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2019-10-21

[番外編]ラグビーW杯 準々決勝概観準決勝展望

こんにちは

レビュー増田です。

日曜の日本×南ア戦、結果は少し残念なものとなったが、ちょっと苦し紛れっぽくポストしたプレビュー試合の見所を紹介でき、観戦の良い補助線になったというコメントいただき、多くの人に楽しみを提供できたかもしれないと思うと嬉しかった。

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日本代表の試合となると、勝ち負けの結果が最大の観戦ポイントとなるのは避けがたいが、そうなると負け試合になった時、ただ悔しい、辛い、つまらない、みるんじゃなかった、という思いも心に湧き上がってしまう。

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増田としては、それだけではなくて、事前に何をもって戦いに臨み、実際にフィールドで何が起きているのか、というところに目を向けて、このスポーツ面白みを発見できる見方を知って欲しかった。

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また、見方において日本戦だけでなく他の試合においても思うところあり、スコットランド戦レビューでも触れたように、「勝者の物語」はまた「敗者の物語」という側面を持っている。

日本に敗れたチームや、強豪に敗れたチームの詳細にも触れて、普段の観戦よりもう少しだけ多くの視点から風景を共有したいと思った。

そう言った意味では、ウェールズ×ジョージア戦や、ちょっと説教を頂いた日本×スコットランド戦レビューも、その遂行面ではともかく、視点としてはまあまあ気に入っている。

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さあ、準々決勝の4試合だが「多分リアルタイムで観るの難しいっぽいなー」と言っていたものの、蓋を開けてみるとクアラルンプールから帰国便は6時間余りあり、機内のモニタでも国際スポーツチャンネルがあったので、19日の2試合リアルタイム観戦ができた。

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さらに、南ア戦の翌日は1週間の旅の疲れを癒すために休暇をとっていたので、オンデマンド放送ウェールズ×フランス戦も観戦できた。

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詳細なレビューは書ききれないが、これらの試合概観し、準決勝展望についても触れたいと思う。

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イングランド×オーストラリア試合は、伝統的な重くてシンプルフィジカルラグビーに4年で鍛え上げた強力なオープン攻撃を組み合わせたイングランドの「進化フィジカルラグビー」と、「ストラクチャー」ではあるが地上戦のランで組み立てる今となってはクラシカルオーストラリアの「シークエンスラグビー」の激突となった。

シークエンス台本)」と言いながらも、オーストラリアはその布陣においてSHウィルゲニア、SOのクリスチャン・リアリーファノ、FBカートリービール試合タクトを振れる3人を並べ、トリプル司令塔攻撃冗長性と予測不能性を加えていた。

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しかし、その3人をもってしてもイングランドの強固なディフェンスの穴を見つけることができず、長時間ボール支配したにも関わらず、その時間に見合ったスコアを獲得できなかった。

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スタッツをみることができるなら、「ボール支配率(possession)」と「ゲインメーター(meters made)」に注目してほしい。

オーストラリアは62%もポゼッションし、イングランドの2倍以上の距離メイドした。

にもかかわらずスコアにはつながっておらず、これは多くの場合エラーディフェンスにあって突破ができなかったという事で、非常に効率の悪い攻めをしていたことを意味する。

このことの視点をひっくり返してタックルに注目してみると、イングランドタックル数において86回のオーストラリアに倍する193回のタックルを見舞っていたにも関わらず、オーストラリアの13回のタックルミスに対して21回のタックルミスしかしていない。

6.6回に1回捕まえられなかったオーストラリアに対し、倍の数を試して10回に1回しかミスしていないということだ。

イングランドディフェンスのなんと強固なことか。

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効率無視したメーター数と運動能力で圧倒するのはオーストラリアスタイルであり、簡単に変えるのが正しいとは言い切れないが、ボールを持たずに白い壁を作り、切り返しからの一発で獲るのもまたイングランドスタイルであり、オーストラリア自分たちプランに持ち込めたが、遂行の面でイングランド問題を突きつけられた、という形になった。

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オーストラリアイングランド、双方のHC、マイケル・チェイカエディー・ジョーンズコーチボックスでブチ切れる事で名高いが、フラストレーションの溜まる展開も、結果はかなり一方的ものとなり、チェイカはキレるというより憮然としてしまった。

こうしてイングランドが準々決勝に次いでまたも準決勝に一番乗りした。

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スタイルを貫いたのに壁に跳ね返される展開となった第一試合だったが、第二試合増田さらに息を呑むような衝撃的な光景を目の当たりにする。

ニュージーランド×アイルランド

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今年のテストマッチオールブラックスを破り、直前まで獲得した世界ランキング1位を引っ提げてW杯に乗り込んだアイルランドだったが、彼らはその「1位」という数字の当てにならなさを残酷なまでに突きつけられた。

もっと確実な数字で。

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36%しか獲得できなかった「地域獲得率(territory)」、オールブラックスと比して8割ほどの回数はボールキャリーできたのに半分ほどしかメイドできなかった「ゲインメーター(meters made)」、クリーンブレイク僅か2回、そして最終スコアの46−14は、「どんなプランを持っていたにせよ、ほとんど何もさせてもらえなかった」という事を意味する。

守備においては悲劇的ですらある。

オールブラックスとほぼ同じ回数タックルを見舞っていたにも関わらず、2.5倍もタックルミスをしてしまい、8回ものターンオーバーを喫している。

実際見ても、あの緑の壁が地上戦でズルズルと下がっていたのは恐ろしい光景だった。

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オールブラックスはアーディー・サヴェア、ブロディ・レタリックなど強力FW陣が躍動し、コーディーテイラー、デーン・コールズ(驚くべきことに2人ともFWだ)、ジョージブリッジなどの驚異的なランナーが次々とラインを破り、アーロンスミスボーデン・バレッドがその閃きで違いを作り出したが、増田個人的POMとしてSOのリッチー・モウンガを挙げたい。

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この地味な司令塔は、敵陣に侵入し、すわ驚異的なアタックが始まるぞという時でも、デフェンスラインが浅いとみるやゴロパントを蹴って22mのさらに深くからセットプレー相手に強い、ボールが暴れるやドリブルで蹴だしてボーデン・バレットへ脚でのパス

黒子に徹しながらも異常な反応速度と驚異的な回転の早さで黒衣の王者を動かした。

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後半2トライを奪ったアイルランドだが焼け石に水

緑の巨体を一蹴したオールブラックスが今度は白い壁がまつ準決勝に駒を進めた。

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かい数字の話が続いたのでスタッツからは少し離れることにしよう。

ウェールズ×フランスは、準々決勝で唯一、1点を争うクロスゲームが演じられた。

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緑の芝に赤と青のユニフォームが映える一戦は、個人の閃きで予測不能攻撃を仕掛ける青のフランスに対し、壁を作って切り返し、直線的なランとハイパントサインプレーからの一発を狙う赤のウェールズという展開となった。

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前半からボール支配し、次々と不確実性を突きつけるフランスに対し、守勢に回るウェールズは、数少ない攻撃のチャンスを得ても、ダン・ビガー、ガレス・デービスリーアム・ウィリアムズ個人しか出来ることがない。

そもそもウェールズは3フェイズ以上の攻撃になるとすぐに手詰まりを起こしてしまい、そこから先はキック個人技と密集戦くらいしかやることがなくなってしまうのだが、その3フェイズの切れ味で尸の山を築いてきたチームだ。

ボールをもってジャズセッションを奏でたいフランス相手に気分良い時間提供してしまう。

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しかし、しかしだ、フランスにはなぜかW杯で顔を出す、悪い、致命的に悪いクセがある。

前回W杯で密集のどさくさに紛れてオールブラックスリッチー・マコウに芝との挟み撃ちにするプレスパンチを繰り出し退場者をだした様に、今回もLOセバスティアン・ヴァーマイナモールのどさくさに紛れてウェールズ選手に肘打ちを見舞ってしまう。

しかもこれがレッドカード

掲げられた赤いカードは同じ赤のジャージを着たウェールズにとっては幸運カード、青のフランスにとっては逮捕状に見えたことだろう。

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ここからウェールズは徐々に息を吹き返し、ついには土壇場で勝負をひっくり返した。

フランスは優位に進めていた試合を自ら壊してしまい、涙を飲むことになった。

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W杯が始まってからというもの、「あーこりゃマズいな」という状況を執念でひっくり返し、薄氷勝利の道を踏み抜かずに歩き続けるウェールズは感嘆に値する。

毎度毎度、怪我人の穴埋めで呼び出されて司令塔になるW杯男、ダン・ビガーは、男であればこうありたいと思わせる勝負強さだし、肘打ちを食いながらもPOMに輝いたアーロン・ウェインライトは全てのパパが見習うべきで、父たるもの大男はちょっと厳しくてもヤンチャな娘の肘打ちくらいには耐えないといけない。

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土壇場に強い男たちの活躍準決勝3番目の椅子ウェールズのものとなった。

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そして準々決勝最後試合は昨日のレビューで書いたとおり。

4番目の椅子の獲得者は南アフリカだ。

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準決勝ニュージーランド×イングランドウェールズ×南アフリカという組み合わせとなった。

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ここで準決勝2試合展望について考えてみたいと思う。

ニュージーランドイングランドの対戦は実力伯仲だ。

ここまで圧倒的な強さを見せつけるオールブラックスだが、相手に付け入る隙を与えずねじ伏せてきたのはイングランドも変わらない。

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しかオールブラックスが優位に試合を運ぶのではないだろうか。

重厚クラシカルスタイルから進化して、未来フィジカルラグビーとでもいうべき戦法で次々と対戦相手を沈めてきたイングランドだが、その選択肢の多さが逆にオールブラックスの付け入る隙となるかもしれない。

いっそランニングを捨てて激しく前に出る高速ディフェンスによってオールブラックスモメンタムがつく前に潰し続け、ロースコアの展開に持ち込んだほうが勝機が見えて来るのではないかとも思う。

オールブラックスとしては、いかにして前に3mのスペースがある状態ボールを持つかということになる。

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名将スティーブハンセンと、勝負エディー・ジョーンズの采配に注目だ。

また、エディーがいつコーチボックスでブチ切れるかにも注目だ。

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南アフリカとウェールズの戦いに関しては、ともにフィジカルを盾にしたディフェンスに特色のあるチームであり、小細工を弄するような対戦になると考えづらい。

双方ともペナルティゴールを積み上げた上で、試合合計でも3個以内のトライを奪い合う展開になるのではないかと思う。

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自分自尊心を守る為に見えてるものに目を瞑る誘惑には耐えなければいけないが、それでも南アフリカが優位にゲームを進めるのではないだろうか。

南アフリカの方が取れる選択肢が多い気がするのだ。

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翻って必殺の一撃が世界最高クラスフィジカル相手にも通じるのか試さないといけないウェールズだが、どうもクロスゲームには縁があり、かつて日本相手テストマッチでも70分過ぎのドロップゴールで逃げ切った経験がある。

今回ももし75分を過ぎて手が届く点差なら何でも起き得る。

渡りうまい大男達がまたも勝負の谷を超え、頂への挑戦権を得るだろうか。

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日本の挑戦は終わったが、W杯で残された4試合はいずれも興味深いものばかりだ。

みんなも是非もう少しお付き合いいただきたい。

anond:20191020231916

2019-10-19

anond:20191018160513

親離れの時期かもね。あなた人生からあなたのやりたいことをすればいい。

クラシックジャズプレイヤーとして楽しめるなら、周囲の評価なんて関係なく、とことんそれをやればいい。

違うジャンル音楽をやってみたいならそっちの方向にいけばいいし・・・

親が優秀すぎて、、、という気持ちは私にはわかるような、分からないような・・・

ただ、あなた自分が「親の七光り」なんじゃないかと思ってるみたいだけど、音大入れるならそれなりに実力あると思うよ。

遺伝出自人生に与える影響は大きいと思う。

ほとんどの人は「七光り」とまでは言わないけど、ある程度は親の教養経済力とか、社会的地位とかの恩恵にあずかっていると思う。

からあなたが今の境遇自分のやりたいことのためにソレを使うのは全くズルくないし、とことん利用すればいいじゃん、って思う。

この道は違うな、と思っているなら、もう音楽をやめてしまって、保育系とか違う道に進んでもいいんじゃないかな。

何が良い判断かなんて今は誰もわからないと思うけど、結局やりたいことをとことんやるのがいい人生じゃないかなと思う。

寄り道とか回り道とか道草とかあるかもしれないけど、あなたしか生きられない人生からそれは無駄ではないと思うよ。

2019-10-18

「○○の娘」

私の両親は音大出身で、一応伏せるが父はとある金管楽器を、母はピアノを専攻していた。父の試験曲の伴奏を母が担当したこときっかけで二人は出会い結婚し、やがて二人の間に産まれたのが私だ。

そういった環境から小さい頃から家ではよくジャズクラシックCDがかかっていたし年末紅白じゃなくて東急ジルベスターコンサートを観たしよく父や母が出演するライブコンサートを見に行った。周りの大人はみんな私を可愛がってくれた。

楽器も習わせてもらった。小学校の頃から私は歌もピアノも他の楽器も人並みより出来て、友達はみんなすごいと褒めてくれた。先生もやっぱりお父さんお母さんが楽器できるからあなたもよく出来るねと多分それは純粋褒め言葉で、私は誇らしく思った。優秀な両親の血が私にも受け継がれているんだ、私にも才能があるんとだ嬉しかった。

中学の時に入った吹奏楽部顧問が、一度父に楽器を教わったことがありそれ以来父を非常に尊敬していると言った。勿論嬉しかったけど何だか少しモヤモヤした。顧問はよく私を褒めてくれたし吹奏楽コンクールに出場することも顧問が決めた。1年生でコンクールに出られる人数は限られているが、私はその中でも一番最初に、オーディションとかをする前に合奏中全員の前で言われた。その時にはもう私は、それって私の実力?それとも父に対しての忖度?と思うようになっていた。多分受け取り方の問題だと思う。素直に喜べばいいのに、褒められる度に「私が父の娘でなければここまで褒めてくれたりしなかっただろうな」とひねくれた思いを持った。担当した楽器高校でも続け、この楽器音大に行きたいと言うと両親は喜んだ。いや、喜んだかどうかは分からないが、少なくとも保育系に進みたいなと高校二年生の頭頃に言った時より嬉しそうな顔をした記憶がある。

学費など諸々考慮した結果、両親が通っていた大学に通うのが一番良いということになり、父が大学教授に連絡を取ってくれて受験に向けての個人レッスンを受けられることになった。大学合格し、入学した時には既に先生や先輩達の間では「○○の娘」と知られていた。私の名字鈴木とか佐藤とかよくいる名前だったら分からなかっただろうけど、都内にはほとんど居ない名字だったからすぐに分かったのだろう。初対面の先輩に挨拶した時も大体「もしかして…」と尋ねられた。両親が在学していた時からいた教授挨拶すると、大体決まって「楽しみにしてるよ」と言われる。それは果たして「私」に期待してくれているのか、「○○の娘」に期待しているのか分からなかった。廊下ですれ違うと大体「どう最近?親御さん元気?」と聞かれる。これは今でもそう。

それでも二年間、色々なことに絶望しながらも当たり障りのない大学生活を送ってきた。

ところが3年で、父が現在でも個人的にお世話になっているという先生の授業を受けることになった。先生は多分「○○の娘」という肩書きを抜きにして私のことを気にかけてくれたし正しい評価もくれていると思う。

先日その授業で、抜き打ちで試験があった。まだ答案は返ってきていないけれど、自分の点数が本当に悪いということを試験から自覚している。中学とか高校数学だったり化学だったりの所謂普通の授業だったらきっと私は笑って流していただろう。けれど今回は震えた。父と先生が話す時絶対言われる。父はよくそ先生のことを私に話したし、「先生がお前のこと頑張ってるって褒めてたよ」というのを聞いたから尚更やばい。「お前の娘、知識全然ないな」と言われるのが目に見えてる。怖い。ああこれが私が全く先生とは関わりがない親の娘だったらここまで戦慄しなかっただろう。いや今回の試験に関しては100%私が良くないのだけれど。「○○の娘」として沢山の先生から期待をかけられていて、気に入られなきゃ、好かれなきゃ、優秀な両親の娘だから私も優秀でいなきゃとずっと考えていた。昔は誇らしかったものが今では足枷に変わりつつある。きっとこれからも「○○の娘」としての周りからの期待は続くだろうし、卒業した後も音楽を続けるのであれば尚更だ。

二世タレントとかもきっとこんな気持ちなんだろうな、と思いながら今日電車に揺られている。

2019-09-26

なんでラーメン屋さんでジャズが流れているところがあるのに、

逆にジャズが聞ける所ではラーメンが食べられないのか?

不思議!!!

2019-09-12

anond:20190909224230

女性アイドル一言で言っても音楽ジャンルもコンセプトも多様である

音楽ジャンルで言うならば、王道アイドルポップもあればパンクメタルニューウェーブテクノヒップホップEDMプログレアイリッシュジャズアキバ系もあって、大衆音楽の主要なジャンルはまあまあけっこうな割合網羅されている。この界隈も本気で掘ればあなたの好みにあうアイドルはかなりの確率で見つかるはずなのである。なので、アイドルに関心が持てるかどうか、という話であれば、基本的には「掘りが足りない」という話になる。

ただ、問題は、めっちゃ掘ってお気入りのアイドルを見つけたところで、それで元増田の「好きな人」と会話が成立するかどうかである。前述の通りこの界隈もけっこう多様な世界なので、アイドルヲタ同士でも全然話が通じない、っていうことはそれなりにあるのである自分個人の話をすれば、日本語の歌に関しては99%アイドルしか聴かないが48・坂道ハロプロにはほとんど興味ない(坂道系では欅坂ちょっと聴く。今のハロプロではこぶしファクトリーちょっといかなとおもうけどライブに行くほどじゃない)みたいなことがあるのであるアイドルあんまり知らない人からすれば、48・坂道ハロプロ以外にアイドルなんているの?てなるかもしれないが。

元増田の「好きな人」が具体的にどういったアイドルヲタなのか、元増田普段どういう音楽を好むのか、どういうアイドルを聴いてみてダメだったのか、などなど重要情報が足りていないため、ドルヲタとしても有用情報提供できないのである

2019-08-29

anond:20190829075647

ジャズアドリブだけど、アドリブジャズじゃないから。

いや…

ごめん。

自分で言っててなんだかよくわからなくなった。

ジャズアドリブだ、っつったって、ジャズ範疇を越えないじゃん。急に演歌になったりしないじゃん。全然アドリブじゃない。

2019-08-20

ビンタの人がビンタした毎年やってるコンサートにいってきた

最初MC脈絡のまったくない政治主張から始まったあたりからおかし雰囲気だったんだけど、

演奏途中にドラムセットが壊れた際に音響スタッフが駆け寄って来なかったことにキレたらしく、「笑い事じゃねえ!」と客席にむかって怒鳴り、途中で演奏を止め、音響スタッフたちに対してステージ上で恫喝に近い説教を始めた。

この時に完全に客席は冷めたと思う。

終盤、観客がパーカッションとしてステージ演奏に参加するコーナーがあったけど、冷めた観客の参加率が悪くて「来ないの?じゃあ今日はもう止めるわ」とステージを降りようとしたり、最後は「つまんなかったでしょ?、もうやめようぜ」で終わった。

怒声を浴び終始辛くて客席にいる事自体が耐えられなかったので、アンコールは見なかったけど、かなりの客がその時点で帰ってた。

パワーを貰う音楽は多々あるけど、スポイルされる音楽というのは初めてで衝撃的だった。

どう考えてもお金を取っていいイベントではなかった。

あの事件も当初は同情的に受け取っていたけれども、今回の様子を見て然るべくしておこったビンタ事件なんだろうなと痛切に感じた。

世田谷区はこんなものに金突っ込んでるのか、こんなジャズイベントは早く滅びて欲しい。

2019-08-17

anond:20190816152215

結論から言えば

同性婚合法化されたって、禁忌だと思う意識はかなり残るよ

実際に欧米同性婚合法化された国でもゲイヘイト犯罪はたびたび起きてるし

地方じゃ「子どもを産まないと一人前扱いしない」意識が強いか

合法的同性婚しても親類や地域住民の目が冷たいとか

それが理由実家の親が自分の子同性婚に難色を示すとか

そういうのは絶対になくならない。断言していい

***

ところで、戦前は「姦通罪」というものがあった

既婚女性が夫以外の男性関係を持つと処罰されるって法律

(考えてみればずいぶんと男女非対称な法律だ)

戦後姦通罪は廃止されたわけだが

廃止されたら途端に不倫が大流行したわけでもない

はたまた不倫ドラマチックに描く文学映画が壊滅したわけでもない(ここが重要!!!!)

しろ不倫エンタメオープンになった

からしろ同性愛タブー視する意識が"相対的に"減少すれば

同性愛を描く作品ばんばん隆盛になって

そのなかに最初に触れたような「合法化されても残る禁忌感」を深く掘り下げたり

あるいは逆に禁忌だった過去時代雰囲気を深く掘り下げる作品

ばんばん出てくるかも知れない

***

そもそも黒人には一切楽器を持たせてもらえなかった時代

差別意識をバネにジャズレゲエヒップホップが隆盛した時代

どっちがマシかといえば後者がマシに決まっている

2019-08-12

そうだ 京都、行こう。」のCMがわかるの、東京人だけだった

これ。

そうだ 京都、行こう。」って京都だと全然知られてない。なんかそういうミームがあるらしいというぼんやりした伝聞しか知らない。

京都にいるんだから京都に行く必要がない。当たり前。だからCMは流れない。

あのCM知ってるのは東京人だけ。あんなに有名なのに現地だと誰も知らない。まるでフランダースの犬

My Favorite Things聞いても、なんかジャズの有名な曲だなー、みたいな感じ。

代わりに京都で何が知られているか

おけいはん

京阪乗る人、おけいはん

これ。マジでこれ。

2019-07-30

BLUE GIANT

ダイみたいなサックスのやつでオススメあったらおしえて

なんかジャズって落ち着いた感じでオシャレっぽいの多くて、

あのマンガにでてくる激しい感じのをきいてみたい

2019-07-29

そうだ 京都、行こう。」のCMがわかるの、東京人だけだった

これ。

そうだ 京都、行こう。」って京都だと全然知られてない。なんかそういうミームがあるらしいというぼんやりした伝聞しか知らない。

京都にいるんだから京都に行く必要がない。当たり前。だからCMは流れない。

あのCM知ってるのは東京人だけ。あんなに有名なのに現地だと誰も知らない。まるでフランダースの犬

My Favorite Things聞いても、なんかジャズの有名な曲だなー、みたいな感じ。

代わりに京都で何が知られているか

おけいはん

京阪乗る人、おけいはん

これ。マジでこれ。

2019-07-23

”はやく人間になりたい”と思ってた

窮鼠、ねこをはんでごめんな!噛むよな!これまで、ずーーーっとはんでた。

さておき、先週末、tofubeatsライブの前売りを買った。

ライブに行くのなんて、本当に久しぶりで、ちょいビビってる。

まぁ、これで取り敢えず、秋までは大丈夫

あれを書いた時点で、俺はまだ境界線上にいると思ってたけど、

よくよく考えたら両親は捨て置けないだとか、

色んなアルバムやら、映画がすげぇ楽しみだとか、tofu見にいく約束だとか。

そういう事が続く限りは、もう、だいそれた事なんて、できっこないとわかった。

油断はしないし、悲しいことをしないよう努力し続けるよ。

から俺が無敵の人ってのは、もう正しくなかった。指摘してくれた人ありがとう

改めて、今、身の回りにあるもの豊かさに気づいた。

正しくは、引きこもり歴すげー長くて、発達障害おっさん夜間大学生だわ。

昔は、毎朝シャワー浴びながら、黒歴史こすり倒して

"ファックファックファーーック(@勝手にふるえてろ)"言ってた。

最近、そういうのほんとに少なくなってた。

あと指摘があったけど、引きこもりなのに夜間学生ってどういうこと?ってのは、

まり書きこんでなかったから年表書いた。世の中こういう奴もいる的な。

長くなりすぎたから、暇な人だけね。最初に謝る。

13-23歳 

ひきこもっていた。よく覚えていない。

母と折り合いが悪く、父と住んでいた。

20くらいのとき高認取得

22のとき合宿免許に放り込まれ

すんげーデブいじりされた。同室の元ヤンと買い出しに行ったときに、

一番デカポップコーンを手にしたら、"納得だわー"といじられる。

俺もすげー納得したので後にジムに通った。

11ヶ月ほどで102kgから62kgくらいまで落とした。

おかげで妊娠線はばっちり刻まれた。

元ヤンは大型取りに来てる人で、車をもってきてた。こっそり海に連れて行ってくれたりした。

浜辺に転がっていたウニに車の鍵を突き立てて、中身をすすった。粗野な味がした。密漁だよな。

ちなみに適正検査は全て最低だったし、VRで受けた危険予測講習では、

飛び出したボール子供もみーんな轢いてしまった。すまん。

24-26歳

引きこもりから、使えねーやつになる。バイトはじめる。

ミスりまくる。高校生バイトdisられまくる。

より良くなったる!と決意。

一時期、はてなに氾濫していたlifehack英語記事を全ブクマ自己啓発書を読みあさる。

"道は拓ける"したかったし、"思考現実化する"したかった。全部、真に受けた。元気だけはあった。

5時に起き始める。勉強する。音読する。運動する。

じっとできない、瞑想できない。野菜350g取れない。今も取れてない。

(でも、キムチ鍋と蒸し野菜は時々やるようになった。)

作業熟練するも、同期より能率悪いことに気づく。

職場に居づらくなる。シフトを減らされる。ジョブチェン

何度か上記の流れを繰り返した後に、

家族の紹介で、初めてスーツを着るような仕事をする。

非正規だったが、二年後には正規に、という今思えばクソほど有り難い話だった。

博多駅そばにある誰もが名前を知ってるような企業だった。

仕事内容はちょっぴり特殊事務って感じだったけど、

これまでの職場で一番人が穏やかで、一番仕事が楽だった。

公衆面前で誰かを痛罵する人もいなければ、生ゴミぶっかけるやつもいなかった。

周りのおいちゃん達はすきあらばタバコ休憩とソリティアしてたから、

コツコツやってればうさぎと亀というか、そこそここなせていた。

なんとなく職場女性が気になったりもした。

お互い読書音楽が好きだったこともあり、すこし話すようになった。

本の貸し借りを何度かした。俺は穂村弘とか、向田邦子とかを貸した。

向こうから江國香織エッセイを借りた。

売れっ子かぁ、と舐めてかかって読んで、ビビりまくった。超よかった。

一緒に中洲ジャズにいった。後ろ姿が凛としていて、綺麗だった。

あと一歩で某委員会に送れるエピソードだったのではないか

職場を離れ、数年後に再会するが、詳細は割愛する。

やれたか委員会の各エピソードは、それがその夜の最適解だと思う。

5時起きは続けてた。DUO3.0やall in oneの例文を単語アプリのflashcards deluxeに突っ込んで、

ひたすらシャドウイングしていた。こういう反復作業めっちゃ得意だった。ADHDで良かった。

ああ、中学行ってないから、導入に教科書発音用にフォニックスは挟んだ。

完全英語上達マップとか、ライフハック記事に踊らされまくってた。俺だけじゃないよな?

あと語彙蓄えた後で、速読英単語音読とかも勿論やった。

例文でコアラの生態を知って戦慄した。毒ばっか食うてんのかよ。

交通事故でしにがちなんかよ。なんか、ごめんと思った。

そこらへんから、色々と英語で読み下せるようになり、面白くなった。

アクセスできる情報が一気に増えて、"ネットは広大だわ”ってなった。

ご多分に漏れrarejobもやった。英会話学校も通った。放送大学の単科受講生にもなった。

超冷や汗かいて、ふるえて、人前で英語を話す度胸がついた。

もっと学びたいと思った。本当に楽しかたから。

何も知らずに上辺だけでやり通すのに無理も感じていた。

貯金もある程度できてたので仕事をやめ、バイトしながら夜間大学に行こうと思った。

一番行きたかった神戸市外大の2部には落ちた。地元の2部に通うことにした。

親の力も多分に借りて、一人暮らしを始めた。

27-今

少し背伸びして部屋をしつらえて、初めて友達を家に招いたりした。

ikeaがある事に感謝した。それっぽいけど、リーズナブル

一年の頃、大分辛かった。生徒の大半は学習に意欲的でなく、先生もそのことに疲れていた。

鳥が先か、卵が先かというような話ではある。

放送大学講義面白かったなぁ、とか思ってた。大学の使い方がよくわかってなかった。

二年になると生徒が減り(体感4割減)、大教室だけではなく、

狭い教室での講義も増えた。すこし質問もできるようになり、楽しくなった。

英語で行われる講義や、留学生混合の講義に参加するようにした。

先生に"どこで育ったの?"と聞かれるくらいには話せた。結構、込み入った議論もできた。

ありがとうはてなありがとうライフハックアジアから留学生の賢さにびびった。

何人かの女性デートする機会があった。

そのうちの一人とは縁あって付き合いが長くなり、同棲した。喧嘩もよくした。

母国語でキレたときやばいと学んだ。まぁ、未だにビビッドな記憶なので、詳細は割愛する。

ただ当時、元彼女家族skypeするのを見ながら、家族観もだいぶ影響された。

俺は正月お盆すらも帰るか帰らないかというぐらいだったが、

元彼女はほぼ毎日おかんと"鯖?"、"じゅてーむ、おぶわー"の人だった。

散々、罵倒しあってきて、今も仲良しこよしじゃないけど、

俺は両親のことを愛してる、といえるようにはなった。

彼女と別れる直前ぐらいから、通院を始めたり、

家族間でのトラブルがあったりして、すごく荒んでいた。バイトもきつくなりはじめた。

弁護士相談とかしながら、家ではおっさんなのに泣いてばかりいた。

まりに身内ネタでエグくて、身内同士でやりあうと行くとこまで行っちゃう感じのやつで、

彼女には心配をかけるばかりで、内容を話せなかった。凄く未熟だった。

ちゃんと話をしない事で元彼女大分傷つけたと思う。

彼女スポイルしてしまう気がして、一緒にいるのが本当に申し訳なくて、別れてもらった。

それから一年半くらい貝になった。よく覚えてない。

休学した。バイトやめた。宅建落ちた。奨学金は打ち切られた。

妹に絶縁された。家から出られなくなった。知り合いにあいたくなかった。

寝れなかった。薬の量が増えた。netflixつけた。

"その他の決済手段選択してください"

限度額だった。水が止まった。未払い2、3ヶ月で止まると知った。

親父がきた。前より老けてた。凄く泣いた。

それから家族と、様々な人の助けを得て、復学できた。

久々に参加した講義で、全く英語が話せなかった。超久々にflashcards deluxe開いた。

DUO3.0やら金のフレーズやらやった。すげぇ楽しかった。一ヶ月くらいで話せるように戻った。

それ以外の、少し背伸びして選んだ講義は歯ごたえあるけど、楽しかった。

質問も良くするようになった。わかんない事が多すぎるし、

三十路になった分、面の皮も厚くなった。

たまに喜んでくれる先生もいて、何だかありがたかった。

後輩だった似たような境遇おっさんが、大学事務室で働くようになってた。

涙が出るぐらい嬉しかった。

食堂のおばちゃんが、まだ俺のことを覚えてた。少し痩せてた。

最近元彼女ともジムで再会した。幸せそうにしていて、ほっとした。謝った。

"学校はいってる?"だとか、"仕事大丈夫?"だとかひどく心配された。

あんな別れ方をしたのに、まだ友人でいてくれるのが有難かった。

それで、この間のやつを書いた。ついたブコメは本当に全部読んだ。

読みすぎるくらいに読んだ。なんか泣いたりもしたし、

俺の考えが至らなくて悪かったと思うことも沢山あった。

一つ一つ返事したかったけど、明日からテスト期間でちょっと難しそうだ。

でも、それぞれのブコメに本当に感謝してる。

昔も今も、俺にとってはブコメの方がその他のメディアよりもずっと距離が近くて。

色んな人が大真面目に、時に露悪的に、物事について話してるのに影響されてきた。


はてぶには、どんなポジションの人でも、弱者に対する視線が柔らかい人が多いような気がする。

そういうのに日々、助けられた。外に出始めてから出会った人々の中には、

本当に人を削るようなことを躊躇わない人も多かった。

みんな、人のこと構ってられるほど余裕がないから。

学もスキルもない俺がアクセスやす職場ほど、ポリコレやら、

アファーマティブ・アクションやら、そういう横文字綺麗事から距離があった。

から、建前であれ、誰かに優しくあろうとする人は本当に凄いと思う。

ポリティカル・コレクトネスの是非とかあるけど、

たとえば"次の007は、若い黒人女性"となったときに、

それを(建前でも)歓迎できない世の中は、ちょっと息苦しいから。

うそう。勿論、joy divisionも好きだし、UniqloコラボTもゲトった。

James Blakeも好きだよ。今年はtoro y moiとかも新譜出したし、

chillwaveが流行ってた頃のアーティストリリースが多くて、嬉しかったな。

あと去年だけど、小袋成彬とか本当にやべー日本人でてきて、それも嬉しかった。

Asianとして、88risingの躍進は楽しんでる。Yaejiかわいい


映画も超好きなまま。最近ラースフォントリアーの"ハウスジャックビルト"を観たかな。

相変わらずの胸糞映画で、芸風変わってねえな!と思った。

あとnetflixリラックマを定期的に見返してる。

恐ろしい労力をかけて作られた、最高の精神安定剤やで。

リラックマたちのフラダンスみてたらどうでも良くなんねん。

シュヴァンクマイエルもびっくりや。

時系列に起こしてたら、はてぶの記事に流されまくりだったわ。

おかげで教育うけられたわ。恋愛できたわ、貝になったわ、もう色々だったわ。

そう言えば、引きこもりやめて、初めてできた友達もはてぶのユーザーだったわ。

まだ見てるんだろうか。

"早朝、パン屋の前を通ると世の中が動いてる感じがして少し嬉しい"って会話、未だに覚えてる。

あの頃、通勤経路に大楠のウーパンベーカリーがあったから、

たまに思い出し笑いしてた。元気にしてたら、うれしい。

さて書いてる途中でエモくなりすぎて、長くなった。もう朝だわ。

でも今は"太陽は僕の敵"ってよりも、"Everybody loves the sunshine"な感じだ。

完全に薬切れてる。

"started from the bottom"だけど、もう"life's a bitch"なんて思わないよ。

たまに食らって"I'd rather be the devil"とか考えるけど、悪墜ちはしない。

"shit, damn, mother fucker"とかいいながらも、

基本は"love is everywhere"だと信じてたい。

まぁ、オールドスクールな言い方すると長文スマソってやつ。





以下、引用とか。

"太陽はぼくの敵" by Cornelius 言わずと知れたクソ野郎。曲はいい。

"everybody loves the sunshine" by Roy Ayers 鉄琴叩いてるファンキーな神。

"started from the bottom" by Drake 元子役。本当はあまり"Started from the bottom"でもない。

"Life's a bitch" by Nas クソみたいな日々だが、俺、お酒控えめにして宝くじ買うぜ!って曲。

"宝くじ愚者への課税"という言葉もよぎるが、団地育ちの20そこそこの黒人が夢を買う手段でもあった。

"I`d rather be the devil" by Skip James NTRソング。切ないファルセットを持った牧師

映画Ghost world"でも使われている。良い映画なのでオススメしたい。

"Shit, damn, mother fucker" by D'angelo NTRソング2。D'angelo現代Prince的な存在

とりあえず天才。そして繊細。キャリアの大半は引きこもったり、薬中してたりする。最近復活した。

"love is everywhere" by Pharoah Sanders 御大。恐ろしくながい曲を作りがち。そしてそのどれもが美しい。

Toro y moi

"Still Sound"

https://www.youtube.com/watch?v=0Gqh4e1S6j0

"So Many Details"

https://www.youtube.com/watch?v=O0_ardwzTrA

Jamese Blake

"The Wilhelm Scream"

https://www.youtube.com/watch?v=isIABK-0ohQ

tofubeats

"Run"

https://www.youtube.com/watch?v=c0wsotqcKr0

小袋成彬

"Lonely One"

https://www.youtube.com/watch?v=OFvyPVWYnK4

Yaeji

"Drink I'm Sippin On"

https://www.youtube.com/watch?v=xoxCItHxLiM

2019-07-17

好きってなんのことだろう

好きなコトやモノは好きなままでいい。

単純なことだし、こればかりは絶対人間尊厳として守られるべきだと思う。

好きを我慢する必要なんてないし、好きがある自分のことも認めてあげたい。

しかし「何が好き?」って他人に聞かれたときに答えられるものの少なさと言ったらびっくりだ。

眼の前にあるものに対して、好きだとか嫌いだとか興味ないとかで分類することは全然できる。

でも改めて自分が好きなものリストアップしようとしたら、食べ物ばかりになってしまっていて絶望している。

イマココ

寿司うどんイタリアンラーメン、桃。

アホなのか私は。

自分の好きなモノやコトを表現できる人ってすごいなあ、とつくづく思うのだ。

よく自分を知っているのかな。

そう、私は自分のことがよくわからない。

好きだな〜って思う漫画キャラとかの場合、好きなキャラ複数挙げてみるとその共通点発見できたりしてすごく納得できるんだが、

音楽とか映画とか漫画のもの場合複数挙げてみてもあまりに多方面渡りすぎていて、かなり難しい。

例えば音楽だとメタルフュージョンジャズアニソンクラシックハウスドラムンエレクトロソウルファンクロックンロールアイドルも私は聴く

ただし「特定アーティストだけ」。

まり好みのサウンドってのがあって、それが自分ジャッジポイントになっててジャンルあんまり意識してないってことだと思うんだけど…

(そういう理由でこのアーティストが好きならこのジャンルが好きなんだな!って思われて話を振られるのがつらい)

共通点複数ある事はわかっている。コード感とか、声質とか。

そういうふうに、何に関してもどこかで好きが分岐しているわけだけど、自分が見えていて好きを感じるのはその末端でしかなくて、

好きなもののどこが自分の好きポイントなのかわからないことが多い。

わかりたい。自分のこと。

2019-07-09

Jazz for your Soul」って消化器を吹く画像の初出とかエピソード

「Jazz for your Soul」って消化器を吹く画像の初出とかエピソードを教えて欲しい。 - Sedimentのコメント / はてなブックマーク

まず「Jazz for your Soul」というネタを知らなかったのでそのまま検索する。

いちばん上に出てきた英語のページを機械翻訳にかけてみる。

https://knowyourmeme.com/memes/jazz-for-your-soul

Origin

The original instance of the image, which shows a Korean man holding a fire extinguisher as if it were a saxophone with the caption "Jazz for your soul," was uploaded in early 2007 by Daum blogger Masaru7 and began circulating the Korean blogs and forums, soon going viral after being featured in the HIT gallery of the Korean humor community DC Inside on April 24th.

原点

ジャズフォー・ユア・ソウル」というキャプションを付けたサクソフォンであるかのように、韓国人男性消火器を持っている様子を示すこの画像の元のインスタンスは、DaumブロガーMasaru7によって2007年初頭にアップロードされ、 4月24日韓国ユーモアコミュニティDC InsideのHITギャラリーでフィーチャーされた後すぐにウイルスになります

終わり。

2019-07-02

ブルージャイアント無印読んでたら、モーニンって単語でてきて、ハッと坂道のアポロン思い出してググって動画を改めて見た

いやーやっぱ坂道のアポロンいいわ

当時こそ多少話題になったけど、普通深夜アニメファンの嗜好と少し違うテイストアニメから長く語られることもない

ライブシーンなんて、アニメとしてはめちゃくちゃすげーぞ

ピアノドラムも手、指を隠すカメラワークをせずに贅沢に映すコンテだからヌルヌル動きまくる

そんでもってそれに重なる音楽がまた心地いいんだ

ジャズ知らなくても楽しくなるしなぜか感動する

放送当時にリアルタイムで見てて先が気になりすぎて原作買っちまったもん

やっぱり音楽マンガ音楽と動きがあるとほんと映える

演奏シーンだけじゃなくて全体的な作画もすんごいきれいなんだよ

原作テイストものすごく忠実に再現してる

最初セッション、二人のセッション文化祭ラストセッションともう最の高すぎるんだよ

OP映像もね、ラスト歌詞メロディがーのあとにトランペット?が入るんだけど、それに合わせて吹いてる映像があるところがほんと好きなの

あああああああああああああああ

もっかいみてくる

ブルージャイアントで出てきた曲名とかスケールでぐぐっても日本人レクチャー動画とか下手な演奏ばっかでてきてうんざりしてた

でもマイケル・デイヴィスのsowhatはオリジナルが聞けた

そしたらこれこれこーゆーのがききたかったんだよ!ってなった

自分でもおかしいと思うのは、別にジャズ好きでもなんでもないのにそれでも聞いてて心地いいと思えたことなんだよな

2019-07-01

突然ジャズピアノを弾きだした先生が居た

赴任してきた先生が、数か月たったある日学年集会自分の半生を話し始めた。

最後の締めくくりとして、大人になってから数年でピアノを覚えたという話をしながら突然ピアノの前に立った。

その教室にはピアノがあったのだ。まるで彼がここでピアノを弾くことを待ち望んでいたかのように。

ざわつく周囲の生徒たちは心配の声をこっそりあげていた。

なにせ数年だ。数年でピアノ?うまくなるわけがない。

そんな期待を裏切り彼が引き出したのは綾戸智恵バリに形になったフリージャズピアノだった。

歓声が起きる。彼はそこそこイケメン…とまではいかないが、清潔感がある見た目だった。

女子生徒たちはきっとあの瞬間彼に堕ちたのだろう。

弾き終った彼の顔は、素晴らしく爽やかでやりきった感があった。

独学でピアノを弾きだして数年。きっと学年が揃うほどの大勢の前で演奏することなど初めてだったに違いない。

拍手は鳴りやまなかった。みんな彼を凄いと言った。

30分。授業を先延ばししての、特別コンサートだった。


数年後、彼の年齢を越えた。彼は二十代半ばだった。

一体彼はなんだったのだろう。

あの時何を言いたかったんだろう。

そう、彼のリサイタルが終わった日の教室でもみんなでその話をした。「あの先生、何がしたかったんだろう」と。

高校生とはゲスい生き物で、最近きたイケメン英語教師話題性を持っていかれてるから自分認知してほしかったのではないかという憶測が広まった。

話のあらすじは結構よく覚えていて感動的だったはずなのに、いまいちジャズピアノで印象が掻き消えたきがしてならない。

あと学生時間ってすごく早くて卒業するころに彼がジャズピアノ披露したってこと、ほぼみんな忘れていたのではないか

彼は学年担当でも副担任でもないただの教科担当教師だったから。

ついでに言うとなんかもっといろいろ話し合わないといけないことがあった気がする。

その場では流されたが、「え、それ今このタイミングでする?」というのが多分当時の生徒たちの反応だ。

色んな人が居るんだなぁとしか受け取れなかった。それこそが大切だ、というならそうかもしれない

しかし、タイミングが…タイミングが悪かったのだ…。

…なぜ増田がそのことをよく覚えているのかというと、増田音楽をしていたからで彼は練習する部室によく顔を見せていたかである

別に顧問でもなんでもないし、彼はピアノ独学なので、きっちりやってきているこちらとしては話は全く合わなかった。

今ふと、その彼のことを思い出した。

うん…あのときのやり切った顔。今思い出しても困惑だ。

別に悪い記憶でもないのだが、良い記憶にも消化できないでいる。

心の中は虚無…いや、そんな悪いものでも無いか…。いうなれば、わびさびに満ちていると言ったところか。勿論誤用である

2019-06-21

ブラックミュージックってなんですか?

そんな事を若者(10代)に言われて困った。

マイケル・ジャクソンみたいなヤツだよ」と答えたら

「あー」みたいな半端な感じで納豆食ってる。納得している。

ジャネット・ジャクソン知ってる?乳首ぽろりの」

「いやあ、知りませんね。乳首ぽろりすか!?

この路線で広げても駄目か。

ダンス習うとヒップホップってやるでしょ」

「やりますね。ミドルスクール好きです」

ドルスクール?なんだそれ?まあいいや。

ヒップホップも大体ブラックミュージックになるよね」

「あ、そうなんすか、そうかー黒人のやる音楽から!?

「そうそう。いや、まあそんな感じ」

最近のだと誰が良いんすかねえ。周りに聞いてる人いないんですよね」

あ、これさらに困るやつだ。

「うーん、カマシワシントンとかかな」

カマシ?」

「そうそう、ジャズの人なんだけどね」

「はあ、ジャズすかあ」

「そう、ジャズ、と、まあマイケル・ジャクソンみたいな感じだね」

薄い世間話だと結局マイケル・ジャクソンに頼ってしまう。

アイドルといえばAKB48、みたいな。

プロレスといえば猪木、みたいな。

それにしてもマイケル・ジャクソン若者にまだ通じるってあたり、やっぱ偉大だわな。

2019-06-18

ホテルバーカフェラウンジで流れてるような

シャレオツジャズピアノを良いと思える日が来るなんて

2019-05-31

映画は安いと思った日記

ジャズピアニストビル・エヴァンスの生涯を振り返るドキュメンタリー

以下、かかるお金と聴ける音楽比較

日本場合映画と同じヴィレッジヴァンガードライブに行くなら倍近くかかると思う

だいたいこんな感じ?

映画安くて満足度高くていいね

2019-05-14

anond:20190514205939

Jpopのジャズ風・ボサノバアレンジが大嫌い

あれで金貰ってる奴はAI仕事奪われちまえばいいと思ってる

2019-05-05

インスト曲が見つけづらすぎる

作業用のBGMを発掘したいが外で聞きたいので動画サイトに頼りたくない、というときに曲が発掘できなくてほんと困る

ボーカルは入っててほしくない(気が散る)し、かと言ってジャズやらボサノバやらなんて趣味じゃないし

ピアノだのオルゴールだのと言ったそういういかにもなイージーリスニングは今の気分じゃない

メディテーション系は途端にオリエンタル空気だし違うそうじゃないと言いたい


なんかこう、上手く説明できないけどRPGで言うならデカめの神殿の手前にある洞窟で流れてそうな、明るくなくて落ち着いた曲がいいんだ…

需要あるだろ? カフェ言ったら作業してる奴らばっかりじゃん

良い見つけ方はないかなあ

2019-04-22

[]ズージャ語

終戦直後ジャズバンドマンあいだで使われた隠語のこと。

特にジャズ」を「ズージャ」と言うような倒語(逆さ読み)を指す。

これが芸能界に輸入されてズージャ語=業界用語のようになり、

一部は一般にも定着した。

タモリという芸名は、本名の「森田」をズージャ語で読んだものである

2019-04-02

anond:20190402162420

既にたくさんのプレゼンをお聞きになって、皆さま、お疲れでしょうから

私のプレゼンは手短に要点だけ説明したいと思っています

ですが、プレゼンに入るまえに自己紹介をしておきます

私、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。

姓は増田、名は増次郎、人呼んで匿名のマスと発します。


皆様共々ネオンジャズ高鳴る大東京に仮の住居罷りあります


不思議な縁もちましてたった一人の妹のために粉骨砕身、

売に励もうと思います。西へ行きましても、東へ行きましても、

とかく土地土地のお兄さんお姉さんに御厄介かけがちなる

若造でござんす。

 以後、見苦しき面体お見知りおかれまして今日後万端

引き立って宜しく御頼ん申します。

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