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2021-12-26

FFドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵

12/26(日) 17:01配信

14

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Yahoo!ニュース オリジナル 特集

画像提供スクウェア・エニックス

任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲーム進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部

脱「思い出補正」 ドット×3DCGの新表現

今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界描写されている。

こうした臨場感あふれる表現可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロドット絵3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。

ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」

そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスプロデューサー高橋真志さん。

高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースゲーム制作を開始した。

オクトパストラベラープロデュサー 高橋

初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年リリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。

「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」

明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。

「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」

FFドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵

12/26(日) 17:01配信

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画像提供スクウェア・エニックス

任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲーム進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部

脱「思い出補正」 ドット×3DCGの新表現

今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界描写されている。

こうした臨場感あふれる表現可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロドット絵3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。

ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」

そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスプロデューサー高橋真志さん。

高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースゲーム制作を開始した。

オクトパストラベラープロデュサー 高橋

初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年リリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。

「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」

明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。

「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」

再び活況を取り戻したドット絵ゲームだが、2006年ごろになると、モバイルゲームトレンドMobageGREEなどのプラットフォーム提供する「美麗カードゲーム」へと移っていく。小林さんも現場から退きディレクター職に軸足を置いていた。またもドット離れの時代の到来か……。そんな諦念を払拭したのが、2013年エイリムから出たスマートフォンアプリゲームブレイブ フロンティア」だ。ドット絵ベースRPGスマートフォンタップ操作を掛け合わせたゲーム性が90年代ゲームファンを魅了。全世界で合計3800万ダウンロードを記録する大ヒットとなった。

勢いに乗るエイリムにいた元同僚から声がかかり、小林さんも再びドッターとして腕を振るうこととなった。現場では、ユーザーダイレクトな反応にも触れることができた。

「『やっぱりドット絵好きです』っていう声が、具体的に上がるようになったんです。過去産物とかではなく、ドット絵ドット絵でいいよね、って認識できました」

海外インディーズゲームが広げた認知

さらに大きなうねりをもたらしたのは海外インディーズゲームだった。

2011年正式リリースされた「マインクラフト」はドットテイスト3Dブロックによって自由世界を構築するゲーム。複雑な造形物を描くにはドット絵素養必然的要求される。さまざまなプラットフォーム配信され2億本以上売り上げるなど、一大ブームを巻き起こした。

(Christian Petersen/Getty Images News/ゲッティイメージズ)

完全ドットベースインディーズゲームでは2015年リリースの「Undertale」もその代表格だ。アメリカゲームクリエイターであるトビー・フォックス氏の個人開発で、100万本以上の売り上げを誇る。モンスターのすむ地底世界舞台に、子どもが地上に戻るための冒険をする……という内容だ。ゲーム好きをうならせるストーリー個人開発とは思えぬほどの異常な細部へのこだわりが熱狂的なファンを獲得し、口コミで広がっていった。

CGに比べて制作コストの低いドット絵インディーズゲームクリエイターに好まれた。しかし、あくまクリエイター趣味領域にとどまり、それ以上の広がりにはつながりにくい一面もあった。そこにSteam等のゲーム配信プラットフォームや、TwitterYouTubeといったSNSの普及もあいまって多くの人の目に触れ、ドット絵の灯が紡がれたといえる。特にマインクラフトに関してはティーン層にも広くリーチし、新たなドット絵ユーザーの拡大に大きく寄与している。

JKクリエイター誕生 高まる芸術的側面

テレビゲームからモバイルゲームへと、時代に応じて活躍の場を広げてきたドット絵

近年はゲーム世界だけでなく、「ピクセルアート」のように、ドット絵ゲーム以外の文脈接続しながら新たな魅力を発信する試みもある。

シブヤピクセルアート プロデューサー 小野氏(左)・代表 坂口氏(右)

東京渋谷2017年から毎年展開されるアートイベント「SHIBUYA PIXEL ART」。

「近年、街がDX化される中で、文化的もの組み込みたいと考えた」

こう話すのは、実行委員会代表坂口元邦さんだ。

ゲーム文脈から拡張されたピクセルアートを、多様な形で展開できる場所として渋谷を選んだ」

現在は50人以上のクリエイター国内外から参加し、大手企業による協賛やアーティストゆずとのコラボレーションなど盛り上がりを見せている。

参加クリエイターのうち、3割が1020代若い。彼らにはドット絵シンプル技法が新鮮に映るという。また、四角形の集合体構成するドット絵に対して縦横ではなく「斜め」の線を使い物議を醸すなど、“常識”に挑む斬新なアプローチが光る。

バウエル・ジゼル・愛華さん

「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞した高校生モデルのバウエル・ジゼル・愛華さんもその一人。ドット絵プログラムで動かすYouTube企画きっかけで、ドット絵を描くようになった。「少ないピクセルの中でどれだけきれいに描けるか、というのが楽しい」と話す。下書きもせず何となくテーマを決め、タブレットペンバランス良くモノを配置しながら作りあげてしまう。

「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞したバウエルさんの作品

「粗いドットデジタル雰囲気が逆に新しい」とバウエルさん。ドット絵は新たなファンクリエイターを取り込みながら、活躍の場を広げている。

新世代も取り込みながら進化を続けるドット絵制作中の「ドラゴンクエスト3 HD-2D リメイク」にも、新たな可能性を示す仕上がりを期待したい。

2021-11-25

デューン見てきた感想

専門用語多すぎて何の話してるのかわからん場面が多かった

もうこの手のハリウッドSF大作ものでは当たり前になってきたが、盛り上げどころの戦闘シーンでは臨場感が凄い、目の前に超巨大な怪物天変地異メカ現存するような感覚アドレナリンがでる

ヒロインポジション母親でおばさん感あり、萌え萌え美少女とは言わんが若い女の子も置いた方がと思うのは俺がロリコン文化に疑いを持たない日本人からか?

キャラ死にすぎ、重要そうなポジションキャラでもあっさり死にまくる、せっかく用意したキャラ使い捨ててる感ありもったいない、見てる方もいちいち人物相関図がリセットされるので記憶するのがめんどくさい

アラビアンナイト的な砂漠地帯文化SFガジェットが混じる世界観は独特で美しい

主人公主人公感がない、ヒョロガリ陰キャ雰囲気役者さんの顔立ちのせいかスケールが小さそうな印象がする

主人公未来予知能力があり、突然未来ビジョンが見えたりするのだが、それを表現するために進行中の出来事から突然主人公予知能力で見てたビジョンに切り替わったりする

今これどっちやねん?としばしば混乱した。監督メッセージでも同じ演出多用してたからこういう演出が本当に好きな人なんだなーと思った。ちょっとくどく感じる。

2021-11-22

最近観たBL

ドラマ『美しい彼』

 凪良ゆう先生小説『美しい彼』シリーズ原作


あらすじ

 主人公平良一成(ひら かずなり)は吃音があるせいで思うように喋れず、人間関係で躓きがち。そのため、子供の頃からボッチで、スクールカーストの最底辺を、自らの存在感を消して目立たぬように生きてきた。

 ところが高三の春、新学期初日ホームルームにて、自己紹介最中吃音が出てしまい、悪目立ちしてしまう。だがその時、クラスメートの清居奏(きよい そう)が遅れて教室に入って来たことにより、クラスの面々の注目が清居に移り、平良は難を逃れた。同時に、平良は清居の美しさに目が釘付けになる。

 新学期初日に悪目立ちしたせいで、スクカー上位からパシリにされるようになった平良。だが、厄介事に見舞われる度に清居の気紛れに救われる。清居の気高さと圧倒的強さに平良ますます心酔し、のめり込んでいく。



増田感想

 小説原作映像作品は、大体原作には敵わないと私は思うんだけれども、やっぱりこれもそんな感じ。かといって特別まらない訳じゃないし、駄作とも思わないけど。

 平良役の萩原利久、清居役の八木勇征、どちらも演技が上手いと思った。リアル平良と清居だなぁー。

 ダンススタジオまでストーキングしてバレるシーン後の、神社で話す場面が好き。レッスンで汗をかいた清居のために、好物のジンジャーエールの他にポカリまで買って来て、若干ドヤり気味の平良平良なのにキョドってない!? 原作平良はねっとりとした陰気キャラだったけど、ドラマ版の平良は純朴系な感じだ。軽くだれおま感あるけど、まぁこれはこれで……萩原利久かわいいからいかなぁー。

 平良に「きもっ」と言い放つ清居のタイミングがパーフェクト。

 清居の暴君ぶりが実にリアルスクカーキングの不良ムーブが板につきすぎていて怖いくらいだ。臨場感溢れる胸倉掴みには、震え上がってしまう。

 なんだかんだ、ドラマ平良は余りきもくない路線で行くのかなーと思いきや、エンディングテーマが流れ始めたところで、急に予想外のきもさを発揮しだすとか! え、きもいって、そういう意味での!? ままま、清居の写真でオナり始めるとかやめて! 深夜枠だけど一応テレビだぞwwwwwww

 ところで、オープニングテーマエンディングテーマキャラソンとしてとても良く出来ていて嬉しい。エンディング歌詞がだいぶどぎつい事書いてあるんだけれども、清居って本当にそういうキャラ。だが、超絶俺様気質に見えて平良に振り回されまくりなのが、清居の可愛いところ。

 


原作を知らない人向けの補足。

アヒル隊長とは。

 平良の心の師匠アヒル隊長笑顔でドブ川の流れを悠々と流れて行く様を見た平良は、以来、いつも心を平らかにし、アヒル隊長のようであれ、と念じて生きている。

 

平良フラスコに小銭を貯める理由

 決してただの吝嗇ではない。清居から貰ったもの大事にしているだけの行動。清居から貰ったお金を入れるに相応しい素敵な容器として、フラスコ型のオサレな容れ物を、平良は物置きからわざわざ探しだしてきた。

 原作では、清居がくれた500円玉平良は遣わず後生大事に取っておいている(つまり、清居の飲食代は平良が自腹で払っている)。500円玉貯金ドラマ版では小銭貯金に変更されたのはおそらく、500円玉フラスコに入らなかったとかい理由なんじゃないかなと思う。

2021-11-19

anond:20211119124052

物語世界臨場感を感じていれば誰しもが認めるような名作悲劇にこそ心かき乱され傷付くんですよ。作者の意図しないような変な形で傷付くのは、理由の半分は作者の実力で、もう半分は受け手の読解力やねじ曲がった心根のせいです。

2021-10-03

anond:20211003013253

台本適当トークってのは明らかに違うって事を学んだほうが良い。

用意されたセリフ臨場感を表すってのは適当トークよりも難しい。

2021-09-26

anond:20210926204447

耳と舌と乳首くらいまでは舐めてくれるASMRあるよ

乳首舐めは耳と比べてちょっと音が遠く聞こえるのが臨場感あって好き

2021-09-23

anond:20210922215729

恣意的運用可能法律改定して欲しいけど、自分モザイク肯定派。

理由は、無修正VRカリVR)を見てて、威力が高すぎると思ったから。多分、モザイクがあることで、まだ現実セックスのほうが価値が高い状態になってると思う。

3Dofの映像作品から、まだ臨場感がそこまでではないのだろうけど、もし無修正VR+6Dof追従ハンドトラッキングダッチワイフと組み合わさった時、まじセックスいらないんじゃね、って感じになると思う。

2021-09-15

anond:20210914150445

理論的にはインクジェットプリンターの応用でいけそうだな。

基本となる香りポットを何種類も用意しておいて、送られてきた情報をもとに調合して放出

香りの強さとかタイミングとか調整すれば、まぁわりと臨場感でるかも。

香りカートリッジを交換する感じとか、まさにインクジェットプリンターのものかも。

そうなってくると香りスキャナーが必要になってきて、遠隔地での香りの交換とかもそんなに難しいことはなさそう。

そのうち解像感が上がってくと思うけど、はじめのうちは再現度60%でも結構面白そうな気がする。

キャノンとかエプソンの出番なんじゃない?

とりあえずは世の中の香り全部というよりは、芳香剤とかでもいいかインフルエンサーと同じ匂いを共有できるとかってだけでも面白そう。

2021-09-05

NHK4Kがひどい

去年4Kテレビを買ったんだよね

そんで開会式とか閉会式とか4Kで見たんだけど

なんなんあれ

カメラワークはひどいしナレーション全然入らないしなんじゃこれ?ってなった

まぁナレーションに関してはジャニタレコメントなんていらんから良い部分もあるけど

流石に今何をやってるとか紹介されないと分からんよね

最初は気付かなかったけど地上波ちゃんとした感じになってたから途中で切り替えた

パラリンピックはどうかな?って思って最初見てたけどやっぱりひどくて途中で変えた

そんで調べてみて分かったんだけど、NHK4Kで違うコンテンツを作ろうとしているらしいね

例えば紅白歌合戦でも同じ映像あんまり使わないで観客席から見たような映像にしているらしい

4K映像を活かして臨場感を高めたいとか、そういう取り組みだそうな

そういや去年見た紅白も変なカメラワークだった気がした

歌手の近くにカメラマン映像撮ってるのが見えてて

「いや、そのカメラ映像見たいんだけど」

って思った記憶がある

オリパラ開会式でも同じことがあったんだけど、同じように観客席から見たような映像を目指してるってことらしい

からカメラワークは遠くからばっかりだしナレーション全然入らない

そういや途中のカットイン映像ですら競技場のスクリーンを映してたね

なるほど

控えめに言ってアホなのかな

今やテレビ買い換えたらほぼ4Kになるしマンションとかケーブル系ならBS普通に入る

4K映像特殊用途で使われていなくて映画とかゲーム普通に高画質な映像として使われてる

から普通にクオリティの高い映像コンテンツとして4K提供すればいいし

そうすれば4K/8K投資し続けてきたNHK民放より優位に立てる

NHK存在意義も際立つ大きなチャンスだったのに4Kでクソみたいな映像垂れ流して

競技場にいる感覚で見て欲しかった」

とか言ってて完全にズレてる

本当にそう思うんならVR向けにでも配信すればいい 見ないけど

普段テレビ見てるところで定点カメラっぽい映像流されたら単にクオリティ低い映像しかならんよ

これが初めてじゃなくて既に紅白ではやってたんでしょ?しかも2,3回もうやってる。ネット検索してみたらそのたびに酷評されてるよね?

ホントマジで4K無駄遣い

民放ショップチャンネル時代劇ばかりだしホント酷い

一方でアマプラとかネトフリは4Kだらけっていうね 終わってるね

2021-08-22

anond:20210822183307

やめろ!俺は本物の素人だと思い込んで楽しむ派なんだ!当たり前の現実を見せつけるな!

ただ、本物感を演出する為に検査するシーン入れるとかは臨場感あっていいかもな。

2021-08-21

やっぱり俺はアジカンがずっと嫌いだった

俺はずっとアジカンが嫌いだった。

きっかけはリライトがヒットしたあたりからソルファ借りて一通り聞いたけど、「ナンバガイースタン大衆向けに書き換えただけじゃねーか」という感想以上のものを持てなかった。

ヨナヨしたメガネ変人フロントマンやってるのも先人のバンドをなぞっただけのような感じがして嫌いだった。似たようなバンド00年代ごろは鬼のよう流行った気がするんだけども。

というか、アジカン流行り出した頃はキューンレコード自体が丸ごと嫌いだった。キューンのバンドのやつら、どいつもこいつもアニメタイアップばっかりやってヒット目指そうとしてるのが気に食わなかった。もっと曲で勝負しろや!タイアップなんかやるんじゃねえよ!って思ってた。

でも上記感情、全部若気の至りだったよ。学生身分流行り物が全部嫌で、流行っているものに群がっている人間を見るのも嫌で、流行っているものに影響を与えているバンドだったりミュージシャンみたいなものを「今流行っているものはこいつらが先祖なんだぜ」って気持ちを雑にmixiに書き散らかして優越感に浸りたいだけの学生だった。

別に積極的理由流行り物に対して嫌っているわけじゃなかったけど、なんとなく右へならえでみんなが好きなものをみんなと一緒に好きになるのが嫌だっただけなのかもしれない。

でも自分でなんか曲作ろうとかバンド組もうとかなんかしようとかそういう感情も一切なく、ただ流行り物をdisるだけの腐った学生生活を過ごしていた。

その後就職して仕事をしていると大人になったからなのか暇がなくなってしまたからなのか、おおよそロキノン系ロックの細々したヒットチャート一喜一憂することもなくなった。流行り物の曲も「こういうのが売れてる曲なんだ」っていうのを学習する機会として割り切るようになった。キューンが散々アニメタイアップバンドをヒットさせようとしてたのも「生きるためにはまあしょうがないよね」ってなんとなく納得するようになった。後藤原発関係でなんか言ってた時も「政治に口出せるほど偉くなったもんだねえ」「エレキでジャカジャカ電気使って音楽やってんのに脱原発エコロジー標榜してんのか」と内心冷めた目で、でもそういうことをTwitterとかはてブかに書くこともなく淡々と生きていた。

で、東京オリンピックである

https://note.com/gotch_akg/n/n6352512c4041

現場に積み上げられてきた熱意。そして、そこにある人生。一方で、自分がよく知る切実な思いとその活動が乱すかもしれない公共衛生。飛び交ういろいろな言葉を前にして、グワグワになっている。

だが、久しぶりのリハーサルたかだか数時間で、自分が生き返ることも実感した。心の底から、これだ!という実感が溢れ出て、全身をめぐった。エゴイスティック音楽への欲望が俺には少なからずある。

まずミュージシャンmixiアメブロじゃなくnote一言ぶち上げる時代の変化に驚いたけど、「オリンピックdisっておいてこの文章かよ」っていう原発のころとなんら変わらないダブスタ政治信条を見せられて、落胆と安堵が入り混じった感情になった。もうこの文章だけ読んだらオリンピックに出るアスリートが書いてんのかフジロックに出るミュージシャンが書いてるのかわからないもん。

まあ分かるよ。ライブなんてコミケお祭りと一緒で現場臨場感さないと客は財布の紐を緩めない。運営ミュージシャンもそういうのわかってるし生活立ち行かないかライブやるんだって。でもオリンピックdisっといて自分イベントについては日和った感想しか出てこないところが、やっぱり嫌いだなあって思っちゃった。

さっき安堵って書いたのはそういうことだと思う。自分がずっと嫌いだったものを改めて引き続き嫌いでいさせてくれる。

でもこの文章ソルファ聴きながら書いたし、意外といい曲多いのでYouTube Musicアジカン、気が向いたら聴くよ。だから頑張ってください。

クボユウスケという人がマジですごい

 #kutooo 運動創始者である石川優実氏が、ここ最近ビジフェミ界の猛り狂う邪神と化しているのを知って以来、野次馬根性から彼女を観察するのをやめられなくなってしまった。「こうすれば炎上するに違いない」という打算と本物のヒステリックな怒りが入り混じった意味不明言動、そしてそれを用いた猛獣の如き全方位攻撃は“”社会運動“”の神輿にまつりあげられてしまった人間がどう壊れていくかの貴重なサンプルであり、ドキュメンタリック臨場感に溢れている。

 彼女はいわゆる“界隈の姫”であり、石川氏がレスバに興じるさいにはフェミニストを自認する大量の男性アカウントがわらわらと湧いてきて彼女援護射撃をしたり後ろから撃ち抜いたりしている。基本的男性男性であるというだけで異常に嫌悪し、「男は性欲のみを原動力とする恐ろしい化け物であるから彼らの娯楽は全て取り上げ檻にでも閉じ込めておかねばならない」と定義するツイッターフェミニズムを全面的肯定しているというだけでかなり歪な哲学を持っていることが自明だし、その上で「自分はそのような怪物ではなく、フェミニズムによって浄化され女性を敬うようになった解脱者だから大丈夫」とでも言いたげな彼らの姿勢を見ていると“名誉男性”ならぬ(ラディカルフミニズムにおける)“名誉女性”とでも呼びたくなってくる。

 その男擁護者たちの筆頭にクボユウスケ氏が存在する。

 彼はとてもすごい。

 クボ氏は石川氏と親しい間柄のようで、頻繁にリプライでやり取りしている姿を見ることができるし、ここでは特に言及しないが、石川氏のTwitterアカウント運営に携わっているらしいという疑惑さえ出てくるほど石川氏に近しい。


 では、彼の何がすごいか

 彼は人を苛立たせる才能にあまりにも長けているのだ。

 石川氏が誰かを燃やしたり逆に誰かに燃やされていると気づくや真っ先に駆けつけ、侮辱的な屁理屈を投げつけるのがクボ氏の仕事なのだが、その鋭さたるや並大抵のものではない。

 彼の言葉は、それを投げつけられた側がどうしてもカッとなって買い言葉をぶん投げてしまったり、なんか変な受け取られ方してると感じて誤解を解こうと一生懸命返信したりしたくなってしまう魔力に満ち満ちている。言い回しも刺々しく上から目線で、絶妙相手の話を聞かずに少しずつ論点をずらし、勝手に勝ち誇る。また石川シンパ以外のフェミニストにも積極的喧嘩を売ることで、人々の義憤喚起やす選民思想も鮮烈に見せつけていく。あまりに技巧的だ。

 そして彼が敵対者に貼り付けるレッテルもまた、非常に的確に反論をさそう「ズレ」で彩られており、本当に攻撃力が高い。

 まともな思考回路人間はたとえば「通り魔事件被害者を悼むサイレントデモ行為をなかば揶揄した形の支援金募集活動Twitter上ではじまる」→「この支援活動に金を落とした連中は全員アンチフェミオタクで声を上げる女性をおちょくりたいだけの粘着アンチなんだな!」という連想ゲームはできないし、ネタで思いつけたとしてもうっかりツイートしたりしない。むろん彼がこういうぶっ飛んだレッテル侮辱をするのはこれが初めてではない。

 いくらなんでもそんな喧嘩の売り方しちゃダメだろと思うようなやり口のさらに下を行く、侮辱とか以前にあまり倫理観に欠ける言葉ポンポン思い付きポンポン投擲できるのは間違いなく正常な精神に基づく行いではない。

 クボ氏自身存在それ自体もこの優れたヘイト管理能力の一部だ。彼のツイッターアカウントは、いわゆる“意識高い系アカウント”そのものの見てくれながら何をしている人なのか全くわからず、不気味さとあまり綺麗ではないビジネス臭いを放っている。これによりそういったもの本能的に嫌悪し警戒しがちな人間が多数を占めているアンチフェミ界隈の、クボ氏および彼の擁護するものたちへの対する怒りを更に煽ることができるのだ。Googleでクボユウスケを調べようとすると真っ先に「クボユウスケ 何者」と出てくるのが良い。「職業」とか「経歴」とかそういうのではなく「何者」というなんとも言い難い問い。まさしく彼の立ち振る舞いを見た多くの人が「何様なんだこいつ……(ドン引き)」と思ってきたことの証左であろう。

 ここまで読んで「こんな特徴を持つ石川親衛隊はいくらでもいるだろう、つーかだいたいそんな野郎ばっかりじゃんか」と思われる方もおられるだろう。確かにそれはそうなのだが。そうなのだが、だからこそトゥギャッターなどで彼がレスバをしている姿をきちんと見れば、他の騎士たち、そして何より石川氏の言動とも一線を画すクボ氏の横柄さ、異様さに圧倒されるはずである

 石川氏の“売り言葉”には、彼女の少々ゆがんだ価値観にもとづく失言鬱憤わがままや憤りなどが詰まっており、ある種の人間くささがきちんと感じられる。クボ氏以外の騎士団員の言葉もやはり、石川氏を思いやる気持ち純粋さ故の間違った怒りが彼らの人間性を照らし出しているのを見てとれる。

 翻ってクボ氏の発言を見てみると、彼はもしや人間を苛つかせるために開発されたAIなのかとさえ思えてくる。他の男性に見て取れる石川氏への媚びもほとんどなく、むしろ敵対者を的確に逆上させることで石川陣営とのレスバをさらヒートアップさせるための布石を丁寧に並べていることが多い。そこには彼の驕り高ぶりと“まちがったふぇみにずむ”のあまり恣意的すぎる印象が輝いているだけだ。機械的ですらある。なぜこんなに的確に人を怒らせ愕然とさせることができるのか。

 それは分からないが、一つだけ確かなのはクボユウスケ氏のようなヘイト発生装置エンジンとなっていなければ、石川氏は今のように暴走ロケットの如くブッ飛び続けることはできなかったであろうということだ。クボ氏がレッテル爆撃を行うことで呼応する様々な属性義憤を掘り起こし、それらすべてを自身およびフェミニズムに対する攻撃とみなして迎撃しようとする石川氏の狭量さと溢れる攻撃性が両輪となって“フェミニズム”を彼方まで運び去り続ける。

 ゆえにクボユウスケは#kutoo 運動における最大の功労者であり、拡散立役者でもあり、世間への浸透後の歪な軌跡の象徴とも言えるだろう。


追記:石川氏のことをラディカルフミニスト(女性を魅力的にとりあげたコンテンツエロであるか否かに関わらず全て地上から一掃しようとしていたり等するヤバいひとたち。いわゆる“フェミ”の内でも抜きん出てイカれている。思想的には現代のそれよりも過激カトリックイスラム教などに近い)であるかのように書いていたが、彼女はその陣営ではない。当人リベラルフェミニストだと思っておられるようだが、石川氏の行動は上野千鶴子氏などのそれとはいろんな方向であまり似通っていないので何と呼ぶべきなのかはよくわからない。間違えて書いちゃったのを思い出したので訂正しておきますすみませんでした。

2021-08-16

anond:20210816191232

ワイプに映るプロゲーマーと、会場の歓声こそが臨場感だ。

お前は感性が死んでいるので、臨場感を感じ取れないだけ。

anond:20210816190821

あの苦悩で滲む顔がドアップで映る臨場感と駒を打つパシッって音がええんや

ぶっちゃけ駒の動き方くらいしかからないけど

その臨場感と緊張感をeスポーツでどう出すかやな

2021-08-10

ジョーカー見た

なんかとんでもなく鬱になるような気が滅入るような酷い映画だと風の噂に聞いていたので、超身構えてみたら普通だった。

こちとら一週間くらい何も手につかなくなったらどうしよう、くらいの心構えはしていたので、肩透かしだよ。

実際過去に読んだ小説では、あまりにもストーリーがショックすぎて一日中仕事が手につかなくなったことがあったので、あれを超えるものを想定しちゃったんだよなぁ

よくある悲しい男が、ムカつく奴をぶっ殺す話。そんだけ

あんまり殺人正当化されないように、カタルシスを抑え目に作ったのだろうか、エンディングもああ、そんくらいだよねぇーっていう。想像範疇を超えない、かといって見ていてスカッとするような感じでもなく、かといって心に傷がついたり汚泥を飲み込んだような不快感が湧き上がるでもなく、そう…って感じの終わり方

しかしたらバットマン見るような気分で身構えずに見るとショック受けるかもしれんけど、いうて数人殺し暴動起きただけの話だし

特に見てショック受けるようなこともないし、ことさらにアーサーくんにも感情移入しすぎもせず、全くアーサーくんの心情をわからないってわけでもなく、いまいち物語に入り込めなかった感じはする。

身構えて見てしまったせいか、うまく感情を揺さぶられなかった感じする

誇張して描いているけど、世の中って実際これくらい糞だし。アーサー君みたいに目覚めていないだけで、誰だって感情が昂って皆殺しにしたくなる事はあるしな

うーん。いい映画だとは思うけど、パンチが弱いような気がする。

スーツ姿のシーンはカッコいいので、カッコよかったんだけど。

なんだろうな、イマイチ。鬼気迫るような迫真感というか、臨場感というかが足りないというか、なぜか物語に没入できなくて、ちょっとおいていかれている感じする

ちょっと絶望暴力も薄味気味なんだよなぁ

一番感動したシーンは元同僚を見逃したところだな。こいつちゃんと殺す相手を選んでるんだっていう人間性垣間見えて感動しつつゾクゾクきたね。あそこはいいシーンだった。ストーリー進行上別に殺すこともできただろうけど、あそこに人間性を出したのは、ただの悪人じゃねーぞっていうメッセージなんだろうけど。まああのシーンはお気に入りだね

他はまぁ普通でした。悪い映画ではない

多分両親殺された子供バットマンとかの世界観が繋がってたりするんだろうけど、俺は映画マニアじゃないからよくわからん

2021-08-09

撮り鉄バカにする俺カッケーとか思ってんのかもしれんけど「あの列車どんな顔してたっけ?」って思ったときにググって出てくる鮮やかで美しい車両画像

あれ大体撮り鉄が撮ってくれた画像からな?

JRとかの公式画像なんて単に車両画像をポンと載せてるだけ

美しい風景を堂々と走る臨場感生命力に溢れた1枚の画を観ることで生きているその車両を知る事ができる

お前らのその恩恵に預かりながら馬鹿にするという行為こそ恥だと思う

2021-07-30

anond:20210729233355

アイディアがいいけど内容がスカスカすぎる。もっと臨場感を込めて読者をひきつけろ。それと、親から怒られる理由に納得のできる説明を入れろ。VTuverという誤字はわざとだろうけど、検索性が悪くなるのでダメだ。

2021-07-14

はじめの一歩やばい

キース戦が終わってしまったが、「え、これで終わり……?」な印象だ。

キースが幸運の持ち主という設定が試合ほとんど出てこなかった。鷹村の不可解なダウンぐらいか

思えば試合から気になっていた。試合前のキースの描写が不十分なおかげで、世界戦の臨場感や緊張感があまり感じられないというか。

麻雀対決はいらなくて、キースの空港到着や練習風景記者会見、計量などの場面をもっと念入りに描いてほしかった。

ジョージに何が起きてるんだ。天国三浦から叱られるぞ。

2021-07-13

anond:20210713152955

ペッパー君を会場の至る所に設置してさ、

一般市民は、好きなペッパー君を選ぶとその位置から映像ストリーミング配信されるの。

控室の様子とかも、生々しい音声が駄々洩れで。

今までにない臨場感体験できるリモート観戦。

それを最初から目指すべきだった。

2021-07-07

anond:20210707071713

昭和洪水台風被害尋常じゃないけどね

それこそ死者の数は今の時代の比ではない

あん臨場感のある映像昭和にはなかったんだから被害者にだけ強烈な記憶が残る

今は直接の被害者ではない人たちの記憶にも鮮明に残る

西日本に住んでいるが東日本大震災津波映像の衝撃は死ぬまで忘れないと思う

あれが昭和に起こっていたらどこかで他人事だっただろう

2021-07-02

anond:20210701221330

フランス人との会話

増「Allez opi omi!!クラッシュすごかったねー」

仏「お前で5人目だよ。何でじゃぽんではそんなにアレが話題になってんだ?」

増「そりゃ絵面がマスコミ受けするからじゃない?」

仏「ツール・ド・フランスは120年の歴史があるんだぞ。その歴史からすればあんもの珍しくもなんともないんだが」

増「観客がグループ妨害するのが珍しくないの?」

仏「プロトンと呼べ。いや珍しくないのはchuteの方よ。自爆8割、観客2割ってとこかな。

  ただ2割っつっても観客が写真を取ろうと近づきすぎて距離感見失って衝突、なんてのは珍しくはないわ」

増「2割ならまあすくないんだろうけど、何でアレを禁止しようとしないの?」

仏「いいか増田世界スポーツのTOP3は1位がオリンピック、2位がサッカーワールドカップ

  そして3位がツール・ド・フランスだ。(増(ホントかよ…))

  イベントであり祭りなんだよ。これを見ろ。

  https://www.youtube.com/watch?v=E2C0N7v1eP0

増「Oh...」

仏「この臨場感が良くも悪くもツール・ド・フランスだ。

  しかも1バルも払う必要がない。どこかの国でこれから始まる五輪と違ってな」

増「日本だったら考えられないね。ひとたび事故が起きたら徹底的に再発防止とか批判殺到する」

仏「それが日本の素晴らしいところだ。もちろん皮肉だぞ。

  あのな、スポーツってのは危険が伴うんだ。だからエキサイトするんだろ。

  ツール・ド・フランスの山の下りなんか120km/hで走るんだぞ。

  自爆なんかしょっちゅうだ。

  それでもやりたい、みたいって連中がいるからこその祭典なんだよ。

  カオスから良いんだ」

増「日本ではなぜ再発防止をしないのかって意見が大半だよ」

仏「お利口さんが言ってるだけだろ?」

増「まあそんなところかな」

仏「お利口さんはディヴェルシテがどうのこうのと散々言っておきながら、

  結局日本の枠組みでしか捉えられないのがお利口さん限界さ。

  多様な文化としてツール・ド・フランスを見るどころか規制対象しか見えないんだろ?

  何でこんな事故が起きるのかって?ツール・ド・フランス歴史を繙けばすぐに分かることじゃないか

  分かりもしないし調べもしないのに知ったかぶって再発防止がブラブラブラだのと笑わせるぜ、

  そもそもツール・ド・フランスは昔はクラッシュしても修理は自分でやるのに今は後ろにメカニック追随してすぐに直してもらえるし、

  走る距離も短くなっていってるし、昔に比べて守られてばっかでどんどんぬるくなっていってblablabla...」

増「と、ところで文化クーポン券みたいなのがフランスで配られてるんだって?」

仏「よく知ってるな。マクロン共和国大統領閣下ステキバラマキ策だ」

増「日本漫画が買われているってことでこっちでもニュースになってるんだよ。

  文化お金を配るなんてさすがアートフランスだってみんな言ってるよ」

仏「お前も皮肉がうまくなったな。・・・本気で言ってんのか?

  pass cultureをヤングに配ったところで美術館グランドミュジックだに行くわけねーだろ。

  1に漫画、2にゲーム、3にディスクだ。

  フランス日本についで世界で2番めにオタク文化を消費する国だぞ。

  クーポンがボザールへのカネだと思ってんなら日本キューフキンはゼンにでも使うのか?」

増「(ちょっと違うと思うけど)」


今日覚えた単語

peloton:走者の一団。troupeauって言ったら笑われた

chaos:カオカオっていうから何のことかと思った

chute:転落、下落。物理的な転落の他、経済の失速にも

[]anond:20210701221330

フランス人との会話


増「Allez opi omi!!クラッシュすごかったねー」

仏「お前で5人目だよ。何でじゃぽんではそんなにアレが話題になってんだ?」

増「そりゃ絵面がマスコミ受けするからじゃない?」

仏「ツール・ド・フランスは120年の歴史があるんだぞ。その歴史からすればあんもの珍しくもなんともないんだが」

増「観客がグループ妨害するのが珍しくないの?」

仏「プロトンと呼べ。いや珍しくないのはchuteの方よ。自爆8割、観客2割ってとこかな。

  ただ2割っつっても観客が写真を取ろうと近づきすぎて距離感見失って衝突、なんてのは珍しくはないわ」

増「2割ならまあすくないんだろうけど、何でアレを禁止しようとしないの?」

仏「いいか増田世界スポーツのTOP3は1位がオリンピック、2位がサッカーワールドカップ

  そして3位がツール・ド・フランスだ。(増(ホントかよ…))

  イベントであり祭りなんだよ。これを見ろ。

  https://www.youtube.com/watch?v=E2C0N7v1eP0

増「Oh...」

仏「この臨場感が良くも悪くもツール・ド・フランスだ。

  しかも1バルも払う必要がない。どこかの国でこれから始まる五輪と違ってな」

増「日本だったら考えられないね。ひとたび事故が起きたら徹底的に再発防止とか批判殺到する」

仏「それが日本の素晴らしいところだ。もちろん皮肉だぞ。

  あのな、スポーツってのは危険が伴うんだ。だからエキサイトするんだろ。

  ツール・ド・フランスの山の下りなんか120km/hで走るんだぞ。

  自爆なんかしょっちゅうだ。

  それでもやりたい、みたいって連中がいるからこその祭典なんだよ。

  カオスから良いんだ」

増「日本ではなぜ再発防止をしないのかって意見が大半だよ」

仏「お利口さんが言ってるだけだろ?」

増「まあそんなところかな」

仏「お利口さんはディヴェルシテがどうのこうのと散々言っておきながら、

  結局日本の枠組みでしか捉えられないのがお利口さん限界さ。

  多様な文化としてツール・ド・フランスを見るどころか規制対象しか見えないんだろ?

  何でこんな事故が起きるのかって?ツール・ド・フランス歴史を繙けばすぐに分かることじゃないか

  分かりもしないし調べもしないのに知ったかぶって再発防止がブラブラブラだのと笑わせるぜ、

  そもそもツール・ド・フランスは昔はクラッシュしても修理は自分でやるのに今は後ろにメカニック追随してすぐに直してもらえるし、

  走る距離も短くなっていってるし、昔に比べて守られてばっかでどんどんぬるくなっていってblablabla...」

増「と、ところで文化クーポン券みたいなのがフランスで配られてるんだって?」

仏「よく知ってるな。マクロン共和国大統領閣下ステキバラマキ策だ」

増「日本漫画が買われているってことでこっちでもニュースになってるんだよ。

  文化お金を配るなんてさすがアートフランスだってみんな言ってるよ」

仏「お前も皮肉がうまくなったな。・・・本気で言ってんのか?

  pass cultureをヤングに配ったところで美術館グランドミュジックだに行くわけねーだろ。

  1に漫画、2にゲーム、3にディスクだ。

  フランス日本についで世界で2番めにオタク文化を消費する国だぞ。

  クーポンがボザールへのカネだと思ってんなら日本キューフキンはゼンにでも使うのか?」

増「(ちょっと違うと思うけど)」



今日覚えた単語

peloton:走者の一団。troupeauって言ったら笑われた

chaos:カオカオっていうから何のことかと思った

chute:転落、下落。物理的な転落の他、経済の失速にも

2021-06-29

ワクチン打つ気がない奴を人間として見限る思考の奴が圧倒的に多数派なのって凄くね?

なんか、みんな「公共の~」みたいな抽象度の高い概念に強い臨場感抱けてるんだな。

俺、ダラしないからそういう人いてもどうでもいいもん。ワクチン打ってない人が満員電車で目の前いても、ワクチン接種済みの人が目の前にいるのと気持ち的に変わらん。

なんつうか自分の中では「排泄終わったあとの便座上げたままにするな!」問題と同等のトピックで、どっちでもええがな.........としか思えん。

誤解を恐れず言うと、そこに注意向けるほどのエネルギーや興味がない。


何が言いたいかというと、世の中には妙なところでしっかりした人がめちゃくちゃ多いんだなと感心した。

ソシャゲ課金が原因で離婚されたネジ飛んでる友達(※生まれから1回も選挙行ったことないような奴。風俗嬢から貰ったコンジローマを嫁に伝染させて知らん顔してるような衛生観念の奴)ですら「公共の~」を真剣意識して、ワクチン打たない派を罵ってたもんな。

新コロワクチン接種って人々の心に響くって意味じゃすげえ特殊なことだと思う。

2021-06-20

大学での出来事 / Incident at school」ダルいよね?

カメでほぼ役者一人が頑張って映画にしてるのはすごいけど

それやるならやっぱり画面外の情報としての音は滅茶苦茶重要じゃん?

そこがすげー出来が悪いというか手抜きなので「これはいったいどれぐらいのリアリティラインのものとして観ればいいのだ?」って疑念が生じる。

 

まずしばらく聴いてると、

悲鳴と銃声が何個かの同じパターンを繰り返してるだけで

教室の外の状況がどうなってるか」とか音から情報取ろうとか想像しようとかするだけ無駄なんだなってわかっちゃう

 

そうするとこの後どういう展開が来てもそれはちゃん情報提示してないズルだし

そもそも大した展開が来ないのではって嫌な予感がしてきちゃう。 

 

次に、

一直線に外に逃げ延びた奴もいるはずなのに

モタモタと教室に逃げ込んでしばらくさまよってた主人公通報第一報ってありえないやん?

「ああそういうリアリティレベルなのね、そこをちゃんと考えない作り手と受けての映画なのね、はいはい」ってなる。

 

で隠れ方も不真面目でさあ。

あの隠れ方でどういうチャンスを期待してるのかわからないけど

犯人が教壇のそばまで降りてくれば絶対視界に入るよね?

教室のドア開けてそこから一望して「いねーな」って帰ってくれる場合のみ助かるけど

それならあの目立つ色の頭を机の上に出すんじゃねえと。もっと身を低くするか寝ころべと。

 

そういうとこすらちゃんとやってくれないので

もしかしてこれはそういうリアリティ全然追求してないものなのかな?ってなってくる。

 

そんで友達電話かけてくるけど

同じ状況に遭遇中の友人に電話してくるって意味ないしやたら余裕あるしマジで何?じゃん。

通報するとか家族電話するとかの方がまだ意味が分かる。

 

これは友達じゃなくて姉妹とかで、トビアスって言うのも兄弟だったりするのかって思うのは

そうじゃなかったらこ情報なんなんだよって言う悠長さだからなんだよね。

親との会話が始まるのも「お前が贔屓してた他の子はみんな死んだぞ!」みたいな話が始まる(それもだるいけど)のかと思ったら

特にそう言うのもなく、オーディション受けに来た?やつの話も何の関係もなく。

 

・え、結局リアリティラインはどこらへんに設定されてるの?

・見せたいのは何?

 

ってなってるうちに「ああこれマジでどんでん返しとかなくこれだけなんだ…」ってなって終わる。

見終わったら一応一番の焦点はこの親子の確執の話なんだね。

集中できないし情報薄いけど。

 

パトカーサイレンも聴こえだしてから全然近付いてこないか

「これは何か主人公が気付いてない恐るべき状況なのか??」と最初は思ったけど特にそんなこともなく作りが雑なだけで。

 

警察突入してきてるのに乱射魔があんな悠長なことやってるのもわからないし

乱射魔はでかい銃振り回して走り回ってるはずなので騙そうとしたって一目でわかるはずだし

それどころかあんな風に落ち着いた呼吸で現れられる人間があの学校にいるわけない(一般生徒でも乱射魔でも変)のでもう純粋に変だし

警察が来たのに変に動こうって提案も変だし、乗る方も変だし、

鎮圧直後から異様に静かになるのも変だし、

 

あの中途半端犯人だまし討ちと親子の会話とどっちを焦点にしたいのかまたわかんなくなるし

自然な友人から電話はこれをやりたかっただけかーいってますます萎えちゃう

 

アイデアと試みは良かったけど最低限が出来てないし要素もとっちらかってるよね? 

 

1.音をちゃんと作ってリアリティラインをガン上げして迫真臨場感と恐怖を与える 

2.リアリティラインもっと下げて臨場感なくして抽象的&お芝居っぽくして親子の話にきちんと焦点を絞る

3.犯人は顔見知りのうちの誰なのかというサスペンスをきちんと作ってメインディッシュにする 

 

どれかにしてくれと言いたい。

 

主人公あの隠れ方で後から来た女にも犯人にも見つかってないので

この映画リアルスタイルではなく実は能みたいに見てほしいものなのかな?って捉え方をするなら2にいったらいいしね。

そういうことをしたかったのかね?

ラストシーンとか凄い雑に見えるの、普通に作りが雑なだけなのか舞台から降りてるって意味なのか、悪い意味判断つかない。

  

 

これが単純にすごい緊張感とか臨場感て思えた人は幸せだと思うけど

臨場感的にはゲーム以下なんじゃないのこの音響

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