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はてなキーワード: トランジスタとは

2024-10-20

ハードエンジニア、選んだの失敗だったか

半導体チップとかを作っているが失敗だった

  1. 国内設計仕事がなくなってきた。東京ならとかの話ではない。アメリカインド中国
  2. 設計ソフトを作っているのが、移民中国人、インド人なので、当然日本語ドキュメントはない。日本市場が小さいのでサポートもあまりない。
  3. 設計ソフトシングルコア性能に制約を受けることが多い。トランジスタ数の増加に追随出来ない。設計データ馬鹿でなくなっていく。設計するためのコンピュータ能力が足りてない
  4. 単位設計ソフトライセンス必要で、そのソフト教育を受けるにもお金がかかる。誰が出すのか。ネットにも使い方の情報はない。
  5. ソフトの使い方を覚えても、どう設計すればいいのかの情報がない。日本語だけでなく、英語でもない。アメリカでも会社に入ってメンターに教えてもらうとか
  6. 先端プロセスが高い。億単位。そのくせ世界中で売れるような仕様なんて、そうそうない。
  7. armのコア、アーキテクチャなど何百ページもあるドキュメント複数あって読むのが大変。エラッタもある。最悪オースティンなどに問い合わせ
  8. 物理限界プロセス、電力、チップサイズシグナインテグリティEMCEMI
  9. FPGAも実際に使えるような大きいものは高すぎる。もちろん趣味個人で買えるようなものはない。(AI向けハードなんて作れやしない、それ以外でも)
  10. 複数FPGA合わせて使うとかになるとハードルがまた上がる
  11. FPGA以外のボードに載っている機能にも引っ張られる
  12. 規格がいつの間にか世界の何処かで立ち上がる(アメリカとか、ヨーロッパとか)
  13. DDRPCIe更新される、セミナー米国だけとか。USB、eUSB、Ether、UCIe、etc。金出さないと規格ドキュメントも見れない。規格あっても守ってなかったり、規格曖昧さがあったりとか
  14. 軍用になると更にわからなくなる。規格や電子戦ってどこから勉強すればいいですか?
  15. 測定機が高い、特殊、使い方覚えるのが大変なのに潰しが効かない、パソコンデータ持って行くの大変で、更に特殊フォーマットで開くのにライセンス料金払ったソフト必要とか
  16. ネットに役に立つ情報はないのに、ニュースコメントばかりは多い(熊本には仕事はないです。不動産は値上がりしたかもしれんが)
  17. コンピュータサイエンスと呼ばれるものソフトエンジニア視点ばかりになる
  18. 機械学習ハードと相性が悪い・・・SRAMサイズメモリ高い、HBM高い
  19. Pythonくらいまで抽象化しないと誰も使わない。というか買ってすぐ稼げるようなパッケージにまでしないと売れない。
  20. C言語だとまだハードに近くで想像ついたが、Pythonになると全然ハードが見えてこない。性能出ないのはキャッシュ共有コアが悪いのか、インターコネクトか、DDRの口か、温度によるクロック低下か

2024-08-21

ITつまんなくなった論は歴史証人になった気分がして良い

ミシンができて天職機械に置き換わってしまった職人の嘆きをリアルタイムで聴いている感覚

といった感じで「歴史証人になった気分がして良い」と言ったものの正直別に珍しいことではないんだけどね

人類は昔からそうやって機械化できることをどんどん機械化して楽できるようにして、それにより生まれゆとりを新たな価値創出に費やしてきたのだから

誰かのせいで仕事をつまらなくさせられたと思っているそこのあなただって誰かの仕事をつまらなくさせた側の人なんですよ

あなたが書いたプログラムだってまともなCPUがない時代は回路設計者がえいこらえいこら論理回路を一つ一つブロックのように組み合わせて実装していた

ただの電卓作るのに死ぬほど時間をかけて回路組んで、トランジスタレベルからめちゃくちゃ設計して、それが開発だ!楽しいんだ!って言っていたのかもしれない

その人にとってはアセンブリ言語ホニャララと書くだけで計算結果が出てきてしまう世の中つまらねぇと思っていたかもしれない

更に行ってしまえばアセンブリ言語ホニャララとかける人にとってC言語もそういう存在かもしれない

それが世の中の常であり、進歩なんだよ

と書いてて途中で気付いたが、ITにだけその進歩が辛い側面はあるのかもしれない

ミシンが普及して職人が服を作らなくても良くなっても、腕の良い職人が作る服には工芸品の"味"という価値が残ったと思う

人間国宝かになれちゃうヤツね

他にも自動車が生まれても趣味としての乗馬は残ったし進歩により旧世代遺物になったとしても何かしらの価値が残ることが今までは多かったはず

一方、ITAIが発達し品質も高く速度も出るようなコードが書けるようになったら手書きコードに何の価値もなくなってしま

誰かすげー奴がすげーライブラリ無償提供しちまったら同じ機能実装する価値がなくなってしま

コードコードにより生まれプロダクトには嗜好性が無い

手書きコードからまれプロダクトに手書き特有の"味"は生まれない

そう考えるとコード職人たちには彼ら特有の誰も共感できない虚しさがあるのかもなと思ってしまった

anond:20240728023355

2024-04-23

元増田京急ブレーキ細工の件勘違いしてるので説明するよ

このニュースに関して

京急運転士、保安装置に細工 「非常ブレーキからないように」』

https://digital.asahi.com/articles/ASS4N4H4NS4NULOB00KM.html

 

反応してる増田がいるのだが、色々と勘違いしてる。

地元民だが、京急ブレーキ細工のニュースなんかおかしくない? 』

https://anond.hatelabo.jp/20240421174815

 

この細工をしたという保安装置はデッドマンと呼ばれる装置で、普段乗車中の急ブレーキとはちょっと違う。

 

デッドマン=死んだ人

デッドマンというのは、鉄道みたいに操作をしなくても勝手に進んでしまうような機械特に操作時間が長い機械に付ける装置で、その名の通り、操作者が死んだ場合に止める為のものだ。

死んだ以外でも居眠り、意識喪失なんかの対策にもなる。

んで、このデッドマン装置運転者が死んだり居眠りしてない事を検出するための仕組みに二通りがある。

 

1.定期的(数秒毎)にブザーが鳴り確認ボタンを押す

ブザーが鳴って1~2秒以内に確認ボタンを押さないと非常ブレーキがかかる。採用してるのは国鉄JRなど。

JRなどで運転から数秒おきにブザーが鳴ってるのはコレ。

 

2.ペダルレバーなどをずっと押し続ける

放してしまうと非常ブレーキが掛かる。気絶したり居眠りしても足や指は掛かったままだが、指や足の力が抜ける。その時にはね戻されるくらいの力のバネを仕込んでおく。その為に結構身体的に負担が大きい(デスクワーク中に15kg程の重いペダルをずっと踏んでいないとパソコンシャットダウンされると考えてみてくれ)。

身体負担が大きいので細工してズルする者が後を絶たない。海外ではズルした状態で居眠りして大事故に至った例も。

今回の京急場合は、操作レバーの裏に自転車ブレーキレバーみたいなのがある。これを駅に止まってる時以外ずっと握っていなければならない。

これをヘアゴムで縛って手を楽にしたというのが今回の事例。実際に運転士が気絶や居眠りした時にはブレーキが掛からないので危険というか、事故に至る可能性が高い。

静電容量を計測してブレーキに触っている事を検出する、というのが人には優しい設計だ。だが気絶や居眠りでも手は離れないので事故を防ぐ力が弱い。

身体負荷が高すぎてズルが横行すると意味がないし、そのせいで事故になる事もあり、例えばカナダ事故では重いペダル式を止めて定期的ブザー式にした方が良いとの事故調査結果が出ている(ヒントン列車衝突事故 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%B3%E5%88%97%E8%BB%8A%E8%A1%9D%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85

 

京急で急ブレーキが多いのは例の事故のせい

次に元増田が訴えている京急ガックンブレーキが多い理由だが、2019年神奈川新町での踏切事故が原因だ。あの脱線して火まで出た大事故だ。

 

事故の主原因はトラックの立往生だが、業務上責任というのは相手方責任が大きいか当方責任相殺されるってもんじゃない。で、この事故では京急運転士にも責任があった。

 

踏切の異常を知らせる専用信号

踏切の手前には踏切ちゃん作動している事を示す信号と、異常があった場合にそれを知らせる信号というのが設置されている。この設置場所は次の通りに決まっている。

 

線区ごとに最高速度がある

路線ごとに最高速というのが決まっていて国交省に届け出されている。また場所ごとに制限速度がある。

この速度で走っていて、異常信号が発光しているのを見てブレーキを掛けたら止まれ距離信号を付けることとなっている。

まり踏切の異常信号を見て非常ブレーキ掛けたら絶対に止まれるワケ。

 

でもこの異常信号機は歩行者踏切突破でも作動する。踏切赤外線のフォトトランジスタ装置があって、踏切作動中に何かが横切ると例の信号が発光するってわけ。

踏切突破する不届き歩行者結構いるから、発光しても様子見て歩行者がそのまま渡り切ったら警笛だけ鳴らしてそのまま通過というのが常態化していた。

 

で、あの日も同様に異常信号が発光したのに直ぐに非常ブレーキを掛けなかった。どうやら様子を見たのでは。

でも信号がなかなか消えないので4秒遅れでブレーキを掛けた。現場手前はカーブになっていてカーブを恐らく100km/h近くで通過したら踏切を全部塞ぐトラックが見えた。もうこの時点では衝突は避けられず、まともにぶつかって脱線電車の下敷きのトラック炎上する大事故になった。

 

そこで国交省の手入れが入り、社内規定慣行見直して異常信号確認したら例外なく非常ブレーキを掛けろ、と厳命されたはずだ。

から急いでいて降りている踏切突破する不届き物が居た場合、非常ブレーキで停車という過剰にも思える反応になった。

 

というわけで、デッドマン装置のズルと元増田毎日食らってる急ブレーキ関係が無いし、あの大事故が引き金で踏切突破などで非常ブレーキ必須となった為なので我慢するしか無いのではないか

せめてもっと緩いブレーキしろ、と言いたいかも知れないが、「踏切異常信号視認でも通常ブレーキを使うのが慣例化していた」というのも指摘されてるので無理な話なのだ

2024-03-02

anond:20240302060053

三角関数ゲームプログラミングとか信号処理かに必須から

古文とか漢文が役に立ったことはほとんどない

旅行で寺とかに行って読めるとか、そんなもんだよな

スポーツの成績は精神によっても左右されるので、精神論は必要だけど、数値化して科学論理的思考するのが成績アップのコツ

そこは受験勉強とかと同じなんだよな

そういえば、ギタリスト学校勉強はいるのか?三角関数はいるのか?みたいなのYouTubeで観たけど、

ギターのリペア幾何学必要なのもあるけど、エレキギターの回路とか、PAとしての最低限の知識インピーダンスとかマッチングとか、

学校勉強まったく必要ないって言ってる奴出てたけど、どう思ってるんだろうな

なんでケーブルペアになってるか、とか、どうしてノイズ相殺されるのか、とか、

ギターアンプというより、単なるトランジスタ増幅器さえ組めないレベルだと話にならない気がするし、

そもそもディストーションの音がどうやって実現しているのか、エフェクターの中だってそうだよな

結局、学校受験勉強は役に立ってる気がするぞ

2024-01-05

技術進歩に対する信頼は何故高いのか

自分はこれから技術進歩について信じられない。

何か設計するとなると設計するためのソフト必要で、物理シミュレーションなども行う必要があるが、

ソフト進化設計で求められる性能に追いついていない。

例えばトランジスタ数の増加に対して、シミュレーション時間の増加が無視できないといった感じだ。

AIGPUと相性が悪い。まだ悪いのかブレイクスルーする方法があるかはわからないが、CPUを高クロックで回す進化が少しずつでも進んでいるから止まらずになっているが、クロック周波数もそろそろ限界だ。

そんなこともあり、買収合戦が起こって寡占してしまっているわけだが、年末AnsysがSynopsysに買収されるといったニュースも流れ、ソフトベンダーが寡占が更に起こっている。

利用者は増えず、オープンでないのでネット解決策は簡単に出てこない。


一時期のメイカーブームのように、安価ソフトが使えるというのも無くなった。

2023-10-16

石野卓球ヴォーカルが好き

Shangri-La』でピンときて『N.O』で確信して『虹』と『ポポ』でたまらなくなった。

そもそも石野卓球は歌が上手い。別の能力が表に出ているので目立たないだけだが。

もともとラップユニットと誤解されただけあって発音クリア。瀧や五島さんを前に出したがるが歌のコアの部分はちゃんと締められる。何より彼の歌声から出る悲しみとおかしみが相まった情感がすごい。

あんまりカバーなんかしないが子門zの『トランジスタラジオ』は清志郎まさよしよりうだつが上がらない感があっていいカバーなんだよ。清志郎CDあげたそうだがすごい喜んだんじゃないか

卓球の歌が際立つ歌ってあと何かあったっけ?見つけ出したらたまら歌い手として石野卓球というヴォーカリストを推す。

2023-10-07

レコードオーディオマニアが知らない今のレコードの事と「日本」の役割

島耕作持ち

晒しみたいになって悪いんだが、「島耕作描いてる人間レコードの持ち方を知らない」って言うのがバズってるワケよ。

https://twitter.com/belmie2001/status/1709766808201527649

 

こういうレコードの持ち方批判投稿がバズってるをよく見る。

「正しい持ち方」っていうのは、レコードの端をもって盤面を指で触らない。指紋が付いて溝に脂が入ったり後でカビたりするから

だけど、レコードっていうのは実はずっと現役メディアなんよ。何処でか?というとクラブDJで。

それでDJっていうのはそういう持ち方しない。普通に島耕作みたいな持ち方で扱う。

 

例えばこれは自宅でDJプレイしてようつべ配信している素人愛好家なんだが、島耕作持ちしてる。

https://youtu.be/afjS-Km6juU?si=1ldtDQ1E2mQpzdPs

別に再生しなくてもいいよ。サムネ普通に握ってるでしょ。

他にもDJ配信してる人は多数居るが、皆マニア持ちじゃなくて耕作持ちしてる。

そういえば、シスコとかのレコード店でも商品なのに耕作持ちしてたな。

レコード需要の主流って、しっとりとした音を楽しむオーディオマニアよりも、こういう感じでクラブ音楽流したりDJっぽいことしたりっていうのが主流なんで、持ち方は耕作持ちが主流って事になる。

 

島耕作は年齢的にディスコソウルHi-NRGハイエナジーDJだったのかも知れないな。

 

テクニクスダイレクトドライブという奇跡

あともう一つ、オーディオマニアが「テクニクスダイレクトドライブが(マテ)」みたいな感じでテクニクスダイレクトドライブ過去のものと思ってネタにしてるのもたまに見る。

いやいやいや、テクニクスダイレクトドライブって現役なんよ。

 

ダイレクトドライブっていうのは、レコードの回転軸にそのままモーターが付いてる形式で、ハードディスクスピンドルとか、今では当たり前の技術だ。

レコードというのは回転ムラがあると音がぐわんぐわんと揺れて(ワウフラッター)滑稽な感じになってしまう。

からモーターを高速回転させて回転ムラを平準化して、ベルトで繋がれた重たいターンテーブルを回すっていうデザインにする事が多い。ターンテーブルが重いのはフライホイールマスにして回転ムラを無くすっていう手段だ。重いものは急に動かせないし急に止めれない。だから速度を一定にしやすい。

でもこれだと一度回転を止めると回転速度が元に戻るのにタイムラグがある。

 

テクニクス松下ナショナルの高級オーディオブランドだが、1972年冒険的な製品を開発した。それがSL-1200というターンテーブルで、回転軸に直接モーターが付いている。

そのままだと回転ムラが酷くなるが、松下はこれを電子技術解決した。写真を見れば判るが、https://ja.wikipedia.org/wiki/Technics_SL-1200

ターンテーブルの横に赤い光が出ている箇所がある。これは、ターンテーブルの横に模様が描かれており、それを赤外線フォトトランジスタで読み取っているのである。今のマウスに使われているフォトエンコーダとかロータリーエンコーダの走りだ。

これで常に回転数をフィードバック制御している。この制御は今の光学ディスクNC工作機械などのブラシレスDCモータと同じだ。今のは電線が4本出てる(電源+、アース、回転数読取、制御)が、SL-1200ではターンテーブル横のフォトトランジスタからフィードバックになっている。

ただ、セイコークオーツ回路の特許を公開する前だったので初期型だけ水晶発振子が載っていない。故に少しづつ回転数ズレが起きるのでピッチコントローラスライダを付けた。

 

普通に作ればいいのに、最近技術満載で作った異形のような野心作だったわけだ。

 

ディスコDJ御用達

そしてこの変態技術満載化によって特長が生まれる事になった。

・回転が落ちても直ぐに戻る(ずっと回転数見てフィードバック制御されてるから

ピッチコントロールで曲のテンポを変えられる

ターンテーブルを逆回転させるなどラフな扱いしても壊れない(ベルトが外れたりしない)

 

これに目を付けたディスコDJが挙って使うようになる。

松下エンジニアアメリカ行くとDJがみんなこれを使ってるのを目にする。DJ意見聴取すると「いやこれ最高に使いやすいんで何もいじらないでくれよ」と。

 

そんな中で生まれたのがある意味無茶苦茶で斬新だった、ハービーハンコックの『Rock It』だ。

https://www.youtube.com/watch?v=jWeBJsg6FHA

使ってるのがSL-1200かは不明だが、これなんかダイレクトドライブが無いと出来ないような演奏である

ハービーハンコックジャズ&フージョンの人だったのが、突然気が触れたように過激な事をし出したんだが、この後はまたしっとりした曲に戻ったので、ダイレクトドライブによる熱病みたいな曲である

 

CD隆盛後も製造続行

こうして高級オーディオを作ったはずが、意に反してDJスタンダードとなってしまった。

その間にCDが普及してレコード市場は消えて行くが、DJ世界ではCDでの演奏自由度が低く、CDJ等の製品はあったがあまり普及しなかった。ずっとレコード主流だったのである

これに呼応してベスタクス社がDJターンテーブル市場に参入したりもしたが、これも日本メーカーである

だが既にテクニクスSL-1200スタンダードブランドとなっていて、クラブDJの真似事したい層の憧れはやはりSL-1200、という訳で、高級オーディオが衰退して行く中で、テクニクス製品殆ど終売になっているのにターンテーブルけが延々と世界に向けて出荷されていた。

因みに1998年頃までテクノとかハウスとかトランスなどの電子ダンス音楽CDでは販売されず、専らレコードで売られていた。電子音楽アナログメディアだけというのは今では変に見えるが、家で聞く音楽じゃないしクラブではレコードしか扱わないしで、最初からレコードだけで発売されていた。

まりクラブ音楽とかクラブ文化を支えていたのは日本メーカー音響機器特にダイレクトドライブターンテーブルであったのだ。「日本スゴイ」の人らは視野が狭いし技術にも疎いので知らない現実である

地球の何処でも松下電器とベスタクスが溝を刻み音楽を鳴らし続けていた。

 

SL-1200レコード遂に堕つ

 

はてなココロ社氏が昔書いているが、https://kokorosha.hatenablog.com/entry/20071121/p1 ずっとクラブを支えていたレコード時代2010年頃には終わってしまう。

それにはネット配信の伸張が大きかった。元々クラブ音楽は大変市場が小さい。またネット配信中間コスト媒体マージンだけなのでインディーズ特に向く。そこでクラブ音楽ネットが中心になっていった。

更に使いにくいCDJじゃなくてファイルをそのまま突っ込んで演奏できるデジタルDJ商品の使い勝手が良く、レコード市場が急速にシュリンクSL-1200も終売、これだけで持っていたに等しいテクニクスブランドも消えてしまった。ベスタックスの方は2013年倒産しており、レコード時代は終わった。

 

…と思うじゃない?

 

CDの終わりでまさかの復活

だが2014年頃になるとネット配信に押されてCD市場の方も急速に収斂してしまう。

一方で、クラブ音楽はやっぱレコードの方がカッコいいよなぁという人が増えて行く。

またYoutubeライブなどでCDプレイ披露する人も増え、デジタルDJよりも難しいが見た目がカッコいいレコードDJへの憧れも高くなっていった。

それでSL-1200中古価格は高騰、美品なら100万円を超えるような事になっていった。程度普通中古でも60万程度した。

そんな中で松下テクニクスチームが再結成SL-12002016年まさかの復活を遂げたのである

今は丁度生産の谷間のようで価格が安定しないが、新品で約12万円程度となっている。

 

たこレコードブーム呼応してパイオニアからも5万円程度の入門用ターンテーブル販売され、活気がある市場となっている。

このブームを支えているのはまた日本音響メーカーという訳だ。

因みにレコードLPアルバム)で4000円くらいとなっている。普通CDアルバムが3000円なのにぼったくり価格である

以前のレコードと違うのは、90年代レコード12インチシングルばかりでLPは無かったが、今のはLPが中心という事である

 

そういう事で、オーディオマニア達の見えないところでずっとテクニクスダイレクトドライブは現役だったし今も現役なのだ

そこではずっと島耕作持ちが作法だった。

レコードは古いんじゃなくてずっと新しくて、今もまた新しいままなんである

50年前の製品がずっと時代最先端というのは他には無いのではなかろうか?

https://jp.technics.com/products/1200mk7/

2023-06-30

[] そのななひゃくきゅう

バラーッス

 

本日ハーフタイムデートランジスタの日、アインシュタイン記念日日本においては集団疎開の日となっております

さて、一年も残り半分が近くなってまいりました。

やり残したことなどは沢山あるでしょう、ですが少しでも達成したことを覚えておけば、まあ何かしら気休めぐらいにはなるのではないでしょうか。

あえてネガティブに書くとこんな感じになりますが、やっぱり残り半分も近いので最後まで頑張りましょうね!が一番ポティブかもしれません。

とはいえ頑張れない人もいるのが世の中ですから適当にやって、適当に出来たものを褒めて、頑張って出来たものを一生の成果かのように褒め称えましょう。

そんな感じです。

 

ということで本日は【適度な賞賛いか】でいきたいと思います

適度な賞賛いか!適度な賞賛ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-06-02

令和05年最新版 日本半導体産業の現状について

台風仕事休みになりそうなので暇つぶしに。

3年くらい前に日本半導体産業の近況をまとめたのですが、ここ数年で政治家先生たちが何かに目覚めたらしく状況が大きく変わりつつあるので各社の状況をアップデート

前回の記事 https://anond.hatelabo.jp/20200813115920

先端ロジック半導体

■ JASM (TSMC日本法人)

熊本工場:28nm, 22nm (工場稼働時) / 16nm, 12nm (将来計画)

日本政府補助金ソニーデンソー出資という離れ業により、業界人が誰も信じていなかったTSMC工場進出が実現した。現在建屋建設が進んでおり、順調にいけば2024年内には量産開始となる。生産が予定されているプロセスはいずれも世界最先端に比べると古いものだが日本では最先端であり、HKMG(ハイケーメタルゲート、トランジスタの性能を上げる技術)やFinFET(フィンフェット、性能の良い3次元トランジスタ)といった技術が新たに導入される。工場生産される半導体の主なクライアント出資者のソニー。衰退の激しい日本の電機業界だが、ソニーはまだ世界と戦う余力を残しており年間半導体購入金額世界10位で日本トップである。ただし、PS3Cell Processor長崎で作っていたように先端プロセッサをここで作れるわけではない。PS5のCPUTSMCの6nmプロセス製造であり、この工場では製造できないのだ。識者の予測ではイメージセンサー向けロジック半導体生産すると想定されている。

■ Rapidus (ラピダス)

千歳工場:2nm

日本政府国策で、IBMから技術を導入し自前で最先端半導体製造を狙う野心的なプロジェクト。量産開始は2027年を予定。

社長を務めるのは御年70歳になる小池氏。

彼は日立トレセンティテクノロジーズ(ルネサス那珂工場前身)→SANDISKWestern Digitalという国内外半導体メーカー渡り歩いた華麗な経歴の持ち主である

以前に社長を務めていたトレセンティテクノロジーズは2000年日立台湾大手ファウンドリUMCとの合弁の半導体製造会社で、世界に先駆け現在の標準となる300mmウェハに対応した先進的な工場であった。ファウンドリ全盛の今から後知恵で見れば、限りなく正解に近い経営戦略先進性を併せ持っていたがビジネスとしては成功しなかった。工場ルネサスに吸収され、小池氏はSANDISKへと移籍することに。そんなわけで今回の国策ファウンドリRapidusの社長就任小池氏の二十数年越しのリベンジマッチでもある。

なお、氏のポエミーなプレゼン業界でも有名。記者会見日本半導体衰退の原因を「驕り」と一刀両断した一枚のパワポ話題さらったが、本人が一番驕っているのではと不安がる声もある。

ルネサスエレクトロニクス

那珂工場:40nm

日立三菱電機NECロジック半導体部門統合した日本代表する半導体メーカー

5万人いた従業員を1/3にする大リストラ、先端プロセス製造から撤退海外メーカーの買収ラッシュを経て復活。そして大躍進。

昨年の売り上げは1兆5千億円を超え、はじめて統合直後の売り上げ(ピークは2011年3月期の1兆1千億)を抜いた。もう1+1+1=1とは言わせない。

旺盛な車載半導体需要にこたえるべく、政府補助金を得てリストラで閉鎖した甲府工場の再稼働を決定。

コロナ禍では働き方が柔軟になり、リモートワークは全国どこでもできるようになった。ルネサスは開発拠点も大リストラで統廃合しており、三菱系の伊丹NEC系の玉川をはじめ全国にあった設計拠点日立系の小平に集約している。地元拠点が閉鎖されて単身赴任をしている人も多かったのだが、最近ではリモートワークを活用して単身赴任先のマンションを引き払った人も出てきている模様。

ユナイテッドセミコンダクタージャパン

三重工場:40nm

増大する車載半導体需要にこたえるべく、デンソー出資してパワー半導体IGBT生産を始めた。筆者はパワー半導体は専門外で、家電芸人が語る家電説明程度にしか話せないため軽く紹介するにとどめたい。

■ タワーパートナーズセミコンダクター

魚津工場:45nm

半導体部門を手放したがっていたPanasonicイスラエル企業Tower Semiconductorと共同で運営していた工場

Panasonic台湾Nuvoton technologyに持ち分株式を売却したため、現在ではイスラエル台湾共同運営という珍しい業態になっている。

さらに、半導体大手IntelTower Semiconductorの買収を進めているため、将来的にはIntel拠点となる可能性があり、日本IntelCPUが作られる世界線もあるかもしれない。

が、本案件は米中対立あおり中国での買収審査が長引いているため、先行きには不透明感が漂う。

メモリ半導体

■ キオクシア

四日市工場 / 北上工場3D NAND 162層

日本代表するメモリ半導体メーカー。前回からの3年で、積層数は96層 → 112層 → 162層と2世代進化した。競合他社は232層品の量産も始めている(キオクシアは開発完了 / 本格量産前)が、最近3D NANDは闇雲に積層数を増やせば低コストで作れるというわけでもない模様。

なお世間では半導体不足のニュースの印象が強く、半導体はもうかっているとの認識があると思うがコロナ禍でのIT投資ブームが終了したメモリ業界リーマンショック以来の大不況である

キオクシアも例外ではなく、最新の4半期決算1000億円単位赤字を計上してしまった。Western Digitalとの統合のうわさがあるが、もちろん筆者は何も知らないし、仮に知っていても絶対にここには書けない。

Micron Memory Japan (旧エルピーダメモリ)

広島工場DRAM 1βnm世代

ルネサスと同じく、NEC日立三菱電機DRAM事業統合で生まれエルピーダメモリ倒産後に米Micronが買収。

前にも書いたが、DRAM業界プロセスサバ読みが横行しており、20nmを切ったあたりから具体的な数字ではなく1X, 1Y, 1Z, 1αときて、ついに1βnm世代の量産にたどり着いた。広島サミットに合わせて、社長来日。岸田総理会談後大々的な設備投資を発表。1γnm世代を目指して日本初の量産用EUV露光装置が導入されることが決まった。

このEUVというのは波長が13.5nmの極超紫外線(Extreme Ultra Violet)を使った露光装置で1台200~300億かかる人類史上最も高価で精密な工作機械でありオランダASML社が独占的に製造している。もっとも、メモリ業界大不況を食らっているのはMicron例外ではなく、岸田総理と華々しく会談している裏で数百人規模のリストラ慣行。こういう外面の良さと裏でやってることのえげつなさの二面性は、いかにも外資だなと思う。

Western Digital

東芝と共同でフラッシュメモリの開発を行っていたSANDISKHDD大手Western Digitalが買収。キオクシアの四日市工場北上工場を共同で運営している。

Western Digitalメモリコントローラーを内製していることで知られSSDの性能の良さに定評があり、スマートフォン向けの売り上げが多いキオクシアとは、同じ工場運営していても得意としている販売先が微妙に異なり、住み分けがなされている。(そのため、2社統合によるシナジー効果が期待されたびたび観測気球的な記事が出回る。)

なお、もともと日系半導体メーカーが大リストラをしていた時の人材の受け皿として中途をたくさん採用していた経緯もあり、人材流動性は高い。在籍時の仕事ぶりがよければ、他社へ転職していった元社員の出戻りも歓迎と聞く。前述のRapidus社長小池氏は、つい先日までここの社長をしていた。余談だが、上記Micron米国本社社長も旧SANDISK創業者Western Digitalによる買収後に引き抜かれている。こういう話を聞くと、いかにも外資だなと思う。

イメージセンサー

ソニーセミコンダクターソリューショングループ

イメージセンサー世界最大のシェアを誇るソニー半導体部門2020年2021年は米中対立あおりを受けて主要顧客Huawei向けの出荷減少に苦しんだが、2022年度は大幅に売り上げを伸ばし、1兆4千億円となった。他の半導体の例にもれずイメージセンサー国際競争過酷であるため、対抗して人員増強を進めている。Panasonicエンジニアを引き抜くために関西設計拠点を開設し、各地の工場拡張も並行して進めている。調子のいい半導体メーカーはどこも人員増強を進めているが、ここ10年ほどは理工系学生半導体業界人気がどん底、かつ人材ニーズも少なかっため、新卒半導体メーカー就職した絶対数が致命的に少なく30~40歳くらいの中堅技術者の確保にどこも苦労している模様。なお、スマートフォン向けカメラの次の飯の種として、車載用途に数年前から注力開始。最近徐々に成果が出始めている。

ファブレス半導体

■ ソシオネクスト

富士通PanasonicLSI設計部門統合してできた日本最大のファブレス半導体メーカー。昨今の半導体ブームの波に乗り、株式上場、売り上げ2000億突破と非常に好調。3年前は1000億程度の売り上げだったので、すさまじい成長であるもっとも、母体となった富士通Panasonicピーク時の半導体売上が1社で5000億近くあったので、少々物足りなさを感じなくもない。復活は道半ばである

メガチップス

ソシオネクスト誕生するまで日本最大のファブレス半導体メーカーだった。もともと任天堂向けの売り上げが大半だったのだが近年は多角化を進めている。昨年の売り上げは約700億とSwitch人気がピークだった時と比べるとやや劣るが営業利益過去最高を記録している。

ザインエレクトロニクス

かつては日本代表するファブレス半導体メーカーと言えばここだった。昨年の売上高は54億と、3年前紹介したときの30億から伸びたものの、ファブレス上位2社からはかなり離されてしまっている。大昔は韓国サムスン電子に自社製品採用されたのがウリで創業者武勇伝にも頻繁に登場していたが、今では売り上げの75%を国内依存しており海外展開の出遅れが否めない。

非先端ロジックマイコンアナログディスクリートなど

東芝

車載用途のパワー半導体需要が伸びており、石川県工場に300mmウェハ対応ライン建設。この記事でよく出てくる300mmウェハとはシリコンの基板の直径であり、大きい方が製造効率が良い。125mm → 150mm → 200mm → 300mmと順調に大型化が進み次は450mm化と思われたが、大きすぎて弊害が大きく、ここ20年間はずっと300mmが最大サイズである

従来はCPUメモリといった分野の製造しか使用されていなかったのだが、ここ5年くらいでパワー半導体にも300mm化の波が押し寄せてきている。

ローム

何かと癖のある京都メーカー車載事業好調で売り上げが順調に伸びている。次世代パワー半導体材料と呼ばれていたSiC日本国内の他のメーカーリード

余談だが、筆者は学生のころSiC実験で扱っていた。単位を落としまくっていた不良学生だったので、教授がワクワクしながら話していたSiCの物性の話はすべて忘れている。今では家電芸人並みのトークしかできないのでSiCについて語ることはご容赦いただきたい。研究から本格量産まで20年超の時間がかかっていることに驚きである。基礎研究の大変さを実感する。

三菱電機

パワー半導体大手半導体に力が入っていないシャープから福山工場敷地を取得し、300mmウェハ対応ラインを構築。SiCライン熊本に作るぞ!パワー半導体には詳しくないからこの辺で勘弁な。

ミライテクノロジー

日本半導体産業が衰退しまくっていたころに、トヨタ危機感を覚えてデンソーとの合弁で設立した車載半導体メーカーコロナ禍中に行われたオンライン学会に知らない会社の人が出てるなと思って調べたらここだった。

■ TI

米系のアナログ半導体世界大手富士通AMD合弁のNOR FlashメーカーSpansionから買収した会津若松工場茨城県美浦工場を持つ。最近日本法人の話をあまり聞かない。

On semiconductor

米系のアナログ半導体大手三洋電機半導体部門を買収したが、旧三洋新潟工場日本政策投資銀行出資ファンドに売却した。現在日本拠点富士通から買収した会津工場富士通半導体事業から手を引き工場を切り売りしたため、会津若松市内には米系大手半導体メーカー工場が立ち並ぶことになった。

Infineon Technologies (インフィニオン)

ドイツ大手電機メーカー、Siemenseが20年ほど前に半導体部門分社化して誕生した。従来欧州半導体メーカー日本での存在感があまりなかったのだが、富士通マイコン半導体部門を米Spansionが買収、そのSpansionを同じく米Cypressが買収、そのCypressをInfineonが買収した結果、日本市場でも存在感を示すようになった。もともとInfineon自体車載半導体に力を入れており、有力自動車メーカーがそろう日本市場に注目しているというのもある。

■ Nuvoton Technology (ヌヴォトン)

台湾半導体メーカー半導体から撤退したがっていたPanasonicからTower Semiconductor共同運営している工場と、マイコン設計部門を買収する。Panasonic時代は、自社家電向けの独自マイコンをメインに作っていたのだが、Nuvotonに買収された後はArmベースの汎用マイコン設計品目が変わった。日本法人は車載モータ制御向けのマイコン開発に特化させていく方針台湾の開発チームとは住み分けを図る模様。富士通ほどではないが、Panasonic半導体部門を切り売りしており、所属していたエンジニアバラバラになってしまった。研究室が一緒でPanasonic半導体部門入社した友人がいたが、彼は今どこに流れ着いているのだろう?

2023-05-19

なんで日本って半導体チップ設計出来ないんです?

素人で調べたところだと、

  1. 半導体チップ設計には設計ソフト必要だが、オープンソースではない or 限られた機能しかない。誰でもライセンスを受けられるわけではなく億円単位必要
  2. 設計は、論理設計物理設計がある。論理設計Verilog言語でRTLを作る。物理設計トランジスタや配線をどうするかを行う。
  3. 設計ソフトの使い方を説明した資料普通は読めない。書籍はない(和書洋書ともに)
  4. RTL設計簡単書籍はあるが基礎のみ。USBなど普段使っている物を1から作るような書籍はない。
  5. USB, Etherなどの設計する書籍はない。
  6. ソフトのように論文を読むと全て書かれているわけではなさそう。IEEEだと論文読むだけで価格高い。

こんな感じで普通の人が知るのは難しそうだ。


でも企業ならある程度クリア出来るだろうが、想像するにこういうことではないか

  1. 設計ソフトIPライセンス料が払えない。ウェーハ代が払えないなど。
  2. CPU/GPUなど、多くの人が期待するような高性能な半導体チップ国内で作ってないので、企業求人募集しても人材市場に人がいないのではない
  3. 素人を育成するだけの余力がない。商品としての価値があるところまで作れる人材教育する余力がない。
  4. USBとか規格が決まっているものが正しく動くか評価する機材が国内にない。買えない。
  5. ハードが作れたとしても、性能を引き出せるドライバコンパイラライブラリを作れない

2023-05-04

anond:20230504122048

いまどきの若い衆はゼータクやのうw

オレが中学生くらいの頃は、(くそ田舎在住で実店舗には到底行けないので)『ラジオの製作」とかの雑誌広告に載ってた通販の店に、手書きレポート用紙で一個ずつチマチマ抵抗だのコンデンサだのトランジスタだのの型番と数量と値段とか書いて、現金書留で送ったりしたもんよw

それでもというか、それゆえというか、こっちもあっちもちょいちょいミスしがちで、意図した通りの部品をイッパツで揃えることが難しかったりして、再注文にまた時間と手間がかかったりして、えーいくそ面倒くさい、もうええわっ!って放り出して未完成なままのトランジスタアンプの残骸が長いこと部屋に放置してあったww

anond:20230504091427

横だけど、元増田氏も言ってるように、キロヘルツ帯のAMに特化した事しか学べないわけじゃないでしょ。電気電子回路ってこういうものだよということの入門にはうってつけかと。

だって、初めは共振回路も増幅回路もトランジスタ動作も何も知らないんだもん。いきなりチェビシェフバタワースだとなるよりも、コイルバリコンの単純なのでにぱいえるしーとかから始めた方がとっつきやすいでしょ。

2023-04-01

4月オールラッキーデイズ

毎年6月24日8月6日不謹慎だ叫ぶ人々や、3月11日を「何らかの記念日だし普通の日とすべき」と書かれたアンサイクロペディア、これら全てに怒りを感じたので増田は何ならそういう日の幸福な側面を扱ってやるというリスト作りました

それがオールラッキーデイズ(All lucky days)です

4月

他の日付

最後

  • ヒント

今日は何の日か分かってるよナ

本番は翌日に発表するゼ

2023-01-21

なんでそんなことに興味があるの?

しかしたら人類宇宙で初めての知的生命体かもしれないよね!

知的生命体の定義は「宇宙の年齢を測れる科学知識を持ってる」として。

「この宇宙には知的生命はいるんだけど地球には来てないだけ」って言うけど、

宇宙最初知的生命体も同じように考えると思うんだよね。なんか切ない。

生命誕生奇跡的な偶然だけじゃなくて、環境が揃えば似たような生命は生まれるんじゃないかな。

多分他の星の生命体も人類と同じDNAでできてると思う。

他には、「うちらもわからないんですけど、自然トランジスタができて、

それが論理回路構成して進化してこんなロボットになったんですよねえ」って機械生命体とか。

電流電流が流れてる星なんだろうな。動ける体が先な気がするけど。

地球ができて46億年経って人類が生まれて、宇宙の年齢が138億年から考えると遅いような。

それに人類宇宙の大きさをしってからまだ100年も経ってない。200年前は宇宙も知らなかったし。

人類は他の知的生命からの連絡を信じて探すより、

人類が他の星へ信号出すべきだと思う。やりがいはなさそうだけど。

その方法は「太陽の光を大きな壁で遮ったり光らせたりだね!素数の間隔でかな。

だって他の宇宙から見れるような明るい光を作るのは太陽を作るのと同じだし、

太陽作るよりは明るさを変化させる大きな壁の方が作れそう。

#他の生命体とコンタクトを取りたい!って考える知的生命体は地球人だけだったりして。

#偶然コンタクト取れても「なんでそんなことしたいの?」って、

おっさんおなら臭いを嗅ぎたいかのような価値観の相違もあるかもね

2022-11-10

日本半導体復権出来るかどうか

圧倒的に足りてない物


半導体設計する為のソフトEDAソフト

Webのようにオープンソース設計ソフトはない。

cadence、synopsysという米国企業がほぼ独占している。

なんで重要かというと、色々理由はあるが、1例を上げると製造した時に問題が起こらないかデザインルールをチェックする。

TSMCが新しい○nmプロセスを出すときは、必ずCacence、Synopsysが対応したとプレスリリースを出している。

デザインルールをチェックしない場合、配線間が短く設計し過ぎていてショートして最悪チップが動かないといった自体になる。

ちなみに中国EDA企業は立ち上げ出来てない(一応中国国内EDAベンダーはあるが)


日本独自に2nmプロセスを立ち上げるとして、当たり前だがCadenceかSynopsysに対応してもらう、ということになるはずだ。

日本ソフトウェアを立ち上げるのは流石に難しいのではないだろうか。


Cadence、Synopsysともライセンス量が馬鹿みたいに高い。

1チップ作るのに○億と量産前に飛んでいく。

CPUサーバー上でシミュレーターを動かす方法もあるが、先端ロジックだとトランジスタ数が多くなりすぎて、エミュレータを使わないとまともに検証が出来ない。

エミュレータFPGAみたいなもので、実チップまでは早くならないがシミュレーターより断然早い。

Cadence、Synopsysともエミュレータも出しているが、こちらも高い。ポンポン買えるものでもない。


チップの次はボード設計する為のソフトや、熱シミュレーターEMCなど必要になる。

ボードはなんとかしようと思えば出来るはず・・・。先端の高密度はCadence、Altium使いたいが。

ちなみにAltiumに関する書籍日本にはないが、中国では何冊も出ている。

ボード設計チップより楽に解析されるので優先度は低い。


設計したチップを使ってくれる市場対応するミドルウェア

先端ロジック設計する会社製造する工場を作ったとして、作った物が売れないと意味がない。

何を作るのか、だ。

しかも今時の先端ロジックは金がかかりすぎて、グローバルで億単位で売らないと半導体にかかる費用がペイしない。

車に沢山半導体が使われるんだということで報道されるが、台数が少ないので、後回しにされて、半導体不足が解消しないってのは昨今の状況だった。

高温まで対応するなど要求スペックが厳しいわりに、数が売れないので半導体企業としては美味しくない。

PS5の台数でも厳しいはずだ。(PS5は売れば売るほど赤字だし)

スマホほど単価が高くて、体積が小さいの輸送費がかからない、そんなものがないといけない。


AI向けはまだまだどれだけ演算能力があっても足りないので、そっち向けはありかもしれない。

ただチップを作っただけでは動かず、ドライバーミドルウェア必要になる。

インテルがやったようにCUDAからコンバートするソフトを用意するなども必要だろう。

それだけやっても、市場がないかもしれない。

相当性能高いチップを作ったとしても、国内市場だけでペイしないだろう。

ソフトウェアエンジニアの方々も、チップが相当性能高くても携わりたくないのではないか

NVIDIAGPUを8個とか、数増やしてどっこいどっこいの性能のチップなら、わざわざ国産チップ用にソフトを作る必要がない。

2022-10-23

ここ300年で最も偉大な発明ランキング

1位 ハーバー・ボッシュ法

2位 内燃機関

3位 トランジスタ

4位

5位

5つ挙げるとしてもこの3つは揺るがないと思うんよな

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