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2020-09-28

あの日、僕は彼女に別れを告げた。彼女のことを愛していたか

開口一番、医者は僕に病名を告知した。予想通りの病名。驚きはもちろん、悲しみさえわかなかった。むしろ若干自分のことが誇らしくすらあった。ここ数週間医学論文を読み込みたどり着いた結論と一致していたからだ。診断の意味するところは一つだった。僕は、もうすぐ死ぬ。緩やかに、けれども確実に。一つ一つ、できて当たり前のことができなくなりながら他人よりもずいぶん早いペースで死という端点へと近づいていく。「自発呼吸」というピース最後に残して、パズルからピースが外れていく。それを防ぐ手立て――治療法――は存在していなかった。

病院から彼女と一緒に暮らすマンションへと向かう帰路で、僕はこれまでの自分人生を、積み重ねてきた努力を思い返した。教授に詰められながらゼミ論文紹介をしたっけ。巨大なコードベースからなるプログラムの不可解なバグの原因を何週間もかけて追究したっけ。診断が意味していたのは、これまでの自分努力収束先だった。大学院で身に着けた英語論文サーベイするスキル、もはや複雑系様相を呈する巨大なソフトウェア不具合デバッグするなかで向上した問題解決能力、それらのおかげで英語医学論文を読み解くことができたし、近頃の体の不調の原因を特定するに至ったのだと思う。僕がこれまで努力してこれらのスキルを獲得したのは、自分の死期と死に様を人よりも早く知るためだったのか?僕は自嘲した。自分がこれまで生きてきたのはうまく死ぬためだったのかと思うと妙に可笑しかった。

連続時間軸上で物事連続的に変化する。そのどこに境界線を引くかは恣意的しか決められない。しかしそのことは境界線という概念のもの否定するものではない。何手目からという合意が必ずしもとれなくともチェスの対局には常にエンドゲームがあるように、人生には常に晩年がある。医師が診断を下した瞬間に晩年が始まったと僕は解釈した。そして僕にはまだ、晩年の概形を定めるだけの力は残されていた。やり遂げなければならないことがあった。晩節を汚さないために。手遅れになる前に。彼女と、別れる必要があった。

「なんのつもりー?」彼女は無邪気に笑った。本気だとは微塵も思っていないかのような口ぶりだ。僕が信じていたように、なにがあっても僕たちの愛は揺るぎない、そう彼女確信しているようだった。「ねえ、それ冗談だとしても面白くないかも」彼女が眉間にしわを寄せて言った。彼女の目を見ることが出来なかった。「ホント理解できないんだけど……どうして?」妥当な疑問だった。しかし僕は返答に窮した。本当のことなんか誰が言えようか?僕の人生でこれから待ち受けていることを告げても、彼女はそれを受け入れ、最期まで寄り添うことを決断してくれるであろうことは明らかだった。僕たちのあいだに存在するものは極めて純粋な形の愛だと断言できた。だからこそ、愛する彼女にそんなことをさせるわけにはいかなかった。君が男女平等主義者なのは知ってる。でも最後に一度だけパターナリスティック振る舞うことを許してほしい。残念ながら僕には君と一緒に思い描いた未来を歩む能力は、君を幸福にする能力は与えられていなかった。でも君が不幸になるのを防ぐことはできるんだ。僕の世話をする以外の未来が君にはあって、君はそれを選ぶべきなんだ。言うべき言葉は明らかだった。彼女の目を見据えて言った。「実は、他に好きな人ができたんだ」それを聞くなり彼女は目を見開き息を飲んだ。


それから三年の年月が経過した。秋の柔らかな日差しが窓から差し込んでいた。窓際でいつものように目の動きをキーボード入力に変換するソフトを使ってWebブラウジングをしていたところ、あの日別れを告げた彼女SNS 投稿が目に留まった。ウェディングドレスを着た彼女がとびきりの笑顔で写っていた。様々な種類の感情が同時に生起した。混沌のなかで最初言語化できたのは「これでよかったんだ」という思いだった。祝福する気持ち表現しようとしたが笑顔がうまく作れない。涙が頬を伝う感覚があった。しかしそれを確かめるすべを僕はとうに失っている。ちょうど暖かな日差しが運んできたまどろみに身を任せて僕は眠りに落ちた。

2020-09-19

キングダム(アニメ)2期になってやっと少し面白くなってきた(1期は上の空でなんとか見終わった。王騎の最期すら上の空で見てた)

wikiで政について読んでセルフネタバレしてしまう程度には面白い。

でも相変わらず主人公についてのエピソード特に面白くはない。

きっと3期くらいになれば主人公についても面白みが出てくるのだろう。

先は長い。

というか、もしかして主人公は信というわけではないのかな?政と信、ふたりとも主人公かな?

2020-09-18

anond:20200918083827

え、エビーっ!!

お、おまえ、最期天ぷらになってまで...!

海老天は旨いなぁ。。。

2020-09-06

主要キャラバンバン死ぬ系の作品

だいたい序盤でレギュラーっぽい雰囲気出してた人が数人死ぬくらいで、後半に行くにつれてどうでもいいヤツしか死ななくなってダレてくる

レギュラー死ぬにしても普通漫画みたいに演出盛りまくって死ぬ感じになる

序盤の雰囲気を忘れたのか 戦闘中即死して最期言葉とかなんも無し、ひと段落してからようやく死を悼まれるみたいなノリを

チェンソーマンはその点偉いよな 初期から出てるキャラマジでデンジくんとマキマさんくらいしかいねえもん

レギュラーは死なない」と思われた時点で負けなんだよな もっと死なせろ!

2020-09-04

人種差別は大嫌いだけど、銅像を倒すのって器物損壊罪じゃない?

ニュースを見ていると、そんな疑問が浮かぶのだけれど、いくら空気を読まない私だって、それを口に出す勇気はなかった。これは、そんな私が一冊の新書によって、正義のために物を破壊するのにも、道徳的理論根拠があるのかもしれない、と知った経緯だ。

増田正義

増田に入りびたっていると、世の中にはいろいろな立場があって、さまざまな正義があることがわかる。残念ながら、複数正義の間でぶつかり合いがあることもまれではない。表現の自由と見たくないものを見ない権利で、レスバトルが毎日のように起きている。あるいは、外国人移民権利尊重したら、女性安全をないがしろにしてしまったケースもある。2015年ケルン大晦日集団暴行事件なんかがその例だ。弱者をいたわろう、財産はみんなで公平に分けよう。そうした基本的原理では同意できるのに、個別のケースでは意見の一致が見られることはめったにない。工学部出身の私としては、実験すればすぐに答えの出る理系学問勝手が違い、社会の複雑さに戸惑うばかりであった。

正義への懐疑

そうするうちに、結局のところ正義根拠ってかなり曖昧でいい加減なんじゃないか、みたいなことを思うようになった。正義論理的根拠がわからなくなったのである。もともと正義についてはサンデル教授の本くらいしか読んだことがなく、哲学は専門外だ。

たとえば、大日本帝国中国北東部傀儡政権を作るのが悪だとすれば、アメリカイラクアフガニスタン空爆したり、親米政権樹立したりするのとどう違うのか。アメリカ中東派兵するのならあまり気にならないが、ロシアクリミア占領併合したときに動揺してしまったのはなぜなのか。本質的な違いはほとんどないのに。

日韓関係だってそうだ。たとえば、国家の間で解決済みであるはずの補償問題を、個人請求することは可能なのだろうか。それとも、個人権利が拡大する世界的な流れのなかでは、必ずしも不合理な話ではないのか。大統領が変われば民意が変わったことを意味するので、前政権約束反故にすることは許されるのか。

他にも、裁判員制度で、発達障害のある犯人に厳しい判決が下されたことがあるけれど、市民感覚医学最先端知識乖離していることも多い。専門家ではなく、偏見もある市民を本当に裁判に参加させていいのか、心配だ。

倒される銅像

で、直近の例で特に印象的だったのが、冒頭に述べたように、BLMで無残に引き倒される銅像だった。革命直後に独裁者の像が倒されるのには全く違和感がなく、それどころかほとんど何も感じない。しかし、歴史上の偉人がこうして再評価されるのを見ると、これは正しいのかどうか、よくわからなくなった。現代価値観からすれば、彼らの過ちは確かに明白だが、こうして公衆面前侮辱に近い目に合わせていいのか。法の不遡及原則、という聞きかじった知識を思い出してしまう。

道徳的には、人種差別絶対的な悪であるしかし、それに抗議する過程で必ずしも公共のものを壊す必要はないのではないか撤去を求める署名運動を起こせば十分なのではないだろうか。銅像破壊する意図は正しいが、間違いなく違法な行動だ。違法であるならば、BLM運動正当性に傷がつくのではないか。結局、正しさには根拠などやはり存在せず、その場の大衆熱狂しかないのではないか。そんな次々と浮かぶ懐疑に苦しめられた、反差別運動に対しての恐怖まで感じるようになってしまった。

書籍に救いを求める

そんな自分困惑しつつ、久々にリアル書店に足を運ぶと、「あぶない法哲学」という新書を見つけた。法哲学の本らしい。つまり、どうして法律道徳が正しいのかを理論的に分析する学問だ。

これだ! と私は膝を打った。私のもやもやはこれで解決するかもしれない。早速購入し、一気に読了した。著者はオタクらしく、ところどころ漫画アニメのたとえが出てくるのでわかりやすい。しかし、レベルを下げたり読者に媚びたりするようなことはしていない。そして、実在の事例や過激思考実験を見せることで、常識を疑ってかかることを、私に教えてくれた。

実証主義自然法論。法律根拠って何よ?

この本で学んだ重要概念として、法実証主義自然法論がある。

実証主義というのは、ざっくりまとめると、法律正当性を持つのは、定められた手続きに従っているからという理由しかなくて、そこに道徳的価値判断は介在しない、というものだ。そして、どれほど内容がおかし法律であっても、正当な手続き撤廃されない限りは、それは守られるべきものだ、とする。

もう一つの自然法論は、大まかにいえば議会で定めた法律よりも優先すべきルールがある、というものだ。さっきと違って道徳がかかわってくる。もちろん、人間良心常識は、時代地域で一貫したものではありえない。しかし、法律が追い付かないほど変化の激しい現代にあっては、法が整備されていない状態での一つの指針・根拠とすべきではないか、と著者は述べていた。

ここで大事なのは法律正当化するのは手続きのみであり、それが人道に則っているかどうかは、実は関係がない、という考え方が存在することだ。

で、ぶっちゃけた話、法律って守る必要ある?

ソクラテス最期はよく知られている。アテナイ若者堕落させたという不当な罪を着せられ、死刑となった。弟子たちはソクラテスに逃亡をすすめた。というか、当時は死刑判決を受けたらその都市国家から逃亡するのが当然だった。しかし、ソクラテスはあえてその判決に従った。悪法であろうともそれを守る義務がある。私はここで死ぬ悪法を制定した市民はその結果を引き受けよ。ソクラテスは命を賭して法を制定した市民たちに、自分たちがどれほど愚かな法律無自覚に作ってしまたか、を訴えたのである

一方で、市民不服従という考えもある。キング牧師アラバマでの激しい抗議活動のゆえに逮捕された。彼の方法は、多くの人々の抗議の模範となった。つまり自分良心ゆえに受け入れることのできない法律自覚的に破るが、国家尊重しているという姿勢を示すために、甘んじて法の罰も受ける。これを繰り返すことで、逮捕している国のほうがおかしいのでは? と多くの人が考え、行動するようになる。確かに法律を破ってはいるが、法律に従って罰を受けることで、遵法とは別の手段正義への敬意を示しているわけである

法律を守るだけが正義を貫く手段ではない。

この二つから導き出せること

道徳とは関係なく、法律を制定することは可能である。そして、不正法律や、放置された不正義に抗議する手段として、法律を破るという方法理論化されている。よって、違法手段正義を追求することは可能である。この結論は、良くも悪くも定められた手続きを重んじるタイプの私としては、非常に大きな驚きであった。

結論

人種差別に抗議する方法として、銅像を引き倒すのは、確かに器物損壊罪だ。しかし、それが正しいと考える人々は、単純な感情で動いている暴徒とは限らない。正しいかどうかはともかく、彼らの立場サポートする理論化された法哲学が、実際にあるのだ。

自分は、法学部一年生が学ぶことを、この年齢になってやっと知ったのだろう。だが、こうして知識が増えたことで、自分の感じていた違和感を少しだけ言語化できた。今後は、何らかの形で国際法とその背景の思想について学び、先ほどの例に挙げた、大国軍事行動の背後にある理論理解したい。

なお

本論では法律有効性に対して一定の疑問を投げかけているが、積極的法律を破ることを推奨する文章ではまったくない。また、法に関しては無知も同然なため、誤解があるかもしれない。ご指導ご鞭撻のほどを乞う。

2020-09-03

猫が急逝して、明日でちょうど一週間経つ。

年始めに入院し、危篤状態我が家に帰ってきた猫(獣医に「このままだとここで息を引き取ることになります。連れて帰りますか?」と訊かれた為連れ帰った)

死に水ではないが、母がミルクを飲ませようとすると健気にペロペロしたと聞き、大急ぎで違う病院へ連れて行った。

ミルクを飲む力があるのなら助かるのではないか?とセカンドオピニオンした(以前通っていた病院だが)

その病院で一週間ほど入院し、なんとか帰宅することが出来た。

ぐったりはしているものの、彼が家に居てくれるだけで幸せだった。

最初毎日。次第に3日おき、一週間おき。最近では二週間おきで病院に通った。

獣医に「にゃあ!」と挨拶し、注射に「いてー!」と反抗する元気が出てきて安心していた。

寒い時期に入院退院し、体が冷えない様に気を使っていたが、

日差しが強くなり気温が上がる頃には自力で家の中の快適な所へ勝手に出向いてドテンと転がっていることもしばしばだった。

母は睡眠時間を削って、よく世話をしてくれた。

うちには3匹猫が居るが、一番下の猫もとても心配して様子を見てくれていた。

容態が安定してから定期検査は2ヶ月に一回になっていた。次は9月の予定だった。

私は毎月検査して欲しいと思っていたが、獣医がそう言うなら良いかとも思った。

しかし先月末、突然療法食を食べなくなった。

猫缶は食べていたが、買っておいた腎臓病用のリキッドを飲ませてみようとした(飲まなかった)

おしっこは出ていたがぐったりし始めた為、慌てて病院へ。

検査すると内蔵全体が悪くなっていた。肺にも白い影がかかっていた。

各種数値は非常に悪い。

獣医は出来るだけのことをすると言い、入院になった。

帰る時、猫の様子を見るといつも通りゴロゴロと喉を鳴らしていた。

がんばるんだよ。と声を掛け、後ろ髪を引かれる思いで帰宅

どきどきしながら一晩過ごし、翌日仕事前に見舞いに行った。

その時、母の顔を見てニャー!と一声鳴いた。

もうゴロゴロは言えず、苦しそうに胸を上下させていた。

こんなに苦しそうなのに、頑張れなどと声をかけることも出来ない。

そう思ったけれども、なんとか生き抜いて家に帰ってきて欲しいと願わずはいられなかった。

また長く入院して苦しめることになるのかなあと思いながら。

仕事に行き、夕方の休憩時間スマホを見ると母から着信が入っていた。

力が抜ける思いでLINEを開くと「息を引き取りました」とあった。

ぼんやりしながら仕事をこなし帰宅すると、氷に囲まれて冷え切って固くなった彼が横たわっていた。

冷たくて固いけど、見た目は寝ている様にしか見えない。

腹を撫でると毛並みがさざめいて息をしている様だ。

抱え上げると、病院に連れて行った時よりも重みを感じた。

入院する2日ほど前の夜、私の部屋にドタドタと駆け込んできて何やら沢山鳴いていた。

否、ここ半月程やたら鳴いて甘えていた。

「具合悪い!」と訴えていたのかもしれない。

具合が悪いから、いっぱいよしよししてくれと言っていたのかもしれない。

それなのに、あの日私は「うんうん。どうした?」と顔を覗き込んで頭を撫でるだけだった。

なんで膝に上げてやらなかったんだろう。

元々人の膝で寝るのが大好きな猫だった。

老いて体が難儀なせいか、その体勢が辛い様であまり上がらなくなっていた。

こちらも気を使って抱え上げたりすることがなくなっていた。

あの温かく柔らかい重みをこの手に抱える最後のチャンスを捨ててしまったのが悔やまれてならない。

彼は本当に人間が大好きな猫だった。

そして何故か私の手を舐めまくるのが好きだった。

ひとしきり舐めさせて手を引っ込めようとすると、爪を出して押し止めるくらい。

美味しかったのだろうか?

自分の子猫だとでも思っていたのだろうか?

他の人間の手を舐めることはなかったので、何かしら意味があったのだろう。

最後に手を舐められたのはいつだったかなあ。

遺骸になった猫を撫で付けながらそんなことを思い出すと涙が止まらなかった。

このまま家の庭に埋葬するのはなんだかとても嫌だった。

部屋に寝かせている姿は以前のままだったから。

その存在を全て土の下に埋めてしまうのがとても躊躇われた。

何か残しておきたい。そう思って、火葬業者を頼むことにした。

家まで来て貰い、家族みんなでお弔いをした。

炉に横たえた彼はやっぱり生前のままだった。

ツヤツヤの白い毛並みの大きな体は、2時間ほどで白い骨になった。

しっかりとした骨を桐の小箱に詰めていく。

股関節が悪くてドタドタ歩いてたけど、骨は立派なままだった。

最後にちっちゃな頭蓋骨を私が拾って収めた。

容態急変から葬儀まであっという間の出来事だった。

でも不思議と落ち着いている。

酷いペットロスになるのではないかと思っていたが、何故か一区切りついた様な感覚だ。

亡くなった猫について人と話したり、こうして文章にしたりするとやっぱり涙が止まらないけれども。

前回倒れて奇跡的に回復し、この半年強という時間を与えられ、みんなで見守り続けて出来るだけのことをしたという感覚があるからだろうか。

思い返せば悔やまれることもあるけれども。

病院に居たせいで、家族の誰も看取ってやることが出来なかったのも辛いけれども。

それでも、最期は長く苦しまずに逝けたから…。

今月7日で18歳になる筈だった彼。

しかっただろうに、7ヶ月以上も頑張って生きてくれた。

とても愛しく、大切な子だよ。

これまで傍に居てくれて本当にありがとう

2020-09-02

女友達へのデカ感情さよならできただろうか

少しだけ落ち着いたのでここに記します。誰か、自分のことを知らない誰かに話を聞いて欲しくて、でもそんな人はいるわけもなく、とりあえず吐き出して誰かの見える所に置いておきたくてここに来ました。自分に酔ってる人間なのでポエム文章になりがちだと思います。なにも考えずに書いているので長いです。あと読み返してません。

女友達彼氏ができた。できていた。めちゃくちゃ動揺した。

自分は生きてきた中で彼氏彼女と言えるパートナーも居らず何のご縁もなかった。そもそも異性と関わる機会が少なく、誰かを猛烈に好きだと思ったことも無く恋愛とは何ぞやという気持ちで生きてきた。所謂根暗で、用がなければ人と話さなくても良いかと思っている。有難いことにある程度は自立して生活でき、オタク趣味に溺れて健やかに過ごしている。あえてパートナー積極的に探すことに意欲はない。

自分女友達(今後Aとする)のことが大層好きだ。Aは学生時代からの友人で、はちゃめちゃに良い奴で、同じオタクで、趣味が合う。自分のAに抱く感情自分の中で至って普通に友情形容していて、今まで出会った人間の中で誰よりも信頼し、尊敬している。ここでAへの愛を語らせてほしい。

最初に話していた時の感想はこの人めんどくさいだった。妙に理屈っぽくて言葉が多くてよくしゃべる。皮肉などなく純粋理屈っぽいよねと実際言ってしまたこともある。一緒にいる時間が長くなるにつれ言葉の多さにも慣れてきて、色々なことを話すようになった。一緒にいる時間の長さは人との関わりの中で大きく影響するのだなと今書きながら思った。Aはあまり人前に出て話すタイプではなく、議論や人と話すのに物怖じせず淡々自分意見を言うことができる。めんどくさがりでよく寝坊して約束時間に遅れることもあるのだが、高校時代行事に仕方なく参加しながらちゃんと協力的だった。贔屓目だがめんどくさいところも含めて大変かわいくて、なんだかんだ言いつつ“良い奴”なのではないかと思う。単純に、Aという人間好きなのだと思う。一緒に居て居心地が良く、安心できる。自分はAが死んでから生きていくのが少し嫌だと思うためAより先に死にたいし、また、Aの最期を看取りたいからAより長く生きたいとも思う。でもきっとこれは友情なのだと思っている。わからないが。

Aは彼氏彼女がずっといなかった。高校時代、異性と一緒に2人で帰っているのを見たり(自分は回り道をして帰った)、一緒に映画に行ったというのを聞いたりもしたが、パートナーはいなかった。例え誰かいたとしても自分には知らせずにいてほしいとは思った。人伝いでそうなのだと知らされるのも正直しんどいが、なにも知らない方がマシだった。

さらっと会話の中で彼氏がいることを伝えられ、自分は何事もなかったかのように会話を続けたが、内心かなり焦った。その日は帰ってからなにも手につかず酒を煽って寝た。

Aに彼氏がいることへの感情は一体何なのか。考えてみた。かぶっているものもあると思う。

1.自分にはパートナーがいないのにAに彼氏ができたことへの嫉妬

2.自分の方がAのことを好きなのだという彼氏への嫉妬

3.Aの1番?頼れる相手でいたいという欲望

4.パートナーがいなかったのは自分だけなのだという焦り

5.どこかパートナーのいない同士だと思っていたため裏切られたような気がした

多分もうすこしなにかいろいろあった。

Aには幸せになってほしい。これはきちんと自分の中にある感情だ。なってくれ、と思うことが既に傲慢なのか?願うくらいはさせてほしい。Aのことが好きだからこそAの可愛さ、良さに気づく人はきっと居るだろうと思っていたし、パートナーと、あるいは1人でも、どんな形だとしても健やかに過ごしてほしいと思っている。

1は少なからずないとは言えないが、正直パートナーがどうしてもほしいわけでもなく、比べるのはおかしいが自分がAよりも優っていると思っているわけでもないため少し違うような気がした。

結局Aへの独占欲なのではないか。人は当然変わるものであるが、変わっていくAに勝手に執着していただけではないか。わからない。

小学生時代、別の友人から手紙にずっとそのままかわらないあなたでいてほしい、というようなことが書かれていたことを思い出した。変わらないなんてあり得ないのにこれはある意味呪いだなと思った覚えがある。自分も友人もお互い変わったし、その変化を受け入れて関係は続いている。変わってしまたことに少し寂しさを覚えるが今の自分と今の友人しかそこにいないのだから、今ある姿で付き合うしかないのだし、それは結構面白くもある。

自分はこの経験を通して変わったのだろうか。

最近Twitterで米○玄師のインタビューのようなものを見てなんとなく納得できた。

2週間ほど経ち、爆発しそうな、誰かに聞いて欲しくてどうしようもない感情は薄くなっていった。

今月、またAと会うのだと思う。なんとなく自分は気まずい部分もあるが、Aとはつながっていたいし話したい。

Aへのでかくなった感情はわからないまま時間と共に見えなくなってきた。そのまま見えなくなって、見えないところで小さくなっていてくれたらいい。

さようなら

anond:20200902123704

男性は、町の自警団を名乗る3名の男により性的暴行され、最期頭蓋骨が陥没するまで鉄パイプで頭を殴られるというむごたらしさだった。

フェミと一緒

相手の非を見つけた瞬間ブレーキが壊れて自分欲望を満たすためのはけ口にするタイプなだけ

2020-08-31

anond:20200831225305

>"どいつもこいつも何一つ説明してくれなくて腹立つ""最後まで見ても結局のところ意味からない"

・・・これ、石ノ森章太郎大家ほとんど最期に近い少年雑誌連載マンガの「仮面ライダーBlack」を思い出したわー

2020-08-29

anond:20200829082751

そこでマッチングアプリですよ!

最期に喰いたい』と『最期に困ってる誰かのために働きたい』との!

2020-08-27

この素晴らしい世界

ゴキブリ駆除されるが、小型犬は捨てただけで法に触れる

理由なんて簡単さ、そこに美しさがなかったか

フィクション世界で、ゴキブリ人間駆除しようとしたり、猿が人間支配する惑星が出てきたりしたけれど

他を圧倒する種が存在すれば、その種族にとってどんな有効価値があるかによって、他の生き物の存在価値は決定される

群がる小蠅はシューッと殺虫しましょう

豚や牛は美味しく頂きましょう

愛玩用ペットは大切な家族です

減らし過ぎた種は護り、増えすぎた種は間引きましょう

別にアニマルライツを訴えたいわけではありません

だって根本的には人間同士でも同じだから

何千年もの間、隣接する地域では縄張りを主張し合い、殺し合い、

強者弱者を隷属させ、支配する

それが世界史で習った人間歴史です

殺し合う必要性がなくなった近代文明国でも、富や美貌や知能など

その社会構成員を傅かせるに値する、何らかの有用性を持った人間は、そうでない人間に較べ、貴い存在なのです

仕事に貴賎はありません、もちろん人間にも、その他の動物にも貴賎なんて存在しない

ただヒトの意識の中に貴賤があるだけです

有用存在か、そうでない存在かによって、いや意識的ですらなく、それは無意識のうちに既に峻別されています

大局的に見れば、人間もその他の動物も、この絶えず変化する森羅万象の一構成物に過ぎません

人間のカラダに多数の菌が常在し、血が巡り、細胞が分裂を繰り返し、やがては死に朽ちて、土の中に還っていくのと同様に、

莫大な宇宙から見れば、個の人間も菌や細胞と同じようなものです

物差しで自他を推し量りながら、最期はみな、有とも無ともいえない、かつて在りこれからも在り続ける所に還っていく

それは虚しさでもあり、優しい救いでもあるのです

anond:20200827130045

でも同じ条件で日本と比べるなら

ーどうせ避けられない地震で命を落とすならー

日本人としてよりも最期まで気高きニュージーランド人として散りたくない?

2020-08-23

犬に関する怪談

私が小学生くらいのとき犬を飼っていた。

マルチーズって犬種の白い小型犬。当時で2歳くらいだった。

そいつは夏になると玄関の上がりかまちに寝転んでいることが多かった。

風が通るしコンクリの床が気持ちよかったのだろう。

ある夜、いつものように寝転がっていた犬が突然悲鳴を上げた。

玄関から逃げて、部屋の隅で震えてる。

誰かが踏んづけたわけではない。虫に噛まれたか?と思い身体を調べても特に異常はない。

結局その日は玄関に近づくことをずっと嫌がっていた。

後日、母親が、うちの犬にこんなことがあって、と近所の人に話をしてたとき

ある人からもしかして、とこんな話を聞いたらしい。

その人も犬を飼っている。うちと同じ犬種

ただ、こちらの犬は老犬だ。

ある日、飼い主が趣味登山にでかけた。老犬はお留守番

夜帰ってくると、老犬が「おかえり」というふうにのそのそ自分の元へやってくる。

飼い主が「ただいま」と抱き上げると、そこでふっと息を引き取ったそうだ。

その時間がちょうどうちの犬悲鳴を上げた時間らしい。

うちの犬は若く元気だった。その老犬と散歩とき出会うと「遊ぼう!」とじゃれつく

老犬に「うるせえなあ」といったふうに無視されることが日常だった。

そんな仲良しとは言えなかった二匹だが、老犬は最期のお別れを言いに来たのかもしれない。

おわり。

40才バイトかけもち独身男だが

どうも生きてるだけでセクハラパワハラ独身男性です。顔はチー牛に豚丼を重ねて特盛にした感じです。

いま大阪で元・市営バスに乗ってるんだが、となりのババアがうるさい。ひたすら、嫁か娘か知らんが連れのオバハンに対して「支払いがー、年金がー」と喋りまくっている。

思うことはただひとつ。口にコンクリート詰めて、車で頭踏みたい。そして気づく。社会女性が、ワイのような毒男存在自体ヘイトを持つように、ワイもまた老害全般ヘイトを持っている、と。

世界人類のために、ワイのような者が不要削減対象であることは構わない。なら、ついでに老害処分しようぜ?南無コロナ老害撲滅勝利祈願!

とまあ、ワイなんかは存在することがハラスメントなんですよ。つまりbeingハラスメント、ビーハラね?

最期に言わせてほしい。

Ich bin bin!

2020-08-22

朽ちていく 1

私の指は何かの病気のようだ。6年ほど前から右手中指に水泡ができはじめた。中指の付け根から第一関節にかけて、薬指の方の側面にその水泡があった。最初不安になって、ネットで調べたりしたが、ただの湿疹であることがわかった。私が凝視すると、透明な皮膚の膜の下に小さな水の塊があるのが確認できた。気持ち悪いと思ったけど、とても小さくて、移ったりするわけではないようなので、放っておくことにした。

その塊は常に複数個あって、数が増えたり、塊が大きくなったりして、繁栄と衰退を繰り返している。たまに増えたかと思ったら、いつの間にかつるつるの皮膚になったりしている。彼らとは、長い付き合いになるので、その生態も少しだけわかっている。彼らはどうやら私の心が弱ると、活きいきとし始めるようだった。中指の側面が、帯状にピチピチとした新品の水泡で覆われている時は、最近疲れているなと感じる直前のタイミングなのである。でもいつもその水泡を無視して仕事して、数日動けなくなったその後に、「ああ、そういうことか」と、瘡蓋になった水泡を見て思い出すのであった。新品だった水泡たちは、心を亡った私によっていつの間にか破かれ、組織液の滲み出た真皮層が空気に曝され、やがて乾燥して鱗のような瘡蓋になるのであった。

私の中指に生息する水泡が、途端にその勢力と侵攻域を成長させたことがあった。それは、私が自殺未遂した日から1ヶ月のことで、今まで、精々中指全体におさまっていた水泡たちが、隣接する指へ、手のひらの方へ、そして気がつけば左手の方までも、新しい住処にしはじめていた。一日、二日、三日、とかけて、とうとう両手が水泡だらけになってしまったのだった。おびただしい数の水泡が5本指に蔓延し、掌にも連なった水泡が無数にできた。水泡自体は小さいものの、それが連なると存在感があった。水泡はぷっくりと分厚い手の皮の下で透明に存在していて、その水泡の周りは皮膚が引っ張られてピンク色になっている。だから、私の手は元の肌色ピンク色の斑な模様になった。

その1ヶ月後には、やはり大変であった。とても尋常ではない破壊衝動に苛まれていた。今まで経験したほどのないその昂りは、私の惨たらしい最期海岸へと攫う波だった。業火で焼かれたい気持ち、呼吸していられない気持ち自分の肉体がただの脂肪や水分に感じられて、全て切断してしまいたい気持ちになった。しかし、その衝動は赦されないものであるから、私はそれを封じ込めることにした。が、その衝動エネルギーは凄まじく、歪な形で放出されていった。つまり自殺こそしないけれど、自らの人間関係観念破壊対象となった。

私の精神は水泡と同じ末路を辿るのだろうか。

組織液、というのは不快匂いである。生臭いような甘ったるいような匂いがするのだ。きっとこれが腐敗した時に死臭になるのだろうと想像できる。

あれから、両手全体に広がった水泡は、また1ヶ月もしないうちに、元の右の中指の住処に戻ってひっそりと暮らしはじめた。右の中指であれから、何度か繁栄と衰退を繰り返した。先日の繁栄は、広範囲ではなかったのだが、深刻ではあった。水泡になった後、真皮層が露出して、いつもより多く組織液が滲み出ていた。「何か、匂う」そう思って身体中を嗅ぎ回って、そしたら指から滲み出る組織液の匂いであることがわかったのだ。

ある、雨の日の夜、私は外を散歩した。靴下の上から履いたサンダルの中に雨が染み込んできた。この日は夜だというのに暑くて、非常に不快であった。ふと、私の荷物のことを思い出した。私は、数ヶ月前に家を失っていて、知人の家の車庫に私の荷物を置いてもらっているのだった。私の衣服、本、生活道具が段ボールに詰められ、車庫に置かれている。事情があって、私が住んでいた家に近づくことはできなかったので、知人に荷物を運んでもらって、車庫に置いてもらっているのだった。「ああ、私の荷物は......」この時初めて、私の荷物が外に置き去りにされていることに気がついたのだった。

きっと、私が荷物を室内に入れられるようになる頃には秋になっているかもしれない。中古で手に入れた、安いけどとてもお気に入りコートもあった。私の何年も書き続けた日記も、集めた古本も。しかし、それらは、今、黒い黴にまみれているかもわからなかった。

2020-08-21

最後に恋したのいつ?

おれはさっき。最期にしたいな

2020-08-18

ドスケベ白雪姫後編

前回までのドスケベ白雪姫は……

Once upon a dosukebe time.

近付くとエロ爆裂アクメ四散してしまうほどのスケベ美しさを持つドスケベ白雪はえちえち継母であるクソビッチ王妃エロ生命を狙われましたが、スケベ幸運にも刺客をデスアクメさせて何とか生き残りました。

しかし、クソビッチ王妃はついに自らの淫らな手でスケベ暗殺をするとエロ決めたのです。

ドスケベ白雪はこの後どうなってしまうのでしょうか……。

 

クソビッチ王妃がドスケベ白雪エロ生存エロ知ってたから、さらに一週間が経ちました。このドスケベ世界に住む卑猥淫靡羞恥心など皆無なスケベ人間にとって一時間オナ禁はスケベ生命に関わる極めて危険エロ苦行である事は、このお話を読んでいる皆様は当然ご存知だと思いますが、なんとクソビッチ王妃は一週間のオナ禁アクメ禁を行い、そのスケベ魔力をエロエロエロ高めていました。えろえろ魔法淫乱老婆にセクシー変身し、むらむら魔法でドスケベ白雪のスケベ呪い対策バリアを貼り、感度五千兆倍の媚薬とえろえろ魔法「スグアヘール」「メチャオホール」を練り込んだ感度五千兆倍媚薬魔法リンゴセクシーに持って、スケベ小人達やドヘンタイ王子食べ物を採りにいなくなった隙に、彼らが住む小汚いラブ小屋にやって来ました。ラブ小屋の外まで漂ってくるイカと栗の花を百万トン混ぜて圧縮たかのような匂いが、ここで行われるいかがわしい行為想像させます。思わず油断アクメしそうになったクソビッチ王妃ですが、しかしここでアクメするわけにはエロいきません。一瞬でもアクメすればスケベ廃人になるのは自分だと卵巣で理解していたからです。

「美味しい美味しいエロリンゴだよ♡」

淫乱老婆は聞いただけで思わず性器を触ってしまうかのようなエロ声で言いました。

するとドアが開き、クリトリスゆっくり撫で回しながらドスケベ白雪が出てきました。

「まあ、美味しそう♡♡」

「お代はその初々しいながらも堅実なオナニー結構じゃよ♡」

ありがとうございますえっちなお婆さん♡頂きます♡♡」

ドスケベ白雪は感度五千兆倍媚薬リンゴ一口セクシーに食べました。

「じゅっ!?!?

次の瞬間、ドスケベ白雪は毎秒4545194回のアクメの暴力を受けて、鼻血と体液をびとびとと垂れ流しながら、その場でアクメ死んだようにアヘ眠ってしまいました。それはもはやアクメと言うよりまさに昇天でした。絶頂、アクメ、オーガズム……これらを初めて「逝く」「昇天」と表現した人物は、ひょっとしたらこれに似た光景を目にしていた事でしょう。本来ならば即デスアクメして卑猥エロ死臭を漂わせるエッチ死体となるはずですが、幸か不幸か、両親譲りの絶倫スケベ脳と絶倫エロ身体能力のお陰で、常人なら五億回はデスアクメしてしま快感でも気絶する程度で耐えられましたが、これでは素直にデスアクメした方がマシとすら思えるエターナル快楽インフィニティ地獄です。

淫乱老婆に化けたクソビッチ王妃はドスケベ白雪の無様な痴態を確認して喜びアクメをキメるとお城に帰ってイキました。

ヘンタイ王子より先に帰ったスケベ小人達は変わり果てた姿なったドスケベ白雪を見てありったけの涙と精液をだらだらと卑猥に垂れ流しながら、ドスケベ白雪エロ弔う為、高台にあるいやらしく黒光りするエロスケベ世界樹の下に運びました。

その時、スケベ小人の中でも物知りな恥辱洗脳が、あるエロい話を思い出しました。

そしてこんなスケベな事を言いました。

お姫様を助けられるかもしれない。みんな、思い出せ。エロスケベ世界樹のスケベ伝説の一つを……」

「あっ!」

スケベ小人達は、超淫乱森に古くから伝わる『エロスケベ世界樹の下でエロスの無い真実の愛を示せば願いが叶う』という言い伝えを思い出したのです。この淫乱なスケベ生物しか存在しないスケベ世界エロスの無い真実の愛など御伽噺のそのまた御伽噺でしか無かったので、誰も信じず、みんな忘れていたのでした。しかし、エロスの無い真実の愛が確かに存在する事をスケベ小人達は知っています。ドスケベ白雪を救う為には彼女えっち気持ちを抱かないドヘンタイ王子がどうしても必要でした。

まんこから卑猥事情を聞いたドヘンタイ王子が駆けつけると、えちえちな異変が起きました。

それはドスケベ白雪から22メートルほど離れた地点で起きました。目眩を伴うアクメと貧血を伴う勃起がドヘンタイ王子を襲いました。

なんという事でしょう。ネクロフィリアであり、生者の性癖など何も知らなかったドヘンタイ王子は、ドスケベ白雪えっち死体のような痴態を見た途端、彼女性的興奮を覚えてしまったのです。これではドスケベ白雪呪いにかかってしまうのは誰のいやらしい目から見てもエロ明らかでした。それは同時にエロスケベ世界樹の伝説を発現させる事は不可能だという事もエロ示していました。スケベ小人達はスケベ絶望エロ打ちひしがれて、絶望アクメをしてしまいました。

それでもドヘンタイ王子だけは一歩前に出ます

残り22メートル。彼はドスケベ白雪に近付く事の意味を知っていました。聞いていた通り、陰茎は十倍の大きさに膨れ上がり、貧血アクメでまともに動く事が出来ません。それでも彼は強い意志で近付けばドスケベ白雪を救う可能性があると信じていました。

残り21メートル。今まで聞かないフリをしていた自らのリビドーに耳を傾け、もう一方の足を踏み出します。

残り20メートル。ドスケベ白雪との触れ合いを思い出し、本当は生きた者にもエロスを感じていた自分に気付きました。それでも呪いにかからなかったのはその美しさを知らなかったからだと、美しく眠るドスケベ白雪を見て確信しました。

19メートル。この理不尽エロ事に毅然と立ち向かう勇気がまた一歩足を進めます。陰茎はもはや自分から生えたもう一人の自分のようなほど肥大化し、だらだらといやらしい体液を情けなく垂れ流しています

18メートル。アクメ目眩エロ吐き気と夥しい射精感が強さを増します。しかし、彼は自分を導く何かを知っています。もう止まることはできません。びゅるびゅると流れ出る精液とともに魂も流れ出てしまうかと錯覚してしまうほどの射精感ですら、彼を止める事はできないのです。

17メートル。城から出て初めて心を通わす仲間との思い出が強まるアクメを押し除けます

16メートル。度重なるアクメでもう目もよく見えません。しかし、ただひたすらにまっすぐドスケベ白雪に向かう力が湧いて来ます

15メートル。老化現象が始まりました。もう正常な判断も難しくなりましたが、その中でも正しい道を歩む事を彼は諦めません。

14メートル。もう立つこともままならない己の姿を見ても、彼は己の進む道を決める勇気を失いません。

13メートル。小さな水溜りに年老い自分の姿が映りました。残酷な時の流れを彼ははっきりと見せつけられました。それでも歩む事をやめません。

12メートル。これ以上近付けば死んでしまうかもしれません。増大した血液と精液がドヘンタイ王子の肉体をエロ変容させはじめていました。アクメのし過ぎで己が何者かを忘れそうになりながらも、チャンスを見つけようともがきます

11メートル。ついに精液の混じったスケベな血が、ドヘンタイ王子だった頭と手足と巨大陰茎を持つ肉塊の口や全身の触手めいた突起物から漏れ始めました。死が、スケベ脳裏淫靡な悦楽と共にエロ過ぎりました。そのスケベ命は今まさにエロ尽きようとしていました。

その時です。

「ドヘンタイ王子、諦めるな!」

「怒り勃起!」

「もう少しだ、俺たちが支える!」

寝取られ!」

お姫様を救うのだろう!」

恥辱洗脳!」

「お前にはまだ隠された力があるはずだ!」

露出狂!」

「死んだフリをした俺を激犯してくれた借りを、ここで返すぜ!」

「異種姦!」

「脇見をしている暇なんかぁないぞ!」

ムーンナイト!」

まんこ!」

まんこ!」

こうして、ドスケベ白雪から10メートルまでの距離までたどり着く事が出来ました。ドヘンタイ王子から勇気を貰ったスケベ小人達が助けに来てくれたのです。彼らの献身により死を乗り越え、肉塊になりながらもドスケベ白雪へと続く道を進む事が出来ました。

限度を超えた快楽苦痛に、限度を超えた苦痛快楽になります悪魔のようなドスケベサイクルすらも、死を乗り越えたドヘンタイ王子にとってはもはや希望ですらありました。希望の心が呪いを和らげていきました。その姿はもはやどれが肥大化した陰茎だったのかもわからない、六つの肉棒が生えたスケベ肉塊のようでしたが、心だけはまだ人の心を保っていました。

ドスケベ白雪へと向かう歩みは進み、変わり果てた姿のドヘンタイ王子はついにドスケベ白雪を抱きしめる事が出来ました。

ヘンタイ王子はスケベ心の無い純粋気持ちでドスケベ白雪キスしました。すると、ドスケベ白雪は目を覚ましました。そして、ドヘンタイ王子の肉体も元に戻ったのです。

「まあ、王子様」

おはようお姫様

なんという事でしょう。

今、この場所には、スケベで卑猥エロしかない、このドチャクソスケベ世界を超越した、健全純粋真実の愛しかありませんでした。それが、エロスケベ世界樹の力も加わって、感度五千兆倍媚薬リンゴの毒を消し去ったのでしょう。さらに、エロスの欠片も無い美しい愛は、ドスケベ白雪のスケベ呪いすらも消し去ってしまったのです。スケベ小人達も感動の涙を流し喜びました。そこにアクメもエロスもセクシーもありません。ただただ美しいお姫様王子様と七人の小人がいるだけでした。

たった今、この瞬間、このドスケベ世界に初めて純粋真実の愛が生まれました。

白雪、お城へ帰ろう。今の僕達なら王妃様の魔法も効きはしない。僕が必ず君を守る」

「俺たちもいるぜ!」

王子様、小人の皆さん、ありがとう

九人の真実の愛を知る者達は、おスケベ城を目指しました。

一方、エロからその様子を見ていたクソビッチ王妃でしたが、エロスが破壊された光景が映し出された瞬間、エロ鏡はエロ破壊され、淫らに閉じ込められていたむちむち妖精エロ逃げ出しました。青い肌をした程よいエロ筋肉と程よいエロ脂肪を兼ね揃え、身体もちんぽもまんこもむっちむちのふたなりイケメンセクシー妖精でした。

「よくも今までエロコキ使ってくれたな!いつまでも若く美しくいたいならこれをくれてやる!」

むちむち妖精はアクメする度に若返り寿命が伸びるエロ魔法をクソビッチ王妃にスケベかけました。むちむち妖精のかけたエロ魔法はスケベ人間にはエロ解けません。むちむち妖精が逃げ出した今、このエロ魔法を解ける助平者はここにはいませんでした。

「そんなのあるなら最初に言いなさいよおほぉおおおおおぉっ♡」

そうして驚きアクメをキメたクソビッチ王妃割れエロ鏡の破片に映る若返った自分を見てさらに驚きアクメしました。さらに若返りアクメしようと、クソビッチ王妃は感度3000倍媚薬湖に向かってエロテレポートしました。

するとそこで城へ帰る途中の白雪王子と七人の小人エロ鉢合わせました。

「あっ、クソビッチ王妃だ!」

怒り勃起を先頭に、七人の小人が前に出て二人を守ろうとします。

白雪、僕の後ろに下がるんだ」

「気を付けてください、王子様」

まり健全ラブラブな二人と、その二人を守ろうとする七人の小人達の、お互いを思いやる純粋愛情友情に溢れる姿を見たクソビッチ王妃は今まで知らなかった感情、『尊さ』を感じました。その尊さは、卑猥淫乱で淫欲と色欲と肉欲と情欲と性欲に塗れたクソビッチ王妃にとって、未知の尊びアクメでした。

「イグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグイグゥゥ!♡」

目に焼き付いてしまった尊さ溢れる二人の姿は消そうにも消せません。クソビッチ王妃は、無限に尊びアクメしながら赤ん坊になるまで若返り、そのままなす術もなく転がって、感度3000倍媚薬湖に落ちていきました。やがて快楽を伴う電気信号を発し続ける小さなさな不老不死のアクメ受精卵と化したクソビッチ王妃は、感度3000倍媚薬湖の中で永遠に消失アクメと受精アクメを繰り返す事になりました。

クソビッチ王妃最期を見取った九人は、清々しい気持ちでおスケベ城へと向かいました。

やがて、純粋な愛を体現するラブラブ白雪王子の姿を見た人々は少しだけエロスが薄まり毎日毎時毎分のようにしていた性的行為を二日に二三度くらいに抑えるようになり、国名もドスケベ王国と、少しまろやかな名前改名し、ドスケベ王様と美しいお姫様と麗しい王子様と共に国民幸せっくすに暮らしましたとさ。

……ちなみに、クソビッチ王妃から逃げたむちむち妖精はと言うと、アドスケベノセイメイと言うエロ知り合いがいるセックスパンデモニウム京都と呼ばれる東のスケベ異国の都へ向かう途中、ドエロ砂漠のスケベ国でとてつもなくドスケベな形のランプに封印されてしまます。このドスケベなランプに纏わるドスケベ話は、また次の、エロスとカオスリビドー渦巻く機会にでも、語る事にしましょう。

エロめでたしエロめでたし

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最期に 見つめたオヤジの顔は

もはや触れることもできぬ 煤焼けた黒い塊

「あの人のいうとおり いつになれど 消えない傷があるでしょう」

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2020-08-17

anond:20200817221759

なんでや!顔と最期だけは無敵キャラやんけ?!

生に執着はないけど死に執着があるから今日も生きてる

人生は一度きりってよく言うけど、死ねるのって一度きりなんだよ

何十年に渡る長い物語エンディングなんだから最高の演出でかっこよく死にたい

中学くらいの頃は、若くして自殺ってのに美しさを感じていて18くらいで死のうかななんて思ってたけど

実際18くらいになったら今死んだところで、どこにでもいる自己顕示欲の強いメンヘラと鼻で笑われるだけだなと思って辞めた

親友の身代わりに敵陣へ突っ込むとか、村の掟で生贄にされるとかそういう泣ける最期にしたいんだけど

平和なこの世じゃなかなかそんな場面には出会えないね

理想な死に場所が見つからいか今日もだらだらと生きているよ

なんだかんだでこのまま天寿を全うするのかもしれない

セカイ系主人公になりたい人生だったな

2020-08-16

闘病していた父が最近亡くなったことと、とても悲しくて毎晩泣いている、ということの因果関係すら説明しなければ通じない人に、

いずれ犬を飼うつもりだという話をすると、

でもペットが死んだら本当に悲しいんだよ?そもそも世話が大変だよ?最期介護することになるかもよ?

などと諭されて笑ってしまった

なんでこっちがそれを分かってないと思うんだろう?

教えてあげなきゃ!って、なんで?

2020-08-15

ソードガイやっと見終わった。

陳腐だったなー。

2シーズンもあったから余計にきつかった。

それでも完走出来たのだからそれなりの出来なんだろうけど。

鑑賞後に良いもの見た感全然無い。

肉親でも愛する者でもバッサバッサ斬り殺す感じは良かったけど、

後半はご都合主義で死なないとかばっかだし。

あと、ゾルゲイン最期が謎過ぎて。神剣の役割とは一体。

牙狼炎の刻印みたいに小林女史が構成やってくれれば違ったのかねえ。

原作雨宮かと思ったけど、キャラデザだけなんだね。

なんかこうスカッとするアニメは無いもんか。

次は何を見ればいいのかー。

ネトフリオリジばかり見てる感じだが、今ひとつパッとしない。

飼っていた犬が死んだ私が、やろうと思ったこ

タイトル通りだ。

飼っていた犬が死んだ。

 

おっとりして、抱っこされるのが好きな犬だった。

事故ではなく、ずっと患っていた病気じわじわと進行して、亡くなった。

いつかはくると分かっていたつもりだったが、突然過ぎて、『あぁ、こんなにあっさりなのか』と思った。

少し落ち着いたら、彼女最期も書き起こすかもしれない。

 

今日書いておきたいのは、突然、飼い犬を亡くして直後からのやったことと、やる予定のことについてだ。

死んでる描写があるので、悲しくなってしまう人は読まないでほしい。

ももしかしたら、誰かの役に立つかもしれないので書き残しておく。

 

まず、恐らく彼女は、動物病院に向かう私の車の中で息を引き取った。

ようやく到着して診察台に寝かされたときには、脈も血圧も触れなかったと、先生が言っていた。挿管しても、心臓マッサージをしても、意識は戻ってこないだろうと言われた。

しかし、このタイミング病院に着いたのは、まだ幸いだった。

かい彼女と別れを惜しんで、先生に「お見送りの準備」をしてもらった。

まだ体が固まらないうちだったので、体を拭いて、ドライヤーブラッシングエンバーミング的なことをして、スムーズに棺に収めてもらえた。

火葬まで、保冷剤(できればドライアイス)で冷やしておくことを指示されて、帰宅

 

次に、去年猫を亡くした友人に、ことの次第を話し、利用した民間ペット葬儀業者を教えてもらった。

ネットで調べると、市の動物愛護センター(こういうのは決まって郊外の山の中とかにある)しか出てこなかったので、近いところが見つかって助かった。

すぐに業者に連絡、次の日を提案されたが、「まだ心の整理がつかないので」と、2日後を予約する。この判断は正しかった。言われるがままになってはいけない。

 

そしてその夜、家族電子申請で犬の死亡届を出した。

はいいのだが、犬の場合登録があるのでここを怠ると来年狂犬病予防接種案内が来てしまう。

とりあえず、手続き的なものはここまででいい。墓はまだ考えていない。いいところを見つけるまで、家に置いておくつもりだ。

 

私には、火葬までに取り急ぎやりたいことがあった。

元々、犬の足型を取りたいと思ってネットショッピングを見たりしていたのだ。

しかし、明後日には火葬ネットでは間に合わないかもしれない。

 

そこで次の日、西○屋と、ア○チャンホン○に行った。

予想通り、生まれときの手型·足型をとるフォトフレームセットが売っている!ビンゴ

家に帰って早速、保冷剤でひえひえ、ガチガチに死後硬直の犬を夫に持ち上げてもらい、四苦八苦しながら粘土に足型をとった。(肉球以上に、爪がめっちゃ刺さって、なんか思ってたんと違うのできた)

余談だが、私は彼女の鼻が大好きだったので「鼻型も取りたい」と主張し、試しにやってもみたのだが、出来栄え微妙な上に、夫から「さすがにそれはどうかと思う…(鼻に粘土押し付けるのが)なんかかわいそう…」と言われたので、足だけでガマンすることにした。

ちなみに、死後硬直は思っていた以上にカッチカチだったので、犬の足型は生きていて元気なうちに取ることをおすすめしたい。

 

また、活発さに欠けたうちの犬特に持っていきたいほどのおもちゃもなさそうなので、犬の天国までのお弁当がてらのフードと、お花をたくさん入れてあげようと思う。

散歩に行くと、草むらで目を細めて、彼女はよく風を見ていた。鼻を上げて、まぶしそうに。

うん。花屋ひまわりがあるといい。きっと、彼女に似合うだろう。

 

あとは、来月のトリミングキャンセルがてら、お世話になった個人トリマーさんに手土産と、ひと袋未開封で残ってしまったペットシーツ差し上げに行こうと思う。

 

明日彼女荼毘に伏す(と、犬畜生でも表現していいものなのだろうか)。

きっと泣いてしまうが、仕方がない。

自分たちよりも命のロウソクが短い生き物と暮らすということは、そういうことなのだから責任を持って見送ってくる。

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