理系学部3年になって就活や院への進学の話がちらほら周りにも出てきた。
大学進学のときは猛烈にやりたい事はなかったから何となくある興味が広がればいいかなと思って今の分野を選んだ。
去年は対して実験ができなくて未だに自分が専攻しているものが具体的に何をするものなのか説明できるほど理解できていない。
こんな状態で研究テーマがどうとかこの分野でこんな仕事をしたい、なんてとても言えない。
同じ学科の大半の人よりは大学の学習に時間を割いて実際それに見合った成果は出ている自分でさえこんなにもふやふやで定まっていないのに、その大半の人は就活や院の話をしている。
たいして参考文献も調べずに時間もかけずにレポートや課題をこなしていた彼らは大学院や企業での研究に興味があるようだ。
なんでだろうね?興味ないから提出するための課題を作成してたんじゃないの?
俺はどうしたいのかな……あと2年プラスで研究ってのもどうなん…ていうか「研究」がそもそもよくわからんし。
就活もなんかな…面接の時の自分てめちゃくちゃ嘘くさいんだよな。ていうかそういうオーディションに受かるための活動ってうんざりだな。
なんかもうそういう人生のロードマップのコマを進めるのが嫌だな。働くのは嫌いじゃないけど…おんなじ会社に5年以上勤めたくないし……
とりあえずこの先に指針を持っている人が羨ましいかな。その人はなぜそれを選んだのか。