2020-11-26

小林泰三氏は自分の死期が分かっていたのかなあ

なんか勢いで会社辞めてしまったような印象があるんだが

素晴らしい小説が書けているのだから、寧ろ、もうしばらく二足の草鞋を履いてもよくね?

とか自分なら思うんだろうけど、

スパッとこれまでの人生を捨てるぐらい小説家へ進路を切り替えたイメージがある

というか、小林氏は自分の死期がなんとなく分かっていて、

どうせ死ぬんだったら、その前に自分の好きなように生きよう、

みたいに思ったんではないか勝手に思ってしまうんだけど

というのは、自分自分の死期が段々分かるようになってきた気がするから

死ぬ前にやっとくべきことをやっておかなければ、という引き算の人生を加速させるべき

そういえば、今はエヴァデザインで有名になってしまった山下いくと氏だったか

ガイナックスって言ったら、みんながイメージするガイナックス王立宇宙軍オネアミスの翼ガイナックスなんだよ!

みたいなことをどこかに書いていた覚えがあるのだけど、

庵野氏とかも言ってたけど、王立宇宙軍は足し算、エヴァンゲリオンは引き算、であって、

若いとき身体ぶっ壊しながら描けるので足し算できるけど、

老人になったら何だってとにかく引き算して作らないとやっていけない

引き算で作るということは、本当に必要ものは何か、を考えることである

TVエヴァなら何といっても最初に力を込めたのは1話、2話だと思う。そこから作画レベルも落ちていくが、最初インパクト、ツカミは大事

本当に必要ものを徹底的にやったら、あとは手を抜くぐらいでいい

楽器ちゃんと弾こうとするほど肩に力が入り、手が楽器を力強くホールドすることで速いフレーズが弾けなくなる

寧ろ手をブラブラさせること、軽い気持ちで肩の力を抜いて弾くのが大事なんだと思ってる

ちゃんとやるべきことはちゃんとやるけど、あとはいいかげんでやる

他人に全部ちゃんとやれみたいに言われても無視する

それぐらいの心意気でなければ歳は取れないということなのだろう

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