NHKでやってる『伝説のお母さん』という、Twitterかなんかでバズった漫画を実写化したドラマを視てる
あらすじにについては公式サイト(https://www.nhk.or.jp/drama/yoru/densetsu/)を見ていただければわかるかと思うが
一言で言うと
「待機児童等の日本社会の子育てに関する問題をドラクエ的世界観で表現するドラマ」
ドラマ自体は設定が目を引くだけの、演技、脚本、演出すべてのレベルが低い、深夜の低予算ドラマにありがちなしょうもない作品だが
その中の描写ですごく引っかかる部分があった
主人公の魔法使いと勇者は子持ちで、それぞれ育児と仕事(と魔王討伐)の板挟みに苦しんでいる
それは主人公や勇者だけでなく人間界全体の問題となっており、そこに目をつけた魔王は
「魔界の子育て環境を充実させれば人間たちは魔界側に裏切るんじゃね?」と考え
結果多くの人間たちが魔界へ寝返り、魔王討伐のリーダーである勇者すらも「保育が充実してるって聞いて転職して魔界にきちゃいました。魔界サイコー!」と言いながら魔界の保育園で子供と遊ぶ姿が報じられる
というところで2話が終わる
これは「人間に敵対する側の方が子育て環境充実しちゃうくらい日本の待機児童問題酷すぎ。日本死ね」っていう皮肉なんだろうし
Twitter等の感想を見てもそんなこと言ってる人結構いたんだけど
多分意図してないけど、さらにメタな皮肉になっちゃってるなあって
何故なら「待機児童ゼロ」というのは海外やフィクションの中でしか実現しない理想などではなく、現実のこの日本ですでに実現できていることだからだ
嘘だと思うなら「都道府県別の」待機児童数をググって見てほしい
待機児童ゼロ、あるいはそれに近い数字の都道府県が複数あることがわかるだろう
そう、つまり東京等の都市部にこだわらなければ保育園なんて普通に入れるのだ
待機児童ゼロの理想郷は現代日本でも東京から新幹線で二時間程度の場所に存在するのだ
そこに行けば
人間の尊厳を失うような満員電車やベビーカーに舌打ちされることからも解放されるのに
それでも人間はあえて東京に残り「保育園落ちた日本死ね」と言い続ける
ああ、なんて人間は愚かなのかと
まだ見てないのに…😭
ちょうど今から再放送か
その待機児童ゼロの県ですら、「人ごとではないのです!」と絶叫しながらローカルニュース枠割いて待機児童問題やってたからなぁ どんだけ異常なキャンペーンだったか思い出しても...
待機児童ゼロの場所もたくさんあるのに国の税金使って待機児童減らすってすごい不平等
そもそも(原作は知らんが)あのドラマは 「女は大変アピール」ありきで作られてるから、内容もそういうのを好む知能指数の人間向けになってる 少子化の原因は「育児は女がすべき...
まあ童貞にはあんま関係ないから落ち着け
イケハヤは嫌いだけど、実際に「東京で消耗してる」人はすごくたくさんいるんだよなあ
高知でも消耗するんだけどね。
あらゆるものは消耗するもの