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はてなキーワード: 眼光とは

2018-08-31

禅問答が好き

例えばこんなの。

兜率悦和尚三関を設けて学者に問う。

 撥草参玄は只だ見性を図る。即今上人の性、甚れの処にか在る。

 自性を識得すれば方に生死を脱す。眼光落つる時作麼生か脱せん。

 生死を脱得すれば便ち去処を知る。四大分離して甚れの処に向かってか去る。

この3つの設問、いずれも同じ答えってのがたまらない。

わかってくれる人、いるかな~?

2018-07-05

anond:20150913153631

モノホン痴漢集団で堂々とやる 

体格のいい仲間を引き連れ鋭い眼光で周囲にあっち向いてホイをさせるのが現代痴漢戦争

2018-05-03

[] #55-1「代々大原則」

ルールとは何だろう。

俺がその問いに回答するには辞書に頼らざるを得ないし、それ以上の答えは用意できない。

そういった概念について、漫然としか考えていないからだ。

知っているか、知らないか

守るか、破るか。

自分にとって都合が良いか、悪いか

それで十分だと思っていたし、実際それで何とかなっている。

でも、この世がみんな俺みたいなスタンスだと社会崩壊するだろうな、くらいの思考は働く。

今回の話の舞台は、俺の通う学校

俺とは違ってルールに繊細な人間たちによる奮闘劇だ。


…………

ちょっと待て! そのピアスはなんだ!」

このように、登校した生徒に絡んでくる奴らがいるのは珍しいことではない。

違うのは、絡んでくる人間教師ではなく、生徒会の奴らって点だ。

こういうのは生活指導教員がやっているだろうが、俺たちの学校では少し趣が異なる。

基本的に生徒たち主体で秩序が保たれているんだ。

「勉学だけならば学校必要ない。社会教養を、日々の生活で育むことこそ、学校に求められる役割だ。その資本とは、生徒自身なり」というのが校長の弁である

要は社会性を学ぶのに、“生徒の自主性を重んじ”ているってわけだ。

まあ、これは名目で、実際には生徒の面倒を見切れない教師側が、仕事を減らすために作ったカリキュラムなのだろう。

生徒の問題は、生徒の間で解決してくれってこと。

このため、俺たちの学校は独特な社会形成されている。

「ジャラジャラとアクセサリーを……邪魔だあ!」

とは言っても、大半の在校生にとって、この差に大した意味はない。

取締役が“教師から生徒会”に変わったってだけだ。

大きな違いがあるとすれば、この生徒会に対抗する“組織”が存在することだろう。

「なんだ、そのピンク色の髪は!」

クラスメートのカジマが注意を受けている。

「いやいや、地毛っすよ」

見え透いた嘘だが、カジマは強気だ。

ピンク色の髪が地毛だというのか?」

アニメマンガとかでも、よくいるでしょ?」

「ふざけるな!」

「仮に染めていたとして、それが問題なんすか? 校則で『髪を染めちゃダメ』と書かれているとでも?」

「なっ……に。だが、風紀法には反するだろ!」

「風紀法には強制力がないっすよね?」

俺はそのやり取りを、クラスメートであるウサクは眺めていた。

「カジマのやつは、また“不真面目団”の活動か」

「でなければ、あんな悪目立ちするだけの色に染める必要がないだろう」

「奴等への当てつけじゃなく、純粋趣味だったとしたら?」

「いずれにしろ状況は変わらん」

“不真面目団”

要は不良の集まりってことになると思うが、一般的認知されているものとは少し趣が違う。

この集団は、生徒会のことを気に入らないと思っているメンバー構成されている。

そのため主な活動も、生徒会への当てつけであることが多い。

カジマみたいに、校則で罰することができない範疇で、生徒会が眉をひそめるような行為するわけだ。

しょうもない嫌がらせレベルのことしかしていないが、生徒会には効果的だった。

なにせ生徒会所属する人間意識が高く、真面目さと柔軟さが反比例するような奴らばかりだ。

そんな生徒会にとって、取り除けない目の上のタンコブほど邪魔ものはない。

そんな生徒会と不真面目団の小競り合いを横目に、俺たちはホームルームまでの時間を潰すわけだ。

これが、この学校での日常風景

ただ、その日はちょっとだけ様子がおかしかった。

「どうしたんだい。生徒会番号06」

カジマの小競り合いに、生徒副会長が割り込んできた。

普段はこういった活動には顔を出さないのに、どういった風の吹き回しだろうか。

「こいつが髪を染めているのに、逆らってくるんです……」

生徒副会長眼光が、カジマに鋭く突き刺さる。

オーラでも出ているのだろうか。

さっきまで強気だったカジマが怯んでいるのが、傍目にも分かる。

「ふむ、通してあげなさい。校則違反はしていないのだし」

だが、生徒副会長から出た言葉は、意外にも穏当だった。

「さ、ホームルームに遅れてしまう。かといって走らず、自分教室に行きたまえ」

カジマはそう促され、おずおずとその場を後にした。

このときカジマは、その生徒副会長の物腰の柔らかさが、逆に得体が知れなくて不気味に感じたらしい。

「で、ですが副会長!」

「仕方ないさ。ワシらにはどうしようもない」

生徒副会長は、その後に続けてこう言った。

「今のところは、な」

そう確かに聴こえたと、カジマは語る。

その意味が分かるのは、それから数日後のことだった。

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2018-03-27

anond:20180327171135

おお!すごい!添削サンキュー

書き直してみました。

新宿店員やってるんだけど、中国人観光客が増えて本当に迷惑してる。

この間も喫煙禁止エリアでプカプカやってたんで警備のおっさんが注意をしたんだけど、中国語(?)でヘラヘラなめきった態度をしてた。

そしたら警備のおっさんが突然眼光鋭く、普段聞かないようなドスの利いた声で二言三言をつぶやいたら突然中国人がシュンとしてタバコを消してそそくさと立ち去っていった。

周りで嫌な顔をしていたギャラリー拍手喝采おっさんはいもの照れたような笑いでその場を引き上げていった。

あとでおっさんが来た時に聞いたら、自分はかつて満州従軍していた経験があるんだという。その時に覚えた言葉を使ったのだか今も効くとは思わなかったという。

「なんて言ったんですか?」と俺が尋ねたら、おっさんは静かに「聞きたいか?」と言ったけどその時の眼光がぞっとするほど鋭かった。

人には言えないけどちょっとオッサンに抱かれたいと思ったよ。

こんなもんかな。

Twitterに乗せるにはちょっと長くなりすぎたな。

※ごめん。艦これ要素が入れられなかった。よく知らないので。

2018-01-27

山中捏造報道朝日新聞謝罪

宝塚山中伊藤律氏」 無精ヒゲ、鋭い眼光 ”潜入の目的は言えぬ”


1950年9月朝日新聞は、レッドパージ逮捕状が出て潜伏中だった共産党幹部伊藤律

山中単独インタビューしたとのスクープ記事を載せた。

これが記者の完全なでっちあげ作文で、山中で会っていたとの時刻に記者は宿におり、

伊藤自身山中ではなく東京に居て、迫真新聞記事を読んで吹き出したという。

3日後、朝日新聞謝罪訂正の社告を出し、縮刷版から記事が削除されている。


Sanchu for reading.

2018-01-02

講談社 就活 思い出

就職活動講談社に行ったことがある。体育館みたいな所で、十個ほどの、ちょうど保健室のベッド同士を区切っているようなアレ(何て言うのか分からない)で区切られたブースがあり、そこで各々二人ほどの社員面接される形であったが、その面接の前に、高校教室ほどの広さの場所で、順番を待つことになった。

パイプ椅子が30ほど並んでいて、順に座らされたが、怖い用務員のような人が隅っこに座っている。用務員のような人(以下用務員さん)は、まず一人一人名前を誰何し、続いて「講談社雑誌で最も面白いものは何か?」と各人に聞いて回った。

そこで驚いたのは、

「えっと、知りません」

と答えた学生いたことだ。

だってそんなに講談社が好きなわけではなく、まずエントリーシートが通ったかひとつ物見遊山的に受験したところがあったけれども、さすがに「モーニング」ぐらいは知っている。

用務員さんの眼光はにわかに鋭くなり、

「知らないだと?」

と聞いたが、当該の学生は、

「ええ……」

と答えるのみである。本当に知らないのか。

講談社面接に来たんだろう、君は。本当に一つも知らないのか」とか、

「一冊ぐらいは分かるだろう」とか、

学生に用務員さんは聞くのだが、やはりその学生は「はあ、」とかなんとか曖昧に返すだけである

用務員さんは最後に、

「いいんだね、そのように報告するよ」

とかなんとか言って、質問を打ち切ったと思う。

僕はその学生がどうなったかは知らない。天下の講談社にまで来て講談社雑誌ひとつも知らないというのはいかにも驚くべき話だが、しかしその「用務員さん」が何者であったかについても、やはり気になってしようがない。

もしかして、有名な人だったりするのだろうか。

あるいはもしかしすると、その学生も、今はかなり有名な人になっていたりしないだろうか。

どちらもベクトルは真反対かもしれないが、かなりの大物のような気がしてならない。

そんなことをこの時期になるたびに思い出すのである

ひとつ就活に役立つ話をしておくと、面接担当者の手元のシートには「特A」「A」「B」「C」という欄があるのを見つけた。特Aとは一体どのような人材なのだろうか、やはり何年も経った今も気になってしようが無い。)

あなたの一番好きな講談社雑誌はなんですか?)

2017-12-20

anond:20171220150309

鼻くそついてますよと言ってあげたい気持ち

増田のするどい眼光ビーム一網打尽とはこのことである

フンッ!! (  ̄/・・ ̄)=3・・・・・・・・*) ̄□ ̄)ピト!

2017-05-13

[] #24-3「あの音楽歌詞

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だがそんなことを口にすれば、弟たちは俺を巻き込んだ上で面倒くさいことに発展する予感がした。

なので知らないフリを決めこうとしたのだが、弟の仲間の一人であるドッペルは目ざとかった。

「マスダの兄ちゃん、何か思いついた?」

「……いや、別に?」

「本当にぃ?」

弟たちの眼光が鋭い。

いつその視線物理的に刺さってもおかしくない。

観念した俺は白状することにした。

「……本当に大したことじゃないぞ」

「それを決めるのは俺たちだ」

「……ガイドと名乗る、未来から来たとかい人間がいるのは知っているか?」

「ああ、あの人? 見たことある

キテレツな格好ですごい胡散臭いよね」

だが、あいつの持っているアイテムの力が本物であることは、みんな薄々分かっていた。

或いは、と考えたのだ。

「なるほど……だめでもともとか」

「でも、今度はその自称未来人さんを探さなきゃいけないのかあ……」

「もしその人が本物なら、下手すれば既に未来に帰っているかも」

かにさした光明も、その筋道のなさに弟たちの表情は曇るばかりだ。

どうやら、灯台下暗しであることを知らなかったらしい。

「何だお前たち、知らなかったのか。その未来人は、いまシロクロのとこに居候しているんだぞ」

「ええ!? 本当かよ、シロクロ」

イエス! ザッツ! ライト!」

弟たちにとって、それは意外な人物だったようだ。

まあ、シロクロは身の上話をロクにしない上に、言動が怪しくてコミニケーションが難しい人物である

なので、それを当たり前のように受け入れていた弟たちにとってはむしろ意外だったのかもしれない。

「なんで、今まで言わなかったんだよ」

プライバシーポリシー!」

シロクロが分かるような分からないことを言う。

「そ、そうか……」

俺たちは適当に相槌をうつ


未来人は俺に門前払いされた後も何件か周ったらしいが、結局信じてもらえなかったようだ。

任務が終わるまで帰ることができないので途方に暮れていたところを、通りがかったシロクロに拾われたらしい。

まあ、シロクロは“アレ”だから信じるだろうな。

或いはシロクロ自身、謎の多い人間から波長が合うのかもしれない。

ただ信じてもらえてもシロクロに話が通じているわけではないから、任務遂行できず宙ぶらりん状態、といったところだろう。

「シロクロも大概だよな。そんな胡散臭い奴を住まわせてやってるとか」

アイマスト! ゴードゥ! グッドシングス!」

シロクロが分かるような分からないことを言う。

「あー、はいはい

弟たちはシロクロの発言を受け流す。

その後、十数秒かけてそれっぽい理屈を並べてシロクロを言いくるめ、自宅へ案内してもらうことになった。

そしてガイドと知り合いであった俺は、仲介役ということで付き添う羽目となった。

次 ≫

2017-04-13

クマブログをやる時代

「ああ、やるよ、クマ最近クマネットぐらい嗜むって。あんたら若いのに、そんなことも知らないのか」

僕はその言葉を聞き、先輩と二人で青くなった。

話は二週間前にさかのぼる。僕は先輩と仕事帰りに安い居酒屋で飲んでいた。先輩は仕事面では頼りになるが、飲むといい加減なことしか言わない人だ。赤い顔をした先輩は、僕にスマホの画面をよこす。そこにはあるブログの画面が表示されていた。

「これ見てみろよ、クマだぞ、クマクマのくせにブログアドバイザーって、笑っちゃうよな。人間様がクマに教わってブログ運営なんで、二宮金次郎ビックリだな!」

二宮尊徳は薪を担いでいた人ですよ。クマ関係あるのは、金太郎のほうでしょう。まったくもう、そろそろ帰りますよ」

先輩は僕の言葉無視して、だらだらとつぶやく

「いいなー、クマ。巣にこもって一日中ネットやるってさ、最高の生活だよな。ーーああ、なんだか腹が立ってきたぞ」

クマクマって、これは擬人化というか、ただのイラストじゃないですか。実際にクマブログやっているわけがないでしょう」

「よし、決めた! 今度の土日は暇だよな。俺もお前も彼女いないし。山に行ってクマ退治しよう! ちょうどいい塩梅に、親戚にマタギがいてさ、人が足りないって話を聞いたんだよ。よし、頼もう! クマのくせにネットやるなんて許せないぞ!」

話は今に戻る。先輩の親戚だというマタギ先生は、変わった形をした銃ーーP90という、特殊部隊等で使われる短機関銃らしいーーを僕と先輩に寄越した。

「気ぃ付けなや。最近クマは強えぇぞ。いいもん食ってるからな」

先生はどっしりとあぐらを組みながら、呵々と笑った。先生の歯はほどんど抜けている。

先生の話によると、最近クマ市街地に住んでいるらしい。山岳まで開発の手が及んだ影響が大きいが、エアコンの発達により、冬でも冬眠せずに生活できるようになったことが移住の決め手になったそうだ。クマといえども生き物だ。食べなくては生きていけない。街での生活にはお金がかかるが、クマ人間に混ざって働くわけにはいかない。

クマが目を付けたのは、インターネット世界だ。インターネットではお互いの顔は見えない。手間も時間もかかるし、頭を振り絞る必要があるが、インターネットを使えばクマ必要生活費ぐらいなら稼ぐことができる。

「……ええっとですね、せんせい? 説明の途中で申し訳ないけれど」

ターゲットの家に向かう車の中で先輩が震えながら、先生に尋ねる。人のことは言えないが、銃の持ち方がサマになっていない。

「どうした。わからないことがあれば、何でも答えるぞ。もっとも、聞いたところで死ぬ奴はすぐ死ぬけどな!」

ひぃと、先輩は小さく悲鳴をあげながら、それでも質問を続ける。

「聞いた話をまとめると、特段人間様に迷惑をかけているわけじゃないですよね。退治なんか止めて、そっとしておいたほうがいいんじゃないでしょうか……」

馬鹿野郎、野生を忘れた獣は獣じゃねえよ。クマクマ人間人間。獣が人様と同じ暮らしをしちゃいけねえ。野生を思い出させるために、俺らマタギ市街地に押し入って、クマをとっちめるのさ。ーーおい、着いたぞ」

そこは一見普通マンションであった。ーーとてもクマが住んでいるようには見えない。車を鍵が付いたまま玄関に止めると、先生を先頭に階段を駆け上がり、目的地に向かう。クマが住む部屋の隣の部屋のドアをピッキングで開け、侵入し、ベランダに出る。そしてターゲットが住んでいる部屋のベランダに忍び込み、様子を伺う。中の様子はカーテンが締め切られており、よくわからない。

「おい、構えろ」と先生が呟いた後、先生の合図に従って僕らは窓に向かって銃を乱射した。銃の取り扱い方の訓練は軽く受けていたが、本番とは違う。僕と先輩は悲鳴に近い大声を上げながら、必死に銃を撃つ。

撃ち始めてからしばらく経った後、「もういいぞ」と先生が言った。中の様子は変わらない。とりあえず中に入るぞと、先生ベランダから家の中に足を踏み出した途端に、衝撃波が頬を裂いた。横を見ると先生がいない。空を見上げると吹っ飛ばされる先生の姿が見える。僕は幼児向けのアニメ番組正義の味方パンチ一発でやっつけられる悪役の姿を思い出した。

「お前ら、なにしに来たクマ……!!!

そのクマは巨体だった。全身が茶色の毛に覆われおり、ところどころ弾がめり込んでいるが、攻撃が効いている様子はない。獣の筋肉を震わせながら、眼光鋭くこちらを射抜く。

「ああ、お前達が銃を乱射したせいで、家の中がめちゃくちゃになってしまったじゃないクマ! あれもこれも! 朝食のフルグラも! ブログネタのため買った本も! ああ、パソコンまで! これから会社に行かなくちゃならないのに、どうしてくれるクマ!!!

人間に混じって働くクマもいるんだなと、はじめて僕は知った。

「あああ、寄るな寄るな、寄るなーーー!!」

先輩が銃を放つ。クマは動かない。先輩の放った銃弾は全て筋肉で受け止められる。クマは先輩の姿を冷ややかに眺めている。

「なにしてるクマブログアドバイザーである僕には、銃なんて効かないクマよ」

ブログアドバイザー? な、なんだよ、あのブログクマじゃないか。な、仲良くしようぜ、な。お互い長生きしたいだろ? 健康のために、運動瞑想野菜350グラム毎日欠かさずって、えええ!?

先輩の言葉を待たずに、クマラッシュが先輩の全身を撃ち抜く。目にも止まらぬ拳で先輩をボロ切れにした後に、先輩の頭をつかんでは振り回し、空へと放り投げる。さきほどの先生の飛翔より、距離は出ているようだ。

「その睡運瞑菜とか抜かす奴に、僕のブログがどれだけケチ付けられているか、知らないのクマかな。ところで、お前」

クマの巨大な黒目がこちらを見る。腰を抜かした僕は、立ち上がることすらできない。

「この落とし前、どう付けるつもりクマ……!!」

僕は目を閉じ、合掌した。僕の無謀な冒険は、ここで幕を閉じる。二度と幕が上がることはないだろう。ああ、野生の力はおそろしい、おそろしい。

2016-11-15

ポリコレ流棍棒術をたずねて

今日和歌山にあるポリコレ道場見学をしに来ている。

出迎えてくれた師範代は柔らかな物腰だったが、どんな正しくなさも見逃さない鋭い眼光をしていた。

道場生はやはり女性が多く男性モテなさそうな奴が3人いるだけだった。

またネイティブアメリカンアフリカアメリカンもいた(「黒人もいるんですね」と言ったら師範代に棍棒で小突かれた)

最初に見せてもらった組み手は、受け手男性が「女は産む機械」と叫び四方八方から袋だたきにされるものだった。

受け手はガードすることを許されずウレタン製の棍棒で攻撃されても蔑視発言を続けなくてはいけないそうだ。

正直、受けるのは生身の人間じゃなくてサンドバッグでも使えば良いのにと思ったが「痛みを知らないと、痛みとか何も考えない人間になってしまう」らしい。

次の組み手は1対1で行う正々堂々としたもので、受け手男性が「アイヌ死ね」とつぶやくと後ろから後頭部を叩くもの

一撃で仕留めないと反撃される危険戦術らしく、熟練の者のみ使用できるそうだ。

一通り組み手が終わると神棚に一礼する。

宗教多様性配慮してか神棚には仏像キリスト像モスクミニチュア魔理沙フィギュア人間革命などが置かれていた。

道場女性安全から他人を叩く快感に、男性は罰せられる悦びに浸り、双方満足そうであった。

2015-11-25

言い訳が長い女々しい

あーごめんなさい、完全に酔った勢いで連投したつぶやきなんで、消しておきます。寝るに寝れない時にバカなことを片っ端から書ききってすっきりさせようとしてワルノリで書いてしまったものです。すぐに消すかそもそもネットに書くべきではなかったです。酒の勢いだけならああいうつぶやきはしないんだが…メンタル的に極限まで追い込まれてる時にああいうことが被ってついついやらかした。気持ちの整理のために書くことはあれど、人を不愉快にさせる目的もなきゃ、争ってまで残しておきたいいいものでもないから消しておこう。

酔った勢いで人様を恫喝するような真似をするような人間ではないことにだけは自信を持ってるけど、(そもそも家に帰れないほど飲まないか、危なくなったらノンアルしか頼まない人)だが、昨日は自分でも予想外な方に壊れてたわ。壊れ方がネットの外から見てるとそう変わらないが、書き手から見るとね…まぁ、何を言ってもやっちまった以上は全部いいわけであり、後日談で、ひたすら謝ることと再発を防止することしかないんだが、僕の場合の「酒での壊れ方」はメンタル的に壊れる(根拠もなく開き直る)ってことがよくわかった。過去にもなかったわけじゃないが、久々にキャパを超えるほど飲んで学んだ

楽しい下ネタ」とはちょっと違うんだけど、一応、僕にもスマートであろうラインと、スマートにはどう聞いても聞こえないラインがあって、明らかにそこが踏み外してたね。スマートさの定義は品のあるなしじゃなくて、女性が聞いて傲慢さやうぬぼれや見下しが出てるかどうか。出るものダメですよ

例えば、エロマンガコンテクストとか、自分がどう女の子に甘えたいかとかなら書き方次第ではそんなに不愉快に思われないようにもできる。でも、踏み込んじゃいかんのは対象がある状態での話。これは性欲論やエロ論ではなく、押し付け意思表明になるから良くない。一般論と具体論の区別

あとは、女性にとって具体論として取りうるような一般論を話すと言うもの。例えば、痴漢モノのAVや、自分の尻フェチをある実際の(一歩間違えれば、犯罪になるであろう状況にリビドー見出し妄想や視姦した時の)体験から見出したような話。男には一般論だが、相手次第で身に覚えのある冷たい視線

要は、スマートさのない下ネタってのは、「女性が好きでもない男から性的に見られてる・(悪い意味で)狙われてる・野獣の眼光を感じる」と言った感じの下ネタで、それがない下ネタは割とどうにかなるんです。痴漢モノのAVが好きでもいいけど、痴漢通り越してシュールAVであるという話なら…まぁ

ネットに書いていい下ネタもっと大喜利っぽく出さないといけないんだよなぁ…ネット本質大喜利と、語り。語りで出す下ネタは具体論になりがちだから難しい。大喜利下ネタ大喜利からサラッと流せる、それでいてはさみ方がウマいものウケる。自ずと一般化されたものをそれも間の中で出す

あーそうか。高校生の時に僕のブログはもう完成形態にあったのか。一周回って今必要とされている技術は、高校時代に配信してた「ネタ日記」と同じところに来てる

様々な手法を学んできたから、正直なんだってできる自信はある。でも、それは口で説明するのではなく、自分が書こうとネタを集め、机に向かって始めて、どの手法で書くかを指が決める。お題の方向を決めてあげたらあとは指にまかせると、文章は出てくる。これがブログなんです

情報を書いているようで、自分の行き方を描いてる。

自分を書いているようで、自分を見た他人自意識に訴えかけることを想像して書いてる。

情報を書いているようで、体験思い入れを書く。

自分を書いているようで、もう一人も二人もいるであろう同じ境遇他人に向けて書く。

それがブログ

フミコさんとお会いした時にも思ったけど、禅問答やなぁ…。ブログの書き方を忠実に人に説明すると。で、微妙に完成形態が違うから、本当に共有できるのは感覚だけなんですよ。同じグラム数のシャリを掴んでいても、寿司職人によって口触りや理想ネタ・仕込みは違うだろうし

1つ1つやっていくよ。思ったより時間がかかったし、不慣れゆえにわかってないことに気づくこともあるけど、それは必要ことなんだよ。早かれ遅かれやらないといけないことしかやらないんだから、めんどくさいとか恥ずかしいとか思う「未熟な意味での若さ」は捨てなきゃ

やっと眠れる。なんか、昨日の夜から漏電してるみたいに、短時間寝て起きて記事を書き、また横になる…という不思議生活リズムだ。本来ならいいものが書ける時のリズムじゃないが、書いてるものを見てる限り、かえって吹っ切れてていいなぁ…

ちなみに、「なんでも書ける」と自負してる僕ですが、苦手なジャンルが2つあります。1つは法律ネタ。これはコウモリさんの裁判オフ20ブクマぐらい。もう一個は映画。これもビリギャルを見に行って20ブクマ。苦手分野は20ブクマ限界ですww

セクハラ発言して叱られた後に女々しい言い訳からセルフ哲学をしてやっぱり俺はすごいって結論反省なく自己正当化して終わり。ダメマッチョだ。

2015-09-18

R.I.P. M

彼女とは昨年宮古島出会いました。何かの打ち上げで知人に連れて行ってもらったスナックで、別テーブルで飲んでいたところ、彼女から私たちの席に移りたいと希望して、言わば逆指名のような形で席に着いたのが彼女でした。

細身でハスキーボイスの整った顔立ちにコテコテ関西弁。場を盛り上げるのも上手でリアクションも大きく、笑い転げた時に、「あ、パンツ見えた?」などと言ってくる開けっぴろげな女性でした。その後席を立った彼女トイレに行く際、「これ、私のLINEID」と言って私の胸ポケットに小さな紙を差し入れてきました。

店が終わった後、みんなでもう一軒飲みに行き、閉店まで飲んだ後、私が彼女を寮まで送って行きました。歩きながら彼女は私の事を、「一目見た時からタイプやった。なんの得もないのに自分から席を移るって言ったらボーイからなんで?って聞かれて困った。」などと話してくれました。

私は指輪が苦手で、普段から結婚指輪をしていませんでしたので、なかなか所帯持ちだとは言い出せなかったのですが、寮まで送り届けた時にその事を告げると、「なんや結婚してたんか。残念やわ。」と彼女は泣き出しそうな顔になりました。

正直言って少し下心があったので、もう少し飲んで話さないかと彼女を家に誘いました。少し考えながらも彼女は了承し、着替えてくるから待っててと言って寮へ戻っていきました。

階段の下で彼女の着替を待つ間、妻が留学していて不在である事をいい事に浮気をしている自分に罪悪感を感じていましたが、私の頭の中はこんなチャンスは人生にもう無いかも知れない、と思ういやらしい心の方が理性よりも比重を占めていました。

しばらくして着替え終わった彼女は白地に花柄サマードレス姿で現れました。階段から降りてくる彼女の姿を見て、息を飲むほど美しかった事を今でも覚えています

夜明けまで一緒に過ごした後、彼女を寮まで送り届けました。お互い口に出したりはしませんでしたが、この関係は一夜限りという認識だったと思います

彼女は今の店のママさんと折り合いが悪く、もっと条件のよいお店で働くため、店を無断で辞めて今日飛行機石垣島へ行く予定だと教えてくれました。

私は彼女存在が妻にバレると面倒な事になると思い、彼女LINE電話番号も削除しました。

その後、仕事石垣島へ行く事になり、そういえば彼女は元気でやってるかなと思い出しました。次に働くと言っていたスナック酔った勢いで一人で入ってみたところ、接客中の彼女は私にすぐに気づき、照れとも喜びともつかぬ笑顔で迎えてくれました。

電話番号を消してしまった事を告げ、もう一度番号を聞いた後、店が終わったら後で行くからと、別のバーで待つようにと彼女は言いました。バーで落ち合った後、その後彼女の家に泊まりに行きました。その後また石垣島に行った際も、ずっと彼女の家に泊まりました。

いけない事だとは分かっていましたが、それでも彼女の事が好きでした。しか卑怯な私は、いつも最後には浮気という罪悪感にかられ、別れ際にハグキスをして欲しそうな彼女の表情に気付きつつも、いつも逃げるように石垣島から帰っていたように思います

そして、私が妻の留学先へ訪ねて行く事になったので、その期間は連絡しないで欲しいというニュアンスを遠回しに彼女に伝えたところ、彼女は短い文章で、「他に好きな人ができたから、連絡してこなくていい。奥さんと仲良くやって。」と伝えてきました。

確信はありませんが、私はこれが彼女の優しさで、嘘をついてこの関係を終わらせようとしてくれているのだと思いました。「ありがとう。元気で。」と返信し、私は彼女LINEを削除しました。

でも電話番号は残しておきました。登録名前彼女が可愛がっていた犬の名前しました。

妻を訪ねては行ったものの、離れて過ごす時間が長かったせいか、再会した直後から違和感を感じ、結局口論の末に離婚する事にお互い同意しました。予定を切り上げ、私は帰国しました。

帰国後、離婚する事を彼女SMSで送信しましたが、返事はありませんでした。私は離婚を機に宮古島を離れ、誰も知り合いのいない場所で一からやり直そうと思い、福岡引っ越しました

引っ越して一月ほど経った頃、急に彼女LINEに復活し、また頻繁にやり取りをするようになりました。その頃、彼女喜界島に住んでいるとの事でした。

福岡はなかなかいいところだから、今度遊びにおいで。」と誘い、「気に入ったら引っ越してくればいいよ。」と伝えると彼女は色々と福岡の事を調べ始めたようで、あの店に行きたい、あれが食べたいなどと私よりも福岡に詳しくなっていました。

「犬もいるし、まだ仕事先の店を変わったばっかりだからお金を貯めてから遊びに行く。」と彼女は言いました。

私も彼女が訪ねてくるのを楽しみにしていました。

福岡に来る日程が大まかに決まってきた頃、私は仕事大阪に行った際にバーに居合わせ女性Sさん意気投合し、頻繁にやり取りをするようになりました。

Sさんとも大阪に行く度に会い、家に泊まるようにもなりました。Sさんとは何でも話す仲だったので、彼女の事も話していましたし、今度福岡に遊びに来る事も伝えていました。

しかし、次第にSさん独占欲のようなものが芽生えたのか、彼女を家に泊めないで欲しい、彼女自分の事を伝えて欲しいと言われ、私はSさんを選び、彼女に「新しいパートナーができたから家に泊めてあげられなくなった。ゲストハウス紹介するから遊びに来るのは歓迎するよ。」と伝えると、彼女は「わかった、もう会わなくていい。」と返してきて、その後LINEからいなくなりました。

なぜ彼女でなくSさんを選んだのか。僕の犯した最大の過ちでした。喜界島よりも大阪の方が便がよく、頻繁にSさんと会って飲み歩いていたのが楽しかったんだと思います。でも会う度に何か違うと薄々感じていた自分もいました。心のどこかではやっぱり彼女の事が引っかかっていました。

その後Sさん福岡引っ越して来ましたが、私の心は既に離れつつあり、二週間の同棲を経て、Sさんは他にアパートを借り、その後Sさんとは別れました。

Sさんは住環境まで変えてついてきたのに、別れを切り出してきた私を激しく憎み、修羅場となりましたが、今はお互いに納得して近所に住んでいるけど疎遠な知り合い程度の関係に落ち着いています

私はSさんの事が解決し、仕事がひと段落したら彼女を訪ねて喜界島へ行こうとずっと計画していました。

寝袋とテントを抱え、ツーリングをしながら喜界島を目指す。それだけで詳細な計画は立てず、私は旅に出ました。

唯一の準備として、事前に喜界島スナックリストにし、一軒づつ電話をかけて彼女が働いていないか聞いていきました。

私は彼女名前を聞いておらず、LINE名前しか知りませんでしたので、彼女出身と犬を連れているという特徴で聞いていくと、あるお店で以前働いていた事が分かりました。

店を辞めた時期もLINEのやり取りから推測すると合致したので、一歩前進したと思いましたが、結局電話だけでは現在働いているお店は見つけられませんでした。

しかし、以前石垣島で再会できたように、現地に行けば彼女に会えるような気がしていました。

実はこの過程で、一つ気になる掲示板書き込みを見つけました。「あるスナックで県外から来ていた女の子が殴り殺されたらしい。新聞にもニュースにもなってない。みんなで隠蔽してる。」

私の脳裏に一瞬嫌な考えがよぎりました。酔っ払った彼女は少々トゲのある言動をする事があり、よく「どついたろかと思った」と言うような事があったからです。

そんな不安はいざ旅に出るとすっかり忘れていました。途中、高千穂神社に立ち寄った際引いたおみくじには、「待ち人来る。驚く事あり。」とありました。私は偶然道で再会するなど、驚くほど簡単に彼女を探し出せるのものだとばかり思っていました。

鹿児島からフェリーに乗り、まだ辺りが真っ暗な早朝に喜界島に着きました。この暗闇の中ではとてもキャンプ場は探し出せそうになかったので、コインランドリーで夜が明けるのを待ちました。彼女明け方に必ず犬の散歩に行っていたので、ひょっとしたら歩いてないかなと足音がする度に目を凝らしていましたが、そのどれも彼女ではありませんでした。

辺りが明るくなった頃、キャンプ場に荷物を置いて島をバイクで一周しました。「あ、このビーチは彼女写真で送ってきたところかも知れない。あっちの場所にもきっと遊びに来た事があるんだろうな。」などと想像しながら島を散策し、お昼にある喫茶店に入りました。

旅行者地元民のよくある普通の会話を一通り終え、私はこの島に来た本当の理由を話しました。「大阪出身で、犬を連れてて…」。お店の人から返ってきた言葉が、払拭しきれなかった不安を再び思い起こさせました。

「そう言えば、少し前にあった事件で亡くなった女性大阪だったかなぁ。」

レベルしか情報が出回ってないらしく、誰も真相を知らないとのことでした。気になるなら警察へ行って聞いてみればとのアドバイスを受けて、派出所に出向き、人を探している旨を伝えると応接室に通されました。

彼女情報と言えば、出身と犬の事しか知らなかったので、親族でもないに他人という事で逆に尋問のような形式でまず自分自身の事を聞かれました。少々イライラしたものの、警察官三人を目の前にして素直に答える以外ありませんでした。

一通りの尋問が終わった後、こちらが質問しても個人情報問題で何も答えられないの一点張り。私も諦めて帰ろうとしたところで、先ほど同席していなかった責任者警察官代表してもう一度話を聞きますと高圧的な態度で出てきました。

面倒臭いし、態度も腹が立つので普段の私なら結構ですと立ち去りそうなものですが、なぜか素直に応接室に戻りました。この警察官の鋭い眼力が私をそうさせたのかも知れませんが、不思議と親しみの持てる眼でもありました。

先ほどと同じ内容の質問をされ、結局最後は「言えない事がありますから。」の一点張りでした。「じゃあ、逆に何が言える事何ですか?」と質問したら、彼女名前とかが分かるのであれば状況は違うとの事でした。

私は彼女名前を聞いた事はなかったのですが、一度スマホの設定で分からない事があると渡され、操作をしている間に開いたブラウザショッピングサイトの画面に名前が表示されていたのを記憶していました。

正しいかどうか分かりませんが、と前置きしてその名前を言ってみると、その警察官眼光が更に強くなったように感じ、「⚪︎⚪︎さんが喜界島で働いていたという事実はあります。」と即答しました。

私はとっさに反応する事ができず、間をおいて「何でその名前を知ってるんですか?働いている人の名前はみんな知ってるものなんですか?」などと質問攻めにしてしまいましたが、既に私はその返答に期待はしておらず、ただ血の気が引いていく自分を冷静に観察していました。

その警察官の瞬きもしない力強い眼が全てを物語っていたからです。あの眼の奥の優しさは、職務上教えてあげられないのだけれど、わざわざ探しに来た私に何か伝えてあげたい、そんな思いがあったのかも知れません。

私は先ほどの喫茶店に戻り、事の顛末を報告しました。

信じたくはない。人違いの可能性を探るにはどうしたらいいかと考えていると、彼女がよく名前を出していた友人の事を思い出しました。

彼はヘルパーをやっていると彼女が言っていたので、喫茶店の人の勧めで社会福祉協議会へ出向き、彼女が唯一送ってくれた写真に一緒に写っていた彼の顔を見せて聞いてみました。すると、すんなりと彼に会う事ができました。

わざわざ仕事の合間を縫って会いに来てくれた彼に写真を見せ、彼女名前を言うと、彼は直ぐに「場所を変えて話しましょう。」と切り返してきました。人違いであって欲しいと、一縷の望みを繋いでいましたが、もうこの時点で私も全てを悟りました。

彼は海岸へ行きましょうと言い車を走らせましたが、私が自己紹介を終えると同時に急に泣き崩れて、「貴方の事、いつも話してた!」と言い、車を止めました。

彼は知っている事を全て話してくれました。彼女泥酔して勤務先の店で客と口論になり、暴力を受けたそうです。その後奄美大島へ逃げましたが、居場所がバレたため、鹿児島へ再度逃げ、宿泊先のホテルで亡くなっていたそうです。しかし、事件真相は分からないそうでした。

彼女福岡に行く事を本当に楽しみにしていたようで、私の負担にならないように、急に押しかけたりするのでなく、ちゃんと準備したい、いつかは福岡に呼んで欲しい、と毎晩のように彼に語っていたそうです。

飼っていた犬を看取るまでは自分死ねない、と彼女は言っていたのに、その愛犬を残し、彼女は亡くなってしまいました。

私にもっと甲斐性があれば、彼女を直ぐに福岡に呼ぶ事ができ、今回のような事態を招かなかったかも知れません。

予定通り彼女福岡に遊びに来ていたら、彼女は亡くなる事はなかったかも知れません。

私の不甲斐なさと優柔不断彼女を殺してしまいました。

棒のように細かった彼女を殴り、全身打撲、鼻骨と肋骨骨折、顔に傷までつけた男を私は許しません。最低の人間だと思います

しかし、私は彼女を殴った男に復讐をしようとは思いません。憎しみからは憎しみしか生れない事を私は学びました。

しかし、私はこれからべらぼうに金を稼ぎます。そして、力を持ち、弱い立場の人々を救えるような人間になります。そう決めました。

以前、東京ポッド許可局でとあるリスナーが絶賛していた「こども論」の収録されている回を購入して聴いてみました。

私には子供がいませんでしたので、むしろ結婚に関する「結婚作品、二人で作る舞台だ」という考え方に感銘を受けました。

もしこの回を離婚前に聴いていたら、結論を急がず、二人の関係を修復しようと努力たかも知れませんが、今その作品をもう一度一緒に作ってみたいと思ったのは、彼女でした。

彼女慢性的血圧が高く、いつも薬を服用していました。出会った頃は寝られないらしく、睡眠薬を飲んでもいました。「もう酒を飲む仕事は辞めたい。次は携帯ショップ店員とかがいい。」と言っていました。

一緒に住んだら彼女の体を気遣い血圧を抑える食事を作ってあげよう。徐々に酒もタバコ制限していき、将来的に子供を作りたい。不器用でも、地べたを這いずり回ってでも、二人で一つの作品を作っていきたい。そんな風に思っていました。

とても宿泊する気持ちにはなれず、結局早朝に島に着き、その日の夜のフェリー鹿児島に帰ってくる事にしました。おみくじ通り、驚くほど早く全てが繋がって、彼女にたどり着くことができました。

待ち人は来ませんでしたけれども。

いつも口癖のように「私はブサイクやけど、お姉ちゃんと妹は美人」と言っていた彼女は、僕が人生出会った中で、最も美しい女性でした。いつか彼女実家を探し、お墓参りをしてあげようと思っています

2015-09-10

眼光紙背に徹する

このエネルギッシュなスピード社会事象の地平面をなぞるような理解

当然のごとく横行し、脂ギッシュなまでにエネルゲイア横溢している。

.

こと文筆業においてもそれは例外ではなかったのだ!

本来文章のぷろふぇっしょなるである彼らの失権ぶりには目に余るものがある。

そこの君はハンプティダンプティよろしく

「たっ!そうだな!おバカ記事を書く記者が跡を絶たない!」

と捲し立てるかもしれない。まあ卑近な例としてはそれが筆頭か。

もっともそれは氷山の一角に過ぎなくて根底にあるのは理解力の欠如なんだわ。

underlying lack of comprehension skillsだから

.

ちょっと待ちたまえよ。地球人達。

なぜ理解力が不足してしまうかそのメカニズムを解き明かし説き起こさねばならん。

時代マジでミステリーヤワマジックヒストリー

.

簡単に言うとスピード社会に人々が慣れてないということになる。

普段はスローなんだけど締め切りが迫った時だけ焦る。それが悪弊な。悪風は良風を駆逐する。

生活にメリハリつけるのは良いことだけど、メリの気持ちでハリに当たるから付いていけなくなる。

これがストレス社会伏魔殿である

.

ではどうすれば良いのか?今こそ梁山泊を。

OJT(オンザジブトレーニング)でやっつけ仕事撤廃することだね。

仕事の疲れをクールダウンさせるクールビズタイムを儲ける。クールサムライジャポンとして。

仕事に限ったことじゃないが、やる時は全力投球で、休む時はぐでたまの如く。

ハリの時は張り切ってやるはりはり漬けの張り子ちゃんの職習慣を君に。

.

この未来化計画のコア、いわゆる核(god)、別の言葉で目玉は、

冒頭に触れたるように数理的思考力の涵養、言語的読解力の醸成である

これらが三位一体となって人格陶冶を成すわけだ。

.

言うなればコロボックルコロニーか、はたまたボルボックスの群体のような軍隊

そんな軍隊規律正しい集団生活イメージしてみるとよい。じゃがポックルなんて贅沢できねえ!

.

その結果、世界の、はたまた読書の色鮮やかさ(ビビッドネス)が全く違ってくる。

我々の業界では書痴ビブリオマニア)は褒め言葉です。

此をば古人は語りけむ。 眼 光 紙 背 に 徹 す る。

2014-07-21

おきなわ

那覇空港に着いた。

僕は汗を拭きながら、ゆいレール那覇空港駅へ向かう。

とにかく、北へ行こうとしていた。

終点首里駅から先は、ひたすらバスを乗り継いで行った。


僕は一人だったけれども、孤独ではなかった。

沖縄の日射しを浴びている僕は、名のない大学学生名簿に登録された一人の学生ではなくて、社会から切り離された何かだった。

自然と僕はスマートフォンを弄らなくなった。

iPodの音量を少しだけ下げた。


沖縄県日本領土だけれども、その実体日本ではなかった。

米軍基地A&Wショッピングモール、南国の空気、青過ぎるほどの海。そのすべてが日本的ではなかった。



---


彼女は心の病気だった。

軽い摂食障害で、一緒にいるときほとんど食事らしい食事をとらなかった。

薬が切れると手が震えていた。

僕はそれを見て、何も感じなかった。

軽蔑も恐怖も、愛情も感じなかった。

しかしたら無意識のうちに、自分の中のネガティブ感情を抑えようとしていたのかもしれない。


彼女が車を運転して、僕は助手席に乗った。

免許は持っていたが、完全なペーパードライバーだった。

ペーパードライバーメンヘラ、どっちの運転が安全かな?」

彼女冗談を言った。


---


まだ獣の臭いを残している野良猫がそこら中に屯している。

鋭い眼光を縫うようにして、僕らは浜辺へ歩いて行った。

青すぎる海は、非現実的ですらあった。

僕は目の前の海が本当に存在しているのか怪しくて、足をつけるまでそれが海だと信じられなかった。


骨と皮だけに見える彼女の肉体を、薄いワンピースが包んでいた。

裸足を波に浸すと、尖った踝だけが僕の目にとまった。


確かに、僕と彼女人生が、そこで交わっていた。

2013-11-26

自然モテたい(猫に)

http://anond.hatelabo.jp/20131126104914

タイプの異なるいろんな猫から好意を持たれたい。飼って!!って言うとは違うんだよ。

この猫なら飼える(餌付けできる)ってのは、年食えばある程度わかってしまうから

違うんだ。見も知らぬ可愛いから「ニャー(意訳:あのー◯◯さんですよね?私も二郎好きなんです!今度連れてってくださいー)」とか言われたいんだよ!

「えっ、いいけど。」とか答えると後ろのほうから「ニャー(意訳:きゃー喋っちゃった!!)」みたいな声が聞こえてくるのが理想なんだよ!

っていうか誰なんだ・・・って思いながら昼飯に向かいたいんだ!

そうしてお昼終わったら、後輩の猫から、「ニャー(意訳:美和から聞きましたよ!二郎いくんですかー!ずるい!あたしも行く!)」って言われたいよね。

あーじゃあみんなで行こうよ。って言ってたら当日は結局5匹位の猫が来てみんなで二郎目黒店に言って、店主の若林さんの「てめーなに動物つれてきてんだよ」的な鋭い眼光に冷や汗垂らしながら食べたい。

それで腹いっぱいだ死ぬと思ってたら、ニャー(意訳:お茶しましょうよーっ)て言われてみんなでカフェ入って、にゃーにゃー華やかな雰囲気の中、恋バナに耳を傾けたい。

別に自分に恋焦がれて無くたっていい。自然に猫に囲まれて猫からしかけられて受け入れられたい!!

猫全体を包むオレに対するポジティブ雰囲気 というものに強く憧れている。(=現実過酷である

自然モテたい

タイプの異なるいろんな女子から好意を持たれたい。付き合って!!って言うとは違うんだよ。

この娘なら付き合える(恋愛に持っていける)ってのは、年食えばある程度わかってしまうから

違うんだ。見も知らぬ可愛い女子から「あのー◯◯さんですよね?私も二郎好きなんです!今度連れてってくださいー」とか言われたいんだよ!

「えっ、いいけど。」とか答えると後ろのほうから「きゃー喋っちゃった!!」みたいな声が聞こえてくるのが理想なんだよ!

っていうか誰なんだ・・・って思いながら昼飯に向かいたいんだ!

そうしてお昼終わったら、後輩の女子から、「美和から聞きましたよ!二郎いくんですかー!ずるい!あたしも行く!」って言われたいよね。

あーじゃあみんなで行こうよ。って言ってたら当日は結局5人位の女子が来てみんなで二郎目黒店に言って、店主の若林さんの「てめーなに女つれてきてんだよ」的な鋭い眼光に冷や汗垂らしながら食べたい。

それで腹いっぱいだ死ぬと思ってたら、お茶しましょうよーって言われてみんなでカフェ入って、きゃーきゃー華やかな雰囲気の中、恋バナに耳を傾けたい。

別に自分に恋焦がれて無くたっていい。自然女子に囲まれて女子からしかけられて受け入れられたい!!

女子全体を包むオレに対するポジティブ雰囲気 というものに強く憧れている。(=現実過酷である

2013-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20131008175044

いやいやいや…(笑)

モザイク掛けるのだって工数掛かるんだから、どうしようも無い時以外はモザイク要求する素人なんて使わないよ。

最近ビデオってHD画質で、顔があんまりはっきり映ってるから日常生活に支障がないんだろうか?と心配ちゃうくらいだよ。

まだ、動画検索自体が過渡期で大した事無いけど。今後、技術が進んでgoogle画像検索みたいに写真を読み込ませたら、その画像に近い場面が出てきた動画検索出来るようになったら、あのへんの素人さん達が軒並み晒されるようになって、大変な悲劇を呼び起こすと思うよ。

カワイイAV女優さんと絡んでいる素人さんの横で、物凄い形相の別の素人さんの鋭い眼光が忘れられない。

2013-04-25

就職活動が辛いことについて

「隴西の李徴は博学才穎、天宝の末年、若くして名を虎榜に連ね、ついで江南尉に補せられたが、性、狷介、自ら恃むところ頗る厚く、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。」

誰もが知っている超名門高校を出て、日本で最高と言われる大学に入った。大学では少し遊び、遠回りをすることとなったが、いわゆるリーダーシップを発揮する経験も積み、所属する組織において一定以上の地位に立ち、そして価値提供してきたと自負している。腹を割って話すことのできる友人にも多く巡り合った。このような大学生活の後、就職活動に臨むこととなった。誰もが羨む、そして自らも納得することのできる企業に直ぐに決まると信じて疑わなかった。

しかし、文名は容易に揚らず、生活は日を逐うて苦しくなる。李徴は漸く焦躁に駆られて来た。この頃からその容貌も峭刻となり、肉落ち骨秀で、眼光のみ徒らに炯々として、曾て進士に登第した頃の豊頬の美少年の俤は、何処に求めようもない。数年の後、貧窮に堪えず、妻子の衣食のために遂に節を屈して、再び東へ赴き、一地方官吏の職を奉ずることになった。一方、これは、己の詩業に半ば絶望したためでもある。曾ての同輩は既に遥か高位に進み、彼が昔、鈍物として歯牙にもかけなかったその連中の下命を拝さねばならぬことが、往年の儁才李徴の自尊心を如何に傷けたかは、想像に難くない。」

 同期が着々と内定を獲得していく。自分は滑り止めだと思っていたところにすら落ちる。自分よりも愚鈍であろうと思っていた人間も進路が決まっていく。周りが浮かれていく中、かつて歯牙にもかけなかった企業エントリーシートを書く。

「彼は怏々として楽しまず、狂悖の性は愈々抑え難くなった。一年の後、公用で旅に出、汝水のほとりに宿った時、遂に発狂した。或夜半、急に顔色を変えて寝床から起上ると、何か訳の分らぬことを叫びつつそのまま下にとび下りて、闇の中へ駈出した。彼は二度と戻って来なかった。」

 こうして李徴は虎になってしまったわけだが、私もまた虎になってしまうかもしれない。

 彼は「臆病な自尊心尊大羞恥心」を虎となった原因として挙げていた。これは(特に「素晴らしい」経歴を持つ人間であれば)誰もが持ちうるものではなかろうか。

 私は今もなお虚勢を張り続けている。期待をかけ育ててくれた両親や語らいあった友、後輩に情けないところは見せられないと必死である。「就活100m走じゃないから、ゆっくりと納得のいくところに行くんだ」「なまじ考えが新卒っぽくないから、染まりにくいと評されているのではないか」と嘯き、自己正当化しようともがいている。この言動が関わりのある人間安心させるためのものではないことは自明である。自らの臆病な自尊心を飼い太らせるためのものだ。

 実際私がなぜ内定を得ることができないか、正確な理由はわからない。企業からフィードバックは当然ながらないので、不確定な仮説を立てる他はない。この仮説を立てる上で私の尊大羞恥心は牙を剥く。「縁がなかった」「合わなかった」と結論付けるのだ。

 何も現状の仕組みについて不平を言うつもりはない。それで結果を出す人は多くいるのだから企業採用活動は慈善事業ではないのだから落とす人間コストを掛けないことは道理であるし、両親や友が期待も道理である。誰もが道理である行動をとり、結果私の中で猛獣が、虎が猛るのだ。

 むしろ虎になってしまったほうが楽なのかもしれない。今からでも間に合うような、一般的に東大生が行くとは到底言い難い企業を受け何とか内定を取るのか、またはそうではないフリーターか何かになってぶらぶらとその日暮らしを送るのか。しかし虎に身をやつした李徴がどれほど悲しみに胸を灼いたことか。ふと我に返り、自分無駄にした人生に嘆くこととなるのは目に見えている。

 これらを総称するといわゆる「大手病」であろう。良く聞く言葉だ。しかし、私の経歴を辿るような人は皆この病に罹っている、猛獣を内側に飼っているのではないだろうか。誰がこのシステムの中、好き好んで羨まれる経歴を歩みながら道を外すことがあろう。大手病自体が悪いのではなく、結果が出ないことの原因を大企業だけを受けていることに求めているに過ぎないのではなかろうか。特に一定以上の学歴である場合は。

 熱意があればいいだろう、熱意が足りないのだ、熱意を見せろと言われたこともある。が、そもそも何で測るというのか。志望理由は明快にし、論理は組んでいるはずである。そういった準備をおろそかにするほどに馬鹿ではなかったから。もっとも、「作者の素質が第一流に属するものであることは疑いない。しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、何処か(非常に微妙な点に於て)欠けるところがある」のかも知れないが。

 私は見えないものと戦っている。取り掛かるべき相手が誰なのか全くわからない。自分なのか、他者なのか、企業なのか、はたまた社会システムなのか、何に不平を言えばいいのだろう。何を変えればいいのだろう。そこには悪意はない。悪意のない殺意が私の首を真綿で絞めるように、私をじわじわと殺している。

嗤ってくれ、虎になってしまう哀れな男を。そしてこの虎の中にかつての私がまだ生きているしるしにこんな文を書いてしまった。願わくばより広く広まれば。

本当に虎になってしまうのか、それとも「人」として就職活動を終えることができるのか。それは神のみぞ知る。天命に任せよう。がおー。

2013-01-22

こんな雪の日は脳内イワンさんを召喚する.

寒い日は脳内イワンさんを召喚する.(今日はそんなに寒くないけど)

イワンさんはシベリアのひとだ.

白いひげをたっぷり蓄えて,メガネを外したサンタクロースみたいだけれど,

その眼光はとても鋭く,表情はいつも凍り付いている.

彼は故郷さびれた寒村で,数え上げられる程度の民家と,短い夏には釣りが楽しめる湖がある.

父親は物心ついたときはいなかった.

暮らしは貧しく,厳しい冬を過ごす薪の確保にいつも悩まされていた.

母親も,イワンがひとりで生きていけるのを待っていたかのように若くして亡くなる.

それまでも苦労が多かったが,それからイワンはたくさんの苦労をした.

いろいろなことがあった.沢山の人と出会い,別れ,愛され,裏切られた.

 

イワンさんにとって,日本東北地方の冬なんか,ぜんぜん寒くなんて無い.

でも,粉雪を見ると,肌を刺すような風を浴びると,故郷を少し思い出すらしい.

そこに幸せな思い出はほとんど無い.

それでもノスタルジーというものは悪くない,らしい.

イワンさんの厳しい顔が,こんなに寒いのに,少しだけ和らいだような気がした.

 

という妄想を,寒い日は,する.それで結構のりきれる.

2012-04-09

シャーロックホームズ

印象にのこったところ

1 ワトソンホームズ別離が開始地点という新味は良い!

この新味は本編の最後まで通底する。

すごく良いほうに効いていると思った。

バディの円熟期。

物語の前提の大胆な省略。

ホームズというタイトルが持つ説明不要、問答不要のパワー!)

ワトソン結婚に対するホームズの態度の変化。

2 レベル調整

原作だとポエーッとした(やや間抜けな)印象のワトソン

  映画原作よりもレベルを上に調整したワトソンパリッとした、心身ともに強い医者(+荒事好き。賭け事好き(スリル好き)という設定追加はすごくいい)

原作だとかなり人間ばなれしたホームズ

  映画原作よりもレベルを下に調整したホームズ、ザ人間

3 振り返りざまのワトソンの表情

家宅侵入を手伝うことを決めたときワトソンの顔(許嫁の両親に会う約束の日)

鋭い眼光。良いスタイル

しかし頬のできものに、ちょっと気を散らされてしまうのは愛嬌

4 「…ホームズ!」工場での大爆発。振り向きざまのワトソンの表情

名前を叫ぶだけで、こちらにくるなと伝える。

致命的なトラップを発動させてしまワトソンのヌケは、原作のようなヌケで、それはそれで、イイ!

5 大爆発のちの軍人病院でのメアリーホームズ変装)の一幕

メアリー役の人の芝居がすごいと思った。

過不足なく、終幕の説得力ホームズメアリーを認める)に繋がる。

6 アイリーンの「弱み」の一幕

終盤の一幕。

中盤、列車の中で、これに関する教授アイリーンの明確な会話の一幕。

当のホームズアイリーンの間では、弱みの正体について、明確な会話はなされないところがいい。

アイリーンが握られれている真の弱みは、また別にあるという感じもするけど。

 そういう含みも、込みでイイ。)

2011-12-31

http://anond.hatelabo.jp/20111231112053

赤木智弘眼光紙背】手料理って、楽しいもののはずだよね?

http://blogos.com/article/24327/?axis=&p=1

なにが気持ち悪いかといえば、すべての質問において、手料理を作るのが女性で、

食べるのが男性という、今時珍しいほど露骨ジェンダーバイアスのかかったアンケートなのである

例えば、「料理に対する心配」という項目を男女に質問しているのだが、

女性の側の選択肢が「料理をほぼ毎日作るということ」「栄養バランスがとれるかどうか」「作れる料理が少ないこと」「美味しく作れるかわからない」などが

並んでいる。

その一方で、同じ項目での男性側の選択肢は「栄養バランスがとれるかどうか」「自分好みの味付けかどうか」「料理をちゃんと作ってもらえるか」「おいしく

作ってもらえるかわからない」などと並んでいる。

栄養バランスがとれるかどうか」は同じだが、その他の項目が全て「女性料理を作る側」で「男性料理を食べる側」という前提の項目しかないのである

そもそもアンケートの質問自体に問題ありそうなんですが。JAアンケートの結果は↓ ですね。

手作り料理と味の伝承に関する意識調査(全国農業協同組合中央会

http://www.yoi-shoku.jp/guide/pdf/newsletter_07.pdf

あと、これは違いますね。

日本人女性男性依存しすぎ」と述べられていますが、むしろ、「日本社会文化は、女性男性依存するよう(依然として暗黙に)要請している」と

いう方が事実に近いと思われます

平成17年版 国民生活白書 
http://www5.cao.go.jp/seikatsu/whitepaper/h17/01_honpen/html/hm01020101.html
結婚相手に『家事育児に対する能力姿勢』を求めている割合
女性 96%
男性 92%

です。 女性結婚相手に対し家事育児に対しても男性に求めています

まり家事育児を引き受けるから経済的に依存しますよ」とは考えていません。

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