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2020-12-22

anond:20201222123605

矢口敦子がそれに近いか

病気のせいで小学5年生で退学

その後通信教育だけで延々と勉強して30後半で小説家になった

anond:20201222114614

小説家で遅咲きの人は人生経験おもしろい人がほとんど

いくら人生経験おもしろくても日本語力が低かったら話にならない

なぜ練習をせずに俺TUEEEできると思ってるんだ

練習したくないなら課金せよ

anond:20201222113125

松本清張小説家デビューしたのは40過ぎてから

それまではアルバイトで食いつないでたんや

人生に遅すぎるなんてことはない

人生最後の直線だけで5000Mくらいあるから最後からでも十分追い込み可能なんや

2020-12-21

b:id:vox_populi使用しているタグ

b:id:vox_populi

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最悪の役所国土交通省 (1)

最悪の役所外務省 (34)

最悪の役所文部科学省 (39)

最悪の役所法務省 (7)

最悪の役所経済産業省 (29)

最悪の役所財務省 (40)

最悪の役所防衛省 (3)

最悪の政党自民党 (403)

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最悪の政権安倍政権 (932)

最悪の政権菅政権 (281)

最悪の政治屋下村博文 (10)

最悪の政治屋世耕弘成 (4)

最悪の政治屋古屋圭司 (7)

最悪の政治屋安倍晋三 (102)

最悪の政治屋細野豪志 (11)

最悪の政治屋菅原一秀 (6)

最悪の政治屋菅義偉 (334)

最悪の政治屋西村康稔 (15)

最悪の政治屋野田聖子 (3)

最悪の政治屋長島昭久 (6)

最悪の文科相下村博文 (13)

最悪の文科相馳浩 (2)

最悪の極右 Permalink | 記事への反応(2) | 19:17

2020-12-13

anond:20201213215057

なんかさ

死ぬ前の文章ってこれでいいのかなって思ったりしない?

死ぬっていう一大イベントを前にしてもこれっぽっちってさ

小説家の書いた適当エッセイは語り継がれても

増田文章誰も知らないまま歴史の闇に消えそう

まいいか

それも人生

2020-12-12

anond:20201212163840

教員医者政治家漫画家小説家あたりなら全然わかるんだけどただの年上にも使うべきではないよな…

2020-12-06

将棋符号思考するプロ棋士

 将棋って指したことありますか?

 将棋楽しいボードゲームで、基本的に殴り合いのオフェンスゲームです。仮にチェスディフェンスゲームで、お互いに防御の構えを組み換えながら敵側の綻びを見つけ出すゲームだとすれば、将棋は蟻の一穴をこじ開け落城させるオフェンスゲームと言ってもいいでしょう。

 チェス競技人口が一説には5億人とも言われる中、将棋競技人口は一千万人程度とガラパゴス様相を呈していますが、明らかにゲームとしてのバランスではチェスに勝っていますチェス公式戦においては先手勝率が40%程度、後手勝率が30%、引き分けが30%程度なのに対して、将棋の先手勝率50%程度、後手勝率は48%、そして引き分け千日手)の確率は2%前後であり、引き分け可能性がチェスに対してずっと少なく、そして先手と後手の勝率拮抗し合っているため将棋ボードゲームとして極めて高い完成度を誇るゲームと言えるのです。

 更に付け加えると、ダメ筋(明らかにダメな手)を含めた、ありとあらゆる手の組み合わせ(ありとあらゆる進行の総数)を計算すると、チェス10120乗程度なのに対して、将棋10の220乗程度ということですからゲームとしての奥深さも将棋チェスを上回っています。因みに、宇宙存在する原子の総数が10の70乗程度ということなので、如何に将棋というゲームが奥深いかは言うべくもありません。つまり、ある部分において将棋というゲーム宇宙それ自体より『深い』のです。


 僕は腕前としてはアマチュア初段程度で、つまりアマチュアが目指すべき差し当たっての目標点にいます。やはりアマチュア二段以上を目指すとなるとかなり強烈な努力必要になってくる印象です。アマチュア初段は将棋普段嗜んでいる人間の中で、上位25%前後の層を指しているとお考え下さい。

 将棋の道は極めて長いです。そして険しいです。詳しくはこの「将棋名人とはどのくらい強いものなのか:https://ncode.syosetu.com/n5490eb/」という素晴らしい記事をご覧になって頂ければよいかと思います。(この記事の作者様と私は同一人物ではありません)

 将棋プロになるためには奨励会という育成機関を通過する必要があります。この奨励会は入会すると6級からスタートとなるのですが、これはアマチュアで言うところの四段以上の腕前に相当すると言われていますしかも、この奨励会に入会するのは小学生中学生少年少女です。つまり大の大人血の滲むような努力をしてようやく到達できる地点に、ある程度の凝縮された努力によって遥かに短い時間で到達できる人々、つまり天才たちだけがこのスタートラインに立つことができるということです。

 さて、当然奨励会員になったところでプロになったわけではなく、プロになれるのは奨励会三段リーグ突破して四段の資格を得た者だけで、年間に四人しか輩出されない仕組みとなっています。更に、四段になった後もプロとしてのグラデーション存在しており、そこには才能の差という影がいつまでも付き纏います

 才能のあるプロ、つまりそんな天才の中の天才は、将棋を指す際にどのように思考しているものなのでしょうか?

脳内将棋

 先に紹介させてもらった記事では、天才達の中でもグラデーション存在しており、将棋トップに立てるのは本当に一握りの人間であることが述べられていました。

 つまりトッププロとは、仮に将棋人口1000万人だとすれば上位0.0001%人間のことです。すなわち、トップの十人、それが実質的日本トッププロ達です。

 羽生善治藤井聡太渡辺明豊島将之永瀬拓矢らがそうです。将棋を指す者達は彼らのことを畏怖の目で見つめ、時折プロが招かれるイベントなどで間近に見る際には、化け物や、宇宙人。あるいはこの世の理を超越したもの意味する視線が、彼らには注がれることとなります

 さて、これらのプロ達に必要ものは何なのでしょう?

 つまりは才能とは一体何なのかという話になるのですが、脳内将棋盤というのがポイントになってきます

 人は、数理的思考能力、つまりIQが140を超えると立体的なイメージをあらゆる角度から検証できるようになるという話があります人間のある種の知的能力と、立体的な像を脳裏に生み出す能力には深い繋がりがあるということなのです。つまり、才能のある将棋指しは脳の中に将棋盤を作り出すことができ、これによってどんな時でも(つまり実際の将棋盤がなくても)脳裏において将棋情報を扱うことができるようになるほか、将棋に関する凝縮した思考を連綿と行うことができるようになるということなのです。勿論、プロもこの「脳内将棋盤」を持っており、彼らの脳内将棋盤にはそれぞれのバリエーションがあることも有名です。

 以下コピペ

羽生四冠

「4分割(5×5中央重複)の部分図が高速で行ったり来たり。盤全体は1度には浮かばない、負荷が大きい。盤面は白、線は黒。駒は外形が無く黒の一字彫り。アマ二、三段くらいになった10歳ごろからこんな風。」

森内九段

「立体的でリアルな榧盤に柘植の駒。

盤駒のみの思い浮かべる事はほとんど無く背景も付随。対局中は当時の対戦相手や対局場の雰囲気まで再生普段は自室の背景に板盤。」

加藤九段

「盤は黄色で1一が右上に固定されている全体図で、線は無い。楷書文字1字だけが駒として自動的に動く。」

渡辺二冠

「ダークグレーの空間に、字の書かれていない黒に近い灰色の駒が浮かんでいるだけだが、どちらのどの駒かは分かる。」

佐藤(康)九段

「黒くぼやけた盤面のどこか一部だけが見えている。駒はゴニョゴニョ、あるか無いかからないまま何かある感じ。」

里見女流名人

「盤も背景も黒く、線の無い盤全体に文字の無い黒っぽい駒がモニョモニョ。」

 (出典:AERA No.38増大号'12.9.17天才たちの「脳内パネル」』)

 さてトッププロどころかアマチュア4~5段の人々にはこの脳内将棋盤が基本的に備わっていると言われています。つまり、この脳内将棋盤は確かに、ある程度将棋の強さ(棋力)の指標となるのです。しかし、トップの人々に関してその指標ピタリと当てはまるかというと、疑問だと言わざるを得ません。脳内将棋盤というもの将棋の猛者にとって当たり前のアイテムかつ大前提アイテムであるため、最上位層の人々の能力を測る尺度としては些か信頼性に欠けるということなのです。というか、一応奨励会三段(アマチュアではなくプロ基準の三段)ともなれば、既に常人を超越して人間卒業レベルに至っているので、やはりその中にいる更なる化け物達を推し量るには、脳内将棋盤の有無のみならず別の尺度を用いる必要があります

脳内将棋盤が「ない」。

 つまり、その二者。単なる化け物と、化け物の中の化け物を辨別する際に必要なのは脳内将棋盤が「ない」ということなのです。

 頭の中で将棋盤が無く、視覚的なイメージに頼ることな思考できる人々が、化け物の中の化け物にはいるということなのです。

 例えば、常人は次のように考えます

 「最初の一手……まず、角の斜め前の歩を前に一つ進めるだろ。すると、後手の相手も同じように角の斜め前の歩を一つ進める。だとしたら俺は飛車先の歩を一つ前に突いて、相手も突き返して……横歩取りの筋に合流しそうだ」などなど。
 つまり常人基本的画像、目の前にある将棋盤の視覚的なイメージを用いて思考しており、そのイメージを介さずには将棋を指すことができないのです。ある意味では脳内将棋盤の存在も、視覚的な情報に基づいているという点においてはその思考の延長線上にあると言っていいでしょう。そう、人は基本的将棋を考える際には視覚的なイメージ媒介とするしかないのです。

 しかし、プロの一部にはそのような思考法は――視覚的なイメージを介した思考は――あくまで「補助的なものに過ぎない」と証言する者もいます藤井聡太増田康宏、羽生善治などがそれらの棋士です。

 では彼らはどのように思考しているのでしょうか。

 そう、符号によって思考しているのです。

 将棋符号とは、数字文字によって駒の動きを表したものです。いわば駒の「番地」とも言われるもので、次の記事が参考になると思います

https://book.mynavi.jp/shogi/detail/id=77758

 例えば、少し前に書いた横歩取りの定跡だと以下のような記述になります。76歩、34歩、26歩、84歩、25歩、85歩、78金、32金……。このような記述の仕方は江戸時代以降から共通であり、いわゆる将棋の対戦の記録である棋譜」は古くは数百年前のものが記されています。古い文献において、盤面は視覚的に、絵図を用いて記述されることはなく、符号を使って記述されているのです。

 いちいち絵図で盤面を描き残すよりも、文字で表した方がずっと労力は少ないですからね。

符号思考する

 以下の記述あくまで本人らの証言を参考に記しているものであり、彼らの思考追体験したものでは当然ないのですが、つまり彼らの思考は以下のものになります

 先程書いた将棋符号が、将棋に関する思考を始めた瞬間にズラズラズラ~~~っと文字列で浮かぶのです。

 そう、これがトップ棋士達の思考なのです!

 「ズラズラズラ~~~っ」って……、と自分文章表現力の稚拙さに絶望しそうになるのですが、そう言い表すほかない。そう、真のトッププロにおいては、文字によって思考が行われるのです。そこに画像の介在する余地は、僅かにしかない。羽生善治曰く、「思考基本的符号で行って、その後、ある程度局面を読み終わった後に、自分思考確認するために思考画像に起こす、という作業はありますが、基本的画像思考することはありません」とのことでした。

 先に書いた通り、画像物事を表すというのは、文字列で表すよりも遥かに手間が掛かります。つまり、脳の処理を要します。

 となれば、より情報量の少ない符号によって思考するということが、より高速な思考法として適しているということなのです。

 ある意味、それは楽譜における音符の存在と似ているでしょう。というか、そのものかもしれません。音楽というものは体系化され楽譜という共有形式を持つ以前は、完全に口伝であり、人々が歌い継ぐことによってしか継承を行うことができませんでした。しかしそれが数学的・音楽的に体系化され、楽譜の形を取ることになると、そのような継承の際に起こり得る障害はほぼ完全に撤廃されることとなります。そしてこれらの音符を読むことで、人々はそのメロディー脳裏に想起することができるようになりました。将棋棋士もまた、それと同じ知的処理を行っていると言ってもいいかもしれません。

 つまり、ドミソ、の音符が並んでいるのを見て、タララ~、という和音脳裏に浮かぶのと同じように、将棋トッププロたちは符号によって将棋の盤面を把握することができるのです。これは、将棋のある程度の才能がある人々には必須能力ですし、実際に高位のプロ棋士トップアマチュアは、棋譜を一目見ただけで盤面の進行をまざまざと思い浮かべることができると言われています

 とは言え、そのことと「思考符号を用いる」ことはやはり一線を画していると言ってもいいでしょう。

 勿論、理屈としては分かるのです。我々が音楽継承する際に楽譜を用いたように、あるいは将棋の対局を語り継ぐために符号によって棋譜を残したように、それらの音符や符号といった記号には意味圧縮することができ、効率的情報伝達を行うことができるのだと。

 勿論、理屈としては分かります。とは言え、それらの記号を使って後世へと情報を伝達することと、それらの記号を用いた思考を正確に効率的実践することとは、また別問題です。

おわりに

符号さえ「ない」。(藤井聡太場合

 というわけで、画像媒介にした思考文字列を媒介にした思考とでは、効率において文字列による思考に軍配が上がるということでした。プロ棋士らによる思考抽象化が極限にまで達すると、本来立体的な駒やそれらの視覚イメージを用いずして思考することが不可能であったはずのボードゲームも、文字列を介した思考によって再現されてしまう、ということなのでした。実に、これは驚くべき異常性であり、そして、個人的には文化として、そして娯楽として、このような常軌を逸した営みを次代へと継承していかなければならないと感じます

 さて、ところで常軌を逸していると言えば、藤井聡太二冠の名前はもはや語るべくもなく有名ですよね。彼のインタビュー記事は相当数発表されていますから、彼の語る様々な内容について把握している方も多いかも知れません。

 その中でも異質のインタビューと言えば、2020年の夏に発表された、小説家白鳥士郎氏によるインタビューでしょう。https://originalnews.nico/139502

――棋士はどなたも『脳内将棋盤』を持っておられます。でも藤井先生は、あまり盤面を思い浮かべておられる感じではないと、以前、記事で拝見したのですが。

はい

――では、対局中はどんな感じで考えらおられるのですか? 棋譜思考している?

「ん……それは、自分でもよくわからないというか。んー…………」

――盤は思い浮かべない?

「まあ、盤は(対局中は)目の前にあるわけですので」

――詰将棋を解くときなどはどうです?

詰将棋は読みだけなので、盤面を思い浮かべるという感じでは……」

――えっ? ……私のような素人だと、詰将棋を解くときこそ将棋盤を思い浮かべるというか……むしろ手元に盤駒を置いていないと解けないくらいなんですけど……。

 将棋プロ世界は腹の探り合いであり、自らの能力本質である思考方法」について簡単に詳らかにすることは、本来無いことと言ってもいいかもしれません。とは言え、これまで語ったようにそれらをはっきりと述べる棋士の人々がいらっしゃるのもまた事実です。そして、このインタビューにおいて行われた藤井二冠の発言もまた、棋士思考の一環を覗くことのできる重要な機会であるように思われます

 さて、ここで述べられているのは、そもそも思考する際に「なにもない」ということです。

 全くの虚無、というわけではないにせよ、少なくとも目の前に分かりやすい形で示すことのできる思考は、存在しないということなのです。

 以下のインタビューで彼は次のように語っていますhttps://shuchi.php.co.jp/voice/detail/3394?p=1

――藤井四段は、将棋の場面を図面で考えるのか、棋譜で考えるのか、どちらのタイプですか。

 聡太 : 基本的に、符号で考えて、最後図面に直して、その局面の形勢判断をしています

 彼は基本的にはこれまで述べたように、「符号」を使って思考するのですが。しかしある種の詰将棋などにおいてはそのような符号さえ必要にしないということでした。

 このような、実際の目視確認脳内将棋盤(符号による棋譜理解)→符号による思考符号さえない思考という構図を単純なステップアップの過程として語ることはできないとは思うのですが、しかし、将棋というゲームについて思考する際に、その思考が極限まで達した人は何かしらの深淵へと、虚無への道を辿っているような、そんな感触を覚えてしまうのは僕だけなのでしょうか。


 さて、というわけで、トップ棋士たちの、良い意味での思考の異常性について語りました。現在12/6午後五時三十分ですが、僕がこの世の隅っこでこの文章を書いている間、世間の大舞台では羽生善治九段豊島将之竜王二冠のタイトル戦第五局が、行われている最中です。

2020-12-05

自分名前が好きじゃない

私は、自分苗字も、下の名前も両方好きではありません。

苗字は、強そうな雰囲気します。剛田とか剛力ほどではありませんが、そういった雰囲気攻撃力が高そうな漢字が入っています。「なんかゴツい苗字だね(笑)」とよく言われて、その度にすごく腹立たしい思いがします。

名前は、ちょっと古風な感じです。トメさん、などといった名前の方ほど昔ではありませんが、今の時代には少し珍しい名前です。これまで数十年生きてきた中で、知り合いで同じ名前の人は一人しかいませんでした(漢字は違う)。もちろん、苗字名前場合は該当者ゼロです。「私の名前ちゃん+名付け」でググると、確かに古風だけど雅な感じがするし珍しいし良いと思う、という意見と、古臭くてかわいそう、という意見に二つに分かれていました。実際、初対面の人に「古い感じの名前だね」と面と向かって言われたことがあります。ちなみに、海外でも有名かつ国語教科書にも載っていたりする昔の小説家(もうとっくに亡くなっている人です)の妻と同じ名前です。あとは、比較的有名な女優さんで読みが同じ人が一人いらっしゃいます

私には姉がいて、私も姉も一般的には少し変わった名前なのですが、姉の名前個性的で素敵な名前なのです。意味ちゃんと込められていて… 本人もすごく気に入っていて、ずっと羨ましかったです。

物心ついた時から、気に入った苗字名前コレクションしては、もし自分で選べるならどの名前にしようかなといつも考えていました。あるいは、自分小説家の真似事をして、登場人物に好きな名前をつけて、その時一番気に入っている名前主人公に付けたりもしました。その当時から今に至るまで、自分名前が嫌でしょうがない、なんでこんな名前にしたんだ、こういう名前に変えたい、などと親に訴えたことはありません。そんなことを言えば、彼らがひどくショックを受けるだろうということはわかりきっていたからです。しかし、誰にも言えないせいで、フラストレーションますます溜まっていったように思えます

そもそも、どうして私は自分名前が気に入らないのかということを考えると、いくつかの理由が浮かび上がります。まずは、単純にその名前自体が好きじゃないということ。それと、色々な人から名前をけなされてきたこと。そして、私が自分で選んだものではないから、ということです。

私は寒い地域田舎で育ちました。今の季節はもう雪が降っているようなところです。イオンすらありません。両親は優しかったですが過干渉で、子供の頃は、数少ない服もおもちゃ家具も全部親が選んだものでした。

10年以上前故郷を出たときに、これからは全部自分で選んだものに囲まれて生きたいと思いました。それで、携帯電話の連絡先を家族以外全て消しました。それまでの知り合いにはその時から今まで誰にも会っていません。ごくたまに帰省したとしても2日ほどしか滞在しません。

今は、自分で選んだ家に住んで、自分で選んだ家具を部屋に置き、自分で選んだ洋服を着て、自分で選んだ食べ物を食べて、自分から好きになった人を恋人にして、自分が選んだことをやって暮らしています自分の選んだものごとに囲まれて生きています

でも名前は、自分で選んだものではありません。

大人になれば、自分名前が気にいらないという気持ちからは逃れることができると思っていました。そういうものだと受け止めることができるようになったり、諦めの境地に達したり、あるいはそんなことがどうでもよくなるくらい人生が充実したりすることによって。

私は今年30歳になって、自分では人生が充実していると思っているのですが、いまだに名前コレクションし続けています

いつになったらこの執着を手放せるのでしょうか。

2020-12-03

anond:20201203154801

本の形にしたいんだよ

お手軽に漫画家小説家ごっこがしたいんだよ

そこは文句言ってないだろ。

なぜ趣味である漫画家小説家ごっこで、その費用を回収しようとしてんだという話。

anond:20201202225911

二次創作同人活動妄想をカタチにする、で終わりじゃなくて

本を出すまでがセットだから

本の形にしたいんだよ

お手軽に漫画家小説家ごっこがしたいんだよ

そしてそれを他の人にも見て欲しいの

WEBでいいじゃんって人はこの視点を知らない

2020-12-01

オバマパウエルが貧しい黒人から努力成功したのを見ていると自分が責められているようで不快だ、ってさぁ、

パウエルは元国防長官パウエルさんのこと)

それって根本的になんか考え方が間違ってないか

その上、オバマ貧困層を助けようとしてくれるのが不快だ、って貧困層人達が叫ぶのは何か筋違いだと思うんだが

それって単なるコンプレックスなのではないか

障害者施設大量殺傷事件植松法廷でも被害者の遺族が、

あなたからコンプレックスをすごく感じるのですが、それが動機ではないのですか?

と言ってたのに頷くしかないというか、

植松座間白石も、あと京アニの青葉も、奇しくも同じ様にコンプレックスを感じる

いわゆる、「こじらせた」感じが凄いする

植松からは、図工教師父親漫画家母親との確執を感じる

法廷漫画を描いているのも、「俺の絵上手いでしょw」という拗らせたワナビーのような感じが凄いする

絵が上手かろうが能力があろうが、社会的評価がなければ意味がないというか、

どんなに絵が上手かろうが、無職フラフラしている人であれば社会的な風当たりは強い、それは当然だろう

自分能力が高いから許される、みたいな選民意識さえ感じる

しかし、一方では自分でもそれはみっともないことであり、社会的にも逆効果評価されるとはどこかで分かっているようにも見える

その自分の中の理想自分現実との落差に憤る、そりゃ当然だろう、理想が高すぎるから

あれは何なのだろうか

白石日産リーフの給電コネクトなどを開発した主要開発者の父にコンプレックスがあるのか、

それとも父親にも何か問題があるのか、そもそも母親と妹という女性陣だけ家を出てるというのも不可解だが、

白石父親へのコンプレックスを拗らせているのは確かだろう

植松白石共通しているのは、冗舌に話しているところに親の話をすると急に不機嫌になる、キレるというのがあると思う

そういう点で二人は似てさえいる気がする

なんか時代みたいなものでもあるのだろうか

青葉は父親へは家に金も入れずに女にうつつを抜かし自殺して逃げてしまったのだから恨んでしかいないだろうが、

青葉がコンプレックスを持っているのは、小説家として成功している人達というか、

自分のそういった人生のハンデを派手な功績で覆したいという欲が見え隠れする

もちろん、毒親だの育児放棄だの、そういった点で被害者と考えられなくないことも世の中多々あるわけだが、

そういう理不尽を飲み込めない、というのは、

どこかに社会は公平でなければならない、という奢りや錯覚があるとか、

正解がなければならない、正解があるはずだ、という傲慢さがある気がする。

宗教的には神という絶対的存在を置くことで、そういった理不尽を飲み込み、正解は神しか知らないのだから気にしない、

という考え方で心を安定させ、日々の生活を優先させることを考えるものである

しかし、宗教をやらなくても構わないが、心の中になんらかの芯がない人達理不尽脆弱なのではないだろうか

学校勉強には正解がある

でも、プログラミングだっていくつもの書き方がある

明らかに無駄な書き方もあるし、Aという環境では高速に動作するが、Bという環境では遅くなる、その逆もある、

みたいに解は複数あるし、どれが正解かというのもとき場合によるのである

そもそもコンピュータ場合は他にもプロセスがいくつも動いており、それぞれがリソースを奪い合っている

同じプログラムでも実行したタイミングによってパフォーマンスは異なる

それをゲームとかなら、どれだけフレームレートを一定にするかとかそういう話にもなってくる

正解はない

から模索し続けるしかない

2020-11-30

anond:20201129212931

小説家になる事は自分の伝えたいことを誰かに見てもらう手段しかない。金銭はそれのおまけとして付いてくるものだと思っている。

別にこういう考えの人も居るだろうなと思うのだが、

今は何故か迷走して別のクリエイター職になってしまったが、 

ここで怖っ!て思った。

金銭はおまけ」が趣味で書く小説以外に当てはまって居ないと良いな

2020-11-29

ヲチってる字書きがいる

タイトル通り。彼女(もしくは彼?)は私の存在を知らない。私が7年位定期的にヲチってる対象。それだけの関係性だ。

ジャンル的に女性向けの作品執筆しているのでこの方をAさんとしよう。最初Aさんの作品を見た時、私は「この方は天才だ!」と思った。歳も私と変わらない。同い年でこれだけの文章を、しかもほぼ毎日書けるのはすごい!と尊敬した。彼女サイトにある小説はほぼ読破し、私もこうなりたい!と思った。

彼女ブログを見るまでは。

突然だが、私は文字書きである

ワナビのくせに主義主張小説に対する想いだけは強い厄介小説家気取りだ。

小説及び物語は、読んだ人の心に何かを刻みつけるためにある、と言うイタタな感情を持ちながら創作活動をしている。小説家になる事は自分の伝えたいことを誰かに見てもらう手段しかない。金銭はそれのおまけとして付いてくるものだと思っている。

今は何故か迷走して別のクリエイター職になってしまったが、小説を書くのは辞めていないし、考えも変わっていない。

そんな私が、Aさんのブログを見てしまったのだ。

Aさんの小説に対するスタイルは、私とは正反対

Aさんは、金の為に小説を書いていた。

私は発狂した。

どうしてどうしてどうして!

理解ができない。アマチュアのくせに、創作は誰かの希望になる為のものなのに、プロ気取りで金を取るなんて!

もし、Aさんが純文学なら私は納得したかもしれない。だけどAさんは、エロ小説家(勿論NL)なのだ。ただのあんあん言ってる小説物語重視の私が負けるなんて!

実際、Aさんは私よりも人気があった。

それは無料で書いていた時の囲いであることを私は知っている。こいつらはAさんの信者だ。だからAさんが乞食行為しかやらなくなってもついてきているのだ。

私は許せなかった。

Aさんのような人が創作に触れること、金稼ぎのために小説を書いていること、Aさんが金しか考えてない乞食になってしまたこと、Aさんの方が私より評価されていること。

嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬嫉妬

尊敬していたのに裏切られた気分だった。

ジャンルは違えども、自分がAさんを越えられないのが嫌だった。

金が絡むことで、Aさんが堕ちていくような感じがした。

ただ、私も元とは言えファン。たまに活動を除くだけで、何もしなかった。たまにTwitterを覗くだけだ。しか半年に一回程度。

そして、あの日がやってきた。

小説書くの辞めます

その文字最初に見た時、頭を殴られたかと思った。

私は何もしてないのにどうして。まさか他に良く思わない奴がいたのだろうか。毒マロか?毒マロがとうとう来たのか?

慌ててブログを遡る。

本人曰く、モチベーション問題しかった。

最初は好きなものが無いか自分で書いていたと。今は書く必要が無いから書かない。と。

それが本当の理由なのかはわからない。

でも、Aさんが小説を書くのを辞めてしまったのは確かだ。

私はこの感情をどうすればいいのかわからない。Aさんを超える為に走っていた。いつのまにか私の原動力は読んでくれた人を元気つけるよりもAさんを超えることが目的になっていた。

私も何もかけなくなってしまった。

もう何を目指せばいいのかわからない。

2020-11-28

anond:20201128203431

そうなの?自分中学生の時にユリイカとかも読んでたし。

背伸びと言われようと、子供っぽいものに興味なかったな

あなたは、わりと偏見凄いなって思う。

小説家アーティストミュージシャンなど)のファン

その本人と同年代じゃなきゃダメなん?

グッと年若い時に、親位の年代俳優推してたり

とっくに亡くなってる人の映画とかも好きだったり。ようは何でもあり。

橋本環奈やる小説家映画漫画読んだけど

死ぬほどつまらんな

なぜこれを映画化しようと思ったん?

2020-11-27

anond:20201127221830

誰もが知ってる小説家になってから言ってくれ

anond:20201127221630

きちんと伝わる文章を書けてないか小説家としては三流どまりだな

2020-11-26

anond:20201126195133

脚本術の本を読んで、脚本が絶賛されていた「チャイナタウン」で思いがけずジャック出会って驚いた

人嫌いで気難しい小説家を演じた「恋愛小説家」もいいね

でもやっぱり私も一番「シャイニング」がすき

小林泰三氏は自分の死期が分かっていたのかなあ

なんか勢いで会社辞めてしまったような印象があるんだが

素晴らしい小説が書けているのだから、寧ろ、もうしばらく二足の草鞋を履いてもよくね?

とか自分なら思うんだろうけど、

スパッとこれまでの人生を捨てるぐらい小説家へ進路を切り替えたイメージがある

というか、小林氏は自分の死期がなんとなく分かっていて、

どうせ死ぬんだったら、その前に自分の好きなように生きよう、

みたいに思ったんではないか勝手に思ってしまうんだけど

というのは、自分自分の死期が段々分かるようになってきた気がするから

死ぬ前にやっとくべきことをやっておかなければ、という引き算の人生を加速させるべき

そういえば、今はエヴァデザインで有名になってしまった山下いくと氏だったか

ガイナックスって言ったら、みんながイメージするガイナックス王立宇宙軍オネアミスの翼ガイナックスなんだよ!

みたいなことをどこかに書いていた覚えがあるのだけど、

庵野氏とかも言ってたけど、王立宇宙軍は足し算、エヴァンゲリオンは引き算、であって、

若いとき身体ぶっ壊しながら描けるので足し算できるけど、

老人になったら何だってとにかく引き算して作らないとやっていけない

引き算で作るということは、本当に必要ものは何か、を考えることである

TVエヴァなら何といっても最初に力を込めたのは1話、2話だと思う。そこから作画レベルも落ちていくが、最初インパクト、ツカミは大事

本当に必要ものを徹底的にやったら、あとは手を抜くぐらいでいい

楽器ちゃんと弾こうとするほど肩に力が入り、手が楽器を力強くホールドすることで速いフレーズが弾けなくなる

寧ろ手をブラブラさせること、軽い気持ちで肩の力を抜いて弾くのが大事なんだと思ってる

ちゃんとやるべきことはちゃんとやるけど、あとはいいかげんでやる

他人に全部ちゃんとやれみたいに言われても無視する

それぐらいの心意気でなければ歳は取れないということなのだろう

官能小説家なんだけど母校に誘致されそう

細々と兼業官能小説書いている

去年母校の文化祭小説家やっていると部活の後輩たちとその顧問だけに言ったのだが、それが蒸し返されたのだろう

 

持て囃されているのは母校出身で珍しい職業というのもあるが、

コロナで注目?を浴びるようになった在宅ワーカーなところが大きいのかもしれない

 

母校では卒業生たちの講演というのが月一の頻度で行われている

記憶にあるのは

海外ボランティア活動している大学生

ハープ演奏

陶芸家

デザイナー

在校生たちに進路を考えさせるためのイベントなのだが、

自分はそれに誘致されそうで困っている

コロナなのでリモート講演になる)

しか講演会の様子は父兄向けの冊子にまとめられる

 

素直に「生徒に悪影響のあるので」と断るつもりだが、

敬虔校長に宛てるからからお断り文面に悩んでいる

あとあの講演に出ることが憧れだったかちょっと残念

2020-11-24

金は入ってくるがつまら人生

昔は自分にも小説家になれると思ってた時代があったが人生甘くないな

今はB級ホラー漫画原作書いてる

理想現実ギャップに耐えられん

ひたすらそのコンプレックスを女を抱いて紛らわす日々

売れない小説家になるよりはマシだったのかな

漫画の方が金は入ってくるしな

2020-11-23

anond:20201123133649

そういう感じのこと言ってたな

他のことができるなら、他のことをしたらいいって。

頭が良すぎる人は、答えにすぐたどり着いてしまう、短い言葉本質にたどり着いてしまうから、ああでもないこうでもないと、迷いながらたどり着く小説家に向いてない、とか

anond:20201123131336

小説家は他の分野に比べると、分野外の人が入ってくるのに対しては、懐が深いって、村上春樹エッセイで言ってたな

小説家になるより、小説家で居続ける方が大変だから、いつまでいるかな?って様子見てるって

2020-11-20

anond:20201120102842

違います。よく読んでください。

私は漫画家さんや小説家さんについては

どっちも読者目線です。どちらも素晴らしいです。

ただ、作中の登場人物モデルとしての確信をもって振る舞って

おられるなら、共通の知人などもそういうご意見なんですね?

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