「仲裁」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 仲裁とは

2019-12-19

世の中を加害者被害者に分けるのやめろ

傍観者

仲裁

媒介

 

を加えろ

2019-12-18

いいババアになりたい

大学院生23歳。見習いババアである

まだ若者範疇だけど、そろそろ女の子とも言いがたくなりつつある。

世にはアラフォーでもまだきれいなかわいいお姉さんって感じの人がたくさんいるし、

わたしもまだまだお姉さんで通る見た目だと思う。だってまだ23だし。

でも確実に老いは来る。そして、それに抗って若い見た目を保つ努力はめんどくさい。

わたしは強くてかっこいいババアになりたい。

おばさんは嫌だ。ババアになりたい。だから見習いババア自称しはじめた。

わたし母親は適度にズボラで適度にサバサバしていて、いいババアみを持っていると思う。強烈な天然パーマババアみにちょっと寄与している。

ただ、外見にはそれなりに気を使っているし、気遣いもすごくできるし、ババアっていうかマダムって感じ。

最低限の気遣いマナー、身だしなみも生きていくうえですごく重要だと思うけど、マダムというのもなんだか癪である

わたしババアになりたい。

近所のガキどもにババアと呼ばれて慕われて、そのたび「ババアとはなんだババアとは」ってがなるけど怒ってはいなくて、だから子どもたちもババアって呼ぶのをやめないみたいな。

喧嘩している子がいたらかっこよく仲裁してやったり、休みの日には宿題教えてやったりとかして。

の子達の親が「○○さんに向かってババアなんて失礼でしょ!」とか言ってたら「ババアババアからそのままでいいんですよ~あ、でも他のババアのことはババアって呼ぶなよ!」とか言いたい。

ババア資質って、なんなんだろう。

すてきなマダムとか知的なおばさんとかじゃなく、かっこいいババアになるにはどんな努力をすればいいのだろうか。

2019-12-15

[] #81-11AIムール」

≪ 前

AIムール』は社内の事業機械ほとんど担っている。

からトラブルが発生した場合、その原因と是非は機械に求められるだろう。

ひとつ機械が起こした問題だとしても、人々は同社の製品全てに不信感を抱く。

それを解消するために全ての機械を作り直す、なんてのは大きな損失だ。

再発防止の強化にしたって新たなコストが発生するし、作業効率性も落とす。

リスクヘッジのために、そこまでやるのは割に合わない。

ましてや、『AIムール』は出来立ての企業だ。

この会社を作るだけでも莫大な金がかかっているだろうし、できれば余計な出費は避けたいはず。

そのためには“最小限の犠牲”が必要だ。

「つまりトカゲの尻尾切り”さ」

いや、この場合は“スケープゴート”といったほうが正しいか

からさまに尻尾の形をしていては逃げられない

スペアの頭”が必要だ。

「そのためにワレを“リーダー”に……“名ばかりの重役”にしたというわけか」

規格外派遣アンドロイドであるムカイさんは、『AIムール』にとっては都合がいい存在だろう。

派遣させた『256』にとっても、今は亡きメーカー中古品管理しているだけ。

あわよくば処分したい位に考えているのかもしれない。


「うへえ、えげつな~」

酷いやり口に、しばらく沈黙していたクラスメートたちも思わず声を洩らした。

だが、それを最も酷いと感じているのは、当事者のムカイさんに他ならない。

「ヤツラめ、どこまでコケにすれば気が済むのだ!」

ムカイさんは声を荒げ、勢い良く立ち上がった。

表情こそ変わらないが、そこから読み取れるものは難しくない。

次に繋がる行動も、誰の目から見ても明らかだった。

タントウシャはどこだ! ワレをリーダーに任命した、あのタントウシャだ!」

そう言葉を繰り返しながら、ギシギシと音を立てて歩き出す。

今にも暴れだしそうな勢いだった。

ムカイさんは“戦わない理由”をプログラムすることで、戦闘行動を自主的に抑えている。

言い換えると、“戦う理由”があれば歯止めがきかないってことだ。

「ど、どうしよう、マスダ」

このままムカイさんを行かせるのはマズい。

いくら武装解除しているとはいえ本来スペック戦闘用のそれだ。

その気になれば、この会社なんてひとたまりもないだろう。

「マスダの母さんを呼ぼう! 昔はムカイさんとよく喧嘩してたって聞いたぞ」

「それだ! 彼女なら止められる」

クラスメートたちはよほど混乱しているらしく、とんでもないことを提案してくる。

うちの母を荒事に介入させようとするなよ。

バカなことを言うな。そんなことしたら、なおさら収拾がつかなくなるだろ」

そりゃあ、母ならムカイさんを止められるだろうが、それはあくまで“物理的な仲裁”だ。

それでは大事になるし、みんなも無事じゃあ済まない。

血もオイルも流させないことが肝要だ。

「ムカイさん、ちょっと待ってくれ」

俺は回り込んで、ムカイさんの進行を遮った。

「マスダ! ワレに命令する気か!?

「違う、これはお願いだ。ひとまず座ってくれ」

ムカイさんとは家族ぐるみの近所付き合いだ。

母とは和解したし、弟はムカイさんのことを気に入っている。

こんなことで斜向かい空き家を作りたくはない。

次 ≫

母親を一生許さないという話

まぁ一生許すことないだろう。

3人兄弟末っ子として生まれ、とにかく兄弟の仲が悪かった。

理由特にない、単なる性格の違い。

一番上の兄貴とはまぁお互い干渉しないということで何とかなった。仕事の仲の悪い同僚と同様の間柄。

問題は真ん中の兄貴。とにかくずる賢く大人に気に入られることに関しては特級品だった。

母親もこのクソをお気に入りのようで、 このクソには何を言っても私が悪いということになった。例えば、「悪口に反応するほうが悪い」「悪口を言われても先に手を出したほうが悪い」「殴られても殴られるようなことをしたほうが悪い」「殴り返したらお前が悪い」など。

ダブルスタンダードを指摘すると「社会通用しない」などの決め台詞か、「お前の被害妄想」か、始めっから「ああ、また息子の癇癪ね。私が耐えればすべて丸く収まるの。私かわいそう」みたいな顔で無視

さないという決意を決めたのはこの前の帰省。私の配偶者をひどく侮辱した兄に対して、私は兄がそういうことを平気で言うクソだと知っていたので「そういうことは言うもんじゃないよ」と軽く流した。それに対して「今のは悪意があって言ったんじゃないよ」と私を諌めた母親

すべてが間違っている。悪意をもって言ったのは兄。悪意を軽く流したのが私。 それに対して母親は私に文句を言った。 一生許す気はない。

恐らく、このバカには「兄が何かを言う」→「私が何かを言う」=「私の癇癪」or「私の被害妄想」という反射が有るんだろう。今までの喧嘩に関してもそれですべてが説明できる。こんなバカが私の喧嘩に対して仲裁入ろうとしてたのも気に食わん。そしてもはや還暦を迎えた母親が、それを修正できるほど利口な人間ではないことも知っている。

私は一生このバカを許さない。さっさと、ボケる前に、あの世に行ってくれ。

2019-10-08

押し付け技術

威圧的にではなく

納得しそうな言い訳をして、詳しく説明して、

結果的相手にやってもらうのも時には必要

やってる時は面倒でも、

自分代理でやった事による二次被害を受けずに済む。

まあ、

「誰がやったとか(悪いとか)聞いてないから」って言い始める人がいると非常に面倒くさい。

議事録に残してある通りって言っても、あの時あの人がやったからと言っても聞いてくれない。

もちろん仲裁が面倒くさいからってのは分かるよ。

でも、そうなるのが分かってるから手を打ったわけで。

2019-08-29

自分意思が無い人

ずっと耐え続ける人生だった。小中高と一貫してイジメられる側で、別に自殺までは考えないけど

物を隠されたり、酷い言葉を浴びせられたり、少し殴られたり蹴られたり、土下座させられたり、パシられたりした。そんな学校生活の中でヒエラルキーの最下層に自分存在するんだと嫌でも自覚した。人生においてやる気を削がれた、もう常にどうでも良くて勉強に身が入らなくて女子にも嘲笑されて教師問題にはしなかった。

家庭に戻れば、両親がいつもお金のことで喧嘩していた。父は父親を投げ出したいらしい。母は父の愚痴毎日私に言う。私はおどけて見せて二人の喧嘩仲裁をした。いじめられているんだけどって恥ずかしくて、情けなくて言い出せなかった。短大を出て地元工場就職した。短大はいじめられなかったけど勉強について行けず、周りが経験してるような体験が私にない事を必死に隠した。就職活動が一番苦労した。今まで耐えに耐えてただ生きてきた。あなたの夢は?やりたい仕事はと聞かれて何も浮かばなかった。私はただ生きているだけでした。心理相談先生になぜ私は働いて生きなけれならないんでしょうか?と尋ねたら、何を言っているんだ。そんな事言ってるような人をどこも欲しがらないぞ。あぁそうか私はこの世に必要とされない人間存在しない幽霊なんだと考えるようになった。

それでも、なんとか面接マニュアルを見て就職できた。仕事が始まってから、はじめて彼女ができた。だけど好きじゃなかった。告白されたか何となく付き合った。1年くらい付き合って、好きじゃないのが薄々バレて振られての繰り返し。

最近結婚したが、本当に好きなのかと言われたら

そうでもない。嫌いでもない。だから迷惑かけると思う。酷い無神経な事を言うと思う。

何で流されてばっかりなんだろう。嫌だったら嫌だって言えばいいのに。嫌われても生きていけるのに、その場その場で相手調子に合わせて生きている自分に腹立たしい。自分の心の声を無視して本音を言わないからこういうことになる。

八方美人をやめたい。嫌だ。拒否したい。

拒絶したい。 好きな人に好きって言いたい。

暴言吐きたい、殴りたい、今の仕事やめてノマドワーカーになりたい。離婚届突きつけたい。

自由奔放に生きて笑っている人に嫉妬して卑屈になって批評するのやめたい。

2019-08-28

取引先との会食で向こうの若手社員が灰皿のない店(すなわち禁煙だったと思われる)で食べ終わった茶碗を灰皿にしてタバコ吸ってたのでブチ切れて説教垂れて向こうの社長仲裁されるという夢を見た

何だこれ意味わからん、ていうか社長は知り合いだけどあの若造誰や

若者説教したい欲でも溜まってるのかな

2019-08-27

聲の形”を見て思うこと

私は小学校の時にいじめ主犯格になった事がある。

最初に"聲の形"を見た時に重なる部分が多くて具合が悪くなった。

昨日何度目かの視聴をした。

かなり醜い話と懺悔になるが思うことを書いていく。

なんというか、人間記憶主観的だし恣意的だ。見たいものを見たいようにしか見ていない。

ファクトはあるが、どう見えているかはみんなバラバラだし、昔の事ともなるとファクト自体あやふやになる。

少しぼかして書いていることもある。

***********

私は小学生の時に学級カーストトップグループにいた。

クラスの中でも小柄だったが、テストは毎回100点、頭が切れて口喧嘩が強い、悪ガキで面白い遊びを思いつく。

何やっても要領が良い、どうするのが正解か知っていても大人に媚びるのが大嫌い。

喧嘩っ早くて体格が上だろうと年上だろうと取っ組み合いしてぶっ飛ばされたり怪我しょっちゅうしていた。

自分小学校教員であれば面倒を見たくない存在だった。

私には2つ上の兄と3つ下の弟がいる。お陰で交友関係が広かった。

そうした背景もあってか小学校に入ってからずっと、誰に対しても物怖じせずにあれこれ言ってきた。先入観をあまり持たずに人と接してきた。

男の子女の子、年上、年下、昼休みにドッチボールをする人、本が好きで静かな人、お金持ちの家の人、幼稚園上がりの人、保育園上がりの人、勉強が苦手な人、ゲーム好きな人ゲームを買ってもらえない人、野球をやっている人、サッカーをやっている人、わがままな人、音読で閊える人、発達障害っぽい人、同学年の女の子全員からキモがられていた「小1の時に教室の真ん中で***を漏らした人」とも。

カーストのどのTierの人とも話せるのが私の強みだったし、(今思えばやりすぎているが)笑わせたり弄ったりできた。

小学校5年生の時だった、私のいた小学校では各学年に4クラスあって3年生と5年生でクラス替えが行われる。

5年生のクラスメンバーには1年生の時から友達も3年生から友達も多く、割と見知った顔に囲まれ結構安心した事を覚えている。

登校班や子供会なんかが同グループだった友達が多かったこともかなり幸運だった。

いつだったか時期は詳しく覚えていないが何度目かの席替えの後、私の隣の席にはクラスの冴えない女の子がいた(以降Yさんと呼称する)

私が教科書を忘れて「見せて」と言った際だったか消しゴムを忘れて「借して」と言った際だったか、あからさまな態度と嫌味をもって拒否された。

初めて同じクラスになった私とそのYさんの間が、構築前から突如として誰にも知られずぶち壊れて険悪になった。

とにかく”きっかけ”は存在した。それは本人の属性や変えようのない部分ではなく、本人の言動のものに起因することだった。本当に瑣末な事だったが。

当時の私は、今よりもさらに「自分の損」に興味がなく、あけっぴろげの人間だったので、恥知らずわがままこそ言えど、「消しゴムが無い」と言われれば、ちぎって半分あげたし「教科書忘れた」と言われれば、そのまま貸すような人間だった。

また、奔放なぶん蛮行を働いて教師たちの御用になる事や、真面目タイプ女の子のチクリポイント稼ぎの養分にされる事も多かった。

要するにやりたい放題のガキ大将キャラだった。

クラス替えをして、全然知らない、普段かにしている、何の毒もなさそうな見た目の、ほとんど話をしたことが無いような人間からいきなり剥き出しの100%の敵意を出された事は私にとって苛立ちよりもまずはショックだった。そんなつっけんどんに拒絶されるものか?と思った。

多分Yさんも人付き合いがうまくなかったんだと今ならば思うし、人間の合う合わないはどうしようもない上に精神の未発達段階で大人対応をできるわけがない。

しかしたらどこかで知らないうちに嫌われることをしていたのかもしれない。

幼かった私は、Yさんから向けられた敵意を「あーなんか嫌われてるけどまぁいっか」とか「まぁそんなもんか」で処理することができなかった。

後にいじめと呼ばれるものになることの始まりは、あくま個人間の諍いであった。

私はYさんの剥き出しの敵意に対して意地になって目に見える形で露骨に応答した。

給食時間に同じ食器の運搬係になれば一人で給食から食器を運んだし、Yさんが牛乳係の時には自分のぶんは自分牛乳を配膳した。

大人であれば「なんやこいつ関わらんとこ」で済むような人間に対して、同じように敵意をむき出しにして徹底抗戦した。

当然相手も同じような態度を取り続けた。収束までずっと仲裁が入ることはなく、私とYさんの終わる事の無い喧嘩が始まった。

1人でやっているつもりでも教室内のピリついた空気は伝染する。

周囲が異変に気付き始める。

「何かあったの?」などと問われたことはなかった。当時の私はそう聞かれても、最初きっかけをうまく言語化できなかったと思う。ただ「あいつはわけからないけどなんか自分のことを嫌っているかこちらも戦う」という態度だけは徹底して取り続けた。私はYさんのあだ名命名した。キャッチーあだ名で、「デブ」とかの悪口では無い。まだ私はこの後大事になると微塵も思っていなかった。

しばらくしてクラス人間が真似をし始めた。地獄の始まりである

子供は愚かだ。ストッパーが無ければ増長して行動はエスカレートする。みんながやっていると善悪判断がつかないまま真似をする。

「仕掛けたのはあっちだ」とか「自分は嫌いな奴と1人で戦っていただけだ」と思っていたが、周囲がのってくると、自分もまたそれにつられて調子にのった。

「一緒にいじめよう」など口にせずとも、教室というフィールドの中で生じた歪みは波及していき、クラスメイトは不穏な空気を汲み取り同調していく。

かくしてYさんはスケープコートへと転がり落ちた。

当時意識していなかったが、不幸な事に自分にはそれだけの影響力があった。カースト上位に属するとはそういうことだった。アホアホが影響力を持つコミュニティ破滅に向かう。場面場面でお調子キャラが目立とうとして度を超えてやりすぎる事があったが、私はそれを止めなかったし、時には一緒になって参加した。「結託して集団いじめをしよう」などと言い出さなかったことだけは言えるが、言わなかっただけである。見えない鎖が教室に張り巡らされていた。

「〇〇菌」

誰が考えるのか、日本各地でいじめはなぜかいつもこの形に収束する。こうして個人間の喧嘩は、いつの間にか一見(というかどう見ても)私が主導したクラス全体のいじめ様相と化した。

ランダムペアを組むワークではYさんはいつもあぶれ、男子はおろか女子露骨に嫌がったし「Yさんの隣」や「Yさんを含む班」は席替えの度にハズレの席となった。いじられキャラは押し飛ばされてYさんとぶつけられるし、休み時間は「Y菌」で鬼ごっこが始まった。その頃には私がつけたあだ名は学年中に広まっていた。

愚かな私は、みんなが私の味方になった気がしていた。

今日今日まで喧嘩の発端(前述)すら誰にも話した事がなかった。「弱者一方的に」というつもりもなかった。私の中ではYさんが突如宣戦布告した戦争だった。

しかし結果としてやられたからやり返した「報復」という形をとって、一人の地味な女の子が得られるかもしれなかったささやか小学校時代をぶち壊した。

わたしはその頃、一度受けた傷はオーバーキル相手を倒しきるまで忘れない性格をしていた。一人で始めた戦いであって、自ら徒党を組むことはなかったが、加勢されることは私の正当性の現れな気がして拒否しなかった。その一方でこれは「いじめだ」とも頭のどこかでは認知していた。

勿論「つもり」が許されるいじめなど存在しない。

私は私の始めた喧嘩に、意図せずともクラス全体が引きずられていっておかしくなっていく事を止められるほど精神が発達していなかった。

これは言い訳も虚しいほど完全にいじめだ。物理的な暴力や器物の損壊が伴わなかっただけだ。個人間の不仲から発展した空気ムードとなって場を支配し、カーストを動かし、もはや私の手で収束できる問題ではなくなってしまった。

6年生になる。いよいよ看過できないレベルにまでいじめが広がる。

高学年にもなると知恵をつけて、その方法もより精神をえぐるものになる。

他のクラスでは直接的に集団で殴る蹴る下着を脱がされるの暴行や、給食費を盗が盗まれる物が隠されるとかの、より凶悪問題顕在化しており、6年生になってからは同学年の4クラス中2クラス学級崩壊していた。私のクラスでは、目に見えてYさんの村八分が酷くなっていた。Yさんがどれほど身の狭い思いをして修学旅行を過ごしたのか、私は想像もできない。他人事のように書いてしまっているが私の責任である自分の手を汚さないやり方を望んでいたわけではない。私は私でYさんと相変わらず徹底抗戦していたのだ。

Yさんが給食係をやれば「あいつが配ったスプーンご飯を食べたくない」という言葉が囁かれた。誰がどう見ても個人間の喧嘩では無い。

ある時、昼休みだったか総合」の時間割だったか時間に私はクラス担任から事情聴取を受けた。

あなたいじめをしているでしょう」という直球だった。

私は「していない!」と訴えた。(それはいじめというのだよ、小学生の私よ)それでもそれ以上続く言葉出てこなかった。罪への意識は十分あった。

私がYさんにやられてる以上に痛めつけてしまっていたことも理解していた。

その日の放課後ホームルームで学級裁判が起きた。

まずは「このクラスいじめがあることを認識しているか」といった主旨の質問が全員に向けて発せられた。周知の事実だったが全員がすっとぼけた。

なぜこんなことになっているのか、原因がなんなのか誰もわかっていないにも関わらず、Yさんへのいじめを知らない人間は同学年に居ない。

全員の前で「先生は(私)さんが主犯格でやっているように見えている」と担任から名指しで名前が挙げられた。

「Yさんにきちんと謝りなさい」と言われた。体がロボットのように動いたがどうやって謝ったのか覚えていない。

いじめだと内心で思ってきた事をここまできてようやく裁かれた気がした。

「手から離れた問題雪だるま式で大きくなり敗戦処理の段階になって、私はトカゲのしっぽとなって切り離された」という事実をもって。

私は確かにYさんと冷戦をして、原因も話さず、周囲が巻き込まれていくことを止めもせず、1人の小学校時代を壊滅させた。始めたのは私だ。止めなかったのも私だ。わかりやす戦犯だ。私の後に「私も加担した」と続く者はいなかった。

かに無視しろ」と命令したとか、「あいつのこと避けよう」とか私は言っていない。でも嫌悪感を態度で表して周囲はそれを忖度した。

「誰がはじめたいじめなのか」とか、「あいはいじめに加担してない」とかはどこからを言うのだろうか。教室はお通夜になった。

「むしろお前らこそいじめてただろ」とも思った。普通に考えて悪いのは私だ。理解している。

醸成された空気に異を唱える小学生はいない。我関せずすらも難しい。せめて普通に無視してあげる事が関の山だ。小学生カーストで一度つけられた烙印はなかなか消えない。玉突き事故を起こしたら自分の居場所が保てなくなる。

本来であれば穏やかに過ごせるはずだったささやか生活台無しにした。どれだけ胃が痛かったろうと思う。遠足修学旅行も楽しくないものだったろうかと勝手に思う。向こうはなぜ私と交戦状態になっているかもわかっていなかったと思う。私も当時はうまく言語化できなかった。

学級裁判の後、Yさんのいじめの件はクラス黒歴史のように禁忌となり、「聲の形」の石田くんのような転落を味わうことなく、私は卒業した。Yさんもついぞ何がきっかけで始まったのか口に出さなかったが(というか引き金を認識していなかっただろうが)一人静かにけがえのない青春の一部を失った。それは取り戻すことはできない。

その後、地元公立中学校に進学した私はスクールカーストに属する事をやめた。

自分の意地や些細な喧嘩で人を壊すと思うと恐ろしくなった。中学では勉強マシーンになり、人と仲良くなりすぎる事も辞めた。

私の進んだ中学校は私の居たA小学校と、一回り規模の小さいB小学校から進学してくる生徒でほぼ100%になる。

大規模ないじめに発展する問題を起こした人間が言うのはあまりおかしな話だが、B小学校から上がってきた人間は本当に問題児ばかりであった。母数が少ないのでA小学校出身者に舐められまいとして毎年こうなるのだと後で知った。

私は同じ中学校に進学したYさんの小学校時代の話は何も言わなかったし、Yさんとは一度だけ同じクラスになった記憶があるが直接会話もしなかった。

それでも誰かが広めたのであろう、私のつけたあだ名過去はB小学校出身者にも簡単に広がった。何が起きたのか事実も発端も知らずに面白おかしく吹聴する輩がいる。

中学1年生の時、B小学校出身の友人から話があった。英語の授業で当てられたYさんは"How many friends do you have?"という英語教師の問いに"I have many frieds."と答えたそうだ。友人は笑っていたが私はとても笑えなかった。

それでもYさんにはB小学校から来た友達が少しだけできたように見えた。私にとってそれは少しだけ救いだった。

私は中学校生活の中で、2年生から入った塾関連で話しをする人は居たが新しい友達(と言える存在)は出来なかった。

入ったバスケットボール部でも当たり障りのない会話をする人は居たし、たまに一緒にふざける人たちもいたが、順番に繰り返される暴力金銭授受の絡むいじめを見てから人間関係がわからなくなった。

どうしても同じ時間を過ごさなければいけないタイミングでは、それまでのキャラで場当たり的に属したが、残りの時間勉強を頑張る人たちや、それまでの小学校から仲良くしていた人たちと細々とつるんだ。

兄の影響で2個上の先輩達から可愛がられたが、1個上の先輩からはその反感もあってかすこぶる嫌われた。はっきりいって居場所はなかった。あれこれ「自分資格がない」と思って罰だと思って受け入れたし、居場所を作る気もなかったので当たり前だが。

私がおとなしくしている間にも悲劇は拡大・再生産されていた。問題児ばかりのB小学校出身者は次々とA小学校出身者を再起不能にして登校拒否にさせた。そんな中Yさんは大きないじめにあっていなかったように思う。あまり関わっていなかったので”多分"だが。

A小学校の時に明るかった人間クラスカーストでも最下層でもなかった人間が次々と再起不能にされていく様を見ると何か色々と惨めな気分になった。自分の愚かさにもしょげた。

そこからは影に徹してひたすら勉強ばかりした。

私はミステリアスキャラになった。B小学校の人たちからちょっかいをかけられたり、体育祭の後の打ち上げで軽くハブられて悔しい思いをしたり、順番に巡るいじめ被害にあった人間に擦り寄られたりすることもあったが、そんなことはどうでもよかった。なんだかんだで助けてくれた人はいた。とにかく適当に過ごした。気持ち悪くてダサい人間関係から離れたかった。自分黒歴史を見るようだった。

小学校時代猿山大将として過ごし、学級裁判だんじりから見事に転げ落ちた私はとにかく静かに過ごしたかった。今更許される事でもないが悪いことはもうしたくなかった。被害者ぶる事は無かった。昼休みは一人で過ごす事が多かったし放課後に誰かと遊ぶことも極端に減った。自分の中身がそっくり入れ替わった気がした。

高校に入ってからしょうもないことを言う人はいなくなった。とても楽だった。楽しかったし友達も沢山できた。

自分が変われた、受け入れられた気がした。でもそんなことを感じて良いのだろうか?被害者は忘れることはない。

大学ではもう完全にみんな大人になった。大学はもうそのまま社会だ。

アホはいるが当たり前の常識をわきまえた人間が多い。彼らの中にも私と同じような後悔を抱えていたり、するのだろうか?と思うことがある。

過去の過ちは消えないし心に負った傷や失ったものはもう取り返せない。

私は27歳になった。

人をいじったりすることは相変わらず得意だが、全然違う性格になっている。

職場で多くの人を見てきて、人に好かれる人間と人が離れていく人間について考えた。自分の悪かったところと向き合って見直せるようになった。

人に言われたことは言ってくれたことだと思えるようになった。

でも今の私がいろんな人に優しくしたり、何かを与えることでYさんには何かあるのだろうか?と思う。

これは償いか?罪滅ぼしなのか?何を?誰のために?自分が楽になりたいだけか?と思う。(申し上げにくいが今でもYさんと仲良くできるとは思わないが)

二十歳を超えてから仲良くなった人たちと話しをしていて、いじめを受けたことがある人間が多く存在することを知った。そうした話しを聞くと胸が苦しくなって呼吸がおかしくなる。都合のいい人間だ。いじめられていた人間自分の話をするかどうかで済むが、いじめをしていた人間は誰かに言い出すことができない。懺悔しかならないからだ。

いじめをうけたことのある人間は私を軽蔑するだろうか。憎むだろうか。

私は自分の身近な人や、大切な人がいじめを受けて苦しんだことに対して義憤を感じる。あまり勝手すぎる。そんなことを感じることが許されない前科者だ。

Yさんは今、何をしているだろうか?高校生の頃に制服姿のYさんを見かけた事がある。そのあとは知らない。友達はできたか大学に進学したのか。就職したのか。どこに住んでいるのか。小学校の頃の事など何処吹く風でどこかで楽しく生きているだろうか。自分に自信を持てただろうか。自己破壊けが目的人生を送らないでほしいと身勝手に思う。わたしは許されることは無いし、やったことが無かったことにもならない。だから私のことは怨み倒して構わない。

でもYさんはどこかで自己肯定して救いがあったと思える人生を送って欲しい。私は一生この罪を背負って生きていかねばならないと思っている。

精神成熟していないコミュティ悲劇だ。教員のせいにすることもできない。

とんでもないくだらない理由いじめが生じる。生贄が生じる。あるものは一生消えない傷を、ある者は罪を感じて、大多数は何も覚えていない。

イニシエーションとして自分の大切な人がスケープゴートになったら?私は許せない。傷つけた人間をタダでは済まさない。

***********

今日小学校の頃からの仲で、Yさんに関する顛末を知っている友人に連絡をしてファクトに関する認識合わせをした。

その友人はやはり「私が主犯格に見えた」と言った。と同時に「でも流された Permalink | 記事への反応(7) | 00:41

2019-08-22

韓国新聞

レーダー照射事件では政府の発表を鵜呑みにし自ら検証することもせず。

二国間合意の上で作られた慰安婦財団一方的解散を黙認し。

条約に則った仲裁委員の選定要請を「一方的に期限が決められたからやる必要ない」という政府批判もせず。

不買運動が激化しても傍観するだけ。

韓国新聞は何もやってない。政府と同じように無策無為に過ごし、政府の無策無為放置してる。いや、むしろそれでいいとすら思っているようだ。まあ、マスゴミはこっちも向こうも変わらんということか。

2019-08-17

アラフォー独身女、親と同居

父親コミュ障アスペ

人に与える人間ではなく奪うタイプだと本人自覚なし

独女コミュ障アスペ遺伝

父親普段会話無し

たまの会話は喧嘩の時

父親ストレス貯まると家族八つ当たり

突然、因縁つけ大声で怒鳴り散らす

父親と今まで会話した回数を数えたら100も無い

取っ組み合いの喧嘩をする

父親、殴れるものなら殴ってみろ!と怒鳴り始め接近してくる

独女「近寄るな!」と追い払う

父親からパンチを食らう

独女、蹴りを入れ父親倒れる

母親仲裁に入る

この年齢で取っ組み合いの喧嘩してと呆れる

本来ならこういう人は親になる資格はなく、DNAを残してはならない。

子供はこういう人間になりたくないと反面教師にするというが独女意志薄弱

2019-08-13

anond:20190813121545

まさしくそう思います

しかしまあ、お互いの溝を埋めるのは簡単じゃないわね。

2015年日韓合意の破棄が政治的決着への失望

双方で決定的にしてしまっているのも間違いないわけで。。

大法院は野心的な判決を出したけれども、法解釈に新な紛争を巻き起こしてしまう→しか国際的仲裁絶望的。

他方、政治的な決着という方法には15年合意の破棄で絶望感が両国である

ということで、何をすれば好転するのかわからない状況になっていると思いますね。

anond:20190813023924

ちょっと前にここで書いたんだけど

https://anond.hatelabo.jp/20190723220720

韓国裁判所でも、日本裁判所と同様に和解を促す形で動いていればよかったんじゃないかと思う。

仮に国際法において訴求する権能を否定されたとしても実体としての権利存在とその仮定された請求内容は裁判所である程度は明らかにできるから

しかしこれはあくまで対日8項目に徴用不法行為に対する補償を含んでいるという前提。

大法院判決の危うさは、植民地支配被害そもそも請求協定範囲外という前提に立っていること。

まり条約解釈に相違がある。

あるいは盧武鉉時代の05年に、韓国政府が公けに説明していた

請求協定を通じて日本から受け取った無償 3億ドル個人財産権(保険預金等)、朝鮮総督府の対日債権韓国政府が国家として有する請求権、強制動員被害補償問題解決性格資金等が包括的に勘案さているとみるべきである

国務調整室 報道資料https://www.koreanbar.or.kr/pages/common/fileDown.asp?types=2&seq=7099

との韓国政府見解放棄する形となる。

大法院は今回なぜこうした経緯を踏まえつつも解釈変更に至ったかといえば、

それは協定補償金が過去植民地支配苛烈さに比べて少なすぎるとの認識があったからだ。

だけど、金額の少なさというのは法理を変える理由になるんだろうか。。

ところで、ちょっと視点を変えて日本公害問題とその法的政治的解決歴史を振り返ってみると、水俣病にしても大気汚染にしても、パーフェクトな解決というのはそもそも諦めざるをえない歴史があったと思う。特に数々の公害立法がしてきたことは、ある意味でどこかでラインを引いて被害者を無情に切り捨てるやり方だった。通り一本挟んだら指定区域外となり救済されないとかね。

戦後賠償補償もまた同じ歴史だったんじゃなかろうか。どこかで割りきりをしないと先に進めなかった。戦争清算というのは常にそういうもので、戦前にはすべてを水に流すという意味アムネスティ法理も極端な例かもしれないけれど紛争後の処理に大切な知恵だったように思う。

蒸し返し危険を防ぐという問題意識は何千年も戦争に明け暮れきた社会が常に抱えてきたものだ。

請求協定において、実体的な権利否定しないが訴求する権能を失わせる、というのはある意味でそうした知恵の現れだろう。

だけど、慰安婦問題でそうであるように、請求協定がとりこぼした問題はあるし、徴用問題だって協定に仮に含んでいたとしても満足いく解決ではなかっただろう。

そういう事柄当事者同士あるいは政治的努力対処していくことは大切だろう。

請求協定が対日8項目ですら満足にカバーし切れたかどうか、さらには植民地支配不法行為全体をカバーしていたとはいいがたい。

しかし、そこにきて裁判所金額が少なかったか協定カバーしていなかった不法行為だと認定したりすれば、それは協定解釈問題であり、そもそも植民地支配の再定義必要になる。つまり日本政府がいう、大法院の法理が協定の土台を覆す、という批判と繋がってくる。

しかも、それは請求協定がなぜ訴求権能を失わせたか目的からズレてしまう。

とりこぼした問題は当然今後出てくるだろうということは協定締結当初から想定していて、けれども、それは個別任意解決模索するというのが筋なのではないか

からこそ、当初から協定韓国政府が補償すべきもの実態判断して国内法の枠組みで対処しようという合意になったわけだ。しかし、すべてを国内問題からあとはよろしく、というということを当然に含んでいるわけじゃない。日韓双方の裁判外の努力も当然想定されていたとみるべきだろう。

しかし、ここで法的な請求を認めたということのインパクトはそうしたこれまでの理解を覆すものになる。

そして韓国政府として誠実に行うべきことは、上述したような条約解釈の違いを認め、その上で条約の想定する解決仲裁)を進めることだと思うね。

そして日本政府のすべきことは、協定解釈仲裁委員会で争うとともに、あらゆる政治的解決の不完全さを認識して、すべて解決済みであとは韓国政府の努力次第だ、という態度を改めることだろう。そして、その努力は、過去解決を蒸し返さないやり方で進めていくべきだろう。

韓国徴用工に関する整理

日本裁判所が認めた事実認定や、日本国会が出した解釈や、日本会社が支払った中国徴用工への和解金について無知な人が多すぎるので、まとめました。

徴用問題の始まり

労働力の不足を補うため、昭和19年朝鮮総督が、朝鮮在住の朝鮮人に労働を命じました。正当な理由がなくこれを拒絶すると懲役刑を科される、国家による強制的労働です。その後の日本国内裁判で「徴用に応じなければ家族逮捕される」と脅迫されたことや、「寮は有刺鉄線で囲まれ12 畳の部屋に12 人が収容された」「食事は粗末で量も少なく休日も月1、2 回しか与えられなかった」「こん棒で腰部を20 回殴打された」などの事実も認められており、その当時の基準に照らしても安全配慮義務に反する不法労働日本裁判所認定されています

日韓請求権協定で定められたことと定められていないこと

日本連合国サンフランシスコ平和条約を結び国際社会に復帰しましたが、韓国は「日本戦争をしていない」という理由サンフランシスコ平和条約に入りませんでした。

その後、日韓請求権協定が結ばれ、「両締約国及びその国民財産権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決された」と定められ、特に、「被徴用韓国人の未収金補償金及びその他請求権の弁済請求」は「日韓請求権協定によって完全かつ最終的に解決された」とされました。

ただし、これは、日本政府は「外交保護権を相互放棄したものであって個人請求権のもの国内法的な意味消滅させたものではない」という公式解釈をしています。つまり韓国内の日本国民資産韓国から取り戻したかったら、ご自由にどうぞ、でも、日本政府は手伝わないよ、という意味です。

このわかりづらい解釈には理由がありますもっと自然な、「朝鮮人の日本人への請求権韓国政府が放棄し、朝鮮にあった日本人の資産請求権日本政府が放棄した」という解釈にしてしまうと、韓国内の日本資産放棄に対して、日本政府が賠償責任を負うことになってしまうからです。

慰安婦に関してはまた別の話があるのですが、本題でないので触れません。)

個人請求権についての確定

平和条約のあとでも宙に浮いていた個人請求権ですが、連合軍捕虜への損害賠償を求める米国最高裁判決で、「サンフランシスコ平和条約第14条によって、戦争遂行中に日本国およびその国民が取った行動から生じた連合国及びその国民の他の請求権放棄されている」という判決2003年に確定し、話が動き出しました。

2007年には、日本最高裁が、「サンフランシスコ平和条約当事者以外の国や地域との間で戦後処理をするにあたっても、(...)条約の枠組みに従う」という判断を示し、サンフランシスコ平和条約に含まれない韓国中国フィリピン等の国民から訴訟も、原告敗訴が決定づけられることになりました。

ただし、最高裁判決には「個別具体的な請求権について債務者側において任意自発的対応をすることは妨げられない」と述べ、「被害者らの被った精神的・肉体的苦痛が極めて大きかった一方、上告人(被告企業)は中国労働者らを強制労働従事させて相応の利益を受けるなどの諸般の事情にかんがみると、上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待される」という「付言」が付きました。

それを受け、西松建設中国当事者らの間で、2億5000万円を支払い、補償や未判明者の調査記念碑の建立、慰霊のための費用などに充てるという和解が成立しました。

2012年の韓国大法院判決

三菱重工業に対する訴訟で、韓国大法院は、朝鮮徴用戦争にかかわるものではなくて、植民地支配にかかわるものからサンフランシスコ平和条約とか日韓請求権協定とかとは関係なく、韓国人の請求権は残る、と判示しました。サンフランシスコ平和条約から日本最高裁判決に至る流れをひっくり返すものになります

この判決が確定した以上、先日の損害賠償を命じる判決必然でした。

個人的な感想

法律の話で言えば、日本および日本企業請求権が生じる、というのは疑わしいとは思いますが、一部の日本メディアがいうように韓国司法おかしい、とまでは思いません。韓国徴用日本過酷労働をさせたという事例に対して、日本最高裁が独占的な管轄権を持つ、というのは自明ではないし、個人請求権サンフランシスコ平和条約の枠組みに従う、というのもそもそも07年まで不確定だったわけで、議論余地はあるところだと思います。ただ、韓国の主張は、植民地支配に関して請求権が残っていて、元植民地側の裁判請求ができるという話なので、これを認めると植民地支配していた欧米諸国がすごく困ります慰安婦みたいに国際的な広がりを持つことなく、国際法的には日本が勝つのだろうな、と予想しています。あと、請求権協定に定められている仲裁手続き韓国側が拒絶している、というのはかなり韓国に不利な事実だと思います

条約解釈を超えた道義の話で言うと、徴用工に関して日本の様々な裁判所が繰り返し不法行為を認めているのが印象的です(例:01年東京地裁、01年京都地裁、03年東京高裁、96年富山地裁、98年山口地裁、01年大阪地裁、02年大阪高裁、07年名古屋高裁、05年東京高裁、02年福岡地裁、04年福岡高裁、02年広島地裁、04年広島高裁、09年最高裁)。最高裁については先ほど述べましたが、それ以外にも多数の裁判官が自発的な救済を推奨しています基金などを作って、アジア中の徴用工に対して日本自発的補償すべきものなのかもしれません。ですが、和解癒し財団のたどった運命を見ると、現在日本韓国道義と信義誠実に基づいた基金が作れるとは思いません。韓国はかなりアレだけど、日本側の情報発信も、日本裁判所事実認定に比べると、だいぶ偏っているように思います。次の世代が今の世代より賢いことに期待するしかないのかなと個人的には思います

最後に、判決をいくつか引用します。

歴史的事実真摯に受け止め、犠牲になった中国労働者についての問題解決するよう努力していくべき」(宮崎地裁07 年3 月26 日)

被害の救済に向け自発的関係者による適切な救済が期待される」(前橋地裁07 年8 月29 日)

任意被害救済が図られることが望ましく、これに向けた関係者真摯努力が強く期待される」(仙台高裁09 年1120 日)

「ひとりの人間としては、救済しなければならない事件だと思う。心情的には勝たせたいと思っているが、最高裁判決がある場合には従わざるを得ない。本件のような戦争被害は、裁判以外の方法解決できたらと思う」(長野地裁06年3月10日

被害者らの被った精神的・肉体的苦痛が極めて大きかった一方、被告企業中国労働者らを強制労働従事させて相応の利益を受けるなどの諸般の事情にかんがみると、上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待される」(最高裁07 年4 月27日)

参考文献

http://www.ackj.org/wp/wp-content/uploads/2017/12/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%A0%94%E7%A9%B615_%E7%89%B9%E9%9B%8641.pdf

2019-08-12

理由

嫌いな理由という名の言い訳

祖母の面倒という、家をまだ出られない理由がある。

先に家を出て一人暮らし満喫して、たまーに帰ってきて甘やかされて、その時に喧嘩した親(原因のガチ9割は女親。今、医者に連れていったら病名付きそうだなーと思う。マジで5ちゃんとかの火病なみ)を見て

「ねえ、家にいるなら『ちゃんと』2人の相手してあげてよ。仲裁とかもしてあげて!!」

って文句垂れてきた時に、あ、もうこいつを可愛い妹と思うことは一生無いなと思った。

還暦過ぎた大人のやり取りに、なぁんで子が入らんといけんのじゃ。

そう思えるお前がやれ。本当に、やれ。

私はもう知らん。共依存なんだもんな、結局。

対話拒否したのは韓国だということを分かってないのか、分かっていて無視しているのか。今からでも第三国仲裁委員を選んで対話をはじめればいいじゃないか。それが条約に則った対話というものだ。

2019-08-10

NくんとKくんがケンカしています

Aくんにどうしたらいいか尋ねたところ「なかよくすればいいとおもう」と答えました

この時、Aくんの気持ちを次の中からえらびなさい。(配点、5点)

1.Nくんが謝るべきだと思う

2.Kくんが謝るべきだと思う

3.自分仲裁して仲直りさせてあげたい

4.関わり合いになりたくない

2019-08-08

今晩も騒ぐ野良猫喧嘩仲裁だ!

ノラだか知らないが今晩も猫の喧嘩が開催された!うー!うー!と夜闇の中を唸り声を頼りに歩いて行くといた!いた!ガタイの大きいドラ猫同士の唸り合い。石じゃなんなんで果物の種を投げつけて解散させてやる。全く人相が悪いどん猫めっ!

2019-08-03

朝日新聞の報じた米国仲裁に関して

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASM825J6JM82UHBI02B.html

こちらのブコメでは朝日誤報だったように言われてて

官房長官もそのような事実はないと否定してます

が、フェイクニュースと決めつけるだけの材料もないと思うのですがどうなんでしょう

フェイクニュースと分かるソースをお持ちの方がいれば教えてください

ネトウヨは知能が低すぎてニュースが読めない

タイバンコクで2日に開かれた日米韓3か国の外相会談を受け、アメリカ国務省の高官は「アメリカ仲裁にも仲介にも興味はない」と強調する一方、「3者がそろったということは、解決策を見つけようとしているということだ」と評価した。

その上で、「日韓関係が崩れれば、アメリカ安全保障上の利益危険さらされる」と述べ、特に北朝鮮非核化交渉を進める上で妨げになる可能性があるとの懸念を示した。

米高官「米国は仲裁にも仲介にも興味ない」|日テレNEWS24

ネトウヨバカなので「アメリカ仲裁にも仲介にも興味はない」という言葉に飛びついて、日米同盟米韓同盟も抱えるアメリカ日韓関係にまったく関心が無いという異常な妄想にふける。

まともな教育を受けた人間ならその後の言葉に注目して、アメリカは既に何かしているが、表だってアメリカが介入したと思われると日本韓国両方の右翼が反発するし、失敗したときアメリカ政府に火の粉がかかるから「興味はない」と言っているのだろうと理解する。

知能が低く物を知らず勉強もしない人間の末路は悲惨だ。

anond:20190803143609

アメリカ」と一言で言っても、トップ大統領から下っ端の役人にいたるまでおそらく数百人はいるわけでね

まあその中には一人くらいは仲裁しようという人もいたのかもしれんけど、実際の外相会談の場で言及がなかったことが答えだろう

韓国に屈すれば支持下落」強気貫く日本 米仲裁も不発

https://www.asahi.com/articles/ASM825J6JM82UHBI02B.html

やっぱり仲裁あったんかな

[] #76-7「車道シャドー

≪ 前

「……君ら、本当にツクヒの見舞いで来たのかい?」

さっきまで穏やかだった二人も、さすがに表情を強張らせている。

まあ無理もない。

指摘自体は間違ってなくても、友達心配している人間が投げかける言葉としては健全じゃあない。

「確かに客観的に見て不注意ではあったと思うし、こちらに落ち度がないといったら嘘になるけど、そういうことって誰にでも起こりうることだ」

「そう、それを踏まえて対策しない、この国の交通管理にも問題がある!」

とはいえ、この人たちも言ってることが少し変な感じだ。

一理なくはないけれど、何かズレているような気がする。

「生身の人間と車なら、車の方が危険なんだ! そのことを君たちも“自覚”すべきだ!」

「そう、車はとても危険。“自覚”しなさい!」

タオナケの言葉で冷静さを失ったのか、分かりきったことをやたらと強調してくる。

車が危ないってことくらい分かった上で、みんな今回の件はバカげてると思っているんだけど。

わずツッコミそうになるが、こんな状況でそんなこと言っても仕方がない。

俺はこの場を静めようと、それっぽいことを言うことにした。

「すいません、タオナケはどうも“PTSD”ってやつらしくて、心にもないことを言っちゃう日なんですよ」

私、女だけど、“PTSD”じゃないわ! 仮にそうだとしても、そういうデリカシーのない発言はやめて!」

「はあ? お前にデリカシーとか言われたくねえよ!」

だけど慣れない言葉を使って慣れないフォローをするもんだから、余計に収拾がつかなくなった。

タオナケはこちらに怒り出し、俺も売り言葉に買い言葉の商戦に乗っかってしまう。

「ふ、二人とも落ち着いて……あと“PTSD”じゃなくて、“PMS”だと思う」

そんな俺たちをドッペルは何とか仲裁しようとする。

「あー、もう、なんでこんなにノイズばかりになるんだ……」

ミミセンは弱点の聴覚が刺激され、再起不能になっている。

「なんだ、さっきからPTSD”とか“PMSって。新しいプレイステーションが出るのか?」

「や、ややこしくなるから、シロクロは茶菓子食べてて」

「マジ? オレ一人で食っちまうからな?」

そしてシロクロは茶菓子に夢中。

「うちの子が現に怪我したんだ! 今後そうならないよう、何らかの対策を望むのは親として当然だろう!」

「いや、そもそもツクヒ本人はどう思ってるの? 自分の不注意が原因だって思ってないの?」

「……子供には責任能力がない! だから大人気持ちを汲み取り、代わりに導いてあげなくては」

それでもツクヒの両親は主張を押し通し続けているし、カオスまりない状況だ。

「あと、その『私、○○だけど~』って言うのやめろ! 自意識つよ子さんかよ!」

「私の口癖にケチつけないで! 仲間でも許さないわよ!」

だけど、タオナケが今日一番の大声を響き渡らせた時だ。

俺の近くにあったコーヒーカップが、ひとりでにパリンと割れた。

「え?……なんだ?」

タオナケの超能力が暴発したらしい。

いきなり割れ食器と、その音でツクヒの両親は困惑している。

さっきまでのが嘘のように、室内は静まり返る。

逆に俺たちはそれで我を取り戻した。

「みんな! 今日はおいとまするぞ!」

ミミセンがすぐさま退散を号令し、俺たちは阿吽の呼吸で頷く。

「おじゃましました~!」

「ほら、シロクロも帰ろう!」

「まだ菓子残ってるのに……」

競歩スタイルで、駆け抜けるように部屋を出て行く。

ツクヒの両親たちは、その様子をただ呆然と眺めていた。

「な、なんなんだ、あの子達は……」

次 ≫

anond:20190802225656

議事録を見る限り韓国側が「個人にはこっちで補償するから」っつって莫大な金を受け取ったのに、また追加で金出せっつってんじゃん。

しかもそれに対して韓国側から納得いく説明は全くなく、「裁判所がそう言ったから仕方ない」「昔の約束? 裁判官考慮した」なんて何の説明にもなってないことしか言わねーじゃん。

挙げ句協定で定められた仲裁にも全く応じない。

お前の頭の中で、この件はどう正当化されてるの?

2019-08-01

anond:20190731175353

日本 「韓国さんを信頼して戦略物資の輸出を簡略化する優遇措置をとるよ」

韓国 「日本貿易で大きく黒字をだしてるはずの韓国優遇するのは当然のこと!」

日本 「韓国さん、戦略物資の使途不明分があるんだけど、協議をもって、どこに行ったか説明してもらえる?」

韓国 「・・・・・」

~1年後~

日本 「やっぱり戦略物資の使途不明分があるよね。もう一度頼むんだけど、どこに行ったか説明してもらえる?」

韓国 「・・・・・」

~2年後~

日本 「そろそろ使途不明分を説明してもらえないと、本当に困るんだよね。協議に応じてもらえないかな?」

韓国 「・・・・・」

~3年後~

世界 「おう、日本。てめぇんとこの戦略物資イランとか北朝鮮漏れてる恐れがあるんだが?瀬取り監視の前に輸出管理出来てんだろな?」

日本 「韓国さん、瀬取り疑惑もあるし、本当にまずいって、安全保障上の問題になる前に説明をしてよ」

韓国 「・・・・・うるせぇ黙れ瀬取りだ?次にガタガタ言ったら、今度はレーダーじゃすまさないからな。うちの艦船を疑って近づいてくんじゃねーよ。そんなことより徴用工に賠償しろ。むしゃくしゃするから慰安婦財団解散しといてやるよ」

日本 「・・・日韓請求権協定むすんだよね?廬武鉉政権時代に文大統領韓国民に対する政府補償を行うべきとした決定に関与して事情理解してるはずだよね?

はぁ・・・・、本当に何にも約束出来ない国だね。もう二国間の信頼の前提も壊れたし、何度言っても説明はしないし、これ以上は無理だよね。

使途不明分はずっと明らかにされず義務を果たさないし、国家間約束反故にするし、優遇措置をしなければならない理由がなくなったよ。これまで据え置いた優遇措置は停止します。

正式決定まで、核開発に使われる恐れから3品目は先行します。正式決定の後は、約1000品目についても、今後は使途について説明した書類を提出を受け取ってから、内容を精査して許可するか考えることにします。事後に説明を求めてもしてくれないなら事前に求めるのは当然でしょう。」

韓国 「?!!!協議しろ協議しろ協議しろWTOに訴える!米国に言いつける!経済侵略だ!」

日本 「侵略でも報復でもありません。優遇措置を行う前提として、使途不明分の説明もされない上に、仮に説明があってもそれを信頼できる前提も協定無視で崩れただけです。」

WTO 「優遇措置廃止国内事情WTO話題ではない。二国間でやれ。(めんどくせぇから日本相手しろよ)」

米国 「二国間でやれ。gsomiaに影響を与えるのは許さんぞ、韓国めんどくせぇから日本相手しろよ)」

日本 「アメリカさんが何を言おうが優遇措置停止は断行するので悪しからず。てか、国内での措置であって、いかなる国と組織にも干渉される謂れはない」

WTO 「せやな

米国 「けど、ポーズで言うとくが、お前ら仲良くはせぇよ。米国が損するからな。」

韓国 「仲裁してよ!」

日本 「韓国さんが約束を守って、信じても大丈夫だと思えたら、どうするか考える」

韓国 「回避できないのなら、せめて8月15日以降にして・・・・」

日本 「8月2日閣議決定して、早ければ15日に施行します。8月23日の見込みです。与党幹事長は会えません」2F「だって無駄じゃん・・・

韓国 「?!!!我々は物乞いではない。第二の独立闘争だ!」

日本 「(そろそろ本当に独立して・・・)」

2019-07-31

anond:20190731010356

就業規則がすげー微妙

会社側が納得した時点から二ヶ月後に退職とかそういう規約だったんだよな

んなもんいくらでも先延ばしできんじゃん

で、それを有楽町総合労働相談コーナーって所に相談しに行ったわけだが

下手に強気に出ると会社に難癖つけて訴えられるかもしれないか会社の言うことを聞けと言いよった

年棒制だったからまぁ色々難しかったというのもあるんだが

いやいやいや

そこを仲裁するのがあんたらの仕事では???

と後から思ってしまったよ

出てきたのもよぼよぼのおじいちゃんだったし、まぁどうでもいいんだろうなと思う

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん