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はてなキーワード: 課題とは

2021-04-22

anond:20210421184606

壊してること、達成してないことではなく、完璧でないと消したくなる精神性が課題だな。

 

そんな完璧主義じゃ鬱になっちまうだろ。自己肯定感も低いだろうし。

身内にも心当たりがあるよ。

2021-04-21

anond:20210421212530

無駄に高い理想ばかり掲げてないで地道に目の前の課題に取り組み続けた真面目な「普通の人」でないと社会歯車にすらなれない

2021-04-20

anond:20210420170906

生活保護ハードルの高さは数十年指摘されてきた課題

民主党政権で捕捉率に関する公的調査が初めて行われて、実情把握が行われたわけだが、その後また調査すらしなくなった。

あと、生活保護制度問題として、一度受け始めるとかえって再起が難しい運用がされている。

ヨーロッパだと長期の失業給付職業訓練提供など、いろんなプログラムが用意されている。

いくらでもやることはあるわけだが、自民党政権のうちはそんなの望むべくもないと思うよ。

生活保護尊厳破壊される惨めな環境で、それに落ち込まないためには時給がいくら安くても、酷使されようとも、不安定派遣労働にしがみつく方がまだマシだ、と国民に思っておいてもらう必要があるからね。

anond:20210420170314

国民の全てが「健康文化的な最低限の生活を送れる」ことを政府が最優先課題にする

菅さんの例の答弁ではないけど、生活保護ではダメなの?

もちろん生活保護のハードルの高さは今後の課題だよ。

anond:20210420142811

立憲主義」「人権」というのは国民の全てが「健康文化的な最低限の生活を送れる」ことを政府が最優先課題にする、と約束するものだよ。

「景気を良くする」というのは「一部に喰えない人が出ても、全体として景気が良くなるならその方がいい」という考え方だろ。

しかも、ほっておくと「喰ない一部」の割合は際限なく上がると思うけどね。竹中平蔵を重用するというのはそういうことだ)

指針が立たない

理系学部3年になって就活や院への進学の話がちらほら周りにも出てきた。

大学進学のときは猛烈にやりたい事はなかったか何となくある興味が広がればいいかなと思って今の分野を選んだ。

去年は対して実験ができなくて未だに自分が専攻しているものが具体的に何をするものなのか説明できるほど理解できていない。

こんな状態研究テーマがどうとかこの分野でこんな仕事をしたい、なんてとても言えない。

同じ学科の大半の人よりは大学学習時間を割いて実際それに見合った成果は出ている自分でさえこんなにもふやふやで定まっていないのに、その大半の人は就活や院の話をしている。

たいして参考文献も調べずに時間もかけずにレポート課題をこなしていた彼らは大学院や企業での研究に興味があるようだ。

なんでだろうね?興味ないから提出するための課題作成してたんじゃないの?

俺はどうしたいのかな……あと2年プラス研究ってのもどうなん…ていうか「研究」がそもそもよくわからんし。

就活もなんかな…面接の時の自分てめちゃくちゃ嘘くさいんだよな。ていうかそういうオーディションに受かるための活動ってうんざりだな。

なんかもうそういう人生ロードマップコマを進めるのが嫌だな。働くのは嫌いじゃないけど…おんなじ会社に5年以上勤めたくないし……

とりあえずこの先に指針を持っている人が羨ましいかな。その人はなぜそれを選んだのか。

2021-04-19

結局、全部が彼女の中で完結している。これは彼女の物語。

氏は中間職であり、被試験者は氏よりも下級である

氏は、管理職でもないのに勝手他人日常業務という名の課題を出して、勝手他人のことを試験する。

試験である下級職は、自分試験に供されていると気づかない。

よりにもよって成績は振るわず、氏は被試験者を不合格とした。被試験者は落第の烙印を押されたことにすら気づかない。

氏はその「勝手試験不合格」を管理職へ突きつけ、被試験者の今後の処遇について進言するのである。被試験者は氏の進言にすら気づかない。

氏は地固めを怠らない。被試験者が成し得なかった日常業務を、自らが献身的にこなすのである。細かなほうれん草を添えてコミュニケーションも忘れずに。

こうして、管理職は氏を信頼し、氏は管理職を掌握・蹂躙する。

試験者であった下級職はどうなったか

管理職は氏を信頼するあまり、自らがつけた下級職の評価差し替えた。氏の発言をそのまま流し込んだ。自分で見たことよりも信頼する人からいたことの方が、管理職にとっては優先されるらしい。

そうして人事権が発動され、下級職は飛んだ。

氏は業務の割り振りや座席配置を管理職へ吹き込み、それらは見事に採用された。

氏のフロンティアが、そこにはある。

これは彼女物語

2021-04-17

JR乗車拒否問題、「スロープがあっても階段を使いたい」は正義

まだまだ話題が続く伊是名夏子さんの「JR乗車拒否問題

色々考えていて、やっぱりこの件は

階段スロープが併設されているところで「階段を登りたいから手を貸せ」と言った

という案件だと思うのです。

若干今更感はありますが、思うところを書きました。

1.今回の件は「普通日常生活で遭遇した不便」ではない

私もバリアフリーのものに反対しているわけではありません。

例えばスーパーの出入り口から段差をなくすとか、日々の生活に密着した施策はどんどん推進していった方がいいと思います

ただ、「一応お客さんの出入りもできるようになっている」程度の裏口にまでそれを要求するのは正当なのか?とは思ってしまうわけです。

翻って今回の件ですが、SNSメディア等で色々議論はあるものの、個人的に腑に落ちないのは「なぜ熱海駅ではだめだったのか」ということです。

駅員に「熱海駅まででもいいですか?」と聞かれて断ったということは分かっていますが、その前段階、旅行計画を立てている時に、伊是名さんは「熱海駅ではなく来宮駅を選んだ」はずなのです。

旅行計画する時、特に目的地がある場合は、普通そこのホームページを見たり周辺の観光案内を調べたりしますよね。

目的地までのルートを調べない人はいないと思います

伊是名さんも当然調べたと思います

調べるのはとても簡単で、来宮神社ホームページにもありますし、来宮神社を紹介する観光サイト個人ブログを見てもいいと思います

そしてそのほとんどに来宮駅熱海駅からアクセスが書いてあるので、調べていて熱海駅からルートに触れなかったとは考えられないのです。

まり伊是名さんは「熱海駅ではなく来宮駅を選んだ」ということです。

もし熱海駅からルートを知らなかったのであれば、来宮神社から来宮駅だと思ったということなんでしょうか。

それは幕張メッセに行くのに調べないで幕張駅を使うような愚行なので、初めて行く場所でそんなことはしないと思います

(初めだったのかは分かりませんが、そうでなかったら余計問題なのでおいておきます。)

来宮神社まで、来宮駅からは400m、熱海駅からは1.6kmです。

ではなぜ、伊是名さんは熱海駅ではなく来宮駅を選んだのでしょうか。

単純に近いから。

かにそれはメリットです。

ただ、伊是名さんにとっては単純な距離よりも重要な要素がありますよね。

そう、電動車椅子での移動のしやすさです。

この点で来宮駅熱海駅の差は調べるまでもありません。

熱海駅は市の名前が付いているくらいですから利用客も多く、バリアフリー設備も充実しています

駅の利用は問題ないでしょうし、車椅子でも利用可能バスタクシーの手配もしやすいはずです。

一方で来宮駅は、少なくとも伊是名さんにとっては「調べても分からなかった」レベルです。

普通に考えて、この時点で熱海駅を選びませんか?

そして、熱海駅から来宮神社に行くことを考えたら、熱海駅から交通手段を調べますよね?

そうすれば今回のトラブルは起こらなかったんです。

(万一熱海駅が大きな駅だと知らなかったとしても、来宮駅を調べて熱海駅を調べないのは理屈に合いません。)

そのため、今回の件は「避けられたトラブル」と言うよりも、「ドラブルの起こりそうな方を選んだ」という印象が拭えないわけです。

意図的トラブルを起こすのは、誰がやっても問題行動です。

2.健常者でも熱海駅からの方が便利なのでは?

ところで、来宮駅来宮神社は徒歩5分程度と言われていますが、実は難所があります

来宮駅の駅舎は線路南側にあり、来宮神社北側にあるんですね。

そのため最短ルートを通るには来宮暗渠という短いトンネルを通るのですが、そこの歩道が細く、ガードレールもあるため車椅子では通れないのではないかというほど狭いのです。

伊是名さんはブログ特に触れていませんでしたが、果たして歩道を通れたのでしょうか、それとも車に待ってもらって車道を通ったのでしょうか…。

最短ルートを通らない場合は、1.5kmほどアップダウンが激しく歩道が狭い道を歩くことになります

時速2kmで45分かかるわけですから結構負担になるはずです。

伊是名さんは旅行先の条件として「移動距離が少ない」をあげていましたが、これは少ない範囲なのでしょうか。

来宮駅来宮神社間のルートは知っていれば迷う道理がないのですが、トンネルにある小さい看板を見逃して通り過ぎてしまうと熱海駅に行ってしまます(途中でおかしいと気付くかもしれませんが)。

一方、熱海駅からだとバスタクシー神社の目の前まで連れて行ってくれます

数百円でも節約したいとか、迷うのも旅の醍醐味だという人であればともかく、そうでなければ健常者でも熱海駅から行った方が間違いがありません。

安全ルートがあるのなら、そっちの方がよくないですか?

健常者であればスマホ地図を見ながら行けばいい、というのもあるんですが、車椅子利用者は「道はあるけど通れない」という事態に出くわした経験が少なからずあると思うんですよね。

電車なら駅員に相談すればいいですが、旅先の道路でそうなった場合リスク考慮するものではないのかなと思います

障がい者が気にせず外出できるのが理想だ」というのはその通りですが、現実リスク無視するのは違うと思うのです。

また真偽不明ですが、伊是名さんは来宮駅で降りた後、西にある熱海梅園に行ってから来宮神社に行ったと説明している人を見ました。

こちらの説であれば来宮暗渠を通っていないのは理解できるんですが、するとなおのこと、熱海駅から行かなかったのが不思議なんですよね。

来宮駅から熱海梅園は約600m。

しか来宮神社までの迂回ルートと同じ悪路です。

対して熱海駅からバスタクシーを使うと、熱海梅園の目の前まで連れて行ってくれます

車椅子での移動を減らしたいのであればバスタクシーを使うのが合理的です。

そもそも、最短ルートで直接来宮神社に行かないのであれば最寄り駅というメリットがなくなるため、来宮駅で降りる必要がないんですよね。

そこまでして熱海梅園まで歩きたかったのでしょうか?

3.「何を言ったのか」と「誰が言ったのか」の問題

紛糾しているのは、結局これだと思います

伊是名さんの言いたいことは「バリアフリーもっと浸透させてほしい」で、それ自体は正当だと思います

ただ、どう考えてもやり方はまずかった。

旅の計画段階で「合理的」な判断をしていれば起こらなかった問題なんですから、そこをフックにしてしまうと主張そのもの疑問視されてしまます

から、今起こっている事は「誰が言おうが正しいことは正しいのだ」と「言ってることは正しいがお前が言うな」の戦いなんですよね。

熱海市市議会では駅のエレベーター設置の議論が何年も続いており、その結果4つある無人駅のうち2つにエレベーターが設置されたそうですが、今回の論争、本当に必要でしたか

4.まとめ

要するに、熱海駅からバスを使えば来宮神社前ないし熱海梅園前まで行けるという「スロープ」があり、それは見えていたんです。

しかバリアフリー対応状況が分からない来宮駅という「階段」を伊是名さんは望んだ。

それがバリアフリー推進のためにあえてやったことなら、私は「言ってることは正しいがお前が言うな」と言います

もし素で準備不足の旅行だったのなら、社会常識を身に付けて下さいと言います

社会課題を世に問う目的であれは問題行動も有りだという考え方の先にあるのは、アメリカのBLM運動で起こった商店打ちこわしと略奪ですよ。

さすがにそんなものを認めるわけにはいきません。

スロープを作るために階段が狭くなるとか、遠回りになるとか、サービス料金が高くなるとか、そういったことは我慢しますよ。

からスロープがある時はスロープを使ってほしいな、と思うわけです。

anond:20210417131651

大学課題ぐらい自分でやりなさい

課題は人に聞いてやるものじゃない

そんなことしてるようじゃあなたの成長がないです

反省してください

※この回答はベストアンサーに選ばれました

2021-04-16

頭痛いしだるいし、体調不良メンタルにも来てつらい

午前中はそれでも頑張って授業受けようとしたけど駄目だったから突っ伏して寝た

午後は諦めてオンライン授業流しながら横になったらマシになった、オンライン授業の恩恵

でも課題やろうとして起き上がったらやっぱり体調悪い

最近睡眠不足が続いてたのが悪いのかなやっぱり

でもなぜか早く寝る気になれなくて睡眠不足を繰り返してしま

伊是名夏子さんの件でもやもやしている

もやもやしている

私は本当にもやもやしている。発端は例の伊是名夏子さんのこの投稿

http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html

バリアフリーは推進されるべきだ。その方向性異論はない。そしてバリアフリーを訴える目的はよいと思うし、その目的批判している人はほとんどいない。

でもこの記事最初に読んだ時、「これは炎上するな」と思った。

そして案の定炎上した。

私のこと

片目の視覚障碍

私は、きちんとした教育を受けそれなりの大学を出て、結婚もして家族もあるし、収入はそこそこあり持ち家にも住んでいる。

いわゆる「強者男性」に分類されるのだろうと思う。

私は自分社会的弱者というつもりは全くない。

ただ片目があまり見えない。病気というか、発達障碍というか、弱視という視覚障碍がある。ちなみに弱視というのは、眼鏡などで矯正しても視力がでないことをいう。

だが片目だけの視覚障碍なので、私は身体障碍者ではない。健常者だ。もっとも正常な方の目も、近視、乱視はいって矯正しないと0.5ぐらいなので、そんなに見えるわけではないけれど、視力矯正できるかできないか全然違う。

普段生活には全く支障はない。

もっとも、もしかすると両目がきちんと見える人よりも、遠近感の把握ができなかったり、視野が狭いのかもしれないが、両目見えていた経験がないので、違うのかは全くわからない。

視覚障碍があってよかったこ

不自由はないといいつつも、ほんの少し、両目が見えたらいいのにと思うことがある。例えばVRゴーグルをかけてみた時などにそう思うことがある。でもそれは総じて大したことではない。

逆に見えなくてよかったと思うこともほとんどないのだけど、ひとつだけ、心からよかったと思うことがある。

私は、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目を持っている。社会を、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目で見ることができる。それは本当によかったと思う。

視覚障碍の目で街を歩く

私は、時々、自分の健常者の目をつぶり、視覚障碍の目だけで街を歩くことがある。特に、今回は、もやもやし続けているので、いろんな場所で何度もそうしている。

通しでやったことはまだないが、眼帯などで健常者の目を隠し、視覚障碍の目だけで自宅から会社まで通勤するのは可能と思う。

記憶と音や他の感覚で補いながら歩く

なぜ可能と思うかというと、私は、自宅のドアを開けたところから会社入り口まで、健常者の目で何度も通勤しているので、途中の、道路通路の硬さ、すべりやすさ、段差、②曲がるときの角度、直線で歩くべき距離、③階段のおおよその段数やエスカレーターなどの位置、こういうものを覚えている。

見えないものは、記憶で補いながら歩く。ゆっくり歩けば、弱視の目でも歩くことができる。

そして音は重要だ。自動車が近づいてくる。こういうものは音で判断する。

自転車は、音が小さいから、怖い。電気自動車も、音が小さいから、怖い。

大変なのは情報を得ること

電車時間も、発着ホームも、だいたい覚えているので、目的電車に乗ることはできる。ただし、遅延などが発生し、行き先が違う電車普段とは違う時間にやってきたりすると、困る。

そういう時は駅員さんしか頼りにできなくなるだろう。

本当の視覚障碍者の人は、情報を得るのにとても困るだろうなと思っている。ホームに駅員さんがいれば聞くことができるのだろうけど、いつもいるわけではない。視覚障害者はそうたやすホームを歩けないので、同じホームに駅員さんがいても、距離が離れていたら聞くのは難しくなる。

少なくとも私は、視覚障碍者の目で歩くとき普段と違う状況になると状況を把握できず、いらいらする

声をかけて

私が、視覚障碍者の目で歩くときは、記憶と、耳と、手と、足の裏の感覚と、それ以外の感覚も総動員しながら、歩く。

から情報が少ないのを、全身の他の感覚で補おうとする。

集中しているので、いきなり肩や腕をつかまれたりすると、とてもびっくりするだろうと思う。怖いと思うかもしれない。

もし皆さんが視覚障碍者に何か情報を伝えたい、手助けしようと思ったら、白杖身体をいきなり触るのではなく、まずは声をかけてほしい。もし声をかけて手助けを断られたり、声をかけるのを躊躇するなら、見守ってほしい。

ホームの端が見えにくい

私の弱視は、光線の具合で、見えたり見えなかったりすることがある。

広い平坦な場所で、突起に気づかずつまづくぐらいなら笑い話かもしれないが、ホームの端がみえにくくて転落することがあれば、それは生命問題に直結する。((ホーム線路の彩色、彩度が似ていると、ホームの端がわかりにくい。))

その対策だが、蛍光色で10cmぐらいの幅のラインを描くことで、ホームの端の視認性はかなり上がる。これをCPラインというらしい。

一部、導入されつつあるが、まだまだ普及がすすんでいない。

https://ameblo.jp/milkyht2/entry-12244392124.html

ホームドアがあれば死なずにすんだ命も多い

CPラインよりももっと効果的な方策がある。ホームドアだ。

ホームドアは、視覚障碍者のためだけではなく、酔っ払いなど一般の人の転落事故も防止する。ホームドアがあれば死なずにすんだ命は多い。できる限りペースを速めて、設置してほしいと思う。

ネックは、ご存じの通り、多額の費用がかかることだ。

でも、生命にかかわることだから優先順位は一番高くていいのではないかと思う。

日本視覚障害団体連合ホームドアの設置を求め続けている。2020年7月の阿佐ヶ谷駅での視覚障碍者の転落死亡事故をうけて、同年9月にも国土交通大臣要望書を提出している。こういう働きかけは大切だ。政治企業への働きかけは、絶え間なく行わないといけない。

働きかけを行うべき先は、政治企業しかるべき権限もつ者=責任者であるべきだろう。「なんでホームドアがないんだ!」と現場で駅員さんに怒鳴っても、何も改善しない。

http://nichimou.org/notice/200923-jimu/

ホーム上の点字ブロック

歩道施設などの通路ホーム上にある点字ブロック日本発祥のものだ。これはよい発明だと思う。かなり普及しているのも評価したい。

また、2016年に近鉄大阪線河内国分駅ホームから視覚障害者が転落死した事件をうけ、対策として「内方線付き点状ブロック」設置を推進していたが、これはかなり進んだと思う。評価したい。

https://www.sankei.com/affairs/news/161017/afr1610170045-n1.html

でも、「なんでこうなった?」というような謎な点字ブロックも多々ある。そんな役に立たない点字ブロックや、かえって危険を作っている点字ブロックがある。

ホームなどの点字ブロックの配置についてはガイドラインがあるが、まだそれが守られていないことがある。2019年の京成立石駅視覚障碍者が転落死した事件は、規格外ブロック問題と指摘された。

https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=14s53i742ax788in6

ガイドラインに沿っていても、転落事故(死)が起こることがある。視覚障碍者は、目から情報が少ないため、点字ブロック認識しつつも、現在地と歩く方向を間違い転落することがある。

点字ブロックはとても有効設備だが、点字ブロックだけでは転落事故はなくせない。

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/437710.html

次に、弱視から視点追記したい。

点字ブロックは、黄色のものが多い。(私も健常者の目で見た時はそう思うが)黄色ブロックは、色がガシャガシャして、うるさく感じないだろうか?

そこで、街並みをおしゃれにするため、点字ブロック歩道の色と合わせて設置することがある。最近増えた感じがする。

でも弱視者には、これがわかりづらい。

視覚障碍者全盲の人ばかりではないという認知もっと広まってほしい。

視覚障碍者は見えないのだから点字ブロックは何色でもいいのでは?」と思わないでほしい。

少ない視力を使って点字ブロックの上を歩きながら、足の裏の感覚などで点字ブロックの助けを得て歩く視覚障碍者もいる。

私には、色がガシャガシャしていても、黄色の方がありがたい。

白杖について

視覚障碍者は、道路交通法によって、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることが義務づけられている。(第14条第1項)

また、視覚障碍者でなければ、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることを禁止されている。(第14条第2項)

さきほども書いたが、視覚障碍者全盲の人だけではない。ロービジョンといわれるのだが、若干の視力はあるのだが日常生活に支障がある人がいる。白杖の使い方は、人それぞれだ。

ところで、視覚障碍者白杖を持つ理由は次の3つとされている。

https://nippokai.jp/wp/formembers/canes/

  1. 視覚障害を持つことを周囲に知らせる
  2. 触覚を通じて路面の情報収集する
  3. 路面上にある障害物を検知する

障害物もなく、路面が確かな場合ロービジョン視覚障碍者は、白杖を「視覚障害を持つことを周囲に知らせる」だけに使うことがある。つまり周囲の人に自分存在を知らせるために、白杖を動かさず抱えることがある。

それを白杖を使っていないと思わないでほしい。白杖で地面を叩いていないからといって、「こいつは視覚障害ではないのでは?」なんて思わないでほしい。

白杖を持つ人が近づいてきたら

点字ブロックの上や近くで立っていたり、荷物を置いていたりしていないだろうか?

いわゆる歩きスマホはしていないだろうか?

視覚障碍者は、器用にぶつからないようにしたり、避けたりするのが苦手だ。

視覚障碍者安全に歩くためには、健常者の人の協力が必要だ。

もやもやしているのはなぜか

伊是名夏子さんの投稿とその後の議論、動きなどみて、私がもやもやした理由は主に次の3つになる。

バリアフリーとは?

私が、ここに書いた話題は、全部が「視覚障碍者にとってのバリアフリー問題だ。

伊是名夏子さんの投稿は、さまざまな議論を呼んだが、その議論は、エレベーターとかスロープとか、「車いす利用者にとってのバリアフリー」だけしか議論されていないでは?と感じた。

かに伊是名夏子さんは自分自身の障碍のため、「車いす利用者にとってのバリアフリー」を問題にしている。それは当然だと思う。

でも、「バリアフリー」を必要としている人は、車いす利用者だけではない。視覚障碍者も、聴覚障碍者も、妊婦精神障碍者なども、「バリアフリー」を必要としている。

それぞれの障碍やハンディキャップが違えば、「バリアフリー」として求めるものは違う。でもそこまで広く捉えた「バリアフリー議論ほとんどなかった。

いつでもどこにでも自由に行ける自由はとても大切なことだと思うけど、毎日、命の危険を感じながら鉄道を使う人のことも思い出してほしい。

からもやもやした。

伊是名夏子さんの手法をもてはやすことは何を呼ぶか?

案の定、伊是名夏子さんの投稿炎上した。あの投稿批判的に見る人は、来宮駅を巡るトラブル作為性を問題にしている。作為性とは、バリアフリーを訴えるために、わざとトラブルを起こしたのではという見方だ。ご本人は否定している。しかし私も実は、作為性はあっただろうと思っている。

現場でのトラブルを、乗車拒否などの強い言葉を使った非難を行い、耳目を集める手法というのは、そのトラブル作為性を巡って反感を買いやすい。

伊是名夏子さんご本人が、それが戦いだとお考えになることは、批判できない。こうしなければ、耳目を集められないという気持ち理解できる。

しかし、何かバリアフリー課題改善したいと考えた時、この手法が一番効果的となってしまえば、他の障碍者も(少々作為性があろうと)トラブルを起こし、それを声高に訴えないといけなくなってしまうのではないか? 私は、そういう状況が本当のバリアフリー社会とは思えない。

そして、あの手法に反感をもつ人と、支援する人との分断は、更に広がったように思う。

分断されたバリアフリー社会とか、笑えないブラックジョークだ。

からもやもやが続いている。

個人攻撃している人にも協力を願う矛盾(心の中のバリアフリー

伊是名夏子さんの投稿に対しては、私も批判的だし、批判する人の気持ちはわかる。

一方、こういったネット炎上が生じると、その人の過去の行動を洗い出し、それらも併せて執拗非難するような行動がよく見られる。晒しと呼ばれる行為だと思う。

かに、伊是名夏子さんの過去の行動で、「それはよくないな」と思う事例はいくつか見つかった。

しかし、既に法的には時効を迎えたと思われる古い過去を、声高に非難する合理性はないように思う。

話は変わるが、視覚障碍者投稿を読むと、白杖を持って歩いている時に誰かとぶつかった後、その人から心無い言葉を浴びせられたという投稿がいくつも見つかる。

他の障碍者ハンディキャップを持つ人も、そういう経験をしているのだろうと思う。

そんな心無い言葉を浴びせる人は、たぶんその人の心の中に、障碍者への「偏見」というバリア障壁)を持っていると思う。

心の中のバリア障壁)は、目に見えるものではないので、取り除く=バリアフリーを作るのはとても難しいと思う。

インフラは整っているが、人の心の中はバリア障壁)だらけのバリアフリー社会って、何かのアイロニーだろうか?

今回、伊是名夏子さんの過去の行動を非難した人の心の中に、障碍者に対するバリア障壁)ができないことを願う。そして本当のバリアフリー社会を作るには、あなたの協力が必要だと訴えたい。

インフラけが整っても、バリアフリー社会にはならない。

たくさんの人の理解と協力が必要だ。

私はまだもやもやしている。

こんなのが作りたいが、どんな技術持った人を探せばいいかわからんってのは、どうやって解決すればいいのか

課題があり、一部は自分技術解決できるが、自分の専門ではないスキルを持った人を探す手段がわからない。

ピンポイントで○○が使える人と募集がかけられれば、ネットマッチングもできるような気がする。

ネットマッチングサイトもあるわけだが、どういう技術アセットかわからなければ探せないのが多い。

当たり前だがちゃんとした要求仕様を出せる気もしない。

世の中にないので、やりたいことのイメージを伝えるのも難しい。

自分の知らない素材が必要になるかもしれない。

早稲田大学履修登録についての覚書

https://togetter.com/li/1698356

前提

自分が在学していたのは10年くらい前

件の学生国際教養学部で、自分政治経済学部

キャンパスは同じでカリキュラムも概ね社会科学人文科学系なので多少は共通項もあるはず

国際教養は1学年600人くらいで、政治経済は1学年800人くらい

https://waseda.app.box.com/s/mm9excnx8y4qfd92ls95bqzbtx5lpm51

https://waseda.app.box.com/s/6jfnkx02vtydrgbxm8xrzb7mdshufppc

あと「留年」という言葉で誤解されがちだが、早稲田学部基本的に年度取得0単位でも進級はする。その代わり、5年生以上を「延長生」と呼称する。俺は詳しいんだ。

所感

・取りたい講義を取れないのは大学としてどうなのか

→定員分を吸収できるだけの講義数があっても、多くの人が取りたがる特定の人気講義に人が集中したら抽選にせざるを得ない。それは早稲田に限った話ではない。

オンラインからもっと柔軟にしろ

→選外となった希望者にオンライン聴講権限付与するような制度はあっていいと思うが(あるかどうかは知らん)、

いくらオンライン講義とはいえ質問への対応課題の採点、単位認定等は担当教員が行うわけで、限度がある。

その辺は大学教員多忙さに理解のあるはてなブックマークユーザーの皆さんならご理解いただけるかと思いますが…

・定員が多すぎるのではないか

→定員が多すぎるから抽選になるのではなく、募集数を超えて人が集中している講義のみが抽選になる。

・必修が抽選なんてひどい

→例の学生は必修の抽選に落ちたなんて書いてないように見えるんだけど、どこかにそう書いてあった?

必修が自動登録されて、空いたところに教養科目とかを入れるのがよくあるパターンだと思う。

同じ必修でも担当教員を選べるタイプの科目であれば、当然教員や内容によって人気の差は出るので抽選は発生し得る。だとしても全員を受け入れきれない必修科目なんてまずないと思うけどなあ。

抽選留年する可能性があるってこと?

申請した科目が抽選ばかりで、それに落ちまくったらそうなる可能性はある。

ただ科目数自体は確保されているはずなので、本来は2次や3次登録でそういう学生を吸収しきるという仕組みになっている。

件の学生場合、1次で半分以上落ちたとはいえ2次で十分挽回できる範囲のはずなので、なぜベストを尽くさなかったのかという気持ちもある。

件の学生対象履修登録案内

https://www.waseda.jp/fire/sils/assets/uploads/2021/03/Schedule_Spring_CurrentStudents_J.pdf

n次登録が終わった時点でまだ空きのある講義情報現在の履修者数/定員)が掲示板ポータルサイト(全学共通)で提示され、学生はそれを見て次の登録申請を行うのが基本的な流れ。

全てが抽選というわけでもなく、担当教員選考を行うこともあるが、そこは人による。

自分のいた頃は3次登録が終わってもあぶれてる人はかなりレアケースだった記憶があるし、全登録期間が終了して全講義の定員が埋まってるなんてことはあり得ない(必修科目なら尚更)のでどこかしら滑り込めた。

そもそも人気講義は選外になることを織り込んで「取りたい講義」「取れそうな講義」を組み合わせて申請するものなので、件の学生は不運とはいえその辺もちょっと不器用だったのかなという印象。

自分他人のことを言えないタイプ学生だったが)

ただ…推奨17単位で、3次登録申請が全て通っていたとしても合計18単位というのはちょっと履修計画に余裕がなさすぎると感じた。

ってか2次登録は?

窮状を訴えるのに2次登録の結果だけ触れてないのが引っかかるんだけど…申請忘れてたりしないよね…?(他人ことなのに止まらない冷や汗)

先行:0(1科目限定

1次:9/19

2次+3次:5/9+?

大体の人は1次で落とされまくっても2次で半期20単位分くらいの履修を確定させる。(年間取得上限は必修込みで40)

1次よりも2次や3次の方が通る可能性は高いだろうに「1次の登録数>2次+3次の登録数」になっているのはさすがに2次+3次の申請自体が少なすぎるような気がする。

これだけ見ると典型的な「人気講義ばかり申請して抽選で爆死する人」のようにも見えるが、今年の講義実施状況が分からないのでそこは何とも。

とはいえこういう人は少数ながら毎学期必ずいる。自分がいた頃も、履修登録を忘れていて自動登録の必修以外ゼロ単位になった奴がいるなんて話も聞いたことがある。(真偽不明

件の学生は期間内登録自体はしてるようなので憤懣遣る方ないというのは分かる。なので問題抽選云々というより救済措置の方にある。

定員が多すぎるというブコメが多いが、普通に定員を吸収しきるだけの講義数はあるよ。履修登録の度に全講義が定員いっぱいになる学部が回るわけないじゃん。

から登録期間終了後にあぶれた学生を定員に余裕のある講義に受け入れるくらいの融通はきかせてあげてほしい。

個人的に優先してほしいのは

救済措置の設置>抽選システム改善>>>>>>(越えられない壁)>>>>>>定員削減

って感じ

なんでこうなっちゃったんだろうね

学生へのバックアップ体制不備

自分がいた頃は学部事務所に行けば誰かしら履修相談に乗ってくれたが、今のご時世でそこのバックアップがうまくいってない、行き届いてない、周知されてない可能性は大いにある。

特に抽選で選外になる可能性を織り込んで履修計画を立てる」のは基本のキみたいなものなので、各学部はそこをもっとフォローするべきだと思う。

(選外になる可能性を考慮しろという注意書きはシラバスに明記されていたし、今もされているとは思う)

国際教養の細かい事情は分からないが、一般的に1年生は必修が多いのであぶれることはさほど多くない。

(必修科目が定員超過することはまずないし、そもそも自動登録されることが多い)

件の学生は新2年生とのことなので、去年と同じ感覚で取りたい科目を申請していった結果、抽選で爆死したのではないかな~と思った。

国際教養学部特殊性

従来は2年次に1年間留学する学部だと思うけど、コロナ留学できてない分国教履修登録する学生が例年より増加している可能性もあるのでは。学部内履修学生数の増加に対して開講科目は増えているのだろうか。

↑元記事でも触れているブコメがあったが、

国際教養学部というのは早稲田でも少し特殊学部で、学部生は原則として2年次に海外留学する必要がある。

ところがこのご時世で留学生の行き来が殆どなくなってしまっている。

これは推測だが、

本来であれば留学国外にいるはずの日本人学生が、学部内の講義に集中して抽選が多く発生してしまった

コロナ禍において、急に学部内の講義を増やすことができなかった/オンライン対応で定員を増やすことができなかった

この辺りは要因としてあり得るのかなと思う。

Add-Onlyというのはおそらく国際教養学部独自制度だと思うが、これがコロナの影響でなくなったというのはよく分からない。

↓こういう事情のようだが、それでもよく分からない。

https://twitter.com/naataso_wsd/status/1382293955446902792

ただまあ、政経には元々そんな制度なかったので、救済措置として登録期間終わった後も空きの残っている講義にぶち込める制度作れや!というのは賛成。

確認している情報自分が言えること

コロナ禍で情報が集めにくいという事情もあったとは思うしその点は同情するが、そもそもの履修申請が少なすぎるように見える

1次でどれが抽選になるか分からなくて選外いっぱい出るのは仕方ないし、自分経験がある。ただ2次以降は充足状況が公開されるので、それを加味して計画を立てるんやで。

・1次で半分以上選外になっている時点でシラバス持って学部事務所相談しに行くべきだった

何だったら登録の度に相談しに行ってもいいくら

・2次は…?

2次は…?

・それはそれとして、空きのある講義は何かしらあるはずなので学部側は推奨単位数程度は満たせるように融通しろ

人気講義が既に埋まっている段階ではもはや公平もクソもないので

学部側はモグリもっと寛容になれ

選外になった講義資料を融通してもらうくらいええやろがい。皆大体同じ額払ってんだろ

・履修に限らず学生生活で困ったら早めに学部事務所相談しよう!
なんだかんだでこれが一番大事だし一番言いたいことなのでよく聞いてください
大金払ってんだからどんどん職員迷惑をかけていけ!!!!!
高齢化著しいはてなを現役大学生が見ているわずかな可能性に懸けて何度でも言うぞ!!!
人に!!!頼れ!!!!!頼るのは!!!早ければ早いほど!!!良い!!!

(このご時世でアレだがメールだけでなく直談判も意外と通ったりする)

(この時期は履修専門のアドバイザーがいた気がするけど今もあるんだろうか…?)

一部気になったブコメ

戦略が悪い」という話にしてしまうと「人気のない講義に余裕を持って申し込んだけれど、本当に運が悪く低確率で全部落ちてしまった」人も自己責任になる。あなたは運悪い0.01%から留年ね!で納得できるか…

そもそも人気のない講義抽選になりません!!!!!!!!!!!!ストレートインです!!!!!!!!!!!!!!

人気がなさすぎてマンツーマンみたいになることもあります。(胃痛

からこそ「取りたい科目」を軸に「人気や日程を鑑みて取れそうな科目」を組み合わせて申請すればほぼ問題なく単位数確保できます!!!

オンラインの授業なら物理的に講義室が足りないってこともないはず。何故対応できないのか/調べたら毎年600人以上入学してるのね。それは確かにオンラインでもパンクするわ。でもだから対応できないはおかしいよね。

かにオンラインでもパンクするわ→だからといって対応できないはおかし

パンクするから対応できない」は成り立つだろ???何が言いたいんだ???

上でも書いたけど、聴講生としての視聴権限を与えるのは良いと思うしやるべきだと思うよ。

受講生として受け入れるのであればまた別の話だけど

獲得した科目数の少ない生徒を優先的に当選させればこういう事は無くなりそうだが何故そうしないのか?

履修科目数までは考慮してないと思うが、年次が高い方が優先になるというのはあったと思う(うろおぼえ)。4→3→2→1か4→1→2→3

より良い、より偏りの少ない抽選システムがあり得るのではないか?というのは同意するし、件の学生もそういう主旨の発信だと思う。

授業料ほしさに、教えられる分以上に定員増やしすぎたのかな。

定員100名の人気講義希望者全員が受講できるように学部定員を100名にしました!

かくして不人気講義廃止され、それに伴って学部研究領域も縮小し、研究能力も低下しましたとさ。めでたしめでたし。(これは皮肉です)

総合大学を選ぶメリットカリキュラム選択肢の多さで、カリキュラム選択肢は多ければ多いほど履修希望者の偏りが「人気」という形で生じるわけ。

から登録期間終了後の救済措置や聴講制度の導入には賛成だけど、抽選が発生すること自体はある程度避けられないんですよ。

人気講義なら増やせばいい!って言う人もいるけど、ぶっちゃけ講義の人気なんて楽単か教員個人の人気に拠るところが大きいので、例えば同じ「政治学」をA先生とB先生がそれぞれ受け持ったところで、結局教え方の上手いA先生講義に人が集中するだけなんだよね。

沢山の授業を開講し、管理する立場からすると、「人気科目だけでカリキュラムは作れない」「カリキュラム学問の体系の表現であるから、全体として万遍なく履修登録されて学問を身に着けて欲しいとは思う。

そう思います。人気科目だけでは学部、ひいては学問も成り立たない。

救済措置云々とは別の話としてね。

マイルストーンなんか見て、楽単、人気講義だけ取っていったら、抽選外れまくった時はこうなるよね。過度の集中を促すマイルストーン誌が元凶ひとつ

学生の有志団体アンケート等を基に集計・出版している「マイルストーン」という情報誌があって(毎学期周辺の書店大学生協に平積みされている)、

シラバスと見比べながら大体どういう講義があって、どれが人気で、どれが楽単で、どういう試験方式で…といった口コミ情報を新入生でも入手できる。同学科の友人が少なかったので大変お世話になりました。

ただその一方で、楽単や人気講義への過集中を促した面も否めないとは思う。

今はそれに加えてSNSの発達が一部講義の人気先行に拍車をかけている面もある…かもしれない。

自分時代も人気科目とそうでないのがあって、落ちた科目は他で我慢して、最低限の科目数は確保できたのに、今は違うのか?/ドラフトではないが、ある程度抽選で落ちたら、他を優先的に選択できるようすべき。

そうなってるはずなんだけど、たぶん件の学生はそこで妥協できなかった(orしなかった)んだと思う。

オンライン聴講のようなことができれば他の科目を登録して取りたかった講義に潜る、とかできたんだろうけどね

2021-04-15

老害はさっさと死んでくれ

MS(ムーンショット)計画をご存知だろうか。

『人々を魅了する野心的な目標を掲げて世界中研究者の英知を結集しながら困難な社会課題解決を目指し、挑戦的な研究開発を進める研究開発制度

ふむ、これだけ聞くととてもいいことに思える。学術分野や研究活動お金を出し渋り長年非難されてきた日本政府もこの世界規模の動きには同調していて、平成30年補正予算で1,000億円を計上し基金造成、令和元年度補正予算でも150億円を計上した。まあ額の是非は今はどうでも良いので話を進める。

目標として掲げられた、主な七つの目標が以下である

1、2050年までに、人が身体、脳、空間時間の制約から解放された社会を実現 

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

3.2050年までに、AIロボット共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能資源循環を実現 

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出

6.2050年までに、経済産業安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブル医療介護システムを実現 

SF世界かな?という感じである身体という制限から解放が軸になっているのは明白だろう。

HPを見てもらえれば詳細が載っているので、詳しく知りたい方は自分で調べて欲しい。

https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

本題は、このMS計画が誰のために作られたものであるか、ということである

『Moonshot for Human Well-being』だかなんだか御託を並べるのも大概にしろと思う。

身体障害を持つ方々や病気に悩まされる方々を救うのに、べつに全人類サイボーグ化する必要なんてないのだ。

これは、今現在社会の様々な分野で決定権を握っているクソ老害もの、クソ老害どもによる、クソ老害のための、身体から解放を目指した夢もロマンもないクソみたいな計画である

こんなことに使われるくらいならば科学情報技術も死んでしまえ。

僕たち若者の、未来人間人間の繋がりの中にある社会を壊すな。

さんざん地球環境汚染し、グローバリズム化を無理に推し進めて差別格差をまき散らした奴らが!

この後に及んで僕たちの未来を、自分たちの都合がいいようにどうにかしようとしている。

あいつらは30年後もサイボーグ化した身体地球を、いや月も火星ものうのうと牛耳るつもりらしい。

まっぴらごめんである老害にはさっさと死んでもらわなければ困るのだ。

30年後の地球にお前らのための場所はないし、僕たちが作り上げる30年後の未来は、人間人間同士の確かな繋がりの上に立つ生きた社会だ。

老害はさっさと死んでくれ

MS(ムーンショット)計画をご存知だろうか。

『人々を魅了する野心的な目標を掲げて世界中研究者の英知を結集しながら困難な社会課題解決を目指し、挑戦的な研究開発を進める研究開発制度

ふむ、これだけ聞くととてもいいことに思える。学術分野や研究活動お金を出し渋り長年非難されてきた日本政府もこの世界規模の動きには同調していて、平成30年補正予算で1,000億円を計上し基金造成、令和元年度補正予算でも150億円を計上した。まあ額の是非は今はどうでも良いので話を進める。

目標として掲げられた、主な七つの目標が以下である

1、2050年までに、人が身体、脳、空間時間の制約から解放された社会を実現 

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

3.2050年までに、AIロボット共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能資源循環を実現 

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出

6.2050年までに、経済産業安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブル医療介護システムを実現 

SF世界かな?という感じである身体という制限から解放が軸になっているのは明白だろう。

HPを見てもらえれば詳細が載っているので、詳しく知りたい方は自分で調べて欲しい。

https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

本題は、このMS計画が誰のために作られたものであるか、ということである

『Moonshot for Human Well-being』だかなんだか御託を並べるのも大概にしろと思う。

身体障害を持つ方々や病気に悩まされる方々を救うのに、べつに全人類サイボーグ化する必要なんてないのだ。

これは、今現在社会の様々な分野で決定権を握っているクソ老害もの、クソ老害どもによる、クソ老害のための、身体から解放を目指した夢もロマンもないクソみたいな計画である

こんなことに使われるくらいならば科学情報技術も死んでしまえ。

僕たち若者の、未来人間人間の繋がりの中にある社会を壊すな。

さんざん地球環境汚染し、グローバリズム化を無理に推し進めて差別格差をまき散らした奴らが!

この後に及んで僕たちの未来を、自分たちの都合がいいようにどうにかしようとしている。

あいつらは30年後もサイボーグ化した身体地球を、いや月も火星ものうのうと牛耳るつもりらしい。

まっぴらごめんである老害にはさっさと死んでもらわなければ困るのだ。

30年後の地球にお前らのための場所はないし、僕たちが作り上げる30年後の未来は、人間人間同士の確かな繋がりの上に立つ生きた社会だ。

老害はさっさと死んでくれ

MS(ムーンショット)計画をご存知だろうか。

『人々を魅了する野心的な目標を掲げて世界中研究者の英知を結集しながら困難な社会課題解決を目指し、挑戦的な研究開発を進める研究開発制度

ふむ、これだけ聞くととてもいいことに思える。学術分野や研究活動お金を出し渋り長年非難されてきた日本政府もこの世界規模の動きには同調していて、平成30年補正予算で1,000億円を計上し基金造成、令和元年度補正予算でも150億円を計上した。まあ額の是非は今はどうでも良いので話を進める。

目標として掲げられた、主な七つの目標が以下である

1、2050年までに、人が身体、脳、空間時間の制約から解放された社会を実現 

2.2050年までに、超早期に疾患の予測・予防をすることができる社会を実現

3.2050年までに、AIロボット共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現

4.2050年までに、地球環境再生に向けた持続可能資源循環を実現 

5.2050年までに、未利用の生物機能等のフル活用により、地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出

6.2050年までに、経済産業安全保障を飛躍的に発展させる誤り耐性型汎用量子コンピュータを実現

7.2040年までに、主要な疾患を予防・克服し100歳まで健康不安なく人生を楽しむためのサステイナブル医療介護システムを実現 

SF世界かな?という感じである身体という制限から解放が軸になっているのは明白だろう。

HPを見てもらえれば詳細が載っているので、詳しく知りたい方は自分で調べて欲しい。

https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

本題は、このMS計画が誰のために作られたものであるか、ということである

『Moonshot for Human Well-being』だかなんだか御託を並べるのも大概にしろと思う。

身体障害を持つ方々や病気に悩まされる方々を救うのに、べつに全人類サイボーグ化する必要なんてないのだ。

これは、今現在社会の様々な分野で決定権を握っているクソ老害もの、クソ老害どもによる、クソ老害のための、身体から解放を目指した夢もロマンもないクソみたいな計画である

こんなことに使われるくらいならば科学情報技術も死んでしまえ。

僕たち若者の、未来人間人間の繋がりの中にある社会を壊すな。

さんざん地球環境汚染し、グローバリズム化を無理に推し進めて差別格差をまき散らした奴らが!

この後に及んで僕たちの未来を、自分たちの都合がいいようにどうにかしようとしている。

あいつらは30年後もサイボーグ化した身体地球を、いや月も火星ものうのうと牛耳るつもりらしい。

まっぴらごめんである老害にはさっさと死んでもらわなければ困るのだ。

30年後の地球にお前らのための場所はないし、僕たちが作り上げる30年後の未来は、人間人間同士の確かな繋がりの上に立つ生きた社会だ。

anond:20210415030254

日本におけるアファーマティブアクションとしては男女共同参画基本計画が挙げられます

これで日本アファーマティブアクション実施していることになりますが、ご指摘の課題解決しそうだと思いますか?

anond:20210415022817

そうやって、揶揄して馬鹿にしたり、諦めさせていたら絶対に叶わない未来ですね。

一瞬で全ての問題解決するドラえもんはいません。

人間にできることは、課題が何かを見極め、対策を考え、地道に改善することだけです。

2021-04-14

高齢者にも自粛要請してほしい

私は大阪に暮らす大学生だ。

ざっくり言うと健康施設のようなところでバイトをしながら学生をしている。

結論から言うと、高齢者にも声をかけてほしい。自粛要請をしてほしい。実際、健康施設には高齢者があふれている。

大阪はい感染者数が日本一多い都道府県となり、大学にもオンライン授業の要請が出されることとなった。

私の通っている大学基本的に対面授業を実施していたが、おそらく明日以降何かしらの対応をするようになるんだと思う。去年の今頃の課題地獄を思い出すと憂鬱になるが、この状況だと仕方がない。

大阪から要請に目を通したとき最初に思ったのが「高齢者は?」だ。

私のバイトしている健康施設では、高齢者毎日のように大勢やってくる。

もちろん私たち従業員は「会話をしないでください、離れてください」と様々なタイミングで声をかけるが、それを守ってくれる人なんてほとんどいない。

プールの中でマスクもせずに延々と喋り散らかす高齢者たち。声をかけると「うるさい」「いいだろう別に」「どうせすぐに私たちワクチン打てるもの」等々。好き勝手だ。

だって自分マスクをしているといえど、マスクをせずに大声で話している人のところに注意をしに近づきたくなんてない。

しかしながら注意をしないと他の客から注意をしないことに関するクレームが入るし、感染者を出したら数日は営業停止となる。

色々なことを考えると結局注意のために声をかけるしかないのだ。

高齢者たちがワクチンを打てたとしても、働いている私たちまでワクチンが回ってくるのは何年後になる?

高齢者向けの水泳教室も中止せずに続行している。教室の後は一緒にランチに行っているそうだ。なんだかな。

友達大学食堂で一緒にご飯を食べることも、飲み会も、遊びも我慢してきた。(もちろんそれらをしている若者大勢いて、そこで感染が広がっているということは分かっている。)

しかしながら、生活のために続けているアルバイト先で相手にするのは、不要不急の外出をしまくって好き勝手している高齢者たちだ。嫌になってしまう。

もし要請したとして、高齢者たちがどれだけ聞き入れてくれるのかはわからない。

だけど、お願いだから要請だけでもしてくれないだろうか。

現状から一歩踏み出すためにまとめた小文


現状から一歩踏み出すためにまとめてみた。

少し時間が経ったら、追加したり書き直してブラッシュアップするつもり。

現状の問題点

会社員生活性格的になじめない。今まで我慢して続けていたが、現在とは違った収入手段を得て会社を辞めたい。

会社員生活適応できない理由

人間関係ストレスを感じる。もともと対人関係スキルストレス耐性が低かった。会社に入って慣れていくこともできず、ストレスから不眠症状などが出て、生活の質が低いと感じる。

今後の希望

生活は地味目で支出はあまり多くない。月20万円程度の収入目標(年収200~250万円)にして、ウォーキング読書ネット徘徊などを趣味にして、マイペースで生きていくことを希望

20万円程度の収入を得るためには

転職しても、また現在職場と同様、人間関係に悩むことになるだろうからネットを使った個人事業プラス足りない分を短期間のアルバイトで補うかたちで収入を得たい。

個人事業候補

ネットでの情報発信、それに付随するアフィリエイト収入

情報発信ジャンル、内容候補

自分のような「会社員生活不適応人種」が、この世の中で細々と生き延びるスキルとか考え方をつづる。現在社会の中で「生きづらい」と感じている人も一定数いるだろうと思われるので、その層から購読者を得たい。

問題点

・同様の内容を発信している人はすでに多く、いかに特色を打ち出していくか。

個人によるアフィリエイト収入は多くを望めず、かなりの作業量を投入したとしても月1~2万円程度が関の山か。

次に向けた課題

上記情報発信以外での収入手段を確保する。

・やることのスケジュール化。現在のところ会社退職を約2年先くらいと考えている。

トリチウム単体で考えたら...

Wikipediaより

体内では均等分布で、生物半減期が短く、エネルギーも低い。

こうしたことから三重水素は最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ、

生物影響の面からは従来比較的軽視されてきた。

しかし一方で、三重水素を大量に取扱う製造技術者が、内部被曝による致死例が2例報告されている。

三重水素生物圏に与える影響については、環境放射能安全研究年次計画において研究課題として取り上げられたことなどもあり、

長期の研究実績に基づいた報告書公表されている

また

ベクレルトリチウムを取り込んだ場合の被ばく量は、1ベクレル放射性セシウムを取り込んだ場合の被ばく量の1000分の1程度です。

放射脳以外には理解できたかな?カナ?

[追記]

エネルギーHPより

トリチウムは、宇宙空間から地球へ常に降りそそいでいる「宇宙線」と呼ばれる放射線と、

地球上の大気がまじわることで、自然に発生します。

そのため、酸素と結びついた「トリチウム水」のかたちで川や海などに存在しています

雨水水道水大気中の水蒸気にも含まれており、富士山周辺における地下水年代測定にも活用されています

また、人の体内の水分量と、日本水道水大気中に存在するトリチウムの量から試算すると、

水道水などを通じてトリチウム摂取することで、人体内にも数10ベクレルほどのトリチウム存在していると言えます

自然界では、1年あたり約7京ベクレルBq放射性物質の量をあらわす単位)のトリチウムが生成されており、

自然界に存在するトリチウムの量は、約100~130京ベクレルと見られています

提出した課題を見返したらひどい出来で案の定講義でボロクソに言われて静かに泣いた

リモート講義で良かった

自分にできることはちゃん勉強して次頑張ることなのに怖くて教科書開けなくなった

おしまい

2021-04-13

anond:20210412164815

ゲームってのは、味付けされ用意された解決可能課題解決したり、擬似的な努力による達成を味わったりする遊びだ。

課題の味付けをチャラいだのと文句つける前提で選り好みしたり、ゲームの中で努力するのは嫌だとか言ってみたりしてるやつを楽しませるのには、向いてないジャンルだ。

 

まり君は「文字とか苦手だけど、おすすめの本を教えてくれ」と言っている。

だったら別に無理してやらなくてもいいよ。

 

だがゲームしてる奴のことを、本当は我慢してるんだろうとか、自分より下に見るのはよせ。

お前は文字が苦手な側の人間だ。嫌いな食べ物があるより、それが食べれる奴のほうが紛れもなく偉いのだ。楽しめないお前より、楽しんでるやつのほうが、マウント的な意味で上に立っている。

2021-04-12

働く女性・専業主婦・風俗嬢を広く救えるフェミに戻ろう

男女雇用機会均等法(1986)で「女性社会進出」というフェミニズムの具体的課題一定の達成を遂げた後、主流派フェミニズム売れっ子研究者達は社会における女性表象批評男性批判など、より抽象的な男女差別の話に目を向けるようになっていった。それはそれで大事なことだと思うけど、女性貧困というリアルテーマについては結果的に徐々に主流派フェミニズムから言及されなくなった。1990年代には『ふざけるな専業主婦』の石原里紗彼女フェミニストではない)が火を付けた「専業主婦論争」というのもあったけど、このとき専業主婦についてのフェミニズム側の評価ははっきりしないまま下火になってしまった。私見では、当時の主流派フェミニズムでは専業主婦というのは「間に合わなかった人」の扱いだったような気がする。女性みんなが(男性並みの待遇給与で)働く女性になれば、女性生活をめぐる諸課題は解消に向かうけど、いま専業主婦をやっている人達はそれは難しいかもしれませんね、でもシャドウワークにも価値があるんだからちゃん評価しましょうね、みたいな。認めてるけど結果的バカにしてる、みたいな。

女性貧困」というテーマについて地道に調査研究していた女性/男性研究者達はその後もずっといたけど(後述)、そういった人達上野千鶴子小倉千加子のようなスター研究者になることはなかった。当事者の声では、自分の知る範囲だと、専業主婦たちによるオルタナティブフェミニズムの読み解きをしていた「シャドウワーカー研究会」が、そうした主流派フェミニズムに対して同人誌模索舎とかで売ってた)で非常に辛辣な指摘をしてた。最近だと『ぼそぼそ声のフェミニズム栗田隆子もこの系譜に連なるものだと思う。

あと、もうひとつ女性貧困と密に関わるテーマとしてセックスワーカー問題があるけど、これも主流派フェミニズムでは微温的な取り扱いのままだった。SWASH要友紀子さん(『売る売らないはワタシが決める』)ほかワーカーの当事者運動が出てきて、ようやくフェミニズムの界隈でもそれなりの認知を得た形だけど、未だに主流派フェミニズムにとってさほど重視されているテーマとはいえない。特に地方女性支援センターみたいなとこに巣くってる公務員フェミニストは毛嫌いすることも多い。

いまは働く女性専業主婦セックスワーカー、みんなを支えるような「お金労働の話をするフェミニズム」が求められてるんじゃないか。これは新しいフェミニズムというより、伝統的なフェミニズムへの回帰だ。かつて山川菊栄というものすごい女性解放運動家がいた。明治まれで、山川均の妻で、戦後労働省の婦人少年局長をやった。母性保護論争で与謝野晶子平塚らいてうの論争に乱入して歯に衣着せぬ論理的批判で両方ともノックアウトし、ついでにモブ役だった伊藤野枝までボコボコにした驚異のつよつよフェミニストだ。後期江戸文化についても造詣が深く文化史家としても評価されているがそれはまた別の話。このひとはもともと社会主義者だから女性労働問題というのを生涯のテーマにしてきた。戦前家事育児社会化を主張し、60年代日本高齢化社会について警鐘を鳴らし、70年代北欧福祉政策を紹介した。未来学者としても卓越していたんじゃないかと思う。

その彼女名前を冠した山川菊栄賞という賞があった。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%B7%9D%E8%8F%8A%E6%A0%84%E8%B3%9E 受賞者の研究テーマをみれば、決して社会的には目立たなくても、さまざまなかたちで「社会的に弱くある立場女性たち」に注目して課題を掬い上げる実直なフェミニズム女性学の伝統がみてとれる。声の大きいスター研究者にも山川菊栄精神に立ち戻って、具体的に実践的に女性生活を良くするような取り組みに力を貸してあげてほしい。

あと「弱者女性弱者男性のどっちがしんどい」みたいな議論は、ぶっちゃけ言えば低付加価値寄りの労働者階級が男女でいがみ合ってるだけで、どっちが勝っても勝った側がすごく得するような対立じゃないと思う。抜本的に良くするには、横(異性)から取るより、上(上の社会階級)から収奪されてるものを一緒に取り返したほうがいい。幸いこれからしばらくは働き手は不足し続ける。労働運動の軸では弱者女性弱者男性は協力できる部分もある。ミソジニー持ちのクソ男やそれを再生産する社会構造のことは批判しつつ、それでも「もらってない人間」同士で連帯していったほうがいいんじゃないかと思う。

anond:20210412131854

彼女ヤングケアラーなんだが

彼女は高3で、自分大学生。1年半くらい遠距離恋愛中。中学の後輩で、最近は会えてないけど帰省した際に会ったりしている。

最近、「ヤングケアラー」という言葉があるのを知って、彼女が完全にそれに当てはまることに気づいた。そして今の状況から抜け出すのが非常に困難だということも。


彼女母子家庭で、母親の両親も同居している。

彼女母親精神障害(適応障害)があり、仕事に就いていない。職業訓練も、朝起きれずに失敗してしまったらしい。彼女はそんな母親精神ケア毎日している。家で勉強をしようとしても、母親が部屋に入ってくると相手をしないといけない。それを拒否すると、段々と母親精神不安定になり、最終的にかんしゃくを起こしてしまうらしい。自分彼女通話しているときにも、母親叫び声が聞こえてきたり、母親相手をするために途中で通話を切らないといけないことがよくある。母親精神状態が悪いときは、介護の後で泣いているときもある。もちろん勉強など手につくはずもなく、成績はかなり下の方。

彼女祖父母は娘の介護をしない。それどころか、祖父彼女母親暴力をふるっていた過去があるらしい。彼女母親には姉がいるが、そんな家庭の事情が影響したのか、現在海外に住んでいて音信不通

母親の元夫は、養育費は渡しているらしいが、こんな複雑な家庭に首をつっこみたくないのだろう。


このような事情で、彼女けが精神障害である母親介護者となっている。そして、このような状況の子どもを「ヤングケアラー」と呼ぶというのを最近知った。

自分東京に住んでいて、彼女にも上京してもらって寮のある大学に進学してほしい。彼女の伯母のように、今の家の環境からは逃げ出すべきだと思う。

ただ,このような環境でどうやって受験勉強ができるのだろうか。なるべく家にいないようにして、学校で居残って勉強するようにしても、家にいるとき介護時間をとられるのは変わらない。あと学校課題がやたら多いので、塾に行って塾の授業も受けるとキャパオーバーにならないか心配田舎なので、まともに自習できるところが塾にしかないのだが。


家族介護勉強ができない、逃げるには勉強しなければいけないって、詰んでいるのでは?東京Fラン大なら勉強しないでも入れるのだろうか?


追記だけど、anond:20210411211737が参考になりそう。

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