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2020-09-08

あんアカデミシャンがいるかアンチなりすましだろいい加減にしろ!って言うけど

アカデミアにあるまじきスタンスじゃない?って疑ってたら実際に博論が吹っ飛んだフェミニスト社会学者かいたのでもう何が起きてもおかしくないとは思う

2020-09-07

アイドルファンは全肯定応援スタイルが本当に正しいのか

私はかつて元KAT-TUN田口淳之介ファンだった人間だ。(釈放時に派手に土下座して法廷で公開プロポーズしたあいつだ現在も別の男性アイドル応援しているので、Twitterでいわゆるオタ垢を動かしている。そのオタ垢のTLで今年私をざわつかせた一連の流れがある。

手越祐也ジャニーズ事務所退所と、そこからファンの動きだ。

何がざわつくかって、かつての田口ファン層の変化と共通する点が多いからだ。

先にトピックを列挙しておく。

ファン需要供給の不一致

私生活の切り売り

ファン高齢化固定化

・全肯定ファンけが残った世界

当初たまたま目にしたファン...というより降りたくても降りられない人たちのつぶやきがあまりにも既視感があって、愚痴垢界隈からしばらく目が離せなくなってしまった。自分でもはちゃめちゃに気持ち悪いと思うけれど、自分トラウマと向き合って過去を冷静に振り返りたい自分がそこにいたのだと思う。

はじめに書いておくけれど、これはアイドルファンに対して「こうあるべき」と言いたいのではなく、手越くんをはじめとするアイドルたちに「残ったファンがこういう状況になったら危険」とどこかにメッセージを吐き出したくなったそこらの限界オタクの呻きです。オタクたちに石を投げるつもりは一切ございません。

また、「逮捕されたアイドルと一緒にするな」というご意見もあるかと思いますが、正直逮捕の有無に関わらず、逮捕前の田口の状況はいわゆる下降線をたどっていて、あまり芳しくなかったと思いますメジャーとの契約が切れたりして。(現在リセットされて少し良くなったと思う。この辺りは末尾にて。)知名度も人気の規模も手越くんとは差がありますが、あくまで「アイドルファン関係」が悪化すると活動が衰退する可能性があるぞという個人意見ですのでご了承ください。

ファン需要供給の不一致

田口といえば世間一般的にオラついていたKAT-TUNの中でもマイルド担当で、育ちとスタイルの良さ、ダンスの美しさからクラシカル王子様的ポジションとして愛されていた。(寒いギャグも言う三枚目キャラでもあったけど。)

ジャニーズ時代比較需要をまっとうしていたけれど、退所してソロ活動を始めてからは、本人のリアルな嗜好が垣間見れるようになってきた。

顕著だったのがアーティストロゴ

今でも「田口淳之介 ロゴ」と画像検索すると一部ヒットするが、ゴリゴリのワルなストリート系のロゴなのである(語彙力、、)。

インディーズで発表した1stシングルHERO」のジャケも完全にらしからぬワルでマッチョフォントタイトルが描かれていたし、続いてリリースされたメジャー1stシングルロゴストリートアート風で、本人のファッションもとてもカジュアルものだった。

活動のかなり初期から、熱心だったファンからも「これじゃない」「田口くんに似合う服はもっとこういうの(画像つきTweet)」といった類の意見が頻出していた。

音楽性に関してもちょいちょいジャパレゲテイストを出してきたり、ウェイ度の高いラップチャレンジしたり、イカついテイスト楽曲が目立った。(全てではないが)

はっきり言って、目指している方向が「理想ちょっと違う」というよりファン達が「なんなら苦手」と感じるジャンルだった印象だ。地雷を踏んでいたのだ。

アー写も「強い自分」を打ち出したい意図がわかりやすものを長らく使っていて、「もっと穏やかな空気感写真の方が田口くんの良さが出ていいのに」なんて言うファンの数は決して少なくはなかった。あれだけ言われていたのだからファンレター等で直接進言した人だっていたに違いない。

しかし、そういった意見からの変化は見受けられなかった。

逮捕前の田口は、ファン需要理解していながらも「自分表現したい自分」との大きなギャップに苦しんでいたのではないか

ライブ衣装しかり、写真集の衣装のチョイスしかり、需要に応える場面もそれなりにあった。けれど、本人が持たれたい印象と差があることがあまりにも明確だったので正直見ていて苦しかった)

独立して個人活動していくのだからアイドル自分のやりたい表現をやる権利行使して当然だ。それは美しく言えば信念とも言える。だけど、ファンのツボを押さえていないとファンが減るのは当たり前の結果なのだ

かつてのファンが一番切望しているであろう音楽活動が手薄なまま、YouTubeボランティア脱毛サロンにと活動範囲を広げている手越くんを見て、そんなことを思い出した。

ただここまでは本人がリスク覚悟してどこまで天秤にかけるのか次第の話だからまだいい。ここまでなら未来に期待して残るファンはそこそこいる。

私生活の切り売り

芸能人実名をあげまくった手越くんの自伝とは影響力にだいぶ差があるが、田口もしばしば私生活の切り売りと称されても仕方のない活動があった。

いくつかの媒体で、退所から現在までを振り返るインタビュー結婚をいずれ考えている主旨の発言をしたり、吉本芸人がたくさん集まる関西ローカル番組でも同様のことを語ったりしていた。

長年交際を続けている恋人がいるのはファンなら周知の事実だったし、退所理由を濁された時点で結婚を見据えての退所なのだろうと多くのファンが推察していたせいなのか、ソロ活動の開始当初から田口ファンには恋愛に寛容な人が多かった。

だが、週刊誌から情報が流れてくるのと本人の口から語られるのとではダメージ全く異なるのだ。くだりの関西ローカルから一気にファン離れが進んだ印象が強い。

アイドルだって恋愛自由だ」という考えは正論だし、どちらかといえば私もその主張に近いが、一方で「恋愛して欲しくないというより、アイドルの生々しさに触れたくない」というファン気持ちはわからなくもない。そういうファンが良い悪いというより、アイドルが実生活恋愛の話をすと、一定の耐性がある人でないと応援しづらくなるのが実情なのだ

また、生々しい恋愛を語りファンに耐性を求めることで、”とあるリスク”が生じるのだ。

ファンのと高齢化固定化

そのリスクとは「ファン高齢化」だ。

現在手越くんを純粋応援するファンの方も、どちらかというと高齢の方が目立つ。

田口ジャニーズ時代から元々マダムキラーの傾向があったが、1stアルバムを出したとき池袋サンシャインで行われた特典握手会には本当に若いファンがたくさんいたし、握手して感激して目をはらして会場を後にする人で溢れていた。

それが、いつからか会場には自分の親世代ファン割合がどんどん増えていって(つまり若い子が減った)、スタンディングの密集した現場なんかでは誇張ではなく本当に加齢臭が漂うようになってしまった。

アイドル恋愛に耐性がある人とはどういう人なのか。全員ではないが、自身結婚経験している人ほど、その傾向は高まるように思う。

また、アイドルの親目線で「幸せになって欲しい」と願うファンもこの傾向が強い。(言わずもがな世代の人たちに親目線ファンが多い)

自分結婚しているのに、アイドル恋愛結婚咎めるのは後ろめたい」と思う人、「アイドル恋愛を許容する心の広い自分が好き」と思う人たちが生き残る。

高齢ファンが全て悪いとは言いません。年齢を重ねて穏やかに応援していて、マナーを大切にする素敵なファンの方もたくさんいました。

ですが、高齢ファンのよからぬ特徴も正直あります

SNSが苦手

SNS上で内輪ノリな人が多い

SNSが苦手。これが単に「拡散力が低い」だとか「他界隈を沼に落とすのが下手」といった特徴であれば、単にプラスの影響が少ないだけで、害はありません。

SNS慣れしてない、SNSしてない世代の特徴は、<自分SNS上での振る舞いで他者からどう見られるか>という視点が欠如した行動全般を指すのです。

わかりやすい例でいうと、愚痴つぶやくとき検索けが出来ていなかったり。アイコンプロフィールがダサかったり。使っている絵文字顔文字など表現全般が古かったり。内容を垢分けせずに無駄日常を垂れ流したり。

そのダメな行動の最たる例が内輪ノリ

高齢女性ってなんですぐ「○○ちゃん〜❗️」とか言ってすぐリプライで絡むんでしょうね。あとすぐ「○○同盟」とか「見守り隊」とか言い出したり。

きっと若い世代以上に良くも悪くも<いか標準的であるか>に気を遣う世代からすぐに群れたがるのでしょうか。

アイドルディープオタクになるための2大行動として「ファンクラブに入る」と「SNSで専用垢を作る」だと思うのですが、後者の専用垢を作る前段階で、新規若いファン大手垢を中心に、界隈のファンがどんな発信をするかをチェックします。そして、安心できるコミュニティーだと判断してようやく壁打ち垢からスタートするものです。

SNSが下手なファンばかり増えてしまうと、残念ながら新規ファンはどんどんつきにくくなります

あとこれは田口ファンだけかもしれないけれど、高齢ファン気持ちが昂ってても遠慮してなのかライブ会場であんまり声出さないから、パフォーマンスの素晴らしさの割に現場熱狂が薄くて悲しくなることが多かったな。。。

肯定ファンけが残った世界

よく愚痴垢界隈や降りかけのファン、ひいては批判を投げかけるファンに対して投げかけられる意見として、「嫌なら見なければいい」という言葉があります

特に逮捕直後は当然ながら田口ファン界隈のSNSも荒れに荒れ、結果として擁護からこの言葉が発せられました。

少し前にAKB48柏木由紀ちゃん(この人選で傷つく手越くんファンいたらごめん)も自身Youtubeチャンネルで、「全肯定してとは言わなけれど、アイドル自分理想に変えさせるのは違う。見ていて自然応援したくなる人を応援すべき」という主旨のことを話していた。全肯定まではいかないけれど、比較的近いスタンス発言だと思う。

こうした類の意見は、ファン自身精神を病まずに応援するという観点では大正解だ。

だけどアイドルから見て、本当にこのスタンスは望ましいのだろうか。

アイドルに限らず、認知度がものを言う世界では、無関心こそが最大の脅威だ。愚痴を言われながらフォローを続けられているならまだマシで、チャンネル登録フォローを一度外されてしまったら、そのファンが戻ってくる望みはほぼゼロに等しい。

だいたいアイドルが何をやっても許すならば、そもそもなぜそのアイドル推しているのかという根拠が揺らいでしまう。だんだん応援するのが習慣になってしまったとしても、元はといえば応援したくなる決定的な要素があったかファンになったはずだ。本当に全肯定になってしまったら、それはただの宗教依存自己陶酔だ。

今私が推しているアイドルの界隈は、ことによっては批判も行われ(批判アイドルだけでなく運営に向けられることもある)、少なくともファンの間では正当に議論が交わされることが多い。批判も決して押しつけではなく「次は気をつけられるといいね」「反省できる○○くんは素敵」といった具合に幸いにもポジティブに着地するのをよく見かける。こういう意見が見られる場所応援してこそ、自分推しているアイドルを好きだと日々自信を持って実感しながら応援出来るのではないか

そして現在手越くんの愚痴界隈は、見切る勇気がなかったり、まだ期待しているというだけでなく、ファンが減ってしまう恐ろしさを察知しているからこそ、健気に意見を言い続けているのではないでしょうか。

かつての田口から見ても、彼女たちがいなくなってからが本当に切ない事態を招いてしまう予感がします。Twitterを見た感じ、若いファンが多いし。

少し前に現在応援しているアイドルグループのメンバーの一人が、新しいレギュラー番組を始めるにあたって、「今まで見せたことがない一面を見せるかもしれない」と事前にブログで発信していてとても感心しました。ファンが離れる恐れのある新しい挑戦の際に、先回りしてファンケアしたり、活動の幅を広げるにしても、ファン理解できるような筋を通すことでいか安心感が得られるか、と実感した体験でした。手越くんもよかったら参考にしてみてください。

最後にこのブログで散々貶めてしまった元自担田口淳之介さんに関して補足。

私は逮捕が原因でファンをやめたというより、逮捕後、ファンクラブの会員だけが見られるブログでは「法廷で語ったことが全て」と言っていたくせに、そのブログの後で家族との仲が原因で小嶺家に助けられて絆を深めた、などなど余計なことをベラベラと週刊誌に語ったのに呆れ果てて応援する気をなくしてしまいました。

ですが、私がファンをやめる前より、現在の方が状況が良いように思います

逮捕されたことで以前よりプライドがなくなったのか、自身オリジナル曲だけでなく「踊ってみた」に積極的に挑戦して動画投稿したり、逮捕からラジオ番組を通じて交流があったボカロ界隈の方と楽曲を作ることで、クリエイターを押し上げつつハイペースに作品を出すことに成功しています

正直、逮捕された後にここまでアクティブ活動してくれると思っていませんでした。

ボカロ曲が私の音楽的嗜好に合わないので、応援はしていませんが、SNSフォローは続けています

たくさん傷つけられましたが、今でも幸せになって欲しいという気持ちには変わりはありません。

何より、「歌って踊ることが好き」であるということにしっかり軸を置いて活動しているのが見て取れるのが嬉しいし、どうかこのまま続けて欲しい。田口氏に関しては、いつの日かまたファンに戻る日がくるかもしれません。

勝手比較して勝手に書き散らしましたが、どうか手越くんのファンやかつて手越くんファンだった人たちが幸せに心穏やかに暮らせますように。

2020-09-06

若い頃は可愛くていいけど、いつも自分が正しいスタンスってしんどそう。

2020-09-04

技術に携わる人で、新しい技術が出て試して「よし採用してみよう」って思える人ってどんな頭してるんやろ…

いい意味で、頭の中がお花畑で、全てのものが新鮮に見えるんだろうか。

そういう人が落とした情報必死に拾い集めてる俺には見えない光景が広がってるんだろうか。

だとしたら楽しいだろうな…

疲れた、でもこれを拾わないと這い上がれない…」って思ってる俺とは技術に対するスタンスが違うんやろうし…

エロ叩きの時だけ世の中の論調は変わる

世論調査を見ると、ネットリアル中道右派右派自民系消極支持がめちゃ多くて、左派色の濃いはてなーは肩身狭いっぽいじゃん。

まり一般世論はてなー意見が合わない。

でも、左派はてなーが「エロけしからん」って言い出すような問題では、一般世論左派的な立場共感する人が多くなるのってなんだろうね。

右派保守系だって表現規制エロ規制しまくりだろ、むしろ元々の保守主義エロに厳しいだろなんてツッコミがあるかもしれんが、こういう場合ネット世論リードしてるのが左派論陣なのはちょっと見てりゃわかる。

そりゃさ、右とか左とかで分類せずにトピックによって是々非々だと考えれば悪いことじゃねえんだろうけど、他の分野では多くの人間是々非々態度なんか取れないじゃん。メインの立ち位置から自由になれない。

でもエロ分野は違う。普段立ち位置関係なく、エロあかんってことをみんな言い出す。

俺は、政党では左派消極支持だけど、エロ禁忌表現配慮せずどんどんオープンにやれってスタンスで、全てが世間様と逆だからつれえわ。

世の中の不安苦痛を減らすことよりも快楽を増やすことに重点を置いた方が世界幸せに繋がる、少なくとも俺の幸せに繋がるし、そこが衝突する時はガクガク不安に震えながらでも快楽増大を選んだ方がいいと思ってるんだけどなあ。場合にもよるが大体の事案ではね。

2020-09-03

腐ェミとかいうおぞましい存在

今回のラブドール騒動たまたま目にはいったんだけど本当に最悪にも程があるっていう存在でびっくりした

自分たちマジョリティの身でありながらキャラセクシャリティマイノリティ方向にいじくって遊びながら

なにか社会に対してちゃん責任果たしているという自負だけが根拠なく膨れ上がっているらしく

件のショタ漫画なんかを表に出るな等叩いており

ああしたマイノリティ当事者性をもった表現に対して控えておけなどと迫ること自体がただの差別なのだ

(もちろん件のマンガがイキってたのは確かであるがイキるのは犯罪ではない)

それを恐怖心を与えたとかそういう理由とき差別正当化されると思うようなシスヘテロの最悪な面はそのままに

社会責任という、ただのマジョリティ自分たちがやってる妄想上のセクシャリティ遊びを特権化して、彼らと違うと切断処理

自分たちだけを安全圏へとおいておくための惨めったらしい自己弁護のことを配慮か何かと勘違いしてる人間

これがただのおかし個人だったならまだしも一定の腐ェミとでも呼ぶしかないクラスタとして存在していることが恐怖しかない

オタク達が反省なく隠れもしなくて批判が集まることを責める前に

こんなカルト的で異常なスタンスに疑問も感じなくなるほど内輪にこもって無批判でいるうち

出来あがってしまったマジョリティリベラルフェミサブカルの悪いところだけを集めたようなクラスタの最悪さについて考えたほうがいい

新聞によってスタンスが違うっていうの、学校で教わらなくないか

ネット鵜呑みにするな」は教わるけど

自分新聞によってこんなにスタンスが違うのかって知ったのは、ネットで読み比べるようになってからだな

anond:20200903181514

「何でも正しい」か「全部間違ってる」しかないとか、知能低すぎだろ

新聞社スタンスとかを考えながら記事を読み比べたりして、どういうことが起きてるかを読み取るのが「ニュースを読む」ってことなんだよ

ニュース新聞で書いてあることを丸呑みするような教育とかって、普通受けないと思うんだがw

とはいえやはり自分の好きなアーティストには政治的発言はして欲しくない

松任谷由美氏に対する某大学講師発言炎上した件で、自分が思ったのは「自分の好きな作家アーティストにはなるべく政治的発言をして欲しくないなあ」というものだった

当然アーティストも一個人なので、政治的宗教的発言等をする権利はあるし、自分がそれを咎めことなど出来ない

なので自分として出来ることは「えー、出来ることであれば政治的なお考えは内心だけに留めて頂いて極力外部に発信しないで頂けませんでしょうかね」とただただ願うことだけである

そう考えていて、これって自分がこれまで散々馬鹿にしてきた“自分推しメンバー恋愛をしないことを願うAKBオタ”や“好きな声優処女であることを願う声優オタ”と大差ないじゃんということに気付いてしまった

当然全く同じというわけではない 自分小沢健二が好きなのだが、小沢健二政治的発言をしたとしても声優オタのようにCDを叩き割ったりはしない

オザケンが「黒人射殺の件に抗議してライブを更に1年延期します」と発言したり、黒人被害者名前が書いてあるマスクをつけてライブで登場したとしても、残念だなあと思いながらもCDは聴き続けるだろう

現に自分景山民夫氏の作品が好きで、氏が幸福の科学に入信したあとも「トラブルバスター」を何度も読み返したりしている

多分自分の中で「アーティスト個人信条政治的スタンスアーティスト作品は別物」という整理がそれなりに出来ているので、引き続き作品を楽しむことが出来ているのだと思う

ただ、やはり政治的発言新興宗教に入信などということがあれば「うへえ」と思ってしまうのは事実

なので自分今日も好きな作家さんの本を読んだり、好きなアーティストの曲を聴きながら「自分好きな人たちが何も変な発言しませんように」と願うばかりなのである

それからドルオタ声優オタの人たち、これまで馬鹿にしててごめんなさい 自分同類でした

anond:20200903125759

その合理的の下でどれくらいの女の子が苦労してるかは考えてくれないのはどうなの〜とは思うけど(うちの大学恋愛工学マニア多くてその被害にも結構あった)、そもそも個人個人気持ちは預かり知らないスタンスならこれ以上話しても分かり合えないな〜って感じ

anond:20200901094006

まさに昔ツイやらニコ動で「腐女子出しゃばってくんな!!!害悪!!!!!」とか息巻いてた男オタクだけど、正直今になると別に大して不快じゃないしなんであんな目の敵にしてたんだって思うようになったわ

「なんとなく敵が欲しくて叩いてた」のには実際罪悪感あるし、今後はそういう弾き出しやめるようにしよう、性癖オープンでいいよね、つか他人が何好きだろうがどうでもいいわって思ってそういうスタンス交流してたらいつの間にか女オタク界隈と(原因の一端がこっちにあるのはそうなんだけども)真逆立ち位置対峙してて世の中ままならんなって思う

時間かけて育ったコミュニティの風潮とか変える方がどう考えても負担だし、こっちは今更変えられん!言ってる通り原因お前らなんだから負債分黙って甘んじて殴られろ!って言われるともう何にもならんけどまあ、うん、はい……って感じなんですが

2020-09-02

女だけど同性のオタクが嫌い

 今までのオタク人生でこっちを不快にしたやつの割合、圧倒的に女>男。男オタクとはそもそもジャンルが違って関わる機会がほぼ0なので自動的にそうなる。

 女オタク、鍵パカで平気でBLや夢妄想垂れ流すし、モブおじさんになりきって推しキャラセクハラツイートするし、軽率キャラクターをレイパービッチにするし、ウブなキャラクターをすぐ童貞呼ばわりするじゃん。そうじゃない人も大勢いるけど。

 学級会なんて開いたところでまともな人間からどんどん脱落して、肝心のやらかした奴は図太いかジャンル居座り界隈は先鋭化。いじめ事件とか被害者は最悪絶筆まで追い込まれてんのに加害者側はチッうるせーな反省してまーすで垢消し転生とかザラ。

 あと、エグい性癖持ちのやつに限って意識高い系ジェンダー問題ポリコレにいっちょ噛みしてくるの何なん?見ていて恥ずかしいわ。

 女性向けも大概無法地帯なのに男オタク敵視してるやつを見ると冷笑したくなる。男向け界隈を擁護するつもりはない。そっちの問題はそっちで解決しろというだけ。

 ゾーニングは前提としてオタク創作なんて基本「周囲に寛容であるよう努めるので自分のことも多めに見てください」というスタンスで成り立っているから同性でも異性でも下手に他人攻撃するとブーメラン刺さるよ。それが個人間で済むならまだいいけどこっちにまで延焼してきたら困るから下手に騒がないで欲しい。

アベコベ

時間がないと言いながら無為時間を浪費する

お金がないと言いながら無駄支出をする

クズばかりだ!と怒鳴りながら一生懸命自分からクズを探す

こいつさえ居なければ。とぼやきながら、その人居ないと成り立たないような生活仕事をする

セキュリティ強化と言いながら簡単で使いやすくする

やすく使いやすいと言いながら必要な項目を消して使いづらくする

痩せたいと言いながらたらふく食ってだらだらすごす

給料が上がらないと言いながら同じ仕事にしがみつく

子供被害者にしないと言いながら親の加害は放置する(組体操柔道側溝etc)

人はみたいものしか見ないとは言うけど。そのスタンスが正しいことみたいに胸張って主張するのは完全に間違っている。

現実直視して受け入れない限り、妄想に取りつかれて地獄は続く。

地獄こそが人々の営みだとでも言うのだろうか。

違うだろ。妄想に取り憑かれているこの地獄からの開放こそ人類が目指すべきゴールだろう。

2020-09-01

小児性愛性的指向ではないのか

はてブを眺めていると「小児性愛性的指向ではない」と言い切っている手合いをよく見かけるけど、ちょっと納得感がない論理が多い。

特に見かけるのは、

小児性愛は加害性と表裏一体なので、合意の取れる同性愛やその他性的指向とは異なる

小児性愛病気

の二つ。

まず、性的指向というのは性的魅力を感じる対象パターンに過ぎないので、加害性があるから性的指向ではない、というのは言葉意味理解できていないですと言っているようなものだ。

多分、「小児性愛性的指向の一つ」という言葉に「だから受け入れろ」という意図を感じて反発しているんだろうけど、言葉意味を曲げて反論する姿には違和感がある。

次に小児性愛病気なのか、というテーマについて。

現状、医療現場ペドフィリア障害として扱われていることは事実なので、一定の理解はできる。

ただ、実態としてこの部分は今もなお議論が白熱しており、指向と嗜好を完全に区別するにたる根拠提示する人はいないので、結論ありきでニュートラルスタンスとは言えない。

anond:20200830222134

実体験を元にして書かれた小説はたくさんあるし、カミングアウトしている作者もいるよ。

イベント幼児を連れていくのだってレジャーの一環になりうるし、逆に公園とかだけに制限すると育児生活必要以上に窮屈になってしまうよ。幼児自分意思を言い出すと、幼稚園で行われるあらゆることが自分意思じゃない。その年代経験って大ざっぱには、なんでも糧になるもんさ。

個人情報暴露自分立場だったら気をつけたいが、そこまでストーキングを警戒すべきっていうのも人間のものへの信頼が低くて息苦しい価値観だと思う。やられたら怒る、くらいのスタンスもいいと思うよ。

公式が困るか否かは、相手次第なとこもあるんじゃね。デフォルト迷惑想定なのはいいマナーだが、逸脱をまったく許容しない世界は退屈だよ。

でも俳優へのストーキングは良くないのは同意。それはちょっとね。

2020-08-31

萌え絵騒動体験

ごく小規模なイベントのビラで萌え絵を使っていたことがあるが苦労した。

セミプロとおっしゃっていた絵師さんにお願いしたんだが、エロ表現がすぎる。

一般向けなのでエロ描写は控えるように言ったが、抜け道を探してくるのだ。

これは肌の露出ではないか問題ない、これは光の加減だから問題ない、と言った具合だ。

それまで何人かの絵師さんにお願いしていたが、このようなことはなかった。だから困惑した。

こちらは事前に良い例と悪い例のサンプルを出して、表現の程度を指示していた。

だが、良い例に従うわけでもなく、良い例悪い例を出した意図を汲み取るわけでもない。

ただ悪い例を回避すれば何やっても良いくらいのスタンスだった。

全裸肌色のボディーペイントしたという設定なので、肌の露出ではないと言い張れますよ」みたいな提案を頂いたが、

こちらの意図必要以上にエロと思われないことであるエロ描写をしたいという要望はないし、言い訳が通ればいいというわけではない。

TPOに沿いたい、誰かを不快にさせたくない、というものである

こちらの意図をまったく汲み取ってくれないので、その方は前金だけでお断りした。

イラストは以前にお願いした絵師さんに描いてもらった。費用はかかったが、出来栄えが良かった。


萌えイラスト炎上をみて思うのは、2つ。

・際どい描写をしたがるイラストレーターがいるので、担当者はチェックを怠ってはならない。

・際どい描写担当者レベルではじいていれば、そもそも問題にはならない(露出がないからと怒る人は少ない。「露出があるから撤去された」だと怒る人がいる)

この辺は炎上が起きる度に周知され対策されると思う。今は過渡期なので争いは仕方がないのかなとは思っている。

お便りが読まれて嬉しい増田住まいしレウテレマよがりよ田尾(回文

お、お、お、おにぎりが好きなんだな。

おはようございます

山下清です。

ウソです。

私が応援している推し演奏家さんがやってるラジオでお便り読まれました~!

わーい!

ドンドンヒューヒューパフパフ!

もう往年の國府田マリ子さんしか言わないそんなドンドンヒューヒューパフパフなんだけど、

あと

ドンドンヒュージャックマンさんも言ってそうな感じよね。

もう國府田マリ子さんとヒュージャックマン華原朋美さんぐらいしか言わないわよね。

でさ、

打率としては二割五分弱ってところかしら?

逆に読まれちゃう

お便り少ないのかしら?って不安になるけど、

でもなかなか採用率高しだと思わない?

まあ嬉しいっちゃ嬉しいのでまたお便り書くわね!

お便り募集して少なかったら可愛そうなので、

賑やかしに送ったら読まれちゃったって感じで、

いや別にまれても読まれなくても私は良いのよって

クールを超装う感じがまたよくない?って自分で言っちゃうけど。

内心は外心に現れるほど嬉しかったりします!

もうますます応援ちゃうわよ!って

ここんとこライブコロナよろしく中止になってることが多くて、

この秋にいよいよライブが開催されると言うことで、

もう私は全256公演全部チケットゲッツよ。

今回のツアーは私の地元でもやってくれるので、

その時は遠征費いらないので助かりまくるけど、

それも微々たるものから

これから生活

遠征費の捻出に余念がないこの4年なんだけど、

これ全部経費に回せちゃうのかしら?って

応援生業にしていたら応援業としての帳簿が付けられるはずじゃない?

だとしたら応援業の収益は全くないんだけど、

でも税理士さんに聞いたら、

アイデアなど創作活動に得られるのなら

研究費に計上してもいいかもねーって仰ってたから、

これ全部経費に回せて良いのかしらって「お、おう」と言う一抹の不安を抱えつつ、

まあ申告するときに、

怒られるときは怒られるでしょ?ってスタンスでしれっと計上したもの勝ちってことらしいの。

もう生きていると税金との戦いになるのよね。

こればっかりは。

秋のことを考えるとゾッとするけど、

頑張るわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムタマサンドです。

間違えてミックスサンドを買っちゃったときの過ちを二三度繰り返さないように、

今日はしっかりパッケージチェックしました!

ハムタマサンドの口で

ツナったらお口がビックリちゃうわよね!

デトックスウォーター

レモン輪切りにしたシンプルレモン水よ。

たまにこれやるのよね。

ほとんどウォーラーしかない水という感じなんだけど、

レモンの微かなフレーバーレモン炭酸より上質な感じで

今日一番のプレシャスタイムよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-08-30

安倍政権下での難病対策についての誤解 追記

安倍総理難病である潰瘍性大腸炎悪化で辞任することになり、一部で「難病の苦しみを知っているはずなのに安倍政権下で難病医療費自己負担額が上がった。安倍政権弱者に冷たい」というコメツイッターやはてぶでもいくつか見かけた。

私は通常は安倍政権には批判的なスタンスだが、この難病対策についての批判は正しくないので訂正しておく。

自己負担額が増えた最大の原因は安倍政権である2015年に国が難病医療費補助制度対象疾病(指定難病)を従来の110疾病から196を追加して306疾病に拡大したからだ。

ただ単純に指定難病を3倍にしたか医療予算も3倍とはならず、多少は増えたが結局は「これまでの対象疾病に使われていた予算を広く浅く」という方針にならざるを得なかった。

からこれまで指定難病であった潰瘍性大腸炎などに苦しんでいた患者安倍政権下で自己負担額が増えて経済的負担が増えたのは事実ではあるが、それ以上にこれまで国の補助を得ることすらできなかった難病経済的に苦しんでいた多くの患者やその家族が新しい難病医療費補助制度恩恵にあずかることができるようになった。

もちろん理想をいえば2015年に追加された指定難病に苦しんでいた患者やその家族も従来と同じ補助を受けることができることに決まっているが、そのための予算を確保することができなかったというのは現在日本財政事情を考えると理解せざるを得ない。実際に難病で苦しんでいるわけでない私からしたら「多少でも予算と規模が増えただけマシではないか」とも思えてしまう。

上にも書いたが私は総合的には安倍政権には否定的であるしかし間違った前提でバッシングをしても正論ブーメランを返されて自爆するだけである安倍政権難病対策については多少は仕事をしたのである

追加1:

ソース要求されたので載せておきます

難病医療費助成制度対象疾病が拡大します - 厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000086077.pdf

荻上チキ・Session22 成立した『難病法』の行方課題」の反応 (当時の反応)

https://togetter.com/li/675949

タイプミスのご指摘ありがとうございます可能な限り修正しました。

追記2:

いただいたブコメ読ませてもらいました。反論の内容は個人的にも正論だと思いますいくら政権側や第三者が「予算がないかしかたないではないか」と言っても、当事者にとってはたまったものではないという感覚は真っ当だと思います

今回のエントリーあくまで「安倍政権になって難病対策予算が縮小されたので?」という批判に対して「そんな単純な話ではない」という現状をお伝えしようといただけです。

安倍政権がこれまで度々行ってきた不祥事スキャンダル、不誠実な対応などが目立ちすぎてこういった問題がなかなか紹介されませんが、難病問題だけでなく日本の抱えている問題根本的な原因は「とにかく予算がない。現状維持すら厳しい」に尽きると思います。文面だけ立派な法律を作ってもそれを実行するだけの予算がつかないのです。(だから将来入る予定の消費税増税分をアテにするという先送りが横行してます)

消費税増税して社会福祉に使うと公約にしても、その増収分の多くは毎年自然増する高齢者医療介護予算に吸収されてほとんど残らないのが現状です。

安倍政権下ではせめて長期政権中にこの日本根本社会構造バグの修復を期待したのですが、結局何も出来なかった、する気すらなかったのではないかという事実に心底失望しました。まぁ次の総理候補の方々を見ても期待できそうにないですね。

2020-08-29

政治に強い関心がなくても安全に生きられる国でよかった

インターネットにあふれだした政治的な良くも悪くも強い言葉が嫌でも眼にはいるようになり、厳しい空気になってきた。

そのせいで、自分もこういうことを考えないといけないのではないか政治に対するスタンスをつよく打ち出せないと国民としてダメなのではないか、みたいなキモチになりかけたんだけど、ぶっちゃけ政治ってぜんぜん興味ないし、別に日常が脅かされている気もしないし、お金はないけど極端に貧困というわけでもないし、生きられてるからいいじゃん、って思ってる。

一方で、"特に政治に興味がないひともなんだかんだ生きていける状態" 自体政治によって成り立っているわけでもあり、自分に本当に関係がないことかといわれたらそれはもちろん違うということもわかってる。

からせめてもの行動として、選挙はなんかよくわかんないし何の意志もないけど行って出すようにしてる。

でも、インターネット政治の話をしてるひとってなんか関わりたくない感じで、興味ないとかいうと殺されそうで怖いし、ごめんなさい、投票する以外はもう俺は何も言わずにだまってますから、なんか勝手にやっててください、って思ってる。あと、なるべく目に入れないようにしてる。ツイッターも控えめにした。ニュース政治カテゴリはみない。

俺みたいなのでも生きられる国でもよかった。

残業へのスタンス 増田のみんなはどんな感じ?

1.絶対にしない

2.なるべく避けたいし避けてる

3.なるべく避けたいけど避けきれない

4.必要らするし嫌ではない

5.進んでする。集中できてむしろ好き

6.デフォルト残業なので定時について考えなくなった

7.帰りづらくて席にいるけど何もしてない

コロナでの大学研究のやりかた

コロナ人生が変わってしまった人は多いと思う。私も仕事雰囲気が変わり始めている。

私は運がいいことに、やりたいこと興味のあることを比較的できる研究者を某旧帝大でやれる機会に恵まれている。専門は化学。だが、それも音をたてて変わり始めている。

もともと将来の仕事を何にしようと明確に描いたことはなかった。幼少期に育った地域比較英才教育とは程遠い地域であり、貧困家庭も多かった。友人の家に行くと昼間からおじさんがゲームをしていたり、パチンコや酒に明け暮れている、そんな地域である小学校でありながらも学級崩壊に近いことが起きており、義務教育の内容をきっちりと終えることができなかったと記憶している。そんな状況を深く考えることはなく、私は周りの事象に対して疑問を持ち、調べるのが好きだった。なぜ水は雨として降ってきて、山を流れて、コンクリートの隙間から流れていくか。そんなことが気づいたときには不思議だったと思う。幸いにして先生にも恵まれた。疑問をもち、それを自分のペースで解決するのが好きであり、校庭のはじっこで疑問点などを書き出していたとき理科若い先生理科室に誘ってくれた。そこには違う世界があり、好きなだけ実験していいと言われてのめり込んだ。ガスバーナーをつけてよくわからない化合物を熱して色が変わる、気体がでる。一つ一つが楽しくてしょうがなかった。だが先生がある日突然学校に来なくなってしまい、程なくして全校集会が開かれた。持病の喘息でなくなったらしい。どうしたらいいのかよくわからいくらい、悲しかった。狭い実験室の僅かな道具から世界の広さをあれ程教えてくれた先生がこの世からいなくなってしまったのが悲しかった。学問世界を広げてくれるというのを肌で教えてもらえたと実感している。

当時はショックだったが、中学校から親の転職関係引っ越し比較普通地域引っ越ししまった。小学校ときにはサワガニを追ったり、カエルを捕まえて、ビーダマンからでてくるビー玉の平均距離などをひたすら数える子供であったが、引っ越し地域では勉強熱心な地域であり、誰も放課後には遊んでいる子供はいなかった。塾に行くとのはなしだったが、恥ずかしながら塾という単語を知らなかった。動物を捕まえた数よりも試験の点数を重視する地域であり、ひどく狼狽したのを覚えている。小学校での経験があってか理科数学が楽しくて仕方がなかったが、何故か閉塞感があった。あくま中学高校でのお勉強というのは与えられた範囲でやる学びであり、そこに自由度は少なかった。結果的勉強はできたのでとにかく自由を求めていた。高校には入ったが、倫理先生哲学議論ばかりしていた。こう考えると私は先生に恵まれているのだが、先生に学びの自由を求められる場所はと聞いたとき日本には殆どないと言われてしまった。あ、そういえばといって、それがきっかけとなり京都にある大学に行くことになった。

大学自由であった。毎年謎に作られる像やコスプレ卒業式で有名な大学であるが、学生多様性がまったくもって違っていた。そこでも縛られるのが苦手な私は大学で授業に行けなかった。ただ、大学図書館にはホコリを被っていながらもたまらなく刺激的な書籍が非常に多くあり、図書館毎日通った。楽しくて楽しくて仕方がなかった。たぶんそれは小学生の時に一人で課題を設定して、問題解決をする。そういうプロセスであっただろう。数式、活字が踊っているようにすら感じた。一般教養の授業でもムラ社会議論する授業や、紙飛行機を飛ばす授業など色々あり、不思議な授業であったと思う。ただ相変わらず大学の専門の授業は指定教科書から逸脱していなく、面白くなかった。ある意味授業に関しては圧倒的に劣等生であったが、たまたま行った授業のときに言われた印象的な言葉がある。「結婚は何回でもできるが、研究室選びは一度しかできない。」人生パートナー何度でも選べるが、人生の専門となる研究室は一度しか選べないとのことだった。へそ曲がりな私は研究室で変わったことがやりたいと思い、研究室を巡ったが、どれもこれも古臭いホコリを被った図書館で聞いたことがあるような内容だった。日本最高学府学問として理解できてしまうということが非常に悲しかった。ただ、たまたま非常に尖った研究室があり、そこで私を拾ってもらえた。やはり私は先生に恵まれていた。研究室は今思えば世界的に有名で先駆的な研究室であり、そこで自由研究を行う機会に恵まれた。朝から晩まで先輩後輩教員ディスカッションしながら、自由自在に研究をすることができる。研究費も潤沢であり、装置も多くあるために闇実験自分の考えるすべての実験ができてしまった。卒論テーマ自分でかってにテーマ設定をして卒論発表までさせてもらえた。今思えばあんなことに、というテーマであったが、当時は楽しくて仕方がなかった。卒論が終わった当日、テーマの変更を推奨された。初めて方向性提示されたが、一言であった。ここには恩師の力があったと思う。結果的に与えられたテーマとは関係なく、M1勝手実験をして修士論文を3本書いた。楽しくて仕方がなく、博士課程に進学した。博士では論文12本書いた。ちょっとした自慢である

博士資格名刺の角に書くことができる運転免許のようなものであるというのはよく言ったもので、単なる認定試験である。友人が大学ポジション公募に出す中、私は自分学問を切り開くのだと思い、博士研究員をすることに決めた。なんとなく海外日本より風通しが良いだろうと思い、日本研究から支援をうけて、海外に2年間いけることになり、それまでに一切したことがない分野に飛び込んだ。将来学問を切り開くためには甘んじて先達のいる学問をすすめるよりも、開拓者であるべきという精神である。ただ現実は厳しかった。言った先の研究室では私は初めての外国人であり、装置の使い方、実験の仕方、単語すらわかっていなかった。学部生に単語意味から教えてもらいながら、教科書を端から端まで読んで、理解した。論文は2年間で3000報くらい読んだ。めちゃくちゃ勉強し、1日の睡眠時間は3時間程度だった。結果的に分野での最高峰論文誌に数報報告することができて、ライフワークが見つかったと思った。ただこの辺りから研究に対する見え方が変わってきたと思う。日本人会でいつも飲んだくれている友人がいた。大学では見たことがないが日本人の友人を探しているようだった。何が楽しくて研究をしに海外に来ているのかというふうに聞くと彼は出身研究室に戻るので1年間遊びに来ていると話していた。悪い冗談かと思っていたが、実際に彼は日本出身研究室で職を得て戻っていった。不思議ものである

当時の海外での受け入れ研究室教員にぜひともこの国で残って研究をすすめるべきだと言われた。日本講座制の影響もあり若い研究者活躍しにくいということを聞きつけていてくれていたらしい。ただそのときに今まで私を支えてくれた恩師たちの姿が頭をよぎり、日本に恩返しをするべきではないかと思った。施されたら施し返すという精神である日本に戻るためには公募書類を出さないと行けないのだが、不思議と通らない。面接にすら呼ばれない。それまでに分析していなかった私が悪かったのだが、どうやら日本ではコネというのが幅を効かせているらしく、面接にすら呼ばれない。それとずっと付き合っていた婚約者との結婚もあり、フットワークの軽い私はならば日本に帰ろうと、日本に帰り、講演ツアーを行った。幸いにしてその一つが目に止まり研究プロジェクトの一環で雇ってもらえた。そこでも好きに研究をしていいと言われ、論文を好きに書いた。楽しかった。研究だけしてたまに論文を書けばいいというのは至極楽しかった。ただ、学生研究ができないのがとてつもなく寂しく、コネはなかったが、海外の訳のわからない研究室研究をしているよりも経験つん日本研究している私は魅力的に見えたのか、公募に通った。めぐり合わせというのは不思議ものである

こうしてやっとただの研究者から大学教員になることができた。恒久的に研究ができるというのは非常に幸せであり、研究以外も楽しんだ。毎週の授業というのはライブである。そのへんのストリートミュージシャンよりも自分の一つ一つの発言学生に聞いてもらえることができ、研究に対するスタンスなど伝えることもできる。学問というのは積み重ねの学問である。積み重ねがあるから新しさがわかる。ひとつひとつ丁寧に教えていき、学問の楽しさを伝えたが、やたらと聞かれるのは単位がとれるかかどうかであった。研究室でも熱意をもって新しい実験の仕方や、研究分野の掘り下げのための論文読み込みを学生と一緒に行った。ただ、学生から文句が出てそんなに頑張りたくないとも言われてしまった。悲しい。私はそんなに魅力がないのだろうか。大学教員というのは研究以外の思った以上の雑用があり、それに追われていた。ただ、そのたびに今まで知的教育享受してき立場からそれを授与できる立場にならねばと思い、一所懸命に振る舞った。その結果ここでの学問結果をなんとかして論文にすることができた。これからすべてが軌道に乗る、そう思っていた。

そんな先のコロナである実験を専門としている私は当然大学に来なければ研究をすすめることができない。だが、緊急事態宣言あおりをくらい、研究室での研究活動オンライン中心になり、さらに愛妻は妊娠中であったために下手な行動はできない。研究が中心であった私の生活は転換を余儀なくされた。学生と最新の実験成果を共有できない、授業はオンラインとなりzoomの先では、全く授業を聞いていない学生いるかも知れないという状況で苦しかった。価値観も変わらざるを得ない矢先に子供が生まれた。福音であった。

学問というのは先んじてその場で役に立つものではないが積み重ねだと思っている。子供も同じで、毎日毎日状況が日進月歩である。首を動かすことがしんどそうだった子供が、今では自分の力で首を動かし、光の導く先を必死に見ようとしている。大学で学びをしている学生一時的にやる気を失っている子もかつては私の子供と同様日々ひとつひとつできていくということが楽しかったのだろう。相変わらず大学での研究活動制限されている。以前ほどの自由担保されておらず、どうしても何かしらを管理する必要がある。その一つ一つの行為が私には苦しい。ニュートンスペイン風邪タイミングで新たな学問をみつけた。私にはそれほど頑張ることはできるかわからないが、研究を行い、学生希望や考え方を論理的に教えるというのが現在の職での義務であろう。間違いなく私の研究生産性は下がったが、価値を下げず上げることが義務であると思い、日々努力している。

2020-08-28

anond:20200826191302

マジスタンスでググったけどわかりにくい記事しか出てこなかった

anond:20200826191302

でもこれが流行ったとしても発音違くない?

マジ+レジスタンスからマジ↑スタンス

真面目なスタンスからマジス↑タン

になると思うが。

如何にも女から避けられてそうなオタクまでアイドルオタクになるのは何故なのか

そういう男がアニメオタクになるのならまあ理解できる。アニメキャラはこっちのことを認識しないからね

でもアイドルオタクになるってことは三次元の女と仮初の交流が生まれるわけで、そういう男はどういうスタンス

アイドルに臨んでいるのか不思議なんだよね。

「このアイドルちゃんだけは現実の他の女とは違って俺のことを受け入れてくれる!」と思ってるのだろうか

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