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はてなキーワード: 純愛とは

2020-06-18

被害者は、誰?

昨今、どうにもフェミニストとやらが「女性性的搾取ガー!」とか「クソオス死すべし慈悲はない」とか騒いでおられるが、

ふと疑問に思ったのだ。本当に女性けが被害」にあっていたのか?

男性は「被害」にあっていなかったのか?

例えば、献血ルームコラボした「宇崎ちゃん」その巨乳っぷりが「奇形」「奇乳」だとして糾弾されていたが、では男性は?

女性乳房あれば、男性に陰茎あり。陰茎を題材にした漫画がこれまで全く無かった訳ではないだろう。

それに我々は「宇崎ちゃん」よりもずっと前から男性象徴たる「もっこり」をギャグもっと言えば、"お決まりの流れ"の起点)として見ているはずだ。  

そう、つい昨年に新作映画が公開された「シティーハンター」の主人公冴羽獠だ。

黙っていればクールな裏世界No.1の"掃除屋"にして、比類なきスケベ男。依頼人女性に手を出そうとしては相棒の槇村香に天誅を食らっている……

その"天誅"の起点にあるのは、彼の人間離れした性欲から来る「もっこり」であったはずだ。  

また、インターネット上では「ガチムチパンツレスリング」や「やらないか」「真夏の夜の淫夢」といった、

(雑に言ってしまえば)男性の性欲がネタとして笑いのタネとなっていたはずだ。それも、誰から糾弾されることなく。

かたやオッパイ。かたやチンポ。揉んだり揉まれたり、時には盛り上がったり潰れたりと、性の対象ギャグ化しているのは、30年も前から変わらないのではないか?  

(なお、「宇崎ちゃん自体彼女の胸をギャグ扱いした漫画ではなく、主人公と宇崎の日常がメインとなっている漫画であるということを、念のため追記しておく。)

例えばグラビアレースクイーン、成人向け雑誌といった具合に、自らの肢体を見せつける仕事

グラビアについては撮影対象男性でも女性向け雑誌においては女性撮影したそれと変わらない(むしろ、もう少し生々しく過激なのでは?と感じさせるような)もの掲載され、

しかもそれらは、なにもコンビニの限られた狭いスペースなんかではなく、むしろもっと堂々と棚に(文字通り)陳列されているではないか

レースクイーンのような、男性の肉体を使った仕事は、探せばそれこそ男性風俗店やゴーゴーボーイといったものもあるが、

我々はレース会場でもナイトクラブでもない、むしろもっと公共電波男性の肉体を見て、それも笑っていたはずだ。

小島よしおとにかく明るい安村アキラ100%。いわゆる「裸芸人」だ。お笑いにおいてこれほど「裸」が笑われるのも男性くらいなものだろう。

もちろん彼らはその芸を仕事にすることを選んでいるし、我々もその芸を見て笑っているのは、「それ」が彼らの仕事である理解しているからだろうが、

これがもし「男性しかできない仕事」としてピックアップされたらどうなるだろうか。

かたや華やかな衣装を着て商品PRイベント応援役。かたや己が身(と競パン)ひとつで笑いを取る者。その役割は、果たして替えが効く(効いた)のだろうか?

成人向け雑誌の件については先の男性グラビアと似た話になるし、最初漫画の話とも被る話になるが……

昨今世間を賑わせている、男たちが激しく乱れ、愛し愛される漫画……いわゆる、ボーイズラブ漫画についてだが相当するだろうか。

まずタイトルだ。そもそもタイトルの時点で「セックス」という単語伏字無しで堂々と並ぶのはこのジャンルくらいだろう。もしこれが女性主人公にした漫画であれば間違いなくカーテンの向こう側においてあるに違いない。

しかしこのジャンル漫画は、カーテンの向こうには置かれていない。少女漫画などが並ぶ棚の近くのワンスペース、ならまだしも、書架をまるまる1連以上を占拠している店舗もある。

もちろん購入の際に年齢確認なども要らない。バレなければ小学生でも買えると言ってもいい。

そして肝心の中身だが、これまた過激な濡れ場が登場する。表紙と数枚の目次、扉をめくったらすぐに濡れ場を見た、という読者もいるかもしれない。

構図などで上手く隠されているとは言え、ヤっていることは紛れもない性行為である。それはカーテンの向こうの本と変わらないはずだ。

たま~~~~~~に見る反論に「ボーイズラブ漫画には愛がある!ただのエロ漫画には無い!」というものがあるが、

それならば愛もへったくれも無い時期、漫画にすれば第1話の時点で主人公レイプされる部類のボーイズラブ漫画はどうするのだろうか。

ひとくちにボーイズラブ漫画と言っても、濡れ場の無い、いわゆる純愛を描いた作品が多いのも事実ではあるが、

そうした作品の横にはカーテンの向こう側と大差無いような過激作品存在しているのも事実だ。

これが男性を「性的搾取」していないとするならば何なのか、誰か教えてはくれないか

それが必要不可欠な表現だとして擁護されるのであれば、カーテンの向こう側の漫画だって必要不可欠な表現で描かれたものでは無いのか?

よくフェミニストの言う「性的搾取」の論の中で聞こえてくるのが、「露出の多い服を着ていると男性性的目線で見られる」とあるが、

では男性露出の多い服(おおかた、タンクトップハーフパンツスニーカーサンダルといったところだろうか?)を着て歩いていたらどうだろうか。

そしてその袖から筋骨隆々の肢体が惜しげもなく陽に当たっていて、少し日に焼けて汗ばんだ肌がまるでキラキラと輝いて見え―――

といった具合の光景がもし広がっていたとして、果たして世の女性その男性に「性的魅力」を全く、それはもう全く、全くもって魅力の無い存在だと切って捨てることが出来るのか?

あるいは電車の中、それも日光の届かない地下鉄の車内で、シンプルな半袖ジャケットケミカルウォッシュジーンズクラッチバッグ、少し高価そうなネックレスを身に着けている笑顔と白い歯の眩しい青年を見て、

少しも、ほんの僅かにも、目もくれず歯牙にもかけずスマホに夢中になってしまうのか?俺だったらスマホ見ながらどっちもガン見するけど

だが、もしも、もしも、だ。彼女たちが「着ている服のせいで」性的視線を浴びるのであれば。

「何を着ていても」性的視線を「女性から」という理由で浴びせられるのであれば、

もっと言えば、「性的視線」を「女性から」という理由だけで「耐えられないほど」「浴び続けている」と彼女たちが主張するならば、

それはもう家から外に出て社会生活などしている場合では無いのでは?

というよりも、そもそも「着たい服を着たい!」と言っておきながら露出の多い服を着て「見るな!」というのはあまりにも矛盾しているし、

そもそもで見られていることに勘づいている時点で相当な自意識過剰では?

と、一介の男は思うのだ。

残念なことに、俺は男だ。クソオスだ。

だが、俺は俺のことを性的に見ている男がいることを知っているし、

もっと言えばその事実性的に興奮することもままある。

俺が変なフェチを拗らせただけなんだけど。

とまあそんなわけで(どんなわけだよ)、性的目線で見られること自体については、一般的男性よりは理解があると自負はしている。

もっとも、日常的に性的視線を浴びているわけでは無いから、自分理解しているのは彼女たちの苦痛のうち、ほんの氷山の一角なのだろうけど。

だんだんまらなくなってきたな。はやく筆を折って神棚に置きたい気持ちでいっぱいなので〆に入る。

要は、女性けが性的風体の中生きているわけでは無いだろう?ということだ。

女性だって男性性的に見ることがあるはずだし、あなた母親だってあなた父親性的魅力を感じたかセックスをしたんだろう。

そのあたりの家庭事情は分かりませんけど。

片一方だけをあげつらい、自分たちが正義であるとセッ、錯覚している様子は、

から見ていると隣国が繰り返す軍事行為のようで、それは幼稚園児どうしの喧嘩と何ら変わらないように思えるのだ。

「あの子が先にぶったから!」「違うもんこの子が私のこといじめたもん!」

そんな喧嘩三十路もとっくに過ぎたミソジニー拗らせた大人がしているって、恥ずかしくないんだろうか。

何が彼女たちを闘争掻き立てるのか。

クソオスの俺には何一つ分からないのだ。

だって俺は性的な目で見られたって別に構わないし、性的コンテンツだってちゃんと弁えたうえで付き合ってるし。

からフェミニストという名の幼稚園児たちよ、一体何が気に入らないのか、もう少し落ち着いて話してくれないか

頼むよ。なあ。

割と好き放題、頭に浮かんだことを☆PON☆っと出しただけの増田なので、

破綻しているところだらけなのは、まあその、許せサスケ

2020-06-10

メカノ最終話

うーーーーん…

ヒナ姉が目を覚ました時はうるっと

きたけど、ラスト伏線(?)回収がベタだし、

それ関係者みんな読むわけでしょ。

ちゃん、グレない?

一途で純な愛情が勝つ、ってこと?

女性サイドは確かに一途だけどさ、おい

主人公

どんなに深く愛しても叶わないことも多い。

逆に重いていわれたり、こじらせて

ストーカーになったり。

個人的には妹ちゃん好きだった。

独りで留学して夢叶えて、ちゃん

子育てもして、人としてすごく成長した。

ちゃんれいだけど、初っ端から

不倫に教え子かつ義弟に手を出してて、、

あなた教師だよね。

中盤からの男運のなさは同情しきり

だけど、ラストそれでいいの?

事故ったのは気の毒だけど、その原因は

からでたサビを回収しただけだし。

それが愛っつわれてもな…

愛なら、高校卒業するまで待てばよかった

んじゃない?

初めっから

そこ抑えられないの?

まあ、妹ちゃんみたいな強い子には

同じ道を歩む料理長があうよ、きっと。

コマしかでなかったけど、見守ってる

感じに別な愛も見た。

(まだ未練あったの…?逆に怖い部分もあるが)

ちゃん思春期表題の本読んだとき

どう思うか…

純愛って本人思っても子供は無理よ。

パパ不潔言われても仕方ないかもね。

覚悟とき

いずれにしても、袋綴じやらエロプレゼント

やらが最終話の前にバーン宣伝されてて

結婚式の感動もなくなったわ。

前回で最終話でよかったんじゃない?

編集部もおまけは来週に回す配慮なかった

かな~

女読者にゃ白けるだけだわ

2020-06-09

斉藤さんによれば、小児性犯罪を繰り返す人は口をそろえて「これはいずれ経験することであくま性教育だ」「自分としては子どもへの純愛だと思っている」と話すという。

ときには「多くの人が成人の女性を愛するように、私は子どもを愛してしまうのだから仕方がない」と、自らの問題行動を正当化するケースもある。

まんま↑の実例増田はてなにたくさん

んでこいつらが皆で固まってその認識を強化してるのが地獄

2020-05-27

野菊の墓破瓜とかかっている

これは間違いないことなんだよ。

ヒロイン寝取られ死ぬから流行ったんだよ。

そうでないならこんな作品歴史に残るはずがない。

何も知らない少年少女純愛の傑作といって読ませて絶望させたい奴らがその実態を隠して名作と持ち上げてきたんだ。

実に気持ち悪いだろう?

2020-05-18

anond:20200514150859

センス8はSFとしてのストーリー面白いし、芸だけじゃなくいろんな愛の形を見られる。ピュア純愛が高尚なものに見えるとかそう言うのではなく、現実問題にも直面するし、乗り越えたりする。とても良い。

2020-05-17

エス書店さんって成人向けの同人作家さんのシャニマス本のあとがきAV業界実体験ですー二年ぐらいいたよーって書いてあってふぁ??と思って安部菜々さんの同人誌引っ張って来た。

エス書店さんの華々しい業界の裏側の屈折した背景を並べる感じの、どんなに可愛い娘でもウンコはするだろみたいな影の書き分けが好きなんだけど、

その中でも、ひよこさんが三十路差し掛かって業界堕ちする本と並んで、一二を争う感じに好きな話。

古いアパートゆえの部屋の軒にあたるところに直接ハンガーをかけるぼろっちさとか

キカタンって紳士諸君なら知ってる人は知ってる単語だけど、処女作微妙からこそ"あたり"って喜んでるプロダクション中の人の心情とか

周りのリアルさが彼女実在に花を添えて、選択肢に悲痛さを感じさせる。そういう暗い笑いは、純愛よりよほど美味しいです。はい

そんなこんなで癖にすごく刺さった。っで、今賢者タイム感想書いてる。

自分体験を引き出しにする作家はやはりいい。

2020-04-28

そろそろ『百合』と『百合に男を挟んだ』ジャンルに決着をつけよう

まず初めに

 この文章は「『百合ジャンルと、『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男性がいる』ジャンル区別しよう」という結論帰結する。それで納得してくれるのならそれでOK。帰っていいよ。

 ついでに補足しておくと、筆者は所謂百合ジャンルに詳しいわけでもないし、それらの問題提起により度々巻き起こる騒動の渦中にいたわけでもない。ある意味、この文には公平性担保されている……と好意的に捉えることもできようが、本質的にはただの部外者の一人の発言であることは忘れないで頂きたい。

本題

 さて、ここからタイトル通り『百合ジャンルと俗に『百合に男を挟む』と呼ばれているジャンル軋轢について考える。

 まさか「その軋轢とはなんぞや」と言うようなピュア人物がこの乱文に辿り着いているとは思えないため、それらの騒動についての説明は省いて話を進めていく。

 騒動を踏まえて解決策を得るため「何を解決するか」、今回の件に合わせて換言すれば「『百合に男を挟む』ジャンルに『百合』のタグをつけることの何がいけないか」を掲示する。それらを大別すると、

・大多数の百合定義から外れている。

・『百合ジャンルを探す際の検索妨害になる。

この二つが挙げられる。

 前者の問題については言うまでもない。そもそも百合』に該当しないのだからそのタグは適切ではない、という論調だ。インターネットで『百合』の定義について調べると「女性の間になんらかの関係性があり、それらについて描写した作品ジャンル」と分かる。(出典をインターネットに求めるのは些か情けないことであるが、そもそも扱っている事柄インターネットの周囲に存在するため勘弁して欲しい)

 サブカルチャーに慣れていない方がいれば「男がいようがいまいが女性同士になんらかの関係性とやらがあるのならそれは広義の『百合ジャンルに含まれるのではないか」という意見を持つ方ももしかしたらいるかもしれないが、それは違う。

 なにが違うかと言えば、それこそ大多数の意識が違う。例としてイラスト投稿サービスpixivを挙げる。

 pixiv投稿された直近100件の『百合タグがついたイラストの中で、所謂百合に男を挟む」イラストは0件であった。先の複数問題提起により、「『百合に男を挟む』作品は『百合ジャンルに適切ではない」と既に共通認識が形作られているのだ。

 そも、この文自体百合に男を挟むな」騒動を受けて執筆されている。「『百合』に男を挟む」ジャンル百合には該当しない、というのが大多数の意見であり、また妥当な落とし所である

 そして、二つ目の「『百合ジャンルを探す際の検索妨害になる」についてだが……こちらに関して言えば正直私が口に出すことではないかもしれない。というのも、先程pixivにて直近100件の作品をチェックしたと述べたが、ここで指す「『百合タグがついている『百合に男を挟む』作品」が、その100件の中には存在しなかったわけだ。勿論探せば見つかる程度には存在するはずだが、特筆して目立つわけでもない。恐らく『百合ジャンルを好むユーザー複数回に渡る問題提起の成果であろう。

 ともあれ、『百合ジャンルにおける検索性は、ある程度の健全化が成されていることは確かだ。この二つ目問題というのは実のところ、「『百合』に男を挟む」ジャンル検索性を上げる目的掲示した。ここからは「『百合』に男を挟む」ジャンルの『検索性の改善』と、そのための『タグ』を考える。

 その前に、ここまで散々「『百合』に男を挟む」ジャンル百合ではないと言ったのだから根本的に「『百合』に男を挟む」ジャンルという呼称が正しくないだろう。ここからは「複数女性になんらかの関係性がある上で男性がいる」ジャンルと呼ぶ。

複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる」ジャンルタグ

 より『百合ジャンル検索性を改善するためにも、また『複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンル独立性を確保するためにも、『複数女性の間にになんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンルタグ確立しそれを喧伝することは必要不可欠だ。あといちいち長いジャンル名を打ち込むのも疲れてきた。

 で、そのタグとは、ジャンル名とは何が適切だろうか。『百合』に類する言葉を入れてしまったら再び『百合ジャンル検索性の低下に繋がるため、それらの使用は不可。

 そして理想を言うのなら、既存言葉合致しないものが望ましい。「百合の花のイラストを探したいなあ」と考えイラスト投稿サイトを検索したら、何故か複数女性が描かれたイラストが画面いっぱいに表示された……というような事例も、ないとはいえない。極論ではあるが、できるだけ新しいタグ既存言葉と競合しない方がよいことは確かだ。

 そう考えると、タグ命名候補はかなり絞られてしまう。なぜこんな所で躓いてしまうのか。いや、この段階で先に進まなかったか現在まで『百合ジャンルと『複数女性の間になんらかの関係性がある上で男性がいる』ジャンル問題解決しなかったのか。

 というか誰か既にタグを考えているのではないか。そう考えれば話は早い。

 ある。普通にある。『ffm_threesome』と言うらしい。

 female-female-maleで女女男、threesomeで三人組……とのこと。

 pixivで『FFM』と略称で調べると、意外にも複数イラストがヒットした。既に一部のユーザーには広まっているようだ。

 しかし、現在そのタグ使用が広まっていないのは、それだけの理由があるはずだ。ピクシブ百科事典記事作成されていない。これも大別して二つ考察できることがある。

・『FFM』では他のタグもヒットしてしまう。

日本人ユーザーには取っ付き難い。

 この二点だ。

 前者についてはタグ部分一致の検索設定の場合におこる。普段なにかしらのイラストを部分一致で調べることの多い筆者にとっても手痛いところだ。『FFM』を名前に含むキャラクターもヒットするため、検索性については幾ばくか劣る。

 さら問題を複雑化しているのが後者。前者の問題解決しようと『ffm_threesome』のタグ使用すると、かなりタグが長くなり、日本人にとってはかなり億劫だ。そもそも現時点で既に『ffm_threesome』のタグは『FFM』よりさらマイナーである。取っ付き難いにくいというのはタグ喧伝する上で非常に重いデメリットである

 ここはやはり新しいタグを考案して拡めるしかないだろう。そうだ、female-female-male日本人お得意の略称で『ふぃふぃめ』とでも呼ぼうか。いいんじゃないか『ふぃふぃめ』。英語よりとっつきやすいし、短い。何より今pixiv検索しても該当作品はなく、競合する言葉もない。まさにベスト選択肢だ。

 勿論冗談だ。語呂が悪すぎる。

結局

 私の力不足により、全てを解決するタグを生み出すことは叶わなかった。

 一度タグが広まれば、きっと棲み分けが実現し、検索性も広がり、それらのジャンルもより発展していくはずだ。

 『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンルにも、勿論種類わけが必要だが、それだって『FFM』に相当するタグが広まれば、他のタグの併用によって棲み分けができるだろう。

 例えば単純に「女性二人と男性一人の純粋な恋仲」を表現したい際にも、『FFM』に相当するタグと『純愛タグを併用することで達成できる。(注意、筆者が知らないだけで純愛タグに一対一の恋愛でなければならない共通認識があるのならこの用法は間違い)

 しかし、そもそもいい案が思いついても、それを定着させるには年単位草の根活動必須であるため、今すぐどうこうできるわけでもない。

 結局、私がこの文で主張できるのは、初めに書いた通り「『百合ジャンルと、『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンル区別しよう」のみである。ここまで長ったらしく書き連ねておいて、結論は1ツイートで終わることだ。多分140文字説明もできてしまう。

 私がこの問題を前に筆を取った理由は、偏に私もオタクからだ。正直『百合ジャンルにも『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男がいる』ジャンルにもそこまで関心はない。

 ただ、傍から見ていても、この問題について何も考えないでいるという事はできなかった。

 NLだろうがBLだろうがGLだろうが、ハーレムだろうが逆ハーレムだろうが、獣だろうが人外だろうが、夢だろうがオリ主だろうが、観葉植物空気になりたい欲求だろうが。

 それらは全て、文字に起こせば「他人の色恋を覗き込んで、或いは他人との色恋を想像して愉しむ」という至って不健全趣味に思える。

 しかし、こと創作という行為において、何かしら制限されることはない。(人目に公開する際の制限存在するが)

 だから、一部自分の目に入る「○○というジャンルおかしい」という意見に耐えられず、今回の文章を書くに当たった。

 これからも一創作者として、より快適に趣味を楽しめるよう願っている。





おまけ 謎のタグ『とせがら』

 『FFM』について調べている際、ピクシブ百科事典にて目に留まった記事があった。

 その名も『とせがら』。曰く「男性から女性に性転換したキャラクターTSっ娘)」と「女性キャラクター」のカップリングのこと……らしい。「trans sexual girls love」、俗に言う『TS百合ジャンルを指すようだ。

 これは推測だが、おそらく『百合ジャンル検索結果に『TS百合』が引っかかってしまうため、差別化の一手として『とせがら』タグを用いているのだろう。『複数女性の間になんらかの関係性がある上でそこに男性がいる』ジャンルほど目立ってはいないが、『TS百合ジャンルに対しても苦言があったのかもしれない。いい活動だと思う。何がいいって語呂がいい。少なくとも『ふぃふぃめ』よりは。しかし、実際にpixivイラスト検索をかけるとヒットするイラストはなんと一件。『FFM』と違いピクシブ百科事典記事存在すると言っても、未だ草の根活動最中なのだと思う。是非普及して欲しい。

2020-04-20

昔のエロゲ調べてると

グロとかリョナかめっちゃあるやつに限って「純愛!!」って書かれててお前生きずらそうやなって思う

2020-04-06

anond:20200405220910

まぁ闇の増田も光の増田のような一緒に成長してくれるパートナー出会えていればあんエントリ書いてないのではないかと思わなくもない

しかしたら純愛結婚するには2人とも恋愛経験が少ない低レベル恋愛関係が最も近道なのかもね

2020-03-13

anond:20200313171519

ユニコーンの角は水をきれいにするというが、バイコーンの角は逆に水を汚すという。

一本挿しの純愛物がキレイな肉棒であり二本挿しの凌辱物が汚い肉棒なのも、つまりそういうことだな。

anond:20200313170403

純愛系のフルプライズエロゲのチンポは綺麗で

陵辱系ロープライズ抜きゲーのチンポは汚いよね

「綺麗なチンポを見たかったら高い金を払え」ということ

2020-02-23

anond:20200222045511

オタク特有純愛至上主義処女厨の裏返しだと思ってる

学生時代に、白いワンピースと麦藁帽子黒髪ロング少女ひまわり畑でデート」的な行為が出来なかった

そういうオタク恋愛文化カップル文化貶める行為快感を得るように倒錯した結果じゃないかな?

NTRスキー寝取られ彼女の姿ではなく、その向こう側にある「恋愛至上主義」をレイプする事に興奮しているんだよ

ゼロ年代ポストモダン言論

2020-02-22

アルファツイッタラー

ビッチから純愛に転換して恋人のこと惚気けまくって出版社に乗せられまんまと本まで出したのに普通に別れてて勇気が出るな

みんな結局普通に恋愛して結婚していくんだなと落ち込む日々、普通に別れたり普通に浮気する人達を見ると少し元気になる

2020-02-20

anond:20200220102840

純愛だろうが凌辱だろうがエロゲエロゲなわけで、そんな心性のない奴なんてホモぐらいのもんだろうに

2020-01-26

真のブレイクスルーは口で説明できない

サッカーバーグ「これがFacebookです。ユーザーは全員本名登録して、Google検索にも載らない。」

ワイ「クソでは?絶対ブログの方が楽しいやんけ」

投資家「これは投資やな」

Facebookめっちゃ流行る)

 

中国企業「これがサンシャイン牧場です。ゲームクリックするだけで、ちょっとやるごとに数時間待ち」

ワイ「クソでは?絶対マリオカートのほうが楽しいやんけ。」

投資家「これは投資やな」

ソシャゲめっちゃ流行る)

 

mtsp「これがNTRモノです。ヒロインイケメン寝取られて、主人公は見てるだけ。」

ワイ「クソでは?絶対純愛の方が楽しいやんけ」

投資家「これは投資やな」

NTRめっちゃ流行る)

 

全然何が来るのかわからへん。不労への道は遠い。

2020-01-24

anond:20200124110449

この場合Bがそれなら正規価格で買って赤字にすればいいとなるが、

そもそも赤字での入札はできない場合があるから入札した金額不正となってしまう。

そうすると、見積もり根拠不正となり、入札取り消しになる可能性がある。

その場合Aが落札となる。

これが着工後にわかったばあい、どのようにお金で片をつけるか?

 

かりに、Aにお金を渡した場合、こんどは不当な入金となり、AB以外のライバル企業に対して

不当に有利になってしまう。業界全体を巻き込むトラブルとなる。

このときに、関連している企業が、そのほかの業態の入札に応札していた場合

利益率や経費の問題があるから日本を巻き込んでの清算必要になる。

 

そのさい、生産企業が1社でも海外の入札をしていた場合、そこの経費不正がもちあがる。

結果、世界中決算見直しになる可能性を否定できないため、

着工前にシステムで検出する必要がある。

 

ではここで、一人の女性求婚していた二人の男性が、この事故に巻き込まれ

1組はボーナスが多くなり、1組はボーナスが少なく

どちらも純愛でしんけんだった場合

など、世界を巻き込んで清算場合、これらの事故が大小 かなりの数おきるとおもう

 

もともと金額のトラブルなので

1件1件はお金で片がつくと思うが、どうやってお金で片をつけるか?お金で片をつけられる問題なので

どうやってお金で片をつけるか?

また、賠償金を受け取ったがゆえに、宝くじのように更なる事故に巻き込まれ可能性があるが

その連鎖事故に本当に責任を負わなくても良いか

2019-12-29

裁判におけるNTR解釈判例とかあるんかな?

例えば、妻が夫に対して「愛情」を持っていると判断されれば減刑される、といった点が争点になった場合

妻が間男不貞行為をした、夫はその事実にショックを受けた、間男は「彼女は夫を愛している」と証言した、としたならば

これはもうNTR事案にすっぽり当てはまるから減刑妥当」という判決が下るかもしれない

でも、そうなるには法曹内で「NTR純愛」という常識が罷り通っているという事が前提になるわけで

不貞行為をした=減刑無効」と短絡的に判断するような前時代的な解釈法曹界に薄れつつあることを願いたい

やっぱ法に携わるものは本読まなくちゃ

六法みたいな厚い本じゃなく、もっと薄いのを

anond:20191229122405

から何でグロに限るんだよ

穏便な純愛作品でも「読んでキュンキュンするけど自分はこんな恋愛したくないわ」ってのあるでしょ…

2019-12-10

純愛作品

純愛の成人向け作品で生で行為をするのは分かるんだけど、そこから子供を産もうとするのはまた話が別じゃない?

子供作ったら2人きりの時間が減るのに…って思ってしま

2019-12-01

少年漫画における性描写・性表現について

個人的メモ個人的感想なので、全てソースはないです。

少年漫画における性描写・性表現については、大きく4種類に分類できると思う。

マシリト的性描写・性表現

・「その方が売れるから」「その方が人気が出るから」という割と身もふたもない理由によって行われる性描写・性表現名物編集者マシリトこと鳥嶋和彦氏が担当した鳥山明桂正和作品に見られるもの特に有名。現在では、いわゆる「ラブコメ枠(ToLOVEる枠)」作品に数多く見られる。正直に告白すると、当時の少年読者としては大変ありがたかったという実感がある。「女性のモノ化」として批判されがちなのはたぶんコレ。

モンキーパンチ的性描写・性表現

少年漫画の枠内で、成熟した大人向け要素を表すための性描写・性表現。源流はおそらくニューシネマ、ロマンポルノ漫画作品においては、特にルパン三世の影響が大きいと思われる。しばしば暴力表現を伴うことがあるため、レーティング観点批判されがち(少年漫画ではないが、エヴァにおける加持さんのアレなど)。表現の自由として強く擁護されているのはたぶんコレ。

永井豪的性描写・性表現

アナーキーさ、漫画表現の自由さの象徴としての性描写・性表現。しばしばモザイクをどこまで薄くできるか?」的なチキンレース様相を呈する。(乳頭をタピオカ表現する」「開いた瞳孔を女性器にみたてる」)現代狂歌。②と同じくレーティング観点批判され、表現の自由の観点擁護される。

④ポップ的性描写・性表現

・未成熟少年を表すキャラクター類型としての性描写・性表現。「ダイの大冒険」におけるポップに代表される未成熟であるがゆえに、長期連載に置いて爆発的に成長するキャラクターに与えられる記号としての性描写・性表現精神的・肉体的に未成熟しばしば覗きなどの犯罪行為を行うため、現代において成立させるのがきわめて難しく、強い批判を受けている。しかしそのキャラクターとしてな爆発的成長はビルドゥングスロマンとしての少年漫画との相性が極めて良いため、しばしば作品内に採用され、また読者から擁護される。

・④ポップ的性描写・性表現は、現代において時代おくれになっており、仮に成立させようとしても針の穴を通すような作業になる。「未成熟キャラクターを表す記号としては避けたほうが無難だ」と言わざるを得ない状況になっている。これは「不倫」というテーマが、(親同士・イエ同士が決めた結婚が多くみられた頃は)「自由意志」「純愛」の象徴として成立していたが、現代において『「不倫」は単なる「不義」である』という見方が主流となってきたことで、時代おくれになったことと似ている。(もちろん、これは「不倫テーマもして採用すべきではない」ということではない。現代においても意欲なある製作者によって「昼顔」のような成功例が作られている)

・①〜③については「少年漫画におけるレーティング」が特に問題となる。しかし、漫画というメディア特性上、映画レーティングのように細かな規制をし辛いため、どうしても批判側は「製作者側の自主規制」を求めがち。今後、電子書籍が主流となれば流れは変わるのかもしれない。というか、ジャンプアプリなどの動きを見る限り、出版社側はすでにそれ(レーティング)を見据えて行動しているように思われる。

現在少年ジャンプに連載中の漫画上記類型を当てはめてみる。「僕のヒーローアカデミア」における峰田、「鬼滅の刃」における善逸は、典型的な④ポップ的性描写・性表現。ゆらぎ荘は基本的には①マシリト的性描写・性表現で、たまに③永井豪的性描写・性表現。おれは①については別になくなっても困らない(大人なので)が、③については「ガンガンやってほしい」と思っています永井豪筒井康隆ファン

ワンピースにおける性表現は、かなり複雑。表面的には少年漫画サービスとしての①マシリト的性描写・性表現。だがワンピースという漫画はニューシネマに強く影響を受けており②モンキーパンチ的性描写・性表現の要素も強く見られる。それ故、覗き行為を行うのはウソップではなうサンジであり、チャイルディッシュキャラクターとしての記号は「ロボット昆虫に対する好奇心」という形で描かれる。また、ワンピースの複雑さは「尾田栄一郎徳弘正也弟子であることにも由来する。徳弘正也は鬼子であり、稀有エロスタナトス作家である尾田栄一郎はその弟子であり強く影響を受けているが、作品内ではエロスタナトス抑制しているため、非常に奇妙な形で表出している。

PC意識的作家作品は、作品寿命を延ばす。時代性を感じさせる記述を極限まで廃した星新一作品100年先でもまれるだけの強度を持つが、筒井康隆作品のいくつかは鋭い批評性を帯びるが故に陳腐化する。PC意識していない作品寿命は短くなる。現在少年漫画作品寿命リーチできる距離は飛躍的に伸びている。PC意識しないことで作品寿命が短くなるのは単純に「もったいない」。ノウハウを蓄積して対応すべき。そしてそれは(それこそが)しばしば挑戦的な表現になり得る。

2019-11-29

LGBTだけど差別されてもいいよ

LGBTのB、バイセクシャルアラサー男子です。

女も男も恋愛対象ですが経験は男のほうが多いです。

周りには隠してませんが積極的には言いません。

他の趣味と同じように共有できそうな人には言う。

今は女性恋愛しててノーマル生活ですが、

昔はゲイ友達と遊ぶことのほうが多かったです。

差別されてても余裕でゲイライフを楽しめます

というか同じ趣味の人だけで集まって楽しんでたんで差別の声も届きません。

困ってないし弱者だとも思わない。

そしてそれ以外の場所自分LGBTキャラを人に押し付けたりしなかった。

LGBTの中にはノーマルの人相手自分性癖を共有したい人もいるけれども、

俺の周りにはそういう人はいなかった。

職場学校プライベートは切り替えてどっちも楽しんでる。

ちなみに俺はノーマルの人に理解を求めるのが図々しいとすら思ってる。

同性でキスする姿を気持ちよく思う人、気持ち悪く思う人、

どっちもいるけど両者は理解しあえないと思ってる。

だけどそれは悲しむことではないと思う。

同性のキス気持ち悪く感じる人を変えるのではなく、

お互い差があるまま尊重しあえれば、それでいい。

それよりも俺がストレスを感じるのは、

すでに住み分けしてLGBTでも楽しめる環境があるのに、

当事者でもなんでもない人が首を突っ込んでくること。

勝手弱者にされ、勝手権利を決められ、

安心してカミングアウトできる社会を!」などと主張されて、

せっかく築いたノーマルな人とのちょうどいい距離感を一気に縮めようとしてくる。

あなたマニアック趣味職場とか学校で、

「みなさん!世の中にはこんな趣味もあるんです!理解するべきです!」

と、全然関係ない人に言われたらめっちゃ腹立ちませんか?w

「ここでその趣味を楽しむつもりないから!」って感じです。

昔、ゲイイベント男の子連れて歩いてたらそういう活動してる女性が近づいてきて、

私たちマイノリティの方たちの支援をしているんですが取材させてもらえませんか?」

と言われたことがあります

まずなんで俺ら支援必要やねんと思い断りましたが取材を受けた友達記事を読んだら、

LGBT弱者」「純愛を貫くゲイカップル」という決め込みで記事が作られてました。

俺なんて普通に彼氏いるのに他の男と浮気するようなクズでしたが。

「こんな逆風の世の中でも頑張ってるLGBTの人がいる!みんなで社会を変えましょう!」

という記事をどうしても作りたかったみたいでそこに当てはめられてました。

この「LGBT=弱者」って決め込みも相当差別的だと思いますが、

なんでこういうことしてくる人がいるのかというと、

たぶん彼らは俺らにずっと悩み続けて欲しいからだと思いますw

よく感じるのは思い悩んでるLGBT支援対象で、

IKKOさんみたいにオープンLGBT公式で笑い飛ばしていい人、という扱い。

俺も↑の取材みたいに弱者扱いされることもあれば、

飲み屋で酔っ払ってバイだと言ったらゲテモノ扱いされて笑われたこともあります

で、ここから意見が分かれるところですが、

俺は弱者扱いされるよりかは笑い飛ばされてるほうがずっと心地いい。

俺もホモネタで笑うし。

LGBTの方が絶対的マイノリティなんだから物珍しさからまれる笑いがあって当然だし、

しろLGBTを盾にしてそういう笑いを根絶させようとするノーマル活動家に反発を覚える。

それで笑える感性社会的に抹殺していいの?と思う。

笑いもひとつ性癖じゃん。

性癖とか趣味嗜好とか、LGBTの中でだってひとりひとり違うんだから

違いは違いのままその差を受け入れていくほうが絶対に楽しく生きられると思う。

その中にはノーマル活動家の人が期待するように他文化との融合を求めている人もいれば、

俺みたいに線引きして心地よい関係を築いていく人もいる。

LGBT同士でも理解し合うのは難しいんだし、

どうか「私たち理解者です」みたいな顔でLGBT擁護とかするんだったら、

「同性同士でキスとかセックスとか意味からない」と心の赴くままの意見を聞いてみたい。

そのほうが俺は率直な気持ちお話しできると思います

2019-11-28

おっさんずラブという名の地獄

https://anond.hatelabo.jp/20191126010427

昨日上げられたこ記事を読んで、感じたことは、おっさんずラブは本当に地獄コンテンツになったなということ。

打ち切り署名を推進しているのはS1支持の中でも極少数。

同じS1ファンとして恥ずかしく思う。

ただ、こんな地獄(S1信者S2信者が泥を投げ合って、ライトドラマライトに楽しめない)の状況にしているのはただただおっさんずラブ公式の不誠実に起因してると思う。

結婚して永遠を誓った相手がいる世界(映画)と並行して、パラレルワールドと謳いながら同じ名前で別の人物との新しい愛を描くという設定。

・同じ名前、同じキャラクター(ポンコツでお人好し)、S1(33歳)からS2(35歳)年齢を重ねたような地続き設定、唐揚げが好き、高校バスケ部

・全く違う世界と言いつつ、似たようなセリフを出す、同じ小道具を使う

もちろん、ほとんどのライト層には上に書いたことはたいしたことではなく、受け入れられて別物として楽しんでいるのが大半だと知っている。

けれど、受け入れられなくてそんな自分の心の狭さに罪悪感を感じている層もいる。

わたしが見える世界S1ファンS2を受け入れられてないほとんどの層は、受け入れられない、応援できない自分自身に罪悪感を感じているし、出演俳優のことを悪くいう人もほとんどいない。

ただただ、S2批判することなく、耐えて時間が過ぎ去るのを待っている。

そこに来て、S2を絶賛する当事者ブログを読んだ。

素晴らしいと思った人も多くいるでしょう。

わたしも途中までそういう世界見方があるんだな、この人がS2面白いと思えてよかったな、と、思ったと同時に、最後まで読んでいって怒りに震えた。

まりにもS1ファンミスリードしてる。

同性愛者に苦しんでほしいなんて思ってない。

そう望んで見る視聴者なんていない。

今回は葛藤あんまなくてつまんないね、と、書いている人は確かにいたし見かけたが、同性愛者に苦しんでほしいと書いている人は見たことがない。

なぜそれを同性愛者に苦しんでほしい、と曲解し、かつタイトルにもしたのか。

ドラマには“葛藤”や"欲求”があり、それを叶えるために乗り越えるべき“障壁”があって、はじめて面白さを感じる。

葛藤がきちんと描かれないストーリー共感を呼びにくい。

から葛藤がなくてつまらない(感情移入できる人がいない)というコメントを書いている人がいるんじゃないか

正直わたしS2は見てないのでよくわからない。

だけど葛藤がないからつまらないという感想曲解して"同性愛者に苦しんでほしい"というのはあまりにも乱暴だと思った。

そうやってこのブログの筆者は、

忌み嫌う相手と同じ手法(同性愛差別という正義を片手に)で、自分の好きなものに対する批判否定しているのかなと思ったらものすごい地獄みを感じた。

自分の好きなものを好きというだけではダメなんでしょうか。

あえて相手を傷つけないと気が済まないのか。

そして、そのほかのS2擁護者は、このブログを錦の御旗にして、

この素晴らしい世界観が理解できないS1ファン可哀想、と上から目線示唆すらしている。

考えるだけで地獄

実際、S1信者ちょっと目も当てられない行動する人がいるのはたしかだけど、S2信者にも同じようにびっくりするようなのいます

S1サゲはもちろん、

怒りを向ける先がここしかなかったのか、

林遣都に対する呪詛言葉を吐き続ける信者

S2がつまらないという呟きを晒し上げる等、

探せばいろいろ出てきます

果てはS1信者民度が低いと。

低いのはお互い様だよ。どっちもどっちレベルくその投げつけあいしてて本当に地獄

ほとんどのS1ファンは悲しみながらも黙ってる。

S2楽しめてよかったじゃん、勝手に楽しんでくれよ。

こっちも勝手に悲しんでるし、なんなら同じように放っておいてほしいわ。

公式の悪手は他にもある。

おっさんずラブコンサートの開催告知はS2発表前。

抽選期間も発表前。

9/21 OLコンサート開催決定

9/22 オフィシャル先行抽選開始

9/25 劇場版OLサントラ発売

9/27 OL in the sky 発表

抽選申し込み時(9/22)〜in the sky発表前にクレジットカード決済を選択した人は、抽選結果発表と同時に購入で返金できず。

また、S1S2の曲を両方やるのかという問い合わせにも現時点で答えてない。

ただし、オケコングッズを発表しており、その中にS2キャラのものが含まれるため、S2もやるのだろうとファンは予想している。

映像と音で振り返る、と、書かれているかドラマ映像流れるんでしょうけど、正直9/22の時点で抽選に申し込んだ人はまさか自分が知ってるドラマ以外のもの流れると予想するだろうか。

しないと思う。

このやり方が詐欺でなければなんなのだろう。

そして、S1春田と牧の物語ではなく、春田武蔵が主軸のラブコメだったとS2のために主張しながら、

劇場版DVD発売時には春田と牧のウエディングギフトイメージして作ったボックス仕様だと言う。

おっさんずラブ春田武蔵が主軸、と言いながら販促の時は春田と牧の純愛を強調するの?

あくまでもわたし個人はそのやり方にとんでもない不誠実とダブルスタンダードを感じる。

S1にもS2にもアラはあるよ。

お互いに、好きだからあばたもえくぼになってるだけ。

とくにアウティングなんてどっちもしてる。

ブログ書いた人は、差別のない世界ではアウティングにならない、とか書いてたけどそれこそダブルスタンダードに感じる。

隠したいことを他人が言うのはハラスメントから差別存在しようがしなかろうがS1アウティングをアウトと言うならS2もアウトでしょう。

好きなものにはどこまでも盲目になるのはもう、お互い様しか言いようがない。

みんながS1S2が好きすぎて、好きなものを美化しすぎ。

正直このドラマ制作はそこまで考えてないと思う。

そんな優しい世界だと言うなら、ルッキズムエイジズムもない優しい世界を描いてよ。

(極論だと分かっているしこれは皮肉です。差別を盾に粗を探せば、言えること根源的な差別もっとたくさんある。)

千葉雄大田中圭が結ばれるのはビジュアルが良いもの同士だから

黒澤武蔵が結ばれないのは年取ってるからか?

つーか、

みんなが大好きなこのドラマ純粋に楽しめない、

この地獄をつくったの、そもそも公式なんですよ。

批判するなら公式じゃないの?

なのにお互いの好きな作品俳優を貶し合ってる。

わたしは、男女のドラマの続編では絶対に有り得ない、無意識に透けて見える、男と男のドラマなら相手役を変えていいという姿勢に、ものすごく不誠実を感じます

(のだめが受けたから、のだめだけ残して千秋様を変えたり、タッチ達也だけ残して、みなみちゃんを変えたり、花男道明寺だけ残したりするか?しないよな?)

春田武蔵が主軸だというなら、ドラマ映画もその2人を主軸に販促してくれよ。

Twitter検索すると出てくる、おっさんずラブ地獄というのは本当に合ってると思う。

ここは地獄です。

君に出会わなければよかったし、

君を好きにならなければよかった。

この、ドラマはいろんな意味歴史に残るドラマでしょうね。

anond:20191126010427

おっさんずラブは元々2016年末に放送された単発ドラマが元になっていて、その当時は「ついに民放ドラマ同性愛をメインテーマに扱えるようになったか!」と感動しました。それからの2年で世間LGBTへの認識が大きく変わったのはおそらくご存知のとおり。ただ無印版は2016年版のリメイクでもあったので、当時の同性愛表現から大きく離れることはありませんでした。セクハラまがいの表現を含んでいたのも、2016年版の延長線上だと思われます

そして春田と牧の純愛が大ブレイク映画化、そして別世界のin the skyが始まります

他の方が書かれてるので公式炎上の詳細は割愛します。ただほんの一部のファンが「春田と牧」見たさに暴走してるのは事実です。そういったツイート増田の目に止まったのでしょう。おそらくitsを受け入れられないがゆえの難癖です。

多くの良識ある無印ファンは、複雑な心境ながらもTwitterに鍵をかけたり、itsから距離を置いたりして、前作含めたおっさんずラブシリーズ名を汚すことのないよう努めています。そこだけはどうしてもわかって欲しかった。ただただ春田と牧の幸せを望んでいただけなのに、それを公式に裏切られて、その上「同性愛者が苦しむことを望んでる」と誤解されるのはさすがに不憫だ。

今後作られる続編がどんなに内容的に素晴らしく、LGBTへの理解が進んだ良作になったとしても、田中圭演じる春田が牧以外の男と結ばれる限り、応援できない無印ファンは多いでしょう。そこは責めないで欲しい。アンチにならないために新シリーズから距離を置くのはまっとうな判断だと思います

無印ファンの多くは「春田と牧が(←ここが一番重要)、何の差別もない世界幸せ生活する姿」を望み、夢想しています。その光景は、増田理想とする世界とそんなに遠くないはずなんだよ。

2019-11-26

同性愛者に苦しんでほしい」彼女たちへ

おっさんずラブ in the sky」は、

同性愛差別存在しない世界」を描いている。

そして、それを見た一部の視聴者はこう感想ツイートする。

同性愛をこんなにすんなり受け入れるなんてリアリティがない。

これじゃただのBLファンタジーだ。

男を好きになってしまたことに対する葛藤がないのが残念。

ノンケが男に恋をして悩み苦しまないなんてつまらない。


私はゲイだ。

自覚したのは中学生の頃だ。友人を好きだったが、誰にも言えなかった。

親にはまだ話していない。妹が子供を生んだので、このまま親の前では異性にモテない独身男性として生きていったらいいかと思っている。

学生時代所属していた団体カミングアウトしていた。変な人間が集まるので有名な大学で、ただのゲイだった私は平凡な存在だった。彼氏(現在は友人)もできて楽しかった思い出がたくさんある。

世の中変わってきている、もうゲイを隠す必要なんてない。そう思っていたが、就職してすぐ職場で「お前カマっぽいよな」と笑われたときは、やっぱり目の前が真っ暗になった。

職場では今後カミングアウトする予定はない。親にも言う気はない。

そんな私がいま注目しているのが現在4話まで放送されている「おっさんずラブ in the skyである

おっさんずラブ」と言えば、田中圭演じる春田が、職場ゲイたちにキスされ交際を迫られ気持ち悪がるも、そこから性別の壁」を乗り越えて純愛に発展する話、という認識の方が多いと思う。

正直に言って、私はこの作品が好きではない。

「弟の夫」「きのう何食べた?」「となりの家族は青く見える」は好きだった。「おっさんずラブ」はそれらに比べて、あまりに私が傷付く表現ばかりあるドラマだった。

友人に勧められて数話までは見ていたが、ドラマの内容と、それにはしゃぐファンを見ては毎週どんよりとした気持ちになり、視聴を止めた。

逃げるは恥だが役に立つ」で、主人公が「ゲイイケメンを襲う人種だ」と思い込んでいた自分を恥じるシーンがあった。

あれを見たとき、世の中がまたひとつ変わったと思ったのに。

やっぱり世の中は「ゲイは嫌がるノンケを襲うもの」と思っていて、それを笑っているのか、と思うと落ち込んだ。

からおっさんずラブの続編が放送されると聞いたときは心底やめてくれと思った。

だが、2話が終わったあと、友人から連絡が来た。私がおっさんずラブをよく思っていないことを知っている友人だ。

今回のは見られると思うし、見てほしい、という知らせだった。

同性愛を扱うドラマは好きな方なので、友人を信じて2話から視聴した。

不快感はなく普通に見れた。

3話では切なさを感じ、4話は笑って泣いた。

このドラマの中では、ゲイ同性愛という言葉が出てこない。

CAである主人公春田片思いをしている男は二人。

パイロットである上司の黒澤は、職場新人である春田だんだんと惹かれ、恋を自覚する。告白をするも断られ、同じく春田を好きな娘・緋夏を応援することに決める。

整備士四宮は、春田に恋心を抱いているがそれを隠し、仲の良い緋夏の恋愛相談に乗り、二人が付き合うように仕向ける。

二人とも緋夏と春田が付き合うようにと動くが、それは「自分が男だから」ではない。

黒澤は「かわいい娘の幸せのため」妻を亡くした黒澤にとって緋夏は大事な一人娘である

四宮は「自分には幸せになる資格がないから」と発言している(これは5話で詳しく明かされる様子)。

「男の俺なんかより緋夏ちゃんの方が」などという台詞は出てこない。これは意図的だと思う。この世界では同性愛問題にならないのだ。黒澤や四宮がもし女性であっても、二人とも緋夏を応援していたはずだ。

また、緋夏は四宮春田を好きだということを知り動揺するが、こちらも「四宮が男だから」ではない。いままで恋愛相談に乗ってくれていた相手が同じ人を好きだったことに対しての衝撃だ。そして彼女四宮によきライバルになろうと握手を求める。

パイロット成瀬春田のことを好きではないが、遊びで寝た男が職場まで押し掛けてきたとき、新しい恋人ができたと嘘をつくために春田キスをする。

春田成瀬が男と寝たことに対して特に反応しない。突然のキスについても「好きでもない相手キスするなんて信じられない」とこぼしている。男相手に、という言葉は出てこない。

(ここは私は1話を見ていないので友人から聞いた話)

4話では四宮気持ち春田にバレるが、春田四宮気持ち悪がる様子も一切ない。「俺なんかのどこがいいの?」と聞いたり、自分の好きはライク、好きになるってなんですか、と同僚に相談している。気持ちに応えられないことへの申し訳なさはあるが、そこに「男だから無理」という感情はない。それどころか、5話の予告で春田成瀬に無理やりキスをするシーンがある。

春田は2話終わりで緋夏にもキスしかけており、ノンケだと見られていた。

その春田も、男同士であることには疑問を抱かず、成瀬に惹かれていっている。

徹底して、ゲイを隠そうとする描写同性愛への葛藤がない。

キャストスタッフ言及していないようだが、ドラマが終わったらその辺について語ってくれるのかもしれない。

この世界には同性愛差別がないのだ。

(ちなみに四宮気持ち成瀬が伝えてしまうところをアウティングだと批判する声があるようだが、同性愛差別のない世界においてのアウティングとは一体?)

(それを言ったら前作の春田の牧に対するアウティングは許されるのか?私なら死ぬ)

私は4話でこの世界観に気付いて、泣いてしまった。緋夏が四宮に「はるちゃんが好きなんですね、私もです。私たちライバルですね」と握手を求めたシーン。胸が熱くなった。こんな世界があるといいと思った。男が男を好きであることを認めてもらえる世界だ。

同性を好きになっても、悩まなくていい、苦しまなくていい。引け目を感じなくてい。誰かに否定されなくていい。

この感動を噛み締めたくて、ツイッターで同じようなことを感じた人を探そうとサーチした。

そこで出てきたのが冒頭のツイートだ。

同性愛をこんなにすんなり受け入れるなんてリアリティがない」

「これじゃただのBLファンタジーだ」

「男を好きになってしまたことに対する葛藤がないのが残念」

ノンケが男に恋をして悩み苦しまないなんてつまらない」

打ちのめされた。

ファンタジーとはなんだ。

まらないとはなんだ。

現実世界ゲイ差別され苦しむのがそんなに面白いのかこの人たちは。

こういったツイートをする人のホームに行くと、全員が「おっさんずラブ(無印)」のファンだった。

曰く前のドラマでは「恋愛をするのに性別なんて関係ないと思えた」らしい。

ならば、性別なんて関係なく恋愛できるin the sky世界をなぜ応援できないのだろうか。

彼女たちは、同性愛者という弱者が大好きなんだと思った。

彼女らがいる限り、同性愛差別され続ける。

彼女らが「おっさんずラブ(無印)」を好きなのは構わない。

私が個人的に傷付いただけで、あれを好きなゲイもたくさんいる。

あのドラマで、同性愛気持ち悪いものじゃないと思ってくれた人が大勢いるのも理解している。

同性愛の苦悩を描いたドラマ放送されるのはとてもいいことだと思う。

やめてほしいのは、「同性愛を扱うなら葛藤や苦悩を必ず描かなきゃいけない」という考えを押し付けることだ。

前作ファンの人、「おっさんずラブ in the sky」のことは放っておいてくれないか

自分に合わなかった、自分は腹が立った。それはわかる。私も前作でそう思った。

だけど、あなたが嫌な思いをしたこドラマに、心が救済された私みたいな者もいる。

私は、こんな世界になりますようにと願う。このドラマを作ってくれて感謝している。

気に入らないからって、「番組の打ちきりを求む署名運動」とかやめてくれないか。目を疑った。嫌いなもの排除しないと気がすまないのか。

署名が集まっても打ちきりにはならないと思うけど、ドラマを楽しんでいる人間にとって、この仕打ちはあまりにむごい。

10年後には、ゲイを取り巻く環境はどうなっているだろう。

もし、in the skyのような世界が待っているなら、私は親に自分のことを話したいと思う。そして、パートナー家族に紹介して、誰にも隠れることなく一緒に暮らすのだ。

ドラマは残り4話。どのような結末になるのか、楽しみにしている。

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気付いたらコメントが増えていて驚きました。

気になるコメントについて追記しておきます。(11/28 18:20)

無印ファンが怒ってるのはそこじゃない』

私は「無印ファンはin the sky批判をしないでください」と言っているのではありません。批判はいいと思います。私も無印批判をしてますし。

やめてほしいなと思うのは、差別を描けと強制すること、放送中止を求める署名などでドラマ妨害する動きをすること、この二つです。

ドラマリアルさを求めるな』

求めてません。逆です。私は「リアルから先に進んだin the skyは夢のある世界だ」と思って喜んでいます

リアルさを求めるな、は、ぜひ無印ファンに言ってあげてください。

アクション映画を見ろ』

???

差別を扱うな」とは私は書いていません。個人的無印は苦手でしたが、自分で見ない選択肢を取りました。

差別を扱う作品放送されるのはいいこと、だけど全部の作品差別表現を入れることを強制するなよ」これだけです。

同性愛云々ではなく葛藤が描かれないことへの不満では?』

要人物全員片思いですから恋愛に関する葛藤は毎週描かれています特にふられてからの黒澤は恋心と大事な娘の間で揺れてますね。面白いですよ。

『in the sky見てなかった、見ればよかった』

この作品が不発で終わったら「この路線は失敗だった」と思われそうで悲しいです。

話の流れはここで書いた通りです。5話からでも面白いと思うのでぜひ見てください!

テレ朝土曜日23:15からです。

TVerで最新話がご覧いただけます

現在「全員一方通行片思い」となかなか類を見ない展開になっています

公式サイト https://www.tv-asahi.co.jp/ossanslove-inthesky/

予告ツイート https://twitter.com/ossans_love/status/1198255673030692864?s=19

予告動画ロング(放送後消えます) https://youtu.be/mZXMufvCLyM

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