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2024-11-21

海外オタクビビりながら活動している人向けの記録

以下はSNSでよくあるタイプ喧嘩から海外ジャンルでよくあるいじめに変わった瞬間の記録です。

だいぶくだらない内容ですが、に「そんなに怖くない」という事を伝える為に書きました。

結論

・ヤバそうな発言をしている人はフォローしない、変だなと思ったらブロックミュートをして関わらないようにする。

・決して親切心で他人に注意をしてはいけない

最初

一応、関連する前提としてこの辺

日本のオタクに知って欲しい、西洋のオタクスラング「Proship」という単語の意味と「Proshipper」という概念

プロシップについての一連のツリー

去年に海外アニメで創作活動を始め、久々の海外ジャンルというのもあり上の記事が回ってきてそういう世界がある事を知る。

該当ジャンルでは他人×他人萌えていたので、私はかなり気楽に構えていた。

しかし、今年の3月辺りで近親相姦がメインのジャンルにハマり、その当事者になって以来「海外文化を建前に、なんか言われたくない。」と思いながら過ごしてきた。

今回、初めて明確ないじめの一部始終を観測したので、その記録を残す。

海外文化よくわからん!だけど嫌がらせもされたくない!」という似たような日本人は傾向と対策ができると思います。でも結論は一番最初に書いた通りです。

用語

アンチ

プロシッパー」「近親相姦創作をする人」「それらをいいねする人」「フォローする人」全てをアンチする人達の事。また、明確に嫌がらせをする人達

幸いにも私のジャンルではブロックリストを共有したり、スクショ晒したり、たまに愚痴をこぼす程度で、明確に個人攻撃されるのは公式関係者くらい。

ルスカではお互いにブロックリストに入れてブロックし合うから、たぶんTwitterよりもさら軋轢が生みにくいし、衝突もしない。

近親相姦創作するやつらもキモいけど、かといってアンチも目くじらたててヤバいよね…」くらいの認識コロナ以降に増えた事もあり、若い子が多いとされている。

・DNI

お断り的な意味。該当する属性の人から関わられる事を拒否する。

だいたいプロフに書いてるので、フォローいいね等をする前に確認しましょう。

そのお断りしている相手への攻撃性が高いので、この文字を見たら該当する場合ブロックミュートをオススメします。

間違って関わると、かなりカジュアル暴言を吐かれます

固定ツイのツリーの中に埋もれてる場合がある。海外では固定ツイに長々と自分の取り扱い説明書を書く文化があるっぽい。

成人向けの投稿をするから未成年お断りとか、プロシッパーからアンチお断りとかでその人がどういう属性の人かわかるようになっている。

・non-con

レイプの事。同意があるかわからない、和姦寄りの場合dub-conとなる。

以降はレイプ表現するので、苦手な人は読まないように。

・支持者

日本だとわりとナチュラルに「創作では過激な事言うけど、現実ではそういうの否定的だよね。」みたいな雰囲気がありますが、海外だとそれを明記して主張する必要があります

人と人は明確に文字にしてコミュニケーションをしないとわかりあえない、という前提があるからです。

から「どういう主義で何を主張しているか」を、普段から明確にする傾向があります

・incest

近親相姦の事。

日本韓国では緩い傾向にありますが、欧米では創作物であっても許されない、とする勢力が近年急増したらしい。

緩い方がおかしいといわれたらそれまでですが、向こうでは公式関係者に「まるで兄弟のような関係」「まるで従弟のような関係」と語られた関係性も近親としてカウントし、カップリングをさせる人をいじめたりするので、おそらく想定するより近親の範囲が広いので注意が必要

比較ファンの年齢層が低いジャンルでは近親相姦創作が原因のいじめがよく起きる。

いいねをしたり、創作をする人をフォローしていても攻撃ブロック対象になる。中立立場でも攻撃対象のため、どちらの立場か表明するように強要されたりする。

ブロックリスト

スクリーンショット文字Googleドライブなどで共有される。

ブルースカイリストを共有する事で一括でブロックミュートすることができる。

海外オタクは慣れっこなのか、ブロックリスト入りする事で立派な近親創作者だと認められた、とするノリもある。

■発端

ブルースカイでは特定単語登録する事で、好みの投稿を集める事ができるフィードという機能がある。

このフィードという機能のおかげで、いろんな人をフォローしなくても自分の見たいジャンル投稿をいっぱい見られます

そのフィードには、とあるキャラAをレイプする事を生きがいにしている人がいました。レイプ萌えオタクです。

ある日、レイプ萌えオタクは「Aを激しくレイプしないといけない(要約)」という内容の投稿をした。

とあるレイプ反対オタクが、その投稿に対して「レイプジョークを言うのはよくないよ~(要約)」と指摘をしてしましました。

これがよくなかった。

レイプ反対派オタクお節介をしてしまいました。

不特定多数の見える場所で、実際の被害者の目に入る形でレイプを軽視するようなジョークは良くない。」というのが、反対派の主張でした。

そのような指摘をされたレイプ萌えオタクは「あなた近親相姦ゲイセックス創作している。それも現実にあってはいけないのではないか?それらを支持しているのか?」と、論点すり替えました。

さらに「アンチのように他人趣味に対してあれこれ指図することは許されない。」と続けます

論点すり替えられ、イライラしたレイプ反対派は「ゲイ近親相姦問題はない。」という主張で返してしまます

いじめ

二人はお互いをブロックしました。

この時、レイプ反対派もレイプ萌えオタクを「トランプ支持者の子供。」などと言ってるので喧嘩両成敗だな、と個人的には思います

しかし、レイプ萌えオタクは「この人は現実近親相姦を支持している。」という文章と共にそのスクリーンショットをあげました。

そして、フォロワーに対して相手ブロックするように扇動しました。

それに対して顛末を知らないフォロワーたちは「現実近親相姦を支持するのは酷い」「その口でレイプ被害者の話をするのは理屈が通らない」という反応をしています

一方的レッテルを貼り、ブロック扇動する明確ないじめに発展してしまいました。

頭を冷やしたレイプ反対派は「最初から指摘などしないで、ブロックをして前に進めばよかった。」と語ります

そして、「頭にきて皮肉で返してしまったけど、現実近親相姦を支持しているわけではない。」とも。

レイプ萌えオタクは、レイプ反対派と対話して誤解を解いたり、お互いの和解を望むと返す相手ブロックしました。

日経った後でも、レイプ萌えオタクの話を鵜吞みにした人達は未だにそのことについて批判をする投稿をしています

レイプ反対派は、自身対応がよくなかった事を自覚沈黙をしている為、その風評被害を払しょくする事はできません。

私は、他人が何か言うのも違うと思いブルースカイでは静観をしています

近親相姦創作用のアカウントがないTwitterの方ではレイプ萌えオタクと、その界隈を軒並みブロックすることで関わらないようにしました。

気に食わない相手言葉尻を捕らえてレッテルを貼る人と関わりたくないためです。

■学び

なんかヤバそうな事を言ってるタイプオタクには近づかないようにしよう。

レイプ萌えオタクは数か月前まではアンチ側の人間でした。

アンチみたいに」「現実近親相姦を支持している」と、あらゆる角度で相手レッテルを貼ろうとしました。

そして、それはレイプ反対派のオタクもそうです。

相手を「トランプ支持者」「子供」と書きました。どちらも事実かは関係ない、ただの暴言です。

お互いにそのようにレッテルを貼りあうまではただの喧嘩です。

しかし、それをフォロワー晒しブロック扇動し、自分の気に食わない意見を書く相手ブロックするのはただのいじめです。

から物事を分けてみると日本喧嘩あんまり変わらないですが、言葉が通じない相手からいきなりレッテルを貼られたりしたら、だいたいの日本人は対応できないと思います

私も他人事だからこういう反応なだけで、実際にやられた時は適切な対応ができないでしょう。

■おまけ

今回は「親切心から注意をしたせいで逆鱗にふれ、曲解されたスクショによってレッテルを貼られる」という事例でした。

相手からいきなり喧嘩をふっかけられたりする場合は避けられませんが、今回の場合最初からヤバいやつだ…ブロック(ミュート)しよう。」というマインドであれば起きませんでした。

どこにでもあるただの喧嘩から海外オタクがよくやるいじめの一例になりました。

日本人同士でもよっぽど仲が良い相手じゃないとある程度嫌な思いをされたりするので、あまり指摘しないとは思います

私は、変な事してたら教えて欲しいし、このまま放置してたら相手が困るだろうと思って指摘します。自分他人に何かを指摘する時はどこかで「まあ、これで嫌われても良いや。」とは思ってます

いろんな人がいるので「他人に恥をかかされた」「他人から自分趣味についてとやかく言われた」という点で怒る人もいます

それでなんらかのレッテルを貼ってブロック扇動するというパターン日本人同士の同人界隈でのSNS運用で想定しないパターンなので今回、記録に残しました。

また、今回の事例で「人間の考え方自体特に変わらないから、海外文化だろうが不用意に怯える事は無い。」という事も感じました。

もちろん、全てのタブー文化マナーなどを知れたわけではないので、ある程度の敬意を持つべきです。

だけど、親指を立てることが侮辱的な意味合いがある国が存在します。

日本人がご飯に執着していることを、海外の人には理解できない事でしょう。

外国語に慣れてない日本からしたら、外国語投稿している人間のヤバさなどはあんまりからないです。

しかし、普段から鍵もかけずにレイプ萌えているような投稿を繰り返してるオタクがまともじゃないのは日本でも海外でも変わらないと思います

なんか変だと思ったら、すぐに距離とりましょう。

以上が楽しい創作活動の糧になれば幸いです。

2024-11-19

ソニーKADOKAWA買収します」 クラスタによって心配が違っておもろい

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/19/news149.html

ゲーマー民「フロムソフトウエアどーなるんや…」

フロムソフトウエアとは、アーマードコアで有名なゲーム会社だそうで、KADOKAWA連結子会社なのだそう。

さらゲームパブリッシャーとしてはバンナムと組むことが多いそうで、そこも心配の種っぽい。既にソニーコンピュータエンタテインメント資本が入ってるが

ただ、ソニーグループIP買ってるのはプレステがもう長く無さそうってのがあるから、わざわざ金の卵を産むガチョウを締め付けたりしないんじゃねーかな。心配はわかる。

学術出版民「角川学芸出版どーなるんや…」

角川学芸出版とは、俳句古典文学関係書籍などを出版している出版社で、昔は独立した会社だったが、今は角川のブランドになっている模様。

特に俳句などで文化的役割が強いが、どう見ても儲かってるわけがない分野でありどうなっとんのやと言う事で心配しているっぽい。

ただ、既に俳句短歌については角川文化財団と言う非営利団体に移っていいる模様。残っている部分はなかなかおもしろそうな本を出しているし大丈夫じゃねーかなって思った。心配はわかる。

N高民「N/S/R高事業どーなるんや…」

N高とは、角川グループ出資している角川ドワンゴ学園運営する広域通信制高校で、学校法人である

ITを駆使した独自カリキュラムが好評で、3万人を超える生徒数を誇り、中央大学並み。また出版芸術企業IT企業が関わっているだけあってプログラミングなどの授業や芸術系の授業など多彩な課外授業も特徴。

ただ、実はN/S/R高校って授業料とか安い割に、既に独立してやっていけるだけの経営体力があるっぽいし(ソニーが切る事は考えにくい気がするけど)仮に繋がり切れてもやっていけるんじゃ。心配はわかる。

出版民「マンガとかラノベとかどーなるんや…」

角川は当たり前だけれど出版社を祖業とするところで、特にエンターテイメントに強い。ライトノベルでは国内最強で、外国語翻訳されるなど多数である

ジャンプマガジンといった王道系というより、ちょっとサブカル入ったカルチャーが強い。

ただ、単純に売上とうとうでみると、グループとしては既に純粋出版の売上比率は低いが、稼いでいるIPそもそも出版事業から育て上げたものが多いのでこのエコシステム毀損するわけない気がするけど、心配はわかる。

バンナム「ちょ、ま、え?。なんか株下がったんだが」

KADOKAWAは色々なIPを創出していて、色々なところと付き合っているが、古くからバンダイナムコグループと付き合いが深い。

ガンダムアイマスと言ったバンナムIPKADOKAWAが売る事もあるし、ソードアートオンラインなどのコンテンツゲームにしたりと、相互関係にある。

ただ、ソニー日本コンテンツ業界で長年商売している。外国での買収ならともかく、独占して潰すのではなく、制作委員会方式IPを創出するやり方を変えるとは思えないけど、心配はわかる。

番外編:電子書籍民「Book☆Walkerリーダーストアが合併ちゃうの?ねえしちゃうの?」

お前らも心配しろよ。

KADOKAWAにはBook☆Walkerという電子書籍ストアがあり、ソニーグループReader Storeという電子書籍ストアを運営するブックリスタという会社がある。

どちらもわりと老舗で、色々な事をやっているのだが、ここが合併するのかと言う期待らしい。

実はこの2社、電子書籍ストアを運営する小売だけではなくて、電子書籍卸売会社としても機能している会社で、合併するのは良さそうな気がするが

たぶん企業としての合併はねえんじゃねえかな。と言うのは、BookWalker社はKADOKAWA完全子会社だが、ブックリスタは色々な会社合弁企業で、電子書籍インフラ提供する会社としての性質が強いから、直接特定出版社の色が付くな嫌うんじゃないか

ただ、BookWalkerかブックリスタ本棚連携とかは実現するかもしらねーなって思う。

番外編:映画民「角川映画ソニークチャ合併ちゃうの?ねえしちゃうの?」

まぁこれは確定的なんじゃないっすかね。ブランドは残ると思われるけど、わざわざ切り離して売るほどでもないし。

しらんけど

武蔵野坐令和神社「……。」

こういうときこそ神頼みだと思いますよ。俺は。

2024-11-15

少し離れた電車内で外国人女性が大声で電話してる声が聞こえてきてさ

中途半端に聞き取れる日本語ワードが混じってて微笑ましく聞いてたんだよ

駅で人が降りて姿が見えたら電話じゃなくて独り言だったわ

しか日本人だった

日本語混じりの外国語じゃなくて

意味不明言葉混じりの日本語だった

2024-11-14

anond:20241113231357

それはお前らの親世代が健常者の政党投票せず自民党みたいなゴミガイジをずっと支持し続けて

少子化改善させずかといって移民を入れて無理やり人口バランス健全に保とうともせずに

悪い方向へ向かう状態から変わらない事を選び続けたクソ無能ゴミガイジだからだよ

から少子高齢化状態に陥って

しかもこの状態はもうあと数十年は変わる事はない

搾取され続けるのが嫌なら外国語覚えてまともに生きれる国を選んで脱出するこった

子どもの為にもな

2024-11-13

anond:20241113231532

すごいな、そこまで日本語からなくて、なんで日本にいるの?

あ、外国語でも文章構成がわからないならどこいっても言葉からいか

たいへんだねえ

これだけアニメ配信サブスクが充実してて公式切り抜きも多くなってきてるというのにツイッターのバズり狙い無断転載マン投稿するのは外国語字幕入りの映像から不思議だよね

2024-11-09

TOKIO電車に乗ってるといろんな外国語聞こえるけど

韓国語が圧倒的に日本語の響きに似てて一瞬どっちかわからない

2024-11-02

大日本富裕層海外流出を食い止めてる要因

言語外国語苦手じゃ)

食事(やっぱ日本食

治安(でも最近バイト怖いよね)

他には?

2024-10-30

anond:20241030013848

英語などの主要外国語バリバリにできれば特に問題は無いと思うぞ。

外国語バリバリにできる」って、単に流暢に喋ったり書いたりできるってだけじゃダメで、その国の文化に入り込んでネイティブエリート層のインナーサークルで上手く立ち回れるってくらいじゃないと価値ないけど、それは日本人ではほぼ不可能なんだよな。

日本語の音を覚える、概念リンクさせる、外国語経由で見比べる

そうするとなぜカタカナ語ビジネスで使われるのかが分かる

2024-10-24

ぶっちゃけもっと国を挙げてポルノを売りまくるべき

外貨獲得のために海外向けの商売を強化したいというのは常にある

長期目標としてはデジタルコンテンツ販売仕組み強化していきたいし

外国語文化理解教育も進めて行きたい

これは時間がかかるので効果がでるのは遠い未来

そこで国をあげてポルノを量産して売っていくべきと考える

ポルノはとりあえず速効性があって客がつく

女性貧困から来る売春どうこうも国営事業で稼げれば多少改善するだろう

客側だって代替商品が増えれば減る

健全化が進むじゃないか

どんどんやっていくべきでしょう?

2024-10-21

anond:20241020190426

バスツアー外国人に人気とか聞いたが外国語対応できるとこに人材が流れてそうでないところは…って感じなのかね

2024-10-18

anond:20241018133049

なんかAIでさ

脚本読み込んだらアニメが出てくるとかさ

LLMと動画生成を組み合わせればまぁ…いつかは

動画読み込んだら効果音出てくる

これはmetaが最近作ってたAIに、動画と同時にシーンに合わせた効果音も生成するのがある

てことは動画を見て効果音を生成するのも技術的には可能

テキストから効果音生成ならもうあるのでVLMと組み合わせればそれで行けなくもない

>背景入れたら3Dモデル出てくるとかさ

3dは、深度+形状+法線+テクスチャ…みたいなメッシュ生成だと若干進化が遅いけど、軽さと詳細のバランスがすごい点群の生成が今めっちゃ有望でAdobeSubstanceテスト実装してた

カット最初最後入れたら途中が全部出てくるとかさ

これは中国でかなり凄いのが出来てる

中割り(フレーム補完)もあるし、1枚着色すれば中間も着色するのもある

課題はいずれも解像度学習データ

現実から無限採取できるデータと違って、アニメとかイラストってのは適切なデータ集めが大変なんよ

からいまだに自動選択とかオブジェクト認識、背景除去すら微妙な性能のしかない

ちな音声は正直言っていつでも声優の99%を置き換えられるしオリジナル声のまま外国語展開できるくらいにはなってる

残ってる1%は演技要員

アニメの人の給料上がって欲しい

うーん、アニメ技術者の給料はあがるかな

描く人は変わんないと思う

まぁ、2年後くらいには上で書いたのも商業水準になるんじゃないか

2024-10-15

おとといの夜に職場あがって附帯施設中庭ぬけて帰ってたら屯(たむろ)してた女子中学生高校生茶髪私服の子から人違いされて適当無視して抜けたけど、きのうの夜に独りで現場に居残りしてたら通りかかった夜遊びしてる私服の子から唐突

「ikemen」

と声を掛けられて、あ?外国語?なんて?と反応できなかったら、

イケメン

ともう一度いわれた。

(あ、こいつらたぶん昨夜に見間違いして声かけて来たやつらだ、え、なに、からかってるんだよな、てか顔も格好もぜんぜん好みじゃない、オバチャンみたいな化粧と声してるし)といったい何て返せばいいのかまよったあげくに、

「あ、どうも」

と答えてしまったら彼女らはニガワラと白けた感じの両方のアトモスフィアを醸し出してどこかへ去っていった。よかった。










(増田♂54歳の まあこんなもんですわ)

2024-10-10

ユシージュラオってなに

デイリーポータルの「子どもが小さいころ独自言葉を今でも親だけが使っている」の記事で数年前の記憶が触発されてふと思い出したんだけど、

うちの子が3歳くらいのとき数字が好きで(今でも好き)、カウントダウンをするとき「ごー、よん、さん、にー、いち、ユシージュラオ!」と言ってたんだよね。

「何それ?ゼロじゃないの?ユシージュラオってなに?」と聞くと「ゆーちゅーぶでみた」と言ってたんだけど、何だったんだろ。

7歳になったいま聞いてみても「わからない、覚えてない」と言う。

「ユシージュラオ」とか「ジュシージュラオ」でぐぐっても結果無し。

NASAロケット発射は「リフトオフ」だし、何か英語以外の外国語ゼロとか打ち上げ言葉で「ユシージュラオ」に似た言葉ってあるのかしら。

2024-10-03

anond:20241002203607

いまどきこんなに外国語耐性がない人っているんか

2024-10-02

 原口さんはそこでちょっと絵を離れて、画筆の結果をながめていたが、今度は、美禰子に向かって、 「里見さん。あなた単衣を着てくれないものから着物がかきにくくって困る。まるでいいかげんにやるんだから、少し大胆すぎますね」 「お気の毒さま」と美禰子が言った。  原口さんは返事もせずにまた画面へ近寄った。「それでね、細君のお尻が離縁するにはあまり重くあったものから、友人が細君に向かって、こう言ったんだとさ。出るのがいやなら、出ないでもいい。いつまでも家にいるがいい。その代りおれのほうが出るから。――里見さんちょっと立ってみてください。団扇はどうでもいい。ただ立てば。そう。ありがとう。――細君が、私が家におっても、あなたが出ておしまいになれば、後が困るじゃありませんかと言うと、なにかまわないさ、お前はかってに入夫でもしたらよかろうと答えたんだって」 「それから、どうなりました」と三四郎が聞いた。原口さんは、語るに足りないと思ったものか、まだあとをつけた。 「どうもならないのさ。だから結婚は考え物だよ。離合集散、ともに自由にならない。広田先生を見たまえ、野々宮さんを見たまえ、里見恭助君を見たまえ、ついでにぼくを見たまえ。みんな結婚をしていない。女が偉くなると、こういう独身ものがたくさんできてくる。だから社会原則は、独身ものが、できえない程度内において、女が偉くならなくっちゃだめだね」 「でも兄は近々結婚いたしますよ」 「おや、そうですか。するとあなたはどうなります」 「存じません」  三四郎は美禰子を見た。美禰子も三四郎を見て笑った。原口さんだけは絵に向いている。「存じません。存じません――じゃ」と画筆を動かした。  三四郎はこの機会を利用して、丸テーブルの側を離れて、美禰子の傍へ近寄った。美禰子は椅子の背に、油気のない頭を、無造作に持たせて、疲れた人の、身繕いに心なきなげやりの姿である。あからさまに襦袢の襟から咽喉首が出ている。椅子には脱ぎ捨てた羽織をかけた。廂髪の上にきれいな裏が見える。  三四郎は懐に三十円入れている。この三十円が二人の間にある、説明しにくいもの代表している。――と三四郎は信じた。返そうと思って、返さなかったのもこれがためである。思いきって、今返そうとするのもこれがためである。返すと用がなくなって、遠ざかるか、用がなくなっても、いっそう近づいて来るか、――普通の人から見ると、三四郎は少し迷信家の調子を帯びている。 「里見さん」と言った。 「なに」と答えた。仰向いて下から三四郎を見た。顔をもとのごとくにおちつけている。目だけは動いた。それも三四郎真正面で穏やかにとまった。三四郎は女を多少疲れていると判じた。 「ちょうどついでだから、ここで返しましょう」と言いながら、ボタンを一つはずして、内懐へ手を入れた。  女はまた、 「なに」と繰り返した。もとのとおり、刺激のない調子である。内懐へ手を入れながら、三四郎はどうしようと考えた。やがて思いきった。 「このあいだの金です」 「今くだすってもしかたがないわ」  女は下から見上げたままである。手も出さない。からだも動かさない。顔も元のところにおちつけている。男は女の返事さえよくは解しかねた。その時、 「もう少しだから、どうです」と言う声がうしろで聞こえた。見ると、原口さんがこっちを向いて立っている。画筆を指の股にはさんだまま、三角に刈り込んだ髯の先を引っ張って笑った。美禰子は両手を椅子の肘にかけて、腰をおろしたなり、頭と背をまっすぐにのばした。三四郎は小さな声で、 「まだよほどかかりますか」と聞いた。 「もう一時間ばかり」と美禰子も小さな声で答えた。三四郎はまた丸テーブルに帰った。女はもう描かるべき姿勢を取った。原口さんはまたパイプをつけた。画筆はまた動きだす。背を向けながら、原口さんがこう言った。 「小川さん。里見さんの目を見てごらん」  三四郎は言われたとおりにした。美禰子は突然額から団扇を放して、静かな姿勢を崩した。横を向いてガラス越しに庭をながめている。 「いけない。横を向いてしまっちゃ、いけない。今かきだしたばかりだのに」 「なぜよけいな事をおっしゃる」と女は正面に帰った。原口さんは弁解をする。 「ひやかしたんじゃない。小川さんに話す事があったんです」 「何を」 「これから話すから、まあ元のとおりの姿勢に復してください。そう。もう少し肱を前へ出して。それで小川さん、ぼくの描いた目が、実物の表情どおりできているかね」 「どうもよくわからんですが。いったいこうやって、毎日毎日描いているのに、描かれる人の目の表情がいつも変らずにいるものでしょうか」 「それは変るだろう。本人が変るばかりじゃない、画工のほうの気分も毎日変るんだから、本当を言うと、肖像画が何枚でもできあがらなくっちゃならないわけだが、そうはいかない。またたった一枚でかなりまとまったものができるから不思議だ。なぜといって見たまえ……」  原口さんはこのあいだしじゅう筆を使っている。美禰子の方も見ている。三四郎原口さんの諸機関が一度に働くのを目撃して恐れ入った。 「こうやって毎日描いていると、毎日の量が積もり積もって、しばらくするうちに、描いている絵に一定の気分ができてくる。だから、たといほかの気分で戸外から帰って来ても、画室へはいって、絵に向かいさえすれば、じきに一種一定の気分になれる。つまり絵の中の気分が、こっちへ乗り移るのだね。里見さんだって同じ事だ。しぜんのままにほうっておけばいろいろの刺激でいろいろの表情になるにきまっているんだが、それがじっさい絵のうえへ大した影響を及ぼさないのは、ああい姿勢や、こういう乱雑な鼓だとか、鎧だとか、虎の皮だとかいう周囲のものが、しぜんに一種一定の表情を引き起こすようになってきて、その習慣が次第にほかの表情を圧迫するほど強くなるから、まあたいていなら、この目つきをこのままで仕上げていけばいいんだね。それに表情といったって……」  原口さんは突然黙った。どこかむずかしいところへきたとみえる。二足ばかり立ちのいて、美禰子と絵をしきりに見比べている。 「里見さん、どうかしましたか」と聞いた。 「いいえ」  この答は美禰子の口から出たとは思えなかった。美禰子はそれほど静かに姿勢をくずさずにいる。 「それに表情といったって」と原口さんがまた始めた。「画工はね、心を描くんじゃない。心が外へ見世を出しているところを描くんだから見世さえ手落ちなく観察すれば、身代はおのずからわかるものと、まあ、そうしておくんだね。見世でうかがえない身代は画工の担任区域以外とあきらめべきものだよ。だから我々は肉ばかり描いている。どんな肉を描いたって、霊がこもらなければ、死肉だから、絵として通用しないだけだ。そこでこの里見さんの目もね。里見さんの心を写すつもりで描いているんじゃない。ただ目として描いている。この目が気に入ったから描いている。この目の恰好だの、二重瞼の影だの、眸の深さだの、なんでもぼくに見えるところだけを残りなく描いてゆく。すると偶然の結果として、一種の表情が出てくる。もし出てこなければ、ぼくの色の出しぐあいが悪かったか恰好の取り方がまちがっていたか、どっちかになる。現にあの色あの形そのもの一種の表情なんだからしかたがない」  原口さんは、この時また二足ばかりあとへさがって、美禰子と絵とを見比べた。 「どうも、きょうはどうかしているね。疲れたんでしょう。疲れたら、もうよしましょう。――疲れましたか」 「いいえ」  原口さんはまた絵へ近寄った。 「それで、ぼくがなぜ里見さんの目を選んだかというとね。まあ話すから聞きたまえ。西洋画の女の顔を見ると、だれのかい美人でも、きっと大きな目をしている。おかしいくらい大きな目ばかりだ。ところが日本では観音様をはじめとして、お多福、能の面、もっとも著しいのは浮世絵にあらわれた美人、ことごとく細い。みんな象に似ている。なぜ東西で美の標準がこれほど違うかと思うと、ちょっと不思議だろう。ところがじつはなんでもない。西洋には目の大きいやつばかりいるから、大きい目のうちで、美的淘汰が行なわれる。日本は鯨の系統ばかりだから――ピエルロチーという男は、日本人の目は、あれでどうしてあけるだろうなんてひやかしている。――そら、そういう国柄から、どうしたって材料の少ない大きな目に対する審美眼が発達しようがない。そこで選択の自由のきく細い目のうちで、理想ができてしまったのが、歌麿になったり、祐信になったりして珍重がられている。しかいくら日本的でも、西洋画には、ああ細いのは盲目かいたようでみっともなくっていけない。といって、ラファエル聖母のようなのは、てんでありゃしないし、あったところが日本人とは言われないから、そこで里見さんを煩わすことになったのさ。里見さんもう少しですよ」  答はなかった。美禰子はじっとしている。  三四郎はこの画家の話をはなはだおもしろく感じた。とくに話だけ聞きに来たのならばなお幾倍の興味を添えたろうにと思った。三四郎の注意の焦点は、今、原口さんの話のうえにもない、原口さんの絵のうえにもない。むろん向こうに立っている美禰子に集まっている。三四郎画家の話に耳を傾けながら、目だけはついに美禰子を離れなかった。彼の目に映じた女の姿勢は、自然の経過を、もっとも美しい刹那に、捕虜にして動けなくしたようである。変らないところに、長い慰謝がある。しかるに原口さんが突然首をひねって、女にどうかしましたかと聞いた。その時三四郎は、少し恐ろしくなったくらいである。移りやすい美しさを、移さずにすえておく手段が、もう尽きたと画家から注意されたように聞こえたかである。  なるほどそう思って見ると、どうかしているらしくもある。色光沢がよくない。目尻にたえがたいものうさが見える。三四郎はこの活人画から受ける安慰の念を失った。同時にもしや自分がこの変化の原因ではなかろうかと考えついた。たちまち強烈な個性的の刺激が三四郎の心をおそってきた。移り行く美をはかなむという共通性情緒はまるで影をひそめてしまった。――自分はそれほどの影響をこの女のうえに有しておる。――三四郎はこの自覚のもとにいっさいの己を意識した。けれどもその影響が自分にとって、利益不利益かは未決の問題である。  その時原口さんが、とうとう筆をおいて、 「もうよそう。きょうはどうしてもだめだ」と言いだした。美禰子は持っていた団扇を、立ちながら床の上に落とした。椅子にかけた羽織を取って着ながら、こちらへ寄って来た。 「きょうは疲れていますね」 「私?」と羽織の裄をそろえて、紐を結んだ。 「いやじつはぼくも疲れた。またあした天気のいい時にやりましょう。まあお茶でも飲んでゆっくりなさい」  夕暮れには、まだ間があった。けれども美禰子は少し用があるから帰るという。三四郎も留められたが、わざと断って、美禰子といっしょに表へ出た。日本社会状態で、こういう機会を、随意に造ることは、三四郎にとって困難である三四郎はなるべくこの機会を長く引き延ばして利用しようと試みた。それで比較的人の通らない、閑静な曙町を一回り散歩しようじゃないかと女をいざなってみた。ところが相手は案外にも応じなかった。一直線に生垣の間を横切って、大通りへ出た。三四郎は、並んで歩きながら、 「原口さんもそう言っていたが、本当にどうかしたんですか」と聞いた。 「私?」と美禰子がまた言った。原口さんに答えたと同じことである三四郎が美禰子を知ってから、美禰子はかつて、長い言葉を使ったことがない。たいていの応対は一句か二句で済ましている。しかもはなはだ簡単ものにすぎない。それでいて、三四郎の耳には一種の深い響を与える。ほとんど他の人からは、聞きうることのできない色が出る。三四郎はそれに敬服した。それを不思議がった。 「私?」と言った時、女は顔を半分ほど三四郎の方へ向けた。そうして二重瞼の切れ目から男を見た。その目には暈がかかっているように思われた。いつになく感じがなまぬるくきた。頬の色も少し青い。 「色が少し悪いようです」 「そうですか」  二人は五、六歩無言で歩いた。三四郎はどうともして、二人のあいだにかかった薄い幕のようなものを裂き破りたくなった。しかしなんといったら破れるか、まるで分別が出なかった。小説などにある甘い言葉は使いたくない。趣味のうえからいっても、社交上若い男女の習慣としても、使いたくない。三四郎事実上不可能の事を望んでいる。望んでいるばかりではない。歩きながら工夫している。  やがて、女のほうから口をききだした。 「きょう何か原口さんに御用がおありだったの」 「いいえ、用事はなかったです」 「じゃ、ただ遊びにいらしったの」 「いいえ、遊びに行ったんじゃありません」 「じゃ、なんでいらしったの」  三四郎はこの瞬間を捕えた。 「あなたに会いに行ったんです」  三四郎はこれで言えるだけの事をことごとく言ったつもりである。すると、女はすこしも刺激に感じない、しかも、いつものごとく男を酔わせる調子で、 「お金は、あすこじゃいただけないのよ」と言った。三四郎がっかりした。  二人はまた無言で五、六間来た。三四郎は突然口を開いた。 「本当は金を返しに行ったのじゃありません」  美禰子はしばらく返事をしなかった。やがて、静かに言った。 「お金は私もいりません。持っていらっしゃい」  三四郎は堪えられなくなった。急に、 「ただ、あなたに会いたいから行ったのです」と言って、横に女の顔をのぞきこんだ。女は三四郎を見なかった。その時三四郎の耳に、女の口をもれたかすかなため息が聞こえた。 「お金は……」 「金なんぞ……」  二人の会話は双方とも意味をなさないで、途中で切れた。それなりで、また小半町ほど来た。今度は女からしかけた。 「原口さんの絵を御覧になって、どうお思いなすって」  答え方がいろいろあるので、三四郎は返事をせずに少しのあいだ歩いた。 「あんまりでき方が早いのでお驚きなさりゃしなくって」 「ええ」と言ったが、じつははじめて気がついた。考えると、原口広田先生の所へ来て、美禰子の肖像をかく意志をもらしてから、まだ一か月ぐらいにしかならない。展覧会で直接に美禰子に依頼していたのは、それよりのちのことである三四郎は絵の道に暗いから、あんな大きな額が、どのくらいな速度で仕上げられるものか、ほとんど想像のほかにあったが、美禰子から注意されてみると、あまり早くできすぎているように思われる。 「いつから取りかかったんです」 「本当に取りかかったのは、ついこのあいだですけれども、そのまえから少しずつ描いていただいていたんです」 「そのまえって、いつごろからですか」 「あの服装でわかるでしょう」  三四郎は突然として、はじめて池の周囲で美禰子に会った暑い昔を思い出した。 「そら、あなた、椎の木の下にしゃがんでいらしったじゃありませんか」 「あなた団扇をかざして、高い所に立っていた」 「あの絵のとおりでしょう」 「ええ。あのとおりです」  二人は顔を見合わした。もう少しで白山の坂の上へ出る。  向こうから車がかけて来た。黒い帽子かぶって、金縁の眼鏡を掛けて、遠くから見ても色光沢のいい男が乗っている。この車が三四郎の目にはいった時から、車の上の若い紳士は美禰子の方を見つめているらしく思われた。二、三間先へ来ると、車を急にとめた。前掛けを器用にはねのけて、蹴込みから飛び降りたところを見ると、背のすらりと高い細面のりっぱな人であった。髪をきれいにすっている。それでいて、まったく男らしい。 「今まで待っていたけれども、あんまりおそいから迎えに来た」と美禰子のまん前に立った。見おろして笑っている。 「そう、ありがとう」と美禰子も笑って、男の顔を見返したが、その目をすぐ三四郎の方へ向けた。 「どなた」と男が聞いた。 「大学小川さん」と美禰子が答えた。  男は軽く帽子を取って、向こうから挨拶をした。 「はやく行こう。にいさんも待っている」  いいぐあい三四郎追分へ曲がるべき横町の角に立っていた。金はとうとう返さずに別れた。

https://anond.hatelabo.jp/20241002005552

一一

 このごろ与次郎学校文芸協会切符を売って回っている。二、三日かかって、知った者へはほぼ売りつけた様子である与次郎それから知らない者をつかまえることにした。たいていは廊下でつかまえる。するとなかなか放さない。どうかこうか、買わせてしまう。時には談判中にベルが鳴って取り逃すこともある。与次郎はこれを時利あらずと号している。時には相手が笑っていて、いつまでも要領を得ないことがある。与次郎はこれを人利あらずと号している。ある時便所から出て来た教授をつかまえた。その教授ハンケチで手をふきながら、今ちょっとと言ったまま急いで図書館はいってしまった。それぎりけっして出て来ない。与次郎はこれを――なんとも号しなかった。後影を見送って、あれは腸カタルに違いないと三四郎に教えてくれた。

 与次郎切符販売方を何枚頼まれたのかと聞くと、何枚でも売れるだけ頼まれたのだと言う。あまり売れすぎて演芸場はいりきれない恐れはないかと聞くと、少しはあると言う。それでは売ったあとで困るだろうと念をおすと、なに大丈夫だ、なかに義理で買う者もあるし、事故で来ないのもあるし、それからカタルも少しはできるだろうと言って、すましている。

 与次郎切符を売るところを見ていると、引きかえに金を渡す者からはむろん即座に受け取るが、そうでない学生にはただ切符だけ渡している。気の小さい三四郎が見ると、心配になるくらい渡して歩く。あとから思うとおりお金が寄るかと聞いてみると、むろん寄らないという答だ。几帳面わずか売るよりも、だらしなくたくさん売るほうが、大体のうえにおいて利益からこうすると言っている。与次郎はこれをタイムス社が日本百科全書を売った方法比較している。比較だけはりっぱに聞こえたが、三四郎はなんだか心もとなく思った。そこで一応与次郎に注意した時に、与次郎の返事はおもしろかった。

相手東京帝国大学学生だよ」

いくら学生だって、君のように金にかけるとのん気なのが多いだろう」

「なに善意に払わないのは、文芸協会のほうでもやかましくは言わないはずだ。どうせいくら切符が売れたって、とどのつまり協会借金になることは明らかだから

 三四郎は念のため、それは君の意見か、協会意見かとただしてみた。与次郎は、むろんぼくの意見であって、協会意見であるとつごうのいいことを答えた。

 与次郎の説を聞くと、今度は演芸会を見ない者は、まるでばかのような気がする。ばかのような気がするまで与次郎講釈をする。それが切符を売るためだか、じっさい演芸会を信仰しているためだか、あるいはただ自分の景気をつけて、かねて相手の景気をつけ、次いでは演芸会の景気をつけて、世上一般空気をできるだけにぎやかにするためだか、そこのところがちょっと明晰に区別が立たないものから相手はばかのような気がするにもかかわらず、あまり与次郎の感化をこうむらない。

 与次郎第一に会員の練習に骨を折っている話をする。話どおりに聞いていると、会員の多数は、練習の結果として、当日前に役に立たなくなりそうだ。それから背景の話をする。その背景が大したもので、東京にいる有為青年画家をことごとく引き上げて、ことごとく応分の技倆を振るわしたようなことになる。次に服装の話をする。その服装が頭から足の先まで故実ずくめにでき上がっている。次に脚本の話をする。それが、みんな新作で、みんなおもしろい。そのほかいくらでもある。

 与次郎広田先生原口さんに招待券を送ったと言っている。野々宮兄妹と里見兄妹には上等の切符を買わせたと言っている。万事が好都合だと言っている。三四郎与次郎のために演芸万歳を唱えた。

 万歳を唱える晩、与次郎三四郎下宿へ来た。昼間とはうって変っている。堅くなって火鉢そばへすわって寒い寒いと言う。その顔がただ寒いのではないらしい。はじめは火鉢へ乗りかかるように手をかざしていたが、やがて懐手になった。三四郎与次郎の顔を陽気にするために、机の上のランプを端から端へ移した。ところが与次郎は顎をがっくり落して、大きな坊主頭だけを黒く灯に照らしている。いっこうさえない。どうかしたかと聞いた時に、首をあげてランプを見た。

「この家ではまだ電気を引かないのか」と顔つきにはまったく縁のないことを聞いた。

「まだ引かない。そのうち電気にするつもりだそうだ。ランプは暗くていかんね」と答えていると、急に、ランプのことは忘れたとみえて、

「おい、小川、たいへんな事ができてしまった」と言いだした。

 一応理由を聞いてみる。与次郎は懐から皺だらけの新聞を出した。二枚重なっている。その一枚をはがして、新しく畳み直して、ここを読んでみろと差しつけた。読むところを指の頭で押えている。三四郎は目をランプのそばへ寄せた。見出し大学の純文科とある

 大学外国文学科は従来西洋人担当で、当事者はいっさいの授業を外国教師に依頼していたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促されて、今度いよいよ本邦人講義必須課目として認めるに至った。そこでこのあいだじゅうから適当人物を人選中であったが、ようやく某氏に決定して、近々発表になるそうだ。某氏は近き過去において、海外留学の命を受けたことのある秀才から至極適任だろうという内容である

広田先生じゃなかったんだな」と三四郎与次郎を顧みた。与次郎はやっぱり新聞の上を見ている。

「これはたしかなのか」と三四郎がまた聞いた。

「どうも」と首を曲げたが、「たいてい大丈夫だろうと思っていたんだがな。やりそくなった。もっともこの男がだいぶ運動をしているという話は聞いたこともあるが」と言う。

しかしこれだけじゃ、まだ風説じゃないか。いよいよ発表になってみなければわからないのだから

「いや、それだけならむろんかまわない。先生関係したことじゃないから、しかし」と言って、また残りの新聞を畳み直して、標題を指の頭で押えて、三四郎の目の下へ出した。

 今度の新聞にもほぼ同様の事が載っている。そこだけはべつだんに新しい印象を起こしようもないが、そのあとへ来て、三四郎は驚かされた。広田先生がたいへんな不徳義漢のように書いてある。十年間語学教師をして、世間には杳として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人外国文学講師を入れると聞くやいなや、急にこそこそ運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。のみならずその門下生をして「偉大なる暗闇」などという論文を小雑誌に草せしめた。この論文零余子なる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。と、とうとう三四郎名前が出て来た。

 三四郎は妙な顔をして与次郎を見た。与次郎はまえから三四郎の顔を見ている。二人ともしばらく黙っていた。やがて、三四郎が、

「困るなあ」と言った。少し与次郎を恨んでいる。与次郎は、そこはあまりかまっていない。

「君、これをどう思う」と言う。

「どう思うとは」

「投書をそのまま出したに違いない。けっして社のほうで調べたものじゃない。文芸時評の六号活字の投書にこんなのが、いくらでも来る。六号活字ほとんど罪悪のかたまりだ。よくよく探ってみると嘘が多い。目に見えた嘘をついているのもある。なぜそんな愚な事をやるかというとね、君。みんな利害問題動機になっているらしい。それでぼくが六号活字を受持っている時には、性質のよくないのは、たいてい屑籠へ放り込んだ。この記事もまったくそれだね。反対運動の結果だ」

「なぜ、君の名が出ないで、ぼくの名が出たものだろうな」

 与次郎は「そうさ」と言っている。しばらくしてから

「やっぱり、なんだろう。君は本科生でぼくは選科生だからだろう」と説明した。けれども三四郎には、これが説明にもなんにもならなかった。三四郎は依然として迷惑である

「ぜんたいぼくが零余子なんてけちな号を使わずに、堂々と佐々木与次郎署名しておけばよかった。じっさいあの論文佐々木与次郎以外に書ける者は一人もないんだからなあ」

 与次郎はまじめである三四郎に「偉大なる暗闇」の著作権を奪われて、かえって迷惑しているのかもしれない。三四郎はばかばかしくなった。

「君、先生に話したか」と聞いた。

「さあ、そこだ。偉大なる暗闇の作者なんか、君だって、ぼくだって、どちらだってかまわないが、こと先生人格関係してくる以上は、話さずにはいられない。ああい先生から、いっこう知りません、何か間違いでしょう、偉大なる暗闇という論文雑誌に出ましたが、匿名です、先生の崇拝者が書いたものですから安心なさいくらいに言っておけば、そうかで、すぐ済んでしまうわけだが、このさいそうはいかん。どうしたってぼくが責任を明らかにしなくっちゃ。事がうまくいって、知らん顔をしているのは、心持ちがいいが、やりそくなって黙っているのは不愉快でたまらない。第一自分が事を起こしておいて、ああいう善良な人を迷惑状態に陥らして、それで平気に見物がしておられるものじゃない。正邪曲直なんてむずかしい問題は別として、ただ気の毒で、いたわしくっていけない」

 三四郎ははじめて与次郎を感心な男だと思った。

先生新聞を読んだんだろうか」

「家へ来る新聞にゃない。だからぼくも知らなかった。しか先生学校へ行っていろいろな新聞を見るからね。よし先生が見なくってもだれか話すだろう」

「すると、もう知ってるな」

「むろん知ってるだろう」

「君にはなんとも言わないか

「言わない。もっともろくに話をする暇もないんだから、言わないはずだが。このあいから演芸会の事でしじゅう奔走しているものから――ああ演芸会も、もういやになった。やめてしまおうかしらん。おしろいをつけて、芝居なんかやったって、何がおもしろものか」

先生に話したら、君、しかられるだろう」

しかられるだろう。しかられるのはしかたがないが、いかにも気の毒でね。よけいな事をして迷惑をかけてるんだから。――先生道楽のない人でね。酒は飲まず、煙草は」と言いかけたが途中でやめてしまった。先生哲学を鼻から煙にして吹き出す量は月に積もると、莫大なものである

煙草だけはかなりのむが、そのほかになんにもないぜ。釣りをするじゃなし、碁を打つじゃなし、家庭の楽しみがあるじゃなし。あれがいちばんいけない。子供でもあるといいんだけれども。じつに枯淡だからなあ」

 与次郎はそれで腕組をした。

「たまに、慰めようと思って、少し奔走すると、こんなことになるし。君も先生の所へ行ってやれ」

「行ってやるどころじゃない。ぼくにも多少責任があるから、あやまってくる」

「君はあやまる必要はない」

「じゃ弁解してくる」

 与次郎はそれで帰った。三四郎は床にはいってからたびたび寝返りを打った。国にいるほうが寝やす心持ちがする。偽りの記事――広田先生――美禰子――美禰子を迎えに来て連れていったりっぱな男――いろいろの刺激がある。

 夜中からぐっすり寝た。いつものように起きるのが、ひどくつらかった。顔を洗う所で、同じ文科の学生に会った。顔だけは互いに見知り合いである。失敬という挨拶のうちに、この男は例の記事を読んでいるらしく推した。しかし先方ではむろん話頭を避けた。三四郎も弁解を試みなかった。

 暖かい汁の香をかいでいる時に、また故里の母から書信に接した。また例のごとく、長かりそうだ。洋服を着換えるのがめんどうだから、着たままの上へ袴をはいて、懐へ手紙を入れて、出る。戸外は薄い霜で光った。

 通りへ出ると、ほとんど学生ばかり歩いている。それが、みな同じ方向へ行く。ことごとく急いで行く。寒い往来は若い男の活気でいっぱいになる。そのなかに霜降り外套を着た広田先生の長い影が見えた。この青年の隊伍に紛れ込んだ先生は、歩調においてすでに時代錯誤である。左右前後比較するとすこぶる緩漫に見える。先生の影は校門のうちに隠れた。門内に大きな松がある。巨大の傘のように枝を広げて玄関をふさいでいる。三四郎の足が門前まで来た時は、先生の影がすでに消えて、正面に見えるものは、松と、松の上にある時計台ばかりであった。この時計台時計は常に狂っている。もしくは留まっている。

 門内をちょっとのぞきこんだ三四郎は、口の中で「ハイドリオタフヒア」という字を二度繰り返した。この字は三四郎の覚えた外国語のうちで、もっとも長い、またもっともむずかしい言葉の一つであった。意味はまだわからない。広田先生に聞いてみるつもりでいる。かつて与次郎に尋ねたら、おそらくダーターファブラのたぐいだろうと言っていた。けれども三四郎からみると二つのあいだにはたいへんな違いがある。ダーターファブラはおどるべき性質のものと思える。ハイドリオタフヒアは覚えるのにさえ暇がいる。二へん繰り返すと歩調がおのずから緩漫になる。広田先生の使うために古人が作っておいたような音がする。

 学校へ行ったら、「偉大なる暗闇」の作者として、衆人の注意を一身に集めている気色がした。戸外へ出ようとしたが、戸外は存外寒いから廊下にいた。そうして講義あいだに懐から母の手紙を出して読んだ。

 この冬休みには帰って来いと、まるで熊本にいた当時と同様な命令がある。じつは熊本にいた時分にこんなことがあった。学校休みになるか、ならないのに、帰れという電報が掛かった。母の病気に違いないと思い込んで、驚いて飛んで帰ると、母のほうではこっちに変がなくって、まあ結構だったといわぬばかりに喜んでいる。訳を聞くと、いつまで待っていても帰らないから、お稲荷様へ伺いを立てたら、こりゃ、もう熊本をたっているという御託宣であったので、途中でどうかしはせぬだろうかと非常に心配していたのだと言う。三四郎はその当時を思いだして、今度もまた伺いを立てられることかと思った。しか手紙にはお稲荷様のことは書いてない。ただ三輪田のお光さんも待っていると割注みたようなものがついている。お光さんは豊津の女学校をやめて、家へ帰ったそうだ。またお光さんに縫ってもらった綿入れが小包で来るそうだ。大工の角三が山で賭博を打って九十八円取られたそうだ。――そのてんまつが詳しく書いてある。めんどうだからいかげんに読んだ。なんでも山を買いたいという男が三人連で入り込んで来たのを、角三が案内をして、山を回って歩いているあいだに取られてしまったのだそうだ。角三は家へ帰って、女房にいつのまに取られたかからないと弁解した。すると、女房がそれじゃお前さん眠り薬でもかがされたんだろうと言ったら、角三が、うんそういえばなんだかかいだようだと答えたそうだ。けれども村の者はみんな賭博をして巻き上げられたと評判している。いなかでもこうだから東京にいるお前なぞは、本当によく気をつけなくてはいけないという訓誡がついている。

 長い手紙を巻き収めていると、与次郎そばへ来て、「やあ女の手紙だな」と言った。ゆうべよりは冗談をいうだけ元気がいい。三四郎は、

「なに母からだ」と、少しつまらなそうに答えて、封筒ごと懐へ入れた。

里見お嬢さんからじゃないのか」

「いいや」

「君、里見お嬢さんのことを聞いたか

「何を」と問い返しているところへ、一人の学生が、与次郎に、演芸会の切符をほしいという人が階下に待っていると教えに来てくれた。与次郎はすぐ降りて行った。

 与次郎はそれなり消えてなくなった。いくらつらまえようと思っても出て来ない。三四郎はやむをえず精出して講義を筆記していた。講義が済んでから、ゆうべの約束どおり広田先生の家へ寄る。相変らず静かである先生茶の間に長くなって寝ていた。ばあさんに、どうかなすったのかと聞くと、そうじゃないのでしょう、ゆうべあまりおそくなったので、眠いと言って、さっきお帰りになると、すぐに横におなりなすったのだと言う。長いからだの上に小夜着が掛けてある。三四郎は小さな声で、またばあさんに、どうして、そうおそくなったのかと聞いた。なにいつでもおそいのだが、ゆうべのは勉強じゃなくって、佐々木さんと久しくお話をしておいでだったという答である勉強佐々木に代ったから、昼寝をする説明にはならないが、与次郎が、ゆうべ先生に例の話をした事だけはこれで明瞭になった。ついでに与次郎が、どうしかられたかを聞いておきたいのだが、それはばあさんが知ろうはずがないし、肝心の与次郎学校で取り逃してしまたかしかたがない。きょうの元気のいいところをみると、大した事件にはならずに済んだのだろう。もっと与次郎心理現象はとうてい三四郎にはわからないのだから、じっさいどんなことがあったか想像はできない。

 三四郎は長火鉢の前へすわった。鉄瓶がちんちん鳴っている。ばあさんは遠慮をして下女部屋へ引き取った。三四郎はあぐらをかいて、鉄瓶に手をかざして、先生の起きるのを待っている。先生は熟睡している。三四郎は静かでいい心持ちになった。爪で鉄瓶をたたいてみた。熱い湯を茶碗についでふうふう吹いて飲んだ。先生は向こうをむいて寝ている。二、三日まえに頭を刈ったとみえて、髪がはなはだ短かい。髭のはじが濃く出ている。鼻も向こうを向いている。鼻の穴がすうすう言う。安眠だ。

 三四郎は返そうと思って、持って来たハイドリオタフヒアを出して読みはじめた。ぽつぽつ拾い読みをする。なかなかわからない。墓の中に花を投げることが書いてある。ローマ人薔薇を affect すると書いてある。なんの意味だかよく知らないが、おおかた好むとでも訳するんだろうと思った。ギリシア人は Amaranth を用いると書いてある。これも明瞭でない。しか花の名には違いない。それから少しさきへ行くと、まるでわからなくなった。ページから目を離して先生を見た。まだ寝ている。なんでこんなむずかしい書物自分に貸したものだろうと思った。それから、このむずかしい書物が、なぜわからないながらも、自分の興味をひくのだろうと思った。最後広田先生は必竟ハイドリオタフヒアだと思った。

2024-09-29

外国語大学剣道部って面を打つ時フェイスって言うんか?

そこまで英語にはしてないだろう

2024-09-16

anond:20240916153057

労働市場を考えるなら息子の方がやるべき事を分かってるように思える

でも入るなら外国語大学の方がよくね

2024-09-08

私の推し漫画家ピエール手塚さんから反応がいただけた

反応に対する謝意と、誤解への申し開き

親愛なるピエール手塚さんへ

まず、私の文章にXで反応していただけたことをとても光栄に思います

読んでいただけるかもしれないと思い、はてなサービスを選んで書きました

拙い文章だとはわかっていますが(本当は上手に書けたと思う)、全力で書きました

疑問に答えていただき嬉しく思います

本当に心から嬉しく思います

Xの反応を見るとピエール手塚さんは私の文章に怒っているように感じました。

私の文章を、いわゆるスルー力の無さに対する批判と受け取ったのだとわかりました。

私はそういうつもりであの文章を書いたのではないよ!

でもどう捉えるかは受け手自由から、残念な気持ちはありますが受け入れます

時間があったら怒ってない時にもう一度読んで欲しいけど、

長いし拙いので(私的には上手な文章だと思いますがたくさん批判を受けました)これは望み過ぎかもしれません。

本当はあなた友達になりたかったのだけど、私は厄介ファンなのでしょう

とほほ

でもあなた交流できたことは本当に嬉しく思っています

あなたあなた生き方を心の底から尊敬しています

私は体力が人よりもなく病弱なのですが、

あなたみたいになりたくて

7月からウォーキングを始めています

暑いのでモールの中だけですが、昨日の定期検診は以前より良好でしたし、大きな手術を少し先延ばしにすることができました

あなたから良い影響を受けていると伝えたかった


疑問に対する解答を受けて思ったこ

さて、改めて私の疑問に答えていただきありがとうございます

ピエール手塚さんはネットでの効率的な振る舞いを求められることに憤ったと私は了解しました

改めてラジオブログを振り返るとピエール手塚さんは久保帯人さんの発言を繰り返し挙げていたことに気づきました

法律ウェブルールクソ喰らえだ。俺が嫌だと言ってる」ですね

ネットの無遠慮な批判に対し、無視ではなく怒りで反応したかったのだと判断しました

私の理解は合ってるでしょうか

この回答を受けて自分なりに考えました

かにネット暴言を吐く者に対して沈黙しなければいけない状況はおかしいと思います

そして暴言に反応してしまった人を非効率空気を読めない愚か者呼ばわりするのも好きではありません。

この部分はピエール手塚さんと同じだと思います

暴言に対して沈黙することは場の収拾には効率的であっても、

それを言われた俺の気持ちを慰めるのにぜんぜん効率的ではないんだよ!!!叫びたい。誰もいないところで。

しかし、彼らの暴言もまた

法律ウェブルールクソ喰らえだ。俺が嫌だと言ってる」

範疇のように私には思えました。

もちろん度を越した批判人格攻撃違法ですが、

法律が糞食らえならこれすら受け入れる度量が必要とも思ってしまいました。本当は思いたくないけど。

まり私にとって久保帯人さんの言葉ちょっといき過ぎている。

私はあの言葉コミュニケーション可能性を見ることはできませんでした。

好きな言葉は違うみたいですが、日本ネットがこうなったら良いなあという希望の形はピエール手塚さんとそう離れていないと思います

から友達になれると思います

けどラジオで知らない人からメッセージ来ても一個も嬉しくないしむしろ怖いと言っておられたので、、、

友愛の情を見せることすらネットでは厳しく。

文章が拙いと誤解も生まれますし。

コミュニケーションの難しさを感じています

以上が回答を受けて私が思ったことです


提案

英語圏SNSの利用がお勧めです

外国語でやり取りすると批判されてもダメージが少なく済みますし、批判内容も幾分建設的です。

建設的な議論を見つけるのが日本コミュニティよりも容易です(個人の感想

私が覗いているreddittというサービスはXよりも平和議論が進行していることが多いです。

特に作品商品に対する感想日本全然違うと思っている。

変な反応があっても目につきにくくする工夫がなされている。

もちろん、場に留まって啓蒙活動をするのもありだと思う。

でも、手札は多い方がいいと思ったかアドバイス罪となるけど伝えたかった。ごめんなさい。



謝意2

ピエール手塚さんの反応を教えてくれた方へ

教えてくれてどうもありがとうございました!

はてなサービスのことはちんぷんかんぷんなのであなたがいなかったら気づけなかった

私はなんでXから反応が来てるとか、はてなブックマークとコメントの違いとかも全然わかってないんだよ実は。

私に寄せられる批判で私は嫌な思いをしたけど、あなたみたいな親切な方がいて慰めになった。

サンキュー

謝意3

批判してくれた人の意見私自身がエコーチェンバーにならないための苦い薬と思ってお礼を言っておくか嫌々だがな。

どーも。

でも私はストーカーじゃないと言いたい

ネットに公開されている情報しか追ってないからだ

キーっ!ムカつく!

ムカつくけどコミュニケーション取るのは重要から受け入れる

まあ見ず知らずの人にでかい感情をぶつけるのは良くねえよな。

よくねえけど、、、、

、、、

いや、この部分は真面目に反省しなければならない

それを気づかせてくれたことは本当にありがとうございます

コミュニケーションの難しさを感じていますし未熟さも感じています

読んでくださってありがとうございました

2024-09-06

anond:20240906115527

このスペックマッチングしないのは写真がまずいか自己紹介文がまずいかどっちかじゃないか

こんな感じにしてみたらどうだ

はじめまして

見てくださってありがとうございます

◯◯県で暮らす皆さまのために、毎日がんばって働いている公務員です笑

仕事はもちろん真剣に取り組みつつ、プライベート時間も大切にしながら生活しています

いちばん趣味サッカーです!

と言ってもサッカー自体は下手の横好きで、実際は観戦がメインになっちゃってます

好きなチームが海外にあるんですけど、好きが高じてそのチームの外国語勉強に手を出してしまいました!

ただ見るのが楽しいのはもちろん、自分磨きにまで繋がる趣味が持てたことはすごく幸せなことだなと思っています

他にはボードゲームも好きですね!

趣味サークルで気の合う友人たちと一緒にワイワイ楽しくやってます

学生時代のノリで盛り上がれて楽しいんですけど、そろそろ落ち着いた方がいいのかなあ……とぼんやり思っています

こんな人と一緒に生きていきたいなっていう理想何となくあるんですけど、一番は、ちょっとしたことで笑い合える素敵な関係を築きたいです。

同じ趣味とかは持っていなくて全然構わないので、日常のいろんなことを話し合えたらいいなと思っています

長くなっちゃってすみません💦

最後まで読んでくださってありがとうございました!

よろしければ一緒にお話しましょう〜。

よろしくお願いいたします!


あとは仕事のことも書いといた方がいいんだけど俺は増田仕事のこと知らんので適当に追加しといてくれ

anond:20240906163103

ワイもこれに一票。同学年の暗めの男性外国語だとコミュ力謎に上がっててスペイン彼女結婚したよ。欧米女性の方が日本人女性より全般的コミュ力高い感じするしサッカー好き同士なら盛り上がれるんじゃない?

2024-09-05

安易英語由来の言葉が嫌い

過熱している男女差別言葉で言えば、「ミソジニー」とか「ミサンドリー」とか。

女性蔑視」「男性蔑視」とか言えばいいのに、欧米(主にアメリカ)で使われている先進的な概念であるという使用者意図が見え隠れして、いけ好かない

更には使用者舶来信仰選民意識もうかがえる。

男女差別を根絶する云々以前に、先進的な外国語を使いこなしている自分がその他の有象無象(異性・同性問わず)よりも「区別」されるべき、優遇されて然るべきという、周囲からしたら差別的な考えから臆面もなく使われている言葉のように見える。

だいたい男女差別のようなどんな人でも関わり合う社会的問題に対して専門用語特定の人にしかからないように使う時点で、専門家以外の問題への理解を拒絶していて、本質的問題解決のもの否定している行為だろう。一部の有識者で決めたことに従わせればいい、とでも思っていそうだ。

先進国家からの輸入という考え方そのものが、二流・三流の劣等国根性に由来する「虎の威を借る狐」そのものなのだけれども、当人たちは気付いているのかいないのか。

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