2022-12-06

嫌いな業界タレントが歌っててもちょっと聞いてみる気になる音楽ジャンル

人間、生きてりゃ「あの業界の奴ら嫌いだわ」って思ってるジャンルがいつつやむっつあると思うんですよね。

俺の場合歌い手とかYoutuberとかVtuberとかのネットアーティストみたいなのが基本的に嫌いなわけ。

そんで、そいつらが歌ってる歌がCMで流れてきたり、アニメゲームタイアップとかで流れてくることが最近多くて、うぜぇなあって思いがちなわけ。

でもそこで思ったんだけど、流れてきた曲を歌ってるのが嫌いな業界タレントが歌ってるとわかった時に、とりわけイラッとするタイプ音楽と、別にそうでもないタイプ音楽がある。

具体的には、そんなに嫌じゃない音楽は、ギターロック(かつての下北系っぽいの)や、ポエトリーリーディング王道バラード音楽有識者からは大味で売れ線狙いと言われそうなやつ)、シューゲイザーなど。

イラだちが加速するのは、かわいこぶってアイドルポップ、アゲアゲパーティーっぽいクラブ音楽マイクリレーヒップホップナルシスティックV系ロックみたいなのである

単に増田が嫌いな音楽ジャンルじゃねえのと言われそうだがそうではない。俺はマイクリレーならニトロマイクロフォンアンダーグラウンド梅田サイファーが好きだし、V系ならマリスミゼルPierrotビジュアル系ではないがナルシス感があるバンドとしては凛として時雨も好きだ。

好きなジャンル音楽でも、嫌いな奴らが歌ってると思うと一転して腹が立つジャンルがあるのだ。

しかし、あいつらが歌って流れてくる曲はむしろイラっと来るタイプの曲調が多い。

俺が思うに、嫌いな奴らが歌ってる時に腹が立ちやす音楽ジャンルというのは、本人達(とファン)の中で盛り上がっていて閉じている感が強い曲調なのだ

から見れば、アイドルポップはファンサ的であり、アゲアゲ曲はパーティ参加者を想定しており、マイクリレーMC同士でイチャイチャやっている、V系自己陶酔とそれにうっとりするファンが見える、という感じ。

音楽というのは極論ファン向けではあるが、そうはいっても特に内輪感が強いジャンルだと思う。

にも拘わらず、ネットアーティストタイアップしたり、1stシングだかなんだかでYoutubeCMで流れてくるような曲は、これら内輪っぽい曲の割合が高い。

俺の場合ネットアーティストが嫌いだからそれをやり玉にあげてるけど、これを読んでるお前が嫌いな何かのジャンルでも当てはまると思うわ。

嫌いなジャンルの奴らとそのファンが、閉じた内輪でキャイキャイ盛り上がってるだけって感じが濃厚だと、耳に入った時に不快度高いよなあ。

から、たまにsyrup16gみたいな下北系とか志人みたいなポエトリーラップとかMISIAみたいな歌い上げとかよくわからんシューゲイザーみたいなのをやってるやつがいるとちょっと聞く気になる。

  • 向けてる方向が違うだけで自己表現に変わりはないと思うんだがね

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