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はてなキーワード: ジャズとは

2020-02-09

新しいものが叩かれるのは今に始まったことじゃない。

哲学などと言って若者を惑わす奴は死刑

歌舞伎は風紀を乱すので追放

落語学生に悪影響。

詩人堕落

絵画は狂乱。

おもちゃ凶器

数学などバカのすること。

子供学校に通わせると馬鹿になる。

小説を読むと馬鹿になる。

映画けしからん

野球ペテン師を育てる。

サッカー卑怯者のスポーツ

ジャズ動物としての人間の動きではない。

自動車悪魔乗り物

ロックは脳神経をマヒさせる。

ラジオ中毒になる。

格闘技をやると暴力人間になる。

プロレスを見ると馬鹿になる。

マンガ子供発狂させる。

テレビ白痴を育てる。

アニメを見ると馬鹿になる。

ゲームは脳を殺す。

携帯電話電磁波は脳を発狂させる。

インターネット子供社会性を崩壊させる。




他にもまだたくさんあると思うので、だれか下に追記してくれ。

俺の貧しい知識ではこの程度だった。

2020-02-06

どこも混んでるので美術品内のカフェに来た

空いてるし居心地も景色も良いしコーヒーうまい

椅子もオシャレなのに座り心地も良いし

店内は聴きやすジャズっぽいBGMが程よく流れてる

優雅な平日休みの夕暮れだ

学生カップルが駄弁ってる以外はとても快適

でもまあそこまでうるさくもない

今度は年配のご婦人の連れ、またうるさそう

と思うも気にならない程度に品の良い感じではある

2020-01-31

anond:20200131131927

なんでメロディと、せいぜいコードしかない譜面からパート譜を「創造」する話になってるわけ?

パートきっちり書き込まれクラシックスコアから殴り書きのパート譜起こされたって、読むコストがかかりすぎてまともに演奏できないって話だろ。

ジャズとかポピュラー系の即興性の話にすり替えられても困る。

2020-01-27

オタク

最近マッチングアプリ街コンの報告をするブログが増えていて、それがなかなか面白いから自分も少し書こうかしらと思う。

去年梅雨、二十歳になった日に、友人が買ってくれたハイボールを、初めてのお酒として飲んだ。それから現在二十一歳までの記録です。

・なんかIT関係?と言っていたがITがなんなのかよく分からない ジャズをしている 顔が綺麗

 三度会う。三度とも飲まされてあ〜嫌だな〜と思っていたが酒があれば飲んでしま宿命にあり、三度目で終電を逃しとうとうセックスする。「ありがとう、また映画行こうね!」に「うん」とだけ返事した後、双方連絡取らず。この間、大学関係の人とFBを交換した際、「どうして○○さん知ってるの!?(共通の友人に居た)」と言われ「えっ●●ちゃんはどうして○○さん知ってるの?」と質問し返すことで事なきを得る。

‪・理系大学生さん 

 来年からアメリカ大学院に行くらしい 会う約束をするも鬱になりアプリアンインストールする‬

‪・医療関係 働きながら大学に通っている

 泥酔した先輩に無理やりマッチングさせられる

飲み屋に行こうと言われてタクシーに乗るもマンションの前に停められ、「あ〜こうなる!嫌だって言ったのに!なんで!?帰る!」とエントランス発狂。宥められ、家に入る。セックスせず。その後ラインが定期的にきて、大晦日テレビ見てる?」で発狂わたしテレビを見てたから何?と思い、ブロックする。

相席屋で知り合った会社員

 相席屋で2対2で飲んだあとにダーツバーに行く。ダーツバーに行くのはオタク女にとって憂鬱だったが、さらに、男のうちの一人Sさんがもう一人Hさんを呼び、事態悪化。HさんがSさんの家に行けと執拗に迫り、「じゃあ貴方がSとセックスすれば良いじゃない」と泥酔していたオタク女は大笑い、Hさんがここでキレる。(男は大抵、つまらない冗談を言われると、キレます。)その後Hさんは帰り、結局初期メンバー4人でカラオケに行く。Sさんは顔は可愛いけど、家に女を呼ぶために、人に助けを求めてしまシャイらしい。というのはわたしの都合の良い解釈だろうか。都合よく生きた方が良いに決まってるのでそういうことにする。

ナンパに友人とついていく

 会社員三人にナンパされて散々飲まされて、1番上司らしい人といつの間にかセックスする。好きな顔だった。カラオケでのコールを初めて見たので驚いた。大塚愛一生懸命歌っている曲が、女を泥酔させるための曲になっている。翌日朝、ホテルエレベーターで、これ子供、と3歳くらいの男の子を見せられる。離婚していて子供とは月に一回会うと言っていた。ここまでセックスした相手に何も人間感情がないのはわたしにとって好ましかった。朝、友人に大丈夫だった?と聞いたら、3Pだったよ、と言っていた。

 恐らく、マッチングアプリ出会えないという人の出会えない原因の多くが、そもそもマッチングしないことだと思うが、私の場合そもそも私という人間ダメなのだ

 力で男性絶対に敵わないし、二人きりになった時点で死よりももっと重いことになるかもしれないから二十歳になりたての頃のように見知らぬ人と派手な飲み方をすることはもうないと思っているけれど、それでも今尚私はダメなままだ。お酒楽しい気分になるのが好きだし、そもそも自分気持ちだけ考えて勝手振る舞うのが好きだ。

 今は早くオタク街コンに行きたい。オタク街コンに行きたくて、泣きそうだ。友人を誘ったら「そういうのは本当にヤバい人がいるからやめときな。何するか分からないような人が来るよ」と断られた。オタク街コンに行く女性オタク募集中

20歳から21歳現在までの恋愛について

最近マッチングアプリ街コンの報告をするブログが増えていて、それがなかなか面白いから自分も少し書こうかしらと思う。

去年梅雨、二十歳になった日に、友人が買ってくれたハイボールを、初めてのお酒として飲んだ。それから現在二十一歳までの記録です。

・なんかIT関係?と言っていたがITがなんなのかよく分からない ジャズをしている 顔が綺麗

 三度会う。三度とも飲まされてあ〜嫌だな〜と思っていたが酒があれば飲んでしま宿命にあり、三度目で終電を逃しとうとうセックスする。「ありがとう、また映画行こうね!」に「うん」とだけ返事した後、双方連絡取らず。この間、大学関係の人とFBを交換した際、「どうして○○さん知ってるの!?(共通の友人に居た)」と言われ「えっ●●ちゃんはどうして○○さん知ってるの?」と質問し返すことで事なきを得る。

‪・理系大学生さん 

 来年からアメリカ大学院に行くらしい 会う約束をするも鬱になりアプリアンインストールする‬

‪・医療関係 働きながら大学に通っている

 泥酔した先輩に無理やりマッチングさせられる

飲み屋に行こうと言われてタクシーに乗るもマンションの前に停められ、「あ〜こうなる!嫌だって言ったのに!なんで!?帰る!」とエントランス発狂。宥められ、家に入る。セックスせず。その後ラインが定期的にきて、大晦日テレビ見てる?」で発狂わたしテレビを見てたから何?と思い、ブロックする。

相席屋で知り合った会社員

 相席屋で2対2で飲んだあとにダーツバーに行く。ダーツバーに行くのはオタク女にとって憂鬱だったが、さらに、男のうちの一人Sさんがもう一人Hさんを呼び、事態悪化。HさんがSさんの家に行けと執拗に迫り、「じゃあ貴方がSとセックスすれば良いじゃない」と泥酔していたオタク女は大笑い、Hさんがここでキレる。(男は大抵、つまらない冗談を言われると、キレます。)その後Hさんは帰り、結局初期メンバー4人でカラオケに行く。Sさんは顔は可愛いけど、家に人を呼ぶのに人を呼んでしまシャイらしい。というのはわたしの都合の良い解釈だろうか。都合よく生きた方が良いに決まってるのでそういうことにする。

ナンパされて友人とついていく

 会社員三人にナンパされて散々飲まされて、1番の上司といつの間にかセックスする。好きな顔だった。カラオケコールがあり、初めて見たので驚いた。大塚愛一生懸命歌っている曲が、女を泥酔させるための曲になっている。ホテルエレベーターで、これ子供、と3歳くらいの男の子を見せられる。離婚していて子供とは月に一回会うと言っていた。ここまでセックスした相手に何も人間感情がないのはわたしにとって好ましかった。朝、友人に大丈夫だった?と聞いたら、3Pだったよ、と言っていた。

 恐らく、マッチングアプリ出会えないという人の出会えない原因の多くが、そもそもマッチングしないことだと思うが、私の場合そもそも私という人間ダメなのだ

 力で男性絶対に敵わないし、二人きりになった時点で死よりももっと重いことになるかもしれないから二十歳になりたての頃のように見知らぬ人と派手な飲み方をすることはもうないと思っているけれど、それでも今尚私はダメなままだ。お酒楽しい気分になるのが好きだし、そもそも自分気持ちだけ考えて勝手振る舞うのが好きだ。

それでも人の気持ち馬鹿にする気は起きないので、ブログでは相手の本気度も自分も本気度もそんなに高くなくて、笑えそうなやつだけ書いた。また、書いた人たちの人生人格を軽んじているつもりもあまりないので、誤解しないでほしい。

 今は早くオタク街コンに行きたい。オタク街コンに行きたくて、泣きそうだ。友人を誘ったら「そういうのは本当にヤバい人がいるからやめときな。何するか分からないような人が来るよ」と断られた。オタク街コンに行く女性オタク募集中

2020-01-17

男だけど刀ミュを観に行ったら男を好きになった

ネタバレはしていないつもりです。

特定を避けるため、一部フェイクを含みます

BL要素はありません。

知り合いの女性(刀ミュオタクから、「チケットが余ったのでよければ一度観に来ないか」と誘われた。秋ごろのことだった。

彼女(以下、Aとしよう)はひとつの公演でそりゃもう何会場も回る筋金入りで、推し俳優リリースイベントバースデーイベントなどにも足繁く通うほどの生粋オタクだ(ほめてる)。都市圏ならば全国どこでも行くような人物であるが、もちろんこういうジャンルは得てしてチケット争奪戦が厳しい。というわけで仲間たちと複数人で申し込んで当たった誰かのチケットに便乗して……というのが通例になっているのだが、なんでも我々の地元愛知会場も同じように複数人で申し込んでいたところうまいこと全員当たってしまい、誘うアテがなかなか見つからなかったため試しに私に声をかけてくれたのだそうだ。(ちなみにA名義で4席あったため、共通女友達B、Cにも声をかけていた。)

最初は断ろうと思った。まあほぼ間違いなく浮くだろうし、「本当に観たい人がいるはずなのに自分なんかが行ってもいいのか?マナー的に。あとでツイッターで怖い女性ファンたちに匿名で叩かれ、磔刑にかけられるんじゃなかろうか」などということを思ったかなのだが、実際少なからず興味はあったのと、まあお金は出すんだし着席する権利はあるだろうと自分に言い聞かせ、誘いに乗ることにした。

私はもともと、女性向けコンテンツに興味がないわけではなかった。そもそも男性声優ラジオDGSとか)を聴く程度にはオタクであったし、アニメほとんど見ないものの、ハマってしまったFree!!のブルーレイは2期+劇場版までそろっているし(ちなみに推しは宗介)、最近ヒプノシスマイクの曲を聴いており、キャラごとのドラマパートまで聞くようになってしまったし。それに、件の刀剣乱舞サービス開始から1年程度はプレイしていたこともある。比較少年系の刀が好きだったので、蛍丸獅子王最後までメインの編成に入れていた。

しかし、2次元キャラでもなければ声優でもない、いわばゲーム原作が立ち上がった段階では関係のなかった、俳優たちによるゲーム原作ミュージカルに、果たして惹きつけられるような魅力はあるのか。一応演技のプロではあるが、歌のプロでもなく、ダンスプロでもない。原作への愛はあるのかとか、クオリティはどうなのかとか、気になる部分はいくつもあったし、今思えば少し懐疑的に見ていたような気もする。その答え合わせのために行ったような側面もあったと思う。

今回の会場はセントレアすぐ横のスカイエキスポという場所。初めて行く所だったので、少し早めに名古屋駅から中部国際空港駅への電車に乗ったのだが、まずここで驚いた。乗客の9割が女性。「え?これは”やった”(女性専用車両に誤って乗ってしまうの意)か?」と思った。必死背伸びし、血眼になって男性を探したところ、扉のすぐ前にスーツケースを持った初老紳士発見した。心から安堵した。私には彼が救世主メシア)に見えた。違和感に気づいてから紳士を見つけるまで時間にしてわずか3秒ほどのことであったが、私にとってはひとつなぎの大秘宝をめぐる壮大な冒険時間であった。ワンピースの正体が初老紳士だったらウケるだろうな。

多くの女性たちはよく見るとなんかカバンとか髪とかに似たようなヒモみたいなやつをつけており、ああ、彼女たちが今日の公演の来場者か、とそれで察しがついた。

私は音楽が好きでライブフェスにもよく行くのだが、そういったイベントに向かう来場者が一様に身に纏う”モード”みたいなものが好きだ。同じようなアイテムを身に着けた人々が、同じような期待感をもって同じ会場へ向かう。まったくの他人のはずなのに、全員で遠足に来ているような感覚に陥る。私は所有していた唯一の刀剣乱舞関連グッズ、蛍丸ラバーストラップカバンにつけながら、そんなことを思った。

到着したのは開演の1時間ほど前だった。先に現地に来ていたAと合流し、遅れてくるB・Cを待ちながら辺りを見渡してみた。女性ばかりだ。チラホラ見かける男性も、その多くは隣で開催されているFGOの展示会に訪れたような風采で、見たことあるキャラの見たことないグッズを手に奥の施設へと歩いて行った。事前には聞いていたが、男子トイレはがらんどうで、広々としたスペースの中に3人いただけであった。普通にめちゃくちゃ刀剣男子缶バッジつけてる方とかもいて驚いた。

B・Cとも合流し、我々は人波に流されるまま会場内へ吸い込まれた。会場内は予想していたより二回り以上大きくて、コンテンツ覇権っぷりを身に染みて感じた。

席は通路から4席分だった。私のにわか知識でも通路側は人気だと知っていたため、さすがに通路に接する席はAに座ってもらい、私はその隣に座った。Aはなんとも用意周到で、私の分のペンライトうちわまで用意してくれていた。刀ミュの専用ペンライトは優れもので、推しの色を先に登録しておけるらしい。私は操作指南を受けながら、スタンダード青色を初期配置として記憶させた。

またも話がさかのぼるが、私は以前からAに(オタク気質を見抜かれて)刀ミュ関連の画像動画の視聴を勧められていた。男性男性を推すというのは恐らくややイレギュラーことなのだろうが、その中で私は2人の”推し”を見つけた。

1人は鳥越裕貴氏。役は大和守安定だ。刀剣男子自体の役どころとしては真面目で実直ながら、どことな女性的で可愛らしいキャラクターだ。しかし、私はむしろ、役に入っていない状態鳥越氏に非常に魅力を感じた。というのも彼は、ツッコミが上手い。

これは私の持論なのだが、いわゆるコント的な場の空気になったとき、「なんとなくボケる」ことは誰にでもできると思っている。もちろんその巧拙については個人差があるが、ボケ簡単なのだ(だからこそ才能の発揮される部分でもあるのだが……)。対してツッコミは、才能だけでは解決できない。その場の状況を整理し、その場に応じた言葉を、できるだけ早く用意する能力は、長年のトレーニングによってのみ形成される。そうして身につけた能力を、玉石混交ボケ対応して発揮してあげるのだ。その点で、ツッコミサービスだ。だから、適切な、上手いツッコミができる人というのはボケの人数に対してかなり少ない。そして、鳥越氏のツッコミ能力は(少なくとも私が視聴したいくつかの動画でのトーク判断するならば)刀ミュ俳優の中では群を抜いている。おそらくこれは、彼が多様な人物積極的コミュニケーションを取り、相手尊重しながら話すことを心掛けてきたからなのではないか。そんな背景が透けて見えたりするところに人間味と魅力を感じた。(あと筋トレ動画シンプルに参考になった。)

もう1人の推しは、大平俊也氏。役は今剣。これは役のイメージと本人のイメージがぴったり合致する。中性的少年的で、あどけなさが残るところが氏の魅力だと思う。普通に顔が可愛い。初めて写真を見たときは、そういう印象だった。

ただ実は、彼に関しては開演前、これ以上の印象がとくになかった。動画などを見ていても、ただ容姿仕草が可愛らしい真面目な人という感じで、もう一歩魅力を感じる部分に欠けていた。強いて言うなら彼にはただ天真爛漫なだけではない、いわゆる「闇(この言葉が深い意味で使われることってほとんどないのであまり使いたくはないのだが)」を感じたような気がして、そこを興味深く考えたからなのかもしれない。(あとこれは完っっっ全に言いがかりなのだが、邦楽ロック界隈では見た目が中性的バンドマンほど性欲が強くてファンと寝まくっているという根も葉もない(たぶん葉くらいはある)噂がまことしやかに囁かれており、同じく大平氏も男性的な部分を見せたりするんだろうかという謎の興味もあったのかもしれない。)

そういうわけで、私はひとまず、2人のうちとくに人間として魅力的だなあと思った鳥越氏(安定)を推しとして設定し、ペンライトの色を決めたというわけだ。

私の席から見渡した辺りはほんとうに女性ばかりで、電車内の女性が9割だったとしたらここはもう99割が女性だった。男性存在についてAに訊いたところ、「まあほとんどが彼女に連れてこられてるだけの人だね」と言っていた。リア充爆発しろという一言でも言いたいところであったが、ここで爆発されたらイベントに影響あるし片付けとか面倒だろうな、と考えて口をつぐんだ。

照明が落ち、舞台が始まる。観劇自体がずいぶんと久しぶりだったので、なんだかいやに緊張した。隣に座るAは早速双眼鏡を取り出し、推しの額に光る汗を堪能しているようだった。(Aは同公演に何度も通っているため構成や内容を覚えてしまっており、推しが出てくる数秒前から出てくる位置にすでに双眼鏡を向けていたためさすがにすごすぎて笑ってしまった)

ドラマパートでは刀剣男子たちが次々に現れ、おのおののキャラクターらしい台詞で我々を楽しませてくれる。思っていたよりも総じて演技のレベルが高く、ちょくちょく挟まれる小ボケ普通に笑える。

そうこうするうち私が注目する安定が現れ、男子たちの会話の輪の中に飛び込んでいった。しかし、私はここで少し違和感を覚える。筋トレ動画を何度も見ていたせいか、あどけない口調の安定と兄貴肌の鳥越氏のイメージが重ならない。まあまあこれはこれでいいか、役なんだから、と納得させながら私は舞台のほうに居直った。

逆に、今剣は役と人物が寸分違わず重なった。大平氏の声・仕草は、本家ゲームで出てきた今剣のイメージほとんど同じだった。鳥越氏の力不足とかそういうことでは断じてなく、これは純粋大平氏の持つ魅力と、またそれを見越してあてがわれたキャスティングの妙だと思う。それほどまでに今剣の立ち回りは見事だった。

しばらくすると、おもむろに周囲の女性たちが起立し始めた。なんだなんだ、校歌でも斉唱するんかと思いながら付和雷同、私もペンライトを持って起立した。どうやらここからしばらくはライブパートらしい。ミュージカルと言いながらけっこう現代的な曲(EDMとかそっち寄り)なんだなあなどと思っていると、演者たちがステージで踊りだし、さらには客席中央ステージでもダンスが始まった。

私はまさに魅了された。大平氏のダンスである

先に言っておくが、歌もダンスも全員上手い。だがその中でも、大平氏のダンスは別格に感じた。なにって、踊っているのがはっきりと”今剣”なのだ。彼は背も高くない、体つきも華奢で、いわゆるダンサーとしての資質は他の刀剣男子に劣っているといえる。しかし、手足のフリが誰よりも大きい。大きいだけでなく、キレもある。そしてその懸命さが、彼のマイナス資質いっきプラスへと逆転させていた。ステージ上で彼の弱点は、はっきりと長所だった。「おそらく今剣が踊ったらこんな風なんだろうな」という彼なりの答えが、あのダンスには込められていた。

踊る彼を見て、この人は無敵だ、と思った。

ダンスに魅入っているのも束の間、舞台はまたすぐにドラマパートに戻り、ライブパートと交互に展開しながら進んでいく。そしてついに山場、俳優たちが客席まで降りてくるフェーズが訪れた。通る刀剣男子から直接手を振ってもらえたり、ウィンクされたりすることを、ファンサービスファンサ)というらしい。私は自分推しが通ったらなんとなくうれしいな、という程度で呑気に構えていた。(隣のAは推しの様子を見ながら奮起していた)

通りがかる刀剣男子たちをぼーっと見ていたときのこと、後ろ側からやってきた和泉守兼定が、私に向かって指をさし、はっきりと目線をくれた。一瞬、自分に向けられたものかどうかわからなかった。よくわからないが笑顔で応えたことだけは覚えている。こんなことを言うとタイトルの通り誤解されそうではあるのだが、私の知る限りあのとき感情に最も近いものは、恋だ。

理由説明できない。できないのだが、「イケメンが選んでくれた」という感情は、きっと男であってもうれしいのだと思う。それほどまでに私が受けたファンサは衝撃的だった。そして、推しでもない人でこれなのだから、これを自分推しから直接もらえるなどということがあれば、それはどれほどのクソデカ感情になるのか。想像すると、むしろ恐ろしくなるほどだった。

終演までのライブパート、私は自然と目で今剣を追っていた。彼の、あの衣装でのダンスもっと見たい。いつまでも見たい。だんだんとそう思うようになっていた。

終演後、私はAに感想を伝えた。予想していたよりずっと面白かったと述べると、Aはしたり顔であった。彼女は物販に行くと(地元なのでここでお金を落としたいという敬虔オタク然としたことを言っていた)私に伝え、人波に消えていった。

帰りの電車は行きよりも空いていた。今思えば、夜公演まで見ていく人たちがけっこうな数いるのかもしれない。私は大平俊也氏のツイッターアカウントを捜し、迷わずフォローした。



Fear, and Loathing in Las VegasというバンドMinamiというメンバーがいる。彼はステージ上で、まさに狂人だ。髪を振り乱しながら叫び、かと思ったらわけわからんパラパラみたいなダンスを踊り、でも楽器ちゃんと弾く。そして、嘘くささが一切ない。

Soil&”PIMP”Sessionsというバンド社長というメンバーがいる。紅白とき椎名林檎の後ろでヒマそうにしていたあの人だ。彼はジャズバンドの中にいながら、楽器を(ほとんど)弾かない。彼の担当は”アジテーター煽動者)”。悪趣味マフィアみたいな恰好で、ステージ上をふらつきながら、メンバー演奏のぞき込んだり、客席をメガホンで煽ったりする。ほんとうにこの役割必要だと思っているのか。どこまでが演技で、どこまでが素なのか。まったく読めてこない。

私は彼らを見るたび、自分に成しえないことをしていると尊敬する。

私は、エンターテイナーが好きだ。それは、役を”憑依”できる人のことだ。舞台の上で演じる人たちは、素の自分のままではもちろんいられない。しかし、役を演じすぎると、それはそれで嘘くささが付きまとう。だから役を演じていながら、まるでそれが役だと感じさせない立ち振る舞い。そういう”憑依”を楽しみに、私はミュージシャンライブへ足を運んでいる。

大平俊也氏は、まさにこのエンターテイナーだと感じた。彼は舞台の上で、間違いなく今剣だった。仕草や声の可愛らしさと、ダンスの躍動感。(あと顔の良さとかもろもろ。)それらをひっくるめて、私はしてやられた。

鳥越氏はもちろん好きだ。しかし、実際に見た舞台では(少なくとも刀剣乱舞という題材では)、大平氏のエンターテイナー性のが私にとっては魅力的だった。それだけのことだ。間違いなく今後も、鳥越氏の動画は見続けると思う。

私は自宅に帰り、もらったペンライトを取り出した。推しの色をピンクに設定し、棚にしっかりとしまった。次は、ピンク色のヒモみたいなやつも手に入れたいところだ。

2020-01-16

もう疲れすぎて、帰宅後に運動のために四股踏みのポーズしてたら、ラジオからのアップテンポジャズに合わせて踊り出し、鏡見たらサタデナイトフィーバーポーズだった、何なのマジで

2020-01-03

シェアオフィスで一緒のおじさんが気になる

首都圏のある場所で、シェアオフィスをかりて仕事をしている。

住んでいる場所から自転車20分くらいでちょうどいい場所だし、値段も手ごろ。

在宅ワークなので、外に出て仕事できると気分転換になる。

塾の自習室のような感じで、どこでも座っていいシステムだ。

仕事の進みもよくなった気がするし、わりと気に入っている。

でもすごく気になっていることがある。

部屋になんかダサいジャズ風の曲が流れ続けていることは、些細なことだ。

とはいえクリスマスの時期に、ダサいジャズ風のクリスマスソングが流れ続けたときにはかなりイヤだった)

最近、入ったおじさんが、すごく気になる。

というのも、イビキをかきながら寝るし、くちゃくちゃとさせながらスナックを食べ続けている。

ゲップもよくする。

おならもよくする。

おじさんと二人きりだったとき、5分間に5回くらい連続でした。

生理現象から仕方ないとは思いつつ、トイレでするとか工夫できないのかなと思う。

さなことだけど、どんどんストレスが溜まっている。

おじさんと面識は全くない。

このせいで退会したいと若干思う。

いちおうイヤフォン音楽を流しながらやっているけど、なんかい対策いかな。

anond:20200103014050

大多数の非オタ大人に認められるというのが紅白オリコン常連級に日本人認知されるということな

ジャズだろうがハードロックだろうがヒップホップだろうがビルボードランカーだろうが興味持てないで終わってるけどな

2020-01-02

増田勝手に選んだ2019年ベストドラマー

石若 駿

島大空やCRCK/LCKSで叩いてるドラマー

KID FRESINOや黒田卓也などヒップホップジャズ界隈などをゲストに迎えリリースしたアルバムAnswer to Remenber”が良きでした。

あとKing Gnuボーカル常田氏によるサイドプロジェクトmillennium parade”のドラマー担当することになり多方面活躍されました。

荒田 洸

WONKや荒田洸の個人名義活躍しているドラマー

年末に出したCharaとの共同楽曲”愛する時”良きでした。

DJボーカルなど、あらゆる方面で精力的に活動されて今後も目が離せません。

Mark Guiliana

デヴィッド・ボウイ最後の遺作となりましたアルバム”★”にて起用されたドラマーであるマークジュリアナ

BEAT MUSIC名義でのアルバムリリースされてとても良きでした。

7月末にBillboard TOKYOにて行ったライブはとてもカッコよかったです。

2019-12-26

anond:20191226021359

そうやって既存価値観のすべてで彼に最低評価を下すと別の価値観を求めて植松青葉飯森化するのが人間の定め

弾圧からジャズが生まれ宗教が生まれ

2019-12-22

anond:20191222143801

横だけど、ゴミをアレするな増田氏は伝統芸能とかクラシックとかが好きなんだな。

ロックとかジャズとかはどうなの?

2019-12-12

理想ショットバー

・6〜8席程度。マスター一人で営業

雑居ビルの地下または2階以上にある

音楽ジャズまたはブルース

フレッシュフルーツは常時一種あるかないか

お通しドライフルーツナッツ。たまに気まぐれで作ったものが出ると良い

マスター必要以上に話しかけてこない

常連客同士が変に馴れ合わず大声で話す客もいない

モルト等の品揃えはスタンダード以外はマスターの好みで少々。変にボトラーズを揃えない

チャージは500円以内

異論は認める

2019-12-06

anond:20191206140331

サチモスって言ってるオッサンは昔のジャズが好きなだけだろ!

anond:20191206121940

服飾の流行とか「ジャズはもう終わった」とか決めてるひとですか~?

2019-11-25

この世界バッハの取り合い

バッハメタルだっていう人もいるし

バッハが今の時代に生きてたらロックにハマってるっていう人もいる

いや、即興演奏の神だしジャズだろなんて人もいて

でもバッハクラシックですしおすし

バッハ取り合いしてる

どんなアレンジしても元のバッハを超えられないし

どんなにバッハ風につくってみてもバッハを超えられないし

どんなにアレンジしてもバッハが消えないし

紛れもない唯一神バッハ

愛してる...バッハ

ジャズは格好良くなんてない

結婚して2年が経ち、社会人生活も5年目を迎えた。仕事の後の平日の夜とか土日は仲間と音楽で遊んでいる。その音楽ってのがジャズなんだけど、会社関係の人にジャズやってますって言ったら「格好いいですね!」って反応される。

ジャズは格好良くないからって言っても理解されない。これが悔しい。そもそも学校で音系サークル行ってる人は運動会より陰キャだし、軽音雰囲気に馴染めなかったような人が辿り着く音楽が(そこそこクラシック素養があるのが前提だけど)ジャズだと思ってる。薄暗い部室で根暗オタクが汗かきながら楽器に向き合ってるのがジャズで、みんなが考えるジャズはきっとレストランで流れてるような綺麗な曲なんだろうな。

あいうのも確かに好きだけど、何回やっても変拍子に殺されるような曲も、早過ぎて指が終わるようなビバップも、テンションテンションを重ねて勝負するコード祭りも、暑苦しいジャズもあるんだって知って欲しい。

2019-11-23

anond:20191122234451

ノース・ドックっていうふ頭があるんだけどいまだに米軍がそこに駐留してる。返還されたけどアイスクリーム工場もあったしマイカル本牧のあたりはもともとは米軍住宅地だったし。米軍が居て、その影響はいまでも残ってるところがある。本牧ジャズ祭なんかそうだよね。

神戸の詳細を知りはしないけど、同じ港町でありながら神戸って米軍の影が不思議とないよね。それがなんでなんだろう、とずっと不思議に思ってる。

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