はてなキーワード: 手作りとは
男友達が、会話したこともない後輩の女の子から突然手作りのクッキーを渡されたんだけど、普通に食ってて驚いた。
会話したこともないのに突然手作りクッキーって、だいぶヤバイじゃん。小学生ならまだ微笑ましいけど。
大学2年生でやってしまう、その対人関係を積んでなさそうな感じというか…。私は怖いと思ったんだけど。
好意にも、色々あるじゃない。ジャニオタが自分の経血入りのチョコをバレンタインにジャニーズに送ったなんて話も聞くし。
AKBオタも、推しメンに何万もつぎ込みながら、握手会ではメンバーを罵倒して歪んだ表情を楽しむみたいな奴も居るし。
男性は、好意は好意だけど支配的過ぎる好意、攻撃的な好意について、危機感が薄すぎるんじゃないかな。
「彼女に合鍵渡したら、勝手に家にあがって勝手に郵便物全部開けて、引き落とし日や支払い期限をカレンダーにメモしていく」
っていう相談をしてたんだけど、これ怖いじゃん。普通にプライバシーの侵害というか、過干渉というか。
当然、気持ち悪がる男性も居た。クレカの履歴も見ることができるわけだしね。携帯を覗くのとほとんど一緒だと。
でも「そこまで好かれていることをありがたく思え!」「のろけてんじゃねー!」的なリアクションをする男性の方が多いんだよ。
請求書の封書って開けても何も面白いことないから、ついあけずに放置してしまう。結果、滞納して督促状が来る。
俺はそんなこと繰り返してるから、彼女が出来たらぜひそういうことをして欲しい、これは愛だ、とか言うんだよ。
なんか、すげーなと思ってしまう。結婚したわけでもないのに、よくそこまで信頼して身をあずけられるな、って。
最初に言ったクッキーのこと、わたし男友達に「食べて大丈夫?何はいってるかわからないよ?」って言ったんだよ。
そしたら「せっかく作って持ってきてくれたのに、そういうことを考えるな」みたいなこと言われて説教された。
そして郵便物を勝手に開ける彼女の話でも、「好かれていることをありがたく思え」派は、
彼女の行為を気持ち悪いと感じる男女に対して「愛情ってもんを分かってない」「人の心が無い」的に批判してた。
世の中には悪意を孕んだ好意みたいなものが存在すると思うんだけど、彼らはその存在を無いことにしたいのかな。
無いと信じたがっているように見える。
男友達が、会話したこともない後輩の女の子から突然手作りのクッキーを渡されたんだけど、普通に食ってて驚いた。
会話したこともないのに突然手作りクッキーって、だいぶヤバイじゃん。小学生ならまだ微笑ましいけど。
大学2年生でやってしまう、その対人関係を積んでなさそうな感じというか…。私は怖いと思ったんだけど。
好意にも、色々あるじゃない。ジャニオタが自分の経血入りのチョコをバレンタインにジャニーズに送ったなんて話も聞くし。
AKBオタも、推しメンに何万もつぎ込みながら、握手会ではメンバーを罵倒して歪んだ表情を楽しむみたいな奴も居るし。
男性は、好意は好意だけど支配的過ぎる好意、攻撃的な好意について、危機感が薄すぎるんじゃないかな。
「彼女に合鍵渡したら、勝手に家にあがって勝手に郵便物全部開けて、引き落とし日や支払い期限をカレンダーにメモしていく」
っていう相談をしてたんだけど、これ怖いじゃん。普通にプライバシーの侵害というか、過干渉というか。
当然、気持ち悪がる男性も居た。クレカの履歴も見ることができるわけだしね。携帯を覗くのとほとんど一緒だと。
でも「そこまで好かれていることをありがたく思え!」「のろけてんじゃねー!」的なリアクションをする男性の方が多いんだよ。
請求書の封書って開けても何も面白いことないから、ついあけずに放置してしまう。結果、滞納して督促状が来る。
俺はそんなこと繰り返してるから、彼女が出来たらぜひそういうことをして欲しい、これは愛だ、とか言うんだよ。
なんか、すげーなと思ってしまう。結婚したわけでもないのに、よくそこまで信頼して身をあずけられるな、って。
最初に言ったクッキーのこと、わたし男友達に「食べて大丈夫?何はいってるかわからないよ?」って言ったんだよ。
そしたら「せっかく作って持ってきてくれたのに、そういうことを考えるな」みたいなこと言われて説教された。
そして郵便物を勝手に開ける彼女の話でも、「好かれていることをありがたく思え」派は、
彼女の行為を気持ち悪いと感じる男女に対して「愛情ってもんを分かってない」「人の心が無い」的に批判してた。
世の中には悪意を孕んだ好意みたいなものが存在すると思うんだけど、彼らはその存在を無いことにしたいのかな。
無いと信じたがっているように見える。
中学生のときすごく仲がいい奴でアキラってのがいて、放課後は毎日のようにそいつの家に遊びに行っていた。
毎日お邪魔してたから、アキラの母親ともかなり打ち解けてて、おやつはカントリーマアムをリクエストしたり生意気も言える関係だった。
二人で漫画読んだりゲームしたりギター競い合ったり、ありふれたことをして遊んでたんだけど、そのくらいの年頃って当然エロ的なものにも興味が芽生えてくるもので、しだいにクラスのあいつがエロいとか男子学生らしいバカなこともくっちゃべっていた。
いつのことだったかアキラが「おれは井田のこと気になるかな」と照れながらも打ち明けてくれた。
自分はアキラとはクラスが別だったが、井田という女子は自分と同じクラスのマドンナ的存在だった。
彼女はやはり抜群にルックスがよくなんとなく色気があって、彼女に思いを寄せている男子は多かったと思う。
幸運なことに自分が思いを寄せているのは別の人だったので、素直にアキラの恋を応援すると話した。
するとアキラは「だから、井田でオナニーとかやめろよな」と言ってきた。
もちろんそれは冗談めいたニュアンスで言った言葉で、彼なりの照れ隠しに聞こえなくもなかった。
けれどその一言で自分は少し動揺した。照れ隠しにしてはちょっとぶっとんでいる。
「しないよ。だいいち井田じゃ抜けないよ」
そんなことはないくらいに彼女は魅力的なのだが、思わず口から出てしまった。
「へえ。じゃ誰なら抜けるんだよ」
互いにひくにひけなくなったおれたちは、わけのわからないプライドに突き動かされていたのだが、ノリで無茶苦茶なことをやるのもなんだか単純に楽しかったような気がする。
そういうわけで、自分はアキラの家のトイレで自慰行為をすることになった。
人の家でちんぽをしごくという興奮だけで、オナネタなんて正直どうでもよかったのを覚えている。
今覚えば露出モノの背徳感が好きという自分の性癖は、ここが原点だったのかもしれない。
「マジばかだな」
「うるせーよ」
その後でアキラの母さんが手作りのパウンドケーキを持ってきたときは、たいそうドキドキした。
実は自分は、化粧のいい香りのするアキラの若い母親に少し憧れていた。恋愛感情というにはまだ届かないくらいであったように思うが。
いつもは気軽に冗談を言い合える関係なのに、その日は妙に意識してしまって受け答えがぎこちなくなってしまった。
しかしその日はいつも以上にアキラと仲良くなれた気がした。下ネタを通してより男の友情が深まったような気がしたのだ。
結局その日はそのままアキラの家に泊めてもらうことになった。
夜になってアキラの部屋でふたりでテレビを見ていたとき、アキラは昼間の猥談を蒸し返した。
「なあおまえさ誰でも抜けるって言ったじゃん」
「またその話かよ」
「ほんとバカだよなおまえは」
「うるせーな、案外そういうもんだろ」
「井田では無理なのに?」
「だから井田をそういう目では」
「じゃあさじゃあさ」
「なんだよ、また抜けとかいうのかよ」
「あのさ」
「うん」
「おれで抜いてくれよ」
見たことのない真剣な面持ちだった。
沈黙。
どうするべきかわからず、自分は思わず言葉を濁して部屋を出た。
扉を開けると、そこにはアキラの母さんが飲み物を持って立っていた。
顔には明らかに戸惑いの色があった。
脇を抜けようと足を進めると、
「トイレで」
予想外の大きな声に思わず立ち止まった。
「トイレで、何をするの!」
一応ぼかしておくと、AKBでも、ももクロでもなく、地下アイドルから人気が出て武道館をやれるステージのグループだ。
過去はよくあった接触イベントも、人気の高まりからか減りつつある。
(というと、おおよそ絞れると思うが)
ふとネットでその女性アイドル名をググり、気がついたらYoutubeの公式・非公式問わずライブ動画を繰り返し見まくっていた。
すぐにアルバムを買って、何度も何度も聞いた。
やがて女性アイドルには「接触」イベントがあり、相手から「認知」されることもあると知った。
もちろんその前から、AKBの握手会なるものがあるのは知っていたけれど、それで「認知」なんて馬鹿じゃないのと思っていた。
私は10年ぐらいジャニヲタをやっている。
ジャニーズからしたら認知なんてものは基本的にありえない。(いや、追っかけとかオリキとかっていうのは置いといて)
ついでに言うと目が合ったっていうのもありえないと思っている。
けれどコンサートに行って自分の担当であるメンバーに手を振ってもらえたらとても嬉しい。
規定に反しない、Twitterで叩かれないようにと考え、それでもどうにか目立つように作ったうちわを振り、タイミング見計らって、名前をコールして手を振る。
そこで向こうが手を振ってくれる。
私にだけではなく、私の周辺のファンに向かって、あくまでもサービスの一環として。
ところが女性アイドルの現場では、この現象を「レス」と呼んでいた。
いやいやただのファンサービスだろ、と思っていた。その当時は。
もちろんCDやチケット代というお金が発生しているものに対するサービスのはずなのに、それを超えての「レス」と感じられる反応が返ってくるのだ。
驚くことにメンバーはTwitterでリプをくれるファンを認知していた。
初めて接触イベントに参加した時、当日の朝にメンバーに「こんな服装で行くよ!」とリプを送った。推しの色を身につけたのだ。
私としては、「あなたの事がこんなに好きです」という気持ちを表すための行動だった。
ジャニヲタの時には手作りうちわを作ったりメンバーカラーのものを身につけたりするのと一緒だった。
ところが、いざ接触の時、メンバーは「ツイッターでリプくれたね!」と言ってくれたのだ。
嬉しかった。
と同時に、「ファンである自分がアイドル本人に認識された」という、信じられない出来事に震えるしかなかった。
しかも結構しゃべれる。ドルヲタさんからしたら短いかもしれないけれど、ジャニヲタ接触イベントで流しそうめんかってぐらいに高速はがしされたことがあるので、あんなにちゃんとまともな会話ができるなんて信じられない。
その後も2回ほど接触イベントに行ったが、ツイッター認知というか、私のリプで覚えてくれたという感じだった。
だがもはや私は、それだけで満足する体ではなくなってしまった。
次の目標は、私が名乗らずとも推しの方から私の名前を呼んでもらって、認知されることだ。
「認知」された後、次は何を目指すのだろう。
「認知」されても、それは覚えてもらっただけだ。
ツイッターは他のファンの動向も丸わかりだから、私の推しにめちゃくちゃレスもらった会話のレポがいくつも読めたり、認知もらってる人たちがすぐ見える。
それに対して、どうして私はああなれないのだろう、と悲しくなる。
現場を増やして、接触に参加して、「認知」されても、次はこの嫉妬のループが続くんじゃないだろうか。
最初は、ただ好きなだけのはずだった。
私だけの「レス」が欲しいって思うようになったんだろう。
これが沼なのか。闇なのか。もう既に病みなのか。
普段は肩が凝る体質ではないのだが、今日は肩が凝って寝られない。寝られないので書く。
連休が始まった土日、誰もいないオフィスで深夜まで仕事してた。
連休の予定はまったくなく、今年も何もイベントもなく過ぎてしまうのかと諦めていた。
あとは帰って寝るだけだ。3日間ずっとだらだらとすごすのか。
一人で映画に行き、一人でレストランに行って、ツイッターに画像あげて、誰からも反応もなく、家に帰って寝る。いつもの休日か。
諦めんなよ。
頭の中の修造が言った。
でも誰もいないし。いまから誘ってもみんな予定あるにきまってるし。
諦めんなよ! 声かけてみろよ!!
いやでも・・・
そうだ! 声かけてみろ!!
「5/5に映画見に行きませんか」
以前告白して振られた同僚の女の子にメッセしてみた。これが深夜テンションのちからか。
そうだ!!できるじゃないか!!!
帰ってその日は泥のように寝た。
昼過ぎに目が覚めた。返信はなかった。
まあ、そんなもんだよな。世の中そううまくいくわけがない。
コンビニ行って飯でも買ってくるか。
メッセの着信音がなった。
都合がいいときだけ反応するんだな。
5月5日。気合いれすぎて30分も早く待ち合わせ場所についてしまった。適当にぶらぶらするかと思ったとたんメッセがなる。
「早くつきすぎちゃいました」
時間に余裕があったのでウィンドウショッピングして時間をつぶしたのち、レストランに行ってランチを食べた。
2人で食べるランチはうまかった。
「なんでいきなり誘ってきたんですか」
「2日も休日出勤してやっと仕事が片付いたけど、連休に何も予定ないし、がんばった自分にご褒美がほしいじゃん?」
彼女は笑っていた。
思い切って聞いてみた。
「じゃあ、手、つなごっか」
「いいですよ」
彼女は戸惑いながらも手を出してくれた。女の子の手は小さく柔らかかった。
身長差があるので中途半端な位置をキープしないといけないので、自然に手がつなげない。
ソシアルダンスで相手をリードしているみたいな体制になってしまう。
映画館について座席に座る。映画が始まる前、彼女の目の前で手をひらひらさせてみた。
手をつかむと、ああそういうこと、と苦笑。
映画の展開もあり、緊張していて手がこわばり、痛くなってきた。でも離したくなかった。
映画を見た後に感想を言い合うことができる相手がいることが新鮮だった。
その後、いろいろ買いたいものがあるというので彼女の買い物につきあう。
最近一人暮らしを始めたという彼女は、お皿やキッチン用品などを探しているようだった。
そのあいだずっと手をつないでいた。
夕方、名残惜しみつつも別れて、一人で家に帰った。
お礼のメッセを送る。「今日はありがとう。楽しかった。またデートしてほしい」
相手からもすぐ、今日は楽しかったと返信があった。社交辞令だとしてもうれしい。
次があるかはわからない。
でも、恋人同士にはなれなくても、休日に手をつないでデートできる相手がいるのは素敵なことじゃないか。
手をずっと繋いでいたら、肩が凝るんだな。寝られないくらい。
普段使わない筋肉を使うと、そういうことが起きると、身を持って理解した。
時々は使っていけるようになりたい。
先生。何歳だろう。たぶん45歳くらいかな?自分より年上の男の人って歳ぜんぜんわかんない。
すごくいい匂いがする。近くに来た時だけわかる。洗剤の匂いだろうか。
先生に相談していたら、「どうしようかなぁ」と言いながら先生がポケットからタバコの箱を取り出し、慣れた手つきで包装フィルムを外した。私もぼんやりと緑のマークを見つめながら話し続けた。前の上司がタバコ臭かったのは許せないが、先生が外から戻ってきて匂うタバコは妙に心がざわついた。
出入り口のゴミ箱に緑のマークの空箱を見つけたときも、ここに来たんだと、思った。
見学した先生のガイダンスで内容に飽きたので、明日の授業の内職をしていた。時間がかなり押し、何度か腕時計で確認した。説明が丁寧で長い。窓に目をやり、いかにも学校の先生って感じ、と思った。
そのあと先生が私に、僕の話くどかったかな?みんなに伝わったかな?と聞いてきた。そんなことを聞かれるとは想定外で困った。私は余り聞いていなかった。生徒の様子も見ていなかった。分かりやすかったと思います、と答えた。先生は無言で微笑んだ。
先生は怖い。先生はどんなことがあってもうろたえることなく微笑んでいた。私に対しても、いつも微笑んでいた。計算してきっかり10%だけ、他の人より微笑んでいた。緊張を解かせるモードで運転中と言わんばかりだった。
先生は、手作りの品を持ってきたことがあった。今度作るよと生徒と話していたのだが、ある日本当に持ってきて私にもくれた。可愛らしい包装だったので、奥さんに作らせたのかなあと思った。後日美味しかったです、と言うと、作った時の様子をにこにこと話してくれた。本当に自分で作ったみたいだった。色々謎に思ったが、結局触れなかった。
不思議だった。私には彼氏がいて、先生には家族がいて、私と先生は20歳くらい歳が離れていて、それでも、この慕わしい気持ちはなんだろう。
公立ならともかく私立ならどんな保育方針持とうと園の自由だろうし、その園を選ぶのも親の自由なんだから
ブクマでもそれを頭おかしいだの滅びろだのと、大きなお世話だろ。
つーか意識高い保育は受けたいけど園の方針には従いたくありません、なんて言う方が親の我儘。別の園選べばいいだけの話。
共働きだって手作り当然と思ってる意識高い親はいるわけで、そういう人の為の園なんだから。
はてな民って、自分の趣味に合うものが否定された時はやれ他人を尊重しろとか多様性が大事とか言う割に
自分の趣味に合わないものが相手だとこの世から消え去って当然と思ってる奴多いよね。
すげーダブスタ。
別にその辺の業界人でもない、単に子供が幼稚園児ってだけのど素人だけど。
手作りだ愛情だって言うならさ、弁当文化もなんとかして欲しいマジで。
幼稚園は毎日弁当とか、保育園でも月に何回か弁当の日があるとか、
(中略)
うちの子の幼稚園は珍しく完全給食(外注)だけど、正直言って質は良くない。
業務用の出来合い食材もだいぶ使われてるようだし、産地も中国産が相当入ってると思う。
量も少ない。年少から年長まで同じ量なのに年少の時点で毎日完食。年中(次から年長)の今では足りんと言ってる。
(小食で全部食べられない子もいるので、単にうちの子が大食いってのもあるけど)
認可保育園だと園内で栄養ばっちり安心安全な給食作ってるような所もあるけど、そりゃ大量に税金をつぎ込んでるから可能なだけで
税金に期待出来ない幼稚園や認可外保育園だと「親が楽な代わりに質はアレな給食or親が苦労して弁当」のどちらかしか選択肢が無い。
だとしたら後者を選ぶ園があるのも分かる。別に手作り信仰とかではなくても。
(週2,3回だけ弁当などの折衷案を採ってる園も多いけど)
でなければ給食費を高くするかしかないけど、金持ちばかりの名門園ならともかく大多数の園はそうそう値上げは出来ないだろうしね。
http://anond.hatelabo.jp/20150328225013
「拷問だー!」
幼稚園によっては前年の年末くらいまでには「来春用意するものリスト」が渡されて
パニクるお母さんたちが続出する。
夏休みの宿題みたく、早い人は秋くらいからコツコツ用意してるけど
やっぱり手芸苦手意識のある人は、時期が早かろうが遅かろうが「拷問」と感じてる模様。
「どうしたらいいのか途方にくれていたところ、御社のHPを拝見し・・・」なんてメールが
ガンガン送られてくる。
「息子の喜んだ顔を見て子育ての喜びを感じられました」なんていうメールを受け取った日には
ミシンは中学生以来触ったことがなく・・・って人もかなりいる。
家庭科室のバカみたいに壊れるミシンと格闘しながら、何ヶ月もかかってエプロンやら
ショートパンツやらを縫ってた頃の記憶をたどると、目の前に迫り来る納期に
恐怖するのも分かる。
個人的には、幼稚園はともかく保育園で「手作り指定」をやるのは園が非道だと思う。
認可保育園にも色々あって、
「保育に欠ける児童の養育と親の就業を担保する」という、社会での役割を踏み外さない園もあれば、
「とにかく質の良い保育を!(=園の持つ理想の保育の実践が一番で、
親の負担の増大なんて歯牙にも掛けない)」っつー強烈な園もある。
良い意味でも悪い意味でも主義主張が薄く、これといった特長も無いかわりに親の負担も少ない。
こういうところは、手作り品についても絵本バッグ1つとか、お着替え袋1つとか。
もちろん既成品でも別にOKだし、要求があるとしても「出来れば愛情のこもった手作りで・・・」程度の
フワッとしたご指定のみ。
やっかいなのは後者で、認可私立保育園とか、認可外保育施設とか。
保育内容にも独自性が強くて、おやつから何から全部手作り食育命!みたいな、
一種ありがたい丹精込めた保育をしてくれてる反面、
園の理想が高いだけに、親に要求される育児クオリティも高くて大変。
通園用ショルダーバッグも出来れば手作りで、って言ってるのも見たことあるけど
あんなもんCreemaとかで出品してるハンクラーぐらいしか、満足できるレベルのもの作れんで。
「子育ては量より濃度」
とか考えるタイプのワーキングマザーには、こっち系はほんと向かない保育園なんだけど、
教育とか保育の質とか考えだすと、親が地獄でも子供には良質な保育を・・・
となって結果泣き泣き通う事になる人が結構いる、ってこれはまあ別の話。
とかくWM界隈では悪者にされがちな「手作り指定」だけど、まあバカにしたもんでも無いですよ。
という事を控えめに訴えたい。
手芸屋稼業をしてて言うことじゃないけど、なぜか子供は手作り品を喜ぶ。
キレイな既成品より、親が試行錯誤したものを喜ぶ子が多い(あくまで多い、です)のは不思議。
年齢が低いほど顕著かなあ。
それはもうペンとか落ちてくるやろ、というレベルのザックザックした
縫い目のバッグでもお構いなし。
DIY妖怪ウォッチでも子供は大喜びってアレと似てるんでしょうか。
キレイに揃った縫い目より、親が目の前で自分のためだけに作ってくれた、
という過程を見てるのかね。
親が作ってくれたものがあると園でも安心しやすいってのもあるみたいです。
後追いが激しい子や、環境に慣れにくいセンシティブな子は特に。
あとはまあ、時を超えて残る、ってのが大きいかも。
大体の子供には、「親が作ってくれた(時にブサイクな)手作り品の思い出」がある。
私にもある。
親子関係は10点中3点くらいの悪さだったけど、幼稚園の時に母が作ってくれたブサイクな袋は
ずっと捨てられずに残っている。
あれも親は「園に言われてイヤイヤ作った」らしい。
イヤイヤ作ったたった1個の袋だから、こっちとしても余計捨てられない。
そこに愛情を見るのはただの子供側の悲しい願望なのかもしれないけど、30年経てば勘違いでも
きっと一生残るだろうと思う。
感傷的になった。
「手作り品」じゃなきゃ愛情を示せないなんて事言うつもりは全く無い。
でも、食えばなくなる日々の糧、の食事と違って、
「物」も「思い出」も両方残る手作り品って、もしかしたら相当コスパ良い贈り物かもよ。
カッツカツで日々を回してるWMからすると、手作り品もひとつのタスクでしか
無いことは良くわかる。
でもこの通過点に、センチメンタルな感情乗っけてる親も子も結構いるのよ。
だから、「滅びればいいのにこんな慣習」とか「親の手作りなんてムダな労力」
とかいう言説はナシで頼むわ。
園側がさ、「既成品でも全く構わんけど手作りもやる価値ありよ」
まあ実際こういう園が大多数なんだけど、極端な例は目立つということで・・・。
園がメジャーもって「はい作り直し~!」とかするワケじゃない。
通園バッグとかの類は、例えば園指定のお道具箱が入るサイズに、とか言われる事もあるけど
そんなもん大きめに作っときゃor大きめの袋買えば大丈夫です。
既成品もだいたい同じくらいの大きさで作ってるから安心せえ。
超シンプルな手提げとか買ってきて、ワッペンとかリボンとかレースとか付けまくって
ゴテゴテさせる。
子供に好きなデコ選ばせる事も出来るし、「作った感」もあるし、満足度高いみたい。
アイロンと手ぬいで出来るし。
あとはキットを売ってる店も多いし、ネットでも買えるし、
「手芸店行って選んで計って型紙とってキー!!」ってならなくっても大丈夫。
落ち着くんだ。ググるんだ。
http://www.bond.co.jp/bond/diy/detail2.php?item_name=%BA%DB%A4%DB%A4%A6%BE%E5%BC%EA
↑こういうの、一昨年くらいから売ってる。
凄い時代だ。
邪道とか関係無いよ。
私も1個買ったから、繁忙期抜けたら作ってみるわ。
子育てをきっかけに新しい扉を開く、なんて例は枚挙に暇がないけど、
うちのお客さんでも「半べそで作り始めたら要領を掴んで、今や趣味は手芸」って
人が結構いる。
定期的に通ってくれる人が教えてくれた。
体力とか関係ない趣味として、老後もいけるよ。
1ヶ月で用意できるかー!
細かい指定に応えられるかー!
なんていうのは、ガンガン園に言っていこう。
共働きの方がメジャーになる潮目にいる今だからこそ、来年以降は考慮されるかもよ。
これは手作り品に限らないけど、「自分はムリでも、後に続く人の助けにはなるかも」精神で。
せめて準備品がHPにでも掲載されてたら、心構えも出来るのにね。
手芸屋としても、夏くらいから用意してもらえる方が負荷分散されてマジありがたいんで、ゼヒ!
これ、周りのお父さんにも聞きまくってるんだけど、手芸はほんと最後の砦、って感じがする。
イクメンだカジメンだ言われる昨今、お父さんが進出してないほぼ唯一の家事分野かも。
レザークラフトとかは男性多いんだけど、ミシンでカタカタ・・・は全然見ないし聞かない。
その分、「お父さんが作ってくれた手作り品」持ってたらもう凄いよね。
母、先生、子供たち、全方面からの羨望と尊敬を集めまくると思うんだけどどうだろう。
家庭科男女必修の世代が親になってる時代だし、やってできない事ないでしょ?
正直「拷問だ!」っていうレベルで手芸慣れしてないお母さんなら、父さんと
実力の差、無いと思う。
手作りだ愛情だって言うならさ、弁当文化もなんとかして欲しいマジで。
幼稚園は毎日弁当とか、保育園でも月に何回か弁当の日があるとか、
中学、高校も続くし、個人的にはこっちの負担の方がエグいかな。
これから10年以上続くのかと思うと泣きそう。
以上、繁忙期なのに一言いいたくて出てきちゃった手芸屋でした。
初増田でしたが、思いの外反応してもらいホクホク。
「やってみっかな・・・」「おもしろいかも」的つぶやきが、手芸屋としてはいっちゃん嬉しい。
フヒヒ。
何人かご指摘のとおり、「(強制されることによる)手芸憎し!」が最も危惧するところです。
とはいえ、毎年3月くらいにはおかーさんたちの呪詛が渦巻くのだろうか。
またココ見つけて貰えるといいな。
既成品も製作代行もあるし、物好きハンクラーもしくはおかんもいるもん。
21世紀だし。
必須のライフスキルでも無ければ、母の愛情バロメーターでも無いはず。
子供が既成品を欲しがったらそっと針箱を閉じる(涙)。
いつ作れってんだー!となるなら作らない。金で解決。
能力的、時間的に作れない自分を責めてしまうナイーブさにも勝っていきたい。
(ブコメにもあったけど、豊かさの一指標かなとも思う。
22世紀になっても自分の手を動かして「作りたい」「作ってあげたい」ってのは、たぶん無くならないでしょ。)
わたくしごとですが、この商売始める前に勤めてた会社が派手に倒産しまして。
明日から仕事無いわ給料未払いだわの状態を救ったのが、この芸事でした。
家政科も服飾科も出てない素人だけど、好きでずっと続けてただけ。
一般的なビジネススキルと芸事が出会った時、商売になるよね・・・
→これやろっかな。
児童館で似たような事やってたし、「俺にやらせろ!」って言ってみる。
「ウチで買ってくれたのなら追加料金で加工しまっせ」的サービス。
明らかにNGなのは、版権モノ生地を加工して勝手に「完成品」として販売する行為くらい。
販売元の生地メーカーによっても温度差が結構あるので、心当たりある諸氏は気をつけられたい。
一番難しいのはやはり設計。型紙使わない程度であれば誰でもいけると思うのだが。
→入学入園準備品のたぐいは、ほとんど直線カット、直線縫いでだいじょぶ。
東儀秀樹ーー!!
びっくりしてブログ熟読。
凄いなーハンクラパパとして有名だったのか。
この凝りようが、メンズ手芸ジャンルのポテンシャルを表してると思う。
ブコメでも「オレも(うちの夫も)やるでー」ってのが散見されたけど、ほんとこの分野、期待できますね。
手芸屋=甘味処説があったけど、とりあえずそういう気まずさを解消する店作りからどうでしょうユザワヤさん。
個人的にはクッソリアルな羊毛フェルト(http://goo.gl/Yd01rh)とかも
将来的には「お父さんが作った袋物」がチヤホヤされないレベルにまで
市民権得てくるといいなあ。
元Twitterのあのプリント(今見れなくなっとる)は、確かに凄かった。
色んな園のプリントを見てきた手芸屋増田としても、びっくりするレベル。
「分かっててそこ選んで入ったんだから粛々と従え」ってトラバもあったけど、
大概分かって入ってないよ~w
リサーチ不足って言われりゃもう、それはその通りでございなんだけども。
これ、「意識高い園」に子供入って青息吐息だった時に私も同じ事言われたけど、
まさかこんな事までさせられるとはー!!というのの連続なワケです。
「入れる園・通える園」を探してる段階で教育哲学どころかナゾのローカルルールまで把握できないわな。
「妥当性が低く負担は高い、理想の押し付け」と捉えざるを得ないことと、
ちゃんと分けて、お互いすり合わせしていくのって大事ですよね、と言いたいです。
郷に入れば(ry って言うけど、元から住んでる人さえたいがい住みにくい郷なら、
郷を変えてく権利は誰にでもあると思うよ。
やっぱ長くなった。いつも話長いって言われる。ごめんね。
http://news.livedoor.com/article/detail/9939748/
http://b.hatena.ne.jp/entry/news.livedoor.com/article/detail/9939748/
つか例え知らなくてもぐぐりゃいくらでも店の情報出てくるだろ。twitterやる暇あったらぐぐれよ。
保育園側に非があるとしたら、三月末じゃなくてもっと早めに知らせろ、って所だけだよなあこれ。
たくさんの子供を少ない人数で見るので、用品のサイズがバラバラだと使いにくい。業者から一括購入すると幼児には見分けられない。
一括購入で全員同じ柄は論外として(大混乱間違いなしだ)、既製品でも大体似たようなキャラクターものになってかぶるしね。
幼稚園ならまだしも保育園ったら自分の名前も読めないような歳の子ばかりなわけで、かぶったら見分け付かなくなるのは必然だし。
追記
それらを利用する財力の無い家庭もある。
件の「拷問」つってるtweetの人の保育園は月6万の認可外保育園だそうで。
入園料なんかもそれなりにかかるだろうし、外注代なんて余裕で出せる家庭じゃなきゃ入れないでしょ。
そもそもtwitterで遊んでる親がそんなに余裕がない訳ないよね。
口じゃ忙しい忙しいつっても実際は金も暇もある人ばかりだよ。本当に忙しかったらtwitterやる暇も気力もないから。
いやいや分かってる癖に。保育士増員の方が高くつくに決まっている。
都内ターミナル駅にある量販店で携帯の機種変更をしようと下見をしていたとき、
支払額がトータルいくらになるのか計算をしてもらって、思った通りの金額だから
明日か来週の時間あるときに来ますね、と伝えて立ち去ろうとしたら、
「あの、30秒だけお待ちいただけますか」
というもんで、名刺かアクセ割引券かなと思ったら、とんでもない名刺を渡された・・・
やめたであろう先輩の名刺の氏名に二重線ひいて、自分の名前を手書きで書いてある。
で、印刷もいい加減な名刺で、テキトーにドコモのロゴ入れて手作りでやりましたって
感じのものだった。
ってことだけど、コ○クシオって会社は販売の新入社員が日常業務で使う名刺も作れないほど
の会社なのかと、名刺の氏名を二重線引いて自分の名前を書くとかろくな教育もしないのかと
思った・・・
名刺は出された手前、説教でもしようかと思ったけど、待ち合わせの時間もあったので、
受け取って帰ってきた。
もうちょっとかわいい子だったら、そんなことしてないで遊ぼうよ、シフト何時?って
ナンパして飲みに行ったのになぁ
体の弱い私を育てるために、当然専業主婦だった。
布団のシーツも2日に一回は洗濯。いつもおひさまの香りのする布団で眠る。
学校帰りに塾に行くようになってからは駅で待ちあわせて一緒によるご飯を食べる。
父親にどんなに怒鳴られても離婚しない忍耐強い母。
母が一人で遊びに行くことなんかない。
昔からの友達に遊びに誘われても「娘の面倒を見なきゃいけないから」と家を出ることはなかった。
私が大学生になっても同じことを言っていた。
私からしたら子育てのために何もかも失った人間にしか見えなかった。
3歳のころには「お母さんは私がいなければもっと幸せなんだろうな 」と思っていた。
十分に愛情は受けていたのだけど、どうしてもそうとしか思えなかった。
お母さんは可哀想な人
私は生まれてこなければ良かった
いつも寂しい寂しいと言っている。
何もかもを犠牲にして子育てして、還暦過ぎて娘に無視される私の母親はとても可哀想にみえてしまう。
むかしむかし、あるところに、元アイドルのおばあさんとおばあさんTOのおじいさんが互いにガチ恋し合いながら暮らしていました。
ある日おじいさんはとある現場の物販で干されメンの鶴を見つけました。
一目見ておじいさんは、
「天使かよ、、、この子に推し変ワンチャンあるかも」・・・と物販列に並びました。
おじいさんは鶴に対してチェキ券を大量に購入し物販タイムのあいだ鶴を独占。
オマイツ達には「どこの界隈のヲタだよあのピンチケ」と相当厄介がられましたが、鶴には推してくれてありがとうと喜ばれました。
おじいさんは家に帰るとおばあさんに今日見つけた推しのことを話し、物販で買ったCDの配布芸をして布教活動を開始します。
開けるとマスクしてキャリーバックを引いてきた推しが目の前に立っていました。
おじいさんは思わずサイリウムをたいて「オレが生まれてきた理由!」と叫び出しましたが「DDだったのかよ」とおばあさんがガチで病んでいるのに気づき自粛します。
「おじいさんがいっぱい撮ってくれたおかげで注目され、あの後他のヲタさん達もチェキ撮ってくれて物販が長引き終電逃しちゃいました。お預かりチェキも今日書いてしまいたいので一晩止めてもらいませんか...」
推しと繋がったことに高まりなはむ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆なおじいさんは「神現場かよ。しかも無銭」と意味深なツイートを投稿し、推しとの非公式オフ会を楽しみました。
翌朝、ハタ織り部屋から出て来た推しは手作りの特典をおじいさんとおばあさんに
「グッズ化する鹿!!!」
物販メニューに加わった推し制作の布は現場で速攻で枯れ、在宅や地方ヲタからも注文が殺到。ヴィレバンでグッズ展開されるまでになりました。
毎日毎日布を織るうちに、推しは次第に病んでいきツイッターでも深夜に「つかれた」「しにた」とつぶやいてはツイ消しをする日が続きました。
そしてある日、心配したおじいさんは我慢しきれず楽屋を覗くと、全く盛れてない素の推しの姿を目にしました。
「病んだ。今から重大発表があります」と本人の口から卒業することが告げられました。
そして鶴は空へと飛び立って行きました。
おしまい。
ちょうどバレンタインデーなので。
婚外の関係になる女性は年に数人程度いる。
ゆきずりだったり、楽しく会えてもそこで終わり、次はお互いにない… ということも多々あり、それはそれで気持ちとからだの割り切りでよい。
しかし、その後に良い友人関係になる人もいる。セックスも楽しく気持ちよくするけど、お互いに仕事や趣味の話や、次はどんな人と会えそうとか、ざっくばらんに話せる関係になるととても楽しい。このような知己を得るのはさすがに年にひとりがいいところだ。
もちろん、お互いに恋愛には落ちない。落ちないように、セックスのときの言葉にも気をつける。このあたりのセンスがきちんと分かっている人は安心だし、いい友情という意味で好きだ。
そんな友人のひとりが、実はいまだに昔の恋を引きずってしまっている。
最初に婚外した相手を、心でも好きになってしまい、いまでも実は、抜け出せていない。
「今年はバレンタインどうするの?」
「そうねえ、息子と、息子の友達と、旦那に。かな?」
「いいねー。ごちそうさま」
「あなたもいろいろ貰えるんでしょ?どうせ」
「とんでもない!真面目ですから…」
「はいはい」
そんな、LINEでたわいもない話をしていて
「去年は最初のひとに、ちゃんとあげたんだけどね…」
「いいじゃんいいじゃん」
僕は、彼女がその「最初の人」からはもう切られてしまっているのを聞いて知っているので、注意深く、軽薄そうに、流す。
たぶん彼女も、僕のその意図はわかっている。
「手作りでね、一応…」
「うん」
「もう誰にもあげません」
「婚外には、ってことだね」
「そう」
それがいいね。とは言わず、今日は晩ごはん何食べるの?といった話へ移す。
彼女は性格もルックスもセックスも素敵な女性で、寝たのは数回。
勤務先が割と近いこともあって、単なるメシにも行く。
次にはこんな人と会えそうとか、いいね!幸運を祈る!という話もお互いにする。いわば、婚外の戦友だ。
いい戦友であるだけに、体と気持ちのバランスを崩してしまって、いまだに実は昔の思い出を引きずっている彼女を見るのはつらい。戦場で、思わぬ傷を負うことはあるものだ。それが初陣であったならなおさらだ。
以前、ベッドを共にしていて、彼女が途中から泣きだしたことがある。
「似てる・・・」
「?・・・」
「似てるの、いまの感じ」
「・・・だれかと?」
「うん」
僕の下から体を離して、お茶のみたい。とベッドを離れた彼女は、戻ってきて、僕のお腹に横になってねそべった。
彼女が少しずつ語りだすには、さっき責められていた箇所や角度や、そういったことから、最初の人に抱かれていた感触をふと思い出したのだという。
その男は彼女のことを「セフレだよ」と言った。彼女も彼のことをセフレだと思っていた。
これは普通のことだ。婚外のセオリー通り、マナー通りだ。
でも婚外が初めてだった彼女は、セフレ関係というものの距離の取り方がうまくわからず、気づいたら体と気持ちの両方で好きになってしまっていた。
でもお互いにセフレだと割りきったテーブルの上にいる以上、気持ちについては彼女がひとりで悩み続けるしかなかった。
男のほうもそんな気配を感じていたのだろう。些細なことをきっかけに、男は彼女を切って、彼女の世界から消えた。
あとには、心の距離を間違えて、相手のプライベートに飛び込むこともできず、飛びたい気持ちだけをうっかりひねってしまい、足をくじいた彼女だけが残った。
彼女もその後、他の出会いも通して、婚外のスタンスがわかるいい女になった。
僕が知っている、明るくさっぱりしていて、3時間の密室でエッチになる彼女はそれだ。
でも、彼女のくじいた足がいまだにときおり痛むことも、知っている。
「会いたかったの。
ちょっとだけでいいから。
もう一度だけね。
会いたかったなあ・・」
彼女の頬を涙が通っていった。
切ない。
愛おしさのぎりぎり手前ぐらいの友情で僕の胸も一杯になる。その瞬間は友情を一歩踏み出した気持ちでいたかもしれない。でも、友情のためには、それは、いけない。
お互い、いまはフォーカスしている相手がいる。
みな年度末や学期末やテストの季節が近づいて、社会人も学生も忙しい。予定表に堂々と書かないような予定の調整は、誰しもなかなか思うようには進まない。
彼女とはざっくばらんに、世間話やエロい話も交えつつ、最近どう?と婚外の状況を語り合う。
落ち着いたら、また、しようね。とも話し合う。
戦友の傷がうまく癒えて、それが、彼女の「いい女」の引き出しに思い出として入ってくれると嬉しい。
バレンタインデーの夜、さすがに相互連絡を控えつつ、そんなことを思っています。
……はい、もちろん貰えていませんね!
そんなあなたに増田一のモテスケコマシである私が、必ず女子からチョコを貰える方法をお教えします!
市販のもので構いませんから可愛いラッピングが施された物がいいでしょう。
渡し方はぞんざいで構いません。
軽く放り投げるように渡して、思わずキャッチしてしまった、という状況がベスト。
プレゼントである、チョコであると認識する隙を与えない方が成功の確率が上がります。
3 愛の言葉を囁く
「デュフフフwwwそのチョコを君だと思って一晩抱いて寝たよ」
言い終わった直後にシメとしてゲッブをしたり鼻くそを食べたりすれば100点。
4 チョコを受け取る
彼女は今しがた自分の物になったはずのチョコを、即座にあなたに贈り返してくれるでしょう。
その瞬間を撮影すれば、女の子からチョコを貰ったという既成事実が完成します。
スマホではシャッターチャンスを逃すかもしれないので、一眼レフで容赦なく連写しましょう。
いかがでしたでしょうか?
ちなみに私は去年、この方法でチョコを0x23個ほどゲットしました。
今年は片手では数えきれない量を狙います。
3,4粒で千円以上当たり前な高級チョコばかり売られてる所。
そしたらもう「バレンタインチョコ=女が男にあげるもの」と言う本来(?)の目的は忘れ去られてんのね。
やれどっかのパティシエが女性に食べて貰いたいチョコを作りましたとか書いてあったり。
そこまであからさまでなくても、明らかに女性向け(パッケージがやたら可愛かったり女性的なモチーフ使ってたり)のもの多数。
あれ男にあげる為のものじゃないよなー。女が自分で食う需要の方が多いんだろうなー。
まあ値段からして社会人向けだし、社会人になって付き合ってない男にチョコで告白ってのはほぼ無いだろうし、
既に付き合ってる彼氏相手だったらディナー含めて手作りだろうし、既婚者だったらこんな高いもん買ってられない家庭多数だろうし、
男目線で「この人は女子力が高くて素敵だな」と感じるのは、「自分への気遣い力」だと思う。彼氏に送るような所謂本命チョコには気遣いはいらない。自分の思いの丈を詰めればそれが一番よい。
だが、義理チョコ。これは気遣いが必要。会社で渡すなら、日持ちがするもの、そのまま会社に置きっぱなしにしておいて、小腹が減った時に食べれるようなものが相手への気遣いを感じる。
これが、今日が期限の生チョコ(要冷蔵)なんかだと地獄。それを複数貰ったらどうすれば????甘い物が苦手な可能性のある人だったらどうだろう?事前にリサーチしておいてカカオ濃度が高い渋いものをウイスキー小瓶などとセットにできないだろうか?義理チョコで手作り(しかも普段料理全然しない)なんかはもってのほかだ。何が入ってるか分からない上に、味の保証もなく、賞味期限も気になる。
ホワイトデーに返す時に男性は少し大きめのものを返すことが多い。すごく高そうな義理チョコを貰ったらどうすれば???
当たり前のことなんだけど、そういう、気遣い、人への気配り、それが“義理”で“人の力”なんだな、と思った。今日はありがとう。
私はクラスの女の子と少し違うと思う。話が合わないな、といつも思っている。
私は本を読んだりブログを書いたりママとお料理するのが好きだけど、クラスの女の子は、テレビと漫画の話か、誰と誰が付き合ってる話か、そんなのばっか。男子は子供過ぎて話にならない。うるさくて、バカで、大嫌い。2学期隣の席だった田中君はちょっと違うと思っていたけど、噂話ばっかりしてるまりあちゃんと付き合いだしてからすっごく幻滅した。
私は仲のいい理恵ちゃんたちのLINEグループに2学期まで入っていたけど、私が恋バナをあんまり好きじゃないってバレてから、恋バナする専用の秘密の新しいグループを作ったらしい。もちろん、わたしだけ招待されてない。周りから見たら私はまだ理恵ちゃんグループに入っているように見えると思うんだけど、話の中ではいつも「あ、増田さんはこの話知らないもんねw」ってくすくす笑われてるんだ。別にどうでもいいけど、気持ちいいものじゃない。どうせくだらないガキ男子との恋バナのくせに。
そんなこんながあって、理恵ちゃんたちと遊ぶのこともほとんどなくなった。塾があるからもともとあんまり遊べなかったんだけど、結構暇な日も増えてきて、(ちなみに私は美術部だから部活はない)土日はママと料理をすることが多くなった。
ある日、ママはラザニアを作ろうといって、とあるHPをプリントアウトしていた。ママがたまに見る料理ブログだという。すごく少ない材料だったので心配だったけど、おいしくできてママと一緒にすごく感動した。パパは特に感想なしだったけど。ママが言うにはこのブログを書いている人は男の人らしい。「パパみたいなボーっとしてる人じゃなくて、こういう料理ができると付き合いなさいね」とママは言っていた。
私はそれから結構そのブログを見るようになった。料理の話が主だけど、たまに映画とか、本の感想が載っている。この人のブログは写真も多いし、なんか読みやすくて好き。あるとき、私の大好きな本の紹介が載っていた。僕の一番のおすすめですって書いてあって、びっくりした。コメントを残したいと思ったけど、ママもこのブログ見るし、どうしようかすごい悩んだ。でも勇気を出して書いてみた。本名と全然関係ない、ママが読んでもわからないような言葉づかいで。
返事はすぐにきた。コメントありがとう。いつも見てくれてるなんてとっても嬉しい、だって。私は本当にうれしくって、毎日早く家に帰ってはブログの更新を待ち、更新されればコメントをすぐさま残した。ブログの人はすぐ返事をくれて本当にうれしかった。
ママにばれないかヒヤヒヤするのが嫌で、何回かやり取りしたらブログのプロフィール欄に書いてあったメールに直接返事を送ってみた。ブログの人はちょっとだけ戸惑っていたけど、それもまた気をつかえる男の人って感じですっごくドキドキした。メールからラインになったら、もっと砕けて話せるようになった。わたしが中学生だって言ったらすごくびっくりしていて、「文章が上手だから中学生とは思えなかった。信じられない」だって。(理恵ちゃんたちがこの人とメールしたら、絶対すぐ中学生ってばれるんだろうな(笑))
ブログの人は社会人だから、ラインが来るのは結構遅い。あるとき、全然返事がないときがあって、心配してたら電話がかかってきた。めちゃくちゃ緊張したけど、思い切って出てみた。
「ごめんね、仕事が忙しくてライン返せなかった。突然電話しちゃってごめんね。もう寝てた?」
ブログの人は、当たり前だけどやっぱり男の人で、すごく声が低かった。パパよりも若いかな?おっとりしたしゃべり方で、私は心臓が口から出ちゃうんじゃないかっていうくらいドキドキした。増田さんは声がかわいいねと言われて、私は頭がまっしろになるくらいうれしかった。
ブログの人は、たまに方言が出るんだけど、それがうちのおばあちゃんとそっくりだった。もしかして○○に住んでますか?というと正解だったみたいでびっくりしていた。おばあちゃん家は車で30分くらい。結構近い。おばあちゃんちなんてもう一人で何十回も行ってる。こんな近くに、ブログの人が住んでるなんて、信じられない。
何回か電話しているうちに、私はたまらなくなって、好きです、付き合ってくださいと言ってしまった。ブログの人はすごくびっくりしていたけど、僕はおじさんだよ、と笑っていた。
私はおじさんだなんて少しも思わないし、私は理恵ちゃんたちと違って中身は大人だ。もっといろいろなことを知りたい。この人なら、信頼できる。同い年の男子とは絶対に嫌だけど、この人となら手をつないだり、キスしたり、そういうことをしてもいいと思ってる。早く大人になりたいし。
ブログの人はまだ渋っているけど、私はもう覚悟ができてる。ブログの人が休みだといっていた今週のバレンタインデー、私はママにおばあちゃんちにいくと嘘を付いた。おばあちゃんには、適当に言っておけばばれないだろう。早く会いたいな。手作りのチョコ渡したら、さすがにOKしてくれると思うんだ。
日替わりのアイデアはいいと思うんだよね。俺だってほしいと思う。
個人でやってる食堂とかじゃないとそういった立ち回りは無理。
玉子屋に限らず仕出し弁当屋は日替わりではあるけど、最安の食材を毎日仕入れて献立考えてるわけじゃないから。
大釜で手作りして手詰め作業してるから生産ラインというのもないしな。
その中から1種類を選ぶという作業は、「苦痛」と言わないまでも「面倒」。
「どれにしようかな?」と考える作業に、10秒程度掛かる訳で。1択だけなら、10秒が節約できる
その豊富なラインナップの中から毎回違う弁当を選べば日替わりのようなもんだ。
都内の弁当宅配「玉子屋」が受けている理由って、案外「弁当の選択の幅を一切無くした」点が受けている気がする。
仕出し弁当屋が受けてるのは手作り弁当を昼までに届けてくれるからにすぎない。
コスト的に社員食堂を持てない会社がその代わりに利用してたりとかってのもある。
「弁当の選択の幅を一切無くした」ってのは全くの見当違い。
さらに言えば、日替わり弁当の方が、1週間のタームでは栄養のバランスが取れるんじゃないか?