こいつの都合のいい「いじめられてるボクを哀れんで下さいエントリ」に見事にころっとやられている連中はそんな単純な可能性も考えないのか?
ネガティブ野郎が自分に都合よく嘘をちりばめたエントリを読んで「この人の周りはだめなやつばっかりなんだ」なんて思い込むのはさすがにちょっとバカすぎるだろ。
こいつは50人にひとりくらいの割合でいるトラブルメーカーにすぎない。小保方や上杉隆はこいつのアッパーバージョンだと俺は思うね。
もっと、48項目くらい理由を挙げられるはずだったんだが、案外俺はこいつを嫌いではなかったらしい。
転職するなら、会社のことをブログに書くのはやめるんだな。俺なら絶対に雇わん。こいつを雇わないために、総ての陰キャを採用候補から外さなきゃいけない。それはしたくないからな。
まぁこいつの人格は嫌いだけど、体はいたわってほしいがな。ブログはもうやめて健康になれ。ブログやめろ。おまえのブログを見たくないからな。
っつーかこいつのブログが嫌いな俺でさえかなり詳細にこいつの生活やこいつの会社について知ってしまってるってのがもうすでにやばいだろ。
この件、そもそも何で黒石市が批判されなければならなかったのか、まったく理解ができないです。観光PRを目的とした写真コンテスト受賞作に、撮影の10日後に自死した人間が写ってるなんて、普通に不適切だと思うのですが。なぜって、被写体少女が自死者であることが流布されれば、自死やイジメに注視度が移って、<観光PRという本筋の目的達成が困難になる>からです。件の写真が市長賞をとっていたとして、このご時世、その被写体がイジメ被害者で自死者であることは早晩明らかになったことでしょう。「この子は祭りの10日後に自死しました」という但し書き付きの受賞作を見て、この祭りに行きたくなりますか?気にしないとかじゃないですよ。「行きたく」なりますか?僕はならないし、多くの方がそうであるなら、「多くの人に祭りを知ってもらうという賞の趣旨になじまない」という市長の発言は、まったくもって正しいとしか言いようがないではないですか。
自死者であることを理由に、祭りのPRの場<では>評価できない、とされることの、どこに故人や遺族の尊厳を踏みにじる要素があるのでしょうか。
腹が立つのは、第一に、「自死者が恥ずかしいというのか!」みたいにネットで吹き上がる人たち。祭りのPRのためのコンテストなんだから、見た人が祭りに行きたくなる写真が受賞するのが正しいんです。自死やイジメを防ぐといった大きなトピックのもと、お得意のネットリンチで気持ちよくなってる人たちには、ほんとうにうんざりします。
第二に遺族。そもそもこの件、受賞が取り消された時点で、遺族が「確かに祭りのPR<には>ふさわしくない」と市の判断に理解を示しながら、とはいえ、いい写真なのだから、娘の願いを伝えたいから、と別枠で公開していれば、誰も傷つかず、また議論が散らかること無くいじめ抑止のトピックになったはずです。なぜ、わざわざ市に敵愾心をむき出しにして、祭りのPRという場を踏みにじったのか理解に苦しみます。
もっとも、結果としては確かにPRの目的を達成するどころか、かえって自死と関連付けられたイメージが祭りに付着する、悪手となってはしまいました。しかし、それも無理からぬことです。
「祭りのPRに自死者の写真が不適切とは何事だ!(お前らの祭りのイメージなんか知ったことじゃねえから笑)」と騒ぐ幼稚な似非正義漢がこれほど多いことを。遺族がこれを好機とばかりに「娘の願い」を伝える場として利用することを。
誰が、予想し得たでしょうか。
若くして自死した女子中学生は確かに悲劇です。しかしその悲劇感の大きさに目がくらんで、地方のお祭りPRに過剰な押し付けをするべきではないんです。市長を弾劾するのであれば、教育行政のレイヤーにおいてであって、祭りのPRで自死中学生の問題を内包せよなどという批判は的外れも甚だしいのではないでしょうか。騒動がここまで拡大してしまってはもうどうしようもないですが、なぜ何も悪いことをしていない祭りが、自死とともに語られる存在にされなければならなかったのか。「黒石よされ」という祭りをPRしようと、努力をされてきた方々の悔しさを思うと本当に心が痛みます。遺族は辛い状況でしょうからあまり責められませんが、少なくともネットリンチで快感を搾取している連中は猛省すべきと思います。
http://anond.hatelabo.jp/20160930221521
へ。
僕も浪人生だし、同じように早稲田に落ちた。浪人していることとマイナスとか考えてしまうけど、こういうたぐいの考えは抱かない。僕の周りで遠くへ行ってしまって、地元を批判する人はあまりいない気がするし。それはそれで新天地と地元を比較する意欲に欠けて問題だって意識高い人に言われそうだけど。なんだかんだ遠くで大学生活送りつつも、地元もいまだに好いてる人が多い。
いい大学に行こうが行くまいが、そもそも大学自体に行こうが行くまいが、自分に属する属性を、自分が味わっている苦しみを知らぬもの─この場合は先に抜けた、か。─にああだこうだいわれて不快になる権利は十分にある。
それはそうと、たぶんこの増田の周りの問題って、浪人したこととかではなくて、周りの人が「地元批判」をしてるからってだけでなのではとかおもった。地元を批判されて腹立つって気持ちは、マイナスを埋める優秀さがあろうとなかろうと別に普通に持って良いものだと思う。自分らが新しい環境にいるからと言って、古い環境適当に馬鹿にすれば、そりゃあ馬鹿にされた方は怒る。べつに当然のごとくあって良いことだと思う。そして、怒って当然のバカにされ方をしたら、それを覆すような自分の利点を探したくなるのも、また自然だと思う。
大学に行った人は、現役で行こうと浪人で行こうと、「別のパラダイム」へと渡ったものだ。特に遠くの大学へ行ったもので、そこでの大学生活が大変楽しいというのならば、その時の「現在」を無条件に肯定し、それまでの自分、すなわちまだ「楽しい大学生活」となっていないものを否定しがたるということではないか。そして、かつての地元を、「古き批判すべきもの」の記号として消費しているのではないか。「商品は記号体系を表すだけで、現実を示してはいない。」消費者がキティちゃんという「記号」を消費するように、また古き悪しきものと、「別の環境に行けたもの」がやってるんだろうなあと思う。
でも、キティグッズが「現実からかけ離れたもの」であるのと同じように、この地元批判もまた、記号としての価値があるだけで現実的に地元に敵愾心があるわけでもないんだろうから、まあそうやって捉えて気にしないでおいて置くべきだと思う。「古き悪しきものの記号」としての批判であって、地元そのもの、「増田そのもの」への攻撃のつもりではないんじゃあないだろうかなあと思う。
共通の敵と戦ったことで各家にくすぶっていた敵愾心は冷却された。
それ以上に効果的だったのは増田家(八)が他の三家に送った軍目付の存在だ。
いざとなれば暗殺されるだけの存在にみえて、彼らには赴任先の軍を「まじめに訓練する権限」が与えられていた。
増田家(五)の強硬な反対を押し切って付与されたこの権限によって、各家の軍隊は雑魚ナメクジ化した。
戦争を起こそうとしても雑魚ナメクジ同士のにゅるにゅるしたナメクジ試合になると悟って、
次世代の当主たちは軍事面での野望を抱かなくなった。一方で海外から侵略者は増田家(八)の戦略を洗練させた戦い方で、にゅるにゅると迎撃される事になった。
最終的に増田島は以下の形に落ち着いた。
アルファマスダ家 | 当主 | 領国 | 石高 |
---|---|---|---|
増田家(八) | 大便公方 | (八)(六)半国(七)(九) | 560万石 |
増田島の統一に中心的な役割を果たした増田家(八)は、石高にして全体の半分近くを領する。
増田島の中央に位置するのをいいことに島中から名産品をかき集め、みやこの人間を飽食させる島最大の人肛を誇るうんこ生産国でもある。
旧増田領(九)に運河を建設して南と北の交流を活性化、平和の中でのさらなる発展を目指している。
当主の意向で公衆便所の整備が熱心に進められ、多数抱える人口密集地が衛生的なことは海外の商人にも感心されている。
増田匿兵衛は自分は戦争向きの人材だとして引退し、増田家(四)から預けられた増田四五郎などの育成にあたっている。
増田騎馬軍団は馬の機動力を活かして各地をむすぶ伝馬に新しい役目を発見した。
ベータマスダ家 | 当主 | 軍目付 | 領国 | 石高 |
---|---|---|---|---|
増田家(四) | 鎮寇将軍(鎮北将軍あらため) | 増田出羽守 | (四)(一)(二)北半国(三) | 290万石 |
増田家(四)は連合軍から制圧した旧増田領(一)を預けられる代わりに、(二)南半国を増田家(五)に、(六)半国を増田家(八)に割譲した。
ただし、海上の交易利権はより広く得ており、増田家(四)の廻船は大洋側でも盛んに活動している。
当主は北方異民族の来寇にそなえる意味で公式に鎮寇将軍の名をたまわった。
狄人には和戦両様で対応し、彼らとの交易や旧増田領(三)を中心とする金山銀山の開発で豪華絢爛な文化を興した。
金製の馬糞ウニ模型など「出来は素晴らしいけど、なんで作ったの?」と言われる日々である。
増田家(八)はこの芸術品への対抗に金の雲細工を作らせた。後の金のうんこである。
ガンママスダ家 | 当主 | 軍目付 | 領国 | 石高 |
---|---|---|---|---|
増田家(五) | 東上管領 | 増田金吾 | (五)(二)南半国(六)半国 | 290万石 |
まったく動かずに北と西から半国ずつ奪った増田家(五)は増田島全体の穀倉となった。
収穫期が訪れるたびに大量の穀物が北や西に送られ、ここでの穀物の出来が相場に大きな影響をあたえた。
穀物の形で西に流出する栄養素を補うため、漁業によって得た魚を肥料にする方法が開発された。
その魚の栄養は増田家(五)の穀物を食べた人々のうんこの形で海に流出し、潮に乗ったものであり、
ここに穀物とうんこと魚(とプランクトン)を媒体とした元素の循環が完成した。
また、受け入れたカラトラヴァ騎士団との交流が増田家(五)を海の果ての国々との取り次ぎ役にした。
彼らは居住を制限されながらも、布教と皮膚病を治す薬草の探査にあたっている。
緯度が異なる旧増田領(二)の半分を手に入れたことは増田家を気象変動に強くして、飢饉の防止に貢献した。
なお、石高は増田家(四)と互角ながら、鉱山や商業の収入では大差があり、文化的には他からゆっくりと遅れて行った。
デルタマスダ家 | 当主 | 軍目付 | 領国 | 石高 |
---|---|---|---|---|
増田家(十) | 西国大宰相 | 増田大学 | (十)(士) | 210万石 |
増田家(十)は他の増田家に比べて独立性が低く、増田家(八)からの干渉を強く受けている。
しかし、増田家(四)(五)の思惑もあって、第四の増田家として存在できている。
二位から四位の三家を足せば、石高では増田家(八)を上回るのである。
増田家(八)も西の外様大名を削るよりも、強い藩屏に育てる選択をした。
また、大陸との取り次ぎ役には歴史的に増田家(十)が適任であった。
歴代の当主は気性のあらい増田家(士)の武士を制御するのに苦労する。連中の雑魚ナメクジ化が増田大学最大の功績であろう。
その他
大名格の増田家 | 旗本格の増田家 | 商家になった増田家 | 消滅(吸収された)増田家 |
---|---|---|---|
(三)(九) | (二)(士) | (七) | (一)(六) |
役目を終えた忍者たちは、走狗として煮られない自衛のために、集まって一つの村を作った。
文化背景の異なる彼らを結びつける手段として、俳句が盛んに利用された。
俳句でなくても「決まりきった単語」を用いて100文字以内で伝えるのが作法であった。
より荒っぽい忍者はコミュニケーションに手裏剣を投げつけあった。
帰農した忍者が増えてからは野良仕事に使う手斧が活躍することもあったという。
また、村内の政治的対立を回避するためカラトラヴァ騎士団からもらった異国の犬が名目的な村長に推戴された。
村民は独身のおっさんばっかりだったので、将来性には乏しかった。
ひとつの戦乱の果てに増田家は以上のように整理されたが、勝ち残った増田家が次々と分家の増田家をつくったことは言うまでもない。世に増田の種は尽きまじ。
そじゃーな!
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