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はてなキーワード: 有色人種とは

2021-03-03

anond:20210303090559

アメリカでは有色人種に優先的にワクチン接種を進めようとしてたんやで

あとはわかるな?

anond:20210302181255

アメリカ警察はご存じの通り、人種差別に基づく先入観を隠そうとしない。

しかし仮に先入観を排したとしても、逮捕した犯罪者黒人をはじめとする有色人種に偏るかもしれない。

有色人種若者白人と比べて経済的に不利な環境にあり、仕方なく犯罪世界に誘い込まれしまう状況がある。

根本の不平等解決しなければ、出口だけ平等をうたったところで格差が温存されてしまう。

増田職場の話も同じ。

有能な社員だけを平等昇給対象とするつもりでも、それが男性に偏っていた場合そもそも女性が有能になる機会を奪われていた可能性が高い。

例えば、成長につながる責任のある仕事女性社員に任せなかったということもあるかもしれない。

女性社員は有能になりたくてもなれなかった上に、昇給の道まで断たれるとすれば踏んだり蹴ったりである

せめて昇給だけでも平等に認めるべきだろう。

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(2)

戻る→anond:20210301080105

倉橋由美子聖少女

まり男性女性がとは言いたくないのだが、女性作家の描く知的早熟少年たちというのは、エルサ・モランテの「アルトゥーロの島」なんかでもそうなんだが、男性が描くときはまた違った魅力を発する。サリンジャー知的論理的自分を追い詰める子供たちとはまた別の硬さがあってよい。新城カズマサマータイムトラベラー」の高度に知的でありながら情緒は年相応な少年少女もいい。

さておき、これは近親相姦お話なのだが、印象に残っている描写は次の通り。主人公たちの仲間に大食漢の男がいて、しばしば生肉弁当の代わりに食らっている。回りの女子生徒たちも面白がって彼に餌付け(?)していたのだが、ある女子生徒がブルマーを入れていた袋の中に隠していたウサギを、生きたままで彼に与えた。血まみれで凄惨な場面でありながらも、大食漢は実においしそうに平らげていた。

例の文学少女から薦められて読んだことでも思い出深い一篇。

ミラン・クンデラ存在の耐えられない軽さ」

頭が良くてモテる男が主人公なのでいけ好かないモテること、たくさんセックスすることこそが人生の目的になっているような奴は理解できない。なんか知らないやつにいきなり人の部屋をのぞきまれ、「お前の人生にはエロスが足りない!」と叫んで出ていかれるような気分がする。しかし、これもまた祖国を追われた人間が、知性と皮肉現実適応しようとした姿なのかもしれないのだ。

それと、この本で感謝しているのは、さまざまな政治的活動に対して感じていた居心地の悪さを、「キッチュ」をはじめとしたさまざまな言葉言語化してくれたことだ。ポリコレを正しいと信じているのに、そこにあるどうにも解消できない居心地の悪さが気になる人が読むといいんじゃないかな。

あとは頭が良すぎて、多くの人が無視したり忘れていたりしていることが見えてしまい、幸せになれない著者みたいなタイプが読むと幸せになれそう。イワンカラマーゾフとか御冷ミァハみたいに、頭が良すぎて不幸になるというか、自分の知性をどこか持て余してしまタイプキャラクターが好きだ。

メアリーシェリーフランケンシュタイン

死体から作られた怪物がただただかわいそう。容貌醜悪なだけで化け物として追われ、創造主からも拒絶された彼の孤独を考えるだけで悲しくなる。まったく同じ理由で「オペラ座の怪人」も好きだ。どちらも間違いなく殺人者ではあるのだけれども、容姿馬鹿にされたことがあるのなら共感せずにはいられないだろう。関係ないけど、オペラ座の怪人ヒロインから振られたことを受け入れられたのって、やっぱり正面から振ってもらったからだよな、と思う。音信不通フェードアウトされたら怨念はなかなか成仏しない。

それと、これはSF的な感覚かもしれないが、人間離れした(時としてグロテスクな)姿を持つ存在が、非常に知的であるというシチュエーションがとても好きで、その理由から後述の「時間からの影」や「狂気山脈にて」も愛好している。

ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」

架空神話ショートショート形式で述べられていく。ただそれだけなのにこんなに魅力的なのはなぜだろう。彼の作品基本的に短く、しょうもないオチ作品も割とあるのだけれども、時に偉大で時に卑小な神々の物語は、壮大な架空世界に連れて行ってくれるし、すぐ隣に隠れているかもしれない小さな妖精魔法も見せてくれる。

テッド・チャン「息吹」

あなたの人生の物語」とどっちにするかやっぱり迷った。映画メッセージ」の原作が入ってるし、増田で盛り上がってるルッキズムテーマ作品だってある。だが、寡作な人なのでこの2冊しか出していないし、片方が気に入ったらきっともう片方も読みたくなる。

表題作は、意識を持ったロボットのような存在がいる宇宙お話なのだけれども、そのロボット自分の脳をのぞき込んでその複雑な仕組みに心を打たれる。そして、世界を観察することで、何万年も経てばこの世界は滅んでしまうことを悟る。人間とは全く似ても似つかないロボットたちだが、やっていることは人間サイエンス、真理の追求という営みと本質的には同じだ。何かを知ろうとする営為の尊さについて語っている。得られた知恵で、自分たちも世界もいつかは終わってしまうと知ることになろうとも、知識を求める崇高さは変わらないのだ。

イワンセルゲーヴィチ・ツルゲーネフ「初恋」

学生時代自分女性に冷たくされる文学が好きだった。からかわれたりもてあそばされたり馬鹿にされたりする作品のほうが好きだ。そのほうがリアリティがあったから。寝取られ文学が好きなのもそれが理由だし、谷崎潤一郎作品も同様の理由で好きだ。

自分馬鹿にしていた少女が突然しおらしくなり、自分に近づいてくる。いったいどうしたことか、と思って期待しながら読んで、絶望に叩き落されるがいい。

イサク・ディネセン「アフリカの日々」

ライ麦畑」でホールデン少年が感動した本。アフリカ植民地で暮らす女性視点からその生活を書いている。友人のイギリス人が亡くなったとき、まるで故郷をしのぶかのように墓が深い霧に包まれたシーンがとても美しい。

個人的には、当時の基準からすればアフリカの人々に対して丁寧に接しており、評価も概して公平であるように感じた。ところどころ「有色人種特有の」といった表現があったり、アフリカ前近代社会とみなしたり、古い進歩史観は見られるし、植民地支配者側から視点批判的に読まなければならないが、色眼鏡比較的少ない観点に心を動かされてしまったのは事実だ。

植民地時代アフリカって、宗主国以外の人もたくさんいたこともわかって面白い。当時は英領東アフリカだが、そこにはスウェーデン人もいればノルウェー人もいる。古くから貿易相手としてのインド人だっている。独立後、彼らは日本人満州朝鮮半島台湾などから引き揚げたように、撤退したのだろう。植民地について理解するためにもおすすめ

J・R・R・トールキン指輪物語

はまった。十代の頃にとにかくどっぷりとはまった。今でも表紙のエルフ文字を使って誰にも読まれたくないことをメモするレベルではまった。

かに話の展開は遅い。重厚に過ぎる。設定を語るためのページも多い。しかし、この長大小説を読むことで、開始数ページで読者をひきつけなければならない現代小説からは得られない、長い旅をしたという実感を得られるのは確かだ。小説家には良き編集者の助言は必要だが、今のように急ぐ必要のなかった時代もあったことは忘れたくない。

中島敦「狼疾記」

李陵」や「弟子」や「山月記」じゃなくてなんでこれなのか、という声もするのだけれど、自意識過剰文学少年の思っていることをすべて言語化してくれているので推さずにはいられなかった。十代の頃の感受性は、何よりもこうしたものを求めていた。親の本棚にこれが積んであったのは幸運だった。

これは「三造もの」と呼ばれる中島敦私小説的の一つであり、世界の滅亡や文明無意味さに対する形而上学的な恐れや不安意識の片隅にある人間なら確実に刺さる内容だ。最後説教パートもさほどうっとうしくない。なぜなら、きっと文学少年文学少女たちは、その言葉無意識のうちに自分に投げかけてきたからだ。

ウラジーミル・ナボコフロリータ

膨大な知識と華麗な文体を背景にして、あらゆる性的な乱行を正当化してしまうのがナボコフ作品の一つの特徴である。語り手ハンバート・ハンバートは十代前半の少女を性の対象とする中年だ。自分初恋の思い出がどうこうとか述べているが、それだって言い訳だ。

しかし、この作品はただの小児性愛者の物語ではない点が油断ならない。少女ロリータはただ性的搾取されるだけの存在ではなく、自ら性の冒険に乗り出す。清純で清楚な少女という幻想は、最初からハンバート夢想の中にしか存在しない。ハンバートにはロリータ内面や考えなど最初から見えていなかったし、見ようともしてこなかった。

ただのスキャンダラスな本ではない。これは一人の身勝手男性心理の解剖である

新美南吉「屁」

ごんぎつね」の作者として知られるが、こんなふざけたタイトルの話も書いている。しかし、これは「自分は常に正しい、正しく道徳的であらねばならない」としてきた子供挫折を描いた小説であり、この社会弱者にあらゆる責任を擦り付けている様子を全く卑近話題から告発した話なのだ自分がした屁の責任かぶらされた、いつも屁をこいている少年への同情と軽蔑は、僕らの弱者への姿勢のものじゃなかろうか。

短いし、青空文庫で読めるのでオススメ

https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/3040_47823.html

仁木稔「グアルディア」

遺伝学の発展が少し早かったパラレルワールド未来舞台にした愛憎劇であり、変身ヒーローものでもある。ただのSFと違うのは、さまざまな文化が変容を受け、再解釈を受けて受容されることまでもプロットの一部として組み込んでいるところだ。さらには疑似科学陰謀論社会関係も描いている。今、読まれてほしい作家の一人だ。

仁木稔作品は僕の好み、ストライクど真ん中なんだけど、世界史や文化史、自然科学物語論の素養がないと(かじるレベルでいい)作者の構想を味わい尽くすのが難しいので、滅茶苦茶売れる作品にはならなそうだというのは認めざるを得ない。現に舞台ラテンアメリカ日本人になじみが薄いし、シリーズの別の作品中央アジアだ。それでも、伊藤計劃と並んで、社会学なんてつまらないって誤解を解いてくれた大きな恩がある作家だ。早くこのシリーズ最新刊が出ないか、今か今かと待っている。

イザベラ・バードイザベラ・バード日本紀行」

明治一年日本都市から農村を実際に歩いて見聞した手記である。率直に衛生状態の悪さやはびこる迷信批判している箇所はあるものの、その率直さが当時の日本がどんなだったか身びいきなしに教えてくれる。現代日本人が近隣の、例えば東南アジア諸国を見聞して不満がる、偽ブランドの横行や衛生状態の悪さ、家畜との同居や騒々しさなどが明治日本ではごく普通だったってことは知っておいていいと思う。

著者は北海道にも足を延ばした。アイヌ民族について日本人よりも好意的に描いている場面もある。しかし、当時の西欧人の感覚でよくわからないのだが、「粗野な外見だけどとても優しい目をしている」と褒めた民族のことを、別のところでは「将来の可能性を閉ざされ民族である」と書く点だ。もしかして、かつての人々が持っていた、文明と野蛮の間にある壁・差異イメージは、僕らが直観するよりもはるかに深刻な差別意識内包した、強固な偏見に根差しものだったのかもしれない。単純な軽蔑どころではない、もっとひどい無理解に基づいた恐ろしい何か。同じように、キリスト教によってこそ日本の悪習は絶えるという発想がどこから来たのか。そういうことを考える意味でもおススメしたい。

ハン・ガン菜食主義者」。

とても面白かった。父の暴力を遠因として、あらゆる動物的なもの嫌悪するようになった妹と、ただやり過ごすことで生きてきた姉を軸に描かれた三連作。壊れた夫婦描写に優れる。

妹は最後には精神を完全に病んで、何も食べられなくなるのだけれども、彼女が持つ植物になりたいという妄念が、本当に精神病の患者さんを観察したんじゃないかってくらい、細部にリアリティがある。

姉はおとなしいのだが、自分はただ忍従し、やり過ごしてきただけで、自分人生を全く生きていなかったのだと、夫の裏切りによってやっと気づく。夫は夫で、そのおとなしい妻に対して息苦しさを感じている。他の家庭のように、怒鳴り散らしてくれたらどれほど楽か、と嘆くのだ。

韓国ってよく叩かれているけど、日本と同じように家族のしがらみとかとかで苦しむ描写が多いので、意外とわかりやすい気がする。

進む→anond:20210301080225

2021-02-20

弱者力」の計算社会学者にして欲しい

有色人種+50点、女性+100点、LGBT+200点という風に、弱者の中で誰を優先すべきかの基準となる数字弱者力」を社会学者に算出して欲しい。

昨今なにかとネットで叩かれがちの社会学者だけど、複雑化する一方の差別問題へのソリューションになる「弱者力」計算ツールを開発して政府機関企業がこぞって使うようになれば、社会学が役立つ学問であることを世間の多くの人々が認めるようになり、社会学者研究費とポストも増えるはずだ。

理系社会学つーか文系客観的数字を出せない馬鹿から学問ではなくお気持ちでしょ?」

かいDisも跳ね返せる。

社会科学の中では経済学もっとも洗練された計量化ツールを揃えていると思うけど、ある人がどの程度「弱者であるかを測るのは幅広い社会現象が関わるので、これこそ社会学の出番だと思う。

弱者力」の活用事例は、こんな感じ。

政府大企業に対して「総従業員弱者力、合計1万点以上」を義務付けることで弱者エンパワーメントを促進する。

企業は「当社はゲイLGBT+200点)を100人雇うことで法的義務の2倍となる合計2万点を達成しました」とCSR報告書に誇らしく記載できる。

また「弱者力」を使えば弱者同士の利害が衝突した時にも明快なジャッジを下せる。

例えば、トランス女性(男体持ち)が女子トイレを使いたいと主張しているが、シス女性(生まれつきの女体持ち)は女子トイレペニス持ちが入ってくると性犯罪が増えて安心できなくなるので嫌だと主張している、どちらの利益を優先すべきか?

という現代社会アポリア(難問)に対しても、

シス女性弱者力:「女性+100点」=合計100点

トランス女性弱者力:「女性+100点」+「LGBTトランスジェンダー)+200点」=合計300点

以上より、シス女性よりも3倍も弱いトランス女性利益を優先すべきことは明白であるので、女子トイレトランス女性(男体持ち)に開放するものとする。

ここまでネタに見えるかもしれないけど、アメリカ大学入試就職でのアファーマティブ・アクションでは「弱者力」計算をしているはずだ。

例えば、試験で同じ点数の貧乏白人と中所得黒人受験生がいたとして、

白人貧乏なのは+10点だけど、

黒人は+50点だから、中所得黒人を優先的に入学させる

という風に。

(実際はもっと複雑な計算だろうけど)

蛇足だが、こういう「弱者」とタイトルに付けた記事を書くと、増田に常駐しているKKO

「でもキモくて金のないおっさん弱者力0点に計算されて救済の対象にしてもらえないのは特に問題ないんですよねわかります

かいクソリプしてくる可能性が高いので、

KKO VS 資産家令嬢Ph.D.持ちGAFA勤務年収千万女性

というカードで「弱者力」バトルをしてみよう。

資産家令嬢Ph.D.持ちGAFA勤務年収千万女性弱者力 合計100点

内訳

女性+100点(女性は、いかに裕福な家庭で生まれ育ち、高い教育を受け、高所得になろうとも、女体である限り、性犯罪暴力犯罪被害者になりやすく、月経による体調不良妊娠出産負担させられるという強い弱者性を持つ。地上から性犯罪が根絶され、人口子宮実用化し、サイボーグ化により男女の身体の差が無くなるまでは、無条件で+100点)

KKO弱者力 合計25点

内訳

低所得+10点(万人に平等に与えられた24時間所得を増やすためのハードワークに費やすも、娯楽に使うのも個人自由であり、所得はそのような個人選択の積み重ねの結果であるとはいえ環境による有利不利も無いことはないので+10点)

中卒+5点(所得と同じく、自分人生時間を将来の所得を増やすための学習に使うのも、遊んで浪費するのも個人自由であり、学歴個人選択の結果である

診断済み発達障害+5点(発達障害は外見からわかる障害ではないので弱者度は低め。投薬や療育により改善もできる。もちろん治療拒否するのも個人自由。なお一目でわかる身体障害なら+50点)

2型糖尿病+5点(2型は生活習慣病であり不摂生生活をする個人自由行使した結果だから自己責任度が高い。1型なら遺伝性が強いので+20点)

高齢独身+0点(言うまでもなく婚姻個人自由。人には家族を持たず孤独死ぬ自由がある)

以上、KKO弱者力たった25のただの雑魚、いやただのマジョリティ強者であることが客観的に論証された。社会に救済を求めるなら最低でも女性平均の100を超えてからから物を言って欲しいものだ。

もちろん私は謙虚素人なので、本職の社会学者の方々の目には、上述の計量化噴飯もの稚拙計算に見えていることは自覚している。

からこそ、社会現象分析専門家である社会学者に、より客観的な「弱者力」計算仕事に取り組んでいただき成果を社会還元して欲しい。

2021-02-18

anond:20210218230330

アメリカでは、主に有色人種に接種が進んでないと聞きますが、

彼らは「俺たちがまだなのに、なんで日本医療従事者に行くんだよ!」とならないのでしょうか。

2021-02-16

海外記者が「『ゼルダの伝説』のゼルダ姫を黒人にすべき」と力説している

https://www.zeldadungeon.net/diversity-in-zelda-what-if-zelda-was-black/

UCLAロースクール卒業した海外サイトZelda Dungeonのアレクシス・S・アンダーソン記者が、「『ゼルダの伝説』のゼルダ姫を黒人にすべき」と力説している。

・35年の歴史の中でゼルダ姫は変わらず白人でした。これでは黒人女性伝説になれることを示せず、残念なことです

アメリカ黒人女性は、劣っていて尊敬に値しないと絶えず言われ攻撃されています。そこでゼルダ姫を黒人化すれば、黒人女性が単なるマイナーキャラ敵対者ではなく、重要英雄人物であるというメッセージを送ることができるでしょう

ゼルダ姫とリンク白人として描かれる『ゼルダの伝説』は、白人けが世界を正しく管理し守っていく存在であるということを示唆しているのです

・『ゼルダの伝説シリーズは主要キャラ人種ほとんど説明なしでも変えることができます

メディアではこれまで何度も、有色人種やLGBTQ+の人々が腹黒く不道徳侵略者として描かれてきました。黒人キャラが前向きな役割を習慣的に与えられるようになれば、社会にある固定観念払拭し、人々が自己像を高めるのにとても良い影響を与えるはずです

ゼルダ姫の黒人化は、黒人が華麗で大胆な英雄であることの確固たる証拠になります任天堂社会から抑圧されてきた人々やゲーム業界なおざりにされてきたコミュニティへの支援を表明する一手になるでしょう

2021-01-21

anond:20210121181316

トランスには春が来たね。

ターフには今後4年は厳しい冬の時代になりそうだ。いや連中もフェミの端くれだからトランプも大嫌いだったはずで、8年冬の時代が続くことにwww

バイデン氏、厚生省高官にトランスジェンダー女性指名 写真2枚 国際ニュースAFPBB News

https://www.afpbb.com/articles/-/3327192

https://www.cosmopolitan.com/jp/trends/politics/g35247488/joebiden-president-first-100days-210118-hns/?slide=6

LGBTQ+コミュニティ対策

特に有色人種トランスジェンダーの女性に対する暴力を防ぐために、連邦政府で取り組む

性別性的指向性自認による差別禁止する平等法の可決を目指す。可決された場合、すべての連邦省庁に法を施行させることを計画する

2021-01-16

アメリカは、白人を船に乗せてヨーロッパに送り返して、有色人種の国にしてあげたらいいんじゃね

元々インディアンのものだったんだし

anond:20201126044548

フェミの根源にあるのが「力があるものに加害される恐怖」だからじゃないかな。

から主体が「力あるもの」じゃなければ怖くないので女性向けは気にしない。

極端な話、例えば「殺人も辞さな白人至上主義社会有色人種が生き延びるべく頑張るが死んでしまう」っていう筋書きのコンテンツがあるとする(これは「強引な性的行為の対比として扱うね。女性も最終的に喜ぶコンテンツはまた別」)。これを作ってるのが有色人種白人種か?でだいぶ評価が変わると思わない?

白人人間狩りの的にされる有色人種ののたうち回る様。醜いとからかわれる有色人種の泣く様。いずれも有色人種作家が克明に描いたら「素晴らしい」といわれるだろう。でも白人作家だったら?

「お前、これ“苦しむ有色人種”を楽しんで描いてない?」とちょっとだけ思わない?

現実で一番近いのは2019年あたりの映画「ゲットアウト!」かな。ネタバレは控えるけどやばい白人のせいで気のいい黒人がとんでもない目にあるホラー映画個人的には大変出来がいいと思うし実際評価も高かったみたいだけど、多くの人が「被差別である黒人(ハーフ)監督じゃなきゃ非難を浴びただろう」と言っていたし私もそう思う。

たぶんフェミ男性向けに過敏になる理由はこれをもっと強くした感じ。なにせ、有色人種狩りはそうそう実現できないけど、女性狩りは実現できうるからね。BL無罪論はよくないと思うけど、ぶっちゃけ「私が美少年ふたりを捕まえて抱き合え!なんてほぼ不可能だけど、男が女連れ込んで二三回殴って犯す“”」は物理的には可能だよね?写真撮って脅して泣き寝入りさせることも可能だよね?」って思ってるからだと思う。ネズミが猫に「こんなこと言ったら俺食べられちゃいます(笑)」というのと猫が「そんなこと言うと食べちゃいます(笑)」っていうの、後者洒落にならなくない?って話の延長線上にある話なんじゃないかな。

anond:20201126044548

フェミの根源にあるのが「力があるものに加害される恐怖」だからじゃないかな。

から主体が「力あるもの」じゃなければ怖くないので女性向けは気にしない。

極端な話、例えば「殺人も辞さな白人至上主義社会有色人種が生き延びるべく頑張るが死んでしまう」っていう筋書きのコンテンツがあるとする(これは「強引な性的行為の対比として扱うね。女性も最終的に喜ぶコンテンツはまた別」)。これを作ってるのが有色人種白人種か?でだいぶ評価が変わると思わない?

白人人間狩りの的にされる有色人種ののたうち回る様。醜いとからかわれる有色人種の泣く様。いずれも有色人種作家が克明に描いたら「素晴らしい」といわれるだろう。でも白人作家だったら?

「お前、これ“苦しむ有色人種”を楽しんで描いてない?」とちょっとだけ思わない?

現実で一番近いのは2019年あたりの映画「ゲットアウト!」かな。ネタバレは控えるけどやばい白人のせいで気のいい黒人がとんでもない目にあるホラー映画個人的には大変出来がいいと思うし実際評価も高かったみたいだけど、多くの人が「被差別である黒人(ハーフ)監督じゃなきゃ非難を浴びただろう」と言っていたし私もそう思う。

たぶんフェミ男性向けに過敏になる理由はこれをもっと強くした感じ。なにせ、有色人種狩りはそうそう実現できないけど、女性狩りは実現できうるからね。BL無罪論はよくないと思うけど、ぶっちゃけ「私が美少年ふたりを捕まえて抱き合え!なんてほぼ不可能だけど、男が女連れ込んで二三回殴って犯す“”」は物理的には可能だよね?写真撮って脅して泣き寝入りさせることも可能だよね?」って思ってるからだと思う。ネズミが猫に「こんなこと言ったら俺食べられちゃいます(笑)」というのと猫が「そんなこと言うと食べちゃいます(笑)」っていうの、後者洒落にならなくない?って話の延長線上にある話なんじゃないかな。

2021-01-07

本当は多様だけど抑圧されてるから均一になる

ってのは抑圧が問題なのであって

均一なのは問題ではないのだが

それはそれとして、例えばハリウッドなんかで映画には白人しかさないってのをやられると

本来多民族国家であるはずのアメリカから、わざわざ白人だけを選ぶという行為自体が、有色人種に対する抑圧的な行為だし、抑圧的な風潮を肯定するから問題になるのだろう

それで、均一な状態批判が入り、多様にしろと言う声が上がる

均一にするのも多様にするのも本質ではなく、選別をやめろというのが本質なのだろう

公立中学校には多様性があると主張する増田がいたが、私立中学校にもやはり多様性はあり(同じ人間など1人としていないのだから当たり前だ)

重要ようなのは多様であることーーつまり自分自分であることことを隠さないでいること、が認められているかという一点なのではないかと思う

多様性を認めると言うのは、個人尊重の結果でしかない

2020-12-04

最近学生は平気でWikipedia引用する」は「最近有色人種の猿どもも学問を始めたらしい」と同じ。

大学に入るまで「学問」というものに触れる機会すら与えられない人もいるんですが、そういう人でも大学へ進学できるいい時代になったということ。

2020-12-03

anond:20201203140532

なるほどな、回答ありがとう変態増田民

個人的には有色人種同士で差別しても

仕方ないって考えだから

スポーツって絆が深まっていいなとしか

思わなかったし

極東アジアン同士での差別への

抗議のメッセージ

込められてたそうだけど、

違いが良く分からなくて (人種一緒だから)

ただのよくある学校いじめじゃんとしか

思わなかったなー

俺の場合

高みの見物よりは、

只々興味深い

anond:20201203000000

白人様には従わないと、、人権意識強いアメリカ有色人種白人に対してだけは頭が上がらない

ハリスバイデンに恭順の意を示した

2020-11-23

anond:20201123183636

自分右翼であるという自認が左側のまともな主張を聞き入れなくしているし、自分左翼であるという自認が右側の主張に耳を傾けない理由になっているのは悲しいな。フェミ自認している奴は男の声は聞く気がないし、フェミに反対する女の意見すら聞かない。陽キャ自認しているやつは陰キャを叩くし、陰キャ自認の強い奴は陽キャ意味不明レベルで毛嫌いしている。白人自認している奴が有色人種差別し、黒人自認をしている奴は黒人以外の言うことを聞かない。みんな自分に都合が良いことしか聞きたくないんだよ。みんな自分勝手。そんなんだから喧嘩ばっかする。自認厨はアホ。

2020-11-09

anond:20201109211921

は、ハリスさん…女性有色人種と二重のマイノリティなのに。

さすがに副大統領になったら弱者に優しい政治をしてくれると信じてる。

自分が弱い立場で苦労してきたはずだもの

anond:20201109185333

そもそも格差是正自体有権者の望んでいることなのか?

有色人種は「格差是正」を望んでるだろう。この場合の「格差是正」は経済もあるけどそれだけじゃないよね。

LGBTフェミも「格差是正」を望んでるだろう。これも経済の話ではない。

けど白人貧困層が望んでるのは「そんなことより仕事をくれ」だろうね。

トランプはそれを実行した。つうことでしょうね。

BrexitではなくBlexitという流れもあったんだ

BLACK exit有色人種による民主共和への運動

アメリカの分断は半分地方格差の話だと思う

トランプは片田舎白人男性の味方をしていて、彼らから支持されている。

バイデン都市部の優秀な有色人種などから支持されている。能力主義だと言われている。

大統領選投票の様子を見ていて感じたのは、アメリカ地方格差があって教育格差もあり、どうにもならない生い立ちの白人男性がいるのではないかということ。

そこをアメリカ能力主義だと言って優秀な人材ばかり優遇していたが、生い立ちの恵まれなかった地方格差のある土地白人男性能力がないと烙印を押し、冷遇してきたのだろう。

アメリカの分断というのは人種差別もあるし、どうにもならない生い立ちの部分でも努力不足と切り捨ててきた能力主義に見せかけた地方差別問題だろう。

結局アメリカは今も差別だらけの国で、だからこそポリコレやBLMなど問題が絶えないのだ。

差別はどんな国でもなくならない、なくすことができない。人間差別をなくせない。だから分断が起きるのだ。

日本でも地方格差問題があるが、それもきっとなくせないだろう。

トランプ派のバカバイデン派のバカ

トランプ熱狂して陰謀論叫んでる人たちは本当にバカだ。ネトウヨは本当にバカだ。しかしザ・保守の国日本国民であればトランプが言っていることにある程度の理解を示す人もいるだろう。バイデン派のバカな人たちはそのような普通の人もひっくるめてトランプ派をバカにしており、それはそれでまたバカだ。日本メディアは左寄り一辺倒であり偏向が酷い。それは事実であり、それまで否定してはいけない。しか陰謀論を支持するのも同じくらいバカアメリカ郵便が酷いのも事実でありどちらサイドからしても不利だろう。トランプはもともと郵送票で不利になることを知っておりだからこそ予算カットなどもしていた。あの悪あがきは最初からそういう作戦なのだバイデンは票を失う可能性があり、だからこそ多くの人は郵送票を徒歩で選挙ポストに入れにいったりしていたのだ。アメリカ郵便大丈夫だと擁護する人はバカバイデンは素晴らしい人物ではないしカマラハリス偽善者でありただ有色人種女性というだけで副大統領の座を得ていることなんて普通の人ならみんな知っている。民主党大企業に買収されているのは事実だしトランプが買収されないのも事実バイデンが勝ったことも別に手放しで喜ぶほどのことではない。どちらも微妙な中なんとかトランプを勝たせたくないという思いだけで勝ったようなものだ。トランプ人種差別煽り分断を進めたというのも事実と異なるだろう。もともとあった分断に嫌気が差し人達によりトランプが勝ったのだ。トランプはむしろアメリカという一つの国としての一致を謳っていたのだが、左寄りの人達自分たちがしてきたことを無視しまるでトランプやその支持者が悪であるかのようなプロパガンダを広めていた。リベラルは嘘をつくしダブスタまみれだ。自分たち正義だと思っているのがまた頭が悪いそもそも中道派のバイデン候補にせざるを得なかった状況を考えてみれば自分たち勝利でないことくらいは分かるはずだ。アメリカに詳しいと思っている日本人のほとんどは真っ青な州の人物もしくは真っ青なメディア情報消費者であり、現地にいても立場的には外国人扱いなので赤い州人達の見えている世界は一切見えていないだろう。陰謀論を唱えるネトウヨ人達は極端な情報に踊らされているだけなのに自分真実を知っていると思い込んでいる。どちらサイドも自分の信じたいことだけを信じ、見たいものだけを見て、俯瞰することも冷静になることもなく偏った情報をもとに相手罵倒しているという観点では同族だ。バカばっかでやんになるねほんと。

anond:20201109085751

実際にはバイデン評としては的外れだけどね。

バイデン有色人種女性性的少数者宗教的少数者、障がい者高齢者認知症者、移民などの弱者弱者のままにしておくのではなく、大統領副大統領を始めとする各界のリーダー領域まで引き上げるつもりだよ。

2020-11-02

手塚治虫ブッダ」とおっぱい20世紀おっぱい

ラーマヤーナ」ではインドラの火とも伝えているがね

特に理由はないのだが、最近通勤時間で「ラーマーヤナ」を読んでいる。特にインド旅行する予定はないのだが、しいて言えば大学時代の友人二人がインド哲学科出身だったからかもしれない。そういえば、冒頭のムスカ台詞では長母音場所が間違っている、みたいな話にもなった。

それはさておき、「ラーマーヤナ」である英雄ラーマが囚われの妻シーターを仲間の助けで救いに行く話で、要するに古代インドスーパーマリオなわけだが、そこで出てくる美人形容が興味深い。たとえば「美しく黒ずんだ肌」という表現が出てくる。美白という美意識はやはり時代地域によっては必ずしも自明ではないのだ。

また、ほっそりした腰つきや豊かな乳房の美しさを表現する箇所もある。

「二つの乳房はそれぞれの先端がむっちりと盛り上がって魅力的で、つやのあるヤシの実のように美しく、最上宝石の装飾品をつけて輝いている」

この個所を読んで僕は首を傾げた。ここまで乳房の美しさを形容するってことは、シーターは上半身裸だったのか? 実際、インド東南アジアの神々の像では女性たちは上半身裸だ。以下はエローラの石窟の姿である

女神ガンガー

女神パールヴァティ

しかし、近現代インド叙事詩を描いた絵画では、上半身普通に覆っている。

追放されたシーター姫

シーター姫を攫ったラーヴァナが助けに来たジャータユを返り討ちにする図

それを見て思い出すのは手塚治虫の「ブッダ」だ。正直なところ、みんなおっぱい丸出しで小学生の頃はエッチすぎて読めなった記憶しかないのだけれど、それはさておいて、あれは歴史的に見て正しいのだろうか? それとも、単なる手塚治虫性的空想だったのだろうか?

頼むぞグーグル先生

そういうわけで僕は「ancient india topless」と検索した。すると、肯定的証言をするサイトが数多く引っかかった]。特に英語版ウィキペディアのtoplessの説明がわかりやすかった。

In many parts of northern India before the Muslim conquest of India, women were topless. ……(中略)……Toplessness was the norm for women among several indigenous peoples of South India until the 19th or early 20th century……(以下略

ムスリム征服以前のインドの多くの地域では、女性上半身裸であった。……(中略)……上半身裸は19世紀20世紀初頭の南インド先住民女性の間では普通のことであった……(以下略)。

そういうわけで、古代インド女性おっぱい丸出しだった。手塚治虫変態だったかもしれないが、古代インドの服飾史については、嘘をついていなかった。

また、「古代インド おっぱい」と日本語検索すると、次のようなツイートが見つかった。

https://twitter.com/tenjikukitan/status/1093099586778853378

古代インドに詳しい方が日本語情報発信をしてくださると、大変助かる。

よく、東洋舞台とした作品ブラトップ同然の格好をした女性が出てくることがあり、しばしば批判されるのだが、これは実際には上半身裸だったのを攻めておっぱいだけは隠しておこう、という配慮だったのかもしれない。

実際、いわゆる熱帯地域だけではなく、古代クレタ島でも乳房は見せていたし、それこそ以前記述したように、日本海女さんもかつては上半身裸が普通であった。

おっぱい税、巨乳税、その非人道性

ところで、英語版ウィキペディアを読んでいたら、気になる記述を見つけた。

The Breast Tax (Mulakkaram or mula-karam in Malayalam) was a tax imposed on the lower caste (Shudra) and untouchable (Dalit) Hindu women by the Kingdom of Tranvancore (in present-day Kerala state of India) if they wanted to cover their breasts in public, until 1924. ……The tax was evaluated by the tax collectors depending on the size of their breasts.

乳房税(ムラカラム)とは、現在の(南インド)ケーララ州で低カーストシュードラ)と不可触選民ダリット)に属するヒンドゥー教徒女性が、公共の場乳房を覆いたければ支払わなければならなかった税である。……税金を集める役人女性乳房の大きさによって額を決めていた。

なんとも非人道的で、正直なところ読んでいてかなりのショックを受けた。身体の大きさを申告・検査しなければならない恥ずかしさ、支払えなかった女性苦痛いかほどのものであっただろうか。個人的には野外露出系のポルノは大好きだが、これが強制されたものだとなると不快だ。裸とは恥ずかしいものではなく、人間が生まれながらにして持つ、何物にも束縛されない自由意味する気持ちのいいものであってほしい。それにこれはフィクションではない。歴史的事実だ。

これについて日本語資料が見つからいかどうか探したが、幸いにしてナショナルジオグラフィック誌の記事があった。

古代ローマにトイレ税、世界5つのヘンな税 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

乳房税が廃止された経緯もまたショッキングである。ある女性が収税に来た役人に抗議するため、乳房を切り落として見せたことがそのきっかけだ。言葉もない。ローマ公衆便所から税を取り立てたケチで名高いウェスパシアヌス帝が単に合理的でまともに思える。

ナショナルジオグラフィック誌の姿勢、僕の姿勢

そのナショナルジオグラフィック誌だが、2018年に同誌は人種差別的であったことを公式謝罪した。国内有色人種無視していたし、外国文化過去の姿をやや好奇の念をもって眺めていた。そして、異民族過去の姿である上半身裸をピックアップしすぎた、と。

とても誠実な姿勢だと思う。確かに異文化への関心は、はじめのうちは興味本位小ネタから始まるかもしれないが、それだけで終わってしまってはもったいないし、現在の姿を誤解したままでは失礼だ。それに、欧米日本オリエント人間を過度にセクシャル表現してきた歴史があり、それを是正することはまったく正しい。

それは欺瞞だ。伝統的に上半身を見せる文化を改変するのは子どもたちに嘘を教えることになる。乳房を恥としない相手価値観や服飾文化破壊ではないか、という意見もあり、それももっともだと思う。とはいえ、今のところ乳房は隠すものデファクトグローバルスタンダードになってしまっている。歴史的正確さと表現のふさわしさと、これもまた正解のない問いである。

シーター姫のおっぱいが気になった僕もこの罪とは無縁ではない。今を生きる人々の人格と彼らの先祖文化伝統、どうすれば両方に敬意を払えるかを考える日々である。できる限り正確性に努め、通説が誤っていれば訂正をするように心がけているが、それでも異文化への関心が性的好奇心とは無縁ではないことを意識しないではいられない。

今後の研究課題

今回は古代インドではトップレス普通であったことを示した。また、乳房隠蔽キリスト教だけではなく、イスラームの影響もあることも明らかになった。

今後は、世界の中で乳房がどのような文脈を持っていたかを調べたい。例えばシチリアの聖アガタ乳房を切断され、かつては形の似ているパンや鐘の職人守護聖人であったが、いまでは乳がん守護聖人ともなっている。また、戦時中日本を含め、多くのプロパガンダでは、乳房母性記号として国土の豊かさを意味してきたし、しばしば女性を母としての役割に閉じ込める役割も担ってきた。逆に、女性自身が抗議の意味露出することもある。私の身体は私のもので、勝手意味を担わせないで欲しいという奪還の意図もあるのだろう。

加えて、世界各地ではどのような形の乳房理想とされてきたのか、その変遷もいつかはたどりたい。

実際、「ラーマーヤナ」ではほっそりした体を(乳房の重みで)曲げて、と形容されるターラーという猿の夫人がいる。今も残るインド彫刻から判断すると、古代インドには細い腰とそれに対する豊かな乳房への明確な好みがあったのではないかと推測される。また、この彫刻の特徴は東南アジアにも受け継がれている。その辺が知りたいのである

このあたりは西洋絵画からたどるのがいいかもしれないが、芸術個人自己表現となった時代以降は、画家自身の好みも反映されて難しい。

また、逆にトップレス世界の標準であった可能性についても検討したい。すなわち、ユダヤ教キリスト教イスラームの広がっていない地域の服飾史について検討し、トップレスでいることの自由がどのように失われていったかについても調査したい。

2020-10-03

黒人の血が少しでも入っていれば黒人」という論理の危うさ

前にも書いたが、まず俺にはオバマ黒人であるという認識があまりない

母親白人ということもあって、なんか黒人みが感じられない

あの副大統領候補ハリスかい女性もそうだ

日本における黒人イメージというのはああいうのじゃなく、例えばボビー・オロゴンとかジョン・ムルアカとか(いやどっちもれっきとしたインテリだけどね)、あとはNTR同人もの黒人チンポとか、ああいう感じのイメージから

まあこれは日本というか俺のイメージ貧困なだけだろうし、そもそも白人」に対する「有色人種」の概念がそういうもんだということも頭では理解できるのだが

感覚としてはオバマハリスジョージ・フロイドと同じ「黒人」と言われても、やっぱりどこかピンとこないのである

しか大坂なおみあたりも含め、なぜかハーフばかりが黒人代表するかの勢いで幅を利かせているように見えるのだが

それこそジョージ・フロイドみたいなマジでステレオタイプド真ん中の黒人の皆様はいったいどう思っているのだろうか

他の社会運動でもそうだが、仲間を増やし権益を勝ち取ろうとする段階では、当事者定義いくら雑でも大した問題はない

なぜなら雑であろうと数は力だから

問題は勝ち取った権益の分配である

何分の一までが優遇措置を受ける権利があるのか?

だいたい俺だって先祖を辿っていけば最終的にアフリカに行き着くんだから、もう人類みな黒人でいいのではないか

……というわけにもいかないので、現実的にはどこかの段階で線引きをするしかないのだ

2020-09-22

anond:20200922231536

論理的に、様々なポジション女性比率同性愛比率有色人種比率を上げて社会多様性を高めようとしたら、男女の役割分担や白人中心主義と両立しないんだからそういう従来の価値観否定するしかないだろう。

とは言え、欧米多様性イスラムに乗っ取られて滅ぶから、そう憤慨する必要も無い。

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