はてなキーワード: Boards of Canadaとは
最近、YouTubeなどで話題になっている某カセットテープ・アナログ専門店に行ってみた。
とりあえず面白そうなカセットが平積みされていて、紹介されていたので、そのアーティストと音源をググりながら、
ネットで試聴していたら、いきなり店長と思わしき人から声かけられた。
自分「いえ、持ってないです」
店長「さっきからスマホでメモってネットで検索しているんですか?」
店長「あのね、そういう事やるならウチに来ないで欲しいんですよ」
店長「店に来て、情報だけ取って帰る、こういうのを情報の万引きというんですよ」
え、そんなのあるのか、と驚きつつ、まあとりあえずさっき聴いて気に入ったカセットを買って帰るか、
店長「無理して買って貰わないでいいんですよ」
自分「いや、そういうわけでなく、ただ気に入ったから買おうとしただけなんですけれど」
店長「そもそもカセットプレイヤー無くてどうやって聴くんですか」
実際その店でカセットプレイヤー買って聴きながら帰ろうと思っていたのだが、
そこに置いてあるものは全てヴィンテージものっぽく2〜3万円ぐらいするのだった。
だからネットにある3〜4000円ぐらいのものを買おうと思ったのだ。
そして店長は2〜3秒ぐらいレジの前にいる自分の存在を無視していたので、
自分「えっと、買えないんですか?」と聞いた。
店長「あのやっていた行為はね、情報の万引きと言ってこの業界では問題視されているんですよ」
店長「そういうの他でもやらない方がいいですよ」
そこでやり取りは終わり、会計をさっさと済ませ、颯爽とその店から出た。
さて、本題に入ろう。このやり取りを経て、少しこの店の事を調べた上で、自分が思ったのは、
1.なぜこの店はオンラインで商品を売っているのにも関わらず、直接店舗に行って、紹介されている音源をネットでチェックして試聴する行為を禁止するのか
2.もし情報の万引きとやらが一般的なオフラインの音源小売店で禁止されているのならば、音源の小売店にわざわざ足を運ぶ意義は何なのか
という事である。
1について:店を出てから調べた所、この店はオンラインでも音源を紹介して売っている事を知った。つまり人々はその音源をネットで検索し、試聴した上で気に入ったら購入する、気に入らなければ購入しない、あるいはその音源の情報だけ得て、音楽ストリーミングサイトで聴く、といった選択肢がある。ユーザーのそうした行為は、店長がどうのこうの言った所で、止められるものではない。つまり、よほど特殊なシステムをサイトを埋め込まない限り、オンラインで音源を売るという行為自体、店長の言う所の情報の万引きを、店長は許容している事になる。なのになぜオフラインではその情報の万引きとやらを注意するのかが、自分には謎である。
2について:オンライン上では1についてで述べたように、ユーザーは試聴してから購入する、または購入せずに音楽ストリーミングサイトで聴くという選択肢がある。では、もしオフライン店舗で情報の万引きとやらを禁止した場合、オフラインの店舗に訪れる理由は何なのだろう、と思う。そこには気になる音源を試聴してから購入するという選択肢は無く、気になる音源があったら買って聴くという福袋を買うような購入方法、あるいは、その情報をメモを使わず頭の中にインプットして、店から出て、ネット検索して試聴して購入の判断をするという極めて不便な選択肢しか取れない。だったらオフライン店舗に行く理由は何なのか?そこがすごくいい雰囲気の店であるのならば、そこに店を運ぶ理由は解らなくはないが、大体の場合は合理的な買い物ができるオンラインの方がメリットは断然大きいのではないか。
3について:もし自分のした行為が情報の万引きに類するものであるならば、自分は他の店でも情報の万引きをしている事になる。家電量販店で気に入った家電をメモし、ネットで検索し、ネットで明らかに安いところであれば、ネットで買う、例えば保証などの点でリアルの店舗で買うメリットが大きかったり、店員さんに案内してくれた感謝の意を示したいと思った時はその場で買う。自分は前者の行為をそれなりの頻度で行う。店長の言うところの「この業界」は「音源小売店業界」なのだろうが、それが問題だというのならば、それは小売店業界全体の問題になるのではないだろうか。
なんかモヤモヤしたので、パッとタブレット端末に書き綴ってしまった。計画では今頃カセットテープとプレイヤーを買って、ルンルンと散歩しながら帰っている予定だったのに、何だかモヤモヤとした半日になってしまったな。
追記:
気晴らしに、通りがかったイングリッシュパブでラグビーのワールドカップの決勝、南アフリカvsイングランドを人混みに紛れながら観た後、
一人でラーメン屋行って、タブレット開いたら、皆さんからの※が沢山来ていて驚いている。
自分にはこういうプライベートな事を喋る友達が一人もいないので、まあどんな米でも聞いてくれる人がいてくれて嬉しい。
せどり行為を疑われたという米が上位にあり、かつ、せどり行為なるものがよく解らないので、
せどり行為をググってみた。つまりは転売のようなものだろうか。
ただそれは考えにくいかなと思う。
なぜなら店舗内で自分がいた場所の内訳は、新譜と思われるコーナー6割、新品と思われるコーナー3割、中古と思われるコーナー1割程度だったからだ。
そしてこれは自分の主観だが自分がまだ中古のコーナーには行かず、
新譜のコーナーにいた段階から、何か店長の視線から怒気のようなものを感じ取っていた。
また確かに※で指摘されているようにあの動画内では、レポーターが試聴機を使って試聴をしていたのを覚えている。
ただ僕はあの試聴機は番組のために特別に用意されていたものだと思っていたし、そもそもカセットテープはCDやデジタル音源と違って痛みやすい。
であるので、カセットテープで試聴するのは悪いから、ネット試聴しようと思い、そうしていたのだ。(そしたら怒られた)
つか、そんなに容易に特定が可能なのか。ちょっとこのエントリーヤバいかな・・・
またカセットテープへの愛が感じられない、せどり行為を見破られた腹いせだ、という※も頂いた。
そもそもせどり行為が何なのかも知らなかったし、そんな事をするつもりもなかった。
そして確かにまだカセットテープへの愛は薄いかもしれない。ただし音楽への愛は強く、今まで多分1500枚ぐらいの音楽アルバムを聴いているし、
デジタルオーディオだが、◯十万のバカデカいスピーカーで音楽を聴き、それを使って防音マンションを借りて製作している。
特に金があるわけでもないのにだ。
音楽さえ愛していなければ、多分自分の仕事に自分の資源をより注ぎ込めて、
社会的地位も今より高かったろうと思うし、より単純で、もしかしたらより幸せな人生を送れたかもしれない、とも思っている。
自分はデジタル音源の勉強をしていたのだが、デジタル音源の事を知れば知るほど、アナログレコードやカセットテープが魅力的に思えた。
というのもデジタル音源の音の波形を拡大してみると、どうしてもその波形はカクカクとして階段状になる。
反対にアナログレコードやカセットテープの波形は峠のカーブのように滑らかだ。その分、音に温もりがあり、柔らかである、と思っている。
アナログのこういう強みを知っているせいか、自分の好きなアーティストはテープを使った音作りをしたりしている。
代表的なものを挙げると、Boards of CanadaのThe Campfire Headphase、Aphex TwinのSelected Ambient Worksなどだ。
(他にももっと良いものがあるのだが、マイナー過ぎて特定が怖いので挙げるのをやめておく)
おまけに、自分が知る限りでは2010年代ぐらいに入ってから、アメリカの音楽オタク達はカセットで音楽を聴いているという。
で、ここ5年ぐらいずっと憧れを持っていて、せめて、カセットテープデビューだけはしておこうと思い、
店を訪れたのだが、まあこんなデビューになってしまい、ちょい残念。
更に追記↓:
クラシック; バッハ, マーラー ,ワーグナー,モーツァルト J POP: Mr.Children、サザンオールスターズ
R&B: Mary J Blige、Chris Brown、Aaliyah アンビエント: Brian Eno Tangerine Dream
エレクトロニカ: Fennesz、boards of canada ブルース: Jimi Hendrix B.B.king
カントリー: Hank Williams、Johnny Cash ゲームBGM: MOTHERシリーズ、テトリス、東方
サイケ: 1200Mics、Boredoms ジャズ: Bill Evans、John Coltrane 、Miles Davis
ポケモン; 初代のラストのライバル戦BGM ファンク: Sly、JB、the new master sounds
ブレイクコア; XANOPTICON, Jason Forrest,kid606 スカ: スカパラ, Specials、The Skatalites
ダブ :Lee "Scratch" Perry、King Tubby テクノ: Jeff mills、Derrick May,Orbital
トランス: Tiesto、Paul van Dyk、Goa Gil ニューウェーブ: XTC、Depeche Mode 、New Order
フォーク: Simon & Garfunkel さだまさし プログレ: Yes、EL&P King Crimson, pink floyd
ニューエイジ: Enya、zabadak ハードコア: Bad Brains、Suicidal Tendencies,
ハウス: Masters At Work、Daft Punk、Deep Dish パンク: Sex Pistols CLASH , iggy pop, あぶらだこ, スターリン
ヒップホップ: 2pac、Nas、de la soul, JURASSIC 5 オルタナ: Nirvana Sonic Youth, Pearl JAM
フュージョン: Weather Report Brecker Brothers パフューム; 断然のっち
ジブリ; 君を乗せて, 風になる, 心オナニー ロキノン; BUMP OF CHICKEN, RADWIMPS, 相対性理論
ポストロック: Mogwai、65dos miceparade メタル: Iron Maiden、Megadeth、Slipknot
メロコア: Green Day、Blink-182 ハイスタ レゲエ: Bob Marley 卍ライン
ノイズ; ノイバウテン、灰野 レアグルーヴ; The Wooden Glass 和田アキ子
エレクトロ; justice,Boys Noize ドラムンベース; 4Hero , Makoto、kabuki
ロック: The Beatles、Led Zeppelin、Queen、Rolling Stones 演歌: 氷川きよし, 北島三郎, ジェロ
現代音楽; ライヒ、クセナキス ジョンケージ グラス トリップホップ; Massive Attack, Portishead
V系; hide、黒夢、ガゼット, dir en grey ソウル: Stevie Wonder、 Marvin Gaye