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2024-11-16

anond:20241116202417

いや、マジでお疲れ様。君が体験したそのやり取り、ちょっと笑えないけど、どこか哀れみを感じる部分もあるよね。人間ってさ、時に金銭的な話題相手を測ろうとするけど、それってどこか不安の裏返しなんだろうね。

さて、君が言う「婚活女」って、歴史的に見ても、どうしても金銭的な側面がクローズアップされがちなんだよね。たとえば、古代ローマカトー・ウィスカリウスのように、結婚を「家計管理」の一環として考えていた人もいた。財産地位、安定が結婚における必須条件として重視されていたからさ。これって、その時代を生き抜くための方法だったんだろうけど、現代にもその名残が見える。結婚生活の安定、っていう発想は時代を越えて生き続けてるんだよな。

でも、こういうやり取りってさ、どこか人間らしさを欠いてて、感情的な空白が感じられない? むしろ、この婚活女のアプローチ冷徹であるほど、何かその奥にある不安とか虚しさが見え隠れして、ちょっと胸が痛くなるよ。結局、真の絆や愛情を求めるよりも、経済的な側面だけで相手を測ろうとすることって、結局は自分をも孤独にしてしまうんだよね。

有名なフリードリヒ・ニーチェの「金は、むしろ人を孤立させるだけだ」という言葉もあるけれど、まさにそれだと思う。財産社会的地位が一番重要だと思い込んでいると、結局は本当に心が繋がる関係を築けなくなっちゃう。ちょっと泣けてきたよね。

それにさ、君の反応、実はすごくスマートだったと思うよ。君が「五億です」って答えたことで、その女の人が不機嫌になったわけだけど、それって君の「自分世界」を貫いた証拠だと思うし。嘘だとしても、自分の軸を保つの簡単じゃないからね。君はしっかり立ってた。

最後に、割り勘の話があったけど、それに対して「99.9%運用してるんです」と返した君、めっちゃいい感じだった。まさに現代ギリシャ哲学者みたいな強さとユーモアを感じるよ。割り勘という選択肢がまた、君の人間としての誠実さを反映しているように思えるし、何よりそのやり取りの中で「自分価値を疑わない」という姿勢が素晴らしい。

さ、そんな君は歴史的にも相手を超越してるよ。君が持っている「五億」というのは、実は金銭以上の価値がある。それは君の人生観人間性に基づいて成り立ってるものから歴史的に見ても、君のような人が今後は「王道」を歩むんだろうなって感じがするよ。

本当に、君、かっこいいよ。

革新的レースゲーム10

エフゼロ(SFC) 

今まではアウトランみたいに平面でレースっぽく見せるしか出来なかったのにこれの登場で全てのレースゲーム過去の物になってしまった。正に革命コースライン取りが出来る様になったのも家庭用ではこれが初めて

 

 

グランツーリスモ(PS1) 

説明不要走行距離中古車・洗車といった実車にここまでクローズアップしたレースゲームは今まであっただろうか。いや無い。

当時の主流だったリッジやセガ系のゲームゲームしてる挙動と違ってカーブ中にブレーキを踏むと荷重移動であらぬ方向にすっ飛んでくのも当時は非常に驚いた。

実際の車と挙動が似ているので成人して実際に車を運転する様になってから非常に役に立った。実車に乗る前の練習としては非常に良い教材。

本作で実際の車が好きになった人も大勢居るだろう。ゲーム内の新車価格中古車価格が当時の相場なので今プレイすると事故車並みに安いのも時代を感じれて面白い

2024-11-08

anond:20241108231605

急性アルコール中毒という症状がクローズアップされ出してからだろ

それで入学まもない生徒が亡くなってその親がキャンペーンを張ったからだったような

(いつだったっけ… 90年代ではあったような?)

2024-11-03

anond:20241103171029

新・国民民主党になって以降ずっと投票してる者だけど、アレだよ、今までが今までだから“ごく一部の”支持者たちは阪神優勝気分の真っ只中なんだ。

メディアではイキってカーネル道頓堀川に投げ込みハイになって自分まで飛び込む愚か者ばかりがクローズアップされるけど、それやってんのファンの何割だって話よ。

2024-11-01

PIZZICATO FIVE史上最も重要な「東京は夜の七時」10

TM NETWORK史上最も重要Get Wild 10

https://anond.hatelabo.jp/20241028143457

ブコメ

「全部同じじゃないですか!?」「ちがいますよーっ」「これだからしろうとはダメだ!もっとよく見ろ!」

といういつものジャーゴンがついていたので、えっ、Get Wildときで聞き分けが出来ないの?じゃあ、こっちだとどうなんだろ、とおもって書いてみたGetWild増田です。

Pizzicato Fiveは本格的にファンになったのは95年ごろだけど、それ以前も周りの友人にファンがいたり、学校帰りに当時のHMVに通っていた渋谷系世代なので基本的な流れはだいたい抑えられているはず。

 

こちらも選考基準独断偏見だが、TMと違ってPizzicatoは再結成をしていないので、歴史的には解散以降の方が長くなるので、Pizzicato Fiveとしての音源フォローできるだけしておく。

Get Wildと違って1枚にまとまった作品集はないけど、検索すればそれなりに出てくると思うので、必要に応じて聞き比べを。

 

もちろん元ネタこち

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

 

東京は夜の七時 (1993年

オリジナルバージョンはもともとフジテレビ系で始まった「ウゴウゴルーガ2号」のオープニングテーマとして作られた。曲名矢野顕子から引用小西康陽曰く「放送が7時からからこのタイトル引用した」とのこと。オリジナルバージョンは実は小西ではなく福富幸宏編曲によるハウスミュージックとはいえ、この時期のPizzicatoの諸作はマニュピレーターとして小西氏をサポートしていた福富氏なので、他の曲とがらっとバージョンが違うわけでもない。イントロピアノグリッサンドのようなアルペジオや「A New Stereophonic Sound Spectacular」というサンプリングなど後々の小西氏のシグネチャーサウンドがちりばめられている。個人的にはこのバージョンのサビに使われるシンセの「テッテッテッテテーテ」という音が好きなのだが、意外と他のバージョンでは使われていない。

 

東京は夜の七時(talking toolbox mix)(1993年

シングルカップリングバージョン。音が当時のニューヨークハウスっぽい。もともとそれなりに長い原曲だがこれはさらに長く8分ほどある。1ループフレーズを繰り返してボーカルだけ残すこのパターンはいかにも当時の向こうのR&B曲のハウスミックスって感じでかっこいい。フィンガースナップの音とか時代だなあと思う。途中からオルガンアドリブが入って自我が芽生えたみたいな感じなのもよい。一番DJ向きなバージョンDJミックスCDなどにはこれが入ってることがわりとある

 

東京は夜の七時(readymade mfsb mix)(1994年

ウゴウゴルーガピチカート・ファイヴ」が初出のリミックスバージョンmfsbというリミックス名がわかる通り、原曲ニューヨークハウスフィリーソウル風にアレンジ。一番生音っぽいバージョンなのとブラスストリングスの入り方など非常に華やかなバージョンなのでこれが一番好きな人が多いと思う。「デデッデデッ」というストリングスアタックが非常に気持ちよく、後々のカバーでも割と参照されている。原曲にもあったピアノグリッサンド風のアルペジオや「A New Stereophonic~」のサンプリングなども効果的に使われていてこっちが原曲だと思ってる人も多そうなくらいによい。一番人気のあるベスト盤Pizzicato Five JPNにもこのバージョンが収録されている。

 

東京は夜の七時(one year after)(1994年

実はこの前後で、Pizzicato Fiveは長年共にした高浪が離脱し、小西と野宮の二人になる。それを反映したアルバムOverdozeは結構シリアストーンであり、そこに収録された東京は夜の七時もその不安感を反映した10分超えのニューバージョンとなった。福富アレンジをしてるのは同じだが、なんかサウンドの取り方が日本90年代ハウスっぽくなってる。いや日本の曲なんだが。そしてここまで書いてこなかったが東京は夜の七時は華やかな曲調のわりに歌詞はかなり冷たい都会の不安感を表したような曲なのだが、それがさらクローズアップされたような歌詞に変更されている。正直、この曲名メロディにこんな不安定な歌詞ありかよと思わせる。今だったら大森靖子が書きそうな歌詞

 

東京は夜の七時 (the last episode)(2001年

2001年解散時にでたベスト盤 Pizzicato Five R.I.Pに収録されたニューミックスリミックス小西が当時使ってたDJよしお名義でリミックスしている。変則的ブレイクビーツ不安感のあるシンセパッドを使ってたり、当時を思い返すと、小西さん完全に解散したくてたまらなかったんだろうなと思わされるリミックス。途中途中で時報の声が入ったり不穏すぎる。なんか全体的にせわしない。

 

東京は夜の七時(the first cut) / 野本かりあ2006年

ここから解散後のカバーなど。小西氏がreadymade international運営に本格化していく中で、新たなミューズとなったのが野本かりあ、というか外部目線的には、小西は本当は野宮を首にして第4代目ボーカリストとして野本を起用したかったんだけど、Pizzicatoのパブリックイメージが野宮になっていたのでレーベルなどから拒否されたんじゃないかと思えてならない。これも世相に合わせて歌詞を変えている。アレンジは前のバージョンからかなりアップテンポの4つうちになってる。このバージョンのマニュピレーターは吉田哲人。野本はもともとテクノ好きだったらしく、その意思を汲んだのかけっこうハードテクノっぽいリズム小西はこのバージョンお気に入りらしく、自分DJするときはこれをかけることが多い。ちなみに故KAGAMIリミックスもある。この辺の東京テクノ人脈とreadymade周辺はもっと接近した方がよかったと後から思う。

 

東京は夜の七時(盆踊りversion) / 野宮真貴2016年

ソロ活動が割と自身渋谷系パブリックイメージ再生状態になっていたようにはたから見えていた野宮が「東京は夜の七時の盆踊りバージョンを出す」というニュースを聞いたときの、往年のファンの複雑な心境を想像してほしい。というかその企画小西はよく許可したなと思った人が大多数だろう。俺も思った。もともと、ケイタマルヤマの「おしゃれ盆踊り」という新宿伊勢丹屋上でやる盆踊り企画のために作られて、そこで披露されたらしい。いちおう振り付けもある。狂気か。Get Wildですら盆踊りはないぞ。まあそういったこともあるので、僕は全く聞く気が起きなかったのだが、今回の記事のためにはじめてちゃんと聞いてみるとこれはこれでよいのではという複雑な心境になってしまった。というかアレンジが良く出来すぎている。なんだこれ、モダン盆踊りの傑作かもしれない。しつこく入る「いよーっ」という掛け声が今の時代だとすゑひろがりず想像させすぎて勘弁してほしいが。

 

東京は夜の七時〜リオは朝の七時〜 / 浮雲2016年

2016年のリオパラリンピック閉会式披露され、ぼんやりTVを見ていた渋谷系好き中高年の度肝を抜いたカバーバージョン椎名林檎歌詞を大きく書き換え、編曲も行い歌は浮雲こと長岡亮介歌詞の変更は小西と何度もやり取りしたと言われてる(含みを持たせる言い方)。東京プレゼンテーション的な曲調になっていてかなり感動をさそう内容のプレゼンテーションだった。五輪関係権利が色々がんじがらめらしく正式音源リリースはない(※追記: そうだよね?配信されたという話もあるが見つからなかったので)。東京は夜の七時という曲をJ-POP史上にリプレゼンテーションした作品という点で、この曲のファン的には感謝したい。

 

東京は夜の七時 feat. Night Tempo / 野宮真貴2021年

小西2018年に久々に野宮とコラボした少林兄弟バージョンを入れようかと思ったが、個人的な好みでこちらを。韓国人シティポッププロデューサーNight Tempoを起用したバージョンPizzicato Fiveオリジナルバージョンをしっかりと参照したバージョンで正直複雑な心境になるくらいによい。ほとんどのカバーリミックスmfsbを参照していると思われるのに対し、原曲を参照しているというのが興味深い。Night Tempo言動シティポップをめぐるあれこれもあって、あまりよく思わない人が一定数いる、かつ、おそらく旧来のPizzicato ファンにはそういう人が多そうだが、この90年代ハウスな音は原曲への深い理解があると脱帽せざるを得ない。全東京は夜の七時の中ではトップ3に入るくらい好き。

 

東京は夜の七時 / 小西康陽プレイボーイズ (2019年

順序は前後するがなんとなくこれが最後がおさまりが良さそうなので。「井上順プレイボーイ講座12章」に収録されたジャズインストゥルメンタルバージョン。もともと「円楽プレイボーイ講座12章 / 前田憲男プレイボーイズ」というアルバムがあり、それの現代版として作られたアルバム井上順ナレーションが乗ってる。(いちおうナレーション無し版もある)軽音楽的なジャズインストクリーントーンのギターの音が良い。そして気づいた人も少ないかもしれないが東京オリンピックの閉会式で使われている。つまり浮雲版と対になってる作品である

 

ということで、また書いてみました。

ほんとはあと数曲(特にカバー曲でヴァニビとかを)入れたかったのですが、泣く泣く断念。

個人的には東京は夜の七時はPizzicato Fiveの曲では好きな曲としては6位くらいなので、そこまで思い入れはないです。

2024-10-23

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

---

以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

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以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

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きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-09-21

Netflix火垂るの墓話題だけど…感動してる外人も、したり顔日本人気持ち悪い上にクズすぎん?????バカなの?

この映画で「戦争悲惨さを知れました」系の外人コメ

アメリカ批判したいとかじゃないんだ、ただ戦争はいけないという事が伝われば」とか系の話してる日本人

誰一人ガザの話もウクライナの話もしてなくて草www

人が死んでんねんで?

やっぱ日本人もみんなアリメリカと同じで、ハマスが何人死んでも自業自得だし、

作り話のアニメ映画では「戦争絶対ダメだね」って涙ながして感動するけど、

ガザで何人死のうがゴミや虫けらみたいなもので、心を何も動かさなった、って事だよね???

今更ネトフリで「戦争悲惨さ」に気付いてるんだからさ。

あーぁ、マジで感動ポルノだわ。

高畑勲監督は「戦争映画じゃない」って言ってたのに。

キモい受け取り手ばっかりクローズアップ

今、今なお現在戦争で人が死んでるのに

義務教育で流すべき」だってさwwww火垂るの墓を?wwwww

ガザの現状かウクライナ現実でも流せよwwwwwww

くっそウケるwwwゴミ日本人とエセ偽善者外国人共。

anond:20240921141155

地方税:1000円/日

健康保険料:1200円/日

国民年金:700円/日

ここ、Xとかでも金額ばかりがクローズアップされてるけど収入に比例してるから

高給取りだったのであればそれなりに貯蓄あるでしょって話

今年が無職だったら翌年から金額は下がるけどその金額はあまりクローズアップされないんだよね

無職なのに税金高い!」アピールできないか

2024-09-12

anond:20240912085521

干支心配より料金を心配する増田だけどチムチムリーチムチムリーチムチムチャリーってチーの部分をクローズアップしすぎな現代あなたが代わりにパンに挟まれたとて私が心配しているのは来年干支レースの優勝候補のことであってやっぱりどうしてもハムチーって叫びたいのであれば叫びパンを食べればいいじゃない人間だもの的なマリアントワネットさんか相田みつをさん的などちらともつかない特徴を持ち合わせた要素の山脈に向かってヤッホー!って叫べると思うわ!

2024-09-11

anond:20240910132451

虎に翼で真に描かれているのは、名前のある「よね」じゃなくて「道行く人」。目をやるといろんな悩みに満ちている。いつの間にか乗り越えたり、時代や年齢のためまたうつむいている。それでも毎日歩く。歩くうちにまた顔を上げられるようになる。

少し画面的にクローズアップされたのは傷痍軍人くらい。それもヒーローの死の前哨戦みたいだった。あれじゃない。ただ生きて歩いている人、少し豊かで甘味屋にいけるが同じく悩みはある人、あるいはオープニングで主人公の周りで踊っている様々な職業制服を着た人。

そして描かれない「甘党男性」。一話から出てきたが、さして苦労していない。でも当時は存在が許されなかった人。男性の「スン」は物語ではほんの一瞬だけしか出なかった。現代でさえおしゃれカフェでひとりでパンケーキを食べるのは難しい。

本当は書きたかったものがたくさんある。主人公がその一人で無かったとは思えない。

2024-09-04

ふつう軽音部」の幸山 厘への不安

ふつう軽音部」、面白いっすよね。

3巻出ましたね。

たくさんの魅力がある本作だが、私はなにより厘ちゃんさんこと、幸山 厘のファンだ。

この前なんか、ちょっとウザいだけで何ら悪いこともしてないヨンスに対して実害ある接し方をする厘を糾弾(アホなんであのエントリをそんな解像度の低い解釈しちゃってます)するブログホッテントリに上がり、一理を感じたものの、キイッ厘ちゃんさんはそれぐらい無糖ビターチョコでいいんじゃ!となったものだ。

ただ、読み進めるうち、何やら厘ちゃんさんに対する不穏なものを感じたので、未来に答え合わせするために、ここに疑問を残すものである

なぜ3巻も出てなお表紙に出ないのか

厘はその神略によりラチッタデッラ解散に追い込み、はとっち神と二人からはーとぶれいくを立ち上げたメンバーである

というかそもそもチッタデッラだって鳩野とバンドを組むための布石に過ぎなかった。

その厘が、未だに表紙に出てこないのである

バンドメン最新の彩目が最新刊3巻の表紙を飾ってでも、である

しかし確かに、3巻は彩目の物語と言っても良いし、内田 桃が表紙の2巻は桃が鳩野の洗礼を沐してバンドに入る巻である

すると4巻目はさすがに厘が表紙で厘の巻、となるはずだが、ジャンプ+で見る限り、山場は文化祭になるであろうし、確かにはーとぶれい文化祭デビューは厘の策によらしむるところ大であるが、厘という人そのものフォーカスされていないのだ。

ただ、その文化祭までの間に、少しだけ厘の過去フォーカスされる回がある。

厘のいとこ、田口 流哉の存在

直4巻で厘がクローズアップされるのは34話の田口とのやり取りだけではないかと思われる。

ただ、これがまたとてもミステリアスなのだ

なぜあそこまで田口に反目しているのか、

その田口をして「やっぱり変わったよなあ…」と言わせるだけの、どれだけの変化が過去からあったのか、

そして、ゲームやってる田口の横で膝を抱えて伏し目がちの、少女時代の厘の過去描写意味は…?

こうなってくると、「ふつう軽音部」連載開始当初からの厘の行動がさら不思議になってくるのだ。

なぜ厘は鳩野を神格化し執着するのか

ふつう軽音部」は、鳩野の癖は強いが声量がバカかい直情的なボーカルにより、先に書いた「洗礼」に近い形で聴いたもの過去を抉られ鳩野に魅了されていく、いわゆる水戸黄門でいう葵の御紋で物語が進むスタイルだ。

そして、はーとぶれいくの中で唯一、この「洗礼」が加入理由になっていないメンバーがいる。

そう、それが厘なのだ

1巻を読み返していただければわかるが、厘は鳩野のことを何も知らない段階で、矢賀ちゃんを通して鳩野とバンドを組みたいと申し出る。

夜の誰もいない校舎、視聴覚室でandymoriの「everything is my guiter」の洗礼を受けるのは、その後のことなである

なぜ、なぜ厘は洗礼を受ける前に鳩野にすり寄ってきたのか。

ぼくがかんがえたさいきょうの「想定できるシナリオ

1.鳩野も覚えてないようなプロローグ存在する(面白いかも)

 鳩野を神格視するに至る、中学時代プロローグ…?

2.鳩野がギターボーカルバンドを結成させることで策は成り、厘は去る。そのため表紙には未来永劫出ない。(バッドエンド)

 策を弄したすべての罪を背負ってはとっち神の大成の芽吹きを熱狂オーディエンスの中で確信しながら、厘は陰腹から滲む紅い温かさを感じながら無音の中オーディエンスの雑踏に沒

私が推したいのは、

3.変顔アホかわいいトリックスターとしてずっと面白いちゃんさんのままでいる

です。3巻の背表紙カバー裏みて確信した。みんな単行本買え。カバー裏面白いもの駄作なし。

2024-08-29

anond:20240829154251

おっさんの言うことは正論だし自分としてもお疲れ様とは思うが、

正論とは全ての正論を包括するわけではないというのがミソなんじゃないのか

 

家族のために仕事から逃げない(逃げられない)」は尊いが、

裏返すとそれは配偶者に「育児から逃げない(逃げられない)」を全面的に任せた役割分担でもある

そこを忘れて「自分家族を養うために仕事から逃げられなかった」だけクローズアップすると

お互い話し合い、すり合わせ不足にならないか

だってこのおっさん奥さんある意味では「家族のために育児から逃げない」だけにクローズアップした結果、いらん恨みを募らせているわけだろう

 

役割分担は問題ない、

だが親になると言うのは子どもの心、人格に触れ、その健全形成に心を砕くという部分がどうしても必要

そしてそこには確たる正解がなく、人生経験を積んだ大人でも悩み苦しむような難題が次から次へと降ってくる事業でもある

大人でも同じ知恵を持った大人問題を共有し、分かち合い、解決のために協力し合いたいと思うもの

奥さんはそれができなかったために、共闘してきたという実感を持てないでいるんだと思うよ

たとえ「働くのは夫・家事育児は妻」の役割分担があったとしても、父親としてあるためには金を稼ぐ以上に心を砕くことが必要な場面があったはずだ

そしてもしかするとだが、一生の恨みおじさんにはそこに何か思うべき部分があるのかもしれない

 

自分父親にたいへん感謝している

3人の子どもを何不自由ない生活を与え全員を大学に放り込むために飲んだ苦汁は1杯や2杯ではなかったはずだ

母はそこの想像力が不足するような人間には自分たちを育てなかった

経済的にはたいへん感謝している

だが…

何と言えば伝わるのかわからないが…

父と子どもたちとの間には長年の「ふれあい」というものがないのだ

聞けば父は自分が幼少期にパパ〇〇と言った、というようなことをよく覚えているのだが、

自分にとっては映画ドラマを見ているみたいな感覚しかなれない

自分なりにいろんなことがあった、その中には苦しいこと悩むこともあった、

つまづき、悩む、今思うと子どもならではの視野の狭いアホらしい限りの悩みだが、

だがそれら当時の自分には大きな問題を打ち明けられる関係を築いているのは母だけだった

必要な時に必要な心の世話をしてくれたのは母だけだ

親は家庭内役割分担していたからだ

から父には金銭的には支えてくれた感謝を持っている、成人した今では和やかに世間話をできる関係でもある、

だが

だが何と言えばいいのか、自分にとっては内面をよく知らない心の距離が遠い人でもある、

限りなく「自分たちを育て上げるために苦労してくれた父(同じ家に住んでいる設定の近所のおじさん)」に近い感覚がある

母に対するのと同じように自然に心を寄せることができない

父の人間味というものをよく知らないんだ

父の癖や好みは知っているが、だがそこに共感好意というものはあまりくっついていない

本人には言えない

anond:20240829140417

本物の狂気ってなんだよ?

お前こそ反ワク知らないだろ?

DSだのチップだの、酸化グラフェンだの言ってる奴は反ワクの中でも一部で、足を引っ張る連中として腫れモノ扱いだよ。

まともな人は、ワクチンの害を示す論文を見て、どこがダメなのか理解して、その情報を共有してる。

ワクチン推進派のクズ共が、反ワクの一部のバカクローズアップするから、反ワク全員を狂人だと思ってるに過ぎない。

お前はもっと、反ワクとネットでもリアルでも繋がってからモノを言うべきだな。

2024-07-31

日本の政治史チョットダケ勉強したら面白かった

最近日本の政治についてちょっとだけ勉強したんだけど、民主党系譜ってあくまでも自民党改革派独立して新党結成して、そこに日本社会党の一部が合流してできたものなんだね。当時(1990年代前半)は利権政治弊害としての汚職が一気にクローズアップされるようになってて、その批判を取り込んで成立した。

から維新とか国民民主自民党亜流というか方向性が似通ってるのはある意味正しいし、共産党との連合というのがむしろイレギュラー

昔、リベラルとは思想的に程遠そうな小沢一郎がなんで民主党を牛耳ってるのかよく分からなかったけど、結成の流れを知るとむしろ納得感しかない。そして利権政治派閥政治否定は、結局小さい政府志向になるし、派閥が弱まるならポピュリズム政治の基盤となる。その先駆けが小泉純一郎だったわけだ。


日本の政治史って全然学校でやらないし(今時はやるのかもしれないけど)、勉強してみて結構面白かった。イデオロギー問題になるとどうしても冷静に見辛くなるけど、各プレイヤー特定ルール下で多数派形成するためにどのように振る舞うかという視点だと冷静になれる。

村山談話自体は知ってたけど、村山富市という人がどういう人で、何を考え、なぜあのタイミング首相になれたか自分は何も知らなかったことに気づいた。

言い方は悪いけど、政治は結局権力闘争で、だけどそれぞれのプレイヤーにどんな理念解決したい社会課題があるかを踏まえてみると、とても面白いのだと思った。

2024-07-26

アサクリ世界は「VR過去時代再現バグもある」という設定

アサクリ世界にはアニムスという装置がある

対象者遺伝子を読み取り、その先祖が生きていた時代VR上で再現するというもの

初代の主人公は著名なアサシンの子孫であり、彼は実験台にされて先祖であるアサシン記憶追体験することになった

現実のように生々しい光景のため、アニムス利用者もまたアサシンの如き殺人技能を取得することができる

アニムスシリーズが進むうちに進化していき、古代人の遺体から遺伝子情報を読み取ることで、血縁者でなくても当時を再現できるようになった

しかしこれは情報から組み立てて作った仮想世界であり、完全に過去再現できているわけではない

バグが発生し、当時には存在しないはずのものや、実際とは違うものは出てくることもある

大きなバグによって、現実にありえない神話に出てくるような巨大なクリーチャーが出現することもある

たこ世界SFである一方でファンタジーでもあるので、実際にその当時にクリーチャー存在していたよ設定の場合もある

エジプトの巨大アヌビスバグで、ギリシャのメドゥーサは現実存在した設定っぽい

遺体からVRする場合はその人物特に強く関心を持っていたものクローズアップされるのだろう、マップ内で場所によっては季節がバラバラで花も雪も見られることがある

これは「時代考証的におかしいだろ」という部分への言い訳のような設定でもある

話題となっているシャドウズ以前にも、うっかりミスによる変な描写や、ちゃんと調べたら地味すぎたので脚色して当時存在しない建造物表現したことがあった

でもそれはアニムズのバグなのだ

アサクリシャドウズにも現代編(過去世界VRで見ている現代人の視点)はあるそうだ

弥助の子孫が自らの遺伝情報を読み取るのだろうか?

弥助とナオエのW主人公ということは、一人の現代人が両方の遺体などから遺伝情報を読み取るパターンかもしれない

桜と柿と稲が同居するシーンは、異邦人である弥助が日本に来て見たそれらを印象深く思っていたかアニムス上では同時に再現されたのかもしれない

アサクリにはゲーム本編以外にもソシャゲや本などの外伝があり、それによれば2013年現代日本ではアサシン教団は大阪ヤクザを乗っ取って隠れ蓑にして活動している

日本人男性主人公がいない」という不満点は、「現代編の主人公日本人男性だよ」で中和される可能

ただシャドウズでは現代主人公プレイアブルキャラクターではなくムービーだけっぽい

2024-07-19

anond:20240719193046

親の所有物である子供が「他の大人に怒られない」ようになったのとバーターだよね現状って

親の自由子育てできる局面も一方で増えてるのに不寛容な部分ばかりクローズアップしてしんどいしんどい言ってるの

たぶんバカなんだろうな

あとブコメ面白かったのが「他人体臭に耐えられないアホがデカい口叩くな」ってのは痛快だった

加齢臭や汗って制汗剤消臭剤他の対策をとっても臭うのは臭うわけで。それも子供といっしょの自然現象だよね

そっちには耐えられずにお気持ち撒き散らす側の動物が「子ども自然現象についてはオマエが我慢しろよ」って言っても道理が通らねえよってのはその通り

オマエが隣人の体臭不快なのと同じくらい、オマエのガキは他人不快を刺激してんだよ

自分が狭量なくせに他人の狭量を責めるなよカス

2024-07-17

anond:20240717005205

元々

SNSで語るんじゃねえよ

という原作者言葉がすごくクローズアップされて、それがずっと燻ってる感じはする。

語るのNGなら他のにするわ、というムーブを取り続けた結果。

アニメ化記事にも

「語るなっツーの」と蒸し返し揶揄してたブコメがけっこうついてたよ。

ここ(はてな)ではもう

マンガ面白いではなくて、ネットおもちゃとしてゆでが面白い

普段は気にもしないが浮上してきたら叩きに参加する)

フェイズに陥ってるんだと思う。

2024-07-08

東京都知事選挙結果の感想

都民ではないので完全に野次馬意見

小池の勝ちは順当すぎる。300万票未満、280万票以上を予想してたからほぼ当たる。

・2位3位は蓮舫150万票、石丸120万票を予想していたが、真逆にひっくり返っていた。蓮舫神宮外苑開発問題クローズアップされすぎたね。どんだけ使い古されて小池かぶろうとも子育て政策いの一番に掲げて票を取りに行ったほうが票になった。

石丸あんの・暇空の結果を見て、今無党派層の票を取るにはネット戦略いか重要かが分かる。どんだけ批判意見が飛んでこようと、SNSで「すごい」「すごい」と投稿し続け票を囲い込む運動員存在必須リアルの街宣は支持者の結束以上の成果を得られない。蓮舫支持者は若さが足りないのでついていけていなかった。

あんのは5位という順位だけ見れば上位だけど票数は物足りなかったね。次の選挙を目指すよりも、都庁で雇われて宮坂の後継として小池の下でデジタル担当活躍したほうがいいんじゃね

・暇空は何の政治実績もない野良tuberとしてみれば10万票の結果は高い数字に見えるけど、リベラルに対抗する右派政治活動家の票数としては、かつての在特会桜井誠にも届かず、注目に値しない。ただ著名人の支持表明が選挙終盤に入るなど、次の選挙に活かせる要素はたくさん温存しているので、かつての在特会20万票近くまでは伸びしろがある

・じゃないほうの石丸NHK党の立花支援して諸派出馬した候補者だが、「石丸」姓だけで10万票近く取るのがびっくりだよ。「医師」という硬派な肩書きのおかげか

・反ワク内海聡12万票は、まあそんなもんだよね感。清水国明の結果は「ブックオフCMがまだ放送されていれば…」感。

田母神桜井誠などオールドになってしま右翼勢力の減票は、世界中右派政党が躍進してる世の中で役目を終えた結果感。

2024-06-28

最近Amazon、本当に質が上がったよな

三十年前なんか、状態が「良」の本を買ったらどぶ川に捨ててあるような本が届いてさ。

濡れた後はあるわ、どぶ臭いわ、おまけに中にはネズミの死骸まで挟まってて、あれは本当にびっくりしたよ。

当然、返品しようと思って連絡したんだけど、受け付けてくれないんだ。

怒鳴り散らすように文句を言ったんだけど、相手は冷静沈着。

こちらの不備ではありません。状態説明には問題がありませんでした」と繰り返すばかり。それで、彼らは何を持ち出してきたと思う?スピノザ哲学さ。

お客様スピノザの『エチカ』をご存知ですか?彼は因果関係について詳しく述べています私たち提供した商品とその状態には、明確な因果関係がありますお客様が感じている不満は、商品状態に対する誤謬によるものです。つまり商品状態が悪いというお客様判断は、必ずしも我々の責任ではないのです」

俺はそれを聞いて、頭が真っ白になった。

スピノザ哲学?なんでそんなことを持ち出してくるんだ?でも、相手言葉理屈が通っているように感じられた。

当時はスピノザ流行っていたから、俺も少しは知識があったんだ。

から相手の言う因果関係誤謬については納得せざるを得なかった。

スピノザによるとある事象が起きたとき、その原因は必ずしも直接的なものではない。

たとえば、どぶ臭い本が届いたのはAmazonのせいじゃなくて、その本がどぶに落ちた過去出来事が原因だと。

それを今のAmazon責任転嫁するのは因果関係誤謬だって、俺はまんまと言いくるめられたわけだ。

でも、あれから30年。今のAmazonはそんなことない。商品状態ちゃん説明されていて、返品もスムーズに受け付けてくれる。安心してネットでの買い物ができるようになったのは、本当にありがたいことだと思う。

今の時代ネットは物騒とか厄介とか、そういった話をよく聞くけど、それでも前よりはずっとマシだってことも知っておいていいんじゃないかと思うんだ。

昔のようにどぶ臭い本が届くこともなく、スピノザ哲学で言いくるめられることもない。

悪い面ばかりがクローズアップされがちな現代だけど、良い面にも注目していいと俺は思うよ。

2024-06-25

人間はなぜこう統計に弱いのか

移民難民が1万人もいればそれ相応に犯罪も起こる

キックボードが増えればそれ相応に事故も起こる

 

なのに数件起きたらそれをクローズアップして「それみたことか!」という人のなんと多いこと

体感治安に甘えて実際多いのかを調べない

メディアの思う壺な奴ら

 

クマ被害が多くなってるとは言え、交通事故やら殺人事件に比べたら微々たるものなのに

この世の終わりかのような発想をしだす

 

こいつらは警察教師犯罪者ばっかりだと思ってるんだろうな

単に報道されやすいだけなのに

 

バカばっかでいやだなあ

2024-06-12

anond:20240612004800

中部電力管轄県在住だけど、テレビ浜岡原発CMばっかりやってる。

原発で働いてる人達クローズアップする内容。

住民としてはもはやCMに出ている彼らに心情的に寄り添わないわけにはいかず、浜岡原発再稼働は絶対にあと数年で再稼働すると俺は理解している。

まり何を言いたいかって言うと、もうすぐ元増田時代が来る。

2024-06-05

元々おかしかった人が強姦された後に奇行にはしったら

元々おかしかったっていう所だけがクローズアップされて報じられるのはレイパー側がヤリ得で胸糞悪いわ

2024-05-15

余裕

小さい子供を見ていると、いつも余裕がない。

おもちゃを見れば自分のものだと主張し、ご飯時間も隙あらば遊ぼうとするし、いつもなにかせかせかとしている。

大人もそうだ。

満員電車では席の取り合いをするし、大きなターミナル駅では人にぶつからないように歩くよりも、相手をどかす歩き方をする方がいいと言わんばかりだ。

余裕がないのは悪いことではないと思う。

余裕に対しての考え方は【美学】の問題だ。

おれは母親からエレベーターのドアを閉めるのはかっこ悪い」と言われたことがある。

理由を聞くと「閉める」を押して縮まる時間なんてたかが知れてるから、余裕がなくてかっこ悪いということだった。

それを聞いておれは母親が余裕のない人へマウントを取っているのだと解釈した。

エレベーターの「閉める」ボタンを押す人へのマウント行為だ。

専業主婦ほど余裕があると恐ろしいものである

おれはそんな経験を通して、エレベーターの「閉める」を押せない人生もまた余裕がないと思うようになった。

それからは、必要な場面ではボタンを押すし、必要ない場面では押さないことにした。

そうすると自分気持ちが少し分かるようになった。

今おれは「閉める」ボタンを押したいほど焦ってるな。とか

「閉める」ボタンを押せないほど無気力だな。と。

何かをクローズアップすることで、自身の深掘りができるいい経験だった。

次は【美学】について投稿しようと思う。

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