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2015-05-02

あー働きたくねえな

ところで今週はロト7で1万円当たったんだ

これをどうする?

全部ロト7につっこむのが正解だ

株とかFXとかはバカが損するから

俺はバカから確実に損をする

まり働かずに済むほど稼げる確率は0%だ

その点宝くじは頭の良し悪し関係ないから

バカな俺でも勝率が0.00001%程度ある

実に正しいだろう

皆も参考にしてくれ

id:mouseion 毎年宝くじ10口買ってるけど300円しか当たった事ない。東大生曰く、あれは元々当たらないように出来てて、赤字補填するために宝くじを利用してるんだってさ。

http://www.takarakuji-official.jp/educate/about/proceeds/この数字宝くじバイヤーとしては基本だから押さえとくといいぞ。その東大生はしばいとこう

id:ad2217 親に寄生してるなら、かあちゃんに一万円渡すのが一番効率のいい投資

寄生しとらんわい

id:ore_de_work 働かずに済むほど稼げる確率宝くじよりもっと高い

いや低い

id:sds-page 株は最低100万から始めるべき 増田ネタ

宝くじで500万当てたらそのうち100万でやってもいいかな

id:sainokami 宝くじは貧者の税金。猫の話を真に受けるのはちょっとな。その時の地合とかあるし。

税金払ってくれてありがとうって?どういたしまして

id:hungchang http://labaq.com/archives/51776550.html 増田

プロネコよりバカなのか

信託なんてできねえな

id:SndOp あぶく銭はやっぱり身につきませんな。

やっぱり固形物くらいの密度が無いとな

2014-09-25

地域特産品に頼った地域創生政策は必ず破綻する

地方創生を「農産物で」と政府は考えてるようだが、

「全国1000超の自治体それぞれに、地方創生用のキラーコンテンツ(キラー農産品特産品)を用意する」のは

無理ゲー」じゃないか?

それぞれの自治体が「他の地域にない特産品」を用意すること自体は、大して難しくない。

そうじゃなく、

「全国の各自治体が1,000種の特産品を用意したところで、消費者サイドが記憶できる容量が、せいぜい100種程度だから意味がない」のだ。

プロバイヤーならともかく、一般消費者が「1000もの特産品」種類を記憶しきれる訳がない。

人間記憶力は有限で、多分、その辺の消費者記憶してる農産物の種類なんて100種類程度だろう。

「一つ新たな品種記憶したら、多分以前記憶した別の品種のことを忘れてる」、それが普通人間の脳

そもそも、「全国1000超の地方自治体名前を知ってる」なんて人は地理マニア程度で、一般人ではほとんどいない。

から各自治体が1種類、つまり合計1000種のキラーコンテンツを用意したところで、覚えてもらえるのはその中の1割だけ

また、ネット時代は「勝ち馬に乗る」消費行動が顕著。

ランキングに入った食材コンテンツは、ますますアクセスクリック殺到する。

ベスト10入りか、惜しくも11位か」。この「たった1つの順位差」が、アクセス数に天と地の差をもたらす。

何故なら、「11位だとページが1ページ目に入れずに、2ページ目になったりする」から

まりキラーコンテンツも、結局勝ち馬現象で、上位10コンテンツしか生存できない。

地域特産品で地域おこし」と言う発想 は、そういう発想する地域数が一桁から二桁ならなんとかうまくいく。

しかし全自治体がそういう発想したら、地域数が四桁になったとたんに破綻する

特産品作りをやめろ」とは言わないが、地域創生には別の手法必要

増田知事が主張する「高齢者移住させ、高齢者年金介護医療支出地域経済を回す」の方が、はるか現実的

2014-07-18

ULTRA-ACTウルトラマン買わなくてよかった・・・

一時期ホッテントリでさんざん話題になっててすっかり乗せられてテンバイヤーまで考慮に入れて買うか迷ったけど。

買って満足しそうだと思ったから我慢。

デッサンモデルに使いたかったんだけどね。

落書きしかしないのにフィギュアがきたところでこれまで以上に絵を書くとは思えないし。

悲しい自己分析

多少は劣るかもしれんが他にもモデルにできるようなフィギュアはいくらでもあるし、無理してテンバイヤーの懐を潤すことはなかろう。

ウン万もするものじゃないけど、ものすごくほしいものがあっても時間を置いて頭を冷やすことほんと大事ね。

2014-04-26

円城塔本の雑誌の連載「書籍化までn光年」で取り上げた本のリスト

http://anond.hatelabo.jp/20140421200127

書籍化まで7光年 (2009年)

  1. アンドルー・クルミー 『ミスター・ミー』    「『ミスター・ミー』とドップラー効果恋愛小説
  2. ポール・オースター 『幻影の書』    「オースター百%の『幻影の書』と本のスカート
  3. ピエールバイヤール 『読んでいない本について堂々と語る方法』    「読んでいない本を語る方法と「特性のない本」」
  4. ジョン・クロウリーエンジンサマー』    「言葉の"ずれ"と物騒な本」
  5. 浅暮三文ぽんこつ喜劇』    「ひよこサクラ実験小説
  6. シュボーンロバーツ 『多面体と宇宙の謎に迫った幾何学者』    「迷走と眩惑の理学タイトルの謎」
  7. David Flanagan 『プログラミング言語 Ruby』    「プログラミング言語小説屋」
  8. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「超絶馬鹿技巧小説『麗しのオルタンス』に隠された秘密
  9. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「数と音楽の秩序で作られた希代の小説
  10. ヒュー・ケナー 『機械という名の詩神』    「文学テクノロジー作家関係
  11. チャールズ・ストロス 『アッチェレランド』    「全編ボケ倒しのすごい奴」
  12. 多和田葉子ボルドーの義兄』    「『ボルドーの義兄』謎の276文字を追う」

書籍化まで6光年 (2010年)

  1. パウル・クレー新版 クレー日記』    「小説のような日記日記のような小説
  2. 中野美代子ザナドゥーへの道』    「多幸感に満ちた文字の連なり」
  3. ジャック・ルーボー 『麗しのオルタンス』    「『麗しのオルタンス』ジャック・ルーボーに直撃質問!」
  4. ミロラド・パヴィッチ 『帝都最後の恋』    「タロットにしたがって読むパヴィッチの本」
  5. ダンガードナーリスクあなたは騙される』    「現実小説よりハッピーなのだ!」
  6. ティーヴ・トルツ 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部 』    「長い小説が書けない理由!?」
  7. 大野克嗣 『非線形世界』    「単純素朴なのになぜか伝わらない本」
  8. ジル・プライスバートデービス 『忘れられない脳』    「ジル・プライス忘却のない人生
  9. クラーク・アシュトン・スミス 『ゾティーク幻妖怪異譚』    「「そういう人」スミスが好き」
  10. スタニスワフ・レム 『泰平ヨンの航星日記』    「レムの欠番を埋めるのは」
  11. エミーリ・ロサーレスまぼろし王都』    「見えないものが見える瞬間」
  12. イヴィッド・レヴィット 『数式に憑かれたインド数学者』    「稀代の数学者架空伝記」

書籍化まで5光年 (2011年)

  1. ブノワ・デュトゥールトゥル 『幼女煙草』    「不穏さに満ち満ちた『幼女煙草』」
  2. スマイル・カダレ 『死者の軍隊将軍』    「不思議な国アルバニア戦争小説
  3. 高橋陽一郎 『変化をとらえる』    「数学教科書いろいろ」
  4. サイモン・シンエツァート・エルンスト代替医療トリック』    「代替医療に挑む議論の書」
  5. 辻原登 『闇の奥』    「辻原登は変である
  6. 柏野牧夫 『音のイリュージョン』    「聴覚だって騙される」
  7. マックス・ブルックスWORLD WAR Z』    「語り伝える書」
  8. ジェラルディン・ブルックスマーチ家の父』    「網目だらけ」
  9. グレゴリー・コクランヘンリー・ハー ペンディング 『一万年進化爆発』    「淡々進化中」
  10. イヴィッド・グラン 『ロスト・シティZ』    「見えない都市
  11. Federico Biancuzzi、Shane Warden 『言語設計者たちが考えること』    「言葉を作る人たち」
  12. A・R・ルリヤ 『偉大な記憶力の物語』    「無限記憶を持つ男」

書籍化まで4光年 (2012年)

  1. V・S・ラマチャンドラン、D・ロジャース=ラマチャンドラン 『知覚は幻』    「美の起源?」
  2. Charles Yu 『How to Live Safely in a Science Fictional Universe』(『SF的な宇宙安全に暮らすっていうこと』)    「ウーのくすぐり芸」
  3. マット・リドレー 『繁栄』    「人類は滅亡しない?」
  4. ウンベルト・エーコ 『バウドリーノ』    「エーコが好きだ!」
  5. Steven Bird、Ewan Klein、Edward Loper 『入門 自然言語処理』    「見えない辞書
  6. エットハミ・ムライ・アメド 『モロッコ食卓』    「信楽焼タジン鍋
  7. ピーター・ペジック 『青の物理学』    「青の見取り図
  8. クリストファーチャブリス、ダニエルシモンズ錯覚科学』    「見えないゴリラ
  9. 大沢文夫 『大沢流 手づくり統計力学』    「百円玉実験不思議
  10. トルケル・フランセーン 『ゲーデル定理――利用と誤用の不完全ガイド』    「ゲーデルさんごめんなさい」
  11. Mark Kac 『Kac 統計的独立性』    「数学者をつくる本」
  12. ロザリー・L・コリー 『パラドクシア・エピデミカ』    「矛盾と逆理の入門書

書籍化まで3光年 (2013年)

  1. レベッカスクルート 『不死細胞ヒーラ』    「ヘンリエッタ細胞
  2. ジョン・パウエル 『響きの科楽』    「宇宙人にあげたい本」
  3. 山田風太郎旅人 国定龍次』    「山田風太郎輪郭
  4. レニー・ソールズベリー、アリー・スジョ 『偽りの来歴』    「世界改竄
  5. Bruce A. Tate 『7つの言語つの世界』    「たくさんの言語
  6. 寺田尚樹 『紙でつくる1/100の世界』    「これは本です」
  7. アンソニー・ドーアメモリー・ウォール』    「非SF作家SF
  8. オリヴァー・サックス 『心の視力』    「サックスおじさんの症状」
  9. ダニエル・アラルコン 『ロスト・シティレディオ』    「読んでも未知の本」
  10. P・Gウッドハウスジーヴスとねこさらい』    「"ゆるさ"のシリーズ
  11. ヴィクトリアブレイスウェイト 『魚は痛みを感じるか』    「魚の痛みの判定基準
  12. イヴィッド・イーグルマン意識は傍観者である』    「傍観者法学

書籍化まで2光年 (2014年)

  1. ブライアンクリスチャン機械より人間らしくなれるか?』    「純正人間の奮闘記」
  2. Clifford A. Pickover 『The Math Book』    「数学的あれこれ250」
  3. トレヴァー・ノートン 『世にも奇妙な人体実験歴史』    「楽しい自己人体実験
  4. フリオリャマサーレス無声映画のシーン』    「幸せ本棚
  5. ジョセフ・オルーク折り紙のすうり』    「折り紙数学
  6. ニール マクレガー 『100のモノが語る世界歴史』    「大英博物館のモノ」
  7. 根上生也四次元が見えるようになる本』    「四次元練習
  8. トーマス・トウェイツ『ゼロからトースター作ってみた』    「トースターを作る男」
  9. ロベルトボラーニョ『2666』    「ボラーニョの奔流」
  10. ガイ・ドイッチャー『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』    「言語世界の見え方」
  11. D・マンフォード、C・シリーズ、D・ライトインドラの真珠』    「空海フラクタル
  12. V・S・ラマチャンドラン『脳のなかの天使』    「九つの美の法則

書籍化まで1光年 (2015年)

  1. 川添愛『白と黒のとびら』    「数学小説の融合」
  2. リチャード・パワーズ幸福遺伝子』    「純文とSF
  3. ロン・カリージュニア神は死んだ』    「真正突破短編集」
  4. ラウディアハモンド『脳の中の時間旅行』    「素朴に語る時間の話」
  5. Franco Moretti『Distant Reading』    「遠くから見る世界文学
  6. Lev Manovich『Software Takes Command』    「新しい思考の道具」
  7. デイヴィッド・マークソン『これは小説ではない』    「小説ではない小説
  8. シャロンバーチュ マグレイン『異端統計学 ベイズ』    「紛糾する統計学
  9. 内村直之『古都がはぐくむ現代数学 京大理解析研につどう人びと』    「数学という営み」
  10. Stanisław Lem『Summa Technologiae』    「レムの『技術学大全』」
  11. M・G・ヴァッサンジ『ヴィクラム・ラルの狭間世界』    「言葉より速く」
  12. 語り手 姉崎等、聞き書き 片山龍峯『クマにあったらどうするか』    「クマにあったら」

書籍化まで○光年 (2016年)

  1. ピーター・H・ディアマンディス、スティーヴン・コトラー『楽観主義者未来予測』    「未来は本当に暗いのか」
  2. ジェシーケラーマン駄作』    「いない、いない、の本」
  3. キャサリン・ゴヴィエ 『北斎と応為』    「歴史小説の書き方」
  4. 横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』    「色んな言葉が混ざる小説
  5. 佐久間保明監修、本庄千代編『しかけ絵本世界』    「四角な本の大革新
  6. エミリー・オスター『お医者さんは教えてくれない 妊娠出産常識ウソホント』    「経済学者出産育児論」
  7. クレイグ・モド『ぼくらの時代』    「オモチャ電子書籍
  8. Noam Nisan、Shimon Schocken『コンピュータシステム理論実装』    「コンピュータをつくる」
  9. マーティンガードナーガードナー数学パズルゲーム』    「人生を変える数学パズル
  10. ピーターメンデルサンド『本を読むときに何が起きているのか』    「「読む」を考えさせる本」
  11. 遠藤侑介『あなたの知らない超絶技巧プログラミング』    「プログラミングロマン
  12. ベン・H・ウィンタース世界の終わりの七日間』    「世界の終わりへ続く日々」

書籍化まで△光年 (2017年)

  1. 奥修『珪藻美術館』    「ぞわぞわ感の境界
  2. マークチャンバーランド『ひとけたの数に魅せられて』    「ひとけたの数を語る本」
  3. ピーター・ウォード、ジョゼフ・カーシュヴィンク『生物はなぜ誕生たか』    「地球が生まれから歴史
  4. ライナー・クニツィアダイスゲーム百科』    「機械が作るゲーム
  5. ウンベルト・エーコプラハ墓地』    「史上最大の偽書の成立秘話
  6. ユーディット・シャランスキー『奇妙な孤島の物語』    「紙に書かれた五〇の島の物語
  7. 高野秀行『謎のアジア納豆』    「納豆とはにかみ」
  8. ロビンダンバー人類進化の謎を解き明かす』    「友達は二百人できません」
  9. アンソニー・ドーア『すべての見えない光』    「ドーア言語兵器
  10. ティーヴン・ウィット『誰が音楽をタダにした?』    「変化する音楽生態系
  11. 鈴木真治『巨大数』    「書くことのできない数」
  12. コマヤスカン新幹線のたび 金沢から新函館北斗札幌へ』    「視点がひっくり返る絵本

書籍化まで□光年 (2018年)

  1. まつもとゆきひろまつもとゆきひろ 言語のしくみ』    「言語のつくり方」
  2. 原武史政治思想史』    「物から読み解く政治思想
  3. マリオ・レブレーロ『場所』    「どこまでも続く部屋」
  4. 横山茂雄『神の聖なる天使たち』    「ディーとケリーの奇妙な運命
  5. ルシオ・デ・ソウザ、 岡美穂子『大航海時代日本人奴隷』    「記録に残されなかった者たち」
  6. 倉谷滋『分節幻想 動物のボディプラン起源をめぐる科学思想史』    「「発生」をめぐる学問歴史
  7. イチカワヨウスケ『野菜だし』    「レシピと伝達」
  8. 古賀弘幸『文字と書の消息』    「文字歴史の広がり」
  9. 赤野工作『ザ・ビデオゲームウィズ・ノーネーム』    「2115年のゲームレビュー
  10. 本山尚義『全196ヵ国おうちで作れる世界レシピ』    「世界196ヵ国の家庭料理
  11. フレット・スメイヤーズ『カウンターパンチ 16世紀活字製作現代書体デザイン』    「美しい活字への道」
  12. ジェニファー・ダウドナ、サミュエルスターバーグ『CRISPR(クリスパー) 究極の遺伝子編集技術発見』    「遺伝子編集の新技術

2014-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20140306230800

天然の魚だって、地べたを這ってる鳥だって何食ってるかわからないしどんな寄生虫いるかもわからないぜ?

産地表示っていったって、その産地がどこまで信用できるかなんてわからないし

結局、何を喰うにしたって十分な知識が消費者にあるわけじゃない。結局、バイヤーを信じるしか無い。いいバイヤーから物を買うしか無い。

から、信頼できる店を見つけてそこから買うのが一番。

下手な店で産地偽装されていても、俺らにはわからない可能性があるからな。

養殖だって安全に育てていてくれれば問題ない。業者しだいで、俺達は業者は選べないからバイヤーを選ぶしか無い。

十分な金があるなら、紀伊國屋とかの高級スーパーか、デパ地下で買えばいいと思うよ。

2013-11-11

食の安全中国混沌、強大なアメリカおフランス

イオンに関するニュースを見た。

イオンの不誠実さも非難されるべきだろうけど、イオンの気持ちもわからなくもない。

なんでウチだけだ、というようなユッケ社長的な気分もあるだろう。

俺はちょいちょい中国方面旅行に行くのが趣味なんだが、あちらの食い物など食って大丈夫か?との心配を頂くことがある。

確かに手放しで安全とは言いがたい。現地テレビ放送も、安全野菜の選び方なんかを特集しており、現地人に危機意識もある。

しかし最低限のことに気をつけていれば、概ね問題ない。いや、問題ないかどうかは数十年経ってみなければわからいかもしれないが、現状特に健康被害はない。

あちらでは快餐というスタイルの、チョイスしたおかずぶっかけ飯を喰うことが多い。指差しだけでメニューを選べるので、外国人旅行者にも人気だ。

快餐屋は一食500円以上する店もあれば、20円以下の店もある。

この値幅の大きさが、中国の食を象徴している。

件の20円以下の店は、そのイカレた安さから人気があるかというとそうではなく、汚い身なりの労働者パラパラといるだけで、全く繁盛していない。店もボロく、匂い臭い

そんな店で何かを食いたいかというと、どんなに安くても御免な訳で、概ね200円ぐらいの店に入ることが多い。

お肉などは公設の市場があり、そちらをブラブラみて回るのも楽しい

見たこともないケモノヘンの漢字獣肉がところ狭しと売っている。貂なんて食えるのか、と感動することもある。

あちらでは、鳥肉は鶏よりも鴨の方が、比較メジャーと思われる。

彼の鴨肉であるが、これまた一羽丸鳥で、千円近い品もあれば、百円以下の品もある。

件の百円以下の鴨が、これまた鳥だけに飛ぶように売れるかと言うと、無論そうではない。

モノには適正な価格があるということは、実際誰でも知っていることであり、現地の人間はもちろんのこと、ポッと出かけた旅行者ですら、小一時間市場をブラつけば、概ね把握できる。

その中で極端に安いものがあれば、それを警戒するのは、ごくあたり前の心理である

その警戒を、果たしてスーパーバイヤーが、冷食工場仕入れ担当が、共有しているかというと、当然共有しているだろう。

そんなものは行けばわかる、一目瞭然なのだから

しかしそれを本部の人間も共有しているか、となると怪しい。

本部の人間は安くしろと要求する。日本経済の仕組みでは安くするのが正義だろうから

彼の国では、安くしろというと、下限知らずにどこまでも安くなる。数十円の丸鶏があるお国だ。

大阪西成に俺の愛するスーパーマーケットスーパー玉出という店がある。

こちらの惣菜が実に象徴的で、精肉コーナーに豚バラ肉が100グラム120前後で売っているのに対し、デリカコーナーでは豚バラチャーシューが100グラム80円で売っている。

パートのおばちゃんが手間暇かけてコトコト煮込んだチャーシューが、生肉より値下がりするなどという、河原の積み石よりやりがいのない過酷労働を、彼女らに強いている訳では無論ない。

それら加工食品は、その出自を明らかにする必要がないから、原材料費をどこまでも抑えられる。

そしてそれが今後どのような影響があるのか、それはわからない。

なにやら壮大な生体実験を見ているかのような気分になる。

今後、米農家補助金が削減されていく趨勢にあるとのことらしい。

これに関しては全く恐ろしいという気持ちにしかならないが、ウェブ上では、補助金ジャブジャブの農家は潰せとの声が高い。

実際厳しい競争の中で生きている、都市部の住人にとって、不公平感があるのも理解できる。

しかしながら、総じて先進国農業で、全く保護必要としない分野はどれほどあるものだろう。

無論、規制を緩和して、やる気のある農家企業の参入を推し進めるのは良いことだろう。

農業大国と言われる国々、特にアメリカフランスでは、補助も厚い。

アメリカでの農業補助金は、大別して5種類。作付面積に対する補助金市場価格による差額の補助金。ローン充当補助金。最低価格保証金。作物保険への政府充当金。などなど、日本補助金など可愛らしいと思えるような補助金の幅の広さ。

その上先般のバイオエタノール原料買い付け保証などなど、挙げたらきりがないほど補助金ジャブジャブである

特に市場価格ベース補助金は、WTOからお叱りを受けかねない、輸出補助金に触れると見られており、今般のTTP交渉では果たしてどうなるかというところでもある。

この恐ろしい規模での補助金によって、折角の国連の援助を受け殖産された後進国綿花穀物畑などが、価格競争で打撃を受けて青色吐息だそうだ。

例えばコーンだと、その金額の八割以上が補助金に依っており、俺達が喰うケロッグコーンフロストは、アメリカ人税金によって八割増量してもらっている。

そして当然アメリカであるからして、その全補助金額の七割以上が、上位数%の大規模農家によって独占されている。

まさにアメリカというお国柄らしい、ビッグになるほど保証も厚い、悪夢アメリカンドリームの類の補助金だ。

方やおフランスでは、アメリカ同様、斯様な大農家向けの補助金も充実しており、これまたグレーな輸出補助金の類も、ジャブジャブ拠出しているのだが、反面、小規模農業のみならず漁業、加工業への保証もこれまた厚い。

例えば農地のその周辺環境景観への配慮などを目的とする補助金。また産品の国定ブランド化とそれへの国際的な法的保護、輸出補助金など、小規模でも国際社会で十分戦えるような保証が充実している。

彼の国の優良な小規模一次、二次産業への保証は、単にその百姓生活土地景観田舎ワイナリー漁港を守るという小さな目的ではなく、それに付随する食の安全文化外食産業観光業、ひいては国のイメージという、より大きな対象への投資なのだろう。

翻って日本には、果たして保護に値する農業、食産業が無いだろうかというと、全く実に多い。

地方地方に奇妙な郷土料理や農法やらが、険隘な国土ならではの多様性に富んでおり、港町に行けば、寿司屋の生ゴミかと見まごう奇妙な鱠が出てきたり、山国に行けばタクアンのままで美味いのになんで燻製にしちゃったかなーという漬物が供せられる。

狭隘土地に無理やり作った田畑や、それにまつわる行事伝統産業ら、それら無数の多様性が重層的に折り重なり、文化というものが形成される。

食にやかましい中国人に、俺はベトナム料理が好きだと述べたところ、中国人は鼻で笑って「ベトナム料理なんかねーよ。美味しい菜(惣菜)ならあるけどな」とのたまう。

料理とは料の理と書くように、食文化のものを指す。

無数の地方地方の多彩なお惣菜があり、それらを時の権力が一つの理として、熟成されるのを待たねば、料理は成立し得ない。

その中国人に言わせれば、日本料理料理として見ているらしい。

2013-10-17

「元反原連bcxxxさんの発言に食いつく脱被曝系の方々」に。

http://togetter.com/li/577225

林檎×アイコンの人が「食べて応援しよう」と言ったことに関して、「おせーよ」「てめーらが風評広げたんじゃ」と非難gogoな件。

当事者関係者には長い月日だったかもしれない。

でも部外者なんてそんなもんさ。3年経過する前に応援派になってくれたんだだけ良かったよ!では駄目なんかね?

震災の2週間後、私用で福島駅前に行ったんだ。

人が少なくて、このまま福島ゴーストタウンになったりしちゃうのかな?

しかしたら自分福島から避難しろ!とか追い出されちゃうのかな?

家庭も仕事震災対応で疲れてたせいか、悪い方面に考えが走って泣きながら帰宅したよ。

言ったら現実になってしまいそうで、誰にも言えなかった。

今でも言うヤツは言わせておけって構えてるけど、内心ドキドキすることもある。

消費者意向っつー見えざる大きな意志には立ち向かえないし、バイヤーは「消費者様が脳内に語りかけてくる・・・!!!」っつって福島産避けるしね。

それまでの残留農薬事件とかで経験してるから世間が忘れても購買量に影響が長引くのは知ってるし。

それでもさ、今まで同様かそれ以上に福島を贔屓にしてくれる人もいるんだよね。

現場はその人達暖かい声を糧に動いてる感じ。

そういう環境だと、今からでも応援してくれる人はとっても嬉しいわけ。

からさ、責めないでよ。

せめて責めないでよ。

一人でも応援してくれる人を増やしてよ。

非難してる人は、遠回しに福島の的を増やしてるって気付いてよ。

頼むよ。

2013-08-16

どうしても徹夜組批判に賛同できない

そりゃあ

始発で来場した方がスタッフも買い手も楽だよ?

午後来場して睡眠時間たっぷり取れば体の負担は減るよ?

参加者に1限ループ禁止とかの制限を課せば本が欲しい人に行き渡る可能性は増すよ?

で?

からなに?

いまさらそんなことを小賢しいドヤ顔で言わなくたって

関係者みんなとっくにわかってるよ。

お前らが言ってるのは

「場内は歩行スピードを落としたほうがトラブルが減る」だとか

「売り手は部数制限なく本刷ればテンバイヤーが減る」みたいなもんだ。

馬鹿か。

自分委託入荷を待つのでここで連日徹夜は避けたいだとか、

そういう買い専はコミケなんか参加しなけりゃいいだけ。

(いい本はコミケで買わなくたってショップがちゃんと委託確保してる)

大多数の徹夜組

あの暑くて過酷で盛り上がる一発勝負の夏コミ

生涯のハイライトとして生きていくんだよ。

徹夜組には今しかない、というどっかのスタッフ言葉完璧に正しい。

涼しく期間が長く有明も使えず夏休みからも外れて売り手も書い手も企業ブースも少なくしたコミケ

参加者徹夜を断念させました!

で、誰が得するのそれ?

改変疲れたのでここまで

http://anond.hatelabo.jp/20130816063759

2013-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20130731185021

大筋納得してもらえたみたいでよかったです。

英語でのビジネス取引を仲介するサービス」への反論については俺はこんな風に考えてるよ。

ちなみにここまでくると完全に元増田の話題からは外れるし、しかも俺ココらへんは完全門外漢からね。

俺がもしそういうサービスやるなら、あるいは発注するならこんな感じかなという感覚で書いてみただけなのでよろしく。

フリーランスのくせにこんなに暇で俺大丈夫かな?

反論1) 日本英語教育は何十年も前からあるのに今さら英語話者は増えんだろ

ビジネスニーズが高まれば増えると思うよ。これは門外漢の俺でも断言できる。ビジネスニーズが高まれば間違いないです。

反論2)仲介バイヤー生活費は?について

仲介バイヤー」って「英語でのビジネス取引を仲介するサービス提供者」のことだよね。長いから「英語代行」にしようか。

で、英語代行とて自分たちが食える値段で仕事を受ける。当り前の話だよ。

そのことと「Web制作オーダーメイドから安くできない」て、関係なくない?

誤解してるのかな?英語代行業者にWeb制作なんてやらせないよ。Webの知識あれば超ウレシイし追加料金払ってもいいくらいだけど餅は餅屋だよ。

これはね、日本人に出すと40万かかる仕事が、英語代行に1案件8万、中国制作会社12万、合計20万で済むんじゃないかとか、そういう話を俺はしてる。

単発仕事なら1/10でも、案件まるごとの発注からこのくらいになるかと。もしこれ以上になると海外アウトソースメリットはなくなっちゃうね。

余談だけどもっと大きな案件になるとこのやり方は怖いよね。

ただ最初は数十万レベル案件で実績積んで互いの信頼関係構築してより大きな仕事発注できるといいけど。

この辺は相手が日本でも海外でも同じじゃないかな。

反論3)日本語が使える外人は安くない

そのとおり。だから英語代行は日本人でもいいんじゃないかな。

現地語ネイティブ日本語ペラペラなら最強だけどそういう人は強気価格設定してくると思うよ。

いずれにしても前述のとおり代行にはしっかり金かけないと。ここは制作コスト削減する分のリスクヘッジから

そこでカネかけてでも中国東南アジア仕事出すのはコスト的に有りかも・・・っていう話です。

英語代行ってググると今でも結構あるんだよね。今後市場拡大するのかどうか。

Web制作者としての狭い観測範囲の中ではニーズはあると思ってて、他のいろんな業種でもそうならビジネスとして成り立つよね。

http://anond.hatelabo.jp/20130731180440

単純な目線で見た「供給が増えると案件が減る理由」は分かった。それは市場原理だと思うし、まぁ、納得も行く。ただ、「そして今後、英語話せる日本人がどんどん増えていくと、英語でのビジネス取引を仲介するサービス一般的になる。」これだけは納得行かない。理由を述べる。

1)日本英語教育は何十年前からある。

戦後、一貫して英語教育を続けたわけだ。中高と最低でも6年は学んでる。随分前から小学校でも学んでるかな。でも、一般レベルで”英語を話せる日本人”が増えない。今後、爆発的に増えることは考えにくいし、それならSiriみたいな音声翻訳機の向上が先だと思う。

2)仲介バイヤー生活費は?

今でも「英語が話せる日本人はいるし、中国インド案件発注しているだろ。でも、だからといってWeb制作費が1/10以下になっているだろうか?他業種みたいに海外工場作るよりも、よっぽど手軽に出来るはずだ。「英語が話せるWebディレクター」みたいな奴が市場価格の1/10仕事受ければ、クラウドソーシングなんて目じゃない。でも、そうなっていないよね?一部ではなっているかもしれないけど、食品とか服みたいに一般人が気軽に発注出来るレベルにはなっていないと思う。なぜか。「バイヤー日本に住んでいるから」なんだよ。日本に住んで日本生活する以上、1/10以下の売上で生活できないんだ。

食品や服みたいに大量生産・大量販売が出来ればバイヤーの取り分も減らせるだろう。でも、Web制作みたいにオーダーメイドは無理だ。写真の切り抜きやテンプレ作成みたいな、ある種の「答えが決まっている」ものなら出来るだろうが、それとて大量発注大量生産にはならないだろ。需要供給バランス的に。現在Web制作で「30~40万の仕事」がどのくらいのもんかは案件ごとに異なるだろうが、オリジナル性を求められるゆえ、少なくとも海外人材を使って人海戦術的に出来る仕事ではない。

3)日本語が使える外人は安くない

例えば、中国インドに住む、日本語が話せる外人を使えば、俺の言う(2)は解決できると思うだろう。だが、考えてみて欲しい。日本語が話せる中国人インド人が、彼らの母国の一般層と同じ給料で満足するだろうか?日本語英語より難しいとされる言語だ。習得するのも大変だったはず。彼らが日本語を話せるようになったのは、スキルアップするためであり、より多くの報酬を得るためだ。日本留学して就職しようとする人はいても、母国生活レベルで満足しながら、Web制作を行うという人はいないと思う。

以上の3点から、俺の意見では「クラウドソーシングで解決できるような小さな案件なら、供給過多で価格競争にもなるだろうな。でも、30~40万の仕事がその価格競争に巻き込まれて、大幅に単価が下がったり、供給過多になることは無いんじゃないか」と、主張する。

2013-04-22

スーパー業の勝ち組定義

労基法に則ってサービス残業をせず週休二日を大いに過ごし、スーパー業の最終目標である店長職を目指さず空気社員として在り続ける事。

勤続年数10年程で年収450万円でバイヤーチーフあるいは本部スタッフとして働く事。店長及び残業定義がない管理職にはならない。

ある程度の企画力マネジメント力を養った後は培ったスキル経験マイナビ転職リクナビエージェントを使い優良スーパー転職する。

店長にさえならなければ割と楽が出来る商売、スーパー業。意外に潰しが効くので就職先が見つからない人には是非オススメしたい。

2013-04-11

大卒スーパーで働くのが負け組っていうけどさ

実は負け組ではない。ブラック多いけどホワイトもたくさんある。

会社に拠るけど勝ち組だってある。阪急阪神とか三越伊勢丹高島屋とか。

年収ではイオンリテールを例にすると平均400から700万(2040代上下するため)。

SVバイヤー(仕入)、エリアマネ、本部スタッフになると40代平均で1000万いく。

一般にスーパー職でブラックサービス残業で回ってる会社

給与面にしてもバイトパート(非正規)と正社員(正規)でかなり開きがある。

イメージ的に負け組と言われそうだが実際は安定している分勝ち組に入れても問題ない。

2013-03-28

Amazon楽天

http://anond.hatelabo.jp/20130327222045

内容は大概同意だけど、うちの場合Amazonが月800~1,000万、楽天は800万前後って感じだなぁ、ちなみに自社サイトは3000万くらい。

AmazonはFBAにすると売れ方が全然違うが、独自の在庫管理システムとか、複数のモール店舗を一括で管理するシステム入れてるショップはFBAはやりずらいんだよね。

※FBAってのマケプレ商品をAmazonに納品して、売れたらAmazon倉庫から発送されるやつね、これだとプライムの対象になる。

客層の違いなんだろうけど、Amazonでスゲー売れるけど楽天はさっぱりってのが結構有る、その逆も有るんだけど、その場合は大抵Amazonが最安なんでマケプレでは勝負になんない場合が多い感じかな。

俺も細々と手数料を抜いていく楽天よりもAmazonの方が手数料は確かに高いけど分かりやすくて好きだけどね。

ただ、Amazon手数料に関してはFBA使用する事で結構変わったりする、FBAの発送手数料梱包代、人件費、運送費で考えるとかなりお得になる。

コストのみを考えると、自社の発送部門の人間全員クビにしてAmaoznのFBAのみにした方が良いんじゃないかと思うくらいですよ。

ただ、Amaoznはよく売れる商品に関してはAmaozn自体が取り扱いを開始する場合があるんで、それが怖い。あいつら本気出すとあり得ない価格でやりだすんで超怖い。

本当かどうかは知らないけど、他の業者に聞いた話だと商品の値付担当は仕入額の確認は出来なくて、あくまで売れる額でやれって言われてるらしい。

バイヤーに対しても、そういった値付けを前提とした価格で仕入れをしろってプレッシャーにもなるって事だそうで。

(まぁ、メーカー系の商品は補填とかリベートとか有るんだろうけども)

本当、どの仕入先よりもAmazonが一番安い時とかあるもんな。

ちなみに手数料に関しては以前税務調査が入った時は、うちは田舎にあるんで税務署員がネット通販メインの会社に関して経験が少なく、説明しても頭を抱えてたのが面白かった。

Amazonに関しては注文1件につき、手数料はコレだけって金額が出てくるんで分かりやすいんだけど、楽天はそもそもの手数料がクソわかりづらい上に、送り状を発行するためCSVデータダウンロードが注文1件につき何円とか、アフィ経由の手数料が取られてるが、どの注文に対しての物なのかは不明とか細々抜かれる手数料を一通り説明したら暫く沈黙した後に、「これ(楽天)に関しては、そのままで良いです」ってほぼスルーだったよ。

2013-02-16

http://bacolla.jp/remark/remark199904.html

制作者だけがコップの中」というのは、そうだと僕も思っていますプロフェッショナル意識はあるけれども、コップの中で「クオリティー」とか「広告グローバルスタンダード」とか言って、その意識マーケティングとも社会ともリンクしていない。そんな彼らを"古典芸能作家"と僕は呼んでいるんですけど、そういう時代は恐らく15年前にもう終ってしまったと思っています。営業やマーケティングも、「制作とういうのは結局、わけ分かんないから」とあきらめている。長い間、広告クリエーター表現至上主義でやってきましたが、やはりそれを一回忘れないと、2000年以降はやっていけないだろうと思っています広告をつくる環境が大きく変わってきた根本には流通の台頭がありますコンビニエンスストアは全国で4万店に近づこうとしていますセブンイレブンだけで七千七百店以上、ローソンも七千店を超えています

例えば、毎年二月に飲料の新商品はほとんど出るわけですが、メーカーは、こういう商品をつくりたいとコンビニエンスストアバイヤーのところに持っていって、そこで「面白いね」と言われない限り、商品開発ができないというところまで来ているといいます。以前、我々がある飲料メーカーに「そのネーミングもパッケージもまずいので、こういうふうに変えませんか?」と提案したことがありましたが、「社長の決裁を取っているから変えられない」ということで通らなかったことがありました。でも、今は、コンビニエンスストアバイヤーが「それでは人々はつかめない」と言うと、ネーミングもパッケージも変わってしまう。もうそういう時代なんですね。ある意味では、メーカー社長よりもコンビニエンスストアバイヤーの方が強い時代になってきたということです。

また、コンビニエンスストアのようなところでは、棚落ちという問題があります。"週販"と言って、一週間に平均店舗一定の本数以上売れないと棚落ちする。限られた面積に商品を置くとなると、売れる商品が中心になる。新商品でも売れないとなると、一か月以内に棚落ちになります。棚からなくなると、その商品のコマーシャルは完成していてもオンエアされない。僕もそういう目に遭いました。春編と夏編をつくっていたのですが、棚落ちして夏編はオンエア中止です。

から、「流通が強くなり過ぎたから、いい広告ができなくなった」という人たちがたくさんいるんですね。僕が「古典芸能作家」と言うのはそういう人たちです。モノを売る場が強過ぎるとか弱過ぎるといった話にはまったく意味はありません。厳しい流通現場で人がその商品を手にするための有効コミュニケーションは何かを考えなければ、変化した市場に対する広告表現は提示していけません。

一昨年のカンヌ広告祭で日本が一作も賞を取れなかったことで、クリエーターの間でも議論があったそうですが……。

広告は当然、モノが売れたことが評価の大きな基準であるべきなのに、クリエーター世界ではモノが売れなくても広告が評価されるという変なところがありますカンヌは確かに話題にもなり、クリエーターの間でも議論がありましたが、「別にカンヌで賞を取る必要ない。我々のマーケットである日本でちゃんと棚落ちしない、商品に対してサポートできる広告表現になっていればいい」というのが僕の考えです。

一昨年からの議論は、広告表現とは何だということが非常に未整理のまま語られていたと思います。モノを売るための広告と「ここに私は居続けてますよ」というブランドを維持するための広告は違うはずなのに、一緒のところで論じられているのが問題だと思うのです。 例えば、商品情報は十分知りつくされたレンズ付きフィルム別に商品力を語る必要はなくて、ただ「ここに居続けていますよ」という"マインドシェア"が大切です。それを買う時に、何となく○○フィルムが好きだからということであれば、そこに面白い広告が成立する。そのブランドを持続させるための広告と、流通のようにその場その場で売り切っていく広告というのはマーケットが違うはずなんですね。

2012-10-15

テンバイヤー規制からないなら

ダフも解禁すれば良いのに

2012-04-05

忠告するふりして脅しかけてくる人って

それってあなたの願望ですよねー。闇増田

[追記]Twitterでの話だけど最近そんな形での呟きをする人達が増えているのが気になるところです。

そんな時『ルバイヤート』のこの言葉を知りました。

不安や恐怖もて人を脅かす奴輩は自らの作りし大それた罪に怯え、死にしもの復讐に備えんと自らの頭に

たえず計いを為す」

2011-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20111021103234

書いてある事は結びにある就職関係の本ばかりの内容みたいだけど。

同族嫌悪

まあ、身の程を知れ、というのは当然だね。

途上国レベル人間は、途上国レベル労働をしてればいい。

それで食っていけないなら、それまで怠けたそいつ社会双方の問題。どちらかではない。

というわけで、Dラン程度というと上澄みは大企業にもいけるけど、99%は中小企業しか専門性の弱いとこだね。

俺の部活の後輩はEランから公社民間企業の本体内定とかあったけど、レアケースだろうし。

ほとんどはスーパーコンビニ店長あたりか?バイヤーさえなれそうにないと思うが。

まあ店長とは言ってもユニクロは厳しいかもね。

2010-10-14

電書フリマ

もう過ぎた話だけど電書フリマ

当事者たちがえらい盛り上がって

電子書籍コピーできるけどあの場の雰囲気は絶対にコピーできないんだぜ」

とかいう発言してた

すごい複雑な気分になった(ネガティブ意味で)

あの日は猛暑渋谷の会場すごい暑くて、買い手にとって快適とはお世辞にも言えなかった

予約してないと入れないとか何とか言われたし入り口で大汗かきながら買った

正直、面白くなかった

つまんなかった

でもあとの当事者たちの盛り上がり見てそういうことはあんまり言えなくなった

非営利だったしね

けど正直、参加者だけが楽しんでいたって感じがした

読者のことは何も考えてないよな、とか

いや部活だからさ

お客様に失礼ないように、とかは言えないよ

ボランティアに近いし

アレが盛り上がればいろんな人にチャンスが来るんだろうし

でも

でもさ

客としてはけっして楽しいイベントじゃなかった

もう行かないと思う

がんばってた人たちごめんね

でもさ

やっぱりもう電車賃使ってまで行かないと思うよ

バイヤーじゃないから

2010-08-01

サイテーな会社と素敵な自分と実は普通以下な現実自分葛藤という

こんにちわー!

こんばんわー!

会社ってろくでもないよね。

搾取構造とかそんな漢字だけの熟語使わなくても、

なかなか最低な感じに打ちひしがれてる人って多いと思うんだ。

自分も含めて。

ちょっと偉くなって数字眺めてご覧よ。ヤバイぜ。

20代というか若者労働力、スゲー搾取されてるもん。

ただ、だからといって自分労働力がさー

他の会社、ひいては社会にあまねく通用するか不安だし

なんとなく安定を選ぶじゃん。

まぁこのままでいいかーみたいな。

会社の雰囲気や初期教育最適化洗脳)されてる身としては

けっこう仕事まわして忙しくしているみたいな人も

辞めることを考えると不安になるのも事実

でも、だからといってそのままでいいのかい。

いいのかいよ。

20~30万もらって満足。って会社辞めてフリーでもできる職種の人ならバイヤーな考えだぜ。

このご時世だもんとかそんな眠たいこと言うなよ。

言い訳、諦めでもなくて、現状肯定で自分をとりあえず慰めているだけ。

将来云々みたいこと考えつつも、そういうことを思って

ダラっと生きてるだけでしょ。

たいしたこと無い自分がっかりしたくもないし、

とりあえずな感じに満足してるだけでしょうよ。

まぁわかるけど。

そっから行動に移すなんて、リスクがハンパない

将来も不確かだしさ。

ただこれだけは言わして。

会社未来もマジ不確かだぜ。

2010-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20100728135200

いや、東京では

伊勢丹百貨店 それ以外はデパート

伊勢丹バイヤーが強く 自社色を打ち出して 他店では取り扱っていないような物をバイヤーセレクトしてくることに会社として力をおいている事を売りにしている。

メジャーブランドはそろえているし、メジャーブランドが直接入っていないブランド品でも商社的なショップを入れて取り扱うことでフォローして品揃えを稼いでいる。

それ以外のデパートはまさにデパートって感じで、売れ筋の物があるよね感じの複合店舗だね。

2010-04-15

http://anond.hatelabo.jp/20100415123813

短期で結果出したら、わかりやすい単語を使えばテンバイヤーじゃん。

同じテンバイヤーでも10年前20年前の物をミントで保存してあって時間を超えて転売してくれるテンバイヤーは高額でもありがたい存在だが

限定版なんかを買い占めて釣り上げて、短期で売り抜けるテンバイヤーは困った存在じゃん。

それとおんなじ。市場があれるからヤメテ欲しい。そんだったら、わかりやすく、カジノ法案でカジノに行ってくれた方がマシだわー。

金で人の頬を叩いてスタートアップする人達って、結局、粗悪品を市場に垂れ流すことが多そうで好きになれないよ。

2010-02-18

シーシェパード、すでにGP共々、 マグロ規制を叫んでます。

ttp://chiraurasouko.blogspot.com/2009/11/gp.html

139 日出づる処の名無し sage ▼ New!2009/11/09(月) 02:04:49 ID:bCzftmTr

»85

日本漁船への年間割当量は1船当たりわずか18トンです。(ミナミマグロ

なんだか油代だけで赤字レベルになっておかしくないレベル規制


>混獲されるサメの問題を大きく取り上げています。巻き網の場合、サメも一緒に漁獲する事はあまり多く有りませんので、この部分をクローズアップしたものと思われます。

ならば、捕られたサメの行方がヒレだけシナに行って、本体が捨てられているって現状も問題視されないと変ですね

158 地球の裏側 ◆/lYVcP7um2 sage ▼ New!2009/11/09(月) 06:33:19 ID:Rmr69ydm

»139

いぁ、まさにそれが問題になってるんですよ。

サメのヒレだけ切り取って、後は捨てるってのが。全部持ち帰って食べるのなら、多分、何も言えないと思いますけどね。

問題は、日本人フカヒレを食う、と思われている事。ことあるごとに「あれは日本人じゃなくて中国人の食い物」っては言ってるんですがね。

あのですね、基本的に欧米系、特に大陸系は、マグロ=大きな魚なんです。

多分、鯨もそう言う感覚。淡水系で大きな魚ってのは、希少なんです。水系の広がりが皆無な場所ですから、大きな魚ってのは、偶然生き残れたヤツしか無い。そう言う感覚だってのが話してみて判った。

彼らの感覚ってのは、クリークでの釣り感覚。だから延縄で6000本も釣鉤を入れる、っていうと「乱獲だ~」になっちゃう。海の広さを感覚として理解してない人が多いのです。GPなんかはそこにつけ込んでるんですね。

誰が得するか、なんですが、人間が一生に食える食物の量は無限じゃ無いんで魚の旨さを知って、食べる人が増えれば、その分他の食物の消費が減るわけでマクナマラ方式の数値予測を取り入れてる米系食肉業者なんかは、如実に敵視してますね。実は米国環境保護団体を他国への圧力用具として使ったおかげで、国内での水産物、特に遠洋系の生産が減少してまして、マグロなんかは、ほぼ完璧に輸入に頼ってます。

で、その輸入最大手が例の統一協会関連なわけ。

で、この輸入業者にしてみると、国内生食用の価格世界価格から乖離してる日本は敵なんですわな。日本バイヤーが手を出してる所からは事実上買えないわけで、彼らが買えるのは、二級品以下。だから敵なんですね。

2010-02-15

誰もデパートの中を見て議論しようとしない。

http://anond.hatelabo.jp/20100215204224

デパートの閉店が相次ぐのは何故か。

品揃えが「そごう」でも「三越」でも「伊勢丹」でもどこでも一緒だから、

一般人が一店舗に飽きたら日本中全てのデパートに飽きたことと同じことになるから。

コーヒー器具売り場に行ったら、今じゃどこもハリオ社製品ばっかだよ。

カリタ社の製品が駆逐され、メリタ社の製品はどこにも置かれていない。

フジローヤルの「みるっこ」なんて高い人気があるけれど、置いているデパート、ないだろ?

ひょっとしたらフジローヤルの方で断っているのかもしれないけど、

そこを説得して仕入れるのがバイヤーの腕の見せ所のはずなのに、やらないんだから閉店も仕方ないじゃん。

町のコーヒー屋なんかで器具を売っている店はメリタ社扱っているとこがある。

デパ地下和菓子エリア鶴屋吉信鶴屋八幡とか、虎屋が入っている店舗がどれだけあることやら。

けどそういうことはどこも報道しないんだよねー。

渋谷109は特異というか鬼子なんだろうな。

2009-12-31

ゲームは「作品」か「商品」か

タイトルのような議論は、『ゲームは「作品」でも「商品」でもある』という結論に落ち着く。大抵は。

なんか違うよな、と思ってたのだが、少し前に下のようなスレを見つけてから、さらにモヤモヤが増してきたので、少し書きたいと思う。

まず、件のスレ(すでにDAT落ち)。

宮本「俺が作ってるのはゲームじゃなく商品」

http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/ghard/1260455702/

>約1時間の講演の中で、個人的に印象に残ったのは、宮本氏の

>「僕らは作品ではなく商品を作っている」という発言だった。

ゲーム開発者にとって、主役はあくまでお客さんであり、

ゲームそのものではない。宮本氏は普段から、スタッフにも自分たちが作っているものを

>「作品」ではなく「商品」と呼ぶよう指示しているという。

ttp://gamez.itmedia.co.jp/games/articles/0910/27/news082.html

金儲けしか頭にないんだな、この老害は・・・



自分過去ログが見れない状態なので、記憶で書くしかないが、私が見た時には、いつも通りに荒れていたし、例の如くコテハン叩きもやっていたりと、まさにゲハだった。ただ、あまり決定打的意見はなかった印象もあった。宮本氏を守銭奴扱いする人間もいれば、「当たり前じゃないか!」という人間もいて、色々意見が分かれていた。

じゃあ、お前が決定打的意見を出せるのか?と言ったら、まあ、怪しいものだが、自分なりの落ち着き所が欲しいし、モヤモヤも何とかしたいので、書きながら考えを整理してきたい考えだ。


……と、能書きはこの辺までとして、本論に入ろう。

まず、『ゲームは「作品」でも「商品」でもある』というのは、正確じゃないよね?というのが私の立場だ。単なるとんちに聞こえるかも知れないが、『ゲームは全て作品であるが、中には商品として売っているものもある』がより正確だと思う。(フリーで遊べるのもある訳だから)

要するに、「商品」と「作品」は一つの対立軸にはなり得るけれど、「商品」と「作品」は対照的な存在という訳でもない。

無料」と「有料」は「0か、0でないかだから」、TrueとFalseの条件式に使えるけれどもだ。

販売者の側から見ると、「作品」は、単なる「商材」である。

「商材」を消費者から見て「商品」に仕立て上げるのが「商人」である。

アップルは良い見本で、安く「商材」を仕入れて、手を入れ、磨き上げ、組み上げて、大勢の人間が良いと思わせる「商品」に仕立て上げている。

その結果、スティーブ・ジョブズは、オープンソース教徒には守銭奴に見えるだろうし、アップルファンには神の使いに見える。

(この図のように→http://i.imgur.com/YRoqC.jpg)

例えば、記憶で書くので間違っている部分もあるかも知れないが、ハリウッド映画にもなった映画Shall we ダンス?」は、本家日本版も米国で公開されていて、(米国では)200万人を動員したそうだ(Wikipediaより)。

米国で公開する際、米国インディペンデント系が買い取ったらしいのだが、そのバイヤー曰く、「私が発見した」という言葉を使ったらしい。監督周防正行氏曰く、「私はすでに商業作品を作って成功している(から、発見したという表現はおかしい)」。

周防正行氏は、バイヤーから見れば「(今まで現地で紹介されてこなかった新しい)商材」に見えるのだろうし、氏自身から見れば自身を「(立派に成功した)商業作品」の監督であると思うのは当然だ。その視点(立場)の違いによって意見の相違が生まれているということなのだと思う(私の記憶の違いもあるかも知れないので、詳しくは「『Shall we ダンス?アメリカを行く (文春文庫)」を見て下さい)。


話がさらに脱線するかも知れないが、アニメーター労働条件が酷い件についても、似た様な違和感を感じる。

具体的には、あまり電通がどう、中間搾取がどう、とかという時代でもないだろう、みたいな気が非常にする。

ゲームもそうなのだが、無料でも見ないような「作品」、遊ばないような「作品」がネットレンタル廉価版ワゴン中古にいくらでも転がっている。今の時代、それこそ、インディーズ映像全体まで枠を広げると、YouTubeだって一人の人間で見きれない状態だ。

しかしだ。それでも、売れているものは売れている。

例えば、任天堂ゲームなんてあまり値下がりしないし、それなりの値段がするが、売れている(おお、ゲームの話に戻ってきた)。

つまり、「作品」があふれる時代に、「作品」で金を稼ぐにはどうすればいいのか?という問題に戻ってくる。

「作品」をどう「商品」に仕立て上げるか?ということが問題になってくる。

編集者のいない漫画雑誌であるコミックギアは三号で潰れたそうだが、金を取るなら「作品」である前に「商品」であることを求められるという訳だ(例え、作者が不本意に連載を続けていても)。

当たり前だが、人は、欲しい時に欲しいものが欲しい。

果たして、みんなが持っていたオモチャを買ってもらえなかった時の気分はどうだったろうか。

要するに「商機」をつかめばものは売れる。

つまり、たった一杯の水でも、砂漠では高く売れる。

何でもないものが希少価値になる。

そして、需要がある所に商品を適正価格供給してやれば、感謝される。

満足感があれば、リピーターになってくれる。

それがまっとうな商売だ。皆の幸せに繋がるのだ。

そういった「商機」を見抜く目があり、実際行動する人が尊敬される商人なのだと思う。

果たして、廃人育成MMOマルチ商法ソーシャルアプリがまっとうな商売か?と聞かれた場合、ハイ、と答えられればそういうゲームの営業をやればいいと思うし(別に非難している訳ではない。悪意はあるが)。

もちろん、「商品のまっとうさ」というのは実に微妙なものだ。特にエンタテイメント業界においては。

例えば、任天堂の「脳トレ」も疑似科学批判があった訳だし。

だが、売っている人間が自身の商品のまっとうさを信じられるかというのは実に大きなファクターだと思う。より悪意のある書き方をすれば、詐欺的商売でも、自身の商品のまっとうさを営業が信じていれば、ものすごい力になるから。


もう一つ気になるのは、クリエイティブ性の問題だ。

クリエイティブの敷居がこれだけ低くなると、もう、プロクリエーターは好きなものを作れなくなるのではないか。

当たり前と言えば当たり前だが、仕事というのは、いやな作業をする代償としてお金をもらうようなものだから、クリエイティブアマのものになるのかも知れない、的な雰囲気がなんだか漂っている気がする。

例えば、米国では、10年くらい前までは業界を引っ張っていた制作者が半分趣味で作っているようなPC大作がほとんど出なくなっている代わりに、クリエイティブインディーズゲーム活性化しているようだ。

……すると、ものすごい安い賃金本業と儲けの高い同人活動をこなすアニメーターみたいな訳の分からないものがこれからの本道なんだろうか?

とすれば、プロ活動とアマ活動を両輪にして生き残る、というのも一つの考え方という訳だ。

もちろん、いやいや、プロは今のハリウッドの様に空虚になるのではないか?とか、CGMはどうよ?とか、まだまだ言及が足り無いこともあるが、疲れたので寝ることにしよう……。

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