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はてなキーワード: 役員報酬とは

2016-06-03

CTOになってといわれた。どうしよう?

スタートアップやるからCTOになってと言われたけどどうしよ。

100万ぐらい出資しないといけない。

役員報酬もらえるのかな?

2016-03-30

ブラック企業の全ての利益国庫に召し上げるべきだ!

上場企業だろうが、零細企業だろうが、従業員違法労働を強いる企業は、株主配当することも、経営者報酬を与えるのも禁止すべき。

そして懲罰的法人税100パーセント中の100パーセントを課して、違法行為による利益は全てを社会福祉の財源にすべきだ。

麻薬の売買や何かと同じで、犯罪で得た収益で私腹を肥やしているのを見過ごすべきではない。

「今年は違法行為があったので、利益全額を税金で取りますんで」ってなれば、どーせ配当役員報酬も出せないから設備投資するしボーナスで使うかってなるだろ。

みんなハッピーじゃん。

2016-03-16

来年ボーナス4.1とかマイナス金利ヤバい

来年事業計画をみていて発覚したけど、年間(夏冬期末)合わせて4.1くらいらしい。

いやいや、ちょっと待って。言いたいことは分かる。

もっと低くてもなんとか生活している人はごまんといるって言うんでしょ。んなこたぁ知っている。

だけど、今までの生活基準じゃやってけないぞって言われたらやっぱりショックじゃない。

……という、そういう愚痴の話。

一応基本もちょろっと吐いておくと、

金融含む会社(別事業もある)で、正社員だけで600人くらい。プラスパートもいる。

・基本給は30になっても手取り20万いかない

こんな感じ。

から、ちゃんとボーナス出ないとちょっと大変なのよ。アラサーにしてこれだけ!ってなっちゃう。

でもこれ、前に期末出なかったことがあった時よりやる気削がれる数字なんだってば。

だってこれが基本的には最高で、減ることはあっても、増えることは絶望的なんだもん。もーやってらんね!

それなのに、29年度はもっとやべえって数字も見せられた。うわー、って感想しか出やしない。

ちなみに。

今の部署比較残業は無いのでホワイトはいえるものの、ぶっちゃけ、やったところで残業代出してくれないから帰っているだけ。

笑っちゃう位少ないけど、それでも残っている毎日1~2時間の分はもちろんサービス残業だ。

これから残業でも稼げるとは思えない。

うーん。もうさっくり早めに帰って副業に精を出せばいいのかな。

来年社員賞与分(金額)は、ギリギリ今年と同じ値段にしたらしい。

ただし、それを分け合う社員の人数は増えている。

人が増えること自体別にいい。今人手足りなくて困ってるから

ただ、人数増えもしない役員報酬部分が100.2%ってどういうことなの?って。

何ちゃっかり増やしてんの?と。その0.2%なんなの?どっからきたの?何のためなの?と。

上も減らしててヒラもっていうんなら、ちょっとは仕方ないとか頑張ろうとか思えるけど、

これじゃあやる気にもなれないぜ。

いやぁもう、これは……転職考えちゃうわ。

不況だしアベノミクス成功なんてそれどこの都市伝説レベルなので、

もちろんマイナス金利けが原因とは言わないが、やっぱりそれもある。

地方とかの他の金融機関はどうなっちゃってんのか、聞いてみたい気もする。

2016-03-05

青年協議会がすごい

福島のかわいそうなわんちゃん猫ちゃんのためにご寄付をおねがいします」という訴えを、東京近辺に住んでいる人なら駅前等で聞いたことがあるだろう。あれは、青年協議会という熊本NPOが行っている事業だ。すこし調べてみたが、巧妙に仕組みを作っているNPOだったので共有したい。情報は彼らのホームページおよび内閣府で開示されている彼らの公式情報による。

かれらの目的青年の育成で、動物保護ではない

NPO法人目的を定める、定款という書類がある。彼らの定款にも、9項目にわたり幅広い項目が目的として入っているが、動物犬猫に関するものはない。そもそも、なぜ「青年協議会」が犬猫保護に対する寄付を求めているのか?事業報告書に答えがある

ニート引きこもり法務省からの紹介者などを積極的雇用し、地域の清掃活動や街頭募金活動を通じて感謝の心を学ぶことにより豊かな人格形成を図る

そもそも募金を行うことそのもの目的で、募金犬猫を救うことが目的ではないのだ。募金を訴えている人たちはニート引きこもりで、給与をもらいながら働いているのだ。NPO目的を達成するためのなんと上手な戦略か。私みたいなニート雇用するために寄付をください、と言っても誰も寄付してくれないから戦略的寄付対象を選んだ結果が福島犬猫なのだろう。

企業家精神を持った青年を育成している

公式サイトスタッフの誓いというものがある。さすがニート教育のための誓いだけあってよくできている。

http://seinen-kyougikai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/stuff_tikai.pdf

私たちは、義務を果たした後に権利を求めます

私たちは、助け合い精神大事にし、みんなで青年協議会を作ります

このあたりをきちんと理解すれば、社会ブラック企業に当たったとしても耐えられるだけの心の強さが身につくだろう。

私たちは、全員が企業家としての意識を持ちます

今日も一日、名前も知らない誰かのために名前も知らない誰かに頭を下げ、東北復興の窓口に自分がなるために、街頭募金活動を頑張ります

上記の組み合わせは実に味わい深い。街頭募金活動企業家として意識を持って行わなければならないのだ。

その企業家精神実践しているのが青年協議会だ。少し詳しく見てみよう。

青年協議会企業家精神実践している その1

企業家たるもの資本有効活用は必ず意識しなければならない。寄付されたお金をそのまま使うなんてもってのほかだ。寄付されたお金は、さらに増やしてから使わなければならない。彼らは、NPOしかできないやり方で、企業家精神実践している。それを図解したのが以下のURLにある。

http://seinen-kyougikai.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/tikai.pdf

彼らは、いったん受け取ったお金アルバイトを雇い、そのアルバイトさら寄付を求めることで、寄付されたお金を3倍に増やしている。その結果多くのお金を使う効果的な社会貢献ができているのだ。なんと巧妙な仕組みなのか。

青年協議会企業家精神実践している その2

2015年事業報告書によると、彼らの収入の6567万円のなかで、NPO事業支出に使っているのは3440万円で最大だ。ただ、詳細は明らかにしないことにしたらしく、監督省庁から「内訳(支払機付近であれば支払先も)を提出するように依頼するも、提出なし」との注記を受けている。企業家たるもの自らの企業秘密を明かすわけにはいかないので、お上圧力に負けず秘密保持を徹底するその態度は素晴らしい。

ただ、2014年度の事業報告では、圧力をかわしきれなかったのか、寄付金の内訳が事業報告書に添付してある。そのなかで最も多い441万円の寄付が「助成金コンサル事業」に使われている。他の寄付金の宛先が「相馬会(福島)」「猫のマリア」等であるのと対照的だ。助成金コンサル事業が何を示しているのかは秘密保護を徹底している以上当然明らかではないが、企業家精神実践する青年協議会がただ単純にコンサルのために貴重な寄付金を払うこともあるまい。

ここは筆者の完全な憶測になるが、寄付金を払っているNPOに対して、助成金コンサル抱き合わせで紹介しているのではないか。そのコンサルにかかる費用についても寄付で賄えば、NPOにとっては無料コンサルを受けることができてハッピーで、青年協議会は、関係するコンサルへの支払いが寄付金会計上計上できてハッピーという、みんなが喜ぶ仕組みを構築していると考えるとしっくりくる。NPO法人は、2/3以上の役員役員報酬を受け取ってはならない、という制約があり、せっかく稼いだ寄付金をそのまま役員報酬として支払うことができないのだ。もちろん、役員かつ常勤職員として雇用することはできるが、その場合タイムシートだとか兼業禁止だとかうるさいことを言われる。その点、コンサルタントであれば柔軟な支払が可能だ。頭の固い役人理解のない第三者いちゃもんをつけられないよう、念のため2015年では寄付金の内訳を公開しないことにしたのではないか。もちろん、まったく違うより巧妙な仕組みを考えている可能性もある。増田諸賢のトラックバックを待ちたい。

まとめ

素直に寄付金事業に使うご普通NPO圧倒的多数の中、青年協議会クリエイティブでイノベーティブな社会貢献は、「福島のかわいそうなわんちゃん猫ちゃんのためにご寄付をおねがいします」という言葉想像されるものよりずっと幅広く豊かなものであった。彼らの革新性が、それにふさわしい社会認知を得ることを望みたい。

参考資料

事業報告書およびNPO情報

https://www.npo-homepage.go.jp/Portal/corpDetail!show.action?no=043000212

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160226112524

今の日本は、経営陣の役員報酬の高さが経営を圧迫しているとわかりつつ、自分給料が減るのは嫌だからと、見てみぬふりをしている状態

みんな自分たちが逃げきればいいとだけ考えているから、経営方針が変わることはないだろうけど、

「逃げ切ればいいだけ」と思ってるのは、女に強制的に将来の自分奴隷を産ませようとしている増田だよね

「高い役員報酬」を一番享受してるのは、金も時間も労力も割かれる子育てをしてないし、おそらく働いてもいないだろう増田だよね

http://anond.hatelabo.jp/20160226112524

経営陣の役員報酬の高さが経営を圧迫している

経営陣って政治家

公務員

それとも票を持ってる老人かな?

2016-02-25

日本蘇生させる簡単な方法

http://anond.hatelabo.jp/20160224113720

1.まず消費税20%にあげます

 

2.増税と同時に、企業に対しては今後3年で被用者の給料を3割アップさせることを努力目標しま

給料アップを達成できた企業には消費税の一部免税を行います

役員報酬に対する免税は少なくし一般社員への給与に対する免税を高く設定

一部の個人に高額の給料を払うより、多くの社員給与アップをする方が得になるようにしま

 

3.これで税金は2割に増えますが、国民賃金は3割増えますので、実質1割分生活が楽になります

税金が増えた分を福祉に回すことで、介護育児などにかかる費用の軽減も期待できます

 

4.収入が上がることで消費が喚起され、景気が回復します。

2016-02-15

40代以上は使えない、リストラふざけるな!騙されないぞ

私が新卒入社した1991年就活が楽だった。

バブルが弾けた直後で内定が取りやすかった。

バブル恩恵はこれだけだった。

今と違い情報が少なくて、残業代が出る等なかった

社長残業代が嫌いなそうだ、でも毎日終電まで働いた。

若手だから年収は3百万ずっとそんな調子で歳を重ねた。

もちろんその会社しか通用しないスキルの積み重ねだけだ。

数年に一度の昇給のチャンスで年収は僅かばかりずつあがった

但し25年間残業代は貰えなかった。

もう40台半ば。転職はまず無理。

転職価値のあった20代、30代に会社しか使えない仕事を安月給でこきつかわれたことが痛恨の極みだ。

若いときに安く働かせ、歳を取ると追い出しにかかるのは会社としては悪質じゃないのか?

社員社長資産を増やす為の奴隷じゃない。

ベテラン社員給料が上がると思えばこその若者の安月給じゃないのか?

くだらない役員報酬を全て社員還元しろ

話はそれからだ、出来ないから全員吊るすしかないな

http://anond.hatelabo.jp/20160215082714

基本的には、「そこまで深刻じゃない」のです。

需要供給」の場合は値段が上がるのは実際その通りなんですが、

値段を決める側に十分な価格決定権がある場合のみです。

実際には、値段を決める側にはほとんど価格決定権が無く、値段を決める側に発注している上の組織が値段の上限を決めています


その値段では人が集まりません!( ノД`)シクシク…

と言おうものなら、じゃあ別の会社に依頼します。で契約が終わってしまうんです。

契約が終わったら、会社も終わるので、ギリギリまで値段を変えずに応じようとします。

役員報酬も削り、社内留保した貯金も使い、ひたすら景気が良くなるのを待ちます

それでも数社が倒産して、

上の組織が、「あれ?契約できそうな会社が全く無くなったぞ?!@@;」と追い詰められたとき

初めて、ちょっと値上げしてあげようかなと考え始めるのです。

2016-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20160129130009

その某社長言葉文字通り取るなら、「バシッと働いて億単位稼ぐのは30代まで(40歳直前までセーフ)」、「30越えてサラリーマンはだめ」ってことで、30までに役員になったり起業したりすれば39まで非サラリーマンかつバシッと働けるんでないの?

税金計算ちょっと違ってるけどまあ概算だからいいでしょう (40%とか45%は閾値を越えた分にかかる。この例くらいならたいして差は出ないけど)

そうだなあ、自分100%オーナー法人にして、役員報酬を極力押さえて会社利益プールしとけば税金はもうちょいセーブできるかも。もちろん引退たからって自分の口座に移したらそこでガバッ税金取られるけど、ずっと名前だけ役員にして生活必要なだけ役員報酬でもらいつづけるとかかな。

ある程度金貯めれば運用という手もあるんで、3億に届くかどうかはともかく若いうちに稼ぎのいい仕事につけたとしても贅沢せずにコツコツ貯めとくとかね。

まあでもその社長言葉生存バイアスだと思うよ。30で役員になれるっつったら若い会社だろうけど、それが成功すりゃウハウハだが、潰れる可能性も高いわけで。

2016-01-21

非上場中小企業(売上20億/利益1億・社員200名)で働いているんだけど、

会社粉飾決算内部告発するか迷ってます

 

 

水増しした利益過去10年間で12億円ほど。

まり、毎期ずっと赤字トントンだったのを、色々やって、黒字に見せかけていた訳です。

それを使って金融機関から新規の借入を繰り返し、自転車操業で回しておりました。

 

借入金は取っておけば良いものを、役員報酬配当賞与などでさんざんばら撒いた結果、

預金は皆無、借入枠も使い切って、現在借金返済に追われている有様です。

 

 

経営陣自らやっていることだから、社内通報しても意味はないし、

告発するなら、税務署決算書を提出している取引企業取引金融機関を考えています

決算書を精査すれば見破れることなので、半年かけて徐々に通報すれば、バレる可能性は低いはず。

 

もちろん、税務署赤字黒字にしたことなんで、動かないだろうけど。

あとやっぱり、金融機関実態分かってるよなぁ。貸付ノルマ責任があるから不問にしてただけだろうし。

 

 

さんざん甘い汁吸ってきた経営陣はどうでもいいけど、最悪200名が路頭に迷うことを考えると…どうしようかなぁ。

2015-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20151006230904

俺の年収ちょうど300万。IT会社経営。まだスタートアップで稼ぎがないから役員報酬低く設定してる。所得が高いと税金保険料も高くなるから、このくらいでいいと思ってる。

2015-10-01

http://anond.hatelabo.jp/20151001124921

解決したくない国民が多くたって、解決しなければならない。

役員報酬会社経営を圧迫して赤字を出していたら、役員が嫌がろうが報酬を下げざるを得まい。

2015-09-09

社長だけど、従業員自分給料知らせるか迷ってる

30代、小さな会社社長だけど、

最近社員自分給料をそれとなく聞いてくるようになった。

給料(というか役員報酬)は自分からするとそれほど高くないが、

もちろん従業員よりは高い。

比較的、労働集約型の仕事の為、自ずと業務量は多い。

そして、みんな頑張ってくれていて、

それに見合った給料は払っているつもりではある。

ただ、現場で頑張っている社員と、打ち合わせや飲み会が多い自分

その給料を比べたとき社員自分給料を知って、ハッピーになるとは考えにくい。

ほぼ離職者がいないまま、雰囲気も悪くなく、業績も好調のため、

このままウヤムヤにしておきたい気もするし、

それも不誠実な気もする。

昨日も、遠回しに収入を聞かれた。

どうしたもんだろうか?

2015-05-07

僕が今になってコンサルにならなきゃよかったと思う理由

世間知らずだけど上昇志向は強い(かつての僕のような)就活生に向けて書きます

就活性の時、僕はコンサルファームに入りたくて仕方のない学生でした。

ただリア充というわけではなく、ただ頭の回転が早くてと学校の成績がとびぬけているような学生でした。

当時の僕からしてみれば、年俸もそこそこいいし。

地頭のいい人達がチームになって問題解決をするという触れ込みはめちゃくちゃ格好がよかったわけです。

なにより、身内に経営者がいた僕は経営者相談に親身に相談に乗るというこの職業は素晴らしいものだと確信していました。

しかし、社会人になって数年たった今、おやなんだか違うぞ。コンサルなんかならなきゃよかった と思うことが増えました。

それを列記していこうと思います


可処分所得・生涯年俸は大したことない。

まず、これにびっくりします。

若いうち(アナリストアソシエイト)は高いお給料をもらっても、あまり残らないんです。

まず食事はほぼ外食です。そのうえで、付き合いで行くゴルフやら飲み会(パーティ)、そのために必要な車や

ハウスキープをお願いできる人の生活費、あと家賃やらで計3〜50万位吹っ飛びます

たから見ると、若くしていい家に住んで、いい車に乗って週末にはゴルフ。というかなりセレブ生活なのですが、

正直働いている側からしてみるとプライベートも拘束されているのに、これっぽっち!? というくらいしか手元に残りません。

ですので、朝から晩まで誰かとワイワイしているのが好きな方でないとちょっとストレスが大きいです。

感覚的には実家住まい公務員とかのほうがよっぽど贅沢なお金と、時間の使い方ができている気がします。)

また、定年まで勤め上げる人は少数でたいていの方は、年収2000万を超える経営層(プリンシパル以上)になることなファームを後にしていきます

ですので、働いてしばらくすると、「ここであと5年位働いたら事業会社転職して」なんていう現実逃避をそこかしこ聴くようになります

こうした方々がうまく転職できることもありますが、失敗するとどんどん生涯年俸が減って…ということになるわけです。

ちなみに、毎年一定数は心身ともにぶっ壊しますし、中には病院に数年入院したりする人もいます

②チームで問題解決なんて幻想

コンサルを目指される方なら、自分の優秀さに自信がおありかと思います

私自身、学生時代はかなりイケている(笑)方だと思っているのですが、ライバルレベルは相当高いものになることを覚悟しなければなりません。

入社してすぐにコンサルティングファームではたいていの人が、

高学歴で育ちがよくて、頭の回転が早い、人格者」つまりスーパーマンばっかりだということに気づきます

そのうえ最近では、上記の条件を満たした元軍人なんてのをとるのがブームなので体力と根性仕事の不出来をカバーすることも難しいです。

なおかつ、たちが悪いことに優秀なマネージャーほど「イマイチ人材情報精通しているので成果を出せないでいるとあっという間に

スジのいい仕事が来なくなり、どうしようもないマネージャが率いるで焦土作戦のようなプロジェクトに参加せざるを得なくなります

そしてこういった環境で数年生き残ると、昇進していくやつのマジョリティ

高学歴で育ちがよくて、頭の回転が早い上に、必要があれば卑屈になれるし人を蹴落とすことができる人格者の皮をかぶった小役人」であることに気づきます

ですので、どのプロジェクトにおいても、しょうもないところに難癖をつける崖っぷちコンサルに足を引っ張られながらなおかつ、そいつ

籠絡したアソシエイトをこっちの味方に引き入れるためにアソシエイト上長接待するなんていう社内政治をこなすの工程化することとなり

チームプレイなんて幻想だということに気づかされます

さらコンサルに来る仕事の大半は、クライアント企業にいる「高学歴小役人」が自分の首を守るために

答えがきまっている問題解決ゲームを高い金を払って解かせているだけなことに気づきます

で、我々が成果指標として顧客合意する点も如実にこのクライアント意図が反映されるので

優秀なコンサルタントであればあるほど、問題の真因解決よりもクライアントのしょうもない事情を優先した

ソリューションを展開するようになっていきます

このあたりで、大人の事情100%考慮した「商品」をつくるのが我々の仕事であり

学生の頃にあこがれていた問題解決なんてことが幻想だということに気づかされます

コンサル仕事にあんまり意味がない。やりがいもない。

コンサルを使うクライアントほとんどはサラリーマンです。びっくりするくらいたたきあげの人間が少ない。

そしてもう一つ特徴的なのがこうした人たちは、あんまり会社のもの思い入れがありません。

今より条件の良い会社をみつけたらプロジェクトの途中でもやめていきますし、

会社ダメになったらダメになったでびっくりするくらいうまいことジョブホッピングしていきます

ひどい方だと役員報酬を確保するために、事業部一つつぶして、大規模な人員整理を行ったりします。

ですので、経営者の悩みを理解したいというタイプ人間にそもそもコンサル仕事やりがいを見いだせません

そして何よりたちが悪いのが、こうしたことを考えるコンサルは山のようにいるのに、自分転職活動がうまくいくように

一切こうしたそぶりを見せず著書でコンサル仕事をべた褒めする現実です。

これに騙される僕のような就活生の多いこと多いこと…

以上、ざーっと書きましたが、結局学生の頃の僕のような人間に伝えたいことは一言でいうと

コンサルなんて想像以上に出費が多いし、ドロドロしてるし、ライバルすごいやつばっかりだし

 誰にも喜んでもらえない仕事なんだから、素直に公務員にでもなっておきなさい」

ってことです。

要は「明日から仕事行くのやだなあ、公務員になっときゃよかったなあ」ってことです。

2015-03-08

gumiという錬金術に群がった人々と、日本スタートアップ業界の暗部【1】

上場からわずか3ヶ月足らずでの業績下方修正

3月5日、昨年12月18日上場したスマートフォンゲーム開発のgumi【3903】が業績予想下方修正を発表した。新興企業としては珍しい、東証一部への直接上場からわずか3ヶ月足らずのことだ。翌日は260万株もの大量の売りが殺到し、終日値段が付かずに2081円のストップ安比例配分となった。公開価格=初値の3300円からの下落幅は1219円。発行済株式総数が2866万株なので、この日までに349億円もの時価総額が失われたことになる。果たしてこの巨額のマネーはどこへ消えたのだろうか。

上場ゴールの定義

その行方を解説する前に、本件に関連して盛り上がっている、ある人物の勘違いを正しておこう。

上場ゴールと騒ぐ奴は馬鹿

http://thestartup.jp/?p=14117

今回のgumiのようなIPO銘柄のことを、我々個人投資家は「上場ゴール」と呼んで揶揄する。本来企業にとってはスタートであるべき上場時の業績が天井となり、まるで上場して市場で株を売却することを最終目標として頑張ってきたかのような業績推移をしてしま銘柄があまりにも多いことから、このような習慣が出来た。

その意味では、梅木氏も

VCの観点で「上場ゴール」と揶揄されるのは、明らかに上場後に成長が期待できなさそうな銘柄をVCのリターンのため(ファンド満期なども踏まえて)に上場させたのではないか?というケースといえよう。

と書いており、実は上場ゴールの意味を正しく理解している。

ただ、それはあくまでもVCの立場からの話であるらしく、彼の考える一般的定義では

上場ゴール」という現象は、上場後に株価が急騰し、上場高値上場時初値を越えることがないことを揶揄することである

となっているようなのだが、これは彼の勘違いだ。我々個人投資家も、上場ゴールに対する認識は等しい。上場した後の株価市場が勝手に決めていることで、会社経営者の与り知らぬところであり、会社自助努力によってコントロールが出来るのは業績だけだからだ。

それでは、なぜ上場ゴールはいけないのかという話になるが、IPOやPO(公募増資)を行う際には企業エクイティストーリーと言って、調達した資金活用したその後の成長シナリオ投資家提示している。各投資家にとって大事な資金を入れてもらう以上、これだけのリターンを出してお返しします、だから投資して下さいと言う筋書きが必要で、それがエクイティストーリーなのだ

特に新興企業場合、その後の高い成長性を謳うことで、いわゆるPERやPBRと言った株価指標で見て、安定した企業よりも高い評価をつけてもらっているので、上場後のエクイティストーリーの達成度合いはシビアに見られることになる。

上場前後に散々ビッグマウスを繰り返してきた國光氏

そうした観点から言うと、今回のgumiのIPOに際して付けられた公開価格945億円という時価総額は非常に高い期待値が盛り込まれている価格設定だったと言える。同じ時価総額900億円台の企業を見てみると、IT系では電子決済のGMOペイメントゲートウェイや、Twitterカカクコムなどに投資していたデジタルガレージがおり、他業種ではメガネJINSドトール洋麺屋五右衛門ドトールレスホールディングス化粧品マンダムペンタブレットワコム中古車ガリバーインターナショナルなど、一般に知名度の高い中堅企業の顔ぶれが揃う。

そんな場所に乗り込んでいって、國光氏は以下のような発言を繰り返してきた。

gumiで時価総額8兆円は見えた! そしてその次の8兆円ビジネスの準備も整ってきた!期待してくださいw

https://twitter.com/hkunimitsu/status/414653196758679552/

本日、東証一部に上場しました。情報革命時代代表する世界一エンタテイメント企業になるべく、これからも挑戦し続けます20世紀ディズニー21世紀gumi!w 頑張ります^^

https://twitter.com/hkunimitsu/status/545418932677394432/

クソみたいに小さいIPOはすべきではない?gumiが50億円を調達した理由

http://jp.techcrunch.com/2014/07/14/jp140714gumi/

新規上場のgumi、「目標エンタメ世界一

http://toyokeizai.net/articles/-/56965

他にも挙げればキリがないし、それぞれのどこがどうだったのかを言っていると日が暮れてしまうので割愛するが、要するに國光氏はこういうタイプの人だと言うことだ。

まり業績予想の達成は当然のこと、上方修正を繰り返して倍々ゲームの成長が求められるほどの時価総額をつけてIPOしてきた上、社長が大きな口を叩きまくっていたのに、このような下馬評通りの結果となったことが本件の問題を大きくしている要因の一つなのである

例えば風俗店に行って、激安店でモンスターみたいな嬢が出てきたとしても、そういうところに行った自分が悪いよなとある程度納得することができるが、最高級のサービスを売り物にした高級店で普段の何倍もの料金を奮発して払ったのに、出てきたのがそこら辺を歩いているようなギャルサービス精神の欠片も無いとなれば、ふざけるな!金返せ!となるわけで、「話が違う」の度合いの大きさがいかに重大であるかはおわかりいただけるだろう。

また、國光氏は1年前に自身フェイスブックで以下のように発言している。

日本のIPOマーケットは異常。不健全すぎる。企業もVCも証券会社もIPOすることだけが目的になってしまっている。IPO後2年間は少なくとも売上くらいは右肩成長ができる確信が持てるビジネスモデル熟成組織力が出来てからでないとIPOすべきでない。

ギャンブルに明け暮れるデイトレイダーを増やす政策も大反対。短期売買で個人投資家が勝てるわけがない。基本は投資信託に任せるか、長期保有しかない。こういう状態を焼畑農業という。絶対に長続きしない。日本の成長の為には健全資本市場形成必須

https://www.facebook.com/hkunimitsu/posts/10152163701193283

とても長期保有するに耐えない、過去最大級焼畑農業をやって健全資本市場形成を阻害した國光氏に対するペナルティとしては役員報酬100%削減だけでは足りないのではないか。仮に資金の出処がグリーからの4000万円の借り入れだったとしても、売出で得た数億円の返還を要求されても仕方ないぐらいの特大ブーメランだと言える。

國光社長は2014.12.25に大量保有報告書提出してます

これによるとNEXT BIG THING出資分はグリーから借り入れてます

2010.09.03 NEXT BIG THING増資引受 50万円×80株=4000万円

http://ameblo.jp/nn2006jp/entry-11998440890.html

同じように華麗な上場ゴールを果たした最近のIPOだと、ANAPと夢展望アパレル2銘柄代表格になるが、いずれも上場の規模が小さく、公開価格に対して投資家が高すぎる初値をつけてしまったことが問題であり、この場合はバカな高値で買った投資家の方が笑いの対象となることが多い。それに対してgumiの場合は、公開価格を上回ったのが上場初日だけと言うのが全てを説明している。

・ゴールでは生ぬるい、上場詐欺とも言うべきgumiによって大儲けした人々

から我々個人投資家は、こうした背景を勘案して、この「gumi」というIPOにおいて、上場後3ヶ月で下方修正を出すと言うのは言語道断であり、金融危機や大震災が起きるなどの事故でもない限り、いかなる論理を持ってしてもgumiや代表の國光氏を擁護することはできないと糾弾しているのである

もう一つ、本件で私が許せないのは、上場後に買った全ての投資家が大きな損失を出しているこの銘柄で、莫大な利益を挙げた少数の人々が存在することである

先述した通り、gumiは2014年12月18日にIPOし、その公開価格は3300円だった。ところが、上場に際して提出される目論見書を見てみると、IPOの3ヶ月前の9月24日LINEが1362円で、半年前の6月と7月にはVCのWiL、ジャフコ、B Dashベンチャーズ新生企業投資三菱UFJキャピタル、DBJキャピタルらに加え、グリーセガネットワークス、gunosyの前代表であった木村新司氏が1214円で増資に応じており、その総額は83.2億円にものぼる。余談ではあるが、木村氏はこの時点で住所がシンガポールになっている。

私は単なる個人投資家なので上場に関わる実務のことは全くわからないが、普通上場準備や上場審査にはそれなりの期間が必要だと思われるため、半年前のタイミングはまだしも、LINEが増資に応じた3ヶ月前の時点ではほぼIPOすることが見えていたのではないかと言う疑念が残る。一般的ベンチャー投資リスクが高く、投資回収も長くなると言われているが、仮にIPOという出口がほとんど確実に見えていたとしたら、これほど美味しい投資はない。勝つことを事前に知らされている馬の馬券を買うようなものからだ。

それに加えて、IPO前とIPO時では3倍近くの価格差がついていた。時価総額が10億円の超小型株ならいざしらず、わずか数ヶ月という短期間の間に企業価値が340億円から945億円に急増する合理的理由がこの世に存在するのだろうか。既存株主上場に際して1036万株、総額342億円の売出を行っている。この大規模な「利食い売り」は、主幹事の野村證券によって全国の個人投資家に売り捌かれ、既存株主は莫大な利益を手に入れた。

・業績後退の兆候があったにも関わらず、高値での公開を強行した野村證券責任

梅木氏の言うように「VCにとっては上場は一つの大きなゴールであることは明白」と言うのは一面では正しく、再生案件ではない成長企業のIPOでこれだけ大規模な売出が行われるのは異例ではあっても異常とは言い切れない。

だが今回、業績後退の兆候上場から既にあったことが決算資料によって明らかになっている。gumiの上場承認が降りたのは昨年11月14日だが、gumiは4月決算なので、この時点で既に上半期(10月末)が終わっている。先日出された決算資料のグラフhttp://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=14373&code=3903)を見れば一目瞭然だが、第一四半期(7月末)までは急激に売上高が伸びていたが、続く第二四半期(10月末)ではなんと売上高が減少に転じているのだ。

公開価格上場承認を受けた後に決定されるので、その時期にあたる11月の後半には、会社主幹証券も第二四半期の数字を当然把握していたはずだ。従って、第一四半期までの飛ぶ鳥を落とすような売上高の伸びが更に続くことを前提とした業績予想、及び公開価格をつけることは出来なかったはずである

更に言えば、今回下方修正をすることになった第三四半期は11月から1月なので、上場した12月18日にはその半分が経過しており、日々どころか1時間毎の売上の変動にも気を配らなければならないスマートフォンゲーム運営会社であるならば、計画値の達成が困難であることは覚悟できていたに違いない。そうしたことを踏まえて上場前後の國光氏の発言を見ると、また違った見え方が出てくる。

こうした事実無視して、時価総額ありきで直前の増資価格から3倍近くに引き上げての高値でのIPOを強行した野村證券行為問題視されて然るべきであるし、数百億円もの大金を一般投資家から合法的搾取した金融大量殺人をやったのだから担当者は当然クビにした上で、新規引受一定期間停止などの厳しい措置が取られるぐらいのことはして欲しいと個人的には思っている。逆に、公開時の価格妥当であったとするならば、gumiはお世話になった方々を儲けさせるための「お友達ファイナンス」をやったと批判されても仕方ないのではないか。

アプリという悪魔錬金術を見つけてしまったベンチャーキャピタル業界

このような極悪非道によって、大量の個人投資家の屍の上に黄金の宮殿を築いたVCの人々は、今どのような気持ちでいるのだろうか。あるいは我々個人投資家のことを、賢く儲けている自分たちの側に来れない資本市場の敗北者だと見做しているのかもしれない。ただ確実に言えることは、私達は決して梅木氏が考えているような無能な個人投資家ばかりではない。このようなことが行われた事実をきちんと理解しているし、記憶してもいる。真に日本ベンチャー業界を盛り上げたいと考えているなら、このような行為が長期的にどういう結果をもたらすかについて、もう少し想像力を働かせて欲しい。

それはさておき、私が今危惧しているのは、ベンチャーキャピタル業界の人々が新たに見つけてしまたかもしれない巨大な金鉱脈の存在である。それがアプリ市場だ。

gumiは上場前にも数度の巨額な資金調達をして度々話題さらっていたが、その資金が何に使われたかと言えば、主に「テレビCM」である。それまで「テレビなんてオワコンだ、これからネットだ」と言い続けてきたベンチャーの人々がテレビCMの価値を再認識したのは、恐らくガンホーパズドラの記録的なヒットによるところが大きい。ガンホーは多額のテレビCM予算を、しかし効果的に投入することによってゲームアプリ市場を全国津々浦々に広げることに成功。その結果、パズドラは老若男女が遊ぶ国民ゲーム地位を築き上げた。

またアプリ市場のもう一つの特性として、公式ストアでのランキングが非常に重要であることが挙げられる。毎日無数にリリースされるアプリの一つ一つを見ていくことな不可能なので、多くの人はランキングを頼りに新たなアプリを探している。そのため、一度ランキングの上位に来るとしばらくはランキング効果によってダウンロードされて更にランキングが上がるという好循環が生まれやすい。

から一時的には大きな出費でも、ある時期にまとまった広告費を投下してランキング上位を手に入れてしまえばその後が戦いやすくなる、と言うロジック経営戦略有効になり、今となってはそれをしなければそもそもアプリの存在を認知してもらえず勝負にならないというところまで来ている。

ただ、いかに広告費を使ってダウンロード数を稼いでも、そのアプリのものに魅力がなければいずれはユーザーが離れて行く。なので、大事なのは瞬間的なダウンロードの勢いや累計のユーザー数ではなく、どれだけ多くのユーザーが定着したかという指標になるはずだが、それが明らかになるまでには若干のタイムラグが有る。

腐ってもテレビなわけで、テレビCMを打ち続けている間はユーザー結構な勢いで伸びていくため、広告費さえ出せれば一時的には会社が急成長しているイメージを作り出すことができる。もちろん、その器となるアプリを最低限作り出す開発力は問われるし、ゲームアプリであればきちんと課金させる運営力も必要になるが、集めたユーザーを長期に渡って定着させ、かつそうしたヒットタイトル複数生み出していくことに比べれば遥かに容易い達成目標ではあるだろう。

穿った見方かもしれないが、今回のgumiの上場ゴールが、会社投資家主幹事が結託してこのタイムラグ悪用することで生み出されたものなのではないか、という疑念はどうしても残る。それを拭い去るには、この後の圧倒的な再成長という結果によって上書きしていくしか術はないだろう。

続き gumiという錬金術に群がった人々と、日本スタートアップ業界の暗部【2】http://anond.hatelabo.jp/20150308224002

2015-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20150201161941

どういう人材を見つけてきてどのように投資するか、それを決める人が必要でしょ。大きな会社ならそれが一つの部署になってるかもしれないけれど、最終的に大きな方向性を決める権限ってのは少人数に集中してるでしょ。

専門的なディテイルに関する決断は移譲できるけど、核となる方向性を決めるのはごく少数の肩にかかるわけ。大人数の委員会でやってもうまくいかない、というのが経験事実。もちろん一人に任せたから必ずうまくいくってわけでもないけれど、そうしなかったら船が山に登る。

さて、ある一人の決断によって会社の業績が何百億も変動し、会社が沈めば何千人という従業員生活に影響が出る、そういう責任重大な任務をある程度の期間引き受けてくれる人を一人雇いたい。そんなところに平凡な報酬で来てくれる人がいたらそりゃ僥倖だわな。まあ役員報酬1ドルで引き受けてくれる人もたまにいるけどね。

確かに内輪で金を回してずる賢く高額報酬をかっさらってさっさと引退してのうのうとしている奴等もいるんだけれどさ。そういうのは「一族の溜め込んだ資産」と同じで、金持ちどうしのもたれあいだわな。でも、特にイノベーションを起こすような企業については、「無理して個人が高額報酬をむしり取ってる」んじゃないんだよ。そうまでして探さないと見つけられないんだ。

2014-11-09

経営者サラリーマンより奴隷だった話

サラリーマン経営者を経て、今はフリーランスになったデザイナーの私のお話

サラリーマン時代

正社員デザイナーだったが給料は激安、そしてブラック。締め切り間近は社内にシュラフ眠る

もらえる給料は、27歳のとき残業200時間して手取り17万円ほどだった。

クライアント上司から理不尽修正に耐え、アイディアの手柄は横取りされ、搾取されてきた。

スキルは割と自信があったので、いつか独立することを目標に耐えてきた。

会社立ち上げ時代

満を持して独立ソシャゲイラスト制作が増えてたので、フリーランスではなく法人にして大きく回すことを選んだ。

貯金がなかったので親から借金をし、300万円でデザイン事務所を立ち上げる。

ノウハウを蓄積するため業務委託ではなく正社員を雇う。

社長時代

なんとか少ない利益ながらも回せるようになってきたが、私自身は半年間で休み1日、というような状況。

社員たちは残業したがらなかった(おそらく家でランサーズなどの副業をしていたと思う)ので、

自分ひとりが土日も深夜もイラスト修正をして、なんとか納品をするような流れだった。

社員給料事務所代などで月に120万ほど出ていくので、私は月に400時間ほど必死で働いた。

当時売上が平均で150万ほどで、自分自身給料(役員報酬)は月30万円。ボーナスは勿論ない。

よく考えたら、これってサラリーマン時代よりも奴隷なんではないか、と思った。

社員のために身を削っている奴隷

もちろん経営者力不足なところが役員報酬に反映されると思うが、もし社員がおらず

自分ひとりでやればおそらく月100万の売上で80万円くらいの粗利を出せると思った。

フリーランス時代

結局、社員たちは「デザイナーを辞めたい」とか「ゲーム業界転職が決まった」とかで辞めていった。

自分は全く引き留めず、むしろ内心ほっとしたのを覚えている。

新たに人は雇わないで、そのまま減っていって、今年の夏にひとりになった。

で、今はフリーランスになってイラストを描いているのだが、当初の予想に近い、月に70万ほどの粗利が出る。

しか時間自由で、平日に旅行に行ったり、映画を観に行ったりも可能だ。

結局・・・


何が言いたかたかというと、私は社員時代奴隷だったけど社長時代もっと奴隷だったってこと。

もちろん業界社員数によって話は変わってくると思うが、零細企業社長社員よりも奴隷の可能性があるということ。

これから独立する人は、もしかすると奴隷になるかもしれない覚悟をきめた上で、独立するのがいいと思う。

フリーランスの平日はわりと寂しいけどね。

2014-08-27

http://anond.hatelabo.jp/20140827175334

エリート様の利益合理的理由をつけられないそうだよ。

役員報酬とかはもういい値に近い。

から吸い取る言われるんだよ。

2014-08-26

http://anond.hatelabo.jp/20140826021130

マジレスすると、その規模の会社だと個人事業の延長でしかないから役員報酬なんて適当だよ。

1000前後のところが多いと思うが、500~1500と言ったところだろうな。

役員報酬なんか気にするより他に、気にしなきゃならないことがたくさんあるんじゃないか。

2014-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20140815032148

いろいろ言い訳してるけど役員報酬カットできずに社員負担を押しつけた時点でお前のやったことはただの社会悪だということに気づけ

http://anond.hatelabo.jp/20140813235858

面白そうなんで、便乗して私も再生に絡んだ1件を。

2008年から201X年まで携わりました。若干のフェイクを入れてます

 

事業内容:IT受託開発)。大手SIerの一次~二次

社員数:100名前

拠点首都圏に2箇所、地方に2箇所

・売上:10億~15億

 

  

社長以下もともと金感覚が甘く、

プロジェクト単位でも多額の赤字が発生しており、

積み上げるとどう考えても会社として真っ赤なはず。

  

しかし、なぜか(笑)銀行から受けられていた融資が、

リーマンショックに際して貸しはがし(笑)に合い、

資金繰りが急速に悪化

 

 

<やったこと>

金融機関に返済猶予のお願い →直近の倒産は防止できた

売掛金の流動化と手形の割引 →資金繰り改善した

・取引先にプロジェクト開始時に着手金の支払を依頼

 → 資金繰り改善した

 → もちろん「着手金」は難しい会社もあるのでそこは色々と

プロジェクト毎の採算性を厳しくチェック

 → カラ残業が発覚&激減し、採算が向上した

  → 不良社員解雇&残存社員士気向上につながった

地方拠点の閉鎖 → 地方の低採算案件から撤退。もともと地方拠点なんて不要な規模だし

・下請先の開拓 → 割安な下請けを探すことで、固定費変動費化を進める

給与体系の変更

  → 一部社員裁量労働制適応

    (たぶんコメントでは「どうせ仕事量が多いんだろ」と批判されると思いますが、否定しません。

     上限付き残業代とどちらが良いのか従業員と話し合った上で、こちらを選択しました。

     もともとの給与水準が高かったので、彼らも「現状のままはヤバい。でも転職は面倒なので仕方ない」という認識だと思います

  → うちもTKCデータを出して、他社と比べていかに採算が悪いか、給与が高いかを説明しました

 

 

<やろうとしたこと>

役員報酬カット → 親族の名ばかり役員がゴネたため実施せず

自社ビルの売却 → 市場感最悪。証券化も考えたけど、手間暇考えても割が悪いため見送り

 

  

<んで、現在

拠点は1箇所、売上と社員数は半分になったけど、利益率はリーマンショック前の10倍まで改善(前が悪すぎた…)。

自分の手が離れた後も借金を返し続けて、ついに昨年度に債務超過も解消したみたい。

 

まぁでも親族の名ばかり役員がまだ居るところを見ると、

のどもと過ぎれば何とやらで、またやりかしそうな気がする…。

 

 

<追記>

・悪質なカラ残業を除いて指名解雇はしてません。でも地方拠点閉鎖=実質解雇とは思われてるだろうなぁ。

 引越会社負担で転勤のオファーはしたけど、乗ったのは1割以下だったし。

2014-08-13

黒字化した法人についてのメモ

会計事務所転職して5年が経った。

自分担当で格付けで言うと、要注意先、破綻懸念先と呼ばれるような毎期大赤字で、かつ大幅な債務超過法人が数件あったんだけど、ようやく全部黒字化したので、自分へのメモ代わりにここに書いていく。

はてなを見る人達は頭良いイメージがあるので、中小零細企業経営者ってこんな人なの?っていう、一時期話題になった「うちらの世界」の企業版だと思って下さい。手法には革新性、専門性は全く無いので注意。

建設業

事業内容:いわゆる人工出し。社長方針社員はみんな多能工。よって何でもやる。ゼネコン大手の1次下請け

関与した時の状況:売上高は4億円ほど。

社長はとにかく現場主義決算書?ああ、年に1回おばちゃん(前任の税理士)が持ってくるやつね、って感じで興味なし。この業界こういう数字に一切興味が無いって社長ばっかり。赤字の金額だけは聞いているのと、会社お金が無くなって、社長個人のお金を注ぎ込んでるので危ないことは承知してる。借入は自分とこに関与した年に返済猶予してもらった。

リーマン後に元請けから大幅に単価を切られたことで、一気に赤字体質になった。

やった事:何て事はないがいわゆる限界利益率ってやつの改善。まずは、自社がいかに同業他社の黒字企業と比べて安く仕事してるかデータ比較して見せた。(TKCのBASTってやつマジ便利)

同業他社に比べると10%ほど低い。社長唖然としてたけど、そこで2点ほど対策を実行することになった。

1つは仕事の量を交渉するのをやめて、人工単価の値上げを交渉した。もう1つは同業他社に比べて外注比率も高かったので、社員を増やして外注を減らした。

他には一応経営計画書なるものも作って毎月業績確認してもらった。

一応経費削減も考えたけど、あんま好きじゃないので、役員報酬減らして、役員借入金返してっていう王道しかしてない。

結果:売上高は3億円台になったけど、限界利益は増えた。滞納してる税金をまずは優先してもらったけど、返済を再開できそうなほど黒字になった。

社長自分財務諸表は見ないけど、毎月の自分の業績報告を良く聞いてくれるようになった。物足りないが前には進んでいるかなと思う。

ちなみに見た目、口調は完全にその筋の人。

自動車部品製造業

事業内容:主にトラックハーネスを製造。チェック以外は完全な単純手作業。ハーネスは2次下請け

関与した時の状況:売上高は約5千万円。

この頃は普通乗用車のハーネスも作っていた。リーマン後の落ち込みでとんでもない大赤字を計上していたけど、それより前に単純手作業ってこともあり、製造現場海外に移行してて、縮小傾向からわずかな赤字が続くようになってた。

毎期こんな赤字出してまだ債務超過にならないの?ってくらい昔は儲かっていた。加えて無借金社長借金するなら廃業するって言ったので、決算書見て、じゃあこのまま現状で推移すると2年で廃業ですねって言ったら絶句してた。ご多分に漏れ決算書?なにそれ?美味しいの?って社長です。

やった事:好きではないがまずは経費削減。こんなに売上落ちてるのに、何でこんな役員報酬社長家賃払ってるの?って少し呆れるほどに高額だったので、大幅にカット。この辺が決算書に興味ない計画者の恐いところ。ちなみにそれでも、まだまだ大赤字

次に受注の確保。話を聞くと、全国にここと同じような2次下請け会社があるみたいで、不良率の低いとこに受注が多くいくらしい。なので不良率の低下に取り組んでもらった。単純手作業で時給も低いので従業員は来るもの拒まず。言い方は悪いが質は期待できない。色々やったけど、効果があったのは社長交代。社長は物凄く従業員から舐められてて言うことを聞かない。でも人手不足から強く出れなかったけど、社長の娘婿を社長にしたら強く出なくなった。まぁ人を見て態度変えてたってことです。

他には乗用車のハーネスに見切りをつけて、海外移転の話しがないトラックハーネスの製造に専念した。

結果:トラックハーネスに集中したのが大きかった。製品も少なくなって不良率も低下して受注が増えた。

あとは結果オーライだけど震災オリンピックトラック需要がとんでもなく高まって今は売上が2.5倍になった。もちろん黒字に。

長くなったので2社だけ。会計事務所なのでポジショントークも入ってます。あと、対策を考えたのは社長役員で、自分は悪いとこを指摘して、しつこくどうします?なにします?って言う立場。少しは意見も出すけど、やはり素人なので。

こんな人経営者失格だろと言われるとぐうの音も出ませんが、従業員想いの好い人なんです。

はてブで返済猶予記事が出ると市場から淘汰されるべきというコメントをよく見かけるのですが、少しのきっかけでこんな風に黒字化する会社も多いので少し見守る気持ちを持ってもらえたらな~と思ってます

追記:思いがけないブクマ数に驚きです…

顧客情報守秘義務について懸念の声があったので追記します。

書くことでもないと思っていたので書きませんでしたが、ネットに載せるので、内容に支障ない範囲特定を避けるために設定はいじってます

ただ①はV字回復ぶりが凄いので雑誌により詳細に記事が掲載されました。(会計事務所とその関与先向けマイナー雑誌ですが)

②や他にも書こうかと思ってる企業については、他の関与先やセミナー等でよく話しに出します。社長自ら講師してくれることもあります。一時期自社のHPにも事例で紹介していました。

売上高だけはイメージを掴んでもらうための完全フェイクです。

2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140529163835

会社スペックを書いていないのに「この規模で回してて銀行融資受けられないのとかおかしい」と判断される不思議。どの規模だよ。

資本金1,000万円

長期借入金3,000万円

累損1億7,000万円

3期連続赤字

消費税滞納有り

この内容で融資してくれる所があったら教えてほしいよ。

生活出来るほどの役員報酬なんて見込めないぐらい、会社は金ないわ。従業員給与支払うだけで精いっぱい。

私が高い家賃の所に住んでいるのは「会社外の仕事で金を稼いだ」からだよ。

金融公庫は2年前銀行融資ダメだった時に行ってる。当然だめだった。

設立したばっかの会社でも融資してくれる金融公庫に融資を断られた時の気持ちったらもうね。

税金に滞納がある→納税証明が発行されない、加えて累損がありまくり行政制度融資門前払い

今までは自分会社外の仕事で稼いだ金があったから、会社で足りなくなったら突っ込んでたけど、その金を使いきっちゃったからどうしようって話。

累損1億7,000万円ある自転車操業企業土地建物資産なし、でも銀行さんは快く相談に応じてくれるんですかね。それどこ銀行?それとも信金?教えろください。

お金がない

小さいけれど会社をやっている。自転車操業に毛が生えた程度資金まわりだれけどこれまでなんとかやってこれた。

事業とは別に個人でやっている仕事で月々稼げていたので、会社から役員報酬手取りほぼ0円ぐらいに設定をしていた。社会保険住民税を控除出来るぐらいの額面設定。

自宅の家賃は35万円。自宅だけだと手狭だったので近くに別宅も借りている。そこの家賃12万円。

併せてランニングは47万円。

都心で坪単価の高めなエリアなので、賃料のわりには豪邸ではない。建物グレードは中の上程度。

ふた部屋維持は掃除が面倒だし光熱費の基本料金もバカらしいなと思っていたら家賃50万円でそこそこ広く使い勝手の良さそうな物件が見つかった。

気に入ったので先々週契約をした。敷金礼金仲介手数料・鍵交換代などなんだかんだで初期費用は300万円ぐらいかかった。

ところが、だ。それからあれよあれよという間に出費が続く事態となった。

実家の両親がFXで大損こいて泣きつかれた。借金肩代わりで1,800万円

アホな兄貴が女を孕ませてあげくDVもやりやがった。中絶費用やら慰謝料やらの肩代わりで250万円

これで貯金は0になった。

あげく会社の取引先から今月末の支払が出来ないと連絡が入った。

それが無いとうちの会社も支払やら納付やら出来ない。

急きょ車を売って、ブランドのバッグを売って、時計も売って、カメラも売って、作れた金額は300万円。

同時に銀行カードローン消費者金融に申し込んだ。同時申込みは厳しいのか?いくつかには断られた。キャッシングで借りれた金額は200万円。

それでも明日には150万円の不足額が出る。もうこれ以上はお金を作れない。

あと売れるものなんて中学生の頃からコツコツ買い続けている名探偵コナン全巻ぐらいしかない。しかも売ったところで足しにならないだろう。

明後日から湯布院に2泊で旅行に行く予定だったけどキャンセルした。キャンセル料が発生するタイミングだったが、経済的に厳しくなってしまってと正直にお話してお詫びをしたら宿の方はキャンセル料を免除して下さった。

落ち着いたらまた宿泊検討してもらえればそれでいいですよ、頑張ってくださいとおっしゃって頂いて、泣いた。

申し訳なかったが12万円ものキャンセル免除は正直有難かった。他人に迷惑をかけないように生きたかったのに結果見ず知らずの方に損失を与えご迷惑をおかけしてしまった。

最近周りの人間がみんな「金、金、金」と言って来るように感じられていて追い詰められていたのかもしれない。そんな中ご配慮いただいたことで気持ちが緩んでしまった。

そもそも家の初期費用負担はは旦那と分担するはずだった。旦那3分の1の100万円ぐらい負担する話しになっていたけれど、彼もあてにしていた仕事が立て込んでしまってすぐに現金が用意出来なかったらしい。

先々週の時点では「出世払いでよか」と笑ってられたんだけどな。

これ書いてたらインターホンが鳴った。東京電力だった。4月電気代が未払いなってるから集金に来たんだと。25,000円ちょっと光熱費旦那の口座から振替になっているはずで2ヶ月に1回折半した金額を渡していたんだけど、どういうことなの。

今ここで払えないと電気止めちゃうよと言われたので払った。財布に3万円入っててよかった。よくない。当面の食費どうしよう。

それよりなにより明日会社の支払いどうしよう。

つーか旦那…しっかりして。

http://anond.hatelabo.jp/20101216180440

このエントリ書いたのは私で、もう今から3年半も前のことか。

結婚生活はそれはりに幸せだけど今回みたいに私が金銭的に倒れたらあっという間にわが家はこうやって追いつめられるんだなぁ、やっぱり。

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