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2016-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20160307015934

アパート管理人みたいなもの

片手間でそれなりに儲かる副収入としてのビジネスモデル

というイメージから興味持ってる人が多いと思う

2016-03-06

お金の流れの話が、どうも苦手だ

大学卒業して間もない頃、とある友人が「早く起業したい。いつもビジネスモデルのことばっかり考えてる」と言っていた。

どんなことを考えてるかわからなかったのでスルーしてたが、社会人として7~8年経った今でも、よくわからない。

何にどれくらいの需要があって、どれくらいの価格なら市場で受け入れられるのかが見えれば、採算がとれる方法計算ができることまでは想像つくけど、その需要とか市場価格やらがイメージできない。

なぜイメージできないのか考えた。おそらく、自分消費者目線でも成熟しきれてないからな気がする。

「本気でお金に困った」経験がない。というより、そういう消費の仕方をしてない。

物欲もあまりないし、物を買うのに価格交渉したり調べたりよりは、明らかに安く売られてるもの妥協するタイプあんまり新しいものには手を出さない。

その辺の人の心理も分からないから費用対効果もよくわからない。

まり世間金銭感覚がよくわからない」ってことなんだろうなと思う。

2016-03-05

ブログ業界説明するマネーショート

ブログ業界には明確に3つのランクがある



ひとつ目はAランク

ブログ飯は最初こそまっとうな記事書いてまっとうな情報提供してればそれで飯食えるよという話だった。こいつらはA~AAA物件だ。こいつらはちゃんと実力があるから破綻する可能性はない。こいつらが儲ける分には何の問題もない。それ相応の価値提供してるからな。




ふたつ目はBランク

だが、それができるやつはそんなにいない。

3000人もいれば十分だろう。

それ以上は情報の焼き直しに成るに決まってるんだよ。

なんのために雑誌やらWebメディア媒体があると思ってるんだ。

雑誌でさえ情報かぶりまくりなんだぞ。

こいつらはBランク債権だな。


そして最後にCランク

だがまだ被ってでもいいから有用情報を出そうってならわかる。今のブログ飯のクソどもはもうそれすらまともに出来ないやつらで溢れかえってる。

人数が増えすぎたんだ。

書くものがないのにセミナーサロンに参加すればお金が儲かるかもしれない、という願望を抱いて参加する人間が増えてきた。こいつらはゴミ債権だ。

からなければすぐにブログをやめるし実際儲ける力もない。

こいつらは格付けをするのもおこがましいゴミだが一応Cランク債権

単体では誰も見向きもしない、買い手などつくはずもないものだ。




ところが悪魔的な人間がいて、こういうクズもまとめて合成することでAAA債権だと、夢があって稼げる方法だよと主張して売り歩こうとしている。

まり詐欺商品だな。 

これがCDOだ。


この詐欺商品をそういうものだと知りながら売り歩いているのが、ドイツ銀行であったりメリルリンチGSなどだった。 

ブログ業界で言えばnoteブログ飯を煽ってるクソどもだな。トマトちゅうはあ証券


今のブログ業界は「俺がこんだけ儲かってる」というのを売りにして情弱のやつをはめ込むためならどんなことだって利用するクソみたいな人間ばかりに成ってる段階だ。

だいたいこういう人間はBランク崩れの人間がここに該当する。マネーショートでも、CDOを売ってるやつらは本来証券会社無能と干されていた人間たちだ。その愚かさで下品な様子は映画でよく表現されている。

いちいち他人を煽ったりサロンを開かなくても食っていけるAAAランク人間CDOなんて売らない。 自分価値がある、競争力のあるコンテンツを書きつづけられない、ブロガーとして頭抜けられないクズからCDOなんて商品を売るようになったのだ。

ブログ業界参加者が増えすぎた。

その結果すでに何かの価値提供して対価を受け取る、というビジネスモデルがすでに崩壊している。

CDOという悪魔商品の開発によって、悪貨が良貨を駆逐した。マルチ商法と同じで、あるいはサブプライムローンと同じ。「本当に可能かどうかわからない将来の儲け」を売る方が簡単で遥かに儲かるようになった。

情弱に向けて金の儲け方そのものを売るやつこそが一番儲かる人間、つまり正義になった。


こうなるともう歯止めがかからない。続いてそのCDOの仕組みもわからない奴がまた「ブログ飯」を売るようになった。キャンピングカー欲しいマンケンタッキー・フライド・チキン好きそうな名前のやつなどがそうだ。

この連中はもはやブログ飯というCDOの内情すら理解していない。ただ「ブログ飯」を売って儲け、「ブログ飯」が儲かるということを喧伝するだけのアホである。欲の皮だけは突っ張っているかバブルの中身を精査せずただそれに愚直に乗っかった奴らだ。引き際さえ間違えなければ賢いと言えるが名前出して大丈夫かこいつら。

この業界人間は、本来ブログ飯が何をしていたか覚えてないしその現状がどうなっているかを見ていない。どこまでも「ブログ飯」業界の参入者が増え、そいつらが金を払うからそいつらに対してCDOを、さらにその上の複合CDOを、さらにまたその上のCDO-CDOを売れば良いと思っている。

ブログ飯」のような詐欺商品にひっかかるのは、自分たちがCランク以下の債権を掴まされているにもかかわらず、売り手のウリ文句を素直に信じてAランク債権を買っているつもりなるバカだ。そういう人間は、自分がまだCランクにすらなれていないのに、元Bランク程度にしかなれなかったバイヤーに騙されて、ろくに努力をしなくともAAAランク売れっ子ブロガーになれると信じている。救いようがないバカなので、さっさと持ち金と時間を食いつぶして死ねばいい。


リーマン・ショック直前は、そうした「住宅無限の値上がり」を信じた結果、無職人間が4000万相当の家を変動金利のローンで買うという狂気の沙汰が、ほとんど審査なしで実現するところまでになっていた。完全なバブルだった。

さて、ブログ飯もまたこれからバブルを迎えるだろう。note価格はどこまで上がるだろうね?かつての情報商材屋のように、39800円のネタが溢れかえるか、それともただ「頑張って我が社のCDOを売りましょう。中身?そんなことはどうでもいいのです。とにかくこれを売れば儲かります」という話しかしない中身のスッカスカなセミナー20万の金を払うカモが出てくるか。どこまで行くか楽しみである

もちろん売ってる奴はもちろんのこと、そこに金をつぎ込む愚か者自業自得から皆まとめて死んでしまうがいい。


大変馬鹿げた話ではあるが、そういう仕組みがわから自分だけは儲かると信じたいだけ情弱がいる間は彼らは儲かり続ける。仕組みが馬鹿げているし、参加者バカなのだから実態破綻していてもしばらくは上がり続ける。たとえ儲からなくてトマト死ねだとかうまログ滅びろとか言い出すやつが出始めてもまだ儲かる


マネーショートにおいては

実態崩壊していると気づいた主人公の一人がMBSモーゲージバンクセキュリティ)に対する空売りとしてCDSイケダハヤト破綻にかける保険商品)の購入を始めたのは2006年末だ。バウムが質の悪いCDOに対して空売りを始めたのは2007年3月頃。二人の若者がついに、最も有料なCDOAAAトランシェ部分にまで空売りを入れたのはさらにその後だった。

そして、サブプライムローンの焦げ付き率5%越えがニュースになり始めたのはリーマン・ショックの1年以上前2007年7月。この時点でもう実態はすでに破綻状態であったにもかかわらずスタンダード&プアーズもムーディースも東京消耗に対する格付けはずっとAAAに保ち続け、MBS価格も上がり続けた。

もちろんそれからもまだまだ「ブログ飯」という名のCDO価格は上がり続けた。たとえトマト弟子収入が一向に増えないのを目の当たりにしても、何も考えてないアホはサロンに高い金を出して入会したし、noteに金を惜しみもなくつぎ込み続けた。そしてやはり儲からなかった。儲かっても月5万を越える人間がいなかった。

まだまじめにクラウドワークスでもやったほうがマシじゃねえの?(煽り






もちろんいつまでもごまかし続けられるものではない。

マネーショート映画には描かれてないが、ついに住宅市場価格が高止まりするどころか受注が取れなくなるという実態が明らかになり始める。株式市場上場している企業決算において深刻な下方修正を出すようになった時に、ようやくみんな気づいた。

もう、バブルは終わりだと。

みんなが気づいたら祭りは終わりだ。その瞬間から買い一辺倒だった流れは逆流する。全力で売りが殺到する。

そんな下落が見えてきたのは2008年1月に入ってからだった。

ここから更に粘りに粘って、ベア・スターンズ破綻したのは8月リーマン破綻したのは9月15日

そしてリーマン・ショック最終章ダウ平均株価が1ヶ月で30%以上ダウンするという悲劇が起きたのは10月になってからだった。

おそらくnoteにおける情報商材ビジネスもあと2年後にはそうなるだろう。




ここから我々が学ぶべき教訓は2つだ。

ゴミ掃除されるまでには3年近い時間がかかる。

だが、詐欺は一時は栄えても決して最後まで生き延びることはない

2016-02-21

ファックスパソコンから出力できる機能をつけてくれないかな

いつも電源つけっぱなしだからたまにしか使わなくてもさっと出力できるし。

感熱紙だからインクのこととか気にしなくていいし。

以前感熱紙のプリンタを探したことがあるんだけど、今どき感熱紙のプリンタなんてなかなかなくて、あってもすごい高価なんだよね。

プリンタが安いのは高いインクで元をとるビジネスモデルって話だからインクのない感熱紙プリンタは高くても仕方ないのかなって思ったけどよく考えたら、ファックスは一万円以下で売ってたりするじゃん。

いろいろ工夫すれば、今でもパソコンからファックスに出力できるんだろうけど、普通プリンタみたいに、パソコンが簡単に認識してすぐ印刷できるようにしてほしい。

2016-02-15

隣の芝生は青い。

一昔前に流行ったエンジニアの主張を思い出します。

データベース構築よりひとつ上にある簡単な仕事ビジネスモデル設計を一度されてみたらどうでしょうか?不満はなくなるかもしれません。

そして、もう一つ上にある簡単なマネジメント層を目指されてはどうでしょうか?もしくは起業されてはどうでしょうか?

起業家を目指しましょう。すると、広く大きな世界が見えてきますよ。

偉い人のバックグラウンドも元は技術者だったかもしれませんし、

あなたも偉い人になると同じようになるかもしれません。

経営を舐めていますが、上がれば上がるほど重責であることが、ようやく分かります技術難易度だけでなく、お金の事を考えること、

リスク責任も考えること、社員集め、社員生活組織体制、教育モチベーション(人が増えれば管理必要経営者嫌いの社員もいます現代ダイバーシティ技術者以外の人間との共同が必要です)、法律倫理理念哲学組織風土文化,デザイン戦略戦術,スケジュールコアコンピタンス,

様々な文化の異なる周囲へのプレゼン説明、説得、

競合他者の事(技術ビジネスモデル両面から)、顧客の事や、市場を読む、未来を読む(感覚感情世界技術のように正解はない)

クレーム対応

時代は動いていますIT業界なら耳タコでしょうがドックイヤーですよね。技術はすぐに陳腐します。どうやって戦略たてますか?


事業の肝となるサービス価値の向上、

(既存仕事をただ機械におき直しただけのビジネスモデルは今の時代流行りませんよ。)

サービスを売り込む営業広報価値ゼロイチで発想するという事も考えていきましょう。

最近大衆(人々)はルサンチマン些細なことでキレやすガラスハートなので、一文字文字言葉にも気を付けてください。細部に気を付けてください。プチって死にますから

笑いもとってください。ビジュアルも良くしてください。皆のメンタルケアカウンセリングもしてください。みんなの将来を考えてください。人生の丸ごと責任をとってください。

その上責任者は何を言ってもみんなのサンドバックになってください。みんなのストレスも解消してください。

人災を考えましょう。自身の身の危険も考えてください。

大衆想像を超絶に絶する幼稚さです。

もっと関わる業界の事を知りましょう。世界を知りましょう。でないと会社はつぶれますよ。

スキル知識には、広さだけでなく深さはありますか?縦と横、ジャネラルかつスペシャルですか?2つのバランスを崩せば会社つぶれますよ。

他にも、未知の問題は山ほど降ってきますし、

零細と大組織では当然ですが課題も異なります。どちらも大変ですが、大組織も元は零細です。

誤字脱字チェックだけの上層部はいません。ファンタジーです。いたとしてもマクロ視野でチェックして、そこから判断します。

マクロになればなるほど複雑です。様々な人・モノ・金・情報死角はないでしょうか?

そして組織構成する各部署へ指示を考えます。次にどう動かなくてはいけないのか?組織が大きくなればこれだけで激務です。そしてもし

死角があれば、判断を謝り借金を抱えます

多くの資料に目を通しています。一日に読む書類の量、情報インプット量はどれぐらいでしょうか?

とまあ、

上記は、今思い付いただけなので、まだ半分ぐらいかもしれません。

こうした元増田投稿を信じた大衆が、憎っくき経営者!!!!!と毎日流行ってましたね。

人の仕事は見えないものですが、それが見えれば上手く立ち回れます事業の要であれば高給になっていきますよ。

http://anond.hatelabo.jp/20160214220715

2016-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20160212150402

http://anond.hatelabo.jp/20160208202757

を書いている増田です。

なるほどなるほど。こういう仕組みだったのか、と納得しました。

自分が金を貸している風俗嬢レースクイーンではないようですが、ビジネスモデルはほぼ同じなんでしょうね。

ゴーリキーすらいないポケモンセンターはなかなか大変でしょうねぇ、

2016-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20160211183612

はてな場合継続性に疑問符のあるビジネスモデルってのが俺が一番気になるところだな。任天堂向けの売上、利益大きいけどずっと続くワケじゃないし、それ以外にどれぐらいあるかって…これだけ使っておいていうのもなんだけど。

2016-01-26

SIer批判してWeb系の会社に行くやつなんなの?

SIerに対する批判って、組織体質だったり技術に対するものほとんどだけど、

業界ビジネスモデルに対する批判はあまり見かけない。

なんでそういう批判の仕方してるのに、業界ビジネスモデルも違うWeb系に行っちゃうのさ?

2016-01-23

SIはやめておけ

20代の数年間SIで働いた。1年以上前退職して今は別業界にいる。

今日、Evernoteを整理していたら「退職理由、SIの嫌な点」というメモが発掘された。退職直前のかなりストレスがたまっていた時期に書き殴った文章だった。学生の頃の私は絵を書いたりしていて、ものづくり暮らしたいな〜などと思って始めたプログラミングが楽しかったので安易に受託開発業を選んでしまったが、その後悔が如実に表れていた。

一部自分でも覚えていない話もあったがコンテンツとしては面白かったし、今でもシステムインテグレーター業界で消耗する若者を減らしたいとは思うので公開してみる。

以下、同メモに加筆・修正したものなのでファンタジーだと思って読んでくれ。

工数至上主義

受注した時点で売上がおよそ確定するので、後はその予定工数に収めて納品できれば御の字という考え方。よくある話だが、見積おかしくても顧客と対等な関係が築けていないから追加請求もできない。時間(工数)をかければ良い成果物ができるかもしれないがそれを説明して顧客に嫌な顔をされたくないから、限られた工数の中での最善を尽くす。最善を尽くす、聞こえは良いが要は手を抜く。

まり、どう頑張っても売上は同じなのだから、良いもの価値を生むものを作ろうと考えない人が多い。社内で開発者と呼ばれる人間もそうだし、マネジメント層はそういうものづくり志向を持った人をリスク扱いすることもある。

これが諸問題の根源で、いかに述べるような組織プロジェクトが出来上がっていく。

作業効率化しない

マニュアル作業の正確さをかたくなに信じてる人だらけで、ITとは何なんだと考えさせられる。

私は定型作業効率化しようとjsやrubyスクリプトを書いたりしていた。テストデータを開発用DBに突っ込んだり、テキスト処理して整形したり、Excelからコード生成したりするよくあるやつ。

あるとき上司に肩越しに自分作業を覗かれて「何やってるの?」と聞かれ、そういうスクリプトを作ってると答えたら、工数とリスクの話をされた。曰く「そのスクリプト作るのに何日かかるの?工数に乗ってないよね?」「スクリプトテストもちゃんとしないと結果が正しいって保証できなくない?」と。この時はイラッとして「30分でできる数十行のスクリプトだし自分作業工数内で完結する。むしろ工程や別の人でも同じことを再現性できて楽になる」とか真面目に説明してプログラムも見せたが、読もうとはせず(読めないので)1時間無駄にした。

技術力いらない

前述したようなビジネスモデルから営業力と、予定工数で無難プロジェクトを終えるマネジメント力が大事。IT企業だが開発者は自社で持たない。不況の時に待機コストが発生するリスクがあるし、自社で抱えるより単価の安い開発者人材派遣系の企業や下請けにいっぱいいるから。

社長があるとき社内広報で「技術は買うものだ」と言っていた。文脈で明らかに技術=技術者のことだったので、使い捨ての人売り業と揶揄されていることへの自覚が無いと思う。

そういう人が集まっているor残っている組織なので開発者ほとんどいない。20〜30人ぐらいの課に1人ぐらいの割合でstaticおじさんがちらほらいるぐらい。大体20代からプロジェクトリーダーという立場をやり始め、だんだん大型の案件を扱えるようになっていき、後は出世ゲーム部長お気に入り課長になり、部門長のお気に入り部長になる。その繰り返し。

開発案件でのBP(ビジネスパートナー委託先、派遣下請け比率自分の周りだと1:5ぐらいが多い。プロパー社員一人が5人の開発を仕切る、みたいな形。案件規模によりだいぶ差があると思う。この比率が高い=マネジメント力のある組織と考える会社はこの数字を上げようと必死で、比率の低い組織は評価が下がる。

私は開発が好きだったのでエンジニアとして生きていきたい、というようなことを評価面談の度に伝えているが、その度に会社の目指す方向を説かれてモチベーションが下がる。

意識の低い開発者メンバー

上述の通り、案件で接する開発者基本的に社外の人間なのだが、彼らの技術力と意識の高さにはものすごいばらつきがある。言われたものはなんでもこなせる人、何でこの歳まで技術者やれてるんだと疑う人、このプロジェクトおかしいと良い意味で騒ぐ人、何も意見を言わない人、CっぽくJavaを書く人、人当たりは良いが技術力がいまいちな人、すぐ休む人、バグやミスを隠す人…etc。

まぁ色んな人がいるのはどの業界のどの職種も同じだが問題は質だ。私の主観になるが本当にエンジニアとして尊敬できるレベルの人は1%いるかいないか。というのも、ほとんどの技術者は長年SIやその周辺企業と付き合ってきているので同じ体質に染まっているのだ。顧客が良いといえば良いという態度(この場合顧客は私が所属する企業)、請負場合は工数を超えない範囲で手を抜く姿勢、その他諸々。技術力だけをひたすら磨き続けてきたという人はごく一部だけだったし、そんな人でもGitHubアカウント持ってない・ブログやってない・OSSに貢献したことない、といった具合でクローズド世界で生きている。

そうした技術者とやっていく中で最も厄介なのが教育コストだ。案件のあるなしで人が都度入れ替わり、新しい人が来るたびに同じシステム・技術要素の説明をして何とかやる気が出るようモチベートして、というのを繰り返すのに疲れた。私の会社固有の変なルール説明はてきとうにしておいて、私は技術が好きな仲間が欲しかったので今のシステム課題と技術面での改善や展望をよく話す。が、あまり食いつかれることはない。これは私の問題だが、そうした期待と落胆のループ疲弊の一因だ。

static BP

ある時、一つの課に6年近くいるというBPと一緒に仕事をする機会があった。その課にはプロパー技術者が長いことおらず、彼がその課の技術的中心を担っているという話だった。抜けられると途端に色んなものが崩壊するからという理由で、その人の派遣元にはかなり高額の単価を支払っていたと聞いた。課員が口をそろえて「あの人はすごい」「何でもできる」というので初めはかなり期待していた。

だが、拍子抜けした。あまりにも仕事が雑なのだコミットされたコードはTODOコメントだらけだし、バグがあまりにも多かった。一度も実行されずにコミットされ、他の人がチェックアウトした時点で判明したバグなんかもあった。それでも声が大きく、プロパーが技術を知らないのをいいことに自分ブランディングに完全に成功していた。客先にも顔を出し、信頼を得ているらしかった。「自分は設計が得意でテスト以降の工程には興味が無い」と言っていた。確かに彼が関わった各システムには独特の概念が埋め込まれた設計があったが、その複雑な設計は保守性が低く、他の開発者が触ると容易にバグを引き起こしていた。

また、彼はJavaの有名なフレームワークであるStruts拡張したいわゆるオレオレフレームワークを開発しており、それの出来は悪くなかったと思う。そのフレームワークに欠けているものをうまく補うような形になっていた。だがフレームワークバージョンを上げると壊れるというのが残念な点で負債になりかけていた。

私は異動したが、彼は今でもそこにいると聞いた。

技術の話

テストコード書けない

(最低限のものしか作らないから)安くて早い!という触れ込みで売っているので、テストの工数が異常に少ないことも多い。特にテストコードを書くなんてもってのほか。そういう世界でやってきた人ばかりなので、30や40超えたマネジメント側は「テストコードって何?」状態だ。大型の改修案件が来た時にはコア機能だけでもテストを書いていこうと見積段階から社内で提案したが「顧客に『そんなメリットあるなら何で今までのプロジェクトではやってないの?』って問われるから絶対言うなよ」と拒否された。

保守案件をやっていた頃、時間を捻出してコソコソとテストコードを書いたりしていた。その案件を離れてしばらく後、ある時リポジトリを覗いたら私が書いたテストコードがばっさり消えていて驚いた。コミットログから課内のstaticおじさん的な人が消したとわかったが、そのコミットコメントが「現在使用していないコードを削除」だった。これはもう問う気も失せて何も言えなかった。

リファクタできない

先述したようにテストがそもそもないプロジェクトが基本なのでリファクタできないのだが、たとえテストがあったとしても勝手なリファクタは許されない。ソースコード顧客の持ち物なので同意なしに改変することはいわば契約違反なのだ。たとえ内的品質が向上してコスト削減に繋がるとしても、そのためにお金を支払う顧客はまずいない。

レビューない

私がいたどの案件にもコードレビューがなかった。リーダー開発者数人という構成場合、まず開発者は全員下請けリーダーは技術の心得がない場合が多い。そうなると彼らの成果物の良し悪しを図るのは目に見えるシステム挙動実施されたテスト結果のExcel報告書だけになる。これが非常に非効率で、少しコードを読めばわかる明らかなバグや仕様理解齟齬が頻発していた。特に入試験と呼ばれるリリース直前の顧客側での最終確認や本番稼働中におけるhotfixは全機能をきちんとテストせずにデプロイされることが多く、そのhotfixがさらなるバグを引き起こしたりもしていた。

そもそもテストを書けという話だがテストが無いプロジェクトに足すのはかなり大変なので、レビューサイクルをきちんと回すだけでもかなり変わる。実際、私が入った案件ではすべてのコミットに目を通すようにし、明らかな問題は都度指摘することで品質の向上に繋がった。欲を言えば他の開発者にもレビューしてもらいたいが、下請けの彼らの工数を増やすことは嫌がられる。

新規技術試せない

無難プロジェクトをこなすことと新しい技術を試すことの両立こそ技術者の腕の見せどころだと思っているが、ほとんどの場合それは許されなかった。新規にせよ継続にせよ案件を受注する段階で営業マネジメント層と顧客間で「今回は過去に実績のあるこの技術でやります」という契約が結ばれているからだ。その技術(言語フレームワーク)がいかに古く、保守性も将来性もないものだとしても受注できればよいし、その技術のサポート切れか何かの拍子で再度リプレイス案件でも受注できればさらラッキーぐらいの考えでいる。

常に横に倣えのアーキテクチャは私にとって面白くはなかった。

横に倣え

また横に倣えが加速してさらに悪い事に、同じアーキテクチャネットワーク再利用するために既存のサーバに新システム相乗りすればよいという発想も珍しくない。「資産再利用によりコスト削減」という触れ込みだったが、ただでさえスケールしない低スペックオンプレミスサーバ上で複数アプリケーションサーバ運用した結果、予想通り耐障害性が下がった。

また、Oracleライセンスが高いという理由で一つのDBインスタンス上に10数個のシステムが同時稼働しているなんてこともあった。1つのシステムが高負荷なクエリを投げたせいで関連する全システム共倒れになったこともあったがOracleのバグとして報告していた。

static Perlおじさん

新人の頃にOJTでstaticおじさんの下に付いたことがあった。そのとき担当したのはPerlデータ連携用のバッチを書くという開発業務だったのだが、最悪の思い出だ。

まずプログラム構造仕様書というのを書かされた。メソッド単位でのモジュールを全てExcel上に記述し、処理の順番と内容を説明するという謎資料だった。あまりに意味がわからなかったので「UMLのクラス図を書けばよいのですか?」と聞いたら「Perlクラスなんて必要ない。構造プログラミング研修でならってないのか」と返ってきた。「俺が前に書いたPerlバッチがあるから参考にしろ」と言われ、あるリポジトリをチェックアウトして見てみると1ファイル4,000行の.plがいくつか並んでいた。その時の私は何もわかっていなかったのでそういうものかと思ってしまったが後で調べて明らかにおかしいと気づいた。

また、そのプロジェクトのメイン言語Javaで、Eclipseを使っていたのでPerlプラグインを入れてコーディングデバッグをしていたらやめろと言われた。理由は「Eclipse上で動くPerlが信用できない。サクラエディタで書いてプリントデバッグすれば充分だ」と言われた。その時の私は何もわかっていなかったので、プラグイン品質が悪いとかそういう話かと思い「じゃあvimで書きます」と言ったら「サクラエディタしろと言っただろ!」と一喝され、vim vs サクラエディタという史上類を見ないエディタ論争が起きた。

待遇・制度

給与

SI業界の中では高いのかもしれないが決してよくはない。4年目(たぶん25歳)ぐらいで残業込みで年収400万にやっと届いたがそこからほとんど変わっていない。30歳の先輩に聞いたところ「500万前後残業してない場合の月の手取りは未だに20万切ることがある。残業抜きでは新婚生活が厳しい」と言っていた。いわゆる年功序列がきっちりしていてこのまま続けてもしばらくは給与が伸びないということがわかった。

個人での貢献で差がつくのは±10万程度。その程度ならいっそ無くてもいいのでは、と思う。というかそもそも生産性をきちんと評価する制度存在しない。これはどの組織でも難しい問題だと思うが、形骸化した評価制度上司の気に入った人間にS評価を付けているだけならいっそ止めたほうが時間の無駄にならなくてよい。

マシン

会社から貸与されるノートPCは低スペックすぎて開発には使い物にならない。なので開発者基本的デスクトップ使用せざるを得ないのだがこれもメモリ4G、1.2GHz程度で大したマシンでもない。本当に開発する気がない。

組織問題

とにかくクローズド組織

つの間にかどこかで意思決定がされていて、関与する機会がほとんどない。だがほとんどの社員がそれで良いと思ってる。失敗しても自分が決めたことじゃないから上層の責任だ、そう言えるので楽だから

情報共有をしない、というか意図的にしないようにしているとまで感じる。連絡はメール添付ファイルベースで行っているし、共有のファイルサーバなんてのもあったが一部のフォルダ権限を持った人間しか見られない。何で他の部や課が行った過去の見積提案資料自由に見られないんだよ。

ソースコードリポジトリも同様。外部に公開しないのはまだわかるが、プロジェクト外にすら基本は公開していない。別に奪われて困る大した技術もない。

会社が用意した提案資料共有サイトみたいなのもあったが、それに至ってはもっとひどい。課長以上もしくは部長から承認を与えられた者のみ閲覧可能。共有とは。

意思決定の遅さ

どうでもいいことを決めるにも承認や根回しや説得が必要になる。それがプロジェクト利害関係者ならまだわかるものの、まったく関わっていない上長(課長部長、時には部門長)を通さないと進まないという異常さ。

コスト削減

利益率向上のためにコスト削減ということがしきりに言われており、過剰なコスト削減対応生産性の低下を招いている。たとえば顧客に見せる資料以外は白黒で印刷しろ、みたいなルール。色がないために情報が伝わりにくい。というかそもそも印刷せずに各自ノートPCで見ろという話だが、先述したようにノートPCは低スペックすぎるので多くの社員デスクトップを使っている。ITとは。

本当に無駄しか思えない承認・申請フローの煩雑さに加え、使っているシステムの使い勝手も悪く、ひどい日は一日がそうした事務作業で終わる。しかもそのシステムは自社で以前開発したものだというから泣けてくる。こんな作業が定常的に発生するのでいっそ事務員派遣で雇うべきという提案が何度もされたが、課の予算オーバーするから無理だという回答しか返ってこない。

残業削減

表向きは社員健康促進という触れ込みで残業時間削減を全社的に取り組んでいる。残業減らせと声をかけただけでは誰も帰らないので、勤怠システムと入退館管理システム監視し、削減できていない組織や人間評価を下げるようになった。

その結果、サービス残業が復活した。30時間を超えると部長説明しないといけない、50時間を超えるとその上へ…みたいなループ。表向きの残業時間削減・コスト削減としては成功したかもしれないが、社員残業時間を管理するとかい無駄な仕事を増やしたし、管理される社員ストレスサービス残業に繋がったので下策だと思う。

他人残業時間をExcelにまとめる仕事があって、そこに給与が発生してると思うと泣きたい。

そもそも無駄作業や工数至上主義作業効率が悪いから残業しているので、残業が少ない奴が偉いと一斉に舵取りしただけでは生産性をちゃんと評価できていないことに変わりはない。一昔前の残業多い奴は頑張ってて偉い、というのと本質レベルで何も変わっていない。

辞め方

2016-01-18

格安○○○

安いのには理由があって、ビジネスモデルで安く物が作られるやサービス提供されるって事はほとんどなくて

ほとんどの場合は、削りやす人件費が削られる。

低価格サービス安価提供して欲しいのは私も同じだが、提供側として考えるとそれは無理だよね。

2015-12-23

[] おそ松さんビジネスモデルが見えない

深夜アニメ製作から原作者へ渡る金銭はごく僅か。

それでも構わない。

アニメ化によって作品の知名度が上がり原作が売れることによって原作者が潤うから

ってのが深夜アニメビジネスモデルだったと記憶してる。

このパターンで考えるとおそ松さんって赤塚不二夫メリット有るの?

おそ松くん」はリバイバルに頼る必要ないほど知名度高いし。

おそ松さん二次創作書いてる層が原作コミックコンプに走ってるようにも見えない。

パチンコ化に繋げて儲けるのかと一瞬思ったが、既に「CRおそ松くん」有るし。

アニメを題材にしたパチンコ台で男オタを取り込んだように「CRおそ松さん」でも出して

今度は腐女子を取り込んで儲ける算段?

それともアニメ製作者と原作者の取り分の比率一般的深夜アニメとは違ってたりするの?

仮に売春合法化したとしても

「1000円でおっぱいを触らせる」がビジネスモデルとして普通だというのなら、安すぎると思う。

「100円で36Pのストーリー漫画を描く」くらいに安い。

2015-12-15

ダイコン

根本的な解決でないのはわかっているけど。芋ほりとか、ミカン狩りのように大根ほりで、入場料払って手でもっていけるだけいくらでも掘っていいというようなイベントバスツアーなどにもりこビジネスモデルはできないものだろうか。

あとは、ニュース大根豊作のニュースとともに、大根レシピを紹介して消費量を倍増させる努力をすべき。農協もそのくらいのプレスリリース圧力をかけてほしい。

もっと大根以外も良くろれているようだが。

2015-12-12

エンブレムは、デザイナーの腕と関係ない

エンブレム問題デザイナー側の抗議もなんだか…

http://www.itmedia.co.jp/news/spv/1512/11/news127.html

公募マークだけのデザイン

100万円のどこが安いのか理解できない。

20万円の月給の人間からすると5ヶ月分。

5ヶ月間、マーク一つ考えればいいだけだ。

プロデザイナー集団といっているが、

マーケット感覚がない既得権集団になっているのではないか?

採用されれば、オリンピック収益ロイヤリティーをもらえるのは、

それこそ濡れ手に粟。

マーク価値がつくのはあくまでも、オリンピック価値(オリンピックビジネスモデル)であって、デザイナーの腕ではない。(この場合は)

スポーツ経済を回せる仕組みを考えるのも大変だが、

スポーツ選手が一流のショーを提供するから人が集まる。

エンブレムはその恩恵に乗っかっているだけ。

ファッションアクセサリーデザインで、市場から厳しく選ばれるものならプロデザイナーに頼らないといけないけど…。

オリンピックエンブレムに大した市場競争は無い。

思い上がっているのはデザイナーの方で、何か勘違いしているのではないか。

デザイナーが怒るべき時というのは、

自分デザインだったからこそ、売り上げを叩き出したのにかかわらず正当な報酬が支払われないとき

漫画じゃあるまいし、ロイヤリティーよこせってむちゃくちゃ。

マークはこの際、何でも良いと思う。

もめるならオリンピック職員が作ればいいと思う。

それに素人集団プロを越えるデザインをする場合だってある。

デザイン業界が、既得権で成り立っているのかどうか試される。

プロデザイナーなら、もっと別のところで腕を磨き、

人にはできない新たな領域に踏みいって稼げるように進化しないと、

2015-12-03

Amazon整理

なぜ、この人と話をすると楽になるのか 吉田尚記

ジョナサン・アイブ リーアンダー・ケイニ―

なぜ、あの会社は儲かるのか? ビジネスモデル山田 英夫

スティーブ・ジョブズ-偶像復活 ジェフリー・S・ヤング

マーケティング戦争 全米No.1マーケターが教える、勝つための4つの戦術 アル・ライズ

☆「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち (oneテーマ21) 堀田 純司

トップリーダーが学んでいる 「5年後の世界経済」入門 いま知っておくべきこと、やるべきこと 中原 圭介

ヒトラーナチドイツ (講談社現代新書) 石田 勇治

高橋是清井上準之助インフレか、デフレか (文春新書) 鈴木

金融リスク管理を変えた10大事藤井 健司

金融世界史: バブル戦争株式市場 (新潮選書) 板谷 敏彦

入門日本金融落合

権力論 (岩波現代文庫) 杉田

物語 クラウゼヴィッツ戦争論』 清水 多吉

新版MADE IN JAPAN 下村 満子 盛田 昭夫

道徳的人間非道徳的社会 ラインホールド ニーバー

エドワードベラミー (アメリカ古典文庫 7) 本間 長世

ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃 金成 隆一

喧嘩両成敗の誕生 (講談社選書メチエ) 清水 克行

アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫) アミンアルー

☆とことん観察マーケティング 野林徳行

世界のしくみが見える世界史講義 (Knock‐the‐Knowing) 茂木

歴史面白くなる 東大ディープ世界史 (2) 祝田 秀全

経済世界史から学べ! 茂木

住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち (講談社+α新書) 川口 マーン 惠美

リデルハート戦略論 間接的アプローチ 上 B・H・リデルハート

の子と闇の子デモクラシー批判擁護 ラインホールド ニーバー


機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる ブライアン クリスチャン

☆「強い会社」はセグメント情報で見抜きなさい 「ソニー金融業」「TBS不動産業」――財務諸表で読み解く各社のプラチナ事業 長谷川正人

誰でもわかるモデル会社設立マニュアル 福田 亘司

これだけは知っておきたい節税のおきて TACプロフェッションネットワーク

最新 起業から1年目までの会社設立手続き法律税金 須田 邦裕

2015-11-22

なんで監査法人って調べる相手から金もらってるの?ビジネスモデルおかしいよね

こんなの不正が横行するにきまってるじゃん

日本だけなのかね

アメリカとかはどうなってるの?

2015-11-17

熱転写のプリンターを探したらすごい高価だった

6万以上。

一瞬、感熱紙だとインクで儲けるビジネスモデルをとれないからしかたないかって思ったけど、よく考えたら熱転写のファックスは一万以下で売ってるから、考えすぎだった。

どこかのメーカーが感熱紙ファックスを流用して安いプリンタをだしてくれないか。

2015-11-09

自動運転車自動車業界が消滅してメーカーやばいってわかってる?

よく考えて見れば当たり前なんだが、自動運転社会的影響は極めて大きい。自分で運転しなくていいから楽できるわ~という矮小出来事ではない。ちょっと想像力を膨らませて、この技術の可能性に早く気づいたほうがいい。

自動運転車10年以内には人間と同じくらい安全に走れるようになる。人が乗ってテストしている条件下ではすでに安全に走れている。近い将来は誰も乗っていなくても走れるようになる。

自動運転車を呼ぶと無人で走ってきて、目的地で降りると自動的に何処かに走っていくというようになる。

タクシーを考えると人間の運転手というのが一番高価な部分だが、自動運転の値段はタクシーよりずっと安い。

そういう技術が実現すると、車を持っている意味が減ってくる。呼べばすぐ来るものに何百万も払って家に置いておく価値はないってわけ。

まずは都市部郊外の2台目のニーズ自動運転車で満たされるようになる。ちょっと慣れなくて不便だけどこれで十分、というようになる。

普及が進んで自動運転車の数が増えてくると、駐車場に行ったり目的地で駐車場を探したりする時間より早く自動運転車が家に来るようになるので時間節約になる。自動運転車の便利さも知れ渡ってくる。

そうなると1台目ニーズも満たせるようになってしまう。そろそろ車を買い換える頃だけど、そもそも車買う必要ある?最近しろあっちのほうに乗ってないし、みたいになる。

新築の家は駐車場がない代わりに家が広いというのを売りにするものもでてくる。いろんな場所から駐車場が減って土地有効活用されていく。自動運転車は動いていない間はどこにとめておけばいいんだ、となるが、昼間は稼働率が高く基本的に走り続けているか駐車場はあまりいらない。夜はちょっと離れたところにまとめて止めておけばいい。

そもそも車の数が劇的に少なくなる。いまは車は「所有する」ことになっているが、その寿命のうちほとんどの時間駐車場に止めておかれているだけだ。これが自動運転車必要ときだけ「利用する」というモデルに変わると、必要な台数は劇的に少なくなる。

お盆みたいなピーク時は車が借りれなくて大変という話もあるが、それも的はずれな心配。いまの世界道路キャパに比べて車の数が多すぎて、ピーク時はすでに機能不全を起こしている。バカみたいに長い渋滞で何時間も潰れるのは大変ではなくて、家で自動運転車が来るまでくつろいで待つのが大変というのは意味がわからない。結局のところ道路単位時間内にさばける車の台数は限界があるので、それ以上の人が同時に出発しても道路上で待つことになるだけ。

道路効率は「スムーズに流れているけど交通量の多い状態」が一番高くて、それより車を増やしても単位時間あたりに通過できる台数は増えるどころかむしろ減る。渋滞を作らない程度に車を走らせるのが全員の時間節約になる。

車の台数は道路がさばける以上には根本的に必要ない。いまもし全員が車を同時に運転しはじめたら凄まじい渋滞になるだろうと思うと、今どれだけ無駄な車が作られて売られているのかよくわかるはずだ。

自動運転車が増えてくれば、連結して群れになって走行するとか、発進停車が少なくなるよう信号とも同調するという方法で、道路の利用効率をグンと上げることもできる。要するに自動運転が増えると目的地に早くつく。

自動車業界は、一般の客が車を買わなくなる代わりに、少数の自動車メーカーIT企業が多数の自動運転車を所有して、それで会員向けに運輸サービス提供するというビジネスモデルになる。今我々の知っている一般コンシューマ向けの自動車業界は終了する。

完全な自動運転新車オプションとして購入するというのは現実的にはない。車を買うということがナンセンスになってくるのに、高い新車を買う上に高い自動運転オプションをつける意味がない。自動運転は整備要件特別ものになるので車検代も高くなる。

車の生産台数が劇的に減るので既存自動車会社は変化に適応できずに潰れるものもでてくる。買わない以上は車種とかは何でもよくなるので利幅も減る。いままでうまくできていた会社ほど逆に危ない。

しばらくは手動運転車がなくなることはない。自動運転車人間の運転に適応できるのだからわざと退化させて手動運転を禁止する必要がない。しかし手動の車は何百万円もかかる非常に高価な趣味みたいになる。

自動運転車設備効率がよく人件費がかからないので安価になる。子供の送り迎えも高齢者の移動も安全になる。〇〇円で毎月500キロまで乗り放題(家族キロ共有可)みたいな料金プランもでてくる。

自動運転車問題が起こった時は車内からオペレータにすぐにビデオで話ができるから、不測の事態事故が起こったとか前の人が車内を汚していたとか)の心配はいらない。

所有も運行も会社がやる以上、事故責任も完全に会社が負うことになる。会社ドライブレコーダーを搭載して事故に備えてすべての記録を残すようになる。利用者は運行には一切タッチしないので免許はいらない。

以上、自動運転車は客が新車オプションとして選ぶような「おまけの」技術ではなく、根本的に業界を変えてしまう。そこをよく理解したほうがいい。

2015-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20151102015739

それTUTAYAだけじゃね

GEOもまあまあ売ってるけど

普通」のレンタル屋を知らない世代がこれだけ増えたと思うと感慨深い

一般的レンタル屋のビジネスモデルは延滞による稼ぎ

TSUTAYAも浸透したわけだよね

http://anond.hatelabo.jp/20151102005444

レンタル屋は安く貸して来店の習慣を付けさせることで他の商材も買わせる戦略なので

ネット配信とはビジネスモデルが違う

2015-10-14

陸上でいえば砂漠みたいなもので、プランクトンがいないから透き通ってどこまでも見える。”/そうそう。専門ブログ人間の指ほどしかないフリーゲーム世界は儲からないし、手間だから専門家が少ないのです

いや、本当に言うけど、レビュー数が40作品超えるまでフリーゲームレビューはうちのブログお荷物分野側にいたからね?「根気強くやったら、トップ取れる分野でかつ、ソシャゲーが流行るほど揺り戻しが来るから長い目で見れば」と思って鍛えたが、アクセス狙いだけで言えば、アレは本当に不採算部門

これ、躁うつ病体験もそうで、躁うつ病記事は僕の人気の作品の1つだし、今となっては主力の記事だけど、あれ自体が儲かるかというと、ブログで儲かるならもっと腰を入れた専門ブログがあるし、広告がつかないから著書を出そうにも僕よりも文章力があるアーリーアダプターはすでにいっぱいいる

僕がブログ世界圧勝できてるジャンル基本的に「弱小が中堅になる」までなら良いチョイスなんだけど、「そのジャンルだけでお金にする・本を出す・ブロガーとして有名になる」にはやや弱いジャンル。だから大手大手にのちのちなるような人が参戦しない所が多いわけです…はい

僕があんまり評判が良くなくても社会派とかアニメとか大手が参戦するジャンル記事を書くのは結局はそっちで勝たないとブログ世界では大手になれないからなのよね…。あとはニッチばっかりやってると同じ読者だけがループしたり、同じ話題ばかり書くことで筆者がライトユーザー目線を失うから

あとは、僕がすご~くたまにラノベバッシングめいた記事を書くけど、アレは僕と同じことを考えてる奴は多いと思うんですよ…。全く楽しめないことはないけど、「最近ラノベ」にしっくり来てない人。じゃあ、そういう人はバッシングばかりしてるかというと自分の好きなジャンルもあり、それを薦めたい

ラノベ自意識のダシにしてるとか言ってる人がいたけど、僕に言わせれば、理屈っぽいアニメブログ文化ストーリー性の高いフリーゲームなどのダシであって、僕の自意識なんてものは僕だけのモンでもなきゃ、僕に似たようなやつならだれだって考えそうなありがちな考え。言葉にできるかどうかの違い

kanose それ、ビジネスモデルじゃなくてただのPV獲得モデルでは。儲からないニッチ分野で自己満足を続けるだけなら誰でもできる。ラノベの件に関しては多くの人が言ってるけど、お前が言ってるようなことを誰かには書いてほしい。だがお前ではなし。

確かに自分の力でお金稼げさえするなら会社員でもニートブロガーでもいいけれど

できてない奴が書いたらギャグしかない。自分の力でくって行けてない間は客観的に見たら親に寄生してるクズニートしかない。

自分ができもしないことを語っていいと思うくらい恥知らずなら、俺も社会人やってるやつアホだと思う、起業して世の中のためになることやってない人間はみんな奴隷クズだって記事書いてホッテントリ目指すわ。そうじゃないだろ。そういう話は出来てから言うべきだ。親に養ってもらいながら毎日フリーゲームやって他人文句いうばっかりのブログやってるやつが言っても、あ、やっぱりこういうこというのは働かないで親の金でくってるやつの言い訳なんだと察するだけだ。まず自分の稼ぎだけで喰っていけるビジネスモデルが成り立ってからじゃないとただのバカだ。自分が今いくら稼いでて、いくら親に金出してもらってて、そういうのを一切文章中に書かずにさも自分ブログで食えてますって顔でそういうこと書くのってマルチ商法みたいで胸糞悪い。いるんだよ、Seesaa情報商材のアフィやってるブログでこういうのがウヨウヨと。

イケダハヤトはちゃんと稼いでるからこの点では文句ないし、宮本はやとはまだ食えてないみたいだけどちゃんと自分の現状書いてバカにされつつも頑張ってるからまだ許せるけど、そうじゃないやつはバカを越えてクズだ。いつまでも音楽で食っていくんだって言ってる駄サイクルと一緒だ。

はてなにはこういうやつがいないと信じたいね

2015-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20151002111206

ソシャゲが思いっきり競合だろうが!!」っていう意見が出ているが筆者が言いたいことを汲み取れていない。

コンテンツというのは、ハマっている人からすれば、アイテムが欲しければいくらでも金を使うもの

けど、他のソーシャルゲーム魔法石パズドラよりも安く売られているからと言って、

廃課金者がパズドラ課金を止めるかというとやめないでしょ?

価格競争に巻き込まれず、値段を自由に決められるので、それが高利益につながるという話。

もちろん、時間の奪い合いといった点では、競合はするのだけどね。

ビールなんかは当然、他のビールの値段を気にせずに価格は決めれんよね。

ソーシャルゲームがなぜ儲かるかと言えば、パズドラの「魔法石」をガンホーが「独占」しているからなわけですよ。独占価格で売れるから儲かる。

>同じように「石」を売るビジネスモデルを展開してる膨大な数のソシャゲが思いっきり競合相手だろうが!!!

こいつの理屈で言えば「ビールがなぜ儲かるかといえば「スーパードライ」をアサヒが「独占」しているから」とか何でもアリである

こんな意味不明なことを言いだすアホの説法をありがたく聞いてて悲しくならんのか

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