好きなコトやモノは好きなままでいい。
単純なことだし、こればかりは絶対に人間の尊厳として守られるべきだと思う。
好きを我慢する必要なんてないし、好きがある自分のことも認めてあげたい。
しかし「何が好き?」って他人に聞かれたときに答えられるものの少なさと言ったらびっくりだ。
眼の前にあるものに対して、好きだとか嫌いだとか興味ないとかで分類することは全然できる。
でも改めて自分が好きなものをリストアップしようとしたら、食べ物ばかりになってしまっていて絶望している。
イマココ。
アホなのか私は。
自分の好きなモノやコトを表現できる人ってすごいなあ、とつくづく思うのだ。
よく自分を知っているのかな。
好きだな〜って思う漫画キャラとかの場合、好きなキャラを複数挙げてみるとその共通点を発見できたりしてすごく納得できるんだが、
音楽とか映画とか漫画そのものの場合、複数挙げてみてもあまりに多方面に渡りすぎていて、かなり難しい。
例えば音楽だとメタルもフュージョンもジャズもアニソンもクラシックもハウスもドラムンもエレクトロもソウルもファンクもロックンロールもアイドルも私は聴く。
つまり好みのサウンドってのがあって、それが自分のジャッジポイントになっててジャンルはあんまり意識してないってことだと思うんだけど…。
(そういう理由でこのアーティストが好きならこのジャンルが好きなんだな!って思われて話を振られるのがつらい)
そういうふうに、何に関してもどこかで好きが分岐しているわけだけど、自分が見えていて好きを感じるのはその末端でしかなくて、
好きなもののどこが自分の好きポイントなのかわからないことが多い。
わかりたい。自分のこと。