はてなキーワード: Ansysとは
何か設計するとなると設計するためのソフトが必要で、物理シミュレーションなども行う必要があるが、
例えばトランジスタ数の増加に対して、シミュレーション時間の増加が無視できないといった感じだ。
AIやGPUと相性が悪い。まだ悪いのかブレイクスルーする方法があるかはわからないが、CPUを高クロックで回す進化が少しずつでも進んでいるから止まらずになっているが、クロック周波数もそろそろ限界だ。
そんなこともあり、買収合戦が起こって寡占してしまっているわけだが、年末にAnsysがSynopsysに買収されるといったニュースも流れ、ソフトベンダーが寡占が更に起こっている。
利用者は増えず、オープンでないのでネットで解決策は簡単に出てこない。
ChatGPTや他のAIも色々出てきて、産業革命に例える人が多数出てくるほどインパクトはあるのだけど、
COMSOLやAnsys、Mathematica、Matlab、Maple、Cadence、Synopsysなど、
ChatGPTの使い方がたくさん模索されているのを見たが、製造だったり物理問題だったりを解くのを見ない。
AIは確かに凄いのだけど、地球温暖化だ、SGDsだ、とかChatGPTをいち早く使う人も関心がある問題を解いてくれるのだろうか。
ChatGPTに聞けば、色々理由をあげてくれるが、気をつけて行きましょうとしか言ってない。
俺も同じ事考えたことあるんだけどさ、ユーザコミュニティの文化の違いじゃないかと思うようになった。
日本のその当たりのツールを使う人は、文化的には製造業の文化なんだけど、外国だとIT系の文化を引き継いでいる感じがするのよね。
日本のANAYSやCOMSOLなどのシミュレーションツール、あるいはCATIA/CREO/NX/SWのような3D CADツールって、基本的に製造業の道具って認識なのよ。だからコミュニティや文化のベースが製造業なの。
そうすると、基本的にノウハウを自社の中で秘密にしておくと言う事が基本になるような文化じゃん? 社員に「SNS禁止!禁止!!」って通知しちゃうような。
ところが、アメリカとかは違うんだよね。IT系のノリなの。これが一番分かりやすく出てるのがユーザカンファレンスね。
ちょうどANSYSの話がでたんでANSYSで話するけど、日本のANSYSユーザカンファレンスは、参加費無料だけれども、各分野1日だけの開催じゃん。
ベンダー講演と、JTCの巨大企業が1社だけ出てきて、お前実施ANSYS使ったことないだろ、みたいなえらい人が宣伝なのか事例なのかよく分からない基調講演し、後はスポンサーが出てきて、みたいなノリ。
ところが、アメリカのANSYSのユーザカンファレンスは、参加費は有料(数万円かかる)が、一週間とか開催される。日本の様な講演はもちろんあるんだが、それに加えて事例発表がすごく多い。
パラレルであちこちの部屋で講演が行われており、幅もすごく広い。
グローバル企業がDXでサスティナブルなオートメーションを実現してデジタルツインで大変儲かってがっぽがっぽ、と言う話もあれば、
学生が初めてANSYSつこてみたけど、なんかインストールでエラーになってうんこ、とか、発表する人のレベルも様々。
雰囲気が違うんだよねえ。
あと、ANSYSも含め、多くのソフトに共通するのが、学生版、学習用バージョンを日本で購入するのが無茶苦茶面倒になってるってのも影響している気がする。
これは代理店から文句を言われるからだと聞いたことがあるんだが。
英語のサイトだと、サイト上にfor Educationみたいなリンクがあって、そこから行くと、教育機関のメルアドをぶち込むだけで簡単に学生版が手に入ったりする。
一方で、日本のサイトだとそもそも案内がなかったり、案内があっても営業まで連絡せよ、と言う形になっていたりする。
ここらへんも、従来と違う使い方を試そうとする層を弾いちゃってる気がするんだよな。
・機械工学は大学で学んだ。機械系4力学のさわりだけなら大体やったがもう忘れている。
・切削加工はけがき、フライス盤、ボール盤、くらいならできるが複雑な形状は作れる気がしない。そういえば旋盤は使わなかった。耐久性を考えなければ3Dプリンタでなんでも作れるらしいが、3Dプリンタは触ったことがない。
・CADは大学の演習でSolidWorksを触った程度。もうすっかり忘れている。手書きの製図とかは調べて思い出せば簡単な形状ならできるかもしれない。
・シミュレータはANSYSをマニュアル通り触った程度。動力学解析とか連成解析とか仕組みは全くわかっていない。
・電気工学はだいぶ勉強不足。簡単な回路図はチップの製品情報を睨めっこしながらINとOUTと接地をどうすればいいかくらいはわかったが、複雑なものになるとダメ。ArduinoとRasberryPiは買ってみたが埃かぶっている。論理回路の読み方はすっかり忘れているが調べれば思い出せると思う。
・化学系は全くの無知。大学受験で知識は止まっている。物性物理的なところも無知。
・数値計算はPythonやMatlabでちょっとできる程度。ライブラリを使った行列計算や簡単なニュートン法くらいなら書けるが、精度や速さが必要だったり複雑になるとダメ。解析は微分積分や常微分方程式を調べて思い出せばできる程度。測度論とか特殊な積分とかいわゆる大学数学的な道具が必要になる解析はできない。
・競技プログラミングはちょっとかじったがやめてしまった。むずかしすぎた。
・機械学習や統計はなんとなく知識はついているが、手を動かして何か作ったことはない。この前統計検定1級落ちた。
・バックエンドはSQLをそれなりに書いてとりあえず動くものなら書ける程度。可用性とかパフォーマンスとか考えられるレベルではない。JavaはJavaEEを横展開的に書いた程度。理解できている自信はない。保守性高めたりデザインパターン的に綺麗な書き方とかできない。C++は一瞬だけ触ったことがあるが、環境構築ハマった&謎のSegmentation Faultで苦手意識を残したまま。Go?Rust?なにそれおいしそうだね。
・クラウドはAWSをマニュアル通りに使っている程度。1から設計なんてできない。なのでAWSのソリューションアーキテクトを勉強中。AzureやFirebaseは触ったこともない。
・ネットワーク系とかセキュリティ系は全く勉強不足。応用情報をギリギリ合格できる程度の知識しかない。わかるようにはなりたい。
・フロントエンドはFlutterを勉強中。Flutterむずかしい、どんな言語でもそうだけどチュートリアルから業務レベルまでの乖離がありすぎてよくわからない。javascriptはjQuery一強時代にちょっと書いた程度。VueとかReactとかなにもわからない。TypeScript?なにそれおいしそうだね。
・ハード系だったりファームウェア系だったりコンパイラ系は何もわからない。わかるようにはなりたい。
全部中途半端だな、、、
プログラマーに尋ねると、パソコン活用できて便利になっているという答えが返ってくる。
ゲーマーやYouTuberもパソコンで稼ぐ手段なので便利と返ってくる。
自分はプログラミングなんて趣味でVisualStudioやJupyterLab、Matlabを触るくらいだ。
Python、Julia、VBA、M言語、C++、C#とか素人なりに書くが、どうも便利になっているように思えない。
CUIでログの処理、スクレイピングとかはいいが、人に見せるためのグラフは毎回細かい調整が必要だし、
GUIはエクセルくらいマウス操作できるようになればいいのに、GUIのフレームワークだと操作がひっかかる。
ゲームはしない。
PhotoshopやIllustratorも一通り操作はできるようになったが、色々と不便だなと思うことが多い。
動画編集だとDaVinci Resolveでカットなどは便利だなと思ったけれど、Fusionだと複雑過ぎるのか、ネットで調べてもなかなか出てこないし、
これ出来ないかなと思うことが出来ない。
図を作ってアニメーションつけて説明しようとすると、途端に難しくなる。
AnsysやCOMSOLなどがあれば流体シミュレーションなどやれるのだろうけど、
そういったソフトはなかなかない。
MATLAB、Mathematica、Maple、Ansys、COMSOL、Cadence色々あるだろうけど、
大学で高いから買えないというのだけでなく、日本でソフトを作っているところもない。
科学は計測し、何かしらかの処理で見えるようにし、モデル化し、再現性を確保することだと思うが、
例えば量子コンピュータを日本でも、と盛り上がっているが、制御するためのマイクロ波の計測機器なんて日本じゃ皆無だ。
なのに核心の量子の制御のみ取り上げて盛り上がっているように見えてしかたない。
何も土壌が無い所に挑戦しているのではないのか。
Web開発をしている人は次々と便利なソフトやフレームワークが出てきていると感じているらしく、
Microsoft Officeを買い、Adobeに毎月お布施し、個人だとこの範囲内でできることに限られてくる。
動画を作るのにDaVinci Resolveが有名になったけど、2Dアニメーションを作ったりエフェクトをかけたりするには機能が足りてない。
3DだとBlenderやUEは無料、Zbrushは買い切りでいいが、Substance Designer、Maya、3ds maxなどがサブスクリプションで高すぎて困る。
Pencil+プラグインでアニメーションっぽく作りたいと思っても元が高い。
V-Ray、Redshift 、Corona Renderer、Octane Render などのレンダリングも高いままだ。サブスクリプションがつらすぎる。
個人で出せる資金は限られているが、見る人は膨大な人とお金をかけたものを見てるので目が肥えていて、批判だけされる。
まぁ他人がどう思うと本来構わないものだが、お金をかけ、マニュアルや動画で勉強して、1,2ヶ月かけて作っても、やっぱり個人のパソコンでできることはたかが知れている。
じゃあ他のジャンルに目を向けたとして、物理的なものだとするとMatlab/Simlinkだと本体とプラグイン複数買っても10万ちょっとで済むが、
ちょっと凝った数値計算したいなと思ったら、Ansys、COMSOLくらいないときつくなる。
Fusion 360は機能制限でやれることが減った。