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2023-12-12

anond:20231212181137

今のEV業界中国需要がなさすぎて地獄の値下げ合戦になってるのがネック

業績はBYD以外イマイチ

ただ、BYDはEV専業メーカーではなく、HVが売れたから好成績だっただけというね

で、そういった情勢を嫌忌して今EVメーカーの株は安くなっている、しかも利上げで金もそんなにないからみんな現実志向になっている

ただ、金利下がって金余りになるとまたEV!とウェイウェイし出すだろうからそれ待ち

個人的EVバッテリーエネルギー密度が低く電費を下げないといけないのに、走行距離稼ぐにはバッテリーたくさん載せないといけなくてそれでクソ重くなって電費が下がって、それで下がった分をバッテリー増やして補おうとして更に重くなって価格も高くなって…という現状ちょっとバカ乗り物から普及するのは時期尚早だと思うけどね

まぁ、それでもウェイ勢は好きな乗り物なので個人的考えは置いておいてそれには便乗させてもらう

2023-12-08

日本2000年以降で世界イノベーションを起こした製品て何かある?

パッと思いつくのはHV最後のような気がする

2023-08-19

anond:20230815214522

トヨタ2026年リン酸バイポーラ実用化してEV売るという話があるので真面目に検討してみたんだが

なかなか厳しくねぇか?

一軒家で太陽光で充電できる人じゃないと無理だと思う

俺はマンション住みで駐車場で充電できないから外で時間かけて充電する必要がある

それもスーパー駐車場普通充電だと、1時間で3kWhとかでしょ

電費7km/kWhで考えて21km分

普通充電器があるイオンまでの往復で消えるんだが

それで下手したら200円くらいコストがかかるわけですが、今乗ってるHV燃費街乗りでも21km/Lくらいは出るんですよね

コストから見ても一つも嬉しくない感がある

EVの静粛性と加速の良さ、雑に運転できそうな点はかなり期待してるんだが

特に今乗ってるのTHSだからアクセル開度見ながらエンジンのご機嫌を取らないと燃費が出ない

これがなかなか面倒くさい

開けすぎず緩すぎずギリギリラインを調整して巡航速度までなるはやで上げ、減速は一瞬でも早くアクセル離して回生協調意識してブレーキングする必要がある

めんどくさい…

EVだったら雑に加速して、巡航速度は一定を保つとして、回生セレクタで減速しながら止まればええんでしょ

魅力的なんだけどな~

ところでATTO3いいよな

補助金入れたらマジでその辺のSUVと変わらん値段になるし、装備も充実してるし、色々グレード作らない売り方も良い

シートがいまいちという感想があったのと、経済安全保障でいきなりファーウェイみたいな扱いになりそうで心配

リセールもクソだろうし悩ましい

2023-08-17

anond:20230815214522

書き方が悪いな。。。

目的地」が2つあるからよくわからんかった。

EVは自宅充電(基礎充電)が基本。

急速充電は遠出時のみ。

基礎充電できないなら、ガソリン車や、HVがいいに決まってる。

ガソリンスタンドで数分の給油で済むから

基礎充電ないのにEV買うやつは、はっきし言って変わり者。

無料公共充電器も減ってるし。

戸建てなら、基礎充電環境構築は楽。

けど、マンションアパート住まいは大変。

なぜなら、基礎充電環境構築・保守運用をどうするか、管理会社オーナー間で考える必要があるからだ。


よって、日本EVが普及する鍵は、集合住宅向けの充電インフラ構築。

ちなみにその構築に躍起になってる代表例が、東京都

自分自治体都道府県市区町村)がどうなのかは調べる必要がある。

2023-07-29

anond:20230729031759

大丈夫日本じゃEV流行らないよ

アンタの希望は達成される

新車アリアに5年乗って、もし他のEVに乗り換えようとしても、日本EV普及率が10%に絶対届かない

よって、2030年までに普及率を上げたい日本政府は、なんだかんだで補助金をつけるだろう

保証する

だってGIGAZINEテスラの航続距離記事に対するブコメは、EVについて全くと言っていいほど無知なのだから

twitterイーロン・マスクの暴虐に腹を立てているのか、テスラ全否定

こんな小さな島国の、糞どうでもいい中古車販売会社問題と同列に見てるのがほとんど

今年上半期にヨーロッパで最も売れたのが、テスラモデルYだったというのに。。。まだ上半期のデータはないけど、1Qだと世界で最も売れているしね

価格も300万円ほど安い、あのトヨタカローラを超えてな

テスラEVの中で航続距離がそこそこあるのにね

そりゃEVは爆発しまくってて危ないだとか、寒冷地では凍死するだとか、テスラ自動運転事故ばかりなんていうデマを信じ込むわなw

デマ流してまで普及させたくないっていうアンタ、やるな

だって奴らは調べないww本当に、笑っちゃうくらい

そもそも車乗らないか

そもそも車買わないか

自分事じゃないか

まぁこの傾向、はてなに限らず、ヤフコメも同様

どいつもこいつもEV懐疑論者ばかり

日本世間ではEVが身近なものだと思ってないか

それは日経NHKを筆頭とする、メジャーメディアが、日本メーカー好調っぷりしかニュース報道しないか

世界規模で起こっている、テスラ中華EVの盛り上がりをちゃん報道しないか

特集記事もいっぱいあるのに、興味を持って調べないから頭に入らない

補助金だって最近EVが満額補助に変わったし、日産サクラ運用をよく考えたら、トータルコストガソリン軽自動車運用より安価なのにね

東京都なんて、EV購入も、基礎充電環境構築も補助金だらけで天国なのにね

一方のガソリンは、ほとんど輸入に頼ってて、価格はどう考えても高くなるしかないのにw

電気代も平均的に高くなっているだけで、夜中に自宅充電するとか、自家発電使うとかの発想もできない

から大丈夫

ガソリン車やHV依存しまくりの日本メーカー海外市場から撤退するとか、下請け倒産するニュースが出ない限り、日本じゃEV流行らないよ

2023-03-21

平成ヲタクリメンバーズ第1話情報補完

今の40代オタクがボクの師匠、プログラムもCGもDTMも師匠のおかげを書いた増田です。

お前が技術を中心に情報補完しろよと言われたので知っている範囲情報を補完します。
ただやっぱりネタバレするとゲッサン編集部や作者氏から叱られそうなので、まったく本編には影響しないであろう部分を中心に情報補完させて貰います
先に謝っておきますネタバレ回避を考えたら第1話で語れる部分がココしかなかったっす・・・

主人公携帯電話

主人公和田一馬が所持するガラケーデザイン微妙な違いがあるけれど、おそらくはau W41CA2006年の春モデル

W41CAペンギンケータイとも呼ばれたCASIOのヒット機種で、外観はCASIOらしく少々無骨、旧機種のW31CAでは赤外線通信おサイフケータイへ非対応だったものの、W41CAでは対応を果たし全部入りケータイになった。
ペンギンケータイの由来ともなるマスコットキャラクターアデリーペンギンが画面上の様々な部分で演出として登場し、ポップなオレンジの筐体色とも合わせてその可愛らしさから人気を博した。
W41CA無骨さの中にある可愛らしさで人気となったが、CASIOのWn1CAシリーズ本来サラリーマンに高い評価を受けていた端末で、WordファイルExcelファイルを閲覧できるPCドキュメントビューワーやPC向けWebページを閲覧できるいわゆるフルブラウザを搭載しつつ、USBマスストレージ接続可能な端末であり、更にはFMラジオを受信できるなど当時のギークからも非常に高い評価を得ており、CASIOガラケーの銘機としてガジェット界隈では歴史に刻まれている。

当時を知る者であれば常識的な話だが、CASIOというか当時のau学生へ対して強く訴求する携帯電話通信キャリアで「学割と言えばau」という認識世間でなされており、au携帯電話へ搭載する機能や展開するサービス学生意識したものが多かった。
取り上げているW41CA着メロの最大発音数は128のステレオ再生PCM音源再生機能である着うた(AAC/48Kbps)にも対応していた。しかSD Audio Playerを搭載しておりminiSD(microSDではない)にUSBマスストレージ経由で保存したAAC(96Kbps)の再生可能であった。

ちなみにヒロイン(?)が使っている携帯電話現在でもINFOBARを生み出したとして話題となるau design projectの第3弾端末であるau talby2004年モデル製造三洋、型番がA5508SAデザイン以外に語る部分がぶっちゃけない。
というか当時からハードウェアスペックに関して語られることがあまり無かった機種で、掲示板などで携帯電話スペックを誇ったり最大限に活用するための情報交換などをするギークユーザが選ぶ機種ではなかったので殆ど知らないというのが実情。
INFOBARは目新しさもあって結構いろいろ情報交換されたものだけれど第3弾ともなると正直言って失速気味になっていた。
ただ、主人公が最新の携帯電話ヒロインが型落ちのデザイン重視な携帯電話学生なのでauという細かな描写は作者の意気込みを感じる。
個人的にはこの時期の携帯電話を挙げるならauではなくVodaphoneNTT DoCoMoから発売されていたNokia 6630推したく、これがまたSymbian S60で・・・と話が逸れるので別の機会に。

音源

W41CAに搭載されている音源YAMAHA AudioEngine MA-7i(YMU791)で、前述の通りFM音源の最大発音数は128でステレオ再生可能であり、AACMP3デコード対応するなど非常に多機能で多くの携帯電話端末に採用されることとなる2005年に登場した最新LSIによる音源だが、W41CAでは何故かMP3デコードなど一部機能制限されている。
着メロ形式SMAF(MMF)で150Kbyte(153,600byte)まで、FM音源の使い勝手としては4オペレータの最大発音128で、更にFM音源側の最大発音数を減らすことで最大16bit/12,000HzのPCM音源データを使うことが出来、同様にFM音源側の最大発音数を減らすことで着うた登場前後に一瞬だけ流行ったボーカル付き着メロ活用されたHV(合成音声)も使える。
エフェクターなども内蔵しておりMA-7シリーズは当時の着メロ職人からはかなり評価の高い音源であったものの、NTT DoCoMoしか注目しなかった頭内定位を利用した仮想サラウンド再生のための3Dポジショニング機能実装されており、いつの世も空間に対するオーディオというのは経営者技術者の心を掴んでしまうんだなと林檎マークを見て思いを馳せる。

アプリ

ただ人気だったW41CAにも欠点はあり、当時のケータイアプリ開発者から悪名を欲しいままにしたezアプリ、つまりBREWアプリ採用されていた。当時のau野良アプリ(勝手アプリ)開発者を締め出すことへセキュリティの都合上から躍起となっており、公式ez web以外の経路からアプリインストールを著しく制限していた。
この制限が無くなるのは平成ヲタク リメンバーズの時間軸で言えばほんの先の未来である2007年に登場するオープンアプリプレーヤー(OAP)を待つ必要があり、W41CAは、というかau端末はその点からギークに毛嫌いされることがよくあった。
BREWアプリ欠点はそれだけでなく、これはBREWアプリよりも前のezplusアプリ時代からそうなのだが1日のアプリ携帯電話パケット通信3MB制限という謎の縛り(後に6MBまで上限緩和)が設けられておりユーザケータイアプリ開発者双方からヘイトを買う一因となっていた。ちなみに他社は1度のパケット通信量の上限はあったが1日の上限は無い。
いやそもそもQualcommからカフェインよりもアルコールだよと騙され酔っぱらいJAVAからBREWへ乗り換えたこ自体が愚かで、他社はJAVAのままなので単に開発負担が増え、auで公開されるケータイアプリが減るという結果しか生まなかった。これが解消されるのが前述したOAPであり、OAPの正体はBREW上に構築されたJAVA VM環境であった。
しかしこのOAPもBREW側のセキュリティパーミッションのせいでパケット通信するたびに通信許可するためのダイアログが表示されるなど不便極まりない仕様であったためユーザの反感を買ってしまう。

オマケ コロニーな生活

マニアックネタばかり詰め込んでもアレなので、平成ヲタク リメンバーズの本編に影響しないよな?とビクビクしながら選んだのが当時流行っていた携帯電話活用した位置ゲームのコロニーな生活。当初はウィルコム端末向けだったが後に他の携帯電話通信事業者にも対応し、2005年コロニーな生活☆PLUSとして改称アップデートされた。
このコロニーな生活☆PLUSはブラウザゲーム一種コロニーな生活☆PLUSのURLアクセスするだけでゲームへ参加できた。1km以上の直線移動距離を稼いでゲーム通貨を貯め、自分土地施設を充実させ住民人口を増やしていくというゲーム
当時を知っている人ならばオチが直ぐにわかっていると思うので間を置かず言ってしまうと、コロニーな生活☆PLUSの略称コロプラ現在では白猫プロジェクトディズニーツムツムの開発元で知られる株式会社コロプラの祖業である。ちなみに今でも一応はスマートフォンアプリサービス継続しており名称も「コロプラ」へ改称している。
平成ヲタク リメンバーズの世界時間軸にプレイヤー存在するだろうけれど今後ネタ被りしたら申し訳ない。

1話感想

ネタバレ回避必要だし始まったばかりの第1話でとやかく言えることはないですね。読者の興味を惹こうとする単語が現れたりするので走り出しとしては及第点なんじゃないかなと。
しろ前述したように登場するガジェットをしっかりと時代に合わせたものにしていたりとセリフキャラクターだけでなく登場する小物にも注目したほうが楽しめるのかも知れないというのが第1話への感想と今後への期待です。

作者氏は同年代だと思われるので、敵に回すと恐ろしいが味方につけると頼りないと言われるVIPクオリティを発揮してくれたらなと楽しみにしてます。うはwwwおkwwwww

2022-12-16

anond:20221215104656

すまんね

いまHV車乗ってるから

1回の給油で700kmも走るのに慣れるとEVに移行する気になれないな

2022-11-20

anond:20221119222553

まだこんなこと言ってるやつがいるのか。もう無知を通り越してただのデマだぞそれ。

まず初めに大規模な火力発電所内燃機関よりも熱効率が段違いに良い。というより、個別に車でガソリンを燃やすのは物凄く効率が悪いんだよ。

さらにいうと、内燃機関ガソリンディーゼルしか燃やせないけど、電力はどうやって作っても電力なんだよ。石炭より熱効率の良い天然ガスを増やしたり、排出ガスを出さない再エネを増やしてもいい。日本2030年に40%まで増やすそうだ。そうやって将来的に電源グリッドCO2排出が少なくなれば今走ってるEVCO2排出量も減るんだよ。これは新車時が一番燃費が良くて後は経年劣化CO2排出が増えていく一方のエンジン車やHVにはできないことで、だからこそヨーロッパカリフォルニアHVも含めて禁止なんだよ。

具体的な数値が知りたかたらこの辺を見ろ。

https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/ev-and-fossil-fuel-power-station/

https://anond.hatelabo.jp/20200210013404

https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/technische-universiteit-eindhoven-research-shows-electric-cars-are-greener/

2022-11-07

トヨタテスラ、「1台の格差」8倍に 初の純利益逆転

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD0281H0S2A101C2000000/

という記事。来るべきものが来たという感じ。なぜこんなことになるのか。理由の半分は、「EVICE(内燃車)と同じ値段で作って高く売れるから」で、もう半分は「ディーラーレスの直販ビジネス中間マージンが発生してないから」だ。

EVICEと同じ値段で作れる」という話は、未だになかなか納得しない人達がいるが、これについては昨年書いた。https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

テスラベンチマークにしてEV利益構造を考えよう。テスラモデル3の標準グレードであるスタンダードレンジプラスは、いま国内で430万円、米国で400万円弱で買える(助成金抜き)。テスラの直近四半期の販売粗利率は28%。トヨタで車格が近いセダンカムリハイブリッドで、同等モデルといえる下から2番目のG(2WD)が380万円(助成金抜き)。トヨタ販売粗利率は20%と言われている。テスラ米国販売価格原価計算すると、既にモデル3のほうが若干安い(290万円<305万円)。つまりテスラ側はカムリと同じ値付けにしてもまだ値下げ余力がある。今はそうしなくても長い納車待ちが発生してるからエコプレミアムを乗せて売ってるだけだ。



為替レートの影響で円建ての売価は変わっているが、1年前でもこういう状態だった。新技術投入(ギガプレスなど)で更にテスラEV粗利率は向上しており、もはや廉価な軽自動車級の中華EVだけでなく、テスラの主力商品ですら「EVICEより安く作れる」という時代突入しつつある。つまりテスラEVHVと同等以下のコストで作り、それにエコプレミアムを乗せて売る。EVということで政府自治体助成金が載り、消費者実質的には同じような価格で買える。もともと格安製品を割高に売り、税金支援してるから、めちゃめちゃ利益が出る構造になっている。

もうひとつディーラーレス直販についても以前書いた。https://anond.hatelabo.jp/20220623153714

もうひとつは、ディーラーレスの直販方式による低コストオペレーションだ。テスラには系列ディーラーがない。日本を例にとると、直営サービスセンター6拠点モバイルサービス2拠点しかない。このおかげで、ディーラー仕入販売マージン販促費(インセンティブバックマージン)を渡さなくてもよい。だから他の自動車産業に比べて販管費が圧倒的に低い。トヨタ日本に6000店のディーラーを抱えていることと比較すれば、これがどれほどの販管費圧縮になってるかわかるだろう。

後者は、EV時代からできる運営方式だとは言えるが、厳密にはEVメリットではない。どっちかと言えば、日本の3大キャリアがサブブランドでやってる操業形態に近い(コンタクトポイントを減らす、コストをかけない、サポート限定する)。ICEでも同じ方式運営すればコストは圧倒的に下がり、利益率も跳ね上がるはずだ。でも、ディーラーとの深い関係販売網を充実させてきたトヨタにはそれができない。



もちろんディーラーレス販売サポートの貧弱さにつながるわけで、今後この体制のままでテスラがどんどん売上を増やすというわけにはいかない。今後は複数メーカーEV輸入車(たとえばテスラとBYDとヒュンダイ)を対象販売メンテナンスを行うような併売ディーラー網が徐々に広がるだろう(もともと欧州では併売ディーラー結構あるし、日本でも歴史的経緯トヨタVWの併売ディーラー存在する)。ただし新興EVメーカーは、既存自動車業界の悪習でありメーカー自身を苦しめてきたリベートキックバックという商習慣にはきっぱり距離を置くと思われる。そうした併売ディーラーに対しては、普通販売マージン以外のバックマージンは出さず、基本的にはメンテナンス拠点としての位置づけに留めるだろう。あるいは、オートバックスのようなアフター系チェーンと提携してまるまるメンテナンス委託してしまうかだ。

2022-10-26

EVなんて簡単

HV技術があるトヨタならすぐできる!そもそもEVなんて流行らないからやらなくていい!全てEVというのは間違い!EV時代なんて来ない!これから水素エンジンだ!EVも本気だけど水素も本気!全方位戦略


とか言ってたら、EVですでに追いつけないくらい差がついてるのウケるロイターニュース面白すぎてご飯が美味しいです。

しかし、これもう客観的に見て手遅れじゃないか?現状を簡単にまとめるとこれだろ?↓


本気で作ったEV専用のe-TNGAプラットフォーム

実はガソリン車と混流生産するためのなんちゃってEV専用でした

から現代のIoniq 5よりも性能低いです

もちろんAriya にも負けます

Tesla 相手だと勝負にもなりません

e-TNGAは性能だけじゃなく製造コスト利益率も低いです

新しいプラットフォームを作らないといけないか

現在検討中です

新しいプラットフォームに3年、車体に2年かかります

最短で5年かかります

最短で2027年です

から5年間、既にオワコン勝負にならないe-TNGAしかありません

anond:20221026142959

まあ、中国のひとたちの気持ちも分かるんすけどね。

フアーウェイのスマホが潰されちゃったので自信を取り戻したいのでしょう。

Windowsはいらない!安いクロームブックでいい!」みたいな感じかもしれませんね。

2022-10-26

■(バッテリ問題さえ解決すれば)内燃機関より電気モータ)のほうがいいのは当然だけどさ

それを日本中国の構図にするのはおかしくない?

そもそも日本だってから電動の自動車研究開発はずっと続けてきたしHVだって作ってるし電池だってノウハウは十分あるけどその積み重ねがあってもガソリン車ほどの性能が得られないからまだ市販レベルじゃないという判断ガソリンを使う車をメインにしてるのであってBEVしか売れないような世界になったらBEV出すよ

バッテリ問題さえ解決すれば)内燃機関より電気モータ)のほうがいいのは当然だけどさ

それを日本中国の構図にするのはおかしくない?

そもそも日本だってから電動の自動車研究開発はずっと続けてきたしHVだって作ってるし電池だってノウハウは十分あるけどその積み重ねがあってもガソリン車ほどの性能が得られないからまだ市販レベルじゃないという判断ガソリンを使う車をメインにしてるのであってBEVしか売れないような世界になったらBEV出すよ

2022-10-25

anond:20221024224802

有用性も検討する」といってるよね。そんで、すでに製造効率面・コストダウン面での有用性は証明されてるし、そもそもトヨタのように量産規模が大きいほど投資効果が出やすい仕組みなので、遅かれ早かれトヨタ絶対メガキャスティングやるよ。やらざるを得ない。

https://president.jp/articles/-/60305

問題は「やるかやらないか」じゃなくて「いつやるか」なんだ。「いま系列で抱えているボディ系・プレス系下請メーカー各社を切り捨てることができないから」、「IDRA製じゃなくて自社系列企業独自開発でやりたいから(not invented here症候群)」などのしがらみに縛られるほど、「いつやるか」の決断は後ろにズレていく。決断時期がズレていくほど、トヨタEV時代へのキャッチアップが遅れ、競争力も低下していく。そういうこと。

この記事で寺師研が検討対象としているとされる3つのコア技術

プラットフォーム革新レイアウト製造

・eアクスル

ヒートマネジメント

は、現状のトヨタは、全てEV系の新興メーカーや新興サプライヤーに劣後している。e-TNGAICE構造に拘束されていてEVの強みであるフリーレイアウト性を全く生かせていないし、バッテリ設置を前提とした効率的な強度設計もできていない。ブルーネクサスアイシンデンソー)のeアクスルは「やっと作れたよ〜」というレベルで、価格性能比日本電産製にボロ負けしてる。ヒートマネジメントに到っては、テスラのオクトバルブやその後発技術は内燃系・空調系・電装系が部分的しか協同していなかったICE時代の熱制御システムとは全く別のもので、トヨタにとっては、0からそこに追いつくミッションになる。これは、トヨタHVで見せたようなwell-to-wheelでの圧倒的エネルギー効率による競争優位をEVでも実現するのは、ほぼ無理ということでもある。トヨタが一番得意なはずのことでここまで出遅れているのである

まりEV時代において新興EV関連企業と対等に渡り合い、それを凌駕するための技術リソースを、現時点でのトヨタほとんど持っていない。「EVだけにフルベットするのは危険」とか悠長なことを言ってたせいだ。だから今ごろ躍起になって他社の先行技術研究している。

anond:20221024234645

ICE減らさずにEVを増やした分だけでそこまで持ってく

え、モリゾウは「ICE減らさずに」なんて一言も言ってないよ!? そう聞こえたんだとしたら、あなたはあの発表でトヨタ現実歪曲フィールドにうまく巻き込まれしまったということです。トヨタ自身不可能だと思っているし実際に言ってもいないことを、言葉マジックに踊らされて、あなたが盲信してしまっているだけ。

そもそも冷静に考えて、今後「ICEの車種数や販売台数を減らさない」なんて経営戦略が成り立つわけがないでしょ。いまのトヨタ販売先の7割を占める市場(欧・米・中)で、現在から2030年にかけてICEHV含む)への規制がどんどん強化されていくんだよ。潜在的市場規模が1/3に近づいていくのに、現存ICE100車種をそのまま残してどうするの? いまトヨタ販売構成で3割前後東南アジア中東アフリカに向けて、今のラインナップを一生懸命売るの? 残り7割の先進国市場向けEVは30車種で?

あなた多分けっこう騙されやすい人だから、この説明読んで自分理解に辻褄が合わないところがあると思ったら、「あれ? 何かトヨタの言ってることおかしいかも?」って疑ってみたほうがいいよ。

トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州が100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

2022-10-24

2022/10/24トヨタEV戦争敗戦の日

自分は3ヵ月前に、https://anond.hatelabo.jp/20220620225630 というエントリで「トヨタEV戦略は明らかにおかしい」(トヨタの主販売市場の動向や競合企業ロードマップ比較して、明らかに展開が遅く、投入車種も少ない)という指摘を書いた。当時は結構叩かれたが、今日ロイターからトヨタがこの戦略見直していることを示唆する報道が出た。

https://jp.reuters.com/article/toyota-exclusive-idJPKBN2RJ0NR

[24日 ロイター] - トヨタ自動車電気自動車(EV)事業を巡り、戦略修正検討していることが分かった。基本設計プラットフォーム(車台)も見直し対象に含めており、2030年までにEV30車種をそろえるとしていた従来の計画の一部は既にいったん止めた。想定以上の速度でEV市場が拡大し、専業の米テスラがすでに黒字化を達成する中、より競争力のある車両を開発する必要があると判断した。



まとめるとこうだ。

・「2030年時点でトヨタ販売車種の1/3をEVにする」路線撤回する(目標が低すぎて死亡確定なので)

・「EVCVより安くクルマを作れる技術」という現状認識に基づいて、EV生産コスト構造を抜本的に見直す

・そのために混流生産向けのe-TNGAは徐々に切り捨て、EV専用の新規プラットフォームを開発・投入する

・追撃のために、なりふり構わずテスラの先行技術を後追いする(ギガプレス、オクトバルブ他)

まりEV時代におけるトヨタ最初の敗北宣言である。おそらくこれからもこうした敗北が積み重なっていく。日本自動車産業にとっては、技術競争力の低下という現実を次々と見せつけられる、暗く辛い時代がやって来る。

2021年年末トヨタEV30車種投入発表会やったときは、ネット上に「トヨタは全方位戦略からリスキーEV一本足打法にしてなかっただけ」「トヨタちょっと本気を出せばEV時代横綱相撲を取れる」という奇妙なファンタジーがはびこった。来るEV時代でのトヨタ勝利を疑わず多幸感に浸る連中がいっぱいいた。蓋を開けて見れば、1年も経たずにこの有様だ。




系列部品サプライヤーを束ねて膨大な構成要素を精緻に擦り合わせるトヨタのものづくりは、内燃系と電装系が複雑に絡み合うCV時代には良いやり方だったが、EVでそのやり方を延長しても性能×コストバランスの最適解には辿り着けない。見た目と機能は似ていても、CVEVは全く設計思想が違うからだ。テスラは多数の部品を高度にインテグレートするという路線ではなく、「大胆な手法で複雑な構造を単純な仕様に変えてしまうような」技術思想全面的に投入している。たとえば導入当初は「大量生産車向けの技術じゃない」と批判されたが、今や新興自動車メーカーが次々導入を始めているメガキャスティングギガプレス)。たとえばバッテリと空調の熱制御統合して、今までの自動車とは別次元効率的なサーマルマネジメントを実現するオクトバルブ。どちらも圧倒的な部品点数の削減とコストダウンを実現する。そして上の記事は、トヨタはそうしたテスラ路線に(プライドを捨てて)追従する、と言っている。

e-TNGAは、EVテスラがもたらした設計思想上のパラダイム移行は全く意識せず、ただ単に「CVEV可能な限り互換化し、安直に投入車種を増やせる手法」として設計された、いわば「過渡的なプラットフォーム」だった。その過渡的なプラットフォームで8〜10年ぐらいは持たせる計画だったのに、2021年の発表から1年足らずで、もはやその思想EVをめぐる現実に追い越されている。未だに「トヨタEV時代制覇」という夢を見ている人たちにも、少しずつこの現実認識してほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20220620225630

で書いたことは、以下。

トヨタのBEV戦略2030年に車種の1/3を、販売台数の1/3をBEVにする)は、今の地域別売上からするとかなり奇妙な方針で、額面通りに受け取るなら間違った戦略だと思う。あのトヨタの発表が出たときは、ネットでは「EVでもトヨタが勝つる!」「30車種すげえ」「EU勢ざまあw」みたいな反応が多かったけど、個人的には「えっ、そんだけ?」としか思えなかった。系列企業への配慮などで、あえて低めの発表をしてる可能性があるとすら思ってる。

なにが奇妙かといえば、トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

規制が始まるまではICEHVを売ればいい」という人もいるけど、一旦ICE規制禁止法制アナウンスされれば、その実施時期に5〜10年先行してICEHVの売れ行きは落ち始める。消費者は、一定期間乗った車を手放す時点(規制後)で、ICE中古車価格がガタ落ちしていることを予期するから。今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州もっと長い。最近日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそう。

最近欧州ディーラーでは一種のdisclaimerも兼ねて「EVのほうが下取り価格は有利です」と言われることが増えたけど、今後は先進国のどこでもこの傾向が加速し、おそらく2026年あたりからEVか死か」の秒読みが始まる。そんな状況で、「2030年には、なんと全車種の1/3をBEVしまぁす!」みたいな悠長なことを言ってて、まともに戦えるのかな、何らかの思惑含みのフェイクであってほしいな、というのが今の自分トヨタに思ってることです。

2022-09-02

世界EVシフトが止まらない

気になって調べてみたので、2022年8月末の状況として簡単にまとめておきます

中国市場

世界一自動車市場2022年7月データです。

今年のこれまでのEVシェアは27%、BEV20%、前年同月比+112%。去年の2倍以上に増えてます。今年のEV販売予測は600万台ほど。これは日本乗用車市場より大きな数字です。

7月売り上げトップはBYD SONG PLUS。BYDが好調で、テスラの納車がない月とはいえEVトップ10中6車種がBYDです。最近になってヨーロッパオーストリア日本にも進出し始めたBYDだけど、自国市場でしっかり商品力をつけていることが伺えます

日本車は1車種もランクインせず。

欧州市場

2035年でエンジン販売禁止が決まった欧州市場6月データです。

EV比率は21%、BEVは13%。サプライチェーン問題などでエンジン車を含めた全体としての自動車市場が-17%も縮小する中、BEVは+4%の成長をしています

売り上げトップはもちろんテスラ。四半期締め月はテスラの納車が集中します。他にはVWFIATHyundai などがEV売り上げトップ10ランクインしてます日本車はなし。

アメリカ市場

カリフォルニアエンジン販売禁止が決まり、その他の青い州も同じ規制を導入すると言われているアメリカ市場日本車がよく売れてるのはまさに東西海岸線沿いの青い州なんだけど、大丈夫ですかね?まず話題カリフォルニア市場を今年の上半期で見ると、BEV比率は16%。これはHV比率より高いです。全ての乗用車の中で売り上げトップテスラモデルY、2位はテスラモデル3。

全米市場全体では細かい数字がわからない(Hyundai Kona とKona EVなどエンジン車とモデル名が同じ場合に内訳がわからない)とのことですが、ブルームバーグレポートによるとBEV比率は全米で5%を超えたとのことです。去年の今頃は2%ちょっとだったので、だいたい2倍の成長です。

EV売り上げトップはぶっちぎりでテスラFordVWHyundai に続いて10位に日産リーフが入ってます

バイデン政権EV投資に前のめり、連邦政府主導で州を跨ぐ高速道路に急速充電器設置しまくるそうです。それを受けて(?)ピックアップトラックが人気な内陸部の赤い州でF150とハマーEVバージョンの予約が好調です。GMFord自分達が強みを持つ赤い州EV化を狙ってます

世界

世界だと14%がEVでした。前年同月比+73%。2021年にEVの売り上げがHVを抜いたと話題になってたけど、差は広がってます

日本車の現状、ヤバい

これだけEVの売り上げが増えてるのに、売るものがありません。

日産リーフ世界で売るには賞味期限切れでしょう。アリア海外市場でまだ一台も納車できてません。

水素も本気、EVも本気」なトヨタの本気のEVは、車輪が取れるから走れません。プラットフォーム共通するスバルも。「本気」でこの有り様か…

ホンダeに続くEV2024年発売予定。来年1年間はまともに売るものがありません。マツダは予定すらありません。

日本メーカーはどうなってしまうんでしょうか?心配で夜も眠れません。

2022-08-02

ブクマカトヨタアンチは異常

https://news.yahoo.co.jp/articles/991f202a247368067b29b3430d571afdce62a998

トンチンカンブコメ多すぎ。EVシフトだけの話じゃないよこれ。

Brexit以降イギリスで車を作る意味が薄くなったか関税リスクとかもあるしホンダはもう撤退するし

https://www.bbc.com/japanese/47287935

トヨタさんサイドとしてはEVシフトをダシに撤退するぞと脅してるだけ。

現にイギリスで1番売れてるトヨタ車はフランス生産ヤリスで、

https://www.best-selling-cars.com/britain-uk/2021-full-year-britain-best-selling-car-models-in-the-uk/

TMUKが作ってるカローラはそれより販売台数少ないかイギリス生産の8−9割程度が輸出されてる。

ましてや2030年販売禁止するならカローラをTMUKで作る意味ないよね。

EUポルシェさんサイドとズブズブの政治家のおかげでドイツがE-fuelなら内燃機関でもおk路線を唱え始めてるし

https://www.focus.de/politik/deutschland/e-fuel-auch-nach-2035-sms-an-porsche-chef-bringen-lindner-in-erklaerungsnot_id_121704053.html

EVシフトがどれくらいのスピードで進むかはまだ未確定というところ。EVシフト現実問題としては政治マターなので。

サンクコストとかHV潰しとか本質を外したブコメはもう少し話を解ってからブコメ書こうね。

2022-06-27

anond:20220626190122

ここ20年でガソリンスタンドが半分まで減ったのは事実では?2000年から起きた変化といえば、プリウス代表されるHV流行った事。つまり燃費車が増えるとガソリンスタンドが潰れるってのも、過去の経過から当然言えることでは?

ゼロ燃費車が増える今後は、さらに減るのも当たり前に予想できる事じゃない?

https://kuruma-news.jp/post/279773

2022-06-23

anond:20220623173845

まぁ、EV信者出羽守日本オワタ勢が大半であるうちは、EV自体も受け入れられにくいんじゃねーのかな。

EV自体応援して欲しいというなら、今のEV信者滅ぼすのが先だろ。

いや、EV信者が何を言おうと、EVアンチが何を言おうと、EVの受け入れには関係ない。

消費者の行動を決めるのは、理屈や能書きじゃない。環境正義国内産業保護関係ない。

EV補助金込みでICEと同等以下の価格になったときに、ICEHV過去のものになり、一気にEVへの移行が始まる。

そして、そのタイミングはそれほど遠くない。

ICE比較してEV価格を押し上げているコストファクターは、バッテリと空調しかない。

そのバッテリは、今のところマイルストーンを着実以上のペースでクリアし続けている。

からいずれ、BEVのほうがICEHVより安くなる。そういうものなんだ。これは確定した未来だ。

からEV普及のためには、別にEV応援しなくてもいいし、EV信者を滅ぼす必要もない。

ただ見ていればいい。

2022-06-22

anond:20220622155642

横だけど、新興国もどんどんEVシフトしてるよ。EVシフト欧州陰謀なんかじゃなく、新興国も含めて世界中で起こってる現象なんだよ。

日系メーカーが「新興国ではまだまだガソリンが…HVの方が…」とか寝言をほざいてる間に、中国メーカーに全てを掻っ攫われるのが、一番ありえる未来じゃないかな。

ちょっと例を挙げるよ。


日本車が9割を占めてた東南アジアでは、EVシフトしたくない日本メーカーから中韓がどんどん市場を奪ってる。ここが一番わかりやすい。

https://togetter.com/li/1904928

アメ車支配してる中南米市場EVシフトしていて、例えばBYDはコスタリカ進出してたりする。

https://www.electrive.com/2022/06/18/byd-to-deliver-1200-electric-cars-to-costa-rica/

そもそもお金がなくてガソリンを輸入するのが大変なアフリカ諸国では、そこらへんに太陽光パネルを並べて格安EVを走らせるスタートアップがたくさんある。

https://blog.evsmart.net/ev-news/electric-vehicles-in-africa/

anond:20220622085433

100km〜120km出すと80kmの時より電費が悪くなるのは、ICEHVだって同じだよ。100kmで▲20%、120kmで▲55%なんて車種もある。

https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2020/11/26153108/20201126_120kmTest_01_hyo1.jpg

急速充電できるロケーションが少ないかケチケチこわごわ走ってる人達もいるけど、トランスミッションレスEVの高速域の電費低下自体は、エンジン車と同じ程度。

「重いから足回りやシャシボディを3倍くらいは強化しないとまずいし、モータは高速苦手だから結局ギアはいるし」と言ってたのに、重量については客観的数字を出されたらだんまりなの? そりゃ足回りやシャシボディを3倍にしたら、さぞや重くなるだろうけど、まずは増田がそのEVを屏風から出してみてくれよ。

2022-06-20

anond:20220620201004

LFPリサイクル可能性について

リサイクルに関しては、三元系だろうがLFPだろうが、「やればできる」技術ですよ。人間自然から取り出せるものを、高濃度な人工物のコンパウンドから取り出せないわけがない。湿式製錬でも乾式製錬でも、どうとでもできる。今「やれてない」のは、そこに何か未解決技術課題があるわけじゃなくて、新規採掘マテリアルより再利用マテリアルのほうが高くつく間は、リサイクルはペイしないから。それでもコバルトニッケルは回収が採算化するメドがついてきたから、レアメタル大手のUmicoreとかはLiBリサイクル事業積極的に拡大してる。

一方でLFPリサイクルに関しては、現時点ではエネルギー業界ではあまりポジティブ意見がないのは確かだけど、これも何か高い技術的なハードルがあるわけじゃない。鉄とリンの塊という、現在は低価値マテリアルリサイクルしても、業者は儲からいから、やってない。リサイクルをする経済合理性がないということです。こういう「中長期的には枯渇していくかもしれないけど、現時点では比較的入手が容易な資源」でリサイクルを廻すには、もっと価格が上がるか、新規採掘量を法的に規制するステップ必要になる。

以下の動画バッテリ持続性サミット質疑応答。「LFP電池リサイクルにも経済合理性は見込める」と言ってるけど、それは今ではない、LFPEV市場に増え、そのEV製品寿命が1ターン回り、リサイクルするLFPの量が増え、リサイクルの採算規模が確保できる頃に意味が出てくる、また(一度マテリアル化しての資源市場での再販ではなく)廃LFPの正極を直接リサイクルして再利用できるようになれば有望だ、というようなことを言っている。

https://www.youtube.com/watch?v=4MvSABcJ70k

それにね、増田は「リンが高騰してて大変だ」というけど、今の「高騰した」リン酸塩の取引価格が250円/kgぐらいでしょ。対するコバルト10000円/kg超え。やっぱりこの2つを「希少な資源」として同列に語るのはかなり無理がある。元増田は「「肥料じゃなくて電池にするから安くしてくれ」なんてできないんだよ」と言うけど、期待付加価値から考えれば、産業用途リン絶対農業用途リンに買い負けたりしない。もし農業リンコバルトに競るぐらいの希少資源になったら、その頃は世界慣行農業の仕組みは崩壊してるよ。

もうすでにリン鉱石の値段が上がり始めている現状で10年後のリサイクルの話をされても、、、って思うね。それこそ次世代電池が普及し始めてるかもしれなくない?



そうだよ。もし今後LFPがずっとEVバッテリ本命級のままで、リン電池への採用が困難になるほどの希少資源になれば、その時にはLFPリサイクルが実現する(そして、その時に走行しているLFPベースEVの台数を維持できる程度のLFP電池を、リサイクルから再製できる)。一方、リンが今のように肥料としてバンバン蕩尽できるぐらいの価格供給されるなら、LFPリサイクルは実現しない。さらに、もし将来、LFPよりも製造コストが低くて十分な性能を持つ次世代電池が普及し始めたら、やっぱりLFPリサイクルは実現しない。つまり、将来LFPリサイクルが実現しないとしたら、それは「LFPリサイクルしなくてもEV業界には問題いから」なんだよ。

これから電池技術

なお、自分LFPあくまで脱レアメタル化のためのひとつの通過点だと思っている(二次電池進化の「現時点での経由地」という書き方をした通り)。さらに高密度安価で持続性のある電池必要とされる限りは、新たな技術開拓され続ける。

電池技術の発展速度が、たとえば電子技術なんかに比べると比較的遅いというのは正しい指摘だけど(自分もこのエントリ https://anond.hatelabo.jp/20150504101626 の中でそれに言及したことがある)、その後6年間で電池業界が達成してきたことは、正直自分の予想を超えていた。やっぱり将来の基幹産業としてR&Dが廻り出すと、これまでとは技術進歩のペースが桁2つぐらい違ってくる。CATL、BYD、テスラみたいなとこは言わずもがなだし、NEDOだって日本研究機関だって企業だって色々やってる。

次世代EV電池上市が一番速そうなのはナトリウムイオン電池かな。CATLは2021年ラボレベル製品発表していて、2023年に量産化を予定している。ご承知の通り、CATLは狼少年みたいなことはしない会社なので、ある程度の目算はついているはず。

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01992/00001/

https://www.chemicaldaily.co.jp/%E3%83%8A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A6%E3%83%A0%E9%9B%BB%E6%B1%A0%E3%80%80%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E5%AE%9F%E8%A3%85%E8%BF%AB%E3%82%8B%E3%80%81%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%8C/

元増田ならこの他にもカリウム系、カルシウム系、Li-S、Al-S2などを始め、電池分野では多種多彩なトライアルがなされていること、そのうちいくつかは近年ブレイクスルーが起きて実用化までのロードマップが大幅に短縮されたことも知ってると思う。リン枯渇が全地球的な課題になるよりずっと前に、電池技術は大幅に進歩して、普及価格帯のEVでもICEを超える走行距離と必要充分な充電速度を達成できるよ。社会がそれを求めていれば、研究産業絶対にそのニーズに応える。自分はそのステップ日本研究者や企業が貢献してくれることを期待したいし、楽しみにしてる。

トヨタ戦略について

最後の、「でもちょっとでも日本自動車産業応援してくれると嬉しいな」については、自分はめちゃめちゃ日本自動車産業電池研究応援してるし、そう書いたつもりだよ。

ただ、トヨタのBEV戦略2030年に車種の1/3を、販売台数の1/3をBEVにする)は、今の地域別売上からするとかなり奇妙な方針で、額面通りに受け取るなら間違った戦略だと思う。あのトヨタの発表が出たときは、ネットでは「EVでもトヨタが勝つる!」「30車種すげえ」「EU勢ざまあw」みたいな反応が多かったけど、個人的には「えっ、そんだけ?」としか思えなかった。系列企業への配慮などで、あえて低めの発表をしてる可能性があるとすら思ってる。

なにが奇妙かといえば、トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外地域別に見ると、北米が270万台、欧州100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEHVニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米欧州中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国日本を足した「2030年頃にICEHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。

「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?

ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産50%EV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカGMフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。

規制が始まるまではICEHVを売ればいい」という人もいるけど、一旦ICE規制禁止法制アナウンスされれば、その実施時期に5〜10年先行してICEHVの売れ行きは落ち始める。消費者は、一定期間乗った車を手放す時点(規制後)で、ICE中古車価格がガタ落ちしていることを予期するから。今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州もっと長い。最近日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそう。

最近欧州ディーラーでは一種のdisclaimerも兼ねて「EVのほうが下取り価格は有利です」と言われることが増えたけど、今後は先進国のどこでもこの傾向が加速し、おそらく2026年あたりからEVか死か」の秒読みが始まる。そんな状況で、「2030年には、なんと全車種の1/3をBEVしまぁす!」みたいな悠長なことを言ってて、まともに戦えるのかな、何らかの思惑含みのフェイクであってほしいな、というのが今の自分トヨタに思ってることです。

追記

id:sgo2 さんのブコメにお返事。

id:sgo2 2030年時点でBEVが1.6〜26%という予測(https://s.response.jp/article/2017/10/11/300895.html )なので、1/3という数字でも十分前のめり。因みに現時点で欧州17%中国16%米国4.5% https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/05/613a9a4551b47453.html (本当に数字見んのな)

2022/06/21

この上の記事2017年時点のデロイトーマツ予測で、ドッグイヤーのこの業界では既に典拠にしないほうが良い内容です。なお2017年EVバッテリ平均価格が急低下した年で、これ以後コンサル各社はBEV普及ペースを大幅に上方修正しました。たとえばボスコンがつい最近(6/13)に出した予測はこんな感じです。

https://www.bcg.com/ja-jp/press/13june2022-electric-cars-are-finding-their-next-gear

図表では、2030年世界新車販売台数のうちBEVが40%、2035年には59%になってますね。米国欧州中国個別に見ると、さらに多い。上で書いた通り、トヨタ海外売上は北米欧州中国の3エリアで70%を占めてるんですけど、そのマーケットは今からわずか8年後にはこういう顔つきになっているということです。これ見てると、トヨタの「BEVラインナップは3割」戦略は相当ヤバいな〜って思いませんか。

自動車産業に特化した情報サイトマークラインズは、LMC Automotiveの調査引用して世界乗用車販売に占める各パワートレイン構成比推移予想を出していますこちらは2022年1月予測ですが、ボスコンよりやや保守的で、2030年のBEV比率は25%前後。ただしその3年後の2033年には40%を超えるシナリオです。

https://www.marklines.com/ja/forecast/index

2番目の記事引用されているIEAも、2030年に①現状政策シナリオでは世界販売台数の26%程度が、②持続的発展シナリオでは47%程度が、EV(BEV+PHEV)になると予測してます。なおBEVPHEV販売比率は現状7:3で、IEA予測では、2030年もだいたいこの比率が維持されるようです。

https://www.iea.org/data-and-statistics/charts/global-ev-sales-by-scenario-2020-2030

まり2017年時点では「最大でも26%」と推定されていたBEV販売比率が、今では「最低でも26%」(ただしPHEVも含む)になっているんです。この5年間のBEV販売台数の伸び方は、多くの業界関係者の予想をも大きく上回ってたということですね。我々消費者も、EVについて何か考えたり議論したりするのであれば、とにかく最新の情報をチェックして、細かく自分常識に当て舵をしないと、あっという間に現実に置いて行かれます。そういうスピード感のある業界から自分面白ウォッチしてるんですけどね。

anond:20220620161131

いいとこ突いてるけど、惜しい。

ヨーロッパ2035年ICE禁止だけど、アメリカ2030年にBEV/FCV50%以上(裏を返せば半分はICE搭載車)だし、日本2035年頃までに電動化(HEV/PHEVOK)でしょ

トヨタの売上はヨーロッパよりもアメリカ日本の方が多いし2030年でも2/3がICE搭載車っていうのは妥当でしょ

2030年時点でICE禁止にたどり着くのが難しい国はアメリカ日本以外にもたくさんあるわけで


ICEって、各国で法的に規制される前日まで売れ続けるわけじゃないんだよ。だって法規制の有無がリセールバリューに直結するでしょ。処分するときに値段が付かない車は、普通の人は買えません。

今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州もっと長い。最近日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそうなんだよ。だから法規制が決まれば、少なくともその5年前ぐらいから、ICEHVの売上は急減する。その時期は、米国でも日本でもそんなに遠くないってことはわかるよね。

ちなみにトヨタ自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。地域別に見ると、北米が270万台、欧州が100万台、中国が200万台。「欧米以外の地域には、まだICEHVニーズが根強く…」なんて言う人もいるけど、トヨタというメーカーの国別シェアでは、この3地域で輸出市場の70%占めてんのよ。そしてこの3地域は、基本的EV移行待ったなしの政策をやってるよね。

これだけでも「ラインナップ全体の2/3をICE+HVにする」という方針ポートフォリオ戦略として成立しないのが見てとれると思う。はっきり言ってしまえば、ICE+HVは、日本を除くともう発展途上国市場向けの商品。そしてそういう発展途上国は、トヨタ海外売上の30%しか占めてない。

これを考えると、トヨタの「1/3をBEV化」宣言って、正気というか、本気だと思えないんだ。実はトヨタ2030年頃までにはBEV化率を50%以上に上げる戦略を設定してるけど、それをストレートに表明すると系列の内燃系企業から壮絶な反発を食らうから、そこを誤魔化すためのメッセージなのかもしれない。

anond:20220620011640

陸運で輸送力に優れる鉄道が機動力に優れたトラックに取って代わられたように、個人レベルでも今よりもっと公共交通機関より乗用車シフトすると思う。

そんなわけで車の需要は今後も増えると思う。

グレタがなにを言っても、世界中公共交通機関を敷くのは無理で、実際どこの国でも鉄道から車への主役は移ってる。

そのときに求められる車が、BEVなのか疑問だ。

電動スクーターのような、コンパクト日常の足としてなら、BEVは最適解の一つな気がするので、台湾インドメーカーは正解な気がするけど、それだって現在の低排気量の車の完成度を考えると、駆逐できるか微妙な気がする。

そもそも、どうもテスラが売りたいBEVというのは、未だに金持ち嗜好品としての車にみえしょうがない。

高くてハイパワー。

デカいことはいいことだ。速いことはいいことだ、とは言わないもののだ、やっぱりアメリカ的なにかが見え隠れする。

そこにきて、総合的に考えてもHVより優れてるかというと微妙なところで、政治的にBEV優遇が決まってるから「乗るしかないこのビッグウェーブに!」という感じで乗っかろうとしてるようにしか見えない。

キャデラックを捨ててスーパーカブに乗ればエコSDGsというならわかるが、キャデラックに乗りたい人たちの意識を変えないで、キャデラックの替わりにテスラと言われても違和感で。

車に求められる1番の性能というのは、早く目的地に着くことであり、天候に関係なく使えることであり、その点で航続距離不安があったり気温によって性能がばらついたり、それを庶民に推進されても、まあ地球のこともわからんでもないけど、スクーターくらいならBEVでいいけど4シーターはHVがいいなって思ってしまう。

実際、それが地球のためでもあるし。

追記

スーパーカブに5人乗りしてる途上国国民がみんなキャデラックに乗り始めたら、そりゃ問題だけどさ、スーパーカブからテスラならスーパーカブのままほうがエコなんじゃね?って思う。

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