企業勤めの中年技術者。ここ10年ほどは技術についていけず、雑用屋として糊口を凌ぐ日々。マネージメントの出世街道には乗り損ねた。毎日、時間というより尊厳を切売することで給与をいただいている。
雑用はイヤだと思いながら、もう数年。時間だけが経ち手元のスマホが見えにくくなって、ふと気がついた。
おれはこの世から消えかけている。
存在が軽くなり、他者から見えないものになりつつある。認識されるのは他者からの苦情や不満の対象になる時だけ。
尊厳を切売し続けたら存在が薄くなっていくのか。まだまだ人生は続くんだぞ。耐えられないじゃないか…
Permalink | 記事への反応(1) | 19:38
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諦めて潔く老眼鏡を買おう