はてなキーワード: 劇場とは
フン、ならば俺も恥をかいたってことになるな。誰かに吐かれた暴言を、そのまま別の誰かに返してしまうことはよくある。憎悪の連鎖を始めたくないならテキトウなワードチョイスはしないことだ。
これはアドバイスだ。
アンタの暴言については謝るなら許そう。こちらも殴り返しすぎた感はあった。それはすまなかった。
腐るほど悪かったって説明なんてなかった。
だが良いところもある。ああやって意見をまとめて提示されることで、アンタや俺や他の増田らがこれはおかしいんじゃないか、って議論できるから。
「性的消費」概念もああだったらいいのだが… まあこれは関係ないボヤキだ。
願わくば将来に二期を観た無垢な少年少女が正当な評価を下してくれるといい。
作品への批評合戦で名誉を回復するのは… 擁護側の勢力が弱すぎる。
それより、たつき監督が戻ってきて木村監督と手を取り合って合作してくれねえかなあ…
全部が丸く収まってみんなが手を取り合って劇場を埋めつくす。最高だろうに。
鬼滅の刃の大ヒットで注目されているアニメスタジオ、ufotableだけど、ここは昔からどこか一線を超えた企画を通すアニメスタジオだった。
私がその名前を最初に知ったのは空の境界劇場アニメ化の時だったけど、そのときから全七章で構成される原作を全七部で劇場アニメ化するというちょっと常識では考えられない企画をやっていた。そして、ちゃんと面白かったのがすごい。
でも個人的に一番このスタジオの凄みを感じたのはTVアニメゴッドイーター。
何がすごいって劇場でもここまでやらねーよレベルの手の込んだ作画。ハイライトに1影2影をつけて、しかもグラデが当たり前にかかってる。作画陣だけでなく仕上げ、撮影陣も死ぬ仕上がり。
さすがに無理があったみたいで本放送は何度も総集編が入ったけど、これに挑戦する時点でちょっと普通じゃない。
肝心の鬼滅の刃はまだ全話観てないけど、個人的にグッと来てるのが炭治郎の耳飾り。日の丸から伸びる線が枠線に当たるところがちょっと太くなってて、それが耳飾りの印象を増してるんだけど、アニメって線の太さのコントロールが一番難しいはずなのにこのさりげない印象のために線をコントロールしきってるのがすごい。
タイトル通り。
『2億ドルもブチ込む映画でよくこの脚本でOKが通ったな』って言うドラゴンボール・エボリューション級の驚き。
この映画に投資した人・制作進行管理する人らは、この脚本をチェックした時に絶句しなかったんでしょうか?
配給会社はこの仕上がりに試写会で気絶しなかったんでしょうか?
『もうどうにもならない・・・。知名度ある監督だしアクションシーンあるし赤字にはならんだろ(ならんよね?)』と言う、ドラゴンボール・エボリューション みたいな諦観???
『イッツアメェェェジィン!!!我々がハリウッド映画の新ジャンルを切り開く!!!』と言う、フロンティア・スピリッツ???
どういった経緯で TENET がお偉いさんたちの Go を取り付けることが出来たのか?
そちらの方が TENET の明かされていない謎よりも遥かに興味をそそられます。
まず最初にこの映画が誰向けの映画なのかを書いておきたいと思います。
TENET はミステリー小説好きの人向けのための映画です。SF好きの人も本作を見るべきですがSFはフレイバーです。
ミステリーは好きだけどSFは好みじゃ無いんだよなぁと思っていた人は是非とも映画館へ足を運んでみてください。
逆にSF好きの人はSFはフレイバーなので過大な期待はしないでください。でも映画館へ足は運んでみてください。
念のためもう一度書いておきますが、TENET はミステリー小説好きの人向けの映画です。
根幹といえるべき事柄なのでもう一度更に書きますが、TENETはミステリー小説好きの人向けの映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。
おわかりいただけましたか?
おわかりいただけましたよね?
おわかりいただけたところで、TENET の楽しみ方について記載したいと思います。
観客も作中の主人公も、同じ目線・同じ情報量のまま進行する本作ですが、『黒幕が誰なのか』予測してください。
ぶっちゃけスタート30分くらいで映画のオチの予測がつき、とあるシーンで確信に変わるのですが、それは根拠なき直観ってヤツです。
ミステリー小説好きのあなたは、TENET 作中に散りばめられているヒントを元に『 “根拠” を持って黒幕を予測してください。』
どうせXXXだろ?っていう過去みた映画・マンガ・アニメ・ゲームからの無根拠予測はダメです。ちゃんと TENET 作中のヒントを使って予測してください。
どの時点で “根拠” を持って結末を予測出来たか、友人・家族と競い合ってみると楽しいと思います。
フレイバーのSF要素が『はてな???』となるような事ばかりです。
たとえば、本作のテーマは時間逆行なのですが、時間逆行すると肺呼吸が出来なくなります。
でも目は大気から酸素を取り込む事が出来ますし、光を取り込む事もできますし、視覚の情報処理も正常ですし、
おそらく臓器・神経の働きも正常、自意識も正常、自立した活動が可能です。
そして (作中の描写では) 特定の “炎” に限定して熱エネルギーが反転され凍りつきます。
未来道具では無いノーマルな現代の車は普通に運転出来る(動く)んですけどね。
作中で描写されていないところを補完しながら、勝手にいろいろ考えてみてください。
あなたが、上記に当てはまらない場合、映画館へ足を運ぶ必要はないのでしょうか?
いいえ、下記のどれかに当てはまるようでしたら、是非足を運んでみてください。
自分は鬼滅の刃アンチでもファンでもないものである。が、鬼滅にクソデカ感情ポエムをしたためる者である。
にわかファンでいられなくなった者として、アンチにだけはなりたくないものとしてポエムを書いて去ろうと思う。
黙って去れよと自分でも思うが、なんか大げさなテンションでお別れを世界に発信しないとずるずるひきずってタチの悪いアンチになりそうなのでクソデカ感情の供養として誰かがみてくれるんじゃないかという期待と誰も見ないから大丈夫という慢心のバランスが最高なはてなに投稿させてもらう。
まず初めに、作品及び制作陣、宣伝も含め関わる全ての人におめでとうございますを述べる。正直ここまでのコンテンツになるとは思っていなかったので、凄いとしかいいようがない。おめでとうございます。
次に、鬼滅の刃に初めて触れたのは去年くらいで、その後もファンだったかといわれると怪しいし、ファンが闇堕ちしてアンチになろうとしているというある種同情できる立場でもない、本当になんだお前という立ち位置の者でしかない。我ながら苦しんでいること自体が意味不明だ・
私にとって、鬼滅の刃は動物園で大事にされているうつくしく高級なうさぎのような作品でした。一見同じようなうさぎはいるけれど、一線を画す上等な毛並みで手入れも一級品。柄も独特で動きもダイナミック。動物園まで見に来るにふさわしい素敵なうさぎでした。新聞の一面を飾ってもおかしくない、どこに出しても恥ずかしくない立派なアニマルだったのだ。私は特別うさぎが好きではなく、詳しくもなかったけれど素人目にもその評価はゆるぎなかった。でも、世界で数頭しかいない絶滅危惧種とかではなかった・。
アニメも一挙で見て漫画も借りて読んだけど満足感と共にブラウザを閉じて、Twitterを空けてキーワードを打ち込んだり連続ツイートをしたりすることはなかった。
いい作品だと思う。でもどうしても、ワンピースやBLEACHやジョジョと同じカテゴリには入れられない。
それらの作品の持つ、本当に世界がもう一つあるような、悪魔の実やスタンドや斬魄刀といった架空物が実在の遠い国の首相の名前と同じように一般名詞として存在感のあるものと感じられる気分にはなれなかった。面白いとか面白くないとかそういう問題じゃなくて、コンテンツとしての質量の大きさが違うのだ。現実の世界観を侵食してしまうような、作中世界の物理法則や法律や人種差別問題が好き嫌い以前に自然に頭に入ってしまうような、そんな性質の作品だと思えないのだ。もっと素朴で、たまに頷くような、そんな作品だった・
全く関係ない作品だけど、ちょっと前に終わったサンデーのムシブギョーとかと同じ立ち位置だった。大きなヒットはしなかったけど、メジャー少年誌に載るにふさわしい面白さで、派手じゃないけどグッとくるシーンがあって、キャラのことを穏やかに愛していられた。
でも、今の鬼滅の現状を見ると視界がぐるぐるしてとてもとてもいたたまれない気分になる。
高級ですばらしい兎を、そろそろ種の存続が怪しいホワイトタイガーとして売り出しているような違和感。
そんなに無理をしなくても立派な価値があるのに、これこそ当世イチのスーパーアニマルでござい、と売り出しているようなちぐはぐさ。
そういう売り出し方やマスコミを批判するつもりにもとてもなれない。不景気きわまる昨今、ここで売らなきゃどうするのかとすら思う。迷惑だとかしつこいとかいう記事を見るたびに、難民船のSOSに文句をいう様なものではないかみたいな感想が出る。理性がたしかにそう叫んでいるのだ。
でも、それでもジブリを越えるかもといわれると宇宙を背景にした猫のような顔になってしまう。
そんなことを考えている自分も嫌だ。好きか嫌いかならいいものの、それとは別に「作品としての格」みたいな厳然とした基準を勝手にもっていたことを痛感する。
スラムダンクと黒子のバスケが比較された時、どちらも素晴らしいといったのはきれいごとだったのだと、今は思う。
自分は黒子のバスケが大好きだ。初めて単行本を買い、はじめて二次創作を書き、コラボ商品を欲しがり、劇場へと足を運んだ。今でも心の大事な部分を占めている作品である。しかし、もしも黒子のバスケがニュースで「スラムダンクを越える」と言われていたら、きっと同じような気持ちになっただろう。個人的に思い入れがあるぶん、もっと苦しかったかもしれない。ファンの誰かが「スラムダンクよりすごい」というたびに「それは作品の為にならないからやめてくれ」と思ったのは、謙虚さへの希求ではなく比べられたら困るというある種の逃げだったのだと思う。
私はこのところおかしい。もはやニュースから紅蓮花が聴こえれば耳を塞ぎたくなり、緑と黒の市松模様が目に入ればブラジャーファンアートだとしても笑顔にはなれない。
バラエティにゲスト出演する花江さんの笑顔すら、もう穏やかな気持ちでは見れない。
土曜プレミアムの特別編は二週ともフルで見た。いい作品だった。一緒に見ていた初見の家族の質問にも逐一答えて、CMに入れば解説をした。最後まで楽しめた。どうだ私はファンなのだと胸を張れるんじゃないかという気分になった。でも、翌朝のニュースで鬼滅を見ると、やっぱりくるしかった。
自分にはもうこの熱狂の内側に入ることはできないのだと実感して、さびしさが半端ない。妬ましさと惨めさで、ファンの泣けたという素朴な感想まで胸が痛くなる。
進撃の巨人も、鬼滅と同じようなキャンペーンの経緯で見た。ハマったか、好きだったか、と言われるととても楽しませてもらったけどファンといえるほどのめりこみはしなかったと思う。でも「とんでもないぞ」と思った。好き嫌いじゃなく、えらい生き物が発見されてしまったと思った。世界が変わってしまうのも仕方ないと納得せざるを得ないような、そんな理不尽なエネルギーを持つ作品だった。
鬼滅にはそれはなかった。何度見ても、高級で毛並みがよくてすてきなうさぎだった。それから何度も鬼滅の話題のニュースを見て、うさぎの毛並みすら褪せてみえるようになってしまった。
グッバイ鬼滅。自分の知らないところで幸せになって、というとおかしいのでみんなを幸せにしてください。いつかこんなめんどくさい気持ちが死に絶えたら何らかの形で気持ちよくお金を落とします。
声優オタクをずっとやっていて、去年までは主にライブやトーク系の声優さんのイベントに通いまくっていた。
しかし今年はコロナの影響でこれらのイベントにほとんど行けず、その代わりに舞台にたくさん行くこととなった。
当時推していた声優さん目当てに10公演全通し、面白くて、その舞台に出ていて気になった別の子が出る舞台に2月も8回通った。
コロナで一旦途絶えたが、9月以降、ライブ系のイベントはまだほとんどがオンラインの中、舞台は実演が再開し、またちょこちょこ舞台を見に行った。
9月には1月に見た舞台の続編があり、今度は流石にコロナが怖いので全通とは行かなかったが、7公演見て世界観にどっぷりとハマった。
10月にも、9月の舞台で気になった子を目当てに、2回ほど舞台を見に行った。
舞台の良さは、表現は難しいけど、何回も見て世界観にどっぷりとつかることの一体感と個人的には感じる。
ライブは、良い音楽や会場と一体となった盛り上がりが楽しいが、どちらかというその場限りで、かつ一回一回でものすごく体力を消費する。
舞台は一回一回で得られる満足感は良いライブほどではないと感じるが、何回も見て、たくさんある登場人物の特徴、世界観等を理解し、ストーリーの理解度を高め、謎への疑問や考察等を深める。
こういったじっくりと楽しめる点が面白いと感じる。
どっぷりとつかるので、舞台が終わった後の損失感、舞台ロスが非常に強く、しかしそのロスがなんとも気持ちいい、そういった楽しさだ。
長年声優オタクとしてライブ等のイベントに年間5〜60回通っていたけど、少々そういったイベントにも飽きてきていたので、これからは声優さんが出る出ないに関わらず舞台を主現場にして行こうかな〜となんとなく確信してきているところだ。
がしかし、どうしても現場が辛いなと思う出来事があり、迷っている。
今年計27回舞台を見たが、そのうち3回、座席の座り方で文句なり注意を受けた。
この会場はパイプ椅子のため、2時間座り続けるのがとても辛く、脱いだ上着をクッションがわりとして敷いて座っていたら、後ろの席の男性に見えなくなるから勘弁してくれと言われた。
しかも会場はフラット。ただでさえ後ろだと見えにくいのにさらにクッションで高くなったら見えにくいだろうなと思い、その場はそれに従った。
お尻が痛すぎて、観劇中は何度も姿勢をずらさざるを得なかったが。
多分私の座高が低かったら同じことをしても何も言われなかっただろう。
3階の通路席で見ていたのだが、会場のスタッフの女性に横から、『前のめりでの観劇はやめろ』(正確な文言は当然これではないが、見せられた自分の印象としてはこれ)という旨が書かれたシートを見せられ、そこで集中していた観劇がストップし、以降集中して観劇できなくなってしまった。
自分の姿勢は、前のめりかなんなのかは知らないが、確かに背もたれから背が離れて、腕に顎を乗せる形で見てしまっていた。
しかしこれには理由があって、3階席は座席の前後の幅がめちゃくちゃ狭く、自分くらいの身長の人間が背もたれに背をぴったりつけているとエコノミー症候群になるくらい苦しかったからだ。
普段こんな姿勢で見たことはなく、現に同じ会場の1階席で見たときは、座席幅がゆったりとしていたため、普通に前のめりにはならなかった。
また俺の隣(とは言ってもコロナ禍なので1席は空いていたが)のお兄ちゃんも同じような格好で見ていた(しかし俺と違って通路席ではなかったので、スタッフのお姉さんが見せようとしていたシートに気づかずそのまま観劇を続けていたが)。
前のめりで見るなという注意を聞いたのはその会場が初めてで、前のめりってなんやねん、それが一体どんな迷惑になるんだと思って、『舞台 前のめり』でググって上の方のページをいくつか見てみたら、そこには、この表現は適切ではないかもしれないが、俺には地獄としかと思えない光景が広がっていた。
前のめりは後ろの席の人を見えにくくする行為であり、音を立てたり、前の席を蹴ったり、録音録画したりするのと変わらない、いや、それらと違って実際に行われる頻度という意味ではそれらよりももっと怨嗟の対象になりやすい、舞台観劇上の極悪非道なマナー違反だったのだ。
前のめりする人に対する怨嗟、怨嗟、怨嗟の声を見た時は驚きとともに、寒気がした。
『舞台界隈、怖え〜。某◯◯マス警察も可愛く見えるぐらいの地獄の現場だな。』
前のめりの何が悪いんだなんて軽々しく口にしようものなら、完全に犯罪者と糾弾されて、打首獄門晒し首にされかねない勢いだ。
個人的には前のめりだろうがなかろうが、座席の傾斜や前の人との座高差で見えるか見えないか決まるんじゃないかと思ったが、そんな疑問を口にしてスタッフに口答えでもしたら、それだけで迷惑な客、クレーマー客と認定されちゃうんだろうな…
実際今回の席も、後ろに座席は全くなく(客がいないのではなく席がない)、斜め後ろに席はあったが、斜め方向に見ても見える先は会場の壁であり、ステージを見るのを妨げることはあり得ない。
そんな理性的な反論でも、「うぜ~。前のめり禁止は会場のルールなんだよ。従えないんだったら出て行け。」って思われるんだろうな…
なんだかな…
3回目、そしてこの文章を書くきっかけになった出来事が起こったのは10月の舞台の上演中。
その舞台を見る初めての回だったので、どんな舞台なのかなという気持ちで観劇していた。
幸い今回は1階の前の方のゆったりした席だったため、前のめりの心配はない。
背もたれにぴったり背中をつけてじっくりと座って見ていた。
舞台を見始めて序盤、ステージで演者全員で歌うところがあり、この歌が非常に自分にハマり、「おっ、もしかしたらこの舞台結構楽しめるかも」、と思った矢先だった。
『変な姿勢で見るのやめてくれません?』
突然暗闇の中、後ろの女性から言われ、一瞬なんのことやら理解できなかったが、自分のせいでステージが見えづらくなっているから頭を下げろと言われたということは理解し、頭を下げた。
自分はその時、前のめりにはなっていなかったが、席にかなり深く座っていたので、見ているときは気づかなかったが、頭がちょっと出ている状態だったと思う。
ただ、別に座席から腰を浮かせていたわけでも、背伸びをしていたわけでもない。
その劇場で規定されている規則を一切破っていなくても、後ろの人が背が低くて、その人が見えづらくなったら、それだけで迷惑行為なのだ。
そして迷惑行為をする奴ならば、被害者の立場で、相手が同じ立場で舞台を楽しもうとしているという事情など一切汲む必要なく、”正義の鉄槌”を振りかざして悪を退治できるのだ。
その舞台は、もうそれ以降まともに集中して見ることが出来なかった。
なんか俺悪いことしたのか?くそー、ふざけやがって、折角楽しく見ていたのに、今度なんか言われたら反論してやる、とか舞台の内容とは一切関係ない思いが頭の中を駆けずり回り続け、舞台の内容に集中するどころではなかった。
舞台が終わった今になっても、言われた言葉がトラウマになって、思い出しただけでもイライライライラしてしまう(その気持ちがちょっとは落ち着くかなと思ってこの文章を書いてはいるのだが)。
「舞台の現場では、背が高いこと、座高が高いことはそれだけで迷惑行為である。」
ということに。
背が低ければ座席間隔が狭くても前のめりになることはない。
背が低い、または後ろの人の背が高ければ、全く同じ姿勢で見ていても、変な姿勢で見ないでくれと後ろから”正義”の鉄槌を振り下ろされることはない。
背が高くて、後ろの人を見えづらくしてしまえば、劇場の規則に何ら違反はしていなくても、それは舞台の現場では迷惑行為なのだ。
これは長く声優現場に通っていた自分にはかなりショックだった。
声優さんのライブやトーク等のイベントでも、当然座席の構造や前の人の身長によって、ステージが全く見えないまたは見えづらくなることはある。
私は身長は高い方ではあるが、それでも突出して高いわけではないので、前に背が同じくらいの人がいてステージが見えづらくなったなんてことはしょっちゅうある。
それでも前の人にしゃがめと言ったことなんてないし、私に限らず、背が高くて見えないからと言って前の人をどかそうとした人なんて声優現場では見たことがない。
当たり前であり、前の人は自分と同じ立場で、抽選の結果その席を獲得しており、その人の身長には何の罪もなく、そのようなことをする資格は誰にもないからだ。
しかし、舞台の現場では、見えづらくしさえすればそれは迷惑行為として排除することが出来てしまうのだ。
ただ単にゆったりと座ってじっくりと見ているだけでも。
高輝度のペンライトを使ったり、曲の良い所でイエッタイガーと叫んだり、曲と関係なく声を出したり、周りにぶつかるのを気にせずに手足を動かしたり、オルスタで前の人間を無理やりはがして前に行ったり、ステージにペンライトを投げたり、等々。
これらのどれが真に迷惑行為であるかどうかとかはどうでもいい。
言いたいことは、これらの行為は、それを行っているものが自らの意思に従って行っていることであり、それがゆえにその人自身の意思でやめることが出来るということだ。
でも、背が高いことをやめるなんてのは不可能だ。
背が高いから、後ろの人に邪魔にならないように沈んで見ろというのも、2時間という観劇の間続けるのは困難であり、そもそも同じお金を払っている同じ立場の客として、背が高いということだけでそのような不利を強いられる謂れはない。
ただ、べき論とか筋論してはそうであると思うが、実際の舞台の現場では、背が高いことを迷惑行為としてぶったたいても問題ないという状況になっているのだろう。
3回目のようなことを言われたのはその1回だけであるが、前のめりに関する怨嗟の声を見るにつけ、それを行った女性が少数派とはとても思えない。
少なくとも舞台の現場では一定数いる可能性が高いと認識しておく必要があるんだと思う。
舞台にはまるきっかけとなった1月の舞台の続編が、恐らく来年あり、それは絶対に見に行きたい。
その他にも、コロナのせいで今年できなかった舞台が来年いくつか予定されており、それらも見に行きたいなと考えている。
でも、正直上に書いた経験により、私の心の中には舞台の現場は怖いという認識が出来てしまっている。
私の身長が来年縮むことはないので、私が舞台を見に行けば、それだけでステージにペンライトを投げたり、周りの人を押しのけたりという迷惑行為をしているということにされてしまう。
今まで2~300回は行った声優現場で、迷惑行為いやだな~と思うことはあっても、自分自身が迷惑行為の当事者となることは全くなかったのに、舞台の現場では、見に行っただけで、迷惑行為野郎とされてしまう。
本当それを考えるだけでも憂鬱だし、今度後ろからなんか言われたら言い返してやろうか?、とか舞台の内容とは全く関係ないことを頭の中で考えてしまっていること自体が嫌だ。
もしかすると見終わった直後にはピンとこないこともあるかもしれないけど
なんでかその後も心の中に残ると思う邦画。
2008年公開、橋口亮輔監督の一作。リリーフランキーと木村多江演じる夫妻の話。
生まれたばかりの子供が亡くなり歯車が狂いだす夫婦がそれを乗り越えるまでの軌跡を
描いた話。「めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい。」
というキャッチコピーが作品をよく表している。夫婦っていいなって思える。
2011年公開。もとはNHKのスペシャルドラマだったものを劇場公開にしたもの。
阪神淡路大震災から15年後を舞台に、たまたまであった森山未來と佐藤江梨子が
神戸の街を夜通し歩く話。プロットだけ聞くととにかくつまらなそうなんだけど、
不思議と心にのこる傑作。しょうもない日々だしうまくいかないことばっかりだけど
なんだかんだ人生てすてたもんじゃないよね、と感じるというか。
今や日本で最も有名な監督のひとり是枝裕和監督の2008年の作品。
阿部寛演じる主人公が実家に帰省する日を描いた話。これまた淡々とした話なんだけど
淡々と胸にくる映画。たしかキャッチコピーは「人生はいつも、ちょっとだけ間に合わない」
後悔後に立たずってのはわかってはいるけど、後悔することってどうしてもあって、
でもそれも含めて人生かー、まあ明日も適当にがんばろっか、となるような映画だと思う。
どの作品も上の紹介だともしかすると小難しかったり、説教臭かったり、あるいは暗い映画ぽく
思ってしまうかもしれないんだけど、とにかくどの映画も淡々として観ていてつかれるような内容でない点は
共通していてその点も凄いと思う。
なんというかどの作品もでてくる登場人物みんな欠点を抱えててるんだけど、なんというか
サラリーマン天皇になって9~20時までは頑張って皇居いって仕事するけど、そっからは自由で飲みにも行くし劇場にも自分の意志でいくし
完全に忘れたというわけではない。ただ、ところどころイントネーションがあやふやになってしまっている。
時の流れというか、漠然とした寂しさを感じる。
府民の方なら分かると思うが、あの辺りはもともと関西弁が薄い。もちろん、南大阪に比べて、という話なのだけれど。
中、高、大と進むにつれて関西弁を使いこなせるようになった。
今は地方中枢都市の会社に勤めているし、プライベートでも滅多に関西弁を出さない。
地元の友人と会う度に、自分だけが「大阪」という都市から疎外されている気がする。
やたらハイソな千中の駅前、だだっ広い万博公園、高校行事で無駄に長い距離を歩いたこと。
を見るかどうか。
大劇場2日目は見てそれなりに面白かった。新型コロナクラスターによる休演を経て、より舞台に深みが増しているという感想を多く見る。
でもストーリーがなー、あんまりしっくりこなかったんだよなーー。少尉が結局紅緒に戻るとことか、それ冬星さんかわいそうすぎないかとか。もしかしたらそれもしっくりくるような説得力を持った演技に進化してるんだろうかぃ
鬼滅の刃 吾峠呼世晴 登場キャラを死なせるのが大好き。バタバタ死んでいく。ギャグは好きで普通にする。既に完結。最終巻がまだ発売されてない。
呪術廻戦 芥見下々 登場キャラを死なせるのが大好き。バタバタ死んでいく。ギャグはどちらかといえば控えめ。
チェンソーマン 藤本タツキ 登場キャラを死なせるのが大好き。バタバタ死んでいく。死んだと思ったキャラが死んでなくてごくたまに復活したりするので令和三大漫画家の中ではまだ人の血が通ってる。ギャグが大好きでデカイのを仕込んでくる。
番外編
ONE PIECE 尾田栄一郎 西暦2000年より前の時点から連載している唯一のジャンプの最長老。終わらせる気はあるようだがなかなか終わらない。
HUNTER×HUNTER 冨樫義博 実はONE PIECEの後に連載開始しているので当該作品は最長老にはならない。ずっと休んでる。そろそろ2年経つ。休んでるときの最長記録は2年3ヶ月なのでまだ余裕がある。
BURN THE WITCH 久保帯人 短期連載を不定期で連載掲載のスタイル。話は読み切りからずっと繋がっている。既に劇場アニメが決定している(というかそういう企画)。相変わらずオサレ。いつまで続けるつもりがあるのか不明。劇場アニメ何部作構想など企画ありきの形になってる可能性がある。
一見さんお断りなのに隠してるって点はおいといて
まず特典0巻を用意したとこ
初日に集まる結果を作っている。混雑当然
市松解除する劇場がでてること。ちがうそれ満席映画でやっと効果発揮するねん。ガラガラ映画は市松市松いらんねん
なんというかアホの集まる映画になってる。
意識高くなくてもいいけど、これじゃ低すぎるよな。
自分が興味ない作品の劇場予告ってめっちゃ恥ずかしくないですか。
自分の場合は邦画とアニメの予告がめっちゃくちゃキツい。悪いって意味じゃないです。ただキツいんですよ。
あと、地元の学校の映像部とかが作ってる上映前の注意映像。キツくないですか。
それらがダメだ、やめろ、と言ってるわけではなくて、とにかく自分自身キツみを感じている。高校生たちの努力は心から賞賛したいが、大スクリーン大音響でやるのはまた話が別だ。音量マックスでエンヤを聞かされるようなもので。
単なる共感性羞恥なんですけども。
特に自分はエヴァがめっちゃキツい。中学生の頃の痛々しい自分と痛々しい友人と痛々しいメディアと痛々しいアニメ評論家とかが完全に脳裏によみがえってくるのでマジキツい。
なんか知らんけど「シン・エヴァンゲリオン」っていかにもなタイトルの付け方もキツい。
キツ過ぎてホッ、ホゥゥ、ホワォゥーーー!と類人猿めいた奇声発しちゃう。
あと邦画もキツい。泣き叫んでるのを聞くのが超ストレス。あと、すっごいかっこよさげに見せてるのに「まぁ、多分予算規模とかでショボい映画になっちゃうんだろうぁ」って思っちゃって恥ずかしすぎて泣ける。YAMATOとかキツ過ぎて動機胸焼けが止まらなくて過呼吸になりそうだった。ごめん。
特に邦画で外国が舞台の映画。めっちゃキツい。申し訳ない。欧米コンプからくる共感性羞恥で身が持たない。
外国映画もけっこうキツめのがあるけど、外国語だし、適度に他人事感があるので問題ない。
共感性羞恥って要するに他者と自分の切り分けが曖昧ってことで。
マジで追加で500円くらい払うから劇場予告なしの上映してくれないかなぁ。劇場予告される作品のフライヤーとかくれればちゃんと読むからさ。文字ならキツさは激減するし、何なら「見てみようかな」って結構思う。それで見た映画もたくさんある。邦画も見る。いい作品たくさんある。
劇場予告を避けて本編直前に劇場に入れば解決!と思うけど、映画はやっぱりなるべく真ん中の席で見たい。そうなると必然的に「すいません…」を20回くらい繰り返して席につかなければならないわけで。
キツいですよこれは。
もろもろを考えると、混雑はやはり怖すぎる。
並ぶ人になんの対策もとってなさそうでちょっと、景気が悪いからといって金に走って
例えば予約者限定とか、そうしないと本当に駄目になると思うよ…。
映画館で働いている人間が鬼滅公開にビビりちらして書いたものです。
とはいえ鬼滅に限らず全ての映画に共通する所もあると思いますので興味のある方は軽く読み流してくれたら嬉しいです。
※この記事は鬼滅含む特定の映画を侮辱する目的で書いたものではありません。
※あくまで私が勤務している映画館を基準に書いてあるので、違った仕様の映画館もあるということをご理解いただいた上でお読みください。
ここからは鬼滅が公開されたらこれが怖いな~と思うことをいくつか挙げていきます。
まずは入場時。場所にもよるかもしれませんが、現在私が働いている映画館では
という感じなのですが、検温の機械は髪型などによっては認識が遅く時間がかかる場合があり、また鬼滅のように上映時間が多い作品は特にチケットに記載されている時間や日付などもしっかり確認してからお客さんを通さなければなりません。(間違えて明日のチケット買っちゃった!という方、意外と多いです)
つまり1人1人をお通しするのに少し時間がかかってしまいます。
お客さんごとに○番スクリーンです!ごゆっくりどうぞ~!と言うのも結構しんどくて、過去に酸欠?でフラフラしてしまったことが何度もあります。
検温後安心してしまってチケットを見せずにずんずん入っていこうとしちゃうお客さんや、チケットの提示をお願いしてからやっとカバンや財布からチケットを探し始めるお客さん、こちらには見えない角度でチケットを見せてくるお客さん、作品タイトルや上映時間などこちらが確認しなければいけない部分の文字を指で隠しちゃうお客さん(わざとではないと思いますが)がとても多いので、少し気にかけて頂けたら多少スムーズにご入場いただけると思います。
2歳未満のお子様以外はマスク着用をお願いしております。お持ちでない方はグッズ売り場で販売しているマスクをご購入いただき、着用してから入場していただいております。
以前「マスクいるなら先に言えよ!そんなの買う金ない!(50円です)もう映画始まるだろ!」と怒ってチケットとゴミを床に投げ捨てて帰っていったノーマスクのお客様がいらっしゃいましたが、このご時世に人が大量に集まる映画館でマスクするに越したことはないので……そして入場にも時間がかかってしまうので、特別な事情がない限りはマスクを着用してからご来館下さい。
こちらの手際が悪くなってしまうのは申し訳ないのですが、人気作品の公開直前はどうしても混んでしまいます。
ご了承ください。
販売していないお座席に座れないようにしている色々工夫している映画館は現状たくさんあると思いますが、それを勝手に剥がすなりほどくなりして隣同士で座ってしまうお客様がたまにいらっしゃいます。
以前その件でお客様同士でトラブルになったことがあるので、必ず購入したお座席(チケットに記載されている番号のお座席)に座ってくださいね。
お子様が寂しがってしまうなどの場合は、これもまた劇場によると思いますがうちの場合は保護者の方のお膝の上で見ていただくようにしています。
・床
・椅子の隙間(隠す)
・椅子の下(隠す)
・ドリンクホルダー
・ゴミ箱
・ゴミ箱
のみです。
かなりざっくり書くと、若者向けの作品ほどポイ捨てが多く、大人向けの作品ほど上映後も劇場内はきれいです。(例外もありますが…)
鬼滅は年齢層が幅広いですが、どちらかというと前者に分類されるかなと思うので、あの怒涛の上映回数ぶんの清掃を想像するとちょっと怖いです。
当たり前ですが、ゴミはゴミ箱に捨ててください。また使ったチャイルドシートやポップコーンなどをのせるトレーは座席や床に置きっぱなしにせず返却する場所に戻していただけると本当に本当に助かります。
あと先述の通りマスクを着用している方のみ劇場内に入っていただいているのですが、お帰りの際床や座席の隙間にマスクを捨てていく方山の如しです。
(特に使用禁止座席の隙間にゴミを捨てていくお客様がとっても多いのですが、お客様の間で流行っているのでしょうか…)
それを片付けるのがお前らの仕事だろと言われたらそれは勿論そうなのですが、清掃が終了次第次の回を開場しているので、場内が散らかっていれば散らかっているほど次の回の開場が遅くなります。
その間に次回待ちの方がどんどんロビーに溜まって密になってしまうというわけです。
ゴミ箱はとっても便利なのでよろしければ是非活用してみてください…
スマホ、鍵、傘、財布などの忘れ物は混んでるときすごく多くなります。
うちは落とし物を拾った際、拾った日時、場所、物の特徴等を台帳に記入しなければならないのですが、土日は恐ろしいことに死ぬほど溜まります。
平日は0~3個くらいしか拾わないのに対し、休日は20個くらい拾うこともあります。
座ったお座席、トイレの荷物置き場、ロビーにあるソファ等、その場から立ち去るときに持ち物がちゃんとあるか一瞬だけでも確認していただけたらとっても助かります。
これも以前の話ですが、混雑時に
お客さん「パンフレット…」
私「何の作品ですか?」
お客さん「Fate…」
私「豪華版と通常版がございますが…」
お客さん「豪華版…」
お客様のほうでうまく喋れない事情があるかもしれないので強くは言えませんが、この場合「Fateの豪華版のパンフレット下さい」と簡潔に言っていただけるとお会計もスムーズです。
余談ですが映画の公開がはじまるとパンフレットが売れなくなるのでチラシは置かなくなります。
どうしてもチラシが欲しい場合は上映が始まる前に映画館に行きましょう。(もし無くなってたりしても怒らないであげて…)
お子様連れのお客様が多いとチャイルドシートがなくなってしまう(全て使われてしまう)可能性があります。
子供向け作品を多数上映していた頃に実際そういうことがあり、お怒りのご意見をいただいたこともあります。
本当に本当に申し訳ないのですが、怒ってもチャイルドシートが出てくるわけではないのでこちらとしては謝ることしかできません。
今は一列ずつ段差がある映画館がほとんどなので身長が高い方が近くに座っていても画面が見づらいということはなかなかないですし、上下左右のスペースも空いているので、全然見えない!ということはあまりないと思いますが、万が一チャイルドシートが使えない場合はこちらも保護者の方のお膝の上でご鑑賞をお願いすることになるかもしれません。
(チャイルドシートが無くなることは本当にめったにないので、今回そうなった場合どういう対応を取るかは私にもまだはっきりとは分かりません…)
その他ちょっとしたことですが気を付けたほうがいいかも?なこともいくつか挙げておきます。
このご時世なのでブランケットの貸し出しを中止している映画館も多いのではないかと思います。
一応スタッフが劇場内の温度チェックをしてたりもしますが、忙しくてバタバタしているスタッフは大体暑がっているので自分の体感温度をあまり信じられていなかったりします…。(毎回絶対そうというわけではないですが、そういうこともあるということです)
また、もしスタッフにお声がけできそうであれば「○番スクリーンが寒い(暑い)です」と言っていただければ調整させていただきます。
入場者プレゼントがポイ捨てされていることもかなり多いです。いらないと言っていただけたら無理にお渡しすることはありません。
忙しい日でなくても流れてないのを1日に何度か必ず見ます。
また、非常用通報ボタンを流すボタンと間違えて押してしまう方もたくさんいます。
流す前・後はすこし注意してくださいね…!
もっと考えればまだまだ注意点はあると思いますが、以上のことを少しでも頭に入れておいていただけたら嬉しいなと思います。
あと当たり前すぎて書かなかったんですけど、上映中のおしゃべりや電子機器の利用はダメですよ!エンドロール中もダメです!どうしてもしゃべりたい/スマホ見たい場合は一度劇場の外へ…!
エンドロール中にスマホいじりはじめた人にブチギレた人が胸倉掴んで言い合いになって映画上映後もずっと喧嘩してた事件とか、過去にあったので!
いろいろ口うるさく書いてしまい気分を害してしまった方がいたら申し訳ございません。
片道約2時間かけて、今時クレジットカードも使えないような小さな小さな映画館にわざわざ足を運んだ。少々面倒くさい気持ちはあったけど、行かなきゃ後悔するような気もしていた。
原作は未読、予告は一度だけ見たくらいで主演2人のこともさほど知らない。BLにおいて何がスタンダードなのかもわからない。そんな私がなぜ決して安くはない映画代1800円を払ってまでこの映画を見たいと思ったのか、見終わった今でもはっきりとは分からない。ただ一つ言えることは、私は再び1800円を財布から出そうとしているということである。
予告映像を見た時、とても綺麗な2人だと思った。妙にバランスが取れていて、それでいて脆そう。私は恋愛映画に美しさを求めがちなのだが、主演のお二人はまさに私の思い描く美しさにぴったり当てはまった。R15だということもあり、地上波では放送されないような気がしたし、なんとなく憂いを帯びそうな映画のような気がして、1人で劇場に行こうと決めた。
内容のネタバレはしないが、物事の対比や心情の描写がとても繊細で、そして何より全ての音が上質だった。書類をめくる音、革靴が擦れる音、肌が触れ合う音、その全てが心地よくてそれだけで劇場で観るに値する映画だと思った。成田さんの視線の使い方、大倉さんの軸がない揺らいだ空気の纏い方は圧巻でした。凄かった。
こんなに美しい二人が、熱を持って身体を重ね合う画はどんなにアダルトビデオに課金しても見れないものだと思う(海外ドラマや映画だとあるのかもしれないけど、日本では珍しい気がした)
登場人物たちは、ありきたりの言葉やなんとなく良い感じの言葉ではまとめられない、人間の愚かで汚くてまさに「ドブ」の中でもがいているような感情も包み隠さず全部見せてくれる。
あと、ちょっとだけ内容に触れると、ワインをプレゼントするシーンの二人のやりとりが堪らなく愛おしくて良かった。基本的にいつも真っ直ぐ真っ直ぐ辛そうなイマガセがこの時ばかりは心の底から嬉しそうだった。頼むから口約束にしないでよ、キョウイチさん。
深夜アニメであっても子供が視聴可能な環境が整っていたことと、主題歌が街中のいたるところで流れたことは影響がでかいだろうな。
「深夜だからといって視聴者が限定されるわけではない。録画をしたり配信サービスを利用したりと、届け方は様々。深夜で放送していることを知らずに、動画配信サービスをファーストウインドーとして見るケースも少なくない」
高橋氏も「知る限り前例がない」と言うほどユニークなプロモーション戦略となったのが、アニメ放送前の19年3月末に1~5話で構成される特別版を劇場公開したことだ。放送前のため、興味を持って見に来るのは原作の漫画ファンが多い。(中略) SNSなどで情報が拡散。話題性を高めた状態でテレビアニメが並行してスタートを切った。
引用元: https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00364/00003/?i_cid=nbpnxr_ranking_m (日経Xトレンド)