はてなキーワード: 平積みとは
日中は幼稚園に息子を預けて家事と在宅ワーク、休みは旦那と近所に買い物行ったり。
そんな平々凡々な小市民です。でした。先週までは。
ちょうどこの前の土曜日、近所の少し大きめのショッピングセンターに行ったんですよ。
イトーヨーカドーとかゆめタウンみたいな感じの、複数の店が同じビルに入っている感じの。
偶には旦那の服やら旅行鞄やら見繕いたいということで、少し遠出して。
それで着いてしばらくの間は息子も買い物に付き合ってついて回るんですけど。
飽きちゃうんですよね。「ママ、○○行きたい!」(○○は大抵玩具屋か本屋)って言うんです。
まあ聞き分けが良くて賢いし、いっぺん本や玩具に夢中になればてこでも動かない子です。
その日も本屋に行きたいとせがんだので、立ち読みしてらっしゃい、気を付けてねと見送りました。
いつも通り、20分くらいしたら迎えに行って旦那と一緒に休憩所にでも行かせようと。
思えば、それがすべての間違えでした。
買い物も終わり、さて息子を本屋に迎えに行くと何やら様子が変で。
本を読むでもなく、ただ平積みされた本をじいっと眺めており。
……勘の良い方はここでお気付きかもしれませんね。
どうしたの、と尋ねるが早いか、さあっと血の気が引きました。
息子は、ラノベ、いえ、正確には『表紙に描かれた破廉恥な女性のほぼ裸体の姿』を凝視していました。
さらに、最悪なことに息子の股間も、簡単に言えば反応していて。
すぐにそこから息子を引き剥がし、旦那に早く帰る様説明し、すぐさま帰宅。
自宅に着くが早いか、いかに悪いことをしていたか息子を怒り、当分外出には連れて行かないと折檻。
息子も多少は泣き叫びましたが、こればかりは仕方ありません。あなたは悪書に触れてしまったから。
旦那も「おいおいそれはちょっと……」という雰囲気を出しましたが、何も言わず。
そりゃ私が正しいですから何も言わないのは当然でしょう?
こうして、私の息子は穢されました。偏見をもっていなかった、今までノーマークのラノベ本なんかに。
私の息子は穢されました。オタク予備軍として、三次元の女性を愛せなくなる病に罹患しかけて。
裸の女性がいる銭湯ですら反応しなかったのに、こんなところで変態の仲間入りをするなんて、信じられません。
もうこの子には教育書や『まともな』小説しか与えません。テレビもニュースやスポーツだけにします。
漫画やゲームは精査したものしか与えませんし、手の入るところにセンシティブなものを入れません。
目溢ししていた旦那のコレクションも処分とコンテナ倉庫への封印を義務付けました。
そして何より、あのような本を平積みさせている今のメディアにはほとほと呆れました。
オタクは一般化した、とは言いますがこれは擁護できません。エロ本を平積みにしているのと変わりなし。
あのような本をこぞって読むのだから、日本の結婚率も下がるし、バカが量産されるのも分かる気がします。
実害を受けたのだから是非ともああいう本は禁止をしてほしい。条例か何かを打ち立ててほしい。
それが無理なら、せめてゾーニングをして表に出さないでほしい。
純真無垢な、真人間であった息子を穢され、悪の道に誘う実害を生み出したのですから、それくらいしてほしい。
もう息子はもとにもどりません。今から教育をして是正して、なんとかまともな真人間に戻すしかありません。
こういった尊い犠牲を出す前に、頼みますから、メディアはセンシティブなものを規制してほしい。
これが、被害を受けた哀れな被害者からの、精一杯の抗議文です。
例のコラムから興味持って無料で読める部分とか、ツイッターのやつとか、皆の考察ずっと読んでた。
コロナのせいでなんとなくショッピングモール内の本屋行きたくなくてうだうだ無料分だけ読んでウオー!ってなってたんだけど、今日ハロワで失業保険の認定に行かないといけなくて、ハロワ内のこもった空気でもうコロナは諦めたのでその足で本屋に行った。
イトーヨーカドー内の本屋は小さくて、横のちゃちい飴とるゲームは少し子供いたのに本屋コーナーには子供寄り付いてなかった…漫画コーナーも小さくて「ネット連載の漫画あるかな…」と少しどんよりした気持ちで漫画コーナーにIN!
まず新刊コーナーにシメジシュミレーションを発見!しかし同時発売の少女終末旅行アンソロ2巻がない!別の日にそっちは買うかって思ってシメジシュミレーション持ったら店員が背後から少女終末旅行アンソロ2巻を補充してくれた!見透かされてる!!
しかも小さいのに邦キチ!映子さんが全巻平積み!欲しかったけど見つからなかったやつ!
店員のオススメコーナーに自分が今一推ししてる魔女と野獣があってちょっと怖かった。
肝心の僕の心のヤバイやつが見つからない…てか秋田書店とか少年チャンピオンコミックが異様に少なかった…少年漫画も青年漫画も棚一つずつしかないので3回ウロつけば見つかるはずなんだけどな…人気あるみたいだし売り切れかな?とレジに行こうとしたら
人気漫画コーナー
そんなわけで待望の僕ヤバを2巻全部読みました。
ツイッターほど仲良くないんだ!?ってちょっと驚いた!山田ってチョロめだと思ってたんだけど攻略難度めっちゃ高いね!即バッドの選択肢けっこうあったよね!
山田だけ見てると高校生の漫画みたいだけどしっかり中学生なのすごいし、ヒロイン一人固定ものなのにサブキャラもめちゃめちゃ好きになっちゃう…すごい。
足立は市川からしたらクソウザイしちょっと怖いけど意外と悪いやつじゃないし、変態の神崎が原さんと上手くいってたり女子の好感度高かったり、萌ちゃんはビッチっぽいけど山田を守ってたりテスト良かったり漫画読んでたり(ニワカっぽいけどバキの生原稿にめっちゃ喜んでた)、小林さんが一番チョロそうだったり、吉田さんは怖いけど山田のために怒ったり、原さんもけっこうムッツリスケベっぽそうだし勘づいてるし優しいし…先生も担任もちゃんと市川のこと見てるし保健室の先生は普通にいいし…ナンパイセンがいい人そうなのもリアル感ある。おねぇっていいね。
あとなんで何回も何回も読み返しちゃうんだろ。とにかくヤバイ。ずっと二人を見てたい。自分になかった青春を二人は謳歌してほしい。
怖い想像なんだけど市川は「僕は頭がおかしい」って思ってたり、保健室で休まないといけない程の頭痛持ちって…脳に物理的に爆弾抱えてたりしないよね?脳腫瘍とかくも膜下出血とかないよね?勝手に心配になった…
総じて良い半期だったと思う。
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・オレが私になるまで 2 佐藤 はつき
相変わらず構成力が高い。進行に無駄がないのもそうだけど、進行しつつ回収/再利用するの上手い。
今更だけどやっぱり表現しようとするメンタリティの選び方が群を抜いて上手いと思う。見せられるまで気づかないんだけど、見せられると「ああ。。」ってなる。「子供ってね」という感覚ではない。
それぞれのイベントはそれぞれの年頃の世界観をハイレベルに反映していて、一括りに語るのが難しい。
適切な言葉を探したけど見つからないので、ぜひ読んで感じてほしい。
このあたりの共感度の高低で本作への評価が大きく分かれるとは思う。
画についてはずいぶん明るくシュっとしたと思う。あとは枠線でこんなに印象変わるんだっていう。母さんに「ありがと」と応えるアキラの横顔が綺麗。
白セーラーのアキラかわいい。ブレザー派のおれがセーラー派に寝返りそうになった。危ないところだった。
印象的なイベントが沢山だけど、やっぱり最後のアキラと瑠海かな。言ってしまえば10代の女性同士にありがちな痴情のもつれなんだけど、瑠海がそう思ってしまうのも無理も無い背景があり。しかし場当たり的な対応で袋小路に向かうアキラを救うのはやっぱり瑠海で。
2 巻は電子書籍サイトのランキングなんかでは結構良い位置にいるのも見かけたけど、もっと売れて良い作品なのでみんな読んで読んで。
出版社は電書サイトの良いとこに広告出して!書店は天井に届く勢いで平積みにして!
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・スペクトラルウィザード 最強の魔法をめぐる冒険 模造クリスタル
前作も面白かったけど、本作はさらに面白かった。ストーリー物では多かれ少なかれ都合よく話が進むと思うんだけど、本作はぜんぜん都合良くないんだよね。登場人物がそれぞれのイデオロギーに従って行動していて、なかなか収束する感じがしない。そこに生まれる摩擦や軋み、人間臭さにずっしりと覆われる感じ。
そう書くと重そうだけど、エンタテイメント感が増しているので読みやすくなってる。ファンタジーのクラシカルさとアメリカンなアクション物感を混ぜたかんじ。
人間臭くて、静謐さ荒々しさユルさが混在する世界観がユニークでカッコいい。模造クリスタルらしい大仰なやり取りも映える。
画はパッとしたなあという印象。前作と比べると疎密とか引き寄りのバランスが良い気が。読みやすくなってるけど、ダークさや静謐さも前作以上に上手く出てると思う。フェニーとスペクトラは最高にカワイくてカッコいい。
おおむねスペクトラの内面にフォーカスしつづけていた前作と異なって、ドラマの中にスペクトラの内面を埋め込んでいるように見えた。(前作もリレントレス~はそうだけど。)
良く消化されていて、このへんもエンタテイメント感に貢献していると思う。だけどやっぱり重要な局面ではスペクトラの内面に回帰していて、「板挟みにはうんざり」「日常に戻ろう」と言ったスペクトラを襲う展開の悲しさに言葉を失う。
模造クリスタルをフォローしていない人はこの機会に是非トライ。高いと思った人はページ数を見れば納得!
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個人的にはそのくらいインパクトがあった。ここまでやるんだっていう。どこにもスキがないってゆーか。
画は見どころしかなかった。背景まで演出に動員しててスゲーし、ヒトはもちろん良い。
一花の表情がいちいち良い。「げぼく・・」の表情とか特に好き。
話としては一つ屋根の下でデッドロックした関係にあるカップルとその周辺キャラが繰り広げるドタバタってことで良いのかな。
この構図はなんとなく全盛期の高橋留美子っぽいなあと思った。
百合オタやマンガオタなら読まない理由はない。もちろんそれ以外の人も楽しめる。基本的には面白おかしく楽しく読める百合モノなのでオタからライトまでわりと広い層にアピールすると思う。
同時に凡庸なマンガ表現をバキバキに踏み砕いて進む戦車のような作品。強い。
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京太郎カワイイなあ。おねえと山田は京太郎カワイくてしゃーないな!おれも京太郎カワイイ!
最初のころは山田殺すとか言ってたのに、最近では女子コミュニティの平和維持活動とか山田の護衛がんばってるもんね。
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・うちの息子はたぶんゲイ 1巻 おくら
ある状況を受け入れ可能にするのは(親子の間柄とはいえ)愛ではなくて聡明さなんだな。という感想。もちろん愛を否定するつもりは無いけど聡明さが無ければ愛は意味を持たない領域があるんだなあと。愛による理解を試みてハマったのがシロさんのカーチャンなわけで。
こうした構図を作品世界の中でさらっと表現してみせたのはインパクトあった。理解を求めるのではなく、気付きを提示したという点が新しさなのかな。理解と気付きは似ているようで違う気がする。
おれの感想で小難しい作品ぽく見えたらゴメン。作品のテイストとしては重たい演出はなく、構えずに楽しめる良作だと思う。楽しい作品。
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引き続き面白い。安定感。
ロケーションや釣りスキルの面でスケールさせていて飽きさせない。釣りのワクワク感が失われないのが凄い。
ところで夏海はマンガ界で一番ハイカットのスニーカーが似合うと思う。上手い。
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作品のバリエーションが増えてて面白かった。SF百合的なのもフォローされてたりして。いろんな方向性の作品があると保守的な百合作品も輝きを取り戻すなあと思った。個別の作品ではあらた伊里が良かった。「許してくれるまで」はニヤニヤせざるを得ない。
まあでも、最終的に百合界のモヒカン平尾アウリが全部持ってったけどね。種籾まで奪う勢いで持って行ったよ。最高。もちろん「推しが武道館いってくれたら死ぬ」もね。6 巻は全方位にレベル高かった。
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・球詠 6巻 マウンテンプクイチ
まだ 3 回戦なのにこんなに盛り上がって大丈夫なのか心配になるアゲっぷり。
梁幽館にもドラマがあって、ゲームの残酷さと美しさが存分に表現されていたと思う。高代出塁のシーンはもう先が読めるだけに泣いた。
もちろん希のホームランシーンはエモエモで最高。画的にも一番の見どころ。
それはそうとスタンドのお姉さま方ガラ悪すぎw。らしくて好きだけど。
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・さめない街の喫茶店 2 はしゃ
想像以上に動きがあって驚いた。固定的なフォーマットで最後まで行くタイプの作品と予想してたんだよね。
でも 2 巻はゆっくりと、しっかり盛り上げてて。本作の"らしさ"が感じられる良い演出だったと思う。
画が良いだけのマンガだと思ってる人はぜひ手に取ってほしい。
とはいえ、やっぱり画は最高で。
画が良いと調理工程も楽しく読める。自分は食べ物マンガ好きだけど調理工程はほぼ読まないので(シロさんが酢豚に入れたのがラー油なのかデスソースなのかわからない)、本作が唯一調理工程まで読む食べ物マンガだったりする。
2 巻はトルココーヒ淹れてるとことか、穴ドーナツ揚げ中のシーンとか印象に残った。
他にはスズメの表情も面白かった。笑顔でイラッとしてるとことかブツブツ言ってるとことか。
スズメとヒナのキャトルに舞台を移した続編とか出ないのかな。スズメとヒナのキャトルもっと見たい。見たい。
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・廃墟のメシ2 ムジハ
2巻はさらに面白くなってた。相変わらず端々ににじみ出るコメディ感が可笑しい
突っ込むべきなのか突っ込んだら負けなのか。
ストーリーも先が気になる要素が色々で期待させる。
画も相変わらず良い。動きのある画も楽しいし、座ってるだけ、立ってるだけ、歩いているだけの画もいちいち良い。
上段見開きにハルカの後姿のシーンが2つあったけど、どちらも良かった。奥側も良いし、ハルカが少し膝を折ってる姿勢がぽくて良い。髪の流され方も。
エレベーターの前に立ったシーンみたいな背中に重心がある立ち姿が好き。
サンダルで塔から出てくるシーンがイイね。塔がカッコいい。家に帰ってきたシーンとかも良い。
俯瞰で寄った時のハルカもイイ。まあだからだいたい全部良いんだよ。
ストーリー物であっても、毎話毎ページいろいろな方向から楽しませてくれるのがうれしい。
(先が気になる以外に見どころの無いストーリー物も多いからね。もちろんひたすら丁寧にストーリーを追っていく良作もあるけど。)
かなり広い層が楽しめると思う。もっともっと話題になって良いと思うんだけどなあ。潜在読者かなりいるはず。
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ひたすら丁寧にストーリーを追った良作だった。完結。
ブレない世界観、タイトな展開、ストイックな表現。ここまで絞り込まれた作品は近年珍しいのでは。(おれがストーリー物あんま読まないのでそう思うだけかもだけど。)
完結したし読んでない人はまとめて読むと良いんじゃないかな。最初は一気に読まないと追いにくい。
ガワは SF ではあるものの、テーマとしてはヒューマンってことで良いのかな。とは言え LIMBO という仕掛けは作品の重要な土台ではある。
パンデミック物としてみた場合でも新しいアイデアじゃないかな。こういう攻めはマンガや小説みたいに読者に時間が与えらているメディアが向いてるなあと思った。
作画は狭い画角に人の表情を中心とした密度の高い画が続く独特な感じ。作品の内容にマッチしている。というかそういう狙いでそうなってるんだろうけど。大きな流れの中にあって、全体像をつかみかねる登場人物たちが何が起きているのか模索するという構図がすごくそれらしく表現されてる。
人の表情や人体はさすがに上手い。作画のバリエーションに乏しくてカオばっか描いてるマンガとは違う。イケメンたちのイイ表情をたっぷり楽しめる。
個人的にはセスが好きかな。表情に乏しいんだけど、そのせいで余計に思ってる事が出てる感じとか上手い。
ヒューマニズムとしての構図や展開はよくあると言えばよくあるんだけど、そんな批判を「だから何?」と軽く払いのけるタフさがあり、このタフさこそが王道と呼ばれる何かなんだろうと思う。
ルネの記憶の中で、アダムに希望を与えたものが、アンジェラから受け取った自身の言葉が、ルネに希望を与える。アダムの望みがルネの心を捉える。このシーンは何度でも胸をつかまれる。
最近では珍しいドストレートで良質なヒューマンなのでみんな読むといいよ。マンガにこだわらず良いコンテンツを探している人なんか特に。
1つ目。私自身は性交や恋愛を否定しているわけではないことは分かりますか?
それでは2つ目。私は息子と『三次元の』『魅力的な』女性と『健全に』恋愛し、夫婦になってほしい。
(LGBTに配慮していない文章と叩かれそうですが、その話が現在置いておいて問題ないのは流石に分かりますよね?
もっとも、その状況証拠が全ての元凶であり憎悪の矛先でもあるのですが!)
そして3つ目。息子はまだ5歳です。
性の目覚めなんて起こしてはいけません。まだ分別もついていない年齢です。
全てをスポンジのように吸収しては一生脳裏に焼き付ける年齢ですよ。
そんな時にあの卑猥な二次元にしか生きられない、奇妙な乳房のイラストを見たらどうなると思います?
ああ、そうです。破滅ですよ。人間としての、まっとうな人生の破滅です。
だからこそ息子の中から駆逐しなければいけないし、可能なら社会からも隠匿されるべきです。
アレをフリーに平積みしておける環境は、低年齢の乳幼児に悪影響しか及ぼしません。
日中は幼稚園に息子を預けて家事と在宅ワーク、休みは旦那と近所に買い物行ったり。
そんな平々凡々な小市民です。でした。先週までは。
ちょうどこの前の土曜日、近所の少し大きめのショッピングセンターに行ったんですよ。
イトーヨーカドーとかゆめタウンみたいな感じの、複数の店が同じビルに入っている感じの。
偶には旦那の服やら旅行鞄やら見繕いたいということで、少し遠出して。
それで着いてしばらくの間は息子も買い物に付き合ってついて回るんですけど。
飽きちゃうんですよね。「ママ、○○行きたい!」(○○は大抵玩具屋か本屋)って言うんです。
まあ聞き分けが良くて賢いし、いっぺん本や玩具に夢中になればてこでも動かない子です。
その日も本屋に行きたいとせがんだので、立ち読みしてらっしゃい、気を付けてねと見送りました。
いつも通り、20分くらいしたら迎えに行って旦那と一緒に休憩所にでも行かせようと。
思えば、それがすべての間違えでした。
買い物も終わり、さて息子を本屋に迎えに行くと何やら様子が変で。
本を読むでもなく、ただ平積みされた本をじいっと眺めており。
……勘の良い方はここでお気付きかもしれませんね。
どうしたの、と尋ねるが早いか、さあっと血の気が引きました。
息子は、ラノベ、いえ、正確には『表紙に描かれた破廉恥な女性のほぼ裸体の姿』を凝視していました。
さらに、最悪なことに息子の股間も、簡単に言えば反応していて。
すぐにそこから息子を引き剥がし、旦那に早く帰る様説明し、すぐさま帰宅。
自宅に着くが早いか、いかに悪いことをしていたか息子を怒り、当分外出には連れて行かないと折檻。
息子も多少は泣き叫びましたが、こればかりは仕方ありません。あなたは悪書に触れてしまったから。
旦那も「おいおいそれはちょっと……」という雰囲気を出しましたが、何も言わず。
そりゃ私が正しいですから何も言わないのは当然でしょう?
こうして、私の息子は穢されました。偏見をもっていなかった、今までノーマークのラノベ本なんかに。
私の息子は穢されました。オタク予備軍として、三次元の女性を愛せなくなる病に罹患しかけて。
裸の女性がいる銭湯ですら反応しなかったのに、こんなところで変態の仲間入りをするなんて、信じられません。
もうこの子には教育書や『まともな』小説しか与えません。テレビもニュースやスポーツだけにします。
漫画やゲームは精査したものしか与えませんし、手の入るところにセンシティブなものを入れません。
目溢ししていた旦那のコレクションも処分とコンテナ倉庫への封印を義務付けました。
そして何より、あのような本を平積みさせている今のメディアにはほとほと呆れました。
オタクは一般化した、とは言いますがこれは擁護できません。エロ本を平積みにしているのと変わりなし。
あのような本をこぞって読むのだから、日本の結婚率も下がるし、バカが量産されるのも分かる気がします。
実害を受けたのだから是非ともああいう本は禁止をしてほしい。条例か何かを打ち立ててほしい。
それが無理なら、せめてゾーニングをして表に出さないでほしい。
純真無垢な、真人間であった息子を穢され、悪の道に誘う実害を生み出したのですから、それくらいしてほしい。
もう息子はもとにもどりません。今から教育をして是正して、なんとかまともな真人間に戻すしかありません。
こういった尊い犠牲を出す前に、頼みますから、メディアはセンシティブなものを規制してほしい。
これが、被害を受けた哀れな被害者からの、精一杯の抗議文です。
ふらっと売り場を見て回っていたら、1人の小学校低学年くらいの男の子が平積みされている本をジーっと見ていた
ふと、私が来たのに気がついたその子はその場からさっと離れていった
ちょうどアニメ雑誌とかゲームの攻略本が置かれていた棚だったので、それを見ていたのかな?と思ったら、その隣が突然のBLコーナーで、上半身やや脱ぎの男性キャラ2人がキスしようと向かい合っている感じの表紙が平積みされているのが目に入った
なんというか「エッチな雰囲気のもの」がその辺に置かれている事について、描かれているものがなんであるとか、それを目にするのが誰なのかとか
最近そういう話題について、男がーとか女がーみたいなところを軸に論じているのをよく見かけるけども、なんかちょっと違うような気がしてたのを思い起こす出来事だった
余談だけど、私は子供の時エッチなものに興味があったから、本屋さんでかわいい女の子の絵が描かれているちょっとセクシーな漫画(18禁ではないよ)の表紙をそーっと横目で見るのが好きだったなあ
最近、YouTubeなどで話題になっている某カセットテープ・アナログ専門店に行ってみた。
とりあえず面白そうなカセットが平積みされていて、紹介されていたので、そのアーティストと音源をググりながら、
ネットで試聴していたら、いきなり店長と思わしき人から声かけられた。
自分「いえ、持ってないです」
店長「さっきからスマホでメモってネットで検索しているんですか?」
店長「あのね、そういう事やるならウチに来ないで欲しいんですよ」
店長「店に来て、情報だけ取って帰る、こういうのを情報の万引きというんですよ」
え、そんなのあるのか、と驚きつつ、まあとりあえずさっき聴いて気に入ったカセットを買って帰るか、
店長「無理して買って貰わないでいいんですよ」
自分「いや、そういうわけでなく、ただ気に入ったから買おうとしただけなんですけれど」
店長「そもそもカセットプレイヤー無くてどうやって聴くんですか」
実際その店でカセットプレイヤー買って聴きながら帰ろうと思っていたのだが、
そこに置いてあるものは全てヴィンテージものっぽく2〜3万円ぐらいするのだった。
だからネットにある3〜4000円ぐらいのものを買おうと思ったのだ。
そして店長は2〜3秒ぐらいレジの前にいる自分の存在を無視していたので、
自分「えっと、買えないんですか?」と聞いた。
店長「あのやっていた行為はね、情報の万引きと言ってこの業界では問題視されているんですよ」
店長「そういうの他でもやらない方がいいですよ」
そこでやり取りは終わり、会計をさっさと済ませ、颯爽とその店から出た。
さて、本題に入ろう。このやり取りを経て、少しこの店の事を調べた上で、自分が思ったのは、
1.なぜこの店はオンラインで商品を売っているのにも関わらず、直接店舗に行って、紹介されている音源をネットでチェックして試聴する行為を禁止するのか
2.もし情報の万引きとやらが一般的なオフラインの音源小売店で禁止されているのならば、音源の小売店にわざわざ足を運ぶ意義は何なのか
という事である。
1について:店を出てから調べた所、この店はオンラインでも音源を紹介して売っている事を知った。つまり人々はその音源をネットで検索し、試聴した上で気に入ったら購入する、気に入らなければ購入しない、あるいはその音源の情報だけ得て、音楽ストリーミングサイトで聴く、といった選択肢がある。ユーザーのそうした行為は、店長がどうのこうの言った所で、止められるものではない。つまり、よほど特殊なシステムをサイトを埋め込まない限り、オンラインで音源を売るという行為自体、店長の言う所の情報の万引きを、店長は許容している事になる。なのになぜオフラインではその情報の万引きとやらを注意するのかが、自分には謎である。
2について:オンライン上では1についてで述べたように、ユーザーは試聴してから購入する、または購入せずに音楽ストリーミングサイトで聴くという選択肢がある。では、もしオフライン店舗で情報の万引きとやらを禁止した場合、オフラインの店舗に訪れる理由は何なのだろう、と思う。そこには気になる音源を試聴してから購入するという選択肢は無く、気になる音源があったら買って聴くという福袋を買うような購入方法、あるいは、その情報をメモを使わず頭の中にインプットして、店から出て、ネット検索して試聴して購入の判断をするという極めて不便な選択肢しか取れない。だったらオフライン店舗に行く理由は何なのか?そこがすごくいい雰囲気の店であるのならば、そこに店を運ぶ理由は解らなくはないが、大体の場合は合理的な買い物ができるオンラインの方がメリットは断然大きいのではないか。
3について:もし自分のした行為が情報の万引きに類するものであるならば、自分は他の店でも情報の万引きをしている事になる。家電量販店で気に入った家電をメモし、ネットで検索し、ネットで明らかに安いところであれば、ネットで買う、例えば保証などの点でリアルの店舗で買うメリットが大きかったり、店員さんに案内してくれた感謝の意を示したいと思った時はその場で買う。自分は前者の行為をそれなりの頻度で行う。店長の言うところの「この業界」は「音源小売店業界」なのだろうが、それが問題だというのならば、それは小売店業界全体の問題になるのではないだろうか。
なんかモヤモヤしたので、パッとタブレット端末に書き綴ってしまった。計画では今頃カセットテープとプレイヤーを買って、ルンルンと散歩しながら帰っている予定だったのに、何だかモヤモヤとした半日になってしまったな。
追記:
気晴らしに、通りがかったイングリッシュパブでラグビーのワールドカップの決勝、南アフリカvsイングランドを人混みに紛れながら観た後、
一人でラーメン屋行って、タブレット開いたら、皆さんからの※が沢山来ていて驚いている。
自分にはこういうプライベートな事を喋る友達が一人もいないので、まあどんな米でも聞いてくれる人がいてくれて嬉しい。
せどり行為を疑われたという米が上位にあり、かつ、せどり行為なるものがよく解らないので、
せどり行為をググってみた。つまりは転売のようなものだろうか。
ただそれは考えにくいかなと思う。
なぜなら店舗内で自分がいた場所の内訳は、新譜と思われるコーナー6割、新品と思われるコーナー3割、中古と思われるコーナー1割程度だったからだ。
そしてこれは自分の主観だが自分がまだ中古のコーナーには行かず、
新譜のコーナーにいた段階から、何か店長の視線から怒気のようなものを感じ取っていた。
また確かに※で指摘されているようにあの動画内では、レポーターが試聴機を使って試聴をしていたのを覚えている。
ただ僕はあの試聴機は番組のために特別に用意されていたものだと思っていたし、そもそもカセットテープはCDやデジタル音源と違って痛みやすい。
であるので、カセットテープで試聴するのは悪いから、ネット試聴しようと思い、そうしていたのだ。(そしたら怒られた)
つか、そんなに容易に特定が可能なのか。ちょっとこのエントリーヤバいかな・・・
またカセットテープへの愛が感じられない、せどり行為を見破られた腹いせだ、という※も頂いた。
そもそもせどり行為が何なのかも知らなかったし、そんな事をするつもりもなかった。
そして確かにまだカセットテープへの愛は薄いかもしれない。ただし音楽への愛は強く、今まで多分1500枚ぐらいの音楽アルバムを聴いているし、
デジタルオーディオだが、◯十万のバカデカいスピーカーで音楽を聴き、それを使って防音マンションを借りて製作している。
特に金があるわけでもないのにだ。
音楽さえ愛していなければ、多分自分の仕事に自分の資源をより注ぎ込めて、
社会的地位も今より高かったろうと思うし、より単純で、もしかしたらより幸せな人生を送れたかもしれない、とも思っている。
自分はデジタル音源の勉強をしていたのだが、デジタル音源の事を知れば知るほど、アナログレコードやカセットテープが魅力的に思えた。
というのもデジタル音源の音の波形を拡大してみると、どうしてもその波形はカクカクとして階段状になる。
反対にアナログレコードやカセットテープの波形は峠のカーブのように滑らかだ。その分、音に温もりがあり、柔らかである、と思っている。
アナログのこういう強みを知っているせいか、自分の好きなアーティストはテープを使った音作りをしたりしている。
代表的なものを挙げると、Boards of CanadaのThe Campfire Headphase、Aphex TwinのSelected Ambient Worksなどだ。
(他にももっと良いものがあるのだが、マイナー過ぎて特定が怖いので挙げるのをやめておく)
おまけに、自分が知る限りでは2010年代ぐらいに入ってから、アメリカの音楽オタク達はカセットで音楽を聴いているという。
で、ここ5年ぐらいずっと憧れを持っていて、せめて、カセットテープデビューだけはしておこうと思い、
店を訪れたのだが、まあこんなデビューになってしまい、ちょい残念。
更に追記↓:
前回、何故横にしたと突っ込まれたので縦方向に改訂・キズナアイ騒動以降の交戦について増補しました
追記:足りないネタは追記していきます。割と端折ってしまってるところもあるので、解説・概要的なのはもう少し必要かも知れない。
人工知能学会の表紙は女性蔑視? https://togetter.com/li/607736
「碧志摩メグ」炎上問題(三重県志摩市)まとめ一覧 https://togetter.com/li/873570
日本版『女子高生探偵シャーロット・ホームズ』の表紙に対する一部の批判 https://togetter.com/li/1024743
駅乃みちか問題まとめ https://anond.hatelabo.jp/20161018105236
「ゆらぎ荘の幽奈さん」(週刊少年ジャンプNo.31 巻頭カラー)炎上問題/まとめのまとめ https://togetter.com/li/1127474
ポリコレ物語の結末 https://togetter.com/li/1145999
フェミ「プリキュア抱き枕が問題ないとする人はディズニーのキャラクターで抱き枕作っても問題ないのか!」https://togetter.com/li/1281640
【またお前らか】『なんでここに先生が!?』のブースのツイートに、いつもの連中がイチャモン付けに来た。https://togetter.com/li/1331836
この興奮は超ーーーーーーーーー久しぶりで、結構ドキドキした!!!!
昔はこういうの割とよくあったのに最近はほとんど見かけなくなっちゃったからなあ
最初見つけたとき値段下がった再販版かなんかかなと思って一応ネットで調べちゃったわ
平積みじゃなくて棚に刺さってたから背表紙だけでわかる人にしかわからなかったからこれまで無事だったんだろうな
直前買い取りコーナーでとあるものを査定出そうとしたら古くて買い取れませんって言われてちょっとむかついてたからウサはらせた感じ
宝くじ1万円分連番で買ったのが当たったような感じだわ
フリマ奥ならもうちょい高く売れるかな
中身も興味なくもなかった本だからさっそく開けてなかみようかなー
わくわくふんふふーん
先日、関ケ原を読んだ。2017年の夏、渋谷の本屋で映画化されたタイミングで平積みされていたところ興味を惹かれたので手に取ったのだった。
うちは買った本で部屋が傾きそうな状態がずっと続いているので、紙の本を買うときには捨てる時のことを考えて、遠からず捨てることになるのだと納得したうえで買うようにしている。電子書籍であれば場所を取らないので良い。Kindle版が出ていたのでそちらを買った。渋谷の本屋さんでは雑誌を買った。
買った後、しばらく読まずに放っておいた。他に読むべき本がいくつかあったので。1年以上そのままだったかな。先日、ふと買っていたことを思い出して読み始めた。面白くて驚いた。司馬遼太郎ってこんなに面白かったのか。
むかし読んだ竜馬がゆくとか、坂の上の雲はたしかに面白かったが、ここまで洞察に富んだ文章を積み重ねるような作家だったのか、と驚いた。知らなかった。認識できていなかったのだ。
自分が問題だったのだ。受け止められなかったのだ司馬遼太郎の洞察を。40も半ばを過ぎ、この歳になって初めてそれを味わえるようになったということなのだろう。
徳川家康の悪党っぷりが素敵である。魅力たっぷりの悪党である。今は続編といえる城塞を読んでいる。小幡勘兵衛が良い味を出している。真田幸村がものすごく格好良い。下巻に入った。いや面白いなあ。
何をしても満ち足りないのだと彼は言った、峯田みたいなことを言ってんじゃねぇ、と思った。
俺が獲れなかった賞を取り、大金をもらい、そうだ、最初から才能に満ち溢れていた、ずっとずっと羨ましくて悔しかった。
昔からは考えられないほど彼の周りには人が沢山いて、みんなが彼に媚を売っている、きっと恋人だってすぐ出来るだろう、彼は金持ちになったのだし。彼の作品を至るところで見かける、絶対にあるだろうと思う場所を避けて暮らしても、ラジオやテレビ、挙句は雑談で耳に入る。本屋で彼のインタビューが載った雑誌が平積みされており、裏返して帰った。ここも侵食されてるのか。
なのに「足りない」と彼は言った。
ずっとずっと満ち足りないのだと、ずっとずっと苦しいのだと、何をしていてもどこにいても誰といてもずっと苦しい、制作している間だけ、それから解放される、だから作るしかないのだ、と。
そうか、俺と彼の違いはそこだったのか、ふざけるな、俺は、俺ほど、それを、そのことを好きなやつはこの世にいないだろうと思っていたのに、もう、感情が死んでて何を言いたいのかも分からん。あんなにずっと自分の中にあった嫉妬心や焦燥感、眠れないほどの悔しさは全部どこかへ行ってしまった、返してほしい、あんなに要らなかったのに、今は取り戻したくて仕方ない。「勝てない」「何をしても勝てない」気づいた瞬間全ての感情が死んだ。
俺はお前みたいに、そこまで制作に人生をかけることはできない、やっとそれだけ口に出したら、彼は「羨ましい」と言った。
もう死んでしまいたい。
何もかも手に入れて、俺が、ずっと昔から、そこまで行ったら幸せだろうと憧れていた場所に辿り着いたくせに、彼はずっとつまらなそうな顔をしている、満ち足りないのだと、寂しいのだと涙を流している。
俺をここまで叩き潰したのだ、幸せでいてもらわないと困る。
幸せだ、幸せだ、何もかも最高で満ち足りている、と見せつけてほしい。そしたら死ぬ。
俺が目指していた場所で今日も、空っぽのまま彼は制作し続けている、俺は、唯一のエネルギーだった嫉妬心や焦燥感を失い、何もする気が起きず、ずっと家で転がっている。
どうか幸せになってくれ。