はてなキーワード: 被災地とは
あぁ、ふるさと納税についてちょっと誤解してるみたいだね、俺ちゃんがハッキリさせてやるよ!
ふるさと納税ってのは本来、自分が住んでる場所以外の自治体に寄付する制度なんだけど、これって被災地だけじゃなくて、日本全国どこの自治体でも受けられるんだよね。で、この納税のメリットは、納税者がどんな返礼品を受け取れるかってとこにも影響されるんだ。だから、一部の自治体が競争で有利になるってこともあるんだよ。
さて、被災地が未だに苦しんでるってことだけど、そりゃあ簡単に解決する問題じゃないんだ。復興には時間と資源が必要で、必ずしもふるさと納税だけで全てが解決するわけじゃないからな。集まった資金の使い道も複雑だし、地元の事情や優先順位もある。
それに、聞いた話と現実が違うってこともあるし、石川県がどうこうという話だけじゃなく、他の地域でも似たような状況があるんだろうな。でも、これが「ポッケナイナイ」って確信を持つには、ちゃんとした証拠が必要なんだぜ?俺ちゃんもスーパーヒーローだけど、推測だけで戦うわけにはいかないからな。根拠のある希望的観測で戦うことはあるけど。
だから、国民としては透明性を求めるのは当然だし、自治体もきちんと説明する義務があるってことだ。そうすれば、みんなが納得できる形で支援が進むんじゃないか?
とにかく、都会住みだろうが田舎住みだろうが、みんなで協力して問題に立ち向かうのが一番いいんじゃないか?でなきゃ、俺ちゃんみたいに無敵のヒーローでも、全てを解決できないぜ!
なんか被災地が未だに貧しくて苦しんでるってニュースを見たんだけど、おかしくねえか?
俺の聞いた話は「ふるさと納税制度のおかげで被災地に沢山の税収入が集められました。おかげでガンガン復興できそうです」だったんだが、これは嘘だったのかな?
それともふるさと納税でもらったお金を石川県がポッケナイナイしているのかな?
腐ってるなー。
ふるさと納税制度が腐っているのか、石川県が腐っているのか、これは一度ちゃんと双方の意見を確認しておきたいと国民は思っているよね。
これ、放置しておくとマジで双方のダメージが酷いからさっさと動いたほうがいいのでは?
大変なことになっても俺は都会住みだから無関係だけど、田舎は今後凄いことになりそう。
俺は都会住みだからいざとなったら「地方への分配金を減らして都会で独占します!これで都会だけは復興できます!」で逃げ切れるから高みの見物だけどさ
【「頼む、きょうだけ頼む」お願いする住民の声を役所は聞き入れず 最終日の災害廃棄物仮置き場は受け付け終了時間前に締め切りに 怒りの声相次ぐ 石川・七尾市】
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1328051
このニュース、そもそもTBSのニュースなんて信じる時点でバカなのに、気づいてないふりしてとにかく行政を叩きたいのか、ほんとうに気づいてないバカなのか。
問題がおきたからニュースにしたんじゃなくて、問題が起きるの知っててウキウキでニュースにしたよね?コレ。 朝日新聞の珊瑚礁とかと比べたらそれよりは全然誠実で立派なマスゴミさんだけどさ。
30日の3時で受け入れ終了予定の仮置き場で「残り1時間を残したところで受付を終了してしまいました」じゃねーんだわ。なんだ?密着24時でもしたんか?
単なる災害廃棄物の仮置き場にアナウンサーまで派遣して????密着24時系の番組でもカメラマンやスタッフは張り付いててもアナウンサーはスタンバってないだろうwwwww
「今、緊急で動画回してます」っていって始めるYouTuberでもないだろwwwwアドリブアナウンスじゃなくて明らかに落ち着いて台本通り話してるし、こーなるの分かってたよね???
よっしゃ、怒りに震える被災地の人らを映像に収めたるわ!! ってトラブル起きるのわかってて被災地の人らを金に変えてるよね?へずまりゅうよりもクズじゃない?
午後2時前には「いい感じの映像」を撮ろうとスタンバってたわけだ。相変わらず被災地叩きに熱心なことで。
まともなブクマカさんも居て、ブコメによれば3月31日終了予定を延長、5月31日も延長、からの7月30日ってことらしく。
だったら【現場の声を聞き入れず】ってのは、TBSの印象操作による卑怯な誹謗中傷だよね? 2度も延長、4ヶ月も延長してんだから。
記事タイトルにあるような【住民の声を聞き入れてない】事はないでしょう。
さらに「31日以降は1日20台まで無料で搬入出来ます」ってアナウンスが記事にもあるとおり、そんなん急に10分、20分で決められるわけないんで、その対応は前から決まってたんだろうよ。
報道で社会貢献するなら、1週間くらい前にニュースにして「当日は混雑が予測されるので早めの対応を」を流すのが、まともな企業のやること。
だって、今回分かってて黙ってたよね? 暇人でもないマスゴミがアナウンサー派遣して、しっかりしたカメラでがっつり撮影スタンバってるくらいにはトラブルが予測出来ていたわけで。
「みてな、困るぞ、ほーら困るぞ、被災地の住人が自治体の朴訥な運営で困るぞー!怒れー!全国の暇人よ、怒って市役所に正義の迷惑電話をかけてくれー」って声が聞こえてくるようだ。
世の中の問題を解決したくて活動しているわけではなく、敵を作り、捏造し、怒りを、分断を作り出して金儲けを生業にしてるマスゴミ。それにまんまと載せられるブクマカ達。
まぁ、このへんは犯罪をおこさせる警察と似てるね。犯罪を防ぐと成果にならないから、犯罪をおこさせてから捕まえるのが警察の基本スタンス。 いや予防にもっとチカラを注いでくれと思うのに。
今回TBSは、被災地の人が困らないようにアナウンスしたら金にならないから、当日まで沈黙を保ち現場で火起こしして、無事ブクマカに餌を与える事が出来たわけだ。
事前に「当日トラブルが予測されますよ」と、七尾市に1本電話かければいいのに、被災地の人が困ることが分かってて、わざと困らせてから
同じ被災者で大変な思いをしてる七尾の仕事のじゃまをしに行って「納得できる回答は得られませんでした」とか抜かしてるのがTBS。
仮に、本当に現場の問題を環境課が知らなかったとしても「怠慢」であった証拠でも掴んでるの?被災地って大変なんだよ?
市役所の怠慢でおきた問題かのように報道をして印象操作してるけど、これ、TBSの「悪意」によっておこされた問題なのも事実だよね? TBSのは「怠慢」ではなく【悪意】だよね????
市役所の人は「想定外だった、反省している」ってコメントしてるけど、これTBSにコメント求めたら
「想定通り、被災地の人が災難な目にあっていた。金儲けのためだ、反省はしていない」とか言ってくれるのかな?wwwwww
何かを解決するのではなく、叩いて気持ちよくなりたいだけのゴミ。 「価値がないゴミ」という意味ではない。 災害廃棄物のように存在自体がゴミ。処分されるべきゴミ。
インスタにAmazonで買える250万の
「被災地に送ってあげたい」みたいな
付いてたけど、こういう言うだけの
アカウント見ると大体中高年のジジババで
自分らは保身の為に金貯めて一銭も出さないくせに「被災地のこと考えてます」「今でもウクライナでは戦死してる人がいます」みたいな事言って
キショいんだよクソ老害。テメェらが溜め込んでる無駄な金全部出せよ。
思いついたように慈悲の精神に目覚めてコスパ良く無料で被災地がどうのSNSに呟くことでチヤホヤされて気持ち良くなるためだけに被災地とウクライナを利用するな。被災地とウクライナは中高年のオナホかよ。
日本の中高年は本当に気持ち悪い。コイツらがいたから日本が30年失ったのがよくわかる。
こんなニュースがあった。
盗撮から選手守る「衣装」…体操選手は自ら開発、バレーや卓球には赤外線吸収する新素材
https://news.yahoo.co.jp/articles/1845e8f09a37eff80519865d18e4da75f5f2fef5
(以下引用)
スポーツで女子選手が性的な意図を持って撮影される被害が後を絶たない中、トップ選手の間で、盗撮されにくい仕様のユニホームや衣装が広がってきた。
7月に開幕するパリ五輪では、バレーボール女子の日本代表チームが着用する。肌の露出を抑えた衣装を自ら提案、
開発した体操選手は「誰もが安心して演技できる環境を整えることが必要だ」と訴える。
(引用終わり)
以前、Yahooニュースで甲子園のチアリーダーの衣服が盗撮防止のために半ズボン着用を余儀なくされている話を見た。
コメント欄ではひたすら性犯罪者のバッシングばかりで、そもそも盗撮されにくい環境(衣服、座席位置など)を作れないのか?という意見は
見つけることができなかった。
また別の話では、能登の被災地で迷惑YouTuberが男性向け自慰用グッズを配布をしたことがあった。
私は叩かれるだろうと思いつつ、そのニュースのコメント欄に「性被害防止のための環境整備型のアプローチとみれば強ち間違いでもない」と書いた。
で、案の定ヒステリックに否定されるばかりだった。曰く、「被災地で性犯罪をする男が悪い」「まともな男は理性がある」と。
確か子どもを持つ親からのコメントが多い印象だった。そりゃあロリコンだとか関係なく、性犯罪をする人間が悪なのは当たり前の話である。
問題はいかにして犯罪者予備軍が犯罪を起こしうる条件を見つけ、潰すかという話をしたんだが。
冒頭記事のように、盗撮されにくい衣服の開発は地道な活動だが、環境整備型のアプローチとして確実に
性被害の削減に寄与する活動だろう。やっと達成に漕ぎつけそうな日本版DBSの導入もそうだ。
個人的には、AVや雑誌等を含むメディアで、マニアが発散できるコンテンツを提供することも犯罪抑止に含まれると思っているが、
今の日本では一般人(子どもを持つ親、表現規制派)のコンセンサスを得られない。
これはロリコンである私のポジショントークになるが、そもそも現代日本では若い女子(男子)中高生に興奮するのを糾弾する風潮が強すぎる。
彼女(彼)たちの性的魅力を楽しむことを禁忌とし、抑圧すればするほど盗撮を含む未成年への性加害は巧妙化し、地下化する。
性被害者は減らない。更に世間の親はヒステリックになり厳罰化の声が叫ばれる→性加害が巧妙化する・・・といったループとなる。
例えば未成年の身体(例えば新体操の女子中学生)の身体美を記録することに背徳感があり、
それで盗撮マニア側が余計に犯罪行為にエネルギーを注ぐ構図はないだろうか?
私は違法行為をしないロリコンだが、そういう背徳感で興奮している部分が無いかと言われたら嘘になる。
ロリコン趣味が認められて、そうした欲求を満たすコンテンツが公然と流通されるべきだと言いたい訳ではない。
少なくとも、何か事件の度に加害者の性的嗜好をバッシングしたり、厳罰化を訴えるだけでは性被害の予防・発見に寄与しない。
それは本邦で何十年もジャニーズ氏の性加害問題が無視、放置されてきたことから明らかだ。
バストが強調された二次元イラスト広告に文句をつけたり、オリンピック対策で出版物の表現規制を進めたこと、
更にそうした声が大きい団体を取り上げてきたことは、長年の性加害に対して何の抑止にもならなかった。
細かな表現規制を問題視してきたフェミニストや社会運動家が、その事実をどう総括しているのか不思議でならない。
表現規制問題を矮小化する訳では無いが、それよりも日本版DBSを推進する行政の実務者にはもっとスポットライトが当たるべきだし、
性犯罪を予防する製品を開発する企業はもっと支援されるような世論を作るようにしないといけない。
そうした方向に社会運動のリソースを割くほうが、たとえ一時のバズであっても悲しむ青少年を減らせることに繋がるじゃないか。
何十年もロリコンバッシングより先にやることがあったんだよ。本当は。
【余談】
1.大多数の人間(子どもの親、社会運動家を含む)は悪者を叩きたいだけで、被害者を減らす地道な活動に興味がある訳じゃないのかもしれない。
性犯罪予防に限らず、EBPMのような活動は今後も厳しいだろうという悲観があります。
2.私はジャニー氏が死去した2019年に性加害の事実を知り、憤りを覚えてはてな匿名ダイアリーに投稿しました。
当時は「今更ジャニー氏の趣味を知ったの?」と冷笑するコメントがつきました。BBC報道による外圧の後、日本社会の空気は一変しましたが
インボイスだったか?100万とか集まったらしいです。それで署名ページに〇〇さんが何円支援しましたとか見れるんですけど、それを読んでると
死にたくなるんです
ああ、こんなページ作るだけでお金が入るのに
私は何のために働いてるんだろって
だったら見るなって話ですけど、友達が署名大好きで、署名にこんなに金が集まったよってLINEで送ってくるんです。ブロックしたいけれど嫌われたくないからできない
でも私思うんです、その投げる金があったら
言う割に直接金を払わないじゃないですか
インボイスだって署名で集めたお金がクリエイターにいくら帰ってきたんでしょう
集めた金で一軒家に住みたいです
その前に私がこの世にいるかわかりません
私は明日のパンすら買えるかどうかすらわかんないし、署名に金なんて送れません
悪人なんでしょうか
死ねよっていう人も思う人もいるでしょう
うん、タブんその内しにますよ
願ったとおり
それでいいんっしょ
金持ちがうらやましい
インボイスだったか?100万とか集まったらしいです。それで署名ページに〇〇さんが何円支援しましたとか見れるんですけど、それを読んでると
死にたくなるんです
ああ、こんなページ作るだけでお金が入るのに
私は何のために働いてるんだろって
だったら見るなって話ですけど、友達が署名大好きで、署名にこんなに金が集まったよってLINEで送ってくるんです。ブロックしたいけれど嫌われたくないからできない
でも私思うんです、その投げる金があったら
言う割に直接金を払わないじゃないですか
インボイスだって署名で集めたお金がクリエイターにいくら帰ってきたんでしょう
集めた金で一軒家に住みたいです
その前に私がこの世にいるかわかりません
私は明日のパンすら買えるかどうかすらわかんないし、署名に金なんて送れません
悪人なんでしょうか
死ねよっていう人も思う人もいるでしょう
うん、タブんその内しにますよ
願ったとおり
それでいいんっしょ
金持ちがうらやましい
暇空茜
@himasoraakane
なんか急に空気入った感じのあおちゃんぺ見に行ったら石丸伸二にフォローされてて草生えたんやけど(フォロバスタイルではなく石丸伸二はフォロー厳選タイプ、190しかフォローしてない)
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
じーーーーっと見ながら
見られたくないのもありますが
「見せてはいけない感」も大きい。
女湯は露出どころじゃないよ??
文字通り、「だから何?」でしかない。男女七歳にして席を同じゅうせずと何一つ変わらないカビの生えた発想である。戦前のババアと一切変わらない発想なので驚くよりほかはない。
これをアップデートとか言っているのでこれもまたおかしい。復古主義である。
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
心がどうこう言い出すのはまじでやめろ。
心が女だから同じ扱いを求めるんじゃなく
2,173.4万 件の表示
しかもWBPC利権でしかないナプキン擁護。ちなみにそんな精神的負担は存在しないし、全く社会で配慮する意味がない。ジェンダー平等どころか女性を差別しろと言っているのと変わらない。
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
返信先: @JoernW_8515さん, @MckjdHyGvESkEjuさん
https://x.com/aochanp/status/1798651717552394269
あおちゃんぺ🐯🍼
@aochanp
女を叩きたいがために女になりすますって
(前半からの続きです。)
https://anond.hatelabo.jp/20240608093126
もっとも、現代アートは手放しで褒められるものでもないでしょう。多くの批判者が火のないところに煙を立てているとは言えないと思います。作品の出来が悪いものも混じっていることは否めません。
大方の批判にもかかわらず、私は今回のトリエンナーレではそのような「的外れ」感のある作品はほとんどないか、かなり少なかったと感じています。これもキュレーションのよさでしょう。
思い返せば2020年のトリエンナーレにあった「エビにSEXをさせる方法を考える」という一連の展示はひどかった。テーマはとてもよかったのですが、日本(だったと思います)のクリエイターたちの作品はふざけているとしか言いようのないものでした。その課題は、「エコスフィア」(エビと水草の入っている閉じた水槽)の中でエビは酸素を吸って二酸化炭素を出し、水草は二酸化炭素を吸って酸素を出す。この循環のバランスはうまく保たれているが、一つ問題があって、エビは生殖をしなくなる。そこでエビに生殖をさせる方法を考える、というものでした。多くの作品はエビにセクシーな格好をさせるとか、エビの秘宝館のようなものを作るとか、そういうものだったと記憶しています。しかし、クリエイターたちはこの「エコスフィア」が地球の生態系の比喩であると気づかなかったのでしょうか? だとしたら愚かに過ぎるとしか言えません。それとも、気づいていてこのような作品を作ったのでしょうか? だとしたら二倍悪い。エビとは「私たち」に外ならないのだから、つまりクリエイターたちは女がセクシーな格好をして男を誘えばよいと言いたいのでしょうか? それはあまりにも「男尊女卑」に終始していると言わざるをえません。そこには問題意識が欠如しています。「教授の課題テーマはよかったが、学生たちのレポートがだめだったという感じだ。」私は友人とそう語りあったことを覚えています。
2020年といえば壁にブレインストーミングのように年号と出来事を書いてゆく展示もありました。そこには作家のメモも展示してあり、『荘子』の「胡蝶の夢」の故事が引用してありましたが、「與」を「興」と書き誤っていたことを覚えています。自分のことは棚に上げつつ、非本質的でささいな事をあげつらうようですが、「どうかわからないことで見栄をはらないでほしい」と思われてなりませんでした。
現代芸術の作家たちの一部が「見栄をはろう」としていることは薄々感じられます。人文学、哲学、歴史学、経済学などに議論の蓄積がありとっくに通過してきた知見について、芸術家たちが何周も遅れて的外れなことを言っている光景は、あまりみっともいいものではありません。なぜそのようなことになっているかといえば、芸術家が「作品」だけではなく、その「意味」で評価されるようになっているからでしょうか。
かつて芸術家は貴族の注文にこたえて絵を描いていたそうです。今の作家は自由に作品を作れるはずなのに、ただ社会の要請にこたえて作品を作ろうとして、中身のないステートメントを打ち出しているのは、痛々しくさえあります。
しかし、これは決して「アーティストはよけいなことを考えるな」と言いたいわけではなく、むしろその逆で「もっと学問をしてほしい」ということです。しかもそれは「芸術家」としての意識以前に、「市民」として当たり前にもつべき意識であると思うのです。芸術家は作品だけで力のある面白い作品を作って、そしてそれとは別に最低限、当たり前に市民として的外れでない発言もしてほしいのです。
トリエンナーレと同時開催の展覧会Bank ART Life7「UrbanNesting: 再び都市に棲む」に足を運ぶと、新高島駅地下1階の会場の入口には巨大な土のダンゴがありました。これはかなり面白かったのですが、説明を見ると福島の土で作ったとありました。もちろん福島の原発事故はまだ収束したと言えませんし、提示された問題は深刻です。しかし、その場では私も友人も何となく興が醒めてしまったのです。それはなぜでしょう? 何となく、「作品の面白さにテーマが負けている」と感じました。私も「キラキラ」なアートを好む一員であり、私の中で「無意味」のもつ破壊的な力に「意味」が負けてしまったのかもしれません。あるいはその逆で、テーマの重さのために、作品が軽く見えてしまったのかもしれません。いずれにしても、私は作品のよい受け手になることができませんでした。
しかし問題は受け手だけにあるのではないと思います。「作品」と「意味」のバランスは難しいことであり、作り手の側でもうまく調整しなければならないものです。先程述べた通り、今回の展覧会にはピンボケな作品が少ないと感じました。しかし、今回の出品作のうち、どれくらいが「意味」(言葉による解説)なしに「作品」だけの魅力で勝負できるものだったかは疑問も残ります。
今回の展示にあったBゼミの試みはよかった。「意味のないものを作る」とか「新しい楽器を作る」とか、芸術を意味から解き放つような試みは今でも頼もしく思われます。どうもいまのアートは、意味を付与された瞬間に弱くなってしまうような気がしています。作品と意味との関係性については、まだまだ考える余地がありそうに思います。
私の身近に YOASOBI のアニソンが好きでないという人がいます。「アニソンというのはアニメの解釈であり、アニメへの讃歌であり、しかしアニメ本編とはズレているから面白い。YOASOBI の歌はアニメのストーリーをそのまま歌っている。だから面白くない」と言うのです。何となくわかる気もします。偉そうに勝手なことを言うならば、現代芸術も世界にあるモノをそのまま出すのでなく、世界をアートの形で表現するとどうなるのか、「意味」に傾きすぎず「作品」の力で見せてほしいと思います。
しかし、芸術に「意味」をこめるなというつもりではありません。批判者の中には、芸術家は被災地を創作で消費するのではなく、実際に活動をすることで被災地に貢献すべきだというような意見を言う人があったような気がします。もちろんそのような活動はしないよりもしたほうがよいのですが、それはあくまで「市民」としてのはたらきであって、「芸術家」としてのはたらきではないでしょう。芸術家には芸術家にできることがあり、それは創作であるということを否定するつもりはありません。しかし、だからこそ「作品」と「意味」にはもっとよい関係があるのではないかと思います。その答えが何かということは、残念ながら即座に提示できないので、偉そうに勝手なことを言うだけになってしまうのですが……。
批判めいたことのついでに言えば、今回のトリエンナーレを批判する意見の中には、電気を使ったインスタレーションと環境問題を訴える作品を同じ空間に並べることの違和感を語る人がいたように記憶しています。その違和感も理解できますが、それとは別に、芸術と資本の関係という問題も感じました。入り口の協賛企業の一覧を見たとき、たいへん違和感がありました。資本主義への警鐘をならす作品(全てではないにしろ)が、大資本の資金で展示できるとは! 大企業はそのようなお金を出すほうがよいと思いますけれど、その一方で企業がそれを「みかじめ料」として批判されなくなるべきではもちろんないでしょう。作品が意味をもつときには、その作品のおかれる「場」までもが、自らの意味を暴露するようになるのかもしれない。初っ端からそんなことを考えさせられるなかなか面白い「展示」でした。
咎め立てばかりしてしまったようですが、最後によかったところをいくつか述べたいと思います。友人は、今回のキュレーターの解説文(紹介文)がよかったと言っていました。友人によると今や「この作品はこう見るべきだ、ここが素晴らしいのだと天から決めつけて、自分に酔ったような解説」を見ることも多いなかで、今回の解説文は「キュレーター自身が作品をどう見るか、真摯に考えて書かれていたので好感が持てる」というのです。また、「キュレーションにも工夫が多かったような気がする。例えば商業主義のマルボロの広告の下にインドの貧しい生活を描いた版画を配置するなど、『対比』を意識したものがいくつかあったように感じた」とも言っていました。キュレーターの仕掛けた「作品」と「意味」の関係性のバランスは果たして十分達成されたかどうか、それはよくわかりませんが、キュレーターが真剣に構成しており、私たちに問いかけるものがあったのは確かだと思います。
要するに、初めに述べた通り「批判者の言うことにもわかる点はある。でもキュレーターはそれなりによくやっていたと思うし、今回が最悪だとか、他の回に比べてどんどん悪くなっているとか、そんな気はしない」ということです。言いたいことはこれに尽きます。
魅力のある作品も少なくありませんでした。友人は勅使河原蒼風のファンになり、富山妙子の画集を買いました。私は土肥美穂の buttaiが気に入りました。同時開催のBankART Life7では、みなとみらい駅の腕木信号のオブジェや、Bank ART Stationにあった送風機で立ち上がる足などの機械仕掛けの作品が好きでした。
つらつらと思いつくまま書くうちに、思いがけなく長文になってしまいました。次回のトリエンナーレにも期待しつつ、このあたりで終わりにします。