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2013-09-22

昼飯を食うために専門学校体験入学に行った件(午後の部)

 前のエントリー(午前): http://anond.hatelabo.jp/20130922123915

 タダで貰った仕出し弁当は美味しかった。

 もう用事(昼食)は済んだ。帰りたい。

 ただそういうわけにもいかず、激しい帰宅衝動を抑えながら、午後は小説家養成講座の体験入学に参加した。

 小説にはあんま興味ないけど、声優お笑いのコースは“実技”があるらしく、消去法で小説講座選んだ。

 腹が膨れて眠くなり始めた頃、会議室みたいな部屋に呼び出された。

 小説家養成講座の説明をその小部屋で受けた。

   オジサン「みなさんの夢を叶えましょう!」

   オジサン「うちは業界に強いコネクションがあります

   オジサン「小説には書くためのメソッドがあるんですよ」

 たぶん学校職員と思しき怪しげな(名乗りもしない)オジサンが、胡散臭い話をする。

 自然食料品店にお年寄り集めてやる催眠商法自己啓発セミナーみたい。

 そのインチキ話を、頭の悪そうな若い聴講者が「うんうん」と聞いている。私はこの文章打ってる。この世界おかしい。

 学科講師陣が紹介されるのだけど、知らない人ばかり。ああ、あかほりさとるは知ってる。

 余談だけど、「あかほりさとる 今」ってサジェストするGoogle先生マジ鬼畜

 怪しいオジサンが消えたあと、ヨボヨボのお爺ちゃんが現れた。

   お爺ちゃん「ライトノベルというのは……」

 模擬授業が始まった……ようだ。

 日本語がたどたどしい若い聴講者がよく分からないことを言って、お爺ちゃんの講師が聞き取れない返答をする。やっぱりこの世界おかしい。

 お爺ちゃん講師が『涼宮ハルヒの憂鬱』のあらすじを説明し始める。突然。なぜかは分からない。

 途切れ途切れに聞こえてくるハルヒのあらすじを聞いて、若い聴講生が「うんうん」ってうなづいている。何に納得してるんだよ。

 お爺ちゃんが「長門」っていうたびに戦艦のそれ想像しちゃって、笑うのこらえるのが大変だった。従軍経験あってもおかしくない御年。

 消失長門はいつ来る!?

 と思っていたら、今度は『僕は友達が少ない』のあらすじの説明が始まった。やっぱり突然。もう驚かない。いっそ太平洋戦争の話してくれ。

 ホワイトボードに震える手で何か書くお爺ちゃん。読めない。

 英語リスニングテスト並みの集中力を傾けて聞くと、お爺ちゃんはライトノベル歴史を説明しているらしかった。

   お爺ちゃん「昔はジュブナイル小説と呼んでね……」

   お爺ちゃん「ハルヒきっかけで市場が拡大してね……」

 おい新井素子は? 『ブギーポップは笑わない』は? ジジイすっ飛ばし杉。

 乱暴なラノベ史概論の次は神話論。超展開。接続詞使って。

 私、キャンベル神話構造くらいは知ってるけど、お爺ちゃんの話全く分からなかった。こいつ、本当にただの古参兵じゃないのか?

 明らかに神話ではないのだが、お爺ちゃんは朗々と小説(何か分からんタイトルぐぐっても出てこない)を読み上げ始めた。だから早く従軍体験語れよ。

 お爺ちゃんの長い朗読が終わったあと、質疑応答。ええと、ビルマ戦線凄惨さ聞きたいんですけど。

2013-09-07

自意識多重債務者はてなブックマーカー

はてな民正義とか抜かしてるもの上から目線の同情にすぎない  

その都度目の前の可哀想な人間を哀れんでいるだけだ

ブラボーーーーー!

さすが庶民の味方、自称人権派ネットリテラシーの塊のはてな村民諸君におきましては

その時々におい提供される都合の良い”事実”を転がして自らの信じる”正義”とやらを

女子中学生同人誌投稿して落選するライトノベル以下の作文を投稿されることで

実現されることを期待します。

2013-09-03

http://anond.hatelabo.jp/20130903085637

殆ど大学生なんて大学で何も学んでないだろう。東大生すら。

実務だけ考えたら専門学校言ってる奴の方がよっぽど意味はあるだろ。

工学部行ったって車の整備出来るようにならんし。

まあ、プログラミング専門学校なんてレベル殆どは独学で充分なもんしか無いと思うけど。

でもまあ、何も出来ない人間なら行ったほうが良いだろ。よっぽどくだらん大学単位だけ取って無駄就職活動が大半の生活よりは役に経つ。

マーチなんて行ったって学習能力殆無いやつ多いから、それで無駄プログラマーだとかなっても使い物にならん。

ライトノベル専門学校とかは別。そもそも仕事するためのものじゃないみたいだから


ただ、単純に就職見た場合、そんなその時点で使える記述とか即戦力感とか無視して、まず学歴で取られるから

それなりに職を選びたいならある程度の大学に行く必要はあるが。それも何したいかによるところだけど。

専門学校に行く奴の方が大概その一定大学に行けないから、というのも事実なので、

就職してから学んで充分間に合う、と思えるような職場なら単に基礎能力重視でとるけども。

素朴な疑問なんだけど

専門学校へ行くメリット

例えば、一般的に「それなり」とされている大学

まぁ、駅弁マーチ以上ってことありえるんだろうか。

このレベルの、まぁ「大学と呼んでも恥ずかしくはない」大学に行けるだけの学力を有していて

それでも選択として専門学校に行く人間って存在するんだろうか。

ライトノベル専門学校なんか行くより、きちんと人文系の強い大学文学部に行って

創作理論辺りからやりゃいいと思うしなぁ。

車に関わりたいなら工学部行けばいいし、プログラムやりたいなら情報系行けばいいし

同じジャンルでより上位の教育機関存在してるのに、専門学校に行く意味わからん

廉価で使える労働者生産する教育システム、早い話底辺製造機にしか見えない。

存在価値は理解できるけど、好き好んで行く意味わからん

なんでわざわざ専門学校なんて行くのか。

介護とか医療とかの資格直結系はまだ理解出来んこともないけど。

2013-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20130831090130

んじゃその美術予備校が「絵で食う(≒年収300万円x40年)」のなんか足しになるんですか? といわれれば、それは果てしなく疑問。

だいたいのところ、ライトノベル専門学校と同じくらいしか足しにならないよ。

2013-08-26

野崎まど『know』論・後編——僕はいかにしてロリコンとなったか

承前。

前編(http://anond.hatelabo.jp/20130825133734 )では三縞君に作品そのものについて総括をしてもらった。

彼女はあの通り真面目な人なので、旧約聖書やら仏教経典やら沢山の資料を比較参照した跡が見える。まああとは文章の方にもう少し可愛げがあれば……なんてうっかり口にしたらまたもや新品の机を蹴られてしまった。情報庁の事務机と違って、アルコーン社のオフィスウェアは本物と見紛うばかりの高級情報材製なのだが、彼女は遠慮なくその黒いストッキング美脚を持ち出してくる。せめて元上司を「鼻持ちならない」と無遠慮に評するところくらいは変わってほしいと思う。

で、ここからが僕の出番。

僕にしかできないと判断された仕事

稀代の大作家野崎まどが残した作品の中に埋め込まれた、人間の癖や偏りを利用した暗号

それはまさに、先生の考案したものと同じタイプ暗号だった。

といっても僕は特殊な暗号解読専門家でも何でもないので、あのときのような成果を期待されても正直困ってしまう。

あれは先生と僕の間柄だったからこそできたことであって、大して知りもしない作家を相手に同じことができるなんて考える方が間違ってる。

けれど僕はこの仕事を受けた。

基礎コードの解析を終えた量子葉の研究はとっくに先生意図を探ることからは離れていたし、こうして頭を使うのはとても心地良い。

から、これはまあ、知ルが帰ってくるまでのお遊びみたいなものだ。

ピックアップ

一般発売前の自社製ワークターミナルは唸り声ひとつ挙げずに目を覚まし、僕の電子葉とダンスを始める。啓示視界に多重展開された書字情報マトリクス視線の導きで然るべき場所に配置され、僕はその本を〈知る〉。

ウィンドウをもう一つ開く。首振りで先のレポートを取り出して、目の前の本を固有値解析にかけた。多次元スライスされた書字情報はいくつものキューブに分裂し、吸い込まれるように消えてゆくと、瞬く間に啓示視界がウォッシュアウトされて、周囲の情報圧が低下してゆくのがわかる。

三縞君は常識人だ。凡人と取り違えてはいけない。常識人というのは世の中の人が当たり前のように知っているとされることを本当に当たり前のように知っている、得難い優秀さに与えられるべきタグだ。才媛三縞君が組み上げた意味論フィルタは時にピーラのごとく表面を撫で下ろし、時にスライサのごとく作品を賽の目に刻んでは雑味を取り除いていった。後に残るのは〝野崎まど〟という名の個性結晶だ。

僕はそのだまし絵のようなコードの海に身を沈めた。

想像が始まる。僕は右脳左脳を車の両輪のように回して脳内に〝野崎まど〟を仮定すると、感じるままにコードに潜む違和感をすくい上げていった。

ギャグがない

これはいい

未来

少し難しい……ノイズが多い感じだ。ライトノベルフィールドとする氏の世界描写は童話的で、本筋に関わらない部分は余計な注意を惹かないよう可能な限りオミットするのがスタンダードだ。とはいえ今回の版元は早川書房百戦錬磨のうるさ型SF読みが相手だ。手加減はないと思っていいだろう。

思いつくまま挙げてみる。

男性

序章。情報格差を乱用して女遊びをした僕は翌朝当然のようにバスオフィスに出勤する。さらに車内には大声でおしゃべりに興じる女子たち——思念通話はとっくに実現されている時代だが、僕は咎めることも聴覚遮断することもなくそれを聞いている。

やれやれ、と僕は首を振った。僕の仕事の大半は場所を問わない。だいたい情報化が極限まで進んだ社会で肉体の移動を要する業務分野といえば食事・医療性風俗くらいのものだ。その意味での役得といえば唯一、三縞君と交わす、互いに性的関心を潜めたコミュニケーションだけだろう。この危うさだけは何事にも代えがたい。

先生〟について語る以前に、僕がわずかにでも興味を向けた人物がみな女性であったことに気づいただろうか。正確に言えば老婆を迎えにきた男性についてたった一行触れただけだ。京都の町は不朽を表す国家的なシンボルだ。だから、この一連のシーンで描かれているのは、僕ら男が背負うべき、いつの世も変わらぬ女性への関心に他ならない。

ジェンダー的な視点で見出すと、他にも気になる点が出てくる。京都大学の構内で赤ん坊を連れていた学生性別不明だが、どうあれ血のつながりはないだろう。養護施設の保育士男性だった。けれどエピローグで死に瀕した子どもに付き添っているのはなぜか母親ひとりで、これは明らかな偏りだ。「女性お茶汲みを頼むのは性差別」という認識根付いていても、我が子に対する愛情など僕らの世代男性は持ち合わせていないのだ。

と、ここまで書いていたら三縞君からあなたろくでなし価値観を世の男性にまで一般化しないでください」と書かれたメールが飛んできた。

退庁後の僕のクラスは、彼女は同格の4まで下がってしまっている。おかげでプライベートレイヤがだだ漏れだ。もう迂闊な発言はできない。

僕はおとなしく仕事に戻ることにした。

児童保護

無視できない違和感が生じた。

該当箇所をズームする。それは〝集落〟の場面。クラス0の女子中学生に対するのぞき行為が行われ、社会がそれを容認していると語られる箇所だった。

馬鹿なことを。

当たり前だが個人情報保護児童保護はまったく別の問題だ。しか情報格差技術限界によるものとされている。少なくとも一般的認識としてはそうだ。だったら法が容易くその現状を追認することなどあるはずがない。

ここだ。ここにヒントがある。僕はそう直観した。

思考が活性化し、電子葉によって自動収集された関連情報が僕の啓示視界を埋め尽くす。

ソフトSF——純粋人文科学に基づくSF。とりわけフェミニストSF女性作家の隆盛。メアリーシェリーベネットル=グウィン——違う。こっちじゃない。右脳理屈を飛び越えて判断を下し、一足飛びにその本質をたぐり寄せる。ヒントはこれだ。

社会描写の神髄は、弱者をどう描くかに現れる

即座に理由を問う。

社会の歪みを体現する存在は常に女・子どもといった弱者であるから

方向付けされた認識が参考作品を引き寄せる。

過去日本SF大賞受賞作。『マルドゥック・スクランブル』。この作品では〝戦う女の子〟を地に足がついたものとして描くために、少女娼婦の身分、戦争由来の過激な技術、ならびに犯罪的な出来事に即応するための法体制を用意した。出来上がった少女社会的に見れば化け物でしかないというのに。

僕はようやく理解した。

キーワードは〈女性〉、そして〈子ども〉だ。

それが指す存在を、僕はすでに知っていた。

誰より保護されるべき存在でありながら、誰よりも自分の身を守ることに長けた少女。量子葉とともに生体脳を育て上げた、人類初のクラス9。進化特異点

道終・知ルその人。

僕らはよってたかって彼女おもちゃにした。

機密官、その異常性

ようやくあの男について語る時が来た。

クラス*(アスタリスク)。素月・切ル機密官。主人公(僕だ)の心の闇を凝縮したような人物。

結果から言えば彼はかませ犬以外の何者でもなかった。彼の行動は無意味で無価値で、そして無残なものだった。けれどその劣悪な人間性については触れておかないといけない。

仕事を専門とし、存在自体が機密とされる、規格外クラスホルダー。そうした役職に求められる一番の資質は、規律、そして良識だ。ところが素月はその逆をいった。

自らが果たすべき任務を忘れ。

子ども挑発に激昂し。

14ページに渡って狂ったように女子中学生の裸を狙い続けるその様は。

およそ言い訳のしようのない。

ただの変態だった。

禁断の果実

それから僕はことあるごとに知ルに対して欲情するようになった。

可憐容姿挑発的な言葉。妖艶ささえ感じる所作。それと同居する少女の無垢さ。知らぬ間に僕は虜にされていた。

それでもあの男、アルコーン社CEO、有主照・問ウさえいなければ、僕が女子中学生を相手に一線を踏み越えることはなかったんじゃないかと思う。

そのことを知って咎めるどころか喜んだミアもちょっとどうかと思う。

いや。

結局すべては、先生の思惑通りなのだ

思えば先生の仕掛けたタイマーは十四年であった。

なぜそう設定したのか。

答えは簡単。知ルが初潮を迎えるその日をただ待っていたのだ。現代人としてはずいぶんと遅いように思えるが、そこは孤児栄養状態が悪いことと対象となる異性がいないことを考慮すれば説明がつく。

本番を迎えた知ルの口から「私、セックスって初めてです」と言わせなかったことは氏の最後良心だろう。そう信じたかった。

ああ好きなんですねえ

すっかり忘れていたが作中の三縞君の扱いはこの作者にして徹頭徹尾まるで違和感のないものだった。

結論

長く辛い旅路だった。

結局、作者の真意は何だったのか。

僕には朧気ながらその姿が見えていた。

そう。氏は切望していた。

想像力によって少女という存在の持つ可能性を解き放つことを。

誰もが自由に小中学生の裸をのぞき見ることのできる世の中を。

情報の秘匿も。

表現規制も。

時代の空気も。

何もかもが存在しない、本物のオープンソース世界というものを。

最後に。

解読の結果、僕がすくい上げた言葉を君たちの啓示視界に残してこの稿を結ぼう。

うわぁい、子ども保護なんて全然乗り気じゃなかったけど、こんだけいけてるなら俺もロリコンでいいやあ!

のぞきまど先生次回作に期待を込めて。

(続かない)

2013-08-25

野崎まど『know』論・前編——知ルはいかにしてブッダとなったか

野崎まど『know』を読んだ。早川SFクラスタでやたらと評判がよいのでいつか読もうと思いつつも、過去に同氏の作品を拝見した中生まれていたわだかまりと作品の底のようなもの邪魔をしていたのだが、ここにようやく機会を得たので所感をはき出しておこうと思う。

本作のジャンルは?

一言でまとめると、『know』という作品はSF的/ライトノベル想像力によって描かれた『ブッダである。つまり〝知ル〟という名の少女が正覚を得るまでの生涯およびその後の万人救済を、それに連れ添ったものの手で描いた物語の体裁を採っている。宗派技術過激派大乗仏教といったところ。福音書と呼んでもよいのだが、本書に織り込まれた示唆エピグラフクライマックス創世記引用であることなど)に反して作中で知ルらが辿った道は真言宗のそれに近いように思えたため本稿ではそちらの用語を採用する。

こう考えると『know』というタイトルも知ルという少女を指すとも解釈できる。だが最もわかりやすいのは目次に並ぶ章題だろう。〝birth〟から〝death〟までまさしく一生が記されている。

物語を振り返る

さて本作の舞台は2081年の京都情報材と電子葉という未知のテクノロジーによって情報空間現実と思考との直結を果たした世界である。一方で情報へのアクセス保護格差法律で規定されるまでに進む。そんな中、語り手を務めるのは作中トップクラス情報エリートである

〝birth〟の章では全知を定められた十四歳の少女・知ルとの出会いとともに、社会革新の原動力となった研究、そして彼女誕生が描かれる。ちなみにこの配置のために作者は作劇上結構な力業を用いている。またここではもうひとりのクラス9・問ウも登場している。彼の姓であるアリステラというのは「最上級」を意味する名前。位置づけがわかりやすい。ただ女性なのは気にかかるが……。

〝child〟では神護寺を訪ねて高僧と悟りについて問答する。ここで択ばれた真言密教とは即身成仏を極意とし、また教えを秘する——つまりオープンの逆をゆく——ことを是とする仏教の一宗派であり、つまりは作品の主題と密接に関わる教義を掲げている。物語構成上から初日にふさわしいといえよう。

〝adult〟では京都御所に匿われた古文書を通じてイザナミイザナギの二柱の行いから生きたまま黄泉路を往く手段を学び取る。これで境界を越える準備は万端、残るは実践のみである

〝aged〟において知ルは当初の目論見通り入定を果たす。その前夜、主人公と知ルは〝知恵の実をかじる〟と称して情報交換における無上の行為に達する。つまりセックスをする。

〝death〟では知ルの死後の肉体と、彼女の還りを信じる主人公の姿が描かれる。この情景は高野山奥の院空海が今でも生存しているという伝説を想起させる。

物語の外側へ

そしてエピローグでは生還した知ルによる革新が成った社会が語られ、物語は終わる。

——わけだが、この小説価値はなんと言っても計算されたフィニッシング・ストローク最後の一撃)だ。

作中では真理に至るための方法を量子葉によって脳を育て、高密度の思考による情報ブラックホール化を行うことだと説明しているが、これはあらゆる意味で知ルを育てた天才技術者の言うように「我々では無理」なのだ。彼の生誕は2014年であり、刊行年の一年先に設定されていることに留意したい。アーサー・C・クラークの名作『幼年期の終わり』は年少の読者に対して希望を残したが、この作者の意地の悪さはそれさえ許さない。

しかも知ルが死後の世界で目にし、人々に広めたものが何であるかは一切語られることなく物語は終わる。

この物語が抱える問題意識情報格差である。作者はそれを人類間のレベルから、全知の存在たる神との格差へと推し進めた。だからすべての人が全知となった瞬間、格差は消滅し、万人救済が果たされることになる。しかしそれはあくまで作品世界内の話にすぎない。読者はその外にいる。その格差を肌で感じた瞬間、初めて読者は揺さぶられ、知ることへの欲求を呼び覚まされる——格差を埋めたいという渇望によって。ただ純粋に「知ることと生きることは同じ」と断じた知ルに比べて何と浅ましいことだろう。けれどそれもまごうことなき人間本質である。語り手が中途半端情報強者に位置づけられていたことも、妙に鼻持ちならない人物であったことも計算ずく。すべてはこの一行の効果を最大化するための小道具に過ぎない。

もとよりメタフィクション指向する作家であると感じてはいたが、人工的な世界を下敷きにすることでより巧みにそれを演出できるようになったらしい。

読者への挑戦状

で。

実はここまではすべて前置きである。読者を操ることを至上とするこの作家メタフィクションへの可能性をこの程度のウェルメイドな小説に留めるはずがない。

この作品に残された最後の謎はずばり〝ただひとりに向けられた暗号である。正直な話、この解明に挑む資格があるのは野崎まどの全作品を電子化して常に携帯するような気狂いだけに違いない。

けれど非才を尽くしてその手がかりくらいは拾い集めておきたいと思う。

(後編へ続く)

2013-08-19

俺の妹がこんなに可愛いわけがない。最終回を見終わって、思った

ライトノベルは見てないが、アニメ最初から見続け、ようやく最終回を迎えて個人的に感慨深い。

さびさに長いこと同じ作品を見続けたせいもあるのかもしれないなー。

自分としては、世間で言われているような近親カップルENDで引いてしまったということもなく

楽しく観ることができたのだ。

はいえ、桐乃END万歳とか 兄妹の禁断愛ヨスガサイコー、とかそんな感想だったわけでは無く。

京介の最初から最後まで、兄として妹である桐乃を全力で(家族として)愛したんだなーと

ちょっとひねくれた感想だったわけで。

桐乃に対して告白したのも、指輪プレゼントしたのも、結婚式を挙げたのも、桐乃が兄である自分

に対して恋愛対象として見られていたのを解って、それをかなえるために、大好きだったあやせも、

彼女だった黒猫も、幼なじみ真奈美も、なりふり構わず振って振って振りまくる、すべては妹の想い

を叶えるために。

正直自分ある意味殺して、すべてを擲って妹に尽くすってのはほんと頭のネジがとんだヤツではある

けども、それは最初から変わっていないわけだ。

物語のはじめ、あやせに嫌われるのも構わず妹のエロゲー好きを隠すために自ら嫌われ役を買って、

嘘をついて叫んだときとやってることは変わらないなぁと。

実際どうなんだろうなー、まあ多くの人が感じた通りの、京介ほんとに桐乃LOVE近親相姦関係ねぇ!

で兄妹ENDキモチワルイ なのかもしれないけども。

ラノベは見てないから、ほかにもっと心理描写とかがあったら感想も変わったのかもしれない。

人によっては全く見た目が違う物語なんだろうな。

京介には期間限定の妹彼女とはすっぱり清算して、新しい彼女でも見つけてほしいところだ。

まあ桐乃が近くにいる限りは無理か・・・

2013-08-17

はてな民正義とか抜かしてるもの上から目線の同情にすぎない

その都度目の前の可哀想な人間を哀れんでいるだけだ

ブラボーーーーー!

さすが庶民の味方、自称人権派ネットリテラシーの塊のはてな村民諸君におきましては

その時々におい提供される都合の良い”事実”を転がして自らの信じる”正義”とやらを

女子中学生同人誌投稿して落選するライトノベル以下の作文を投稿されることで

実現されることを期待します。

2013-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20130722152157

そういうことだろうと思った。

変な話だけれども、小説業界化粧品業界って非常によく似ている部分がある。

化粧品会社というのは方向性の違うブランドを複数持っていて、女が少女から年頃の女性になり、マダム層になり、更に中高年齢層になるまでをフルフォローする仕組みになっている。

少女たちが憧れる派手でリーズナブルブランドマジョリカマジョルカや、アナスイなど)からキャリア層の少し高級感のあるブランドマキアージュ等)に移動させ、更に中高年齢層でスキンケア中心に高級感ある素材でブランドを売る。

で、少年少女を読者対象に据えるライトノベルってのは、例えるならばマジョリカマジョルカアナスイのような素材でないと困る、というものなんだろうな、と。

今の若者は本を読まない、ってのは百年も前から言われてることであると思う。百年前ってのの「本」ってのは、恐らく哲学書だとか宗教書の類だったんだろうけれども。メディアの発達でその昔卑しまれていた新聞は「それぐらい読んでおけ的教養」にまで持ち上げられ、女子供向けの幼稚な読物とされていた小説はまさに教養書扱いを受けてしま時代になった。

「赤と黒」の訳者(多分現在ジーサン的年齢)がリア高時代にこれに触れていたく感動したスタンダール、今ガチ高校生でどんだけ読む子おるん?私が読んだのは20代の半ばで、それでも惜しいことしたなあと残念に思ったくらいなんだけど。

正統ファンタジーとか王道SFとかをラノベ化するには、ただ情報量を減らせとか、語彙を削ればいい、とか、そんな簡単な問題じゃなくて、読者である少年少女ハートが届かなければならないわけでして。だから、その力が失せかけている30代からラノベ作家への挑戦はお諦めなさい、ととても丁寧にお断りの足きりを行っているのが実情だったりもするんじゃないのかな、と思います。私はそういう理由でラノベ作家目指すのを諦めました。

自分が書きたいものを別の表現でもって読者が吸収できるように努力する作業のしんどさは恐らく並大抵のものじゃないと思うわけです。そういう作業はもっと若い世代に任せてしまっていいんじゃないの、と思うようになったんですよ。

からといって今30代超えの人全員にラノベ作家目指すのやめちゃえばいいのに、っていう足ひっぱりは、私は行うのはイヤですのでやりません。だってそういう人たちは結局ラノベ大好きなわけでしょう。一般小説よりラノベじゃなきゃイヤなわけでしょう。その情熱を吹き消すなんて残酷で底意地の悪いこと、私にはとてもできませんよ。

じゃ、自分はそれ以外のどこに向かえばいいんだろう、と迷ったりもする。ラノベ小説界の最大市場だけれども、それ以外のエンタメ市場はだいぶレベルが高く、狭い。純文学など、原稿料だけでは生活できない作家がどれだけいるんだろうって大昔からの定則。

そんなの分かっていて自分で足場を作るのが、他に道を決めた作家志望のやることじゃないのかな、と思うわけです。

私みたいなのは欲がないから、読んでくれる人がいさえすればいい、って考えで、でもそういう考えの書き手ってなぜかどんどんまわりから人がいなくなるんですよ。読んでもらえなくなっちゃう。それで泣く泣くプロ目指すことになる。そいでナニモノか正体の分からんものから追い立てられて書き続ける羽目になる。それでもプロになかなかなれず、プロの足がかりになりそうなものもやっぱり次々と突き崩される。誰にも読んでもらえない、でも書かなくてはならない。

こういう地獄が待ってるから、今の若い人に軽々しく作家目指してます、なんて言って欲しくないんです、私は。こんなシステムじゃそりゃ死人出ますよ。「ヤメロ」とも「お前この程度だ」とも誰も言ってくれない、ただ「もっともっと頑張れ」って見えない場所から鞭打たれるだけなんですから

読んでもらえない辛さ、感想ひとつ貰えない悔しさってのが分からないうちは私の言ってることは何にも響かないでしょう。自分には友達百人いるから平気だって思うでしょう。でもそれがある日半分になり、四分の一になり、いつしか顔色だけ窺っているスパイみたいな独りきりになったとしたら?あなたそんな状態で何年も書き続けられますか?それだけの精神力は自信ありますか?

それでも私は書いてるんだけど。自分の書いてる小説適当に頑張ってれば、いつか誰か読者が認めてくれるんだろうな、くらいには思ってね。無理しない程度に。この、無理しないってのがまあ、難しいんだけどね(笑

あいいのさ。自分ブランド再春館製薬ドモホルンリンクルみたいなのか、先の資生堂エリクシールみたいなのかは分からんけれども、まあマジョリカマジョルカアナスイみたいな若年齢向けメイクアップ化粧品ブランドでないのは分かったからさ。

2013-08-08

はてな民正義とか抜かしてるもの上から目線の同情にすぎない

その都度目の前の可哀想な人間を哀れんでいるだけだ

ブラボーーーーー!

さすが庶民の味方、自称人権派ネットリテラシーの塊のはてな村民諸君におきましては

その時々におい提供される都合の良い”事実”を転がして自らの信じる”正義”とやらを

女子中学生同人誌投稿して落選するライトノベル以下の作文を投稿されることで

実現されることを期待します。

2013-07-22

http://anond.hatelabo.jp/20130722131621

こちらはラノベ的なものを書いてる側です。

概ね記事には同意します。

そういう編集の方はいますし少なくないです。

その原因的な部分の考察なのですが、出版というのは非常に小さな仕事なんですよ。

コミカライズゲーム化、アニメ化の起点となる事が多いのでイメージだけは大きいですが、客観的に見てみれば、作者が書いて編集者編集し、出版社印刷費を出せば本はできるのです。取り次ぎや営業も定型化されているので、すごいことをしなければ、工夫も費用も余り必要ありません。

ライトノベルやその周辺ジャンルでは絵師さんがさら必要ですが、美少女ゲームに比べれば必要な絵の数は数十分の一です。しかほとんどがモノクロなので塗り師さんもいりませんし背景師さんもいりません。

なにが言いたいかというと、ラノベ出版は、美少女ゲームに比べ費用がかかりませんし関係するスタッフも非常に少ないのです(結果、完成商品の単価も安いです)。

その結果どうなるかというと、ある任意の一冊のラノベ出版が失敗をしても、その傷は浅くて済むのです。

もちろんそれが十冊二十冊と積もれば別ですが、単体の本がこけてもそこまで致命傷にはならない。

なんというか、総体としては大ダメージを受けないんですよ。もちろんその人が関わった作品は不作になる確率が高いでしょうがラノベ出版界隈全体がいつかしっぺ返しをくらうかといえば、くらわない。被害が限定的なんです。ラノベ出版界隈全体どころか、おそらく、そのレーベルすらくらわないでしょう。

こういう状況下では「内容的にはランダムものを手当たり次第に出して儲かったものの続編を書いてもらう」という戦略が可能になります

以上が、「あきらかにわかってない人間が作品制作に関わってる」、そしてそのままいられる理由です。

出版業界には「その本がどれくらい売れるかはバクチだよね」という文化があります。この文化はよい面も悪い面もあるのですが、元増田さんがあたった編集者存在、そういう人が生存できる風土というのは、この文化の負の側面の代表例ですね。

もちろんこれらはよいことではありませんが、なくなる方向には動かないかと思います

追記:

Webなんかでは「ラノベはそもそも自由に書けない/編集のいいなりになって書くしかない」というような意見を時に見ますが、それは間違いだと思いますよ。もちろん編集者からその種の圧力とも取れるアクセスがあることはありえますが、屈服を強要されるストレスというのは非常に大きいのです。そんなものに晒されながら長い間書ける人は多くありません。特殊だと言えるでしょう。現在本が出せている作家さんのほぼすべては、編集者からリクエストに、内容面で折り合いをつけられている(編集さんのリクと自分の書きたいものを両立させられている)のです。また元増田さんは断ったわけですよね。断る場合、当然本は出ないんで書店店頭という意味では可視化されませんが、そういう事例も非常に沢山あるわけです。つまり、本が出ていて出続けている作家さんは、何らかの形で折り合ってるんです。折り合ってない場合、そもそも本が出ないもしくは、引退と言うことになりますラノベ作家業=奴隷労働賃金をいただくというイメージは間違いですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130722131621

エロゲライトノベル化する感じの話だろうか。

エロゲライターオリジナルライトノベルを書くという話なら、担当嫌がらせにめげずに作ってほしい。

ファンはこういうのはすごく喜ぶ。 田中ロミオレベル高すぎるけど、奈須きのこレベル高すぎるけど、ファンは実は本でも読んでみたい層が多いだろう。

2013-07-08

萌えエロ境界線がなかったことに気づくということ

萌えエロ境界線が薄れている気がする(http://tm2501.hatenablog.com/entry/2013/07/05/214058

萌えというのは本来は空想上のフェティシズムのことです

空想することなのでフェティッシュ喚起するアイテムとして絵やテキストが用いられる。

もののあはれフェチを感じる人もいればバタ臭い乳袋萌えという人もいる。

ただ「萌えとはこれのこと」と大多数が同意する概念はすでにできていて、

それ以外は萌えと言わなくなってきてはいる。

それはアニメではなくライトノベル功罪です。

ライトノベルは、大多数が受け入れやすい「同じフェチ」を大量生産しました。

その結果のライトノベルブームであり、ラノベアニメ化の波による萌えの均一化です。

ライトノベルが生まれる前提にあったものノベルゲームです

ノベルゲームというのは要するにエロゲです。

製作コストがバカ高いノベルゲームもっと手軽に商品にしたいという理由でできたのがラノベです。それが全てとはいいませんが。

初期のラノベ作家イラストレーターほとんどがエロゲ制作を知っている人です。

エロゲフェティッシュが、希釈されてライトノベルになり、

一般にも受け入れやす萌え要素を「唯一の萌え」と規定して萌えアニメ化した。

これが昨今の萌えの正体なので、エロゲタブーと見る大多数の人か嫌悪しないよう、

境界線があるように振る舞うのが萌えアニメ処世術だったわけです。

そうやってエロタブー視するのはよいことです

エロは日陰者でなければならない。

そうでなければ犯罪の温床だとかなんだとか規制派がぞろ騒ぎ出す。

日本オタクコンテンツが生まれたのは、

日本人が特別だからではなく、日本コンテンツ規制が緩いからです。

ワンピースサンジ米国コミックではタバコではなくロリポップを咥えているのは、

飲酒喫煙規制されているからです。

米国コンテンツ規制が緩ければ、少年ジャンプアメリカで生まれていたっておかしくはないのです。

エロゲのことなんかはやく忘れて、萌えエロにはばっちり境界線があったことにして、萌えアニメを楽しんでいたほうが世界のためです。

金瓶梅』は二次創作なのに凄いな

一通り読んだけど、西門慶女好きはすごいね

今時のライトノベルではこんなタイプ肉食系男性主人公いないよ

去勢でもされたように大人しい女の子からアプローチを待つばかり

草食系主人公とかもうお腹いっぱい感ある

二次創作で作者不明なのに四大奇書といわれて後世に名高いってすごい

アニメ化とかは・・・無理だな

[その他の日記]

休みなのに会社寄っていかなきゃ 帰りに中国雑貨の店でチャイナ サンダル探したい

この前厚底で足が小さく見えて可愛いオープントゥチャイナ サンダル見つけて

買おうとして手に取ったら色も柄もまさにシマヘビ柄 形はいいのにシマヘビ柄は無いわー

最近攻撃力の激高な2大クラスタ直接対決兆しあり 夢の対決というか名カードの予感

帰る前にキャラメルポップコーン枝豆買いに行こうっと

2013-07-05

twitterでTLの民度を下げたら見える世界が変わった - 稀にライトノベルを読むよ^0^/

たまたまこの人にフォローされてた。この人は俺のことを何でフォローしたんだろうか?

やらおん管理人フォローしてなかったからこの企画とは無関係だと思うんだけど、どういう思惑でフォローされたのか少し気になってしまった。

別にそんな気にするほどの仲でもないんだけどな。

2013-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20130702151613

少年向けライトノベル少女向けほどファンタジー偏重じゃない。

最近ファンタジーがやや復権してきたとは言え、2000年代以降の主流はやはり学園物だった。

ただ、アマチュアWeb小説の分野では、近年

世界転生・召喚が一種のテンプレートとして多用されているので、

元増田はそれを念頭に置いているんだろうとは思う。

http://anond.hatelabo.jp/20130702131058

へー。ライトノベルには詳しくないんだけど、そうなんだ。

これは少女向けだけの傾向なのかな。気になる。

http://anond.hatelabo.jp/20130702130952

少女向けのライトノベルもそういう方向だよね。現代物がびっくりするほど無い。

最近ファンタジーはなぜ転生や召喚ものが多いのだろうか。

アニメラノベを見ても

最近ファンタジーは現世からの転生や召喚モノが多い気がする。

秘境探検ファム&イーリー

ロードス島戦記

覇王大系リューナイト etc

90年代の多くの作品は

世界の中でその世界の人物でストーリーが進行していく。

2000年台以降の多くの作品は

世界現代の人が召喚される

現代世界のみで進行するなど

世界の中だけで物語が進行していくというものが少数派になったといってよい。

更に最近では日常ものといわれるストーリーに山も谷もないモノが

持て囃されているが想像力の欠如に繋がらないか不安に感じるほどである

これはファンタジーゲームの仮想思考を悪として叩いた

リセットすれば済む的にゲームを叩いた人達が導いた悪影響が

ついに作品にまで及んだのではないかと思ってしまうほどだ。

追記

80年代にもあるだろうが、というツッコミがあったけど

今回問題としてるのは90年代00年代以降で一気に

世界だけで繰り広げられる作品が減ったよなという点です。

追記2

ラノベにおける現代人のいないファンタジー作品の受けの悪さは異常 - アニメ見ながらごろごろしたい

http://d.hatena.ne.jp/taida5656/20130330/1364572827

ライトノベルアニメ化作品一覧 - Wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E5%8C%96%E4%BD%9C%E5%93%81%E4%B8%80%E8%A6%A7

検索したら他の人も書いてた。

追記3

(反応やコメントを見ての感想

マーケティング関係や導入部での世界観の引っ掛かりを無くす為のナビゲータ役、

主人公共感感情移入やすくする為、あとはアニメ化した時に一期で世界観が理解出来る、尺の関係

アニメ化のしやすさの問題(テンプレ化で共通認識があれば導入部を省ける)

があるように思える。

(5分アニメや二時間映画が成り立つのも多くはテンプレや共通認識が出来上がってるからではないか

追記4

しろ90年代ゲーム機によるRPGの影響を受けて

その世界だけで完結した物語が多く生まれたという意見がありました。

多分その通りだと思います2000年代に学園物が流行ったのは

ToHeartラブひな恋愛から萌えへの転化と繁栄によって

ファンタジーの層が薄くなった結果、世界完結型の作品も少なくなったと見るべきか。

追記5

反響やらデータやら。/REVさんありがとう。)

小説家になろう】誰でも主人公になれる制度。なぜ異世界召喚や転生もの流行るのか? | サブカルカムカム

http://goo.gl/YfK5v

ラノベは、日常ものばかりで、ハレコメばかりで、転生召喚ものばかりなのか - REV日記 @はてな

http://d.hatena.ne.jp/REV/20130704/p1

スコッパー速報 小説家になろう:転生とか召喚モノでなくおもしろい異世界ファンタジーってない?

http://scoopersokuhou.blog.fc2.com/blog-entry-455.html

なろう!累計ランキング - REVの物置::Group::Grev - grevグループ

http://grev.g.hatena.ne.jp/REV/20130703/p1

2013-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20130624143705

大昔、月姫という吸血鬼モノが大ブレークした後

ライトノベルやらなにやら、吸血鬼モノばっかりだったよ。

ブームとはそういうもの。便乗があるからなんともいえん。

2013-06-18

もう、デバイスドライバ作ったり、アセンブラ書いたり出来る人間がどれだけ若い世代に残っているか

よくファンタジーライトノベル魔法世界で失われた古代語呪文みたいな話があるけど、

アセンブラとかオールスタイルのCとか必要領域はまだまだ残ってるけど古代語呪文になってきてるよな。

 

そうはいってもWebサービスと比べると、おもしろみも少ない、年収が高いわけでもない、収入が安定するわけでもない

そんなプログラム若い世代には求められぬ。 アセンブラもCもおそらくC++も 失われていく言語になっていくんだろうねぇ。

こんなの送った:防衛省大臣官房文書課公益通報受付ご担当者様御中

subject:陸上自衛官または自衛官を詐称している可能性が高い人物の、公文書偽造等行使(刑法155)軽犯罪法違反(公職官制名詐称)、詐欺(刑法246)ほかについて見聞きした為、通報いたします。

防衛省大臣官房文書課

公益通報受付ご担当者

多忙の折、恐れ入ります

私は千葉県**市にて販売職に従事している者ですが、現職の予備陸上自衛官、または自衛官を詐称している可能性が高い人物の、公文書偽造等行使(刑法155)、軽犯罪法違反(公職名詐称)、詐欺(刑法246)ほかについて見聞きした為、公益通報します。

公益通報

平成25年6月18日

防衛大臣 殿

公益通報者保護法第3条の規定に基づき、下記の通り公益通報します。

通報者氏名 本名ひらがな

所属 株式会社(勤務先) (職場への連絡はご遠慮下さい)

連絡先 千葉県(住所本名) (自宅)

Tel (ケータイ) または (IP電話

e-mail (シゴト用メアド

希望する連絡方法 書面の送付(通報の受理不受理連絡に関してはメール可)

通報対象事実の内容:

私は千葉県に在住する販売員ですが、「自分自衛官である(あった)」と経歴を詐称していると思われる人物が、小説出版しているのを見聞きしました。

その後同人は「私は精神障害者である」「実は予備自衛官補であった」等の主張に基づき支離滅裂な言動をインターネット上で繰り返しており、この度同人公文書偽造等行使(刑法155)の疑いが極めて強い行為を行ったため、公益通報に至りました。

通報対象事実を行った人物は、自称陸上自衛官の筆名『篠山半太』(原所属・在住地・本名不明)・ならびに出版社である株式会社PHP研究所となります

(株式会社PHP研究所担当編集者は、同社コミック出版部・(※本名)氏)

1.2012年6月発行の小説「君が衛生兵歩兵が俺で」なる出版物(以下、当該出版物)において、筆者筆名『篠山半太』(本籍住所氏名原所属不明、以下、篠山某)なる人物は、株式会社PHP研究所(東京都千代田区一番町21、以下、PHP社)と共謀または、篠山某がPHP社に虚偽の身分申告を行う事で、『自衛官の書いた小説』という売り文句でこれを出版出版取次会社・販売店・購入者に充分な錯誤を抱かせ、これを流通・購入させました。その後、篠山某の自称する公職所属隊経歴は二転三転しております

これは刑法246・詐欺罪ならびに軽犯罪法1-15・官公職詐称となる可能性が高い為、防衛省におかれましては2項を踏まえ、法務部門より本省所轄警察署への通報告発を行うべき事案と考えます

2.当該出版出版直後から篠山某は精神不安定(通報者私見としてはプロモーション目的詐病)であるインターネット上で公言し、本年6月には市販されているだけの「自衛隊手帳」を提示して予備自衛官である自称したり、予備自衛官手帳カバー部分のみ(恒久用紙のID部分)無しでまた予備自衛官補である自称し続け、遂に平成25年6月17日未明には『地方協力本部長印』の捺印された日時不詳の「辞令書」の写真アップロードしました。(アップロードURL: https://twitter.com/SHINOYAMA_Hanta/status/346322062278815744/photo/1 )

3.2項で挙げた辞令書の真贋について私は知る術を持ちませんが、かかる支離滅裂な言動を繰り返す人物が予備自衛官の職にあるとは常識的に考えられず、本『辞令書』なるものその他をもって当該出版物のプロモーション継続しよう、という篠山某とPHP社の意図は、前項に挙げた詐欺罪と官公職詐称が現在継続している事を示します。

また、本辞令書の本部長印なるものが偽造印であった場合、これは当然、閲覧に供し行使しており、刑法155・公文書偽造等罪にあたります

3.PHPから取次会社を経由して公開された短文広告(所謂キャッチコピー)は以下の通りであり、また著者は「自衛隊員」となっています。これに関して現在PHP社は是正を行っておらず、ネット通販amazon.co.jpや取次販社のデータベースで広く閲覧可能です。

『現役自衛隊員がつづる、自衛隊高校を舞台にした社会派ライトノベル! 特殊な環境に置かれながら、仲間との友情を信じる若者たち!』

4.以上、通報対象事実の根拠法令は、刑法155・刑法246・軽犯罪法1-15であります。うち刑法155に関しては既遂であります

自衛官およびその退職者(篠山某が該当するかどうかは疑問ですが)に対する処罰規定・倫理規定については私は知る術を持ちませんが、常識的に考えて幾つかの規定違反抵触は当然多々あったもの類推できます

私は違反行為を行った者とは直截的面識は無く、現業販売員分野に於いて不利益を被っておりません。

従いまして、『外部の労働者から通報』扱にて、公益通報の窓口を選択させていただきました。他、適した部門窓口がございましたら、本文書の移送扱もしくは、適切な窓口のご教示にて対応していただければ幸いです。

以上

(本名・連絡先・メアドがここに入った)

2013-06-09

ヲタク腐女子アニメ遍歴

こんばんは、ヲタクと腐女子と百合厨と以下略(なんか追記)の増田です。

手違いで更新する頁間違って荒らしのように記事が重複登録されました、すみません


前回のチラ裏は各属性について言及するために各項目さらっと流したので、

今回は「アニメ」の方に特化して幼少期から現在に至るまでのアニメ遍歴を振り返って見ようかな、と。

相変わらずぽんぽん話は飛んで、好きなものを好きなように語り倒してるだけの無駄に長いチラ裏です。

引用部分は前回の記事から引っ張ってきてるので読み飛ばしてくださって結構です。


「劇場版 機動戦艦ナデシコ」は、本当に印象に残っている。

ヲタクに関しての「原体験」の作品といっても過言ではないと思います。ほんっとにね、好きだったの。

自我がしっかりしてからのヲタクの「原体験」とも言える作品は、やっぱり「劇場版 機動戦艦ナデシコ」だと思う。

何の前知識もなく映画館のスクリーンで観て、とにかく「すごい好き!おもしろ!!!」て思ったんですよね。

四半世紀以上生きてどっぷりヲタクになっている今になって、アニメ版を知っている前提で劇場版を観ていたら、

なんやかんやもっと細かいところまで突っ込んで、アニメと劇場版のギャップに関してとか、

あそこの作画がどうとか展開とテンポがどうとか分析(考察?)とかしたんでしょうけど、

アニメは観るけど「監督」も「声優」も「作画」もよくわかっていない小学生からしたら、

おもしろい!」という感想が全てだったんですよね。

余計なフィルターの掛かっていない「おもしろい」ってもうそれだけで貴重だなと今なら思います。

で、何がそんなに私の心を鷲掴みにして離さなかったのかずっとわからないままだったのですが、

モーレツ宇宙海賊」を観て「あ、私は佐藤竜雄監督作品のあの独特のテンポが好きなのか」と気付きました。

細々と「あああ!佐藤竜雄監督だぁあああ!!!」となるシーンは多々あるのですが、

代表的なのは、モーパイ5話の電子戦のシーンかな、と。

「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」から畳み掛ける、

「長からむ心も知らず 黒髪の乱れて今夜は妨害電波」

「あおによしオデット二世は咲く花よ 匂うがごとく押して押して」がね!もうね!好き!

あと細かいところだと、茉莉香が申請した「私掠船免状」に許可が下りた時の印鑑ぽん!とか。

そういう細かいところが佐藤竜雄監督の独特のテンポで、ウワアアア!!!てなるんですよ。

16話のヨット部員が海賊ごっこ(?)しちゃう話とかも「らしいな~」って思いました。

余談ですがこのモーパイのOP/EDはももクロちゃんなんですけど、これから本格的にハマりました。スルメなOP。


幼少期からのアニメ遍歴とかいいながら、既にナデシコに関してだけで長い。


覚えている限りだと、私の小学生時代に放映してたアニメといえば、

セーラームーン赤ずきんチャチャケロケロちゃいむ魔法少女レイアース、とかそのあたり。

弟がいたのでドラゴンボールジャングルの王者ターちゃん南国少年パプワくんあたりも見てました。

魔方陣グルグルとかね、クラスの男子とマンガの貸し借りしてたな~っていう懐かしさ。

GS美神とかスラムダンクとかるろうに剣心とか、アニメ関係はあげるとキリがない。

飛べ!イサミなんかも大好きでしたね。

らんま1/2は再放送で見てたんだっけどうだっけ。覚えていない。

これらの他に「忍たま乱太郎」「アリス探偵局」「カードキャプターさくら」や「怪盗セイント・テール」もありましたね。

小学生の頃は、遊んで帰宅して夕飯までの「忍たま乱太郎」から「天才テレビくん」までが一連のアニメ視聴タイム

アリス探偵局」は「天才テレビくん」の内で放映されてましたよね。

「実は、これこれしかじかで」からの「かくかくうまうまというワケだな!」のやり取りが記憶に残ってる同世代は多いはず!

忍たま乱太郎」は今でも放映されているご長寿番組なので説明は不要ですね。

忍たま乱太郎」は今も時々観るのですが、腐女子の間では「初恋は土井先生か利吉さんか!」という話題が出るくらいみんな通る道。

どうでもいい話ですが、私は土井先生も好きですが山田先生が好きです。あときりちゃん。

南国少年パプワくん」は大人になって「PAPUWA」も込みでコミックス読み返したんですが、タンノくん美脚ですよね。

シンタローの青の一族はシリアスな話のはずなのに、記憶がタンノくんの美脚に持ってかれてます。

柴田亜美先生だから、ギャグ漫画でいいんですよね!


今でも90年代後半のアニメって好きなのですが、90年代後半(前半もか…)のアニメって妙に濃かった気がする。

スレイヤーズは観ていないんだけど、セイバーマリオネットシリーズバトルアスリーテス大運動会とが妙に印象に残っている。

バトルアスリーテス大運動会、ほんと視聴者置いてけぼりの超展開だったけど今見てもたぶん超展開なんだろうな。

セイバーマリオネット」の頃はあかほりさとる林原めぐみ全盛期でしたよね。

林原めぐみさんは「らんま1/2」の女らんまの声もやってらっしゃるんですが、私の記憶に残ってるのは90年代後半アニメ。

新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ、「スレイヤーズ」のリナ=インバース、「セイバーマリオネット」のライム

万能文化猫娘」の夏目温子、「シャーマンキング」の恐山アンナとかでしょうか。

この頃はまだ声優さんを意識して観ていたわけではないので、アニメが好きだったな~ていうのが記憶に残ってます。

そんな中で例外なのが、「セイバーマリオネット」の花形美剣(CV:子安武人)なんですけどね。

キャラクターもなんですが"JtoX"で花形美剣(CV:子安武人)が歌っていた「いよかん」が未だに印象が強くて、

最近(私の最近は2000年以降です…)の子安さんがクール系のキャラクターの声を演じていると思わず笑います。

好きなんですけどね、クールな子安さんも。「BACCANO!」のラック・ガンドールとかも、好きなんですけどね、

どうしても「いよかん」の「今朝、ベランダすずらんの花が咲きました」が過るんです…本当に罪深い…

声優さんから話を戻して、90年代後半のアニメの話。

未だにダントツに「意味わかんないな」って思うのは「バトルアスリーテス大運動会」です。最終話あたりが、本当に、超展開でした。

話を戻して2行で脱線するのですが、90年代の後半ってまだ今の「百合」に該当する概念がなかったような気がするのですが、

「百合」ともちょっと違う、女の子同士の友情以上恋愛未満みたいな熱い関係がちょいちょい見られた気がします。

バトルアスリーテス大運動会」も「百合じゃないんだけど百合だよね~」って同年代の方と話してました。

しっかりと観ていないんですが、「少女革命ウテナ」のウテナとアンシーなんかも百合というかなんというか。

制作年が90年以前になりますが、ガイナックスの制作のOVA「トップをねらえ!」も熱い百合ですよね。お姉さま

百合とは逆に「あれ?腐ってない?」って突っ込んだのは、「天使になるもんっ!」のミカエル(CV:石田彰)とラファエル(CV:森久保祥太郎)ですかね。

ゴクドーくん漫遊記」とかあったことを思いだしてウワアアアアってなってます。


年代でまとめるより系列でまとめた方がわかりやすいんじゃと思ったので、まずはスクウエァ・エニックス系のアニメの話。

スクウェア・エニックスお家騒動スクエニマックガーデンに分裂しましたがまとめます。わけるのめんどくさい。

南国少年パプワくん」「魔方陣グルグル」「まもって守護月天!」は90年代ですね。

ここらへんのOP/EDを歌えます、子どもの記憶力ってすごい。

「まもって守護月天!」は結末を覚えてないので見直したい。

2000年代に入って、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」「PAPUWA」「鋼の錬金術師」「瀬戸の花嫁」「モノノ怪」「天体戦士サンレッド」「最遊記

どれもおもしろいのですが、「天体戦士サンレッド」がめっちゃくちゃシュールで好きです。

悪の組織なのに常識人でいい上司な「ヴァンプ将軍のさっと一品」が地味に役立つ豆知識挿入番組です。

舞台が川崎市高津区周辺(溝口あたり)なのは有名かと思いますが、アニメのOPとかにまんま溝口駅近くの踏切が描かれてました…

あ、「最遊記」は腐女子黒歴史ごりごり掘り起こしますよ!

それぞれに一言述べてたら既に長いのにさらに長くなるのでさくさく行きますね!

2010年以降に、「デュラララ!!」「荒川アンダー ザ ブリッジ」「WORKING!!

デュラララ!!」を観る前に、同原作者成田良悟さんの別アニメ作品「BACCANO!」を観るのをお薦めします。

ついでに、アニメは全13話を一気にまとめて視聴するのをさらにお薦めします。

このアニメは構成がうまくて、原作の3巻分(時系列で3年分)を同時並行で進んでいくので、

最初の数話だけだと「???」てなりますが、13話まで見て話が繋がってから1話を改めてみるとアハ体験が出来るので!

個人的に「デュラララ!!」よりも「BACCANO!」が好き。

WORKING!!」はアニメ化大成功アニメだな!と思います。

アニメオリジナルの小鳥遊くんとまひるちゃんのオリジナル話がすごいかわいかった。なごなご。

余談ですが、この原作者の方、元がWebマンガの出身でコミックスは「犬組」、Webは「猫組」と呼ばれて同じ系列のファミレスの話です。

微妙にリンクしてるんですけど、アニメの方ではそこらへん語られてなかったので、気になったら原作コミックスとWebをどうぞ。

マックガーデンからは「ARIA」が1期~3期まで。

「ARIA」癒し系まったりアニメなので、癒されたい時にぼんやりみたい。音楽も癒し系まったりする。

藍華ちゃんとアルくんのじれったさがかわいくてかわいくて。キャラ単品だとアリスちゃんが好きです。

この記事書くために記憶引っ張り出し、さらに放映年度を確認してて「……」てなってます。

改めて調べたら、スクエニからアニメ化してる作品めちゃくちゃ多かったです。


原作者単品でCLANP作品の話。

CLAMP作品は「魔法少女レイアース」「CLAMP学園探偵団」「カードキャプターさくら」「ANGELIC LAYER

ちょびっツ」「xxxHoLic」「ツバサ」「こばと。」と、アニメ化している作品が多いのはご存じだとは思いますが、

私が好きなのは「魔法少女レイアース」「カードキャプターさくら」「CLAMP学園探偵団」です!

CLAMP学園探偵団」はぶっ飛んだ設定が好きでしたね!

ちなみに「CLAMP学園探偵団」のOPがアリプロの「ピアニィ・ピンク


ガンダム系のアニメは、「ガンダムSEED」と「ガンダムSEED DESTINY」「ガンダム00」、にわかですね。

∀ガンダム」もちらっと見た気がするんですが、おぼろげにしか覚えていません。

ガンダムSEED」の放映時間、日5枠で「鋼の錬金術師」「BLOOD+」「戦国BASARA弐」「青の祓魔師「マギ」やってましたね。

なんで日5枠は無茶するんだろう…とコミック原作の作品でアニメ化されるたびに思ったりなんだり。


電撃文庫とかラノベ原作のアニメの話。

ラノベ原作はどちらかというとアニメより原作小説読んじゃうのでアニメちゃんと観ていなかったりなんだり。

十二国記」「彩雲国物語」「ゼロの使い魔」「涼宮ハルヒの憂鬱」「狂乱家族日記」「とらドラ!

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「這いよれ! ニャル子さん」「人類は衰退しました」「はたらく魔王さま!

前述のラノベ原作アニメは重複するので省略。有名どころばかりですね。

十二国記」は原作の設定とアニメの設定がかなり違ったので、見るのを躊躇っていたんですがアニメもおもしろかったです。

構成がうまいというか、原作とアニメの設定の違いを上手いこと生かした構成になっててよかったです。

そして、「十二国記」は7/1に12年ぶりに新刊が!出ますね!ずっと待ってました!!!

十二国記通信―麒麟便り―|小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト|新潮社

アニメ版は見ていないのですが小野不由美さんの「ゴーストハント」の小説もリライトされたし、

「悪霊の家」もコミカライズされたし、小野主上本当にありがとうございます

話を戻して、「涼宮ハルヒの憂鬱」は「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」が好きです。ゆるかわ。

あちゃくらさんが完全に長門さんに飼いならされている。

綾波&ルリルリ&長門さんで綾波・長門・ルリルリが3姉妹だったら@WIKI - トップページてのがありますよね、よくわかります。

ルリルリを贔屓キャラな私はエヴァは綾波、ハルヒは長門さん派でした。

とらドラ!」はアニメもいいいけど、個人的に原作小説おススメ!

特にアラサー80年代生まれの人はくすっと笑えるネタが多かったです。読んでて90年代生まれの子、わかるの?と思いました。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない」は完結しましたね。

私は黒猫派なのですが、アニメみてた実弟が「黒猫かわいいよ!黒猫一択だろ!!!」と主張してたのにはダメな血の繋がりを感じました。

あと今期は「はたらく魔王さま!」がおもしろいです。

原作も既刊分は読破しているのですが、アニメはアニメ表現というか顔芸がおもしろくてニコ動の※付きで読んで笑ってます。

EDの「あ…(察し」は最早様式美。エミリアと鈴乃をいじめるのはやめてあげてよぉ。

おそらくアニメには出て来ませんが、原作には勇者と魔王の子ども(語弊あり)が出て来るので、幼女好きな人は原作どうぞ。

めっちゃかわいいようじょめっちゃくちゃかわいい

ライトノベルのアニメ化作品一覧 - Wikipediaを参考に記憶引っ張り出しました。

ラノベ読みなので、機会があればラノベラノベで「ヲタクで腐女子ラノベ遍歴」でも書きたいけど、アニメ以上に多いので撃沈しそう。


アイマスとかボカロとか東方とかも視聴する方で楽しんでる。

え、アイマスアニメでゼノなんとかさん? そんなのなかったよ?

あれはあれでオリジナルでやればおもしろかったと思うんだけど、なんでアイマスでやったんだろう。

アイドルマスター XENOGLOSSIA」は、なんでアイマスでやったんだろうって謎。

もはやアイマス界隈では「淫ベルさん」とか「ゼノなんとか」とネタ半分になかったことにされていますが、

コンセプトというかオリジナルストーリーをやったらおもしろかっただろうに、とちょっと残念な気も。

でもそんなアイマスですが「THE IDOLM@STER」でアニメになりましたね!

春香さんと千早ちゃんが好きなので、アニマスは千早ちゃん贔屓のはるちは派大勝利!

全員ちゃんとそれぞれのストーリーがあってみんなかわいいんですが、

春香&千早好きとしては第20話、第21話は神展開でした。ライブでの千早ちゃんのアカペラがほんっとね!ほんっとね!!!

千早ちゃん、歌えるようになってよかったね。゚(゚´Д`゚)゚。って気持ち悪い感じで見てました。

アニマスはそれぞれのキャラクターに持ち歌があるのでそれぞれのキャラクターの話のEDが個別EDなのもよかったです。

ベースアイマス2なので、律子さんはプロデューサーで伊織・亜美・あずさが「竜宮小町」で活動してましたが、まあそれはそれで。

りっちゃんはアニメでアイドルもやったしね!ぴよちゃんも歌ったしね!

アイマス2(ゲームの方)の竜宮小町の「SMOKY THRILL」のダンスもいいけど、

アニメのダンスもすっごいかわいかったですよね!


この他にも虚淵玄監督で「Fate/Zero」「魔法少女まどか☆マギカ」とか、

ガイナックスから「天元突破グレンラガン」「彼氏彼女の事情」とか、

京都アニメーションから「らき☆すた」「けいおん」とか、

J.C.STAFFで「ハチミツとクローバー」「LOVELESS」「ぽてまよ」「青い花」「おとめ妖怪 ざくろ」とか、

Production I.Gから「あずまんが大王」「よんでますよ、アザゼルさん。」「黒子のバスケ」とか、

新海誠監督で「秒速5センチメートル」「ほしのこえ」とか、

細田守監督「サマーウォーズ」とかありましたが、もうそろそろ力尽きてもいいかな……

フルーツバスケット」とか「送球のファフナー」とかまだぼろぼろ出て来そうなんですけども……


ここ最近、これでもアニメから遠ざかってたと思ってたんですが、十数年の蓄積って怖いですね。

今期は「はたらく魔王さま!」の他に「進撃の巨人」「うたの☆プリンスさまっ♪」を見てます。おもしろい。

ニコ動が公式配信してくれるようになってから、ニコ動で※付で見るのが好きです。二度おいしい。



こう、ざっと見てきたアニメを挙げて思うのですが2000年代くらいからは嗜好とか固まってるので、

影響が大きいのはやっぱり90年代後半以前のアニメかな~と。

今だ白紙の夏コミ原稿からの逃避につらつらつらつら書いてみましたが、

他のアニメで育った人の遍歴とか知りたいなと思います。おもしろそうなので。どのくらい傾向が被るのかなと。

これ、アニメだけでなくラノベコミックの遍歴まで挙げていったら自己分析も出来ておもしろそうなんですがそろそろ力尽きたいです。

もう、ゴールしてもいいよ、ね……

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