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はてなキーワード: タイアップとは

2023-04-03

アニメとかのタイアップで有名アーティスト自己解釈作品世界観忖度歌詞を歌うやつ

最初にいっとくと世界観警察はお呼びでない。

有名アーティストが手掛ける、作品世界観をちょい臭わせ程度に入れ込んだような歌詞OPED曲、あれなんかなあってなる。

有名アーティストというそ自体世界観的なものが成立してる存在がどんだけ作品の内容を「わかった」ふうな歌詞を書いてもそれはそのアーティストの再解釈というかアニメ評論二次創作みたいなもんであって

どんだけわかったふうな歌詞であってもアーティストという個のデカさが邪魔して「〇〇さんの解釈の深さスゴイ」みたいな評価軸が目立ってくる気がする。

作品のもの世界観からは浮き出てしまものなのにアニメプロダクトとしては一つにまとめられてしまうみたいな。

有名アーティスト作品であっても、臭わせ忖度歌詞みたいなのが無いのに作品の内容と不思議な一体感、偶然のケミストリー感があったりするやつはいい。

かくしごとED大瀧詠一の曲みたいな。

それじゃなかったら声優てんこ盛りキャラソンみたいなプロダクトとして作品と一体的な監修がされたもののほうが楽しめる。




追記

こじらせ独自世界観増田に思いのほかトラバブクマあつまったな。みんなサンキュー

なんか完全に主観的な話だからあんまわかりみ無いやろなって思ってたけどわかる人もいるっぽいな。

なんかアーティスト世界観を守りつつ作品忖度するっていう態度みたいなもの保守的というか、「足し算」のコラボに留まる感じというか。

それ自体で十分存在感があるはずの有名アーティストが敢えて作品の側に寄せてくる擦り寄り感によって「個性強すぎる別の色」みたいなのが入ることへの嫌気みたいなのもあるのかもしれない。それが掛け算になるならいいんだけど(主観)。

あとさぁ、これは有名アーティストあん関係ないけど、アーティストの人によっては作品本質を突けばええやろの精神歌詞の中にズバズバ核心的ワード入れてくるのもおるやん?ネタバレってほどじゃなくても。

そうじゃねぇのよってならん?

その本質的なワード作品全体を通してじっくり表現されていくべきものであって、主人公達を最後まで見守った視聴者が得ることになる果実であるきじゃない?みたいな。


あとさぁ、そばかすは一週回ってええやろ!。一週まわる必要はあるけど。

2023-04-01

はてな株価を上げる方法

はてなは、ブログ日記写真共有などの多様なサービス提供していますしかしながら、株価最近低迷気味であり、株主の皆様から不安の声も聞かれます。そこで、私たちが考えるはてな株価を上げる方法をご紹介します。

まずは、はてな提供するサービスの強みをアピールすることが大切です。はてなサービスは、豊富コンテンツを有しており、多くのユーザーが利用しています。これらのサービスの魅力をもっとアピールし、さらに多くのユーザーを獲得することで、企業価値を高めることができます

次に、AI技術活用することでサービスの質を向上させることが必要です。はてなAI技術活用して、自動要約や画像認識などの機能提供していますが、これをさらに発展させることで、ユーザーにより使いやすく、価値の高いサービス提供できるようになるでしょう。

また、はてなは、ユーザー自由コンテンツ投稿できるため、コンテンツの質にばらつきがあります。そこで、投稿内容を管理し、優れたコンテンツピックアップすることで、サイト全体の質を向上させることができます。これにより、利用者満足度を高めることができ、企業価値の向上につながります

さらに、広告収入を増やすことも大切です。ユーザー数を増やすことで、広告収入も増加するでしょう。また、ターゲティング広告の導入や、スポンサー企業とのタイアップなど、新しい広告ビジネスの展開も検討すると良いでしょう。

以上のような施策を実行することで、はてなサービスの魅力をアピールし、ユーザー数の増加やコンテンツの質の向上、そして広告収入の増加を実現し、企業価値の向上につながることを目指します。

ChatGPTで作成

2023-03-30

anond:20230329215008

かにゲームシステムの改良とか新アイデアとかの導入が殆ど無いゲームで、それで飽きて数ヶ月前に引退したんだけど、多分運営は根っからゲーム開発者とかじゃなくて、それほど「ゲーム制作自体には熱心じゃないんじゃないかなと思ってる。

多少追加された要素はあるけど、ほとんど評価されてないし、実際に評価にも値しない小変更だったしね。 イベントの度に「難度・ゲームバランスの悪さ」は指摘されてきたし。

 

元々がキャラありきのゲームで、システムが優れてたので当たったというものではなかったから、ゲーム更新=新キャラ投入と不具合修正って世界になって、積極的ゲームシステム更新とか追加には、リスクも高いのでやらないって印象がある。

ゲームシステムを色々考えるよりも、元々打ち出していたメディアミックス的な仕事の方に運営が魅力を感じて努力した結果が、アニメ化リアルでのイベント、様々な企業とのタイアップ企画として実った訳で、そちらの方がゲームよりも優先されたのはしょうがないことではある。

艦これ運営に「イベントよりもゲーム改善に力を入れろ」と言った所で、当の運営が「それ程ゲーム制作が好きなわけではない」って部分がある以上は、どうしようもない話だ。

 

ゲーム艦これの出発点だが、今やIPの一部分に過ぎない」

 

あたりが、艦これ運営=C2機関本音だろうと思う。

それでもDMMゲームでは未だに人気上位のコンテンツから大したもの。 古参は飽きて引退しても、新規プレイヤーが楽しくプレイできているから人気が維持できている訳で、商売としては運営は真っ当にやってるんだと思う。

実際、今日新規加入できるサーバが二つしかない訳で、去年のアニメ二期が始まった頃はサーバが全部ふさがったという話だしな。

(そういえばアニメも悪評ばかり目にする。良かったって感想が少ない)

 

この、アニメ「いつ海」に関連する運営ツィート https://bit.ly/3nmIKt6 にある

艦これ」のプロモーション新規加入を企図したものではないのですが……」

って発言で伺える様に、運営に「プレイヤー数が多すぎる」って認識があり、その状況で不具合リスクを負ってゲームシステム改善を熱心にやる動機が無いだろうとも思う。

 

ただまあ、人気が衰えてアクセス数が下がる時には急激じゃないかって予感もあり、その時にゲームシステム改善などのテコ入れが間に合わないんじゃないかな。

影でこっそり「艦これ ver2」を制作中っていうのなら良いんだけど、先述した通り運営はそれ程ゲームが好きな訳ではないと考えてるので、やっていないかやっていても大した努力コストが組まれていない、システム的な新味は少なく、やたら重くてゲームバランスは相変わらず悪いという劣化艦これが投入されるんじゃないかなあって、悲観的に見てる。

2023-03-10

anond:20230309181817

せっかくのいい主張なので「ヲタ「バカ」言い訳」などの、特に理由のない罵声や断定をやめて、なぜそれがバカなのか、なぜそれが単なる言い訳なのかを理論展開すればいいのになと思った。

個人的には、近いのが「近所で評判のラーメン屋ラーメンを食いまくり、"味を盗んで"インスタントラーメンを売り出す」みたいなシチュエーションだと思っている。

学習言い訳か?機械分析させるのは違法か?どちらも否である。そんな法律はないからだ。

でも「○○屋の味を再現したラーメン」と言うのはよろしくない。他人商標勝手に使うのは違法だ。

同様に「声優の○○の声と演技を再現した」と言って出してくるのは絶対ご法度だ。もちろん公式や本人がタイアップした時に名前を出すのは問題ない。

から人の技術を真似て商売するもの非難したいのか、人の看板を使って商売したいのかを分けて考える必要がある。後者は無条件に死んでいい。

次に誰にどんなダメージが行くか考えよう。

ひとつ声優本人。本人の声と演技が安価で使えるのだから本人には大ダメージである

ふたつめは後進。プロ価値安価で手に入るならばその道を志す後進は減るし、引いてはその分野そのものが衰退する。

話をずらす。

嘘か本当かは知らないが、かつてトーキーフィルムといって映像に声や音楽までついた作品が普及すると活動弁士たちは廃業に迫られたらしい。

活動弁士とは無声映像の横でアテレコしたり状況説明をする仕事だ。

あんな魂のこもっていないもので満足する愚か者たち」が多いので、魂のこもった活動弁士たちは追いやられたのだ。

1932年活動弁士たちはトーキー映画に対して反対運動を起こしたが無声映画に声で迫力を付与するという仕事文化映像に声や音を乗せるという技術の前に衰退した。

声優の話に戻す。

数ヵ月前まで真似できなかった特殊技術特殊技術でなくなり、本人と後進の道を閉ざそうとしている。

個人的応援したい人、文化」への贔屓目や応援したい気持ちはわかる。

しかしこれはどこまでいっても「技術が進んで特殊技術特殊技術でなくなった」という、これまでもよくあったし、今後もよくある話のひとつだ。

法的に規制をしても意味がない。そもそもできない。

人が怠惰幸福を追求するかぎり、ラッダイト運動絶対に失敗に終わる。

自分が何を守りたいのか、それを明確にすれば取る行動は変わるだろう。

例えば勝手学習されるのが嫌ならば著作権特許の制定に乗り出すべきだし、声優個人生活を守りたいなら応援基金でも立ち上げるべきだ。

新しい時代が来るのが嫌というならば今の作品をもう一度見直せばいい、見てない作品だけ見たとしてもすでに一生をかけても費やせないほどの映像コンテンツが存在しているのだから

声優活動弁士のようにいらない存在になるだろうか?

もし技術仕事文化を吹き消すのが悪だというならば、声優活動弁士たちにどのような言い分をいってのけるのだろうか。

2023-03-01

anond:20230301143738

じょしらく比較的あってたけどもーパイとかヨスガとかタイアップ先間違ってるし、タイアップ先へのリスペクトに掛ける歌詞、曲調だったよね

2023-02-24

アニメタイアップ曲は気に入ったけどそのアーティストの他の曲はなぜ微妙

みんなもそう思わない?

2023-02-12

anond:20230212072345

元増田じゃないけど以下、駅メモプレイヤー自分地獄だと思うところ。元々荒れやすい要素を持ったゲームが鉄オタの行動力粘着性、閉鎖性が合わさって民度悪化拍車がかかった感じ。

課金額がエグい

まり他のゲーム事情は知らないがウマ娘運営良心的に思えたほど。イベントを完走するためにすら課金必要なのは衝撃的だった。しか駅メモプレイヤーの大半が電車が大好きなお友達であり彼らにとっては電車賃や遠征費の方がむしろ高くつく。結果金銭感覚が狂ってしまい、みんなついつい「電車賃よりは安いよな」と財布の紐を緩めてガチャを引きまくりゲーム内のインフレを加速させてしまう。

ローカルルール、明文化されてない御法度が多い

・「フットバース通称足湯)」と呼ばれる駅にリンクしている相手強制的排除するアイテムがあり、公式使用を認めているがこのアイテム使用基本的御法度。これを使用されると必死課金して上限解放した高性能キャラが無力化されてしまうため、モラルがどうのと理由を付けては使用した相手SNS晒し上げたりプロフ自己紹介欄でお互いを煽りあう文化生まれる。

シャルロッテというキャラ過去自分アクセスした駅にランダムアクセス出来る)の使用も一部ユーザーから蛇蝎の如く嫌われてる。この「シャルロッテ」と上記の「足湯」を併せて使用すると真夜中に遠く離れた場所から相手をほぼ一方的攻撃することが出来る。これによって占拠してる駅のリンクを切られたプレイヤーが怒り狂って足湯飛ばしてきた相手地元を突き止め、報復粘着するために新幹線に乗って遠征してくるなんてケースも発生。「そんな事のために?」と思われるかもしれないが彼らは鉄オタなので電車での移動を全く苦にしないのである

地主プレイカンストキャラ特定の駅を長時間占拠)も一部のユーザーからは嫌われ、害悪地主としてヲチスレに晒される。この様にとにかくこのゲームにはユーザーが作り出した暗黙の了解みたいなものがやたらと多い。

温泉娘とのタイアップ。vs仁藤夢乃

このゲームでは温泉娘のキャラクターが使用可能最近話題の仁藤夢乃さんが熱海旅行した際、駅メモプレイヤー温泉娘のキャラ画像を大量に送りつけるという嫌がらせが発生。その他、某熱海居酒屋オタク騒動とかは実はこの辺の連中がキッカケ。

女性プレイヤーに対するセクハラ

女性プレイヤー曰く「オフで会った駅メモプレイヤーに何度もセクハラされる。顔面偏差値がいくつだとか貧乳には興味が無いなどと面と向かって言われる」

2023-02-03

アルバム無理解人間の帰還

前回のあらすじアルバムで音楽を聴くというのがやはり理解できない

とにかくお前らの言い分を把握するために一通り聞いてみることにした。

どうせ家では一日中パソコンの前にいるかゲームしたりSNS見ながら聞いてりゃいつの間にか大体消費しきれたぞ。

最初に言っておくが12勝8敗であったとこっちは思ってる。

こっちの勝利条件は「これは単なる詰合せであり単品で買えば良いものがお得に集まってるだけだ」とこっちが思ったかどうか。

逆を言えば「このアルバムの曲はこの曲順と組み合わせじゃないと駄目っぽいな」と感じたらそっちの勝ちだ。

そもそもなんで勝ち負けなんか決めなきゃあかんのかは知らんが、お前があんまり反論してくるせいでこんな感じになっちまった

こっちの勝利(お前らの敗北リスト


ビートルズ「サージェント・ペパーズ」

これがコンセプトアルバムだ!みたいに言う割には似たような曲を揃えて最初最後にそういう設定を入れただけじゃんっていう。

これこそまさに「詰め合わせセット」だ。

あくまでそこに「こういう設定がありますよ」としているだけ。

なんだろうな……まさしくアルバム単位で売る以外のやり方が存在しなかった時代遺物って感じ。

交響曲というシステムをパクってみせることで抱き合わせセットを売りつける」というアイディアを持ち込んだのは凄いと思う。

だが今の時代にこれを聞かされても「その市場他所アイディアを持ち込んだ事が凄いだけ」としか思えんね。

しろ「コンセプトアルバムスタート地点はこの程度だった」という意味で、音楽業界が歩んできた距離の長さを感じた。

まあ「参考」にはなったよ。

「100年前、100m走の世界記録は10秒6だった。この100年で人類はそれを1秒丸ごと縮めたのだ」みたいな「感動」もね。

プライマル・スクリームスクリーマデリカ

これも普通に詰め合わせパック。

ある程度時代が固まっているけどその中でも方向性がいくつかあるんだなーって感じで終わってる。

まあ「一時期を切り取っている」というコンセプトの公式プレイリストとしては成立してるんでファンCDラックに並べてニンマリして時折聞くためのファングッズとしてありなんかもだが、それシングルでもよくねっていう。

ベートーヴェン歓喜の歌

izumiya1948 例えばベートーヴェンの第九を第4楽章から聴く(第4楽章しか聴かない)、なんなら「歓喜の歌」だけでいい、ようなやつなんだな。

単品で聞いちゃ駄目なのか?

それなら駄目な奴ばっかだぜ日本人は。

だって音楽の授業からしてそんな感じなんだもんな。

音楽オタク様にゃそういう粗雑なイエロモンキーと同じ血が流れていることがずいぶんと恥ずかしいらしいねえ?

めっちゃいかリアルじゃ言わないほうが良いぞそういうの

m-floEXPO EXPO

進歩はしているがサージェント・ペパーズの域を出てない印象だ。

ある種の時代を切り取っている感はいいが、その背景にある時代物語を描ききれているかという微妙

未来趣向をテーマにした結果として発売当時の時代感の再現が弱まっている気がする。

BUMP OF CHICKENユグドラシル

うーん……シングルで聞いた場合との違いがあんまりからない。

異世界冒険譚とか人生の底でファイティングポーズみたいなコンセプトの曲だけで固めていれば……と言う気もしなくはないがそれでも単なる詰合せになりそう。

一個一個が強すぎると逆にベストアルバムっぽくなってしまう。

まあお得ではあるとは思う。

プリンス「lovesexy」

mamemaki こういう人がいるかプリンスのlovesexyは曲送り出来ない形でリリースされたんだよね。「黒人の命のようにアルバム大事」とはプリンス言葉

うーんそこまで自信満々になれた理由分からん

飽きさせないぐらいの意味しか曲順に感じられなかった。

ユニゾンスクエアガーデン「Patrick Vegee」

売れ線を繋ぎサンドしたみたいな感じのアルバム

この曲は売れてるんだろうなあってのがあるのはいいんだけど、そこまでの流れにきちんと相乗効果があるかって言われると微妙な気がする。

当たりと微妙が入り混じった福袋をそれっぽく並べ直しただけというか。

ランダム再生よりはちょっと上なんだろうけど、アナリーゼ100%の作者本人が並べ直した割にはって感じ。

これなら当たりの曲だけで聞く側が自分プレイリスト作ればよくねって気がする。

ただ詰めているだけじゃない気はするけど、この順番で聞かせることを推奨するだけの何かがあるのかという疑問が。

タイトル名で言葉遊び

anepan 椎名林檎アルバムの曲構成が線対象になってる話とか曲名頭文字を拾うとアルバム名になってるプロトタイプナナクジャクの話する?

から何?って感じが凄い。


お前らの勝利(こっちの敗北リスト



ミスチル深海

単にパッキングされた曲を聞いてるだけなのにLIVEにおける曲感のMCちょっとした特殊な入り、繋ぎに似た感覚が得られる。

ライブ・ビューイング缶詰を開けたような体験だ。

組曲的なアルバムとはつまりこういうことか。

なるほどこれはアルバムじゃなきゃ無理だな。

だが逆を言えば、この感覚がない大部分のアルバムシングルユーザープレイリストにしたものと大差はない「詰め合わせパック」でしかないということなのでは?

TMネットワークCAROL

映画のようなある種の段取りに合わせて何か長い物語イメージが共有されていくような錯覚がある。

音楽によって表現したい世界観をいくつもの曲を組み合わせることで多角的に伝える感じか。

相互作用し合うことで一つ一つの曲の解像度が単品よりも上がっているな。

単品で聞くと「あの映画の曲だ」にしかならなかったモノが、その奥にあるTM世界観意識を向けられるようになる。

なるほど、ドラクエ1~3を詰め合わせて一気に遊べば世界観解像度が上がるに決まってるだろという話か。

トム・ウェイツレインドッグ

単品で聞いても意味わかんねになるような曲をいくつも聞くことでいつの間にかノリが見えてくるこの感じはアルバムじゃねーと無理だわ。

強烈なクセや世界観があるアーティストにとっては束ねることによって理解度を深める機会を得られるアルバム追い風になるか。

ビヨンセ「RENAISSANCE」

レインドッグと比べると単品でも成立しやすい曲は多いがシナジーの効かせ方はそれ以上にさえ感じる。

単純に「セトリが上手い」ってパターンだな。

この辺は公式推奨プレイリストとしてしっかり仕事してるのでアリだと思う

ユニコーン「風」「風Ⅱ」

narukami ユニコーンの風を聞いた後忘れた頃に風IIがかかるからいいのであって風IIが先に来たり連続してたりするとあまり笑えないので

はい

実物聞いたらまさにその通りでした。

ACIDMANequal

初めて聞いたがいいバンドだな。

表題曲を聞かせるための下準備に1/3を使って、その後もマイルストーンになる曲によってアルバム内でサビの曲みたいなのを作っていってる。

捨て曲があるという程ではないけど盛り上がる曲とそれ以外にやはり別れるんだが、その中でいい感じにカタルシスを得られる。

単に好きなものを詰めただけの個人制作プレイリストではやりにくい、「公式から押し付けられたプレイリストから貯めを委ねられる」みたいなノリだなあ。

Pat Metheny 「the way up」

三部作のセットは、ただの詰め合わせではない」とでも言いただけだな?

どうやらそうらしいな。

なんだったんだこの戦いは……

砂原良徳TAKE OFF AND LANDING」

ここまでやられると「コンセプト」を認めるしか無い。

「コンセプトアルバムっていうけど似たような曲詰めてるだけだよね~~~」ぐらいの奴多すぎるから油断してたわ。

本当にコンセプト突き詰めるとここまで尖るのね。

味が定期的に変わるすげー長い千歳飴食ってるような気分だ。

Ado「ウタの歌」

いやいやこれは映画ストーリー通りに音楽が流れてくるだけでしょ。

……いや……それでいいのか……。

物語にそって流れるサントラはそれ自体が巨大な物語表現した一幕のオペラか。

いやいや……それは反則だろ。

あーでもアルバム定義次第だからサントラが無しとは言えないんだよな。

じゃあとりあえず負けでいいや。

結束バンド「結束バンド

あちこちで言われているだけはあるな。

噂の「猫背の虎」とやらを一番最初にやることで「どういうコンセプトのバンドであるのか」を紹介してくるのか。

最初の数曲は全体的に基礎コンセプト紹介しつつ万人受けしそうな感じの曲が並んでいて、「まずは名刺配りますんでよろしくお願いします」みたいな礼儀正しさがある。

そういう態度を取られるとこっちもまあ残りも聞いてやろうかなってなるな。

いきなり「忘れてやんない」とか言われたら「は?お前がそもそも誰?」にしかならんかったと思うし。

X JAPANDAHLIA

ベストアルバムっぽい感じだけど構成もしっかり取られている。

アルバムという形に込めた一つのライブという感じだが、押し付けがましいようなコンセプトもなくただ満足した気持ちで聞き終わった。

単純に出来がいいアルバムは単純に出来がいいので単純に評価が高くなる。

JAM Project「THE JUDGEMENT」

オタク君に人気のスパロボ歌手だと思ってたけど、オタクくんもライブ行ったら最後の曲で肩組んで「ララ~~ラ~~ララ~~~ラ~~~」って脂ぎった体でやるの?

というイメージが浮かんできた時点で今回のルール的には完全にこっちの負け。

曲順によってこういう曲単品で聞いただけでは存在してなかったであろうビジョン見せられるアルバムの例として良かったぞオタク君。

引き分け



サンホラアルバム全部聞かないと成立しないやつ

この話題でそれ出されても「そりゃそうだろ」にしかならんと思う。

あいうのは一つのミュージカルを章ごとに分けてるだけだからアルバムって名前だけど実際には「長大シングルに近い」と思うぜ?

こっちは別にスターウォーズなんて三部作最後の3と6だけ見ればいいじゃん。どうせ途中の話は前回までのあらすじって感じで分かるだろ」みたいなことは言ってないぜ?

ジェネシスの「幻惑のブロードウェイ

同上。

ピンク・フロイド「The Dark Side of the Moon

音と向き合える素晴らしい名盤だとは思うが、「この組み合わせ、この曲順でなければいけない」と言えるかというと微妙に思う。

まさに「お中元用の定番セット」のような……最高が揃っているが、最大公約数的な組み合わせには凡庸さがあるという印象だ。

まあ期せずしてベストアルバムみたいになってしまった物の一種として考えれば最高にお得だし、これを買った当時の人達は盛り上がったんだろうなと思う。

今の時代になってから戻ってきて「こんなの自分プレイリスト作れば~~」と言っているこっちがおかしいのは分かるが、「アルバムってのはよ~~単なる詰め合わせじゃなくてよ~~~」で上げてくるのもなんか違うと思う。

対戦ありがとうございました。

さてまあ今回色々と紹介してもらったわけですが、アルバムごとに個性ってやっぱあるもんですね。

そもそも個性のあるアルバムみたいな題で聞いてるんだからそうなんですけど、どういう形を目指すかっていうのが色々あったと思います

アルバムってシングルと違って「始まり」と「終わり」があるわけで、そうすると勝手に他のも「始まりからいくつ」とか「ちょうど真ん中ぐらい」とかになるわけで、するとそこに何らかの意図絶対まれるんですよ。

シングルだと結局はメインとサブっていう真っ二つの役割だけになりがちで、何故この流れでこの曲を流すのかの意味が単品で感じさせにくくなる。

もちろんアーティスト歴史の中で曲を出した順番やタイアップ、近況とかも把握して追っているファンであればそれぞれの中に意味を見いだせるんでしょうけど、そういった意味キャッチアップするのは音楽日常的に聞くほどではない人間には厳しいです。

アルバムはその点において構成によって意味を補ってくれるというか、「曲を単品ではなく何らかの奥行きを持って味わいたいけど、そのために調べるほどの気力はない」って人間マッチする部分があると感じます。改めて感じました。

「お得な詰め合わせ」というのも単に悪い意味だけでなく「シングルにあの値段を出すほどの熱意は音楽に持てない」という人間でも新しい体験ドンドン踏み込んでいける緩さがあると感じます

ただ、そうして手に取ったアルバムがただ「とにかく最近のを入れました」だと、ずっと追ってきた人なら「最近はこういうのが増えたんだね」と感じ取れたとしても、そうじゃない人間は順番に曲を聞くだけ、それもシングルほどには気合の入ってない、時には捨て曲のようなものが混じった体験をすることになるわけで。

この辺がちょっと悔しいと素人は思ってしまうんですが、音楽好きな人はそういった「シングルなら世に出られなかったような曲」も味わせることにも価値を感じたり出来るのかなと羨ましくもあります

今回漠然と「勝ち」「負け」なんて決めたわけですけど、実際にはそれぞれの価値観において音楽との向き合い方があり、そこに他人をいちいち踏み込ませたくないようなパーソナルスペースのようなものもあると思うと、ちょっと言い過ぎたのかなと思いますので最後一言誤ります。ごめんね。m(_ _)m

2023-01-31

ティモテ男なんだけど人権がない

ティモテと言えば太古の昔のアニメらき☆すた」でも「ティモテティモテー」などとネタにされた

有名シャンプーだが日本ではなかなか複雑な変遷を辿っている。

 

まず1980年に発売予定だったが、成分の一部が日本では認可されていなかったため輸入がストップ。

サンミュージック新人アイドル中山圭子デビュープロジェクトティモテとのタイアップ推し進める計画を立てていたがティモテの発売停止により頓挫

中山圭子デビュー自体はできたがほとんど注目されず、翌年にはサンミュージックを退社している。

そして辞めた中山圭子の代わりに急遽デビューすることになったのが松田聖子である

 

その後1984年に発売開始。市場占有率20%を超える大ヒットを飛ばすも徐々に訴求力が低下1994年撤退

らき☆すた」でネタにされたのはこの年代のことになる。

増田に蠢く魑魅魍魎クリティカル世代だと考えられる。

 

そして2013年に一部商品再販売を開始。

2023-01-16

anond:20230116180248

ギガファイル便は怪しげな薬を飲み

ギガファイ子(♀)”としてやっていくこととなりました。

つきましては、以下の日程でタイアップ実施いたします。

期間:2023年01月16日(月)~2023年01月20日(金)

それに伴い、背景画像を全て変更いたします。

女の子として暮らすことになったギガファイル便を

今後とも何卒よろしくお願いいたします。

2023-01-11

はてなー漫画話題が好きっぽいのに

ウソツキ!ゴクオーくん」がまったく話題にならなくて悲しい

https://www.corocoro.jp/episode/3269754496804802560

コロコロコミックに連載されてた作品で、

・良質な一話完結のジュブナイルミステリ

小学生の幼さ、残酷さをしっかりと、ただし暗くなりすぎない程度に描写

・「ウソ」をテーマとしながら、その「ウソ」のありかたが毎回のように異なる

・「ウソ」をつくことができる人間讃歌であり、ウソつきな人外ウソが苦手な少女ロマンスでもある

と、おもしろ理由はいくらでもおもいつくんだけども、

なにより、コロコロコミックという連載誌で、ホビーのタイアップもなしに10年の連載をしていたって事実だけで、おもしろさは保証されているようなもの

そしてなにより、最終回が、ほんとうに、ほんとうに素晴らしいし、最後オチ完璧な締めといっていいレベル

週刊コロコロでの連載は、中盤の盛り上がるところにきているけれど、ここから読みはじめても間違いなく楽しめる作品なので、漫画好きを自負するならぜひ読んでほしい

そしてまずは、3ヶ月後くらいにくる予定の56話に衝撃を受けてほしいところ

2022-12-06

嫌いな業界タレントが歌っててもちょっと聞いてみる気になる音楽ジャンル

人間、生きてりゃ「あの業界の奴ら嫌いだわ」って思ってるジャンルがいつつやむっつあると思うんですよね。

俺の場合歌い手とかYoutuberとかVtuberとかのネットアーティストみたいなのが基本的に嫌いなわけ。

そんで、そいつらが歌ってる歌がCMで流れてきたり、アニメゲームタイアップとかで流れてくることが最近多くて、うぜぇなあって思いがちなわけ。

でもそこで思ったんだけど、流れてきた曲を歌ってるのが嫌いな業界タレントが歌ってるとわかった時に、とりわけイラッとするタイプ音楽と、別にそうでもないタイプ音楽がある。

具体的には、そんなに嫌じゃない音楽は、ギターロック(かつての下北系っぽいの)や、ポエトリーリーディング王道バラード音楽有識者からは大味で売れ線狙いと言われそうなやつ)、シューゲイザーなど。

イラだちが加速するのは、かわいこぶってアイドルポップ、アゲアゲパーティーっぽいクラブ音楽マイクリレーヒップホップナルシスティックV系ロックみたいなのである

単に増田が嫌いな音楽ジャンルじゃねえのと言われそうだがそうではない。俺はマイクリレーならニトロマイクロフォンアンダーグラウンド梅田サイファーが好きだし、V系ならマリスミゼルPierrotビジュアル系ではないがナルシス感があるバンドとしては凛として時雨も好きだ。

好きなジャンル音楽でも、嫌いな奴らが歌ってると思うと一転して腹が立つジャンルがあるのだ。

しかし、あいつらが歌って流れてくる曲はむしろイラっと来るタイプの曲調が多い。

俺が思うに、嫌いな奴らが歌ってる時に腹が立ちやす音楽ジャンルというのは、本人達(とファン)の中で盛り上がっていて閉じている感が強い曲調なのだ

から見れば、アイドルポップはファンサ的であり、アゲアゲ曲はパーティ参加者を想定しており、マイクリレーMC同士でイチャイチャやっている、V系自己陶酔とそれにうっとりするファンが見える、という感じ。

音楽というのは極論ファン向けではあるが、そうはいっても特に内輪感が強いジャンルだと思う。

にも拘わらず、ネットアーティストタイアップしたり、1stシングだかなんだかでYoutubeCMで流れてくるような曲は、これら内輪っぽい曲の割合が高い。

俺の場合ネットアーティストが嫌いだからそれをやり玉にあげてるけど、これを読んでるお前が嫌いな何かのジャンルでも当てはまると思うわ。

嫌いなジャンルの奴らとそのファンが、閉じた内輪でキャイキャイ盛り上がってるだけって感じが濃厚だと、耳に入った時に不快度高いよなあ。

から、たまにsyrup16gみたいな下北系とか志人みたいなポエトリーラップとかMISIAみたいな歌い上げとかよくわからんシューゲイザーみたいなのをやってるやつがいるとちょっと聞く気になる。

2022-12-05

anond:20221204000052

1. 音楽番組ウマ娘が出ること

2. 音楽番組LiSAが出て鬼滅の主題歌を歌うこと

3. 音楽番組にB'zが出てコナン主題歌を歌うこと

たぶん1.を嫌うか訊かれたら声優アイドル露出だとか性搾取だとかを攻撃するけど、2.や3.に話題を移すと、内心イヤだけど(←重要)、自身の主張に一貫性を求めるあまり容認してしまうのではないかな。3.あたりはビジネスとかブランディング観点からタイアップに疑問を投げかけるくらいはしたくなるかもしれないけど、それを同じ文脈内でやるとあまりバレバレから言いにくい、サブ垢で人知れずつぶやくくらいならバレないかな、みたいな。

うがった見方かな。

2022-12-04

ここ数年縛りで

単純につまらないアニメ(『まちカドまぞく』など)は含んでいない

 

【補記】断じて糞ではないが引っかかるところのあるアニメ

2022-11-29

コンス感想

ライブ自体はよくやったと思うよ。

座席ランク付けはまあ改善してほしいかな。俺ははじめから最上ランク地雷だと思ってたけど。

でもくだらん理由楽曲を「排除」した事実を俺はずっと覚えているからな。

主催だろ?それを決めたのは。ライブ運営側にそこまでの権力は無いはずだ。

主催側の意向で「排除」したんだろ?

そのくせタイアップ曲が「排除」されうるCDが物販から除外されてなかったのガバガバすぎでしょ。

コンテンツを生み出す側が、大人の事情かなにか知らんがくだらん理由付けて自ら生み出した表現規制したという事実を、俺は覚えているからな。

元凶かもしれない何某のことを、この件に関して言えば俺は1ミリも悪いと思っていない。

まあやらかしたのが事実であればそれはそれで罪を償ってくれ。ばかやろう。それだけ。

結局、ライブから排除」するという判断を下したのは紛れもなく主催に違いない。

別に排除」しなくても良かっただろ?世間から何か言われるかもしれないが、どうせしばらくしたら何事もなかったかのように振る舞うんだろ?なんで「排除」するの?

たとえ慣例だろうと、契約内容の履行だろうと、あなたがたが何も言わずダンマリでいる限り俺はあなたがたが「排除」したと確信し続ける。

この件に関しては、俺はあなたがたを軽蔑する。

あなたがたがくだらない理由表現規制し「排除」したという事実を、あなたがたが何も言わない限り俺は覚えているからな。

そして、「排除」をしょうがないと思う社会の暗黙の風潮を俺は決して容認しない。クソ喰らえ

2022-11-23

anond:20221122155444

邦画がヒットするかは、誰が出てるかでほぼほぼ決まってしま

制作委員会出資する企業は、タイアップした自分ビジネス広告効果やグッズ販売で元は取れる

中身なんか誰も気にしてない

2022-11-19

anond:20221119110600

キャラクターとのコラボタイアップにかける金には宣伝効果が皆無だとは言わないが、そういうのに惹かれた客はイベント期間にしか来ないのではという疑問は感じる

とんかつ文化があまりにもお排泄物ですわ

出先で食べたとんかつがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなりましたわ。

それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内繁華街に何店舗姉妹店を持つような店ですわ。

いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのやが、その日は急な用事ねじまれてその場所、その時間しか食べることができませんでしたわ。

絶対に失敗したくない」というのは別に絶対成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探していますわ。

食通を気取るつもりもないしレビューサイトポエムを書きたいわけではありませんわ。

味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来ましたわ。

その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わりましたわ。

時間は昼の11時ですの。

用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていませんわ。

地図アプリとんかつ検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。

そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープン11時半だった。

そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。

いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。

その程度の認知だった。

好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。

それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込み解決する場合もある。

食べないうちから批判をするのはもってのほかだ。

そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。

まずは値段の高さに驚く。

店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。

全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。

この時点ではまだ期待と不安は同じレベルで高まっていた。

オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。

そこではじめて厨房から声をかけられて驚いた。

アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。

別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。

その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。

座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。

背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスター全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。

不安ゲージが瞬間に振り切れる。

着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作ダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。

これはやってしまったと気づいたときにはすでに遅かった。

残された希望ラーメンのみ。頼むから予想を裏切ってほしい。

食券を渡してから特に待たされることなラーメンが出てきた。

山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。

だけど、明らかにもやしの火の通りにムラがある。

透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。

恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。

わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしスープに沈める。

そのついでスープ一口飲んでみると、強めのにんにくスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすうまい味だった。

だが、明らかにスープがぬるかった。

まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。

念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。

これではもやしの加熱は絶望的だ。

本来もやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。

仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。

出てきたのは太めの縮れ麺で、自分食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。

恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。

後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。

生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。

玉子チャーシュー今日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。

生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。

小雨の中外に出ると更に愕然とする光景が目に飛び込む。

袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。

いくらなんでもお客の口に入れるものの扱いではない。

余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。

数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。

入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。

開店直後から中年男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。

そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップファンという理由だけで認めて良いものなのか?

作品タイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?

もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。

何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメン馬鹿にしすぎているということだ。

別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファン馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対批判するし死んでも金は落とさない。

それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。

今回のラーメンがまずかったのはたまたまではない。

野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープ温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。

そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断問題がある。

まり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことな経営判断があるということだ。

でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間厨房を任せたりしない。

外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベル権限を持っている人間だった。

その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理露出するタイミング厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。

「それでも別に金になればいい」

そういう姿勢があまりにも見透けている。

店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化のものに物を申したいからだ。

要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメン提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。

もしこのラーメンそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。

何も言わないけど、やっぱりラーメン外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。

どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。

今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。

海外の人もよく利用する土地だけに、これが日本代表的な味だと思われるのは正直迷惑だ。

ラーメン文化がクソではないというなら、そんな店が人気店ですみたいな顔して商売している現状を一日でも早く終わらせてくれ。




anond:20221118103459

2022-11-18

anond:20221118103459

アニメタイアップしてる二郎系ってことは野郎ラーメンかな。

そもそも二郎系自体が総じてゴミの豚のエサなのに何言ってんだか。

ラーメン文化があまりにもクソ

出先で食べたラーメンがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなった。

それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内繁華街に何店舗姉妹店を持つような店でだ。

いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのだが、その日は急な用事ねじまれてその場所、その時間しか食べることができなかった。

絶対に失敗したくない」というのは別に絶対成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探している。

食通を気取るつもりもないしレビューサイトポエムを書きたいわけでもない。

味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来た。

その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わった。

時間は昼の11時。

用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていない。

地図アプリラーメン検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。

そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープン11時半だった。

そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。

いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。

その程度の認知だった。

好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。

それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込み解決する場合もある。

食べないうちから批判をするのはもってのほかだ。

そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。

まずは値段の高さに驚く。

店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。

全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。

この時点ではまだ期待と不安は同じレベルで高まっていた。

オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。

そこではじめて厨房から声をかけられて驚いた。

アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。

別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。

その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。

座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。

背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスター全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。

不安ゲージが瞬間に振り切れる。

着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作ダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。

これはやってしまったと気づいたときにはすでに遅かった。

残された希望ラーメンのみ。頼むから予想を裏切ってほしい。

食券を渡してから特に待たされることなラーメンが出てきた。

山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。

だけど、明らかにもやしの火の通りにムラがある。

透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。

恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。

わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしスープに沈める。

そのついでスープ一口飲んでみると、強めのにんにくスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすうまい味だった。

だが、明らかにスープがぬるかった。

まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。

念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。

これではもやしの加熱は絶望的だ。

本来もやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。

仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。

出てきたのは太めの縮れ麺で、自分食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。

恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。

後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。

生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。

玉子チャーシュー今日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。

生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。

小雨の中外に出ると更に愕然とする光景が目に飛び込む。

袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。

いくらなんでもお客の口に入れるものの扱いではない。

余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。

数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。

入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。

開店直後から中年男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。

そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップファンという理由だけで認めて良いものなのか?

作品タイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?

もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。

何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメン馬鹿にしすぎているということだ。

別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファン馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対批判するし死んでも金は落とさない。

それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。

今回のラーメンがまずかったのはたまたまではない。

野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープ温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。

そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断問題がある。

まり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことな経営判断があるということだ。

でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間厨房を任せたりしない。

外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベル権限を持っている人間だった。

その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理露出するタイミング厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。

「それでも別に金になればいい」

そういう姿勢があまりにも見透けている。

店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化のものに物を申したいからだ。

要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメン提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。

もしこのラーメンそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。

何も言わないけど、やっぱりラーメン外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。

どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。

今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。

海外の人もよく利用する土地だけに、これが日本代表的な味だと思われるのは正直迷惑だ。

ラーメン文化がクソではないというなら、そんな店が人気店ですみたいな顔して商売している現状を一日でも早く終わらせてくれ。

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