はてなキーワード: センパイとは
まんがで出てくる女子だけの間で女子ならではみたいなシチュエーションは男子の世界ではどういうものかを説明する
おまえのきんたまどうよとかわたしのでかくってとか今までに何回会話したことがある?
おなかいたい・・・って言った時「生理?」ってきくやつ「きんたまいてぇの?」って聞くのと同じだぞ
見せあって感想を述べたりするか?
③お胸を揉んじゃう≒髪くしゃくしゃのよしよし
髪の毛短い人はしらないけどいきなりセットした髪の毛くしゃくしゃにされたらどうよ
じゃあ女子は髪くしゃくしゃのよしよしはいいのかっていったらいいわけではないよ
むしろ男子の日常系ですぐきんたまの話したり更衣室で腹筋みせあったり背の高いセンパイがちいさい後輩にあたまくしゃくしゃ(これは大きさが逆だ)やってくれたら「リアルだ・・・」とか言ってみたいよ
元増田の※返しだよ。
コブラ・笛民おじさんに対してあえて笛民て書いてみるとどんな感想がもらえるのかお試しだよ。
個人的には仕事ってのは結局人と人なので、コネでズブズブはあると思っているよ。高い給料の取締役とか相談役にコネ一杯なひとが呼ばれたりするのもそうだしね。でも、それを利用して公金をないがしろにするのはなしだと思っているよ。仕事は仕事でちゃんとしよう。
都民だけでなく国民の税金がかかってるからね。効率的で正当なものなら女性保護に文句を言う人はそういないと思うんで、仮に間違っていたなら認めてしっかりなおして頑張って欲しいね。
負け犬の遠吠え 有識者としてお互いを融通し合うカルテルが既に完成している 永遠に吸われ続けるだけ 電通を潰せないのと同じ ここは中世ジャパンランド 諦めなさい
ね、東京五輪エンブレムのお友達審査を思い出したよ。至る所にカルテルがあるんだろうと思ってしまうね。ジャップランドの議論がおもしろかったよ。
Baybridge 増田はバックが強いという見立てだが、音喜多も逃げたしただただアホなんだと思うよ。/東京都も損切りモードに入ると思うよ。
損切りはわかる。
ただ東京都としては、国で進めている女性支援にがっつりのっていると思うんだよね。なぜなら監査報告書の委託条件関連がお友達が推進している法律の内容とほぼほぼ同じだから。
ついでに何年もやって今までに何もでなかったのは、コブラにはなんらかのバックがいると思ってもおかしくないと思っているよ。それが前回のコブラに言及する議員達だね。
・東京都は(自分たちと推進している議員の)メンツを保ちつつなんとかしたいと思っていると思う。取れるのは以下かなぁ。
1. ちゃんと監査して本当に何も問題ない(いまの監査報告書だと期待薄)
2. 多少当たっても自民党のようにご指摘には当たらないを突き通す(お仲間は自民みたいに強い?議員だけじゃないけど大丈夫か?)
3. コブラ損切りして、他を生かす (暇氏は他の団体にも突っ込むみたいだけど)
4. ちゃんと全案件ストップ、監査して案件見直し(メンツは保てないけど、正しい道)
4までいって東京都で大炎上になると、困難女性保護の法律の正当性含めてNPO連合と推進した議員も大炎上なので、2が本命かしら。
発注要件で個人情報保護が重要だから黒塗りで証拠出せ(さ)ないのは正当!ツイラディ笛民ムーブの女性保護は正義!反対は誹謗中傷!で押し通せてしまいそうだし。
バックが強くなくて単純にあほだと延焼してしまって他に影響がでるから、東京都、他のNPO、議員とステークホルダーがその前に全力で火消しするとおもうんだけど。
コブラの人そこまで考えてないと思うよw シンパを騙してほとぼりが冷めた頃にこっそり返金すれば何とかなる、くらいの認識だと思うよ (でも既に報道もされ始めてネガティブな実態...
コブラが今後存続するには、評判が重要なはずなので本当に考えてないのかちょっとわからないんだよね。
報道が始まったし、仮にコブラにバックがいないなら発注者側の東京都の方が強いはずなので最悪、都の信用を貶めたって業務委託の停止、補助金の停止、今後の公共事業への参加資格停止になるとおもうんだよ。バックがいて返金処理で済まそうねって内々に話がついているとかならわかる。
しかし、それでもあれだけ弁護団ついてて、弁護団名義でなんであんなプレスになるのか本当に解せないんだよ。弁護士なら「勧告」が単なる「勧める」じゃなくて、「やれ」、「アッハイ」のほうだと知っているはずなんだけどな。謝罪のプレスリリースってイメージに直結するから、リーガルに詳しい弁護士が入って文章チェックしてから出すと思うんだよね。で、あんだけいるんだから、もうちょっとまともというか問題が指摘された点について反省の色があるものがでると思うんだけど、普通。
cider_kondo 自分は「不正でなく杜撰」派なんで陰謀論は否定したいが、「平素から対権力活動に熱心な弁護士軍団は監査請求が通ってしまった状況を理解できない無能集団」とハンロンの剃刀するのも無理がある気がして困っている。
これかなぁと思ってる。
だから、あくまでポーズだと思ってしまうんだよね。監査結果の書類まで読むほどにのめり込んでる一般人なんて少ないと思うので、勝利宣言出しておけば詳しくない人及びシンパは、「あぁやっぱ女性保護の団体はちゃんとしていたんだな、一般男性の言いがかりだったんだな。ミソジニー!」って評判に落ち着きそうなのはわかる。なので対一般人の評判維持に必要だと思ったんじゃないかなぁと思う次第。
ただし、詳しい人が突っ込んでるし、議員も動いて、ついに報道までされてきているのでダメコンとしては下の下になってきているし、そもそもいつも何かに噛みついているようなツイートしている人たちなのでもしかしたらホントに何も考えてないのかもしれないね・・・
公金での委託事業を請け負った事業者という意識が希薄だから、公金を使う者として最低限の管理を自分たちで行うという自主性もなく、東京都に従っていた、東京都が求めた通りにはやっていた、だから私達悪くないもん、みたいな税金払ってる都民を舐めきった言い草をしてるのだよな。
何年もやってるし、コブラだけでなく、若草、パップスとかNPOや議員とお友達だと思うので、そこらへん指導する人いないのかなと思ったんだけどいないのかな。ずっと前から困難女性支援法すすめていた、村木厚子・元厚生労働事務次官なんて公共事業のエキスパートがいるんだから、センパイとして公金利用についてたしなめてもいいと思うんだ。
ちゃんとしないとラディ笛民の弁護士、社会学者がはいっていつも強気だから、そのあたりの界隈は女性保護は必須なの!お金足りないの!みたいな感じでズブズブしてるんじゃないかって陰謀論に繋がってしまうと思うんだよね。 ひいては本件に興味がない人にも延焼して、女性保護関連NPOの動きに制限がかかってしまうのは本末転倒なはずなんだけど。
コブラが強気なのは、若年被害女性支援事業を委託できるスキルのある団体がコブラしかないからだろ
スキル=議員や有識者からの紹介で随契に持ちこめるということで、やっぱズブズブなのかな。
というかコブラの立ち位置はどのへんなんだろうね?案件四天王のなかで最弱とかいわれて、コブラ以外の3団体もあるから大丈夫となるのか。それともおっしゃるようにコブラだけ外すができずに、支援事業全体に延焼するのか。
そもそもの「モデル事業」になるような保護活動の効率的な運用ができているという本来の意味のスキル自体にケチがつきかねない状態なので監査待ちだけど、今の状態のメンバーで正しい監査とその詳細がだせるのかがちょっと疑問だね。東京都頑張れ。
ね。普通なんかしらの落とし所を握って話をするもんだと思うんだけどねぇ。
なんかあるのかもね。
tenku0125 やっぱ受託停止が妥当だよな。開示請求・住民監査請求した本人を訴えるなんてそれだけで打ち切り相当でもいいくらいなのに
監査次第だけどねぇ。話が進んだのは本当にすごい。リーガルハラスメントとはなんだったのか。
chantaclaus "この件担当している奴はだれだ!と上司が殴り込んできて""対応して異動させられ"これはあんまりないかなという気がする。そもそも上司オマエが責任者だろと
上司も議員も自分で責任はとりたくない生き物だよ。直属上司以上からの殴り込みがきたらほとんどの直属上司は守ってくれないよ。
maninthemiddle 業務委託先の出してきた書類の杜撰さで発注元部署が社内コンプラ部門に怒られた時に、業者が「発注元部署に対する改善の指摘にすぎません」なんてのたまったら普通発注した顧客はパチ切れるよね。コントかよ
さらにITでよくある話でいえば、委託の完了が確認できないので支払いできませんって、善管注意義務違反の裁判沙汰でどこまで支払われるか問題になるやつだよ。仮に委託したモデル事業からモデルが構築できなかったとなったら全額返金せいっていわれるかもしれないよ。都の方も音喜多議員が口をきいてズブズブになっていたのかもしれないけどね。
tacticsogresuki 東京都がフリーハンドで業務委託した経緯を記した黒塗り文書の開示がないと、来年度に同じように委託は無理筋だと思う。その経緯次第では入札さえ行われていないだろう本業務で利害関係が当事者間にあったら贈収賄に
委託経緯の開示は必要だよね。委託経緯を黒塗りする必要は絶対にないし。
osakan 投資信託みたいに 企画運用団体、資金管理団体、現場実働団体みたいに分けて競争入札とかできないものだろうかね。企画運用だけ随意契約でもいいだろうし。現状よりは透明性高くなると思うのだけれど。
そんな感じでクリアになって欲しいね。でも個人的には多少グレーでも融通効くほうが良いと思っているよ。性善論で運用できるのが本来は一番コスパ・タイパがいいので。
それを裏切る行為になりかねないので、コブラだけの問題ではなくなってきてしまったよね。
mamezou_plus2 コブラがと言うより、この委託事業の有効性に疑問が付いてるし、都のこの事業に対する監理能力も疑われてるので、どう転んでも仕切り直しだろうね。下手こいたら暇空氏に突っつかれるだろうし
東京都の信頼がためされるよね。適切な監理、監査して、モデルが有効なものになることを期待します。
hiroujin HPに掲載していた会計報告や、東京都への会計報告が虚偽だったわけで、これでなぜ勝利宣言ができるのか分からない。裏帳簿が正しいから正義とでもいうのか?虚偽の会計報告をしてたことは重大な違法性阻却事由だぞ
認められればさらに認めさせたくなる、それが人の性ってやつじゃん
自分の健康やファッション目的とかなら他人は割とどうでもいいから、押し付けなくても不思議はないけど
倫理や環境の面で「上」だと思って、そして世界をより良くするためにやってるっていうなら、「あなた方には押し付けません」なんてぜってぇ嘘だろ
そりゃ単に今は旗色悪いからおとなしくしてますってだけで、誰かが不正義を働いてしかも許容までされてる現実に内心すげー憤ってるわけだろ
正義を掲げてそれが主流派になれないことにイラつかないなんて、大嘘にもほどがある
ボランティアで海岸掃除してて、横でゴミ捨てる輩がいたら「俺はこんなに頑張ってるのにこの野郎」って思っちゃうだろそりゃ
「俺は徳を積んで天国行くけどお前らは地獄行きー」ってプゲラして精神勝利できるから
でもそれすら無理なんだぞ
だからいくらしおらしいフリしてたって、もう騙されるわけねえの
やるなら堂々とやれ
日和ってんじゃねえぞ
【ボツ原稿供養〜昔話と中華ポータブルオーディオ(前編)〜の続き】
この派手を通り越した大げさなチューニングにこれはもしや?と思って映像作品へ手を出した。視聴するのはTVアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の前日譚「PROLOGUE」。
これはもう優勝だ。キャラクターのセリフはよく通り、流れるBGMもシーンを盛り上げ、戦闘は大迫力!耳と心に響くラストシーンまで一気に観てしまい「もうヤメロよ・・・こんなの卑怯だろ・・・」と制作陣へ恨みつらみを吐き捨てた。
続いての視聴はTVアニメ「リコリス・リコイル」から「第2話 The more the merrier」。
銃撃戦が繰り広げられる第2話では発砲音や金属音などのキレの良い効果音はBA型が担当し、深く沈む重低音はDD型が担当することで見事に演出を支え、時おり見られるキャラクター同士のコミカルな掛け合いも耳のそばでしっかりと聴かせてくれた。
筆者は普段パソコンで動画視聴する際はDTMにも使っているYAMAHAのアクティブモニタースピーカー「MSP3A」を使って観ているのだが、もうZASはアニメ用イヤホンにしても良いのではないかと本気で検討をはじめている。
欠点はと言えば、その大げさな鳴りだろう。
原音忠実信者が聴けばあまりの脚色に気持ちの悪さを覚えるかも知れない。しかしやはり得手不得手の問題であって「俺は大人しい音楽なんて聴かねぇんだぜ!」と言う人にZASは最高のコスパを発揮するイヤホンになるかも知れない。
筆者は前述しているようにDTM小僧であったため、いわゆるリスニングよりもモニター的なサウンドを好む傾向にある。もしかしたらMDR-CD900STを長年使い続けているせいかも知れないが。
現在所有しているモニターヘッドフォンは前述したSONY「MDR-CD900ST」、Shure「SRH840A」、YAMAHA「HPH-MT8」、AKG「K701(初代 / いわゆる澪フォン)」、SENNHEISER「HD25(初代)」、beyerdynamic「DT990 Pro(250Ω)」というモニターヘッドフォンマニアかのような様相になっているが、筆者も気が付いたらこうなっていたので仕方がない。
筆者はふと思う中華イヤホンのモニターサウンドを聴いてみたい。
何ならたぶん一番のお気に入りになる可能性だってあると。
そこで色々ググって見つけ出したのがCVJの「Mirror」だ。
CVJはTRNとの関係性が取り沙汰される事実上のサブブランドではないか?と言われている、ちょうどKZに対するCCAのような存在だ。
届いて箱出しで早速聴いてみると、これまでの中華イヤホンとは明らかに違ったサウンドだ。そもそも派手なドンシャリじゃない。
ドライバー構成はBA型が片側2基でLR両側計4基、DD型が片側1基でLR両側計2基、全体計8基の多連装ハイブリッド構成だ。
これが7,000円前後で買えるわけだが今までの中華イヤホンのスペックからはあまり驚きのない。感覚が麻痺しているが20年前からするとあり得ない価格を実現している中華ポータブルオーディオの世界はすごい。
嘘を言っても仕方がないのでハッキリと言おう。Mirrorはステージモニターイヤホンだ。
筆者が想定していたスタジオモニターイヤホンではなくミュージシャンなどが大音響のステージ上でパフォーマンスをする際にバックバンドや自身の声を確認するために利用するステージモニターイヤホン。DTMなどで音の確認へ利用するスタジオモニターイヤホンではなくだ。
競合するのはまさに代表格Shure「SE215」「SE215 SPE-A」、そしてSONY「MDR-EX800ST」、audio-technica「ATH-E70」あたり。
鳴りの傾向は名は体をあらわすか如くの鏡面的なフラットだが、DD型を採用しいるためかスタジオモニター基準で考えると少々低音域が前へ出ている。
実際に比較した聴感上はステージモニターとしても低音域が少々強調されリスニングにも合うとして人気を博すSE215 SPE-Aよりも低音域が深い。
ただもしかしたら機械計測などをするとSE215 SPE-Aとほぼ同等の可能性も捨てきれず、これは高音域から中音域をBA型が担当しているため聴感のコントラストから低音域が強調されて聴こえているのかも知れない。
そもそもステージモニターイヤホンはスタジオモニターイヤホンなどよりも低音域が強調されがちで、これは音楽を演奏する際にリズム隊の音をよく聴くためのチューニングとなっており低音域が強調されていることは別にデメリットではない。
必要とされてそうなっており、SE215から派生した更に低音域強調版のSE215 SPE-Aも特にHIPHOPシーンなどで低音域が足りないと要望があり生まれたものだ。
そう考えるとSE215 SPE-Aよりも輪をかけて低音域がほんの少し前へ出ている気がするMirrorは、中華イヤホンの派手な鳴りの傾向から考えて派手な鳴りが好まれる中華市場を想定したチューニングなのかも知れない。
ただ我々日本人日本市場のDTMerからするとステージモニターであっても余計なチューニングと言わざるを得ず、ハイレスポンスでタイト、音の分解能、粒立ちの良い優れた高音域〜中音域があるのに勿体無いなと思ってしまう。
せっかく買ったので色々と活用方法を模索したのだがコレだわ!むしろ唯一無二じゃないか!?と評価できる活用方法を発見したのでお伝えしたい。
CVJ Mirrorはモニターイヤホンとして活用するのではなく、マスタリングイヤホンとして活用すべきなんだ。
何を言っているのか?と言えば音楽制作には大まかにレコーディング・ミキシング・マスタリングという段階がある(細分化するともっとある)。
いわゆるスタジオモニターが活用されるのは主にレコーディングやミキシングの段階であり、音声メディアとして納品する前段階のマスタリングでは消費者の視聴環境を考えて一般消費者向けのスピーカーヘッドホン・イヤホンで音を確認する場合があるのだ。
実際にプロミュージシャンの中にはApple「AirPods」や「iPhone(のスピーカー)」をマスタリング用と言う人も居て、プロミュージシャンだからと言って弩級の機材を最終段階まで使って納品しているわけではないのだ(もちろん最終段階まで目が飛び出るような価格の機材を使って納品する人も居る。その辺はこだわりの方向性の違い)。
このMirrorはステージモニターとしても少々低音域が強調され気味だが、とは言っても間違いなくドンシャリではないフラット傾向な鳴り。
モニター系でなければリスニング系でもない何だかちょうど中間の鳴りをしているMirrorの用途を考えるならばバラバラな視聴環境である消費者の平均値を取るためのマスタリングイヤホンとして絶妙な立ち位置にあったのだ。
消費者にはSONY「WF-1000XM4」ユーザーが居れば、Beats「Beats Fit Pro」ユーザーも居るだろう。有線イヤホンや中華イヤホンユーザーだって居るはずだ。
そこで役立つのがMirror。フラットな鳴りと高い分解能を持ち、消費者が好む低音域もしっかりと演出する。
例えば音楽制作が趣味でなくともYoutubeなどの動画投稿でも視聴者の環境の平均値を取って聞きやすくするという用途にも向く。
耳に刺さりがちなサ行発音などMirrorで刺されば他の視聴者の環境でも刺さる可能性が高いと予測できるわけだ。
ではMirrorに欠点はないのか?と言えばある。
ここまで推しておいて難だが最大の欠点は「日本で売ってない」んだな。
正確に言えば日本で正規流通しておらず直ぐ入手しようと思えば筆者のような好事家から中古で購入するか、時間がかかっても良いならばAliExpressを利用することでしか日本で入手するのは不可能。
消費者からウケの悪いフラットな音質傾向のイヤホンを全世界で展開しにくかったというのは理解できる話であり、確実に良い製品でありながら日本国内ではある種プレミアムな存在になっているMirrorはおそらく今後もまともに評価されることがない。
騙されても良いからマスタリング用として欲しい人は是非ともチャレンジして欲しい。
これはイヤホンではなく、イヤホンやヘッドホンを駆動するためのアンプ、いわゆるヘッドホンアンプと呼ばれるもので、KA3はD/Aコンバーター内臓のUSB DACヘッドホンアンプだ。価格は1万円ちょっと。
昨今のスマートフォンはイヤホンジャックが廃されていることが増えてきており、有線イヤホンなどを活用しようと思うとUSB-CコネクタやLightningコネクタを経由して有線イヤホンを接続する必要がある。
KA3はそんな現状の需要へ応える製品であり、筐体サイズも成人男性の親指ほどの大きさという小型でかつ十分な性能を持った製品だ。筆箱や化粧ポーチにも収まるサイズ感は特筆に値する。
この手のUSB DACヘッドホンアンプは本体とケーブルと一体型のものが多い中、KA3本体にUSB-Cコネクタを持っており、利用中のスマートフォンがiPhoneだろうがAndroid OS端末だろうが変換ケーブルなどを介さず気にせず利用することができるのは嬉しいポイント(付属品にLightningケーブルが含まれておらずUSB-Cケーブルのみ含まれているので注意)。
実際のところスマートフォンだけではなくUSB-Cを備えるデバイスならばラップトップ端末だろうがタブレット端末だろうが利用できるのも良いポイントだろう。
特にギターを趣味としている者ならば知っていることだがアンプというものは音量を上げれば歪む。
それもまた味と言えば味だし、真空管アンプなんてのは歪みこそが旨味なのだと言うような製品。人間は何ともテキトーだ。
ただ何でもかんでも歪ませるのはどうなのか?原音忠実こそ至高!と言う意見も当然のようにあり、そういう観点から見ると大半のスマートフォンへ搭載されるオペアンプは音量変化による歪みの変化幅は相当に大きい。
と言うかアンプにもレスポンスというものがあり、命令された音の強弱大小の変化にスマートフォンのオペアンプが追従しないというのは普通にあることだ。
筆者はイヤホンジャックを持つ格安中華スマートフォンを所有しているが、この中華スマートフォンのオペアンプはまぁヒドイ。音量の変化幅が大きい高速なEDMなんか鳴らすとオペアンプがまったく追従しておらず音量を上げれば歪みまくって割れ、ド素人でも子供でも判別でき、オペアンプが暴れていると言って良いレベル。ドン・キホーテで鳴っている呼び込み君のほうが良いオペアンプを積んでることを確信するほどだ。
まぁ音質なんて最初から期待してなかったのでピコーンと通知音さえ聞こえれば別に良いっちゃ良いんだけれども。
比較すること自体がおこがましいがKA3は例えそれがハイエンドスマートフォンと比較しても非常に品質の良いと断言できるオペアンプを積んでいる。
試しに筆者が所有するUSBオーディオインターフェースミキサーYAMAHAの「MG10」と比較してみよう。YAMAHAのMGシリーズミキサーは綺麗に鳴らしすぎてつまらないと言われるほど歪みの少ない発音が特徴で、味付けのない音源ソース本来へ非常に近い音が出る。
MG10へCVJ Mirrorを接続し、前述でも登場している様々な音源ソースを再生・試聴した後にKA3でも同様に再生・試聴する。
この小さな筐体から驚くほど低ノイズでクリアな音が鳴る。普通にスマートフォンでの音楽制作に使えるレベルで音色の変化がない。ヘッドホンアンプのレビューでは暖かみが出ただの高音域の煌めきが増しただの艶やかだのと言うレビューが散見するがKA3に関してはそういうのが筆者の耳には一切ない。艶ってなんなんだ。
ただただCVJ Mirrorとはこういうイヤホンなんだと忠実に鳴らす、それがKA3というヘッドホンアンプだ。
レスポンスはどうなのかと音楽制作用スマートフォン向けDAWのRoland「Zenbeats」で試してみる。ZenbeatsにはRolandの銘機「TR-808」由来のステップシーケンサーが内蔵されており聴感上のレスポンスチェックに便利だ。
BPM200というハードコアなドラムラインを作成し、ピッチをリアルタイムでわざとグチャグチャにイジり倒してみる。更には人間には不可能である超高速な乱高下を実現するためLFOをピッチへアサイン。
音楽的にはどうであれ無茶な変調にも機敏にKA3は応えてくれた。
もうスマートフォンで使うお手軽ヘッドホンアンプはFiiO KA3で十二分すぎると太鼓判を捺そう。
もちろん上を見ればキリはない。ハイエンドなヘッドホンアンプやMG10と比較すると出力が違いすぎるし便利機能も少ない。
iOSユーザーへ残念な話をするならばユーティリティアプリがAndroid OS向けにしか提供されておらず細かな設定が出来ない(ユーティリティアプリは別に必須ではない。挿せば鳴るのがKA3の良いところ)。
しかし結局のところイヤホンジャックが無くなったスマートフォンでほんの少しまともなオペアンプ使いたいよねという需要に応えるための製品なので上を目指したい人はそういうの使えば良いだけなのだ。
「でも有線イヤホンは結局ケーブルがわずらわしいよね」という意見もあろう。ごもっともだ。
じゃあ無線化したら良いじゃない。
実はここまで紹介した中華イヤホンはすべてケーブル交換、いわゆる「リケーブル」可能なイヤホンなのだ。
ただケーブルのコネクタにも規格がありCVJ Mirrorは「CIEM 2pin」で、それ以外は「QDC」という規格だ
KZの「AZ09」は主にQDCへ対応したイヤホンを無線化できるレシーバーで価格は約3,000円だ。桁を読み違えないでほしい3万円ではなく3千円。激安すぎるだろう?
例えば低音マニア向け・アニメ試聴にもと紹介した同社のZASと一緒に買っても1万5千円あればお釣りが来る。
AZ09の秀逸な点はイヤホンをAZ09に接続したまま、AZ09の充電ケースへ収納できる点だ。比較的大きめなハウジング筐体を持つイヤホンでも収納できるのでコレは便利だと言わざる得ない。
そして「安かろう悪かろうなんじゃないか?」と言いたくなるのもわかるが、・・・まぁ正直言って流石にアタリハズレがある。
小ハズレだと音楽を流せば気にならない程度のノイズが常に小さく乗る。大ハズレだとBluetooth接続がかなり不安定(混雑空間だと少々安定感が悪いのは仕様)。
ただ3,000円なので大ハズレを引けば買い直せば良いし、無線イヤホンの宿命として長期間使用すると必ずバッテリーがダメになり結局いつかは買い直すはめになるので個人的にはそこまで問題視してない。どうせ3,000円だし。
ちなみに「AZ09 Pro」というのもある。価格は約5,000円。
違いはと言えば対応コーデックにaptXが加わっているのが主な違いで、無印AZ09はSBCとAACのみではあるがiOSではaprXは使えないので多くの人は価格も安い無印AZ09で良いと思う。まぁ筆者はAZ09 Pro使ってるんだけど。
ここまで昔話と中華ポータブルオーディオを長々書き連ねたのだが、あまりにも長過ぎるということで自分の中ではボツなのだ。
でもせっかく書いたし供養しようと思って増田へ投稿してしまった。
中華イヤホン有識者センパイは色々と言いたくなるだろうことは予測できるので言いたいように言ってくれて構わないッス。
「BA型じゃなくて今は平面駆動型が」とか「磁力補助駆動静電型も良いよ」とか「僕は、水月雨ちゃん!」とか色々と語って欲しい。
気になったオススメをマジで買うので。自分がオススメしたものを買って貰えるのってやっぱり嬉しいよねっていう。
あーあ。
俺はさ、ゆるキャンが大好きなんだわ。アニメ化する前から追いかけてきて。ゆるキャンのためだけに芳文社のマンガしか読めないアプリに月数百円払って。お前らの誰よりもゆるキャンが好きなんだわ。でも今回の映画はマジで最悪だった。
ぶっちゃけさ、映画をやるって聞いたときは嬉しかったけど、「映画は大人になったなでしこ達を描きます」って発表があったときはモヤっとしたよね。お前らもそうだろ?
でも考え直した結果さ、すばらしい出来のアニメを作ったスタッフなんだから良いものを作るはずだろう、って思うようになったのよ。
大人になったなでしこ達なんて見たくないけど、このスタッフなら大丈夫だろうと思った。
原作を差し置いて大人になったなでしこ達登場させてでも描きたいものがあるんだろうなって思った。それはさぞ素晴らしいものなんだろうって思った。
でもダメだったわ。有給を取ってワクワクしながら上映初日に見に行ったけどクソつまらなかった。
なでしこ達が大人になってるからキレてるんじゃない。単純に1本の映画としてクソつまらなかった。ゆるキャンだからどうという話ではなく1本の映画としてダメだった。
ここから先はネタバレだから注意してくれ。正直俺はゆるキャンが大好きだから、お前らみたいなゆるキャンが大して好きでもなんでも無いカスどもに俺の怒りを消費されるのは我慢ならないんだが、それでも否定的な感想を書かずにはいられなかったわ。
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致命的なのがキャンプ場のテーマの「再生」。これがまったくダメだった。
初めに「再生」をコンセプトにすると言い出した理由って、古いドラム缶を撤去するのに金かかりそうだからとか、鳥かごがなんとなく素敵だからとか、その程度の理由じゃん。浅すぎる。鳥かごはコンセプトとか関係なく普通に残して、ドラム缶は県から予算引っ張ってきて撤去しろよ。
なんとなくコンセプトが必要な気がしたから「再生」に決めただけで、再生をコンセプトにする動機が何も無い。
「ドラム缶を撤去するのが金かかりそうだから」って理由も悲しすぎる。なんて貧乏なんだ。大垣さあ、県主導のプロジェクトならそのくらいの予算は引っ張ってこいよ。お前にはそのくらいお茶の子さいさいだろ?
百歩譲って労働力をボランティアに頼っていることにやりがい搾取っぽさを感じるのはいいとしても、ドラム缶くらい税金で撤去しろよ。錆びたドラム缶をそのまま残して誰が喜ぶんだ?ドラム缶じゃなくて例えばナショナルの看板やブリキの人形ならレトロで風情があっていいねとなるかもしれないが、朽ちたドラム缶が置いてあっても誰も良い気持ちにはなンないんだわ。貧乏で寂しくて悲しい話だ。
せめてさ。せめて「私はリンちゃんからキャンプの楽しさを教えてもらった。その私が下の世代にキャンプの楽しさを教える。これって"再生"だよね。だから再生ってすばらしいんだ。ボロいだけにしか見えない朽ちたドラム缶にも中古の遊具にも誰かの思いが詰まっているから私は大好きで、リンちゃんがやってくれたように、私はドラム缶も遊具も全部再生したいんだ」って展開にできなかったの?
こういうセリフがあれば納得感が出るんだけど、無いよね。無いから「ドラム缶邪魔!せや、再生ってことにして撤去費用浮かそ!」ってやってるようにしか見えねンだわ。
縄文時代の遺跡を「再生」するのもおもんなかった。それ土器が出ちゃってキャンプ場を作れない流れになっちゃったから、しょうがなく、妥協案として、本当は縄文なんてあってもなくてもどっちでもいいけどしかたなくキャンプ場のコンセプトに入れたんでしょ?大垣たち自身が縄文文化に興味を持っているわけではないし(リンだけは後々興味を持つけど)、アニメスタッフも縄文文化に一切の興味を持っていないよね?
俺も別に縄文時代に興味は無いけど、縄文時代の暮らしって、ちゃんと調べれば絶対面白いはずじゃん。狩猟採集をしていた縄文人は、小麦の奴隷になってしまった俺らと違って、豊かな信仰とユニークな世界観を持っていたはずだろ?その文化は今の日本人に少なからぬ影響を与えているはずだろ?月の満ち欠けや季節の変化に"再生"を感じて、生まれては死んでいく自分たち人間の死生観に共通点を見出していたはずだろ?縄文人は小麦以外のおいしいものも不味いものも食べていたし、信じられないくらい遠くの人間と交易をしていたかもしれないし、俺にはわからない芸術性を土器に見出していたはずだし、独自の言葉を持っていたはずだし、歌もあったし踊りもあったはずだろ?
ゆるキャンの映画で描かれる縄文はただの舞台装置にしか見えないんだわ。
最後に完成したキャンプ場で、みんなでキャンプをするシーンさ。縄文関係の描写がほとんど無かったよね?本当に悲しいラストシーンだったわ。縄文をコンセプトにしたキャンプ場を作った彼女たちはそもそもほとんど縄文時代に興味がないし、縄文がキーワードのアニメを作るアニメスタッフもおそらく縄文時代にほとんど興味がない。だから完成したキャンプ場にも縄文がほとんど登場しない。
ただただ「工事を始めると土器が発掘されて工事止まりがち」というあるあるネタを登場させて笑いを誘うための噛ませ犬として、そしてリンたちに立ちはだかる障壁として土器が登場する。悲しい使い方だ。おもんある大人は絶対に縄文をそんなふうには扱わない。俺はおもんない大人だから縄文に興味は無いけど、おもんある大人は縄文を決して軽んじないだろう。
一番センスが無くてびっくりしたのは「富士川松ぼっくりキャンプ場」とかいう名前。
いや再生どこ行ったの!?!??!????!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!??????
コンセプトが"再生"なんだからキャンプ場の名前にもそれっぽいワードを入れないとダメでしょ。意味わからん。なんで松ぼっくり?
確かにゆるキャンには松ぼっくりが頻繁に出てくるけど、リンって別に松ぼっくりが特別好きなわけじゃないよね?火種として優秀だからゆるキャンにはよく登場するけど、リンは別に松ぼっくりにそこまでの思い入れは無いじゃん。富士川松ぼっくりキャンプ場のそこらじゅうが松ぼっくりだらけなわけでもない。少しくらい松ぼっくりは落ちているけど、松ぼっくりを推すほど松が生えているわけではない。
キャンプ場の名前に「松ぼっくり」って入れる意味が本当にわからなかった。マジでセンス無いと思う。原作で何度も出てくる松ぼっくりってワードを入れときゃ喜ぶだろ、という陳腐なファンサービスでしかない。リンの性格や心情をなにも考えていない。
あれもキツかったわ。ちくわが土器の破片を掘ってくる展開。ちくわが土器の破片を拾ってくるのはまあいいんだけどさ。その後千明が「ちくわが拾った破片について一応上司に報告したんだけど・・・」とか言い出したところで引いちゃった。
いやいやいや!
お前はそういうキャラじゃないだろ?ちくわが土器の破片を拾ってきたら、「土器埋まってそうだな!私たちで掘り起こそうぜ!」って言ってシャベルでそこらを掘りまくるタイプだろ???そういう破天荒なところってお前の欠点ではあるけど、いいところでもあるだろ。なに報連相してんの?確かに報連相は社会人の常識だけど、大垣、お前は常識にとらわれる女じゃないだろ。大垣、お前は報連相のできる立派なオトナになったけど、同時につまんない大人になっちまった。
別に報連相するなと言ってるんじゃないんだよ。してもいい。してもいいけど、土器の調査を他人に丸投げすんなよ。お前の知的好奇心はそんなもんなのか?自分で調べよう、自分で掘ろうとは思わないのか?筋を通すのは別にいいんだよ。ただ筋を通すこととおもんある大人であることは両立するだろ?もし土器がザクザク出てきたらそれ以降は専門家に任せるべきだけど、最初くらいは自分で掘ろうよ。DIYを描いたアニメでありながら、そういう"自分でやってみる精神"が欠如しているのもこの映画のつまらなさの原因だったわ。鉄腕DASHを見てるとワクワクするのにゆるキャンのキャンプ場づくりには何一つワクワクがなかった。土器の調査も草刈りの技術も、どれも自分で調べずに他人に任せきりだったからだ。いや、実際はいろいろ調べているのかもしれないが、その過程が描写されていない。たとえばなでしこがパワーショベルの免許を取ってくる展開は良かったが、免許を取るまでの過程は一切描写されない。DASH村だったら教習所でTOKIOがパワーショベルの操作に苦戦しながら徐々に上手くなっていく描写が絶対入るだろ?DIYは結果ではなく過程が楽しいのに、この映画は過程を描かない。
大垣に限らずみんなつまらない大人になってしまった。俺はそんな彼女たちを見たくなかった。近所の人に言われるがまま草刈りをする斎藤(お前は泥臭い作業なんて1秒もせずにググって良い草刈り機を見つけてポチるタイプだろ?)、ドラム缶を再利用しようとか言い出す犬山(捨てろよ)、ソロキャンにあまり行かなくなったリン(毎週行け)。どれもこれも見たくなかった。みんなつまらない大人になってしまった。
高校生の頃よりもおもしろい大人になっていたのはなでしこだけだ。なでしこはアウトドアショップの店員が似合いすぎる。大人になったなでしこが独自のスタイルで接客をしているシーンは大好きだし、ジムニーを買ってアウトドア好きに拍車がかかっているのも良い。登場人物の中でおもしろい大人になったのはただなでしこ一人だ。さすがはキャプギアメーカーのCEOになる女だ。なでしこ、お前は面白い。残りは全員クソつまんない大人になってしまった。
たしかに彼女たちは責任を果たす。報連相をするし筋を通すしちゃんと書類を回すし法律を守るし上司の言うことに逆らわないしセンパイに迷惑をかけない。でもそんなのは俺でもできることだ。それなりの社会人なら誰だってやっていることで、そこの描写に面白みはない。立派になったなあ、オトナになったなあ、とは思うかもしれないが、その立派さを得るために彼女たちは何かを犠牲にしている。
ああ、本当に彼女たちはおもんないオトナになってしまった。おもんないオトナを描いたおもんない映画だった。それでもゆるキャンは好きだから、映画のことは忘れてこれからも芳文社のマンガしか読めないアプリに月数百円払おうと思う。俺が一番おもんない大人なんだ。
知ってるなら、あとでこっそり教えてくださいよぉ。センパイ~
アンチフェミが思うより、公式のフェミニズムが二次絵の広告を批判する筋道はずっと細く脆いものなんじゃないかな。
周りのバカがやいやい言うのとたまに勇み足もあるせいで話がややこしくなってしまうが、公式?本流?の論理では、作品が流通すること自体に文句を言っているわけではないと理解した方がいいと思う。
「作品が単なるラブコメだとしても、ポスターの女性は明らかに胸が強調されたもので女性の主体性を奪う表現(=性的客体化)である。日本赤十字という公的な役割を帯びた法人の広告としては不適切ではないか。」、
今回の月曜日のたわわであれば、
「絵柄に配慮が見られるとはいえ、未成年者の女子高生を性的に見る内容であることは表題からも明らかで、日経という大新聞の全面広告にそれが載ることは未成年への性的眼差しを容認するというメッセージになり得るのではないか。」
というところだろうか。
(宇崎ちゃんは2018年7月~12月に連載されていた2巻の途中で20歳の成人を迎えているので、3巻の表紙をもとにした献血ポスター炎上時(2019年)には成人していたものと見なす。)
気を付けた方がいいと思うのは、決して作品が直接社会に悪影響を及ぼすとは言ってないわけ。そう言うのは一部のバカだけ。
フェミ公式が発してるのは「その広告が暗に示すメッセージ(この解釈次第で広告の是非が割れてしまうのだが)、それは社会として受け入れていいものなのですか?」というもので、あくまで問いの段階なんだと思うんだよね。
たぶんこれは「是」とも「非」とも結論の出ない問いなのではないかと思う(つかほとんどの案件は必然的にグレーになる)。
個人的な感想としては、月曜日のたわわはキャラが未成年であるという一点でグレーかなあ、と思う。いくら本編で痴漢行為が否定的に描かれていたとしても、あの広告に性的な記号がないでは通じない。ただ逆に言えば記号や題字レベルに性的アピールを抑制したともいえ、許容範囲とする意見も分かる。
一方の宇崎ちゃんは絵柄的にはより強烈かも知れないが、それだけをもって性的客体化とする議論は正直よく分からない。あれだけセンパイを煽るセリフが付いていて主体性が奪われたはないだろうし、表情についての誤解(×アヘ顔○ドヤ顔)も多かった。
なのでフェミニズム本流の論理は、細く脆くそして「淡い」という印象なんだよね。確かにその理屈で絵柄を判定しようとしても線引きが難しい。
たわわについては「未成年者」という分かりやすい一点があるためにその問題点が分かりやすかったが、それでもそこからの建て付けとしては「その表現が流通すること自体に問題はないけど、公的なメッセージとして発された場合は適切と言えるのか?」という細い一本線の論理になる。
ドラゴンコミックスエイジは少年漫画レーベルのため「宇崎ちゃんは遊びたい!」は間違いなく少年漫画カテゴリで展開・販売されているのだけれど、ストーリーを読み込めば読み込むほど少女漫画的なストーリーであったりする。
言うなれば少年漫画誌の中で連載されている少女漫画なのだ。
宇崎ちゃんとセンパイの出会いからして宇崎ちゃんはセンパイへ悪印象を持っており、その後に部活動の中でセンパイの良さに気付いていくという過去談がある。少女漫画のド定番シナリオだ。
そのセンパイのキャラクター像だが、不器用で鈍感で人付き合いが苦手で、限られた人とだけコミュニケーションを取るような性格だが、宇崎ちゃんには心を開き、更には作中で宇崎ちゃんを裏切ることはないと明言されていたりもする。
しかも目つきは悪いが高身長の細マッチョ、武術を修得しており、勉強もそこそこできる様子、バイトに明け暮れる忙しさの中で、押しかけ女房のように突撃する宇崎ちゃんへ文句を言いつつも相手をするという優しさがある。
これが少年漫画の王道的な無気力系主人公であれば、次々と異性を虜にしてハーレムを築くところだがセンパイが真に受け入れるのは宇崎ちゃんのみなのである。
宇崎ちゃんは男へ尽くす都合のいい女と表面上は見て取れるが、実際のところはハイスペックなセンパイが突撃してくる宇崎ちゃんに尽くすというストーリー構成だったりする。
もちろん少年漫画レーベルの都合上、宇崎ちゃんへ水着を着用させたり胸を強調するような表現が散見されるものの、それと同等レベルでセンパイの細マッチョさも強調されている。
何なら酒に酔わせて自由にしてしまうという18禁では定番のシチュエーションで自由にされる対象はセンパイのほうである(自由にすると言っても全年齢なので本音を言わせるに留めているが)。
印象を誘導したいわけては決してない。
「宇崎ちゃんは遊びたい!」を読めば読むほど「センパイではなく宇崎ちゃんに都合のいいストーリー仕立て」であることに気が付くだろう。
無料公開している部分だけでも良いので読んでみよう。ストーリーが進めば進むほどに少年漫画としてのメッキが剥がれ落ちていくことがわかるはずだ。
ストーリーがまったく同じで絵のタッチが少女漫画だったら誰も気付かないのではないか。
しかし決して少年漫画誌の中に少女漫画があることへ非難を寄せたいわけではないと理解しておいて欲しい。
そんな前例いくらでもあるし、逆パターンだっていくつも読んできたのだから。
「月曜日のたわわ」が話題になってるときなので改めて「宇崎ちゃんは遊びたい!」がどんな内容なのか確認してみると良いかも知れない。
センパイ! Rust はどうなんですか?