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はてなキーワード: 査読とは

2023-02-15

年収幸福度

年収が2倍になっても幸福度は9%しか上がらない、というハーバード大学研究があるのを聞いた。

新卒入社した時とくらべて年収3倍になったけど、幸福度上がったとは思えんなー。自由に使えるお金は減ったし。

前職の時と比べて年収2倍になったけど、幸福度はこっちの方が上がったかな。自由に使えるお金あんまり変わらないし。

ということでそもそも年収」だけに注目するのが間違ってんじゃない?そんなリサーチクエスチョン査読とおるの?ハーバードwと思ってしまった。

2023-02-09

[]数学を最大限日常に活かす

Q: 真実情報の希少性が高まっている。数学理解することが重要だという意見もありますが、なぜでしょうか?

数学は、情報評価と伝達に厳密かつ客観的方法提供することができるため、しばしば真実理解するための鍵と見なされる。数学では、厳密な論理法則定義に基づいて、文が真か偽かが証明されるため、曖昧さや混乱、誤解の可能性が低くなる。また、数学証明独立検証することができるため、複数の人が結果の妥当性を確認し、同じ結論に到達することができる。

情報簡単に手に入るようになった現代では、真実と誤った情報を切り分けることがますます難しくなってきている。数理的手法を用いることで、何が真実で何が真実でないかという共通認識確立し、情報の正確さを評価する根拠とすることができる。

しかし、注意しなければならないのは、数学誤報問題解決する魔法のようなものではないということだ。他の分野と同様に、数学人為的な誤りや偏見操作の影響を受ける可能性があり、他のタイプ情報と同様に、数学情報評価には警戒心と危機感を持ち続けることが肝要である

 

Q: では、数学的な情報ヒューマンエラーバイアス操作にはどのようなものがあるのですか?

数学的な情報には、ヒューマンエラーバイアス操作など、いくつか挙げられる。

数学情報評価する際には、このような誤り、偏り、操作潜在的な原因を認識することが重要である。これは、数学モデル仮定方法、結果を批判的に検討し、複数ソースから独立した検証を求めることによって行うことができる。さらに、基礎となるデータ方法を透明化し、オープンにすることで、より正確で信頼できる数学情報表現が促進される。

 

Q: AMSからよく本を買いますが、AMSは信頼できるのでしょうか?他に信頼できる出版社はありますか?

AMS(アメリカ数学会)は、数学および関連分野の質の高い研究出版していることで知られる、評判の高い数学出版社である。その書籍ジャーナルは、数学者やその他の研究者に広く利用・引用されており、品質と厳密性の面で高い水準を維持しているという評判を得ている。

しかし、最終的には個々の著者の仕事依存するため、どの出版社も、作成するすべての出版物の正確さと信頼性保証することはできないことは知っておく必要がある。しかし、AMSのような出版社は、査読編集監視など、出版物の品質妥当性を保証するための手順やプロセス確立している。

その他、評判の高い数学出版社には、シュプリンガーエルゼビアケンブリッジ大学出版などがある。これらの出版社も、出版する資料品質信頼性を確保するための手続き確立しており、その書籍ジャーナル数学界で広く利用され、尊敬を集めている。

特定出版物を評価する際には、著者、出版社ジャーナル書籍シリーズの評判、作品自体性質制作に使われた方法などの要素を見ることが有効であるさらに、査読済みの論文専門家意見など、独立した情報源を探すことで、提示された情報信頼性妥当性をより包括的かつ正確に理解することができる。

 

Q: 私は個人的に、人間意思決定、すなわち、人間いか合理的に行動するかに興味があります。そのようなことを分析するために必要数学の分野にはどのようなものがあるのでしょうか?

数学人間意思決定研究重要役割を果たし、この現象分析するために数学のいくつかの分野が使われている。重要な分野としては、以下のようなものがある。

これらは、人間意思決定研究に関連する数学の分野のほんの一部に過ぎない。使用する数学ツールは、研究対象特定問題分析対象意思決定状況の種類によって異なる。

 

Q: 因果推論はどうでしょうか?

因果推論もまた、人間意思決定研究に一役買う数学重要な分野なのである因果関係の推論は、変数間の因果関係を決定するプロセスであり、介入や政策変更が特定の結果に及ぼす影響を研究するためによく使用される。

人間意思決定という文脈では、経済成長健康上の成果、政治的成果などの結果に対するさまざまな意思決定や行動の因果関係理解するために、因果推論を用いることができる。これにより、研究者は、異なる意思決定潜在的な結果を理解し、証拠に基づいてより多くの情報を得た上で意思決定を行うことができる。

観察研究ランダム比較試験、道具変数法などの手法がある。各手法にはそれぞれ長所短所があり、どの方法選択するかは、質問される特定事柄と利用可能データの種類によって決まる。

線形回帰モデル構造方程式モデルベイジアンネットワークなどの数理モデルは、変数間の関係を表し、データに基づいて予測を行うために、因果推論でよく使用されるものである。これらのモデルにより、研究者は因果関係の強さと方向を定量化し、介入や政策変更の効果について推論を行うことができる。

 

Q: 想像力を高めるために、量子力学勉強した方がいいという話もあります。一方で、いろいろなことをやろうとすると時間が足りません。効率よく数学勉強するコツはありますか?

数学勉強は、確かに視野を広げ、想像力を高めることができ、効率的にアプローチする方法もたくさんある。ここでは、役に立つかもしれないいくつかのヒントを紹介する。

これらのヒントを参考にすることで、数学勉強している間の時間と労力を最大限に活用し、より深く理解することができる。

 

Q: 数学知識を使いたいのですが、一部の人大学卒業していないので、自分能力証明する形で数学を使うことはできません。社会的弱者数学武器に生き抜くとしたら、どのような方向性提案しますか?

数学は、伝統的な大学学位を持っていない人にとっても、個人的・職業的な成長のための貴重なツールとなりえる。

学歴関係なく、人生キャリアを向上させるために数学知識活用する方法はたくさんある。重要なのは自分数学スキル実用的かつ有意義方法で応用する方法を見つけることである。また、データ分析ファイナンシャルプランニングなど、興味のある分野のオンラインコースを受講したり、資格を取得したりして、スキルさらに伸ばし、雇用可能性を高めることも検討できる。

 

Q: ギャンブルで勝つ、Youtuberになる、など、変わったキャリアを目指す人たちがいます。この人たちはどうやって数学を活かせるでしょうか?

数学の強い理解が役立つ型破りなキャリアはたくさんある。以下はその例。

重要なのは数学スキル有意義実用的な方法で応用する方法を見つけ、時間をかけてスキルを向上させ続けること。

2023-01-31

中学校にかけて近所に親がヤバい感じの同級生がいた(彼らの名は閉鎖登記簿記録からも消されている)

80年代EMRM米軍小説を書いており、ギラギラロックギラギラテクノ流行っていた

G大付属女子校クラスの席はアイウエオ順だった

仲良くなった隣のNHはのちに基地周辺住みの男を紹介して来た

 

ちな父親実家終戦で没落した

GHQが捨てた実験器具再建団体にの務め人という微妙な経歴

米国人論文査読絶対にしない

母親熊本出身の米日両軍関係者の親戚で大変諜報らしく人当たりの良い悪魔

兄弟渡航先ではなぜかテロ事件が起きる

 

知らんうちに長く軍と付き合ってきたらしい

前線に集まるのは軍関係者の他、厚労省医療労働機関国交省運送会社財務省生命損害保険会社裁判官人権相談所皇居周辺の弁護士事務所

  

メディアが5社のみという少なさを思えば(5は星を表すが、星条旗ペンタゴンもそうだ)、マスメディアなど暗号機に過ぎない

広告会社を通じて司令を受け暗号を広めていた

司法業界への司令ルートは某政党かも

  

という妄想でもしないとやってられないんである

2023-01-19

【ただの素人なのに】そもそも斉藤章佳がなぜ性犯罪専門家なの

斉藤章佳

精神保健福祉士社会福祉士

大船榎本クリニック精神保健福祉部長1979年まれ大学卒業後、アジア最大規模と言われる依存症回復施設榎本クリニックソーシャルワーカーとして、長年にわたってアルコール依存症をはじめギャンブル・薬物・性犯罪DV窃盗症などさまざまな依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに2000人以上の性犯罪者の治療に関わる。主な著書に『男が痴漢になる理由』『万引き依存症』(ともにイースト・プレス)、『「小児性愛」という病 それは、愛ではない』(ブックマン社)、『しくじらない飲み方 酒に逃げずに生きるには』(集英社)、『セックス依存症』(幻冬舎新書)、監修に漫画セックス依存症になりました。』(津島隆太・作、集英社)がある。

https://president.jp/list/author/%E6%96%89%E8%97%A4%20%E7%AB%A0%E4%BD%B3

理由

肩書からわかるようにソーシャルワーカーで、心理学者でも医者でもない。したがって犯罪者心理個人見解に過ぎない

理由

彼は論文を書いた形跡がない。男が痴漢になる理由査読を経ておらず、マスコミフェミが取り上げること自体おかしい。

理由

そもそも500人の性犯罪者に接したエビデンスが全くない。統計もなにもない。不自然

https://twitter.com/stella_portman/status/1615969513975214081

koh.mayama

@stella_portman

こんな方が日本にいらしたとは!

日本では、医師でも学者でもない斉藤章佳氏が500人の性犯罪者と臨床現場で接して抱いた感想を元に「ポルノ性犯罪を招く」と主張した本が幅を利かせてます

これがポルノ表現規制者のバイブルとして扱われており頭を抱えてます

引用ツイート

原田隆之

@tk_harada_tk

8時間

私はオクスフォード大学から出ているAddiction Medicineという依存症の専門書の強迫的性行動症とポルノの章を執筆していますが、ポルノ強迫的性行動症を招くという説、寡聞にして聞いたことがありません。 twitter.com/fujitatakanori…

理由

彼が言っているのは偏見で印象論。

郡司真子/ Masako GUNJI

@Koiramako

斉藤章佳さんインタビューから日本は、性売買の買い手が優遇されている社会です。買い手側のことを研究している人は、ほとんど私は知りません。なぜ、男は女を買うのか、を考えるとき、買い手は加害者、売り手は被害者という新しい捉え方ができます》→

午後5:50 · 2023年1月13日

 そういう仮定は単なる詭弁。こういうデタラメ税金ネコババされる。

 したがって斉藤をありがたがるバカメディアに出る資格はない。詐欺師の仲間。

2023-01-13

ブクマカ科学リテラシボロボロ

理解していない用語使用するブクマカ

父親が育児関わった子ども 思春期の精神不調リスク 低い傾向に | NHK | 医療・健康

この記事ブコメでいま星を圧倒的に集めているのが以下のコメント。13:40時点で216。

そんだけ家庭が円満ってことでしょ。擬似相関の一種だろ。2023/01/13

このコメントしたユーザと星つけたユーザ絶対に疑似相関がなにかわかってないだろ?擬似相関は潜在変数によって本来因果関係の無い変数間に関係が見られるような場合を指している。例えば小学生身長の高さと算数の点数は比例することが知られているが、これは身長算数の点数のどちらも年齢と相関関係があるからであり、本来身長算数の点数には因果関係はない。この場合、同年齢(あるいは月齢)内で再度高身長グループと低身長グループを分けるなどによって交絡因子の影響を排除できると考えられるし、通常科学的な研究を行う場合は交絡因子の影響を排除するような操作を行うことが一般的である

父親育児参加と思春期精神不調は擬似相関か?

まず大前提として、この研究では交絡因子の調整を行ったと明記されている。

The risk of poor psychological well-being was lower among more active involvement groups compared with the least involvement group, after adjusting for potential confounders (risk ratios = 0.90 [95 % confidence intervals: 0.85, 0.95] for the most active group).

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0165032722014355?via%3Dihub

概要しか読めていないので具体的にどのような調整をしたのかはわからないが、その妥当性については査読で十分に検討されているだろうから一定以上の信頼は置けるだろう。また父親育児参加している場合はそうでない場合に比べて人手に余裕のある育児可能と考えられるため、これらに因果関係があるというのは特に自然ではない。またブコメの主張するように交絡因子として『家庭の円満さ』がある場合、『家庭の円満さ』と『父親育児参加』、『思春期精神不調』に因果関係存在する必要がある。これらにどういった関係があるのかは調査してみないとわからない(本文を読むと近いことが書いてあるかもしれない)が、家庭が円満であることによって父親育児参加が増えるというのは因果関係が逆転しているように思えないだろうか。家事育児役割分担が夫婦間で偏っている状況が家庭の円満に対して悪影響を与えることは想像に難くなく、家庭内円満であった結果として父親積極的育児参加するというよりは、父親育児参加によって家庭内役割分担が均されて家庭内円満が保たれるといった説明のほうが腑に落ちるように思える。まあ上述の通りこのあたりは調べてみないとなんともというところだが、現状では疑似相関であるという主張は根拠がなく、因果関係が認められているという仮説を採用するのが自然である

君らが簡単瑕疵を見つけられるような論文はまともなジャーナルに載らない

少しでもアカデミアに関わったことのある人間なら常識だが、論文を(特に英語の)ジャーナルに載せるのは非常に労力がかかる。研究を完成させて論文投稿するまでに労力がかかるのはブクマカにも想像がつくだろうが、その後レビュワーコメント対応するにも投稿までと同じくらいの労力がかかることがよくある(分野にもよるかもしれない)。一発で通ることもあるにはあるらしいが、非常に稀であるハゲタカジャーナルならまだしも、まともなジャーナル(分野が違うのでこのジャーナルは知らないが、エルゼビアだしIFもそこそこありそうなのでまともといっていいだろう)たかだか10ページ前後論文を載せるために多くの研究者のチェックを通っている。君らがいっちょ噛みで文句をつけられるような部分は、すでにケアされて世に出てきていると思った方がいい。

2023-01-12

anond:20230112172217

科学プロセスでは、実験に外乱の影響があったのではないかというのは常に疑うので、査読等を通して「過去のこの実験結果は実は当時未知だったこ変数に引きずられている可能性はないだろうか」なども実験比較した上で棄却したりしなかったりするんだぞ。

社会学けが疑われてるんじゃなくて、外乱の影響を疑うのは科学で常に行われていることだ

anond:20230112163027

宗教には宗教でぶつけて他所信者マインドコントロールすれば結婚もできるという論文を出した

こういうのは「論文」じゃなくてただのエッセイでしょ。

まともな査読付き論文がどのくらいあるのかという話。

2023-01-10

anond:20230110094530

修論、パッと見で体裁が整ってさえいれば中身はまぁ関係ないですよね

というかそもそもちょっと別分野になると教員も先行研究とかよく知らないし判断がつかない

博論審査ならちゃん論文読んで査読みたいな感じで質問めしたりするけど、修論なんて数が多すぎですしね

まともに全文チェックなんてしてる時間もないし図を剽窃してるとか主結果が明確に間違ってるとかでもなければ、体裁さえ整ってればショボすぎると言う理由で落とすのは極めて難しい

2023-01-07

https://anond.hatelabo.jp/20230107122435

よくわからないけど、

よくわからねえなら口閉じろカス

言葉っていうのは常に「文脈」を持っていることは理解すべき。文脈ちゃん理解するのは、聴く側、読む側の義務

お前は「よくわからないけど、」とか抜かすのに

他人には「ちゃん理解するのは、聴く側、読む側の義務。」とほざくのすげーな。

頭蓋に何が詰まってるんだ?

俺の予想ではオッズ1.1ぐらいで「排泄物」なんだが

 

    

文脈抜きでも意味が一貫している言葉文章は、法律官僚答弁にすぎない。

そういう言葉遣いしかしてはいけない、となったら言論の自由死ぬ社会科学査読論文でも、そこまでガチガチじゃない。

ゴチャゴチャゴチャゴチャ

内容の薄い冗長駄文文脈を読んでやると要するに

自分達の差別性のある言動だけは差別発言として読まれるべきではない」

って言いたいのね。

 

ああはいはい

寝言ね要するに

 

 

個人的には「キモいおじさん」は、差別非難すべきほどの言葉じゃないと思う。

ここで言う「おじさん」が、風俗日常的に金を払える程度の強者男性を指していることは明らかだから

ミリも明らかじゃねえw

風俗に行く男を批判するならそう書けばいい所を

キモいおじさん」と書いて無関係な同属性人達攻撃レンジに入れる理由is何?

  

ここを答えられないか

文脈が―とかモニャモニャモニャモニャ逃げ惑うしかねえんだろ?

  

そんなことより差別やめた方が早くねーか?

過不足なく「女を買う男」とは言いたくなくて

どうしても「おじさん」って言いたいのは

より広範囲嫌がらせをしたいミサンドリー差別心じゃないなら何なんだ?

  

もちろん差別だと言う批判はあってしかるべきだけど、なんで差別なのかはちゃん説明しなければならない。

とっくに説明されてるだろ

説明されたら「よくわからないけど、」って逃げるだけだろ?

  

 

たとえばある特定在日コリアン犯罪集団があったとして

俺がその集団批判するていで「キモい在日」って書いたら許されるか?

 

どう考えても関係ない、真面目に暮らしてるコリアンを巻き込んでるじゃねえか

これが差別じゃないなら何なんだ?

わざわざそういう書き方をして注意されてもやめたくねえっていうなら

「ああこいつは在日コリアン全体に悪意を持ってて、口実作りながら差別して攻撃したいんだな」って解されるよな

 

解されるって言うか見抜かれるよな

お前等見抜かれてるんだよとっくに

自覚がねえのはお前等だけ

体裁繕えてるつもりでケツ丸出し

 

 

こうやってズバリ指摘されれば

キモい連呼か「よくわからない」んだろ?w

   

バカ丸出し差別丸出しなの当人達だけまだバレてないと信じてる

ほんとに間抜け差別主義集団だわ 

  

 

anond:20230107091024

よくわからないけど、言葉っていうのは常に「文脈」を持っていることは理解すべき。文脈ちゃん理解するのは、聴く側、読む側の義務

文脈抜きでも意味が一貫している言葉文章は、法律官僚答弁にすぎない。そういう言葉遣いしかしてはいけない、となったら言論の自由死ぬ社会科学査読論文でも、そこまでガチガチじゃない。

個人的には「キモいおじさん」は、差別非難すべきほどの言葉じゃないと思う。ここで言う「おじさん」が、風俗日常的に金を払える程度の強者男性を指していることは明らかだから。もちろん差別だと言う批判はあってしかるべきだけど、なんで差別なのかはちゃん説明しなければならない。

2023-01-05

anond:20230104023643

社会学なんて(特に査読制度すらまともに機能していない日本での社会学なんて)、学ぶ必要性皆無だぞ。学問の体をなしていない。名前の似ている社会科学とかならまだしも。

2023-01-03

英語論文を書かない研究者たち

なんで引用している文献のほぼ100%英語なのに、論文英語で書かない人いるんだろう?

普通さ、お世話になったコミュニティ(先行研究引用させてもらった研究コミュニティ)に恩返ししたいと思うだろう。そうじゃないとただの一方的知的搾取しかないよ。論文って研究者の知的労力の結晶でしょ。

補足すると別に英語じゃなくてもいいんだ。フランス文学やっててフランス語で書かれた文献を引きまくるんなら、論文フランス語で書こうぜ。国文やるなら日本語論文書けばいいし。自分引用している論文の著者に自分論文読んでもらうために言語選択しようぜってこと。言語の壁云々についてはさ、外国語論文いたことがない人が外国語で書かれたアカデミックな文献を理解できているとも思えないんだけど(院生とか若手は仕方ないし、むしろこれから頑張れ!と思う)。

まあ、英語外国語帝国主義的主張をしたいわけではない。日本語での論文を書くことの意義はあると思う。でも、日本語しか書かないっていうのはどういう了見なんだ?

てか、日本語論文にきちんとした査読者付くの?研究レベルの話じゃなくて、1億人強ぐらいの話者しかいなかったら、きちんと査読できる人探すのほぼ不可能じゃない?

2022-12-29

chatGPTが情報系の研究でどういきるか

どーも、皆さん。chatGPT使ってますか?

私は年に2本くらい英語論文書いてますが、私はchatGPTかなり使っています

  

chatGPT論文書いたりするの、すんごい楽ですねえ。

・雑な文章から、それっぽい文章作ってもらって、初稿が早い

英語とかの長文は日本人にはミスがつきものだが、chatGPT文章を参考にすれば、文法とかは大体ノーミス。 (Grammaryっての実際は使うけど)

・要約とかタイトルとか、明らかに得意なやつはめっちゃ得意

  

一方で、現状できてなさそうだけど、できれば効果高そうなものもあるね。

・雑なデータとしょぼいなんとなくの内容の文章から、それなりの論文一瞬で生成 ⇦chatGPTに打ち込める文章量や出力できる文章量に制限があるからできてないだけで、すぐできるのかも。

データからそれっぽいfigureの生成⇦エクセル形式データ投げたらそれっぽい図をレコメンドとか、かっこいい見せ方とかやってくれそうかあエクセルとか経由してやってくれたらすごい

イントロ文章は、いろんなん文献から引用してくる必要があるけど、そういう引用含めたイントロ書いてくれる ⇦connected paperとかあるし、検索機能さえつけてくれればいけるか?

査読 ⇦現状は75%くらいで論文スコア化できるらしい。査読ができるなら、査読に通りそうな文章も書けるっしょ?

  

う〜ん。アイディアデータだけ出すからAI論文書いてくれたらなあ。そしたら、年に6本くらいは論文書けそう。

実際、年の半分くらいは論文執筆学会発表資料作りしてるわけで。研究部分だけ純粋にやれるんなら、2ヶ月に1つは絶対研究成果出せるので。

ってか、アイディア出したら、データ出しのプログラムアルゴリズムよろしくやってくれるなら、年に12論文書ける。

ってか、アイディアAIが出してくれれば、年に20本とか書けそう。⇦って、これ、もう私が論文書いてるわけじゃないねw

  

今年のchat GPTは、研究20%くらい楽にしてくれた感あります

来年査読AIとかができてきて、イントロ引用文献付きで調べてきてくれて、chatGPTに投げ込める文章量が大量に増えて、アイディアAIが出してくれればなあ。そしたら年に6本くらい論文書けると思います

データ出すところはまだ流石に厳しいかもしれないかなあ、来年だと。

2022-12-24

四色定理の新証明

コンピューターを使わず証明できたという論文が出たらしい(未査読

まだ研究してた人いたのか、というのが正直な気持ち

2022-12-22

NHKは「数学なのに答えが分かれてる」とかどうでもいいところ強調するぐらいなら以下の経緯を放送するべき

そもそも望月論文は致命的な破綻をしています

証明の途中で系(定理みたいなもの)3.12というものを使っていて、それが証明の核心なのですが、その系3.12が一切証明されていません

なので、証明の体を成していないと言うのが世の中のほぼ全ての数学者から反論です

それに対して望月説明するすると言って逃げ回りました

逃げ回りながら誤解してるとか、相手勉強不足だとか言い張りましたが公的な場から逃げ回るためには手段を選ばす、

説明会を主催したのに本人は出て来ず英語喋れないやつにボソボソ喋らせるという奇行も辞さなかった程です

逃げ回りながら論文誌に提出したのですが、そっちの査読でも同じ指摘をされ、最終的に自分編集長やってる職権濫用論文雑誌掲載しました

その編集を務めた玉川教授は「反論は出尽くしており、今後も平行線のままではないか」と異例の声明を出しました

反論は出てるけど望月有効反論をしていないことを指摘したわけです

こんな状態論文掲載されたのはっきり言って異例もいいところで、圧力存在否定する方が難しいです

説明すると言いながら逃げ回ったことで信頼を失ってましたが、掲載誌がPRIMSだった事は全ての数学者失笑を買いました

現状どうなのというと、オオカミ少年望月くんの戯言を信じてるのは世界でせいぜい10人です

(その人達立場的にそういうスタンスを取らざるを得ない人もかなり居そうですが)

それ以外の人が一般数学者です

https://anond.hatelabo.jp/20221222170209

anond:20221222181512

現地の(?)人にも理解されてない事を考えると、数学とか以前に彼の英語が下手糞だからみたいな疑いは出てこないか

それなら当然に日本語に訳してみてもつかみどころのないものになる。

あとは以下みたいな感じか。

メール送信してもことごとく説明拒否されてることが数学板でも見て取れるのでコミュ障の恐れあり→説明能力に難がある疑い。

結論から別の結論を導く道筋を辿るのが証明理解という作業だとすれば、望月論文は悪い意味で簡潔過ぎるのではないか

日常の場面でも言ってることはその時点で伝えたい内容に対して論理的必要十分だったとしても、それでは相手がぴんと来ないことを考慮して、例示など用いてあえて同じ内容のことを形を変えて話すということをするだろう。

説明対象難解な概念であるほど、いい意味で回りくどいぐらいの説明がちょうどいいということになる。

しか望月論文>>170の記号の例のように説明を端折ってる感が見られる

他にも式から式を導くうえで、淡々同値変形の結果を次々と羅列されても、納得感を得られない読者もいるだろう。

なぜそう推論したのかという、結論結論の間の思考過程も都度書き留めるべきではなかっただろうか。

そういう配慮が足りてかったことも査読時間を要した要因ではないのか?

これに限らず数学では往々にしてひとたび分からない箇所があると往々にして書籍から書籍へのたらい回しにしてくるわりには、袋小路にぶち当ってしまうというか、ようやくたどり着いた一番やさしい解説でもまだ抽象度が高すぎて私の理解を越えているということがあって、結局真意にはたどり着けないみたいなことがある。

もっと数学ではself-containedを意識して回りくどく書いてもらいたいね

anond:20221222170209

査読通った時点でトンデモ論文扱いしてるのは頭ごなしに否定する一派だけでは?

ソーカル事件が起こったのも査読制度が無かったから。

望月新一のABC予想に関する話は多分に逸話的なんだよな。

まず査読に7年かかったというのが純粋に難しさゆえか、支離滅裂からかなのか分からない。支離滅裂文章意味を見出そうとすればそりゃ何年でもかかるだろう。

レビューも何人かしてるわけだけど、レビューを行った彼らも七年要したのだろうか。つまり彼らは全員査読される前から(つまり公然掲載される前から)彼の論文を知っている人達だったのだろうか。

論文完成と同時に論文を読み始めてレビューを書いたのなら分かるが、そうでないなら時間的物理的に辻褄が合わない気がする。

支離滅裂からという考えを一旦置いておくことにすれば、査読ギネス登録できるスケール時間がかかったのはその難しさとは別の学閥等の政治的外因の影響の方がよほど強い気がする。

真偽について数学なのに紛糾しているということで話題になっていたが、これもまたセンセーショナルに切り取っているだけで眉唾臭さが強い。

真偽について語るならそもそもABC予想というもの連続体仮説同様証明可能なのかから語られるべきではないのか。

そういう証明可能性をおいておくなら、とにかく彼の論文批判するならたった数十分数時間の公開討論で知れることから賛同したり目の敵にしたりするのではなく、真摯論文に向き合ってからであるべきだとは思う。

たとえばチャンドラセカールはエディントンとかいうやつに嵌められて、30分の時間を用意されブラックホール存在に関する自説を発表したのだが、そのコメントとしてエディントンはセカールの言うことは戯言だみたいに言ったわけだ。その学会に集まっていたのは当時その天文物理学で最高峰頭脳を持った重鎮たちだったが、みんな戯言だという主張の方を鵜呑みにしてセカールは笑い物にされたそうだ。

まり30分程度の説明では相当賢い人でも主張の真偽は理解できない、あるいは学者であっても権威バイアスには多分に流されるものだということだろう。

今回の例における権威とは「望月の用いた手法数学的に正しいはずがない」という常識という名の権威だと思われる。常識に流されて、あるいは単に常識に反発して学者までもがああだこうだ言ってるわけである。目の前の論文に向き合えよ。

2022-12-18

anond:20221201144632

手嶋氏は指摘を受けた部分について修正済みであり、修正後の内容も「良い影響を与えるなら悪い影響も与えるに決まってる」というキャプ翼論法リテラシーの低い周回遅れの議論であることを否定しておらず、そもそもキャプ翼論法が支持されない根拠は指摘を受けた無査読論文ではないのだが・・・

DiamondらやFergusonらの査読付き学術論文を読んでいれば、「キャプ翼はどうなんだ?」みたいな雑な議論はとっくの昔に通り過ぎているとが分かるでしょう。

https://twitter.com/TeshimaKairei/status/1480086090749194242



hesopen氏にしても上記査読付き論文否定したわけでもなければ「良い影響があるなら悪い影響もあるに決まってる」という雑な主張を擁護してもいないし、そのような主張の擁護に利用されるのも心外だろう・・・

もっとも、手嶋氏の不誠実さを批判する一方で以下の記事増田での指摘に答えていない彼自身こそ不誠実ではないかと誤解されかねない対応を取っているのは・・・

ドイツのブロードバンド普及は児童ポルノの不法所持を増やしたが、小児性犯罪は減らした論文

anond:20220608195009

anond:20220608215041

anond:20220611090020

2022-12-12

anond:20221211132121

「何をするにあたって」原典にあたるという当然の事を重要視するか、って話ではあるよね

これメチャクチャ思いました。過去査読云々の論争を思い出しちゃいましたよ( anond:20181009070341 とか、 anond:20181011090428 とか、このへんの話ね)。「翻訳するとき原典から訳すのが当然だろ!」「いや、別に重訳でも意味が取れてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取り、まんま過去の「論文は全部査読するのが当然だろ!」「ええ、別に査読で載せても、後続の論文でしっかり吟味されてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取りとソックリというか。増田は「なんで原典にあたるという当然のことを重要視しないんだろう……」って思っちゃうんですけど、理系経済学の人たちも「なんで査読という当然のことを重要視しないんだろう……」って思ってたわけですよね。まあだからあんまり自分野の基準で他分野にケチつけるのはよろしくないなぁと、自戒を込めて。

はてなブログというサービスが無くはてなダイアリーをみんな書いてた時代

はてなダイアリーで「理数系分野でも研究の際には原典読んだ方が良くない?」みたいな事を言った人がいて、それに対し色んな意見が出たのを思い出す。

ただこれは物理学勉強してる人達ニュートンプリンピアを読んでないのはおかしい、みたいな極端な意見であり増田の言ってる事とは大いに違うし

あとそれを主張してた人が死んでしまったので批判はあまりしたくない

じゃあ、まずは数学理論物理の専門書を翻訳する際に原典にあたる必要があるかと言う話をさせて貰うけど

数学理論物理ではフランス語ドイツ語ロシア語辺りの本が英語翻訳されて、英訳だけ読んだ専門家が各国の言語に訳す例なんて珍しくも無い。

そして読む側も著者も訳者も誰も問題視してない事が多い。

皆が数学理論物理論理が完全に再現されているなら問題ないという立場からこのような事態が起きている。

翻訳だって訳す能力より専門分野に関する知識の方がずっと重要視されるし、論理的な構成に変更が無いなら文章の省略・追加・順番変更など平気で起きる。

あと最近数学の専門書の話なんだが、日本語の本を英語翻訳する際に日本語が分からない人が訳してる例なんかもあったりする。

訳者だって数式は別に分かるし日本語で書かれた数学の文は今なら機械翻訳通せば大体分かるからね。

主要な定義定理命題は著者の英語で書かれた論文と同じ分野内英語の本見れば同じものが見つかるので

元の本の論理再現するのは可能な訳だ。

こんなやり方で訳しますよって提案原著者はOKを出してしまう訳だ。

訳者が同じ専門分野で業績ある人だから問題ねえやってね。

こうしてみると一般論として重訳は問題かと言うと全く問題視されない分野もあるという話になるので

一般論で主張するのは無理だよ北村紗衣さん、と言いたい訳です。

ただ山形浩生ピケティ経済学の本を英訳から日本語に訳すのに批判をするのもアリだとは思う。

でもその場合やっぱ日本語訳と原著の両方を読んでから批判した方がいいんじゃないかな。

anond:20221211132121

まあ著書が論文と同等に実績と評価される分野ではそうなんでしょうねとしか

で、この論文形式上査読なしであることに特段の問題はないですよね。だって研究結果が間違ってるわけじゃないもの

anond:20181011062902

文系査読が怖いからやりたくない、のが本音じゃないのかw

「Aの場合はBになるから、Aでない場合はBにならない」と強弁するのが文系トップから

請求の原因を正当なりとする判決は 上訴に関しては終局判決と看做すとは、民事訴訟法第228条に於て明かに規定する所なれば

請求の原因に関する判決不法は、援て(ひいて)以て 数額に関する判決の上告理由を為すを得ざるものとす」(最高裁判例

 

正論より地位が物を言うようなさ

2022-12-11

anond:20221209230121

文系翻訳に対する感覚の話、ブコメちょっと反応してみる。

何が書いてあるか、誰が書いているか、の違いか文学作品ならそら後者やろうけど、技術書理論論文後者重視したら権威主義への傾倒でしかないな

いや、文学研究でも「何が書いてあるか」です(「何が書いてあるか」を解釈する上で「誰が書いたか」という情報必要場合があるだけ)。たとえば、ピケティ英語で書いた論文なら英語から訳すべきで、ピケティフランス人からといってフランス語から重訳するのはおかしい。逆に、仮に著者がイギリス人でも、フランス語で書かれた本ならフランス語から訳すべき、そういう話です。文系大事にしているのは「文章それ自体」であって、文章それ自体を忠実に原語から訳すことが重要である、というのが文系の考え方。

だって、「オリジナル文章」こそが我々にとっての生データですからね。もちろん完全にオリジナルなのは難しい場合が多いけど、なるべくオリジナルに近づける努力をすることは必要で、原文にあたるのはその基礎的な作業であって学部生とかの未熟な人でない限りは省くべきではないプロセスですよね、ってこと)

さえぼう氏側は「間違いが起こり得る」としかわず、具体的にどこが「間違いだった」という指摘がないから、屋上屋を架す空論でしかない。具体的に誤訳だったという指摘、出版から随分経つけど今までにあった?

これはもう「具体的に間違いがあるから問題だ」ではなくて「重訳なのがけしからん」という話なので……具体的な実害の問題じゃなくて規範の話をしてるんですよね。ただ、その規範が他の分野の人たちに受け入れられていない、という状況。

たとえば増田は、ちょっとマニアック事柄についての論文を有名な査読誌に投稿したことがあるんですけど、「よく調べてあるけど学術インパクトが足りない(要は面白くない)。却下」という趣旨のやり取りを何度かして、もういっか、めんどいから載るとこに載せよ、って思って当時所属してた機関紀要に無査読論文いたことがあるんですよ。業績欄には当然その論文を載っけてます(もちろん査読の有無は明記した上で)。で、この論文形式上査読なしであることに特段の問題はないですよね。だって研究結果が間違ってるわけじゃないもの。ただ有名な雑誌に載るほど面白くないだけ。それでも、論文には査読がついていて当然、という人たちは「いや、査読なしだと間違った論文が載るリスクがあって、だから査読がないもの論文と認めるべきではなく……」って言いたくなるんじゃないですか? 「重訳だと誤訳リスクが……」ってのもそういうことですよ。

物理学では基本的英語から翻訳だと思うけど文句言ってる人見たことないなぁ・・・価値観の違いを感じる

物理学のものではないですけど、いちおう、文系には科学史という分野もあり、そこでは物理学歴史について原語を使った研究がされてます。たとえば、 isbn:4486021746 なんかは、ソ連時代物理学をめぐる論争について研究した本で、がっつりロシア語の文献を読み込んでますネットで読める論文だと、DOI: 10.34336/jhsj.47.248_193とか)。外国学者が書いたこの本 isbn:4815808090 も、英語以外の文献も読んでたような(この本は面白いので超オススメです)。アインシュタインドイツ語相対性理論論文を書いたわけですからね(DOI: 10.1002/andp.19053221004)。もちろん、繰り返すようにこれらはあくまで「物理学対象とした文系学問」であって、物理学のものではないので、「物理学では基本的英語から翻訳」というのはそうなんだろうなぁ、と思いますが。

これ、医学系が人文系にIF要求するような無理筋を感じる 読者がやるのはピケティ研究じゃなくてピケティを踏まえた研究では

これメチャクチャ思いました。過去査読云々の論争を思い出しちゃいましたよ( anond:20181009070341 とか、 anond:20181011090428 とか、このへんの話ね)。「翻訳するとき原典から訳すのが当然だろ!」「いや、別に重訳でも意味が取れてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取り、まんま過去の「論文は全部査読するのが当然だろ!」「ええ、別に査読で載せても、後続の論文でしっかり吟味されてればそれでいいじゃん……」「出版スピード感大事だし……」っていうやり取りとソックリというか。増田は「なんで原典にあたるという当然のことを重要視しないんだろう……」って思っちゃうんですけど、理系経済学の人たちも「なんで査読という当然のことを重要視しないんだろう……」って思ってたわけですよね。まあだからあんまり自分野の基準で他分野にケチつけるのはよろしくないなぁと、自戒を込めて。

追記

査読に落ちる場合は、その落ちる原因をちゃんと指摘されてるんじゃないの?そんなお祈り一行みたいな感じで落とされるっけ?

増田に書いたことは原文ママじゃなくて要約です。当たり前でしょ……(ほんとはきちんと細かく落とす理由を書いてあったけど自分の専門分野も出した雑誌名前も言いたくない)。まあ「大意」とか「趣旨」とか書いておくべきだったかもしれないけど流石にこの文面見たら要約だとわかるっしょ? って思ったんですけど伝わらない人もいるんだなぁと新鮮な驚きを感じたので「趣旨」って付け足しておきましたわ。要約を鉤括弧で括ったこちらにも非はあるし。

査読もされていないのに「だって研究結果が間違ってるわけじゃないもの」と自信満々に言えるのが分からない...文化が違う

から丁寧に「有名な査読誌に出して面白くないからと蹴られた」話をしたんですけど伝わりませんでした? 間違いがあるとかじゃなくて、マニアックすぎてうちの雑誌に載せるには面白くない、っていう理由却下されたんですよ。まさかそこに引っかかる人が出てくるとは。ちゃんと経緯は書いてあるでしょ。

でもまあ、反射で「査読ついてないなんてけしからん」って思っちゃうってことですよね。重訳もそういうことです。反射で「直訳しないなんてけしからん」って思っちゃう、っていう話。

インパクトが足りない。却下」が研究結果の正しさの保障になる???

わざと言ってます? それとも本当に読めてない? 「よく調べてあるけど」と前置きしたでしょ? 研究成果それ自体への疑義査読からは呈されていません。むしろ称賛されてます。その上で面白くないから書き直せってやり取りを何度もしたの(再投稿を可とするリジェクトだった)。何度か書き直して、ああこれは先方が求める「面白さ」と増田がこの研究に感じている「面白さ」が噛み合うことはないな、と思ったので再投稿せずに無査読紀要に載せることにしました。自分にとっては自明ことなので説明不足になっていたきらいはあり、そこは申し訳ないけど、もとの文章ちゃんと読んでくれませんか?

だいたい、研究成果の正しさはディジタルじゃなくて、「部分的には正しいが、しかし……」みたいにグラデーションがあるものでしょ。査読100%の正しさが保証されると考えているならそれは大間違いですよ。増田研究だって研究手法結論的に「正しいか、間違いか」なんてディジタルに言えるような研究じゃないっす。なので査読で「間違いだとわかる」なんてこともほぼあり得ない(資料の読解間違いとかはあるかもしれないけど、増田論文総体として「間違い」であることを示すには増田論文と同程度以上の調査をし論文を書く必要があるんで、普通査読じゃ「間違い」とか言えないはず。関連する資料を全部諳んじてる大家なら別だけど)。

そもそもピケティ先生は狭い学術ギルド論文として書いたんじゃなく経世済民の書として世に問うたわけだから増田の話(や一部ブコメ)は大分ズレてるのでは。例えば「翻訳とか無駄原本を参照汁」的な暴論との文字数

学術業界だけじゃなくて、一般書の方でも最近は「原語から訳すべき」という流れが定着しつつあったじゃないすか。スタニスワフ・レムも昔はロシア語からの重訳だったけどポーランド語からの新訳が出てるし、昔はフランス語経由で訳されてたイスマイル・カダレも今はアルバニアから訳されてるし、バスク語チベット語イディッシュ語文学翻訳されてきたでしょう? そういう流れが出てきてたのに有名なフランス語の本を英語から重訳するなんて、というショックは当然ありますよ(だから私は『三体』も相当ガッカリしましたよ。中国語版には検閲が入ってる、と聞いて納得したけど。エーレンデュル捜査シリーズの方は、重訳自体はもう仕方ないけど、頼む~~~せめて著者の名前おかしいのくらいはどうにかしてくれ~~~って感じ。重訳のせいで著者の名前すらおかし表記がされてるんですよね……)。時代を巻き戻す気か、と反射で思っちゃうのも無理はないです。

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