はてなキーワード: 靴底とは
女子フリーターアルバイトさん(18歳)が当店に勤め始めてから、はや一年が経った。時の流れって早いなぁ。
昨日は女子フリーターアルバイトさんと一緒のシフトだった。夕方は来客数が多くて忙しかったけれども、ふと客足が途絶えた短時間のあいだに、女子フリーターアルバイトさんが一生懸命靴底を床にこすりつけているので、なんかベタベタするものを踏んだのかなあ? と思って「どうしたの?」と聞いたら、女子フリーターアルバイトさんはいい笑顔で、
「殺してました♪」
と床を指差した。小さめのカトンボみたいな、細くてフワフワ飛ぶだけの虫を靴底で丹念にすり潰していたのだ。
それからしばらく経って、また客足が途絶えたとき、女子フリーターアルバイトさんが天井の一点を凝視していたので、その視線の先を目で追ったところ、足の長い蜘蛛が一匹、天井に貼り付いていた。
「私が殺りましょうか?」
と私は答えた。それでも女子フリーターアルバイトさんは、後足ふみふみ助走待機モードを解除しなかったけれども、歳上の言うことには一応従うべきと思ったのか、うずうずしながらも脚立を持って来るのは諦めたようだった。
虫が出現するたびに悪鬼滅殺モードになる女子フリーターアルバイトさんを目にするたびに、なんか他の仕事したらいいんじゃないかな……傭兵とか。と思う。
暇になると女子フリーターバイトさんは横目でチラチラこっち見て、なんか暇だからお喋りがしたいな、とでも言いたげな顔をするのだが、実際喋ると親子ほどの年齢差があるせいで、全然会話が続かない。しかも意外と女子フリーターアルバイトさん、自分からは何も話さない。ノリが良いんだけれど、常にこっちが投げる球を全力で打ち返す姿勢を崩さない。さあいい球打って来い! と暗にプレッシャーかけられている気分にこちらはなるというもの……。
ほんともう話題がないから、そういえば彼女は『鬼滅の刃』が好きって前に言ってたなと、安直に、この間の日曜日から『鬼滅の刃』テレビでやってるよねー。と話を振ってしまったのだが、女子フリーターアルバイトさんは、
「うーん、やってますよねー」
と、《あたしはもう飽きましたけどね》という顔で答えた。コミュニケーション失敗。下手に話すとまるで若者に老人介護を強いているような罪悪感に苛まれて来るので、いいや、向こうから話しかけて来るまでほっとこう、と思った。
これも私のコミュ力が低いせいかと思ったが、コミュ力の鬼みたいなDさんも、女子フリーターアルバイトさんとは歳が離れ過ぎているからか何を話したらいいのか分からない、会話のネタが無いと言うので、もうこれはしかたのないことだと割り切るしかない。
女子フリーターアルバイトさんの私服がとても綺麗でお洒落だ。しかし、バイト代を服飾費に全額捧げないと無理めな格好だ。女子フリーターバイトさんちは母子家庭なのだけれども、彼女のお母さんはけっこう稼ぐ娘さんと同居して、税金問題はどうしているのだろうか、と地味に気になる。家にお金を入れて貰えないとお母さんの手取りが減って厳しいとかいうことにはならんのだろうか。でも、可愛い娘が自分でがんばってお小遣いを稼いでいるんだからと、大目にみていたりするのだろうか。
私が学生時代にバイトをしていると、親くらいの年齢のパートさん等から訳の分からない嫌がらせをされることが多々あり、どうして私がこんな目に……と思ったものだが、今、学生アルバイトの子たちの様子を第三者目線で見てみると、なるほどなぁ、と岡目八目で納得する部分がある。かといって未成年に嫌がらせするのなんて言語道断だけれども。
子供がバイトをして、当の子供は家計を助けたつもりでいるが、実は親の経済負担はむしろ増えているとかいうことも時にはある。目の前にいるバイトの子がそうであるかどうかなんて、他人には知るよしもないけれども、自分の子供の不遜ぶりと重ねてムカついている大人もいるんだろうな。
女子フリーターアルバイトさんが当店に勤め出す数ヶ月前まで、ある女子高生のアルバイトさんが勤めていた。彼女はバイト代を服飾と同人活動に全フリしている子だったのだけれども、自分よりもずっと歳上のパートやアルバイトの人が彼女に話を合わせると、調子に乗って、
「なんで○○さんは同人誌を書いたりイベントに出ないんですか? 推しに貢がないんですか? もしかして根性がない?」
などと平気で言い放ったものだったので、まぁうん、子供は気楽でいいな(反語)って思う……。私が学生バイトだったときにイビリ倒してきた大人気ない大人のようなことは、私はしないけど。
お互い財布は別で生活費折半の都内DINKS30歳と35歳の夫婦です。
若い頃にモデルの仕事をやったり、広告になったりする程度には顔とスタイルが良く、スポーツが趣味なので本体に問題はないと思う。
髭も脱毛して、眉毛サロンにも、美容皮膚科にも通っていて美容に関心もあるみたい。
なぜ服と靴と鞄だけ、擦り切れて壊れるまで使い倒すのか。
今彼が履いているナイキの2万円のスニーカーは5年前に買ったもので、先端は敗れており靴底が二度はがれ、アロンアルファでくっつけてまでまだ履いてる。
GUで300円で買ったうっすうすの白Tを2年着ている。当然小さな穴がたくさん空いている。
平成のお兄系が着ていたような3000円のロングカーディガンを3年着ている。当然毛玉だらけだし、今時秋葉原の気合入ったオタクでももう少しまともなものを選ぶと思う。
靴や鞄は誕生日に自分が選んで5万前後のものをプレゼントしているが、それは「高くてもったいない」のでタンスの肥やしになっている。
むしろブランドものとか身につけるの見栄はっているみたいで嫌なんだと。
昔は物を大事にする人なんだな♡なんて思っていたが、最近は隣を歩くのが恥ずかしい。
上記の服装で有楽町や丸の内でディナーに行くと浮いていて胸が痛む。
これはもう諦めるしかないのか。はあ。
俺は仕事が出来ない。
ガキの頃から頭も悪いし、物覚えも悪いし、要領も悪い。こういう特性と付き合っていると、「なんとかしなければ」という克己心よりも先に諦念が芽生えてくる。横一列でスタートしたはずが、大体自分がビリになる。こういう事が続くと、俺はきっと何をしても駄目だと感じるのだ。努力する気が失われる。
そんなこんなで社会人になってしまった。そして案の定、仕事が出来ない。なので俺は後ろ回し蹴りの練習をすることにした。
通りすがりの人の顔面に飛び膝蹴りをする妄想をしていたが、後ろ回し蹴りで顔面を弾き飛ばす妄想の方が気持ちが良かったのが理由の一つだ。
長座体前屈で骨盤を立てて座ることが出来ないぐらい体が硬くなっていたので、毎日少しずつ柔軟をして言った。膝裏や股関節に激痛を感じたが、仕事で散々叱られ怒鳴られ、上司や先輩の呆れた顔、同僚や後輩の嘲笑を帯た目を思い出すと、苦しさと怒りと悲しさと悔しさで頭がおかしくなりそうになるので、それらを思い出しながら柔軟をすると痛みを感じなくなった。
3年ほどたつと、180度開脚ができるようになった。近所の電柱で後ろ回し蹴りの練習をしていたのもあり、柔軟性を得てから後ろ回し蹴りを習得するまではそう時間はかからなかった。
電柱相手に足の甲で蹴ると足を壊しそうなので、少し離れた位置から足の裏で蹴っていた。そうすると、靴の底が電柱に叩きつけられて「パコン!!!!!」と大きな音が響くのだ。(靴底の材質によりけり)
ある日の昼休憩中、1人で食事を取りに職場の近くの定食屋に行くことにした。その後方から俺を嘲笑うかの様な同僚と先輩の声が聞こえた。
思わず感情が抑えきれず涙が出てしまった。そして気持ちが抑えられなくなった。ランチ休憩で色んな会社員が歩いていたが、気にも止めず、「らァッ!!」と声を上げて近くの電柱を蹴り飛ばした。革靴の音が響き渡るオフィス街。こちらを向く周りの通行人たち。小走りに横を走り去る女性。黙り込む後方の同僚と先輩。
その日を境に、俺は会社で怒られなくなった。俺を笑う人も居なくなった。仕事が任されなくなった。
電柱を蹴り飛ばした一件の話が上司の耳に入ったのだろう。休職を進められた。俺は休職してそのまま会社を辞めた。何故か俺が「殺し屋イチ」というあだ名がついていたことを知った。
今は工場勤務をしている。ヤンキー上がりの先輩にいびられた時に、ロッカーに後ろ回し蹴りを入れたら何も言ってこなくなった。幸い、喧嘩がまあまあある俺にお似合いのゴミのような職場環境なので、あまりお咎めは無かったが、扉がへこみ蝶番が壊れたロッカーを弁償する羽目になった。言われたことを延々とやっていくだけなので、大変なこともあると思うが、前の職場ほど辛い思いはしていない。俺は後ろ回し蹴りで人生を切り開くことが出来た。
この先働きたくなくなったら、会社をやめて、人事課に文句を言われたら後ろ回し蹴りをぶち込み、生活保護を受けようと思う。生活保護を断られたら福祉課の窓口の職員に後ろ回し蹴りをぶち込み、刑務所にでも行こうと思う。そして先輩囚人たちを後ろ回し蹴りで大人しくさせるつもりだ。
追記しようとしたら最後のところが途切れ始めたから別枠で書くよ
もっとマイナーで、とにかくスニーカーに関するアーカイブ知識だけを欲するならば
超マイナーモデル、カスタムモデル、PEモデル、チャリティーモデルの収集をおすすめする。
これらは球数が少なすぎて、フェイクすら作れないものも多い。(逆にネットに出回るコンセプト写真だけで再現したフェイクもあるが)
例えば最近ではNike Dunk Low Cactus Jack x PlayStation、製法上フェイクが作られにくいfoamposite one ParaNorman
Nike x MSCHF x INRI Air Max 97 Jesus Sneaker、WWWESH STUDIO™ x HEIGHTENED SENSE TN(c): NIKE® + CONVERSE®
日本人が当選してたUNHeardof × SABOTAGE × NIKE SB DUNK LOWやair32 x Nike Dunk SB Low "Stay Home"
世の中に存在するのか怪しい、triple S x AJ1 offwhite
PEシリーズの入門編としてのオレゴンダックスシリーズ、できるのならばF&Fモデル
アンダーグラウンドに手を染めて、没になってしまったコンセプトモデルの収集なども面白い。
air max 95 zen ventiなど、2000年代中期の奇抜なスニーカーも現代なら手に入れられるかも知れない。
また、ハイヒールのDunk Highなど海外の一部で流行した違法スニーカーなどもどこかで手に入るかも知れない。
ストリートファイター3や4ではユンがoldshool履いてたね、テリーはallstarのlowを履いてたかも知れない
第一次では漫画作品でどんな靴が描かれていたのか気になります!!!
他にはめっちゃ安いAJ11とかもあった気がする。(ニューバランスの1400もあったらしい?)
スペシャルフィールドのAF1もあったような気がするけど、手元にドロヘドロがないのでどうだったか。。
よふかしのうたには、3話辺りにWomen's Air Max FF 720が出てたかなぁ
ちなみに闇金ウシジマくんはティンバーランドのブーツやルブタンのトゲトゲスニーカー、AF1のlowやターミネータのlowみたいな感じの靴ばかり履いてた
ドロヘドロもウシジマくんも世界観に沿ったスニーカーが描かれているのがちょっと好き
よふかしのうたは、確か当時発売されたスニーカーをそのまま描いた感じじゃないかな、それはそれで後から見直したら時代背景が見られていいかも知れない
世界観にあったスニーカーは素晴らしくて、スケーターのユンが壊れても買い直しやすいold schoolを履いてることがスケーターらしくて最高なんだ
たまにスケーターイラストを見るけど、AJ11履いたり、エアマックス履いてオーリーしてるシーン描かれるとちげええよ!!!!って発狂しそうになる
(ぶっ壊れやすくて高い靴や靴底が厚い靴は怪我をしやすいし、色々めちゃくちゃで、簡単に言えば百合の間に挟まるやつが出る百合作品みたいな罪深い物)
スニーカーカルチャーは貧困層の成功者への憧れという、コンプレックスな部分から始まった物なので、ちょっと精神的に不健康な面があって
劣等感ゆえに行われる高値マウントは個人的に良しとしていない。
というのもアウターとスニーカーは今は買いやすくなったとはいえ青天井なので、格差が現れやすく学校でも高いアウターが禁止されていたり、スニーカーに指定があったりもしている。
でも、スニーカーマニアの持ってるスニーカーの思い出を聞くのは本当に楽しいし
レアスニーカーも買うに至った理由や思い出を聞けると初心者でもすごい面白いかも知れない
スニーカーの世界の転売について、気になるならstockXの最高入札額順のスニーカーを見てみたり
https://stockx.com/ja-jp/sneakers/highest-bid
今期の物が知りたければhighsnobietyを見るといいかも
https://www.highsnobiety.com/?s=the%20top%2010%20most%20valuable%20sneakers
スニーカーのテクノロジーについては真っ二つにして解説するサイトが好きなんだけど
元増田のお望みとあらば微力ながら尽力させてもらうぜ。
えぇっと、スニーカーと言えばあれだな。ナイキとかアディダスとか有名なスポーツブランドの物がいいんじゃないかな? 激しいスポーツに使えるってことは普段履き用にも使えるだろうし。
スニーカーと言えば二、三十年くらい前にエアージョーダンってのが流行っていたな。アメリカのバスケット選手のマイケル・ジョーダンが履いていて有名だったやつ。その名の通り靴底にエアークッションが入っていて、激しいジャンプをしてもショック吸収するんだ。たしかメーカーはナイキでいいんだよな? 当時は品薄でメチャクチャ高価だったらしいが、今ならずっと安く買えると思うぞ。
去年あたりから駅伝で話題になった厚底スニーカーもナイキだよな。選手のほとんどがピンクのスニーカーを履いていて話題になったやつ。今年は駅伝見逃したからよくわかんないけど。でもそのスニーカーはマラソン用で靴底の消耗も激しいみたいだから、マラソンのプロでもなければ買うのはやめたほうがいいんじゃないかな。
ニューバランスってなんだ? ググって調べてみたらこれも有名なスポーツブランドなのか。見た目とか履き心地とかが良ければニューバランスのスニーカーでもいいんじゃないかな。
何はともあれスニーカーを買うなら、通販ではなくて実際に店で試着してから買ったほうがいいぞ。メーカーやブランドによってはサイズが同じでも、履き心地が全然違うこともあるからな。
ちなみに俺はスニーカーをよく履くけどメーカーとかブランドとかはよくわからん。ABCマートで売っている安売りセールのスニーカーをメーカーもブランドも見ずに買うことが多いからな。でも、適当に選んでいるわけじゃないぞ。買うときはだいたい靴底が分厚い物を選ぶことが多いな。靴底が薄い物は大抵ショック吸収力が弱いし、ちょっとした水たまりを歩くだけで水が染み入ってくるからな。
なぜ「教職員だった」ではなく、「教職員を自称する者」と表現したかって?
「へー」
「まあ子供にモノを教える立場としては観ておいて損はないだろうと思って」
「食育の中でも、命を食べることに焦点を当てた作品でね。子供に自分で考える力を与えている」
「はあ」
その過程で紡がれる言葉、振る舞い、価値観、どれをとっても教職員のそれだ。
上手く言えないんだが、俺が知っている教職員という人種は、もっと人間くさい生き物なんだ。
身なりは整えても高潔さとは無縁で、地に足が着いているから靴底は泥まみれ。
教職員といっても色々あるだろうけれど、現場で生きる人間は大なり小なりそういうもんだろう。
だが、その客は違った。
酷く不気味に思えたが、それでも俺は水飲み鳥に徹し続けた。
この客が実際のところ何者であれ自分には関係のないことだし、やることだって変わらない。
実際に教職員をやっている人間も、自分のことを教職員だと言っているだけの人間も、赤の他人である俺にとっては同じなんだから。
13人の客、その2人目は酒造りに関係した仕事をしているらしい。
この客もまた、本当に酒造りに携わっているかは怪しい人物だった。
「うーん観たことあるような、ないような……あらすじを言ってくれたら思い出すかもしれません」
「酔っ払ったサラリーマンが、特殊部隊とかヤクザ相手に大暴れする邦画なんだけど」
「すいません、その説明で思い出せないなら俺の記憶にはないです」
客は映画に出てくる酒が、いつも扱いが悪いことに腹を立てていた。
「映画業界の奴らは、酒を酔っ払って物語を動かすだけのツールだと思っている。酒には職人達の涙と汗が文字通り入っているのに」
客はそう愚痴りながら、酒の色んな種類や製造方法をくどくど説明し始めた。
「こう、素手でわさわさ~ってやるわけよ。衛生面とか気になるかもしれないけど、菌を増やすためにあえてやって「るの」
「はあ……」
「麹の近くには仮眠室があってね。具合を確かめるため、すぐ近くの部屋で寝泊りしているんだよ」
酒が飲めない俺は水飲み鳥になるしかない。
ティーンエイジャーが酒について言える事は限られている。
仮に飲める歳だったとして、この客はビデオ屋のバイトに何を期待しているんだ。
ひょっとして、現在進行形で飲んでいるんじゃないのか。
そう思って鼻をすすってはみたが、その客からアルコールの香りは漂ってこなかった。
むしろ酒を飲んでいてくれた方が納得はできた。
「酒税法も細かく設定されてる割には、みなし制度があったりガバガバすぎる。そのせいでストロング系とかの安い悪酒が出まくって、それを持て囃すアル中が蔓延って一般人を困らせるんだ」
こっちも今まさに困っている状態なんだが、この客には分からないようだった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b04e6af3b9b91b181174c0a51eb5c2896072948
ここの大将は、この記事にあるような称賛に値する人格の持ち主ではない。
出町店にはこの大将とバイトが数人働いているが、バイトに対する扱いがとてもひどい。
赤ちゃん言葉で煽るように指示をする。
後継者がいないのは明らかに店主の性格のせい。何人も働いては辞め、働いては辞め、の繰り返し。バイトの背中に靴底の跡がついていたのは有名な話(10年以上前ね)。
洗い物といっても、気に入ったお客にはフレンドリーな対応をするが、
手際の悪い学生なんかには顎で使いぶっきらぼうな態度。まあそれはしょうがないかもしれないけどね。
学生時代にお世話になった大人たちが惜しんで来訪しているようだけど、それはほんの一部じゃないかな。
気に入らない客に対しては、不機嫌で雑な対応。大人になってわざわざ行きたいと思わないのが普通だろう。
思い出すと、やはり食事をしてる身からすると、こういう雰囲気の店は、おいしく食べられない。
翔ちゃんのつくる飯がまた食べたいなあ。
「この靴、去年の冬の初めに買ったんだけど、なんか底がすり減ってひび割れて水がしみるようになったんだよね」
「はい」
「1万でお釣りがくるような靴だけど、激安靴ってわけでもないんで、もうちょっともって欲しいなと思うんだよ」
「ほう」
「やっぱりもっと高い革靴みたいなの買ったほうがいいのかな…ってここ何」
「お米売り場です。今からあなたにはこの10㎏の米袋を2つ持ってもらいます」
「やだよ重いし…それに買う気のないものに触っちゃいけないってお母さんが」
「そうですね、20㎏は重いです。ところで、つかぬ事をお伺いしますが、体重はどのくらいありますか」
「もしもしポリスメン?友情破壊罪で捕まえて欲しい人がいるんだけど」
「だいたいで構いません、90㎏くらいはあるのではないですか」
「通常の服を着た人間の体重を70kgと見積もっても、プラス20㎏の重さが常にあなたの靴には余分にかかるわけです」
「………」
「症状をもう一度教えてください。何か重いもので潰れたような靴底なのではありませんか」
「………。じゃあ何か、太ってると靴はすぐダメになるのか」
「体重が及ぼす影響は大きいものと推測はできます。その人の全体重が靴に集中するわけですからね」
「オチはあるのこの話」
ちょっと前の革靴増田の情熱にほだされて、革靴を買ったんだよ、革底の。一目惚れした、めっちゃかっこよくてキレイなやつ。今まで履いてたテクシーリュクスが6足買えるような値段で。「革靴はタイトに履くもの」「本物の革靴は伸びてくる」らしいから、ちょっとキツイかなくらいのを買ったんだよ。午後だったし。
足がクッソ痛いんだが。キツさは少しマシになったが、足の裏がめっちゃ痛い。クッション性0か?これは靴なのか?
タイル張りの床とかすっげえ滑るんだが。ちょっとでも湿ってたらスケートリンクかってくらい。
革底に小石がアホほど刺さってるんだが。蓮コラか?ってくらい。気持ち悪い。
高い革靴ってのは、歩くことを想定してないのか?冠婚葬祭等のイベント用で、普段遣いは考えられてないの?
あとこの革底の手入れどうしたらいいんだ?革なら湿って乾いたときヤバいよな?快晴が何日も続いた日でもない限り、靴底って湿るよな?履くたびに靴底用のクリーム塗るのか?
URLばかり貼るとダメなのね。折角秒数まで確認してリンク作ったのに、上限に達したので削りました。
つま先がなくなったら買い換えるってコメントを見かけたのでご紹介。
靴は履きつぶすだけって人は、そもそも靴修理しないだろうから、どんな修理ができるか知らない人も多いと思う。
延命することでコスパがよくなる場合もあるから、知ってて損はないと思う。
修理は靴職人PC一択、ではあるのだけど、靴底を自分で盛りたい人のためにまずはチョコダディのご紹介。
https://www.youtube.com/watch?v=2C2dC2-FANA
こういう補修材があるので、ゴム底がつま先だけ削れたみたいなときには、補修して延命を図るものありだと思う。
https://zerokara-blog.com/shoe-repair-comparison/
威力を確認いただくとともに、梅雨前に予防で使うといいのではないかな。
なお、カビが全面に出ているので、この動画はあんまり大画面で見ないほうが良いと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=VwY9Cv-YJwg
あとは靴職人PC。一般的な修理屋さんでやっていただける修繕内容がこんな感じ。
削れ修理など
Before: https://www.youtube.com/watch?v=EzIvUUqJw_8
After: https://www.youtube.com/watch?v=VlIpO3ykYNQ&t=706s
カビ除去など
https://www.youtube.com/watch?v=X73LJg0ndU0
余談:カウンターライニングの修繕で白い糸を靴から目立つ形で出しててひどすぎ
ソール交換など
https://www.youtube.com/watch?v=vne7RGyZnow
After: 14:57 &t=897s
補色など
Before: https://www.youtube.com/watch?v=K88YT2J3Vrg
After: https://www.youtube.com/watch?v=V7ztPDSvSUM&t=692s
俺もぜひ自分の靴を修繕してほしいとは思うのだが、靴職人PCのショップは非公開なんで使ったことはない。
まぁ、まずは靴専科とかへ行けばいいと思うの。
RESHとかUNION WORKSとかはお高い靴のときには使うべきかな。
https://anond.hatelabo.jp/20200203232919
https://anond.hatelabo.jp/20200218234717
お金の掛かる趣味なので、友人には公言できないからね。値段を言うと確実に引かれてしまうよ。いい機会なので、一介のエンジニアがエドワードグリーン(EDWARD GREEN)のMTO(Make to Order:個別受注生産)に手を出し始めるまでの革靴遍歴についてまとめてみようと思う。ちなみにグリーンのMTOは、日本でオーダーすると25万円くらいの高級品。これを連発することになるだなんて誰が予想できただろう?
初めて買った本格靴はトリッカーズ(Trickerʼs)のBOURTON(バートン)だった。ちなみに “本格靴” って言葉はバズワードなので定義はないんだ。自分は “グッドイヤーウェルト製法で作られた靴” という意味で使ってる。
社会人1年目のボーナスで買ったから8年前かな。当時は日本に直営店が無かったから、渋谷にある革靴のセレクトショップ “トレーディングポスト” で購入した。本格的な夏を迎えた蒸し暑ーい日に、現金7万円を財布に入れて電車に揺られてた。靴に7万円だなんで自分はどうかしてると思って、心臓がバクバク脈打ってたのを覚えてる。高級靴店に汗だくはマズいよなーと思って、お店近くのファミマで涼んでた。汗が引いたら、ついにトリッカーズとご対面。第一印象は「かっこいい!!」だった。これまでの雑念はついぞ忘れて、迷わずに買った。スーツは着ないしTシャツもOKな職場だけど、雨の日以外は必ず履いてた。新社会人の自分を大きくみせてくれる相棒だった。
のちに、革靴は一度履いたら2日間は寝かせた方が良いことを知った。革靴は水分をよく吸収するからね(だから、もちろん木製のシューツリーを入れるんだ)。そして相棒が寝ている間、僕のテンションを上げてくれる2足目の靴を探すことになった。この頃から革靴の沼に片足を突っ込んでいたのかもしれない。
初めての本格靴にトリッカーズを選んだ理由は、 “ロイヤルワラント” に認定されているためだった。これは英国王室からメーカーに送られる認定制度で、 “所定の評価基準を満たす品質がありますよ” という指標になる。ただ当時の自分は品質なんて気にしていなくて、「ロイヤルワラント!?かっこいい!!」とだけ思ってた。007のボンドとか、シャーロックのホームズが纏ってるような英国紳士の装いが大好きなんだ。そんな彼らが愛用するチャーチ(Church's)やクロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)に手を出すのは自然な流れだった。
この頃から伊勢丹新宿のB1F、丸の内のブリティッシュメイド、表参道のチャーチ路面店にヴァルカナイズロンドンなど、イギリス靴が置いてあるお店に月一くらいで顔を出すようになった。モデルを眺めてると「これ、最高級靴読本で見たやつだ!!」となることもあって、顔のニヤニヤが抑えられなかった。イギリスはもともと家具とか鞄とかを親子世代に引き継いでいく文化があるらしい。靴になると “子に引き継ぐ” のは難しいけど、それでも一生モノとして使えるように、靴底を張替えられるように手間をかけて作られてる。“一生モノ” っていうのが靴業界のセールストークなのか今はまだ分からないけど、自分にはとっても魅力的に映ってるんだ。
2足目に選んだのはチャーチのDiplomat(ディプロマット)だった。トリッカーズのBOURTON(バートン)がアメフト選手だとすると、Diplomatはその名の通り外交官のような落ち着いた雰囲気。高い買い物になるので悩んでたけど、チャーチが過去に扱ってた伝説のラスト“73” の限定復刻モデルということで、頭の中では両親に「こんな自分でごめんね……」なんて謝りながら、勇気を振り絞って買ったのを覚えてる。トリッカーズのような質実剛健さはないのですっごく丁寧に扱ってた。ゲリラ豪雨に遭った日なんて、靴をその場でぬいで抱えてたから今思い出しても恥ずかしくなる。後述するようにもうお別れしてしまったけど、今この瞬間でも同じ行動をとったと思う。それくらい大事だった。
これの経験がトラウマになって3足目にはクロケット&ジョーンズのPembroke(ペンブローク)を選んだ。グレインレザーになっているモデルだったので、多少の雨でもへっちゃら!これで雨の日も晴れ日も、(病めるときも健やかなるときも笑)革靴と一緒だー!なんて思って一人でテンション上がってた。
そうそう、イギリス靴ってモデル(型番)が人物名や地名になってるんだよね。英数字の羅列よりも愛着が湧くし、ある界隈では擬人化されてるとかされてないとか……も納得だね笑
チャーチのくだりでも書いた “ラスト” って何だ?って思うよね。ラストというのは靴製造で使う木型のこと。職人さんはこのラストに革を被せて靴型を作ってるんだ。ラストの形状がそのまま足を入れる空間の形状になっている。だから、ラストの種類は革靴を選ぶ上ですっごく重要なパラメータなんだ。ただ、例えばチャーチだったらDiplomat(ディプロマット)はラスト173、Burwood(バーウッド)はラスト81、って具合に各モデルと紐付いてることが多い。なので、自分の足型には81ラストが合うのに、モデルとしてはDiplomatが欲しいよーっていうときは、困る!笑 (こんな悩みも、のちにエドワードグリーンが解決してくれるなんてびっくりだよね。)
本格靴のサイズ表記には、一般的なサイズに加えて “幅(ウィズ)” と “ラスト” が併記されている。サイズとウィズよりも大事なのがラストで(ラストはもう大丈夫だよね?)、自分の足型に合ってないと僅かな空間ができたり、小指の先が少し押されたりする。つまり既製品で満足するためには、この3つの組み合わせが足型にピタリと一致しないといけない。加えて本格靴は中物がコルクでできているので、しばらく履くと形状が変化する。つまり自分に合ったサイズを見つけるという行為は、トンデモない組合わせ最適化問題を解くようなものなのだ。
一度「このサイズ、足型に合ってるのかなあ?」と思い初めたが最後、喉に刺さった小骨のようなもので、一日中違和感を感じるようになった。伊勢丹や阪急で仲良くなった店員さんに相談したところ、自分は甲高幅広の日本人系でおまけに左右の足幅が数ミリ違うので、完全に合うサイズを見つけるのは至難の業と診断された。それならチャーチ、クロケット&ジョーンズ、チーニーから主要ラストのモデルを集めるぞ!とおかしな発想をしてしまい、最終的にチャーチの81ラストが一番合う!と結論するまで本格靴を10足も買うことになってしまった。
話はここでは終わらないんだ。ある出会いをきっかけに、思い入れのあるトリッカーズのBOURTON(バートン)を残して、集めたイギリス靴を全て処分してしまった。それは革靴界の老舗名門エドワードグリーン(EDWARD GREEN)との出会いだった。価格は20万近いので、文字通りこれまでの本格靴とは価格が1桁違う。もともと手が届かないと思ってたんだけど、妻とフラフラ散歩してたとき、気になって直営店に入ってみたんだ(高いから買うつもりはなかったけど、革靴ってこんなに素敵なんだよーって言いたくて、少し背伸びしたのは内緒ね笑)。そのとき僕が履いてた靴はクロケット&ジョーンズのISLAY(アイラ)だった。007スカイフォールでボンドが履いてたことで有名で、とっても鼻高々だった。エドワードグリーンの靴にも引けを取らないかっこよさだと確信していた。ただ、CADOGAN(カドガン)のラスト202を試着させてもらったとき、かっこよさよりも大事なことに気付いたんだ。CADOGANに足を入れ進めると、行き場を無くした空気が圧縮されて、ぷしゅっと踵から抜ける音が鳴った。そして、右足の土踏まずから甲を回って右小指まで滑らかに包まれる感覚があった。極めつけにヒールカップは僕の小振りな踵をしっかりと掴んでくれた!すぐに「これだ!!」と思った。妻の手前、さすがに即購入はできなかった。「なーに言ってんの!買わないでしょ笑」と言われるのがオチだった。そして1週間後、またお店の前に立っていたのはみんなの想像通りだ。
エドワードグリーンのラスト202との出会いは、サイズに悩んでいたこれまでの自分を肯定してくれるようだった。これまで集めたDiplomat(ディプロマット)やPembroke(ペンブローク)といった本格靴は、僕の足には合わなかったけどとっても魅力的な靴だった。もっと履いてくれる人の元で大事にされて欲しいと思って売ることにした。処分した後は胸にポッカリと穴が空いたようだったけど、あの子達を想うと不思議と寂しくはなかった。少しずつあの子達のいない生活に慣れ始めた頃、胸の中には黒くモヤモヤした霧がかかっていた。それは、ジョンロブ(JOHN LOBB)やガジアーノ&ガーリング(GAZIANO GIRLING)は果たしてどういったフィッティングなんだろうというものだった。この頃の自分は、大事な靴をまた手放すことになるんじゃないかって、まともにエドワードグリーンを直視できなかったように思う。
すぐに銀座三越にジョンロブのCITY2(シティ2)とWILLIAM(ウィリアム)を試着しにいった。エドワードグリーンと同じ衝撃だったなら、その場で買う決意をしていた。値段をどうこう言っている精神状況ではなかった。結果、どうサイズ調整しても踵が緩かった。次に表参道のトレーディングポストでガジアーノ&ガーリングのST.JAMES(セント・ジェームズ)を試着させてもらったけど、幅広な自分の足にはとっても窮屈だった。
全てが報われた気がした。僕の足にはどんな高級靴よりも、エドワードグリーンの202ラストが合うって確信した。今まで積み上げてきた経験は無駄じゃなかったんだよって、別れた靴達が言ってくれた気がした。ST.JAMESを履きながら、泣き笑い顔をしてたから店員さん驚いてたんじゃないかな。
エドワードグリーンの良いところは、モデルに複数のラストが割当てられているところなんだ。だから、「モデルはCHELSEA(チェルシー)にして、ラストは202にしよー。」なんてことができるんだ。例外はあるけどね。そうこうしてるうちに、エドワードグリーンが4足になっちゃった。もちろん全部ラスト202だし、雨用に “ユタカーフ” っていうオイルドレザーを使ったモデルも揃えちゃった。雨の日でもグリーンを履きたいっ!!
ただモデル毎に推奨ラストっていうのがあって、それを満足しない組み合わせだとMTO(セミオーダー)になる。僕はとってもGalway(ガルウェイ)っていうモデルが欲しかったんだけど、なかなかラスト202で販売されないのでオーダーしてみることにした(もちろん、雨の日でも履けるようにユタカーフで頼んだ笑)。日本で価格を聞いたらsurcharge込みで25万円!うちは子どももいなくて共働き、おまけに妻は革靴を理解してくれてるから払うことはできるんだけど、少し尻込みした。8年前のように、靴に25万円だなんで自分はどうかしてると思って、心臓がバクバク脈打ってた笑 念のため、モデルについて過去に問い合わせていたロンドン本国のsales担当にメールしてみたら、関税込みでもずっと安い!ということでロンドン本国にオーダーしてみることにした。彼とはすごい気が合って、2モデルもオーダーしちゃった!ここまで来て、増田に “革靴” の文字があったからビックリしてこれを書いてるよ。
エドワードグリーンに出会ってからとっても散歩が増えた笑 一緒に歩く時間が本当に幸せなんだ。けど最近、革靴の個体差が気になってる。本格靴には手作業の工程があるから、職人さんの “くせ” からくる数ミリオーダーの僅かな偏りがある。気にしたくないんだけど、ちょっとだけ気になる。この先にあるのはフルオーダーのBespoke(ビスポーク)なのも分かってる。去年の年末時点で、これ以上ないくらい最高峰のジョンロブとガジアーノ&ガーリングのBespoke価格は6500ポンドと5000ポンド。今日時点のレートだと933533円と718102円。革靴は怖い。時計とかと違って、最高級品も手が出せちゃうんだ。。。
先日、「男だって革靴は痛いんだよ!」というエントリが話題になっていたけれども、普段から革靴を履かない人達が色々と勘違いしている事が多いようなので、一言書いておきたい。自分は、以前お客さん相手の仕事をしていて、自宅にお邪魔する場合も稀にあるようなスーツの仕事をしていた。元々革靴は好きなので、今でも革靴は少々こだわりを持って毎日履いている。
まず言っておきたいのは、「革靴が痛い」、という人は何かが間違っている。本来、新品でも痛くも無いし、足に馴染んだ革靴はもはや体の一部と言っていいほど履いていて気持ち良いものだ。だから一生モノとして靴底を交換しながら同じ革靴を10年以上とか長く履く人も普通に多い。もし、革靴を履いていて痛い、という場合は、単にサイズが合っていないか、安物の変な革を使った靴だったりしているだけである。
ここで、良い革靴とは~、とかウンチクを始めると、普段革靴を履かない人達から煙たがられるだろうから、注意するポイントだけ。
1.良い革をメンテして育てるべし。クリームなども塗らずに乾燥して固くなった状態のまま履くといった事は論外(普段革靴を履かない人達がやりがち)。足が痛いだけじゃなく最悪革がひび割れる。
2.革の種類に注意すべし。カーフやキップの革は高品質かつとても柔らかいのでおススメ。少なくとも銀付きの牛革である事を確認。樹脂加工(ガラスレザー)の革はダメ。理由は後述。
3.自分のサイズにあったもの、特に幅も意識して選ぶべし。(EとかEEとかEEEとか表記)日本人は幅広が多いんだとか。スニーカーのサイズと革靴のサイズは別物。1センチは違うのが普通。
大体、「革靴が痛い」という人達はどんな革靴を履いているのだろうか。1,2万円前後の革靴は90%ほぼダメと言っても良いだろう。リーガルの革靴でさえその価格帯はガラスレザーのテカテカでゴツゴツの革が殆どだ(丈夫で高品質だけど)。ガラス加工がしてある革は安くてメンテフリーで雨に濡れようが泥を被ろうが全部はじいてしまうが、クリームやワックスも同様に全部もはじく。このガラス加工した革は馴染むというよりクシャってなる感じだ。利点もあるが、基本履き潰し、履き捨てが前提の革で、しばらくは血マメを覚悟しろ、というレベル。良いカーフやキップの革靴を履くと柔らかすぎてえ?ってなるほど別物。
本当は、高級クラスのクロケット&ジョーンズなどの良い革靴が欲しい所なのだけど、高級クラスの革靴は普通に5万~10万円する。かと言って、1万円未満のペラペラの薄い革を使ったセメント製法(接着剤で底をくっつける)の大量生産の靴も直ぐにダメになってしまうので「安物買いの銭失い」。お金持ちなら新しい靴をポンポン買い換えるのだろうが、普通は長持ちする靴が理想。なので、高過ぎず安過ぎずの価格帯で、良い革を使った良い製法の自分のサイズに合った靴を探すのは根気とコツがいる。しかしその段階を過ぎれば、コスパの高くて良い革靴を一発で見分ける事ができるようになる。革靴は奥が深いのである。とりあえずはリーガルやスコッチグレインの3万円クラスの定番靴がやはり無難で定番と言われるゆえんだろう。安く買いたい場合、物さえ分かっていれば、アウトレットやメルカリ等で定価の半額ぐらいで買える場合もある。
因みに、高価格帯のヨーロッパ製の靴は革底(レザーソール)の事が多いけれど、ヨーロッパの石畳の道と室内のフローリングや絨毯の上でも歩くあちらと違って、家の中では靴を脱ぐ日本ではさすがにレザーソールはそぐわないと思う。メンテも大変だし。かといってスニーカーのような革靴・靴底はダサすぎる。自分は一時、アメリカに住んでいたので今でもあちらと同じように室内でも靴を履きたい(脱ぐと無防備に感じる)し、今も革靴は室内に持ち込んで保管している。ただ、アメリカは昔から道が悪かったからブーツが発達して、レッドウィングとかのブーツとか、ナイキとかのスニーカー文化であって、アメリカの習慣はあまり参考にはならない。アメリカと言ってもヨーロッパ風の東海岸とブーツとスニーカの西海岸とカウボーイブーツの南部とか、地域によって特色も違いすぎる。いずれにせよ、革靴モドキのウォーキングシューズなんて中途半端な靴はダサすぎ。
履きこんだ革靴で良くメンテされ、革の銀面が鈍く黒光りしていている靴(靴の値段もブランドも関係ない)を履いている人を見ると、一目も二目も置いてしまう。逆に、安っぽい革靴やモドキの靴を「雑に」履いている人を見ると即興味を無くす(というか見てはいけないものを見てしまったというか)。先のとんがったダサい靴を履いた若い男を見るとオレオレ詐欺でもされないかと警戒する(または何も分かってないイキがった奴あつかい。実際、キャッチとかホストのニーチャンとか、冴えない会社員に限ってロングノーズの革靴をバタバタと不格好に履いているから分かりやすい)。
あと、革靴以前の話し、デブはダメだ。以前、体重が増えた時に服のサイズだけでなく、靴のサイズも合わなくなって1cm大きいサイズを買い直さなければならなくなってしまった。とっても不経済。これだと足が痛いとか靴も型崩れしてしまうとかだけでなく、身長と靴の長さのバランスが悪く、つま先がやたらスカスカで靴ばかりデカイ道化師の靴みたく見た目が間抜けになっていまう。きれいに靴や衣服を着るには体重管理は基本中の基本。日本人はただでさえ頭がデカくて短足なんだから。そもそも、日本人はスーツもサイズに合ってないのを着過ぎ。元々肩幅が狭い日本人にはスーツ自体が似合わない人が多い。なで肩ひょろひょろが貧相に着てるか、デブがピチピチ状態で着ているのは自分で情けなくないのだろうか。欧米みたく仕事の前か後にジム行くもよし。または少なくとも自分のサイズとスタイルにあったものをチョイスするようにしてほしい。本来はV字のスタイルの人が着ると無理なくカッコイイのだが・・・。というか現代の日本人は歩き方からしてダメ。特に踏ん反り返ったガニ股で歩くバブル期のオヤジども。絶滅しろ。恥を知れ。お前ら猿か。ピシっとしろや。
話しが逸れた。ともかく、「革靴は足が痛いから」と言って(誤った理由で)、ウォーキングシューズモドキのダサい革靴なんか履くな。本物履け。
追記(ほっとエントリに入るとは思わなかったので、補足。他にも文中数カ所補足訂正しました):
*因みに、自分で一生懸命調べたり実験したり教えを請うた事はあれど、人様に押し付けがましくこうすべきなんて説教たれるようなことをした事は一度もないし、ここでもそのような話をするつもりもない。知らないで誤解している人も多いようだから、書いただけ。インターネットバンザイ。
*デブを否定するような捉えられ方をした人もいるようだが、その意図はない。書いたとおり自分も一時デブだったし、むしろ開き直ったデブは好きだったりする。接客やら商談やらしない系の仕事なら客からチクチク言われることもないだろうし、自分の好きにすればよし。ただし、デブになって靴ずれやら靴が痛いとか言うのは違うだろ、と。履いて足が痛いのは革靴のせいでは無い、デブになったからであって、靴のせいにするな、という事。
*ヒールについて。ヒールの高さ3cmが多いが、本来もっとも楽に姿勢良く背筋をピンとさせることができる。ヒール最高。
*ちなみに、この話と女性のハイヒールの話は別だ。バレエのダンサーのような無理な姿勢を強要するようなハイヒールの靴は履きたい人が履けば良い。慣れないハイヒール履いて腰と膝を曲げながら前かがみで歩く若い日本人女性は美しくもない。あれは似合う人が履きたいときに美しく履けば良いだけで、強要するもんじゃない。
*お金云々〜などとブコメでも言う人が多いが、安物を履き捨てている人はむしろ「安物買いの銭失い」をしているだけだろう。ブコメの指摘にもあるように、革靴は長く履けるから経済的。
*やはりお金がが〜給料が〜だなんだかんだ言っているのが散見されるが、昔ながらの「本物の良いモノを手を入れながら大事に長く使う(ために見る目も養う)」という話であって、昨今の大量生産の安価なだけど粗悪なパチモンを新しければ良いとでもバンバン簡単に使い捨てするような文化になってしまったことの方が嘆かわしいと思うがね。そもそも、レッドウィングやらジーパンにしても本来は作業靴、作業服であって(シャレオツにワークブーツとか日本では言うらしいが)元々は肉体労働者の為のもので、丈夫で長持ちするってことで広まった。日本では若者ファッションのディッキーズだって、アメリカじゃ普通に工事や建設現場での作業服。チノパンなんて元は汚れが目立たない色だからという昔の米軍の支給服。「金が無いと文化が〜」なんて、なんにも知らんくせに知ったような口で偉そうに言うんじゃない。文化ってのはな、昔の人もそうだったかもだが、大衆が良いものを良いと見極める目を養うところから始まるんだよ。むしろ日本のブランド信仰とかがクソだろ。グダグダ言ってないで、我らが日本のミドリ安全の安全靴をシャレオツなワークブーツって事にして世界に広めて見やがれ。(下駄でも足袋でも構わん)
*スニーカーに何万も払う人達の方が信じられん。メーカーの「限定」に騙されてホイホイ高額なお金を払う人達はブランド信仰の人達より馬鹿だと思うな。まぁ所有欲という自己満足の趣味だと言われれば、そうですが、ではご自由に、だけど。
*革靴を長持ちさせるには、履いたあとのほこり落としのブラッシングとシューキーパーを入れるだけで全然違ってくる。2,3足でローテーションして休ませ、月一くらいでクリームを使いメンテをする、というのが基本。
*革靴の製法については、マッケイ製法かグッドイヤーウェルト製法のものにすべし。セメント製法は底を接着剤で貼り付けてあるだけで、ひどいのだと数日で靴底が剥がれてくる。底の厚みが薄いの多いし。製法の記載のない1万円以下の革靴は大抵この靴底接着タイプ。
*基本、雨の日でも履いても問題ない、ちゃんとメンテすれば。自分は一応雨の日用にガラスレザーとかゴアテックスのとか持っているけれど、最悪ずぶ濡れになったら丸洗いの良い機会、と思う事にしている。
*ぶっちゃけ、革靴よりも、未だに特定の業界、例えば銀行・証券・不動産界隈とか、真夏でもスーツのネクタイ&ジャケットで接客・・・みたいな空気のほうがしんどい。汗っかきの自分にはそんなの単なる拷問・地獄である。接客や外回りもなく、社外の人達と合うことのない会社員は楽で良いよな、クソw
*ちなみに、良い革靴を安く買いたかったらアウトレットで買うか、メルカリ等で新古品を探すのがオススメ。ただし自分の足のサイズや靴の型番知っていることが前提。履き込んだ中古品は他人の足に馴染んでしまっているような気がするのであまりオススメはしない。
*余談で、靴はある程度重いほうが疲れないで歩きやすいらしい。膝を持ち上げるだけで振り子の作用で自然に足先が前に行くからだとか。
*サイズ調整で中敷きの話が出たので、ついでに言うと、東急ハンズとかでレザーのハギレを数百円で買って、靴底の形に合わせてカッターでカットして使うと結構良かったのでオススメ。
*きれいに衣服を着たり楽に靴を履くには体重管理が基本、次にサイズにあった服を、という話をしているのに、ヘイトとか言っている幼稚な奴らはなんなのか。文章読解力が無いのか、僻んでるのかなんのか知らんけれど、そんなに悔しければ運動して体型を整えれば?体型維持してれば健康にも良いだけじゃなく、服も買い換える必要なくコスパ高いぜ?「ヘイト」の意味すら理解してないオコチャマが何もせずにヘイトだとか知ったばかりの言葉を間違って使うようなバカ晒している暇があったら行動しろw。
*なんか、はてなにこんな読解力の無い人達が多いとは思わなんだ・・・書いたのは「痛くないように、安物買いの銭失いをしないように、楽にきれいにみえるように」というポイントを説明したのに、理解せずに「金が」とか「ヘイト」とかトンチンカンな事をブコメが目立つ。ここまでレベル低かったっけ?はてなって・・・。