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はてなキーワード: 営業所とは

2021-10-15

ヤマト冷凍荷物預かってもらうのって大丈夫なのかな?

経験者多そうだから聞くけど

日曜配達荷物がもう営業所まで届いていて、2日間預かってもらうんだけど

ヤマト営業所品質管理ってどうなんだろうなぁ

一回溶けたアイスが届くのかなぁ

ヤマト嫌いじゃないんだけど、あんまり信用してないんだよな

2021-10-08

バス運転手が本当にブラックなところ

バス運転手」なんて誰もがブラック職だと思っているだろう。

そのとおりだ。

一日16時間拘束、休みは"4週6休"という代物で土日祝なんて当然ない。休日出勤は「廃休(【はいきゅう】字のごとく、休みが廃れてなくなること。代休などという概念は、無い)」で通常出勤扱い、手当なんてものは、ない。そんな廃休が月に2~3度ある。

しかし真のブラックぶりを表すのは、運転手事故を起こした時だ。

事故を起こすと、当然ながら保険等級格下げされる。

保険等級格下げされると、支払保険料が増える。

支払保険料が増えると、営業所長は本部から完膚なきまでに吊るし上げられる。

それを何としてでも阻止したい営業所長はどうするかというと、保険を使わせない手段をとる。

まり、損害にかかる賠償金を、全て運転手に支払わせるのだ。

俺は以前、転回所(終点からUターンする場所のこと)でバックしているときに隣接する民家のブロック塀に接触して損壊させたことがある。

その修理費用、99,800円を、自腹で払わされた。

営業課長手書きメモした謎の銀行口座に振り込む形で払わされた。

仮にもうちの会社は(バス会社なんてどこもそうだろうけど)地場大手

なのにこのド・ブラックぶり。

あーアタマにくる。

一日16時間、週28日働いて手取り13万の給料から、99,800円もってかれた。

まじで会社名と営業所長と営業課長名前晒してやろうかな。

2021-10-01

新卒女の子が配属されて半年経った 追記あり

ウチの営業所新卒女の子が配属されてはや半年

それはいいんだよ。

その女の子指導員っていうか、まぁ担当(同僚)のことなんだけど、ソイツの変わっていく様がまあわかりやすいこと。

新卒女の子は元気でハキハキしてる。明るい。若いっていいな。で、その子指導するヤツは、人の目を見て話すことができない、ボソボソ何言ってるのかわからない、服装はだらしない、見た目気にしないなど、まあそんなヤツがなぜ指導しているのかも不思議なんだが、まあ半年経った。

あれ?と思ったのが配属一か月後くらいから。

まず、髪がボサボサじゃなくなり、ヒゲちゃんと剃ってる。床屋行ったらしい。これは今も続いている。

次に服装が変わった。ダボダボスーツ着てたのが、それなりにピシッとするスーツに変わった。シャツアイロンかかってる。靴も磨くようになった。

そうこうしてるうちに、話し方も変わってんだよな。声も出てるし。極め付けはコロンつけてんだよ。

はー、なんだかな〜。

女の子と話す時は誰も見たことのない笑顔なんだよ。営業所のほかのヤツも、ありゃ変わったよなとか、報われない努力してんな〜とも。一度ソイツに、お前変わったよな、って言ったら、顔真っ赤にして否定してたけど。

人はこうもわかりやすく変わるもんかね?

追記

たくさんのブクマありがとう。みんなこういう話好きなんだね〜。まぁ、雰囲気的にそいつをいじることもあるし、褒めることもあるよ。実際成績は上がってるし、顧客からの反応もよくなってるからね。たくさん書くと長い、3行でってコメつくじゃん。だから端折って書いたの。わかってよ。そんなに性根が腐ってるわけじゃないよ!

でもこうも劇的に変わる姿を目の当たりにすると、こっちもなんかしなきゃって気分になるから不思議だな〜。

2021-09-24

スイッチを修理に出した

新品で買ったライトL3スイッチの冷却ファンが回らなくなったから、メーカーへ連絡して宅配便で修理に出した。

宅配便営業所に持ち込んだら、箱を見るなり営業所の人に「あのー、中身は何ですか?」と尋ねられた。

僕「うーん、精密機械です」

営「…パソコンとか?」

僕「そんな感じです」

営「いくらするんです?」

僕「えっと、15万円くらいですかね」

営「ほけ…あ、いや、梱包大丈夫ですか?」

僕「はい大丈夫です」

営「クッションとか」

僕「ええ、新品のときの箱と緩衝材をそのまま使ってます

営「なら大丈夫ですね」

保険とか入らなくちゃいけなかったんだろうか?

2021-09-15

anond:20210915154235

特には>そっか。俺がその立場なら5chが祭りになりそうだしぜひしたいと思うけどな。まあそんなだからそういう立場になれないだろうけど。

二行目がよくわからん企業スレは狭い営業所係長クラス人間の部下の愚痴が多いって話?はてなそもそも他に営業所作るほどの規模もないから5chで書き込む人達動機になじまないって話?

anond:20210915153536

特に

というか2ch/5chのスレはきちんと見るとわかるが、クッソ狭いどこそこの営業所係長の話か、

2021-08-26

着払いイコール業者依頼であるという意味

配送業者に頼むと営業所通すぶんそのぶん遅いとか、

破損や不達の可能性がある(しかも外見でわからない)とか、

有事保険金銭補償されても会社が潰れるとか、

あいろんな意味社員に運ばせたほうが早い案件は多い

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1765281

2021-08-09

管理職スペシャリスト

社内で、頭はいいけれど部下に教えるのが壊滅的に下手、という人が数人いる。

そういう人たちは初心者目線に立つことができず、「なんでこんなこともできないの!?」とねちねち責め立てる指導方法になりがちだ。

おかげで、面接テストを行って苦労して採用した若者たちが早々に退職してしまった事例も何度もある。

そして彼ら自身もいつまで経っても管理職にはなれない。(後から入った後輩達が次々課長になっていく)

営業場合、あえて営業所長にならず「営業スペシャリスト」で稼いでいる人もいるので、事務側にもそういうのがあればいいのにと思う。

2021-08-08

anond:20210808094351

重たい荷物でなければコンビニ受け取りでもいいのでは?

あと車を所持されているのなら営業所止めをしてもらって自分の都合のいいときに取りに行くという事もできます

とはいえ宅配業者によって出来ることと出来ないことの差はあると思うので一概には言えませんが。

2021-07-15

anond:20210715141312

ついに鹿児島の片田舎にもデリバリープロバイダがあらわれ出しました。

クロネコヤマト営業所を間借りして、荷物を預かって配達をしているらしいです。

でも、Amazon上ではヤマト扱い。

2021-07-06

保険屋さんの契約確認最近マジうざい。

生命保険に入っているのだが、毎年この時期になると契約確認がある。

わざわざ営業が出向いてきて、現在契約状況の説明や新しい契約提案など一般的営業を受けるわけだ。

長年使ってきて人生の節目で契約内容の切り替え、個人年金学資保険などお世話になっている。

こっちとしては毎年確認説明が入り、売りっぱなしの放置されているような感じではないため安心できていたのだが、突然今までの担当とは違う営業電話をかけてきて現在契約状況の説明を直接したいと連絡があり、自宅に招いて例年通りの打ち合わせをして終わったのが先月の中ごろ。

きちんとしたスーツではなく普段着のような恰好で現れて良くしゃべり、色々な商品を強めにゴリ押しする営業イマイチな印象だった。そもそも今まで担当してくれていた人の話が全くないところにモヤモヤしてとても信頼していいような雰囲気では無かった。

そんなおり、今までお世話になっていた担当営業が例年の契約状況の確認をしたいので家に伺いたいと電話を受けた。

なんじゃそりゃ。

その直後に先日家に招いたゴリ押し営業が、前回話をした商品の事をお話ししたいとぬけぬけと電話してきたので、頭にきて一喝した。

「なぜ私は違う営業に同じ話を伺わなければならないのか?それは客の私にも営業的にも時間的ロスなのでは?」

「今までの営業とはどういう話をしているのか?きちんと引き継がれているのか?」

「私の担当はいったい誰なのか?コロコロと変えているのか?」

「私に何かがあった時は誰が責任を持って対応してくれているのか?」

こちらも冷静に問いただしてみたが合理的な回答は得られなかったのでダメ営業と見切りをつけた。

そして、前回おすすめされた商品必要ないと一蹴した。

自動車ディーラー営業ですら担当から外れる時は直接本人かその上司などから話をきりだされ、後任の挨拶まできちんとあるのに、生命保険会社営業がこんな顧客に対して杜撰なやり方をしていることに憤りを感じた。

直接対面で毎年契約内容の確認をするのは保険会社被保険者信頼関係を強くするためという風に聞いていて、わざわざ時間を合わせて自分の妻も同席させて契約内容を確認していたのは、万が一自分が何かあった時に顔見知りの営業が事後処理を責任もってやってもらう方が家族にとっても安心だろうとの為だった。

はっきり言って「対面で契約内容を確認する」という手段を用いて新規契約を獲得するために割り込んできたとしか思えないのである

自分にではなく妻本人の保険をしつこく薦めてきたのが何よりもの証拠判断した次第だ。

とてもじゃないが短絡的な営業成績優先な上に違う営業所に所属する営業同士が共食いをしているようにしか見えない。

顧客安心を売るのが保険屋じゃないのかい

俺が保険に入った時はこんな感じじゃなかったんだけどなぁ・・・

正直こんな保険会社ならネット保険ポチるだけで十分だったが、すでに社会人になってから信頼してきた付き合いでもあるので今更感が否めない。

もちろん担当営業とは来週に会うのでぶっとい五寸釘を刺してやるつもり。

マジで客なめんな。

2021-07-02

バスオタクの話で思い出した

なぜか現金よりICカードの方が5円高かった(普通ICカードの方が安いか同額)ので問い合わせたら設定ミスだったことならあるよ。

ちなみに、道を間違えられたことはない(できて間もない路線で、本来曲がるひとつ前の交差点で「ここだっけ」みたいなことはあったけどちゃんと正しい交差点で曲がった)

運賃ミス特に取り過ぎは大事(上限運賃を超えると法律的にまずいとか)なので、気づいたら指摘するとめっちゃ感謝される。

せっかくなのでちょこっと追記

これはどうでもいいトラブルだけど、ICカード決済の車上装置不具合を起こして使えなくなって、営業所経由の路線だったので営業所バス停で降ろされて車両交換になったことがある。

距離運賃なので、乗ったバス停が記録されてないことには運賃が引けず、それぞれの乗客が降りるときバス停を申告しないといけなくて煩わしかった。

事故による突発迂回、自分は遭遇してないけど、親が乗った時に起きたことはある。

レア出来事じゃなくて「あるある」だと、アナウンスボタン運転手さんが押し忘れてズレることはたまにある。逆に、押し過ぎて1つ先のバス停アナウンス流れるというよく分からないことも1回だけあった。

個人的に大好きな話は「10ボタン連打」。運賃箱についてる、運転手さんが押すと10円が出てくるボタン

お客さんが両替方式を知らずに入れ過ぎたときに使われることが多いが、割引運賃の設定を間違えられて通常運賃(半額の2人と打たれた?)が引かれてしまった際には実際にお世話になったことがある。13連打。

目撃した中で一番多かったのは33連打ぐらいだった。枚数から言うと初乗り運賃区間500円玉を突っ込んだ人だと思う。

幼稚園児の頃は親に同伴でバスに乗るのが日常だったし、高校進学したら通学で使わざるを得ない地域だったので、こういうエピソードはかなり蓄えていると思う。

2021-07-01

ボーナスを貰ったら、お礼を言うものなの?

新しい職場最初賞与が出たんだけどさ、

その会社では社長賞与ありがとうございましたって言いに来たり、営業所からわざわざ電話があったりで少し戸惑った。

前の職場賞与の時は、一応評価基準がこうで金額はこうでという説明があったけど、

そういう説明は一切無く、社長裁量でほぼ金額は決まっているみたい。結局は社長に気に入られる人が多く貰えるという。

こういう慣習ってどこでもあるもんなの?

2021-06-28

anond:20210628110122

タクシー運転手だけど今は絶対ワクチン打たないぞ。どうやら強制されないみたいだし。

こんな仕事やってて全くかかってないんだもん。

かかった同僚は風呂なし物件に住んでるせいで毎日銭湯通ってる人、嫁さんが水商売の人だけ。

あと、

緊急事態宣言中も「あんなたち飲食と違ってインフラじゃ~ん。休業補償とかせんから。ほら働け働け笑」で当然にいつも通り仕事させられて、

看護師介護士と違って世の中からなんら感謝もされず(ていうか多分「危ないのに身を呈して仕事を続けてる人達」みたいな話題そもそも意識さえされてないと思う。なんの悪気もなくそういう話題埒外にされてるんだろう。マジで世間からしたら他を寄せつけない本物の被差別仕事なんだとよく分かった)、

それどころか六本木で深夜に"なぜか"酔っ払ってるいかにも金持ってそうな背広着た兄ちゃん最初に経路確認しただけで怒り狂いながら座席15回くらい蹴っ飛ばされて(あの兄ちゃんまさかマスコミ関係者だったらマジで許さねえぞ)、

パチンコ屋の店員みたいに生きていけるだけの保障されることもほとんどなく(去年の4月から営業所の平均月収ずーっと13万そこらです)、

っていう感じで割食わされまくったイラつきがあるから、少なくともインフルエンザ予防接種くらい安全じゃないと絶対絶対に打たないという頑なな気持ちになってる。

2021-05-22

運転手スクールバスと3年間思い込んでいた」…路線バス終点二つ

三重県南伊勢町から委託を受けて同社が運行する町営バス南島南勢連絡線)が、終点から二つ前の停留所運行を終えていた。

運行する伊勢営業所の報告を受けて、運輸局監査実施。同路線利用者地元高校の生徒が大半で、運行学校のある日に限られていた。運転手は「スクールバスと思い込んでおり、過去3年間、生徒が全て降りると運行を終了していた」と説明したという。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210521-OYT1T50113/

たぶん、路線図を見るに五ヶ所バスセンターの前の船越あたりで県立南伊勢高校学生を降ろして、その先の、山を登った町立南伊勢病院、また下りて南勢野添に止まってないんだろうな。船越回送にして、病院に登らず、南勢野添スルーして、バスセンターに戻ってたんだろう。山登り、他の路線も多く通る、となると知ってて飛ばしてるようにも思うけど。

まぁでも、他の全路線がそこを通ってるから実用問題はないんだろうな。時刻表を見ても、3分前 (8:23と8:26) に同じ路線の、学休日運行するバスが通ってるから、そりゃ面倒くさいだろう。

同意擁護もするわけじゃないけど、状況としてはそんな感じかな。

2021-03-01

2.5流の大学を出て大手企業に入った自分を許せないでいる

数年前に四年制大学卒業した。名を佛教大学という。

いわゆる中堅大といわれるところだ。平均偏差値は45くらい。滑り止めで入った学生が大半を占める。私もその一人だ。

大学4年間のことはあまり覚えていない。アルバイトサークル活動であっという間に過ぎていった。

記憶がない。本当に記憶がない…自分は何をしていたっけ? そこまで無為には過ごしてはいないはずなんだけど、私の記憶水槽の中には、講義中にボーっと過ごしていたこと、学食でいつも一人ご飯を食べていたこと、飲み会のノリについていけずにちびちびと酎ハイを啜っていたこと――大した思い出は詰まっていない。

こんな自分だけど、景気がよかったおかげか、いわゆる大手企業入社できた。この業界では一流とされている。

会社名を出したとすると、「いい大学を出ていない人でも社風がマッチすれば内定が取れそう」といったイメージを持たれることだろう。

私自身を殺したい。

子どもの頃は、絶望とか、虚無とか、疎外感とか、そういったものを感じたことはなかった。アニメドラマに出てくる人達がそういう状態になっていても、自分には関係がないと確信していた。

大学回生の秋になって始めた就職活動で思い知ることになった。通っていた大学レベルの低さを。

志望していた企業説明会すら受けられない。どれだけ気合いを入れてエントリーシートを書いても、通過率は2割に満たない。大手企業に至っては、今の会社以外すべて門前払いだった。

うすうす分かっていた。

学際サークル所属していたが、大学名で見事に序列ができる。特に、異性なんかは、私が大学名を出した途端に空気が変わる。嘗められている感じ――こいつはイケそうと思われている感じ――頭が弱そうと思われている感じ――とにかく、私が大学名を名乗ると、話相手だった人間の態度が変わる。心が変わる。私に対して変わる。

どうして私はあの時、浪人選択しなかったんだろう。どうしても行きたい大学があったのに。

あと少し頭の回転が速くて、あと少し努力ができて、あと少しだけ運がよければ合格できた。だったら浪人した方がよかったのに。

もうこんな年になるのに、あの当時の夢を見る。夢の中の私は、浪人を選んでいる。それで、もっともっと勉強して、第一志望の大学どころか、さらに上の国立大学合格して、それでも第一志望の私立大学を選ぶのだ。

朝になって目が覚めて、これが夢だとわかって、通勤中に夢じゃなければよかったのにと思い、勤務中に昔の自分を思い出しては嫌悪を感じ、過去自分に鞭を打つ。

こんな苦しい思いはしたくない。どうすればいいのだろう。



もう少しだけ聞いてほしい。もっと話せば、気持ちの整理がつく気がする。

まらなくないように配慮する。増田に書いてはいけないことを書くかもしれない。でも、それはフェイクなのでセーフということにしてほしいんだ。そういうことにしておいてほしい。頼む……

エピソードひとつ挙げる。私がまだ入社1年目で、転職エージェント見習いだった頃、先輩から課題が振られた。私ともう一人の同期の男子に。

その先輩は、事業所内でも実力のある若手だった。今では私の直属の上司だ。当時は、新人だった私のサポーターとして色々教えてくれていた。

課題というのは、転職希望リスト履歴書職務経歴書+参考資料)の並び替えだった。何十枚ものクリアファイルの一つ一つに、転職したい人の情報が挟んである

「お前ら2人で勝負な。これを並び替えといて。ルールは任せる。変な並びになってても、そのとおりに使うから。元に戻したりしない。その代わり、変なの作ってきたら今後のことは考える」

先輩が椅子腰かけていた。その目の前で、私と、同期の子が一緒に並んで話を聞いていた。先輩の指示を聞いていくうちに、どんどん不安になっていった。

昼ごはんの時のコーヒーが喉に絡んだ。いま話をしたら、変な声になるんだろうなと思うと、先輩の顔を見ることができなかった。スカートの上の方を握りしめて、離して、握って離してを繰り返していた。

納期は設定しない。ゆっくりやれ。でも、勝負からな」

勝負なんてしたくなかった。負けるに決まっていると思っていた。

「彼」は、私の同期だったけど、私とはレベルが違った。関西にある一流の私立大学を出ていた。浪人留年もしていない。そのうえもちろん、新卒入社だ。

私が行きたかった大学だった。それも法学部。私は1日に10時間以上もの勉強半年以上も続けて、模試で一番判定がよかった政策学部を受けたものの、合格点まであと30点も足りなかった。

でも、その彼は、高校3年生の夏頃まで、週に何度も同級生麻雀をしていたという。子どもの頃からサッカーをしていて、イケメンで、背が高くて、空気が読めて、……私よりも頭がいい。

4日後、私たちは小会議室に呼ばれた。

部屋の中央に長細い机がふたつ重なっていた。その上に、個人情報の詰まったクリアファイルの山が置いてある。私がまとめたのと、彼のだ。

彼は緊張している様子だった。いつもはニコニコしているのに。

「こいつの見てみ」

こいつ、とは私のことだ。彼は私が整頓したグループを手に持つと、指先で丁寧に捲っていった。

「お前も」

先輩から、「彼」が並び替えをしたクリアファイルの山をもらった。

……整然としていた。業界職種、特技、資格学歴――様々なカテゴリがきめ細かく揃っていて、一周する頃には、誰がどの辺りにいたのか大体思い出せた。

私は「彼」の方を見た。彼も、視線と体をこちらに向けた。

「参りました!」

芸人みたいなリアクションを取りながら、彼は私に頭を下げた。おどけた様子だった。

「俺のより〇〇ちゃんの方が絶対いい」「俺にはこの視点はなかった」「営業所全体で共有しよう」

そう言って私のことを誉めそやすけど、上っ面だった。こいつは私のことを馬鹿にしている。

「頑張ったな。こんなの作れるなんて、感動してしまった。お前はすごい」

声の方に体を向けると、先輩が、笑顔とも苦笑とも取れない顔つきで長机に肘を置いていた。

「そうでしょ!〇〇ちゃんスゴイって思いました」

彼の言葉は嘘だ。この場をごまかすためだけにしゃべっている。その証拠に、ネクタイの首元を撫でるように触れている。

「でもな。今回は、〇〇の勝ちとは言い難い。というのも……」

ほら、やっぱり。

もうロクに覚えてないけど、仕事の速度、コストパフォーマンスという言葉が出てきたのは覚えている。彼は、これを1日で仕上げてきたらしい。私は3日かかっている。だから、私の方が質がいいのは認めるけど、私の勝ちとは言い切れないって。

先輩は、彼と同じ大学だった。同じ部活か、同じゼミか忘れたけど、とにかく繋がりがあった。だからだと思った。彼のメンツを潰さないように配慮した。

先輩は、「彼」の顔を立てた。私がどれだけいい物を作ろうと、彼と同じ日数で完成させようと、彼がどれだけよくない物を作ろうと、『私が勝てない』という結果は決まっていた。

先輩は、私よりも彼の方が大事で、だから私をダシに使ったのだ。

しかった。涙が出そうになった。手と指でごまかした。

彼は、小会議室から出てすぐ、ディナーに誘ってきた。「ご飯行こうよ」と言われた。「泣かんでもいいじゃん。俺が負けたんやし」とも。

行きたくなかった。彼は私を馬鹿にしている。そんな相手食事はできない。

彼だけじゃない。私だって私を馬鹿にしている。私は頭がよくないし、子どもの頃から自分意思を実行する力に欠けている。

甘えたい私に負けて、自分自分に誤った道を導き続けてきた。だから、こんなに情けない今がある。周りにイジメられて弱くなったんじゃなくて、私が私と一緒に弱くなっていった。

これから自由にはなれないだろう。私が、私自身と気が合わないからだ。私が、私自身を恥じて顔を赤くするからだ。

私が先輩に提出したリストは、ある一つだけのルールに従っていた。

転職できる可能性順だ。社内にある過去転職データを基に全員をランク付けして、数か月以内に転職できそうな人はAランクほとんど可能性がなくて放置が望ましい人はCランク、それ以外はBランクにした。

クリアファイルの中の転職希望者は、その全員が20代後半までだった。

なのでこの場合優先順位は、①学歴、②社会人経験特に新卒で入った会社)、③希望する業界職種企業名になる。

学歴というのは、社会人として死ぬまで一生ついて回るものだ。転職エージェントとして一人前になって何年も経つけど、いまだに実感する。

②も大事だ。どんなレベル会社に籍を置いていたのか気にする企業は多い。その人が第二新卒だったらなおさらだ。有名な会社だと、欲しいスキルを身に付けているか予測やすいこともある。

③は、そこまで重視しなかった。本人が望んだ会社でも成功しないことはあるし、逆に志望していない会社でも、受けてみたら案外よかったということもある。

この時、私が見た転職希望者の中に、佛教大学卒業生がいた。

詳しく書くわけにはいかないけど、いわゆる高望みだった。小売業界で働いていて、とある電子機器メーカーを志望していた。それも一流の。

結果は目に見えていた。その電子機器メーカーの干飯スキルと本人のそれがぜんぜんマッチしていない。いわゆる論外だった。

その人の書類を2、3分ほど読んで、Cランクの一番下のあたりに入れた。そうせざるを得なかった。切ない気持ちになった。



今こうして自分の想いを整理してみると、母校への恨み辛みの感情は確かにある。

『嘘』を吐かれたからだ。

講義とか、就職関係行事などで、大学先生事務職から、「うちの卒業生はすごい!」という話を聞かされたり、アピールされたりすることがあった。

とある文学部先生が言うには、数十年前に国家公務員一種試験合格して法務省採用された人がいたらしい。後にも先にも、佛教大学卒業してキャリア官僚になったのはその人だけということだ。根が真面目で、卒業必要単位をすべて取っても、まだ大学に通っていたらしい。

とある社会学部の先輩が言っていた。(当時から数えて)数年前に、伊藤忠商事内定した人がいると。その人は、とにかく忙しい人で、講義にはあまり出席せずに水商売仕事に明け暮れていたらしい。それでも単位を順調に取得して、教職課程最難関の講義ではチーム全員で百点満点を取って、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って、とにかく活動的な人だったらしい。

私が在学中、社会人の先輩を囲んで話を聞く懇談会があった。就職活動中だった私は当然参加した。その会場には、いろんな会社の人や大学院生やNPOの人が来てくれていた。基本的に先輩方をちやほやして、実りのある話を聞く会だったのだけど、中でも別格だったのが、とある学校先生だった。

見た目は40代前半くらいだったけど、教育学部先生から熱烈な歓迎を受けていた。熱烈とかを超えて、もはや神扱いだった。懇談会が進む中で、その人が教師として実績を上げたことで、地元教育委員会に赴任して、〇〇教育(※よく覚えていない。社会教育とか生涯教育だった気がする)の分野で課長職にあるとのことだった。

相応に高齢で、そのうえ高い地位にある大学先生が、どうしてはるか下の人を神扱いするのだろう。当時の私には不思議光景だった。でも、とにかく、この会場にいる卒業生の人達がすごいことが伝わってきた。

すべて『嘘』であるとわかったのが就職活動の結果だった。学生が六千人もいれば、凄い人は必ずいる。ただそれだけのことだった。私は、私が才の足りない人間であることを理解できないだけだった。

大学について思うことがある。社会人になってそれなりの年月が経つけど、今いる会社の人に比べると、常識のない人、精神的に幼い人、人格おかしい人が多かった。

常識のない人

健康のために週3で通っていたトレーニングルームは、体育会部活支配していた。彼らは、50キロ以上ものバーベルを両手で上下させて1セットを終えると、上空からマットに投げ捨てていた。凄まじい音がするうえに、危険まりない。その横では、ベンチプレスをしている後輩の体をイタズラで小突く先輩がいた。一応、社会人利用者も同じ室内にいるのだが、誰も注意することはない。ほかに危険行為をしていた。

精神的に幼い人

講義中によくある光景だった。隣にいる人が先生に当てられるのだけど、その人は答えない。ノートを見ると、ちゃんと取っているように思える。答えだって書いてある。でも、こういう人は答えない。わかっていても、わかっていなくても、だんまりを貫くのだ。いわゆる、「大学生になってはいけない人」だった。行動が大人レベルに達していない。大学生は大人でないにしても、ひどすぎる。

人格おかしい人

私が在学中に、野球部の人が後輩に当たり屋強要して逮捕された。その人は、上に書いたトレーニングルーム危険なことをしていたうちの一人だ。柔道部の部室からは、たまに悲鳴や怒号が響いていた。ある土曜日の昼に中を覗いたところ、中で女子部員がされていた。すぐそばには、先輩に殴られたと思しき男子部員が長椅子そばで震えていた。

すぐに1階に走って行って、警備員の人に事情説明した。彼らが2階に上がっていったところで、心臓が痛くなって、気分が悪くなって、吐き気がしてトイレに行った。事の顛末も知りたくなかった。トイレから出ると、まっすぐに家に帰った。

大学卒業するまでの私は、一流とか、一流に準ずるとか、そういう組織所属したことはなかった。

大学だけでなく、中学高校もそうだ。当時、私が住んでいた地方都市では名門と呼ばれる高校に入ったものの、大人になってから、その名声がまやかしであると知った。

数年前のことだ。中高一貫校であったその学校が――中学卒業とともに別の高校に行く生徒を卒業式に参加させない慣行があったことがわかり、教育委員会から是正指導を受けていたことを知った。最近では、英語教師が、校内での英検試験実施後に、問題をすべてコピーして持ち帰っていたことが新聞沙汰になった。

高校だけじゃない。中学もそうだ。都市部の端っこにある、いわゆる貧困地区で育った私が、校内暴力その他の犯罪行為に塗れた母校に誇りを持てないのは当然だった。年に一度は田舎に帰るけど、あの学校が今はどうなっているのか、見に行ったことは一度もない。



このあたりで最後にする。自分の想いばかり書いてしまって申し訳ない。

学歴コンプレックスに打ち勝ちたいと思っていた。自分が何者でもない感じを拭いたかった。

私は運がよかった。中堅大学から大手企業に入ることができた。誰もが一流である認識するであろう組織の一員になれた。でも、拭えないんだ。ぜんぜん。

飲み会などで「大学どこ?」って聞かれる度に、嘘を答えたい気持ち抗うことになる。実際に、嘘をついたこともある。

嘘をついたら、その時は楽になったけど、後で罪悪感が浮かんでくる。自分自分を許せない気持ちになる。

どうして、あの時の私はもっと努力をしなかったのか? どうして、あの時の私は浪人を選ばなかったのか? どうして、あの時の私は第一志望の大学に行けなかったのか?

何が正しいのか。頭ではわかっているし、心でもわかっている。

シロクマ先生ほか、有名なブロガー記事を読んでいて感じることがある。今の社会を生き抜くにあたって大切なのは自分自身を愛せることだ。そのためには、ありとあらゆる活動に手を出して、得意な分野、自分にとっての「たましいの仕事」を見つけて、自分を作り続けていく。それを繰り返すうちに、自分を愛することができる自我生まれる。

私にはできない。社会からどんなに認められても、自分を愛することができない。

今の私の転職エージェントとしての実績は、先ほど述べた「先輩」よりも上だ。数字でいえば、先輩の現役時代と比べて1.3倍以上の開きがある。営業所の若手の中では、私が一番多く給料をもらっている。部下も4人いる。みんな可愛い。私を慕ってくれる。最近、「彼」もできた。

満たされない。いつ、どんな時でも、高校時代努力が足りなかった自分を許せない。おそらく、死ぬまで過去自分を許せないんだと思う。

最近は、それでもいいかと思っている。思えば、この気持ちに向き合うことで私は成長してきたのかもしれない。

だったら、この、昔の自分が許せない気持ち感謝すべきなのかもしれない。むしろ、持ち続けるべきなのかもしれない。

ここまで聞いてくれた人、ありがとう

公共の場愚痴をこぼしてごめん。

涙が止まらないんだ。

昔の私に、いつか伝えてみたいことがある。

「諦めないでくれてありがとう」って。

2021-01-30

23:50にヤマト運輸ドライバーが来た

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なんではてブトップにきてるんだろうぎょっとした

おこったこと「単発」への愚痴文章にして気が晴れた感じだったけど、トップページに載って、ブコメで24時間不機嫌そうとか敵意しかないとか言われててそれにもぎょっとした

一瞬ゲスパー…って思ったけど、そう感じられるのは、そんな文章だったからなんでしょう。

でも実際に24時間不機嫌でいられる人も、敵意しかない相手と一緒に暮らそうと思う人も、そうはいないと思います

あとこの件については、夫と配送業者、それぞれの対応にちがう意味での「???」を感じたわけで、夫への不満をヤマトにぶつけてはいませんし、逆もしかりです

住所の件はごめんだし、誤配の件は気にしてないけど、夜中に来るのだけはやめてという、それ以上のことは申し上げてませんし、起こったことをデフォルメして書いたわけでもないです

夫がその場で事情をきかなかったことについては、そういう夫の性質に慣れすぎてて、友人に言われて確かに! ってなったけど、それとは別ベクトルで、夜中に来ないでほしいということは伝えたかった。

めちゃくちゃ怖かったと文中にも書きましたし…夜勤でひとり留守番が多いため、夜間の来客に敏感になっている部分は多少あります

いずれにせよ冒頭に書いた通り、書きなぐって気が晴れて自分の中では終わったことです(思いがけず読まれたのはびっくりしたけど)

一週間荷物誤配先にそのままあって、夜中にどう回収したのかだけはいまだにちょっと不思議ですが…

お読みいただきありがとうございました

いろんな感想が読めて面白かったです

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一昨日家に帰ったら、夜勤明けで家にいた夫に「アマゾンで注文した本が届いてないのに、ステータス配達完了になっている」と言われた。

なんだろう…大変冷たいことを言うようだが、私はそれをきいて、けっこうマジで「だからなんなの?」と思った。

から…だから、なんなの? 

そりゃあきらかに荷物の紛失か誤配か、そういったことがおこってんだから、まずしかるべきところに問い合わせるべきで、それをなぜ私に言うのだろう。

なぜ私にいうのかはわからないが、とりあえず「いつ配達完了になってんの?」とわたしはきいた。

からなんなの? とはさすがに言わなかった。

すると彼は、(おとといから起算して)一週間前の日付を言った。ちなみに配送業者はヤマト運輸である

我が家は夫のうっかりのせいでプライム会員になっているため、気軽にお急ぎ便選択でき、夫はさっそうとそれを指定していた。

まり発注の翌日には荷物が到着する段取りなわけで、それが一週間もとどいていないというのに、

「……なんかあって遅れてるのかなと思って、昨日はじめて配送ステータス確認したら配達完了になってた……」と彼は言った。

貴族めいた悠長さだ。そんなに待てるなら彼あての荷物はすべて船便でいいのではないかと思うほど鷹揚にかまえている。

特に急いでないならそもそもお急ぎ便選択すんなという話でもあり、もろもろのことにつっこみたいのをこらえながら「はやく問い合わせなよ」と私は言った。

荷物が紛失してから時間がたてばたつほど、出てくる可能性は低くなる。

それが合理性のある考えだと私は思うが、彼は「いいや、明日休み)問い合わせるわ」といった。

ちょっと理解しがたい思いを抱えつつ、とりあえず夕食にし、そのあと私はヤマトコールセンター電話して、荷物番号と事情を伝えた。

30分ほどで営業所から折り返しがあった。なにせ一週間まえなので、配達担当ドライバーも当日の記憶あいまいだという。

そりゃそうだろう、気の毒に。こうなるからはやく問い合わせないといけないのだ。

ヤマトに、このへんに増田さんは別にいるか? などひととおりの聴取をうけた。

その中ででてきたのが、私が電話にて口頭で伝えた我が家の住所は「2番地2(仮)」だが、荷物のあて先が「2番地」になっているという指摘だった。

我が家現在正確には「2番地2」ではあるが、分筆前の「2番地」でも郵便荷物はとどく。

今この家には夫と私しかいないが、夫をはじめこの家に昔住んでいた人間は、数年前まで「2番地」で通していたようで、夫もアマゾン登録住所をそのままにしているらしい。

ちなみに「2番地」を共有しているのは隣の家だが、荷物誤配があったら確実に返してもらえるくらいの交流はある。

住所を正確に最後まで書かなかったのが誤配の原因になってるかも……というようなことを言われ、もっともだと思いつつ、それで問題なく二十年余(この間分筆)をすごしてきたという実績があるため、今まで「2番地」表記のみでも、郵便荷物もとどいており、このへんで増田はうちだけ、そもそも表札も出している……うんぬんのことは伝えさせてもらった。

調べて明日改めるということだったので、了承して切電、夫に事情を伝えアマゾン登録住所を「2番地2」に訂正してくれと伝えたが、おそらくまだ変更してないだろう。

その日はそれで終わった……と思っていたら、掲記の通りの顛末になった。

もちろん私は、23:50にインターフォンが鳴った時点で、まさかヤマトドライバー荷物を届けにきたなどと夢にも思わず、正直めちゃくちゃ怖かった。

空耳か……と思ったが、何度も何度もなり続ける。

二階で聞くチャイム音はかすかで、夜勤明けの隣の夫は起きる気配もない。

起こすのは気の毒だと思ったが、インターフォンがしつこく、もしかして警察が来たのではないかと思ったのもあり、私は夫をゆすりおこした。

時間時間だ。正直言ってモニター確認するのも恐ろしく、私は奥にひっこんでいたが、結果的にそれは、夫の荷物を一週間ぶりに届けに来たドライバーだったのだ。

その時点でもはや23:55くらいになっていた。

翌日の昼休みLINE世間話的に、友人にこんなことがあったよと報告したところ、「どうして夫さんは、そんな時間にきたヤマトに何もいわないの?」と返されてはっとした。

私は、夫がたいていのことに文句を言わない人間として、ドライバーに何も問わなかったことをスルーしていたが、よく考えてなくても友人の言い分は正しすぎる。

そんな時間荷物をもってこられ、だまって受け取るほうが少数派なのだ

夫は、悠長とか鷹揚とかを通り越し、スムーズ生活を送るために必要感性をそなえていないが、異常が起こった時、それを感じる神経がそもそも切れているために、何の痛痒も感じていないのではないかと、今私は思っている。

友人とLINEのやりとりをした直後、ヤマト営業所から電話があった。

「やはり別の家に誤配しており、今日の朝ポスト投函したとドライバーに報告を受けているので、ご帰宅されたらポスト確認してほしい」とのことだったので、私は「その件ですが、昨日の夜23:50ごろ、インターフォンを押して届けに来られました」と報告した。

営業所担当者は絶句していた。

私は続けて、おおむね以下のようなことを伝えた

 ・このコロナ禍で、通販需要が一層増え、荷物は以前より増えていると推察される

 ・大変な状況下で、誤配や紛失が起こるのはある程度仕方ないことなのではないかと考えているので、そこについて何か言う気持ちは一切ない

 (誤配されたのは夫の荷物だが、彼にはおそらく何かい気持ちは一切ないだろう、今までの態度からするに)

 ・しかし、23:50に届けに来るのは明らかに非常識であり、むしろそちらのほうに驚いている。

 ・ポスト投函できる荷物なのだから、その時間帯にインターフォンを何度も押す必要があったとは思えない

 ・その時間にしつこくインターフォンを押されたらめちゃくちゃ怖い

 ・そちらの営業所の指示だったのか?(何時まで働いてるのか?)

ちなみにのちほどこういったと夫に報告したら、そんなことまで言ったんだ…? と引かれたのにこっちが引いた。

営業所の人は、

 ・どんな状況下でも誤配はあってはならないことです

 ・その時間に届けに行ったのはドライバー個人判断であり、厳重に注意しま

ということで謝り倒していた。

多分彼もことがおこった時間、寝てたんじゃないだろうか。

私は、「荷物を一刻もはやく届けたいという一心で遅くに来てくださったのだろうと想像できる中、また、今まで問題なかったとは言え、住所表記不正確であった中、こういうことを申し上げるのは心苦しいが、その時間はさすがに迷惑なのでよろしくお願いします」と念を押して電話を終えた。

いうまでもなくこの文章主題は、ヤマトドライバーやばいという話ではない。(でも副題ではあるので企業名は伏せない)

夫がだれよりいちばんやばいという話である

配送が遅いのに違和感を感じるのが遅い

違和感を感じてから行動に出るまでがながい(というか、今回わたしに訴えてきただけで、行動に出てない)

・今まで問題なかったし、間違いではないとはいえ中途半端な住所を通販使用(今回これでヤマト迷惑をかけている)

・夜中にきた荷物を何も言わずに受け取る

かいろいろとやばすぎでしょ…

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ちょっと追記

先日休みの日に疲れ果てて朝寝してたら、道路挟んで向かいの家(会社なので土日には誰もいない)の外付けの水栓が壊れて水が噴き出していると私を起こしに来た件が尾を引き、ぐちぐちした日記になったがまあ増田ってそういう風に使うもんだと思ってるのでいいか

しかし、なぜそれを私にいうんだ(陳情先は別にある)ということばかり、夫は私に言ってくる。「そういうの得意そうだと思って」と。

別に得意ではない。

だた本文中に書いた、夫の、ほとんどすべてのことに文句を言わないというたちに、一緒に生活するうえで助けられてることも多いので、われなべにとじぶたってことなんだろう

一週間行方がわからなかったのは、スティーヴン・キングの『眠れる美女たち』上・下

夫の後で私も読む、そんな感じで普段普通に暮らします

2021-01-27

anond:20210127100428

無言非対面式なら比較安全やと思うで

でも世の中には営業所対面受取・ご家庭対面受取で長々世間話配送したらしょーもなクレーム永遠と言ってくる客とか十人十色

待機・休憩所で集団感染して配送ストップになる可能性も0じゃないから、無言非対面式を選択してくれる神に影響が100%無いとも言い切れん

すまんな、神

2020-12-28

転職エージェント公務員民間企業への転職について語る~前編~


公務員転職サイト登録数が過去最高、「ヒマで安定」が激変の悲哀

https://diamond.jp/articles/-/248437

だいぶ前に、こちらのニュースを拝見した。

いつか増田記事を書こうと思っていたが、だいぶ遅くなった。

単刀直入に言うと、上のニュースの内容は正しい。

データとして正しいのはもちろんのこと、肌感覚とも一致する。

すなわち、公務員職場は昔に比べてキツくなっている。公務員職場が昔はユルかったかどうかはわからないが、とにかく過酷環境になっているのは間違いない。

今回は、元転職エージェント視点から見た公務員転職について語りたい。

トピックは以下の3点になる。

1.公務員民間企業通用するのか?

2.実際の転職例(成功例と失敗例を2つずつ)

3.どんな人が民間活躍できるのか?

これから時代あなた会社にも入社希望する公務員が現れるかもしれない。参考になれば幸いだ。

ではさっそく。



1.公務員民間企業通用するのか?

 する。転職希望者の多くが通用するとは言わないが、マスコミネット掲示板での公務員叩きを真に受けるのは間違っている。

 私の転職エージェント歴は14年と少々になる。転職活動支援した公務員はぜんぶで18人。そのうち転職成功したのが7人。さらにそのうち、「アタリ」の数は4人だ。

 ※アタリのKPI…採用アンケートにおいて、会社側が転職者を5段階査定で3以上である判断したこと

 私が担当したことのある民間求職者アタリ率と変わりはない。むしろ公務員の方がわずかに高い。

 私個人の肌感覚転職エージェント的な『平均』に近いとした場合公務員からといって不利益な扱いをするのは間違っていることになる。



2.実際の転職例(成功例と失敗例をふたつずつ)

 手短かに、かつ本人が特定できないようにし配慮している。失敗例の2人については特に慎重に書いた。

 ※何かあった場合は私が責任を取る。そういう覚悟で筆を進める。

 ※各人の転職理由は伏せるが、根っこは全員共通している。察してほしい…

 ※時系列バラバラだ。数年前の人もいるし、10年以上前の人もいる。

転職成功例1人目 Mさん

性別:女

年齢:当時20代前半

職業地方公務員市役所

所属部署:税務系

採用先:証券会社

内定理由創造性と積極性

Mさんは若かった。とても若かった。同い年の多くは働いていない。

初めに電話で話した時はそのことに驚いたけど、実際に会ってみるとさらに驚いた。

率直に言ってしまうと、見た目がよかった。かわいいとか美しいとか、そういうタイプではない。

12/30 一部削除。読み返して鼻につく文章だったのと、見た目の印象を描きすぎているため。

要約すると、Mさんクールキャラだった。話し方は明瞭だけど、ハキハキとした雰囲気ではない。小鳥のような声で、必要言葉だけを手短に喋る。

Mさんは何度かの不採用の後、大手証券会社の窓口スタッフリテール職)に内定した。当初は門前払いかと思っていたが、意外にイケるものだと感じた。私が猛プッシュしたのもあるが…。

内定理由は、新しいことに挑戦する精神が同世代と比べて優れていたから、とのこと。

実際にそうだった。

一番最初転職面談の時に、過去Mさん事務担当者として達成した「改革的な仕事」の話を聞かせてもらった。

聞き始めの時は、「盛ってない…?」と思っていた。が、次第に、「それ以上は内部事情なのでしゃべらないで」とこちらが注意せざるを得ないほどに具体的で生々しいエピソードが出てきた。

その仕事企画したのはMさんではない。その上司だ。あくまMさんは「事務担当者だった。だが、その「改革的な仕事」というのが、「公務員創造性がない」を正面から否定する内容であり、Mさんと、直属の上司と、先輩の3人のチームはそれを成し遂げた(その自治体HP確認している)。

現在、それと同じ取り組みをしている自治体はいくつもある。Mさん自治体最初期の先達だったと言っていい。

実を言うと、当時私が勤めていた会社に入ってほしかった。実際にMさんも乗り気だったし、私の上司営業所長)もそのつもりだった。

でも、叶わなかった。女性活躍することで有名な会社だったが、採用試験を受けることすらできなかった。主な理由は年齢だ。4大卒しか新卒採用をしない会社だった。このままだと史上最年少の正社員になってしまうらしい。

別にそれでもいいじゃないか。私は悔しかったし、営業所長も飲み会の時に恨み辛みを語り倒していた。それくらい眩しい人材だった。

12/31追記 Mさんは今もその証券会社で働いている。本人にとってよい転職であったことを祈っている。


転職成功例2人目 Kさん

性別:男

年齢:当時30代半ば

職業国家公務員土木建設系)

所属部署河川管理

採用先:建設コンサルタント

内定理由:幅広い専門性

Kさんは何でもできる人だった。

本当に何でもできる人だった。公務員は2~3年ごとに異動を繰り返す関係で、事務系の器用貧乏になりがちなイメージがある。

彼の場合は違う。事務だろうと現場だろうと、企画だろうと調整だろうと何でもアリだった。具体的には、行政事務を除いて以下のような資格経験を持っていた。

・水質環境ダム関連のイベント企画運営

肉体労働全般重機運転も含む)

土木施設建設にあたっての地方自治体との負担額の交渉

測量士免許

土木施工監理技士一級の免許

・各種重機免許

・TOEIC(社会人の平均よりもやや高い)

ここまでの資格経験を持っていれば、安心して企業に推薦できる。

公務員転職がなぜ難しいかといえば、応募先企業の干飯スキルと本人のそれがマッチしないからだ。マッチしたとしても、本当にマッチしている保証はない。

仮に「労務経験者」というカテゴリマッチしたとしても、公務員民間とでは労働関係法令適用が異なる。例えば、「採用」するという行為意味からして違う。極論すると、公務員場合は、いわゆる内定取り消しがやろうと思えば自由にできる。東京都建設事件検索してみよう。

社会保険関係事務量もぜんぜん違う(※民間企業の方が官公庁よりも処理人数が多い。入退職者数が多いので)し、派遣法の適用も違う(※公務員職場だと3年ルールも5年ルール適用がない)し、労働組合向けの対策も異なる。

業務の手順が違うだけならまだいい。覚えていけばいいからだ。だが、労務に限らず、仕事の進め方のその背景にある、『思想』が民間企業とは違う。だから公務員転職は難しい。

さて、Kさん最初に受けた建設系のコンサル会社は、一次面接が終わった時点で事実上内定を出した。

「次の面接で、よほどのことがない限りは内定を出します。Kさんに他社を受けないように勧めてください」

という要請があった。

当時、Kさんは30代半ばだった。自己能力客観的証明できるものがあれば転職活動で有利になるというのは一般的事実だ。

彼と私は同年代だった。最初面談の時点で意気投合した。今でも年に一度は飲みに行く。今回出てくる4人の中で、彼だけは許可を取っている。

後半はこち

https://anond.hatelabo.jp/Qpd_1220/edit?id=20201228223523

2020-12-09

anond:20201209165735

俺も最初はそう思ってた、毎回のように人間性センター質問攻めにあってたから。

しかし、勤務先が移動になって(本社から東京近郊の営業所勤務)ルーターが変わってから

一度も、人間失格人間性否定されたことが無い。

全く質問されなくなったんだよ。

おかしなもんだよね。

2020-11-04

anond:20201104142335

自分社員で、でも特段仲がいいわけじゃなかったら、LINEとかで陰で「M字さん」とか「あのキモオタクの人」とか陰口めっちゃ叩く気がする

休職してそっと広報から外れてどっかの営業所の庶務あたりに飛ばされそう

2020-10-11

エイブル対応が悪過ぎる

近所に外国人けが住んでいるワンルームアパートがあるのだが、以前からゴミ指定日以外に捨てて、しかルール通り捨てない」「公道自転車を止めて通行の邪魔」「粗大ゴミ放置自転車が山のようになっている」など、周辺住民からの苦情が絶えない。

前の町内会長の頃から管理会社エイブルに「住民マナー指導して欲しい」「問題点改善して欲しい」と何度も訪問したり意見書を提出したりしているのだが、一向に改善する気配が無い。と言うより、エイブル側に改善する気が無い。

電話で連絡取っても「今忙しい」「責任者が出ている」「営業で忙しい」と言い、やっとアポイント取っても行く度に「営業第一なので対応する暇が無い」「オーナー電話で繋がらない」「一応話はしている」などと吐かす。

そのくせ、オーナーと直接話をするからというと「それはちょっと…」と濁される。今後の対応を聞いても「前向きに検討します」と言うが、進展なんかするはずがない。

行政相談しても「公道に関しては対応できるが、個人の持ち物(土地建物)に対しては指導できない」とあまり役に立たない。

案としては、営業所の上(支社か?)に連絡するか、オーナーに直接連絡(法務局で調べた)するかを検討中だが、町内会長は「何とかエイブルと話し合いで解決したい」とイマイチ。これだけ舐められてるのに呑気なもんだ。

さぁ、お前らならどうする?

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