「尊厳」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 尊厳とは

2020-02-28

anond:20200228012306

通り魔に襲われ手首を切られると

こうやってセカンドレイプ野郎尊厳まで奪われる

2020-02-26

グラドル保育士への職業差別が酷い

保育士グラドルの姿態は心理的虐待(田中俊英) - 個人 - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakatoshihide/20200225-00164618/

この記事

消えちゃってるのでやり玉に挙げられたDVD紹介記事の方もリンクときます

保育士グラドル二刀流 江藤菜摘園児に脱がされる」!?

https://news.dwango.jp/gravure/46599-2002





グラドルダブルワーク職は「踏み台」?

擁護多いが、リンク先見ると、保育士設定で園児に脱がされたり園児の父と絡むストーリー動画で、実在園児に触られるエピソードまで語ってた。単なる兼業グラドルならともかく、これは保育士仕事踏み台にしすぎ

ダブルワークで片方の仕事経験肩書をもう片方に生かすことの何が悪いのか。

いたって当り前のダブルワークの強みを生かしてるだけ。

片方をもう片方に生かすことは踏み台なのか。

踏み台ってどういうことなのか。

お答えください。

保育士グラドルかその両方の職への偏見を持ってないと成り立たない論理に見えるけど大丈夫

あと、「単なる兼業グラドルならともかく」って言い方から見るに、単なる兼業グラドルでも本当は適切じゃないというお気持ちっぽい。

そこもなんで適切じゃないのか説明してほしいナ。



保育士という肩書きを利用してストーリーもそれに沿ったものにするのはやり過ぎだと思う。

やり過ぎって何?

具体的に言ってほしい。

はしたない?

けがらわしい?

保育士という聖なる仕事への冒涜



AV堕ちまであと35cmって感じだフローレンスも大変だな、妙なのを雇って

うわあもうグラドルに対してもAV女優に対しても蔑みのお気持ち満点ですよね。

リベラルぶりながらちょっと油断するとこういう差別丸出しコメントに星が集まるからほんとはてな民は頭悪い。



2.グラドル子供セクハラしそう?

「年長さんの子には逆に「触っていいよ」と追いかけると逃げる」え、これ合法なの。

2020/02/26

先生の体を触ってくるマセガキに対して

年少の子は「やめてね」といえば素直にやめるけど

年長の子はそうではないので逆に「よーし触ってええぞ」と追いまわしたらお触り癖が治る

という保育士の知見を披露してるだけだったけどちゃんと読めてんのかな。

自分の体を触らせようと年長の子を追いかけてからかうのはやめて。恥ずかしがらせて遊ばないで。スキンシップ方法は他にもあるでしょ。宣伝のために大げさに言ってるのだろうが気になった。

なんで保育士自分から触らせて興奮してる話になっとんねん。

常識あったらそんな誤読しなくね?

DVD紹介記事の方から引用しておくけど

保育園エピソードとして「触ってくる園児が多いんですよ。そういう時は「止めて!」って言います(笑)。年長さんの子には逆に「触っていいよ」と言いながら追いかけると逃げるんですよ(笑)」と明かすなど、園児にも大人気のようだ。

こうよ?


"触っていいよ」と言いながら追いかけると逃げるんですよ(笑)"←これは男性保育士が言ったらダメ感が分かりやすくなるやつだよね…つまりダメ

男性保育士にあてはめるなら、

ふざけて金的カンチョーとかしてくる子供男性にもそういうセクシャルないたずらしてくる子は普通にいる)に

「よーしじゃあもっとやれ!」って追いかけまわすみたいな話でしょ。

先生に対するセクハラ的なジャレつきをやめさせる知恵の話。

単純にこっぴどく怒るよりも自分で「セクハラは恥ずかしい気まずいことだ」と感じさせる方が

性についてへんトラウマにならずに躾られるという気遣いしょうがよ。


つーかそもそも普通保育士体験談をそんな変な意味にとるか?

グラドルというもう一つの職業に対する偏見が読解力をゆがめてません?

仮にこの江藤というグラドル映像ソフト内で痴女みたいなキャラを演じてるとしても

からといって日常生活痴女だというわけじゃないんだが…。



3.バカなんだろうねー それだけじゃないだろうけどねー

グラビアのカッコで仕事しねえだろうし、子供グラビアうそう見ねえだろ。バカなのかな

ねー。

まあバカバカなんだろうけど、

そこはかとなくケガレ思想みたいなもんが見えますよねー。

なんだかんだグラドルみたいな仕事の女を見下してんだなーってのがよくわかる。

グラドルなんかやってるハシタナイ女は子供に悪影響だしセクハラして楽しんだりしてそうだと。


擁護してる人たち多いけどリンク先を読んでないんだろうなと思う。というかそうであってくれ。

叩いてる人達こそグラドル女性保育士に対する偏見がきつくね

仮に読まずに叩いてこうなってるんでもやっぱり偏見が相当出てるよね。


子供を盾にする論調は基本信用できない法則/園児が傷つくとしたら周りの悪い大人先生はこんな悪い事をしてると吹き込んだ場合では

だよねえ

まさにこのブコメの指摘するような、

はっきり口にしないけど明らかにグラドルを「悪い仕事」と思ってないと出てこないような批判ばっかだよねえ


反応について

踏み台」は映像保育士リスペクトない形でネタにしたのを指してると思うし、

リスペクトがない」っていうのはセクシー映像ソフトに使うことが?

なんでリスペクトがないと?

え、じゃあグラドルダブルワークの職を生かすこと自体がそのもう一つの職の尊厳貶めるってこと?

「触っていいよで癖が治る」が知見である証拠はないように思うが。

プロ保育士がガキのセクハラ矯正法として語ってるのに知見でないとは一体。

グラドルやってるようなふしだらな保育士の言うことだから知見とはいえないってことっスかあ?


まあ一旦「セクハラだー!」って叩いちゃうと引っ込みつかなくなるんだよね。

この人だけじゃない。

から人を叩く前にちゃんと調べろって言ってるのに。


"触ってくる園児が多いんですよ。そういう時は「止めて!」って言います(笑)。年長さんの子には逆に「触っていいよ」と言いながら追いかけると逃げるんですよ(笑)" / ああそういうことか。なるほど。

迂闊に叩かなかった人や人物が大きい人は「ああ、なるほど」でおしまいになる。

そうじゃない人は引っ込みつかんで逆切れ攻撃的になって延々やるわけ。

2020-02-24

anond:20200224013803

ときどきこういう「なんで人を殺しちゃいけないの」「なんでいただきますを言わないといけないの」とかいうイキったこと言い出すやついるよな。

本人にしてみれば世の中の常識を疑ってる俺かっこいいくらいのもんなんだろうけど。

答えは簡単生命尊厳を重くみているかだけなんだけどね。

自分自身生命尊厳とか軽んじられてきたか、極度にあまやかされてきて生命は当たり前にそこにある自己とは別のものくらいにしか考えられないかわいそうな人なんだろうなと思うわ。

2020-02-23

anond:20200223193558

許すも何もお前の自由なんだぞ

自殺人間に与えられた特権だよ

これ以上尊厳ある死に方ないと思うよ

マジで獣のように生きるなら人間のように死ねまんこ

anond:20200223104655

殺人犯とは、女を嫌いでありながら半裸の女体を公道におきたくてたまらない愉快犯暗喩かな??

女の尊厳とか人権とか関係ねえ〜〜〜!!エロを置かせろ〜〜〜!!ってことね

2020-02-21

新型コロナウイルス海事関係者視点

前提を先ずは語ろう。

当方はいわゆる「海事関係者である

ここでいう海事関係者とは「海の事」という意味であり、広義的な意味では海自(海上自衛隊)をも含まれるが、海上自衛隊限定して指す言葉ではないことに注意して頂きたい。

海事関係者として語るにあたって、当方は以下の資格取得者である

資格一覧

なお、上記資格一覧から理解できるように専門教育は海運を中心としたものであるが、生家が漁師であるため漁業に関しても実務経験がある。つまり当方生来から海事関係者であるという理解で良い。

エントリの公開理由

さて、当方がこのエントリを書くに至ったのは、はてなブックマークTwitterなどへ投稿されている主張があまりにも素人意見に過ぎるものであり、その素人意見を元に日本政府対応非難を浴びせる者が多いから書くに至っている。

本題へ入る前にこれは強調しなければならないだろう。船員の労働組合である全日本海員組合」は憲法改悪に対して反対する立場であり、憲法改悪に対して現在日本政府へは与していない。また港湾労働従事者の組合である全日本港湾労働組合」も同じ理由現在日本政府へは与していない。

第二次世界大戦後の政府が行った商船企業へ対する保障の件を知っているのであれば多くの海事関係者が(現在わず)日本政府に与しない理由も察していることだろう。

強制的ウイルス検診を受けさせることは出来ない

ではまず、当方が眉をひそめた主張として「中国から帰国者の一部がウイルス検診を拒否した件」へ寄せられた「強制的ウイルス検診を受けさせるべきだ」という類の主張である

はっきりと言おう。これは日本政府どころか世界中の190以上の国家地域強制的ウイルス検診を受けさせることが出来ないようになっている。

有り難くもこのエントリを読んで頂いている方々は、当方に対して海事専門家として期待を寄せているだろうから強制的ウイルス検診が不可能根拠を示す。

国際保健機関(WHO)に加盟する190以上の国と地域国際法として国際保健規則(IHR)に縛られている。

以下、厚労省資料から引用する。

第三条原則

1. 本規則実施は、人間尊厳人権及び基本的自由を完全に尊重して行なわなければならない。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kokusaigyomu/dl/kokusaihoken_honpen.pdf (PDF注意)

引用したPDFをご覧になった方は直ぐに理解できるであろうが、規則としての機能するであろう一番最初の明文が「人権尊重である

今回の件に対応しなければならなかった日本高級官僚はおそらくこのPDFとほぼ同じもの比較的早期に読むことになったであろうことは想像に難しくなく、そして一番最初に目へ飛び込んだのは「人権尊重」だ。

日本政府はIHRによって人権尊重を履行しなければならないので、ウイルス検診を拒否した者の意思をそのまま受け入れた日本政府対応非難するのは誤りある。

もし非難する点があるとするならば「説得の失敗」という点。ただしどのような説得があったか不明であるし結局は相手人権尊重しなければならないため、相手にやむを得ない理由などがあるのならば誰が説得しても困難だろう。

これは脅しているわけではなく1つの注意として、そう例えば忠言のようなものだと考えていただければ幸いだが日本国へ疫病を蔓延させんとする優しいアナタの主張は人権を脅かす可能性があるのだ。

ダイヤモンドプリンセス入港直後に罹患者を下船させることは困難だった

Twitterはてなブックマークなどでの主張の中で、当方申し訳ないが認識を改めて欲しいと感じた主張は「罹患者を早期に下船させ陸上設備の整った病院治療させるべき」という類の主張である

こういう類の主張をした方々は「日本国が島国であるという認識を持っていない」と思われる。

ここでこのエントリを読んでいる方々に考えて頂きたいことがある。それは「島国日本の水際とは何処か?」だ。

日本の水際は例えば中国だろうか?それは絶対に違う。

こんな設問は小学生でも理解しているだろう。日本の水際とは港湾である

では、新型コロナウイルス日本の水際で食い止めたいとした場合日本の何処で食い止めるのか?港湾である

陸上病院送致した時点でそこはもう日本の水際ではないのだ。

海運へ依存する島国日本

日本は明確に島国である島国であるからこそ日本経済根本から支える物流は海運へ極度に依存している。

どれくらい依存しているかと言えば日本国内物流の40%以上、日本の国際輸出入になれば99%以上が海運である

四面を海に囲まれ我が国では、貿

易量(輸出入合計)の99.6%(2018

年、トン数ベース)を海上輸送

https://www.mlit.go.jp/common/001299269.pdf (PDF注意)

内航海運は、国内貨物輸送の約4割

https://www.mlit.go.jp/common/001299270.pdf (PDF注意)

そのことから当方が「聞くに値しない」「何も理解していない」「この人物は一切信用ならない」と判断した主張は「安倍政権経済重視なので新型コロナウイルス対応を遅らせた」という類の主張をした者たちだ。この者たちには当方は敬意すら持ち合わせない。

この類の主張を1度でもした者の主張は今後一切聞かないほうが良いと当方は非常に強く多くの人々へ忠言する。

前述した通り、日本国内物流の40%以上、日本の国際輸出入になれば99%以上が海運であり、自民党、旧民主政党社民党共産党維新の会公明党幸福実現党れい新選組、泡沫政党、その他政党、どのような団体政権を握ろうがこの事実は揺るがない。

海運とは遣隋使から続く日本経済の根幹と言って過言ではない。もはや真理である

今回は日本の水際、日本経済において非常に重要港湾で起こっている大災害なのだ

それをよくも下らないイデオロギーで茶化したものだ。

こういう類の主張は唾棄に値する。馬鹿阿呆褒め言葉と取られることもあるのでこの者たちへは愚かだという言葉を投げつけよう。

愚か者たちがTwitterはてなブックマークへ下らない主張を投稿する電力の燃料はどうやって運んでいると考えているのか。

日本国民の衣食住はどのように運ばれてきているのか。その40%以上が届かなくなる危機へ瀕しているのに何を下らないことを言っているのか。

トラック鉄道で運ぶ?どうやって動かすのか。燃料を含む国際輸出入の99%は海運だ。

多くの賢き人々は理解唾棄しただろう。この愚かで下らない噴飯ものの主張の質を。

国主義が混乱を拡大した

報道がされたことで旗国主義へ理解した方々も多いだろう。

ここで改めて旗国主義を説明するのであれば、船舶航空機など公海公空を行き来する乗り物の内部に関しては、その乗り物所属する国家法律適用されるというルールである

国主義 - Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%97%97%E5%9B%BD%E4%B8%BB%E7%BE%A9

ダイヤモンドプリンセスを例にすると、ダイヤモンドプリンセスイギリス船籍でありダイヤモンドプリンセスへ乗船している間はイギリス国法が適用されるということだ。

まり詳解すると問題があるので軽い説明に留めるが、日本では基本的賭博は禁じられているが、賭博合法国の船籍を取得し船内へ賭博場を持つ、いわゆるカジノシップという存在もあったりする。

このように日本領土領海領空内に居ながら旗国主義は合法的に治外法権を得られる仕組みとなっている。

それが今回の件で足かせになっている。

まりダイヤモンドプリンセスへ乗船する前は日本国法が適用され、ダイヤモンドプリンセスへ乗船するとイギリス国法が適用されてしまうので、例えば日本で言うところの薬事法の違いなどが発生する。

もちろん日本イギリスには定義される人権1つ取ってみても揺らぎがあることが予想されるし、ダイヤモンドプリンセス対応日本国として行っているという視点がかなり面倒なことになっているのだ。

IHRは国際法であるが、その機能を各国が履行するには各国で法制化する必要がある。法制化するということは各国で他の法律矛盾の無いように法制化する必要があるわけで、ここで法制度上の様々な定義に各国で揺らぎが発生するというわけだ。

からこそ、そのようなことにならないよう願っているが、即ちダイヤモンドプリンセスへ関わる事柄日本国が主導した犯罪として認定される可能性がある。

ここで日本政府の動きを振り返れば、歯切れの悪い言葉、なんだか遅い対応、よくわからない錯綜した情報外圧に屈したように見える動きetc...

日本に住まう大半の人はイギリス法律なんて存じ上げないと思われるが、イギリス合法的な対応日本人が取れるのか?と言われると非常に疑問である

例えばイギリスでは肖像権法制度化されているが、ダイヤモンドプリンセス船内を日本報道慣習に合わせて放映している日本マスメディア大丈夫なのだろうか?と心配になる。日本パブリックイギリスパブリックイコールで結ばれるのか?と。

結論として、IHRに合わせ人権保障しつつ、その人権定義ダイヤモンドプリンセス上ではイギリス国法にあり、更には日本経済の根幹である海運を維持しつつ、新型コロナウイルス対策をこなさなければならない。

当方非人道的だと非難を浴びることへ恐れず言おう。

そもそもダイヤモンドプリンセスを受け入れたのが間違いだった」

護衛艦拒否したマーシャル諸島ミクロネシア連邦島国であり、これが島国として正常の反応なのだと寂しく思うと共に理解をせざる得ない。

2020-02-19

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/oyoshi_gujo/status/1229717889961226241

人柱にされて殺された女性をこんな事に利用すんな、って話が理解できない人って

その場で犠牲となって殺された人の尊厳を守ろうとか、そういう発想は一切ないの…?

これ、原爆の子とかひめゆりの塔女学生とかを萌えキャラ化するようなもんだろ…?

2020-02-14

伝説のお母さん』2話で感じた「日本死ね」の実態

NHKでやってる『伝説のお母さん』という、Twitterかなんかでバズった漫画実写化したドラマを視てる

あらすじにについては公式サイトhttps://www.nhk.or.jp/drama/yoru/densetsu/)を見ていただければわかるかと思うが

一言で言うと

待機児童等の日本社会の子育てに関する問題ドラクエ的世界観表現するドラマ

である

ドラマ自体は設定が目を引くだけの、演技、脚本演出すべてのレベルが低い、深夜の低予算ドラマありがちなしょうもない作品だが

その中の描写ですごく引っかかる部分があった

主人公魔法使い勇者は子持ちで、それぞれ育児仕事(と魔王討伐)の板挟みに苦しんでいる

それは主人公勇者だけでなく人間界全体の問題となっており、そこに目をつけた魔王

魔界の子育て環境を充実させれば人間たちは魔界側に裏切るんじゃね?」と考え

保育園を作り待機児童ゼロを目指す」とアピールをし始める

結果多くの人間たちが魔界寝返り魔王討伐のリーダーである勇者すらも「保育が充実してるって聞いて転職して魔界にきちゃいました。魔界サイコー!」と言いながら魔界保育園子供と遊ぶ姿が報じられる

というところで2話が終わる



これは「人間敵対する側の方が子育て環境充実しちゃうくらい日本待機児童問題酷すぎ。日本死ね」っていう皮肉なんだろうし

Twitter等の感想を見てもそんなこと言ってる人結構いたんだけど

多分意図してないけど、さらメタ皮肉なっちゃってるなあって

何故なら「待機児童ゼロ」というのは海外フィクションの中でしか実現しない理想などではなく、現実のこの日本ですでに実現できていることだから

嘘だと思うなら「都道府県別の」待機児童数をググって見てほしい

待機児童ゼロ、あるいはそれに近い数字都道府県複数あることがわかるだろう

そう、つまり東京等の都市部にこだわらなければ保育園なんて普通に入れるのだ

待機児童ゼロ理想郷は現代日本でも東京から新幹線で二時間程度の場所存在するのだ

そこに行けば

地獄のような保活から開放され

人間尊厳を失うような満員電車ベビーカーに舌打ちされることから解放されるのに

それでも人間はあえて東京に残り「保育園落ちた日本死ね」と言い続ける

ああ、なんて人間は愚かなのかと

そんな皮肉なっちゃってるのだ

お願いだから

会社業務上質問ならまだしも、余計な話で足止めはほどほどにしてほしい。

そして、特に後者は何故か狙い済ましたかのように便意がこみあげてきてトイレに立とうって時に来ることが多く、2週に1回は人間尊厳を守る戦いってのはねーよ…

2020-02-13

無職だったら泥棒扱いして濡れ衣を着せて何か問題あるのか

無職でごめんなさいいいいいいいいいいと泣き喚きながら

無職菌で汚してしまってすいませんとレンズクリーニング代を渡すのは無職義務だろう

尊厳があるのは働いて納税している日本人であって無職尊厳などない

盗んで用が盗んでなかろうが無職泥棒扱いされて当然なんだよ犯罪者

働かないやつは低能先生と同じ犯罪者しか”いない

無職には財産権は無く生存権は無く人権もない

無職泥棒犯罪者なんだよ

分かるか擁護している屑ども

https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1581582657/l50

耐えられないほど存在が軽くなっていく

企業勤めの中年技術者。ここ10年ほどは技術についていけず雑用屋として糊口を凌ぐ日々。マネージメント出世街道には乗り損ねた。毎日時間というより尊厳を切売することで給与をいただいている。

雑用はイヤだと思いながら、もう数年。時間けが経ち手元のスマホが見えにくくなって、ふと気がついた。

おれはこの世から消えかけている。

存在が軽くなり、他者から見えないものになりつつある。認識されるのは他者からの苦情や不満の対象になる時だけ。

尊厳を切売し続けたら存在が薄くなっていくのか。まだまだ人生は続くんだぞ。耐えられないじゃないか

幸運の女神を逃すとマジできつい(追記あり)

そろそろ1年になる。

迷った挙げ句に、「幸運の女神を逃してもいいかな」などというアホな選択をしてしまった自分をずっと呪っている。

幸運の女神がやってきた、と思って1年半ほど前から交際していた女性がいた。

その後交際を続けていたものの、いい年齢なので、ということで、結婚について当時交際していた彼女に迫られていた。

私は結婚もいいなと考えていたものの、心の踏ん切りがつかなかった。

当時、結婚マイナス面ばかり見ていた。

最後最後でどっちでもいいな、と思っていて悩んでいた。

結局マリッジブルーだったのである

ある日、ふと「幸運の女神だけど手を離してもいいのかな」などという土地狂った考えが頭に出てきた。

踏ん切りがつかないのだから、仕方がない、と。

頭では幸運の女神は離してはいけないと思っていたにも関わらず。

離したらどうなるんだろう、という好奇心も頭にあった。

その後、結局別れるという選択をしてしまった。

相談するべき人にも結局せず

別れを告げるとき絶対これは後悔するぞと思いつつ

別れるという選択をしてしまった。

その後、結婚について断ってしまって、しとけばよかったという後悔(もう相手結婚した)がある。

仕事もそんなにうまくいっているわけではない

人生の重大な局面において、考えた結果間違った方の選択肢ばかり取っている。

間違えるのが趣味なんじゃないかと言われても仕方がない。

それからずっと毎日、悔やんでいる。

幸運は、当たり外れが大きい。

大きな幸運を逃すと精神的に本当にきつい。

最近ちょっとつらくて、ある占いで運気を見た。

運気を見たら、結婚について迫られていたとき、ちょうど一番いい時期にあたっていたようで、本当に悔やまれる。

人生12年周期で回ってくるようだ。

かに、前回これは両思いだなと思って付き合った彼女12年前だった。

幸運の女神を見たら絶対に前髪を掴んで離すな、そう教えられてきたにも関わらず、途中で離してしまった自分

毎日毎日自分を責める日々が続く。

冗談ではない。

マジで精神的に辛いので、幸運の女神の前髪を見たら掴んで絶対に離してはいけない。

この匿名ダイアリーを見ている人には幸運の女神、見たら絶対に離さないでほしい。

--

(追記 2020/02/13 20:17)

きつい、というのは、希望がなく、何もする気が起きない、ということである

何するにも心の片隅から離れない。

資格勉強をしようにも手につかないし、何をしようにも手につかない。

カウンセリング受けるとちょっと和らいだりするんだけど、長期的にはてんでだめ。

鬱って心の風邪じゃなくって心の癌だ、って「うつヌケ」で言われていた。。

普通の鬱は、癌でいうと多分StageII, IIIくらいなんだと思うけど、この圧倒的助けのなさは癌でいくとStage IV

転移や脳転移していて、手の施しようがない感じ。

ちなみに気分障害だとStage Iくらいかな。

そして、運命を逃すと運命は引導を渡してくる。

結構すんなり渡しに来られた感じある。

深く考えなかったので、もともと結構厳しめの人生を選んでしまったのだけれども、それに詰み筋がはっきり見えた感じ。

実質詰んでる人生なんだよね。

いや、今後詰んでいても生きるにはどうにか多分困らないんじゃないかと思うけれども、尊厳はない。

2020-02-12

サレ妻だけど現状維持したい私は狂ってるのか

さっきまで「サレ妻の会」なるものに呼ばれて飲んでたんだけど

4時間くらいずっとサレ妻たちの話を聞いても、何をそんなに憤ってるのか、よくわかんなかった。

私は結婚7年めで、夫とはとても仲がいい(と思う)。

セックスはもう6年くらいしてない。

手をつないで出かけたりはするけど、

友人としてか家族としてか、なんでもいいけど、あまりに仲がいいので

もうお互いセックスとかはできないかなーと思っている。


夫はけっこう旺盛なほうで、付き合っていた頃はほぼ日セックスだった。

私のほうは、やれば楽しいけど、やらないでも楽しめるという感じ。

そんな2人が長年一緒にいるとなれば、どうしたって、

夫のそれがもてあまされる。

で、たぶんだけど、夫は週一くらいの頻度で、どこかでセックスしてる。

プロの店のこともあるし、同僚とかのこともありそうだし

飲み屋で会ったおねーさんのこともある、と踏んでいる。

でも、だいたい朝方であっても家に帰ってくるし、

翌日はいつも以上にやさしいし、いきなり筑前煮とか作ってくれる(うまい)。

から私は、むしろ「外」の女性たちに感謝してるくらいなのだ


だがしかし、サレ妻会の女たちは猛烈に怒っている。傷ついている。

いてもたってもいられないから集まって飲んでいる。

そして私が上記のような考えを述べると、めちゃくちゃ叱られる。

あんたは軽んじられている。損なわれてる。怒る気力も湧かないほど疲弊してる。

そのような態度こそが東出と唐田のような愚かしい人間をのさばらせるのである

ゆめゆめ許してはならじ。われわれの尊厳のためにも

いや、でもさ。

怒る気持ちも傷つく気持ちも、共感はしないけど理解はできる。

でも夫と私の場合大丈夫なんだよな。

もし「倫理的いかがなものかと思う」とどちらかが言い出したら

もう解散するしかなくなりそうだし、それはいや。

じゃあ、国が推奨する形ではないだろうけど、

こういうバランスの取り方してもいいじゃんか。

あと唐田えりかは好きだからヒールとしてでも生き残ってほしい。


そんで怒ってるサレ妻は、事をどのように運びたいんだろうか。

離婚慰謝料相手の女もろとも地獄へ堕ちろ?

跪き手をついてわたしに謝りなさい?

力なくしなだれわたしを愛しているとつぶやきなさい?

それとも元通りになりたいの?

関係性の固定化なんて、しないにこしたことないと思うけどね。

2020-02-11

フェミニズム界隈を巡っての反論

 日本フェミニズムが抱えている問題複数あって、煎じ詰めれば「思想善悪如何はともかく、その行動が全く効果的ではない」という一事に尽きる。

 女性地位向上。大いに結構。その、地位向上のためにある種攻撃的な手段を用いること、これまた結構

 しかし、攻撃的な手段を用いている割には、その効果殆ど出ていないことに問題があるのである

 むしろ結果的にそのような手段が、フェミニズムに対する周囲から評価を下げてさえいるのが問題なのだ


 古来より女性男性による抑圧を受けてきた。この事実を頭から否定することはできない。

 例えば、近代イギリス小説家サマセット・モームは、作品『月と六ペンス』の中でこう書いている。「女性自分を殴る男性を好んでいる。むしろ自分を殴ることのできない男性のことを見下しているのだ」と。

 このような記述は、文脈的に言えば主人公チャールズストリックランドタヒチを訪れた際に語られているものである。ここからは、モームがどのような立場女性一般化しようとしていたのかが読み取られ得る。

 また、自然主義人間本質を虚飾なく描くことを目的とした主義思想作家大家である近代フランスエミール・ゾラが書いた『居酒屋』では、登場人物の男らが、まるで息をするように女性達を殴りつける描写が、散りばめられている。貧民層の現実標榜した彼の作品においてもまた、女性に対する暴力が大いにクローズアップされている。


 このように、国の内外を問わず女性に対する男性から暴力というもの散見される。流石に、このような状況は現代において相対的改善されているものの、未だどこかしらに不満を残す女性がいることに不思議はない。その女性らが、自らの権利を向上するための運動を行ったとして、何の不思議があろうかとも思う。


 問題は、それらの行動が評価を得にくいこと、あるいは、フェミニズム評価を落としていることである。それらの行動の多くが、効果がないどころか逆効果であるという点である

 具体的に、何故そのような問題が発生しているのか?

 以下に論点を纏めていく。


1:フェミニズム議論ソフィスティケートされすぎており、一般女性男性認識に馴染まない


 古代ギリシャ劇作家アリストファネスは、自身の著した喜劇『女の平和』にて、女性らのセックスストライキを描き出している。


 女性達が、「そんなに戦争が好きなら、私達を抱かなくとも大丈夫なんだね?」

 と、戦争反対のため断固セックス拒否する痛快さ。このような鮮やかさは、現代人にさえ快い衝撃をもたらすものである

 女性の最大の魅力は何か? それは性である、とアリストファネスは言う。

 このような言説は当時のギリシャ男性においてのみならず、近代フェミニストらにも見られる。

 女性が短いスカートを履くこと、自身の魅力を以て大いに社会地位を占めること――その権利回復せねばならないということ。それを目的として、20世紀フェミニストらが声を張り上げていたことは言うに及ぶまい。

 その運動社会において大きく効果を上げた。

 イランのごとき保守的国家においては、女性が人前に出る際には目元を除き身体ベールで覆う必要がある。そのような規則女性利益担保しているのか、損なっているのか、議論の難しい点には違いないが、現代においてはそのような保守的傾向の多くが拒否されている。女性らは、身体ベールで覆うことを一般的によしとしない。

 女性が獲得した権利はそこに見られる。つまり、性の発露である

 性はそれまで女性自由にはならなかった。構造主義先駆者とされるレヴィ・ストロースは、「女性男性らの所有物であり、婚姻という形で交換が行われた」という意味の主張を行っている。彼に対する当時のフェミニストらの批判推して知るべしだが、女性婚姻父権立場にある人間によって執り行われることは多く存在していた。そういう意味で、女性にとって婚姻も性も自由とは言い難かった時代存在していたのである

 自身の性を管理行使する権利が、婚姻不自由によって制限されていた時代があったことは、間違いない。この文脈に沿って言うならば、間違いなく女性権利現代において拡張されたのである

 ここまではフェミニズムにおいて一般的な議論範疇である

 とは言え、問題はこの延長線上にある。


 女性自身身体的魅力を大いに利用すること、それはアリストファネス喜劇に見られるように、女性自由を支えている。そこには、フェミニズムと密接に関係する女性権利の実現が確認できる。

 しかし、昨今、この身体的な魅力を大いに活用することは、「性的搾取」に繋がることが指摘されている。


1-2:性の解放性的搾取

 相対的な性の解放が、性的搾取に繋がること、これは表裏一体の問題と言える。


 当然、女性社会進出をする上で、女性自身の性を政治手段として用いることには、危うさが秘められている。

 そのような危うさをして、現代フェミニストらは「性的搾取」の大号令を行う。

 アイドル、性産業広告業芸術

 これらの分野における女性露出性的搾取危険を秘めている、と現代フェミニストらは声を揃える。そこには危険があり、権力の影がある、と。

 ここにおいて、深刻な二律背反が生じているのは明らかである

 女性スキームとして用いる性が、危機的な結果に繋がっている。ここでどうするべきなのか?

 残念ながら、この問題に明快な結論は出ていない。


 政治家の大多数が男性であるこの社会において、支配者と被支配者の対照は、男性女性という対照を想起させる。

 男性狡猾である――多くの女性の思う以上に――男性狡猾である男性暴力行使することができる。端的に言って、男性の筋力は女性に勝り、悪しき意志が備わりさえすれば、女性尊厳根本からなうことを可能とする。恐らく、文明以前の原始時代においては、男性はこれらの暴力を非常に効果的に用いてきた。そこには、ある種暴力弁証法とも呼ぶべき歴史があった。例えば、あるコミュニティコミュニティが衝突する――。一方が敗北すれば、その敗者側のコミュニティに属していた女性は、勝者側に所有されることとなる。多くの場合、そこにおいて女性尊厳考慮されることはない。

 昆虫動物らに見られる、コミュニティコミュニティの争いや、イスラム国による女学校の襲撃を思い出して頂ければ、上記の言説の正しさは容易に担保されると思う。

 男性狡猾であり、暴力性を有史以来、あるいは以前において大いに活用してきた。

 勿論、現代においても男性による暴力が根絶されたわけではない――とはいえ、その状況は改善されている。暴力には法が対応する。無論、適切な対応が成されない場合存在するが、少なくとも有史以前に比べれば状況は好転している。

 その進歩の影には、恐らく全ての心ある女性と心ある男性の尽力があったことだろう(思うに、倫理を生み出すのは常に狂気じみた努力である)。

 人類は持てる限りの理性を用い、公私において倫理を整備してきた。

 我々は持てる限りの能力を用いてきた。そこに、女性の尽力が関わっているのは間違いあるまい。

 女性はその能力を大いに用いてきた。


 さて、端的に言って、性的魅力は女性能力である

 それは、女性が何かを望む際に、その実現を助ける能力になり得る。例えば、意中の人と結ばれる際にその能力は大いに役立つ。

 性的魅力は疑いなく女性能力である女性自身尊厳担保し、増進させるために、その能力は用いられ得る。


 しかし、その能力女性自身らの尊厳の為に活かすことと――それと、男性(や女性)によって、その能力が利用されること――とは二律背反となっている。

 近代において、女性の魅力や能力が、適切に用いられることをフェミニストは願ってきた。しかし、ここに来てその努力は一つの壁にぶち当たることとなる。

 例えば、大きな胸を強調したポスター女性の魅力が強調されてはいるが、不適切方法で強調されているのではないか――そういう議論が起っている。

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である、と人は言う。

 この命題は決して間違っていない。「女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である」。決して、この命題は間違っていない。

 とは言え、ここが言わばロドスである


1-3:ソフィスティケートされ過ぎた議論

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取となり得る。


 勿論それはそうだ。とは言え、そこには議論錯綜するポイントがある。

 まず第一に言えるのは、女性の魅力の発露=性的搾取といった、シンプルかつ誤謬を招く等式が発生し得ることだ。

 女性が何らかの能力を――この場合には性的魅力を――社会において発揮すること。その能力を発揮することにおいて、何らかの報酬を得ようとすること。それ自体は悪ではない。

 自分能力への対価として報酬を貰うことは、多くの場合善悪とは関係ない行為である

 例えば、女性の高く伸びやかな声、時に力強い声。歌手はそれを披露する。

 例えば、ダンサーは時に挑発的に、曲線的なライン身体を躍らせる。挑発的に、攻撃的に。

 絵画において、裸婦は笑う。裸婦は草原に寝そべり、微笑んでいる。

 これらは全て、(努力などによって獲得された)肉体的魅力を発揮する行為に他ならない。当然のことながら、これらの行為をして悪であると断ずることはできない筈だ。とは言え、それらの魅力や能力の発揮が、「搾取」に繋がると人は言うのである。つまり、その行為は翻って女性地位を貶め、最終的には女性全体に対する不利益を導くものだ、と叫ぶのである


 例えば、女性歌手楽曲を作り、歌う。彼女は、男性への恋心を叫ぶ歌謡曲を作り、歌う。その曲を批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

「媚び」はこの場合、不自然女性立場貶める行為であり、最終的な女性不利益を招く行為を指している。端的に、それは搾取対象であると、誰かが指摘する。

 例えば、写真家女性写真を撮る。彼女は、頬杖を付きながら、気だるげに微笑む。その写真批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

 その「誰か」は、最終的に女性不利益を招くと指摘する。

 例えば、

 例えば、例えば、例えば――


 女性が魅力を発露すること、それが搾取対象になり得るということ――それは必ずしも同じではない。しかし、そこには矛盾がある。女性尊厳担保し、増進するために、魅力が用いられること。そのような魅力が搾取対象とされてしまうこと。

 女性能力を発揮すれば、それは女性全体の利益を貶め得ると誰かが叫ぶ。

 能力を発揮すれば、誰かがそれを利用し搾取すると、その誰かは叫ぶ。最終的には、女性全体の立場は貶められ不利益帰着すると、その誰かは指摘する。

 これが、フェミニズムソフィスティケートされた結果なのである。それは、端的に矛盾である

 カメラに向かって微笑みかける誰かの存在を、「性的搾取であるとし、それがゆくゆくは女性全体の利益を損なうと指摘する――。

 このような言説には致命的な混乱が含まれていると言って差し支えないだろう。近代フェミニズムによって獲得された、女性自身能力や魅力を自身権限によって行使する自由は、ここにおいて壁にぶち当たっている。


 能力を発揮することは搾取に繋がる。能力を発揮してはいけない。

 このような論理は、一般的な男女を納得させるに足る論理であろうか?

 勿論それは不可能であるフェミニズム矛盾にぶち当たっている。

 そして、その矛盾を解消し得る論理が未だに発見されていない現在――少なくとも、フェミニズム論理一般的な男女を――あるいは当事者であるフェミニスト自身らさえ――説得できる状況にない現在思想としてのフェミニズムは大きな困難に直面していると言わざるを得ない。


2:結論

 結局、フェミニズムが直面している矛盾を、フェミニスト自身らが解決できていない状況において、その混乱を抑えられていないのが現状と言えよう。

 その混乱のさなかでは、到底周囲の人々を納得させ得る行動など、示せるわけがないのである

 昨今のフェミニズム運動空虚さ、反感のみを招く徒労さはそこに根を置いている。これまでに獲得してきたものと、これから獲得しようとするものとの間に生じる矛盾――その矛盾解決することなくして、現代フェミニズムは正しい舵取りを行うことなどできない。

 結論としては以上となる。

2020-02-10

フェミニズム界隈を巡っての反論

 日本フェミニズムが抱えている問題複数あって、煎じ詰めれば「思想善悪如何はともかく、その行動が全く効果的ではない」という一事に尽きる。

 女性地位向上。大いに結構。その、地位向上のためにある種攻撃的な手段を用いること、これまた結構

 しかし、攻撃的な手段を用いている割には、その効果殆ど出ていないことに問題があるのである

 むしろ結果的にそのような手段が、フェミニズムに対する周囲から評価を下げてさえいるのが問題なのだ


 古来より女性男性による抑圧を受けてきた。この事実を頭から否定することはできない。

 例えば、近代イギリス小説家サマセット・モームは、作品『月と六ペンス』の中でこう書いている。「女性自分を殴る男性を好んでいる。むしろ自分を殴ることのできない男性のことを見下しているのだ」と。

 このような記述は、文脈的に言えば主人公チャールズストリックランドタヒチを訪れた際に語られているものである。ここからは、モームがどのような立場女性一般化しようとしていたのかが読み取られ得る。

 また、自然主義人間本質を虚飾なく描くことを目的とした主義思想作家大家である近代フランスエミール・ゾラが書いた『居酒屋』では、登場人物の男らが、まるで息をするように女性達を殴りつける描写が、散りばめられている。貧民層の現実標榜した彼の作品においてもまた、女性に対する暴力が大いにクローズアップされている。


 このように、国の内外を問わず女性に対する男性から暴力というもの散見される。流石に、このような状況は現代において相対的改善されているものの、未だどこかしらに不満を残す女性がいることに不思議はない。その女性らが、自らの権利を向上するための運動を行ったとして、何の不思議があろうかとも思う。


 問題は、それらの行動が評価を得にくいこと、あるいは、フェミニズム評価を落としていることである。それらの行動の多くが、効果がないどころか逆効果であるという点である

 具体的に、何故そのような問題が発生しているのか?

 以下に論点を纏めていく。


1:フェミニズム議論ソフィスティケートされすぎており、一般女性男性認識に馴染まない


 古代ギリシャ劇作家アリストファネスは、自身の著した喜劇『女の平和』にて、女性らのセックスストライキを描き出している。


 女性達が、「そんなに戦争が好きなら、私達を抱かなくとも大丈夫なんだね?」

 と、戦争反対のため断固セックス拒否する痛快さ。このような鮮やかさは、現代人にさえ快い衝撃をもたらすものである

 女性の最大の魅力は何か? それは性である、とアリストファネスは言う。

 このような言説は当時のギリシャ男性においてのみならず、近代フェミニストらにも見られる。

 女性が短いスカートを履くこと、自身の魅力を以て大いに社会地位を占めること――その権利回復せねばならないということ。それを目的として、20世紀フェミニストらが声を張り上げていたことは言うに及ぶまい。

 その運動社会において大きく効果を上げた。

 イランのごとき保守的国家においては、女性が人前に出る際には目元を除き身体ベールで覆う必要がある。そのような規則女性利益担保しているのか、損なっているのか、議論の難しい点には違いないが、現代においてはそのような保守的傾向の多くが拒否されている。女性らは、身体ベールで覆うことを一般的によしとしない。

 女性が獲得した権利はそこに見られる。つまり、性の発露である

 性はそれまで女性自由にはならなかった。構造主義先駆者とされるレヴィ・ストロースは、「女性男性らの所有物であり、婚姻という形で交換が行われた」という意味の主張を行っている。彼に対する当時のフェミニストらの批判推して知るべしだが、女性婚姻父権立場にある人間によって執り行われることは多く存在していた。そういう意味で、女性にとって婚姻も性も自由とは言い難かった時代存在していたのである

 自身の性を管理行使する権利が、婚姻不自由によって制限されていた時代があったことは、間違いない。この文脈に沿って言うならば、間違いなく女性権利現代において拡張されたのである

 ここまではフェミニズムにおいて一般的な議論範疇である

 とは言え、問題はこの延長線上にある。


 女性自身身体的魅力を大いに利用すること、それはアリストファネス喜劇に見られるように、女性自由を支えている。そこには、フェミニズムと密接に関係する女性権利の実現が確認できる。

 しかし、昨今、この身体的な魅力を大いに活用することは、「性的搾取」に繋がることが指摘されている。


1-2:性の解放性的搾取

 相対的な性の解放が、性的搾取に繋がること、これは表裏一体の問題と言える。


 当然、女性社会進出をする上で、女性自身の性を政治手段として用いることには、危うさが秘められている。

 そのような危うさをして、現代フェミニストらは「性的搾取」の大号令を行う。

 アイドル、性産業広告業芸術

 これらの分野における女性露出性的搾取危険を秘めている、と現代フェミニストらは声を揃える。そこには危険があり、権力の影がある、と。

 ここにおいて、深刻な二律背反が生じているのは明らかである

 女性スキームとして用いる性が、危機的な結果に繋がっている。ここでどうするべきなのか?

 残念ながら、この問題に明快な結論は出ていない。


 政治家の大多数が男性であるこの社会において、支配者と被支配者の対照は、男性女性という対照類推させる。

 男性狡猾である――多くの女性の思う以上に――男性狡猾である男性暴力行使することができる。端的に言って、男性の筋力は女性に勝り、悪しき意志が備わりさえすれば、女性尊厳根本からなうことを可能とする。恐らく、文明以前の原始時代においては、男性はこれらの暴力を非常に効果的に用いてきた。そこには、ある種暴力弁証法とも呼ぶべき歴史があった。例えば、あるコミュニティコミュニティが衝突する――。一方が敗北すれば、その敗者側のコミュニティに属していた女性は、勝者側に所有されることとなる。多くの場合、そこにおいて女性尊厳考慮されることはない。

 昆虫動物らに見られる、コミュニティコミュニティの争いや、イスラム国による女学校の襲撃を思い出して頂ければ、上記の言説の正しさは容易に担保されると思う。

 男性狡猾であり、暴力性を有史以来、あるいは以前において大いに活用してきた。

 勿論、現代においても男性による暴力が根絶されたわけではない――とはいえ、その状況は改善されている。暴力には法が対応する。無論、適切な対応が成されない場合存在するが、少なくとも有史以前に比べれば状況は好転している。

 その進歩の影には、恐らく全ての心ある女性と心ある男性の尽力があったことだろう(思うに、倫理を生み出すのは常に狂気じみた努力である)。

 人類は持てる限りの理性を用い、公私において倫理を整備してきた。

 我々は持てる限りの能力を用いてきた。そこに、女性の尽力が関わっているのは間違いあるまい。

 女性はその能力を大いに用いてきた。


 さて、端的に言って、性的魅力は女性能力である

 それは、女性が何かを望む際に、その実現を助ける能力になり得る。例えば、意中の人と結ばれる際にその能力は大いに役立つ。

 性的魅力は疑いなく女性能力である女性自身尊厳担保し、増進させるために、その能力は用いられ得る。


 しかし、その能力女性自身らの尊厳の為に活かすことと――それと、男性(や女性)によって、その能力が利用されること――とは二律背反となっている。

 近代において、女性の魅力や能力が、適切に用いられることをフェミニストは願ってきた。しかし、ここに来てその努力は一つの壁にぶち当たることとなる。

 例えば、大きな胸を強調したポスター女性の魅力が強調されてはいるが、不適切方法で強調されているのではないか――そういう議論が起っている。

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である、と人は言う。

 この命題は決して間違っていない。「女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取である」。決して、この命題は間違っていない。

 とは言え、ここが言わばロドスである


1-3:ソフィスティケートされ過ぎた議論

 女性の魅力をみだりに利用することは、女性に対する搾取となり得る。


 勿論それはそうだ。とは言え、そこには議論錯綜するポイントがある。

 まず第一に言えるのは、女性の魅力の発露=性的搾取といった、シンプルかつ誤謬を招く等式が発生し得ることだ。

 女性が何らかの能力を――この場合には性的魅力を――社会において発揮すること。その能力を発揮することにおいて、何らかの報酬を得ようとすること。それ自体は悪ではない。

 自分能力への対価として報酬を貰うことは、多くの場合善悪とは関係ない行為である

 例えば、女性の高く伸びやかな声、時に力強い声。歌手はそれを披露する。

 例えば、ダンサーは時に挑発的に、曲線的なライン身体を躍らせる。挑発的に、攻撃的に。

 絵画において、裸婦は笑う。裸婦は草原に寝そべり、微笑んでいる。

 これらは全て、(努力などによって獲得された)肉体的魅力を発揮する行為に他ならない。とは言え、それらの魅力や能力の発揮が、「搾取」に繋がると人は言うのである。つまり、その行為は翻って女性地位を貶め、最終的には女性全体に対する不利益を導くものだ、と叫ぶのである


 例えば、女性歌手楽曲を作り、歌う。彼女は、男性への恋心を叫ぶ歌謡曲を作り、歌う。その曲を批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。

「媚び」はこの場合、不自然女性立場貶める行為であり、最終的な女性不利益を招く行為を指している。端的に、それは搾取対象であると、誰かが指摘する。

 例えば、写真家女性写真を撮る。彼女は、頬杖を付きながら、気だるげに微笑む。その写真批判して、「媚びている」と誰かが叫ぶ。その「誰か」は、最終的に女性不利益を招くと指摘する。

 例えば、

 例えば、例えば、例えば――


 女性が魅力を発露すること、それが搾取対象になり得るということ――それは必ずしも同じではない。しかし、そこには矛盾がある。女性尊厳担保し、増進するために、魅力が用いられること。そのような魅力が搾取対象とされてしまうこと――。

 女性能力を発揮すれば、それは女性全体の利益を貶め得ると誰かが叫ぶ。

 能力を発揮すれば、誰かがそれを利用し搾取すると、その誰かは叫ぶ。最終的には、女性全体の立場は貶められ不利益帰着すると、その誰かは指摘する。

 これが、フェミニズムソフィスティケートされた結果なのである。それは、端的に矛盾である

 カメラに向かって微笑みかける誰かの存在を、「性的搾取であるとし、それがゆくゆくは女性全体の利益を損なうと指摘する――。

 このような言説には致命的な混乱が含まれていると言って差し支えないだろう。近代フェミニズムによって獲得された、女性自身能力や魅力を自身権限によって行使する自由は、ここにおいて壁にぶち当たっている。


 能力を発揮することは搾取に繋がる。能力を発揮してはいけない。

 このような論理は、一般的な男女を納得させるに足る論理であろうか?

 勿論それは不可能であるフェミニズム矛盾にぶち当たっている。

 そして、その矛盾を解消し得る論理が未だに発見されていない現在――少なくとも、フェミニズム論理一般的な男女を――あるいは当事者であるフェミニスト自身らさえ――説得できる状況にない現在思想としてのフェミニズムは大きな困難に直面していると言わざるを得ない。


2:結論

 結局、フェミニズムが直面している矛盾を、フェミニスト自身らが解決できていない状況において、その混乱を抑えられていないのが現状と言えよう。

 その混乱のさなかでは、到底周囲の人々を納得させ得る行動など、示せるわけがないのである

 昨今のフェミニズム運動空虚さ、反感のみを招く徒労さはそこに根を置いている。これまでに獲得してきたものと、これから獲得しようとするものとの間に生じる矛盾――その矛盾解決することなくして、現代フェミニズムは正しい舵取りを行うことなどできない。結論としては以上となる。

2020-02-05

無敵の人と関わること

綺麗事を言う人間が嫌い。社会から必要とされない人間はいないだと。そんなの嘘だ。世の中には誰も相手をしたがらないようなどうしようもない人たちがいる。我々はそういう人間最期の砦。

綺麗事を言う人間現場を知らないことが多い。どうしようもない無敵の人と実際に関わってみて欲しい。彼らと関わると、人としての尊厳が奪われていく。怠惰堕落不公平矛盾。本当に疲れ果てた。自分権利だけ主張をして他人の心情にはお構いなし。自分勝手で本当に酷い奴らだ。

獣のような彼らにも人権がある。確かにそうだ。だが我々支援者尊厳無視か?狂っている。

彼らの境遇わたしはまったく同情しない。心の底から軽蔑している。働かず、医療費も、税金も払わないような奴らだ。

社会が出した汚物の処理をさせられている気分だ。まさに尻拭い。

植松のようにはなりたくない。そうなる前にここで吐き出した。

2020-02-03

anond:20200203091916

まあそういうことなんだけど

宇崎ちゃんってアヘ顔して巨乳突き出しヲタク誘引する人間という描写なんだよね

正装なら公の場に出ていいというのはなんもしらんアホだということになるよね

どんな格好で真面目ぶっていようがゲスい奇乳ビッチは人前に出すべきではない

というならよく作品を読み込んで状況を鑑みていますねといえる

この状況を逆転的に知っているはずのフェミは「表紙がポエムと美麗な小学生でできてるLOコンビニにおいていい」という判断をするのかどうか

となると「宇崎ちゃんは乳がOKヲタク健全な声掛けを普通の表情でしてる、ヨシ!!」としているのは

アホとしかいいようがないわけでこれは表紙がエロくなければコンビニAVを売ってもよいということである

18歳以上で作品の内容理解している人にはコンビニAVを売ってもなんの問題もないのである

しかし考えてみるとその筋でいけば麻薬で捕まった女優も入れ替えなくてよい思想だし

不倫スキャンダル俳優もお咎めなしで新しい作品に新しい女優さんと共演してもよいし

AV出演も社会露出になにも影響しないとか人の尊厳についてとても心が広いといえる

ロリ貧乳AV女優小学生の格好で公的ポスターにでる日がくるかもしれないと思うとフェミ推しにしたくなる

仕事尊厳が傷つけられたと感じる瞬間

長期間放置される

・しょぼいPCや道具を充てがわれる

予算がない

・席や場所がない

自分能力が発揮できない環境

 

これらは給料に影響がないんだけど

驚くほど傷つき辞める原動力になる

逆にここらへんがちゃんとしてると少し不満があっても何か大丈夫

日本での同性婚について思うあれこれ

これは同性婚賛成派のエントリーである

匿名しか発信できない、小さい人間の考えだ。

公式に守られた匿名の姿で野に放つのから読み手はこの文をどうしてくれても構わない。

叩き棒にしても、嘲笑っても、議論タネにしてもいい。

長いので最悪読まずにスルーしてもOK

ただ、このタイトルや冒頭だけでも読んで、自分同性婚についてどう思うか? という意見を明確にするために、頭の片隅にでも考えて欲しい。

少なくとも1人に読まれればこの文は大成功だ。


そもそもこの法案は「選択肢を増やすものである

国民全員が同性と結婚しろなどという馬鹿げた事態にはならない。

今のところ日本人には、異性と結婚する、もしくは結婚しない、という2つの選択肢提示されている。

この法案はその中に、同性と結婚する、という選択肢を加えるのだ。

繰り返すがこの法案は同性との婚姻強制するものではない。そして、そもそも誰とも結ばれたくない人間には結婚強要するものでもないはずだ。

誰にも自分のやりたいことを選びとる自由がある。

(今の世間結婚しないことを許してくれないじゃないか、という意見がありそうだが、それは論点がズレるので横に置いておく)

この話をすると、「同性愛優遇じゃないのか?」という意見が出がちになる。

ふだん普通に暮らしている人間が、同性愛者という魔法肩書き1つでさまざまな権利を得ると思うのだろう。

しかしよく考えて欲しい。同性と結婚したい人間には、現在婚姻自由、またパートナーとの仲を法的に保証されること、病院での身内としての付き添いなど、異性と結婚した人間には可能なことができない(病院原則、手術や急病による入院などの場合、法的な家族関係を持つ人間しか付き添えない)。

まり権利マイナススタートである

パートナーシップを認める自治体は増えているが、それはやはりあくまでも「自治体条例」であり、住む場所を変えても引き継がれるような全国的普遍的な効力は持たない。

養子縁組という手もあるが、家庭の事情等で組めない場合もあるだろう。

同性婚が認められることによって、このマイナスが異性婚者と同じラインまで引き上げられる。

ただそれだけだ。

個人的には同性婚したいカップルパートナーシップ・養子縁組がいいというカップルで、どれについても尊重出来たら良いと思う。

どうしても人間としての権利マイナスのままにしておきたい方々には…もう私は何も言うまい

選択肢が増えるということは、異性愛者や同性愛者という垣根をあいまいにするだろう(そもそも両者はグラデーションで、明確に分けられるものではないんだけど)。

異性しか愛せないと思っていた人の中にも、もしかしたら同性を好きになり、共に生きたいと思う人が出るかもしれない。その逆も然り。

そんな時、選べる人生の形が多いことはとても心強いことだと思う。

こうもはっきり言うのは、私がそうだからだ。「ソースは俺理論とでも言うか。

基本私は異性を好きになるが、一度だけ同性の友人を、自分でも驚くほど好きになったことがあった。

後にも先にも同性を好きになったのはその一度だけで、自分をどの立場に置くか正直揺らいでいる。

そういう人間は思っているよりずっと多いと思う。

そして、どんな形に落ち着いても法的に好きな人との関係保証されるなら、こんなに嬉しいことはないだろうとも感じたのだ。

そういえば某議員が「生産性がない」、と言ったのなんだので話題になったが、まあそれはああそうですかという感じである

子作りを生産性という言葉で片付けるのか? などという話は抜きに、実際同性カップル間で子どもが作れないのは事実だ。これは変えようがない。

だが、代理出産里親など、子育てをしたいカップルにも子を持ち育てる手段存在する。それは健やかに愛されて育つ子どもを1人でも増やす、『生産性のある』ことではないのか。

また、同性愛者に生産性がないなら、無理やりに望まない相手結婚をして子を作るのが正義なのだろうか。子のない異性婚家庭についてはどう説明するのだろうか。

この辺、純粋議員さんに問うてみたいことではある。曲解されたり横槍が入ったりしやすネットや文面上ではなく、対面で。そんな機会はないが。

閑話休題

2013年ニュージーランド同性婚法案が成立した時、これに関する議員スピーチ話題になった。

私も感銘を受けたことは受けたし、かなり拡散もされていたのだが、同性婚否定的日本人に向けてこれを勝ち誇ったように掲げるのも、なんだかな、と思う。

海外に右ならえしなきゃという感じもあって、そこは好かなかった。日本人ならいくらかは自国言葉で語れなければいけないのでは、と。

なので、このスピーチからちょっと気になったところを少し参考にしつつ考えてみた。

気になったのは下記の部分。

議員は、選挙区聖職者にこう言われたそうだ。

法案が通ったその日からゲイによる総攻撃が始まるだろう。」

議員は、ゲイによる総攻撃って何なのか? と思ったと言うし、私もそう思ったが、これはかなりの問題でもある。

異性愛者にとって同性婚法案が成立するということは、自分が好まない同性から性的アプローチを受ける可能性が生まれる、ということにも等しい。

ゲイだって普通に相手は選ぶ」「節操なしじゃない」「自意識過剰だ」という反論はまあそうなのだが、それでも不安は残る。

社会がそんな法案を法的レベルで許したら、同性愛者が大手を振って街を歩くはずだ。

好きでもない相手アプローチをかけられる可能性が、多少なりとも上昇する。

そのアプローチが同性からなんて想定のうちに入っていない。もしかしたら同性に尊厳を奪われるかもしれない。

――それはまさに、同性愛者が「総攻撃」を仕掛けてくるような恐ろしさだろう。

この不安については賛成派でも擁護できない。

オープンリーゲイの人々が極めて奔放なように見えてしまうことはあるだろうし、第一性的体験談掲示板などを覗けば、真偽問わずいわゆるノンケ(異性愛者)となだれ込むように関係を持つことに成功したと書かれているものがある。

恐れを抱かれても仕方なかろう。

しかし、大抵の同性愛者は同じ性的指向の者同士でコミュニティを持っている。

交際してもいいか、口頭または暗黙で互いに了解しあう。

それは異性愛者と何ら変わらないことであり、異性間のコミュニティにまでこれがはみ出すことは基本ほぼないと言ってもいいのだ。

それでも、ノンケというかまったく同性に興味無さそうな相手を好きになる者はいる。

挙句の果てに、そこから望まぬ交渉が発生することも万が一あるかもしれない。

その時にはもう法やら周囲やらに頼るほかない。相手がどんなクズか、どんな非道かを訴えねばならない。

非力な異性愛者が異性に望まぬ交渉を強いられた時と同じように。

それらは同じことだ。

世間体が気になってしまってなかなか言い出せないであろうことも、きっと共通している。

どうかやられたら存分にやり返してほしい。泣き寝入りをしてはいけない。同性愛者に負のレッテルを貼り付けるようなクズを、同じ性的指向だからと言って守る者は恐らくいない。万が一いたらそいつも同じクズである。存分に叩け。

それで安心ほとは言わないが、少なくとも望まぬ交渉を強いる時点で異性同性等しく下道である

そして被害者には責める権利があることも確かだ。

議員は述べた。

「この法案に反対する人に私は約束しましょう。水も漏らさぬ約束です。

明日太陽は昇るでしょうし、あなたティーンエイジャーの娘はすべてを知ったような顔で反抗してくるでしょう。

明日住宅ローンが増えることはありませんし、皮膚病になったり、湿疹ができたりもしません。

布団の中からカエルが現れたりもしません。明日世界はいものように回り続けます

から、大騒ぎするのはやめましょう。

この法案関係がある人には素晴らしいものですが、関係ない人にはただ、今までどおりの人生が続くだけです。」

そして旧約聖書引用し、

「恐れることなかれ」

と。

実際、異性を愛する人々にとっては今まで通りの生活が続く。

異性と結婚するか、そもそも結婚しないか。それだけの選択肢を前にして生き続ける。

私はできればそのかたわらで、同性と結婚したい人々という「全然関係ない」人たちが「全然関係ないところで幸せ暮らし」、「全然関係くそれぞれの道を歩んでいける」社会になれば良いと思う。

私は同性婚反対派に「恐れることなかれ」とは言えない。

不安を抱いて反対する人々に、大丈夫! と堂々とは言えない。なんせ同性婚賛成派にも色々な人間がいるもんだから

でも同性婚に賛成する人々は、反対派を叩き潰し殺してやるとまでは思っちゃいない。

ただ、話し合いの場に来て欲しいのだ。

キモイ」「好きじゃない」「自分はしないか他人もするべきじゃない」ではなく、

人々にとって何がメリットになるか?

何がデメリットになるのか? を踏まえた上で、

賛成なら賛成、中立なら中立、反対なら反対と言って欲しいだけだ。

からこのエントリーでは、私の思うメリットデメリットというか、なるべく「愛って素晴らしい」というような結論には落ち着かないよう気をつけて打ったつもりである

そして、恐れてもいいから、恐れている理由を明確にしてほしいな、と思うのだ。

スマホで2時間直打ちしたのでだいぶ読みづらくなっていそうである

ここまで読んでくださった方ありがとうございました。もちろん少しだけ目を留めてくれた人も。

このエントリの下の方ででも、Twitterででも、あるいは友人との話や自分の頭の中だけででも。

どこでもいいから、「同性婚どうしたい?」ということを考えて貰えたら幸いだ。



引用

https://www.huffingtonpost.jp/2017/11/25/nz-gay-marriage_a_23288119/

2020-02-02

anond:20200202213328

話をすり替えてもらっては困る。

それとも尊厳毀損する意図がないことも読み取れない?

じゃあ読み取れるまで読み込んでね。

anond:20200202180333

ビル建てるのとはワケが違わない。

同じ労働として尊厳があります

2020-01-31

意味のある仕事

衣食住、医療くらいじゃね?

それ以外は最悪なくても構わん。

人間尊厳を保つために無理やり働いてるのが大半という事実

2020-01-29

生活家族生活は分けて考える案

生活家族生活がセットになっているからだめなのであって、分けたらダメなのか?

伴侶としかセックスしてはいけないというルールそもそも時代遅れなのではないか

以下の例の場合はどうなのか?

////////////////////////////////////////////////////////////////////

1 セックスレス(男拒否・女したい)

2 セックスレス(男したい・女拒否

3 セックスレス(男拒否・女拒否

※ セックスレスは1年以上とする

////////////////////////////////////////////////////////////////////

しかに大きな顔して「いやー今日の女はよかったよ母さん!」とか「あたしも今日のオトコはほんとに感じたわよあなた!!」みたいな会話や相手と比べてどうかとか

尊厳を傷つける発言までは慎むべきだけど避妊をきちんとしている限りではある程度認められても良いと思います

セックスパートナーとしてはイマイチだけど、家族としては最高の形もあっていいかと思います

一番嫌なのは、「私はセックスしたくないけど、他の人ともセックスしないでください。あなたは一生セックスしないでください。」というスタンス

貞操義務がある以上、その反対の性交する権利の大幅な侵害だと思いますし、結婚契約違反だとも思います

結婚した限りは受け入れるべきでさら努力義務もあると思います

したがって、どちらかの性交したい意思パートナー拒否によって侵害される場合は、他方での行為を認めるべきだと思います

以上よろしくお願いいたします。

2020-01-26

anond:20200126150450

選ばれなかった人って具体的にどんなお金尊厳を選ばれた人に奪われてるん?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん