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はてなキーワード: EDAとは

2024-02-08

日本はなんで半導体設計ソフトを作れなかったんです?

半導体設計ソフトEDAと呼ばれているものを、日本はなんで作れなかったのか。

Cadence、Synopsysでほぼ独占、ライセンス料がバカ高く払えなくなってチップ設計すら出来ない。

メディアが取り上げないか問題すら認識されない?

そもそも教育が足りず、数学物理的な知識が重荷になってソフトすら書けない?

2023-08-08

夏休み日記4日目

anond:20230807064901

[11:07]

今日は5:45くらいに起床

散歩と少しスロージョギングをした

帰って朝ごはんを作って食べた。

NISHIKAに相変わらず投稿できない。

それで、少し眠いので寝てたらこ時間になった。2時間半寝てたことになるか。

kaggle CAFA 5って、かなり計算リソース必要なのかなあ。

あと、オンラインで実行したnotebookでの提出しかできないのか?

今日、したいこと

[21:44]

Nishika投稿できるようになった。

ということで、何をやるかを考えていた。

EDAをしたいと思って、pandasGUIを導入していた。

すごく良いソフトだと思ったが、Ubuntuでgrapherがレンダリングしなくて、結局使えず残念。

2023-06-28

米国が、中国での半導体設計ソフト(EDA)を禁止しないのは何故だろう

ASMLのような半導体装置ばかり話題になっているが、半導体を作るには設計ソフト必要だ。

EDAと呼ばれるソフトで、Cadence、Synopsys、Siemensで寡占状態だ。

中国だけでなく、日本ももちろん国産出来ておらず、これらのソフト契約して使う必要がある。

オープンソースはまともなものはない。

契約にも依ると思うが、億単位ライセンス料としてかかるのと、米国技術を使った時点で米国法が適用されるので貿易関係で輸出手続きが面倒になる。


さて、米国はなぜEDA禁止しないのだろうか?

禁止してしまえば一発で中国半導体を作れなくなる。

TSMC認証したEDAでチェックしたものでないと受け付けておらず、TSMCで古いプロセスすら作れなくなる。

2023-06-24

半導体設計って日本じゃオワコンだけど、参入する人増えるのだろうか

STARCのような国内団体もなくなり、早数年。

EDAベンダーCadence、Synopsysの日本語対応が悪くなって早数年。

半導体設計について書かれていた雑誌Design Wave Magazineが亡くなったのが2008年

身の回りにあるが、ニュースなどで話題になるのはインテルAMDTSMC、株の話だけ。

2023-06-16

半導体エンジニア人口増えないの、個人EDAツール自由に使えないってのが一因よね

ソフトエンジニアは何を勉強したらいいかわかるもんな。

半導体エンジニアになろう!と決めて、そもそもソフト名がわからんフリー業務用は違うだの、

誰も業務ソフトの使い方書いてないとか、そりゃわからん所に入ってこないわ。

2023-06-02

はてな的には、半導体技術情報というより、投資に使える企業情報なのだろうか

https://anond.hatelabo.jp/20230602020358

こちらの記事が盛り上がっているが、技術情報というより、半導体企業の今の流れをまとめたもので、

半導体株はどうなのかが皆は知りたいのだろうと見える。


はてな界隈だと、ソフトウェアエンジニアが多いわけだが、半導体設計するためのソフトウェアEDA)の話にはおそらくならない。

あっても組み込み側だろう。


プロセス工程全然話題にはならない。

日本が先端ロジックで遅れているのは確かだが、今の2nm目指すと言っているのに対して、

何が難しいのか、何が課題なのか明確な説明出来る人はおらず、インテルサムスンが苦戦してるから、というのをエンジニアでも言っているのを見る。


どの野球チームが勝つか、負けるかにかけるゲームとして扱われているのが気になって仕方ない。

もちろんそういうニュースが出るのは良いが、この方面ばかりなのだ

2023-02-04

[]2023年1月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

ブクマタイトルドメイン
21742022年特に感動した・気に入った フリーソフトwww.gigafree.org
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2022-11-10

日本半導体復権出来るかどうか

圧倒的に足りてない物


半導体設計する為のソフトEDAソフト

Webのようにオープンソース設計ソフトはない。

cadence、synopsysという米国企業がほぼ独占している。

なんで重要かというと、色々理由はあるが、1例を上げると製造した時に問題が起こらないかデザインルールをチェックする。

TSMCが新しい○nmプロセスを出すときは、必ずCacence、Synopsysが対応したとプレスリリースを出している。

デザインルールをチェックしない場合、配線間が短く設計し過ぎていてショートして最悪チップが動かないといった自体になる。

ちなみに中国EDA企業は立ち上げ出来てない(一応中国国内EDAベンダーはあるが)


日本独自に2nmプロセスを立ち上げるとして、当たり前だがCadenceかSynopsysに対応してもらう、ということになるはずだ。

日本ソフトウェアを立ち上げるのは流石に難しいのではないだろうか。


Cadence、Synopsysともライセンス量が馬鹿みたいに高い。

1チップ作るのに○億と量産前に飛んでいく。

CPUサーバー上でシミュレーターを動かす方法もあるが、先端ロジックだとトランジスタ数が多くなりすぎて、エミュレータを使わないとまともに検証が出来ない。

エミュレータFPGAみたいなもので、実チップまでは早くならないがシミュレーターより断然早い。

Cadence、Synopsysともエミュレータも出しているが、こちらも高い。ポンポン買えるものでもない。


チップの次はボード設計する為のソフトや、熱シミュレーターEMCなど必要になる。

ボードはなんとかしようと思えば出来るはず・・・。先端の高密度はCadence、Altium使いたいが。

ちなみにAltiumに関する書籍日本にはないが、中国では何冊も出ている。

ボード設計チップより楽に解析されるので優先度は低い。


設計したチップを使ってくれる市場対応するミドルウェア

先端ロジック設計する会社製造する工場を作ったとして、作った物が売れないと意味がない。

何を作るのか、だ。

しかも今時の先端ロジックは金がかかりすぎて、グローバルで億単位で売らないと半導体にかかる費用がペイしない。

車に沢山半導体が使われるんだということで報道されるが、台数が少ないので、後回しにされて、半導体不足が解消しないってのは昨今の状況だった。

高温まで対応するなど要求スペックが厳しいわりに、数が売れないので半導体企業としては美味しくない。

PS5の台数でも厳しいはずだ。(PS5は売れば売るほど赤字だし)

スマホほど単価が高くて、体積が小さいの輸送費がかからない、そんなものがないといけない。


AI向けはまだまだどれだけ演算能力があっても足りないので、そっち向けはありかもしれない。

ただチップを作っただけでは動かず、ドライバーミドルウェア必要になる。

インテルがやったようにCUDAからコンバートするソフトを用意するなども必要だろう。

それだけやっても、市場がないかもしれない。

相当性能高いチップを作ったとしても、国内市場だけでペイしないだろう。

ソフトウェアエンジニアの方々も、チップが相当性能高くても携わりたくないのではないか

NVIDIAGPUを8個とか、数増やしてどっこいどっこいの性能のチップなら、わざわざ国産チップ用にソフトを作る必要がない。

2022-11-08

半導体チップ設計方法EDAツールの使い方など、書籍だれか書いてくれないだろうか

ソフトと違ってブラックボックス

会話も成り立ってない。

2022-10-16

anond:20221016202855

EDAも当然対象

前にHuaweiエンティティリストになった時、SoC作ってたHiSilicon(ここも対象)にSynopsysが取引中止するって言ったけど、

迂回ルート提供してて商務省に睨まれてる

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220415-2323276/

半導体装置もだいたい、全世界売上のの1/4ぐらいが中国から、各社の影響は半端ないデカさだと思うよ

anond:20221016140905

今回装置話題になっていますが、設計ソフトEDA)も広がっていくのでしょうか。

中国EDAメーカー設立してからそれなりの年月が経っていますが、Cadence/Synopsysがなければ、先端設計はままならないでしょう。

TSMCを使う場合サインオフでCadence/Synopsysが求められるので必ず使うことになりますが、中国国内の別Fabを今後使うなら制限ないのですかね?)


今回、米国国籍を持っている中華系ということで、

米国で働いていた時のドル資本があること、

②何か中国にあった時に中国脱出するため、

米国内に工場設立しているが米国内の半導体技術者不足から米国に戻ると仕事がある

といったこから中国企業退社となっているかと思います

はいものの、米国技術保有していた技術者が抜けたとしても、中国国籍しかない技術者は引き続きいるわけですよね。

また装置保守技術者もいるはずです。

そこも中国から引き上げるのでしょうか。

装置メーカー特需に湧いていますが、中国以外の国でそんな数が売れるわけでもないので、中国だけ損するだけにはならないはずです。

2022-08-20

半導体って結局アメリカ重要な部分抑えてるよなー

設計するためのソフトEDACAD

②規格

③規格を試験する為の計測器


①は今どきオープンソースであるだろって思いがちだが無い。

②規格は、通信とか。

規格は管理している団体に入れば仕様書は手に入って設計は出来るけど、量産しようとすると計測器で測定する試験必要で、

そこにアメリカ企業に抑えられてる。

2022-08-09

日本半導体復活に必要なのは

半導体設計必要ものとしては、人によって分け方に意見があるだろうが、ここでは下のように分ける。

  1. シリコンウェーハ、プロセス材料など
  2. 半導体設計するためのEDAソフトライセンス料(米国独占)
  3. EDAソフトを動かすための高性能なサーバーWebのように分散処理が出来ず、HPCに近い)
  4. ウェーハ露光、前工程
  5. パッケージング、後工程

材料については現時点で強いので、ここでは言及しない。


EDAソフトがないとチップ設計が出来ない。

1チップ作るのにソフトライセンス料金で数億かかる時代になっており、それだけ売上が見込める市場がないといけない。

またEDAソフトの使い方はGoogle検索すれば出てくるものではないため、人材育成時間がかかる。

高速なサーバー必要になる。

先端ロジックを使うゲート規模になると最新のインテルサーバーを買ってきても時間がかかる。

クラウドEDAベンダー的には今では対応しているが、クラウド金も馬鹿にならない金額になる。

ただEDAソフトを使いこなせば性能が良いチップが出来るかとそういうわけではなく、製造してどこまでだったら動くのかギリギリを攻めないと競争に勝てず、

プロセス知識必要になる。ファブレス企業を立ち上げただけで勝てないのは、そのあたりにあろう。

(米国ファブレス人材流動性やら、お金規約で殴っているので解決できているはず)

差別化の為の設計をしようとするとツール対応してないと出来ない。

国内設計ソフトを持てなかった時点で駄目だったのかもしれない。


工場装置を持ったとしても、そこで製造するチップがなければ意味がない。

かつ工場継続的投資をし先端を維持するには、製造するチップが扱う分野が成長市場でなければならない。



日本企業は、半導体必要アプリでの成長分野が取れてない

Googleサーバー分野だと、速ければ速いほどよく大量に持てばよく、自社で使えない分は社外に開放して稼げるので、

投資が持続する。速ければ他との差別化にもなる。

Appleスマホ分野をリードできた。

日本はというと、ほぼほぼ米国に主導権を取られている。

車はあるが、要求スペックが高いわりに数が売れなかったり、単価交渉で車メーカーに負けていたりと、ババを引きたい企業しかやりたくない。


兎にも角にも、わざわざ半導体を作る必要があって、かつ数年で次世代半導体必要になるような、

そんな針の穴を通すような成長分野を見つけないことには、日本半導体復活は起こらない。

CPUGPUAI向けのような汎用計算用に乗り出すのが手っ取り早いのだが、



少量多品種は駄目だった

CPUGPUの種類以上に日本で作っていた半導体は種類が多い。

日経などで少量多品種絶賛されていて、客の要望に合わせて機能を組み合わせた物を作った。

どうなったかというと、昨今の半導体不足だ。

ある一部の顧客しか使わないような種類のチップをわざわざ切り替えるほど工場に余裕がない。

そしてそういう顧客が高い価格で買ってくれるかというとそうではない。

機能が多すぎるので、ウチの製品しか使わない機能だけのチップにして安くしろ、という要望に答えたものからだ。


Appleですら先端ロジックを使うとなると、M1複数カテゴリーに投入といったように、

設計に金がかかりすぎて出来ない。

グローバル馬鹿みたいに個数が売れるApple製品ですら、そんな状況だ。



書籍もない、ネット上に記事もない

半導体業界は実務で何をしているのかわからない、というのが殆どではないだろうか。

人手が必要だが、教育するための教科書も、これを読んでおけばひとまず業務が回せるようになるといったネット記事もない。

ツールの使い方すらネットで調べても出てこないはずだ。

このあたりの整備も必要ではないだろうか。

2022-07-29

半導体って、半導体設計する為のシミュレーション時間の増大に対応出来てない気がする

半導体設計するには、EDAツールという設計ソフトを使って設計する。

で、今どきならクラウドGPUじゃね?と思いがちだが、

Webのようにリクエストごとにサーバー分散させればいいようなものではないので、クラウドCPU何百ってのもできず、

機械学習のようにGPUアクセラレーションするってわけにはいかない。

(GPU使えるのは一部あるが、ごく一部)


半導体を作るのに、CPUの性能向上がついていってない。

FPGAお化けのようなエミュレータを使うというのが対処療法だが、まぁ高い。

そしてエミュレータを使えないものも沢山ある。


2022-07-25

日本半導体産業はどうすりゃ良かったんだろうな

AppleGoogleAmazon、Teslaにしても、差別化要因が半導体になっている。

高額な先端半導体を作ってもペイ出来るだけの金になる事業を持っているからこそファブレスでできている。

ファブレスからプロセス知識必要いかというと、そんなことはなく、アメリカ国内に先端プロセスがわかる人材が居るからこそファブレスが成り立っている。

プロセス周辺まで知識がある半導体設計ソフトEDAベンダーいるからこそ成り立っている。


日本はというと、国内に先端半導体を使うだけの企業がない。

先端半導体を使おうとすると、グローバルで何億という端末を売る必要があり、それだけの市場を持ってない。

半導体復興を、というが一度衰退してしまうと市場が成長していても乗れない。

国内人材もいない。

復興しようにもブラックボックスになっていて間違った報道をしているし、それに省庁寄りの人が集まっていて、

リサーチ能力を持った組織もない。


多くの日本人が期待しているようなCPU/GPUを作るとアメリカに怒られる。

EDAソフトライセンス料も高く、アメリカインフレについていけなかった。

原因はこれだけじゃなかっただろうし、経営面や金融面など複合要因だろう。


どうすれば良かったのだろうか。

今の日本は、海外要因に左右されすぎて、いかに上手く金の波に乗るかになってしまった。

自分達で動こうとしても人も金も足りず、何も分析できず、一度逆風に晒されれば折れてしまう。

そして国民性なのだろうが、日本企業が衰退するのがエンタメであり、その声が多く拡散される。

2022-06-22

これから半導体設計に入ってくる人に参考になりそうなものって何があるか

ソフトウェアのように書籍電子書籍がない。

Amazon半導体検索をかけると、デバイス特性に関するものは沢山出てくるが、想像するようなチップ設計ではない。

Cadence、Synopsysといった大手EDAツールトレーニングが手っ取り早い?

クローズド過ぎるわ、書籍などもないわで、半導体復興かいうが教育手段がない。


ETHのコンピュータアーキテクチャの授業はあるけど、ド直球で合う業務ってなかなかないし

https://safari.ethz.ch/digitaltechnik/spring2021/doku.php?id=start

2022-05-23

半導体設計で、設計ツールの新しい機能を使いこなせている人って日本にいるのか?

EDAツールの新機能セミナーなんて、あまり開催されてない。

EDAツール自体が大きくなりすぎ、買収などもあり、ドキュメントも複雑怪奇フォルダ構造で保存されていて、

どこに何が書かれているかからないとか。

ネットにも書かれないし。

2022-03-28

AppleNVIDIAってどうやって半導体設計してるん?

なんせ回路規模が大きい。

RTLシミュレーションはまだいいが、Netlistでのシミュレーションなんてどうやっているのか。

消費電流を調べるのに、まだNetlistでシミュレーションを流した波形ファイル必要なはずだ。

(大雑把にはRTLシミュレーションだろうが)

チップが大きくなってくると電源網の解析も真面目にやらないと、

チップ端は動いたとしてもチップ中央は電源が怪しくならないだろうか。


EDAツールは未だにCPUベースだし、バージョンアップで速くなったとしても、トランジスタ数の増加の方が多そう。

2022-03-23

アメリカ半導体設計者は、どうやって勉強しているのか

ネットにはプレスリリースで色々と解説記事はあるが、実際の設計必要レベルとは異なる、というのは想像できる。

英語でも書籍があるわけでもなく、論文についてもISSCC学会やらはあるが、プレスリリースと変わらない。

プログラミングのようなベストプラクティスネットに転がっているわけでもない。

設計必要EDAツール勉強するだけでも大変なはずだ。

2022-03-10

M1 Ultra」の感想

インテルAMDなどのCPUと、NVIDIAなどのGPUとの間の接続PCIeが速くなってきたとはいえ

双方向データのやり取りが発生するような場合は帯域の狭さがネックになる。

ゲームのようにGPUに投げっぱなしにして、GPUGPU側のメモリー、そしてディスプレイへの出力だけで閉じても大丈夫場合問題にならないが、

世の中そういうアプリケーションだけではない。

GPUカードが高くなっているのにも関わらず、CPU側のメモリーGPU側のメモリーで似たようなデータコピーしないといけないという、

部品代とコピーにかかるオーバーヘッドもある。


なので、「M1 Ultra」のように、CPUGPU間の帯域が大きく、ユニファイドメモリCPUGPU共通メモリーアクセス出来るというのはメリットがある。

インターポーザを介して帯域は確保出来ているが、遠いメモリーへのアクセスへのレイテンシは防ぎ用がないので、

チューニングしようとするとインターポーザを介するメモリーアクセスが発生するかどうかは、プログラミングで気にする必要はあると想像する。


さすがのApple最先端プロセスを使う、予約していたTSMCキャパを使い切る状態にしないといかず、数を出荷しないといかないのだろう。

良品選別したダイインターポーザで接続して、出荷するチップ数を増やすというのは選択肢としてよかったのだろう。

トランジスタ数も多くなりすぎて、EDAツール設計する時に必要になるシミュレーション時間馬鹿にならないはずで、

タイミング検証が済、動くことが保証できている領域があるというのは、段階を踏んで設計するということでも合理的だ。


ただ機能面では、単純に倍になってしまっているため、ProResの本数が増えて、使い切るような状況があるのか?という不安はある。

M1 Max」でそれなりにバランスを取っているわけで、「M1 Ultra」では多くなりすぎて使われない部分も出てくるだろう。

価格がそれなりに高いので、使われない部分があるというのは、あまり許してもらえないのではないだろうか。


インターポーザで接続する技術確率出来たので、そこのIF周りは変更せずに「GPUだけ増やしたチップ」と「M1 Max」を接続する

といったのは考えられるが、数がでないといかず、そういうのを作れるかどうか。


他にデスクトップ向けだが低消費電力を売りにしているのは気になっている。

Apple内に、電力を消費するがパフォーマンスを上げるという技術があるかどうかだ。

2022-03-04

米国インフレ日本追随できなくて、将来買えなくなりそうなもの

半導体製造分野しか知らんので、その分野だけ挙げる


  1. 半導体設計のためのソフトEDAツール)。日本国内に代わりがない。中国製もない。
  2. オシロなどの計測機器比較的新しい規格を評価試験するのに必要
  3. 評価データ分析ソフト
  4. CAEソフト
  5. MATLABMathematicaなど数値計算ソフト
  6. コード静的解析ソフト。(強い米企業は結局C/C++やってる)

2021-11-24

半導体って戦略考えられる人って日本にいるの?

日本人って窮地に陥ってから逆転する戦略を立てるのが下手だと思っている。

ニュースでは、日本半導体はどうやって衰退したのかを説明する人や、昔はどうだったとか、そういう話ばかりだ。

日米半導体貿易摩擦だとか、かなり古い話をしている。

投資金額が違うといったわかりやすい数値に飛びついていたりもする。(金は大事だがそれだけでなんとかなるレベルではない)


日米半導体貿易摩擦を原因とするのであれば、なぜ韓国台湾米国に見逃されたのか、明確な説明を見たことがない。

中国半導体話題になるが、どういう企業があるのか名前すら報道されないし、どういう製品があるのかも報道されない。

中国半導体の追いつきがヤバいと言っているが、詳細について報道されないので、有名所を上げることができる人もいないだろう。


EDA半導体設計CADソフト群)について、まともに説明しているのを見ない。

CPUGPUに関してはニュースバリューがあるのか興味関心があり、TSMC話題になるが、プロセス研究の先端というとimec、CEA-Leti、IBMだ。

日本にはNEDOがあり、そこに期待しているだろうが、産業への移行が失敗してるのは多い。

先のimecなどと何が違っているのか明確に分析するのは必要だろう。(imec側に合わせろと言ってるわけではない)


技術者給料を上げればなんとかなる、という段階も超えてしまっている。

大学との産学連携というのも、既に大学研究しておらず、その段階も超えている。

1人,2人のコンサルカバーできる規模を超えているし、5,6ページのニュースでわかるようなものでもない。

2021-07-14

半導体設計ソフト中国国内利用を禁止しないのか?

ニュースなどで話題にならないが、半導体設計にはEDAと呼ばれるソフトウェア必要となる。

オープンソースでもあるのでは?と思うかもしれないが、残念ながら全部の工程必要ものは揃っていない。

2021-06-22

RISC-Vでいいので設計に関して、和書出ないもの

半導体EDAという設計ソフトを使いながら設計するのだが、それに関しての日本語資料は全くといってない。

英語でもないのだが、米国はなぜかエンジニアが育っており、資料がなくても問題ないようだ。

中国語では1つの書籍にまとまっているわけではないが、複数の本を読めば作れる環境がある。


半導体というとデバイス特性についての書籍はある。

デジタル論理設計というと、実設計とかけ離れている。

2021-06-02

半導体お話

ワーストケース:日本国内にある装置メーカー材料メーカー海外移転し、国内から技術が失われる。

中国との距離が近いことから日本国内にあるのが米国から見れば安全保障問題となる。

企業側としても、需要のあるところに近い方が輸送コストの削減、先端プロセス要望を受けることができる。

日本大学が、装置メーカー材料メーカーにとって他に代わりにならないような教育研究実施しているわけでもない。


電子計測器メーカーも敗走、日本から撤退

大学研究時に、装置が入手できない、見たことがないので探せないということに波及。


自動車への影響

半導体の入手が出来ないことに注目されているが、他のリスクがある。

スマホと同じビジネスモデルを車にもってこられた場合

自動車向けの共通OSを1社独占、OSが動く半導体が独占される。

AndroidのようにOSの発表と同時にハードを作って発表する場合OSを先行リリースをしてもらう必要があるが、

契約に莫大な金額要求されるようになる。

また仕様が毎年変わるのに対応するので体力を削られる。

OSメーカー差別化となる技術は社内に数年発表せず先行する)

搭載する規格も一部の企業団体が決める。

例えば出荷試験をするための装置ソフトなどの一式を購入しないと規格認定されない、という事態がありえる。


OSが先行して提供される企業と、開発期間が半年ほど違うといったスケジュール的に不利な立場になる可能性もある。


仮に半導体復活に力を入れる場合

現状
  1. 露光装置 : 先端プロセスから脱落
  2. エッチングや成膜: まだ先端
  3. 洗浄 : まだ先端
  4. テスト装置 : まだ先端


設計ソフト環境について

米国独占

数理最適化ソフト開発力が必要となる。

また膨大なサーバーなどのハード資産を使うことが前提となる。

エミュレータと呼ばれるソフト的なシミュレーションより早く結果を出すハードウェアもある。

トランジスタ数のスケーリングに対して設計ソフト(EDA)のスケーリングが十分ではない。


設計ソフト対応していなければハードが作れない、1企業要望で開発できる規模でもない、

要望を出すとノウハウ流出、ということもある。


実際に物を作った際に起こる問題の把握も重要になる。

先端プロセス対応する場合、そこで起こる問題と、その回避方法を開発ソフトに取り込む必要がある。(ファブレスでは無理)


実装Githubに転がっていない、詳しい論文は出てこない、など、米国が独占している理由の一つ。

製造に関する売上に比べると金額規模は減るが、設計ソフト対応している範囲内でしか半導体は作れない。


量子コンピュータにかけるとしても、後々必要になってくる。


なお設計ソフトの数と機能も膨大になっており、使いこなすためのノウハウ共有も必要となる。

(ネットピンポイントではなく、ソフトウェアのドキュメントを読み込み、評価といったことが必要となる)

AIチップ自動運転チップに注力するとしても、人材育成にそれなりに時間がかかる。

実際にチップを作って不具合評価対策からデザインルールへのフィードバック必要となる。

(TSMCから提供されるライブラリを使えば不具合が起きなくなるわけではない。確率は減る)



部品メーカーについて

Appleのように巨大な最終製品を作るメーカーに振り回される。

インテルですらAppleモデム不採用になったら事業ごと売却を迫られる。

また半導体は長期的に周辺にあるものを1チップに集積していくため、最初採用されていてもAppleが自前で作るようになるといったことも起こりうる。

他にも契約により従業員への独自対応必要


物理限界への挑戦といった、リスクの高い部分を請け負うことになる。

開発したとしてもノウハウもっと安い地域へ展開されるリスクもある。

開発として従来の製品に対してより優れた数値目標を設定することになるが、最終製品ノウハウがないため、次第に過剰品質コスト高に陥る。

最終製品を作っている企業は、リッチCPUソフトウェアでより安い部品で良いか検討するが、それは部品メーカーからは見えず、ある日採用されないという事態になる。



差別化要因は膨大なハードを使うソフト

ハードを捨ててソフトのみに行った場合差別化要因にならない。

ソフトはすぐに真似られる。(クラブハウスTwitterFacebookにすぐ真似られたように)

Googleが真似られないのは膨大なサーバーに裏打ちされている。

衛星といった特殊ハードから取れるデータ活用するといった部分も差別化要因。



チームでの情報収集能力必要

CPUGPUスマホのような目に付きやすい部分は情報が集まりやすく、それ以外の情報は集まりにくい。

もちろんプレスリリース論文のみであり、公開しても良い情報である

半導体記者にしても、一部の分野しか把握できない。

1人では難しく、複数の分野の情報を集めて横断的に分析できる組織必要となる。

既に日本場合設計情報を集めていたSTARCはなくなっており、AIチップ設計を進める場合、そういった団体支援から必要となる。


半導体が使われる先の需要予測、求められる性能仕様を集める組織必要

作ったは良いが売れない、赤字を垂れ流し続けるというのを防ぐために、ニーズ分析必要となる。

また海外への販促路といった、国内需要にこだわらない組織も必要

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