はてなキーワード: 再現とは
日々のつらさに耐えかねたのび太は、出木杉くんに相談を持ちかけた。出木杉くんはその協力要請をこころよく承諾し、のび太にこう助言した。
*
剛田武くんは少し乱暴な子として職員室のあいだでも有名であった。しかし、公立小学校には様々な問題を抱えたクラスや複雑な家庭事情を持った生徒が数多く在籍しているため、教員たちは剛田武くんの言動にいちいち構っている暇はなかった。
いじめ慣れしている剛田武くんはひとの目に付かない暴力や強奪がうまく、クラスで大きな問題になることはこれまで一度もなかった。それは彼のいじめっ子としてのセンスのよさであり、また「剛田武は少し乱暴な生徒」というレッテルによって彼の乱暴性を個性として許されてきたところがあった。
のび太くんの声なき声を出木杉くんが拾い上げたのは、彼の中にある揺るぎない正義感に加えて、政治的な意味で次第に声が大きくなっていく剛田武くんに対して個人的に嫌気が差し始めていたからだった。のび太くんはそのことも承知の上で、助かるならなんでもいいという気持ちであった。
「でも、どうすればジャイアンに勝てるんだろうか」と弱気になるのび太に対して、出木杉くんはエリートらしい得意げな笑みを浮かべながら、もうひとつ踏み込んだ助言をした。
「ジャイアンに勝ちたければ学校を動かすしかない。学校を動かしたければ、世論を動かすのが有効だ。そして世論を動かしたければ、メディアを動かすんだ」
*
出木杉くんはあくまでもクラスの内戦に過ぎないこの紛争を、"学校ごと"に格上げさせる方針を示した。
まず出木杉くんは友人である朝日くんに情報提供を行った。朝日くんは学校新聞の編集長で、学校新聞の編集室の中でもっとも発言力を持っていた。
出木杉くんはこれまでの剛田武くんによる悪行をまとめた資料(以下、デキスギ資料と呼ぶ)を朝日くんに手渡した。朝日くんはデキスギ資料に目を通しながら、出木杉くんに対してこう言った。
「確かに剛田武くんの行いは非人道的かもしれない。だけど、これくらいのことはどこのクラスにもよくあることだよ。それに、大きな声では言えないけど剛田武くんを敵に回すことは我々にとっても得策じゃない。我々学校新聞が報道することに意義を感じないね」
出木杉くんはその反応が返ってくることをわかっていたかのようにうんうんと頷く。
「確かに。朝日くんの言う通りだ。5年2組のちょっとした暴力なんて、学校にしてみれば裏庭で起きている猫の諍いみたいなものだろうね」
「じゃあどうして持ちかけたのさ、出木杉くんらしくないぜ?」
出木杉くんはその言葉には応えず、にっこりと爽やかに微笑みながら席を立った。
「とにかく、これからも連絡はするよ。記事にしたくなったらいつでも言ってくれ」
*
のび太くんはこれまで殴られた回数や奪われたおもちゃの数を数えて、デキスギ資料をより具体的な数字で補強していた。それはもちろん出木杉くんの指示であったが、出木杉くんはそんな数字よりももっとセンセーションなものの必要性を感じていた。
出木杉くんはデキスギ資料の改訂版を何度か朝日くんに送っていたが、この日はたった一文だけを載せて送った。
「来週の朝礼で、野比のび太氏が剛田武氏に宣戦布告をします。」
毎週月曜に体育館で行われる朝礼では、校長先生のあいさつと各委員会からの報告が行われる。出木杉くんはのび太の所属する美化委員からの報告時間を巧みにハッキングすることで、のび太に宣戦布告を告げる機会を与える作戦に出た。
校長先生の定型的なあいさつが終わり、学級委員会から順に今月の報告が行われる。美化委員会の順番は最後であることは出木杉くんにとって都合がよかった。続いては美化委員会からのお知らせです、という進行役の声を合図にして、のび太くんが全校生徒の前に立った。
のび太は美化委員として、校舎前の花壇が何者かに破壊されていたことを報告した。本来であれば報告はここで終わりだが、のび太は続ける。5年2組の剛田武くんが教室の備品を勝手に持ち出したり、箒とちりとりを剣と盾に見立てて遊び、すぐに掃除用具を壊してしまうことを報告した。そして、剣のように振りかざされた箒によって、自分の肩や腹に青あざができていることを、お気に入りの黄色いカットソーをめくって見せた。体育館内がざわつく。
のび太の手足は緊張で震えていた。声も震えていた。しかし、出木杉くんにとってはそれも計算済みであった。全校生徒はのび太の震えを見て、緊張ではなく剛田武くんへの恐怖心を連想するはずだと確信していた。のび太の震えは、今まさに剛田武くんから殴られてきたかのようなリアリティを持たせていた。また、のび太の弱々しい外見が同情を引き寄せることも計算に入れていた。
教員たちが異常事態に気づき、近くにいた教員がのび太の近くまで駆け寄ってくる。だらだらと演説している時間的な余裕がないことを察したのび太は、演説の最後に剛田武くんを象徴する3つの行為「モノを奪う行為」「モノを壊す行為」「人に暴力をふるう行為」をまとめてこう呼ぶのだと強く訴えた。
「これはジャイアニズムだ」
*
朝礼は中断され、それぞれのクラスがぞろぞろと体育館を出て教室に戻っていく。その道中、全員が校舎前を通る。つまり、破壊された花壇を見るのだ。そして全員のこころの中で先程の言葉がリフレインされる。
「ジャイアニズム」
実際に花壇を破壊したのは出木杉くんであった。しかしあの朝礼が終わったあとに全校生徒が目撃する象徴的なものを壊すことによって、それが剛田武くんによる破壊行為であるかのように印象づけられる。それに、一見は百聞にしかずという言葉があるように、報告を耳で聞くよりも実際に破壊されたものを見てもらうほうが印象に残ると考えたからだ。
次の日には、学校新聞がのび太の演説をトップ記事として伝えた。ジャイアニズムというキャッチーな見出しもさることながら、これまで出木杉くんがデキスギ資料として学校新聞に送っていた剛田武くんの悪行が記事内容に厚みを持たせていた。のび太の演説と破壊された花壇は全校生徒が知っている。それ以外の皆がまだ知らない情報が載っていることにニュース性はある。新聞が貼られた廊下の前で、あれもこれもジャイアニズムだったんだと誰もが語り出した。メディアが動いたことで学校の話題は剛田武くんの悪行に一気に傾くのをのび太は感じた。
「ジャイアニズム」という言葉はあっという間に一人歩きをし出した。具体的な事実であろうがなかろうが濫用され、よくある単なるケンカではなく、ジャイアンという特別な力による暴力であると印象付けることに成功した。
剛田武くんは怒りに震え、一度教室でのび太の胸ぐらを掴んだことはあったが、周りの目が明らかに自分を悪者として見ていることに居心地の悪さを感じ、それ以降はのび太を無視するようになった。クラスだけでなく学校中から悪のレッテルを貼られた剛田武くんが廊下をとぼとぼ歩いていると、教頭先生が「剛田くん。放課後、校長室に来なさい」と声をかけた。しょんぼりしながら小さな声で返事をする剛田武くんの背中はこれまでにないくらい小さく見えた。
のび太はその様子を遠くから眺めていた。気が付くとのび太の隣には出木杉が立っていて、ふたりで剛田武くんの背中を眺めていた。
最初にのび太に助言したときのように、出木杉くんはエリートらしい笑みを浮かべながら言った。
「でも間違った情報もあった。ぼくがジャイアンや妹の悪口を言ったがばかりに殴られたこともジャイアニズムとして処理されてしまったし、それに、花壇を破壊したのは出木杉くんだろう?」
「花壇を壊したのがジャイアンだなんて一言も言ってないよ。君の読み上げた原稿にも書いてないし、学校新聞にも書いてない。みんなが勝手に誤解したんだ。でもまあ、実際に剛田武くんが花壇を踏みつけたり蹴り飛ばしたり姿を見たことがあったんだ。後日誰かがきれいに整えたので、ぼくは破壊されたときの様子を忠実に再現した。つまり演出したんだ」
「危なっかしいね」
「そうさ。情報の誘導の仕方次第では、世論はどちらにも傾く可能性があったんだよ」
「でもきみは上手に情報を操作することで、クライアントであるぼくを勝利に導いた」
「ジャイアンに勝つにはそれしかないんだよ。ジャイアンが実際の暴力を行なってくるのであれば、きみは虚構の拳を振るわなくちゃならない」
「虚像の拳か。情報は武器になる、っていうのはこういうことなんだね」
感心するのび太の顔を見ながら、出木杉くんは微笑んでこう言った。
「いいかい、のび太くん。情報を武器に仕立て上げる何者かが、その背後には常にいるんだよ。仕掛ける必要のなかった戦争、次世代通信規格の主導権争い、あるいは新型コロナウイルスのワクチン接種まで、情報を武器に扇動する者がいることを、もっと意識しなければならない」
<おしまい>
※この記事はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。のび太やジャイアンといったキャラクターたちは実在しますが、記事中のような人格ではありません。ジャイアンお誕生日おめでとう。
そう思って男性には腐女子であることを一切隠して生きてきたが、本当に腐女子趣味は男性ウケしないのか。
確かめるべく色々試したので書いていく。
アクセス解析見ると私の書いたエロ小説を読みに来る男性も多少はいるみたいだが、私が彼らの性の対象となり得るのかというと、読みに来てんのって同性愛者な気もする。
ネットで「腐女子です。BL小説書いてます。作業通話しましょう。」と募集をかけても、基本的に「全ての女性に手あたり次第に連絡している男性」からしか連絡は来ない。
まあ同類からはちゃんとコンタクト来るので腐女子と作業することばかりである。
次に考えたのは考察だ。
私は別に考察とか好きじゃないけど、作品の背景とか掘り下げて文献漁ればまあ推しの解像度は上がるので、よりえっちなBL妄想が出来るという利点はある。
ネットで「腐女子です。〇〇という作品の考察記事を執筆しています。作業通話しましょう。」と募集をかけると、作業内容がBL小説だったときとは違いかなりの数のコンタクトが来た。
オタトークもそこそこ盛り上がったと思う。
話した人達の中には考察ガチ勢の人もたまにはいて、ノートを取りながらしゃべることもあった。
「あなたのような話ができる女性は珍しい」と色んな人に言われた。
まあ、テッパンの社交辞令だが、BL小説を書いていたときはそれすらなかったので、かなりの進歩と言えよう。
私の進撃は止まらない。
キャラスイーツがウケないことはリサーチ済みだったので、キャラクターを再現する食事ではなく、「私が推しの〇〇司令官に食べていただくために作った食事」みたいなコンセプトでSNS映えと美味しさを意識した飯を作っては、趣味垢に上げた。パーティーでもするんかっていうアホみたいな飯だ。当然独りでは食えないので冷凍して少しずつ食べる。
知り合いの男性から「〇〇さんって料理とかするの?」と聞かれたときに見せる写真が出来た。
が、〇〇司令官の命日に作ったんだよね~、気合入ってんでしょ。みたいなことを言うと、ドン引かれる。
やはり男ウケ抜群の料理というカードを以ってしてもなお、腐女子趣味の男ウケの悪さは拭えないのか。無念。
その次にやったのはWeb開発だ。
知らんけど男ってテクノロジー好きじゃん???私はミリも好きじゃないけど。
Java勉強中です!っていうと「教えてあげようか?」って親切なオタクがわらわら寄ってくる。
おもろ。
BL小説書いてても文字書きの男は寄ってこないが、BLのためにプログラミングやってるとコード書きの男は寄ってくる。
ということで、私が男性ウケする腐女子になれたのかは未だ不明である。
界隈では多芸に無芸的なポジションを得てまあそこそこに居心地は良い。
「ジャジャジャジャーン!ジャジャジャーン!みてーのあるじゃん?」ぐらい分かりやすいとまあなんとかなるんだわ。
使われ方が有名な奴も楽で、たとえば「掃除の時間に流れるやつ」「なんか戦闘用のヘリが飛んでくるときの」「デジモンの一個目の映画のマンションのアレ」とか。
そういうのじゃなくて「フンフンフンフフンフフンみたいな?」っていう自分でも何いってんだコイツなのが無理。
「エヴァで聞いたことあんだけど……」とかだと何択あるのか分かんねーし。
んでこれがYMOなのかクラフトワークなのか分からんテクノとかだったりしたらもう人間の声帯でなにをどう再現すりゃいいかわからんし完全に終わりじゃん?
でも本当に終わりなのか?
俺はそれが知りたい。
「みてません!解析は全身全霊でみてません!」してる人も普通に攻略情報を辿る過程で解析見てたりするよね。
解析全く見てないならどうして『根性400』とかのラインを知ってるの?って話になる。
データぶっこ抜きと露骨に分かるのは見てないと主張しても、誰かが「(データぶっこ抜きから判明した仮説を)実地検証した」という動画をカッコ書きの部分を伏せて紹介してた場合、それ見ちゃったら実際にはアウトだと思うけどどうなのって?
完全に攻略情報を遮断して手探りでやるならまあいんだけど、それでも対人戦で対戦相手を参考にすると結局その対戦相手は解析データから見えた理想値を自分なりに再現してるから、それ参考にしたら結局の所解析が一切起きなかった世界線とは違う育て方をするけどそれは?
A 解析なんてこの世界のどこにもなかった世界線と同じ育て方をするために相手の戦力も確認しない
B 対戦相手が解析データを参考にしているのか手探りでそこまで育てたのかはこちらから分からず最適解かは不明。よって参考にしてもよい
C 解析が起きなかった世界線に合わせるなんてことは主張していなくて自分が直接解析を見なければいいだけだと判断。解析データを使用してないと主張するなら他者の攻略情報も積極的に使用
D どこかでぶっこ抜きが行われた可能性がある時点でもうそのゲームは終わり。俺にとっては終わったゲームなのでもう遊ばない
どれなの?
まあこっちが言いたいのは「ゲーム界隈って解析を穢のように扱う人がいるけど、そういう人たちが何主張しても解析データがあったらそれを使う人を含んだまま界隈は構成されてくけどその辺の折り合いってつけてんの?それともあーあーあー聞こえないーなの?それとも穢れた時点でゲームをまるごと捨てるの?っていうかその辺自分に都合よくその場その場で主張を出し入れしてるようにしか見えないんだけど心に一本メインストリートは通ってるの?」って話なんだけど。
ほらよ(まわしものっていわないでね、ちょっと調べてみた人が最初の方にあたるの列挙しただけ。興味がわいたら芋づるに情報は出てくるから好きなだけ掘れ)
>服。コーディネートがわからないのでだいたいズボン(ジーパンかチノパン)にTシャツ(半袖か長袖)にカーディガンかパーカーを羽織る。冬はそれにコート。
ttps://www.lettuce.co.jp/feature/contents_list/otona_beauty/index
ttps://titivate.jp/
ていうかちょっと探せば ttps://putiken.jp/30s-ladiesfashion-ranking/ とかあるだろ!?!!!!?
>体型。だらしない小太り。
ttps://www.youtube.com/channel/UCw7HTQv0F4CB9zGRhqosYsg
一週間用意してくれてるからやれ。喋り方とか顔が気に入らないなら似たの山程あるから適当に。
>肌質。脂性でおでこやあごにニキビができてる。風呂上がりにハトムギ化粧水をパッパと塗るだけ。
乳液はつけろよ!無印でいいから!! 洗う→化粧水(+美容液)→乳液は切り離さないでワンセット。
朝→これから化粧して外でて日焼けする人間としてのケア とにかくUV対策
夜→化粧落とすケア クレンジング重視、長時間つける前提のクリームはここ
土日→ピーリングとかスペシャルケア。イニスフリーの泥パックかビオレおうちdeエステしとけ。欲が出てきたらhttps://my-best.com/11924みたりしてもいい。美顔器買ってもいい。いま5000円もしないから。ttps://my-best.com/6361 参考に。
>髪。ストレート剛毛。多い。
amazonの売れてるシャンプーはしごして合ってると思ったところで止める。ドライヤーだけは2.5万だせ。あと櫛に金かけろ。タングルティーザーよかったよ。剛毛なら一年に4回美容院いけ。剛毛にみえない印象にしてくれる。
>体毛。濃い。金がなくて脱毛に行けないので目立ってきたらカミソリで剃る。
Qoo10のメガ割が一年に何回かあってちょうど今。脱毛器がamazonの20~30%
オフでいたいランキング入ってるからそれ買って説明書通りにやれ。ttps://www.qoo10.jp/gmkt.inc/Bestsellers/?g=4
>食生活。炭水化物と肉が多い。料理が苦手だし時間があんまりない。家族も偏食。菓子などはそんなに食べない。
ttps://www.youtube.com/channel/UCHoOFVQAhK-QyoXgf0iaZIg
沼とかマグマとかジャンピラフとかつくれ。小太りならなおさら。多すぎない炭水化物と肉野菜どっさりを炊飯器にセット、終わり。保温で一晩くらいいける。スロークッカーとか新しく買わないでいい。
>運動習慣。一日2キロ以上は歩いたり走ったりするがそれ以外はとくにしない。
小太り気になるならやればいいし気にならないならそのままでいい。ソース自分の偏見だが、女はぶっちゃけ気持ち太ってるほうが医療費かからない。伴侶を定めたあとの美貌の使いみちはたかが知れてるし健康優先のがいい。
>洗濯の仕方。毎日洗濯機にガサッと入れててきとうに干しててきとうにたたむ。アイロンなどはかけない。
かけなくてこまってないならそれでいいが、2000円ちょいのスチーマーもっておくと急にフォーマルな場に出るのに使える服が全部くしゃくしゃなどは回避できる。
■追記
「アイラインもしないしマスカラもしません」と参考にならなさすぎで有名な安達祐実がおっしゃってたね。
遠回しな自慢になってるので、そう思われたくないならやれ。思われていいならそのままで。
コスメに金かけたくないなら「ダイソー縛り」とか「キャンメイク縛り」とか「セザンヌ縛り」とかっで検索すればよい。MAC縛りとかシャネル縛りとそうかわらないこともわかる。
>眉毛も整え方がぶっちゃけよくわからない。つながってなければいいかくらい。
ttps://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008969/
>日焼け止めも塗り忘れる。
・「お」「ま」「ち」「こ」「う」「ん」の文字が書かれたダイスを振って役を作る神ゲー「んこダイス」登場 → 「ドラクエ」を抜いてSteam売上1位に(ねとらぼ)
・怪しいサイコロゲーム『んこダイス』Steamで配信開始。6つの文字列を組み合わせたセンシティブワードでハイスコアを狙え(AUTOMATON)
・あのサイコロゲーム「チンチロ」を完全再現!?「NKODICE」がSteamにて配信開始!(GAME Watch)
・サイコロ振って「おちんちん」がそろえばハイスコア 3Dグラフィックスが本気のチンチロゲームがSteam売上1位に 開発者「みんな疲れているのでは」 (ITmedia NEWS)
・合法的に「出せる」チンチロゲーム『NKODICE』Steamで配信開始―文字を組み合わせると魔法の言葉がまろび出る(Game*Spark)
・「ち、ん、ま、こ、う、お」のダイスを振るゲーム『NKODICE』が話題に。伝統的な賭博「チンチロ」がテーマ(AppBank)
・日本の伝統的なサイコロ賭博をテーマにしたゲーム『NKODICE』がSteamでリリース。「ん」と「こ」の主張が強いサイコロを振り、素敵な言葉を作りだそう(電ファミニコゲーマー)
ガチ農業ってバズってたのを発売直後に聞いたっきりで、PS5買えたから一緒に買ってクリアした
実際にはアトリエ牧物イメージのハクスラで、稲作そのものはおまけに近いとは思わなかった
肥料過剰を無視してとにかく肥料に有益素材を突っ込みまくって栄養過剰状態・虫だらけでも余裕でクリアレベルまで育つし
塩害農法とかやっても土地は死なないし、台風で倒れたりもしない
やっぱりそこらは所詮ゲーム的都合のステータスでしかなくて、現実の米で起きることをちゃんと再現してるかというと…農水省資料参考とかの言葉に期待しすぎたのかな?
逆にどれだけうまく作ってもステータスの伸びは毎年数百くらいだし、米の入手上限も999でカンスト
量産体制が整い、当たり前のように収量999+能力そこそこの米が作れるようになると、あとはエンドコンテンツのために稲作回数こなしてレベル上げするだけの作業となってしまう
エンドコンテンツの特定階層で詰まったらレベル上げのための力入れた米作り、そのとき以外は田を放置しておいたほうが良いというのはどうなんだろうか
ストーリー進行度にあわせて素材が順番に出てくる序盤は、稲作ゲームバランスとしては農家になり切ってやりくりするのは楽しいけど、仕組みが分かると同じ作業を回数こなすだけになり、「楽しい」より「面倒」になってくる
稲作とは関係ないけど、ラスボス戦の特殊操作、綺麗に同時押しできなくて羽衣が出て死にまくる
全体的に、マーケティング(口コミダイマステマ)に対するバズ具合が想定を大きく上回って、あることないこと尾鰭がついた話ばかりが検索上位にいる印象
元増田で、ホロコースト否定派の特徴をいくつか示したが、一つ書き忘れていた。それはタイトル通り、「ホロコースト否定派は常習的な嘘つき?」の可能性があると考えざるを得ないことである。
https://twitter.com/lumberwendigo/status/1296814068490067969
この人はおそらく、日本のTwitter上でも最も有名なホロコースト否定派の一人であると考えられる。何かに取り憑かれたように、否定論ツイートが目立つツイッタラーだ。さてこのツイートにはこう書いてある。
調べた時に驚いたのですが、100万強というのも何にも基づいていない全くの妄想なのですよね嬉し泣き
この100万人強とは、正確には現在の推定値であるアウシュヴィッツのユダヤ人犠牲者数110万人のことである。この人は自分で調べてこの数が「全くの妄想」だと書いている。唖然とする他ない。現在のアウシュヴィッツの犠牲者数はユダヤ人以外を含めて150万人、ユダヤ人は110万人であるが、これはアウシュヴィッツ国立博物館勤務だったフランチェシェク・パイパー(Franciszek Piper)博士の研究成果であることは、アウシュヴィッツ博物館のサイトにすら書いてある事実である。こちらのサイトのどこかに書いてあった筈なのだが、今回は探し出せなかった。
アウシュヴィッツ博物館の歴史部門の責任者であったフランチェシェク・パイパーは、ホロコースト史家やメディアによって何度も翻訳され、広く引用されている学術的分析の著者である[3]。ピペルは、少なくとも合計130万人がアウシュヴィッツに強制送還され、そのうち110万人が収容所で死亡したと結論づけています。約20万人の囚人が、収容所の最終的な清算だけでなく、労働力の再配分の一環として、アウシュヴィッツから他の収容所に送還された。ホロコースト列車でアウシュビッツに運ばれたユダヤ人の約81%、89万人の男女と子供たちは、到着後すぐに死を迎え、登録されなかった。1946年のニュルンベルク裁判で発表された収容所の司令官ルドルフ・ヘスの戦後の証言も、理由は不明だが、信頼性が低く、著しく誇張されていることが証明されたのである。フランチシェク・パイパーの著書は『アウシュヴィッツ』として英語で出版された。How Many Perished Jews, Poles, Gypsies』として、1991年、1992年、1994年に連続して出版されている[4]。
博士の研究手法の詳細はともかくとして、「何にも基づいていない全くの妄想」なのだそうだ。いったい何を「調べた」のだろうか? このツイッタラーがホロコーストの情報に関し何を見ているのかはツイートを追えば大体わかるので、偏った知識しかないことくらいはすぐにわかるのだが、研究者の研究成果を「何にも基づいていない全くの妄想」呼ばわりできる神経がさっぱり理解できない。もちろん、「何にも基づいていない全くの妄想」は嘘である。この研究成果は広く知られているようで、多くの世界中の研究者に認められたものである。日本のホロコースト研究では有名な芝健介氏もその著書『ホロコースト ナチスのユダヤ人大量殺戮の全貌』で触れている。こうした学術研究をやったことがある人がいるなら推測できると思うけど、膨大な資料や文献との取っ組み合いの末に算出された数字であることが疑いの余地がない。アウシュヴィッツ博物館なのだから所蔵資料だって豊富なのである。私もほんの一部だけこうした犠牲者数の推計方法を知っているが、出発地や経由地、あるいはアウシュヴィッツの到着時などで輸送人員数の記録がある程度残っているのである。何故なら、ドイツ帝国鉄道に対して輸送人員数に基づいた運賃をナチス親衛隊が支払っていたからだ。その上で囚人登録数やその他のデータを徹底的に照合することにより、適切な仮定を経て犠牲者数を算出していくのである。めっちゃ手間かかるが、基本は「アウシュヴィッツに入ってきた輸送人員の数」ー「囚人として生き残っていた数、どこか別の収容所へ移送されたりその他の理由で収容所を出た囚人の数、病気等により死亡が記録されている人の数」=「登録もされずにガス処刑された犠牲者の数」になる。それをこのツイッタラーは「何にも基づいていない全くの妄想」呼ばわりするのである。
こうしたネット否定派の嘘には事欠かなくて、最近では「カチンの森」に関する明確な嘘話をする人もいた。ネット否定派はこのカチンの森事件の話が大好きらしい。何故なら、ホロコーストに関してソ連への疑惑を深めると共にドイツへの疑惑を薄める材料として使うことができるからである。カチンの森事件を知らない人はこちらを参考にして欲しい。
最近出会った「嘘つき否定派」は、「カチンの森事件はニュルンベルク裁判でソ連がナチスドイツを糾弾するために用いた」などと言う。ところが、このWikipediaにある通り、カチンの森事件はニュルンベルク裁判では審理すらされていない。この「嘘つき否定派」は他にも「アウシュヴィッツの第一火葬場は旧ソ連が忠実に再現したと言っている」(第一火葬場はガス室のあったところだが戦時中にガス室での絶滅がビルケナウで行われるようになると使われなくなり防空壕に改修された。戦後にポーランドが中途半端ではあるが元のガス室に見えるよう復元工事を行なった。が、この件でソ連どころかポーランドですらなんらかの声明をしたなど全く知られていない)など、嘘を言いたい放題だった。
「最も悪質な」は完全に私の主観であるが、数限りなくある否定派の嘘で、これほど悪質な嘘は滅多にないと思う。完全な悪意でしかこんな嘘は作れないからだ。
このダブルクォーテーション付きでGoogle検索すると、現時点で三件引っかかるはずである。一つはこの嘘に関する解説、残りは日本での嘘の発生源と、それをコピペした2ちゃんねるスレッドである。元ネタ自体は、解説記事にもあるとおり元々は海外発なのだが、この日本での嘘の発生源はそれをわざわざさらに悪意を持って酷い訳に変えたものである。
アウシュヴィッツの様々な議論(12):否定派は、感動的な話ですら否定論へと捏造する。アウシュヴィッツの3,000件の出産、助産師スタニスラワ・レズチンスカの話。|蜻蛉|note
詳しくは解説を読んで貰えばいいと思うが、しばしばこの話は二名の看護師が出生児を抱いて写っている出所不明の写真が添えられていることも多い。例えば以下のサイトではその写真が添えられているのを見ることが出来る。
Lets stop with the Auschwitz lies
ともかく、実際の話は「レズチンスカが分娩した3,000人の赤ちゃんのうち、半数は溺死、1,000人は飢餓や寒さで即死、500人は他の家族に送られ、30人は収容所で生き残った」と言う決して喜ばしい話であるどころか悲惨なアウシュビッツの実情の話なのに、アウシュヴィッツは平和だったかのように変えてあるのである。悪質なのは、この話は助産師レズチンスカの話を知っていなければ、出てこない話であることだ。
ところが、私はこれをあまりに酷い嘘だと思っていたのだが、前述した「嘘つき否定派」は「でも3000人の出産はあったと認めるんですよね?」などと問い返してくるからさらに呆れてしまった。「嘘つき否定派」は自身も嘘つきであるためか、この嘘に関する悪意を全く認めず、平然とそう問い返すのだった。私は呆れて「3000人は多過ぎだと思うけど、女性囚人も何万人もいたし、ロマ人(ジプシー)は家族で収容されてたし、出産くらいあって当たり前だろ」と返すだけだった。ちなみに1940年代くらいの乳児死亡率は現代とは全く比較にならず、ざっと乳児の半数は死んでいた時代である。日本だと1950年で約六割の乳児は死んでいた。そうした歴史を知れば、出産は現代よりもはるかに当時の方が日常だったとわかるはずで、強制移送されてきた女性囚人の何割かがすでに妊娠していても別に何も不思議はあるまい。
歴史修正主義者が嘘ばかり言ってるのは日本の歴史に関する場合でも珍しい話ではないのだけど、どうしてこうも平然と嘘を言えるのか、ほんとに理解しにくくて。例えば、クローズドなSNSで仲間しかいない中でそれを言うならまだわかるけど、Twitterなどの公開の場で、ググると検索できてしまうところで平然と嘘をつける神経がわからない。以前は、「お前らは嘘つきだ!」のような具合に批判するだけで終わらせていたけど、最近は、批判ではなく、一体どうしてそうまでして嘘が言えるのか、その理屈が知りたいという気がしている。私だってしょっちゅうネット上で間違ったことも言っているけど、間違っていることに気づいてその都度削除するとか訂正するとか、それが無理な場合は反省するとか、ともかく自分の間違いに気づくとそこそこ恥ずかしいと思ったりするのだけど、それら嘘つきはそんな感覚は全くないのだろうか?
「ホロコーストの嘘に比べたら微々たるもの」って感覚? その辺がさっぱり理解できない。それとも普段から、日常生活でも嘘ばかり言ってるのだろうか? どうもこの後者のような気がしてならない。ともかく、なんであの人たちは平然と嘘ばっかりつくのか? 理由を知っている人がいたら教えて欲しい。
周囲はワースブレイドみんなコンスタントに盛り上がってたけどな
ダンバイン前後は第一次アニメブームの頃で、その後はOVAに行っちゃうからOVAの諸々の話をしないのはおかしい
というかレイアースなんかOVAの伏線があったのをゲーム会社の金でTVアニメに引っ張ってきた例なのでOVAを無視してレイアースからとか言うな
んでレイアースワタルとかはゲームでファンタジー世界がある程度まで受け入れられた以降の世代じゃろ
それまではファンタジー世界を説明するまでが一苦労なのでそもそも「ファンタジー」が希少、
逆に言えばゲームのファンタジー以降は普通に何でもかんでもファンタジーだし、ロボットもヒットも不発も含めてけっこうある
あとロボアニメじゃないファンタジー設定にも、ロボっぽいゴーレムやロボっぽいドラゴンが普通にいるので、
ロボットアニメという設定にしなくてもロボ欲は充足されてたよね
ナイツマは「日本のロボットアニメが好きなやつが転生して日本のロボットアニメ的なメカを作る」話で
「あのころのロボットアニメを再現したいレトロ路線」をテーマで押し出してるだけで、
ナイツマみたいに大声で「これはファンタジー世界で日本ロボットアニメノスタルジーをやる話です!」と叫ぶようなのは過去にもないぞ
タイトルやってみたかっただけ。あと他人の話題にかこつけて自分の好きなものの話がしたいだけ。
あとトラバ、演劇関係が自意識過剰? 新感線が30年前? バーカ! 一生そこで半可知識でしたり顔しながらネチネチやってろ!
さて、劇団☆新感線のことを初めて聞いた人が「2.5次元みたいなことですか?」というのは、当たらずとも遠からずではないかなと思う。
というか2.5次元舞台の多くは新感線の影響下にあるのではないか(数が多すぎるのですべてを把握してはいないが)。
あと、新感線は2.5ブームが来るはるか前に犬夜叉を舞台化していたりするし、距離としてはそこそこ近いと思う。
共通点としては、宮村氏の言う通り、漫画やアニメの世界観を舞台の上でやろうとしてること。
これは話の筋立てや演出もそうだが、往年の漫画の熱気みたいなものを再現する美学みたいなものが共通していると思う。
新感線の舞台は往々にしてかなり過剰にSEを使うのだが、漫画の描き文字の再現と思うと納得がいく。
漫画やアニメの世界観、いいところ、を舞台でやろうとしていることは共通しているが、
舞台のために漫画の良いところを抽出して作り上げるのではやはり出来上がるものが違う。
あとはまあ2.5次元は企画ありきで役者を集める形式が多いのに対し、
劇団☆新感線は「所属劇団員」がいる。ほとんどの主役級は客演の有名役者がやるが、脇を固める劇団員の安心感というのはある。
大きく分けて以下の3つ。
いのうえひでのり演出で上演される時代物。戦国時代モチーフや神話モチーフが多い。
ストーリーは人間の業的なものを中心に据えたものが多く、人がバンバン死にがち。
「髑髏城の七人」、「アテルイ」、「阿修羅城の瞳」、「蛮幽鬼」、「蒼の乱」、「偽義経冥界歌」など。
「Rシリーズ」が正式名称っぽい、ロックミュージカル色の強いもの。
ストーリー内容は割と多岐にわたる。
「五右衛門ロック」シリーズ、「SIROH」、「メタルマクベス」、「Vamp Bamboo Burn」など。
パロディネタが多い。3系統の中では劇団員の占める割合が多い(他シリーズは客演が多い)。
「轟天」シリーズ、「花の紅天狗」、「レッツゴー!忍法帖」、「月影花之丞大逆転」など。
ただどれもギャグシーンは多いし、歌の多い「いのうえ歌舞伎」もあるし時代物の「音もの」「ネタもの」もある。
演劇は高いだとか都市部でなければ見れないだとかと当たり前のように言う人もトラバに散見されるが、
劇団☆新感線に関して言えばゲキ×シネという全国映画館での上映を2004年から続けている。
実際の舞台の撮影ではあるが、何台も仕掛けたカメラによるカット割りがされており映画として見やすくなっている。
(知ってて当然という話ではないが、彼らの不断の努力を、「演劇」全般へのルサンチマン発露のために勝手に無に帰すのはあまりに勝手だなと思う)
なお、今は動画配信でかなり安価で観られるので下記に一部紹介しておく。
戦国時代の終わりかけ、死んだはずの信長の異名「第六天魔王」を名乗る男が現れたことによるあれこれ。
人情噺もつらい過去も凄惨な戦いも少年漫画的な展開もしょうもね~ギャグも、全部乗っけ盛りの濃厚さ。
脚本は座付き作家の中島かずきで、「グレンラガン」「キルラキル」「プロメア」なんかの脚本の人と思えばなんとなく近い。
1990年の初演以来7年ごとに再演し、役者や演出を大きく変えている。
初期は主人公の「捨之介」と悪役の「天魔王」の一人二役の演じ分けがみどころだったが、2011年の上演版以降はその二人を別人が演じることも増えた。
その代わり、「無界屋蘭兵衛」というキャラクターの注目度が高まっていて、
そのきっかけを作ったのはおそらく11年に蘭兵衛を演じた早乙女太一のあまりにも華麗な剣捌きだと思う。
配信で観れるのは2011年「ワカドクロ」と17~18年に連続上演した「花」「鳥」「風」「月」「極」。
個人的に好きなのは「鳥」で、森山未來と早乙女太一の身体能力オバケ二人による殺陣は鬼気迫るものがあるが、全体の流れから言うとキワモノなので2本目にお勧め。
いのうえ歌舞伎。「モンテ・クリスト伯」を翻案し、架空のアジア風世界を舞台にした復讐譚。
上川隆也演じる主人公が自分を落とし入れ親友を殺した相手に復讐する話で、ずっと怒りに目を見開いており怖い。
堺雅人は「ニコニコ顔の最強の暗殺者」という完全に漫画のキャラ立てなのだが、息をつかせぬストーリーの展開によりいつの間にか受け入れてしまう。
このころの中島かずきはこういうどうしようもない人の業により悲劇が加速するような話をやたらめったら書いているのだが、
その、己の業によりずたぼろになっていく人の描き方に容赦がない。
個人的に新感線にはまるきっかけとなった作品なので思い入れが深い。
あと、この作品により稲森いずみが大好きになった。舞台初出演とのことで慣れてはいなかったのだろうがあの細い体で舞台を圧する瞬間に目を奪われた。
音モノ。「五右衛門ロック」「薔薇とサムライ~五右衛門ロックⅡ」「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」の三部作。
古田新太演じる石川五右衛門が、どっかの島の危機を救ったり、スペインぽい国の危機を救ったり、帰ってきて宝探しをしたりする。
いのうえ歌舞伎的な陰惨さはある程度影を潜めているが、話は冷静に考えると割とヘビー。
ただ、どんなに悲惨な展開で善玉がひどい目に遭って悪者が高笑いしていても、最後に五右衛門かっこよく登場して何もかも解決するので最後はスカっとして終る。
「新感線の看板役者・古田新太」というイメージの具現化みたいな作品だと思っている。決して二枚目ではなく飄々としていて最後に決める。