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2019-07-01

強欲女から足掛け2年かけて逃げ切った話

相当昔なんだが、付き合っていた女がいたわけで、別に嫌いではなかったし気遣いもする女だから悪い気はしていなかった。

でも、「どうもこの女と結婚する気にはなれない」というモヤモヤとした想いを払拭できずにいたのだが、次第にそれが明瞭に言語化できたので、足掛け2年かけて逃げることに成功した。

どうして結婚する気が起きなかったのかといえば、「貧乏育ちで下品で無教養」ということ。

具体的な例として

(1)ボーナス日にケーキを買ってこの女の部屋に行ったらケーキには目もくれず【ボーナスーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!】と絶叫してあれこれの金品を要求してきたこ

(2)残業続きでヘトヘトの週末にデートで合ったらなにやら不機嫌。理由を糺すと「疲れたサラリーマンの顔しているのがイヤ」とのこと

(3)何かのときに別の金品を要求されて「今は給料日前でキツいから」と断ったら「オ○ンコ提供したじゃないか!」とのこと

ある日意を決して逃げる準備を始めた。まず、長期出張でしばらく地元にいないからといって雲隠れ。そのうち異動で市内の別の出先に勤務することになったが、事情は知らせず。電話は解約して新規契約し直し。

そのうち、探偵でも雇ったのか、勤め先に偽名で書信があって、開封してみたら「私の一体どこが嫌いなのか」ということだったので、公衆電話から電話して「お前は貧乏育ちで下品で無教養なうえにカネがかかりすぎるので嫁にはできない。そういうわけで悪いけどこれで終わりにしてくれ」と言って切った。

手切れ金でも請求されるかと思ったらそれは無かったようで、晴れて今の妻と結婚して幸せ暮らしている。

それでも未だに夢でうなされるのだから恐ろしい。草食男子という言葉は当時はなかったが結婚を焦る女は修羅のような存在だという確信を得た次第。

いまだに「草食男子の増殖」を懸念する記事や「草食男子攻略法」などという本が出ているのは、男が恋愛ゴトに興味がなくなってマーケティングに窮しているだけではなく、単にアラサー婚活女が困っているという話なんだろう。怖い怖い。

 
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