フィクションの世界で、ゴキブリが人間を駆除しようとしたり、猿が人間を支配する惑星が出てきたりしたけれど
他を圧倒する種が存在すれば、その種族にとってどんな有効価値があるかによって、他の生き物の存在価値は決定される
豚や牛は美味しく頂きましょう
減らし過ぎた種は護り、増えすぎた種は間引きましょう
何千年もの間、隣接する地域では縄張りを主張し合い、殺し合い、
殺し合う必要性がなくなった近代の文明国でも、富や美貌や知能など
その社会の構成員を傅かせるに値する、何らかの有用性を持った人間は、そうでない人間に較べ、貴い存在なのです
仕事に貴賎はありません、もちろん人間にも、その他の動物にも貴賎なんて存在しない
ただヒトの意識の中に貴賤があるだけです
有用な存在か、そうでない存在かによって、いや意識的ですらなく、それは無意識のうちに既に峻別されています
大局的に見れば、人間もその他の動物も、この絶えず変化する森羅万象の一構成物に過ぎません
人間のカラダに多数の菌が常在し、血が巡り、細胞が分裂を繰り返し、やがては死に朽ちて、土の中に還っていくのと同様に、
莫大な宇宙から見れば、個の人間も菌や細胞と同じようなものです
物差しで自他を推し量りながら、最期はみな、有とも無ともいえない、かつて在りこれからも在り続ける所に還っていく
それは虚しさでもあり、優しい救いでもあるのです
ニヒリズムに染まった中2の卒業文集かな?
中2の卒業ではなく 諦念の延長なんだよ
それより問題は傘がないことだよ